1 :
名無しさん@1周年:
ライトノベル読みは他ジャンルの本も読んでいますか?
今読んでる本でも今まで読んできた本でもいいので
ライトノベル以外で読んでる本を教えてください。
2 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/14(木) 02:25
東野圭吾なんか好きだけど。
「同級生」、「放課後」なんかはミステリだけど、
学園ものだからライトノベル読みにもおすすめかな。
3 :
そうだ本でもよもう:2000/12/14(木) 02:31
スティーブンハンター
『極大射程のシリーズ』は面白かった
4 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/14(木) 02:40
今日はチャンピオンの発売日だな
5 :
名無しさん@そうだ名無しになろう:2000/12/14(木) 03:40
池波正太郎とか藤沢周平とかの時代小説家
6 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2000/12/14(木) 04:01
漫画、他ジャンルの小説、純文学、スポーツ関連、
とジャンルには拘らないで、その時おもしろいと思ったのを読んでる感じかな。
サッカーに興味があるなら、湯浅健二さんの著作を推薦。ド素人でも楽しめて
分かりやすい内容で、エセ評論家より一気に玄人になれる(マジで)。
『サッカー劇場にようこそ』はサッカー入門書として日本最高の一品。
最近て事になると、ちょっと古いけどC・P・スノーの『2つの文化と科学革
命』て本に考えさせられますた。
7 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/14(木) 04:08
ビートたけしの毒舌本&小説。
短編集の「少年」は良かった。
8 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/14(木) 04:10
>>5 俺も時代小説。というか最近じゃ時代小説がメインでライトノベルは
たまに、だね。
司馬遼太郎と池波正太郎が多いかな。
ライトノベルで地雷を踏むと途中で放り投げちゃうけど、時代小説は
ハズレがないからいい。
9 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/12/14(木) 04:12
今読んでるのは「風の博物誌」ライアル・ワトソン。
みんな、いろんな本を読もう。
10 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/14(木) 04:24
一番読んでるのはマンガ。マンガやライトノベルって低く見られがちだけど
基本的にはどのジャンルでもゴミの山から宝石だから特に気にしてねーです。
俺も司馬遼太郎は好き。
11 :
名無しさん@1周年:2000/12/14(木) 04:35
歴史。歴史小説ではなく歴史。
今、ギボンの『ローマ帝国衰亡史』を読んでます。
活字で埋まった500ページ超の分厚い本が10巻。
死にそうになるけどおもしろい。
12 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/14(木) 05:44
何でも読むけど、主にミステリー系。
浦賀和宏 後味の悪さが良い。
殊能将之 「ハサミ男」は大当たり。
松尾由美 ライトノベルファンにも「ブラック・エンジェル」はお薦め。
阿佐田哲也 とりあえず、麻雀放浪記は必読。
大石圭 「処刑列車」ネオ麦か…(´Д`;)
麻耶雄嵩 本格好きなら。
西澤保彦 「七回死んだ男」素晴らしい。
井上夢人 「ダレカガナカニイル…」ぽあ。
東野圭吾 「名探偵の掟」「変身」前者は本格好きなら爆笑。後者は恋愛小説、ただし…。
なお、「秘密」「白夜行」はいまいちだった。
恩田陸 「光の帝国」ライトノベルファンも楽しめるのでは。
まだまだあるけど、キリが無いのでここまで。
13 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/14(木) 06:05
トータルで見たら俺も漫画かな。今はライジングインパクトのコミック
がお気に入り。オマケ満載&ほんわかしてて良いです(笑)
昔のこち亀も好きだった。
とりあえず食わず嫌いはしたくないので、何でも読むかな。
今年は立花隆の、脳を鍛える、がヒット。
14 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/14(木) 10:00
今は「レ・ミゼラブル」と「ドン・キホーテ」を同時に読んでる。
その前は「十五少年漂流記」を読んでた。
児童文学って年取ってから読むと結構面白い。
日本人では岡田淳さんがとてもいいお話を書いてる。
機会があればぜひ一読あれ。
15 :
山犬。:2000/12/14(木) 10:31
冒険小説,ハードボイルド小説,恋愛小説が多いいかな,
あと青春小説とミステリーを少し。
(冒険小説)
佐々木譲・真保裕一・船戸与一・大藪春彦
(ハードボイルド小説)
大沢在昌・原遼・藤原伊織
(恋愛小説・青春小説)
村山由佳
(ミステリー)
東野圭吾・宮部みゆき
江戸川乱歩賞受賞作,小説すばる新人賞,は結構チェックして読んでる,
受賞傾向と個人的嗜好が合致しているらしい。
最近ではサントリーミステリー大賞が気になっていて,過去受賞作を探索中。
ホラー小説だけは苦手で読めない,恐いの駄目なんだ。
16 :
山犬。:2000/12/14(木) 10:32
最近は別の友人の勧めでSFにも少しだけ手を出し始めたかな?
友人から紹介なので外国人作家ばかりになる
「銀河の荒鷲・シーフォート」「渚にて…」「ヨブ」など
個人的に探し出した外国作家では,ドン=ウィンズロウ。
ソフトボイルド系の「ストリート=キッズ」シリーズはお気に入り。
……と,一般っぽい所ばかり並べていると殴られるな。
漫画も読むよ,好き。
漫画遍歴は長くなるから,現行で楽しみにしている作品は下記。
(少年漫画)
黄金伝説ジパング・からくりサーカス・クロノアイズ
(青年漫画)
RED・Dr.ハーレー・砲神エグザクソン・ベルセルグ・鋼
(少女漫画)
KIRAI・ダーリンは生モノにつき
17 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/12/14(木) 10:41
なんかライトノベル以外での面白い作品紹介になってますな、俺的推薦は隆慶一朗の
諸作と「モンテ・クリスト伯」。面白いよ〜。
18 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/14(木) 11:08
『神曲』や『ファウスト』などファンタジーの源流ともいうべき古典。
マンガなどに使われた元ネタが結構見つかって楽しいよ。
SFの「夏への扉」を昨日よんでたら、主人公が冷凍睡眠から覚醒する日だった。
古典SFが考えた未来と現実とのギャップが結構新鮮。
文化女中器は、いまだ実用化ならず・・・・。
古本屋で昔のSFものを買いあっておりますです。
20 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/14(木) 12:41
ノンフィクションでいいなら、色々。
単行本に落ちてたのでようやく読んだ。
「人間を幸福にしない日本というシステム」
あと、ついでに
「英語オンチが国を滅ぼす」
どっちももっともだと思う自分は異端者のようだ。
21 :
山犬。:2000/12/14(木) 13:26
文化女中器……
そうか,今はそれが実用化されている時代だったのか(笑
帰宅したら,確認してみよう。
そうか今は「夏への扉」の時代か
・・・ヌーディストビーチは流行ってないなあ
ブックオフで100円で売っている本。
サンリオSFを100円で買ったこと
がいちばんの思い出だなあ。
あと、新聞の書評欄で紹介された本を
読もうと読もうと思いつつも、図書館で
は予約入れないとかりれないし、全部買
うほど裕福ではないので、とにかく、安
く読める本を読んでまふ。貧。
24 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/15(金) 08:02
塩野七生のローマ人の物語は毎年読んでいる。
でも、ハンニバル戦記以降は本当に面白い!と思えたことはない。
あとは架空戦記を時々かな。
つーても先細りが酷く、最近は出るかどうかもわからない佐藤御大しか読めなくなっているが。
食えないジャンルになったからね。
25 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/15(金) 09:49
隆慶一郎 「吉原御免状」「捨て童子松平忠輝」
藤沢周平 「蝉しぐれ」「風雪の檻 -獄医立花登手控え-」
塩野七生 「海の都の物語」「コンスタンティノープルの陥落」
この辺は世界に入りやすいかと思います。
残念ながら隆氏と藤沢氏はもう新しい作品は読めないですけど。
井沢元彦「逆説の日本史」も歴史の見方の一つとして面白い作品です。
ただこっちも併読しとくとなおいいかも。
//member.nifty.ne.jp/suzumei/izawa/
26 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/16(土) 17:56
なんでも読むにゃー。小説はデバイスで、他の物語を取り込むための素地だからにゃー。
今読んでるのは天使の囀りだけど、本棚にある『野生猿の百科』『殺人病ファイル』『イラスト感染症内科』『解剖学 第6版』『コア人体の分子学』『樹木ガイドブック』『ときめきメモリアル攻略ブック(笑)』『性格』『脳内麻薬と頭の健康』などが副読本として面白く読めますネ。
あと『上と外』『永遠の仔』『ガダラの豚-I-』も似たような話として面白いかなーと。
これを読んだらキノの旅を読む予定。
でも熱烈に崇めてるのは堀井憲一郎なのだにゃー。
27 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/16(土) 18:45
読んでる本を羅列するだけじゃあ面白くないから簡単な感想とか
この本のこんなところがライトノベル読者にはおすすめできる
とか書いてくれたほうが有益になりそう
俺は今読んでるのが「プログラミング言語C 第2版」なので
感想もお勧めもできないのがあれなんだが(w
28 :
26:2000/12/17(日) 05:01
>>27 そうか…
『野生猿の百科』データハウスお得意の豊富な図版と一定のフォーマットに
よる野生種の猿のビジュアルで極めて即戦力的な図鑑だ。内容の割りに薄く
て小さくて安いのも◎。同じ形態の野生イヌと野生ネコもお勧め。
『殺人病ファイル』エキセントリックなタイトルと装丁だが日経BPが出し
てるだけはあって、それなりにしっかりした内容。門外漢が便覧がわりに読
むのに向いている。
『脳内麻薬と頭の健康』今ではすっかりメジャーになったA10神経のことを
解説した本。一般向けで読みやすくてすげー好き。大木幸介の本は大概なん
でも面白いけど、これは『間脳論』並みにエキサイティングだった。
29 :
26:2000/12/17(日) 05:06
で、
『上と外』あまり言うとネタバレになるがアマゾンで政争に巻き
込まれた兄妹のサバイバル小説。読んでるうちにほのぼのすると
いうか、おばあちゃんの知恵袋的ストーリーに萌え(w
『永遠の仔』この作者はいつも同じことを題材にするので新味に
欠ける面は否定できないが──真摯だ。あまりにも悲惨なストー
リーで辛い話だが、最後のオチにすごく救われた気になれた。
『ガダラの豚』日本の冒険小説の最高傑作だと思う。終わり方の
チープさもまたヨシ。簡単に内容を説明すると文庫本における1
が「新興宗教危機一髪」、2が「アフリカ危機一髪」、3が「T
V局危機一髪」で、まさに急転直下ノンストップ冒険小説。
なんてこの三作品は俺が解説しなくても誰でも読んでるよな(w
30 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/17(日) 05:07
北方謙三の『水滸伝』はライトノベルっぽくて(テンポよく読みやすいって事ね)
しかも熱くて面白い。
ちなみに私の中ではイラスト は(無いので)原哲夫に変換してます(w
でも生粋の水滸伝ファンからはブーイングの嵐らしい…
31 :
26:2000/12/17(日) 05:23
で。俺が熱烈にアイシテル堀憲一郎っすけど
『新・スキーの便利帖』ゴワッとした装丁から二色刷りの本文印刷、
アホなまでに馬鹿馬鹿しい、でもデータ主義な内容の本文……どれ
を取っても愛さずにはいられまへん。文庫化したけど、ソフトカバー
版がサイコー好きです。
『漂泊のスキー』北海道編と四国編。単行本化される日を愉しみに
待っているのですが……ブラボースキーに連載していた、その名の
通りの、旅行記。
小説じゃないっすけどね。
あと『タイムマシン夢書房』とかダイスキ。特に手触りが。
32 :
名無しさん@そうだ名無しになろう:2000/12/17(日) 05:41
「剣客商売」池波正太郎著
日常のドラマを書いてるで好きなんだ
33 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/17(日) 06:43
バトルロワイヤル。
今本棚を見たら「失楽園」と「オペラ座の怪人」と「リア王」と「必殺・マニラの地獄」が並んでた。
35 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/17(日) 09:33
スティーヴン・キング
36 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/17(日) 10:36
D・シモンズのハイペリオン。
37 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/17(日) 13:08
「惑星カレスの魔女」
ライトノベル的でおもろいよ。
まぁみんな知っているかな。
38 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/18(月) 03:07
海外ミステリーかな
39 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/18(月) 13:39
ふと本棚をみてみると、
日本書紀・古事記とか夏目漱石とか魯迅とかケルト神話とかが、文庫本で
ごっちゃに並んでいる。岩波文庫依存率が高いなぁ。
指輪物語が文庫旧版で並んでたりもする。
あーでも、誰かのおっしゃってた隆慶プッシュには激しく同意。
『捨て童子〜』での忠輝が好きでねー<新聞連載時に
リアルタイムで読んでた
(でも一番たくさん買ってるのは富野御大将の一連のガンダム小説だったり
……いやそれはライトノベルか)
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/19(火) 09:57
この前道士リジィオ1巻と家畜人ヤプーを一緒に買った
レジの姉ちゃんがかわいくて恥ずかしかったなぁ
41 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/19(火) 19:57
リジィオ買うのは恥ずかしいもんなあ>激しく勘違い
42 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/19(火) 23:04
ななつのこ(加納朋子/創元推理文庫)
ライトノベル的雰囲気あるよ。版元、分類ともにミステリだけどそんな感じしないねぇ。
43 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/19(火) 23:10
>33
ボクの中では「バトルロワイアル」はライトノベルです。
44 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/20(水) 01:03
三国志(吉川英治/講談社文庫)
特に盛り上がるでもなく淡々と進むんだけど、これがすごく面白い。別に三国志
ファンってわけじゃないけど、読み終える頃にはそうなってしまいそう……
あと、達文だからすんなりと向こうの世界に行ける。
45 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/20(水) 01:12
>>44 おれ水滸伝を吉川版でよんだ。なんかほのぼの相撲で終わってて不完全燃焼・・・・
46 :
名無しさん@そうだ名無しになろう:2000/12/20(水) 01:21
>45
吉川版の水滸伝は最後まで書くことなく吉川英治が死んだので、途中で終わってるはず。
47 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/20(水) 01:34
ハルバースタムの「ベスト&ブライテスト」
すごく頭の良い人間(ケネディのブレーンね)がどうしてベトナムの
泥沼を回避できなかったのか、アメリカの権力とかも勉強できて面白い。
田原総一郎の「日本の官僚」
森のバカが文部大臣の頃とかを書いてるから、今の実情と比べると
笑える。
48 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/20(水) 05:50
歴史小説。
宮城谷 昌光が好き。春秋戦国ものならこの人に限る。
漢字の使い方が凝ってるのがいい。
49 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/20(水) 06:10
ロバート・P・パーカーの探偵物。
スペンサーがタフでよい、でも振られて荒れたり情けないとこもまたよい。
50 :
黒い雨:2000/12/20(水) 07:40
>36 ハイペリオンは、単なるスペースオペラの類だなとしばらく読んでいなかったので
すが、結構面白かったですね。SF系が好きな人なら読んでみることをお勧めするかな?
他には、ドキュメンタリーとかが多いな、「ボーイング747を創った男たち、ワイドボディの奇跡」
とか「空へエヴェレストの悲劇はなぜ起きたのか」というの。
51 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/20(水) 21:31
「傭兵ピエール」佐籐賢一、集英社文庫
最近で一番面白かった。本格西洋歴史小説。
ならず者だった傭兵がジャンヌ・ダルクに出会い
乱世を駆け抜けていく冒険物語。骨太なストーリー
と筆力はぐいぐい引込む。今のグインにお嘆きの
貴兄には特にお薦めだ。歯ごたえあるぞ〜。
52 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/20(水) 21:54
三十路過ぎたら、古典が読みたくなって、ときどき図書館から
ダンテの「神曲」とか「千夜一夜物語」とか、ドストエフスキーとか。
読めなくて挫折する本も多いけど、あとは図鑑的なきれいな本とか。
スポーツとかの入門書とか。
53 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/20(水) 22:27
ディックフランシスの競馬シリーズ。
54 :
名無しのオプ:2000/12/20(水) 22:31
原哲夫「アテルイ二世」爆笑。
55 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/20(水) 23:49
本棚には講談社のイヌがずらり・・・・・・
ま、ライトノベルと境界線はっきりしないけど
56 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/20(水) 23:55
今日買ったのはこのミス、BRI、上と外の3巻。
どれもこの板でもできる話題かもネ。
57 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/21(木) 00:12
クリスマスのフロスト。傑作。
58 :
イラストも好きな名無しさん:2000/12/21(木) 00:23
ハーレクイン・ロマンス 笑える。マジで。
小説なら、あとは普通に推理モノとか海外翻訳ミステリとか
歴史小説とか
なんか、自分の偏見を押しつける人がいなくていい感じ。
そういう俺は、町田ひらくのエロ漫画を読んでます。(笑ってくれ
笑ってやろう。
俺の場合、学校の図書館か市の図書館に、週に何回か行って、適当に
借りてくる。電車で読むので、文庫か新書。
最近は講談社新書がお気に入り。
62 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/21(木) 00:35
スウェーデンボルグ ラブクラフト ラカン・・・鬱田
>61
正解。書いてから気付いた。間抜けな俺。
鬱だし脳・・・。
も、モ板の小説・・・・
65 :
山犬。:2000/12/22(金) 11:00
>51
同じ作家の「ジャガーになった男」の方は読了済み?
現在,古本屋で見かけて購入を考慮中。
「傭兵ピエール」の評判が良いのは,書評記事でも
見かけてはいたのだが……ためしに買ってみようかな。
66 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/23(土) 20:00
小説ではないよ。
『女がリセットボタンを押すとき』by亀山早苗from芳賀書店
将来のことについて、いろいろと思い悩むことがあったときに元気づけられました。
別にそれで悩みがなくなったということではないんだけどね。
67 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/23(土) 20:12
新聞…HowTo本…
聞かれてる内容が違いそうだな
でもこれぐらいしか活字読まない
68 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/23(土) 21:44
【片付けられない女たち】
思いっきり私でした。鬱だ。。。。。。
69 :
51:2000/12/23(土) 23:55
読んだ>65
あちらもテイストは同じだ。でも俺はピエールの
方が好き。主人公はもちろん、仲間もより描き込んであるから。
あと、ジャンヌが性格欠点だらけで全然聖女じゃないところ
も好きだなあ。
70 :
名無しさん@公演中:2000/12/27(水) 01:39
TVの特番でネゴシエータースペシャルをやってたとき、ちょっと興味を持ったので、
図書館で本を借りてきた。
「犯罪交渉人」毛利元貞著
結構面白い。小説の体裁をとっているが、実際あった事件を元にしているらしい。
交渉の成功例ではなく、失敗例のみを取り上げているのがすごくリアル。
んで、この本の参考文献に挙がってた「犯罪者プロファイリング」を
今読んでいるが、これもなかなかイケる。
犯罪者の病理分析等を見ると、小説のキャラって、犯罪者とまでは行かないまでも
犯罪者一歩手前って奴が実に多いんだな〜という気がする。
やっぱ健全な奴らばかりでは話が進まないんだろうか?
71 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/27(水) 01:53
>70
それ出てたのか。探してたんだよオレ。ハードカバー?
健全なやつらの話見ても面白くないじゃん。オレが好きなのは田中光二の
「冷血」。先天的にサイコパスにされた双子の話。
72 :
山犬。:2000/12/27(水) 11:55
>69
レスありがとう。
「ジャガーになった男」を読んだところ面白かったので,
「傭兵ピエール」も早速購入した。
冒頭しょっぱなからディープですなぁ……面白い。
年末年始の時間でじっくり読み進もう。
73 :
イラストに騙された名無しさん:2000/12/29(金) 09:32
浅田次郎「蒼穹の昴」。面白かった。
西太后の時代はよく知らないが、
歴史人物の解釈が独特そうな気がしたので
同じ時代の他の作家の作品も読んでみたくなった。
74 :
70:2001/01/02(火) 20:54
>>71 >それ出てたのか。探してたんだよオレ。ハードカバー?
それってどっち?交渉人のほうはハードカバーだよ。
確か角川かどっかの大手出版社から出てたと思う。
プロファイリングの方はハードカバー…ではないなー
文庫でも新書でもないし、A5版のマンガみたいな装丁だった。
中身は学術書っぽいけど、ぱっと見はオカルト本の類みたい(笑)
病んでる奴が面白いってのは確かだけど、健全な奴の話が楽しめない自分自身の
人間性にふと疑問を抱いてしまう今日この頃…
75 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/05(金) 22:58
藤原伊織の直木・江戸川W受賞作は実はまだ読んでない。
私にとっての原点とも思えるのは「ダックスフントのワープ」。
NHKのドラマになったけど、原作の方がよかった。
文庫に併録されている「ネズミ焼きの贈りもの」も薄暗いけど結構好き。
ライトノベル感覚でさくさく読めるんではないでしょうか。
無頼派の男のロマンチシズムみたいなのも、この頃のはそれほど鼻につかないし。
76 :
うがってる君:2001/01/05(金) 23:10
最近だけど、大沢在昌の「新宿鮫」シリーズ読んでます。
77 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/06(土) 02:35
母が若い頃読んでいて家に置いてあった、
エド・マクベインの87分署シリーズを読み始めたところ。
所々抜けているので、本屋に探しに行ったのだが、
何故かどこにも売っていない…。
78 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/06(土) 04:55
親が若い頃読んでたホームズ、ポアロ。
文体が古臭くて良い雰囲気なんだな。
あ、後ラヴクラフト全集(w
79 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/06(土) 08:01
井上夢人「オルファクトグラム」、めちゃくちゃ面白かった
80 :
山犬。:2001/01/06(土) 12:31
>75
ダックスフントのワープってドラマ化されてたの?
知らなかった……。
あの作品は俺も好きだな,図書館で検索かけて借りてから,
気に入ったので注文取り寄せまでした書籍だよ。
切なくて,後悔と懺悔の香りがするラストが良い味出しているよね。
藤原伊織は,男性のロマンティシズムの極地,「女性幻想」が
フォーマットで入ってるのがすげぇよ。
『テロリストのパラソル』『ひまわりの祝祭』を読む良く分かる。
1作目はともかく,2作目では脳死に至りそうだった……
短編集『雪が降る』に収録されている『紅の樹』では
「やっぱりこの作家,ロリコンだったんだ……」
的な感想まで感じてしまった。
半分本当で,半分嘘です(笑
81 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/01/09(火) 18:24
ちなみに自分も大沢だけど、今は過去に回帰しております。
(標的走路、ないねー。)
がいしゅつだが、宮城谷昌光さん。
特に「太公望」は最高ッス!
ヒロイックファンタジーじゃん、これ。
83 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/09(火) 23:18
>>80 あの賞を撮った小説は結構映画化ドラマ化されてますよ。確かすばる
文学賞でしたよね(沙耶のいる透視図とか)
84 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/10(水) 00:12
主に文学かな
太宰治をよく読む。何か暗いイメージがあるが、そうでもない。
結構ユーモアあるれる作品も多くて、ぷっと吹き出してしまうこともある。
安部公房「第四間氷期」なんか完全にSFだし、「燃えつきた地図」はミステリーですねぇ。
ミステリーだと麻耶雄嵩かな。「夏と冬の奏鳴曲」は一読の価値あり(ワラ
あっ、京極夏彦も読んでいたがもういいやって感じだ。あと中井英夫も読むなぁ。
それから小林恭二も読む。「ゼウスガーデン衰亡史」はなかなか
おもしろい虚構世界を創り上げていて、好きだ。
個人的には安部公房とか小林恭二がお勧めかな。
85 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/10(水) 00:55
>>84 麻耶雄嵩の夏冬を他人に勧める人間は信用できません(ワラ
86 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/10(水) 01:04
ロード・ダンセイニ「魔法使いの弟子」
多くのファンタジー作品に多大なる影響を与えた作品(作家)…らしい。
まだ途中までしか読んでないもんで。
有名な作品らしいんで読んだことがある人も多いかもしれない。
お金に困った領主の息子が、錬金術を学ぶために魔法使いに弟子入りする。
そこで色々と事件が起こるわけです。
プロイスラーの「クラバート」に似た感じのお話。
実際は「クラバート」が「魔法使いの弟子」に似てるんだろうけど。
正統派のファンタジーなんでライトノベル好きなら読んで面白いのではないかと。
ダンセイニよむなら、ジョージ=マクドナルドも読まにゃあ。
娯楽はしていないけど、逃避はできる。
88 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/10(水) 02:30
K・W・ジーター「悪魔の機械」
しかし……スチームパンクって懐かしい言葉だな、オイ(藁
89 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/10(水) 02:59
マクドナルドは読んでいたら頭オカシくなりそうだったよ。
訳が最悪だと思うんだけど(ヒント:荒俣宏)
クトゥールーも全然ダメだった(ヒント:荒俣宏)
90 :
匿名希望さん:2001/01/11(木) 04:09
奥泉光(純文学作家)の小説はほとんど読んでる。
とりわけ『ノヴァーリスの引用』は絶対におもしろいよ。
場違いな意見だったらごめん。でも、とにかく文章がよいのだ!
91 :
黒い雨:2001/01/11(木) 06:30
「ロマンティックな狂気は存在するか」春日武彦著:新潮社
これを読むと、安易に「狂気」という言葉を使うことがためらわれますね。
「精神病院」というものに対しての偏見にも言及されています。この手の
題材を使っている人たちには是非とも一度読んでもらいたい一冊でず。
「私は、『狂気の世界の狂気は正気』なんぞと偉そうに書くような薄馬鹿は、
正気も狂気も分からなくなる位にぶん殴ってやる必要があると思っている」
末尾の著者の言葉ですが、なんとなく笑えた。
92 :
匿名希望さん:2001/01/15(月) 17:42
W村上。
凡百のトンデモ本
94 :
名無しのオプ:2001/01/15(月) 19:15
>90
おれも奥泉は好きだよ。硬質つうか、青春の核みたいなのが感じられて。
ただ純文のSFぽいのにはまると、ライトノベルに戻れなくなるのが難点。
95 :
遅レス:2001/01/15(月) 21:40
>>68 私も片づけは苦手…
でも「サルでもできる家事いっさいがっさい」を読んだら世の中上には上がいる
もんだと感心(安心?)しました。
96 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/17(水) 02:29
>94
いつでもかえってこれるけどなぁ。
奥泉なんてライトノベルに比べれば紙の無駄。
ライトノベルと純文比べちゃいかん。
かたや大量消費文化が生み出した読み捨て小説。カストリ雑誌なんかと同列。
かたや由緒正しいオナニー小説。オナニーに使うトイレットペーパーと同列。
同じクズでもそれぞれクズな理由が違う。
いやあそれほど変わらんよ今は
つーか奥泉程度の作家をジュンブンと呼ばないで贈れ
・・・脱線してルナ
99 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/20(土) 15:08
『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』
『アタマにくる一言へのとっさの対応術』
…ライトノベル板住人向けと言うより、2ちゃんねらー全般向けかな。
100 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/20(土) 20:22
サイトウさん?
101 :
軌道名無しさん:2001/01/20(土) 21:04
ライトノベル以外で読んでるジャンル…
主に海外SFと架空戦記。
…うあ、なんかヤな感じだ…。
あ、あと村上龍。
…もっとヤな感じだ…。
うーん、もっといろいろな小説を読まなくちゃなーといつも思います。
(でもなかなか自分の知らないジャンルからいい本を発掘できなくて…)
>101
あなた、読んでるジャンルが私と全く同じ……
どうです、もっとヤな感じになったでしょ。
>>102 あ、やっぱり(見かける板の傾向とかから、なんかうすうす
そんな気は…(笑))。
…や、ペンCさんと一緒とは、嬉しいような、
なんかそれだけでもないような……(笑)
104 :
99:2001/01/20(土) 21:24
>>100 もし私へのレスだとしたら違うと言っておく。
サイトウさんによろしく。
105 :
イラストに騙された名無しさん21世紀:2001/01/20(土) 22:06
ライトノベル以外ね。
……古典SF各種、ハイライン他。推理各種、有栖川有栖他。
後は仕事上の業界専門書。
最近読んでないな、忙しかったからな。
マンガで良いなら、今は「双葉文庫名作シリーズ」で出てた「蜜の味」読んでる(藁
107 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/21(日) 02:03
あー、漫画なら今、「光る風」読んでる。山上たつひこの。
気狂いそうな作風だな。石の花よりよっぽど怖いよ。。。。
サバイバルも面白く読んでる。
108 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/21(日) 14:54
いまさら東野圭吾の「秘密」を読んだが……
いかん。
「おっさんの小説」にハマれない……
109 :
作家より愛をこめて:2001/01/22(月) 23:16
\ オレたっちゃ海の男だぜ〜! ニャー♪ /
\ 沈んだ奴を〜引き上げろっ! ニャー♪/
___
◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)三三(
|\\ ∧∧ ∧∧ | | ∧∧ ∧∧
| \\ ( ・-・) ( ・-・) | | ( ) ( )
| \\ (( | ̄ ̄UU ̄ ̄UU ̄| | ̄c⌒ ̄ ̄c⌒ ̄| ))
| \\  ̄UU ̄ ̄UU ̄ ̄| | ̄ UU ̄ ̄ UU ̄
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ |
( ・-・) |
( ̄ ̄UU ̄) |
 ̄UU ̄ ̄ |
:: |
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ライトノベル以外か…。
……だめだ、なんにも読んでねー。
111 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/24(水) 19:59
び・・BSマンガ夜話・・・うちBS入んないんだよ〜〜(泣)
112 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/25(木) 16:29
都筑道夫と東海林さだお。
都筑さんはどれでもいい。
東海林さんはまるかじりシリーズがオススメ。21世紀最初のまるかじりは
マツタケだよ♪
113 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/25(木) 16:44
BS夜話は...。テーマになって初めて読んだってのが多すぎ。分かって
ないような人がちょっとひくなぁ。もっと面白い素材あるのにって思っちゃう
んで。
114 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/25(木) 16:57
>>113 ハマった時は面白いんだけどね……。
伊集院がマジ切れしてたのは笑ったけど、気持ちは解ったよ……。
115 :
114:2001/01/25(木) 16:58
で。俺が読んだのは。
『田宮模型の仕事』
ごめん。今更で。
でもオススメ。
正しいマニアの生き方っていうかさ。情熱をこんな風に昇華させたいな、と思った。
116 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/25(木) 20:04
歴史小説って、大衆性とか(男性キャラがほとんどだけど)キャラ萌え
と言う点で、ライトノベルに近いものがあるんだよね。
定番でがいしゅつだけど、司馬遼太郎とか隆慶一郎、塩野七生なんか
はやっぱり好き。
そういや、新聞をいちばん良く読んでるよ。
ちなみに西日本新聞。
(ここは笑うところではありません)
朝日と読売の書評欄だけは会社で読んだり
している。さいあくの日曜出勤のすくない楽
しみだよ。
書籍は朝日新聞に広告を出すなんてしきた
りも形骸化しているとは思うし、ライトノベ
ルにゃ関係ないけど、なぜか書籍は朝日新聞
で広告があるから見なければとすりこまれて
いる。なぜだ。
118 :
名無しさん@そうだ占拠に行こう:2001/01/26(金) 11:09
今、吉村昭の「戦艦武蔵ノート」(文芸春秋)を読みかけてる。
「時代を生きた男達の言葉」は重いのぅ、かっちょええのぅ。
小川一水ならずとも転びたくなるわ。
これとか「ティーガー戦車隊」(オットー・カリウス著)とかの
律儀な人達が大真面目に戦争やってた手記物で、お薦めがあっ
たらどなたか教えてくだされ。
119 :
イラストに騙された名無しさん :2001/01/26(金) 12:21
うがが
120 :
イラストに騙された名無しさん :2001/01/26(金) 14:14
ほいせ
>118
ちゃんと『戦艦武蔵』を読んでから読んだか?
