1 :
名無しさん:
どうしてわざわざ違う世界から、見知らぬ人間が、次元のハザマを超えなければならないのだろう。
さこにどんな必然があるのだろう?
レイアース見て、ふと思ったんだけどね。
レイアースに限らず、異世界ファンタジーについて語ってみてください。
2 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/07(土) 17:04
読者に近い視点の人物を出せるから。
自己の確立をしなければならない
自分の発見かな
その世界を何にも知らない人間の視点を使えば、同様に何も知らない
読者に説明するのも楽だからです。
ありとあらゆる物理法則を都合よく改変できるから。
現実の物理法則って夢を縛る方にしか働かんからな。
万有引力の法則は宇宙旅行を妨げ、なんとか宇宙に出ても相対性理論が星間旅行の
前に立ちはだかる。
レイアースだってそうじゃん。
異世界でもなけりゃ、女子中学生がロボットに乗れたりしないよ。
6 :
ぐるぐる:2001/04/07(土) 19:15
>>4さんに同意
特に漫画よりも小説は、視点が日本から飛んで行った人なら、
「奈良の大仏に似た形の、黒いロボットが・・・」
「イルカにとんぼの羽が八枚付いた感じの・・・」
というように、異世界のものの形が分かりやすく提示できる。
麻城ゆうさんとか、そのパターン。(悪いとは言ってない)
異世界に異世界人しかいない場合、
「ルフィルミィ」は「ルフィルミィ」であり、いちいちそれを
「金色の角と白い羽が生えた犬」などとは考えないし言えない。
このへん、昔の翻訳家が、「ティッシュペーパー」や「グレープフルーツ」
を表現するのに苦労した話を思い出すなぁ・・・。
まぁ「馬が」と表現しておいて、足が2本でトサカと角があったりする
のも、よくあるパターンではあるけれど。
そして、生き物が現実と大差なく、異世界人しか登場しない場合は、
《ファンタジー》ではなく《架空歴史もの》と呼ばれたりするのですよ(笑)
7 :
ぐるぐる:2001/04/07(土) 19:16
もちろん上の例は、あくまでも全部「たとえば」ね
8 :
イラストに騙された名無しさん635:2001/04/07(土) 20:05
>5
>異世界でもなけりゃ、女子中学生がロボットに乗れたりしないよ。
現実には無理でも、ストーリーの中の「現実世界」ではできるだろ。
エヴァ見てない?
9 :
重箱の隅:2001/04/07(土) 20:21
変身願望をかなえる一番てっとりばやい手法ですね。
平凡な少年少女の異世界デビュー。
最近は知らないけど大長編ドラえもんは大概これでしたね。
どっちの世界でもスーパーマンというのはわりとありますが、
どっちの世界でもひたすらダメダメという異世界物は無いはず。
ドラえもんは変身願望かなえる為に異世界に行ってるわけじゃないだろう
微妙にニュアンスが違うと思われ
>>10 そら目的はいろいろ。別に願望を満たすために行く訳じゃない。
つーか異世界物は目的どころか一方的に巻き込まれる場合がほとんど。
変身願望というのは「読者の」という意味です。
「ここでは特別な存在なんだ」
という一種のカタルシスを主役に同調した読者が
感じられるということ。
転送された主役が迷惑と思っているかどうかは別として、
状況的に、ね。
>>11 あーいいたいことはすごく理解できるんだけど
そこでドラえもんを引き合いに出すのは大きな間違いだと思うんだが…
…ソンナコトココデシュチョウシテモショウガナイ、ハゲシクイタチガイダ
13 :
イラストに騙された名無しさん :2001/04/07(土) 20:55
つまり作家にとって便利だから――。
>>12 シリーズ立ち上げの時になぜ異世界設定を選ぶかという主旨だから
確かに例として挙げるのが間違っているのはよっく分かるんだけど
大長編を別物の新作として捉えるなら、
予め主役のダメさが浸透してることが大きな武(板違い強制削除
>>13 結局それが正解(藁。
15 :
ぐるぐる:2001/04/07(土) 23:03
異世界デビューって表現いいなぁ♪
でも『特種能力』か『そこより進んだ科学力』ほしいよね。
今より無能になっちゃうんじゃ意味が無い(笑)
素材としては面白いけど、自分がそういう立場(無能)は嫌。
16 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/07(土) 23:14
無能な場合は変異の「鍵」になるパターンがほとんどですな。
板違いですが、「彼方から」みたいに。
17 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/08(日) 00:07
異世界ものって言えば、十二国記が凄かったなぁ
なんの力もない女子高生が、バケモノに追い掛け回されて行き倒れる過程を丹念に描いていた。
18 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/08(日) 00:10
それを言うなら言葉さえ通じないジョリー・ロジャーもなかなかだと思うぞ
19 :
イラストに騙された名無しさん :2001/04/08(日) 00:12
逆召喚獣ものもありますね〜。
間違って呼ばれたとか。
>18
異世界、ではなくタイムスリップものだけどね。
下手な異世界ものよりかは、ずっと「異世界」にとばされた感じはでてる。
21 :
sin:2001/04/08(日) 00:58
>>18 黄金拍車シリーズは、最初何物でもない主人公が何かになる過程が好きでした。
>>9 富士見Fで出た「覇壊の宴」ってーやつがありますよ<どっちでもダメダメ
>>21 ゲートを通って地球に侵攻してきた魔王軍、地域紛争に巻き込まれて全滅、だっけ?
メガフロート転移させたり、お台場吹き飛ばしたり、2巻はそれなりに面白かった
23 :
あ:2001/04/08(日) 06:29
>>8 未来も一種の異世界だろ。
異世界と思ってたら未来だったというオチもよくある。
有名どころでは猿の惑星とか。
24 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/08(日) 10:13
地名のつけ方とか元ネタわかると萎える。
出すと荒れるかもしれんが、グ○ンサーガとか。
25 :
イラストに騙された名無しさん :2001/04/08(日) 12:51
いや、レイアースとか
「戦艦NSX」「はどうすればいいのかと思った……
26 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/08(日) 13:22
「不思議の国のアリス」のころから
ジュブナイルの永遠のテーマだから
>>25 レイアースのネーミングは
日本車のネーミングには何か問題があるということを
知らしめてくれるいいきっかけになったと思う(笑)
28 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/08(日) 14:39
>26
子供の目から見た世界ってのは、
こんなにおっそろしーorふっしぎーな世界だったんですよ。
昔はね、あなたもそう見えてたはずなんですよ、っていうことか
かつては「ウサギの穴」だったのが
最近はゲームという比較的新しい「入り口」を得てしまったんで
細部もそれにあわされてるような気が。
29 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/08(日) 14:45
そう考えると、異世界にいった途端、
「特殊能力」を得るのも、
子供時代の「全能感」への回帰ともとれるか
30 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/08(日) 15:18
>>24 「中原」は中国で、「パロ」はパリで、「ゴーラ」はモンゴルで、
「ノスフェラス」は「ノスフェラトゥ」で、、、とかそういうコト?
レイアースは、俺は好き(w
わざわざ異世界に行くのは親も学校もいじめる奴らも、なーんにもない世界なら、
今とは違う自分になれるんだぁっ!!
という子供の妄想を叶える為じゃないのかな。
俺は現実とは別の世界法則が読みたい
はっきり言ってそういう本が出せるのは
今のところライトノベルしかないだから
読んでるってところがある
全能感への回帰が行われるなら
「異世界」は、自分の外部空間ではなく
あきらかに「内面世界」ってことになる、
これがよく「戦争状態」や「世界の危機に瀕している
ことになるのは「葛藤」「迷い」の表現ととれるし
主人公たちが、拒もうとも、最終的にはその「危機」に
立ち向かうことになるのは、必然であるといえる。
逃避しようとすれば内面の戦いに直面し、
外部にとどまろうとすれば曖昧で、はっきりとした脅威のない
「不安」の世界にとどまることになる。
自分と自分のまわりの世界の合一が最終的な目標になるんだよね。
34 :
あ:2001/04/09(月) 03:00
>>32 世界法則と呼べるほどのものが
ライトノベルで描ききれるのか?
詰問ではなく質問なんだが。
ライトノベルできっちりと世界法則を描いてると思われるやつを
挙げてくれないかな。
>>32の言う世界法則が、具体的に何を指すかにもよると思うのだが。
話題のメインになっているレイアースで言えば、
「望んだ事が物理的に叶ってしまう」のは現実では有り得ない世界法則だろう。
ライトノベルの範疇で騙られない部分だが、
蓬莱学園での「空洞世界の物理法則」なんてのは面白かったな。
独自の世界観を描き切った作家としては、小野不由美の十二国記を薦める。
36 :
ぐるぐる:2001/04/09(月) 11:49
>>34 口に合うかは知らないけど、麻城ゆうさんの《月光界シリーズ》とか
好きだなぁ。
世界は昼間に輝く[月]と夜にのぼる[太陽]の理論で動いていて、
魔法はみんな月(光をベースに闇を微妙に配合)の力に左右される。
月も太陽も無い夜は悪霊が徘徊し、魔物には月の光は毒。とか。
特徴が少ないほど、子供の混血がうまくいくから美人という設定に、
「絶世の美女ユーミ・マ・コカは地球に来たら平凡な顔立ち扱いで、
ショックじゃなかったんだろーか」
と思ったもんです。
黒髪に低い鼻と小さい目が一番モテて、地味な顔の日本人はもれなく
美男美女になる(笑)
この板いいね。[鍵]とか[全能感への回帰]とか、すごく面白い。
37 :
イラストに騙された名無しさん :2001/04/09(月) 13:19
○ィザーズ・ブレインの魔法理論も……(小さい声で)
38 :
名無しさん:2001/04/09(月) 21:14
こんな恵まれた現実世界でどうしようもないやつが、コンビニさえない異世界じゃあノタレ死ぬのがオチ(藁
せめて異世界の王族の血を引いて特殊能力が使えないと(藁
39 :
重箱:2001/04/09(月) 21:34
>>34 描ききっているかどうかは別として
都市シリーズはその最たる物ではないかと。
世界法則というより主に都市法則ですが。
「この世はやり直しを繰り返している」
というのは新しかったと思います。
オーフェンなんかも実は結構ややこしい世界ですな。
40 :
イラストに騙された名無しさん :2001/04/09(月) 22:48
元から異世界で始まってしますと、単に物理法則が違う世界にしか感じられなくて、
非現実的な感覚が薄いから。
ふつうの世界から異世界に飛ばされることによって、普通の世界じゃない非現実性を
演出できると思う。
って上手く説明できねーよ!
41 :
イラストに騙された名無しさん :2001/04/09(月) 23:42
異世界ファンタジー大好きなんだけど、
異世界の人と最初から話ができるのはいつも不思議だったり。
金髪碧眼のにーちゃんが何で日本の女子高生と会話してるんだー?って。
世界の不思議機能が翻訳してる、みたいな理屈より、
黄金拍車みたいに主人公が必死で言葉覚えてるのとかのが何だか好き。
42 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/09(月) 23:55
>>41 シリーズ物でもないとメインのストーリーが書き切れないだろ。
言葉の違いを書くなら、民俗学的な差に戸惑う話が良いな。
異世界に飛ばされる主人公の位置付けよりも、
どこが現実世界と違うのかって辺りが書かれているのをキボン。
それは異世界じゃなくても、異国で十分だってライトノベルは無いか?
黄金拍車なんかはフランスをフロリンにする必然性が無さそうなんだが。
43 :
ペンネームC:2001/04/10(火) 00:11
>>32 >>34 別の世界法則か。
嵩峰龍二「アドナ妖戦記」「雷の娘シェクティ」などで描かれている、
この世は物質界とかエーテル界とアストラル界とスピリチュアル界に
わかれておりエーテルには質量がなくアストラル界は永遠不滅であり
云々かんぬんとかいうのは別の世界法則じゃないか。
いや、オカルトの集大成であることは知っているが。
あとソードワールドとかの、なんでもかんでも精霊のはたらき
だっていうのも一応は別の世界法則だよね。
>>41さん
主人公が必死で言葉を覚えるの、どっかの少女マンガにあったような・・・?
なんだったか気になる。
あと、でぃいぷなきすをしたら言葉が通じるようになったってのもありますね
これも少女マンガですが。
それくらいの「小細工」があると読む方も納得できるんですがね。
小説の話じゃないのでさげ。
>>44 板違い既出ですが「彼方から」(ひかわきょうこ:白泉社)では?
46 :
イラストに騙された名無しさん :2001/04/10(火) 00:29
>>44 それは ひかわきょうこ「彼方から」。
主人公が言葉を覚えるまでのあいだ片言なのが面白かった。
47 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/10(火) 00:35
>>30 ゴーラのモンゴールってまんまモンゴルからっしょ。
パロはスペインのどっかの都市の名前かな。
あとヨーロッパにある地名をそのまま使っていることも多いし、ルーン文字とか
グイン世界オリジナルみたいに書いてあるけど、たしかヨーロッパの古代文字の
一つだったはず。
もう少しひねれよっつー感じです。
48 :
T・S:2001/04/10(火) 00:36
>44
それは上の方でもかいてあった「彼方から」だと思う。ほかにも「月光」でやはり
言葉が通じなかった。すぐに超能力で解決をみたけど。
「彼方から」にも名前が出ていた「扉をあけて」が、現在の日本のライトノベルの異
世界モノの草分けでないかな? 「美獣」とか海外の作品にも原型がもとめられるけ
ど、やはりアレの影響が大きいと思う。けど、あの世界は遠未来だったか。
あと「ワタル」とか。
49 :
32:2001/04/10(火) 00:41
どうも、アドナとか月光界とかはそのあたりで好きです。
あとは妖魔夜行とか十二国記なんか世界法則がかけてると思う
もうちょっと考えればまだでてくると思いますけど。
まあ現実世界の世界法則(ようはSF)なんかもかなり
好きなんですけどね。
50 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/10(火) 07:20
覇壊の宴はどうだろう。クソサラリーマンが異世界でクソサラリーマンする話。
51 :
あ:2001/04/10(火) 07:49
どうも色々な推薦作ありがとう。
半分ぐらいは読んだことある。
いずれも面白かった(未読のやつは今度読んでみようかと思う)
とは思うが、何ていうか私が疑問なのは、
ある特殊な物理法則がある、でそれの規則性が見事に描ききれてる
と言うだけでなく、その物理法則の存在のお陰で世界がどうなのかまで
きちんとしているヤツがあるのかなってこと。
魔法が支配する世界であっても結局中身は現代人、
その世界に普遍的に存在する価値観みたいなものに違和感を全然感じない。
異世界というからにはそこも異世界になるもんだと思うのだが。
52 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/10(火) 08:51
ダンシングウィスパーズシリーズなんかはどうだ。
53 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/10(火) 17:32
>>51 ジョン・バーンズ『軌道通信』(ハヤカワSF文庫)
小林泰三「海を見る人」(SFマガジン ’98年2月号掲載)
などはどうか。
現代日本とは遙かに隔たった世界に生きる子供たちのメンタリティを
見事に描いてると思う。
54 :
てるてる坊主:2001/04/10(火) 17:39
>>51 『キノの旅』なんかはどうかな?
厳密にいうとちょっと違うけどね。
まあ、見方を変えれば異世界物に見える・・・かも。
価値感の違いとかで。
55 :
薔薇色離婚騒動 :2001/04/10(火) 17:53
56 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/10(火) 19:01
軌道通信はよかったね。
学校が。
――手に入るんかね今。
57 :
重箱:2001/04/11(水) 00:07
>ある特殊な物理法則がある、でそれの規則性が見事に描ききれてる
>と言うだけでなく、その物理法則の存在のお陰で世界がどうなのかまで
>きちんとしているヤツ
うーん。ガンダム。
嘘ですごめんなさい石投げないで。
最近はウィザーズブレインかなぁ。
58 :
ペンネームC:2001/04/11(水) 00:18
>>51 これも嵩峰龍二になっちゃうけど、
「アドナ」「シェクティ」の世界にいる人たちは、
価値観が我々と明らかに違う。
あの世界では、「人が死んだ後、カルマに応じていろんなものに
生まれ変わったりする」
のは当然のことであって、多くの人はそれを前提に行動する。
それを全く信じていない人間は、どうやらいないらしい。
59 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/11(水) 01:11
価値観と世界システムはまた別の範疇ではないだろうか?
60 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/11(水) 01:24
>>59 世界システムが価値観の拠り所になるのは異世界ならではだろう。
>>58の例は嵩峰龍二を読んでないんで、宗教的な民族性なのかどうか分からん。
解説キボン。
61 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/11(水) 01:51
そっか、もう少し物理的なものなのかと考えていたんだが……
62 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/11(水) 01:51
>>60 異世界ならではではなくて、世界のありようによって価値観も変わるって
だけのことでしょ。
63 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/11(水) 07:59
>>62 現実よりは特徴的に……分かり易く表現ができるんじゃないかな。
64 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/11(水) 08:41
逃避できるからだよ。
異世界というといまだにバイストンウェル……すまん、なんでもない。
カンフーファイターは世界のシステムも価値観も現実とは全然違う…。
…そういう話の流れになるのか?
>>60 たとえばシェクティでは
人間の魂が死んだあとどうなるか、それは何故かということが
作中で示されている。アストラル体とエーテル体がどうしたこうしたとか。
「霊的な作用反作用」というものがあって来世が変化するとかなんとか。
ただそういう宗教があるというだけでなく、
その作品世界のなかでは、それは事実。
実際に生まれ変わりがばんばん出てくる。
で、それが人のメンタリティとかなり密接に結びついている。
だって多くの人は「次の人生ではこう生きたいから、今はこうしよう」とか
「こうしちゃ駄目だ我慢しなきゃ」とか思ってるんよ。だからあの世界で悪事を
働くというのはそういう世界システム全体を理解したうえで、次の次の人生
あたりまで棒に振る決心をした上でやることなんだ。こりゃやっぱり価値観が
違うとしかいいようがない。いや実は現実世界にもそういう人はいるが。
69 :
T・S:2001/04/13(金) 14:52
ある特殊な物理法則で、世界がなり立つ・・・・・・『絶句』のあとがき読めば、新井素子の
SFはみんなそんなのになってしまう。
『我が名は無法召喚士』のなかでは、重症の人間に酒を飲ますシーンがあって驚いた覚えが
あるけど、きっとこの世界の酒は「酒みたいな飲み物」で、実はアルコールに良く似た作用
をもたらす酩酊成分が入っているのだろうと無理やり納得したことがある。
異世界では作者のイメージ優先に場面が作れるから、実に便利です。
しかしこの伝でいくと、猫は「猫に良く似た生き物」で、犬は「犬っぽい四足獣」。人間
は「人間と酷似したモノ」ってことになるけど・・・・・・。
70 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/13(金) 15:55
>69
それがライトノヴェルのいいところさ。
71 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/13(金) 17:26
「異世界では作者のイメージ優先」
うーん、むしろそれについていけない人は
切り捨てている、と思っちゃうよ。
猫や犬の定義とか、
固体の名称、形態の違いはともかく
「病人に酒を飲ませる」のは
心情の違いでしょ?
人間の定義が違うといっても、
その心のありようまで違ったら、
感情移入ができないわけで、
そんなことなら、最初から宇宙人とか
書いといてほしいよ。それ前提でなら、
読めるからさ
72 :
T・S:2001/04/15(日) 15:28
>71
69の重症は重傷の間違い。念のために書くけど、怪我人にアルコール飲ませると
血が止まらなくなるから、飲ませてはいけないのがこっちの常識で、あの世界では
酒にアルコールが入ってないのかと解釈したんですけど。
73 :
ペンネームC:2001/04/15(日) 20:14
>>72 それはどういう状況かにもよる。
重傷ではあっても助けられる可能性があるなら呑ませないけど、
どうにもならないことが明らかなら、いっそ安らかに死なせてあげる
ために呑ませるべきともいえる。それを本人が望むこともあり得る。
それはどういう場面で、その後どうなったの?
74 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/15(日) 21:04
「花の慶二」でも重傷者に酒飲ましてるね。
(1)「花の慶二」の戦国時代は、現在の日本人とは価値観が違う。
(2)「花の慶二」の世界は、身長5メートルくらいの日本人がいたり主人公が槍を振るうと足軽20人くらいが一撃で両断されたり現実とは異なった物理法則に支配されている。
要するに、漫画にパワーがあれば漫画的説得力があるんじゃないかな。
同じように、ライトノベルにパワーがあればライトノベル的説得力で解決。
>>74 あの時代の作り酒屋から供給される酒は、ほぼ水。
アルコール度数は3%もない。
作る時には高濃度だけど、それを水で薄めて薄めて薄めまくる。
なんでそうなるのかというと、作る量に対して税金がかかったから、
酒屋は高濃度の酒を造ることに地道をあげて、薄めて売りさばいた
というわけ。
どぶろくなら別だけど。
76 :
T・S:2001/04/16(月) 14:08
>74
怪我してる女戦士から神官のおっさんが事情を聞きついでに治療していたシーン。
主人公を誤解していたその女戦士の気を休めるためだと思うけど。
>75
それは江戸時代になってからだと思うのだけど。昔、「謎学の旅」で得た知識だ
けどね。戦国時代はどうだか解らない。
「花の慶次」でも「飲むと血が止まらんぞ」みたいなことを慶次が言って、少し口
に含ませるだけでなかったかな。
77 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/16(月) 14:50
いつのまにか酒スレ
78 :
重箱:2001/04/16(月) 22:53
異世界に話戻すと、
ファイブリアシリーズで
「人はどんな環境に置かれても酒だけは必ず作り出す」
みたいな事書いてあって妙に納得した。
あ、話戻ってない。
79 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/17(火) 00:16
外人の書いた異世界ファンタジーは、マジで異世界だった。
やっぱり異人さんは違うわ。いろいろと。
書名を上げろ、と言えば、ちょっと恥ずかしいけどドラゴンランス戦記。
ロードスを読んだ後に読んだらすごく新鮮だった。
やっぱり。指輪、ゲド、ナルニア辺りを上げておくべきだったのでしょうか。
>>74 何で漫画を例に挙げるのよ。
せめて原作小説の方なら…
因みに時代物でありながらその時代の価値観ではなく、現代人の感性で人物を書いたのは司馬さんが始まり。
82 :
T・S:2001/04/17(火) 02:57
その昔、「ネオファンタジー」という雑誌に載っていた吉岡平のエッセイ「こんなファンタジーが読みたい」
ってのがあった。詳細は覚えていないけど、行ったことのない場所、降りた駅が見知らぬ場所というだけで充分
ファンタジーたり得るってなことを言っていた。
その頃のファンタジーは、「異世界」に設定しなければファンタジーじゃないみたいな風潮かあった。
思うに現実の世界に「未知の領域」を見出すのが困難だったからだろう。ファンタジーは結局、予想もつかな
い不可思議な世界が舞台であることが前提であるようだ。でも、それで異世界にしかファンタジーがないとする
のは、単に想像力が足りないからだと思う。
・・・・・・なんか偉そうにかいてしまったけど、十年くらい前は本当にそんな安易な動機で異世界ファンタジー書
く人は多かった。最近は、そうでもないと、思うけど。
>55
・・・・・・誰かと思えば、世界史板の人か。なんでこんなところにきたんだか。
83 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/17(火) 03:19
異世界ファンタジーには、ファンタジーの根幹が詰まってるからじゃないかな。
すなわち、「往きて、帰ること」
近代ファンタジーが児童文学と切り離せないのもこの点から。
子供(未熟者と互換可)が何かに遭遇して、(象徴的にでも)成長を遂げる。
この過程で、現実世界でのしがらみから外れることが必要になる、と。
で、現実の束縛を離れ、主人公が困難や問題に対処させるためには、
異世界という設定がピッタシ。
少なくとも、民間伝承から進化した初期の異世界ファンタジーは、
こうなんじゃないかなぁ。
まあ
トールキンの例もあるし、中毒になるほど設定作りは面白いってことかもしれないけど。
84 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/17(火) 08:25
読者にとってはでっかくてムダな設定より、シンプルな話の方が楽しいってこともありうるな。ま、
それを言っちゃ元も子もないか。
んー、ファンタジーってことなら、猫と地球儀は? 世界観をほとんど説明しない……
少なくともわざとらしく説明しない割に、いい感じに読み手に設定が伝わってくると思うんだが。
その点ウィザーズの世界観の説明はわざとらしかった……。
85 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/17(火) 11:04
それは単にうまいかどうか、というか経験の差ではないかと思うけど
僕は設定マニアなので、みっちりと設定の紹介がされている方が好きです。
87 :
1:2001/04/19(木) 17:58
んー、例えばね、レイアースなんかだと柱を殺すために三人娘が呼ばれてくるけど、結局、それはこっちの世界の人間の中でランダムに選ばれた三人なんだよね?
なにも絶対に光、海、風さんたちじゃなくてはならないってことはなかった。極端な話し、俺でも良かったわけで(藁
そう言う意味で、その主人公でなければならないって必然性ってあるかな?
88 :
sin:2001/04/19(木) 19:27
「絵になること」
これを言っちゃおしまいですか?
