1 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:
やっと読み終わった
多分散々言われてるだろうが感想
最初は主要人物たちが死ぬのも物語がやっと動き出した感じがして面白かったけど
グラーゼ・ジムサの辺りでちょっとうんざりした
何より死んだ十六翼将全て魔道相手に斃れたってのが納得いかん
キシュワード罰するなら作戦立てたナルサスの責任も言及しろよ
どうでもいい場面まで
「パルスの宮廷画家と称する人物によって阻止されてしまった」
「それも所詮はパルスの宮廷画家の手のひらの上で踊っているに過ぎないのだが」
みたいにいちいちナルサスの話が出てくるぐらい、ナルサスは対人では神聖不可侵かつ無敵だからな
それでもナルサスが予測出来なかった場合には、必ず「これは神ならぬナルサスでは予測出来ない事であったであろう」って留保がつく
要するに偶然の事情なのでナルサスに一切の責任はないってこと
でもそんなナルサスにも死亡フラグが
人間相手の戦争では無敵だったけど魔道相手ではそうはいかなかったとかかなあ
普通の戦争の知識や戦術が通用しないし
>>1乙
前スレ
>>990 風呂敷を畳んでいるっつーよりグシャグシャと丸めているという方が合ってる気がする
ナルサスは次の巻辺りで死ぬような気がするけどな
ナルサスが死なないと、パルスがのっぴきならない事態に追い込まれる気がしないからな
>>5 ナルサスも魔物相手には万能ではないような感じになってはいる気がする
なんだかんだ言って、もう4人も将軍殺されてるし
今になって気づいたけどマヴァール年代記のオルブラヒトの死に方って
山風の柳生忍法帖のオマージュなんだよな
柳生忍法帖の文庫の解説を田中芳樹が書いてて意外に思った記憶がある
>>7 対人で完全に無敵のナルサスが
魔物については次々と死者を出してる事に違和感あるのかも
もちろん地震なんてどうにもならないんだけど、そういう個々の事情ではなく作品構成としての問題としてさ
ペシャワール放棄も作戦としては何だか疑問あるし
パルス人は蛇王に対する恐れとかがあるからナルサスもどこかでそれに囚われてしまってるとか?
ペシャワール放棄も蛇王軍と直接対峙したくないとか思ってたからとか
やってることは1部でギスカールがエクバターナ放棄してパルス人同士討ちさせようとしたのと同じなんだけど
>>10 うーん、それならまだ納得いくかも
作中だとナルサスの判断は絶対で、蛇王相手でも判断ミスなんてのは決してないような描写だよね
そのくせギスカールと同じような作戦たてて、自分たちの場合には上手く奪回成功するのが大前提で
その事に誰一人として疑問を呈さないとか微妙だわ
蛇王の退治方法なんてわからんだろうしなあ
それなのに数万の大軍を送り込んで討伐しようみたいな見切り発車しようとするナルサスにやや違和感
アルスラーン戦記の最新刊って本当に出たんだな
タイタニアが出たばかりなのになんでこんなにすぐに出たんだろう
漫画版の人気でやる気を少し取り戻したとか?
やる気だした(なお中身)
アルスラーンは出版社側がつついたんだろうな
漫画化を機に再度売り出したいって時に、原作は何年も止まってます、じゃあんまりだ
ざっと読み返してみたけど、エステル関係が色々気になった
「女騎士」なんて身分があるなら、第一部で男装して従軍する必要はないのでは?
それから、第一部でエステルはギスカールにかなり不信感を持った挙げ句、捕まって罪を着せられそうになってる。
ギスカールを呼び戻すためにマルヤムに行こうなんて思うかな?
何回か荒川弘と対談してるから思うところがあったんじゃないかと
>>16 男所帯だから身を守るためじゃね?
原作でエステル初登場した時のような非戦闘員の女性と違って
女騎士だとヒャッハー中の男たちの中にいることになるし
新米騎士で自分で自分の身を守れるほどの武勇もないし
誰かが書いてたけど
ナルサスが死ぬよりエラムやアルフリードが死んでナルサス愕然って展開の方がいいな
失って初めてアルフリードがかけがえのない存在であった事に気づき、
悲嘆に暮れるナルサス・・・いやもうそういうのエステル失った主君で腹一杯なんで、
2人にはちゃんとくっついて欲しい所。あとエラムはドジっ子メイドと。
十六翼将最年長のクバードが年下になっていたことに衝撃を受けた・・・
>>20 いつもすましてるナルサスが痛い目見るから意味があるんじゃん
どうせナルサスは死ぬんだろうしくっついてすぐ未亡人になるより
先に死んだほうがアルフリードも幸せかもしれん
とりあえず生き残ってもエラムなんかとくっつくのはナシだよなあ
大陸公路の代替ルートの話がいくつか出ていたが、現実世界の西アジアが
海路やロシアルートの発達で東西の交通から取り残されて衰退したことを考えると
パルスの将来はどうなるんだ、と思ったりもする
ギランの商人達の海路重視は、商人としての正論だけじゃなくて歴史の先取りでも
あったかもしれない
実は鳥面人妖でした、というオチはしょんぼりしたけど
ナルサスのアフロリードへの気持ちって今回初めて明らかになったよな
さすがに悪く思ってるわけないってのは当然だけどさ
間違い
○アフロリード
×アルフリード
ああもういいや
>>23 鳥頭は馬鹿だな
変身能力なんてチートに近い能力なのに使い方がアホすぎ
上手く使えば国を混乱させられるだろ
あっさりキャラ殺しすぎじゃね。
なかなか蛇王様復活せんし。
>>29 いやむしろ、あんなに弱点はっきりしてる連中に、
情報も金も豊かなハズの豪商達が揃いもそろって、何で乗っ取られてるんだよ
グルガーンの手並みがそんなに巧みだったのか?
腕きき雇って、芸香を身の回りに焚いておけばいいんだろ?
魔道士がドンリカルドに負けるレベルってのがびびった
まあ戦場だから余計に弱かったのかもしれないけど
やっと読んだー。
前スレ読んだけど、おおむね皆思うことは同じなんだなー。
ヒルメスの国盗りの終わり方と、三人の唐突な死はなんじゃそりゃと思った。
そういえばナルサスって、宮廷画家として
質はともかく、そう名乗るのに恥じないだけの量の、
公式に残される予定の、王朝のための仕事はしてるのかね?
“十六翼将集合之図” とか “解放王英雄王ヨリ宝剣ヲ授カル之図” とかさ。
この作品って武力の設定がいまいちなんだよな・・・
相性って事で片付けてもいいんだが。
ダリューンとキシュワードって武勇において互角に近い設定だと思うんだが
ダリューン>>>>>カーラーン
カーラーン=サーム=キシュワード
この順番で行くとキシュワードとダリューンの実力差はかなりのもんだし
グラーゼやカルハナが武芸に秀でたなんて、14巻を読んで初めて知ったわwww
この分だとルーシャンも実は実力者なんじゃねーか
ヒルメスも昔は強敵4人相手に生存するくらい優れた戦士だったけど、最近ショボくなってるし
十六翼将は、アルスラーンの治世が終わって
これ以上増えないことが確定してから贈られた敬称だっけか?
最後の一人もドンリカルドにする理由はあったのか?って疑問はあるな
エステル、ギスカール、ヒルメスと候補はそこそこにいたんだが
ドンリカルドかいっていう・・・
ドンリカルドも優秀な戦士って描写は全くなかったのに、急に16翼将だしなー
カルハナはまあ、書いてあった通り、影で鍛錬してただから、別になー。
グラーゼは普通に戦えるイメージはあったけど。
ヒルメスは例えば夢破れて故郷に帰り最後に蛇王と刺し違えるその功で名誉回復、16翼将とかそういう流れでもよかったわけだしね
ドンリカルドは本当にちゃっちい
もちろんエステルとかでもよかったんだけどね未来の王妃が元傘下みたいなのはよくある展開だし
>>35 というか
ダリューンとキシュワード、クバートなんて延々と一騎打ちしてギリギリでダリューンが勝る程度の差だろうに
クバートやキシュワードでは苦戦、ダリューンが来ると無双って描写が多いのが気になりだしたわ
そんなに差はないだろうと
昔はそんなのどうでもいいってぐらい勢いあったんだけどね
アマゾン見たけど酷評が多いな
別の作品を読んでるような違和感は無くなったけどね
途中までは楽しく読めた
>>34 “十六翼将集合之図”とか涙目で描かれてそうだな
描きやすい顔だけと言われて他に犠牲者を探して欲しいって言ったのはクバードだっけ
>>40 もうちょい差があると思う
ダリューン>ヒルメス>クバード、キシュワードな感じ
アンドラゴラスは別枠
>>44 ヒルメスは炎が怖いという大弱点がある
技量的にはそうかもしれないが、弱点つかれたらアウト
二部入ってから(八か九巻)クバードの台詞で
「俺はもう伸びないがダリューンはまださらに強くなるだろうよ」
ってのがあったはず
>>44 序列はその通りだと思うけど、何の根拠もない単なる妄想でしかないけど
クバートキシュワードはトゥラーンのタルハーンと同等ぐらいかなって思ってる
タルハーンがダリューンとかなりの激闘で甲冑にもひびとか入りまくりだったから
この2人がダリューンと戦ったとしてもおそらくそうなる気がする
ダリューンが突出して見えるのは使われ方もあるよな
ナルサス指揮のもとで騎馬突撃部隊を率いてる場面が多いので、必然的に圧倒的描写が増える
まあそれも含めてダリューンが個人戦でも最強戦士なのは満場一致だろうが
アンドラのオッサンだけは唯一、対抗可能だったかもな
50 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:2014/05/23(金) 21:24:46.79 ID:KndDiPWN
>>28 山田風太郎御大の忍法帖とかXメンなら大活躍なんだけどねえ。
今更だけど、「エラムが実は女の子でした」みたいなのは有り得ないよな?