吉村昭なら『深海の使者』(ドイツに派遣した潜水艦の話)もいい。
個人的には戦争を題材にしない作品の方が面白いと思う。『破獄』とか。
どの本も嘘、というか想像で書いたところが混ざっているが、これは気にしてもしょうがない。
>>121 勿論であります!「戦史の証言者たち」も読了済みであります!
ちゅうか「武蔵」読まずに読むのは、原作未読の「ライトスタッフ」とか、
いきなり「イデオン発動編」に等しい暴挙、勿体無さすぎ。
なのに「戦艦武蔵」は絶版。納得いかんっ!
>『深海の使者』『破獄』
有り難う、次手をつけてみますわ。
123 :
イラストに騙された名無しさん :2001/01/28(日) 19:54
勉強のため歴史書をひっくりかえしたあとで「カンフーファイター」で口直し。
脳がゆれる〜〜
124 :
イラストに騙された名無しさん :2001/01/29(月) 22:45
「スポーツとエロス」
いえ、最近フィギュアスケートにはまってるもので。
…ってこれは板違いか。
スポーツ板逝ってきやす…
125 :
イラストに騙された名無しさん:2001/01/29(月) 23:00
ライトノベルと言われるかもしれんけど、餓狼伝読んでる。
なんか、濃いですねえ・・・。
太公望の下巻を早く読みたいのに、延滞して返さないやつがいる。
逝って良し!
126 :
イラストに騙された名無しさん :2001/01/29(月) 23:27
乱読だから面白そうなのは何でも読むけど、好きなのは
浅田次郎と池波正太郎かな。ここでも読んでる人多いね。
最近読んだのは「木島日記」。大塚氏、トンガってるね…。
ライトノベルと漫画以外はほぼ図書館で借りてます(w
127 :
イラストに騙された名無しさん:2001/02/02(金) 18:40
島田雅彦「彼岸先生の寝室哲学」
ブックオフで100円だった。暇つぶしに読むのにちょうどいい。
128 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/02(金) 18:56
「人の話を聞かない男、地図を読めない女」
興味深い本だった。
あとは、「山月記」。
学生時代に国語の教科書で読んで、何故か心にクルものが
あって、未だに文庫本を持ってる。
でも、こんな私はライトのベル好きでゲーマー。
129 :
イラストに騙された名無しさん:2001/02/02(金) 21:35
>>128 ゲーマーと聞いて思いだした。
知り合いの二十歳職人系男子、ゲーマー。高校卒業まで漫画以外の読書体験なし。
ゲームのノベライズで文庫本の存在を知り(それまで本屋に文庫のコーナーが
あることも知らなかったそうだ)、いきなり芥川龍之介を読み始めた。
今、芥川の全集読んでる。「芥川龍之介って面白いですよね」と、のたまふ。
芥川が凄いのか、それとも日本のタク文化の懐が深いのか・・・
130 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/02(金) 22:03
どんなものでも極めれば教養に繋がる……ってことかなぁ?
ライトノベルでも1000冊読めば、純文を読んでも理解できたり、
下手すると、音楽なんかも理解できたりすんのかな?
ところで、あえてこの板で、どんな音楽聴いてるかスレ立てていい?
>>130 やめれ。>音楽スレ
まずは雑談スレで聞くが吉では
132 :
イラストに騙された名無しさん:2001/02/02(金) 23:07
ライトノベルに関する教養アップが関の山。
というか別に教養なんぞなくとも。
133 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/03(土) 00:13
角川でポケットジョークのシリーズを翻訳していた植松黎が、しばらく見ないなあと思っていたら、へんな薬草の本を書いていた。
『毒草を食べてみた』植松 黎 著
命がけのジョークなのか、もとから変な素質があったのかを、私ははかりかねている。
新書で690円。旧版はでかいサイズであったけど、新書になってよかったねえと、心の底から思ってしまった。
もう変なもん食わなくてすむんやでー。とか勝手にドラマをつくってしまう。
>>133 うわ、読んでる奴がこの板にいるとは……。あなどれないなあ。
135 :
T・S:2001/02/03(土) 00:35
ライトノベル以外で読むのは漫画と歴史とか民俗学関係の書籍とか。
古い教会にこっそりと存在する異形の存在について書かれた「グリーンマン」は
なかなかに面白く、「いっちょ、これをモチーフに小説でも」とか思っていたら、
「ヴァリアブル・ジオ」の最終巻にグリーンマンを出されて少し鬱。
そりゃあ、先に書かれようともっと面白くかければ問題無い訳で・・・・・・。
136 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/03(土) 04:19
ライトノベル以外で読むものか、
カードの「エンダーのゲーム」のシリーズかな。
あと、グィンの「闇の右手」
ハインラインの未訳とかギブスンの新作も読みたいねぇ。
日本のSFは、それこそ古橋秀之とかしか認めてないけど。
あと、牧野修の「マウス」はかなり面白かった。
俺もエンダーシリーズ好き!!
ここで聞く事じゃないかもしれないけど
「ジェノサイド」だけ見つからなくて困ってる。
どうやって手に入れればいいか教えて欲しい!!
139 :
イラストに騙された名無しさん:2001/02/03(土) 14:47
>138
左手
140 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/03(土) 15:15
>>136 挑戦的な物言い<「日本のSFは、それこそ古橋秀之とかしか認めてないけど。」
に思わず熱くなりそうだったよ…長文書いてて思いとどまった…
もうSFとライトノベルの論争はキリがないからやめるんだったな
エンダーのゲームは俺も好きだよ作者の性格は別にしてな…<さりげない皮肉、許せよ、
141 :
イラストに騙された名無しさん:2001/02/03(土) 15:21
ライトノベル以外はライト経済かライト政治とかだな。あ、らいとPCも。
米語の勉強兼ねたにゅ〜ずうぃ〜くとか
日なしょなりずむな経済物。
が、かくのはエロホモ小説。
エンダーのゲームは、ライトノベルだと思ってました……
143 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/04(日) 00:03
>>137 ジェノサイドは合わない人が結構多いと思う。
あまりおすすめはできない。
死者のの代弁者やエンダーの影は面白いのだが。
144 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/04(日) 02:45
学生の頃はガチガチのSFファンだったけどね〜
最近は半数がライトノベルで、あとはSF1割、ミステリ2割(但し講談社
ノベルズが半数)、新書1割、他1割ってとこ。
因みに今日買ったのはコバルトの「流血(4)」と「マリア様」
ちょっと聞きたいんだけど、田口ランディってどうなの?
146 :
・:2001/02/05(月) 23:15
むしろライトノベルは「研究材料」としてしか読まない俺・・。デビューなんて無理かねぇ・・
>>145 メールマガジンを読んでいます。
小説は読んでいません。
メールマガジンだけで言うなら、あまりにも痛くて好きです。
148 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/09(金) 13:44
「鋼鉄の騎士」(上、下巻)藤田ヨシナガ、新潮社文庫。
第二次世界大戦前夜、フランスにやって来た主人公義正が、
ドイツ、ソ連、そして日本の駐在武官でもある父らのスパイ
工作に巻き込まれながら、メカニックのジャン、大盗賊の
弓王子らと冒険を重ね、日本人初のグランプリレーサーを
目指していく物語。世界が複雑に暗雲立ち込めるほど主人公
のバカ一途な生き方と好対称だ。
149 :
イラストに騙された名無しさん:2001/02/10(土) 13:25
>>82 私も宮城谷さんだ〜。
望と継ちゃん最高!
150 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/13(火) 17:51
>>145・
>>147 メールマガジン2本読んで私はイタくて引いて、購読止めた。
文学板だか雑誌板であったスレッドで誰も誉めない、叩かれるばかりだったよ。
151 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/15(木) 13:42
京極堂シリーズを3年ぶりに読み返しはじめた。
あまり「ライトノベル以外」とはいえないような気もする。
「ほう、」
ああ、生きてゐる。
DVことドメスティックバイオレンスには断固として反対しますが、
ランディが自分の妻なら撲殺してます。見る分にはかまいません。
153 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/15(木) 15:12
そんなに凄いのですか
154 :
イラストに騙された名無しさん:2001/02/15(木) 16:57
日本だと、有栖川有栖、京極夏彦、池波正太郎、原寮とか。
海外ものだとアン・マキャフリー、ディック・フランシスとか。
並べると、節操無しとしか言いようが無い。
>>154 ふ・し・だ・ら・さんなわけだ。
海外もので「DICK」とか。
156 :
イラストに騙された名無しさん:2001/02/15(木) 23:33
アン・マキャフリーはいい話多いんですが、
どうして気の強い女性がかっこいい男性と
くっつく展開ばかりになるんでしょう?
パーンシリーズとかクリスタル・シンガーとかダミア
とか…
157 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/15(木) 23:45
田口ランディの「コンセント」を最近読んだ。
単純に…面白くねぇ。
158 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/16(金) 00:00
ていうかランディというのは女性なのか
>>158 女性です,結婚して子供もいる。
ついでに純正の日本人で「ランディ」というのは100%ペンネーム。
遠洋漁業に従事していた父と,精神病を患っていた兄を持つ。
幼少から青年期にかけて,家族との折り合いが悪かった。
若い頃は,成り上がりたい気持ちが強く「ばりばり」働いており
会社を興して社長にもなったらしい。
才能とバイタリティがあるとの自己評価。
ただ,そういった馬車馬労働の生活の虚しさに気がつき,
のんびり生活したくなったし,良い出会いもあったので結婚,
家庭に入る。
でもそれだけではツマラナイのか,フリーライターの仕事と
メールマガジンのコラム書きをして,ここ最近,執筆活動へ。
私が知っている,書評,出版物,インターネットでの情報です。
個人的評価としては「面白くない作家」
160 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/17(土) 23:55
直木賞にノミネートはされたのだろ?
161 :
イラストに騙された名無しさん:2001/02/18(日) 22:51
今日買ってきた本
「妖怪馬鹿」新潮社OH!文庫
京極夏彦、多田克巳、村上健司
妖怪に関するよもやま対談集なのだが、特筆すべきはイラストを
ぜんぶ京極が書いていることだろう(w
イラストの元ネタが全部わかる人にはすごく面白いと思う
(京極ファンの10代の少女などには絶対わからないと思われ)
イラスト買いしたんだからある意味ライトノベルだが(w
あ、もちろん妖怪対談も面白いですよ、念のため
162 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/19(月) 09:15
>>156 そらーマキャフリィ女史本人の願望が表れているのでは?
離婚して子育て大変だったらしいし。
ところでダミアって・・・アレだよね、「九星系連盟シリーズ」
とか言うの。激甘設定すぎて読み通せなかった。
最近の「フリーダムス・・」も不完全燃焼。
やっぱりマキャフリィのはパーンか「船」だなー。
163 :
イラストに騙された名無しさん:2001/02/23(金) 23:56
ちょっと前に出た奴だけど、東大立花ゼミ生がまとめた『二十歳の頃』は面白かったよ〜ん。
角界の著名人&市井の無名人に、二十歳の頃どんな人生をおくっていたかをインタビュー
したもの。
自分自身の二十歳の頃なんて記憶にも定かでないけど、ちょうどそのころ書いた文章を
押入の奥から見つけた時、あまりの阿呆さ加減に赤面を通り越して殆ど憤死状態になって
しまった(w 思わず押入のもっと奥の方に放り込んじまったよ。(←捨てればいいのに…)
つくづく凡人なのだなあと実感。
ところで、この本は裏表紙に立花隆がゼミ生に伝授したとおぼしき取材・インタビュー時の
心得が掲載されているんだが、図書館でこの本を借りた時、貸し出し用のバーコードで一部
見えなくなってしまってた。ゴルァ!!そんなとこに貼るんじゃねっつっのよ!!
164 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/23(金) 23:58
牧野修の小説がお気に入り。偏執の芳香最高
角界=各界でした。スマソ。
相撲取りはいなかったな…たしか…
166 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/24(土) 21:31
スローなブギにしてくれを今更読んだ。
既に知名度の高い本を読むのって、少しためらう。
ガキの頃に乱読するべきだったなぁ。
167 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/24(土) 22:31
ガキの頃はライトノベル濫読だったから……
168 :
ひも:2001/02/25(日) 04:54
森博嗣なんかいいかも
理系SFとか言われて紹介されてるらしい
まだ1作目の「すべてはFになる」しか読んでないけど
ちょい展開はよめるがオススメ・・・かな
京極夏彦は「魍魎の匣」読んで精神汚染されたから今後パスしたいかも
精神軟弱者なんです私
あの文体は気持ち良くならない麻薬に近い
169 :
イラストに騙された名無しさん:2001/02/25(日) 05:14
>>161 たしかにイラストが凄く面白かった。。。
>>168 京極は狂骨の夢なんかオススメなんですがね、、、気軽に読み
たいなら百器徒然袋なんかお勧めですがね。
170 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/25(日) 17:53
京極は絵はさすがに達者ですね
>>166 素晴らしく,流行の時期から外れていますな。
そんな貴方には,せひこの勢いで「彼のオートバイ,彼女の島」も
読んでいただきたい。
「ボビーに首ったけ」「ボビーをつかまえろ」も捨てがたい。
……何年前だ? 15年以上前かな?(笑
172 :
イラストに騙された名無しさん:2001/02/25(日) 20:09
10歳くらいの頃、フランダースの犬と砂の器を同時並行で読んでいた私は異常ですか?
我ながら、なんでああいうセレクションをしたか理解できない……
173 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/25(日) 21:41
小学校の卒業文集に
座右の書:「指輪物語」「新明解国語辞典」「燃えよペン」
と書いた私に比べれば可愛いものかと……。
174 :
イラストに騙された名無しさん:2001/02/25(日) 22:07
10歳ぐらいの頃の座右の書は「ぼくは14歳」
ありがちなことに14歳になったら自殺しなきゃいけないような気がしてたっけ。。。
175 :
イラストに騙された名無しさん :2001/02/25(日) 22:18
おれの学生のころの思いでといえば、ペンギンクラブ山賊版だぁ。
マンガ雑誌だけど。しかもエロ。
>>174 自殺した少年の詩や作文を載せた本だよね?
「ぼくは12歳」じゃなかったけ? ……うろ覚えなんだけど。
177 :
166:2001/02/26(月) 12:27
>山犬
「彼のオートバイ、彼女の島」「ボビーに首ったけ」は読んだ。
「ボビーをつかまえろ」はまだです。探してみようかな。
でも、絶版ですかね? 本屋で見かけない気がしますけど。
古本屋で、上記三冊と共に買った「舵をとり風上に向く者」(矢作俊彦)読了。
今から「リルケ詩集」を読み始める。ちなみに5冊100円だった。
178 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/01(木) 11:56
偉大なるブックオフを称えよage
179 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/01(木) 16:25
矢作は光文社文庫のやつが好きでしたね。
180 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/01(木) 16:41
舟戸与一が好きだと言っても理解してくれない友人。
まあ、イラストがない小説なんて読む価値がないと言う奴だから、
何と言われてもいいけどねっ。
>>177(166)
「ボビーをつかまえろ」は,ボビーという名前の少年が出てくる
作品の総編集なので,同作家の作品をたくさん読んでいたら,
読んだ事あるものばかりになるでしょうから,買う必要はないかも。
あとは,作者インタビュー(対談)が載っているだけだし。
「リルケ詩集」とは,すごい。読了済み?
私は,ときどき漫画などで有名な詩が引用されていたりすると
気になって探して読んだりするけど,古いものだと「口語訳」が
好みに合致しなくて,きちんと読了できないこと,多数あり(笑
>>180 船戸与一ですか。
「猛き箱船」「蝦夷地別件」「砂のクロニクル」……
悪漢冒険小説って言ってしまって良いですか?
最近ハズレの印象が強いですが,上記の前2作は好きですよー。
獰猛で残虐で背徳的で,良くも悪くも男性的でカッコイイのだ。
民族問題が良い味を出している。
182 :
とりさん:2001/03/01(木) 17:14
>>181 詩集なんてそんなもん×2。
さらっと読んだ後、有名な詩や自分の気に入った詩だけを暗唱。
全部、熟読暗唱したりする人間はめったにいないでしょう。
恥ずかしそうに岩波文庫に顔を臥せる文学少女は絶滅したみたいです(笑
どうも恋愛を扱った叙情詩は苦手、むず痒くなってしまいます。
戦史関連の叙事詩ばかり覚えてたり(笑
183 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/01(木) 17:55
船戸与一は、「伝説なき地」と「猛き箱船」だけ読んだな。
どっちも面白かったよ。ただ、他の本も読んでみようという
気にはなれなかったんだよなあ、なぜか。
いや、めっちゃ面白かったんだけどね。
そういうことってない?
ストライヤー生化学……
追試だバカヤロー!
185 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/01(木) 20:09
口語訳といや、聖書の口語訳がどうも気に食わなくて
文語訳のやつを探して立ち読みしてたら新興宗教に勧誘されたことがあったなー
パーンのシリーズでは短編の
「竜の歌い手」が一番好きです。>162
クリスタルシンガーは、主人公は嫌いですが(笑)
歌声で水晶を掘削するという設定がいいですねえ。
187 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/02(金) 10:25
季節がら、ユーミンの「卒業」(だったか?)がラジオでよくかかるが
聞くたびに法月の「二の悲劇」を思い出す
188 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/02(金) 15:21
のりりんの新刊が読みたいよ・・・
189 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/02(金) 17:32
190 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/02(金) 18:13
いきなりチャールズ・パリサー「五輪の薔薇」を借りてきた弟にひとこと。
君にはまだ早すぎるのでは。12歳のくせに……
191 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/02(金) 18:17
北川歩美の「猿の証言」が好き。
あと「模造人格」
新しいのも読みたいんだけど、今時間ない・・・
村上龍のコインロッカーベイビーズとか読んだときは
ライトノベルと言われるものとあんま変らんな、と思った。
192 :
166:2001/03/03(土) 00:54
リルケ詩集読了。やっぱり、詩の楽しみ方が解らない。
「はぁ」とか「ほぅ」とか……その程度の感想しか抱けなかった。むぅ。
5冊100円じゃなかったら買わなかっただろうなぁ。
「天才〜創造のパトグラフィー」福島章
「戦史ドキュメント、賤ヶ岳の戦い」高柳光壽
「精神分析入門」フロイト
「鉄コミュニケイション1」秋山瑞人
読了。
よく「趣味が解らない」と言われます。そういうもんですか?
僕はジャンルのこだわりが無いので、
ミステリのみ、とか、SFのみっていう読み方してる人を見ると不思議な感覚に陥ります。
193 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/03(土) 01:39
今読んでいるのは、ミトコンドリアのDNAについての本。
次に読もうと思って買ってある本は、料理の本。
194 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/03(土) 07:40
「十八時の音楽浴」海野十三をブックオフでGET。
今まで作者の名前の読みを間違って覚えていたことに気づく。
195 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/03(土) 11:50
うんのじゅうざでした。
196 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/04(日) 18:20
大沢の「アルバイト探偵」。
しかしこれべつにライトノベルでも全然構わないな。
197 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/04(日) 19:29
介護福祉士になる方法
全くなるつもりも何にもなかったんですが、図書館で時間つぶしに。
〜〜になる方法ってのも結構面白いもんですね。
198 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/04(日) 20:05
ライトノベル作家になる方法ってのはどうだ。
199 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/04(日) 20:13
り氏のサイトでネタになってたぞ。ひとりあたま三万とって
小説家デビューさせる学校とかいうのが。
なんもしないで黙っていきなり倒産したらしい。詐欺だ。
りや三宅一派の話は、なるべく持ち込まないでくれ。荒れる。
その騙された経験を本にしろとの教えにちがいあるまい。
203 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/08(木) 20:52
落ちとるど
204 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/09(金) 22:53
なんか就職関係の本を読み始めた(遅ぇよ……)
205 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/09(金) 22:54
3月卒業なら遅すぎだな(w
206 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/10(土) 00:15
最近は、『火器の誕生とヨーロッパの戦争』(平凡社)という本を読みましたが、
これ一冊、読むのに、ライトノベル20〜30冊くらい読めるくらい時間がかかりました。
207 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/10(土) 00:30
>>199の「ドラゴンゲート」、噂の真相に載っちまったよ。
秋元康がからんでたとさ
208 :
:イラストに騙された名無しさん:2001/03/10(土) 06:03
>>59-60
とっくに忘れ去られたジサクジエンにマジレス。
町田ひらく読んでます。良いよ。エロ漫画だけど女性にお勧めしたい。
「卒業式は裸で」
>>208 俺はオススメしたくない。
女性読者が多いのは知っているが、知らないなら知らないでいいと思う。
210 :
女性だが。:2001/03/10(土) 09:09
町田ひらくを女性に勧めるなら、「green note」あたりから
にした方がいいんでないかな。
「卒業式は裸で」は間違いなくロリ漫画の金字塔だけど、
面白がって読む女の子はかなり限られると思う。
まあ、届くファンレターは女性が多いらしいけどね。
211 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/10(土) 12:39
学問的にエロを見られるのもいやだな
212 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/12(月) 11:55
いま、ハンドラーのホーギーシリーズ読んでます。
最後の1冊になってしまった。
次は6月まで待てというのか……。
いやまあ1999年から待ってる人にくらべれば幸せなんだろうけど。
213 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/12(月) 12:32
デイヴィッド・ハンドラーはモリピロシが誉めてたから買ったな〜
214 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/14(水) 01:46
好きな小説はカラマーゾフの兄弟(キャラだけ見てるとアホみたいだ…)
好きな連載中漫画はエクセル・サーガと火星人刑事(キャラだけ見てると以下同文)
窮屈な感じがするものは読みません。森鴎外とか。
個人的にもっとも好きな日本の文学もの、大江健三郎の
「万延元年のフットボール」はライトノベルのようなもんだと思う。
いや、別に「そのココロは?」とか聞かれても困りますが。
展開もドラマチックで素敵。
215 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/14(水) 01:58
>>214 大江健三郎は、ボーイズノベルのテイストもあると思うんだな。
なぜといわれても困りますが。
216 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/21(水) 00:48
海の男ホーンブロアとか読んでます。
つながりでオナーハリントンも。
ホーンブロアをリスペクトしたライトノベル希望〜
最近は、ノンフィクションを読んでるな
具体的な書名は伏せておくが
218 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/21(水) 01:21
ライトノベルと殆どかわんないけど清涼飲料水によく似た名前の人の
「トップラン」
大目に見ても5巻までは面白かったと思う。くどくどしかったけどさ。
6巻。
・・・。
どうしたらいいんですか、こんなもの。新聞縮小版のほうがマシです。
219 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/21(水) 01:48
220 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/21(水) 01:50
InterCommunication
扱ってる題材は面白いんだけど、内容が難しすぎて難儀している、頭がスポンジ。
221 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/21(水) 01:58
>>219 コズミックだっけ、1年間に1000件の密室殺人事件のミステリ。あれを
読んで期待してなかったはずなのだが・・・
活字倶楽部に騙された・・・!
「聖の青春」講談社 大崎善生 を読了。
泣ける泣けるという評判だけは知っていた。泣いてみたくなって
読んだら、これが泣けない泣けない。がんばって泣こうと勤める
けど泣けない。なんだあ泣けるという書評はハッタリだったのか
と思っていたら、最後で泣いてしまいました。
223 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :2001/03/21(水) 23:07
マンガだと矢野健太郎の「邪神伝説シリーズ」
学研M文庫のクトゥルー神話辞典、魔道書ネクロノミコン、
クトゥルー怪異録。
空想科学読本1〜3……今は「妖神グルメ」、偏ってるな。
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 23:12
>>216 シーフォートがそれでわ?
日本人で言うならEGコンバットあたりか?
異論は多そうだが。エンサイン物としてのくくりで。
225 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/22(木) 15:04
ゲーテとかポエム系
226 :
イラストに騙された名無しさん :2001/03/22(木) 15:37
>>224 本当だな! バトルシップ以下略はホーンブロアへの
リスペクトが入ってるんだな! ようし、読んでやる…
もしダメダメだったらライ神に懺悔させてやるからな!
228 :
イラストに騙された名無しさん:2001/03/29(木) 00:07
五木寛之「生きるヒント」
仕事でストレスがたまると、こっそりトイレに避難して角川ミニ文庫を読む。
ポケットに収まるので職場で持ち歩いてても違和感ないし。
でもあまりラインナップが多くないんだよなあ・・・
リデル・ハート著「第一次世界大戦」
やまむらはじめ著 カムナガラ
大沢在昌がお気に入りなので,我慢が出来なくてハードカバーの
「新宿鮫・風化水流」1700円
「佐久間公シリーズ・心では重すぎる」2000円
を買ってしまった,面白けど金銭的にキツすぎる。
せめて新書にしてくれ。
「新宿鮫・灰夜」880円,ぐらいなら楽に出せるから。
232 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/02(月) 20:39
最近の石原慎太郎の著作物。
首相になって欲しい人No.1って聞いて、都知事やってて首相なんかになれる
わけ無いじゃん、バカ国民どもが!と思ってたが、彼の本を読んでみて、私も
ちょっぴり石原首相を望むようになった。私もバカか?
233 :
ルイ・アラゴン:2001/04/04(水) 03:48
「溶ける魚」読んだことがあるヤツいるんか?
岩波赤帯だっけ。
このスレもう沈黙したかな
……沈黙はしているけど,チェックもしていたりして。
ハイペリオン読了
何で面白いのか自分でわからないのにとにかく楽しく読んでしまった
後書きの大森望の解説で何で楽しいのかわかった
ある意味ライトノベルの理想系なのであろう(SF板の人に怒られそうだが)
エンディミオンが楽しみだ
しかし読書のスピードと購入のスピードが噛みあわない…
購入速度と読書速度が等速ならいいのに>無茶苦茶言うな
スティーブンハンター「魔弾」を読み始める
結局、この人の小説はどれでも銃の薀蓄が語られるのだなあ
と、思ってみたり
でも凡百のライトノベル作家やワナビーと違うのは
その薀蓄が物語から決して剥離していないところなのであろう、
と偉そうなことを思ってみたり
239 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/29(日) 02:01
星新一とか、アルジャーノンに花束をとか
240 :
・・・・・・・:2001/04/29(日) 02:03
死ぬことと見つけたり
よ〜く、考えるとこのスレッドって板違いのようなきがするな〜
だって、ライトノベル以外、の話題なわけでしょ?
「以外の話題はここに集約」と解すれば
ひとつくらいは許容範囲かとも思われ
(いいのか?)
(まぁいいじゃん)
とか。
243 :
かちゅ〜しゃヲタ:2001/04/29(日) 02:39
イアン・ワトソンの黒き流れシリーズ読了!
SF板ではオチが大不評のようだが、物語のオチとして個人的には、
まぁまぁ…
>>241 スレタイトルには、「普段ライトノベルを読んでる人は」っていう意が隠れているので、
問題ないと思われ。
244 :
イラストに騙された名無しさん:2001/04/29(日) 19:44
「放浪の数学者エルディッシュ」
興奮剤使って、一日14時間数学にとりくんだ、
実在したマッドな数学者の話。
変人好きにおすすめ。
しかし実のところ、大概の本は「ライトノベル」に分類しようと思えばできちゃうよね。
偉大なり、ライトノベル(微妙に違
朝日文庫
東京地名考
まあようするに東京の地名解説本で小説とかじゃないんだけど
「地名」というのには何かしら意味があってつけられているのだな
と思わされ非常にファンタジーを感じる
家で読むよりは東京を散歩しながら読むのが正しい読み方か
各県版出してくんねえかな
247 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/12(土) 07:45
浅田次郎関係多し。
248 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/13(日) 22:52
中公新書とか岩波新書とか。
249 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/13(日) 23:35
シマダス
(財)日本離島センター
日本全国主だった離島850を網羅した島図鑑。
人口・面積・産業・名物・風俗だのを紹介したもので、伊豆諸島なんて有名なものも
あれば瀬戸内海の小島なんかも出てくる。
適当にめくっていると妙な歴史を持つ島とか出てくるので、暇つぶしにパラパラ読む
にはもってこい。
1154ページもあるので、雑学本として重宝している。
250 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 00:03
一番好きな作家は、太宰治。
けど人に勧めるのなら、初期の谷崎潤一郎。
「痴人の愛」とか「卍」とか、
主人公が超悪女に振り回される話が多くて
単純に読み物として面白いよ。
なんせ耽美的・悪魔的作風と評されていた頃の作品だしねぇ。
251 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 00:33
チーズはどこへいった?
