川上稔と都市シリーズ

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606582
>>605 さんの解釈が一番しっくりきますな。
ベレッタ祖母とベレッタの巴里解放の差異をあの時点で生じた結果だけで
判断すると、祖母が消滅しないというだけの違いしかないわけですけどね。

なんていうか巴里を追い込んでもう自閉症は続けられないと無理矢理
認めさせるのと、巴里を楽しい気分にさせて外に誘うやり方ぐらいの
違いがあるんでしょう。
それは明かされていないが当然、それ以後の歴史に大きな違いをもたらして
いるんじゃないかな。
そういえば桑港の人形差別って、アレは解放前の話ですよね。解放後もまったく
同じ流れで言っているのかな? ベレッタとロゼッタがいることによって、
少し違う流れになるということがあってもいいかも。
607582:2001/03/14(水) 04:22
巴里でもう一つ納得がいかないのは、閉鎖中にベレッタ祖母が
どうしていたか、です。祖母に限らず、44年の閉鎖の瞬間に
巴里以外の場所にいた「第一の避難者」たちが、解放のときにね。

巴里閉鎖が解かれたことによって巴里以外の世界の時間は解放の
瞬間に巻き戻されたという解釈が妥当だと思っていますが、
その場合、彼らはどうなるんでしょうかね。
ベレッタ祖母の描写を見る限り、98年の54回目の巴里の続きとして
存在しているようですが、その間の彼らの行動は、要するに巴里が
用意するってことなのでしょうか。
現実の44年に「第一の避難者」がした行動もすべてリセットされる
ことになるのかな。
ということはそれによって運命が大幅に変わるひともいそうだな。