今まで、読者は男の子だと思い込んでいたけど、それは巧妙な叙述トリックで…
みたいな
「十六翼将の名を知るや」
「ダリューン、ナルサス、ギーヴ、ファランギース、キシュワード、クバード……ドン・リカルド」
気づくとアンドラゴラスと同年代になってたって感想の破壊力
>>51 あってもいいよ?w
世継問題大解決だなw
逆に考えるんだアルスラーンが女の子それで問題ないじゃないかそう考えるんだ(錯乱
女の子でも何の不思議もないよなあの性格は
>>55 でもエラムが女体化したら、行き着く先は「ナルサスの嫁」ではなかろうか?
アルスラーンはあれだ。責任取って、未亡人三姉妹と結婚すればいいんだよ(暴論
タイタニア読み始めたがこれもなかなか面白いんだな
>>56 すり替えた意味ねぇww
>>58 そういえばアルスラーンの好みって元気で懸命な子みたいだよな…
アルスラーンの嫁候補ってもう存在しないから
最終巻までアルスラーンは独り身かな
エステルとくっつく予想が大半だったが死んでしまったしな
他にアルスラーンの嫁候補になりそうな人物すらいない
嫁候補ならドジっ子の女官がいなかったっけ。家臣の死に心を痛めるアルスラーンが
「今夜は一人でいる事に耐えられそうにない」とか言って朝チュンでいいよもう。
完結することに意義がある
面白さは二の次さね
まあ終わって振り返ったら、ヒルメスのあのざまにも意味あったのかな、と思えたりしてね。
ジムサが常々、蛇王の怖さがわからないとか、山に行ってみたいんだけどー。
とか言ってたし、異国人だからこそ、蛇王戦で意味があるみたいに言われてたのに、あっさり退場であれー。っておもた
リカルドさんが代わりなのかね。
でも、彼蛇王さんトラウマだろうに。
荒川さんが頑張って見れるクオリティにリファインしてくれるよ(適当)
ブルハーンって最後はヒルメスがアルスラーンに託して、アルスラーンがジムサに
委ねようとしたトゥラーン再建計画を引き継ぐ形でトゥラーンに帰るのではないかと。
丁度「仁義なき戦い 完結編」の氏家みたいな役どころで、アルスラーンとヒルメスの
手打ち・・・じゃない、和解を象徴するエピソードとして。
ア「叔父・・・ヒルメス殿、落ち着いたら酒宴でも」
ヒ「そっち(パルス弁で「お前」)とは、呑まん」
ア「何故です・・・?」
ヒ「死んだモンに、済まんけのう・・・」
>>64 ほんこれ
アル死んだ後の体制とか嫁とかどーでもいい
完結すればいいなんて思わないよこんな内容で
>>23 そうそう
あの場面ぞくぞくしたんだけど、実は化け物でしたって
ものすごい興ざめしたわ
完結(打ち切りパターン除く)>未完
だな、自分は
そもそも未完の作品は評価すら出来ないだろ
ガイエの著書ではアルスラーンが最長編になったんだっけ
>>59 タイタニア1〜3巻執筆時期は、銀英伝完結して暫くの期間だからね。
アルスラーンの内容には全く期待していないが、ミカンよりは完結した方がよい。
気分的には
・未完:部屋にゴミがたまってる
・完結:ゴミを片付けた
みたいな感じなので。
>>23 >>71 16翼将の数合わせ要因が退場するよりよっぽどピンチ!と思ったのに酷過ぎるよね。
多分だけど完結した後に8巻以降を処分して無かったことにすると思うわ
8、9巻は少し惜しい気もするが
8、9まではいいって人多いもんなー。自分もだけど
刊行ペース開かずにちゃんと終わってたらってやっぱ思っちゃう
ヒルメスの捨て台詞「さらばだ、ヘボ画家」にナルサスが内心深く傷つき、
ダリューンが「それを見抜くとは銀仮面、侮れぬ奴」と評価する
…こんなガイエ節はもう蘇らないんだな
個人的には、最後まで一定のクオリティ保った傑作>未完の傑作>>>>凡作>>>>
完結・未完問わず、途中までは傑作なのに、その後クオリティだだ下がりの作品>駄作
鳥頭が化けてた豪商の財産をギランに残さずごっそり持ち帰ってるから
今後ギランとの関係悪化するんじゃね?と思った。
遺族がいなきゃ最終的には国庫へとなるにしても、港湾整備や海軍のために
ある程度残すのかと思ったら……。
あと、鳥頭に殺された豪商所有の船で現在航海中のも多いだろうし、
この先しばらくギランは裁判ラッシュになるんじゃなかろうか
何で誰も猿面や鳥頭の正式名を書いてやらないんだよ
田中が一生懸命に考えた魔物名なのに
ヒルメス「へぼ画家にへぼ楽士か。パルス芸術も終わりだな」
ギーヴ「・・(いくらなんでも画家どのの絵と一緒にされてはかなわぬ)」
みたいなやり取りもわろた
ガ…ガブルリーシャ?
アル戦の漫画を貸してる友人に間違ってこないだ出た新刊のノベルズを貸した。
読んでいいよと言ったら文庫で読んでるから文庫で出るまで待つと言って戻してきた。
…文庫って出るとしたら何年後に出るんだろう…(遠い目
>>37 >エステル、ギスカール、ヒルメスと候補はそこそこにいたんだが
いやいや、ギスカールは無理だろw
ドン・リカルドは実力よりルシタニア人枠で16翼将入りだろ。
他にもミスル人やナバタイ人枠あるかなぁと思ったらそんなことはなかったぜ、と。
蛇王軍からも16翼将入り出したらよかったのにな
蛇王軍と言うかグルガーンはありかなと思ってた
ヤツ自身が誰かを殺したり非道なことした描写はなかったし、
ファランギースと知り合いらしいから改心すればOKかな、と
なかったな
やはり一度魔道に手を染めると善に帰るのは難しいみたいだ
まあ、グルガーンが有りならギスカールだって十分善側に立つ資格はあるか
16翼将最後の枠はエステルかザンデかヒルメスって思ってたな
サームは良い奴だった
アルスラーンには他にも沢山いるのだから、ひとりぐらいヒルメスに味方する者がいてもよいではないか
このセリフは良かった
>>78 「線は引けるんだな」
は、ちょっと面白かった。
ジャライル兄弟たちと無事に帰れてよかった
ヒルメス内心はイリーナを思ってたし良心の呵責も窺い知れて良かった
孔雀姫は実子ではないな
ジムサ好きだったのに死んで残念
ヒルメスはあれでよかったと思うギスカールと共に今後の展開に期待
作者は嫁3姉妹の扱いに困ったのもあってトゥースを早々に退場させた気がした
ギラン商人が人間設定のほうが良かったに同意
大陸行路の衰退の話は実際の歴史と重なった
自分は結構楽しめたよ
サームはヒルメス陣営についた事情も
事が終わり非業の死を遂げた事も全て自然で素晴らしかった
カーラーンはちょっと浅慮だと思うがまあ、あのザンデの父だから仕方ないのか
カーラーン的にはアンドラゴラスが王位のためにヒルメス謀殺したように見えたんだろうね
裏切りの代償がパルスに壊滅的被害だったからもう少し躊躇えとも思うけど
トゥースがやられた天変地異は、蛇王にとっては、連発出来るようななんでもない事?
魔軍はどれくらいの規模で、どのくらいのスピードで増えているのか?
蛇王サイドを描写し過ぎな気もするし、その割に、
彼らの活動方針や、蛇王のパワーバランス・行動原理が良くわからん
結果、蚊帳の外な感じで、ハラハラしにくい・・・
>>94 其処らへんの不整合は蛇王を凄い奴と描写したくないけど、十六翼将を殺したいガイエの苦肉の策と見た
地震を自在に起こしたりマグマを噴出させたりする描写だけなら蛇王の力って次元が違いすぎるよね
ダリューンとヒルメスが組んでもゴミ同然で瞬殺されるだろうしルクナバードだろうが問題にならない
でも実際はしょぼいんだろうなw
せめて人格がアンドラゴラスなら凄みはあるかもだが
蛇王様はジャムシードを倒してパルスを手中に収めても
千年間パルスに引き籠って外国人は蛇王なにそれ怖いの?レベルだった前歴あるからな
なんか魔術的な制約あるのかもしれないが
蛇王眷属が触れない聖なる鎖で鎧を作っても着れるのか?と思った者だけど、
それを友人に話したら「蛇王も眷属も触れない鎖でどうやって繋いだんだ?
足輪とか首輪部分は普通の金属で、繋いでおく鎖だけルクナバードと同じだったなら、
足輪or首輪部分を切ればよかったんじゃないの?蛇王、そんな力もないの?」と突っ込まれた
触ったら力を吸い取るとか激痛がするとか死ぬとかいう効果なのかもしれん
普通の魔物なら死ぬけど蛇王様は死なないので繋がれたままとか
やたら吠えたり暴れたりするのはその苦痛のためとか
>>97 実際に統治出来てた領域が、意外に狭かったのかも。
統治するには役人が必要だけど、魔族でそれが務まるのって鳥頭くらいだし。
ページ数的には前巻までと大して変わらないのにえらい厚く感じるな
イルテリシュも同様の疑問抱いてたよなw
「蛇王?なんでそいつパルスにやたらこだわんの?俺らそいつの話全然知らないけど」みたいな
ガダスハムだかガハズタムだか分からん名前の奴も、その理由をよく分かってなくてわろた
だったら聖賢王ジャムシードの縁者になってまた骨肉の争いになるな
千三百年後にも伝えられる賢王の縁者が魔王ってのも血統崇拝には皮肉な話になるし
蛇王パルスにこだわるのは、封印された恨みから執着してるとかかな?