でも物語というものを考えると、容姿というのは主人公と呼ばれるものには
必要だと思います。
凡百な姿かたちの「英雄」はいらない、と。
例外も多いでしょうけど。
絵〜にも描けない美しさ♪
90 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/19(木) 20:24
文中で「そのヒロインは絵にも描けないほどの美しさだった」という描写があったらどーしましょ♪
91 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/19(木) 20:30
異色の異世界モノとして
神坂一の「日帰りクエスト」シリーズなんか好きです。
93 :
T・S:2001/04/20(金) 03:56
>87
あれはランダムに選んでいたのではなくて、『魔法騎士』に足る強い『心』を
持っていたから言う設定でなかったかな。
>90
そんな稚拙な描写をしている作家がいたら、見限った方がいいです。
せめて菊地秀行のメフィストを描写するぐらいの文章は書いて欲しい(あと、
Dとか)。
94 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/20(金) 10:57
>>90 イラストの顔に「Now Printing」とか描いておけばいいんじゃないか
95 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/20(金) 11:55
世界設定と離れてきたぞ
96 :
名無しさん:2001/04/20(金) 19:28
異世界ファンタジーに限らず、ほとんどのファンタジーにおいて、主人公が、絶対にその人でなければいけないという必然性というか存在感というか、そういうのは薄すぎますな。
他の誰が主人公でもかまわないようなのは確かに多いと思うね。
世界観というよりも、ようは人間的な魅力が薄いというわけで。
俺は強いぞ、以外に示せるものがない(藁
97 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/20(金) 20:32
必然性は勇者が完全無敵で弱点無かったら面白くないし読者が感情移入できないからでしょ。
そのへんのバランスは難しいねぇ。
98 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/20(金) 21:15
そのために「運命」や「因縁」のシステムがあるだろう。
「カルマ」でも同義だが
指輪ならビルボから受け継いだ指輪の重荷を解消するというカルマがあって
それがフロドが主人公でなければならない説明だった
99 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/20(金) 22:27
>>96 >他の誰が主人公でもかまわないようなのは確かに多いと思うね。
多いということは、逆に考えると、あなたが納得するような主人公の出る作品もあるということですよね?
いくつかの例を挙げて頂けるとわかりやすくて助かります。
101 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/21(土) 06:02
コインロッカーベイビーズ
102 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/21(土) 07:04
何言ってるんだ?
世界が同じでも普通主人公が違えば全く別の物語になるだろう。
但し、典型的な巻き込まれ優柔不断、ギャルゲ型主人公の場合を除く。
物理的に強いかどうかは2の次だと思うんだが。
103 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/21(土) 08:01
現実世界から異世界へと行ったことにすれば、
読者がキャラに感情移入しやすい。
最初から異世界のキャラだと、それこそ「異次元の人」に感じてしまう。
親近感を持たせるのが目的ならばキャラはできるだけ、
何の変哲もない者がいい。
最初に感情移入させてしまえば、異世界に行ってから
活躍したり、強くなったり、モテたり、世界救ったり
するだけで読者は喜ぶ。
104 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/21(土) 09:19
ヒロインは異次元人でも問題はないのだが。
105 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/21(土) 11:35
むしろ宇宙人や女神さまのほうが願望充足的には正しいかもな。
106 :
ペンネームC:2001/04/21(土) 12:11
そう、異世界を描くのはかまわないけど
本当に人の心まで異世界にしちゃうと読者がついてけない。
どこに我々の世界との接点が必要だ。
それはキャラである必要はないが、キャラを使うのが
一番手っ取り早い。
とんでもない価値観をもった人々ばっかりがいる世界
というより、その世界の中に我々と同じ価値観の持ち主が
行ってしまった、というほうがより、その価値観のすごさを
描けるとも思うしね。これは既出かな。
107 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/21(土) 16:14
ファーストコンタクトものはどうだろう。
108 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/21(土) 16:59
ティプトリーのあの三部作のラストはこっちがむこうへ行って、という話だったね
109 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/21(土) 21:31
「たったひとつの――」は全部それ系の話じゃん。
110 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/21(土) 22:06
異世界から現代世界にやってきて・・・、という話なら
ふじこふじお、がやり倒しちゃった感がありますな
あの場合、結局、現代人の少年が主人公になっちゃうけど
ふじこふじおかぁ…
異論はあるかも知れないけど間違い無く天才だった。
112 :
T・S:2001/04/22(日) 01:44
Fの方は間違いなく天才です。
113 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/22(日) 05:16
>>106 「なんて素敵にジャパネスク」は、正確には異世界ではないですが
そんな手法でしたね。
平安時代に現代に近い価値観の主人公を放り込んでいました。
読者も感情移入できるキャラが、
感情移入できる価値観故にその世界では排斥される。
異世界が際立ちますね。
初めての海外旅行エッセイみたいなのを読んでるようなもんか。
115 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/22(日) 09:50
114がいまうまいこと言った
116 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/22(日) 10:25
バックパックの海外エッセイを読むか
強大なヒーローの背中におっかぶさって目撃談を聞くか、と
117 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/22(日) 15:54
視点がどこにいくか、という話だね。
118 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/22(日) 16:12
世界構築ならば視点以前の問題だろう。
たとえば王制を考えるのはただのニュートラルな思考では?
119 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/22(日) 19:02
アメリカ人の知り合いに聞いた話なんだけど、秋葉原や新宿をまわった彼が千代田に行ったらImperial Palace(皇居のことね)という英語の看板を見て、ここは異世界ファンタジーの国なんだと大変な衝撃を受けたそうです。
我々が住んでいる国と文化自体が、他から見ると相当ファンタジーっぽいのかも知れない。
>王制を考える
どうだろ。中世風ファンタジーのモデルとなったヨーロッパ「暗黒」時代にも古代哲学は底流していたわけで、民主主義や共和政治の理念はあったわけだよね。
ファンタジー作品として「スターウォーズ」にも帝政vs共和政という相克があるし。
121 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/22(日) 20:11
神話の登場人物の子孫が現在に至るまでずーっと王様やってる国だもんな、日本って。
他の国の神話を思い浮かべると、これってとんでもないことだよね(笑)。
しかもいまだに祭祀を行ってるわけだし。
122 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/22(日) 21:52
だから日本ファンタジーというのが成立するのかとも思われ
123 :
119:2001/04/23(月) 02:46
>これってとんでもないことだよね(笑)。
確かに日本という国が全く存在しなかったら、奇妙な独自の文化を誇り、有色人種の国でありながら技術力と経済力は西欧のどの国より勝り、そのくせ共和主義を取らず建前では二千何百年、実質的にも世界最古の帝政を戴き、数十年前はその皇帝に絶対の忠誠を誓う超人的な兵士たちがカミカゼ攻撃などをやってのけ、最近はオウムや宮崎勤など理解を絶した犯罪が起こっている国というのは、SF作家の荒唐無稽な想像だろう。
おまけにその国には世界最古の小説があって、しかもそれが露骨にファンタジーだと来た日には・・
話はかわるけど「竹取物語」は女の子が異世界に飛ぶファンタジーとちょうど逆の構造だね。
主人公の女の子はハンサム男たちにモテモテだし(笑
読者の女の子の願望が投影されているところ、そしてSFを思わせるギミックなど、この世界最古の小説は世界最古のファンタジー小説と言えるかも。
欧米ではムアコックなどが開拓したジャンルである異世界召還モノの影響だけじゃなくて、日本のファンタジーは「竹取物語」の系譜として語っても良いかも知れない。
124 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/23(月) 03:29
>「竹取物語」
そういえば沢口靖子主演の駄作映画はもろSFだったな。
平安時代、物語を読むのは主に女性が中心だった。
書かれた物語は、それぞれの家の女房を介して
流通していったわけだけど、その女房達の平均年齢は若く、
27〜8で勤め始めた清少納言は既に大年増あつかいだったほど。
読者のターゲットが若い女性である以上、「竹取物語」が
女の子願望全開な話なのも仕方が無いということかも。
ということは、竹取物語は今のコバルトや X文庫の遠い
祖先といえるのかもね。ライトノベルにファンタジーや
SFが多いのも、理解できるような話である。
125 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/23(月) 08:11
>>123 >技術力と経済力は西欧のどの国より勝り
ここいらへんは違うと思うが・・・
まぁ日本は奇妙な国だな。
とくに言語表記は非常に独特だ。
126 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/23(月) 10:57
と、どの国の国民もそう思っているのではないか
127 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/23(月) 14:43
紫式部は史上最古の同人女……懐かしいネタだ
平安時代に皇室同人とは
128 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/23(月) 15:50
いまとなってみれば異国なのだけれど。
129 :
T・S:2001/04/23(月) 23:47
神話時代の王家が続いてると言う例ならアフリカにもある。確かシヴァの女王の
末裔の王家ってのがあったはず。それと中国には孔子の末裔だのなんだのと、系図
からして天皇家より古いのは結構ある。
けど、123氏のように説明されたら、日本って凄い国だとあらためて思ってしまう。
ほとんど間違ってはいない訳だし。
ちなみに「風邪引きエスパー」を読めば、源氏がどれだけ現代のオタクに影響を与
えているかが解ります。ネタだけど。
130 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/24(火) 10:33
>>128 内藤湖南曰く、「現在の日本を考察するに応仁の乱以前は知らなくても良い」
>>129 確か、それって・・・
まぁ実際に権力の座に有るという面では天皇家が一番ふるいのは確かなんだけど。
今現在、次に古いと言えばイギリス王家にまで飛んじゃうわけだし
そう考えると「近代ファンタジー小説」の草分けとなったトールキンがイギリス人
と言うのも興味深い話だ。指輪物語は第二次世界大戦の始まる前から書き溜めて
いたらしい。
131 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/24(火) 11:31
エチオピア王家は途切れたんだっけか
132 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/24(火) 20:18
天皇王家なんてのも相当胡散臭いけどなー
大体本当はどこかで血筋切れてるだろ
133 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/24(火) 23:22
日本では濃い血を保つ努力があまり目立ちませんね。
くじ引きで次の天皇を決めたのも有名な話。
ヨーロッパの王室にしてもEU王室って感じに王族が混血してますし。
世界史的に日本が脅威なのは、完全に独立したブロック経済を
3世紀に渡って実行できた国力だと思っています。
日本の国土と人口比率を考えると、江戸はファンタジーだなと思えますね。
話がずれてるよっ!
女の子が異世界に飛び込むのなら
その世界が「和菓子職人を目指すために業界に飛び込む」とか
「ファッション業界」とかでも成り立ちますね。
ただ、こういうのだと超人的な活躍ができるはずがありません、
そこがライトノベルの特異点だと言いましょうか。
>>135 そーゆーのも「異世界に飛びこむ」の範疇に入れるなら、東大を目指す浪人生が女子寮に
飛びこんで超人的な活躍をするってのもアリになっちまうんじゃないか?
読者がおおむね持つ常識と感覚とを併せ持った主人公で異世界ファンタジーを
違和感無く語るとしたら、現実世界の人間が向こうに行ったというのが一番
分かりやすい。
そこから先、なにか異能力を身につけて超人的に活躍するパターンと一般人だけど
なんとなく活躍してしまうのと、やっぱり一般人でしかなくてあんまり活躍しない
のと3種類に分かれると思う。
読んだことがあるとこで1番目がエルハ(スレ違い)2番目が日帰りクエスト
3番目が西風の戦記かなぁ。
個人的には3番目のパターンが好き。
138 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/28(土) 00:46
>>130 今は権力はもってないことになるんではなかったでしょうか。
現役というか、今もそれなりの立場を維持している、とでもいうの?<天皇
でも、「皇帝(天皇)」自身とその住まいたる「宮廷(palace/皇居)」が
現役で一応機能してるってことはもうそれだけでアメリカ人あたりにゃ
異世界を地で行くファンタスティックな国ってことなのかな。
しかも事実がどうでも記録上それがミレニアム掛けることの2単位
持続してると聞かされてしまうわけでしょ。
日本の古代〜中世史なんて話して聞かせればそりゃもうスペクタクルで
実に絵になる異世界と限らずファンタジーの温床に聞こえるんじゃない?
(でも実際出来上がってくる作品は何かと不明な感性でなりたって
いるようで隅々までは彼らには楽しめないだろうけど)
世界最古の小説(そりゃもうとっても単純に流行りモノだったとみえて
数出回って結果遺される数も多くなった(笑))も、何かと伝説のキャラくさい
人物と関係があったりもする世界最古の木造建築物も現存してる。
「これは古くからこの地に伝わる・・・」なんとやら、ってのが
100や200じゃなくて1000年単位でギャグじゃなくて本気で嘯けて
しまう、彼らにすればそんな物語でしかお目にかかれないはずの国が
現実にある。
なのに、あまりそこで生まれ育った人々自身には題材として上手に
生かされずにいた時間が長いのもまた不思議の一つとか思われて
しまうのかな。
139 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/28(土) 01:13
皇室のことなら俺は過去の系譜よりむしろ、萌の宮もなこ様の行く末が心配だ。
140 :
イラストに騙された名無しさん :2001/04/28(土) 01:28
ライトノベルを読んでいて、
「態々異世界ファンタジーにする必要あるかな?」と、
思うことがないか?
異世界に飛び込む系だと完全に異世界にいっちゃうタイプと
タイムスリップするタイプにまた分かれてるよね。
歴史にあんまり詳しくないからタイムスリップ話も嫌いじゃないけど
詳しい人とかは「ここが違う」「ここも」ってなっちゃって辛そうだ。
142 :
T・S:2001/04/28(土) 12:03
>138
アメリカの場合だと、日本じゃなくてもアラビアや中国でも「異世界」になっちゃう
かもしれないですけどね。
>140
思うこともあるけど、「これは異世界ファンタジーにしたほうがいい」と思った作品
もある。
>141
例えば「陰陽ノ京」だったかな。タイトルよく覚えていないけど、「天国に涙はいらない」
と同期の作品。あれなんかはいっそパラレルな異世界モノにすればいいのにと思った。
他の平安時代を舞台にした作品にも言えるけど、あの時代の女性は滅多なことでは顔をださ
なかった。ドラマの「陰陽師」なんか見てて泣きたくなった。せめてその程度の考証はして欲
しいと思う。「なんて素敵にジャパネスク」は結構その手の考証がしっかりしていた。
あれなんかまさに「何れの御時にか」の物語だと思う。
143 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/29(日) 01:37
うーむ……。そういう考証もいいが、それにハマって一つの時代しか書かなくなったらイヤだなぁ。
144 :
119:2001/04/29(日) 03:54
>125
>ここいらへんは違うと思うが・・・
マ、西ヨーロッパってことで。
>124
>そういえば沢口靖子主演の駄作映画はもろSFだったな。
未知との遭遇とかETとかのテイストでしたね。今ならSFXはファンタジーとして描写かな。
>エチオピア王家は途切れたんだっけか
ハイレセラシエ王家は革命で滅びてしまいましたね。
とにかくウヨクサヨクな展開はおさえて、まったりいきませう。
>「竹取物語」が女の子願望全開な話なのも仕方が無いということかも。
ほんのちょっと設定を入れかえればそのままオリエンタルファンタジーな少女漫画やライトノベルになりそうですね。
現代日本から「月」の魔力で平安時代風ファンタジー世界に飛ばされたじょしこおせいが、竹細工師の優しい老夫婦の世話になったりするうち、なんかの事情で「佛の御石の鉢」「火鼠の皮衣」のような5つのマジックアイテムを手に入れねばならなくなる。
んで、運命に導かれてその「かぐや姫」を助けるのが「石つくりの御子」「くらもちの皇子」のような五人の貴公子。もちろん若くて超美形で主人公を妃に迎えたがっている帝も忘れてはならない。
と、ここまで書いて「ふしぎ遊戯」そっくりだなとか思ったり。
かっこいい男の子たちが自分のために犠牲になって死んでゆく展開に萌えるというのは、日本女性のおそるべき伝統的願望なのか?
http://www.3web.ne.jp/~t819kwbt/Contents/thejapaneseclassics/taketorimonogatari/taketorimonogatari.text.html >3番目が西風の戦記かなぁ。
でも最後に主人公の男の子がジャガイモとの種を異世界に持ちこんで農業生産を飛躍させようとか目論んでませんでした?
いかにも田中芳樹な発想で、私は好きです(笑)
145 :
119:2001/04/29(日) 04:18
>でも、「皇帝(天皇)」自身とその住まいたる「宮廷(palace/皇居)」が
>現役で一応機能してるってことはもうそれだけでアメリカ人あたりにゃ
>異世界を地で行くファンタスティックな国ってことなのかな。
秋葉原のハイテク製品と新宿の摩天楼や毒々しい繁華街を見た後に「Imperial Palace(帝国宮殿)」でしたからショックが大きかったみたいですね。
話は変わりますが彼に「Burakumin」とは何かという質問をされたときに、「要するにプリンセス・モノノケで鉄を作ってた人たちなんだよ」と答えたら多いに納得していました。先日ニューヨークタイムズで報道されたという自民党の野中氏の先祖が製鉄関係だったとは思わないのでちょっといい加減なことを言ってしまったかも知れませんが、わかりやすさというのは大事ですよね。
ウヨクサヨクな展開になりそうな話題ふってスマソ。
146 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/29(日) 04:57
それはノルウェー人を、ようするにバイキングですよ、と教えるのに
似てる気がする
147 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/29(日) 07:20
>要するにプリンセス・モノノケで鉄を作ってた人たちなんだよ
わかりやすいけど、間違ってるよなぁ。
ウヨクサヨク以前の問題。
148 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/29(日) 10:28
145の事実認識が異世界ファンタジー
149 :
sin:2001/04/30(月) 21:00
部落民とはなにか、というのをまともに一から説明しようとすると
江戸時代以前の遊民の講釈から始めないといけないし。
アメリカ開拓時代のネイティブアメリカンやカラードの末裔ですよ、が
近いと思うが相手が怒るような気がするな(藁
皇居に対しての驚きは「アメリカ人」ってとこに全てが
帰路するような気がする。
(白人系)アメリカ人は,建国200年の植民地開発国だから,
「王家」「貴族」に対して,免疫(知識)がないか,
妙な憧れがあるか,どちらかだとか,何かのエッセイで
読んだことがあったな。
これが他のヨーロッパ諸国の人なら,驚かない。
つーか,アメリカで経済的に成功した人は,結構な確立で
「血統」関係の小道具が高値で取引される。
ロシア皇帝のイースターエッグの個人的所有率なんかは,
アメリカはすごいはず。
呪いのダイヤモンドの購入先はアメリカメトロポリタン美術館。
……良く買う気になるものだ。もともとは「盗品」なのに。
探す気になれば,ネイティブアメリカンの遺跡や文化に,
歴史的資産価値を見出すことは十分に出来るはずだが……
もちろん,金銭の後に,そういった「名誉」的なものを
求める傾向は,何も「白系アメリカ人」に限った話ではないけどね。
>部落民とはなにか、というのをまともに一から説明しようとすると
>江戸時代以前の遊民の講釈から始めないといけないし。
それをわかりやすく言ったのが「要するにプリンセス・モノノケで鉄を作ってた人たちなんだよ」ということなわけで。
152 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/05(土) 23:38
>>151 その発言に対するレスをちゃんと読み返せ。
江戸幕府の政策がどうのという歴史観はもう古いわけですから、網野史観についてのわかりやすい例をあげて紹介したんですが?
じゃあライ病者、タタラ者からなる烏帽子御前の配下や、彼らと同盟を結んでいた天朝の支配化にある山民や「唐傘」は、これは一体何者なんでしょう?
154 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/06(日) 06:05
ところでこないだ知ったんだが、中世ヨーロッパにイモはなかったらしい。なんでもコロンブスだか
十字軍だか、とにかく割と新しい時代に海を渡ってきたとかなんとか。
で、中世系の世界を書く場合、イモは出すべきか出さないべきか。本物の中世ヨーロッパならもちろん不可だけど、
擬似ヨーロッパの場合どうしたもんか……。まぁそこまでこだわることもないか?
155 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/06(日) 06:25
>>154 中世ものの小説でイモが出てきたところをみた事がない。
156 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/06(日) 06:29
どうしてもイモを出したいのか?
>>154 ヨーロッパに伝わったのは16世紀、ピサロが南米遠征時に持ち帰った。
この作物のおかげでヨーロッパの耕地面積あたり食糧供給可能人数は
3倍になったと、大学の講義で聞いた憶えがある。(いまいち自信なし)
疑似ヨーロッパっても、たとえば現実の西欧を下敷きにファンタジー要素
取り入れる程度か、単に雰囲気だけ持ってくる程度かによっても違うでしょ。
後者ならそれこそ、そこまで気にするこたぁないんじゃ?
158 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/06(日) 07:16
>>154 少なくとも「イモが出てこない」と批判する読者はいないと思われ。
好きにすればよろし。
ヨーロッパの拘りで問題なのは、紅茶を飲む習慣がここ最近だって辺りかな。
中世では紅茶を嗜む習慣は無い。
一般的なヨーロッパのイメージだと紅茶は必須になってくるんだけどね。
俺はワインをメインにして誤魔化しているけど、お茶会でもした方がイメージが伝わることは多い。
せっかくファンタジーなんだし、豪快に無視しても問題はないでしょ。
159 :
154:2001/05/06(日) 07:24
いや、そうじゃなくってさ。小説書いてて、その中でイモを出しちまったんだよ。うう。
しかも思いっ切り8世紀のヨーロッパ。失敗したなぁ、って思って。
探せば結構あるんじゃないか? ファンタジーなのにイモ出してる小説。……まぁ、どうでもいいか……。
160 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/06(日) 08:00
>>154 イモの無いヨーロッパの食料事情ってひどいものがあったし…
確かソラマメにエンドウ豆だっけ?
イモでも無きゃその生活レベルは成り立たないだろって話はいくらでもある。
深刻な食糧事情を書くつもりがないのであえて出したって事にしとけ(w
ヨーロッパを忠実に再現すると確実にペストが起こる。
161 :
154:2001/05/06(日) 08:13
そうしとくよ。昔のヨーロッパってどえらい状況だったらしいし……。トイレやフロさえ
なかったわけだし。その点スレイヤーズとかフォーチュンとかはそういうのとは無縁だな。
仮にああいうのをリアルに書いたら、きっとすげーことになるな……。
162 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/06(日) 08:47
芋でなきゃだめなの?
根菜とかじゃだめ?
(人参とかも含んでしまうが、曖昧度はあがる)
163 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/06(日) 09:13
164 :
119:2001/05/06(日) 11:51
>中世ヨーロッパにイモはなかったらしい。
大航海時代以前までは、トマト・トウモロコシ・じゃがいも・サツマイモ・カボチャはアジア、ヨーロッパを問わず存在しないはずです。
>しかも思いっ切り8世紀のヨーロッパ。
魔女狩り以前の薬草文化のあったヨーロッパでは、ヤム芋、タロ芋、自然薯のだとか宮崎駿ばりの大嘘を書いても面白いんじゃないでしょうか(笑
宮崎駿の食生活、衣類の世界設定は異常に細かいですね。
紅茶はインド貿易以降だと思いますけど、コーヒーはイスラム地域にはかなり早い段階で存在したみたいです。
165 :
T・S:2001/05/06(日) 12:42
>153
それはモノノケのジコ坊のことをさしているにのなら「師匠連」です。オフィシャルな設定は知らないけど、
恐らくは比叡山や鞍馬山のような山民との繋がりがあった寺門関係者でしょう。
・・・・・・いつのまにか世界史板みたくなっとるけど。さて。
上で考証云々を偉そうにいってしまいましたが、例えば擬似ヨーロッパの世界でイモ類を出すのはOKだと思
います。小説の世界でその程度の創作は許されるでしょう。その場合は「イモがあったヨーロッパ」みたいなシ
ュミレーションで世界を構築してみるのも面白いかもしれません。
「そうか、○○○があるからこの世界では○○っているんだ」
とか、異世界人に言わせたりしてね。
ちなみに紅茶より少し前は緑茶を飲んでいたり、受け皿に注いでから飲んでいたりしてたそうです。
166 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/06(日) 13:12
↑ マヴァール年代記などは「イモがあったヨーロッパ」ですよね、確か。
後書きで作者が芋について語っていたのを、ふと思い出しました。
167 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/06(日) 15:26
緑の世界史だなあ
168 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/06(日) 16:26
マンガだけど蒼天航路は三国時代なのにサツマイモがw。
米って麦よりはるかに収穫量があるんだよね。忘れがち。
>>164 地域や品種にもよると思うけど、あの気温と降水量でヤム芋タロ芋が育つか
ちょっと疑問が……
その辺でさらに言い訳考えないとダメそう。
170 :
T・S:2001/05/06(日) 19:59
うーむ。
ヤム芋とかタロ芋が育つ土地ではないですね。確かに。
それじゃあ、アラビア辺りで錬金術師の実験の副産物でものすごい効果のある
肥料ができて、その製法が芋と一緒に伝わったとか。実際にリンも錬金術の副産物
だそうです。
あるいはどこかの部族が何千年もかけて品種改良した、寒いところでも育つ品
種だとか。トウモロコシだって何千年もかけて指先大のものが今の形になったそう
だから、芋でそういうのがあってもいいかも。
・・・・・・科学的な反論されたら答えられないですけど(笑
171 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/06(日) 23:27
魔法のタロイモ、不思議なヤムイモでいいじゃん。
172 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/07(月) 01:10
なんつ〜か、野菜や穀物にはロマンがあるよ……
大地の香りは浪漫の香り。
大地の恵みは浪漫の恵み。
たがやすでぇ,この母なる大地を。
かつてシュメール人叩き出していた,
収穫量30〜50倍とかいう収穫量を越えて見せるでぇ。
……大地の浪漫なら,金鉱脈とかもね。< 現在,環境・水質汚染の温床です。
174 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/07(月) 02:39
十二国記はたまに実際に存在しない栽培植物が存在出てくる。
架空植物を大量に出して異世界を作る作品もあるね。典型は山田正紀「宝石泥棒」。
>>173 鉱脈はドワーフの領分なので、浪漫が…あるのか?
175 :
174:2001/05/07(月) 04:07
あれ、文章変だ。スマソ。
176 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/07(月) 11:00
やはりここは農民ファンタジーという線で。
一介の水呑百姓から「本田様にはおよびもないが」クラスの豪農にのしあがるまでの一代記で。
魔法のタロイモヤムイモの開発秘話、血判状をつくって臨む一揆など。
さつまいもの作付け推奨に尽力を尽くした薩摩藩士の話なら,
(一応)ノンフィクションものであるはずだが……
178 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/07(月) 13:19
あえてライトノベルで。
魔法のイモを開発する眼鏡っ子科学者で。
なぜかこのスレ蓬莱を思わせる。
179 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/07(月) 14:49
佐藤史生「鬼追うもの」はその手の作品のなかでも上手くできた作品では?