は面白くなかった・・・。
なぜか小説と勘違いして買っちゃったのだ・・・。
252 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 00:47
夏目漱石が好きだ……。あの文体にはウットリする。もうメロメロ。
「夢十夜」ではまった。異色作だけど。
芥川龍之介は設定とオチが好きだ。目の付け所が違うんだよねぇ。読みやすいし。
みんな好きだが、中でも大鏡から題材をとった話がお気に入りじゃ。道長かっこええ〜〜〜。
>>251 あれって結局なんだったの?
立ち読みしようかと思うと売りきれる。
254 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 01:14
>>253 一言で言うと、こうすれば成功するよ的人生道しるべ本です。
ねずみと小人を主人公にした、一応物語形式になっております。
主人公達は「迷路」に住み、「チーズ」を捜し求めるのです。
「チーズ」は、仕事だったり恋愛、人間関係などをあらわしているのですね、はい。
255 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 03:48
講談社ノベルズが多いかなぁ。
やっぱり萌え萌えかもね。
256 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/14(月) 03:53
神林長平。「敵は海賊」シリーズはライトノベルの範疇なんだろーか?
そうなような違うような。
もう神様みたいに好き。
硬派な作品では「完璧な涙」とか「プリズム」とかいいな。
「ライトジーンの遺産」も面白かった。
「宮部みゆき」の「パーフクトブルー」を購入。
……まだ,読んでない。
258 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/16(水) 17:36
259 :
sin:2001/05/16(水) 17:57
故・池波正太郎の「剣客商売」
もはや別格。親父がハードカバー版を持っているにもかかわらず
ガッコの行き帰りに読むために文庫版買ってみたり。
もう続きは読めない…。
どっかで遺稿とか出んかな。
新宿鮫読んだ。かなり面白かったので続きも読む。
でも図書館では人気の品なので、なかなか……。
261 :
イラストに騙された名無しさん:2001/05/16(水) 22:51
>>260 買ってもいいだろうよ、鮫の出来なら。
古本屋でもいいからさ。
買うのは毒猿までって教えておこう。
>>262 私としては,新宿鮫シリーズは
「3.屍蘭」「4.無間人形」も良作と思うのだが。
>>260 古本屋に置いてあるよ,新書版で良いならなおさら。
264 :
久しぶりにあげてみよう:2001/06/03(日) 00:15
「ぐるぐるなまいにち」
エッセイ集だけど、漫画、イラスト、写真がふんだんに
もりこんであって、サービス精神を感じる。
ビンボー話の「レインボーライス」に激ウケしてしまった・・・
265 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/03(日) 02:05
春琴抄。
私が読んだ全集だと、句読点が異様なほど少ないので、
読みにくそーと思ったが、そうでもなかったデス。
266 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/03(日) 02:27
柘植久慶。人がガンガン死んで楽しいっす。
真保裕一の「トライアル」
サカ板ではケチョンケチョンに言われている金子達仁の「決戦前夜」
ドキュメント風なのに嘘ばっかり書いているとの噂だが
この本を読んだ事がきっかけでサカーをマジで観るようになった。
このスレ、自意識過剰なのが渦巻いてるようで、気持ち悪い
「僕ちゃんはこんなの読んでるんだ〜」ってことだろ?
270 :
パタヘネ:2001/06/03(日) 10:10
>>269 だってそういうスレだもん。あたりまえじゃん。
271 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/03(日) 12:12
平岩弓枝とか、宮部みゆきの時代物かな。
池波に負けずおとらず食べ物がおいしそうなのもいい。
272 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/03(日) 14:32
原田宗典。の、エッセイ。ライトノベルじゃないけどライト。
273 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/03(日) 18:36
グアテマラ虐殺の記憶。怖すぎ。
274 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/03(日) 19:01
黒豹シリーズ。
大人のライトノベル。
面白すぎ。
275 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/03(日) 19:14
中西輝政「なぜ国家は衰亡するのか」PHP新書
マジで面白い。図書館で借りたのに、本屋で買ってしまった。
276 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/03(日) 20:13
三島由紀夫。
あと純文学系。
277 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/03(日) 22:48
>266
でも、柘植サンは間違っても「元グリンベレー」ではないので気をつけられたし。
278 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/03(日) 23:48
>>276 三島かぁ、結構好きだけど、読み出したキッカケが「帝都物語」だというのは周囲にはナイショだ(ワラ
三島由紀夫の『午後の曳航』を読んで、
「ドキュソって昔からやることが一緒なんだな」と
呆れるやら情けないやら(w
280 :
266:2001/06/05(火) 05:21
>277
よくは知らないけどそうらしいね。でもま、殺しのシーンがおもろいのでよいと思う。
281 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/05(火) 05:24
三島由紀夫。
谷崎潤一郎。
純文学が多いかな。
江戸川乱歩とかも。
282 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/05(火) 06:08
宮部みゆき・遠藤周作・池波正太郎・三島由紀夫・
つーかあんま読んでないな・・・
283 :
名無しより愛をこめて:2001/06/05(火) 13:49
なんなんだ、この三島人気は?
284 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/05(火) 16:53
さいきん面白い発見があったからじゃないか>三島
285 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/05(火) 17:04
ふと本棚にあった、司馬遼太郎を読んだ。
思春期の頃を思い出した、、
啓蒙書とか、青臭い本はほとんど捨ててしまったが、
たまたま残ってた司馬読んで、捨てなきゃ良かったと少し後悔。
「坂の上の雲」の続きが気になる、買ってくるか…
286 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/05(火) 17:34
途中で止まってたんかい!
287 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/05(火) 17:54
>>286 捨てちゃったのよ…
「超整理法」かなんかを読んだ後の掃除で
本をまとめて捨ててしまった、、、
俺って貧乏だから、既読の本を何度も再読し続ける人間なのに…
288 :
名無しより愛をこめて:2001/06/06(水) 18:17
>>287 いや、思春期のころ、途中でやめられたのかーと思って…
ガンダム占い0079-0080 を読んだ。
ジオングだった。
澁澤龍彦の高丘親王や幻想博物誌など。
俺、水中型ザク…
292 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/14(木) 08:33
解析概論
ランダウ力学
K&R
293 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/14(木) 10:00
俺も坂の上の雲読み出した〜。今一巻の終わり。
秋山の兄貴が以上にカッコイイ!
294 :
アトガキに騙された名無しさん:2001/06/14(木) 15:53
西村寿行氏のシリーズです・・・
スゴクイイ・・・出会いは中学生当時のオナ目的だったけど
動物モノに哭く・・・あと徳田萌え(クク・・・
295 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/14(木) 22:26
>>246 谷川健一って知ってる? 岩波新書の日本の地名、続・日本の地名もスゲー面白いよ。
なんかこれのネタだけで推理小説のトリックとか伝奇小説の伏線に一味かませたり
できそーなぐらい。
>>295 知らなかったので購入検討リストに入れておきやす。ありがとうございます
そんなおいらが今日買ってきたものは「地球美紗樹」岩原裕二 角川エースコミックス
確かに「エースネクスト」なんて雑誌に載ってるとは思えないほど面白い>言い過ぎ
297 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/14(木) 23:10
パウル・カレル著 バルバロッサ作戦 焦土
ドイツ軍がカッコよすぎる・・・
壊滅の場面までカッコよく書かれている・・・
298 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/15(金) 13:07
存在と時間
……「ガンダム占い」が気になる。週末探してみよう。
宮崎市定の『遊心譜』(中公文庫)。ナカナカ面白いよ。
301 :
エロ師:2001/06/16(土) 05:47
ダニエル・キース著 「アルジャーノンに花束を」
同 「24人のビリー・ミリガン」
同 「ビリー・ミリガンと23の棺」
うーん、趣味と資料がごちゃ混ぜだ。
302 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/16(土) 08:26
ザ・殺人術。
資本論
304 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/16(土) 21:51
でぃだのガラス
昴5
南国動物楽園綺談
ぜんぶ漫画。一番下のが一番好きかな(動物のお医者さんにイタいぐらい影響されてるけど)
305 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/17(日) 18:08
今日は特攻天女の26巻を読みました。
ローマ人の物語読み始めた……つまらん。
途中から面白くなるの?
巻ではなく、自分が歳をとれば面白くなる。
塩爺とは逆に、中年オヤジのアイドルだから。
308 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/18(月) 03:53
>>306 人によると思う。
そういうのはじめてならなら。シーザーの巻をまず読むのがいいと思うよ。
やっぱ一巻だからかなあ。
ハンニバルの話が読みたくて、ついでだから1から読み始めたの。
歴史を題材にしたのなら、宮城谷さんも司馬さんも好きだし、
もうちょっと先まで読んでみるわ。
佐々淳行さんの本と併読してるけど、ドキュメントの方が合ってるかも。
310 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/22(金) 23:27
大宰の「人間失格」
あぁ、鬱だ…。
311 :
衝浪:2001/06/22(金) 23:35
312 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/30(土) 00:25
age
SF、ファンタジー系だと
指輪物語、アシモフ、ハインライン
文学系だと
半分お勉強として読むから
面白かったのはファイトクラブを書いた人の
サヴァイバー
新興宗教の生き残りの話。
313 :
イラストに騙された名無しさん:2001/06/30(土) 19:49
一橋文哉の新作が出たら必ず買う。
宅間をネタに書いてくれるのは何年後だろう。
314 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/01(日) 21:45
フォーサイス、マンセー! 『ジャッカルの日』萌えぇ〜!(←古いか?)
佐々木譲「真夜中の遠い彼方」
友人に1年以上貸していた本を取り返してきた(笑
これは、お気に入りの本の3つに間違いなく入る。思い入れなら1番かな?
高校時代、新宿の古本屋で購入した書籍。
小説の舞台も新宿、その頃、狂ったように新宿歌舞伎町通いをしていたから、
その舞台の演出がとても嬉しくて、登場人物たちが羨ましくて……
でも、絶版後に「新宿のありふれた夜」に改題するのは止めて欲しかった。
316 :
新米:2001/07/03(火) 00:08
気の向くままに〜♪
というか、そんなに読んでないよ。(苦笑)
お薦めは宮部みゆき先生の本ですね。
・・・・・・・・・・・・みなさんよんでるだろうけど〜。
ちなみに私はこの人の江戸時代とかの話より推理小説(?)の方が好きですね。
(いや、いろいろ書いてるんですけどこの方・・・)
317 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/03(火) 00:21
自分のお気に入りは『ザ・ベスト・オブ・サキ』かなあ。
318 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/03(火) 00:30
秋田ファンで村上春樹ファン。
むろん文体自体はかなり違うんだけど、ああいう「うだうだと書きこまれる文章」っていうのが
好きなんだよね。
319 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/03(火) 00:56
澁澤龍彦、中島らも、牧野修…は見かけたら即買う。
村上龍、小林泰三、遠藤周作、貴志祐介、藤原伊織は財布の中身次第。
320 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/04(水) 04:09
##年ぶりにラリイ・ニーヴンの「リングワールド」を読み直す。
ティーラ・ブラウンは寿美幸の子孫説を激しく提唱(w
ふとしたきっかけで聖書を読み始める
いろんな物語の原典なので知ってれば以降の読書がおもしろくなりそうだってことで、宗教は関係なし
(が、聖書単独で読んでもよくわからんし、わからんとつまらん。滞り気味)
他積んであるのは「不夜城」「アンドロイドは電気羊の…」半村亮の「妖星伝」
「デューン」も古本屋で仕入れたが、以前どこまでよんだか記憶が飛んでる…
このスレ観てふと思う。
……ライトノベル以外読んでない(w
最近は、シーフォート、オナーハリントン、ヴォルコシガンサガあたりくらいか。
でも、これらってライトノベルっぽいしなぁ。
あー、竹内久美子の本はちょっと面白かった(「浮気人類進化論」他。)
323 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/08(日) 04:22
ライトノベル以外だと、有名所しか読んでないなあ。
「ファウンデーション」「アルジャーノンに花束を」「夏への扉」。
京極夏彦、島田荘司あたり。
純文学は川端康成と遠藤周作読んで挫折したな。
マンガはあさりよしとお、竹本泉、ゆうきまさみあたり。
ちなみに今読んでるのは「プログラミングPerl」だ。(w
324 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/08(日) 08:44
>>323 わはは、それオレも読んでる。。。でもはじめてのPerl購入を
検討中・・・とほほ・・・。
なんかこのスレ見てると、ちょっと小難しい本なんかをこれ見よがしにカバー無し
で電車ん中で読んで、「俺はこんな難しい本読んでるぜー」って一人悦にいってた
厨房時代を思い出す・・・・
326 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/08(日) 21:10
そーかなー…
でてる中で小難しい感じの本は少ないよ
単純に好きだから読んでそう
有名どころは面白いのが多いから有名になるわけだし、
>>325 リアル厨房のころという条件つきなら、俺にも身に憶えあり。
興味も無い岩波の外国純文学とか、教室、電車で読んでた。
でもその本が好きな訳じゃないし、そういう(高尚な?)本を
読んでる自分が好きっていう超ナルシー状態で……若かったな。
328 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/09(月) 00:11
小難しい本ってどれとどれのこと?>325
329 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/09(月) 00:52
この一週間で「エンダーのゲーム」「死者の代弁者」
「ゼノサイド」「エンダーの子どもたち」を読んだ。
これから「エンダーズ・シャドウ」を読みます。
ううっ、睡眠時間が容赦なく削られて行く……
「僕はイーグル1・2」と(いまさら)「ブギーポッ
プは笑わない」も一緒に買ったんだけど、積んだまま。
330 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/09(月) 01:18
>>329 エンダーがらみなら、無伴奏ソナタが抜けている。
で、それを読んだ後は、ソング・マスターに行ってみよう。
第七の封印と反逆の☆はあとまわしでも可。
第七はヒロインが妖獣に犯されるというすげー話です。
331 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/09(月) 01:40
>>214 「ピンチランナー調書」の冒頭は笑った。
あのノリでライトノベル書いて欲しい。
332 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/09(月) 02:05
>>329 なんだあんた俺のドッペルゲンガー?
というぐらいかぶったよ
つうかゼノサイドが何処の本屋にもなかったのはあんたのせいか。
333 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/09(月) 02:08
>330
第七……。どんな話なんだ。興味がムラムラと湧いてきたぞ。
335 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/09(月) 02:33
イーグル読んだらスレに感想かいてくれや。
>>329 沈みがちなのよ。
336 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/09(月) 12:47
今朝、積読の山ひっくり返したら
「つかぬ事をおうかがいしますが……〜科学者も思わず苦笑した102の質問」
とか言うのが出てきたので読んでます。
いつ買ったのかも覚えてない……
>>336 表紙買いしたのではないかと思われ(w
俺も読んだが役に立つような立たないような微妙な内容だった
>>337 覚えてないけど十中八九、イラスト買いですねこれ(w
まだ半分しか読んでないけど、確かに、役に立つかどうかは……
ただ、こういうユーモアは結構好きです。たまにツボ入ってにやりとかしちゃいますわ(w
339 :
ホン本:2001/07/09(月) 15:08
たけし怪獣記
>>329-330
>>332 あんたら吉野朔美の『瞳子』って漫画を読んでみてくれ!
無伴奏ソナタがとりもつ友情話(ごく一部)があるぞ!!
341 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/09(月) 22:22
342 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/12(木) 00:07
343 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/12(木) 00:29
最近読んだのは「フリッカー式」講談社ノベルズ
「おにーちゃん」と言って起こしに来る妹や、食事をつくりに来てくれる
幼馴染が登場する物語
でも、メフィスト賞だなぁ・・・
344 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/12(木) 00:57
俺は宮本輝が好きだ。
青春小説の名手と謳われるだけあって、ライトノベル読みでも案外いけるかも。
「避暑地の猫」とか。
345 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/13(金) 05:09
「青の炎」もそんなような話(妹)だと聞いてきて借りてきたはいいがまだ読んでねえな
348 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/14(土) 00:04
宮部みゆき
佐藤賢一
貴志祐介
などがコンスタントに面白いと思われます
349 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/14(土) 01:34
似てるなあ、好きな傾向>348
ちょっと疲れたときには北村薫なんかも
いいです。「覆面作家」シリーズがお薦めです
350 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/14(土) 17:47
佐藤大輔の「皇国の守護者」かな。最近新刊も出たし。
351 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/14(土) 17:58
推測と反駁
352 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/18(水) 14:27
それはライトノベルという意見もあり>350
353 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/18(水) 16:46
「天使墜落」読了。オモロかった。
これの「萌えヲタバージョン」とか読みたいなぁ(藁
「天使墜落」のあらすじ。
・環境保護意識が狂的に高まった未来社会。SFは『環境破壊の元凶
となる科学技術を礼賛するもの』として弾圧されていた。
・ある日、地上と縁を切って独自に発展していた宇宙ステーションの
宇宙船が、地球に墜落してしまう。
・地球人に捕らえられれば処刑されてしまうこと間違いなしの宇宙飛
行士を救うため、政府の目を逃れて地下活動(SF小説を読む。同人
誌をつくる等)を続けてきたSFファンたちが立ち上がる。
と、こういう話。……しかし、児ポ法案が成立すれば、本気でライト
ノベルを隠れて読まにゃならん時代が来るかも知れない(藁
354 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/19(木) 01:12
文庫が出たので福井晴敏の「TwelveY.O.」を読んでみた。
面白かったと思うが……実はライトノベルかもしれん、これ。
>>354 漫画やエロゲはともかく、ライトノベル、いや小説って
児ポ法に引っかかるのか? 画像が対象でなかったっけ。
まあ、それでもイラストがヤヴァいってことになるか。
358 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/19(木) 06:09
やまむらはじめ 「エンブリヲン・ロード」
359 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/20(金) 11:12
>>353 人口問題の深刻化により、一組の夫婦が一人の子供を持つこと
しか許されなくなった未来社会。
祖父の遺品の中から「シスプリ」関連の書籍、映像作品を見つ
けた主人公(高校生・男)は、「妹」という存在に強い憧れを
抱いていた。
そんなある日、主人公の前に「主人公の妹」を名乗る少女があ
らわれて……というような話か?
見所は、「シスプリ」で歪んだ兄妹観を培われた主人公の、妹
に対する狂った言動(藁
中国では、動物園などに子供を二人連れて行くと、
まわりから羨望のまなざしが集まって痛いらしい。
子供を二人もてるというのは、特権階級に属する人間だけだから。
そんな一人っ子政策の状況はもう変わったんだろうか。
海賊版にしろ、正規輸入版にしろ、日本の作品で兄妹が出てくる
ものは多かろうに。
>>360 二人目を妊娠してる女性が強制的に堕胎させられた(お
偉いさんの娘は当然、強制中絶を免れた)っつー、なんとも
気の重い話を読んだぞ……
中国に仕事で駐在してるおっさんの書いたページだった。
ネタであってもらいたいもんだ。
363 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/29(日) 07:34
大塚英志と福田一也の書いた「Voice増刊号 選挙に行く前に読んでおけ」
まだ半分しか読んでねえ、間に合うか?
学生時代の友人が中国から帰化した人だったけど、
母親が二人目を妊娠したときに近所の人(たぶん)に密告されて
強制中絶…そのときに不妊手術も勝手にされたそうだ。
もっと早く帰化していれば弟や妹ができたのに…と言っていた。
>>364 洒落にならん程鬱になる話だな。
俺一人っ子だったから、小さい頃親に「兄弟が欲しい」って泣いてせがんだことあるよ。
今思うと恥ずかしいが。
本屋のベストセラーの棚を眺めて発見した
「この方法で生きのびろ!(草思社)」
アメリカでミリオンセラー!とか煽り文句がついてて
どうしてこんな緊急時の対処本みたいのが売れてるのかと中を読んで納得
「呼吸が止まってしまったとき」
「凍傷になったとき」
「腕や足を骨折したとき」
まあここらへんはまだいい
「車でスピンターンをするとき」
「熊に襲われたとき」
「銃撃戦にまきこまれたとき」
まあ、ここらへんもアメリカだしありだろう
「車に自分の車をぶつけて突破するとき」
「剣で戦わなければならないとき」
「走るバイクから車に飛び移るとき」
(;´Д`)ドンナトキヤネン
役に立つといえばたつんだが実生活に生かすことがあるのかどうか…
池波正太郎や藤沢周平といった時代小説。
つうか、親父がこの系統をたくさん持っていたので、
時代小説 → ライトノベル だったりした。
剣客商売の佐々木三冬に萌え萌えだったなあ。
>>366 >「車に自分の車をぶつけて突破するとき」
>「剣で戦わなければならないとき」
>「走るバイクから車に飛び移るとき」
ハリウッド映画に出るとき
バイオハザードに巻き込まれたとき
370 :
イラストに騙された名無しさん:2001/08/07(火) 02:25
早川JA 谷甲州「星の墓標」
久々に読み返したけど、やっぱり泣ける。
基本設定はハードSFなんだけど、でてくる人々全てがもの悲しすぎ。
ジョーイ(イルカ)とオルカ戦隊、ジョーイの飼育係の話はかなり鬱になりました…
マサヤの漫画。
372 :
イラストに騙された名無しさん:2001/08/07(火) 03:28
小説にのめり込んだ原点としてたまに赤川次郎
それ以外じゃ「Cの福音」シリーズ辺りか
なんか「主人公はこんなに凄いんだぞ〜」と言ってる感じがちょっと嫌なのだが
それを無視すれば重厚でなかなかいい
京極夏彦とか森博嗣、いわゆる講談社ノベルス系。
あとは外国だとクーンツとかウンベルト・エーコ。
東野圭吾「秘密」
文庫になったので購入しておいた品を,やっと読み始める。
映画は見たかったけど機会を脱してしまい,ハードカバー版は
高いし保管に場所を喰うから敬遠していた結果だ。楽しみ。
原作では,娘の年齢は小学5年生だったのか。
……ろりこん?
376 :
今日読んだ本。:2001/08/09(木) 21:51
「科学史はパラダイム変換できるか」
村上陽一郎へのインタビュー本。
理系の専門用語羅列本と違って平易な文章がとっつきやすい。
中学生くらいから大人まで楽しめそう。
・・・出版は10年前だけどね。
国内の純文学・・・と昔は即座に答えたもんだ。
漫画・ライトノベルばかり読むのにも飽きたので、四柱推命の入門書でも読もうかなぁ・・・。たまたま家にあるし・・・
378 :
るはた:2001/08/11(土) 15:03
『バト・ロワ』がけっこー好きだ。かなりボリュームがあるけど。
あと手塚治虫の『ブラックジャック』もいいな。かなりお薦め。
後は皆ホラー系になるかな。鈴木光司に貴志祐介に宮部みゆきはホラーじゃ無いか。
そのへん。
佐々木譲「武揚伝」上下巻 各2200円
江戸時代末期の函館戦争でリーダーを務めた榎本を主人公にあてた小説。
おおお,ちょっと高くないか? 高いよな,少なくとも私には高い。
おまけにでかくて保管に苦労する,新書で出して欲しかった。
ハードカバーなんて「手ごたえ」を楽しむもので,図書館で借りるものだっ,
まして2000円を越える書籍なんて基本的に買うものじゃ,買えるものじゃないっ!
それに外出先で読むのが主流の私にとって,このでかさ厚さはちょっと。
人を撲殺できそう,拳銃弾ぐらいなら止められますな,防犯道具ですかこれ。
……でも買いました。だって読みたかったんだもん。
この作家じゃなきゃ,ぜったいに買わねぇぞ (T^T)
380 :
イラストに騙された名無しさん:2001/08/14(火) 22:29
宮城谷の中国モノはある意味ファンタジーだな。
歴史小説の中ではかなりライトノベルよりだと思うぞ。
あとは金庸の武侠モノだな。
美少女キャラが奥ゆかしくて萌えたっぷりだ。
381 :
イラストに騙された名無しさん:2001/08/14(火) 22:43
382 :
イラストに騙された名無しさん:2001/08/19(日) 13:46
えぇっ?! あれはムックっていうかペーパーバックだよ。
383 :
イラストに騙された名無しさん:2001/08/19(日) 16:27
ハヤカワ・創元もライトノベルくさい。
好きだけどね…。
384 :
イラストに騙された名無しさん:2001/08/19(日) 17:13
ライトノベルくさいかどうかは別にして…
スティーブン・ハンターの「スワガー・サーガ」シリーズ。
中でも「ダーティーホワイトボーイズ」が一番好きだったりする。
「外伝好き」なのかな、やっぱり。
「煙か土か食い物」も良い。主役の暴走っぷりがたまらん。
385 :
イラストに騙された名無しさん:2001/08/19(日) 17:24
386 :
イラストに騙された名無しさん:2001/08/19(日) 17:28
The UNIX SuperText
阪神が勝った翌日のデイリー
山田風太郎のミステリー集。
大正生まれだよ,この人。
傑作集で,ろくに聞いたこともない出版社から出ているので,
文庫のくせに1100円。
ハズレだったら泣くぞ。
諸星大二郎
「栞と紙魚子と夜の魚」
漫画が絵で書かれてることに意味を感じられる漫画
とりあえずこの板の住人だと「古本地獄屋敷」のオチは苦笑すること間違いないだろう
俺もああならないようにしなきゃ
佐藤賢一「双頭の鷲」
いやあ、面白かった。
この作者ははずれがないよ。
直木賞作家というだけはある。
391 :
山犬。:01/08/31 18:41 ID:McFgIWSs
崎山克彦「何もなくて豊かな島 南海の小島カオハガンに暮らす」
いかんな。こういったものを読むと,また何処かに行きたくなってくる。
392 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/01 12:56 ID:LRa69S.A
「パーンの挑戦」アン・マキャフリィ
買った。今から読む。
続きがでるまで、長かったなあ。
歌う船よりこっちがすきだなあ。
393 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/01 12:58 ID:pO3JoO9o
「葉隠」をすこしずつ読む。
鍋島武士かっこよすぎ。
隆慶一郎の「死ぬことと見つけたり」もセットでね。
394 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/01 17:54 ID:PJJcUiLA
岩波文庫の「アナバシス 敵中横断6000km」を読んでます。
この本を読んだアレクサンダー大王がペルシャ征服を志したという
エポックメーキングな実録です。簡潔な文体とギリシャ傭兵隊の
強さが光る一編です。
PS
トルコとかイラクで迫害されるクルド人の先祖も出てきますが、
このころから人の話に耳を貸さない民族なんで驚きました。
395 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/01 18:03 ID:SS2vNnzk
>392
わ。やべ。本屋で見たのに買ってなかった。。。。
因みに俺が原書を手にいれたのは1992年・・・もう訳されないと思っていたよ・・・。
396 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/03 13:49 ID:DiMcJJEw
ハードSFに時代小説、純文学からノンフィクションまで。皆さん教養豊かですね。
ライトノベルは必要ないんじゃないかと思ったりもするのですが、やはりライト
ノベルにしかないものがあるのでしょうか?
397 :
クランケ:01/09/03 13:54 ID:W7NO2gsM
本は「必要・不必要」で読むのではなく
心の従うままに読みたいものを読んでいるだけさ
398 :
山犬。:01/09/03 14:15 ID:D66E6zM6
>396
美人の女子高校生や,可憐な女子中学生や,小憎らしい女子小学生が
半裸でラブってコメってきゃーきゃー言いながら,主人公を蹴たぐり
倒すのはライトノベルしかないんだな,これが。< 偏っ!
努力も訓練もせずに自己愛と自己正当化の結果,視野狭窄したヒロインの
後押しを受けて,稀有な能力で一方的な判断による「悪」を倒す,
ストレス解消的な物語もライトノベルにしかないんだな,これが。< 違っ!