三百年前の話で、そんなおっそろしい存在だったら隣国に記録なりが残っていてもおかしくないよねえ
当時は周辺に国らしい国は無かったと言うことで
パルスより歴史がずっとある国って絹の国ぐらいみたいだし
>>106 大陸公路が整備されてなくて情報が伝播しにくかったのでは
翼猿や鳥を使って情報を遮断してたとか?
蛇王はパルスの地に執着してはいるけど
魔道士達が望んでいる様な人間の世界どうこうっていうのは無関心っぽいな
蛇王時代のパルスは鎖国してたのかもしれない
何となくだけど、蛇王は俗物っぽい感じに描かれるような気がするな
劣化してもそこらのファンタジーよりは面白いから困る
多崎の煌夜祭とか面白いのもあるけど
第一部完結の時点では、昏睡させといたイルテリシュに魔道士の「尊師」が、
アンドラゴラスの死骸に蛇王がそれぞれ憑依して逆襲してくるはずだったのだが…
まあ尊師はともかく、今の蛇王の「顔ははっきり見えず意志も読めない」というのは
次回いざ覚醒したかと思ったら実は蛇王の自我は既に食われてしまっていて
真・蛇王アンドラゴラス三世爆誕なんて事になる伏線じゃないだろうね?
それもそうだしイルテリシュに何の為に自我を持たせたのかもよくわからん展開になってしまった
色々と投げ出してるとしか思えないわ
イルテリシュはなんか生前より賢くなってる気がする
>>116 自分が触れられない鎖を溶かして鎧を作ろうなんて考えてるのにか?w
読み終わって、
ヒルメスの件は外伝でやれ。
と、思った。
本屋行ったら新刊出ててびっくらした
作者の声みてイラっとした
次出るの?
>>119 流石にあれはないわな。6年も待たせて「予定より早く出来上がった」とか。
中国史ものに集中したいのは分かるけど、ここまで引っ張っといてあの雑さはないわー。
しかもその中国モノも「隋唐演義」とか何巻にもまたがる長編は全然面白くないし。
一巻で完結する「風は万里を〜」とか「紅塵」はとてもいいのに。
20世紀完結の予定はどうなってんだよなって感じだよな
読み終わった後にイラッとしたな、俺は
3月まで伸ばしてでも直せよって
編集も何してんだ。原稿受け取って製本するだけなら馬鹿でもできるだろうに
123 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:2014/05/25(日) 10:44:46.75 ID:fF7o5HTq
やっと読み終わった。
筆力は戻ってきてると思うけど、完結を急いでるのが逆に仇になってるな。
個々の展開は悪くないのにアルスラーンサイドの在庫処分に引きずられて総評
としては質が低く感じられる。それからストーリーを進めるために登場人物が
無理矢理動かされてる場面とか。ラストのイルテリシュあたりはそんな感じ。
あとヒルメスは死亡フラグが立ったな。後世視点フラグをこじつけで覆すのだけは
見たくないから願望も含んでるけど。
>>119 11巻
できたぞ、読め!
12巻
昨年に続いて今年も出てしまった!
これでは来年も出てしまう!まずいな!
14巻
予定より早く書きすぎてしまった!
これでは過労死してしまう!
20年以上かけてるのにな
髪が薄くなるかわりに面の皮は厚くなってるようだ
125 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:2014/05/25(日) 10:59:26.03 ID:fF7o5HTq
唐突だが
この人の小説読んでるとなんかストレス解消みたいな内容に必要ないだろうって蛇足が多い気がするのは気のせいか
創竜伝とかはむしろ蛇足のが多すぎってレベル
本編関係なしの社会評論とか合間に挟まってて鬱陶しい
銀河英雄伝説を図書館で読んで
ちょっと蛇足というか偏りすぎの社会批判もどきが鼻についたが面白かったんで問題はなかった
でも創竜伝はないわと思った
知識偏りすぎのめちゃくちゃな社会風刺だらけだし
中国を持ち上げて日本や欧米を落とすためにはダブスタ当たり前だったり
日本の欠点として挙げてるのが中国はもっとひどかったりで読むに堪えなかった
小説書かないで社会風刺のエッセイを素直に書いとけよって思った
S竜伝は出鱈目が多くて社会批判とかいうご立派なものではなかった。
吸血鬼より仙人の方がハイスペックだから西洋思想より東洋思想の方が上という、
ラノベ史上に残る究極のド○脳理論まであったし。
(作者の大好きな思想の自由や民主主義は西洋思想ななだけどねえ)
創竜伝はガイエももう書きたくないんだろうな
本人の思想が古過ぎるし出せば叩かれるに決まってるから
川底の岩で戦車に穴が空くって創竜伝で初めて知ったよ
運用の難しい兵器なんだな
創竜伝を読むと、この労力をアルスラーンかタイタニアか、
現代物じゃなく異世界や未来SFに向けてくれれば…と思ってしまう
134 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:2014/05/25(日) 16:52:25.30 ID:fF7o5HTq
現代物の世相で評価は幾らでもかわりうるからな。
そういうのはこの作家に限った話でもないよ
創竜伝はちょっと一線超えてね?
社会風刺じゃなくてほとんど誹謗中傷のレベルだぞ
まあ俺自身は創竜伝もアルスラーンも楽しく読んでるけどな
反論されない紙面上であれだけ一方的に主張すれば
怒る人がいるのはわからなくもない
>>125 おまそうと言われればそれまでだが
行間から自分で着る気満々の空気が滲み出てたぜ
138 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:2014/05/25(日) 17:00:29.66 ID:fF7o5HTq
>>135 どんな作家でも政治とか社会とかで持論ぶち上げると時代が合わなくなったときに
時代背景を読まない読み手からは必ず似たような評価になるよ。一巡りして
再評価される場合もあるけど、その辺りは運だな。
それはしゃーない。
>>129 確か吸血鬼ものも書いてたような…
お涼も風刺がない方が良いんじゃないかと思ったなあ
>>137 最初は「その鎖溶かして剣作ったらルクナバード二号できるじゃん!」で、
レイラが「むしろ剣より鎧の方がよくない?」と提案したら「お前…できるな」と感心してたからな
完全に自分が着る気満々
RPGの呪われた鎧みたいに着ているだけでHP削られそう
ジャライルならまだ蛇王の眷族にはなってないからいけるかな
ジャライルは、うまくフェードアウトできたね。
故国に災いを呼び込んでしまったが。
143 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:2014/05/25(日) 20:06:36.04 ID:fF7o5HTq
>>137 時系列的に最初に剣を作る話があって、鎖に近づけないことが分かったのは物語的には
随分あとで、当人時間的には少し時間が空いている、でそこからレイラの鎧の提案は
その直後だし、イルテリシュは考えてもみなかったと驚いただけだから、自分が使えない
以上剣だろうが鎧だろうがどっちでもいいんだろうと。
配下の誰かに褒美として与えるのが妥当なんだろうけど、一番ありそうなのは
アルスラーンに横取りされて剣と合わせて太陽シリーズにって所か
ルクナバートがただの稀な種類の鉄から作られた剣なら、
ヒルメスが持とうとした時は拒否して?地震、
アルスラーンが持った時は大丈夫だったのはなんでなんだろう
剣自体に意志があるみたいだけど
言われている通りにあっちは英雄王の魂がINしてるんだろうか
>>144 呪法を使ってるからただの稀少な鉄ではない
鎧の内側に直に触れないように当て布でもやるんじゃない?
夏は群れそうだが
蛇王の血が混ざると
爬虫類化して気温の変化に弱くなったりしてw
創竜伝だと最初四冊の頃には明らかに竹下さんがモデルの日本国首相が
政治腐敗の体現者みたいな扱いだったけど、現実の後継者達かどんどん
ガチに右傾化していった結果、相対的にまだなんぼかマシと思ったのか
最新刊の時点じゃすっかり毒の無いコメディリリーフと化してるしなー。
アップフェルラント物語あとがきのその後のダイジェストで、ヒゲの伍長よりは
まだいいとヴェルがカイゼルを助け出そうとしたようなものか。
なっちゃんに比べればあの首相は常識人で善人だろうし
右傾化wwww
右傾化か…
アルスラーン最新巻のエクバターナ放棄作戦は
そこの住民の被害よりパルス勝利優先してる作戦ポイ気がして、国>住民て感じたので
ガイエも右傾化したな…とか思った
ナルサスっぽくないとは言われてたなそのあたりの作戦
まぁ人間じゃない魔族と伝説の蛇王相手にしちゃいくらナルサスでもなりふりかまってられないのかもしれないが・・・
まっすぐ線が引けるナルサスが考えた作戦だぞ(´・ω・`)
親友・ラジェンドラ殿だって犠牲払ってゲットした城を簡単には渡したくないよね
人に対してはナルサスは全て思いのままだからペシャワールの再奪取なんて簡単なんだろうけどさ
ナルサス擁護するとしたら、パルス人であるナルサスとしては、蛇王を無意識に恐れてたのが作戦に反映させてたか、
蛇王恐れてるパルス人の兵に蛇王の軍勢直接ぶつけるより其処らへんの恐怖心なしの他国の軍勢で潰しあいして
弱くなったところをたたいた方が良いとか考えてたとか?