葛が主要作物の世界に、葛の霊が降臨して…という話。穀物霊の世界だね。
外国から来たイモなら、渡来神になるのかな。
180 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/07(月) 18:18
花田一三六の短編で、領地を飢饉から救う為に、遠方から芋(じゃがいも)と
栽培法を持ってくる話があったな。
領民を飢えさせない為に納税の延期を求め、やってきた役人(自分の息子)の
最後通牒もつっぱね、領主の任を解かれてしまった。
しかし、芋の栽培は成功を収め、その芋は「領主芋」と呼ばれ、領主を解任した
権力者の好物でもあったと言う。
……プロジェクトXのような話だったな。
182 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/08(火) 01:18
「神秘の世界エルハザード」のシリーズはどうでしょうか?
大抵の異世界物は最後には元いた世界に帰って行きますが、このシリーズは最初は
帰ろうとするものの、最後のほうでは藤沢先生が神官と結婚してしまったりして結
局帰らずに居着いてしまうところが自分としては気に入っています。(イフリータ
を迎えに誠が地球に帰るシーンはあるものの)
183 :
T・S:2001/05/08(火) 01:28
「新天地」に出てくる藤沢先生はどうも「エルハ」の藤沢先生と同一人物
らしいですけど(テレビ版かビデオ版かどうかはわからないけど)。
ライトノベルのだとしたら竹書房版と徳間版の二つありますね。私は徳
間の方が好きだけど。
ちょっと話は変わるんですが。
現代人が異世界に行くという話だと、その人物が「帰るオチ」か
「帰らないオチ」かどちらかになりますよね。
(行ったり来たりできる、というのはまた別にして)
個人的には、ラスト付近では主人公同様に異世界やら
異世界キャラに感情移入してるんで「帰る」だと寂しい気分に
なりますが、「帰らない」というのもすっきりしない気がする。
物語として読むなら、どちらが好きですか?
185 :
T・S:2001/05/08(火) 13:47
「また来る」と匂わせるオチで帰る。
異世界そのものが最後に消滅するってオチはダメ?
187 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/08(火) 14:17
>184
お約束的には帰るのが普通だけど、ほんとの偶然で異世界に行った場合は、
帰れない確立が90%くらいなんじゃないかと思う。
ま、たいていの異世界物は、何かの必然とか、異世界サイドに召還されたと
かだけどね。
188 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/08(火) 14:52
異世界での冒険=祭り と考えると、必然的に祭りの終わりは
現実への帰還、ということになるのでは。
その上で、主人公が期間後に何らかの成長を遂げていればカタルシスを得られる。
189 :
T・S:2001/05/08(火) 15:36
ユミナ戦記とかがそんな感じですかね。あれは吉岡作品の中でも群を抜いた
デキだと思います。エクウスは・・・・・・まあ、いいか。
>>186 どっちからも放り出されてしまう「YU-NO」とか
191 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/08(火) 18:10
突然思い出したが、中世ヨーロッパの時代って異常にニシンが獲れたんじゃなかったか?
おかげで飢饉を脱したとかいう話を読んだ記憶があるんだが。
大学のとき講義で「ジャガイモがなければヨーロッパ全滅してたかも」
とか習った気がするなー。なぜか余談のほうが記憶に残るよな…。
>>192 愛蘭土はジャガイモのおかげで全滅しかけましたけど?
194 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/08(火) 20:26
先にイモが全滅したからね。
単一食糧に頼りすぎたという話で、イモのせいじゃなかろ
195 :
T・S:2001/05/08(火) 21:23
やっぱり世界史板みたいなスレになってきたけど、面白くてタメになるから
いいか。
なんか農業ファンタジーみたいなのを書きたくなってきましたね。
ガイシュツかもしれんが「銃・病原菌・鉄」はこーゆーの、考えさせられるよな。
激しくファンタジーから外れてスマソ
農業は基本だからね。
食べ物の描写が上手い物語は、内容も面白い……ことが多いよ。
198 :
154:2001/05/09(水) 02:12
ああ、なんかよくわからん話に……。まぁ興味深いからいいや。
ところでヨーロッパ系世界なら、フロとトイレットペーパーと歯磨きはどうしてるんだろ。
やっぱ水浴びと揉んだ葉っぱか。歯磨きはなし。でも冬場に水浴びしたら一発でカゼ引くし、
葉っぱだったら村や街の周囲では葉っぱがなくなって困るだろうなぁ……。
結局フロもケツ拭きもなしか。……ま、そこまで描写せんでもいいよな。
199 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/09(水) 03:31
指に塩付けて磨け>歯磨き
200 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/09(水) 03:42
ヨーロッパじゃ塩は貴重なんじゃないの? よく知らんけど。
201 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/09(水) 03:51
ヨーロッパは異世界ではないだろう……
202 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/09(水) 03:57
でもヨーロッパ系世界の内陸部なら、塩分は岩塩か動物の血くらいしかないと思うが。
毎日毎日そんな貴重なもので歯は磨けないんじゃないか? それに、塩で歯を磨いてもきっとニオイは取れんだろー。
203 :
イラストに騙された名無しさん :2001/05/09(水) 04:01
冬はお湯を沸かして体を拭くだけ。
金持ちだけが偶に風呂に入る。
204 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/09(水) 04:09
脇の下とかものすごい臭いだろうな……。
205 :
イラストに騙された名無しさん :2001/05/09(水) 04:28
動物は臭って当たり前。
今の人間がおかしい。
206 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/09(水) 04:36
絶世の美女がすげー臭くて垢塗れだったらどう思う?
207 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/09(水) 04:41
>206
そもそも絶世の美女ではないと思う
208 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/09(水) 04:54
?
209 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/09(水) 05:23
前にNHKで中世の生活を再現する!
って家族ぐるみでやってる企画を見たぞ。
シャンプーのかわりに卵白、食生活も完全に再現。
企画者の学者先生はノリノリだったのに、
奥さんが不潔さに耐え切れなくなって逃亡してた。
あれでも王侯並の生活レベルだったんだがナー。
210 :
T・S:2001/05/09(水) 14:11
塩で歯磨きってのは日本でもあったみたいですね。江戸時代ですが。ヨーロッパの
・・・・・・と言うより、世界で出回っている塩は大半が岩塩だそうですが、昔の欧州では
塩税が原価の何百倍にもなり、それがフランス革命の原因の一つにもなったと言う話
をきいたことがあります。歯磨きは歯ブラシみたいなのを使っていたそうだけど、詳
しくはしらないです。ちなみにお茶を常飲する民族は虫歯が少ないととある小説にあ
ったけど、実際はどうかな。
近世の長屋生活を家族で再現という企画もあったけど、やはり一日もたなったそうです。
予備知識ももたせずにやらせると言う無茶さだから、当然か。
異世界の生活に関して事細かい描写があるのは、ライトノベルだと「わたしの勇者さま」
とか「ぼくのお姫さま」を思い出します。どちらも異世界人が現代に来てから、案内してい
た現代人が異世界に行くというもの。結構生活の細かいところを描いていたように覚えてい
ますが、もう大分昔だから・・・・・・。
211 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/09(水) 16:54
衛生観念そのものが、
近代になってから発明されたものだから・・・
ベルサイユ宮殿にはもともとトイレは無かったっていうし
庶民は小便や大便の入った汚水を窓からぶちまけてたらしい。
212 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/09(水) 17:05
>>212 そのスレもう3度目
誰も話をのばしてないけど
214 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/10(木) 02:02
>210
ああ、わたしの勇者さま持ってるよ。食い物とか石鹸とかの描写が細かかったなあ。
ところで中世系ファンタジーってのは、もうそろそろ飽きがきてるんじゃないかな……とか思ったり。
いい加減食傷気味なんだが……。
215 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/10(木) 02:15
やはり何かモデルがないと書きにくいのか?>異世界の世界観
216 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/10(木) 02:23
むか〜し、海外で暮らしていた頃、欧州史も習ったが3世紀〜16世紀ぐらいまでは「暗黒時代」と
大書きされていた。
消防だったんで字面が格好いいなと思った程度だったが、最近になって意味が分かってきた。
歴史の豊かさ、という点ではアジアの方が上だと思うよ、マジで。
217 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/10(木) 02:24
ただし日本を除く
218 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/10(木) 02:42
歴史の豊かさというより死体の豊富さだな、むしろ。
219 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/10(木) 07:10
そーだなー、ファンタジーって牧歌的なところもふくめてるよな
それがある意味、世相とあわないできているというか、なんというか
甘いからこそファンタジーなのだろう
シビアなまんまな現実ならお話にするまでもないわけだからな……
確かに217はバカだが、「国民の歴史」も一種のファンタジー本だぞ。
ドイツロマン主義というのかな。著者自身が意図的にファンタジーとして書いてるんだと思うが。
223 :
T・S:2001/05/10(木) 17:58
>214
中世系ファンタジーってのは(略)食傷気味。
もう十年も前から言われてることですね。その後に古代日本系だの中国系だの近代系
で魔法ありだの、それこそいっぱい出てて、未だに中世ヨーロッパなイメージが払拭し
けれないのは、やはり「ファンタジー」と言う語感のせいですかね。
歴史関係の話題は薀蓄を聞いてる分には面白いんですけどね・・・・・・。
ある程度食傷になったら,歴史の裏話,薀蓄,は面白い。
しかし,あくまで「ネタ」なので「お話」でない以上,
典型的な物語中毒症には,ちとつらい。
ノンフィクションも悪くは無いが,それは人間ドラマはあっても
可愛い女の子はでてこないしー。
……人間として何かが腐っているな。
225 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/10(木) 19:12
>>222 言い得て妙。>「国民の歴史」も一種のファンタジー本
ま、「歴史の豊かさ」が、日本にないなんてことはないぞ!
てことで。
226 :
やっぱりノベルス派:2001/05/10(木) 19:36
>>225 「国民の歴史」の初めの方流し読みした後で
「日本書紀」流し読みしたら凄いマジメな歴史書に思えた。
227 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/11(金) 02:52
まー確かに、メイドとか謎の美少女とかハネ生やした美女とか、そういうのは現代物では
出しにくいな。ファンタジー世界の方が世界観がデタラメな分、やりやすいかもしれん。
228 :
222:2001/05/11(金) 03:21
>言い得て妙。>「国民の歴史」も一種のファンタジー本
異世界ファンタジーも、その原点であるムアコックのエターナルチャンピオンシリーズにも多分にネイションのような「ファンタジー」に対する幻滅がバックにある、例えばエルリックなんていうキャラクターも、ベトナム戦争後の麻薬や宗教に走ったリベラルな若者像なのだというのはよく言われるところだし。
そういや1が引用してる「レイアース」の作者の出自も、ナショナリズムという観点からは興味深いしね。
「国民の歴史」のファン層とアンチ層は結構異世界ファンタジー読者層と重なっているみたいだし、分析したら面白いかも知れない。
229 :
T・S:2001/05/11(金) 10:22
今、なんとなく思い出したけど、「スペルキャスター」に出ていたマルキストなドラゴン
はどうなったのだろう? 一巻しか読んでないけど、資本論を座右の銘にしているドラゴン
ってのは結構面白かった。
>>227 ファンタジー以外でそれを出したら,まず間違いなくギャグになる。
そういや今回のファミ通で,そんなの出てた。
「なんとか天使なんとかなんとか」という作品 < 既に説明になってねぇ
1.メカフェチのめがね娘,幼馴染(オーバーオール服)
2.うさぎ耳バニー,幼女(小学校)
3.チャイナドレス,巨乳
4.褐色肌の金髪,天真爛漫のー天気
5.無表情の機械的年上美女
6.萌え燃えの巨大ロボ
買ったし読んだ……読んでしまった。
この病気は,たぶん一生治らんのだろうな。
>>229 早川FTのスペルシンガー・シリーズのあのドラゴンなら、
続きの巻で、労働者の組合(?)を組織して戦闘に参加してた。
232 :
T・S:2001/05/11(金) 19:44
>231
ありがとうございます。どうやらタイトルを間違えていたようです。しかし組合を
作るドラゴン・・・・・・向こうのセンスはやはり違うなと思います。
233 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/11(金) 21:19
ドラゴンで思い出したが、
「シャドウラン」(サイバーとファンタジーが混じったTRPG)
の公式シナリオでは、
ドラゴンが大統領に立候補して、暗殺されて
それをPCが謎をとくシナリオがあったな
あ、俺もついでに・・・
上の方でちょっとでた井沢元彦「ドラゴンバスター」のデキはかなり酷い部類。
235 :
T・S:2001/05/12(土) 16:26
ファンタジーといえばやはりドラゴンがつきもの。最近の作品では「ドラゴンなんかこわくない」
なんてのがありましたね。ファンタジーと見せかけてSFで、さらに平行世界モノもやってしまうと
言う節操の無さ。面白いかと言うと・・・・・・まあ、人によりますね。
236 :
タイトルに騙された名無しさん:2001/05/12(土) 19:58
>>234 うむ、同意せざるをえまい。。。
ドラバスが好きで、小説をみつけたときはやった!って思った。
読んで……(;´Д`)アア…
237 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/12(土) 20:47
中学校のころにドラバスを読んだけど,けっこう面白かった
記憶がある。あれは遠い日の思い出だから?
ファイヤーボールが超必殺扱いされていたところとか好きだったんだけど。
冒頭の方で、スケルトンにファイヤーボールが効果無しなところとかで
おお、って思ったなあ。
アニメで申し訳ないが、「今そこにいる僕」なんてのは偶然で異世界(超未来)に飛ばされたのはいいけど
なんの力もないし、なんの力も手に入れずに色々と傷ついて帰還する酷い話だったような……
239 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/12(土) 22:28
システム的には革新的なんだが、
「新しいだけで面白くない」を実践しちゃった悪い例かと。
240 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/13(日) 07:27
今そこにいる僕……。あれは見てて気分悪くなったよ……。
241 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/13(日) 09:07
おなじカントクが「こどものおもちゃ」と「フルーツバスケット」をやるとはな、あれ。
242 :
ペンネームC:2001/05/13(日) 10:38
>>240 あれは王様の狂いッぷりが実にかったね。
さすがにあそこまでアレな作品はそれ以来見かけない。
243 :
T・S:2001/05/13(日) 19:15
あれにテーマがあるとしたら、結局は何ができる訳でもなく何も残せないけど、人間は
それでもそこでできることをやるほかはない・・・・・・って所かな。その辺は「彼方から」の
ノリコや「日帰りクエスト」のエリとかと共通してはいると思うけど、見せ方がリアル過ぎ。
普通の小説やアニメではそれなりに主人公が適当に「行動することの意味」を見出すけど、
あれにはそれをする余裕がないですね。ある意味で「こどものオモチャ」にも勝るスピード
感でした。
狂った王様なら「フォトン」の銀河皇帝・・・・・・声は同じ人だけど。
>>243 ああ、あの銀河皇帝、最終話のキレ方はすごかったよね。
あれはある意味頂点だよ。
「今,そこにいる僕」
これはこれで,大事なことを描いていたような気がする。
臭いものに蓋をせず,包み隠さず,そのものずばり,で。
時々逃避願望的に願う「ここじゃない何処かへ行ってしまいたい」
という願いの,甘さを抜ききった所に感服したよ。
現実の世界では,結局のところ「日本国籍」に守られてしまうから,
本当の意味での「自由」と「知らない場所」への移動を願ったら,
ああいうリスクは当然あってしかるべきだ。
でも,シュウ。あいつは絶対に普通じゃない。
あの高さから落ちても死なず,脚の銃弾の怪我はあっさり治り,
あれだけの境遇でお人よしのヒューマニズムを維持できるのは
立派にヒーローの素質があるよ。私には無理だ(苦笑
「無限のリヴァイアス」同様,極限状態での群集ものに近かったかな。
こういう作品は,個人的には嫌いじゃない。
246 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/13(日) 21:47
ようするに昔のファンタジーが
「魔王」という役によって「悪」を「個人」に帰して、
「ヒーロー」という役で「善」を「個人」に帰した
西洋文明そのままであったのにたいし、
(いまでも「バットマン」がいて「ジョーカー」がいるように)
個人の悪は契機でしかなくて、それが止められないとき、
全体はそれを普通にうけいれてき極限状態が「普通の世界」になり
人が悪を(あるいは戦争? あるいは人を人として扱わないこと?)
「世界」としてしまうことかな。
それは「異世界」だけど「世界」のもうひとつの顔でしかないかも
>>246 わかりません。全然わかりません。
お馬鹿なオイラ風に簡潔に言うと
「日常と非日常の境界は簡単に曖昧になるんだよん」
て事で合ってる?
呼んだ?
>>248 まだ世界の敵は出てないよ
ネタスレに帰れ
250 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 01:32
日常社会で人が死ぬと事件になるし、特定の犯人がいれば
ミステリーとか、ホラーになるけど
戦争中に兵士が死んだり、
内ゲバによって人が死んだりすると、
悪が薄められる、というか、何と戦えばその悲劇はなかったか?
だれかが戦争をはじめたからか、誰かが告発したからか、
あるいはそれを誰もとめなかったからか
そうすると「世界」ってことになる。
主人公が戦うべき相手が、消えてなくなる。
でも厳然とそこに悪はある。なら世界を構成してる人々を倒せば主人公すら悪となる
251 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 01:42
近代の物語はそういう話が主流だね。
もはや責任転嫁できる「おとぎ話の悪役」なんていないことが
分かっちゃったから。
悪も善も内包した「自分」と、どう付き合うか。
ってだんだん日本的私小説の世界に入ってきたぞ(藁
252 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 01:47
善悪の二元論で括れるのは異世界ならではだよなぁ。
現実っぽく見せようが立派に異世界(w
いい人も悪い人もいないもの。現実問題。
254 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 02:06
竜(絶対悪の個)がいるから、英雄(絶対善の個)になれる。
ってわけですな。「滅日」だな
255 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 02:14
英雄が没落していく話はそれはそれで面白い。
するとこうなったら閉塞した世界に刺激を与えるために異世界召還される話とかしかないんかー?
ところで、召還されていきなり「お前は選ばれた勇者なんじゃ!」と言ってるくせに、実は過去に何百人も
召還していて、脱落者が多数存在している話ってある?
257 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 02:34
>>256 何かどこかで読んだような……ゲームか漫画だったかもしれないが
PSのゲーム「MOON」がRPGの勇者を風刺してて面白かったなぁ
ドラゴン(悪玉)が月の女神(愛を管理する)と表裏一体だったり、
主人公の役目の一つが、「勇者」が惨殺したモンスターたちを生き返らせて保護することだったりした
視点が違うとこうも話が違うのね(w
>>256 長谷川裕一の「サンドホリー西へ」ってマンガが、魔王の復活に対抗して
勇者の子孫を次々に狩りだしては送り出してるけど負け続きで、かなり
武芸の心得も何にもない遠縁の主人公が引っぱり出されるって話だった。
小説のネタじゃないんでsage
>>256 ライトノベルでもなんでもないが、モーニング娘。ってそのままだな。
数千人から選ばれてオーディションは受かっても脱落者多数。
261 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 07:27
次から次へと勇者が補充されていく……ってか?
262 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 10:23
>>256 遊演体のネットゲーム「勇者110番」なぞは如何か。
勇者召喚の儀式により、地方都市が丸ごと一つ召喚された。
結果、約1万人の市民が勇者として覚醒(!)。
当然、正義感のカケラもない勇者や臆病勇者が大量生産。
しかもこの世界「困った時の勇者召喚」が常識化していて
住民は基本的に、勇者に頼る以外はなにもしない。
過去には、それをいいことに好き勝手やった勇者も多いらしく
「勇者様に美人の村娘をいけにえとして差し出す」
「勇者様に村中のタンスや壷を覗いてもらう」などの怪しい儀式が!
一応小説にもなっているから板違いではないぞ。
ああ、そうか、すっかり本末転倒になってしまったけど、物事を成し遂げたからこそ勇者なんだよな。
いきなり召還されて勇者発言されたら、眉にツバつけないとな、ヘタしたらその世界の捧げモノだろうし(電波)
264 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 16:47
マーリンに呼び出されてしゃべる剣を相方にされて
むりやり冒険させられた懐かしい記憶が。
265 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 18:37
ピップは勇者なのだろうか
266 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/15(火) 02:22
ライトノベルじゃナイが、ミヒャエル・エンデの「はてし
ない物語」は「勇者補充モノ」と言えるんでは?
映画は話違ったがのー。
267 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/15(火) 07:23
キャプテン・スーパーマーケットとか死霊のはらわた2とか
268 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/15(火) 07:30
「勇者」って言葉自体、すごくイタいな……。そのへんうまく突けば面白そうな気もする。
269 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/15(火) 09:57
勇者ってのは大勢の挑戦者の中から何かをなしとげて
名をあげた者って感じが私的にはしてるんだが。
だからいきなり勇者ってのはなぁ。
伝説の勇者と奉られるってのは有りとは思うんだが。
>>256 伝説の勇者やら英雄の生まれ変わりやらXX神の使いやら
いろいろなシチュエーションのキャラがごちゃごちゃ出てくる
パロディ系って無かったっけ?
勇者というのは職業じゃない。生き方なんだ。
271 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/15(火) 20:11
英雄は実績が当然あるわけだが、勇者ってどうなんだ?
蛮勇もまた勇者って気がするが。
272 :
T・S:2001/05/15(火) 21:07
蛮勇だけでは勇者は名乗れない。勇者に必要なのは何者にも怯まない勇気と限りない優しさだ!
・・・・・・とかよくいわれますね。作品の中で。
つまりは強くて優しい人であることが第一条件と。なるほど、ハードボイルド探偵が"現代の騎士"
を名乗るはずだな。
273 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/15(火) 21:16
異世界に行った主人公が
現代の知識を披露して勇者様扱いされるのはわりと良くある。
274 :
271:2001/05/15(火) 23:35
>>272 いや、それを称して蛮勇と表現すると思ったんだがな。<何者にも怯まない
化け物じみた誰も敵わない強さ、ってのは勇者に必須ではないと思われ。
いわゆる
「勇気とは、恐怖を感じないことではない。恐怖に直面してなお行動することである」
という奴ですね。
異世界と関係無いのでsage
276 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/16(水) 00:25
まー動かないんじゃ勇者いぜんに主人公にならんよね。
巻き込まれ型主人公も、やはり動いてることになるのかな
278 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/16(水) 07:39
伝説の勇者のくせに臆病で腰抜けで弱虫でオカマで変態で大バカ、って話があったら
読んでみたい気もする。……オカマと変態はいらんか。
279 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/16(水) 10:14
ショタホモの勇者と攻撃呪文フェチの神官だったら知っとるが。
ライトノベルじゃないけど。
280 :
T・S:2001/05/17(木) 01:10
スリ、かっぱらい常習の勇者の末裔ってのもいた。
ちなみに272で言ってる現代の騎士は麻生俊平のアレ。あいつは「勇気ある者」と言う
意味においても確かに「勇者」です。
あの世界もある意味異世界っすね。
281 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/17(木) 01:14
勇者うんぬんで思い出したのは菅浩江の「ゲッツエンティナー」
……タイトルうろ覚えなので微妙に違ってるかも。
まぁいいや。
この話、冒頭で二人称で勇者が出てくるんだけど、こいつぐらい
勇者らしい勇者はいないね。
282 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/17(木) 09:53
「不屈の女神 ゲッツェンディーナー」だな。
たしかに【勇者】だな。
283 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/22(火) 17:12
age~n
揚げ
285 :
T・S:2001/06/01(金) 19:36
異世界ファンタジーの多くが王制に思えるのはどうしてだろうかと、そんなことを
考えたことがある。あれこれと理屈を捻ったけど、最終的にでた結論は、
「その方が作者にとって都合のよい話が作れるから」
・・・・・・民主主義だの共産主義だのが出てくる程度に発達した社会の「勇者」って、
なんか色々とファンタジーじゃいられそうにないしね。
民主主義のような弱者が力を握る社会には
簡単に力を手に入れることが出来る銃とかが必要になってくるからね。
選ばれた勇者が活躍するには不便な閉じられた世界のがいい。
287 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/01(金) 19:49
>・・・・・・民主主義だの共産主義だのが出てくる程度に発達した社会の「勇者」って、
古ゲルマンの森の金髪の狂戦士or軍馬に跨った甲冑の騎士
=ナチスの宣伝に出てくる若くマッチョでハンサムな親衛隊員
騎士十字章、とかレジョンドヌールってのもあるね。
中世の戦士のイメージじゃないかな。
288 :
T・S:2001/06/02(土) 13:44
ナチってほとんどヒトラー王制な独裁政権じゃん・・・・・・。
289 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/02(土) 14:37
290 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/02(土) 14:48
>>286 「小銃という技量差の対して出ない武器」と言う軍備の担い手の広さの上に
近代民主主義は成り立っているのだから当たり前と言っちゃ当たり前だな。
剣の時代というのはそれこそ神に選ばれたのではないのかと思うくらい、本当に
上と下の技量差が大きかったらしいが
291 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/02(土) 14:50
まぁ、軍備のハイテク化が近代民主主義に終焉をもたらすのでは
無いかと危惧する軍事研究者も居ることだし
292 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/02(土) 16:37
石川賢とかの漫画みたいに、敵が絶対共存不可能な宇宙生物だったり
すればハイテク兵器を多彩に操る勇者がいてもよいとは思う。
だけど、男には「肉体性」への憧れ、女なら「権勢」への憧れがある
そうなので、勇者が「個人の戦闘能力」で切り抜ける展開や、
権力か財力を躊躇無く投げ出す王子とかの話のほうが「うける」
そういった「うける」設定を使うには、
個人の能力とは関係ないハイテク兵器のない時代、
個人が絶対の権力を持てた時代、ということで選ばれてるんだろうな
>>288 それをそのままヒロイックファンタジーとして描いたSFがありましたね。
ミュータントの侵略に怯える人間世界で、伝説の剣に選ばれた勇者が
志を同じくする若者を集め、腐敗のためにミュータントに対抗できない指
導者を追放して実権を握り、ミュータントに闘いを挑む。
「鉄の夢」でしたね。板違いなのでsage
294 :
T・S:2001/06/02(土) 17:32
ナチの残党(?)みたいなのが異世界に攻め込むって話もあった・・・・・・。
ブラスルーンって、終わったのかな?