>美人の女子高校生や,可憐な女子中学生や,小憎らしい女子小学生が
>半裸でラブってコメってきゃーきゃー言いながら,主人公を蹴たぐり
>倒すのはライトノベルしかないんだな,これが。
○○○○じゃん(藁
400 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/03 14:19 ID:RVpPgA26
>>396 なんか低レベルな煽りだな。
ジャンル分けっていうのは便宜上の存在でたいした意味は無い。
ジャンル分けに縛られるな。
401 :
雷手:01/09/03 15:00 ID:/5NyZccQ
「白い犬とワルツを」テリ−・ケイ、新潮社。
表紙の犬の絵に引かれて買ってしまった。
老人と犬のちょっといい話。ほろりとさせられちまった。
>386
おお、あんな分厚い物を!。
俺はUNIXプログラミング環境ですたい。edの使い方覚えてもなー。
403 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/05 21:45 ID:JyAQNmU6
日米空母戦史
淡々と繰り返される戦闘描写、日米の技術格差
アメリカ人のファイティングスピリットを嘗めきった腐れ大日本帝国軍人
日本が負けたのも当然だと納得する大作
404 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/05 21:54 ID:YGOQFMO6
InterCommunicationの最新号・・・・・・・・しまった、ひろゆきが出てる。
これじゃ難しそうな本に見えない(藁
「呪禁官」牧野修 祥伝社。
呪術系学校の友情伝奇もの?なんつーか。
いや、それなりに読めたんだけど。
ジュブナイルテイストが強いんだよね。
これは20代前半までだろうなあ。>対象
一番気に入らないのは…年頃の女の子が一人も
登場しないことだッ。
なぜか映画のスタンドバイミーを思い浮かべた。
「BOOK OFF」にて各100円で発見。大当たり。
「バンコク楽宮ホテル」徳間文庫・谷恒生
1990年初版。
タイ,バンコクの安ホテルにたむろする日本人と娼婦にスポットを当て,
ベトナム戦争後の東南アジア激動の時代,難民が大量に発生した時期の
物語りなのだが……なんつーか,この作品でボートピープルだか
紛争難民だかに高校生時代から興味を持っていたら,私の東南アジア観は
おそらく大きく様変わりしていたことだろう。
個人的なきっかけは,佐々木譲の「真夜中の遠い彼方」
「きみの素敵なサクセス(プーケットの恋人)」が原因だったから。
同じ題材で,ここまでアプローチや見解や物語り違うつーのも,なんだか。
どっちも現実の一見解を,おおきく膨らまして物語にしているわけだが,
(つか,現実を舞台にした創作物語ってそういうものだよな)色が違いすぎる。
いや,出会った順番に後悔はしていないのだが。ま,いろいろ考えさせられた。
「そばにはいつもエンジェル」集英社コバルト文庫・佐々木譲
見つかるとは思いませんでした。
新書で1997年に再販されたけど,昭和59年(1984年)のコレが
初出だった。その初出の品だ,絶版の極地。
内容に関しては,ヒロイン(?)が乗る車が違うだけ。
あとは装丁とイラスト。
今度は「あこがれは上海クルーズ」「湾岸道路は眠らない」が
見つかるといいのだが。ま,期待しないでおこう。つーか無理だ。
しかし,イラスト野暮ったい(苦笑
「Shall we ダンス?」アメリカを行く
周防正行 文春文庫
文庫化してたんだなあ。アメリカでの表題映画の全国上映の
サクセスストーリーの裏舞台を監督自らが旅行記っぽく
ばらしてる。475ページが長く感じなかったぐらい面白かった。
映画また見たくなっちゃったよ。
408 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/17 13:04
SFと戦史(NOT仮想戦史)と地理学がメインだなあ。
あとはたまにミステリ。純文学はよく判らない。
「闇よ落ちる無かれ」
L.スプレイグ・ディ・キャンプの作品。
早川文庫・早川銀背として出ていたが、絶版。
タイムスリップものですが、タイムスリップした先の時代に関する
知識は十分にあり、言葉も不自由は無いが、ろくな道具も持たず
頭と口先で勝負する男が主人公。
一読の価値有りだと思うんだけどなぁ。
【敵は海賊】シリーズ
作:神林長平。
凶悪無比な胃袋を持つ黒猫と凶悪無比な常識人であるところの
対コンピュータフリゲート(人工知能)と凶悪無比な実力を持つ海賊
のおりなすドタバタ喜劇(と書くと一部嘘)。
能天気に読みたければ、同じ作者の「人工惑星迷惑一番」がお勧め
だけど。
「サリンジャーは二十歳までに読んでおけ」だとよ。
うるせえおおきなおせわだ。
「エズミに捧ぐ」 ナイン・ストーリーズ所収
37頁の静かな短編。アメリカ文学で萌えるとは思わんかった。
「イギリス貴族令嬢(十三歳)」とか「ノルマンディー上陸作戦」とか
そういうキーワードに反応する人は、是非。
「笑い男」 同上
ボーイスカウト団長と、彼が語った冒険活劇にまつわる思い出話。
打ち切りになった漫画や、続きが書かれなくなった小説の
あれやこれやを思い出して、なんか切なくなった。
410 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/18 14:44
それはサリンジャーを二十歳過ぎて読むとこっ恥ずかしいからだ。
なんつーか青いんだよな。ま、そこがいいんだけど。
アメリカ政局のばたばたを横目にフィリップ・ロスを読むのも
また一興。
412 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/18 17:00
>441 ワラタ なんつーか、解説だけでお腹いっぱい。新本格って
こいういうのだったけか?
The Art of Computer Programming
414 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/20 22:57
>390
自分もちょうど昨日下巻を読み終えた。
面白かった。
ただやっぱりこれはライトノベルに近いんだろな。
415 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/20 23:51
今マッカンドルー航宙記読んでます.
久しぶりの「もったいなくて先を読めない」本でした.
ライトノベルには,ない感覚なんだなぁコレ
416 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/21 18:31
井上夢人の本は面白かった。
がいしゅつだけどオルファクトグラム。
プラスティック・風が吹けば桶屋が儲かるも好き。
でも最近一番読んでるのは、2ちゃんのいろんなスレだ(ワラ
なんだ、みんなまともな物も好きなんじゃん。
ならさあ、もっとライトノベルの間口も広げてこうよ。
あんましな文章のものが多すぎるよ。設定や、アイデアやキャラは
一流なひらめきなものが多々あるのにさあ。
菊地先生のエイリアンシリーズを読んでる。
オチが弱いなあ、この人。
あと竜馬がゆくを読んでるよ〜。
419 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/21 20:04
いま「エンデュアランス号漂流」よんでます。
なんかムショーにおなかが減ってくるな・・・
アーサーゴードンピムや狂気の山脈や氷のスフィンクスを読んだ身と
してはウェッデル海という文字だけでドキドキと緊張してしまう今日
この頃です。つかウェッデル海しか出てこないし。
420 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/21 20:06
>416
井上夢人は一番面白いのは「おかしな二人」だって。いやもうマジでマジで。
>420
そうなの?
あれって岡嶋二人の時の裏話みたいなのだよね。
古本屋逝ったときに探してみるYo!
板違いなのでsage
422 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/22 21:36
風車祭読んでます。沖縄いきてーよー仕事休みてー
あ、婆ちゃんがいい味だしてました、この本。
423 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/22 22:02
パガジーパナス〜わが島の話〜?なんかそんなの書いてたよね風車祭の作者の人。
↑のヤツは好きだから、風車祭買ったんだけど、文庫分厚すぎて手ぇつけてないや(w
自分も沖縄いきたいなぁ。がっこやめてぇー
424 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/22 22:14
文庫出たので浅田次郎の『プリズンホテル』
笑えて泣けるですYO!
谷恒生「フンボルト海流」
また娼婦ネタなのかっ,今度は南米ペルーが舞台だ。
LET やる気なし主人公っ,一統航海士! そして男同士の友情っ!
ヒロインが実にいい味出している,ああ,もう絶望するほどに。
426 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/23 08:41
>423
それ、漫画で読んだ(w すんげー面白かった。原作もこんなバカな話なのかな。
(いや、漫画化だから、それはそうなんだろうけれども) オージャガンマーが
少女漫画にしてはリアルにババァでなかなかイカすぞ。
このスレ、漫画もOKだよな?
>421
岡嶋二人の全著作を読んでからじゃないと強烈なネタバレだらけで(特に
トリック)非常に損をした気分になると思うんで、岡嶋二人の著作を読ん
でからにしとけよ。井上夢人ひとりで書いてることがポイント(w
>426
原作も漫画と一緒でカナリ馬鹿だよ。
最終的には感動させる気満々て感じだけど。
漫画もいいけど原作もカナリイイYO。
カジマヤーの方も、さわりではカナリ馬鹿そう。
だけどその馬鹿さがいいんだよね。おもしろいもん。
漫画は・・。たぶんOKでしょ。限定されてるわけじゃないから、漫画も一応本だ。
429 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/26 10:39
芥川賞作家ですがかなりキテマス。相当面白いです
432 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/26 13:13
エッセイは話題の対象にはならないんでしょうか?
433 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/27 17:36
ベーマガ
「何もなくて豊かな島」崎山克彦 新潮文庫
フィリピンのある小さな島をまるごと買って、移り住んだ
日本人の話。そこには、南国の風や海があり、そして
住民もいる。けっこう苦労したらしいのに、飄々と
した語り口がよい。住民のためにがんばっている所も。
でもなんといっても、南の島ののんびりした生活の様子が
うらやましい。ああ、俺も住みたい。
435 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/30 15:54
「天使の骨」中山可穂
自分には マリア様でいい お子様だもん(字あまり)
このテの話では松浦理英子がダントツで面白くてあとは似たり寄ったりだなぁ。
仁川高丸も割と好きなんだけどなぁ。
436 :
イラストに騙された名無しさん:01/09/30 19:22
ミステリ方面から真保祐一。今の現役の中じゃ
かなり読み応えのある本を書いてると思う。
「暗闇の中で子供」舞城王太郎
この人大好き。
唯一の欠点はまだ2冊しか書いてないから、2冊しか読む本が無いことだが、
そんなことはささいなことなのだ。イェー。
438 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/01 01:11
>436 でもなんかいつも最後ヘナヘナじゃない? 無理して面白い設定にした
けど最後で困ってるハリウッド映画風・・・震源なんかプロローグで終わりな
んじゃ・・
>437 煙と土となんとかの人?
437>438
惜しい。限りなく惜しい。
「煙か土か食い物 Smoke,Soil or Sacrifices」だよーんデュビデュバ。
「ダンボールハウスガール」角川文庫
あーなんつーか,主人公にそこまで世界を憎むなよと言いたい。
ついでにいうと「若く」て「女性」だから出来るわけで,
ちっともサバイバルじゃない。
もちっと題名どおり「ダンボールハウスの生活」に関して詳しく書いて欲しかった。
食い物羅列しているだけ? 大筋の着眼点は面白かったけどさ。
そして想像したとおり,ラストは訳わからん。
>440
このスレでの山犬。のレスは嫌いじゃないんだが、
タイトルとレーベル名と作者名を表記してくれると嬉しいんだが。
いやまあどうでもいいことなんだけど、何となく。
「知性化の嵐1 変革への序章」デイヴィッド・ブリン 早川文庫
知性化シリーズ邦訳最新巻。個人的にはマイベストSFシリーズ。
アメリカで1995年に出版以来邦訳が待ち遠しかったあ。
銀河列強諸侯(ギャラクティックス)に囲まれた過酷な銀河社会で
人類とチンパンジーとイルカが生き残るため、奮闘する物語。燃える!
既刊「サンダイバー」「スタータイド・ライジング」
「知性化戦争」も是非読んでほしいっす。
今年はアン・マキャフリィの「パーンの竜騎士」シリーズも邦訳新巻
がでたし、収穫の多い秋だ。
444 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/03 00:15
「戦闘妖精 雪風」
チッ、全然妖精じゃないじゃねぇか、と毒づきつつ、
「エリア88」もAIモノも嫌いでない自分は思いきり楽しめた。
最初、(名前から)主人公を女じゃないかと期待したのだが…残念。
そういえば谷甲州の「ヴァレリアファイル」でもAI付きの
ロボット戦闘機と戦う話しがあったなあ。
>444
>(名前から)主人公を女じゃないかと期待した
ワラタ。ごめん。
雪風はライトノベルといってもいいかも。
人に勧めるときは「萌え美少女人口生命体ものだよ〜」と騙した。
読む前に気付くけどね。
>441
あ,すまん。そうだよね,書いてないと気になるよね。
出版社で作風もいくらか想像できるし,もし探すとなると,ないと困るよね。
「現在読書中の本」を記載する時は手元にあるから書けるのだけど,
「昨日読み終わった本」とかだと傍にないから探すのがめんどくて
つい手抜きをしてしまった。
ごめんね。
「フンンボルト海流」角川文庫・谷 恒生
「ダンボールハウスガール」集英社文庫・萱野 葵
>442
うん,たぶんそれ。帯に「映画化決定」とか書かれていはずだから。
帯は捨てたからちょっと曖昧なんだけど。
で,現在。
「深夜特急4・シルクロード」新潮文庫 沢木耕太郎
猿岩石のヒッチハイクアジアハイウェイ旅行でモデルとして登場した(らしい)
のが理由か,一躍有名になった作品。
筆者が27歳の頃に行った旅行のノンフィクション小説。
ライターの職を一時辞し,インド(デリー)からイギリス(ロンドン)まで
バスで移動した際の体験回想録……だろうか? 文庫版全6巻。
しかし旅行始点は香港から。インドにたどり着くまでに2巻ちょいかかる。
……いや,パキスタンあたりはどう描かれていたかなぁ,と気になって。
再読中。
僕もそろそろライトノベル以外の本も読まなくちゃって思っています。
でも何から手をつけていいのかぜんぜん分んない…。
そこでお聞きします。
ライトノベルではなくて、それっぽく読める本はどれですか?
本の題名ではなくて、「〜文庫はチェックしとけ!」
みたいな答えが欲しいです。よろしくお願いします。
あ、ただし岩波文庫の海外物の翻訳には地雷が多いから気をつけて。
日本語になってないようなのとか、あからさまな誤訳とか、
小説として読めないレベルのものがかなり紛れ込んでる。
立ち読みして確認してからにすべし。
もし読んで見て訳分からなかったら、
自分の読解力を疑う前に、別の翻訳者の物と読み比べてみましょう。(あるいは原文にあたる)
>448
どんな話が好きなの?それっぽくってところがどういう意味なのかはかりかねてる。
古典物が読みたいなら岩波だろうけど。読書はライトノベルのみだったてこと?>初心者
海外翻訳読みたいなら創元とかだろうか。
452 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/05 20:12
国書刊行会の文学の冒険シリーズはファンタジー好きにはけっこうおもしろいよ。
一押しはジョン・クロウリー『リトル、ビッグ』。
>448の「それっぽく」ってのは、要するに一般小説だけど
ライトノベルみたいなノリのやつってことじゃないかと思われ。
でも、文庫をチェックったって、一般系はライトノベルみたいに
レーベルごとの傾向がある程度決まっているというわけじゃない。
たとえば新潮文庫は、恋愛も歴史もファンタジーもSFも古典も
伝記・エッセイ・評論・純文もあるけど。その中のどれかは
ひょっとしたら>448の趣味に合うかもしれないけど、だからって
「新潮文庫をチェック!」てすすめるのは違うでしょ。
出版社より作家で考えた方がいいんじゃないのかなぁ。
どういう本が>448は好きなの? ライト読んできた中で
好きな本やジャンルをあげて、こういう傾向ので一般ものを、と
言えば、誰か答えられる人がいると思うよ。
454 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/05 21:27
『完全自殺マニュアル』とか読んだことあります(w
知識として見るのなら結構面白い。でもあのスタンスはどうかと。
455 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/05 21:29
>>454 あれから得た知識を知ったかぶって振りかざしてる人は
イタいと思う。
読んでるだけならまあどうってことないけど。
456 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/05 21:36
今日買ったのが
ライトノベル
・イリヤの空
・天国に涙はいらない
・ラストビジョン
マンガ
・トライガン・マキシマム
・ライジングインパクト
・彼氏彼女の事情
終わってるな、俺・・・。
457 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/05 22:04
>456
ちょっと待て!
さりげなく書いてるけど、おまえのところはもう電撃が出てるのか!?
>457
電撃スレでは二日前に購入報告があったぞ。
460 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/05 22:18
くそっこの都会人め!
今に見てろクーデターおこして鹿児島に遷都してやる!
……鹿児島なら,遷都がないとはまだ言い切れないよな。
年間1/3が雪に埋もれる土地じゃ,絶対遷都しないだろうもんなぁ。
そういや首都機能分散計画はどこいった?
ディーゼル排気ガス規制は? < 激しく板違いです。
ま,別に遷都はいらんが,物流速度を上げてくれ。
>456
いいんじゃないかな,自分が好ましいと思うもの読めば。
マズイと思うならそれはこっそりと読んで,また他のジャンルで
バランスを取るようにすれば良いのだろうし。
買ってきたよ! 残り2冊。やばかった。
スレ違いだが456には感謝!
ちなみに当方関西の田舎だが売ってた。
取次ぎは大阪屋。参考にしてくれ。
464 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/06 00:01
>454-455
自殺系の本で面白げな新刊出てたぞ。
そこで海外の自殺マニュアルに言及。完全自殺マニュアル刊行の2年前に
ファイナル・エグジット。なんっつーかタイトルがカコイイ。
ついでに毒虫飼育百科?だっけ、データハウスの、あれは面白げだった。
さすがデータハウス、いい仕事するぜ! あの社の野性猫・野性犬・猿の
百科はカユいところに手が届く最高のシリーズだ!(素人には)
>>456 イリヤと彼氏彼女の事情は漏れも買うつもりだYO!
カレカノ出るのか。。今月も買う本多いな
・ライトノベル
東方ウィッチクラフト
サンクチュアリ
ハーツ
DEARあの娘を信じる金曜日
聖ウィンチェスター学園
黒き魔像の契約者
・まんが
NARUTO
ヒカルの碁
女王様の犬
・・・。
「ななつのこ」「魔法飛行」加納朋子 創元推理文庫
「西の魔女が死んだ」梨木香歩 新潮文庫
癒し系ミステリーとジュブナイル。良いっす。
>456
ほとんど同じだ・・・・・違うのは
ラスト・ピジョン→伯林
ライジングインパクト→ジオブリーダーズ
俺の方が終わってる・・・・・・鬱陀志野宇
>>469 都市シリーズは伯林以降積んでるから『まだ』買ってないだけ・・・。
けど消化出来ないうちに新刊も買うだろうな・・・。
今月は
・スクラップド・プリンセス
・エンジェル・ハウリング
・フルメタル・パニック!
・東京タブロイド
・ミドリノツキ
は購入確定
#どうせだからまぶらほも買った方が良いですか?(藁
ライトノベル以外の読み物では(←無理やりスレの主旨に合わせる)
月曜の月姫祀で同人誌いくつか。
・・・・駄目人間まっしぐら。
471 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/07 09:37
>468
梨木香歩は「裏庭」もいいよ〜。泣きに泣いてしまった。
西の魔女は続編のほうが好きかも・・・
472 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/07 09:42
え。東京タブロイド3巻出んの?
まだ浪漫探偵買ってないのに・・・
ミドリノツキは私も買うよん♪
このスレがライトノベル以外で〜ってことを考えてレスして欲しいよ。
んじゃ、ライトノベル以外で。
ヒカルの碁14巻 ジャンプコミックス 小畑健/ほったゆみ
相変わらず息もつかせぬ展開で、ジェットコースター感覚。
今一番先が気になる作品。…ってこれはこれでライトノベル板住人としてどうかと。
>471
早速買ってみます。ありがとう。
今回読んだのはちょっと硬派ノンフィクション小説。
「リターンマッチ」後藤正治 文春文庫
定時制高校のボクシング部の話。昔NHKで
ドキュメンタリー番組を見た記憶がある。
現実の甘さと酸っぱさが歯ごたえとともに
味わえます。あと顧問の先生個性的すぎ。
漫画もありなら、最近笑ったのはコレ↓
「不死身探偵オルロック」 G=ヒコロウ ブロスコミックス
毒のあるオタク系ナンセンスさがツボ。
「殺人病ファイル」
狂牛病騒ぎで久々に読んだ。色々と面白いことが書いてあった。歯科医から治療中
の患者に感染例があるのなんの・・・いちおう医学雑誌の編集者が作ってるしね。
478 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/08 03:29
「ささら さや」加納朋子 幻冬舎(ハードカバー)
作品毎に雰囲気の違いはあるんだけど、イメージ的には創元系ほのぼの
日常の謎ミステリ一筋って作者の最新作。
いかにもな「いい話」で、>469の言うとおり「癒し系」。面と向かって
勧めるには恥ずかしい本なんだけどさ、好きなんだよ
× >469 → ○ >468
>480
踏む人もいないと思うがモロバレな不正投票URL・・・
「鷲と虎」佐々木譲 集英社
最近,文庫になりました。でも私が読んでいるのはハードカバー。
零式艦上戦闘機が出る前までの日中戦争が舞台。
98式艦上戦闘機に乗る,日本海軍パイロット麻生中尉と,
ホークVを駆るアメリカ出身の中国義勇航空隊の傭兵パイロットのデニスに
スポットを当て,奔放な日本人オペラ歌手の女性を交え,中国大陸の大空を
舞台に闘う航空冒険小説。
胸のすくような大活躍と,素晴らしき男たちの友情と誇り。
しかしその実,この物語の主人公たちは出世が出来ない選択をし,
金は儲けれず,好意を持った女は要領の良い奴に横からさっさとかっさらわれ,
生死を共にした親友を,そして最後には……。
お前ら馬鹿か? 阿呆だろ? と思わず聞きたくなる。
しかしあえて言おう,男は馬鹿でよい,阿呆でよいのだ。
得をしたいのなら,誇りもモラルも美学もいらない,そんなものは邪魔なだけだ。
それを捨てれば,才ある男ならいくらでも得な生き方が出来る。
がっ,それで良いのか,満足かっ!?
そんな小利口な生き方は豚の餌にでもしてしまえっ,
時代遅れでよいっ,いっそのこと,ど阿呆なほどに大馬鹿であれ。
損な生き方しか出来ない,そんな彼らこそ素晴らしいっ!
でも,こんな生き方をしている奴は間違いなく早死にします。
女の子は惚れちゃ駄目。
あと,才がない奴が同じような生き方をしてもやっぱり駄目です(笑
483 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/10 00:36
酒見賢一『語り手の事情』
ヴィクトリア朝時代の話。
タイトルから想像できる通り、メタな話。
基本的に大人向けな話が中心。
終盤の某部分は必見。酒見賢一らしさが爆発していて笑った。
都市シリーズの巴里に通じるテイストがある。
探してるのに見つかりません。注文すっかなあ>478
「掌の中の小鳥」加納朋子 創元推理文庫
同級生、幼馴染といった属性のないちょいと大人の
恋愛要素もあるミステリー。
北村薫の覆面作家シリーズ以来、当たりの癒し系作家だなあ。
>484
ハードカバーだよん。けっこうどこでも山積みだけど。
ほのぼの系ミステリでは光原百合が大好きだなぁ。
486 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/16 00:46
上司に借りた本で、お昼休み15分間読書。
仕事の息抜きに読むには、ちょっと重い本。
激しく外出だけど
「テロリストのパラソル」
浅井カコ良過ぎ。
あと「ユートピア」
訳が「?」だけど、内容は面白い
ダーティペアの大冒険・高千穂遙。
変身・カフカ。
ジキル博士とハイド氏・スティヴンソン。
yours・片岡義男。
そして誰もいなくなった・クリスティ。
五冊百円。
古本だと古典も買える。翻訳物も。
翻訳物は、どうも訳者との相性があって。博打要素が強いんだよね。
外れても、20円だし仕方ないか、と思える。
今回は全部外れって感じだ……。片岡義男のは詩集だったし。
ちなみに俺は
>>166 >>177 だったりする。やっぱり詩はわかんねぇ。楽しんでる人いる?
ダーティペアは元祖ライトノベルだろ〜
M・クライトン各種
>>488の言ってる翻訳の相性が合ってるみたい。
『町の座標』すばる文学賞。文庫化。
最初は不器用な文だなぁと思ったけど、なかなかイメージを喚起する。
なんというか、ガロの。太いペンでみっちりと描き込まれた、それ。
への字口の両側から漏れる甲高い声とか。こう、ガロ絵で。ヅガンと。
なんか読みにくくてスゲー薄いのになかなか進まないんだけどネ!
スカウト・後藤正治。プロ野球スカウトのノンフィクション。
セブン・イヤーズ・イン・ジャパン・Dストイコビッチ。言うまでも無し。
ここんとこ、物語から離れ気味。
角川のホラー系。鈴木光司も貴志裕介も篠田節子も読むよ。
宮部みゆきも好きかな。あと、桐生操(w
「頭の中がカユいんだ」中島らも
80年代アル中コピーライターの日記。ほぼ自伝、らしい。
兄貴の本棚にささってた。
「コピーライター」のところを「ゲーム企画屋」にしたら今でもありそうな。
デタラメで、アホらしくて、面白いけど、鬱入った。
495 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/18 03:33
サイシモンのTHE CODE BOOK 暗号解読
を読んだ。
これ読んでると暗号を規制することは無意味に感じる。
量子暗号がある程度使える用になってるとは知らなかった。
民間がここまで使える用になってるってことは政府はすでに
使ってる可能性があるなあ
墜落遺体 飯塚訓 講談社+α文庫
日航機墜落事故の犠牲者の身元確認責任者であった
元警察官によるノンフィクション。
2ちゃんで知って読んでみた。
途中、何度も顔を上げて、ただ時が過ぎるのを待った。
文中にあった警察官や医師のように。
遺体の凄惨な描写もさる事ながら、乗客達が遺した思いが、
遺族が家族を探す姿が胸を打った。
ただ時節柄、どうしてもWTCテロと重なってしまった。
こんな事故に重ねられる事件が起こった事が口惜しい。
村上春樹フリークで秋山瑞人信者
どっちも独特の雰囲気がある
「裏庭」梨木香歩
とてもいい話なんだけど、これって児童文学?。>471
胸にぐっさりくる文章が多くて…
癒しに対する時に冷厳な視点が俺には
つらいこともあった。軟弱者だから。
499 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/28 03:22
>>496 >>墜落遺体
アメリカのテロ事件の時この本の内容を思い出して
今後現場の人々が味わうであろう苦労を思い起こして
同情してしまったヨ
500 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/28 03:26
『墜落遺体』は買う勇気がなくて、立ち読み数回でとばし読みしたなあ。
そのくせ、『日航機は自衛隊が撃墜したあぁああ!』(正式タイトルに非ず)なんて
買ってしまった自分……。すげえ電波本だった。
ミリタリー漫画家の大御所、小林源文さんの描いた、現地で遺体回収に
当たった自衛官の漫画があるんだけれど(PXマガジン掲載)、これも
すごかった。自衛官が123便が運んでいた冷凍魚を死体袋に入れる
シーンがあるけれど、『墜落遺体』に関連シーンあったっけ? 読み飛ばして
しまったのかな?
ライトノベルしか読んでいない、
という人にも絶対お勧めなのが、宮部みゆき。
彼女の作品はどれも非常に読みやすいです。
まず最初に読んでもらいたいのは「龍は眠る」
超能力モノで、後味の良いハッピーエンド作品です。ぜひどうぞ。
宮部みゆき、恩田陸、加納朋子とかオススメ。
ラでは秋山瑞人、上遠野浩平あたりを読んでます。
503 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/28 22:36
昼間はライトノベルしか読んでいませんが、夜には蘭●生や●鬼六などを愛読して
おります
504 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/28 22:58
いいですよね、宮部みゆき、加納朋子! はずれがない!
『いちばん初めにあった海』(加納朋子)をついさっき読み終えました。
ただただ感動。
この人は短編連作も上手い。『ななつのこ』『魔法飛行』『硝子の麒麟』など。
読まないのは損だと思います、かなり。
森博嗣を読んで悶絶した。
506 :
イラストに騙された名無しさん:01/10/29 01:40
先週買った本
ライトノベル ミドリノツキ(下) KLAN(2)
その他 掌の中の小鳥(加納朋子)、モンティニーの狼男爵(佐藤亜紀)、血と夢(船戸与一)
甲賀忍法帳(山田風太郎)、ライシャワーの日本史、宇宙の戦士(ハインライン)
悪者見参(木村元彦)、夏と花火と私の死体(乙一)
まんが ミスターとマダム(遠藤淑子)、孤島の姫君(今市子)
半数はぶくおふで購入。まだ2冊読んでない。
しかし 我ながらようわからんラインアップだ。
>506
「マダムとミスター《遠藤俊子:花とゆめコミックス》」
揚げ足取りスマソ
って、オレも作者名間違えてるよ。禿しく鬱。
ちょっとエリア88風味の「戦闘妖精雪風」、
ハードボイルドな雰囲気の「ライトジーンの遺産」ときて、
同じ神林長平の「今宵、銀河を杯にして」を読んだらぶっ飛んだ。
ナンセンスというかなんというか…同じ作者でここまで作風が違うとは。
冒頭を読んだ後積読に。ううむ…
もったいない…
>510
余裕のあるときに再開するよん。
自分の脳みそには、疲れてるときにあのノリはちときつすぎる。
モンティニーの狼男爵は
面白いけど、ちょっと哀しくなってしまいました。>506
主人公はあれで満足なのかなあ。
雪風いいよね。2巻も読んだかい?>509
どうしても読みたくなって、江戸川乱歩「鏡地獄」を読み返す。いい。
生涯で一番好きな作品だ。乱歩の短編は凄いぜ。
>507つっこみ&訂正サンクス。
しかし5巻がどうしても見つかんないんだが、気長にさがそう。
>512 う〜ん。田舎で生まれ育った野心も覇気ない貴族ってあんなもんなんじゃないでしょうか。
だから革命で財産は失っても安楽に暮らした ってことでしょう。
まあ大団円でしょう。男爵は狼のままドニーズの傍にいるでもよかったような・・・
この作者だと戦争の法が好きだなぁ。
宮部みゆきの「堪忍箱」
どうもほんとに面白いのかどうか疑問に感じつつ読んでいる
クリスティ、オリエント急行殺人事件。新潮文庫。
犯人当てはともかくとして、結論へのもっていき方がいや。
(メール欄参照)ってのは個人的に一番嫌いだ。
クリスティの作品、早川文庫のも同時に数冊買ったんだが、訳者の皮膚感覚と合わなかった。
違和感が強く、読み進められない。
なんで!!!! こんなに!!!!!! 『!』が多いんだ。興ざめ。
>514
確かに没落貴族っぽい。オビの恋愛小説というのも
最初はどこが?と思いました。
「そして愛はめぐる」ドリス・モートマン 新潮文庫
離婚より家から出た女性がNYのオークション業界に
飛び込み、激しい競争のなかで、行きぬいていく話。
ギャラリーフェイクが好きな方はお薦め。
不覚にも泣いてしまいました。
「盲導犬クイールの一生」文藝春秋
(写真) 秋元良平 (文) 石黒謙吾
「鳥の羽根」の名前をもつ、人が大好きなレトリーバーのお話。
やばいです。こういうドキュメントものは俺の涙腺直撃です。
集英社文庫・谷恒生
「喜望峰」 昭和55年初版・300円
「マラッカ海峡」昭和56年初版・360円
「ホーン岬」 昭和58年初版・340円
BOOK MARKET にて3冊210円也,現在「喜望峰」を読んでいるところ。
作品の初出は,KKベストセラーズから昭和52年とのこと。
南アフリカ共和国のアパルトヘイト政策を推し進める国内治安管理部局の頭脳
キース・ケインとロザリオ・アンタレス
それに対抗する有色人種のレジスタンス,そして周辺国家の思惑が絡む。
不穏な木箱3箱を積み,混血娼婦リンを拾ったことから,その大きな陰謀の
渦中に巻きこまれる日本国籍定期貨物船「白雲丸」の一等航海士,稲村雅史
主人公の年齢は30代半ばあたり?