ラジェンドラ勝った場合は、人間相手、ましてやラジェンドラ相手なら勝てるからwとか思ってそうだし
156 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:2014/05/25(日) 23:12:11.84 ID:v6bFh9WJ
イルテリシュが宮殿制圧して扉を開けた瞬間にかつての忠実な部下と偶然バッタリんこって
中学生レベルのひでぇご都合展開だと思った
エステルが亡くなるまでの展開の強引さに比べれば、イルテリシュが部下に再開するのも
16翼将の数合わせ要員がバタバタ退場するのも対した事ない。
正直、16将無駄死組よりサームのほうが16将として名前が残る死に方だよね
ヌンガノの意図がよくわからん
ミスルをあんなに憎んでるのにミスル人のテュニプの味方をするのか?
テュニプに脅されてたのか
それとみんなルーシャンのことを忘れてないか
パルスを平定したアル死亡後は役人肌のルーシャン、エラム、カーセムがパルスを取り仕切る悪寒
っていうか16翼将活躍の度合いにバラつき多すぎてなんだかな
まとめて呼称する意味がよくわからないね自分らが名乗ったわけでもないし
>>156 俺が子供の頃RPGツクールで作ったイベントとそっくりだわ
今思い出すと恥ずかしさで悶絶しそうになる
唐突なカルハナ無双はわろた
いや無双ってほどでもないけどvsイルテリは面白かった
ルクナバードの投身にはパルス文字で
「父の魂」って彫ってあるから折れないんだよ
>>162 反逆や裏切りに備えて密かに剣術の鍛錬って、
カルハナらしいといえばらしいが・・
そもそも裏切られないよう家臣を慈しめとw
第一部で「チュルクの国王は侠気のあるお方」とパルスの誰かが言ってた気がするが、
あれはカルハナのことなのかな?
>>164 読み返したら名前は出てなかった
ラジェンドラ「チュルク王が侠気のある男だなどと聞いたこともないわ!」
>>165 ああ、ありがとう、なんとなく思い出した。
シンドゥラの王位継承争いの話か。
ナルサスが「ラジェンドラ王子がパルス旅行に行ってる間はシンドゥラをチュルクの王様に治めてもらえば?」
とかなんとか言ったんだっけ。
実際の歴史では吐蕃(チベット)に当たるのがチュルクっぽいのかな。
チュルクはトルコの意味だから、作中のチュルク国家はトルキスタン系のエリアを
イメージすればいいんじゃないか
チュルク城周辺にトゥラーン人元武将がいる理由・・・
仮面兵団の留守番係とすれば一応・・・
>>129 “生命”の概念の違いでしかないのに
中国だとまんま鬼(幽霊)が該当するのにな
>>129>>169 仙人は比較するなら吸血鬼なんかのモンスター系というより、
多神教の神々やハイスペック英雄かなあ
>>129 それはたった数百年生きた程度で生きるのに飽きたみたいな事を言ってる吸血鬼
(多分映画か何かの)を、人の世は千年生きても興味深いことばかりで面白いのに
何を悟った様なことを言ってるかと仙人がその未熟さを笑う話で、精神文化の話で
ハイスペックとか関係ないだろ。
もう随分昔に出た本だからうろおぼえで書いたんだろうけど、批判で書き込むなら
せめて掘り出して読み直してからにしろ。
黄金仮面の正体を知りたくはないのか!!!
いずれにしても一個人の妄想の域は出ないね
一個人の妄想じゃない小説が読んでみたい
どうせ殺すなら、トゥースが死ぬところで、
当たり障りのないのをもう一人二人潰しといたほうが震災のすごさも出て良かったのに。
死んでほしくないけどイスファーンあたりとか。
176 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:2014/05/26(月) 21:50:31.02 ID:cy9Tf+Iz
なんかナルサスとアルフリードにフラグっぽい描写もあったが
ナルサスは種を残していくんかね
門はノっさんのセリフと合わさって強固なフラグになったな
というか11万8千も将兵失ってたんだね…流石に全員死んだわけではないだろうけど
>>171 精神文化の違いじゃなくて、比較対象や前提がおかしいだけだけど。
・そもそも西洋思想にも不老不死はあるけど。錬金術の最終目標は魂を昇華して不老不死となり、神に近づくことだし。
・吸血鬼は元々、死者がよみがえるという伝説が元で、キリスト教の専売特許じゃない。(中国だとキョンシーが対応)
他にもいろいろ突っ込みはあるけど、この時点で論理が破たんしているよ。
新刊読んだ。
なんで地図つけないのか不思議・・
グラーゼはもうひとつくらい見せ場あげてもよかったのに。
それこそ、例の富豪たちを本物の人間という設定にして、弁論だけで説き伏せるとか・・
戦功だけが手柄じゃないってのを、ちゃんと示せたのになあ。
誤爆です…すいません
そういやパルス人は騎馬民族っていう設定ってなかったけ?
暮らしぶり見ると騎乗するのはあくまで騎士階級以上で
騎馬民族ってのは無理があるなと思った記憶がある
架空歴史小説って昔うたってのが最近は中世騎士物語はみんな皆殺しになるとか
アル戦は中世騎士物語では全然ないのにと思った
作者が物語を自分の得意ではないほうに持っていってるから面白くないのでは
>>181 元は騎馬民族だけど、定住して農耕牧畜をはじめたのがパルス人。
先祖の習わしのまま、遊牧生活を続けたのがトゥラーン人。
って設定が第一部の頃、語られてなかったっけ。
4巻か5巻あたりで。
トゥラーンとチュルクも元は同族らしいから、
みんなご先祖は同族だな。
>>176 ハーチムマイマイさん奥さん三人もいるんだから
一人くらいは妊娠させてあげれば良いのにな
>>178 錬金術のアルス・マギナって、割りと仙道の練丹術に似てるよね
>>184 未亡人三姉妹もこまかいのもまとめてアルスラーンが引き取ればいい
後継者の問題も一挙解決
後のパルス版源氏物語である
>>178 いや、そんな難しい方向に何故持って行くか分からない。
例えて言えば、10歳くらいの子が悟りきった様なことを言ってるのを、
じいちゃん達が何を言ってるんだ世の中お前さんの知らない事がまだまだ
一杯あるんだぞ、と言ってるだけの話だろ。
そもそも創竜伝のどの辺のセリフの話?
>>186 こまかいのが大人になるまで生きてないとロリコ…
三姉妹の末妹は15歳だったから
パルスでは15歳になれば相手が年上でもセーフなのかもしれないがw
あと五年くらい?
現代日本の感覚で考えても仕方ない
つーか、幼女と結婚した場合嫁にもらったからって即子作りする訳じゃない
アルスラーンが「お嬢さんを嫁にください」言ったら、どんな親でも子供が何歳でも大喜びだと思う
>>178 キョンシーが対応とかなに言ってるんだ、こいつ
キョンシーに生前と同じ自我があるのかよ
やっと読んだけどすごく雑に死にまくったな
在庫一掃バーゲンセールみたいな
殺すのはいいけど雑すぎる
もうちょっとなんとかならんかったのか
それにキャラの描写も雑になった
ギーヴなんかルラララは言語道断なのは当然として
昔はもっとこじゃれた毒舌やファランギースへの
口説きとか喋ってただろうにろくになくて空気だった
そういえばクバードも軽口喋らなくなった気がするし
全体的にキャラが無個性になったような気がする
そんな中輝きを放つラジェンドラ
ヒルメスは作中内(回想と亡国と外伝除く)で舞台になった国の内、
既にパルス→チュルク→シンドゥラ→ミスルとまわっていて次はマルヤムに行くわけで。
これであとトゥラーンに行けばコンプリートだな。
仮面兵団はトゥラーンで集めてるぞ
タイタニア面白いな
やっぱりジュスラン・アリアバードの良い人連合がヤンっぽい奴と対立陣営にいるのが緊張感を持たせるんだろうな
二人とも知力は高いけど、ナルサスのような絶対者ではないし
>>196 ヒルメス本人と仮面兵団の初対面はチュルク国内で、ヒルメス本人が徴兵したのではないと思ってたが。勘違いか。
とするとマルヤム行きで諸国巡りコンプリートか。(マルヤムでヒルメスの出番終わったりして)
何気に千騎長バルハイが生き残っててうれしい。
バルハイって最初はバフマン配下だっけか
>>198 8巻の記述だと
「ヒルメスはさらに告げた。すでにトゥラーンとの国境で、金貨千枚をトゥラーンの長老たちに渡し、
戦士をすぐってチュルクの都ヘラートに送りこむように求めた、と。」
だからヒルメス自身が行ったともとれる。とくにこのときは頼れる部下なんていないだろうし
>>200 よく覚えていないけど、クバード麾下に入って「今度の万騎長が一番いいかげんだ」とか
言ってたから、3人くらい仕えてるのかな。
バフマン→キシュワード→クバード かな
バルハイが16翼将になるかも知れない。そう思っていた時期が私にもありました。
>>201 サンクス。
>>204 たしか万騎長で一人だけ「アトロパテネで行方不明」ってやつがいて、
そいつが十六翼につらなると思ってた。
11人しか思い出せんけど。中学生のころの記憶をたよりに1巻の万騎長12人を書き出してみたが、
ヴァフリーズは別枠だよな..
カーラーン、キシュワード、サーム、ダリューン、クバード、バフマン
シャプール、クシャエータ、クルプ、ハイル、マヌーチュルフ
もうひとりはガルシャースフだな。サームといっしょに王都守ってて死んだやつ
アトロパテネで行方不明なのはクルプとクシャエータ
むしろ11人まで覚えていて、割と出番のあったガルシャースフを忘れるというのも、なかなか興味深い
>>205を見ていて、クバードが最後にほらを吹いたのはいつだったっけとか思った
シャプールやバフマンでさえ今回の三人よりはいい死に方をしたように思えてならない
シャプールの扱いって相当いい方じゃね?
