川上稔と都市シリーズ

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>>335
全作買って読んだ感想。
巴里>香港>>>倫敦>>>大阪>>>1935>1937&1939

巴里は私的最高傑作。あれ位練り込んでくれれば満足。
手紙やら日記で表現するのも効果的で良かった。

香港は初の上下巻でボリュームにビビったが、
設定とそれらを全てきちんと書いて伝えていることに圧巻だった。
都市シリーズと銘打ったのもこれが最初で、
これが続くなら買い続けても良いと思った。

倫敦は前作と打って変わって、内燃詞と外燃詞という濃い設定にドハマリ。

大阪は、設定はともかく、単に格闘してるだけなので好みに合わず。
格闘ゲーマーではなく、シューターなので。

パンツァーポリス系は、勢いだけなのでイマイチ。
設定は練り込んであるんだろうけど、ボリュームが足りないので伝わってこない。
尻切れで消化不良な感じが拭えず。先が気にならないというのは同意。

ところで、川上稔って改行多過ぎない?(藁
上下巻でしかもクソ分厚いのは改行のせいだからではないかと。