アル中一歩手前で若い頃は無茶をしまくった反骨の船乗り,英語を流暢に使う。
この作家が書く,海洋冒険物の主人公は一等航海士が多いい。
貨物船舶の役職肩書き的に,No2〜3あたりのポジション配置らしいので,
物語りの進行として緊張感と格好良さがちょうど絶妙だからかな?
集英社文庫の表紙は,紙がしっかりしているからありがたい。
ウェットティッシュで拭きとれば,見違えるほど綺麗になる。
表紙イラストは土居淳男のクロッキー画で,下絵が見えるほど薄く塗った水彩で着色。
バタ臭いヒロインの半裸がステキ。古臭さ満点,ヤバメナ雰囲気が最高(笑
何よりこうした古臭い冒険・ハードボイルド小説は,日焼けした古本の方が
気分が出てくるように思える,個人的に(笑
520 :
イラストに騙された名無しさん:01/11/08 03:51
東野圭吾「同級生」
学園恋愛モノです。
ライトタッチな作品で爽やかなラストなのでお勧めです。
東野圭吾は「秘密」が代表作だと言われていますが、
あれはかなり後味の悪い作品だと思います。
521 :
イラストに騙された名無しさん:01/11/08 03:59
内田康夫「浅見光彦」シリーズ。100冊近くあるらしいけど、これミステリーとしては一級品ですよ!
水谷豊の酒宴でTVドラマにもなってるし・ライトノベルズの合間に読むと、脳みそがこなれて良い具合になります〜
522 :
イラストに騙された名無しさん:01/11/08 04:09
小説以外もいいんだよね?
最近は宮台真司・大塚英志・東浩紀・橋爪大三郎・柄谷行人などの
社会科学系の本ばっか読んでライトノベル以外の小説は
全然読んでない(藁
「小説トリッパー」夏号の東浩紀と大塚英志の対談は興味深かった。
ザ・殺人術とザ・必殺術なんぞを読んでる。
楽しい。
某スレで度々コピペフォーマットが出てくるので、
どんな漫画か気になって「ヘルシング」を買って読んだ。
最初、国教会と法王庁の争いかと思ったのに
対ナチス戦になってきて個人的にちょいつまらなくなった。
(ナチスが敵ってネタは食傷気味なので)
でも、エンターテイメントとして面白かった。
525 :
イラストに騙された名無しさん:01/11/08 09:14
ウォーレン・マーフィーのトレースシリーズ
100円で「豚は太るか死ぬしかない」を買って、思いっきりはまった。
チコがいいんだよ、チコが
ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズ
「初秋」最高。ホークがかっこいいんだよ
東直己「探偵はバーにいる」
ススキノが舞台。日本人が書くハードボイルドではこれが一番すき
島田壮司「異邦の騎士」
これ以上の「ラストシーン」はお目にかかったことがない。
灰谷健次郎「少女の器」
娘ができたら「絣」と名づけようと思った。
リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」
SFを読んでるような感じがしてめちゃめちゃ面白かった。
寺山修司「ポケットに名言を」
他の名言集にはないセンスのよい選択がいい
例:「上野駅で逃げたあいつ。どこでどうしているのやら」
阿刀田高「ブラックジョーク大全」
腹黒い洒落のオンパレード。とにかく笑える。
自分の手元に置いておくのが危険なので、
本屋に行くたびに2〜3ページずつ読んでる。
「パレスチナ 瓦礫の中のこどもたち」徳間文庫・広河隆一
第二次世界大戦後から大きくうねりを帯びた中東問題。
そのイスラエルの占領地であるパレスチナを,1968年から撮り続けている
著者のフォトグラフと数行のコメントがこの文庫本前半2/3を埋めている。
そして残りの後半は,回想録を中心とした思想録であり,この歴史に対する
ひとつの考察指南書でもある。
このような小冊子を購入し,世の中の欺瞞と無責任を知ったつもりになろうとする
私は,その嘲笑すべき世の中以上に欺瞞であり無責任である何よりの証明だろう。
しかし,それでも知り得ようとすることが,唯一,何がしかの行為に繋がると
信じるのならば,その欺瞞も無責任も嘲笑も喜んで受けよう。
……といった小難しい理由でこの書籍を購入したのでは決してなく,
単純にフォトグラフの中に素晴らしく魅力的な笑顔のパレスチナ美少女が
写っていたからであると言う事は,言うまでもない真実である。
ちなみに,私が心奪われた2枚のフォトのページナンバーに関しては,
歴史的必然を感じさせるレジスタンス行動並の強固で深遠な黙秘権を
行使させていただきたい。
528 :
イラストに騙された名無しさん:01/11/09 01:47
水曜日にサッカー日本代表対イタリア戦がありましたが、
サッカーの話題を中心とした村上龍のエッセイ
「フィジカル・インテンシティ」
お勧めです。
サッカーを全く知らない人でも楽しめます。
自分はこれを読んでサッカーが好きになりました。
突然ホームズブーム再燃。
翻訳物では珍しくイラつかないシリーズ。新潮のやつね。
後期はホームズの一人称があったりする。
でも個人的には、やっぱりワトソンの一人称が落ち着く……。
530 :
イラストに騙された名無しさん:01/11/11 18:32
「空中鬼 《高橋克彦:祥伝社文庫》」
400円文庫、何とはなしに目に付いたんで買ってみた。
今はやりの陰陽師モノ。克彦テイスト全開でなかなか面白かった。
薄いし軽いし何かとライト。お勧め。
おめー、高橋克彦って、アテルイ2世の原作者じゃねーか
532 :
イラストに騙された名無しさん:01/11/11 18:49
>531
同時に大河ドラマの原作者でもあります。
侮れませんよ、克彦先生の芸の広さはー!(w
一瞬芸の広さが帯の広さに見えて、星くず以上にヤバげな表紙を帯で覆い隠す、
表紙カバーが二重!? 状態な著書ばっかの作家なのかと思った。
>530
「鬼」シリーズは他に「白妖鬼:講談社文庫」「長人鬼:ハルキ・ホラー文庫」「鬼:ハルキ文庫」
がでてるよ。総門谷テイスト全開で中々よろしい。
うぇ、長人鬼しか知らんかった!
ありがとう! >534
うへー、買いに行くかぁ。
フォックス出版
「リミテッド アンソロジー07・ニーソックス」
ちょっとした出来心だったんです。
疲労困憊していた脳髄に,表紙が果敢な突撃をしてきまして。
中身はろくでもありませんでした,ええ,天罰。
さしずめ表紙はこんなの
h
ttp://www.foxcomic.com/item/anthorogy/07.html おとーさま,おかーさま,生まれてきてスミマセン (TдT)
昨夜の献立,秋刀魚さん,大根さん,貴方の命の代償がこんな奴で申し訳アリマセン(T◆T)
重い……十字架を…背負ってしまったような……気が…チョット……スル…ナ
09にしておけばよかった。< そんなことだからっ,そんなことだからっ!
「ポケモン・ストーリー」
ギンギラギンの銀の表紙が目印。
ポケモンビジネスをその仕掛け人の一人が中心となって語るというもの。
キャラクタービジネスの大変さと、想像以上のポケモンビジネスの
大きさに感心。
思わずゲームソフトを買ってしまった。
「都立水商!」 室積光《小学館》
農業・水産業・工業・商業などの職業高校があるなら、人類最古の商売=水商売を教える学校だって
あったっていいんじゃないか。と歌舞伎町に都立水商業高校ができたーという話。
まあ バカ本の類だろうとおもたが不覚にもおもしろかった。
作者は劇作家だということだがたしかに小劇場向きの話だ。
しかし、高3年での○ープ科・○ルス科の校外実習って・・・いいんか?
>471.498 ここのスレ読んで梨木香歩読んでみた。「西の…」は児童文学でいいと思うが、
「裏庭」は大人向けファンタジーだと思うが、それもかなり上質の。
やはり大人へ向けてますよね>裏庭
穏やかな文体に安心していると、次の瞬間
鮮やかに切られた自分の心を覗くことに
なったりしました。ほんと上質という言葉が
ぴったりです。
「画商の罠」アーロン・エルキンズ 早川文庫(ミステリアスプレス)
フェルメールをこよなく愛する美術館学芸員クリスが巻き込まれていく
絵画がらみの殺人事件。
この作家は専門的な分野の探偵を登場させるので、業界の裏話的な部分が
色濃く出て読み応えがあります。
人類学教授ギデオンのシリーズも骨に詳しいからスケルトン探偵ってのが、
なんか可笑しいし。でもご都合主義の日本の怪異系探偵ものとは違い、
トリックは緻密です。お薦めの作家です。
>500
亀レスすまん。
>自衛官が123便が運んでいた冷凍魚を死体袋に入れるシーンがあるけれど、『墜落遺体』に関連シーンあったっけ?
今見付からんが、どっかに「鮭」って載ってた。
他にも手の形に似た木の枝とかを遺体と間違って入れたらしい。
6月の軌跡。98フランスW杯、日本代表39人全証言・増島みどり
解説が村上龍じゃなければ完璧だったのに……。
本日,せっかくの休暇にもかかわらず,ちょっと所用があり自室から出られず,
夕方になってやっと自由外出可。
北欧の手作りパンを買うつもりの外出が,つい近所の本屋に。そこで見かけた
漫画ドラゴンコミックス
「ひまわり幼稚園物語 あいこでしょ!」 大井昌和
帯に
「電撃ゲーム3大賞ゲームコミックス大賞 銀賞受賞作家
幼稚園に住み込む浪人生と,そこに通う園児―――
運命の2人は恋に落ちる …かもしれない!?
年齢差14歳のピュア・ラブ・ストーリー(←×)コメディ!」
と書いてあった。
電撃の賞は,小説以外はチェックしていなかったからこの漫画家は知らん。
そうか,こーいう風に漫画家も増えているんだねぇ。
しっかし,あっはっはっはっ,なんだこれっ!
こんな馬鹿で阿呆で奇天烈で幼児性愛願望みたいな漫画,誰が買うんだよ?
こんな1発インパクトのみのような漫画を買う奴の顔が見てみてぇ!!
……俺だよ。
しかし園児のサイズに合う「幼児用パンツ」に,サイドフリルは
付いていないと思うが。
正常な私は,あくまで保母さんの「叔母さん&ハル」萌えです。
本当はメインヒロイン「園児アイコ」萌え……。
見事に哺乳類遺伝子に騙されてます。< いや,違う,遺伝子が間違っている。
>>724 こういう脳幹が壊れてるカンジのコメントには、
なんというか本能的な恐怖を感じる。生き物として。
すまん、山犬。よ、哺乳類遺伝子のせいなんだよ、俺の。
「お前の子供たちを外敵から守れ」って囁くんだよ、奴が。
山犬氏は724に生き物に本能的な恐怖を感じさせる感想を書く使命が出来た模様( ´∀`)
角川文庫「雪の妖精」谷恒生
昭和57年発行の短編小説集,個々の作品の初出は昭和51〜56年。
この作家の作品をここ一ヶ月ぐらい良く探しているのだが,実は
>>519の書籍を
まだ全部読み終えていなかったりする。< 駄目駄目。
これは地下街の古本屋にて105円(消費税込み)にて購入。かなり日焼けでへろへろ。
この作家,現在は日本史の史実の人物(安部清明)を使用したファンタジー的な
祈祷モノというか,アクションモノというか,そういった作品を書いているらしいが,
その作品は読んでないからなんとも。
デビュー当初に関しては,過去船乗りだった(最終階級は一等航海士らしい)
経歴を生かし,海洋冒険小説,海の男を使用したハードボイルド長編小説を中心に
書いていた。
つまり「カッコイイ男」を書いているわけだが……今回の短編では多少,色が違う。
「暗黒の天使」小説推理・昭和56年5月号
519前述の「喜望峰」のテーマをそのまま使った短編。
これはもしかしたら村上春樹の作品,「蛍」と「ノルウェイの森」と同様だろうか?
南アフリカ共和国のアパルトヘイト問題をテーマに,混血娼婦(終止,名前が出ない
『少女』という記述で進む)と彼女と,無頼を気取る日本人船乗りの一夜の物語り。
当時の,日本政府の貿易政策と,南ア現地の法律や意識問題,それを如実に描いた上で,
書かれたP49の言葉が光る。
――いま,はっきりと判った。黒人や混血は知能が劣るので差別されるのではなく,
優秀だから差別するのだ。近い将来,確実におとずれる革命を恐れるあまり,
優秀な黒人たちを虐殺し,あどけない少女に容赦なく弾丸を浴びせるのだ――
その船員の怒りと,しょせんしがない一邦人という事実も痛い。
過の者のその後はいかなるものになるのだろうか,なったのだろうか。
でも,オープニングはほとんどえろ小説,ちょっと興奮(笑
「マニラの傷痕」週刊ポスト・昭和56年1月16日・1月23日号
「闇のジョーカー」別冊小説宝石・昭和56年初冬特別号
「雪の妖精」ブルータス・32号昭和56年12月1日
「ペナンの恋」小説アクション・昭和56年5月30日号
船舶学校を卒業したばかりの三等航海士(サードメイド),早い話が卵の殻を
尻にこびり付かせたヒヨコである主人公が,1度目,2度目の寄港地で
海の男,船乗りとしての心構えや責任を学ぶ成長青春小説。爽快。
「港」野生時代・昭和51年12月号
日本の貿易港を舞台に,その港の娼婦の視点から貨物船舶船員の身勝手さや
娼婦の悲哀やしたたかさなどが描がれる。
百戦錬磨で腕利きの船乗り,チョフサーと呼ばれる一等航海士がヒロインに
手玉に取られる後半は実に笑える。いままでカッコイイ海の男だからなお。
爽やかな風を感じさせるラストシーンも色鮮やか。
「赤道無風帯」野生時代・昭和54年11月号
機械制御の船舶と,寄港料コストダウン等により簡略化された船舶。
つまり,すっかりサラリーマン化した現代貨物船舶という場所を舞台に,
赤道無風帯という太古においては海の難所であった空間の中で,
『海のど真ん中の密閉空間』において,サイコスリラー的な物語りが進む。
暑い風の描写が「にしんの味噌付け」と共に香る。……いや,生活臭いのよ(笑
エドガー・アラン・ポオを「拾った」。
モルグ街は思っていたより面白かったな。
ただ、マリー・ロジェエの怪事件はいまいち。
と思ったら、マリーの方は、現実に起こった殺人事件への、いわばポオの挑戦状だったらしい。
デュパンの(ポオの)推理は、かなり真実に近かったらしい。
本当かどうかは解らないけれども。
読み物としては、マリーは駄目だけどね。
>>546 おおおおおお、谷恒生のファンがいるとは。
熱く(暑苦しく?)語ろうではありませんか……。
とか言いつつ。
「マラッカ海峡」と「喜望峰」と「飛騨一等航海士」しか手元にない、
ホヒィ!
8月から続いた週休一日勤務が終わり、今月末まで休みなので
これを機に揃えたいと思いマス。
>542
これ読んで「ひまわり幼稚園物語」買っちゃったイエーイヽ(´ー`)ノ
幼稚園児より弱い主人公萌え(w
550 :
イラストに騙された名無しさん:01/11/25 01:24
ハヤカワの古典SFに角川ホラー文庫。
安部公房に坂口安吾、笠井潔、武者小路実篤。
[図解]世界のモーターサイクル。
551 :
イラストに騙された名無しさん:01/11/25 02:05
アフタヌーンKC(講談社)
ディスコミュニケーション 植芝理一
全13巻+学園編1巻+精霊編3巻
ブックオフで全巻売っていたので購入。
独特の世界観でかなり面白いが、
好きな女の子の涙を飲むとかスカートの中に
世界の裂け目があるとか作者は絶対に変態&ロリコンだろ。
>551
あの作者はすでに隠すつもりすら無く、それをネタに食ってると思うが(w
>584-589
んー,もしかして私の書き込みのせいで購買欲が?
その結果が「歓び」になれば良いのですが「失望」になってしまったら,
ちょっと罪悪感が……嗜好は個人差があるから。自意識過剰?
購入する(した)作品が,貴方にとっても楽しいものであることを祈ります。
後で,熱く暑く厚くるしく語りましょうか。
ひとまずお題は,「谷恒生は娼婦萌えか否か?」と
ひまわり幼稚園は「ヒロインがおしめをしていないのは年齢的に適切か否か?」
というあたりでいかがですか(笑
ご、誤爆?
疲れてるんだよきっと。
ほら、甥姪に振り回されて。
だからこんなとんまな誤爆しちゃったんだよ。
>554-555
すまん,「553」での記述は「>548-549」とするべき場所だった。
つ,疲れているのだろうか……いや,そんなことは無いと思うのだが。
毎日,AM3:00まで遊び呆けて,AM11:30に起床する,
睡眠時間バッチリ8時間以上キープの生活だったのだし。
さて,今回はペンネームCくんが出ている作品を見つけたよっ!
小学館・サンデーGXコミックス
「TRAFFICKER トラフィッカー 1巻」光永康則
赤いバイク(DUCATI ドカッティ 996)に,ゴッグルを首に提げた
学校制服姿で跨った少年の表紙が目印。
帯には「史上最速のバイク便!!」と書いてあった。
うむ。ドカでなくVTR250かもしれんが,
童顔細身の少年ではなく体重80強のおっさんかもしれんが,
これはペンネームCくんの仕事を如実に描いた漫画の……彼,こんなことしてるんですか?
高速道路から下の歩道橋に飛び降りたり,オーバー200kmからフルブレーキしたり,
交通機動隊とバトルしたり,バイクのリアタイヤで誘拐犯をしばき倒したり,
工事中の高架道路でチキンランしたり,峠でトラックに向かってダイブしたり。
彼の職業が,実にたいへんなものであることを知り,私には出来ないことが分かりました,まる
で,ペンネームCくんが赤ねずみのシュータとして,じゃ,山犬。オマエは何よ?
と聞かれましたら。そうですねー。
第2話「KID NAPPIAG」の誘拐犯,パソコン担当,といったところでしょうか?
……洒落にならんぞ,2ちゃんねらー。
このスレでも評判のよくない田口ランディですが、
『もう消費すら快楽ではない彼女へ』のなかの
「すき間女」と「3代目詩人」の話は好き。
>>547 マリー・ロジェあかんかったか・・・ガクーリ。
俺としては後半で「抄しないで最後までちゃんと読ませろよ!」
と思ったくらい好きな作品なんだが。
大江戸神仙伝 / 石川英輔 (小口敏夫)
ライトノベルになんのかな?
一度日本テレビでスペシャルドラマになったことあるけどそっちも面白かった
始祖鳥記 飯嶋和一(いいじまかずいち)
なんていうか良い話しって感じです
>>558 いや、好きだよ。
だけど、小説としてはどうかと思う。
「闇斬り稼業」谷恒生/徳間文庫/514円
を BOOK OFF にて,100円也。
表紙の絵柄が最高に格好良く「どれひとつ剣豪モノでも」と歓び勇んで購入。
えろ小説かよっ!(悲鳴
いや,この作家さんだから,その手の状況や描写が多いのは判っていた,
だからソレがあることにはとやかく言わん。
がっ,今回の作品は多過ぎっ,行き過ぎっ!
えろが読みたいのなら素直に「勝目梓」の作品でも読んどるわっ,
たらしサラリーマン話ばかりだが,山ほど古本業界に流通しとる,
私は「剣豪小説」が読みたかったんだっ!
女嫌いのストイックな奴が一人くらいいたって良いじゃないか,
女にまったくモテナイ,縁のない奴が一人くらいいたって良いじゃないか,
男嫌いの女が一人くらい(中略) 個性化,図れよっ!
まぁ,最後の大立ち回りには『華』があったので良しとする。
ただメインヒロインは「田鶴」ではなく「お喜美」の方が……この辺がライトノベル読者の業?
「芳乃」と「お由美」と「おりん」のシーンには,ちょっとドキドキ。< 最低
あと,飯喰うシーンもやけに多かった。……資料?
「西の魔女が死んだ」 梨木香歩 新潮文庫
…帯には予言が書かれていた。
中年の夢がつまった作品ですねー>神仙伝>560
シリーズ化しているし、
まあ、ご都合主義がすきなのはライトノベル読みだけでは
ないということですね。
でも辰巳芸者の春さんが好きなので喜んで許します。
「壁画修復師」
新潮文庫/藤田宜永/438円
平成13年10月1日発行の書籍を BOOK OFF にて発見,200円也。
ご存知の方も多いいだろうけど,この作家はついこの前の「直木賞」受賞作家。
その際の作品名は「愛の領分」恋愛小説だ。
この人,当初は「冒険小説」や「ハードボイルド小説」中心だったはずなんだが……
まぁ,人物の心理描写に重きを置く人だったし,恋愛感情も重視する人だったから,
違和感はほとんどないのだけど。
大きく評価され,また,芸風が広がったわけなんだから,一ファンとしては喜ぶべき
ことなのだろうなぁ。でも,いまいち喜べん,良作だったけど。
今回の作品は5作の短編からなる。主人公は日本人で50歳。
名前はアベ,中世フレスコ画の修復家だが,アベという名前はフランス語的には
『神父』という意味になるらしい。文庫カバーのあらすじには……
フランスの田舎町に滞在して,教会の壁面を覆う中世フレスコ画の修復に打ち込む
日本人男性アベ。孤独の影を宿した寡黙な彼に,町の男たち女たちは,胸の奥に
秘めた暗い情熱をいつしか披歴するようになる。
時には静かな傍観者となり,時には神父(アベ)のように人々の告解に耳を傾ける
アベは,壁画のみならず人間関係の修復にも手を貸すことになるが……。
人生の哀歓溢れる5つの連作短編。
と,書かれている。
当然,アベには過去に秘密がある。それが短編の進行と共に明らかになって行く訳
なのだが,これが続いて最後にアベ自身にスポットがあたると同作家の「理由はいらない」
と同じ作りになるわけだ。
今回の主人公は,過去に秘密はあってもそれはすぐに判明する,そして最後まで
「傍観者」の立場は変わらない。
この作品で,個人的に魅力を感じたヒロインとしては……,
「水に流して」ブリジット
人口700人ほどの小さな田舎に住む,外の世界を知らずに生きてきて,
ル・マノワールという客室7室の旅龍屋のようなホテルをひとり
切り盛りする美貌(?)の女性だ。
猟師と一緒に猪を仕留めたり,小五月蝿い暴走族を火掻き棒を持って
追いまわす豪放磊落で敬虔なるカソリック教徒。50歳。
「タニアの城」ヴィヴィエンヌ
ブルゴーニュ地方,歴史上においては領主だったこともあるド・ヌリシエ家。
現在でも城砦持ちのこの名家の女主人,白いドレスが良く似合う。
生まれは貧農の家,養女に出され苦労の末にシャンソン歌手とデビューし成功。
今日の彼女はこの苦労と努力,そしてド・ヌリシエの先代当主フィリベールに
見初められた結果。2児の母,70歳。
美に年齢は関係ないのである,清冽で凄烈な美しさというのもは魂で決まる。
そこから生まれる立ち振る舞いと気品,そして何より瞳の輝き。
……オバコン,マザコンって言うの禁止。
「ブラヴォー・ツー・ゼロ」アンディ・マクナブ
元SAS軍曹の湾岸戦争の記録。
スカッドミサイルを無力化する秘密任務の遂行のため、著者を含むSASの
兵士8人はチヌーク・ヘリで闇夜の中、シリア国境に近いイラク領内に潜入する。
だが、事前のリサーチでは何もない砂漠と思われた降下地点に、あろうことか
イラク軍の大部隊が集結していた。作戦を中止し、徒歩で(!)120キロ先の
シリア国境を目指す一行。しかし執拗なイラク軍の追跡と、実に三十年ぶりと
言われる猛烈な寒波が、彼等を待ち受けていた。
ノンフィクション。訓練され、選抜された兵士ってバケモンですね。
作戦はそれ以上に過酷だけど。
口絵には一人分94.8キロの装備とか使われた火器とかイラク領内の様子などが
カラー写真で掲載。巻末には軍で使われる略号が30個弱ほど紹介されている。
とろろで「ソーティ」って空軍で「一飛行一任務」をあらわす単位なんだってさ。
ほかにも「(う)へぇぇぇぇ!」と思うことが沢山。
アキヤマさんでミリタリに興味を持った人にお薦め。
書き忘れた。ハヤカワ文庫っす。
とろろ食いてぇー!!
俺も食いてぇー!!
571 :
イラストに騙された名無しさん:01/12/14 00:56
パウル・カレル「焦土作戦」
クラウゼヴィッツ「戦争論」
スティーブン・ハンター「極大射程」
なんかジャンルがかたよってるなー
殊能将之「鏡の中は日曜日」
性格の悪い作者ってイイ!なぶられる快感っつーんですかね。こういうの。
>571
「戦争論」 前巻で挫折したっす… すっげー全部読んだんだ。
「侵略の世界史」清水馨八朗 祥伝社黄金文庫 歴史教科書離れの第一歩としてはいいんでは。
今の日本の教科書が西洋史観(キリスト教)だということがわかりやすく書いてあった。
「中国全省を読む地図」 莫邦富 小学館文庫 すんません中国オタです。
広西省と雲南省はまた行きたい。青海省にも行っておきたい。
「紫苑」 花村萬月 立ち読みっす。 平松伸ニのブラックエンジェルズで宮部みゆきの
クロス・ファイヤーの落ちがついてた……
「火城」 高橋克彦 角川文庫 幕末のプロジェクトX
「空色勾玉 3部作」萩原規子 徳間書店 べたライトノベルだけど
この板では評判いいけどなんか?だった。 勾玉と剣が2つの部族を象徴するアイテム
で破壊と癒し、陰と陽、男と女だというのはありふれていたし、キャラが歴史上
(まあ伝説上もいるけど)の人物がモデルなのが丸わかりなのは如何なものか。
史実とは違うとかこの時代はこうだろうとかと首ひねってしまった。
まるっきりのフィクション設定ならよかったかも…
574 :
イラストに騙された名無しさん:01/12/16 05:09
『白い薔薇の淵まで』
合わない人もいるだろうけれど、やっぱり凄い作家だ。中山可穂。
>573
「戦争論」、レクラム版の新訳は抜粋だから、読みやすい。
値が張るのが難点だけど。
『セクシーボイスアンドロボ』黒田硫黄
漫画板ではさんざん叩かれてる黒田硫黄だがやっぱいいわ。
俺はこーゆー話をラノベで読みたいね。
14歳だよ、趣味がテレクラで人間観察だよ、将来の夢がスパイか占い師だよ。
ラノベでもいけそうなんだけどなー。
誰かいないんかね、こういうキュートかつクレバーな女の子書ける人。
「傷だらけのマセラッティ」徳間文庫/北方謙三/505円 1992年初版
(あらすじ)……ハードボイルド・青春ピカレスクロマン小説?
大村啓司が今の自動車整備工場に勤めて三年,金を貯めて自前の車を駆るのが夢だった。
賭け金のとりたてが縁で親しくなったチンピラの上島が,飲み屋のマスター・清水の
依頼でヤバい仕事に手を出して刺殺された。見殺しにした清水は許せない。
復讐を果たした啓司は,工場から奪ったマセラッティで信州路へと逃亡した。
警察,清水につながる男たち,そして啓司の三つ巴の壮絶なカーバトルの始まりだった。
この人の作品はアタリハズレが大きいのだけど,この作品は私の好みにおいて『中の上』
本編中盤までの展開や描写は好きだ。
しかし,後半はスピーディでカッコイイけど主人公への共感度が低くて駄目だ,薄っぺらい。
しかしこの人の作品を読んでいると,
「ハードボイルド小説は,男性にとってのハーレークイン小説」
という説に,頷かずにはいられない。
ハードボイルド小説ファンには痛い言葉だが,ある一面において真実なんだよなぁ。
「狼の領分」徳間文庫/花村萬月/552円 1998年初版
(あらすじ)……ハードボイルド小説
ヤクザ稼業から足を洗った‘なで肩の狐‘こと木常は,元関取・蒼ノ海と,福岡組から
かっさらった現金二億円を持ったまま札幌の旅館に居座っていた。ひょうんなことから
女将の純子と関係ができ,彼女の弟を通じて札幌の愚連隊を束ねる大神と知り合う。
大神に魅せられた木常は地元暴力団への殴り込みに手を貸すが,福岡組からの圧力も
かかり二人は決闘せざるをえくなくなる。
この人の書く物語りは,微妙に危険な意味でライトノベル的だと思う。
なんつーかキャラクターが漫画調なんだよなー,単純でとんがって,短絡的。
肉体的特徴(ガリ痩,デブ,美形)や精神構造(愛,友情,敵味方)もデジタル。
その上,敵味方の入れ替わりが簡単に起こる,止めてくれ。
愛情や執着や憎しみや嫌悪や執着が,簡単に生まれたり消えたり戻ったりするのは……問題ないか?
あと,微妙に(モロに?)ホモ臭いのと,妙に肉体破壊的な描写に力を入れるのは好みに合わん。
そういやこの作者,ホモサド疑惑あったよな,納得だ。
「灼熱の戦場」徳間文庫/谷恒生/440円 1988年初版
(あらすじ)……社会風刺冒険小説?
七〇年代に日本の若者を魅了し,やがてアンゴラ解放人民運動に加わり,消息を絶った
天才的映像作家・龍前耕作がタイに姿を現わしたという情報を得て,新進のルポライター
荻尾和之は勇敢,バンコクへ向かった。
だが到着草々,何者かにパスポートを奪われ,犯人を追った萩尾は,麻薬と売春,
難民の溢れる混迷するインドシアの渦に巻きこまれていった。
この作家のデビュー当初のスタイル
「一等航海士を中心とした船員を主役に配置した海洋冒険物語」から,
作風を変え始めた時期の作品。
ただ,世界問題(国家的貧困と格差と混乱,娼婦と兵士)をテーマにしているという根幹は
変わってない。
今まであった冒険小説やハードボイルド的な『精神的タフネス』さや『スタイリッシュ』
さが無くなった。変わりに増したのは,倦怠と虚無感と厭世観。
しかし……作家に世相を読む目はあったのかもしれん,ラストにあの「カブール」の名が。
(作品題材として)紛争地帯の名前を挙げ続ければ,そう驚くことではないのかもしれないけど。
ダメだ、ハイペリオンのどこが面白いのかさっぱりわかんねェ…。
「野薔薇の殺人者」光文社文庫/藤田宜永/486円 1997年初版
(あらすじ)……ハードボイルド・アマチュア探偵小説?