マヌーチュルフはナスリーンの親っていうことで
登場すらしなかった4人組の中では存在感頭一つでたな
16人も要らんかったやろ
10人でも持て余し気味やろ
親衛隊の不死身隊だっけ?
5千騎って兵数出てたと思ったんだが
隊長が存在したかどうかも不明だよね?
ヴァフリーズの直属部隊とかなのかな
王や大将軍に直属部隊ってあるのか?
16人の中でいらない子は、パラフーダは殿堂入りとして他は誰だろう。イスファーンあたりかな。
特殊な武芸もないし狼もたいして役に立たないし。
ザラーヴァンドは2部で土木工事が得意って事でキャラが立ったけど、
土木担当の文官ぐらいいるだろうし別になくてもいい設定だったな。
ジャスワント以降は全員微妙というかキャラの存在感の点ではジャスワントでも微妙
活躍の度合いではエラムも微妙
キシュワードクバードメルレインがギリ許せるって感じ
イスファーンはダリューンクバードキシュワードと比べて武芸はまだ未熟みたいだし、
ギーヴにつっかかっていったり大人げないし、血気に逸って思慮が足りない発言するボケ担当だし、
アルスラーン個人に対する忠誠心は古参ほどじゃない気もするし、
でもその普通っぽい青臭い若さが魅力。
ダリューンはナルサスと、ファランギースはギーヴと定番のネタがあるんだよな
絵をからかったり、口説いてあしらわれたり
アルフリードとエラムもおたがいに喧嘩したり、ナルサスに尽くそうとしたりしてる
二部になって、アルフリードはナルサス一筋で、エラムはアルスラーンのそばにつくようになって頻度が減ったけど
キシュワードはクバードとぐらいしかそういうのがないけど
双刀だったり、アズライールの元飼い主だったり、ペシャワールの守備隊長だったり、妻子がいたりとネタに事欠かない
クバードも、まだ隻眼とほら吹きがある。
それが他の連中になるとねえ・・・
ザラーヴァントなんてジャスワントやジムサとそこそこ会話があったのに
ギーヴにつっかかっていったのは確かにアレだったが、
2部ではタハミーネに殺せと言われても助けたからなぁ
クバードが「ルシタニア軍追い払っただけでも凄い武勲なのに、ザッハークまで相手にするなんて陛下も大変だ」
見たくいった時も「よき時代に生まれて、よき国王におつかえ出来たものだと思う」とかいってたくらいだから
アルスラーン個人への忠誠心もそこまでではないんじゃないかな>イスファーン
1部を読みなおすと、結構ザラーヴァント活躍してるんだよね
2部で汗臭い脳筋の土建屋になっちゃったが
ジャスワントは生き延びる事は出来なさそうだけど、せめてアルスラーン守って死なせてやって欲しい
アルスラーンに対する忠誠心なら、もしかするとダリューン以上だろう
>>209 登場しなかった万騎長マヌーチュルフ・クシャエータ・クルプ・ハイルって、
最近やってるマンガには出てくるの?
ジャスワントって、いまだにクバードから「シンドゥラ人よ、」って呼びかけられてて、
ちょっと可哀そう・・
>>218 マヌーチュルフとハイルは出たよ・・・さらしものにされた首だけ
あとの二人は漫画でも出番なし
>>219 レスどうも。
クルプとクシャエータは死体も見分けのつかない惨状なんだろうな・・
>>214>>215 イスファーンは一部終盤にアルスラーンがアンドラゴラスと話すためにアンドラ軍に忍び込んだ時に
兵士の注意をそらすために別の方角に出動して協力してなかったっけ?
少なくともこの時点で忠誠心がアルスラーンにかなり傾いてたと思う
アルスラーンが追放同然に南方へやられた後もなんか不満もってて
できたら兄の仇をとったり功績をあげて出世したいと思ってるけど
いやになったら故郷へ帰ったって誰も困らない、とか
アンドラゴラスへの不満が軍を出ていきそうなくらい高まってることを匂わせる描写があったような。
>>215 イスファーンは奴隷の母から生まれたことや、
雪山に捨てられた時に母親ともども父親にに見捨てられたことなんかが、
アルスラーンの奴隷解放と絡んだりするんじゃないかと思ってたけど、そんなことなかったな
母親が奴隷で、雪山に捨てられて父親に見捨てられた時に
奴隷の母親は何枚もの布で包んで薄着で凍死してまで我が子を護ろうとしたって経験があるなら、
奴隷が蔑まれたり貴族に使い捨てにされて奴隷制度には含むものがあったり、
アルスラーンの奴隷解放に心が動いたりしそうだし。
構成が14巻→16巻になったんで「じゃあ翼将も16人にしよう」みたいなノリだったのかな?
個人的にはグラーゼとパラフーダは無理にいれなくても・・と思った。
グラーゼが水軍都督とになったのならともかく。
十六翼将という肩書は記憶する限りでは王都奪還の頃には出ていたけど、構成が変更になったのって、それより前だったっけ?
たしか1部完結後のインタビューで「14翼将が16翼将になった」とか言ってたと思った。
構成の変更あったかどうかは不明だけど、2人増やす意味はまったくなかった。
>>223 まぁ語呂がいいしな、「十六翼将」って。
あと、その下に多種多様で有能な人材が集うというのは名君のステータスだから、
海の男グラーゼや、ルシタニア人のバラフーダもそうした意味で必要だったんだろ。
そうした意味ではグルガーンが入らなかったのが意外なくらい。
最初14翼将の予定だったならあとの二人は最初はなる予定じゃなかったんだよね
パラフーダは確定としてあと一人は誰だったんだろう
グラーゼかメルレインあたりじゃないか? メルレインは正規軍じゃないし
いや、パラフーダは14翼将でもルシタニア人枠で入ってたんじゃないかなぁ?
アルフリードとエラムを将に格上げして16翼将になったんじゃなかろうか?
勢いのあるうちにきちんと終わらせておけば銀英伝に次ぐ代表作になったのに惜しい
蛇王をラスボスに据えた時点でもう無理だよ
ガイエに漫画みたいなファンタジーなんて書けないもん
というか銀英伝以外でまともに完結したシリーズはマヴァールぐらいしかない。
年単位で間を空けるとな……
夏の魔術シリーズも最後はかなり辛かった
ようやく14巻を読んだんだが、いちばん驚いたのは
ダリューンとナルサスが幼馴染設定になっていてしかも
あの生真面目なダリューンが蛇王ごっこでいたずらしていたことだ
でも幼児の頃から大人になっても消えないほど蛇王=恐怖の魔王と
すりこまれていたら、蛇王ごっこなんて怖くてできない気もするのだが
母親が子供に「蛇王がおまえをさらっていくよ」なんて叱り文句に使うぐらいだからだいじょぶじゃね?
ダリューンて生真面目かな?
真面目じゃないとは言わないけ
どそういういたずらや冗談は普通にしてそうだけど
14巻読んだ。
如何にも『時間押してるんで巻きます』的な殺しっぷりに溜息が出た。
アルスラーン揮下に入った経緯や、それからの行動によるものなんだろうけど、
これで「十六翼将の名を知るや?」と後世の人間が問いかけるほど、
愛され続けるのかが謎。
アルスラーン治世に陰りって散々出てたから、アルスラーンも完結の時は死ぬんだろうな。
ここからバタバタ死んでいくんだろうな
オフルールの反応にはちょっとほろりとした
ジムサ・ザラーヴァントのやじきた黄泉路旅
まあ、「十六翼将」って後世に言われ出した名称みたいだし、
>>226みたいに外国人&非純粋武将も揃っております、的な意味もあるだろう。
ただ、いずれにせよグルガーンは入らないと思うが。
>>231 何度か言われてるけど
そもそも蛇王なんて出さなきゃよかったのにな
蛇王いないとパルスが延々と無双する話になるからなあ
ナルサスが凄すぎるせいか周囲がアホ過ぎるせいかは知らないが
だったら一部で完結させるしかなくなるよな
「蛇王再臨」にせよ、魂はザッハークで肉体はアンドラゴラスでよかったんじゃ・・
もちろん妖怪変化は出さずに。
軍師ナルサス無双なら、それこそザラーヴァントの実家が裏切ってナルサスを幽閉してしまった、
やっべえどうしようぅ って展開にすれば、ちょっとはハラハラしただろう。
蛇王いても結局パルスが延々無双する話になってる
本編完結後はともかく今は周辺国にも蛇王にも負ける気なんて全くしないし
魔導師っていつのまにグルガーンひとりになったんだ
記憶にあるのはこの4人の死に様だけだが
・地行術が破れて焼死
・片腕、毒手になって、ペシャワールのお堀で水死
・捕まって足の腱切られて、暗黒宮殿で殺される
・さいきん亡くなったガズダハム
7巻でギスカールを連れ去ろうとして、奇襲をかけてきたイスファーンにやられる
9巻で猿鬼が王宮を襲ったときにいっしょにいて、ダリューンにやられた
これで合計6人か
ギランが狙われることを読めずグラーゼ、ジムサをむざむざ死なせたナルサスはグルガーンに知力勝負で負けた
・・ということにはならないんだよなw
ナルサスが早く死んだ方が読む側としては面白かったりして
前スレかどっかで上がってたけど、一部アルスラーン、二部ヒルメス視点ってのは読んでみたかったな
>>247 さすがにあの展開は昭和の特撮並みに無茶すぎるだろw
ギランの大商人四人全員入れ替わりずみでした。魔物も大量に潜んでましたとか
なんでギランに入ったときに誰も気づかないんだとか。ファランギースとか
>>246 ありがとう。
あんまりそいつら印象に残っていない・・w
死人が出るのは全部キシュワードのせい
>>250 そりゃそうだけどナルサスはもう少し気にしてもいいんじゃないかと
神ならぬ身だから仕方ないとは言え自分の采配の結果仲間が
死んだのに気にしなさすぎ
>>250 ナルサスは地行術のことは知識として知ってたから
(方法に疑問もあるが)破れたけど、
外見を変化させる魔術があることは事前に知らなかったんだっけ?
