川上稔と都市シリーズ

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>>926
『目次
 ゴチャゴチャとした板の群を乗り越えた先に彼が見たのは、
意外にもシンプルなカウンターだった。
「いらっしゃい。ここはBARギ……」
 何かを言いかけた、まるで文字そのもので作られたかのような影を神形具で
一発黙らせ、彼の目の前にもう一つの影が現れた。
「オマエモナー」
 とりあえずの無言が辺りを支配し、どうしたものかと迷う彼の目の前に、
先ほど沈黙した影がライトボードを差し出した。
「文字でしか表現の出来ない世界に来て、何も書かずに行くつもりじゃなかろうな?」
 なるほどと納得するより早く、彼は一つを問うた。この世界の名を。
「そんなことも知らないとは、よほどのドキュソか厨房だな」
 よく見ると猫にも見えるその影はめんどくさそうに答える。
「ココ2ch。電脳都市2chだ」
 彼はその答えに、ライトボードに目を移した。』

 がんばってはみたけどたいしたモンになりませんでした。イイのを考えてください。

 ところで、『グラソラリア(異族、の原語)』の綴り判明。"glossolalia"でした。