長島巨人軍が過去の世界に……
296 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/02(土) 19:52
クラッシャー・ジョーのことか?
考え込んでしまったぞ
クラッシャーってだけじゃわかりづらいだろが(笑
299 :
名無しより愛をこめて:2001/06/06(水) 01:11
300 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/06(水) 13:22
そりゃあれだよ。
現実世界を舞台にしても成り立つけれど、面白くないシナリオってのを
主人公を異世界に飛ばして、舞台を架空世界にすることで面白くできるからだろ?
301 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/06(水) 13:24
現実世界に流れ込んできた異世界人を主人公にしてもあまりおもしろくなさそう
303 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/06(水) 19:32
>>290 素人が銃だけ持ってても訓練された特殊部隊には歯が立ちませんけどね。
まあそれは別の話か。
304 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/07(木) 07:12
>>303 その素人の手にした銃は、
真の勇者のみが扱える超強力な伝説の魔法の銃なんだな、実は。
で、ピンチの時、弾丸に変身した妖精をぶっぱなして、一発で特殊部隊を
全滅させてしまうのだ。
>304
エトガン?
まぁ、あのへんまではファンタジーと言えると思うが、それ以上の近代兵器を使うと
ファンタジーと言うよりSFと判断されちまうんじゃないかと思う。
306 :
T・S:2001/06/09(土) 14:04
昔、花丸かなんかで読んだ小説のあおりがSFとかいてスペースファンタジーと
読んでいた・・・・・・。
いや、それだけの話なんだけど。
307 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/10(日) 22:00
後から後から無限に湧いてくる勇者に疲れ果てた魔王
ってのも時々いるわなあ(藁
308 :
名無しより愛をこめて:2001/06/10(日) 22:18
>>303 昔フランスの特殊部隊がユーゴで要人護衛してた時、テロリストの襲撃にあったんだけど
敵のあまりの殺気に気圧されてしまって完全にデクの棒だったって聞いたぞ。
軍事オタクが期待するほど強くないよ。まるでスレ違いでスマソ
309 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/18(月) 21:40
現実の人間が異世界に行く方法は何パターンぐらいあるかな?
思いつくままに挙げてみると、
1)気を失う、夢等、意識が途切れている内に何故か異世界に。
2)異世界から召還される
3)異世界からの案内人の誘導あるいは魔法
4)不思議なアイテムの力
意外と出てこないな……
310 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/18(月) 21:53
5)衣装ダンスの中は雪国だった。
6)絵を観賞していたら絵の中にいた。
311 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/18(月) 22:11
異世界トリップアイテム
魔法陣
鏡
名所旧跡
穴
312 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/18(月) 23:19
7)異常な気象現象。
『オズの魔法使い』ではたんなる竜巻でオズの国へいってしまう。
移動の理由が明解なので、1)には入らないと思われ。
313 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/18(月) 23:23
8)科学技術の成果で異世界へ行く。SFか?
314 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/18(月) 23:26
9)宿題を忘れて罰として教師に行かされる。
10)ライトノベルを書いていたら自分がその世界の中にいた。
オチを決めていなかったので、ラストに向けて苦しむ。
315 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/19(火) 00:47
11)現実世界では死んだことになって生き返るために異世界を奔走
316 :
T・S:2001/06/19(火) 17:22
12)10の亜流だが、作者は父ってのも。
13)RPGやってる世界に入る。
317 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/19(火) 17:51
>>316 の12)
あれは最悪! なまじアニメが好きだったもので非難の言葉しか出ない……。
とほほほほほ。
318 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/19(火) 19:51
5)と9)〜13)の作品名が知りたい。
特に5)と9)。
もしや12は,絶版の「炎の剣士」では……
いや違ったっ! 13)だ。すまん。
321 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/19(火) 20:00
衣装ダンスの中は雪国っていうのはナルニア国物語だったと思う。
322 :
T・S:2001/06/19(火) 22:01
12)は菊地秀行唯一のノベライゼーション。私は結構好きだけど。とてもバカな話で。
13)は「夢龍戦士アインレオン」が最初に頭に浮かんだけど、まだあったかも。
9)は・・・・・・魂が覚えてるのに、記憶がない。なぜだ・・・・・・。
11)はまさか岬…いや、何でもない。
324 :
名無しより愛をこめて:2001/06/19(火) 22:57
こないだ道を歩いていたら、いきなり光に包まれ、気が付いたら変な場所に
足元には俺の膝ぐらいまでの背たけのない、妙な服を着た少女(?)がいた
そいつは耳が痛くなるようなキンキン声で
「巨人○△×□よ、あいつらをやっつけて!」
なんて生意気そうな口調で言うので俺は思わず「やかましいっ!」と蹴飛ばしてしまった
そしたら元の道に戻った。
うーむ、不思議な体験だった・・・
325 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/20(水) 19:03
9)の異世界って、
普通の生徒がてくてく行けてしまうような異世界なんだろうか?
>>322 12)って幻夢戦記?
れだ〜とおめいなぁ〜って
この歌誰も知らんか。
327 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/20(水) 23:35
314です。
すいません
>>314 の9)10)は、別に現実の作品から取ってきたんじゃなくて、
私のテキトー思いくままのネタでございます。
ただ、似たような作品はあったかもしれないので、その辺ご了承のことプリーズ。
個人的には、竹本泉さんの「ねこめーわく」(漫画だけれど)が好きだな。2)だ。
328 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/21(木) 01:48
>>321 ナルニアは箪笥異世界の古典だけど、新井素子にも箪笥でつながってる異世界
ってなかったか?
>>328 新井素子で箪笥つながりってありましたっけ。
アパートの中で穴掘ってて、それがもぐら世界に繋がってるってのしか覚えてない・・・。
「絶句」の能力者がアパート中の空間ゆがめてそこかしこに繋げてるって設定だったから
どっかの部屋のタンスが繋がっててもおかしくはないけど(笑)
役にたたん情報なんでsage
330 :
たぷたぷナナシサン@731週日:2001/06/21(木) 09:08
…坂田靖子のダンジョンズ&ドラゴンズ(ボソーリ)
331 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/21(木) 09:15
竹本泉で思い出したが、11)はさよりなパラレルだな。
332 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/21(木) 13:31
アニメだけど「青のブリンク」by手塚プロ は12)じゃないか?
父親の書いた小説の中に入る。つじつま合わせなのか、苦慮の末なのか、
ラスボスに釈然としないものが残った。
「カケルくん、勇気をあげるよ!!」のび太並の主人公だったな。
333 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/21(木) 18:16
14)異世界が何かのはずみ(あるいは特殊な条件下で)で現実世界と繋がってしまう。
334 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/21(木) 18:23
15)死んじゃう。
14)
「東京キングダム」? それとも「星魔バスター」?
336 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/21(木) 19:31
14)大長編ドラえもんだろう!
337 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/22(金) 00:28
>>330 そ、そんなものあったんですか?
詳細きぼーん。って板違いですね……
338 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/22(金) 01:38
>>328 新井素子の「ふたりのかつみ」は押入が異世界と繋がってた。
339 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/22(金) 03:19
「現代世界に生きる主人公が何かの理由で異世界に」→「異世界での冒険を通じて成長」→
「元の世界に戻り、異世界での成長により現代で直面していた難問を解決」
本当に使い古されて手垢が付きまくったパターンだよね。
もし新人で「現代世界に生きる主人公が異世界に……」なんて設定で書いた小説あるとしたら、絶対に買わないな。
陳腐だと予想できるから。ある程度の実績ある人なら、「何か予想外しや斬新なアイデア」を希望するけどね。
340 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/22(金) 04:01
16)死ぬ直前に神に呪いの言葉を吐いて別の世界につれていかれる
341 :
T・S:2001/06/22(金) 10:08
ううむ。314の9)はネタでしたか。なんだか聞いたようなことがあるような気がした
のに・・・・・・とうとうボケてしまった。
しかし、なんだか「バカの一つ覚えの展開・異世界ファンタジー編」みたいな様相を呈して
来ましたね。
339のパターンは、童話とか民話の定型にも似ているように思います。異界に迷い込んだ人物
が、なにかの試練を経て宝物や神仏の加護を得て現世に帰り、問題を解決したり出世したりする
ようなの。
16)は、もしかして解呪ネタ?
東南アジアのある国に,伝統的に伝わる舞踊物語で
「ラーマ・ヤナ」というものがあります。
ラーマ皇子という主人公が,魔王ラバーナにさらわれた姫(奥さん?)
を取り返す,という物語ですが,なにせ相手は魔王です。つらい。
で,ラーマ皇子はその旅の途中で実質異世界とも呼べる「ポノムクロム」
という山に迷い込み,ハヌマーンという白い巨大な猿と闘うことになります。
まぁ,皇子が勝ちまして,そのおかげで彼はハヌマーンと親友になり,
体の大きさを自由に変えられる彼の協力と,彼の部下である猿の軍勢を
借り受けることが出来まして,魔王に戦いを挑むことになります。
そして最終的には,魔王の弟であり善神でもある「ビシュヌ」の力も
借りまして,無事にお姫様を取り返しましたとさ。
なんつーか,これだけ聞くと,わらしべ長者みたいな英雄です。
追記するなら,白いお猿さんは孫悟空のモデルです。
そしてラーマ皇子は,その後,古代王都アユタヤーを築きましたとさ。
神話と王族の権威が,一体化したお話ですな。
異世界に行き,現実世界の問題解決なら「はてしない物語」もそうですね。
異世界にいって成長して,いじめっこに負けない心を持って帰ってくる。
343 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/22(金) 11:27
「CAROL」も一応異世界ファンタジーか。
CDは大好きだ。本は……。アニメは……。ノーコメント。
344 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/22(金) 13:39
>>339 いいんでない。逆に、
「現代世界に生きる主人公が何かの理由で異世界に」→「異世界での冒険を通じて人として大事な何かをなくす」→
「元の世界に戻り、異世界での破局により自分自身が更なる難問に成長」
なんて、話は読みたくない。
>>344 確かに,そんな話は嫌だ。読んでいて元気がなくなるから(笑
ただ,
>>339のいうように「変わり映えしない」という危惧も
確かにあるので
「異世界の状況が目新しい」とか
「主人公やその他のキャラクターが新鮮」とか
「描写力や作中の雰囲気作りが良作」とか
に着目してから購入かな。
あと「異世界へ行く」のが,終始,現実逃避的なものを作中に
漂わせていると,ちょっと嫌かな。現実で頑張る話が好きだから。
そういえば,この手の個人的な大失敗では「破壊の宴」が。
そりゃ,目新しい状況ではあったが……。
346 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/22(金) 15:03
>>341 ゴメン、夢幻の心臓という大昔のパソコンゲームのストーリーだよ。
「死の瞬間、神に対する呪いの言葉を発したものは、輪廻転生から外れた異空間「夢幻界」に落とさ
れ、そこで三万の日を過ぎる前に伝説の「夢幻の心臓」を手に入れれば生き返る事が出来る
もし、「夢幻の心臓」を入手出来なければ…怪物と成り果て、この地にさ迷うか、魂の消滅が訪れる…」
「青のサフィール」小学校の時にその年の推薦図書だったけか。
あれはいじめられっこで、親にも見捨てられた子供が異世界に行く話だった。
どうやってワープしたのか知ってる人いない?
上の論議見てちょっと気になった。
内容はとても暗くて釈然としないファンタジー。
選んで推薦した奴出てこいと思ったよ。
348 :
T・S:2001/06/22(金) 21:22
>346
なるほど。パソコンゲームでしたか。この分野は不勉強でよく知りませんが、やたら
とバリエーションがあるもんですね。エロゲーなんかは無茶苦茶ありそう。
>344
に限りなく近いのが「今、そこにいる僕」みたいな感じがする。結局、シュウがあの世界
から得られた物は、限りない無力感と微かな満足だけだし。
>>344 ライトのベルでないけど、レベルEのカラーレンジャは、
その一歩手前までいってたな。
>>345 >あと「異世界へ行く」のが,終始,現実逃避的なものを作中に
>漂わせていると,ちょっと嫌かな。現実で頑張る話が好きだから。
17)男女二人で高いところから落ちる
現実世界に帰ってきても、異世界の人格者たちのことが忘れられず、
親も友達も捨てて、嫌な先生から逃げるために二人で崖から飛び降りるという
話がありました。それって心中やんと思った記憶が。
ふと思ったんだけど、
タイムスリップする。事件がおきる。歴史が変わる。
実はパラレルワールドでした(・∀・)イイというのは
異世界ものになるんだろうか?
なにが「異世界もの」じゃないかそうでないかを知りたくなったのね>351
それをつきつめていくとねジャンルを何でわけるかってことになるの
でもここでは小説の定義はしないことになってるわけよ、OK?
>>348 私としては,成長できたから良いのではないかと考察しました。
無知ゆえに,自分の意見をまっすぐに言っていた
「生きてればそのうち良いことがある」が
清濁を飲み干した後にも言えるようになったのだから。
机上の理想論で語る奴は気に食わないけど,実際体験した行為で語る奴は好き。
そういうのは,たとえその論理が自分から見て稚拙でも,共感できなくても,
尊敬はできる。生きた理論だから。
シュウはあれだけの体験をしながら「変わらずにいることを選んだ」ので
すごいと思う。
でもサラの最後は理想すぎたかなー,あれ,女の子が見たら怒りそう。
それにあの世界,飯まずいっす。
>>350 それって,もしかして「西風の神話」
確か高校1年生の頃,図書館で見つけて読みました。実は感動しました,すみません。
社会人になってから,本屋で見かけて購入しました。反吐が出ました,すみません。
354 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/26(火) 12:46
>>343 アニメもあったのか……。
ラジオドラマは知ってたけど。
「夢幻の心臓」を例に挙げる山犬。氏って幾つだ?
そしてそれを懐かしいと思う俺も(笑
>>355 いや,別に私は「夢幻の心臓」を例にあげてはいませんが。
それを用例に出してくださったのは,
>>340,
>>346の両名です。
つーか,すまん,そのゲーム知りません。
幾つだ? というご質問には
「もう,おっさんですよ,はっはっはっ」
と,お答えする他,術はありません。
「夢幻の心臓」か懐かしいな。
そういやBPSの「ムーンストーン」の発売はいつになるのだろう? (笑
待ちくたびれたぞー
・オートバイで崖から落ちているときに、妖精に呼ばれる。
または特攻機に乗っているときに(以下略
>>353 >それって,もしかして「西風の神話」
そうです。
大人には読めないライトノベルを書く作家の一人ですね。
ファンタジー世界に行った先でファンタジー物のTRPGをやりたひ・・・。
ブラックオニキスか…
>357
開発中です。対象機種はFM7。
362 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/27(水) 22:27
異世界ファンタジーの考察ってことなら、
ひかわ玲子の『ひかわ玲子のファンタジー私説』� はどう?
この人の作品は「魔法のお店」で挫折したけど、
この評論集はファンタジーを熱く語ってて、俺は好きだ。
>>360 漫画になってしまうが「ダイ・ソード」でも読んでなさい。
364 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/04(水) 04:07
最初から異世界人を主人公にすると設定を説明する手間がかかるからじゃない。
日本人なら『平凡』な高校生、女子中学生で済んじゃうわけだし、
「エルハザード」の主人公水原誠あたりはその典型だし、
「レイアース」の三人娘もそんな深い設定のキャラじゃない。
召喚モノで平凡とかけ離れているキャラいったら、
「リアルバウト」の南雲だけれど、
あれは、日本メインだしなぁ〜。
365 :
sage:2001/07/10(火) 21:41
「夢幻の心臓」なつかしい!
家族がどっかからもらってきて、何がなんだかわからぬままプレイしていた。
そういう設定だったんだ…。初めて知ったよー。
スレと関係なくて申し訳ないけど、ありがとう。すごくすっきりした♪
366 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/12(木) 00:05
>>364 オレもリアルバウトの異世界は世界の広さ(世界観)が、隣の町もしくは隣の県
程度だから異世界とは呼べないと思うな。
人がそこで生活してると感じられる生きた設定が無くて不自然だから。
と言っても最低限の説明でさえ、もとからナシなんだけど・・・
368 :
名無しさん:2001/07/14(土) 00:27
age
369 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/17(火) 20:45
ところで、現実世界で成長できなかった奴が、異世界に逝くと急に人が変わったように成長するのは何故?やっぱ、与えられた力のせいですか
370 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/17(火) 21:05
それは、現実世界ではおとなしいのに、2ch来ると元気になる
少年中年たちに聞けばいい?
漏れ ? さあ、匿名だからかな。
>>371 とかにも聞いてみよう。
「普段は人と目を合わせて会話もできないのに、なんでネットだと
態度が高飛車、口調がぶっきらぼうなんですか?」
「あ、まともな会話ができないというのは、現実とおなじですね」
漏れ? やっぱり、匿名性というのが大きいと思う。
あっというまに荒らしに成長とかで、成長もできるしね! できる氏ね!
>>372 ああ…可哀相に…
372はライトノベルの読みすぎで…
だから聞いてないって。
というかオマエガナー
374 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/17(火) 22:06
>>369 そのとーり。
ただし力を与えたのは作者だけどさ(笑)
まぁ、現実で簡単に化物ブチ殺せる程に強くなったり急成長したら変だが、
常識の通用しない異世界なら違和感は現実世界程はないだろ。
それに異世界は基本的に普通より強い変身願望(現実ではやりにくい事)
を満たす事が前提だから主人公が急成長したり話が大袈裟になる事も
暗黙の了解に近いと思うが?
いや、漏れは、むしろ、エロマムガの見過ぎ。
あと、言っていい? 言っていい?
>>373 オマエモナー!!
夏。花火。蚊取り線香こそ、水溶性のベープになったが、
去年と同じ夏が来たので、少し嬉しい。
379 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/17(火) 22:22
いや、むしろ、ドーモ!よりも、
!ドーモ
このネタの面白いところは、NTTドコモのi-modeとかけてある点です。
いや、触法精神病患者です。
自分の意見が叩かれただけでこうも反応するとは。
しかもカッコつけてるし。
よほど自分に自信を持っているんだろうなぁ。
あ、何もいわなくていいから。
385 :
名無したちの午後:2001/07/18(水) 11:41
>>369 ユミナ戦記とかオーラバトラー戦記あたりを想起してみると…
現実世界,というか現代日本では多少ヘタレてても人並み程度の事やってれば
食いっぱぐれることってのは,あまりありませんよね.
だけど着の身着のままで「死」が常に隣り合わせ状態で世界における自分のポ
ジションを確保しないことには生きていくことすらままならない,そういう世界
に放り込まれて必死にあがいてその場その場を凌いでいるうちに,いつのまにか
かつての「現実」からみると異常な急成長を遂げていたということではないかと.
戦争状態のような極端な環境でなくても,一人の日本人を他所の国に放り込んで
何年か待てば,彼は以前よりもはるかに逞しくなっているのではないかと.
住む環境が苛酷な方向に激変し,生きていくために環境に適応する必要があるの
なら,人は嫌でも「人が変わったように成長」せざるを得ないと思いますよ.
386 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/19(木) 14:45
>>264 14へ行く、あれですな。
>>302さんが挙げた「私の勇者さま」で思い出したが、
現実世界から送られた、異世界を荒らしたり支配しようとしたりする輩と
対決されられる、という展開もあるな。
(「私の勇者さま」は逆だったし、成り行きで対決したのだが)
田中芳樹の地球儀シリーズも多分そうなのだろう。
387 :
T・S:2001/07/19(木) 18:54
今更の話題なのだけど、ずっと気になったので。
・・・・・・田中芳樹のって、「西風の神話」じゃなくて、「西風の戦記」じゃなかったかな。
一度しかよんでないけど。ついさっきまで思い出せなかったけど。
388 :
:2001/08/14(火) 11:58
389 :
イラストに騙された名無しさん:2001/08/14(火) 19:45
イヤな設定スレに触発されて……
Q.女戦士はどうして、金属の下着だけといった、露出の激しい装備だったのか?
私の解答。
当時は女性差別が激しく女性が戦士として就職するのは困難であったために、
厳しい任務に相応しい筋肉をアピールする必要があった。
どうでしょう?
390 :
イラストに騙された名無しさん:2001/08/14(火) 19:49
>>389 A.色仕掛けに決まってんだろ(゚Д゚)ゴルァ
391 :
イラストに騙された名無しさん:2001/08/14(火) 20:06
>>390 いや、それは分かってるんだけど、
敢えて、その必然性を考えてみたの。
>>391 それはいくら考えても必然性はないとおもふ。
>>385 でも、実際は世界の紛争地帯の住人が
たくましく、強いわけでなく、平和な国の人の妄想なんだな。
つーか紛争地帯の住人って、たいていが食糧難でガリガリなんだけど……
アフガニスタンではこの先、月単位数百万人の餓死者が予想されるそうです。
(もともと食糧輸入国の上に経済制裁下)
Hack & Slash なファンタジー自体が平和な国の妄想。
なんであれ「いくら考えても必然性はないと思う」といった発言をす
る人は、創作には向いていませんね。いや、「読者」としては、それで
全然OKなんですけど。というか、その方が嬉しい(藁
全ての読者が、様々な設定について突っ込んで考えていたんでは、書
く方が大変です。「女戦士のビキニアーマー」にしても、例えばそれを
ネタに(もちろん必然性のある設定で)小説を書いたとき、そういう人
は素直に「おお、なるほど。こういう手があったのか!」と驚いてくれ
ます。非常にありがたい、ぶっちゃけて言えば与し易い読者ですね。
逆に「ビキニアーマーの必然性? そんなもの、一〇や二〇はすぐに
デッチあげられるぜ」って人は、創作に向いているし、読者としてもきっ
と手強いでしょう。
389さんも、「露出の激しい女戦士」について、必然性と魅力を兼ね
揃えた設定を考えてみてはいかがでしょうか?(「筋肉アピール説」は
当たり前すぎて今ひとつでしたが……) 絵的にも華やかで今時のライ
トノベル向けだと思いますし、メイドブームに継ぐ「女戦士ブーム」を
巻き起こせるかもしれませんよ(藁
>395
例えばそいつが戦士兼自然系(精霊とか)の魔術師というのはどうか?
露出を多くして、外界の気をできるだけ多く吸収できるようにしているとか、
身振り手振りをしやすいように動きやすい格好にしているとか。
・・・ありきたりだな。
プリンセスミネルバは露出度の高い鎧によって魔法防御を高めるんだったか?
理屈は忘れたがそんな感じだったな、だから男戦士がほとんどいないらしい(笑)
自分が書いたファンタジーで、女戦士のビキニアーマーに必然性を持たせるために
幸庵対話物語って言う実在している江戸時代の奇書を引用したことがあります。その
なかで
「鎧を着た者と着てない者が闘えば、着てない者が勝つ」
という意見があったのを拡大解釈しました。
鎧は、むしろ身体の動きを妨げるだけなので着ないほうがまし、ってことんですがね。
女性は筋力がないのが普通だし、その話を出して女性が簡単な鎧を着ることの理由と
しました。胸の鉄ビキニは揺れて邪魔になるのを防ぐためとか。
こう言うことに限らず、現実の世界での話や事例を出すと、どうにか説得力を出せる
ように私は思っております。
399 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/19 17:30
鉄砲の発達によって武者鎧がなくなったように、(明治維新前後?)
ファンタジーでも魔法の発達によってフルプレートがなくなり
軽装が好まれるようになった。
最近の流行は急所のみを覆った鎧。
目立ちたがりの者は兜をはずしたビキニタイプの鎧を着ることがある。
うーん… これじゃ男も女もビキニアーマーだ… キモ…
個人的にはセクシーコマンド説を採りたい。
じゃあ、その世界では男性は性的に興奮すると
著しく集中力にかけるとか。
「裸神活殺拳」でお馴染みの「体表からなんらかのエネルギーを放出(吸収)
するというパターン。
あと、人間とは似て非なる生物で皮膚呼吸への依存度が高いとか、布や金属
が極端に稀少な世界とか、その手の設定だと、>399 と一緒で、男も露出高く
なってしまうんだよね……。
半裸の男なんて見たくないってのもあるけど、やっぱ、重装の男戦士との対
比があるからこそ、ビキニアーマーの女戦士が映えるってのもあるんだし。
それよりも寒い寒い雪国へもビキニアーマーという作品があるのはどうかと思うが。
寒い国にビキニアーマは同行する男の体温を
上げるためです。
405 :
イラストに騙された名無しさん :01/09/28 20:28
そして男が冷えた彼女を自分の体温で温めてあげると。
406 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/02 01:46
age
>>309 異世界に行く方法で、仕事に成功しているが疲れた弁護士が新聞広告かDMかに
のっていた「魔法の王国売ります」ちゅうのみて買うってのもあるね。
>>395 えーと、素肌に直で着ないと魔力を発揮せず、当然上になんかきてもダメっちゅう
伝説のビキニアーマー。なんでそんなもんがあるかってのは作ったやつが
腕はあるけどそーいう趣味だったから。ついでにスレの趣旨に沿わせると
シンデレラの靴みたいに、ぴったりの人しか装備できない伝説のビキニアーマーを
装備できるナイスバデエな女の子(作者の趣味がそうならツルペタでもいいけどさ)
召喚した。とかでどうでそ。
sage
409 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/13 00:40
21
>407
ランドオーヴァーシリーズは「異世界からの案内人」に分類されるんじゃないか?