宰相フスラブに化けたグンディーがヒルメスに会いに来たこともあったけど
これはナルサスには伝わってないだろうし。
>>250 ファランギースは違和感あったから着席を躊躇ってたんじゃね?
鳥面人妖「死ぬ前に教えてやろう」
昭和のジャンプ並みの展開だ。これが田中芳樹の書いた文かよ
>>255 たしかにそうなんだけど、以前のファランギースなら相手が正体明かす前に見破るんじゃないかと思えてさ
読者の妄想乙っていわれればそれまでだけど
正直後半の連続二人が死んだあたりも今までならこんな雑魚に
苦戦なんかしなかっただろうになんでこんな奴らに苦戦して
あまつさえ死んじゃってんのて感じ
それまで味方側の名有りキャラが強すぎたのと今回出た敵が
それまでの敵に比べて特別強いと思える描写や設定がないから
味方がやられたことに説得力がないというか
鳥人間さんの変身能力って最強の能力なんじゃ…
わざわざ変身解いて襲わずに重要人物と入れ替わり
反乱の扇動や経済をマヒさせれば結構やばいはず
海の交易路の話しをだせるくらいの知能が蛇王陣営にあるのに
正直に変身といてクソマンガ展開にするからな
蛇王も1000年パルスを支配してたんだからそれなりの統治能力あるはずだけど…
単なる化け物なのか暴君なのか設定レベルで揺れてて読んでて戸惑う
魔物に関しては、むしろ単体では強いほうがよかった思う
個々ではかなわない魔物に対して、人間が数と知力と戦術で倒していくってほうがよりらしかったと思う
でないと、なんで過去に魔物に支配されていたんだよと
これまでの魔軍ってかなり数で群がってくるって描写が多かったからそれでどうにも
敵が変身能力や空戦能力を駆使して一味違う戦法で
戦ってくるので苦戦ていうのにでも敵が魔物だから
人間より強いんで苦戦ていうのでもいいんだけど
どっちも描写が適当かつ中途半端すぎて
説得力がないし面白くもないという
設定練る時間だけはたっぷりあったのにその辺おざなりで
単にキャラと文章が劣化しただけだったという
田中芳樹の晩年の20年間は、かつて彼がそうであったものの縮み行く影でしかなかった
ところでなんで昔のザッハークって諸外国を侵略しなかったんだっけ?
意外とひきこもりなのか。
読み終わった。
皆言ってる事だが出血大サービスにも程があるだろ。字そのままの意味で!!
16翼将2名+船長1名の犠牲は胸が痛んだがある意味予想の範疇。
むしろハァ!?と呆気にとられたのはザイードだった。既刊を長らく読み直していないけど、アイツは一応ヒルメス陣営のメインキャラ
扱いだったはずなのに、モブキャラのような最期に唖然。
なんというかアルスラーン戦記は国増やしすぎ陣営増やしすぎてキャラ減らすのに四苦八苦って感じだなぁ。
次巻ではギスカールまで再登板なんだなぁ。
ちなみに今回はイルテリシュ戦記が痛快無比で面白かったわな。
いやいやいや
ザイードって誰だっけ。
ヒルメスの部下はブルハーンくらいしかわからん。
アル戦はとりあえず完結させることに意義がある駄作になりつつあるから
タイタニア5巻をきっちり終わらせてマヴァール以上の作品になればいいかな
>>264 船長も十六翼将なのだが
むしろ、パルス水軍を作り上げる才覚を持ったグラーゼを失ったのはかなり痛いぞ
オーベルシュタイン「14巻で十六翼将がなぜ蛇王の配下によって次々と討たれたのかわかるか?」
フェルナー「さあ、小官には いっこうにわかりませんが軍務尚書閣下はいかがお考えですか?」
オーベルシュタイン「第二部の段階でヒルメスの手によって十六翼将が討たれれば
アルスラーンはどうしてもヒルメスに対して恨みの感情を抱いてしまう。
そうなると、両者の和解が難しくなり、ひいては取り返しのつかぬことになるやもしれぬ。
だが、蛇王の配下の手で討たれたとなれば十六翼将の仇はすなわち蛇王の一党、ヒルメスが恨まれる
筋はなくなる。作者はそう考えたにちがいない。彼はそういう男だ」
フェルナー「そうお考えになるについては何か証拠はございますか?」
オーベルシュタイン「私の勝手な解釈だ。真実がどうかは知らぬ……それにしても私も口数が多くなったものだ」
フェルナー「閣下が千年以上前の古典小説にそこまでお詳しいとは意外でしたな」
270 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:2014/05/29(木) 23:56:02.05 ID:W9zfvgis
OSがインストールしてなくて再起動しますか?
みたいな状態の蛇王様がかわいそう
タイタニアはナルサスっていうか野望の無いヴェンツェルっぽい人が軍事的にはあんまり強くないから
知力のあるアンドラさんみたいな藩王様との対立が面白いんだろうな
やっぱり双方陣営に知者がおらんとあかんわ
結局、ナルサスの作戦の裏をかくような知恵者は出てこないまま最終巻を
迎えるとしたらいささか物足りない感じがするな
ダリューン「ラジェンドラのとこに強そうな奴おったで」
ナルサス「書簡送れば離間させられるから余裕や」
ダリューン「せやな」
みたいなノリだからな
ゲームみたいな感覚
これまで魔物達は馬鹿な上に弱くて、魔物と言う名の雑魚キャラだったのに
突然16翼将を倒す程になった。それも馬鹿で弱いままなのに。そこに大きな違和感
蛇王だけがデタラメに凄くて蛇王一人に10翼将が倒されるくらいで良かったんじゃあ
パルスをどうにかしたければまずナルサスをどうにかしないとな
蛇王ってマジンガーZみたいなロボなんじゃね?
ナルサスを困らせる作戦
パルス兵の半分くらいが、鳥面人妖に入れ替わり
蛇王側が「パルスに死と破壊をもたらすのじゃ」みたいな戦隊ヒーローの悪役レベルだから
意外性をだすために実はナルサスが蛇王でしたくらいの超展開やってほしい
もう蛇王=聖賢王ジャムシードまたは英雄王カイホスローくらいの展開だと予想の範囲内だし
>>278 ジャムシード=ザッハークだと、
「なぜザッハークはパルス国内のみの支配で満足していたのか」が、
一応説明可能になるね。
ザッハークって、もしかすると旨い料理と人間の脳が食えれば満足で、人間の数さえ
確保出来ればあとは興味がなかったのかも。
人間が逃げない様に国境を封鎖して、中ではザッハークや魔族に食料としての人間を
献上すればあとは自由、と云う風にすれば、一国で自給自足が当たり前の時代だし、
人が食い尽くされる事もなく人間牧場として機能してたんじゃなかろうか?人間の中に
鳥面が潜り込んで監視してれば集団的な反抗も察知されて表面上は安定してただろうし。
外から入って来る人間は素通しして再び出さぬ様にすれば周辺に国内事情が漏れる事
もなかったろうから、これが隣国ですらザッハークの存在を知らなかった理由だったり。
パルスも現在よりずっと小さかったはずだし。
マルズバーンとかそれらしい呼び名や食べ物には凝るけど
きちんと細部まで異世界設定するような作者じゃないから
英雄歴史小説的な部分とファンタジー要素をうまく融合できずに第2部迷走
早めにアンドラ蛇王だして超能力を持ったバカ強い暴君に率いられた魔軍に
追い詰められてそっから逆転のほうが良かったのでは
支配者に第一に必要なのは血統や力ではないというテーマを貫徹できるし
少なくとも、蛇王がいたころの王妃の出身の公国とかどうなってんかね?
独立していたんだったら、元公国の人間は蛇王に対する恐怖心が薄いとか?
バダフシャーンはアンドラゴラスが征服したけど、いつ建国されたのかがわからん
つーか「パルスでは女には王位継承権はない」からタハミーネの娘とアルスラーンを入れ替えたのに、
「アンドラゴラスの娘が息子を生めば王位継承権を主張できる」とか、女系は容認なのに
女王は否定なのか?なんだが、その前に一巻で「陛下と殿下が戦死なさっているなら、タハミーネ王妃を
女王と仰ぐことになる」ってやってんだよな
なら、王家の血を継いでなくても女王になれちゃうじゃん、日本の皇后が即位したのとは違うよ(皇后は皇女だった)
中国思想なんだろうけど
外国人の王妃が女王になるのはOKなのに「生まれたのが王女だから入れ替えた」はおかしい
>>284 摂政王太后じゃ長いから、簡単に分かり易く女王と・・・?
しかしその話でふと思ったけど、300年も続いた王家なら、王位継承権に
かすりもしない王族なんてのもごまんと居たはずだけど、全然出てこなかったね。
少なくともクシャーフル(本物)の子孫は王位に就いてるし、アンドラオスロエスの従兄弟達くらいはいそうなのにな
パルスは一人子政策でもやってたんじゃね
魔術師たちが暗躍してにっくきカイ・ホスローの子孫を減らしにかかってたんじゃない?
