時雨沢恵一 キノの旅-the Beautiful World-その２

マジネタ振り。何人乗ってくれるかは分からんが。

今回は所々ピリッと来る話は多かったが、一つでっかく来る話ってのはなかったな。
まぁ個人的には四巻よりよかったけど。アレはまるで一巻のリメイクみたいだった。繰り返し。
三巻の『城壁の無い国』や二の『優しい国』位、
でかく来る話が一つ混じってても良かったと思う。
狙い所としては英雄達の国だったんだろうが、痛いだけっつーかなんつーか…

強いてあげるなら『病気の国』と『人を殺すことができる国』かな。
キノの色に馴れてきたなら、途中からローグの今の状況に気付いただろうが、
あの後キノが殺さないってのは新鮮味が出てた。
アレを言葉通り『国の中だから』という理由で片付けるか、
まだキノの中にのこってる人間味と見るかは人それぞれ。どっちもキノ味だけど。
人を殺す…の方はいいたいことは一つ。
あの甘いもの食って見てぇ。以上。

後…
ライフルで釣りしてる話あったろ、アレじゃないのか？＞フルート