「私」中里雄一は,コンビニエンス・ストアの店員である。
深夜に事件が舞い込み行き掛かりで「探偵」を引き受けることがよくある。
監禁された娘の救出,ニセ札偽造団にまつわる殺人……他人事には首をつっこまない,
が身上の私が,いつも事件に深入りしてしまう。――冒険小説,恋愛小説でも才能を
発揮し,大作,傑作を発表する著者が描く,ハード・ボイルドという原点。
東京下町で酒屋を経営していた家に生まれた次男坊が主人公。
ひねくれもので人情家で口数少ない気骨ある「元船乗り」
とある事件で船を降り,いまではコンビニに経営変えした実家で兄貴の手伝い。
つまりはフリーアルバイターの30代,兄家族(義姉のみ?)からのみごとな冷や飯喰らい。
「他人事には首を突っ込みたくない」などと言いながら,ついつい面倒事を背負って,
ひとり裏路地で,廃倉庫で,小汚いアパートで,ボコられて血反吐を吐いている,
ステキな阿呆だ。これぞ漢だと私は思う。< 歪んでる。
この作品,これがまたこの作家の得意な「連続短編」で今回は全4編。
『第三の人生』『野薔薇の殺人者』『ふたつの愛の物語』『雪の降る街を…』
トリックやその判読方法に光るところは一切見うけられないが,その人間模様,人情物語
というようなところは,本当に光る。
個人的には,後ろ二つの短編のやりきれない「哀しさ」が実に痛くて良い。
ただ……この作家の描く主人公って見事なほど「個体差」ないのな。
『理由はいらない』『壁画修復師』と今回の主人公,そろって
1.妙に馬鹿丁寧な言葉を使う。
2.微妙にインテリ臭い。
3.喧嘩は昔「そこそこ」強く,特に腕力(筋力)があった。
4.過去に大きな傷や失敗があり,それを常に意識し頭の中で独白する。
5.その失敗こそ(のみ?)が主人公に陰影を出している。
子供がいるという差からか『地獄までドリブル』の主人公は僅かに違いがあるかないか
……というレベルの造形差異。
それに最後のストーリー展開(真相)に「人間の2面性」という展開もちょっと多用すぎ。
せめて主人公に関しては
「口調の変化」「性格で聖邪の色分け」「過去の傷を独白ではなく他者からの糾弾で」
というぐらいの変化を与えても良いのでは,と思う。
まぁ,いいか。これはこれで,この作家の味であり個性であり様式美と思えば。
現に立派な賞も取ったのだし,素人の私がどーこー言うことじゃないよな。
それに嫌いじゃないしね,こーいう様式美キャラクター。
582 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/14 05:24
山犬発見!
>582
遅。いまごろ何言ってんだか。
今さら何を・・・っていうのに大はしゃぎで騒ぐのが
彼の芸風。厨らしいステキな生き様だね。
585 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/14 23:37
友人に進められて同人誌(小説)の「空の境界(上、下巻)」(各1500円)を購入。
この作品を読んで見て、富士見や角川、電撃なんかでプロ名乗ってる作家の低レヴェルを思い知る(鬱
ここのサークルさんの事、エロゲー業界とライトノベルズ業界では禁句だってさ(各業界の友人談
何かを誉めるとき、他のものを貶めないと誉められない
そんな>585のお薦めじゃ、たかが知れてるね(笑
月姫関連の信者は信用ならん。
葉鍵板住人を相手にするのと同じ徒労。
>ここのサークルさんの事、エロゲー業界とライトノベルズ業界では禁句だってさ(各業界の友人談
その話題を持ち出すと狂信者が暴れ出すから禁句なんだよw
何か妨害があるとすぐ陰謀主観を持ち出す
お気楽極楽な思考の持ち主は生きるのが楽そうで良いね
589 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/15 00:00
>>585 >富士見や角川、電撃なんかでプロ名乗ってる作家の低レヴェルを思い知る
確かに(w
同人ショップでバイトしてるダチの話だと記録的な売れ行きなんだと。
同人、しかも小説でここまで混雑して売れた本は市販でも無かったんだと。
12日は長蛇の列で即効売り切れになったんだってさ。
どうでもいいが、585は死ぬほど宣伝が下手。
ひさしぶりに、京極夏彦を読んだけど
やっぱこれは、キャラ萌え小説だな。
>>585 確かに葉鍵が一押しの「大作」が、同人サークルが1/3以下の値段で発売した
同人ソフトに数倍の売り上げ差を付けられちゃあなぁ(w
>>591 宣伝じゃなくて憂いてるんだろ。文章みて察せよ、ラ板厨(w
今は「同人」でも将来は「プロ」ってことだな。
憑奇っ枯、語尾の(wはどうにかならないの?
いわしのあたまもしんじんから。
しんじるものがあるひとは、いいなあ。
空の境界が売れてんのは月姫買った奴が
そのまま購買客になってるだけだろ。
もちろんそれなりに面白いんだろうが。
月姫自体も同人だからあそこまで力を入れてあの値段で
売ることができたんじゃないのか。
プロだと利益でない気がするが。
一昔前、山田邦子のTV番組を見ている人間に
「愛が勝つ」「それが一番大事」などのCDが馬鹿売れしてた。
知り合いの一人が「いやー、いい曲だよ、CD借そうか?」
と言ってくれた。
その知り合いは別に、SMAPだのジャニーズ系、小室プロデュースの曲
を論難することはなかったが、なんて答えればいいのかわからな
かった。
いまも、空の境界をほめたたえる人に、なんて言えばいいのかわ
からない。
葵星円の同人誌持ってる奴いない?
601 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/15 02:11
>>601 プロモーティングやビジュアルディレクションは出版社にも見習ってほしいな。
中身は読んでないから知らんけど。
>>601 月厨は元の居場所に戻って下さい。
珍妙な臭いがします。
そういえば月姫は京極をパクった作品だと風評が流れていますが
604 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/15 02:23
>>603 おいおい、俺は、荒俣からパクったって聞いたぞ
>>603 それと、お前みたいな阿呆を「釣られた」って言うんだぞ(藁
「空」の作者は95年から書いてたって言ってたが(HP参照)。
その頃、京極ってどんな作品出してたっけ?
無視かい(;´Д`)
>>607 お前も釣られるなよ、正直パクリ云々はウィザードブレインで飽きた。不毛。
2年ほど前、Web小説の検索で見つけて読んだ事があったが、
確か陰陽道とか呪術とか全然でてこんぞ、この作品。
言い直し。秋山瑞人の同人時代の本持ってる奴おらん?
煽りなんかに反応するから
月姫信者は厨房って思われんだよ
煽りぐらい無視しろ
>>607 京極の方が作品デヴュー遅かったんじゃ・・・。
>>612 確か「価値無し」として中古屋にも置いてないよ。
内容どーなの? 内容も「価値無し」?
618 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/15 02:45
>>617 持ってる人はほとんど居ないんじゃん
正直、SFはあまり注目されてないし。
619 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/15 09:25
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」(新潮文庫他)
過去あまたの小説を読んだが、これ以上のキャラ萌え小説を自分は知らない。
「捻れ屋敷の利鈍」
複数シリーズを無理無理リンクさせるのって、やっぱり萎え。
そーゆーのは永井豪で充分っす。
S&Mは面白かったのになぁ。さようなら森さん。
621 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/16 12:51
>>619 禿同!「ちょっとニヒルでクールな男性キャラ」なんかに
萌えてる暇あったらコレを読んで
本物のニヒリストの壮絶な悲劇を体感するがよい。
イワンたん〜
622 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/19 16:19
マクマリー有機化学
623 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/19 16:27
>>620ええっ?! 今から読むのに!!(T-T) 萌絵が出てるから買ったのに!!
(保呂草氏はいまいち好きじゃない)
『からくりからくさ』読了。すんげー面白かった。粗筋を要約するとドロ
ドロなのに、ほのぼのとしていて、それでいて怜悧。いい雰囲気の水だっ
た。
「くるぐる使い」読了。短編集。
星雲賞取ってるし一応SF作品ってことになるのかな?
結構面白かった。特に表題作の「くるぐる使い」は切なくてイイ。
基地外少年少女が嫌いな人にはお勧めできないが。
巻末の糸井重里との対談も面白かった。世の中にはヘンな人が結構いるもんだなあ。
625 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/25 10:48
あげるよー
「祈りの海」グレッグ・イーガン
短編集。
星新一がオージービーフを食って育つとこうなる、つーか。
「貸金庫」がすき。
626 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/25 11:14
「ジェーン・エア」C・ブロンテ
嵐ヶ丘書いた人の姉妹が書いたモノ。
なんつーか。読み方によってはライトノベルと思えなくもない。
家に随分分厚い全集があってその中に。新潮文庫のは未読。
なかなかノリの良い話だが、時代色が濃いといやー濃い。
そんなものたいしたことないのかもしれないけど。
「昭南島に蘭ありや」
(上)中公文庫/佐々木譲/705円/ 2001年初版
(下)中公文庫/佐々木譲/629円/ 2001年初版
(あらすじ)
昭和16年,シンガポールに在住うる日本人に引き上げ命令が降りた。
台湾生まれの客家の青年・梁光前は,その日から己の存在を問い続けることになる。
中華の民か,大日本帝国の臣民か。どちらでもあり,どちらにもなれない己とは何か?
ふとしたことから中華義勇軍に入ることとになった光前は……。
昭和17年,日本軍はシンガポールを占領し,昭南島と改名した。
過酷な軍政を敷く帝国軍に華僑は対抗する。
戦争という歴史の歯車が軋みをあげる中,己の存在に悩む光前は遂に決断する。
自分自身の手で自分が何者なのかを示すこと。
そして東条英機暗殺計画が密やかに進行し始めた――。
この作家はお気に入りなので,ほとんど全作品を所有している私です。
で,これはハードカバーを図書館で借りて読んだことがあった。
欲しかったが,でかい書籍は高価だし,何より保管場所に困るので購入を見送っていたのだが,
それが新書版になり,ついに先日の2001年11月に文庫版になったので購入。
これはこの作家が,山本周五郎賞・日本推理作家協会賞・日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞し
名を上げた,第二次世界大戦3部作の1作『エトロフ発緊急電』の姉妹作みたいな作品だ。
作中で描かれる時代背景,その主人公の「自己が所属するべき集団探し,問いかけ」の2点をもって
私はそう断言する。
……もっともこの作者,精神立脚的にアウトローな「何処にも所属するべき集団が存在しない人物」
を主人公にするの得意なんだけど。
ま,他に似た(姉妹)作としては『総督と呼ばれた男』がある。
作中時間だけでなく場所も同じシンガポールだから,共通登場人物に警察署署長のクロフォード少佐,
共通建物舞台としてラッフルズホテルというがあったりして,作家的・同系列作品的に追いかけている
読者が思わず,ニヤリ,とできる演出があるのが嬉しいトコロ。
もっとも,上記2点の物語の内容に関しては,
『昭南島〜』は,主人公がナイーブでインテリな青年,内容は成長物語で恋物語,
『総督と〜』は,主人公がワルで野性的な快男児,内容は暗黒街成り上がりサクセスストーリー,
という似て非なるものではあるが。
主人公に「義侠心・友情」という宿命を背負わせているのは……これは毎回ですね。
ま,共通点としては,どっちの主人公も
1.女で成長し
2.女で身を持ち崩し(そうになり)
3.女に救われる
という,なんともはやな状況ではあるが。
で,主人公の光前は「精神的マゾでスリムふぇち」って事でいいすかね? < 激しく歪曲理解
どーでもいいが,ヒロインの一人である「摩耶」は本当にろくでもない。
下巻P241の記述は,実に的確で……恥ずべき履歴持ちのこの身には実に苦笑ものだ。
また「麗娜」のなんという凛々しさか。
上巻P318の台詞と下巻でのラストの見事な連立が,オープニングの写真に現れているのか。
で,いちばんの貧乏籤はマラヤ共産党の若き幹部「傳順」だろうか。
光前,最後に弁明ぐらいしてやれよ……ある意味コイツ哀しすぎ。
「錆びた波止場」講談社文庫/谷恒生/420円 昭和59年初版
(あらすじ)
かもめ,ポートサイド,アンカー,マスト,ホックスル,すばる,カシオペア……
船員酒場のネオンが涙に滲む。銀ラメドレスの娼婦たちの純愛の涙に。
元一等航海士,積荷鑑定人・日高凶平。因果な名前のせいか,港の一匹狼に次々と
事件がふりかかる。半端な野郎は容赦しないぜ――非情の味がしみこんだ
センチメンタル・ハードアクション連作集。
短編集です。で,前に記述した『雪の妖精』の短編『港』を舞台にしています。
おんなじ娼婦街が出てきて,今度はそこで元船乗りで運が悪く悪運強い男が主人公となった
ミステリー小説……の要素が抜けたハードボイルド小説。
これ,最初の短編『暗黒の天使』が,一応まっとうにミステリー小説になっているから
他のもそうかなと思いきや,全然違います。あとはミステリー要素抜きのハードボイルド。
しかも貧乏娼婦街の浪花節メイン。
なんだかなー,かっこええからええかなー。
ま,この人は,下手に謎やアクション入れるよりは,素直に船乗りのウンチクや,
海運業界の世相の移り変わり,キナ臭い世界情勢を「話題」に入れた作品が良作?
他はあんまり……つまり最近の作品になればなるほどツマラナイと(苦笑
あ,娼婦だけはきっちり登場させてね,この人の一番の売りはソレだし。
「カルカッタ 大真珠ホテル」徳間文庫/谷恒生/440円 1990年初版
(あらすじ)
埃っぽくて薄暗い,カルカッタの大真珠(バラゴン)ホテル。
この最下級の木賃宿には,インドを陸路で渡る旅人が集まる。
作家の加田,噂好きの小田黒教授,若干二十歳の幸丸くん,肝炎に臥せるプロちゃん,
傲岸不遜の狂犬病氏,精霊と話すエスメラルダ……。
一握りの金持ちの裏側の貧困。不可触選民(ハリジャン)がたむろし,
様々な病のはこびる混沌の国に,日本とは異なる時の流れや活力を見出した
人々の生き様を鮮やかに描く傑作長編。
んーと同作家の『バンコク楽宮ホテル』の姉妹作なんだろうな。
主人公が同じだし,幾人か再登場している人物がいるから。
でも,作品としてはつまらないかも。
半創作旅行体験小説,みたいな作りなんだけど,長編にしてオチが無いというのは
いかがなものだろうか?
まだ『バンコク〜』は最後にミステリー仕立ての謎解き的なオチがあったのに,
今回は「え? それでなにがどうなったの?」的な終りだ。そりゃあんまりだ。
ま,あくまで,物語的に旅行記を楽しむ,というスタンスで読むのなら面白いかも。
旅行エッセイって粗悪な「笑えない・役に立たない・ネタにもならない」もの多いいから。
これも「役には立たない」けどね,まず,間違いなく。
「灼熱の戦場」徳間文庫/谷恒生/440円 1988年初版
(あらすじ)
70年代に日本の若者を魅了し,やがてアンゴラ解放人民運動に加わり,消息を絶った
天才的映像作家・龍前耕作がタイに姿を現したという情報を得て,新進のルポライター
萩尾和之は勇躍,バンコクへ向かった。
だが,到着早々,何者かにパスポートを奪われ,犯人を追った萩尾は,麻薬と売春,
難民の溢れる混迷するインドシナの渦に巻きこまれていった。会心の長編冒険小説。
……ゴミだった。
ミステリー仕立てでインドシナの不穏な路地裏の様子と,世情不安定なインドシナ問題を
描こうとしたのだろうが,物語りとして致命的なまでに起承転結のひとつひとつが繋がらない。
「え,なんで? どーしてこうなるの?」的に動き回る周囲の人物たち。
もし私が,こんなヤツらに囲まれてインドシナ半島を南北に走らされたら,
爆弾・銃弾で命を落とす前に,間違いなく思考ロジックが崩壊して死ぬ。
もう,ひと月近く書きこみがないねぇ……。
萩原朔太郎詩集を読んでみる。
犬は病んでゐるの?お母あさん。
いいえ子供
犬は飢ゑてゐるのですよ。
若いころ投げ出した詩集とかって、今読むと面白い。
やっと仕事のひと山を越え,憩いの休日睡眠タイム。
正午すぎに起床し,散髪を終えてから書店めぐりをする,久々の余暇時間。
そういや大型書店に足を向けたのは久しぶり,職場−住居間のルートには
BOOK OFF と雑誌専門の小型の書店しかないからだ。
……つーか,書店が開いている時間帯での帰宅が望めなかったんだが。
とにかくブランクを取り戻すべく文庫本新刊の平置き台に向かう。
おお,電撃文庫の新刊があるな,白い悪魔と呼び名の高い「月と貴女に花束を」
の最終巻がある,ま,2巻で頓挫座礁している読者の私には縁がない。
「A君のなんたら」とかゆー富士見ファンタジアから出ていた書籍の作者は
実は「皇国の守護者」の作家だったのか? まぁ,どっちも読んでいないから
関係ないか……いかん,どうも最近ライトノベルから遠ざかってないか,私は。
よし,ここはいっちょ気合を入れて新刊を入手し,リハビリと行きますか。
おおっ,そう思っているとこれはっ,この作品の新刊が出ていたのかっ!
おおおっ,このバックナンバーも出ていたのかっ,コレは入手せねばっ!
よし読むぞぉーっ!!
そして今,いきつけ(だった)ジャズBERの机の上には
「ひまわり幼稚園 あいこでしょっ! 2巻」メディアワークス/大井昌和
>>542参考
「ガンダムエース No001 2001summer」ニュータイプドットコム8月号増刊
待ってくれ……見捨てないでくれ。
つーか現在,ライトノベル読みとしての遅れを取り戻すべく,
電撃文庫「リビスの翼」を読みながら同時に読んでいるのは,
「黄金の島」講談社/新保裕一/2000円/2001年5月初版
久々のハードカバー書籍だ。帯表紙には
自由と,豊かな暮らしにあこがれるベトナムの若いシクロ乗りたちの前に,
組織に追い詰められた日本人ヤクザ・タチバナが現れた。
罵涛の先にあるのは,禍いか希望か?
夢を追って命を賭けるか,愛を求めて身を捨てるか!
2年ぶりの長編,圧倒的迫力のアジアン・ノワール巨編,ついに刊行
帯裏表紙には
荒波を乗り越えて日本に行けば,冷蔵庫やテレビのある暮らしができる。
そして自由も手に入る――ベトナムの若者たちは夢を見た。
もう一度,愛する人に会いたい――日本を追われ,ベトナムにたどり着いた
ヤクザは,帰国を決心した。
そして彼らは<黄金の島>へと船出した。
舞台の中心となるのは,日本でバブルが弾けた数年後の1993年。
やっと鎖国政策を解いたベトナムのサイゴン(現ホーチミン・シティ)だ。
共産党へのコネもなく,学歴も金もない,ベトナム南部のシャム人の血を引く
漁村出身のシクロ(自転車の人力車)漕ぎの少年「ブイ・クック・チャウ」
思慮深く,気配りと甘さにより人望のあった元船乗りの元ヤクザ「坂口修司」
坂口をハメ,組を追い出した兄貴分,月慈会の幹部「砂田幹靖」
砂田の情婦にして坂口の思い人,そして坂口を放逐するのに手を貸した「持田奈津」
チャウの従兄弟にして保護者,彼に生き方の指針を与え,彼らグループをまとめる
バイクタクシー乗り「ホイン・ヴァン・カイ」そして相棒とも言える「ディエップ」
サイゴン統治副総裁を務めたことのある叔父を持ち,サイゴンのストリート顔役
でもある「グエン・ウォック・リー」
リーの手下で,汚職にまみれた警官「ドアン・カック・キエム」
彼らの織り成す愛憎と人間劇は,どのような荒波の海洋を描くのか――。
ちょっと自分で歩いた,バイクで走ったサイゴン(現ホーチミン)のストリートや
路地,ビア=ホイの中国老人,シクロのおっさんを思い浮かべながら読んでいる。
で,ひとつ疑問があるのだが4区ってそんなにヤバかったっけ?
私は普通にそこを通ったし,歩いたのだけれど……ま,年代が違うのか。
637 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/10 09:19
村上春樹の小説を読んだ後は無性にフォーチュンクエストが恋しくなる。
おいっ!
『戦争と平和』の一、二巻はナターシャ・ロストーワ萌え小説だろ?
639 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/12 20:56
雑誌:CYCLE SPORT、ダンチュウ、TARZAN
小説:獅子の門、餓狼伝、虎の道・龍の門(今野敏作品)、マジカルランドシリーズ
漫画:餓狼伝、まにぃロード、ソツカネポルカ、ブラックジャック、空手小公子 小日向海流
実用書:ビック・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本、ブッタの箱舟(中沢新一、夢枕獏、宮崎信也(?)の対談集)
2,3月で読んだものを記憶の続く限り書くとこんなものです。
ああ,雑誌も書籍だね。
感覚としては,雑誌は雑誌であって書籍ではない,という気持ちがあるのだが,
実際は書籍には違いない。どうも消耗品の香りがするのが失念の理由か。
雑誌かぁ,あんまり買わないんな「mono モノ・マガジン」ぐらいか。
「男の隠れ家」という雑誌を買うこと,たまにあるけど。
実用書は「旅の指さし会話帳」「個人旅行」をそろえ始めてるところ。
他に「世界地図がよくわかる本」東京書籍/萩野洋一/1800円
漫画では「クロノアイズ 5巻」講談社/長谷川裕一/533円 を最近購入。
「だって愛だもん」白泉社/橘裕/505円 を購入したのは,いつだっけ?
641 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/12 23:27
「グローリアーナ」マイケル・ムアコック/大瀧啓裕/東京創元社
実はムアコック初挑戦。一日で一気読み。
642 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/13 22:22
ライトノベル作家ってどれぐらい資料を読みこんでるの?
伝奇小説を書くのなら...
遠野物語ぐらいは...
山犬さん頑張ってるなー、谷恒生「北の怒涛」が見付かるといいね。
>643
それは某板の某スレッドの話題ではっ! ……見てる人,いるんだなぁ。
お気遣い,ありがとう。
で,実はアレ書き込んだ1週間後ぐらいですが
「北の怒涛」集英社文庫/谷恒生/480円 1988年初版
を,BOOK OFFで発見し,入手致しました。
ただ……当然のごとくまだ読めてまないへタレ野郎です。
>644
私はライトノベルズも好きなのでよく来るのです。本の趣味けっこうがかぶるので
書きこみをいつも楽しんでるんだわさ。
「北の怒涛」の感想も楽しみにしてるよー。
646 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/15 20:28
太宰治
安部公房
カナーリ、キテる。
648 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/19 08:06
宮部みゆきって殆どライトノベルのような作品も描いてますよね。
ドリーム・バスター、マサの事件簿、ステップファザー・ステップ、
など。
クロスファイアなんかも系統的にはライトノベル風ですし。
まああれは後味が最悪ですけど。
駆逐艦キーリングとか良いかも
650 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/23 03:32
ダニエル・キイスは全部読んだ。
651 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/23 04:23
「強襲部隊」古本屋で発見、
映画見に行く前に読むべきかつんどくべきか・・・
652 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/23 04:46
おお。
「強襲部隊」同じく古本屋で購入。
1年以上読まず。この間本屋行ったら、「ブラックホークダウン」
のタイトルで文庫化……。
30日までに読めるか微妙。
653 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/23 04:49
源頼朝を読んだけど
白拍子とか六波羅…ってナンだっけ。
歴史わからん…
でも、面白いけど。
654 :
名無しさん:02/04/06 23:40
>1 いろいろ読んでますが・・・・・・
娯楽系ではピアズ・アンソニーの「魔法使いの困惑」シリーズ最新巻で魔法の国
ザンスシリーズ14巻目(人気ユーモアファンタジー)
ライトノヴェルは「暁の天使たち」茅田砂胡で面白い!作家がぶっ飛んでいて!
あとは・・リクルート事件の発端になった元朝日新聞記者山本博氏の「朝日新聞の
調査報道」とかいう政治家と金の話(蜃気楼前総理もでてますよ)
それ以外で最近読んで凄いですねという感想を持った本は「Class(階級)」
と言う本で著者はポール・ファッセル 平等社会アメリカのタブーとか書いてあるので
アメリカは建前上階級は無い事になっているが実は有るんだよという恐い話が書いてある
本でした。
ブルーバックスシリーズ、でいいのかそれと似たような黄色いシリーズ。
あと、野球の本(技術とか歴史)と数学と物理と哲学の本。純文だと鴎外。
あと、女性セブン・・・。
澁澤龍彦のエッセイのネタ(毒薬、黒魔術、博物学etc)って
ライトノベル者の好みな題材だと思うんだが。
小説なら「ねむり姫」は萌え系挿絵付ければライトノベルで通用するかも(w
「哲学者かく笑えり」講談社文庫/土屋賢二/2001年12月初版/495円
お茶の水女子大学で哲学の教鞭をとっている教授が書いたエッセイ。
なんとゆーか,文章が笑える。「言葉遊び」というか「考察遊び」というか
その手のコントのような,ヲタク会話のような,独特のめんどぐさい会話で
しかも,無意味に回転する文書がオチに繋がって……。
しかし大学教授って,意外に(やっぱり?)変なヤツ多いいんだなぁ。
「インドの大道商人」講談社文庫/山田和/1999年12月初版/1143円
写真とインタビュー,そしていくつかの旅行体験談で綴られた写真集。
写真部分はカラーだが紙質はペラペラ,よってページ数が多いい,全347頁。
この書籍は,1979〜1990年の間に首都デリーとインド西部ラジャスタン州において,
ストリートで商売をする人たちを対象としたその仕事風景の写真とインタビューで
構成されている。
インタビューの内容には必ず「家族構成」と「年齢」「月収」がある。
率直に言って,これはやや醜悪な「でばがめ」的な好奇心充足情報誌的な部分が
多くある書籍だと思う。が,正直言って私自身の旅行願望を充足させる「代償行為」的な
ものが多く含んでいる,それは,私自身の旅行スタイルと良く似ているから。
……ただ,私の場合は,収入までは聞けなかったのだけれども。
で,もし我侭をいえるなら,この人たちの「住居」の写真も欲しかったところだが,
ま,低所得者としてあんまり変わらないだろうから,いいのか。
断っておくが,この書籍の購入理由はそういった自分の好奇心との共通事項が存在したから
であって,断じてP194の10歳の工事人夫たる少女の写真に惹かれたからではない事を
断言しておくのはやぶさかではないのだが真実ではないのかもしれない。
あとがきで,インドは1991年の経済改革から,コンピュータプログラマーの人材輸出で,
人の価値観も職業意識も大きく様変わりしたとのこと。
その点で考えると,今現在のライフスタイルや収入状況としては,この書籍に書かれている
情報は時代遅れと言うことなるので,注意。
経済と物流が発達し,そこに住む人々の生活が「豊か」に「便利」になるのは
とても喜ばしいのだろうけれど,いち旅行者のエゴとしては,少し寂しい。
「がぁ〜でぃあんHearts 2巻」角川書店/天津冴/2002年4月初版/540円
……何も,聞かないでくれ。
『ルール』古処誠二 集英社
……読んでてつらかった。それでも読む価値は有った。良作。
ライトノベルの「バッドエンド」できつい、とか鬱、とか言ってるのが、アホらしくなった。
661 :
ageとこ。:02/04/28 00:55
「イギリス人はおかしい」文春文庫/高尾慶子
「日本人ハウスキーパーが見た階級社会の素顔」つー副題から
安易なアンチ「マークス○子」本かと思いきやさにあらず。
もちろん主軸は「イギリスはすごい、えらい」に対して、実際に 現地で生活して来た人の説得力のある(かつ愛着をこめた)「イメージのぶちこわし」ではあるのだが、それよりも、
映画監督リドリー・スコットの私生活が一番わかる本、という点で
とてもすごい本だと思う。監督本人もなかなかイイキャラなんだが
ブラックホークダウンのラスト、「母へ」と献辞が出るけど、その
ばあちゃんに丸々一章あてられてる。筆者の高尾さんを気に入って
連れ廻したり連れ廻されたり。とても、強烈な個性の持ち主。
あとは、失業しても福祉が手厚くてウラヤマシイ…とか。途方もない金持ち
とはどんなものか、そんな屋敷に雇われたメイドはどんな仕事をして
いるのか、とか。二次大戦と英国人捕虜、その通訳をされた永瀬さん
の話、とか。サッチャー手本にしてカイカクなんかするとろくなことにならんな、とか、もりだくさんで非常にお得だった524¥。
「ソロモンの指輪」コンラート・ローレンツ/日高敏隆[訳]/早川書房
言わずと知れたプロトタイプ・ムツゴロウ。
鳥と犬と魚。押井信者は買っとけ。
ラノベ板的にはアレだ、十章「忠誠は空想ならず」より
---「現存するもっとも純粋なオオカミ系のイヌは、極北アメリカのインディアン犬のある品種、特にいわゆるマレムート犬である。」
といっとけば瑞ッ子まっしぐら。
第六章「ソロモンの指輪」はなんかSFだ。ファーストコンタクトものの。人間の知性なんか「知性」のバリエーションのほんの1パターンでしかないのだよなあ、と思いしる。
最近教科書系しかよんでないっす。でも意外に面白い、「民法(物権)」
・・・・すんまそん、石投げないで〜(((;^^)
勉強に疲れたらファンタジーで一休みしてます。
そういえば漏れも最近「詳細世界史」をよんでる。
近代〜現代のあたりはほぼ忘却の彼方。
フランス革命〜ナポレオンの登場・退場なんかすっぽりと空白だった。
…もいっかい「ベルバラ」に手を出すか…
665 :
イラストに騙された名無しさん:02/05/12 17:02
「ライ麦畑で捕まえて」J・D・サリンジャー 野崎孝 訳
「サリンジャーは十代までに読んどけ」といわれるのがわかった。
ヘタに年食ってから読むと「とりかえしのつかない」気分にさせられるね。これ。
単位が足りなくて学校を追い出されたボンクラが、ボンクラをもてあまして夜の街
を徘徊する話。主人公のボンクラぶりといったら、恩師はおろか十歳の妹にまで心配
される始末。チキショウメ。
・おもったこと。
「敷居の住人」とか、ボンクラ主人公好きの輩にはおすすめ。
ブギーの初期を書いていたころのかどちんには、「ライ麦畑で遊ぶ子どもたちが
崖から落ちないよう見張っておく仕事」のくだりが念頭にあったのではなかろーか。
兄貴思いの妹の描写がイイ!