そうとでも考えないとちょっと異常な少なさだよなあ
別に妾がダメってわけでも、妾の子に継承権がないってわけでもなさそうなのに
>>282 アイーシャが蛇王の話聞いて怯えたりエメラルドが蛇王の徒党に効くと知ってたりするから
蛇王時代はパルスの領土、後に独立した公国になって&ら時代に再び征服とかかも
>>288 アンドラもタハミーネを王妃にして娘を手元に置いたまま
男児を産んでもつけあがってタハミーネを蔑ろにしたり
王妃の地位を欲しがったりしよさそうな無欲で大人しい妾に男児を産ませるとか、
タハミーネの不妊を隠蔽して影で産ませた子供をタハミーネの子供ということにするとかじゃダメだったんかね
娘に執着なかったのかもしれないが、タハミーネの心を開かせたいと思っているなら娘捨てて恨まれるのは悪手なのに
290 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:2014/05/30(金) 15:58:36.24 ID:mNa/ax//
>>289 まぁ、それだと話が始まらないからな。
ただ、パルスだって酒席に女性が同席することは無い男尊女卑の社会みたいだし
俺様のいう事に従えみたいなモラハラ気質だったんじゃないの。
アンドラが体だけ手に入れても心を手に入れなきゃ空虚だ
って気がついたのはずっと後だとか。
王族だし、人を踏みつけても踏みつけてる自覚ないタイプだと思う。
ageたスマソ
タハミーネの娘については、ひょんなことからみつかりました
みつかったら、まぁびっくり、アルスラーンのストライクど真ん中でした
エステルに関しては風の噂でも消息を聞くことはありませんでした…。
で、良かったと思うんだけどなぁ。
誰だって居る初恋未満の君で、日常の平凡な幸せの中でもあの子どうしたかな?
ってふと思い出すみたいなポジだと思ってたわ。
同意。ベタでもいいから最近のラノベよろしく
アルスラーンと二人きりで行動するような展開があって
それがすんだときに腕輪に気づくとかそんなんでよかったと思う
まあ、ひどいのを見せつけられたいまだから思うんであって
実際に12巻ぐらいのころにそんな展開になってたら文句言ってた気もするが
エステルに関しては読者の期待が仇となった気がするな
下手に人気出なければ
>>292の可能性もあっただろう
しかしどう進んでもなんのかんのでアルスラーンは童貞王だったと思う
ガイエが色恋沙汰書きたくないからという理由で
1部が終わった時、私はまだ高校生だったんだけど
それでも、このシチュエーションでエステルがまたパルスに来る
って相当無理があると思ったんだよな。
今ほど便利じゃない時代に、殆ど命がけで故郷や領民を置いて
エステルがもう一度パルスに来る理由付けなんかできるの?と思ってた。
そして、別れのシーンが秀逸だったので、これで終わりにして欲しいとオモタ。
んで、案の定、エステルがパルスに来る事情が微妙。
>>295 まるっと自分とかぶるわ
使者としてギスカールのもとに向かう、まではまあ判るんだけど
その後でパルスにまで行こうってのがなあ
エステルは死なせるために再登場させたんだろうよ
遅レスだが
>>197 タイタニア4巻の内容の高さから、アル戦にも期待してたんだけどなー。
まさかこの有様だとは。
タイタニアは人間対人間でプロットも決まってるから面白いんだよな
アルスラーンは申し訳ないがナルサスの存在がつまらなくしている一番の元凶だと思う
ナルサスのせいでパルスは作戦ミスによる死や敵が味方を上回る展開が描けず、味方はしょうもない事故死しかさせられなくなる
いや画家どの大好きだけどな
>>299 なるほど。そう考えると、創竜伝やアル戦みたいな、
主人公サイドが圧倒的に強い系は、終盤で破綻する法則がありそうだな。
タイタニアや七都市、マヴァールはその枠組みから外れてるから面白い。
銀英伝は若干、ヤン無双過ぎる気配があったが、いいタイミングで退場したしね。
エステルの足が壊死を起こしていると分かった時、
切り落とすしかない、切り落とせば助かるのか、
そうとは言えないが壊死した足をこのままにしておくと助からん、
ってやりとりがあったのに、切断についてはうやむやになったのがなあ…
可能性は少なくても、壊死した足を切ればまだ助かる可能性あったんじゃないのか
>>300 ガイエは複数主人公ものに向いてるのかもな
強すぎる主人公でも複数いて敵対していればひとりの無双にはならないし
たしかに言えてるかも
どうせパルスが勝つんでしょ、ナルサスの知恵すげーってなるんでしょ
と思ってつまらんから読むのやめたという友達がいたな、そういや
ナルサスは三国志演義の諸葛亮みたいなもんで、
スーパーヒーロー的な軍師ってことでいいんじゃね?
絶対に負けない安心感。
負ける時は、馬ショクみたいな奴が勝手なことするときとか・・
あれは殺すために出したんだから助かっちゃ駄目だったんでしょ
14巻では情報収集がおろそかになっている点が気になった
ミスル国で政変が起きてもパルス側は国王が変わったらしいとしか把握しておらず、
客将軍クシャーフルの存在など全く知らない様子だった
ナルサスは情報を軽視するタイプの軍師とは思っていなかったので
どうも違和感を覚えてしまう
というか最近のナルサスはかなり微妙
微妙なのに作中では神扱いなので違和感がある
>>298 前このスレだったかで作者はもうヒューリック一党みたいな
キャラはもう書けなくなったんじゃないかだからタイタニアで
ヒューリック達はあんな扱いだったんじゃないかと言われてたけど
今回読んで本当にそうなのかもと思った
今回敵側ばっか延々と書いてたのもタイタニアでファン達が
ほとんど書かれなかったのもそうだからなんじゃないか
タイタニアはタイタニア側もダブル主人公みたいなもんだから
劣化が少なく感じて主人公側がアルスラーン側しかない
アルスラーン戦記は劣化がはっきりしてしまうんじゃないかと
まあ明らかに文体(饒舌さ)は劣化してる。
知力ではやや劣るはずのラザールが奸計を使ってカルマーンを破ったように
ナルサスにも知の分野でそれにそれなりに対抗出来る相手がいないとさすがにつまらないよなあ
ダリューンの武だって、シンドゥラの怪物やタルハーン、ヒルメスなどの強敵がいるからこそ更に輝いてるのに
その点シャガールは良い対抗馬だったと思うんだけどな
元々はナルサスもと元認めて仲間にするくらいの才はあったし、
才能で及ばないのを復讐心と手段を選ばないことで補うとか
結局ヒルメスの当て馬で終わっちゃって
ナルサスへの執着ヒルメスを呆れさせただけだったのが残念
14巻今更読んだけど、この分だとあと何人か死んで最後アルスラーンと蛇王が差し違えて終わりだな、はあ
言われてる通りエステルのとことかやっつけ感が半端ねえし、ああいう終わり方するならヒルメスの話とかいらなかったんじゃね?