それに、王の証のメダルがあって初めて向こうに渡れるのだから、アイテム依存型にも酷似してる。
いや、どうでもいいことなんだが、ふと。
411 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/23 11:56
ランドオーヴァーは悪党が金儲けのため売りに出してるんじゃなかったっけか?
保守
414 :
イラストに騙された名無しさん:01/11/13 19:40
age
あぼーん
↑何くだらないものを……
ホント、しょーもないから飛ばない方がいいぞ。
sage
sage
419 :
イラストに騙された名無しさん:01/12/15 02:05
半月前に停止したスレを掘り返して言うことはそれかい(笑)。
421 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/01 00:45
ランドオーヴァーでも主人公は成長している気がする。
おっさんだけど
422 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/01 01:41
そーいや「異世界が現実になだれ込んでくる」というパターンもあるな、
ライトノベルじゃないけどウルトラQとか。
ランドオーヴァーは、主人公のおっさんが現実から逃避
しまくった結果、力を手に入れたにすぎない気がする。
425 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/01 02:48
「一角獣を探せ」とか
>425
何?
427 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/21 19:57
age
保全
しずみ
433 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/18 00:38
保管age
434 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/23 22:24
面白いんでまた復活しないかな、このスレ。ageてみよっと。
435 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/23 22:44
『ファンタジーというものはすべて枠物語としての型を持つ』っていう論調で異世界ファンタジーを説明しているファンタジー評論を読んだことがある気がする。
自分はごく単純に、『一番感情移入できる形で異世界が書けるから』って理由を押したいと思います。
板違いだけど、「Ultima」 と「リングバース」がありますねー。
(知名度に雲泥の差があるのは無視するという方向で)
あと、『A君(17)の戦争』は挙げておかないとまずいと思われ。
『A君(17)の戦争』かー。
あの世界観はあれはあれでおもしろいなぁとか思うんだけど。
魔物のアジールとしての国ってのは、前にもあったようななかったような。
強いて言えばスチャラカ冒険隊の出ていたリプレイとかぐらいかな。
いや、他にもあったように思うんだけど……。
438 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/24 00:52
>437
中里の竜戦姫ティロッタは?
(そーいや続きはどーした)
439 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/24 06:04
『A君(17)の戦争』は、なんとなく死後の世界ってオチがつきそうな気がしてます。
あのヒロインの正体って明らかに「死神」だよね?
異世界に飛ばされた主人公が、出された食べ物の成分の同定を始めるところから
スタートする異世界ファンタジーはないものでしょうか?
あと、異世界につくなり「少なくも反物質世界ではない、と」とつぶやいたりす
るような、SFだかファンタジーだかわからないようなのどっかにありませんか?
>>438 んー。
中里って、中里融司ですか?
あの先生は知識については敬服するけど、はっきし言ってセンスが古いからなぁ。
去年に出た銀河敵討娘が出てくる話を読んでから、意図的に視界から外してるし。
……おもしろいですか?
なら、ちょろっと読んでみても。
>>439 あー、それもアリですかね。
>>440 SFだかファンタジーだか解らないって言うのなら、はみだしバスターズとか。
……お薦め、ではないですよ。
そもそも異世界にいく主人公の話ではないですからね。
しかし、まっとうに考えたら普通の人間が飛ばされた場所が「異世界」だと認識するのって、
なかなかに面倒な意識改革が必要な気が。
日帰りクエストのエリくらいまでいくと、「こんなのもありかな」とは読んでいる方も思ったりして。
……とりあえず、異世界にいった普通の人間が「この世界の空が青いのも、やはり光の屈折のせいかな」
とか考える小説は書いたことがありますが。
442 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/25 02:45
異世界にいった主人公が、
これは夢だから、何をしてもよい、
と考えて大胆になるけど、きっつい現実にご対面
・・・ってなプロローグがつらくなってきた最近の自分。
しかし、『これは王国のかぎ』を読んで、
このいっそ理不尽とも思える異世界の説明に、
異世界ものもいっかな〜と思い直した。
>441
そ、その中里。自動迎撃よりは面白いと思うけど打ち切りくさい>ティロッタ
ブクオフor図書館を勧める。そういえばノアールのシリーズがエニックスに移籍してたな…(2度目の移籍か)
あの人の場合は異世界同士の価値観の衝突がテーマの1つかもね。
(ただどの作品も似たような感じになっているのがアレだが。)
444 :
イラストに騙された名無しさん:02/04/14 21:56
保全
445 :
イラストに騙された名無しさん:02/04/14 22:36
>441
「ドラゴン・パーティ」は4巻目にしてようやく面白くなってきた。それまでがちょっとくどくて、「メタリック・エンジェル」とあまり変わらない話に思える。
「ティロッタ」の方が「メタリックエンジェル」より面白いと思うのだが。
446 :
イラストに騙された名無しさん:02/06/01 12:57
>>440 超亀レスだが、個人的にそんな主人公はイヤだ。
447 :
イラストに騙された名無しさん:02/06/01 13:03
をを、このスレまだあったのか。
>>442 胴衣。なんてっかね、世界法則を突き詰めて書かれた作品だけが
異世界ファンタジーじゃないな、て思うようになった今日この頃。
448 :
イラストに騙された名無しさん:02/06/01 15:24
それにしても異世界移動ものって一番大切な、細菌やウイルスについて無視してるよな〜。
現実でも、ペストや梅毒やエイズなどの被害が大きいのだから、まったく生態系の違う世界
に逝くなら、被害は想像も付かないよー!!
召還した勇者が魔王より被害をあたえるっていうネタにはなるかも知れないけど、実際に書
くのは難しそうダヨー。
それ以前に抗生物質漬けの現代人にファンタジー世界は辛いか…。
449 :
イラストに騙された名無しさん:02/06/01 18:21
>>441 逆に、前にいた世界と寸分違わない世界に送られた産業スパイの話を星新一が書い
ていたよ。
>>448 ファンタジーでアンドロメダ病原体かよ!?
450 :
イラストに騙された名無しさん:02/06/01 18:43
>448-449
戻った時こちらの世界の被害の方が深刻そうだ
451 :
イラストに騙された名無しさん:02/06/01 18:47
>>450 向こうの病気に耐性が無くてすぐ死にそう。
異世界に行くのは主人公だけ。
細菌もウイルスもプリオンも、一緒に移動はできません。
腸内細菌も死ぬので、到着後しばらくは下痢or便秘になると思われます。
453 :
イラストに騙された名無しさん:02/06/02 09:20
顔ダニも死ぬので、美顔になる・・・・・これぞ異世界美顔法!!
とか、出そう。
>>448 異世界移動ものの病原菌ネタに、ライトノベルじゃないがファンタジー
作品でその点をネタにしているのあったぞ
タイトルは忘れたが、サブタイが確か破壊の種子とかいうのだった
主人公がこちらの世界だと治療不可能な伝染病のようなものにかかって
いて、こちらだと差別とか受けている。異世界に渡ると、そこで魔法の
土(だったかな?)で一時的に治療されて、そこで冒険するってストーリー。
確か3部目で魔王がその土をなくしてしまい、主人公が持ち込んだ病気で
世界を滅ぼそうとしていたとかいう設定だった
455 :
イラストに騙された名無しさん:02/06/02 10:29
>>454 漏れは手塚治虫の火の鳥で、病人に苔を飲ませるシーンを思い起こすよ
後で、抗生物質と苔の関係を知って、なるほどって思ったけど、これファンタジーの
ネタにも使えそう(W
あと物理法則ネタでいけば、異世界についたら地面と衝突して爆死とか、宇宙空間に
取り残されるとかも、出来そうだね
時空のクロスロード1は歴史上水疱瘡が出た事の無い平行世界だったな。
>>454 ≪信ぜざるものコブナント≫
ハンセン病(らい病)だったはず。
はじめから異世界
現実世界から異世界へ
異世界人、現代へ来る
はいいけど、異世界人が現実ノリで会話するのには
萎えるよ…
学校ネタ、社会制度など。異世界人が擬似日本人なのは勘弁してほしい
これが続くとライノベ卒業か
大久保町シリーズは異世界ファンタジーに入りますか?
ある意味異世界だよな、ありゃ……。
462 :
イラストに騙された名無しさん:02/06/04 09:07
洋物は良くも悪くも異世界というのに徹底してるけど、
それは要するに書いた人間の文化的素地そのものが日本人にとって一種の異世界だからに過ぎない。
アメリカ人読者はやっぱり「擬似アメリカ人」だと思ってるんじゃないの?
つーか、洋物はコナンにしろ指輪にしろ無理に現実の地球とくっつけてるのが嫌いだし、
最終的にアメリカンマンセーなのも嫌い。
いやそういうのばかりじゃないよ。
アメリカ人に受けるには疑似アメリカ人が有利、
D&Dのドラゴンランスなんてその典型だけど、そうじゃない作品もある。
(そもそも指輪の作者は英国人(w
具体的に作品名上げるときりがないから止めとくけど、
SF&FT板のお勧めファンタジースレ辺りで聞くと大量に出てくるよ。
464 :
イラストに騙された名無しさん:02/06/05 17:15
アメリカからするとサムラーイとレイとブシドーの国である
日本も一種の異世界だし。
いや、サムライとニンジャの国。+ゲイシャガール。
>453
顔ダニ死んだら顔の分泌物のバランスが崩れて恐ろしいことになります。
ちなみに少女漫画だしタイムスリップ物だけど「天は赤い河のほとり」の主人公は
最初言葉が通じなかったけど、その後神官としての心得みたいな奴(後の
皇帝でヒーロー)が術をかけたか何かで言葉が通じるようになった。
敵に疫病の街に放り込まれたときは、現代で受けた予防接種のお陰で一人
ぴんぴんしてた。
>466
術っていうか「キス」だったよな……なんてご都合な。
「過去世界における病原菌」なら「異次元騎士カズマ」で既にやっている,
主人公カズマはフロリン語を覚えるのにも苦労していた,牢屋で集中授業。
そもそも「病原菌」なら火星人襲来の「宇宙大戦争」以来の古典ネタだ。
そのネタに関して、秋山瑞人が作中の小ネタで思いっきり
ネタバレさせてると友人が怒っていたなあ。
「SFの解説書でも病名まで書かないのに!」とか言ってた。
ま、読者の内、それに気付く人が一割以下、
更にその内で怒る人が一割未満ぐらいとは思うが。
470 :
イラストに騙された名無しさん:02/08/03 17:30
そういや自衛隊は過去へはいくけど異世界にはいかないな
いっそのことイージス護衛艦“やまと”が過去ではなく
異世界へ飛ばされるって話なら斬新なのに
>471
富士見の覇壊の宴や昔大陸で出てた〜の香炉シリーズとかは
異世界に自衛隊が行ってた思う。
(後者は隊としてではなく自衛隊員の派遣か)
473 :
イラストに騙された名無しさん:02/10/07 21:15
474 :
イラストに騙された名無しさん:02/10/21 05:27
保全上げ
475 :
イラストに騙された名無しさん:02/10/21 08:23
よく魔法が普通に使われてる世界、って設定あるけど、
食料とかの生産に魔法使ってるって設定あまりないような気がするな。
農耕で品種改良とか、果実を早く熟させるとか、虫除けに水路管理と
楽そうだと思うんだが
>475
食品の残留魔力が問題になるからです。
477 :
イラストに騙された名無しさん:02/10/21 11:43
ファンタジーに入れていいのかは知らんが、ペスト大流行の真っ只中の中世にヒロインが行く、という話があった。
当然人がばたばた死ぬ。死にまくる。天河の比じゃない。
洋モノだけど。たしか、ドームズデイブックとかそんなタイトル。
ヒロインが何故ペストに罹らないかそれが謎だった…。
ヒロインが実はネズミ
>475
・魔法より非魔法の技術の方が有用
・魔法は費用対効果を考えると大量生産には向かない
なんてところでどうでしょ
>475
「グラマリエ」で作物がよく育つよう,坊さんに畑へ祝福してもらうというのぐらいしか
思い出せないね
実際に効果があるからそれ以上科学の発展がなかったって話
481 :
イラストに騙された名無しさん:02/10/21 18:34
人工的にアンモニアを合成するのと、火薬を作るのとどちらがより難しいかということでしょう。
逆にそういう農耕魔術しかしらない魔法使いが大活躍するお話はどうだ?
>482
広範囲に使えれば戦略級攻性魔術として洒落にならないレベルになりそう
天候のコントロールとかイナゴ召還とか
土壌の改善”のみ”出来る魔法使い…
えーと、対人に使って肺に窒素を送り込んで窒息させるとか。
あ、このすれまだ残ってたんだ。
懐かしい……。
土壌に干渉ができる魔法使いといえば、少女漫画だけど山口美由紀の漫画に
そんなのがいたような覚えが。
確か星の姫がどうたら。
土地の活力を左右するとかいうのは地母神みたいなイメージがありますね。
やはりそういう魔術の使い手は女の子なのだろーか?
たまにそういう資質を持った男が生まれて、その男の魔法使いは女の魔法使いと違って、
土地の活力を奪うことができるとか……。
ちょっと違うけど、迎夏生の「サボテンロード」が土地を枯らす呪いをかけられて
いたですね。そう言えば。
486 :
イラストに騙された名無しさん:02/10/23 00:20
で、ヒロインが癒し系の力を持ってたっけか。サボテンロード。
けっこー面白かったなあれは。
スーパーダッシュの「双色の瞳」が好きだな。
でも2巻が出てからこちら1年近く放置状態。続きが読みたいよ〜
あれは遠未来かな 文明が崩壊した世界って設定で正直面白かった。
同じ様な設定を使ってる作品に「侵略者の憂鬱」ってのがあるけどこれも好きです。
近未来でも遠未来でも良いので「文明が崩壊した世界」を描いた作品を他に知りませんか?
北斗の拳
っていうか、文明が崩壊した世界でファンタジーというのは、ある意味で定番なんですかね?
すぐに思いつくのでも新井素子の「扉を開けて」とか上遠野浩平の「冥王と獣のダンス」とかあるし。
「ザ・サード」はSFな感じにしてるけど、これも加えてもいいんじゃないかな?
うーん。
ここ一年ほどまともにライトノベルよんでないから、なんかあんまし思い出せない……。
定番っつーよりバカ一だね。もうありきたりの領域にどっぷり頭まで漬かってる。
もちろん作者の力量次第ではあるけど。
ラグナロクとトリブラもそれに入るか。
魔法での生産だけど
ストレイトジャケットが魔法を実際につかってなんやかんやしてた
高度に発達した科学は・・・てな名言もありますし。
魔法なんて応用次第だと思われるので、
手桶一杯の水を生み出す魔法で、渇きを癒すか暗殺するかは、使う人次第かと。
>残留魔力
叫び声をあげる芋とか、目のある栗とか?
>残留魔力
逆に魔力を貯められる植物があるなら、魔術師の魔力回復用に使われるかもね
494 :
イラストに騙された名無しさん:02/11/11 21:49
>>489 それはソードワールドそのものだな
魔法文明滅亡後の偽中世風世界
>>494 ソードワールドはTRPGだから世界観は馬鹿一くらいでちょうどいいと思われ
そのほうが初めての人でも入りやすいし
496 :
イラストに騙された名無しさん:02/11/11 23:42
世界中の全住人が魔法を使えるのに、現実の世界と全然変わらない「まぶらほ」世界…
497 :
イラストに騙された名無しさん:02/11/13 02:50
いまだに世界のなぞが解かれてないけど(というか作品自体出そうにないけど)
朝松健のマジカルシティナイトは異世界ものとして結構いいと思う.
やはりライトノベルの魔術とゆうと
「うんたらかんたら→呪文名を宣告→手から発する」とゆう描写が一部有名どころの
定番な気もするのだが、ここらへんの魔術師像はどこにオリジンがあるのだろうか。
また、世界背景的にも魔術は様々な制限とリスクを負っている危険な技術であると
解説されていても、そのギミックがちゃんと活かされているような作品とゆうのは
どんなモノがあるのだろうか。
「制限」・「代償」・「パワーソースの要素」・「リスクとリターンの見積もり」、
そういった点が経験則の域を出ない不明確な技術であるからこそ魔術なのであり、
だからこそ世界背景の社会的バランスを崩すほどの要素にはなり得ないとゆう気も
しないでもないのだが、やはりそこは「高度に発達した科学は魔法と変わらない」と
ゆう言を返して言うならば「極度に簡便化された魔法は科学と変わらない」とゆう
ワケなのだろうか。
魔術を行使するのにリスク云々というのなら、
ストレイト・ジャケットが思い出されるが。
ギミックが生かされているかは解らないなぁ
__,.--‐‐‐‐‐、‐--、
/-‐''''''' . ``ヽ、`ヽ、
_,,,_ /:;::::::::::..::::..::. `'‐-、
r-‐'" _,,,>‐'゙ ̄`'‐-、__::.. `ヽ,
| r'l ,.-‐‐---‐'゙ `ヽ、 ゙、
. | ::|,'゙ /;'" ̄`''''‐‐'''"゙) `ヽ, ,. ,,.. ゙';
r' ./ /''゙ /゙'‐---‐''" ゙、 '" _,,..,、 |
| / ./-―‐'''"´ ̄`ヽ. 、 `'''''''''"´ l::..l
_| / ,r;ニニ;''"´゙:、,_,! | / ,..-‐ ,':::l
-‐‐‐{ | :l/‐-、 `''‐-、 ,ノ〃/ _,,..,, /::/
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:::::::::::::::l!、`'‐- ::|ヽ,`'‐- 、`ヽ、.__,.、 ノ´:.:゙、
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::::::::::|:::::::::::::::::`:ヽ、|::`'‐-‐'i゙ /:::::::::::::::::::::::::::...:.:.:.:\
第61魔法分隊が、「魔法が明確な技術に成り下がった世界」という方向に行きそうだ。
なんだかユメもチボーも無くなってきているようで、ちょっと嫌。
・・・好みの問題だというのは承知してるよ。
>>498 >ここらへんの魔術師像はどこにオリジンがあるのだろうか
ちゃんと考えて言っている訳では無いが、コンシューマRPG(特にFF?)かねえ。
>>502 そりゃ正反対な逆引きだと思うが。
魔法を使うのに呪文詠唱や手から出るってのは歴史的に普通のことだし、
呪文の名前だけってのはどちらかというと昔のアニメの必殺技からの流れ。
>>502-503 古典的魔法 スープやら呪殺やら
トールキン系ファンタジー魔法 杖・アクション・魔法書・呪文詠唱
RPGゲーム系魔法 発動に時間をかける(呪文詠唱の真似)→発動時間表現を省略
精神力の消耗(MP)
ライトノベル系魔法 個人に特有の超能力を限界とともに表現
菊地秀行作品ややジョジョ系を祖とする
ライトノベル系魔法世界では、RPG系/トールキン系魔法が「科学」の役割を果たす
歴史的には、呪い殺すのがベースだと思うが。
手から出るっちゅーのは映像表現になってからだと思うぞ。
スレイヤーズで黒魔法(だったっけ? 気のヨワそーな
兄ちゃんがそれの達人だった奴)がその古典的呪術に当
るんかな? いや、要するに呪の藁人形の達人なんだろ
うが。
>>500 なんか魔法を使うのにリスク云々とかいうところでマッチしててワラタ
手から出すのは、おとぎ話の魔法使いがワンドを振って魔法を使うのが
なぜかスタッフを使うようになり、最後には何も持たなくなったんじゃないか?
魔法使いがワンドからスタッフに持ち替えたのはガンダルフの影響だとかいう話を
以前聞いたことがある。
日本の場合、ワンドは魔法少女系で使われすぎたせいもあるな
スタッフはどうみても僧侶やじじい歩行補助用なんだが
スタッフとワンドの違いが分からないよママン
スタッフ……杖。足元まで届くぐらい長い。最近のファンタジーはこっちが主流。
ワンド……短い棒。童話等に出てくる魔法使いの老人が持っている
先端に星ついた指揮棒みたいなものと思えばよい。
詳しくはハリポタの映画見れ。
>503
なるほど、確かに国外の魔術師像では見られないスタイルなような気がするので、
「昔のアニメの必殺技からの流れ」とゆうのは最も説得力があるような気がする。
マンガ『BASTARD!!』以前には何かあっただろうか。
>509・510
果たして本当にスタッフよりもワンドの方が先にあったのだろうか。
例えばガンダルフのイメージの一端を担う古代ケルトのドルイド僧は智恵の象徴である
「樫の木で出来た杖」を持っていたが、イメージはやはり長い杖のような気がする。
「黄金の夜明け団」の高等魔術で用いる杖はワンドなワケだが。
(『マジカル・ハイスクール』ではこのワンドを製作する場面が登場していた)
古代の道は整備されていなかったが故に、当時は歩行補助用の杖は比較的
広く使われていたような気もするし、羊飼いも羊追うための杖を持っている。
まぁ、しかし杖のイメージで言うならば、
「杖が手放せないほどの老人」=「年齢を経て様々な知識や呪術を修めた者」
とゆう辺りが面白味はないが無難な見解であろうとは思うのだがどうか。
と、ここまで書いてみて思ったのだが、よく考えてみると
様々な古代文化の呪術における「呪物がゴテゴテとくっ付けたまじない棒」やら
ドルイド僧の「ヤドリギの枝」やら、
王族の「王権を象徴する錫杖」なども言ってみればワンドなワケであり、
どちらが先か後かとゆうのは問題ではないのだが、御伽噺に登場するワンドは
やはり上で言う「まじない棒」のコトなのだろうか。
ところで、「科学の役割を果たす魔術」とゆう辺りでふと思ったのだが、
魔術のギミックやシステムをプログラムに喩える例がよくあるが、
アレを始めたのは一体誰なのだろうか。
多分、初めてPCで魔術を行使したのは『女神転生』の中島朱実だとは思うのだが。
確か
杖が手放せない年寄り→年寄りの神秘性→杖に何かあるのでは?→魔法の杖
と言う流れだったかと。
メガテンの「悪魔召喚プログラム」か。「帝都物語」でも後半に出てきたような気がするが
さてどっちが古かったやら。
516 :
イラストに騙された名無しさん:02/11/15 03:46
もっとも新しいワンドを使う魔術師は
「おじゃる丸」
ではないかと、思う。
閻魔大王のシャクね、
あれは「錫」のほうに分類されるのかもしれないけど
メガテンの方が早いかな…?>コンピュータによる悪魔召還
今となってはそこら辺のコンピュータから魔王・魔神クラスが召還出来るなワラ
Missingはかなり伝統的な方法で召喚してましたな。
>>499 日常的に魔法や氣が気軽に使われ、MPや気力が減っても戦闘中に回復できるのはご都合主義的で
自分は不満だったから、相応の危険を背負うって意味でストジャは緊張感あって好きだな。
520 :
イラストに騙された名無しさん:02/11/16 12:16
A君の戦争
>>475 ダークソードシリーズにそういうのがあった。
厳密には違うけど。
しかし、農民如きに魔法を使ってやるのはもったいないというのが、
傲慢なる魔道貴族の本音なんんだろう。
ダークソードは魔法使えないと人非人扱いの世界だからね。
やっぱり魔法が誰でも使えるレベルまで普及してないと駄目なのね。
適当な地面を見つけて、ゾンビたちに穴掘りを命じる。
穴が出来上がると入らせ、自分の上に土をかけて生き埋め(?)になるよう
命じる。
肉体がほどよく土に返ったところで、スケルトンになってしまったゾンビた
ちに土から出るよう命じる。
スケルトンに種まきさせる。
肥料から収穫まで一切無料! 燃える男の農業ネクロマンサー。
で、偶然まぎれこんだ冒険者たちにゾンビやスケルトンを一掃されてしまい、
次からは、害虫(冒険者)除けの罠をしかけるようになる。
運悪く近辺の村人がその罠にひっかかったため、
今度は誰もまぎれこまないような地下農園を作りはじめ、
段々深くなり、採算もとれるようになってくるころには
近隣で、お化けのでるダンジョンとして有名に
地下農園という単語に激しく矛盾を感じるのは俺だけ? モヤシ農家?
燃えるおと〜この〜し〜ろ〜いスケルトン〜
>525
だいじょうぶだ。ネクロマンサーも魔法使い、ライトの魔法がある。
でも、栽培しているのはモヤシとエノキダケ。
マンドラゴラ……。
マンドラゴラといえば、ハリポタの実習で一人1株ずつ抜かせるのはどうかと思った。
気絶で済むレベルの大きさとはいえ、あの温室の外歩いている人いたら気絶程度で済まないと思う。
所詮子供向けですから。
犬を使って……、という伝統的な方法は、やはり子供のショックが大きいから出せなかったんだろうなー(w
>>524 いっそゾンビに直接タネを植えて歩く農場にするのはどうか。
肉の部分が土に還っても、根によって保持されるので(゚д゚)ウマー。
531 :
イラストに騙された名無しさん:02/11/19 21:11
>>530 RPG幻想事典にそんな感じのモンスターが載ってたのを覚えている。
マタンゴですか。
>530
コンシューマのロマサガ1に出てくる樹木系モンスターにもそういうのがあったよ。
>514
魔術を徹底的にPCアプリケーションの起動のように描写する、というのが顕著なのは
スクラップ度・プリンセスだったような。
森林の伐採、土地の荒廃化を進める国家の方針に
農園ゾンビの軍勢を率いて単身戦う死霊術士。
しかし荒廃地の最前線に居を構えているため、
深夜の地滑りが死霊術士の家を襲う!
…やがて朝起きた死霊術士が見たものは、
裏の斜面に張り付き自身の根で斜面を保持、
裏山と一体化してしまった農園ゾンビ達だった。
死霊術士「お前達……」
泣ける良い話や…・゚・(ノД`)・゚・。
536 :
イラストに騙された名無しさん:02/12/05 15:06
保守
537 :
イラストに騙された名無しさん:02/12/05 21:30
>>534 ベストセラー童話「土になったゾンビ」……
ちなみに絵本の方は発禁
ゾンビはすべてオスなのか……>自身の根
土に刺さる場面は確かに18禁だな(w
540 :
イラストに騙された名無しさん:03/01/08 01:07
そろそろあげ
542 :
イラストに騙された名無しさん :03/01/21 13:30
テレパシーを通信代りに使う、世界があっても良いと思うのですが・・・。
その手のラノベってありましたっけ?