「妹萌えなどッ!サリンジャーが五十年前に通過した場所だッッッ」
ケッキョクソレカイ(´Д`;)
ミステリー、ホラー、架空戦記、歴史モノ
あぼーん
668 :
イラストに騙された名無しさん:02/05/12 22:35
空想科学読本全部。
もちろん批判本もパチモンも含めて。
「南北戦争 49の作戦図で読む詳細戦記」 学研M文庫
南北戦争を舞台にした戦史、では無くひたすら戦場での部隊移動と戦闘を
説明している。銃が普及した近代戦の損害は規模がでかい。正面に突撃を
すると、千人単位で死者がでる。あと、無能な指揮官の多さには笑った。
670 :
イラストに騙された名無しさん:02/05/18 17:54
>>669 確か、リーとグラントか…買ってみよう。
>>671 あ、いい忘れましたがアメリカの地図がないと何処で何をしているのかさっぱり分かりません(w
ついでに学研M文庫のバルバロッサと焦土作戦もAmazonで注文してみますた(w
674 :
今夜は夢にて三村・パーティー:02/05/19 04:42
「遁げろ家康」池宮彰一郎 朝日新聞社
上巻の家康は小説屈指のへタレ.
下巻だと慎重すぎてあらゆるネガティヴな可能性を考えるため
行動がやたら冷酷.
社会思想社というところの教養文庫シリーズを狂ったように集めている。
「世界史の中の女性たち」
「西洋史こぼれ話」
「世界の悪女たち」
「聖書物語」
「フランス妖精民話集」
「ユダヤ民話集」
「世界謎物語」
「エピソード魔法の歴史」
「四次元の国のアリス」
いずれも絶版だが、その手に興味がある人なら読みたくなるのでは?
後は金庸の「書剣恩仇録」。
漫画なら、望月三起也と古賀亮一、あさりよしとお。
676 :
イラストに騙された名無しさん:02/05/19 19:26
古典中の古典だが「ガリア戦記」カエサル。
背表紙の解説では「資料」としての側面が強調されているが、
そこらの架空戦記よりよほど面白い。
戦争ものノンフィクションくらいのつもりで読むべし。
ただ、少なくとも二十歳以上にならないとあの文体の良さは
分からないと思う。
塩野七生のと読み比べるのも面白い。
ちなみに佐藤賢一の「カエサルを撃て」はエロ描写OKの人向け。
講談社版のが巻末に細かい解説がついててお勧め。
677 :
イラストに騙された名無しさん:02/06/01 03:13
「あやしの花乱れにぞ」「無頼船」シリーズ 西村寿行
ハードボイルド、組織を相手に個人で戦う爽快感など、かなりお勧め。
ただリア厨工が見ると多分鼻血を噴く。
というのもエロネタ、というかフェチネタも豊富だから。多分ありとあらゆるシチュエーションが
凝縮されている。この本の真の良さを知るにはとりあえず男(女)になってから。
「前進か死か」「逆撃」シリーズ 柘植久慶著
前者はWW2戦後フランス傭兵隊に入り、以後テロやらなんやらで活躍した男の話、
後者は恋人とセックスすることで自分の先祖にすりかわり歴史を変えようとする男の話。
基本的に作者自身が傭兵・グリーンベレー教官の出身なだけに戦闘に関してはかなり緻密。
ただわからない人は徹底的にわからないだろうし、左な信条の人も見ないほうがいいかも。
すまん、書き込みが汚くて。
ただ、念の為に言うと柘植氏は本もだがむしろ本人そのものの経歴が面白かったりする。
少なくとも漏れは慶応大学卒業後の就職先に「フランス外人部隊」と書く奴も
娘に戦闘訓練を施して枕元に牛でも卸せるグルカ・ナイフを置いてるヤシも
こいつの他には知らん。
>>678 そのおっさんの経歴、胡散臭いんだよなあ。軍オタ的には
信用できない。
全部本当だったら凄いし、嘘でもそれはそれで凄い。
こないだ悪魔辞典買った
悪魔博士になるのももうすぐです
完全自殺マニュアル
自殺するための101の方法
SF。
→「アルジャーノンに花束を」「光の王」「マイナス・ゼロ」「あなたの魂にやすらぎあれ」
「ダーコーヴァ年代記」シリーズ
F・ブラウンの短編集
ファンタジー。
→「魔法の国ザンス」シリーズ
ミステリ
→「評決」「決断」
歴史。
→「三国志」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」「井上成美」「山本五十六」
「桐野利秋」「反三国志」
スポーツ。つか野球。
→「監督」「みんなジャイアンツを愛していた」「三原脩の昭和35年」
漫画。
→いっぱい(w
「楽毅」宮城谷昌光 新潮文庫
中国歴史小説です。三国志よりもさらに遡った時代、
春秋戦国あたりの乱世を生き抜いた軍師の話。
天才軍師諸葛孔明も自らになぞらえた人物の
奮戦譚は二転三転して飽きさせず、作家の力量もあり
読みごたえ十分です。
685 :
イラストに騙された名無しさん:02/08/13 17:40
>684
同じく同じく。
ただ、燕に仕えてから斉に攻めるくだりが短い(巻き入ってる?)ので、ちょっと残念。
あそこが楽毅の生涯の見せ場だと思うんだけど。・・・それだからかな。
同じく、『晏子』も面白いですよ。地味だけど。
686 :
イラストに騙された名無しさん:02/08/13 21:32
A・ビアス
「悪魔の辞典」
太宰治
「人間失格」
鬼麿斬人剣、影武者徳川家康、死ぬことと見つけたり
F・ポール・ウィルソンを読むぜ!始末屋ジャックがサイコー!
マドンナメイト
SFだとビショルドのヴォルコシガン・サーガは出れば買って読むね。
あとは日本人の北野勇作や神林長平、谷甲州、山田正紀あたり。
ミステリは講談社のメフィスト系では朱能が一番注目。次いで舞王城太郎。
面白いけど人に勧めにくいのが麻耶。
ファンタジーは昔買った早川FTの読み返しが中心。
日本人は天沢退二郎、梨木果歩、荻原規子あたり。
漫画はアフタヌーン系を中心に。
文庫化されたものをまとめて読んだ
「どうころんでも社会科」(清水義範・西原理恵子:講談社)
あいかわらずなシリーズ
「生活様式学入門」(扶桑社文庫)
わざわざ金出してまで読むほどのもんでもない気もする、と気がついたのは
読み終わった後
ネタとしては面白いけどねー
「ガンダム「一年戦争」」 (円道祥之:宝島社文庫)
タイトル負けして買ってみたがなかなかどうして
結構まじめにガンダムの「一年戦争」を使った戦争論のような気がする
それゆえにネタをネタとして楽しめない人などは読んではいけない気もする
692 :
イラストに騙された名無しさん:02/08/19 15:09
清涼院大先生
693 :
イラストに騙された名無しさん:02/08/19 15:36
なにも
溺れる魚読んだけど、結構おもしろかった。
英語の参考書と数学の参考書と――
受験なのれす
>>683 >「井上成美」「山本五十六」
これって阿川弘之の?
阿川の「井上成美」は無敵ですよねえ。もう出だしでKOされちゃいました。
ダシール・ハメット。
昔はチャンドラーのほうがはるかに好きだったのだが、今となってはハメット押し!
699 :
イラストに騙された名無しさん:02/09/25 05:25
[Yの悲劇] クイーン 新潮社 大久保康雄訳 下のリンク先は同作他者訳他社出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488104029/ Yの悲劇、ヤオイの悲劇! Xの悲劇のXがいったいなんだったのかというと、クロスチ
ョップのXであったわけですが、Yの悲劇は、ヤオイの悲劇です。一人称としての「わ
い」で、自分の悲劇ではないんです。本当です、信じてください。
と、戯れ言は置いておきまして、クイーンといえば、ライトノベル板では米澤穂信のタイ
トル遊びを通してぐらいしか名前が出てこないんじゃないかと思います。古典にはいっち
ゃうかなーという名作です。マジにあんまり接点がないと思います。しかし、よくよく作
品を、とくにYの悲劇を振り返ってみると、書かれた当時は本格推理ものとして評価も高
く、謎解きミステリとしても、「まずもって犯人わからねえよファックファックファーッ
ク!」という読者の叫びが連呼されたそうですが、現代日本、ライトノベルに馴れた目で
見ると、「なんで犯人わからんのじゃ、このオッサンどもはキスマイアス!」てな具合い
にもどかしく楽しめるのです。
物語は、X、Y、Zとあと一作の、四部作の主人公である、元役者のはつらつじじい探偵
ドルリイ・レーンを謎解き人として展開します。筋立ては、「まわりの人間には犯人わか
らないけど、レーンさまにはわかっているゼー、あと、読者にも犯人わかってないだろう
けどね、フォッフォッフォッ!」という、古式ゆかしいものです。でも、現代の読者なら
犯人モロバレっすよ、Yの悲劇はヤオイの悲劇! クイーンの旦那。わかるっちゅうね
ん! (もともとの発表時は、バーナビー・ロス名義なんで、ロスの旦那!)
よく、最後の最後で、事前に読者に与えられたパズルのピースがうまく嵌るという評があ
りますが、現代においては、乾いてちょっとばかり変形したパズルのピースを、元の形を
想像しながら嵌め込んでいくという風になっています。そのギャップが面白いです。とく
に読者が、現代日本において、若ければわかいほど。私も、ピチピチに若いので楽しめま
した。信じてください。
700 :
イラストに騙された名無しさん:02/09/25 15:57
池波正太郎 稲見一良 佐藤大輔 小林源文 PHP新書
>700
なんかムショーにワラタ(w
イイ感じ。
キム・ニューマン「ドラキュラ崩御」
古田日出男「アラビアの夜の種族」
那須きのこ「空の境界」
が今年読んだ小説の中の三強かな。どれもライトノベルではないような。
ドラキュラ崩御は「外見14歳実年齢●●●歳の美少女吸血鬼VSジェームス・ボ
ンドVSメキシカンルチャドーラinローマのコロッセオ」という、シリアスな
話を描写しようとしても馬鹿な説明しかできない内容がスゲェ。英国的ビブリ
オマニアの極北に位置する架空歴史?話。個人的にはアン・ライスよりずっと
吸血鬼ネタとして面白い。
アラビアの夜の種族は、あらゆる文学評論家を騙くらかした作者の隠れWIZ
属性に乾杯。新聞の書評を見ていても、絶賛しているくせにウィザードリィに
一言も言及していないのに対して無意味な優越感を感じた馬鹿な私。
小説としてはもちろん面白い。WIZ野郎な人はどれだけ元ネタを発掘できるか
挑戦してみよう。玄室とか邪悪な魔術師とか緑の竜とか・・・
空の境界は・・・とりあえず読んでみてとしか。極めてライトノベルっぽいけ
どちょっと違うなぁ、というのが個人的な感想。
新潮文庫ばっかり。
それしか買ってない。
森博司って面白いね。ちょっとはまった
タリー
タリー タリー
(\_/) タリー
( ´Д) タリー タリー
/ つ (\_/) (\_/)ノ⌒ヽ、
(_(__つ⊂(´Д⊂⌒`つ (´Д` )_人__) ))
最近読んだのは
松久淳+田中歩の
『天国の本屋』/かまくら春秋社
『うつしいろのゆめ 天国の本屋2』/木楽舎
『恋火』(天国の本屋3)/小学館
ドラゴンマガジンのBOOKREVIEWに紹介されてて面白そうなので買った。
今なら話題の本として扱ってたりするので探すのは簡単だと思う。
最近よんで面白かったのは『鳥玄坊』(明石散人・講談社)の三部作。
小説としては地雷に近いが、他の著作(薀蓄本とでもいうか)を知ってるとそこそこ楽しめるのではないかと。
…いや、小説じゃない著作のほうが間違いなく面白いんですがね。
「疾駆する夢」佐々木嬢/小学館/1995円
帯に「敗れざる男達(プロ)の幸福な時間,自動車作りにかけた多門大作の挫折と再生
企業小説の新境地に挑む渾身の1867枚」と書いてある。
これは架空の自動車企業「タモン」を戦後の復興期にかけて起こし,それを業界5位
まで押し上げた多門大作の自動車屋としての生涯を描いたものだ。
会社が架空であるから主人公も架空である。
しかし戦後からの「歴史」は事実だから,その間に行われた歴史的転換期や
政府の政策,規制問題,外交赤字問題は(たぶん)明確にトレースしている。
その個々の問題をどのように多門が切り抜けてきたか。
どのような男との出会いが,すばらしい自動車を作れた理由か。そういう小説。
「企業恋愛小説」として,この作家は「屈折率」を既に書き上げているが,
今回も,まぁ同様的な要素が多々ある。
多門は戦後すぐに見合い結婚をしたが,その結婚は良好な経緯をたどらなかった。
ワーカホリックだから。で,晩年期(中年期?)にある女性と知り合っている。
ここんところが,連載していた「週刊ポスト」的だと思う,おっさん願望。
まぁ,総合的には,悪くはない出来ではあった。
「黒頭巾旋風録」佐々木嬢/新潮社/1700円
江戸時代の北海道東部海岸,厚岸を舞台にした,まぁ,義賊もの。
ほら,魚の「にしん」の漁場労働力と,硫黄鉱山での労働力確保などで,アイヌ人への
不当な弾圧や搾取が歴史的にあったので,そこのところをテーマにした作品。
船戸与一には「蝦夷地別件」,この作家にも「五稜郭残党伝」などいくつかの作品がある。
これも同様の……かなーりライトノベル入っているけど。
あまりに軽く,あまりに希望的観測要素の強い,まぁ,100パーセント娯楽作品。
いいのか? これで?
題名どおり「怪傑黒頭巾」が出てきますわ,かんべん。
∧_∧
(´Д` )
/ y/ ヽ
Σ(m)二フ ⊂[_ノ
(ノノノ | | | l ) すまん,腹切って詫びる
やーね
\ 馬 / \ 鹿 / って。
∩ ∩
| つ 「,"|
ヾ∧ !,'っ_ ⊂_,!
/ ・ |ミ / ・ ヽつ
(_'... |ミ ▼,__ |
(゚Д゚; )..|ミ (゚Д゚ ,)・|
(| .、)| (| 、)|
| | | ・・|
ヽ.._人 ヽ._・ν
U"U U"U
カント「純粋理性批判」
キルケゴール(だったような)「死に至る病」
作者名忘れ「パラドックス!」
712 :
名無しさん:02/11/10 09:50
NEUROLOGY for the NON−NEUROLOGIST
third edition
William J.Weinner
Christopher G.Goetz
J.B.LIPPINCOTT COMPANY
713 :
イラストに騙された名無しさん:02/11/10 12:31
チグリスとユーフラテス。
>>706 先生でしょうか?うちのガッコの
714 :
イラストに騙された名無しさん:02/11/10 13:23
最近はライトノベルしか読んでない。
マンガも含めればいろいろあるけど。
仕事で必要な専門書とかビジネス書くらい。
715 :
イラストに騙された名無しさん:02/11/10 16:40
「からくりサーカス」にはまってますが何か?
716 :
イラストに騙された名無しさん:02/11/10 16:45
「戦闘妖精・雪風〈改〉」
「グッドラック・雪風」
講談社ブルーバックスを最近狂ったように読んでいる。
理系学問好きな文系にとっては最高の娯楽書。
あと、古本屋の100円コーナーに置いてあることも多いので、懐にも優しい。
何かしら勉強になるので、ハズレでもスポーツ新聞買って読んだと思えば許せるし。
「墜落の瞬間―ボイスレコーダーが語る真実」マルコス・マクファーソン
「王宮劇場の惨劇」チャールズ・オブライエン
「泥棒は恋の始まり」アン・グレイシー
>>717 せっかくだし文系人にも面白いのあったら紹介してちょーだいな。
あちきは現在、岩波文庫「章炳麟集」。
清末の大学者にして革命家なんだけど、意外に面白い。
まあ、一時代前の人達の読み方とはぜんぜん違うんだろーなーとか思いつつ読む。(w
>719
オススメを一つ挙げるなら
「元素111の新知識」桜井弘(¥1000)
こいつは新品買いしてもモト取れます。もう10回以上通読したな…。
内容は111元素全部(!)の紹介と用途、人体への影響、特徴など。
中学の理科の教科書で、暗記させられた以外の妙ちくりんな元素に
関心を持った人は是非一読を。
「よくこれだけまとめたな…」と唸らされる一冊。
文章もこなれていて読みやすいです。
「ローマ人の物語」
「金融腐蝕列島」
「宮本武蔵」
漫画では「恋風」
722 :
イラストに騙された名無しさん:02/11/29 15:45
大草原の小さな家
紀州雑賀衆鈴木一族
ああ、そうとも、光栄厨さ・・・
724 :
イラストに騙された名無しさん:02/12/01 18:36
「クラッシュ」
今やこれが100円とは・・・
L・M・ビジョルドの「マイルズシリーズ」に
再びはまり読み返し中、いや〜面白いです。
「亡国のイージス」福井晴敏/講談社文庫
まだ50〜60頁程度しか読んでないのでなんともいえんが,文体というか
状況設定というか,書き方というかソコがすごいのな。
時間が許されれば,一気に読みたい作品だ。
この作品は,第44回江戸川乱歩賞を受賞しただけでなく,
日本推理作家協会賞・日本冒険小説協会大賞・大藪春彦賞も受賞した作品らしい。
しかし,そー聞くとすごい作家に聞こえるが,「ターンエーガンダム」も書いて
いると聞くと一気にしょぼく聞こえるような気がする私は「偏見主義者」なんで
しょうか。
727 :
イラストに騙された名無しさん:03/01/01 06:47
石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」
面白い世界ってのは、案外身近に転がってるのかもしれないと思った。
あとは漫画だけど、漆原友紀「蟲師」
1巻を某ブクオフで買って読んだら面白く、2・3巻も纏め買いしてしまった。
むしろ村上龍、宮本輝などのファソでそれ以外に何読んでる?って訊かれたら
「ライノとかも読む」って言う私のような人はこの板にどのぐらいいらっしゃるんでしょう?
729 :
イラストに騙された名無しさん:03/01/03 05:12
ノンフィクション。
主に事件もの。
730 :
イラストに騙された名無しさん:03/01/03 11:26
キングやクーンツなどのモダンホラー。あと司馬遼太郎の忍者物。
最近は古典にはまっている。
「不思議の国のアリス」(集英社文庫・北村太郎訳)
本好きを自認する割に実は初読み。
原文が駄洒落満載の軽快な文章らしく訳者さんが苦労して翻訳された模様。
それなりにおもしろさは出ているがやはり苦しいところが所々感じられる。
ストーリー自体は練り混まれた感じはしないが(あたりまえか)
テンポのよい展開がとてもたのしく一気に読み終えた。
原文も子供向けの平易な文章のようだし原作に挑戦してみようかしらん。
「ロミオとジュリエット」
「ガキ同士が狭い視野の中でどたばたしたあげく一発ヤッタあと自らの愚かしさから自滅する」
とはよく聞く評だが自分もそんな感じがした。
ただこれは戯曲だし「物語の黎明期」の作品としては評価すべきものなんだろうな。
評論家じゃないからそういう評価はしないけど。おもしろさがすべて。
よんでて萎えるのは台詞に入る感嘆詞の多さ(ああ…、とか、おお…とか)。
グインでおなかいっぱいです、ってこれは俺が温帯に毒されすぎなだけか。
目下、受験参考書ばっか読んでます。今年も落ちる落ちる落ちる落ちる・・・・・・
なんでも読みます。ラを特別読んでる訳じゃないが、
ここ住人なんだよなぁ。
>>729 「ヤマザキ、天皇を撃て!」とかいいですよね。
>>731 たしかにアリスのテンポは最高です
『クビキリサイクル』ってラノベになんの?
ぽいけどそうじゃない物としては『暗闇の中で子供』
「ローマ人の物語」新刊買ったヤシここ多そうだな…漏れも当然その一人だが…。
「ガリア戦記(カエサル)」
2100年前の本が読めるんだから文字って素晴らしい。
欠点は人名、特にガリア人の名前がなじみなさすぎで読みにくい所か。
ローマ人武将の方は昔読みあさったローマの政治家たちが沢山出てきて、
記憶がよみがえってくるようで楽しい。ああ、あの人こんな戦争でこんな事したのか。とか。
1〜6巻はガリア人の部族などが沢山出てきて混乱したが、
7巻は唯一知っていたウェルキンゲトリクス(世界不思議発見で知った)が、
全ガリア人を糾合してカエサルと対抗する展開になりおおいに燃えた。
たしかこの人、ローマまでカエサルに連れて行かれて、
助命を申し出られても「自分だけ生き残るのでは申し訳が立たない」と
きっぱり処刑されちゃったんだよなぁ…
現代の戦争物はきらいだけど、こういう古い時代の指揮官がちゃんと前線に出ていた頃の話は、
敵も味方も誇り高くていいなぁ…
>>737 おお不思議(でもないか)。私も今ガリア戦記読んでるよ。
所で塩野七生ってちょっとだけライトノベルだと思うのって俺だけだろうか?
>738
それは偶然。
いま「ガリア戦記」の奥付見たら1964年改稿だと。俺の生まれる前じゃねーか(w
岩波文庫のを読んだんだが8巻(部下による補筆)が載ってなくてちょっと残念。
今日はようやく「ノラや(内田百聞…字が出ない)」を入手したので、
今読んでる「八十日間世界一周」読み終わったらそっちに移ろうかなと。
しかしヴェルヌの「十五少年漂流記」も読みたいし…
作家つながりとか、小説(漫画も)で出てきた本て、
その作品が気に入れば気に入るほど読みたくなるのは何故?
『森博嗣』案外軽めなので読みやすいです。
たまに(結構)地雷がありますけど。
「ノラや」
簡単に言うと「猫がいなくなったよ、えーんえーん」と
いい年こいたジィ様が嘆き悲しむお話なんだが、
猫を飼っていたり、同じ様な体験を持つ人間には身につまされる。
俺も読みながら家の猫思い出して「よし今日はたっぷり遊んでやろう」
なんて普段からは想像できないような気分になった。
ちなみに後半部分は危険。
人前で読むべからず。泣きそうになるから。
てか俺がそうでした。電車の中で目が潤んじゃった…
742 :
イラストに騙された名無しさん:03/01/22 04:48
保守兼ねてカキコ。
「地下鉄に乗って」 浅田次郎
「飛ぶ夢をしばらく見ない」とか大人系の
タイムスリップ系ファンタジー好きな人にはお勧め。
743 :
イラストに騙された名無しさん:03/01/22 05:36
最近読んだ本をピックアップ。
「情報操作のトリック」川上和久、講談社新書
「狩りのとき」S・ハンター、扶桑社
「弾道衝撃」クリス・ライアン
「あいどる」W・ギブスン、角川文庫
「東方見聞録」マルコ・ポーロ、平凡社ライブラリー
「このすばらしき新世界」ハックスリー
「1984年」オーウェル
・・・悪食ならぬ、悪読ですな。
ライトノベル読む人は、結構何でも読むような気がする。
ライトノベル自体ある意味「ゲテモノ」だしね。
ロリ絵の絵本くらいかな
買うときは恥ずかしかったさ
喜びはその100倍だけどな
「情報操作のトリック」身近な話題から、歴史上のメルクマール
となるような事件までを手広くカヴァーする本。現代日本の
マスゴミの問題分析もやっている。”現代社会論”としては
出来のいいほう。
「狩りのとき」激しくガイシュツのスワガー・サーガの中の一作。
苦しいところもあるが、物語のスケールと描写には作者の人生の
厚みを感じさせる。これを読むと、トム・クランシーなぞはバカ
そのもののように思えてくる。
「弾道衝撃」作者自身の人種偏見、女性蔑視、マッチョイズム
がモロに反映された、吐き気がするほど悪質な作品。
かなり稚拙な文体。どうしようもない。
「このすばらしき新世界」「1984年」
SFの古典。書かれてから相当時が経ったせいもあって
ところどころ違和感を感じるが、それでも読ませる。
書かれた当時と、今の時代の風潮が似ているのかもしれない。
SFの凄さを教えてくれた2冊。
あぼーん
747 :
イラストに騙された名無しさん:03/01/22 08:48
池田善昭『『モナドロジー』を読む ――ライプニッツの個と宇宙――』
ライプニッツ『モナドロジー』の解説書。
『モナドロジー』は大して長い著書ではないので、全文を掲載したうえでの解説。
中公名著シリーズの方が安かったし、スピノザ『エチカ』なども収録していたが、
解説つきだったので、こっちを買ってみますた。
『ドラゴンズ・ウィル』をはじめて読んだときには、
まさかネーミングの元ネタの方を読むことになるとは思いもしてませんでしたが。
>解説つきだったので、こっちを買ってみますた。
解説っつーか講読形式になってるのがよかったから。
もちろん中公バックスにも解説はありますが、
『モナドロジー』というより、むしろライプニッツ自身の解説だし。
あぼーん
750 :
も…、なんとか:03/01/22 11:53
小説では
森鴎外の「舞姫」や、夏目漱石の「夢十夜」とか
漫画では
「不思議な少年」とか面白かったな…
で、今読んでいる純文学は戯曲だけどモリエールの「人間嫌い」
今読んでいるラノベが「僕月」
あぼーん
歴史関連の本読んでます。
>>740 むしろ当たりのほうが少ない罠
粗製濫造というのは彼のための言葉
Fは良かったのに・・・
>>743 >「1984年」オーウェル
漏れも愛読しているけど、いつも考えさせられるものがあるね。
個人的には、日本マスコミの報道をダブらせたりすると背筋にゾッと
来るものがある(マス板調でスマソ)。
(^^)
(^^)
SS戦車隊(下)を読んでます
泣けてくる…
最近は京極夏彦
ライトノベルはブギーポップしか読んだ事無し
あとはひたすらマンガマンガマンガマンガマンガマンガマンガマンガマンガ
759 :
イラストに騙された名無しさん:03/04/08 14:29
北方謙三
ハードボイルドが好き。
(^^)
あぼーん
762 :
イラストに騙された名無しさん:03/05/07 12:36
森鴎外「舞姫」
とりあえず京極堂。宮部みゆき。
ハリポタ。漫画は山ほど。
セーリョーインが気になってる。
>>737 ウェルキンゲトリクスが主人公の、佐藤賢一「カエサルを撃て」はお勧めだよ。
ちなみにサトケンは全部読んだがハマった。
あぼーん
阿佐田哲也「雀鬼五十番勝負」
…ここまで読んだかぎり、すっげえ間違ってる気がする。
麻雀できる人は読んでみてもいいかも。
あぼーん
北森鴻。
つっこみ所もあるし作品毎に善し悪しがあるが
「凶笑面」の冒頭にコロッと。
『〜〜この島には渡来神伝説、および浦島伝説に類する
伝承が一切ない。このことについて可能なかぎりの
仮説をあげよ。』(因みにこれ、テストの問題)
自分に取っては、久しぶりにインパクト大の1頁目だったな。
あぼーん
笠井潔の矢吹駆シリーズ。
シリーズ物と知らずに2作目から読み始めたら
思いきり前作のネタバレしてた…。
面白かったんで結局全部揃えたけど。はよ続き読みたいなぁ。
しかしこれ、人に阿智太郎と同時貸ししたら随分
面食らってたみたいだ。そらそうか。
771 :
イラストに騙された名無しさん:03/07/20 17:25
福井晴敏
「亡国のイージス」読むまで知らなかったけど
ライトノベル畑の人だったのか・・
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
銃・病原菌・鉄
世界中の民族間の格差はなぜ生まれたのか、を解明しようとする本。
ごめん、実のところインテリぶって読み始めてみたけど妙に進まない。
話題もおもしろいし語り口も軽妙なのに、なぜか。
ふしぎふしぎ。ライトノベルの読みすぎかしらん。
この前によんだNHKからでてるカンボジアのルポは読めたのになあ。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
夢野久作かなぁ
777
山岡荘八
779 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/31 15:46
柳田国男。
佐々木喜善も読んでみたいけど高いのしかないみたいで・・
ファンタ2の管理人で〜す
781 :
イラストに騙された名無しさん:03/08/31 23:30
御大の架空戦記とか。
あと網野善彦の歴史シリーズ。
日本の中世は今まで高校とかで習ったのと激しく違うじゃねーか、となるよ
>>781 学校で習ってきた歴史はどの時代、国についても深く学ぼうとすると
全然違うことに愕然とする。
ウィリアム・バロウズ 「裸のランチ」
河出で文庫落ちしてたので買ってみた。
…おー、こりゃスゲー、さすが20世紀文学の問題作。
醜悪で猥雑で猥褻なエピソードが混沌たる積み重なりを見せてやがらぁ。
785 :
イラストに騙された名無しさん:03/09/09 17:42
最近は坂東眞砂子のホラー小説読んでました
これから岩井志麻子の作品に手をつけます
786 :
イラストに騙された名無しさん:03/09/09 19:16
有栖川有栖のとか、芥川龍之介のとか、あと最近読んだのは遠野物語/柳田国男、
老人と海/ヘミングウェイとかです。
山形道場ときどき読むよ。
>784
紅夜都市三部作もラノベ臭くてよいぞ。
夏樹静子の作品は大好きだな。
量刑は長いけど、特にお勧め。
あとはノンフィクションもよく読む。趣味柄、法律物が多いかなぁ。
筒井康隆とかどうかな?