皇国の守護者
(^^)
念じただけで火が出せる世界で、ライターやマッチは開発されるのか?
低確率とはいえ、無作為に大型爆弾並の破壊力を操る人間が出てくる社会は、
どのように組織として成り立ってゆくのか?
房な質問と共にage
>>513 すごい遅レスだけど、「孔雀王」かな?
呪術という要素を漫画に用いたのは以前からあったけど、格闘的なものにしたのはあれが最初だったような気がする。
ただ、孔雀王の場合は「気」を放出する技を「発勁」と呼んでいた。
さらにその元ネタを辿れば夢枕獏の「闇狩り師」とか「キマイラ」あたりになるのではなかろーかと。
あと、手から何か放出するというのは「スターウォーズ」のジュダイの復讐で、ダークサイトの親玉がそういうのしてたような……。
映像表現として「手から出る」という一点でいえばウルトラマンにまでさかのぼれなくもないけど、これはいくらなんでも行き過ぎだねえ。
550 :
イラストに騙された名無しさん:03/02/27 20:06
あげ
(^^)
552 :
イラストに騙された名無しさん:03/04/02 22:39
あー、
既に燃料切れ状態だね・・・
もうこのスレは沈めましょう。
総員退艦せよ!
>>1は艦と運命をともにするのか・・・
もう一度あの月を見ようじゃないか
>1!、>1は何処!
(^^)
あぼーん
テスト
あぼーん
あぼーん
561 :
イラストに騙された名無しさん:03/07/04 03:22
ヾ ̄ソ ヾ ̄ソ ││
│ │ │ │ ││勹
│ │ │ │ / 丶ィ
│  ̄ ̄ | [二///〔二二二]
│ ┌--┐ │ //と/ノ
│ │ │ │ く/ │ | ∧∧
│ │ │ │ │ ││││ | (゚∀゚ )
..∠,,,,,ゝ...∠,,,,,ゝ ││││││ †c(_,◎〜
/ ̄ ̄ ̄\ 「 ̄ ̄ ̄\ 「 ̄ ̄ ̄\ ヾ ̄ソ ヾ ̄ ̄ ̄ ̄ ソ
| / ̄ヽ │ | 「 ̄^ヽ | | 「 ̄^ヽ | │ │  ̄│ │ ̄
| | │. |.. | | ノ ノ | | ノ ノ │ │.. │ │
| ヽ_/ │ | ^^^ <. | ^^^ <. │ │ │ │
\___/. .| 「^^ ヽ .ヽ | 「^^ ヽ ヽ ..│ │ │ │
ヘ | | │ | .| | . │ | .│ │ │ │
| \ . | [__ソ │..| [__ソ ││ │ │ │
∠"⌒> [___/ .[___/. ∠,,,,,ゝ . ∠,,,,,ゝ
あぼーん
あぼーん
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
565 :
イラストに騙された名無しさん:03/07/30 20:02
農耕魔法と言うとホツマツタエはどうだろう?
ファンタジー小説としてみたらどうかなーって思って。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
569 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/12 18:02
>545
実用にたる攻撃魔法が存在するとしたら、その世界では別の倫理観が生まれるだろう。
とりあえず、魔法使いたちは、迫害されるか、管理されるか、権力者になるかだが。
そのどれになるかは作者の好み。
570 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/15 15:58
功雄版タロットシリーズ
┏━━━━━━━┓
┃ T .┃
┃───────┃
┃+ ++ +★ .┃
┃ + ヘ + ‖ .┃
┃∬ | .\+ +‖ .┃
┃<>∠"⌒.>+‖. ┃
┃[] (.´W` ) ‖+┃
┃─ (つ ) つ ┃
┃ | | | ‖ ┃
┃ ∠_>_> ┃
┃───────┃
┃1 魔術師 ┃
┃ THE .┃
┃ MAGICIAN .┃
┗━━━━━━━┛
あぼーん
あぼーん
573 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/16 02:36
>>569 同感。少数なら迫害で絶滅、多数なら権力闘争の日々だろうな。非魔法使いは奴隷化確実で家畜同然の扱いを受けるだろうよ。 …ゆ、夢がない…。
574 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/16 09:34
攻撃魔法のレベルにもよるだろうね。
そもそも最初の権力者(の一種)は、シャーマンだったわけで。
魔法使いが権力に結びつくのはおかしくないとオモワレ。
魔法の素質が遺伝性であるか否かで
また大きく変わるだろうな。
遺伝性でその確率も高い場合は、文明らしき物が出来る頃には
サガフロ2みたいな、魔法が使えることに大した意味が無い世界になってる可能性も有る。
576 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/17 23:01
魔法を”早すぎた拳銃”と考えるとしっくりくる。殺人系呪文の規制とそこからくるブローカーの暗躍。とどめは高校生ベギラマ乱唱事件勃発だな。
>>573 それに近い状況が「ストレイト・ジャケット」ってラノベで書かれてたな。
魔術が精神の哲学的鍛練を条件とした賜り物であるか、未熟で粗雑な精神でも発動できる
全く無機的な技術プロセスであるか、の差が大きいと思うが。
我は前者と考える。修行無くして魔法を使う描写はラノベ以外では存在しない。
579 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/20 22:26
ラノベのマンガ的キャラ重視路線は不動であり、重厚な設定描写は読者から忌避される。頭の善し悪し関係なく、作者は後者を採らねばならないんだろうな。その辺のさじ加減を、うまくやったな、ローリングは。
逆にその辺の変遷を作品内の設定に利用すれば、面白いかもしれない。
古代では複雑な精神集中や長い修行が必要だった魔術が
技術進歩と共に効率化・簡略化されて誰にでも手軽に使えるように……
て、どこにでもありそうな話だった。
>>580 で、「その世界における技術革新を描いた情報資料を読んでいる」体裁の
小説になるわけですな。
イメージとしてはプロXや電子立国日本(たとえが古いなヲイ)などのNHK
番組といったところなんですかね?
582 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/22 03:56
作者の技量の問題だろうな。まあ、技量がないからこそのライトノベルなのかもしれない。
古代ケルト社会は農民や奴隷の上に立つ三つの特権階層から成り立っていた。
戦士、神官(ドルイド)、吟遊詩人(フィリ)。
まるでファンタジーRPGの設定のようだが、この史実が元ネタだしね。
攻撃呪文を使う魔術師はシンプルに特権階級の一角を占めると思うな。
残念ながら魔法が存在しない我々のこの物質世界で、怪しげな薬品や儀式を提供しただけであろう史実のドルイドでさえ特権階級になれたのだから。
584 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/22 07:00
人間である以上飯と睡眠は不可欠だから、防衛のために群れ集まる必要がある。群衆を統率するには特権意識の源を創作しなきゃならない。これは信仰・血統などだ。魔術師ならまず間違いなく、自分の力の源泉をそいつと結びつけるだろうな。
>>584 その場合、魔術=邪悪な力として
「彼ら魔法使いはかつて世界を狙っていた邪悪なものの末裔だ」というようなパターンもある
586 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/23 19:32
ドラクエのロト三部作では、アレフガルドに降り立った勇者たち一行が、T・Uに出てくる子孫や魔術師たちの祖先だった。竜王や大神官ハーゴン、TやUの主人公たちは、魔術師王国建国を夢見る、同じ穴のむじなだったのかもしれない。
587 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/25 23:22
魔術が使えること=青い血信仰になって、そうかんたんに揺るがない可能性もある。
日本のやんごとない一家だって、神主なんだし、シャーマンの末裔と言えなくも無いぞ。
そういった国家を背負った魔術は、
個人ひとりで背負うのが大変だから
その力の源泉を「神」ってことにして
個人の技術ではなく、力を行使してるのは神で
シャーマンはどうやって請願するか方法を知ってる者という位置になり
血統=神に寵愛されている一族ってことになったのでは?
589 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/26 04:24
血統の価値観は、宗教と民族の二つによる。中性の人種差別は、現代の黒人差別を念頭におけば理解しやすい。つまり種族の血統という考え方。この議論飽きたので、そろそろ次いこうか?
589がageながら仕切るスレになりそうです。
まさに異世界。
改行して欲しいんだが。
横に長くなりすぎ。
592 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/26 06:33
それでは終わりとしますか。━完━
593 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/26 22:35
仮に遺伝性であっても、100%の遺伝は難しくないか。
頭の良い両親が子供を作っても、子供が100%賢くなる保証はないわけだし。
攻あるいは、魔術が非常に強力であった場合、そういう血筋の人間がモテまくって、
子供を作りまくって、人間のほとんどが魔術を使えるようになるかもしれないし。
595 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/28 23:17
子種に値段が付きそう。
いや、こうなると、種付け料か…?
>>588 そーいや、ソードワールドでは、魔術師ギルドが神殿に発見・開発した魔法を
売っている、て設定があったな…
>>593 遺伝性だけでなく、一族が代々受け継いだ技術という側面もあるのでは?
自分達だけ知っているから、優位に立てるのだ。
599 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/29 18:56
今の科学ってのは、経験的・帰納的に導き出されたもの。
だから結局、「たぶんそうだろう」という程度の、蓋然性を含んだものでしかないわけ。
だから、「科学は絶対正しい」とか「科学にあてはまらないものはあり得ない」
という俗な考えこそ、最も科学の方法論にそぐわないもの。
そこで、現在の科学なんてのはここ数百年の体系に過ぎないのであるし、
ある日突然宇宙の物理法則が変わって今までの科学が無に帰すということも十分ありうる。
してみると、この世界とは違った物理法則に支配された世界というのもあっても決して可笑しくはないし、
そう考えると『ハリーポッター』なんてのもあながち空想じゃないとわかるだろう。
600ですぽ?お兄ちゃんの異世界ファンタジー
>599
でもある日突然物理法則が変わったら人間死ぬと思う……。
見方が変わるって意味だろう。
重力についても、ニュートンが「宇宙の果てまで瞬時に影響を与える力」とか言ったときはみんなビビったし、
ようやくそれに納得できたと思ったらアインシュタインだか誰かが重力波が光速で広がるとか言い始めた。
(うろおぼえだから間違ってたらスマソ)
そして現代になっても肝心の重力の正体はわからずじまい。
少し未来は精神力で重力操作して、念じるだけで空が飛べるような世界になっても不思議はないだろ。
私好みに考えると。
魔法を使える体質は遺伝するが、制御する知識が無いので子供の内に暴走して死亡。
と言った感じかな。
ただ、やはり世の中に存在する普遍の法則というのもあるわけだからなあ。
でも結局、その法則という者はよくわかっていない。
量子力学なんかをみてみれば、我々の「常識」なんて、
実は世界の歪んだ見方に過ぎないと分かる。
では、世界の本当の姿とは何か?
そう考えると、古代人の宇宙観だとか、ファンタジーの世界観ってのも、
我々のと大差ない気がする。
なんてつれづれかいてみる。
世界に対するより深い考察(それが演繹的なものであれ、経験的なものであれ)があれば、
魔術師といわれ、時には権力者足り得るということか?
『真』ということはどういうことかと考えてみると、
色々な定義ができるのだろうけど、
ではフィクションの中の『真』とは何なのだろうか。
どんな奇抜なファンタジーですら、
所詮は人間の頭で創られたもの。
宇宙の真理は人知が及ばない。
まして、人の考えたものなど知れたものだろう。
それが実在したとして、何ら不思議はない。
つまりそういうこと。
>>605 そうそう。
これをこうすれば必ずこうなる!ってことはわかってても、
「じゃあなんでそうなの?」って聞かれると上手く説明がつかない。
まあ、だから研究って楽しいんだけどさ(w
609 :
イラストに騙された名無しさん:03/09/22 11:26 ID:agFwKB3y
今でこそ、知識はあっという間に世界中に広まるけど、
ついこないだまでそんなことはなかったわけで。
となると、知識の優越が時に魔法と呼ばれることもあるのかもしれない。
610 :
イラストに騙された名無しさん:03/09/22 18:39 ID:ikV/3AXq
クラークさんのお言葉、
「高度に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない。」
611 :
イラストに騙された名無しさん:03/09/22 20:19 ID:6vvrqkps
見分けが付かないのは未熟だからだろう?
物理というのは結局宇宙のどこでも物理法則は同じように働くということを
証明することだ。
ニュートン物理学は極端に重力が重かったり規模が小さいと理論と結果が
あわないことがわかったのでアインシュタインだのに道を譲らざるおえなかった。
>>602 JPホーガンの『創世記機械』でそれやってたな。
昔は磁力は磁石を通してしか操れなかったが
ダイナモの発明以後磁力を自由にできるようになったのと同様
重力を機械でどうこうしちゃう話。
ファンタジーに出てくる魔法理論は、物理や化学の理論が下敷きになっているものと、
全く違う異世界独自の理論からなっているものとあるけど、どっちが好み?
>>614 どっちかって言えばまったく異なる方がいい。
変に現代物理学混ぜ込んでくると、こっちが変に知識あるぶん勘違いやら無知やらで
読んでてこう…歯がゆくなるから。
>>614 そういった発想自体が歪んでいる
スレイヤーズあたりの影響だろ?
魔法に理論があってたまるか
SF系で超能力の系統にあるものとする場合は、理論がつけられることもあるが
理論がないというのは極論だな
金枝篇でも読みたまえ
元になっているものは人の記憶プロセスそのものだ
象徴が象徴を生み出す結果それがわかりにくくなっているのは確かだが
ないわけではない
もちろん物理・科学に根ざしてるとはいわんがな
できるだけ科学的用語を使って魔法を説明して欲しくない。知の欺瞞を
思い出してしまう。
現代科学の用語に逃げてしまうのは、
結局作家の想像力の限界を示してるんだよな。
架空世界を、「閉じた」世界として体系立たせている作品は、
それだけで称賛に値する。
あまりにぶっ飛んだ世界は読者が入っていけなくなるから、
この板的には程々にすべきなんだろうけど。
>>617 はいはい出ました金枝篇。
それの名前出しとけば「俺ってインテリ」って主張できるという思い込みが
レスから滲み出ているね。
>金枝篇でも読みたまえ
もう、ぷぷぷって感じ。
権威の盲従者クン?
ゴシックホラーとかのオカルトマジックの参考になら話はわからんことはないが、
異世界ファンタジーの話でどうして金枝篇が出てくるかね。
不思議の国のアリスでも読みたまえ(ゲラ
化学用語が使われてるのには、別になにも感じないけどなぁ。
現代に近いファンタジーの位置付けという感覚で。
どこまでも異世界だったら、重力とか根本的なことが違う世界とかも面白いかもしれないけど、
そうなるとキャラクターが感情移入できる考え方をしない世界になってしまう気がする。
どんな世界観にしろ、きちっと作っていないものはいただけないね…
とりあえず矛盾してるのは最悪だな。
苦しまぎれにでっちあげて、あとで身動き取れなくなってるのも。
>>621 科学を流用して説明してあるのは、その流用が変だったり
勘違いだったりするものが多いと言いたいのだが。
hosyu
保守
hosyu
test
最下層age
ライノベかマンガかゲームか忘れたけど、主人公がいかにもなファンタジー世界に
飛ばされて、人間と魔族っぽいのの闘争に巻き込まれて序盤役立たずな主人公が
実は勇者に成れる唯一の資格がある〜んだけど同時に魔王にも(今まで不在だったらしい)
成ることが出来て、どちらかを選択するかがその世界のパワーバランスに大きく関わる
んだけど、紆余曲折あって魔王ルート選んじゃう(理由忘れた、復讐だったかヒロインのためか?)
話しりません?
序盤頼れる兄貴な戦士とかヒロインかと思った奴をぬっ頃すとことか
ダンディーな配下の四将軍に燃え萌えしたんだけど
なんかメガテンとかタクティクスオウガとか思い出すのは気のせいか?
633 :
吾輩は名無しである:04/03/27 12:41 ID:wflFPxa4
みゅーいん
634 :
イラストに騙された名無しさん:04/04/18 15:43 ID:H3dqTyJZ
原因はともかくとして、異なる世界のものが移動するというのは凄まじく制限がかかりそうですがね。
物理法則が根本から違うような場合、どうなるんだろう、と考えることが多々。
その世界に対応するように組み変わったりするのか。
そうなった場合、移動してきた方はすごく違和感を感じるような気がするのですが。
この辺をうまいこと説明しているようなモノは読んだことがありません。
なにかありますかね?
635 :
イラストに騙された名無しさん:04/04/18 19:26 ID:oQ5a5pqf
物理法則が根本から違う世界には移動できないので無問題。
636 :
イラストに騙された名無しさん:04/04/19 01:23 ID:9LOcG7gj
できない、と決めつけられているのなら問題ありませんが、
移動できるパターンで書かれている場合はそれなりの理屈が必要だと思います。
魔法だから、という理由で終わっている場合が大抵ではありますが。
読者としてはうまいこと納得できるように言いくるめて欲しいなと。
本来考える必要もないのかなぁ。
637 :
イラストに騙された名無しさん:04/04/20 12:55 ID:ScuyyUIl
>>636 神や魔法や奇跡以外の方法でなんとか説明しようとすると
1.異世界と思っていたところは実は別の惑星だった
2.異世界と思っていたところは実は別の時代だった
というのが限界だなぁ。
マンガだが、破壊魔定光くらい割り切ってくれればいいな。それでも平行宇宙が限界か。
人が生きていくのに必要不可欠なあたりの法則は概ね同じ
という異世界の物理法則にしておけば無問題。
>>639 「軍板の某スレ」といえば通じるものを・・・。
マクロの世界とミクロの世界では物理法則が恐ろしく違う。
量子の世界の話な。
>>637 3.異世界と思っていたところは仮想現実だった。
マトとかSOとか(以下略
2ちゃんねるも異世界。
SOは、
Ex.現実世界と思っていたところは仮想現実だった。
だな。
>>643 Ex.現実世界と思っていたところは仮想現実だった。
例、SO3、2ch
何言っているんだ。
2chは電子と光が織り成す現実世界の一部ではないか。
まあ、使用者がこれがただの混沌とした巨大BBSではなく、
2chという別世界だと感じているならば別だが・・・・・・
646 :
イラストに騙された名無しさん:04/04/22 00:22 ID:tV4RGpTW
ありゃ、書き込み削除されてら。
あーゆーのはダメなのか。
仮想現実といのは一番てっとりばやそうですな。
昔風にいうと夢オチともいうか。
最近風にいうとマトリックス?
2ちゃんがそれに類するならネットゲームなんかはまさしく異世界ですかね。
情報の世界はある意味物理法則から切り離された別世界といえる気もします。
これを説得力のある視覚化、あるいは文章化できればそれなりにおもしろい
話になりそうですな。
>>641 実は、マクロでもミクロでも物理法則はいっしょだ。
ミクロな世界(ヘリウム原子より小さな世界)では量子力学が主に影響を与える。
それより大きな原子、分子の世界では電磁気学が支配的になる。
我々のサイズの世界では物性物理学が支配的になり、
天文レベルの世界では万有引力の法則や一般相対論が支配的になる。
弾丸の運動を量子論で語ることは可能だが、観測誤差より小さな影響しか与えない。
そんだけのはなし。
>>643 Ex.現実世界と思っていたところは仮想現実だった。
例、SO3、うに島事件
649 :
イラストに騙された名無しさん:04/04/23 16:14 ID:uYEau41J
量子的な彼女
650 :
イラストに騙された名無しさん:04/04/24 06:58 ID:SrQI6PaB
結論:夢落ち最強。
シレディソガーの寝込み耳メイド
>>651 ミスなのか素なのか知らないが
萌 え た
シュレディンガーの猫ってだれか実験したのか?
なんの為に。
>>653 猫は使っていないが、爆弾検査問題なら1994年にツァイリンガー達が行っている。
>>653 あれは実験により検証するものではなく、概念的なものじゃないのか?
放置されすぎ。ループスレに近いからな…。
一週間以上レスを戻そう。
異世界ファンタジーで問題になる、物理法則の違いだけど、異次元とか別宇宙とかでなく別惑星にしたら何かと収まりはいいな。
言葉の壁はもうしらねって感じだが。
この因果から逃れ出ることは不可能。
クックックックッ……
所詮これも、螺旋の因果の一部というわけか。
それとも、これこそが人の性・・・・・・?
そんなまさか
>>657 その別惑星に地球人が植民して支配し、同化政策をすれば無問題。
ファンタジーっぽい世界観でロボが好きなのだが
ロボを兵器にすると輸送、補給、整備、それらに伴う文化と社会
これらの考えるとどうしてもロボの存在に収まりがつかない、俺って設定厨なのかな
触媒等でロボを召喚するのがファンタジーとロボを両立させるのに一番楽な方法なのだろうか
ちと古いがリューナイトとかメイズとかみたいに
663 :
イラストに騙された名無しさん:04/05/10 00:16 ID:uhQk5JlD
そこで夢落ちですよ。
御神体とか魔法兵器とか古代の超兵器とかが定番だが。
整備はブラックボックス化させて外装以外メンテナンスフリーとか言えるとしても、輸送は
辛いなぁ。
>>662 輸送、補給、整備等に魔法の要素が関わるようにしたりしてみたらどうだ?
魔力の充填で短期間運用が可能なゴーレムのような存在にしてみたり。
その程度で迷っているようでは設定厨とは呼べないと思うから安心しとき。
>>662 巨大人型ロボ自体がファンタジー、とかいうのは置いといて
そんな感じのでパッと思うつくのは聖刻シリーズかしらね
考えてみるとあれも輸送が厳しいね…
まあ目を瞑るとこには瞑っときましょうってこった。
輸送は巨大荷車にくくり付けて、数頭の運搬用草食竜に引かせていけばファンタジーさ。
輸送は巨大橇にくくり付けて、剣牙虎に引かせていけばファンタジーさ。
魔法による加熱・冷却機構を採用した蒸気機関ってどうよ?
それを安定して行える空間を作るのにドラゴンの鱗を使用しなきゃならんとかにすれば・・・。
670 :
イラストに騙された名無しさん:04/05/12 00:15 ID:8o2f0ZEt
>>662 二足歩行兵器はね、もう宗教を持ち出すしかないですよ。
車輪使っちゃだめ、動物乗っちゃ駄目な宗教。
宗教的理由があったらコストパフォーマンスなんかどうでもよくなるしね。
ファンタジーでロボなあ・・・
懐かしい、俺は昔々リア厨のころラノベ作家を志したことがあった
ワナビ以前で挫折して読み専門になったけどな。少し長文になるけど勘弁な
その時に考えてたのが
人型兵器と魔法が主力兵器の世界に現代から召喚された主人公が傭兵として戦うみたいな
今考えると赤面して膝がガクガク震えるくらいこっぱずかしいものだった。
でプロットを創ってると場面場面はいいんだが、じゃあどうやってそこまで移動したんだ?
とか、普段はどこに置いてるんだ? とかの問題に嵌ってしまった
移動はでかい輸送用の定期便があることにした、じゃあ行路は?
兵器に乗り手はいっしょに移動するのか、じゃあ居住スペースが・・・
みたいな次々と浮かんでくる問題にうまく説得力がつけられなくてな結局放り出した
このとき世界をうまく創造するのはかくも難しいものか、と思ったものだ。
まあ年食うにつれ、そんなこと気にする人はあんまりいないんだなと気がついたけどね。
巨大ロボ事態、ファンタジーの世界でしか存在しえなうわなんだおまらよjlk;あうぇrdtfgひjk
巨大昆虫に対抗するために巨大ロボットを…あ、昆虫使役させたほうが早いか。
ファンタジーでロボ…ダンバイン?
Ru/Li/Lu/Raとか
え?
五つ星物語だろ?
そこでガリアンですよ。
ここでいうロボは乗るロボなんだよな?
自立型ならいくらでも設定組めるんだけどな。
輸送についてはエスカフローネみたく空輸できれば無問題。
置き場所は聖刻みたいに街ごとに専用スペースが整備されていれば無問題。
輸送手段とロボと同時に個人所有していればさらに無問題。
>>151 >探す気になれば,ネイティブアメリカンの遺跡や文化に,
>歴史的資産価値を見出すことは十分に出来るはずだが……
それやると自爆するから無理。
川沿いや海じゃないと搬送できないロボットというのも中々運用に熱いものがある。
「あの砦は川から遠すぎます。燃料がもちません!」
大阪城の石垣用の石じゃないんだから
そろそろ保守っといたほうがいいのか?
あげ
ファンタジーで巨大ロボって設定を合理的に生かすなら
1.古代兵器で稀少・修理不可。でも古代兵器同士で闘わない限り壊れないし無補給おっけー
2.人型、という点に魔術的なほにゃららがある。巨大兵器なんて作れる技術レベルじゃないのに
何故か人型だったら技術水準を遙かに超えるものを作ることが可能。
3.歴史的に巨大ロボット同士の一騎打ちとかが伝統の戦争形態。一般の戦闘には出てこない。
とか?
Gガンも巨大ロボの出るファンタジーという解釈でいいのかな?
呼べば地面から出て来ちゃうし…。
>687
「魔法」って事で万事OK
そう言えばヘブライ神話のゴーレムって、実は巨大じゃない、等身大の働き手だったりする。
ギリシャ神話のパンドラも、実は箱を開けさせる為に作られた人造人間だったとか。
人型の何かを作った話って、原典は結構等身大ばっかりなんだよな。
聖書の、神が自分に似せて作ったという人間もそう。
北欧神話では、雲から頭がとび出すほど巨大な人造巨人が、巨人族(!)によって作られた話が有る。
でもトールにビビって役に立たなかったチキン野郎……ダメじゃん。
Gガン最大のファンタジーは、師匠だよな_| ̄|●イヤテンダシ
>>687 巨大ロボが人型じゃなきゃいけない理由なのか単に巨大ロボの存在理由なのか
どっちを合理的に考えなければいけないかで微妙に違いそう。
ノベルじゃなくてアニメだが、天空のエスカフローネのガイメレフは
元々甲冑の延長線上の巨大な甲冑=巨大人型ロボ、ってな設定だったな。
天羅万象なんてそのまま「鎧」だもんな
ファンタジー巨大ロボット
ラノベでわないがフレームグライド何て参考にならないかい?
ZOIDSなんて野生でいっぱい・・・
そう言えば、架空戦記ならぬ架空の歴史を考えるスレッドを、2chの何所かで見た事が有る。
北米のインディアンの諸部族連合や、南米のインディオの帝国だとか、おもろいネタが沢山有った。
あのスレは今どう成ってるのかな?
>>694 ライトノベルじゃない、っていわれそうだが、
川又千秋の「火星甲殻団」、「ワイルドマシン(火星甲殻団の続編)」は、
まんまゾイドですね。
>>695 世界史板にまだ有るよ。
南北アメリカに旧大陸に匹敵する……長過ぎて忘れた。
他に卓ゲー板にも、スレの名前は忘るたが、架空の世界を創造スレが有った気がする。
もうファンタジーなストーリーって大体出尽くしちゃった?
皆似たりよったりなんだよな。
・現代からある日突然ファンタジー世界
・両親を殺され復讐の旅に出る
・森の中に倒れていた少女は特別な力を持っていた
とか。もっとあるけど・・
>>698 ファンタジーは全てこれだろ。
・(基本的な時間軸の位置は確定されていないが)ある日突然、運命が降って来る。
あげ
公園のトイレから流されたらあなたは実は魔王でした、ってのは
なかなか斬新で良いと思った。
奇をてらいすぎて失敗した感もあるが。
公園のトイレは余計だが、「あなたは魔王」は一発ネタとしてはよかったよ。
705 :
吾輩は名無しである:04/10/26 12:57:10 ID:5ZptqWPR
fy
706 :
吾輩は名無しである:04/11/11 11:31:05 ID:FDR+OHau
kfu
707 :
吾輩は名無しである:04/11/24 11:56:48 ID:ip4SnDCn
f
ファンタジーで巨大ロボット
キャッスルナイトに決まっておろうが!
戦うときはロボ、普段は城!
ある意味すごいアニメだったんだな・・・
ファンタジーな世界で日常を過ごすフォーチュンはファンタジー?
ファンタジーな世界なのにコンピュータの支配下にあるア・リトル・ドラゴンはファンタジーだろうか
711 :
イラストに騙された名無しさん:05/01/06 18:53:52 ID:B5X2YiJE
ファンタジーで巨大ロボ・・・・。
少なくとも中世ファンタジーでは無理がある。
巨大ロボを量産できる段階で、それに誰もが乗れる段階で、すでに中世の文明レベルは終了している。
>712
量産されたのあるじゃん。
現代日本にも舞台移すけど、「オーラバトラー戦記」
前作にあたる「リーンの翼」は、最後に主人公が核撃ち込まれて蒸発したのしか覚えてないが。
他にも、量産されたのか怪しいがルナルでも3人乗りの銀の月な巨大ロボットあるし。
カルシファードでも出た気がする。
>713
「リーン〜」は特攻途中の戦闘機に戻されて終わる。
核打ち込まれるのは、「ダンバイン」の方で「オーラバトラー〜」は『女王陛下の謎パワー」で消えるんじゃなかったっけ?
>712
少なくとも、「ワ−ス〜」はファンタジー世界で「巨大ロボットが。量産され、国家規模で所有されてる」ので、その意見は正しくないと思う。
「軍事技術が一切、民間転用されない」と仮定すると、兵器だけ妙に技術レベル高いって事態は有り得るな。
>>712 ファンタジーで巨大ロボのある文明レベル=巨大ロボを量産でき、それに誰もが乗れる段階の文明レベル
と定義するから無理があるんだろ
じゃあ登場人物が全員巨大ロボの中世ファンタジーではどうだろうか?
あったなぁ、登場ロボ全員が異星で進化したロボ型生命体。
確かにアレはファンタジーだね。
大きさが変わるトコとかは特に(笑)
721 :
名無し物書き@推敲中?::05/01/21 12:24:20 ID:YCKky06A
sur
エスカフローネなんかもろファンタジー+巨大ロボだけどな。
スチームパンクっぽいけど
723 :
名無し物書き@推敲中?::05/02/04 15:58:54 ID:rNjwESzm
rg
724 :
イラストに騙された名無しさん:05/02/04 16:22:23 ID:WrQURbPx
名前:食いだおれさん :05/02/04 11:48:52
東京都に28日までに入った連絡によると、フランス料理の有名シェフ、
三国清三氏が経営する東京都千代田区丸の内2丁目の「レストランミクニ
マルノウチ」で、2月23日に食事をした24歳から84歳までの計34
人が、同日から25日にかけて吐き気や下痢の症状を訴えた。
千代田保健所は28日、レストランミクニが出した食事が原因の食中
毒と断定した。
患者はいずれも軽症で同保健所は詳しい原因を調べている。千代田区
は同レストランを1日から7日間の営業停止処分にした。
都健康局によると、同レストランの結婚披露宴に出席した71人中31
人と、ブライダルフェアメニューを食べた3人が症状を訴えた。
725 :
sage:05/02/15 10:15:54 ID:NH/0Oqgf
123 遅レスでわるいが そんなこといったら
2ちゃんがインターネットにあるのもファンタジーだよな
726 :
イラストに騙された名無しさん:05/02/15 14:18:28 ID:A8WJ9ify
ええとですね。マンガ家の場合なんですけど・・
資料を集められない新人さんなんかは、異世界マンガを書く傾向にあるらしいです。
デビュー作が異世界物って多いですよね?
現実の描写や背景、ファッションなんかが書けないらしいんですよ。
その点異世界なら年中同じ服着てても違和感ないし
想像の範囲で書けちゃいますしー
例えば組織や社会構成なんかも妄想できちゃう訳ですよ。
それと強さのインフレ。現実世界では核が最上級の力なんでー
「核が効かない」描写の後は説得力が皆無になります。
異世界なら魔族やら魔法使いやらモンスターやら「神」やら出してもいいもんね!
でも異世界物って破綻なく長期に書きつづけるのは
相当力量がいりますねー。
727 :
イラストに騙された名無しさん:05/02/15 23:02:42 ID:xgb5Bmw/
ガリアンとかどうよ?
知らない?そうか。それは仕方ない。
最近、食玩でしったYO!
ゲームのどうぶつの森も充分ファンタジーだよな
そうだな。たった三日ほったらかしただけで雑草生え放題。住民大量転居。
うさばらしに虫取りしてたらハチに刺されて顔がボコボコになって、
それを見て笑った住民を虫取り網でなぐったら逆切れされるし。
三ヶ月放置の俺の村は今どうなってるかなあ。怖いから消しとこ。
732 :
イラストに騙された名無しさん:05/02/18 18:30:23 ID:x81PapMI
自衛隊がファンタジー世界に召還というのを書いて欲しいな。
戦国自衛隊ならぬ異世界自衛隊が読みたい。
>733
糞固定が一人いるせいで常時荒れてるけどな。
俺にとっては女子校も異世界ファンタジー
736 :
吾輩は名無しである:05/03/03 13:11:08 ID:B6eBqabw
wr
戦争もファンタジーだとかって某クイズの巻末漫画にあったのを思い出した
素朴な疑問なんだが、そもそもファンタジーものに
中世って言葉を最初に関連づけた奴は誰なんだろう?
んでもって更に現代じゃないファンタジー=中世ファンタジー
ファンタジー物なのに社会システム発展しすぎでおかしいyp! なんて
いらない批判する奴も出てくるし。
漏れ的には中世ファンタジーなんて言葉はファンタジーカテゴリの
中でもデフォルトではなく、マイナーなサブカテゴリくらいに押し込んだ方が
いいような気がするんだけどね。
おおかたのファンタジー物ってローマ最盛期レベルかルネッサンス以降程度の
社会できあがってるものばかりなんだし
>>738 D&Dが作った世界観を借用してるものが多い、もしくはそのイメージが強い。
よってファンタジー=中世ファンタジーなんじゃなかろうか。
イメージのしやすさの問題じゃないかと思う
古代、近代=剣と魔法で貴族がいて王様がいて…、
というイメージに繋がらないんじゃなかろうか
実際には違う事が分かってても、
古代=原始時代、もしくは青銅器が主流の時代っぽい、
近代=蒸気機関の発明以後くらいというイメージが付きまとって、
よくある剣と魔法の〜に繋がらない。
個人的なものだから他の人に当てはまるかどうかは知らんが
自分の考える”中世”の範疇が凄く適当だからなー。
自分的には青銅器だろうか鋼鉄だろうが、剣がメインの時代なら全部中世だ。
鋳造技術すらない程の昔が古代。火薬が本格的に出張ってくるあたりが中世の終わりで、
銃が出てきたら完全に近代、みたいな感じか。
歴史学的にはあからさまに間違ってると分かってはいるけど、他人に説明するときはそー説明する
と思う。だから結局、現代じゃないファンタジーの大半は中世ファンタジーになるんだよな。
最初から読んだ。良スレだな。
剣がメインの時代ってどのくらいだろう? 殆ど弓と槍の時代じゃないか?
弓の前は棍棒と石だろ
投げ槍と槍の時代もあったかもな
城攻めとか山狩りとか
>>743 剣がメインアームと思ってる人は多いね。
組織だった軍隊なら確かに弓と槍だが。
そうやって考えていくと、
剣と魔法の世界は剣の携帯が許可されていて、槍の携帯は許可されて
いない。中国で拳法が発達した陰に、戦乱が終って槍の携帯が許されな
くなったというのがあるらしいから、ある程度平和なのだろう。江戸時代み
たいな感じだろうか?
そして、魔法の使用に制限がないか、制限を出来ないわけだ。カウンター
マジックがあるとは言っても、本来、防衛は高価であり、例えば拳銃とバー
ルで武装した人間からの襲撃を防衛できる家庭は殆どない。
そう考えると魔法の管理が緩いのは大きな謎である。
最初から存在するものだと感覚が変わるんでは
人間が便利な魔法を持っていると、工学的文明の高度な発達は見込めるのだろうか。
別に魔法でできますからー!と、あんまり機械の無い世界……
>工学的文明の高度な発達
トンデモな物に応用されてたりするかも試練
・住人を感知して開閉するドア。住人以外には開閉しない
・異様に軽量で剛性に優れているくせに弾性にも富んでいる金属→人型ロボット(のようなもの)が大暴れする世界
とか・・・
実際には”正当派”ファンタジーには、銃も複雑な機械も、蒸気機関も出てこないってコンセンサスが有る。
むしろそうしたお約束を破って、差別化を図ろうとして、出して来るんだろう。
ドラゴンランスのノームとか。
指輪物語のガンダルフやサルーマンが、実は殆ど魔法を使う描写が無かった様に(今の作品は乱用してるが)
ミステリアスな小道具としての位置付けなんだよ、魔法な飽きられたからね。
魔法使える人間がごく一部だとしたら、工業は普通に発達するんじゃないか?
強力な魔法を使えるような奴がいれば、それだけ脅威も大きいから兵器も発達していくし
機械類の性能が魔法を越えんようにすると、中途半端なファンタジーになるわな
工業が発達して魔法レベルのことが誰でもできるようになると
魔法は自然と衰退していくことになるわけだからな。
よほどの利点でもない限りは学問や伝統芸能みたいな文化として残る程度になるだろうなあ。
それもまあ、魔法の設定しだいだけど。
魔法使いのいない魔法の世界なんて漫画があったな
755 :
吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 15:17:26 ID:H9zf8ILn
i
ぶす
-----------------------------------
醜女。また、女性をののしっていう語。
ジャイ子はブス(醜女)ではなく 『醜少女』 です
ジャイ子はブス(醜女)ではなく 『醜少女』 です
心の美しい少女は 『性格美少女』 です
心の美しい少女は 『性格美少女』 です
何故ここで
ファンタジー世界のブスについて語る気か?
ジャイ子→ドラえもん→ひみつ道具→マジックアイテム
OK問題ない
ぶさいく
-----------------------------------
醜男。また、男性をののしっていう語。
761 :
吾輩は名無しである:2005/04/08(金) 13:03:40 ID:SqXWdmTs
f
762 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 12:53:10 ID:4TZeR218
u
763 :
イラストに騙された名無しさん:2005/04/23(土) 15:07:50 ID:G2gbvl3l
c
764 :
イラストに騙された名無しさん:2005/04/23(土) 17:58:08 ID:UccQ7IHJ
k
'
y
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
Fuckin'じゃないの?!
o
n
a
n
fuck'yonan
ファッキョナン!?(´д`;)
あー、ファッキョナンってのはどんな異世界かね?
>773
五つの大陸からなる世界で、中央とそれを囲む4つの大陸がある。
真ん中の大陸は「中央王国」といって、黄金の鎧に身を包んだ皇帝が君臨している。
東西南北の大陸はそれぞれ龍、虎、鳥、亀の形をしていて、各々独自の文化体系を築いている。
で、すこし前までは平和だったんだが、あるとき何物かの策略によって戦争が始まる。
4つの大陸は真っ二つに別れ、龍の大陸と鳥の大陸、虎の大陸と亀の大陸がそれぞれ同盟を結び、
現在は混乱が渦巻いている。
ちなみに余談だが、鳥の大陸の王の妹はペンギンのヌイグルミを抱いた萌えっ娘だ。
うん?「鳥の大陸の王の妹」の話は初めて聞いたな。
俺が聞いてたのは幼くして王位に祭り上げられた亀の大陸の女王のことだけだぞ。
何かあるとすぐに亀の甲羅型の神器被って隠れる人見知りの子で、密かにファンが多い。
そいつらのおかげで傀儡政権作ろうと思ってた奴らは動きづらいらしいが。
ああ、鎧着てるクセにパンチラ(本人はスク水に酷似した民族衣装だと言い張ってるが)してる
あの王女だろ。確か「北斗七星」みたいな意味の名前だったと思うが。
そして全く似てない双子の兄がいるよな。今行方不明になってるらしいけど。
ロボットもいるらしいな、あの国。
しかし、ファッキョナンてのは変な名前だな。
異世界て〜と、複数の世界にまたがってる?
そういうやつもあるだろうな。
古い人だから、あんまり思い付かないな…
ダンバインとか、エターナルチャンピオンシリーズくらいかな?
いや、俺でも解るそれは。
逆にファンタジーな香具師が、現世界に迷い込むって話は無いのか?
ワードナーみたいな悪の魔法使いが、ナチス・ドイツと協力してって感じの。
「私の勇者さま」&「僕の女神さま」
「覇壊の宴」は完全に地続きで、向こうではマイノリティのエルフ娘が、こちらで街娼をしてる。
更に内臓移植用の人体部品ビジネスや、産業廃棄物の輸出など、現代社会のメタファーが豊富。
>782
逆のパターンなら、ルナヴァルガーの作者が書いて無かったっけ?
タイトル忘れたが。
>>784 ブラスルーンだな。
ファンタジーな世界に第二次大戦末期のナチが来て、世界征服しちゃう。
んで、亡国の6人の王子・王女が古の機神ブラスルーンを復活させて戦うというストーリーだった。
ちなみに、個人的に骸骨将軍(だったっけ?名前忘れた)が結構好きだった。
>786
そうそう、そんなタイトル。
ドラゴンが円盤に変型するんだっけか?
現実の世界に、異能力な奴が居て、何か起こすってのは、新伝奇なり、アーバン・ファンタジーが近いかな。
単に能力系と言うか、超人の超能力バトルばっかりだけれど、それなら沢山有る。
強いて>782に近いのを上げると、朝松 健の魔術戦士かな、一応魔法がスタンダードだし。
アストラル界の妖怪妖魔の類が、秘密結社を作り、黒魔術で世界征服を企むという。
なんか設定だけ書くと、妖魔夜行や百鬼夜翔を、シリアス&ハードにしただけみたいだが、実際にそうだ。
おまけに、その異世界の描写は殆ど無いし。
後は各種漫画やアニメで、それこそ戦隊物やら何やらならゴマンと有るな、異世界からの侵略者。
しかし異世界の住人が、現実の世界に来て”主役を張る”作品ってのは、あんまり聞いた事がない。
シュワルツェネッガーの映画で、ヘラクレスが現代アメリカに来てってのが有ったな。
超人ヘラクレスだったっけ?
あくまで「異物」で良いなら、凍死した侍を蘇生ささせたのも有った。
題名……忘れた。
アメコミだったら、結構あるみたいだけどね>782
最近映画になった物だと、ヘルボーイかな?
あれは、『主人公が異世界から来た強力な悪魔』なんだよね。
他にも居ると思うけど、板違いかな(笑)
つまりこういう事だな?
異世界ファンタジーから来た主人公が、現代社会とのカルチャー・ギャップに
悩みながら秘密結社を結成し、世界征服を企むピカレスク物を書けば、目新しさ
だけでもポイントが高いと。
791 :
李浄植@勢多郡富士見村の中国人差別をやめさせる会:2005/05/06(金) 23:45:44 ID:KEwpfaEn
下記のらぶコメ利用者の男は約束をすっぽかしました
イガリ タケノリ24才
東洋大学の中国関連の学科(中国哲学文学科?)
千葉県在住
父親のBMWをいつでも借りれる
時々DJをやる
身長170cmマッチョ型
こっちの名前をきいて韓国人と間違った上、
中国籍であると告げると明らかにテンション下がる。
(中国関連の学科なのに?)
今の中日関係を考えたらこんなことしていいのかな(笑い)
792 :
イラストに騙された名無しさん:2005/05/07(土) 00:19:43 ID:45oJjfbU
>>788 >しかし異世界の住人が、現実の世界に来て”主役を張る”作品ってのは、あんまり聞いた事がない。
>シュワルツェネッガーの映画で、ヘラクレスが現代アメリカに来てってのが有ったな。
>超人ヘラクレスだったっけ?
シェワルツェネッガーだったら、「映画の世界に少年が行って、映画の世界のヒーローが現実世界に来る」という映画もあったな。
>あくまで「異物」で良いなら、凍死した侍を蘇生ささせたのも有った。
>題名……忘れた。
「SF ソードキル」だったはず。
異物だったら、「クロコダイル・ダンディー」も。
あっ!クロコダイルダンディいわれた!
いなかっぺ大将
>>788 「北京原人」って映画も会ったよな
これもその系統に入るのかな
その北京原人が主人公で、活躍したならそうだろう。
一番はっきりするのは、小説なら内面描写。
映画でも内面を推察出来るシーンが多ければ。
>788
少女ものでそういうの読んだ。異世界からきた妖精がロンドンで
苦労しながら暮らす話だった。バトルはなかったと思う。
あれは「向こうから来た」系アーバンファンタジーじゃなかろうか。
題名……忘れた……やけに長かった。
>792
「ラスト・アクション・ヒーロー」だな。
あれで最高笑ったとこは主人公のガキが自転車で悪役の車にチキンランかけて
映画だから悪役よける→でもよけるのは主役の時だけ→ボク主役じゃない→「ボク死んじゃう!?」
という見事な思考展開w
そしてその後彼はETばりにお空を飛びますた(樹に引っかかって助かる)。
今にして思えばあれってシュワルツェネッガー版「裸の銃を持つ男」だよな。
そしておまいら!FTばりにアレな世界から現実に戻ってきた奴が主人公の映画というと
「ランボー」を忘れてやしませんか?
>>797 「霧の日にはラノンが視える」じゃないか?
ウィングス文庫, 著者:縞田 理理
800 :
吾輩は名無しである:2005/05/17(火) 12:27:43 ID:alRd7FZM
r
>782
未来からきた青いタヌキネコも似たようなもんだ
……多分
803 :
吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 12:50:37 ID:rGH+dcPr
dr
804 :
吾輩は名無しである:2005/06/16(木) 12:14:04 ID:sZcezAX+
9
ファンタジーものは出てくるキャラクターのタイプ・パターンが
どの小説も結構似たり寄ったりだから売れなくなったんじゃ……。
他にもあるだろという気はするが眠いのでまた今度な
808 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 12:28:50 ID:49hyB1pF
y
>>788 > 異世界の住人が、現実の世界に来て”主役を張る”作品
漫画・アニメなら「魔法使いサリー」とか「ああっ女神さまっ」とかあるな。
ぱっと思い出せないだけで結構あるんじゃないか?
魔女ッ子メグだのミンキーモモだの、シュガシュガルーンだの、
「魔法世界のお姫様が修行かなんかで人間界に」てのは馬鹿一では。
あと女神さまは主人公じゃなくてヒロインだとオモ。
811 :
イラストに騙された名無しさん:2005/07/01(金) 09:55:07 ID:ChDFON/2
『優&魅衣』も『究極超人あ〜る』もある意味そんなカテゴリーだな。
どっちかというとfrom異世界to異世界だが。
藤子F先生A先生が山のように描いてると思いますが。
視点キャラが異世界の住人というならたぶんもっと例は限られるけど
>>788氏の言いたいのはあまりそういう感じではないような?
TVの月詠で、葉月が日除けに着ぐるみ着て汗まみれになりながら奮闘する話が面白かった。
「異世界からきた」ってのを売りにするとすれば、こういう日常的なドラマがポイントじゃなかろうか。
ただの魔女っ子もののフォーマットを一歩も出られない作品が多いから。
つ [So What?]
815 :
吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 12:25:37 ID:ch7cCM5l
0
816 :
イラストに騙された名無しさん:2005/07/25(月) 13:13:48 ID:ryiAwC9T
0
817 :
イラストに騙された名無しさん:2005/07/27(水) 23:06:29 ID:/XuShqSU
0
ちびっ娘 from 異世界こそ男の浪漫!
魔女っ子のことか?
820 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/06(火) 12:55:07 ID:6w2RKOfA
u
821 :
T・S:2005/09/06(火) 15:32:10 ID:y1Clj2wy
しばらくラノベも読んでないので、日日日の「アンダカの怪造学」読んでみた。
……こういうのも異世界ファンタジーっていうのかなあ。
ファンタジーってのが「現実からの逸脱」ということで、ちょっと前のは主人公は
異世界なり裏社会なりある種の境界を越えるもんだったけど、最近のはそうでないのね。
ここ二、三年ほとんど読んでないから、このあたりのギャップには苦労しそう。
つか、このスレに書き込むの何年ぶりだ。
いや昔から越境モノ以外も色々るけど
>>788 > 異世界の住人が、現実の世界に来て”主役を張る”作品
一連の逆タイムスリップものとかはどうだ。
SD文庫の信長の奴とか。
あと便利な概念として転生というものがあるな。
何故か現代に転生して戦う主人公とライバル〜みたいな話。
>>821 現実によく似た異世界ってのは既に使い古されたネタだし、
別に最初から最後まで異世界の話なんて昔話の時代から全く珍しくもないと思うけど。
異世界ファンタジーの醍醐味は”読み手”が越境する事だから登場人物がそうである
必要はないし。
825 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/20(火) 12:44:29 ID:OH6G+Gwx
[
826 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/04(火) 11:35:11 ID:eGaed22P
異世界ネタは馬鹿一だけど使い方次第だと思う
ただ、異世界と現代がつながる必然のない設定が多いのが気になる
一方的に行ったきり帰ってこなかったら、何のための二つの世界だか意味がわからない
つまりは異世界と現代をうまくリンクさせてほしいということ
自分の中ではダンバインとか終わりのクロニクルとかがそうですが、他に何かありませんか?
異世界と現代が相互に影響を与えあっているような世界観
終わクロは異世界って言うのかあれ
>>826 "こちらの世界の"主人公が"向こうの世界で"冒険するわけだから
二つの世界がある意味はあると思うけどね。>いったっきり
それはともかく、リアルバウトハイスクールとかはそれっぽいかな。
あんまり設定出てこないけど。
>>826 打ち切られた(無理もないが)けど、富士見ファンタジアの「覇壊の宴」を勧めてみる。
831 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/04(火) 21:40:54 ID:lCWcT79X
へぇ・・・面白い?それ
>>831 正直言って相当読む人を選ぶとは思うが、
>>826は読まずにどうする!って世界設定かと。
俺には面白かったんだが…ね。
フルメタは、
異世界からきた男が現実世界で騒動を巻き起こす話(短編)
現実世界からきた女が異世界の騒動に巻き込まれる話(長編)
って見方もでるかなーっとか思ってしまった。
前後の脈絡無くレスしてしまうが、そもそも現実世界ではない世界を
何故わざわざ物語の舞台として登場させるのか、その理由というか目的が
ハッキリと無いのならば、それは異世界物をやる意味がない――
まぁ、おそらくそこで一番ポピュラーなのは、現実に本当に在る物を出すと、
それについて良く知らないと恥をかく恐れがある、みたいな消極的な理由
がまず一つあって、もうひとつは、現実世界に無い物か、ありえない物事を
それは物理現象である場合もあるかもしれないし、そこに住む人間の心理的
道徳的なものかもしれないものを、自由に そこでは 在り得るものとして
描けるという 思考実験の要素が挙げられるだろう……
異世界に行った者が、現実世界に帰って来る必要があるのか無いのか、そんな
ものは、二つの世界が自由に行き来出来ない事情・設定があることにすれば、
全くのナンセンス。ただ、最初は現実の世界に居た筈の登場人物が、異世界に
行っても当たり前のように直ぐに馴染んでしまう――みたいな描写をすると、
ある種の審査員というか読者には違和感が出る、ということから現実世界との
接点が無いとダメ――みたいな俗説が蔓延るようになったのだろう。
「覇壊の宴」は、素晴らしい「設定だけ」では、物語として不十分であるという好例かなぁ。
「設定だけ」は、よく出来てて、くど過ぎもせず、期待も持てたんだが・・
趣味の違いかも知れないが、
主人公たちが、何らかの活躍をして物語が進むのでなく、淡々と国家間問題や陰謀が展開する状況を眺めながら流されていく、ある意味歴史ドキュメンタリーを観てるような感じだからなぁ。
主人公が一介のサラリーマンであることに共感を持てれば、楽しいかも。
ちなみに私の目から見た主人公は、(イタチ害ゴメ)漫画ブラックラグーンのロックから、根性と頭の良さとプライドを抜いた感じ
836 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/07(金) 13:59:55 ID:PFY/lz5F
>>835 ロックからそれだけ抜いたら何も残らないんじゃ?