結構好きだ。
「文学部唯野教授」とか。
七瀬シリーズなんかラノベ読みには読みやすいんじゃなかろうか?
家族八景→七瀬ふたたび→エイディプスの恋人
の順で読んでね。
新宿鮫シリーズ。漏れ女子高生だから買うのなんだか恥ずいけど
他にはスティーブン・キングとか。キングだから許せるB級さ加減が◎
あとは洋画の原作とかノベライズとか。一人だけの軍隊(ランボーの原作)
かなり良い。
赤川次郎とかも好き系。軽くて読みやすいの多し
新宿鮫シリーズ。漏れ女子高生だから買うのなんだか恥ずいけど
他にはスティーブン・キングとか。キングだから許せるB級さ加減が◎
あとは洋画の原作とかノベライズとか。一人だけの軍隊(ランボーの原作)
かなり良い。
赤川次郎とかも好き系。軽くて読みやすいの多し
新宿鮫シリーズ。漏れ女子高生だから買うのなんだか恥ずいけど
他にはスティーブン・キングとか。キングだから許せるB級さ加減が◎
あとは洋画の原作とかノベライズとか。一人だけの軍隊(ランボーの原作)
かなり良い。
赤川次郎とかも好き系。軽くて読みやすいの多し
↑うお!?なんじゃこりゃ・・・
ハードカバーの背についてる紐で頸絞めて逝ってきまつ
中島義道さんの本。
いろいろ考えさせられる。
最近は右翼っちいのばっか読んでるなぁ。展転社の本とか。
「悪童日記」。3部作なんだけど、この一冊で
終ってもいい作品。っていうか、これで終りに
すべきだったのに。
とりあえず読みやすいので、おすすめ。
佐々木敏「ゲノムの方舟」読んでる途中。
若干、妙な四方八方へ暴走してるとこもあるが面白い。
中島義道「不幸論」
面白いけど、嫌な印象が残る。
「ビジネス板 悪魔の辞典」
リサーチサービス四つの水準
一流:事実と推測を分ける。
二流:事実と推測を混ぜる。
三流:事実を推測する。
:
超一流:推測を事実にする。
Σ ( ゚Д゚)
(( ;゚Д゚))
本村凌二 「馬の世界史」 講談社現代新書
人類史の中で馬という家畜が果たした役割について考察する一冊。
「銃・病原菌・鉄」を読んでから、こういう本が一層面白く読めるようになった。
三田 誠広「いちご同盟」
LAST KISSを思い出したがこっちの方が生々しい感じがする。
というかこっちは本当に主題が『生と死』という感じ。
うん、萌えようなど思ってもいませんよ。ええ。
長谷川三千子 「民主主義とはなんだろうか」 文春新書
やたら面白かった。なまじサブカルチャーが好きなだけに
かえって政治的に保守思想が肌に合う昨今。
ジャック・ヒギンズ 「鷲は舞い降りた」
某メイドの巻が好きな人におすすめ。
ただし、続編の「飛び立った」の方は読まない方が幸せだとおもう。
g
805 :
イラストに騙された名無しさん:03/12/20 20:40 ID:ZQcdF8ct
3周年を6日すぎた記念age。
住人の「気質」つーか、
ちょっとづつ変わってるもんなんだなあ…。
年輪みたいだなw
ブラッドベリ。
「歴史」上、へろどとす、岩波文庫
なんつーか、中と下は登場人物変わるから特に、という感じで
先延ばし、形式は堅苦しいが文章が悪くない。
もっともスタンダートな歴史書で、上はペルシア帝国の辺り。
遠征した王が、他国の王を捉えた、がその他国の王の一言が
気に入って以降連れまわし、自分が死ぬ時には息子にまで
その世話を頼んでいった話萌え〜。
この他国の王の言葉がいちいち美しい(ただし捕囚になった後
に限り)、なんで尊重されていたのかがわかるなぁと。
藤原伊織「テロリストのパラソル」「ひまわりの祝祭」
この作者さんの文体は読みやすいのがいい。ただ女の人が似たり寄ったり。
石原慎太郎と五木寛之
飯嶋和一「雷電本紀」
電車で読んでると眠気を誘われてしまって終わらない
各章冒頭に「明和X年」とかついてるけど、そんな年代いちいち覚えてないから
時系列が把握しづらい…。「始祖鳥記」は普通に読めたのに
811 :
あげ屋さん ◆P1AWcg9OTs :04/02/18 00:17 ID:PvtF3dGN
(・∀・)age!
812 :
イラストに騙された名無しさん:04/02/18 00:24 ID:8nmIL5/T
パラダイム
聖書。……いや、面白いよ?
後は京極夏彦とか、ルイ・ブラッドベリとか、ローマの古典名作とか。
……節操ないって言うな(笑
星新一。
あとアメリカの歴史物、JFK暗殺とかベトナム物とか。
本棚がラノベで埋まってると硬派な本でバランスをとりたくなる(わら
815 :
イラストに騙された名無しさん:04/02/23 12:22 ID:3xk05L9B
料理王国三月号
「お菓子のデザイン」
「パッケージデザインの現在」
いや、もう眼福。
「美味しそう」というより「マろい」。
オペラ萌え。
フランボワジェ萌え。
オーボンヴューたん萌え。
記事「型から見る『かたち』の歴史」
「素材分子中のうごきで、菓子の成型やテクスチャーは決まりますから。特に食品物理学は注目されていて、早速、化学者の勉強会に参加しているパティシエもいますよ」
いや、なんかこう、キませんか、ぐっと。
パソコン関係が多い。(2ch関係含む)
ひたすら電話帳や取扱説明書を読んでる時もある。
817 :
イラストに騙された名無しさん:04/02/24 23:41 ID:oWploRJ7
>>817 誰だか知らんけどがんばれ。真実にしろ真実でないにせよ。
・・・そういえば最近2ちゃんばかりでライトノベル以外の普通の本、読んでないなあ・・・
2ちゃんは良いも悪いも全部人の中身が溢れ出してるから楽しいんだけどさ。
820 :
イラストに騙された名無しさん:04/03/06 00:50 ID:KX7FlcNJ
テリー・ビッスン「ふたりジャネット」
短編集です。
「熊が火を発見する」
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> な、なんだってーーー!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
∩___∩ ∩____∩
| ノ u ヽ / u u └| ∩____∩
/ ● ● | | ● ● ヽ/ u └|
| u ( _●_) ミ 彡 (_●_ ) u |● ● ヽ
彡、 |∪| 、`\ / |∪| 彡 (_●_) u |
/ __ ヽノ /´> ) ( く ヽ ノ / u |∪| ミ
(___) / (_/ \_ ) ( く ヽ ノ ヽ
↑読んでる最中どうしてもこいつらが脳にちらつきますw
ケツの三編、「万能中国人ウィルスン・ウー」シリーズが良い。
鶴田謙二のチャイナさんとか山田章博の小悪魔とか
トニーたけざきとか、あのへんが好きな方にはおすすめかと。
聖書か……
数ページに渡る名前連呼とかはやっぱギャグなんだろうか、アレ。
つか、こいつは絶対残虐描写不味いと思うんだがどうか。
>>821 >>名前連呼
筒井康隆にそんなパロディあったな。
823 :
イラストに騙された名無しさん:04/03/07 09:26 ID:V7P21Ps9
聖書は今で言う同人誌だろ
「三くだり半ー江戸の離婚と女性たち」(高木 侃著 平凡社)
本当はわざわざ読まなくても教科書だけで十分だったんだけど、
個人的に興味があったのでつい借りてしまった。
でも気に入ったから買うかもしれん。
浅田次郎かな。
オーマイガァ!ときんぴかが好きだ。
826 :
イラストに騙された名無しさん:04/03/21 22:02 ID:VOthaaCf
スティーブン・キング と リチャード・バックマン の2人の作品が好きです
>>826 2人か…?あれは2人として考えていいのか…?
ハイセンスなラノベジョークとして流しとけ
エラリー・クィーンとバーナビィ・ロスの2人の作品がs
論理哲学論考
ウィトゲンシュタインかよ。
じゃあ「知覚の現象学」
内田百ケン(ケンはもんがまえに月) 「ノラや」
ちょっと泣けた。
2chのネタスレ
>>832 山崎まさよしの「One more time, One more chance」を聴くと、いつもこの小説を思い出してたよ。
今読んでるのは「とりかえばや物語」の現代語訳。
「文学賞メッタ斬り!」
大森さんみたいな「何でも読んで紹介してくれる人」のおかげで
荒れ狂う新刊の海を潜る目処も気力もでるというもの。
ありがたいこってす。
霧島那智をジョークのネタ本として。
とても自分で買う気がしないから立ち読みか図書館。
よくまあ作家で食っていけるもんだこのおっさん。
結構どんなジャンルでも読むけど、ラノベっぽいのなら
ジェフリー・ディーバの「悪魔の涙」「ボーン・コレクター」
「青い虚空」などがよい感じ。あざとい限りのドンデン返しの連続で、
飽きさせない。
今読んでるのはコーラン。
翻訳の関係もあるんだろうが、アッラー様がなかなかフランクで良い感じだ。
839 :
イラストに騙された名無しさん:04/04/17 22:29 ID:/1O1gxxe
対比列伝 ヒトラーとスターリン
読むのに時間はかかるがなかなか面白い
840 :
イラストに騙された名無しさん:04/04/17 22:52 ID:jThK7gWj
エロ描写があるとか言われて友達にから
ちょっと借りてみた「満月の夜、モビィ・ディックが」
ブラックバスって食えるんだネ。
ライトノベル以外となると、小説はほとんど読まないね。
この前まで読んでいたのが『王の奇跡』。
著者にしてみればどうでも良いような箇所ばかり
一生懸命読んでいたのはいうまでもないw
>841
ちゃんと料理すれば結構いける魚らしいね。>ブラックバス
スー・シェパード 「保存食品開発物語」 文春文庫
最近読んでみたが、かなり面白い。なんとなく保存食を買い込みたくなったり。
ラノベ読みはラノベ以外読む必要なし。
844 :
イラストに騙された名無しさん:04/04/21 07:52 ID:IfUFXX23
そんな決定権が、オマエにあるのか!?
餅つけ。
>>843は「必要なし」だろ。
資格無しではない。
ふむ
谷川俊太郎「夜のミッキー・マウス」
「なんでもおまんこ」
大自然ハアハア
「王国記」花村萬月
最近ニュースに出てましたね。
エロ小説かと思って購入したんだけど、意外にも主人公の思考や、宗教観にハマってしまった。
>>801 いちご同盟って国語の教科書に載ってたよ
伊坂幸太郎はどうだろうか
かなりライトノベルに近いと思うんだが
特にデビュー作の「オーヂュポンの祈り」はよかったよ
「カラマーゾフの兄弟」を読んだ、なんか最近その辺に文学系が転がってる。
面倒くさいし時間はやたら掛かったが、なんか面白かったな。
誰か気付いたら、こりゃ文学だろ、て感じの作品進めてけれ。
>851
三島スキーとして、「金閣寺」「仮面の告白」あたりをお勧めしようか。
>>852 三島なら、会話主体の「サド公爵夫人」を薦めたほうが
この板での受けは良いのではないかと。
いや、戯曲ってことで敬遠してたのだけど、最近図書館で
全集を借りてきて読んだらあまりの傑作ぶりにビクーリしますた。
数人の知人に「金閣寺」や「仮面の告白」を薦めてみたのだけど
「ストーリーがしょぼい」「漢字が多い」「暗い」「最後まで読めなかった」
などと口々にのたまわれたので (´・ω・`)ショボーン
読むべきところはそこじゃねぇ!
TRPGのルールブックとその関連書籍。
「巡洋艦インディアナポリスの惨劇」
のんひきしょん。ジョーズで船長が昔語りしてたアレ。
空想科学シリーズとか。
858 :
イラストに騙された名無しさん:04/06/10 22:32 ID:Z1rcjBGY
大沢在昌
859 :
イラストに騙された名無しさん:04/06/11 00:02 ID:Yt+vqtu9
「麗しの皇妃エリザベト」
ついに手を出してしまった。フィネガンズ・ウェイク(ペーパーバック版)。
読むが大変。全然読み進めない。
861 :
イラストに騙された名無しさん:04/06/11 19:11 ID:L1OnDJ1+
塩野七生、司馬遼太郎、村上春樹。
あとは大塚英志、東浩紀の著作、または執筆、編集してる雑誌。
特に司馬遼太郎、塩野七生はお話がとてもかっこいいのでお勧めです。
オラクルマスター参考書を読んでいます。
前はハヤカワのSF/FTをよく読んでた。
アン・マキャフリィとかデヴィッド・エディングスとかピアズ・アンソニィとか。
いまは、マーセデス・ラッキーとフレデリック・フォーサイスがいい。
あとは生物学の話が好きだな。
スティーブン・ジェイ・グールドとかサイモン・コンウェイ・モリスとか。
そのうち、グールドとともに断続平衡説を提唱したナイルス・エルドリッチの著作も
読んでみたい。
デニーズのメニュー。
アンミラよりドラゴン度が高い。
筒井康隆・編「異形の白昼」
恐怖小説のアンソロジー。1969年刊行。
やっと「くだんのはは」と「暗い長い冬」が読めた。
佐藤賢一はねぇ、世界史が面白くなる。
高校生の頃、この人がいたらなぁ〜、って思う。
なぜか今手元に星、筒井、小松、大伴、豊田、矢野etcといった日本SF界の大御所が60年代に
雑誌でやった座談会(という名のバカ話)を収録した本があるのだが。
もう死ぬ。腹よじれて死ぬ。
>867
果たして、そのメンバーのことを全員知っているヤツがこの板にどれだけいるんだろうか。
と、ふと思ってしまった。
ちなみに俺は、星と筒井くらいしか読んだことない。無知でスマン。
大伴は大伴昌司かな?さすがに読んだと言える人は少なそうね。
30代なら豊田・矢野あたりまで読んでる人間も多いだろう。
>869
平井和正の超革命的中学生集団とか筒井康隆のなにかとか半村良の亜空間要塞とかが
その手の内輪受けだったかなあ。いやあ正直昔すぎて思い出せないが…
東野圭吾の「ゲームの名は誘拐」ってハードカバー、読みやすいですよ。
ライトノベル以外って基本的に図書館で借りますからね、僕はお金ないんで。
矢野徹「孤島ひとりぼっち」がもう一度読みたくなってきた。
豊田有恒の「俺はXXXだ。誰がなんと言おうとXXXだ。その証拠に……」
という書き出しが懐かしい。
横ジュンの横断歩道が訪ねて来るってのもスゲエしなぁ。
あの頃はSFでまとめてしまったが幅広かった。
考えてみるとライトノベルの方がずいぶんと真面目だな。
872 :
山犬。:04/08/29 00:43 ID:3lHl1ePh
現在、佐藤賢一の「二人のガスコン」を読んでいるところ。
この人の、燃える冒険活劇っぷりと、
あまりに情けなく同時に高感度高いヘタレな男性の描き方が好きだ。
赤目のジャックでハァハァいっとけ。
佐藤の作品で、多分一番つまらんが。
>>873 その路線なら、酒見賢一の「語り手の事情」も推しとく。
875 :
山犬。:04/08/30 19:46 ID:tVp0RURG
「赤目のジャック」は最初の貴族の娘さんがヤラレルところでかなり興奮した。
ぶっ壊れた村人たちの行動がスゴイ。村長はりきりすぎです。
「極大射程」
お勧めスレで何度か出てたんで買ってみた。
まさに陰謀好きな鉄砲マニアのための小説。めりけんていすと横溢しまくり。
877 :
クランケ:04/08/31 22:42 ID:NkIqmf1a
とにかく何でもいいから恋愛ものが読みたかったので
これを読んだ
ttp://matsuhisa.com/hbs/lovecome.html それなりに読んでて面白かったし、読んでてドラマ化してる映像が簡単に浮かんできた
が、全体的なキャラクターや出てくる小ネタがどうも
変な風っていうか、この本を喜んで買う層が今ひとつよくわからない…
やたらとアニメ系ネタ、音楽ネタが出てくるが
この本出てくるぐらいのネタは最近のこういう本を好みそうなお嬢さん
(どう考えても主購読層が男とは思えない)には基礎知識なんだろうか
878 :
イラストに騙された名無しさん:04/09/04 00:54 ID:g6XMEK+p
最近読んでるのはピアズ・アンソニイの「ザンス」シリーズ
なんというか…外国のラノベって感じ
言葉遊びとかが多いファンタジー?
ハヤカワだから高くてとても定価で買う気しないから
ブックオフで少しずつ集めてる
村上陽一郎はね途中眠くなるとこがあるけど、面白いよ。
河出で出てるダンセイニの短編集を読んでる。
ディテールを積み重ねて作られていく世界の美しさが素晴らしい。
離散凸解析
MATLAB/Scilabで理解する数値計算
SICP
嶽本野ばらの下妻物語(小学館文庫)がおもしろかったよ。
笑えて軽くて、意外に深い。
おすすめ。
883 :
イラストに騙された名無しさん:04/09/09 11:56 ID:VoIkTsRa
嫌われ松子にハアハア
ゲーテの「ファウスト」とか。
講談社のラノベ系文芸誌の名前にもなってるし。
「何読んでる?」ってのは
>>884を例にあげてみると
文学作品を沢山読んでるよ、ってことか
こういう作品を読みました、ってことなのか、どっちだ?
どっちでもいいから、おまいも読んだ本を晒すのだ。
ここ最近は、ずっとケルベロス第五の首を読んでいるんだが、いまだに
わけわからん。SFマガジンのネタバレ座談会を読んでも駄目だ。
888 :
イラストに騙された名無しさん:04/09/10 13:17 ID:wRTlYCFg
シュペーアの「第三帝国の神殿で」あんな政権負けてあたりまえじゃん・・・
889 :
イラストに騙された名無しさん:04/09/11 20:45:12 ID:iQavvr3b
佐藤、西尾あたりのミステリを少々
>>889 俺もそれ読んでラノベ卒業かな?
と思ってミス板行ったらラノベ扱いだったよ。
がっくりときた。
>>890 「xx卒業」なんて考え方からは卒業した方がいいと思うぞ。
本を読むのは自分の楽しみのためであって、本を読んでいる自分を
他人に見せるためじゃない。
892 :
イラストに騙された名無しさん:04/09/12 17:15:19 ID:xtYghm8g
>>892 スレのほうを見てみた。
哲学系ってのはどうして固有名詞の連呼をするんだろうといつも思う。
わざわざ入りにくくなるように、自分のお勉強履歴をひけらかすように。フランスやドイツの学者の名前を列挙し、
わざわざ術語を術語で説明して、しかも文の主語述語の間が以上に長い。
ところで筒井の方はしってたけど、そこで幽々白書を引き合いに出したレビューはいかにもだな。
どこからのコピペかしらないけどそういう時代なのか……
>>893 それは固有名詞ごとが整理しやすいからでつよ。
スレがイヤ〜な感じに見えるのは、内輪向けに話してるからで、
見てほしかったのは、最後のほうの『開かれ』に関しての辺りでした。
895 :
山犬。:04/09/15 12:38:21 ID:MTrnR1Ri
やっと二人のガスコンを読み終わり,現在「汚れた英雄」2巻を読んでいる。
2作品とも強い男でありながら,主人公の主義主張にあまりな違いが。
汚ねぇなぁ。
独習C
新Linux/Unix入門
行政法判例百選
ラノベが精神的な意味での糖分になっています。
魔術はささやく」宮部みゆき
ああ、畜生。すげえ面白かった。やっぱり食わず嫌いはダメだ。
読了後ぐだぐだと
90年代のサイコサスペンス流行りはこれが源流だったのか、とか。
つうか源流が一番面白いってどうよ、とか。
ひょっとして那須きのこは宮部チルドレンなのか(年代的に合うな)、とか。
思いましたとさ。
「社内犯罪講座」浅川 淳
黒いプロジェクトX。
「ミステリーの薬味をきかせて描く痛快カイシャイン小説!」
と裏にはあるが、生々しすぎてちっとも痛快じゃねえ。
ああ、バブル崩壊前は笑い話にできてたんだなあ。
短編七本の内の最後、「新事業を開拓するために」。
リゾートに色気を出した大企業のゴルフ場開発。
「ゴルフ場」を「オタクコンテンツ」にかえても違和感なさげ、
むしろオチの破壊力が3倍増しでイタタタ。
そういえば宮部みゆきって微妙な所だね。
限りなくラノベに近い奴でも問題提起とかが入っているんでギリ。
ライトノベルじゃなくたくさん本を読んでいるんだ
という虚栄心がよく表れているスレですね
正直ファストフードばかり食ってられんわけで。
「裸者と裸者」打海文三
ガンパレ+大悪司。
このあいだ読んだ「カラシニコフ」がビンゴ予習になった。
あとスワロウテイルなんて懐かしい映画思い出しちったり。
>>900 そんなことが自慢になるという思想がとても不思議……。
本を書くというのならともかく、字が読めれば本読めるぢゃん。
ネビル・シュート「パイド・パイパー」
すげぇ。これ1942年に書いてたのかよ、しかもパンジャンドラム作りながら。
燃え要素一切無いのにやたら燃える。
金田一シリーズ(w
好きだなぁ
905 :
イラストに騙された名無しさん:05/01/19 19:37:32 ID:GdCSNNI9
さびれたスレの中心でageを叫んでみんとす。
「航路」コニー・ウイリス
SFの人が沢山ほめてたのでイーガンみたいな
頭の痛くなる話なんだろうなーと思ってたら違った。
むちゃくちゃ頭いい三谷幸喜だった。
ウォジャコフスキー爺さんと一晩中語り明かしたくなった。
学生の時分にブライアリー先生みたいな人がいればいいのになとおもた。
マンドレイクは、うん、俺は嫌いじゃないぞ?
ああ、それにしてもメイジー、君はCIAを目指すべきだ。
その交渉術があればアメリカはテロとの戦争にも勝てるだろう。
素敵すぎるぜメイジー。
まったく漏れは大森望のいいお客さんだ。
906 :
イラストに騙された名無しさん:05/01/19 19:38:40 ID:GdCSNNI9
さびれたスレの中心でageを叫んでみんとす。
「航路」コニー・ウイリス
SFの人が沢山ほめてたのでイーガンみたいな
頭の痛くなる話なんだろうなーと思ってたら違った。
むちゃくちゃ頭いい三谷幸喜だった。
ウォジャコフスキー爺さんと一晩中語り明かしたくなった。
学生の時分にブライアリー先生みたいな人がいればいいのになとおもた。
マンドレイクは、うん、俺は嫌いじゃないぞ?
ああ、それにしてもメイジー、君はCIAを目指すべきだ。
その交渉術があればアメリカはテロとの戦争にも勝てるだろう。
素敵すぎるぜメイジー。
まったく漏れは大森望のいいお客さんだ。
907 :
904:05/01/19 19:41:39 ID:GdCSNNI9
sageてばかりいたらビュワーがジャムった。糞。
>>907 しかもレス番ずれてるし。
面白そうな内容だからまあ許すが(w
主として幻想文学を読みあさる日々。
……モノによっては今時のラノベ以上のラノベぽかったりするのが何とも。大抵はバッドエンドだが(例:マルセル・ベアリュの「水蜘蛛」)
910 :
山犬。:05/01/20 18:13:51 ID:xzhXMy12
BOOK OFFで見つけた「帰ってきたアルバイト探偵」を現在読んでいる。
大沢在昌,最近微妙に低調だったから1500円を新刊で買う気が出なかったが,
古本ならOKだ。
これで面白かったら次回作からはまた定価で買おう。
今のところキャラクターの魅力で引っ張っている感じ。
……ってこれってライトノベルと同じ? < 同じです
911 :
888 :05/01/21 16:31:59 ID:mQvZiF+A
はて?航空宇宙軍史や征途もラノべに入るのか?
912 :
イラストに騙された名無しさん:05/01/21 17:01:47 ID:CoV8x8Sf
村上春樹の「ノルウェイの森」とか。
でも普通にラノベのがはっきりしてておもろい。
村春は世界観だけってとこがあるしな
『国語入試問題必勝法』清水義範
笑えます。入試をメタられるとは思わなかった。
読むのは文庫。
ラノベ以外はホラー、SFくらいしか読まない
だからといってラノベのホラー,SFはあまり面白いとは思わない。
海外ならキング、マキャモン、クライヴ・バーカー、ブラッドベリ、ディックとか
日本なら乙一、貴志裕介、小林泰三、沙藤一樹とか
なんかひどくかたよってるな、
最近読んだのはキングの「ファイアースターター」
キングの超能力ものの中でもかなり面白いやつだった。
《店》に捕まってからの父親の自分を捨ててまで娘を守るための行動に感動した。
アントニィ・バージェス「時計じかけのオレンジ」を読んでみた。
キューブリックの爽やかバイオレンス映画の原作。大体の筋は同じだが違って
る箇所が色々とあるので見比べると面白い(主人公が家に連れ込んでハァハァする
女2名が原作では10歳2名になってた)。文体が「〜しちゃう」とか「〜っ
てわけ」などという調子で生意気だがある意味痛快。
教科sy
917 :
イラストに騙された名無しさん:05/02/01 22:08:23 ID:3rHmQYm/
佐藤雅彦「毎月新聞」”ストレスフリーという考え方”
佐藤氏がある缶紅茶の商品開発を手掛けたエピソード。
缶のパッケージのデザインが美しすぎたために
「缶を捨てられない」というストレスを生み出してしまった。
買う、飲む、捨てるという消費材のサイクルからみればこれは欠陥なわけで、
「捨てることにストレスを感じないように」きさくなデザインに変更されたのだそうだ。
なんかね、ウブカタさんの「街に出て書を捨てよう」運動の事をチラと連想した。
最近ちょっと古典文学を読んでるんだがなかなかおもしゃい。
919 :
イラストに騙された名無しさん:05/02/10 22:04:10 ID:5JYofAVs
TRON本
920 :
イラストに騙された名無しさん:05/02/10 22:26:28 ID:sXM2FllZ
フランス書院美少女文庫
>>920 ちゃんとタイトルを書け
俺はほとんど読んでいるが中でも「銀盤プリンセス 生意気なMドレイ」がなかなか。
信長の戦争―『信長公記』に見る戦国軍事学
講談社学術文庫 藤本 正行 著
とても面白い。
今まで当たり前だと思われてた「史実」がいかにアテにならないか。
一次資料の重要性を思い知らされます。
フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで
サイモン シン (著), 青木 薫 (翻訳)
素晴らしく面白い。数学に詳しくなくても面白い。
何と言っても360年間解かれる事のなかったの謎というのが、どんなフィクションよりも刺激的です。
去年の大河に影響されて司馬リョウ太郎(字出ない)の「燃えよ剣」読んだら面白かった。
あと梶井基次郎の短編「Kの昇天」は自分読書史中ベスト5に入る
924 :
名無し物書き@推敲中?::05/02/23 12:52:04 ID:NJR5Hx/p
hr
「となり町戦争」 三崎亜記
書評で評価されていたので読んでなかなか良かった。
ハイテンションな電波より静かな電波の方がやっぱり好きだ。
926 :
吾輩は名無しである:05/03/08 12:32:04 ID:PoKbMftV
tt5
927 :
イラストに騙された名無しさん:05/03/08 12:44:26 ID:kKXw40zk
GOTH
「万物理論」イーガン
”-------宇宙はただひとりの人間のまわりに静かに結晶するのよ。”
うわ、ロマン袋に直撃。
まさかイーガンで。
「国語入試問題必勝法」(清水義範)
Jane's GUNS RECONGNITION GUIDE
500ページに渡って銃の略歴がずらずらと…頭痛ぇ…
どすこい
積極的に読んだわけじゃないが高校時代、古文が好きだった。
平家物語みたいな戦記ものより枕草子みたいな日常をえがいたようなものが特に。
934 :
吾輩は名無しである:2005/03/21(月) 13:35:29 ID:Tqrhvg56
u
>>931 参考書のコーナーに探しに行かれたら困るし……ねぇ?
>>935 いや多分だけど、本文で良いんじゃないかなと……。
精神医学書とか月の周期と精神病者の関連とかそっち系
938 :
吾輩は名無しである:2005/04/05(火) 13:20:27 ID:ST7CeA92
k
「ファウスト」やシェイクスピア
台詞がほとんどであるのが原因かと。
リプレイみたいだからなぁ
司馬遼太郎の「坂の上の雲」「翔ぶが如く」は名作
時代小説、歴史資料、中国古典文学、エッセイ
943 :
イラストに騙された名無しさん:2005/04/07(木) 23:15:50 ID:xXSJD7wG
遠藤周作の「深い河」を読んでから
それ以降ラノベに、はまったようになった気がする。
あまり重いのは自分には向いてないなーと。
「自警録」新渡戸稲造
時事通信社「官庁速報」
2999年のゲームキッズやら星新一のショートショートやミステリーなど。
ここの人は古典文学は読んでも最近の芥川賞的な文学は読まなさそう。
>>948 カスはちょっとね。。。
100年くらい残ったら考えてもいいけど。
阿部和重を読んでる人はいるんじゃない?
阿部スキーで、アメリカの夜から読んでるよ。ニッポニア位しかラノベ要素無いと
思ってたけど、好きな人結構居るんですかね。
952 :
イラストに騙された名無しさん:
実践論・矛盾論と松坂の解析入門