完璧に流されてるな、その主人公
>>834 > まぁ、おそらくそこで一番ポピュラーなのは、現実に本当に在る物を出すと、
> それについて良く知らないと恥をかく恐れがある、みたいな消極的な理由
ちょっと違うが、現代の風景が描けないという理由で
10年ほどファンタジーばかり描き続けているマンガ家なら知ってる
バイストンウェルが魂の舞踏場? と抜かすのなら、
善と悪とその中間的な存在を、ハッキリ・クッキリと
描き分けて見せること! それが出来ていなかったら
「リーンの翼」は只の失敗作――。
曖昧模糊とした、正義の概念? について登場人物
同士が議論とかをし始めたら、もうこれは駄作である
ことが確定されたも同然――
映画的だというのは、そんなことでは全くないのよね
はあ
主人公がファンタジー世界に⇒ウルティマ
842 :
無名草子さん:2005/10/23(日) 11:30:31 ID:acHz0743
コンビニ
「覇壊の宴」は風刺が効いていたし、エルフを未開民族のように扱うのが斬新で、
地球側にエルフ娘の娼婦が来てる辺りが実に露悪的で良かったな。でもあれだけ
設定に凝ってしまうと、シリーズ化が難しいだろう。
思うに大藪晴彦の主人公が、海外や無国籍風日本でアンチヒーロとなって大暴れし、
平井一正の主人公が、狼男だったり超能力者であったりするのも、やってる事自体は
異世界ファンタジーと似ているんだよ。
別にバイストンウェルに召還されなくても、新婚旅行で内戦や天災に巻き込まれても、
同じようなストーリーは作れるはずなんだが。
>>843 破壊の宴は2巻で事実上打ち切られたシリーズなわけだが・・・
頑張って頑張って1巻ラストまでしか読めなかった俺が来ましたよ。
DQFF板のsaga厨さんですか?
>>844 「大いなる墓標―覇壊の宴〈2〉」でしょ、何だか劣化バイオハザードだった。
馬術やフェンシングを嗜み、散弾銃でクレー射撃を楽しんでいるという作者にしては、
戦闘描写が甘くて迫力に欠けてるし、設定の大きさに比して話が小さすぎる。
日昌 晶に興味をもって、富士見ミステリーの「今宵、すべての悪党たちに―
レブリガン・ド・レコール」にも手を出したが、こちらは更に駄目だった。
書けば書く程に詰まらなくなる作者って珍しい。マーケットリサーチを間違えてる。
主要登場人物の造形が「読者を馬鹿にしてますよ」って主張してるかのようだ。
クレー射撃って散弾銃でするものなのか。(まぁ鳥撃ち銃が散弾なのはわかるが)
ライフルじゃなかったのね。
クレー射撃はオリンピック競技でもあるが、あれは確実に散弾銃は使ってなかったぞ。
つか、散弾銃なんかつかったら競技にならん気がw
そのデタラメな知識はどこから仕入れてきたんだ?
クレー射撃の”クレー”って、的に使われる陶器の皿のことだぞ。
あんまりクレーの意味と
>>849の内容に繋がりがない気がするが……
あれだ、多分
>>849は散弾銃=広範囲に大量の散弾をぶちまける銃みたいなイメージなんだよ、きっと。
イメージとしてはアレか、三式弾
三式弾と言われてイメージできる奴がラ板にどれだけいる事やら。
ここは軍板じゃないんだがな。
>>854 それのどこが基本的な話なのか銃に興味のない私にはさっぱり。
あとせっかくの説明を読んでもポンプアクション連発式と中折れ式の意味がそもそもわからんしw
それはともかくこれ以上はこの話はやめてくれ。
全然異世界ファンタジーの考察とは関係ないがな
んな情報興味もないし知りたいとも思わんのだが
858 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/31(月) 01:50:51 ID:zoNCVrdC
t
他人の話を聞く気は無いが、自分の話は主張したい訳ね♪
860 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/02(水) 11:07:46 ID:d4yN7Oqv
4
三式弾と言われてもタイラーにあったエンジンを止めるのしか出て来ない……
因みに、散弾銃でもスラグ弾と呼ばれる散弾で無い弾丸を撃つ事は出来ます。
『砂ぼうず(これはファンタジーと呼ぶの無理だが)』じゃ閃光弾やグレネードをぶっ放していたね。
昔、
米沢城の伊達政宗の手元に一丁のM-16がもたらされた……というのを考えたことがアルです。
刀鍛治たちが寄ってたかってそれが銃である事、弾丸のカートリッジ構造、ストックの形状の意味などを解析し、伊達鉄砲部隊の礎になり、
そして……というの。
大戦後期に、日本はアメリカのブローニングM2をコピーしたが、ドイツ製の20mm機銃は出来なかった。
アメリカはその20mmのコピーを数百作ったが、作動不良が多くて配備を止めた。
ドイツは? 田舎の町工場でも部品位は作れたそうな……
基礎工業技術の差が、そこまで大きいことに驚きだ。
だって、1945年まで日本はネジの量産すらできなかったし・・・
同じ武器を作っても製造した工場によって部品の互換性が無かったりしたし。
覇壊の宴は十分の一程立ち読みしただけだった。
主人公が如何にもアレだったからなぁ。
つまり戦国時代にM16が存在しても、その量産はおろか応用すら難しいってことだ。
機関銃の概念そのものは、フリントロック・ライフルの時代から有ったんだけれどね。
>867
別にそのものを作らないでも、種子島のストック形状変えるだけで凄くよくなると思うなぁ。
869 :
無名草子さん:2005/11/05(土) 12:05:00 ID:XLKgOC77
実のある話でもないなあ
一言で言えば
銃ヲタは巣に帰れ!
ってこったな
ネタがないからこうなっちゃうんだろ。
というわけでネタを出そう。
現実世界(便宜上こう呼ぶ)と異世界の接触ではなく、
異世界と異世界の接触。あるいは3種類以上の異世界の接触を扱ったものってある?
エターナル・チャンピオン
マジック ザ ギャザリング
異世界to異世界の御約束としては闇の世界からの侵略系。リューナイトとか。
サモンナイト
異世界とか言いつつ、実際には価値観が同じ、形だけ異なる種族の、バリエーションが増えるだけでしょ。
川上稔の終わりのクロニクルは、
かつてこの世界を含めた11の異世界が存在し、お互いを滅ぼしあう戦争をしていた
60年後、主人公達は各世界の生き残りと戦後交渉していくという話
異世界間戦争というのも珍しいと思う
異文明間戦争なら,SFとかで使い古されたネタでそ
その伊勢会ってのは、単に交通の不便な国同士ってだけでは無いかな?
どの世界も大半は人類が支配していて、価値観や考え方は一緒とか。
それともアメリカとアフガニスタン位には、文明に違いがあるのかな?
光速で膨張する宇宙の果てのそのまた向こう、この世界とは物理法則の異なる異次元にそれは居た。人間の言葉で彼らを表現する言葉は無く、そもそもその世界に音はなく、今も昔も将来も音波は存在しない。仮に名付けるとするならば、彼らはカラリオンとでもしておこう。
カラリオンは凡そ実態というものを持たず、只そこに漂う光であり色彩であった。その姿は強いて表現するなら、水面に広がる油のように空間に展開する極彩色のーロラであり、レーザーでライトアップされた霧であった。彼らの神話に曰く、
先ず原始の世界に三柱の色神ありて
各々名を赤、緑、青色と言うなり
彼ら各々交わりて子をなし
その御子各々名を黄、紫、シアンと言うなり
最後に六名各々交わりて
その孫その名を白と言うなり
その子等各々交わりて
カラリオンの絵始まりたり
彼らにとっての文明とは、より微妙かつ独創的な色とその組み合わせの創造であり、
人間には理解しがたい、流れ交わる虹色の混合を重ね続けた。しかし文明が進むに連れて
その配色は限界に到達し、種族としての生命力を失いつつあった。即ち混色が進むに連れ
元の原色を失い、皆が水彩絵の具の汚れきった筆洗いの水のようになり、最早新たな色や
組み合わせを生み出す事は叶わなくなったのだ。
彼ら相互いに交わりて
世に成さざる色無きに至れり
されど預言者の良いけるは
カラリオンの色彩の
衰えくすむは避けがたし
即ち交わる組尽き果てて
全ての色灰ならん
しかしてカラリオンの、鮮やかなる色を求める、地球侵略が始まった。
あまりに違いすぎてわけのわからないものということであれば惑星ソラリスもそうだな。
オイッ!
嘘つくなエプソンの回し者。
ラブクラフトの時代にレーザーが有ってたまるか。
これラヴクラフトじゃ無いんじゃないか?
「クトゥール」だしな。
しかしな、クトゥルー作品でも、日本の作家が書いたものの中には
ラノベそのまんまなのがあったりするぞ。
それもよりによってアルハザードが主人公のw
>881-882
うわ、いいものが。
>887
あれはいいものだ!
>884
済まぬ、腐れワナビが設定を晒してみたんだ。
>886、887
参考に成ります、今度読んでみましょう。
>888
有り難う。
890 :
無名草子さん:2005/11/16(水) 12:06:50 ID:BDxpAtUn
同じ世界観だ
891 :
吾輩は名無しである:2005/11/22(火) 11:47:33 ID:0jW8MQ12
ttut
892 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 12:09:03 ID:WTkQ8abv
hg
893 :
無名草子さん:2005/12/23(金) 12:54:50 ID:tCEPaeK/
なんちゃら
894 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/05(木) 13:04:14 ID:8dO7TSsB
無い
895 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/18(水) 13:32:25 ID:DtLZgweV
アメリカの警官
896 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 13:06:09 ID:mJVDU+Jt
ゴロが悪い
なんとか全部読んだ。異世界ラノベネタを考えてた自分にとっては有意義なスレでした。
898 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/14(火) 13:15:52 ID:H4TB5coc
坊ちゃん
>>880 終わりのクロニクルの場合、物理法則の根本からして違う異世界。
全にして個な植物が呼吸と光合成を続ける世界とか、文字や名前が力を持つ世界とか。
砂のような存在が延々と計算を続ける世界とか、既に滅びた世界の跡地で機械の竜たちが戦いを繰り広げる世界とか。
ただ各世界の「法則(作中では概念と呼ぶ)」を封じた石とかを持ち込めば意思疎通はできる。
もっとも作中ではもう全部滅んで、残党が居住権やらこの世界に対する反抗やってるだけだが。
で、まあその戦後の後始末が主人公たちの仕事。
言葉やら武力やらでもって相手を納得させて束ねていく。
「異世界から来た」っていうのは登場人物の属性であって、
「異世界」そのものを「登場」させないのは「異世界もの」ではないとおもうんだけどなぁ
>>900 それはまた暴論。そんなこと言い出すと
異世界ファンタジーとは現代から異世界に落ちた主人公あるいはその逆を指す
たいていの場合、異世界に行った話では現代ネタ(直接的な関係)は殆ど出ない
↓
異世界の登場しない話は異世界ファンタジーではない
ということになってしまうぞ
三段論法に失敗した。ウワァァァッッン
ううん、確かに”異世界モノ”っつったら舞台が異世界ってイメージはあるよなぁ。
終わりのクロニクルみたいに異世界交流があるってのなら微妙だけど、
ぽっと数人だけ異世界からやってきましたー! みたいなのを異世界ものというかというと……。
実際、終わクロの舞台は架空の現代世界だしなぁ。
それで異世界ファンタジーって言われてもしっくりは来ない。
結局、異世界へは一度たりとも行ってないし。回想シーンで行ったのはいるけど。
904 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/01(水) 13:10:49 ID:LzyyYrt8
きのこ。
異世界に紛れ込む、というストレンジャーものって、たいてい結局現実世界に帰ってくるんですか?
それとも居座るの?
ナルニアなんかだと、第一部「ライオンと魔女」では帰ってくるけど
最終的には行ったきりになりますよ
列車事故でな
907 :
イラストに騙された名無しさん:2006/03/03(金) 16:11:34 ID:1sCSfp4O
あれは異世界っつーかもともと天国そのものじゃないか。
……まぁ、確かに異世界だけど。
>>905 自分が今まで見聞きした分では、
1:現実に戻ってくる(基本)
2:向こうに残る(主人公PTが現実と異世界でバラバラに残るパターンも多い)
3:現実に帰るが再び異世界に旅立って〆
4:一応現実には戻るが、異世界との接点は残ったままで普通に移動可能
5:そもそも帰り方がまだ解らないところで〆
6:異世界と現実がひっつく
6−1:異世界の住人、ないし現実の住人が他世界に移住する(避難等)
くらいか。まー基本的には1,2が多いけど4とか5も普通にある。
4は、移動は出来るが主人公が最終的にどちらか選んで移動しなくなるパターンが多く、
5は、帰り方が見つからなくて(戻るのを)諦めるパターンも多い。
910 :
905:2006/03/03(金) 23:11:17 ID:8H2rk65h
むっちゃありがとうございます。
異世界ファンタジー書いてて「こいつらどうやって現実帰そう? そもそも帰る気あるのか?」と悩んでたもので・・・。
つうかそこに紛れ込むそれっぽい理由も浮かんでこない。「西風の戦記」「日帰りクエスト」とか読んでみたいけど、今は時間が無いので残念。
ナルニアは列車事故ですか、天国なのかそうなのか。
あと
>>909これ以上思いつかないパターン併記、参考になりました!
ちょっと違うけど某ネオヴ○○ガーのように、主人公が二つに分かれて
一方は異世界へ、一方は元の世界へ戻ってくるパターンもあったけど……
他にもこんなのあったっけ
敵は海賊・海賊版とか
SF系だと、他にはM・Z・ブラッドリーの
ダーコーヴァーシリーズで、主人公と近似した
存在
異世界分岐後十数年して再会とかはあったような
ネシャンサーガも結局は異世界に行ったきりじゃなかったか。
十二国記は主人公(現代世界の女子高生)が異世界に連れて行かれ、そこの王様だったという話で
無理をすれば帰れる(帰る方法はある)けど民を守るため異世界の住人に。
ちなみに十二国記アニメ版では主人公+2人の同級生が異世界入りし揉めて
一人は主人公の力を借りて帰り、もう一人は異世界になじめないままさまよった挙句
異世界で生きていこうと腹をくくった後に死ぬ。
915 :
905:2006/03/13(月) 00:35:05 ID:phIP6UJN
異世界行くってことはリアル世界で普通に失踪扱いになるよね
916 :
905:2006/03/13(月) 00:36:07 ID:phIP6UJN
と思ってカキコしたら名前欄を消し忘れてたすんません
そこで時間の流れが違うというお約束ですよ
918 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/16(木) 11:46:20 ID:49hGadXU
一人称の独白
デルフィニアのことかああああ
ホントお願いですからアベルドルンと共和宇宙を繋げるんは勘弁して、作者
>>914 >無理をすれば帰れる(帰る方法はある)けど民を守るため異世界の住人に。
無理して帰っても結局死ぬ(失道→麒麟死ぬ→王死ぬのコンボ)し、
そもそも陽子はあの時点では民のことはあんまり考えてなかった気がする。
シェンムー あっ!
>>920 自分の責任を放棄しない、というのが最大の理由だったように思う。
あと、王が虚海を渡ると大規模な蝕が起こって民衆が死ぬ、
という理由もあった。
924 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/30(木) 12:49:48 ID:rYi4Pb2o
頼もしくなる
925 :
イラストに騙された名無しさん:2006/04/07(金) 21:31:16 ID:8L+xXBQy
>>923 後は、麒麟の死に様も聞いていたよね。
そんな話を聞いたうえで、それでも同情や自分の身を可愛がるだけの結果を出したくないから、考えさせてくれ、って陽子は言ってたよね。
そのうえで出した答えに真摯に歩んでいこうとしているから、彼女は強いんだと思った
927 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/22(土) 12:40:59 ID:04u6CPSF
見做す
929 :
イラストに騙された名無しさん:2006/04/23(日) 08:23:58 ID:pc+AxoXG
age
最近の異世界モノのトレンドは日常のすぐ近くに異世界はある、ってやつ?
931 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/04(木) 13:40:03 ID:Z3SisQLP
車輪の下
異世界ものといったらパートタイム・プリンセスは外せんだろ
ファイナルファンタジー
934 :
無名草子さん:2006/05/17(水) 12:55:35 ID:W3vK4ke/
無茶
超有名な異世界というとサザエさん?
サザエさんは時系列が固定された閉鎖世界を描いたファンタジーだからな・・・。
おいおいもう頭悪そうな
雑魚キャラしか残ってないのかよ
泣けるぜ
938 :
無名草子さん:2006/05/28(日) 11:52:02 ID:72aRqeqj
名無しさんの次レスにご期待下さい
てすと
940 :
イラストに騙された名無しさん:2006/06/01(木) 23:10:01 ID:NvDMQzu/
age
941 :
イラストに騙された名無しさん:2006/06/10(土) 14:03:25 ID:r76vDjfT
異世界ファンタジーでも、ビキニ鎧が減った件について
むかし何かで「蟹アーマー」とかあった希ガス。
>942
ああ、TRPGの『セブン=フォートレス』や『ビーストバインド』、『ナイトウィザード』だな。今でもあるぞ。
モンスターハンターはがんばってます
>943
(深刻な顔で)…BBに蟹アーマーあったのか?
いかん、あじゃぱァー!してえ……
そういえば、異世界に召喚された後って食事に困ったりしないんだろうか。
作法がわからなかったり、和食が恋しくなったりして
勿論その手の小説は結構ある。特に異世界って程でもなくても、外国に飛ばされるとか、
異星人と邂逅するとかでも。むしろ冒険系スペオペにはお約束。
ラノベでも言葉が違ったために数ヶ月かけてちゃんと言語学習するところから始めるのも
あるよ(異次元騎士カズマとか、混沌の夜明けとか)。
一部で有名なアニメ「イデオン」なんかでは、敵の異星人に降伏の証として白旗上げたら
それは向こうの星では徹底抗戦を表す意味でえらいことに、みたいな話もある。
>945
ええ一応……新しいのでどうかは知りませんが、昔の版で『蟹座の天使』と言うのが。
業が『足が臭い』とかそっち系。
>>948 最近のライトノベルではイコノクラストがそのへんを話のネタにしてるな。
元素が置き換わる前に救世主を遣い倒せ、という展開。
少しでも長く維持する為に(以下残虐につき検閲
次スレの季節
>950
サンクス、胸のつかえがおりた。
そっか、昔のにはそういうのも居たのか…。
>>948 富士見の「琥珀の心臓」でもその辺のネタが出てくる。
955 :
イラストに騙された名無しさん :2006/06/24(土) 12:04:23 ID:mP9OdAUE
つまらないの
カニアーマー・・・あれって生命維持装置でもあるんだよなぁ
・・・SFっぽく・・・ないか
聖闘士星矢がジャンプに掲載されていた時代
鎧が生物に変形するギミックが楽しくて色々考えたなぁ
特徴的なギミックで世界観を現すってのはあるよなぁ
あ、次スレどうします?僕が行く?それとも970?
この速度だから次スレは
>>975でも構わないだろう。
今のウチにテンプレでも考えとくか。
959 :
週 便栄:2006/06/29(木) 11:40:21 ID:oib8DPZZ
正月に似合わない曇り空の下で彼はまず目覚めた。というより、オカンに起こされた。
彼は予定があるわけではないが、すぐさま時刻を確認したくなった。
鈍い動作で、電子レンジのデジタル時計に目をやる。指し示すところ、10:12。
彼の脳は睡眠を欲していたのだが、彼の意に反し、「オカン」はそうはいかなかった。
あんた、お雑煮たべやー!」 オカンの少し強い印象の口調。
彼は従った。コタツで雑煮を食らう。
微、微妙・・・・。心の叫びであった。
箸を置く。一応全て食べ終わり彼は睡眠という安息を得たかに思えた。
雑煮を食うことに全神経を集中させていた彼は周りの変化、もとい慌しさに初めて気がついた。
いわば、ナッパの爆発波であった。
彼以外の家族は祖母の家へいく準備を着々と始めていたのだ。
それはホワイトベースの中の一戦闘員が、第一種戦闘配置という命令が下されているにもかかわらず、下痢をして
ブライトに殴られかけるという事態に酷似している。
彼はそれに従いともに行かんとした。マニアックな普段着に身を包み(はじめてのおいしゃさんプリントTシャツ)、
準備を整えた。彼ら一行はかくして祖母の家へと向かう。
外は世の終わりを暗示するが如く、これまでに見たこともないような暗い曇天であった。
正月の真冬の気候にもどうにか命を落とさず、無事その一行は目的地へ到着した。
フィッ主の来訪の目的はどす黒いものであった。そう、お年玉である。
玄関でこれからのリッチな生活を想像し、彼は思わず薄笑いを浮かべた。
彼は早速、親戚達に気さくに挨拶をかわし、目的の物を手に入れた。
福沢諭吉が妖しい笑みを浮かべる。
彼はそれに呼応し、ともに笑い、自他の繁栄を願った。
(コレでカウボーイビバップのDVDを買ってやるぜ・・・!!)
彼はそのまま帰宅し、パソコンでエロCGさいとの発掘に没頭した。
かくして彼の新年は幕をあけたのであるが、今年も彼のオデコは光り続けるのであろう。
ピカピカ、ピカピカと・・・・・
それはもう神々しく・・・。
959がただの荒らしなのか誤爆なのか
日常の近くにある異世界というネタなのかよくわからないんだ…
へるぷエロいひと。
961 :
週 便栄:2006/07/02(日) 20:26:45 ID:NLnmjcJW
書いた俺にも分からん。深く考えるなかれ。
ハートで呼んでくれ。精神論を重んじろ。
962 :
イラストに騙された名無しさん :2006/07/15(土) 12:24:46 ID:n5TQh7dC
マロン
964 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/17(月) 01:17:32 ID:igQzhSmM
>>205 >>206 まて、君達は人間だよな
巨人相手にはむりだお
またはチュー目的なら相手の許可取ってからにしなさい。
>>207 笑った(その言い回し某ゲームブックみたいだ。)
>>208 ええ答えやと思います。
ドワ−フが逃げ遅れることが、予想されるので
(まして癒し手なくては、冒険続行も危ぶまれますし)
予想立ての範囲もOKですね。
>>209 頭蓋から・・・
接敵まえにできることを、これも有効ですね。
バインディングも効きそうにありませんしね。
>>210 変な展開で、ごめんなさい。
>>211 同じく解かりません。
誤爆すいません。
966 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/27(木) 20:35:49 ID:ODaxjB0U
異世界召喚ハァハァ
異世界娼館ハァハァ
異世界でょぅι゙ょと(;´Д`)ハァハァ
969 :
イラストに騙された名無しさん:2006/08/02(水) 19:07:22 ID:iuslRGiT
____
/l /\ おいらをどこかのスレに送って!
/| ̄ ̄ ̄|\/ お別れの時にはお土産を持たせてね!
| モツ煮. |/
 ̄ ̄ ̄
現在の所持品:たばこ他48品圧縮.zip・どようび・ドエット
糞スレ・rigel・ギコペ・Jane・VIPPER・BitComet・風流夢譚
風の聖痕・←山本敬弘って下手だろ
王子様は犬!とかいう話は、設定は面白いのにストーリーは面白くなかった。
971 :
書いてくれない:2006/08/20(日) 11:52:12 ID:CVWOe4cZ
書いてくれない
972 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/03(日) 20:08:54 ID:htwGgEtf
ハ,,ハ
('(゚∀゚∩_ おいらをどこかのスレに送って!
/ヽ 〈/\ お別れの時にはお土産を持たせてね!
/| ̄ ̄ ̄|.\/
| .モツ煮..|/
 ̄ ̄ ̄
現在の所持品:たばこ他48品圧縮.zip・どようび・ドエット
糞スレ・rigel・ギコペ・Jane・VIPPER・BitComet・風流夢譚
風の聖痕・←山本敬弘って下手だろ・エルフ耳
973 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/04(月) 07:37:55 ID:s3MpXYXB
□ハ,,ハ
('(゚∀゚∩_ おいらを女性や子供の多いスレに送って!
/ヽ 〈/\ お別れの時にはお土産を.持たせてね!
/| ̄ ̄ ̄|.\/
| .モツ煮..|/
 ̄ ̄ ̄
現在の所持品:たばこ他48品圧縮.zip・どようび・ドエット
糞スレ・rigel・ギコペ・Jane・VIPPER・BitComet・風流夢譚
風の聖痕・←山本敬弘って下手だろ・エルフ耳・コトリバコ(シッポウ)
974 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/04(月) 15:58:30 ID:swugA5NU
____
/l;;;:::: #,;'i おいらを墓地に送って…
(0,,0)':::/ ̄|;;;:| ___ お別れの時には副葬品を持たせてね…
._/罪>;:,/煮:.;:#iノ ,;'_ノ
' ̄/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
現在の所持品:たばこ他48品圧縮.zip・どようび・ドエット
糞スレ・rigel・ギコペ・Jane・VIPPER・BitComet・風流夢譚
風の聖痕・←山本敬弘って下手だろ・エルフ耳・コトリバコ(シッポウ)
とうきび
次スレ立てようぜ次スレ(;´Д`)ハァハァ
ハァハァしすぎ
978 :
イラストに騙された名無しさん:
乙