でもやはり擁護するとすれば、蛇王軍みたいなファンタジーものと三国志的な英雄譚とのバランスを持て余して、
終わらせ方が分からなくなっちゃたんだろうね。やはり中断が長すぎたんだよ
昔からのファンとしては正直このまま竜頭蛇尾で終わって欲しくないけどな
マヴァールとか3巻しかないのに面白かったな。最後駆け足だったけど綺麗にまとまってた。
すまん、12巻から一気に読んだ勢いで書き込んでしまったけど、好きな人には不快と思われるレスだったな。作者にも失礼だった。
二度と書き込まないのでスルーしてくれ。
別に気にしなくていいと思うよ
みんなファンなりに色々不平言ってるクチコミだし
クチコミってなんや
クチな
ナルサス無双が酷くなったのはやっぱり2部に入ってからだな
仮面兵団を壊滅させて
「ヒルメス殿下が何度復活しようと、そのたびに潰します」
とサラッと言ってのけたり、黄金仮面の正体を大した情報もないのに
シャガートだと即座に見抜いたりと、ほとんど神様気取りみたいな感じ
なってきて、いよいよ鼻についてきた
1部だとダリューン叔父にナルサスとダリューンについて、
「お前たちは何でも自分が正しいと思い込みすぎている」とか言わせて、
まだ相対化させていたんだが、今ではその思い込みが絶対的に正しいという
ルールになってしまってる
その過信に足もと救われて情けなく命を落とすナルサス、
という展開だったら田中を尊敬するんだがね。
ナルサスがいないだけでかなり違うわね
でも、ナルサス居なきゃ1部は面白くなかったんじゃないかな。
あのナルサスの知略無双が面白かった。ワクワクした。
2部はアルスラーンを主人公にするのをやめて
ヒルメス視点で全部書けば良かったと思うわ。
んで、ヒルメスにナルサス並の名参謀つけるとかさ。
ミスルはエジプトがモデルだと思ってるんだけど
それなら、プトレマイオス朝みたいに外国人が王朝作ってるし
あれを参考にしたらそんなに不自然な感じにもならんかったんじゃないかな。
ヒルメスにかってのキレを取り戻したシャガードつけたら面白かったかもな
ギスカールとは相性悪そうだがどうなることやら
何だかんだでキャラは魅力的だし先は気になるんだよなw
どこかでガイエが2部の主人公はヒルメスって言ったか、書いたの
見た記憶あるんだけどな〜。
三国志の主人公は劉備だけど、本当の主人公は曹操みたいな感じで。
でも、ヒルメスは相変わらず酷い目に合いまくりだし
ほんとーーーーーにプロット初期設定から変わってない?って聞きたいわ。
初期設定からは変わってるだろ
十四翼将→十六翼将になったわ
14巻で終わる→16巻になったわ
タイタニアは4巻の出来を保ったままの新刊となるだろうか
>>323 そういうのは物語の枝葉に当たるものだし、そりゃ変更はあるだろうけど
もっと大幅に根本から変えてない?という意味です。
特に9巻以降。
アルスラーン戦記だからアルスラーン主人公じゃなきゃ駄目なんだけど
7巻でパルスが大成しきった感もあってちと間延びしたのがな
第一部終わってからヒルメスメインの外伝話を3巻くらい読んでみたかった気もする
んでナルサスもそうそう無敵の画家どのではいられませんぞってくらいの国家バランスで
第二部スタートしてたら面白かったんじゃねーかなあ
>>322 まさか、ヒルメスがサームのように、俺ごと切れとかそんなオチになるのでは
結局、人対人の対立軸を書くのが上手い作家が
何を考えたか、魔物対人のファンタジーを書こうと思ったのが間違い。
しかも、1部はお得意の人対人でファンを集めてしまうという罪深さ。
最初っから魔物対人のファンタジーだったら人気もつかなかったろうに。
おまけに何年も中断して、作者の筆致は劣化してるし
かつての読者は大人になって目が肥えちゃってるし。
そりゃ、納得いく結末なんてないよな〜、ないよね〜
と思いつつ新刊を読んでしまう。切ない。
>>328 一般論として得意分野以外を書こうとする事自体は問題ないし、新たな地平が開ける可能性もあるが、
面白くするための工夫が足りない、というのがちょっとねえ・・・
これに主人公サイド無双が加わってマイナスの相乗効果が発生している。
「魔法は結局、剣に勝てない」(だったかな?)みたいな発言していたが、
敵としての魅力がない魔導士があっさりやられまくる展開はどうにかしてほしい。
16翼将を無理に戦死させるなら、個体名もないエンカウンターモンスターじゃなくて
「魔導士VS16翼将」の忍法帖的展開にしてほしかった。
(でなけばせめて蛇王無双で16翼将壊滅とか)
>「魔導士VS16翼将」の忍法帖的展開にしてほしかった。
いやー、ガイエの資質にまったくもって向いてないと思う
この作家は魔法などの超能力を持つ人間や、人外の魔物を
全然魅力的に書けないから
その展開になったら、翼将側を何人か死なせなきゃいけないから、
魔導師側が小物じみた卑怯な手段で何人か倒しました、
でも最後はナルサスの知とダリューンの武の前には、
小賢しいオカルト野郎どもは無力でした、みたいなガッカリワンパターンな
展開になるのが目に見えてる
どっちのキャラも魅力的な、人と魔の火花散るガチンコ勝負、
みたいなことには絶対ならない
余談だが銀英伝を、旧稿の銀河のチェスゲームから超能力者とかの設定を
カットしたのはまったくもって正解
マヴァールに超自然的要素を一切入れなかったのも
まさかシャガードがここまで惜しまれることになろうとは…w
ヒルメスだって成長して1部の頃の自分を自嘲気味に思い返したりしてたんだし
共にアルスラーン陣営に敗北し、その過去から成長した者同士だったら
意外と良いパートナーになれたかもな
>>331 この悪役はもっと有効に活用できる奴だっただろっていうケースが、
今のガイエ作品にはたくさんいるからな
もっと奥が深く、主人公サイドを苦しめるかと思いきや、
竜頭蛇尾で雑魚化してあっけなく退場っていうパターン
その元祖たる奴が地球教総大主教だと思うが、
ヨブたんと、ハゲ狐と、ドヴィリエ(は、ちと微妙?)が、
頑張ってくれたので、目立たずに済んだ
地球教総大主教は作者の陰謀論大嫌いが出てるキャラだったからあの小物ぶりはわざとだろうしね
アルスラーンは何か地球教総大主教がラスボスになった銀英伝、みたいになりそう
蛇王は割りと途中の巻でで復活し、激闘の末打倒するも、その混乱をついて侵攻する他国との争いを中心に描くのかと思ってたんだけどね
人外の化け物とか影の支配者とか書くの駄目な人だし、蛇王はラスボスじゃなくて、他国との争いを複雑化させる捨て駒に使うのかと思ってたけど
>>330 超能力で宇宙ものってやっぱロックを意識してたのかね?
まあスターシマックとかジャスティとかもあるけどさ
ファウンデーションは別として
>>334 ガイエの世代だと何と言ってもレンズマンだろう
ファウンデーションと並んで愛読してたって言ってた
途中からエリート意識が鼻について、
完全にははまらなかったって言ってたけど
曹操礼讚と劉備中傷が鼻について読めない小説もあるしな
最新刊出てたーーーー!
いやったああああああああああああああああああああああああああああ
>>337 喜ぶのは買って中身を読んでからだ・・・
ついでに買ったタイタニア新刊は良かったと思うわ
期待値が高いから酷評されるけど
つまらないわけではないと思う
昔は面白くてたまらない作品だったのが、つまらなくはない程度まで落ちたとも言えるが・・
そうかなあ…
思い出があるから付き合ってるけど最初からこれだったら読んでないよ
唐突な登場だったけどテュニプさん自体はけっこういいキャラな気がする。
フィトナに操られるなんてがっかり展開にならなければいいんだけど、ミスル国はもう本編には関係なくなるかな…
>>343 同感。たしかに唐突だけど、「自分が陰謀練ってる時は、別の誰かも陰謀練っている」というのは納得できた。
フィクションでこういう展開やると普通はご都合過ぎて興ざめだけど、ヒルメス・ミスル編がとんとん拍子すぎたので
バランスが取れてたと思った。
フィトナがのうのうと生きてる展開は納得できないので、処刑されて欲しい。
(ヒルメスの陰謀に加担してたし、テュニプにとっても処刑した方が後腐れなくてよいだろう)
今となってはミスル編とは何だったのか。0ページでも本編に影響ないな
外伝で書いとけよ
ミスル編の意義:ミスルがパルスの混乱に乗じて攻め込まないための理由づけ。以上。
ミスル編は「ミスルで政変が起きててパルスに対してアクション起こす恐れはありません」
の一行書けば本編的には何の問題ないのがね
>>344 何気に人間対人間はやはり面白く描けているという
ここにナルサスが絡むと一方的に勝つからつまらなくなるんだけどな
ページ水増しするためだと思ってた
個人的にはガイエ作品は主人公陣営にいる作中最強扱いされる1流策士よりも
敵陣営の1.5流で主人公陣営より格下扱いされてる策士同士の策謀のやり取りのが面白い
灼熱の竜騎兵とかは特にそうだった
新刊が出るまではアルスラーン陣営の話より
ヒルメスの国盗りの方が面白いという意見が多かったのに…
今回のヒルメスの踏んだり蹴ったりぶりはある意味面白かったな…。
いや、ここまで虐めてやるなよと思ったけどさ
353 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:2014/05/31(土) 23:44:16.99 ID:jCuzlf/c
ところでガズダハム惜しんでる奴っていないんだな。
あれだけ活き活きとした明確な悪役って珍しかったから
気に入ってたんだが
最後はお笑い担当になってたからな・・ガズダハム
14巻では不憫だったなガズダハムさん
割と好きだった
ガスダハムガダスハムガダハズムカズダハムカハズタムガズダムバカズハダム
ジムサ倒した巨大獣がガズダハムの変身した姿だったらちょっとは惜しんだ。
むしろそうしてくれれば両方のキャラに見せ場が出来て良かったのに
359 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:2014/06/01(日) 00:10:07.53 ID:Hdoky5FE
ファンタジー書けないっていう意見あるけど、
夏の魔術とか割といいと思うけどな。14巻は何となく
最近の3Dファンタジー映画っぽい演出だけど、田中ファンタジーは
物理攻撃無効で付け焼き刃では逃げるのが精一杯な展開が合ってると思う
ファンタジー書けないというか超自然的なモノとか魔術を手にした敵とかを上手く書けないんだと思う。
後は特に現代モノとかで多いけど権力持った敵とかも
偉そうに登場⇒薄っぺらいセリフ羅列⇒主人公に論破されて小物丸出しな状態で負ける
のテンプレが多い感じが…トリューニヒトなんかは得体の知れなさとか、不死身なところとかが良い感じの悪役だったけ
>>317 ナルサス大好きだったけど最近は確かに鼻につくわ
台詞回しが創竜伝の小悪党レベルまで落ちた不憫なガズダハムさんか・・・
今回二人翼将が死んでいろいろgdgdだったのに
誰もナルサスを責めないし本人も全く気にしてない様子なのも微妙
そしてキシュワードだけ責任を感じててみんなそれを当たり前のように思ってるのも微妙
今までのこの作者の作品で軍師的ポジションのキャラは
自分の采配で味方の犠牲が出ることを気にしたり
周りの人間にそういう面を非難されたりして嫌味なキャラにならないように
バランス取ってたけどナルサスはそういうのないから鼻につく
味方に大きな犠牲が出てもそうだから余計に
ガズダハムは分かりやすいがギーヴとか他のキャラも別作品の様な台詞回しになっていること多し
作者がもう世界観を忘れてしまっているんだろう
>>338 …読んだよ
なんか死んでも構わない翼将だけ死んでいくな
今のガイエにナルサスを殺す事が出来るかどうかかなー
劉備孔明嫌いな割にむしろパルスが「反三國志」の蜀化してる
というわけで次の犠牲者はイスファーンとジャスワントにメルレイン
意外な展開狙ったつもりだが読者的には予想通りのキシュワードだな
せめてギーヴかアルフリード、エラムを殺れればなあ
ギーヴ、アルフリード、エラムは生き残るんだろうな
ナルサスが死んだ途端エラムが師父並みに覚醒しちゃうんだろ
とか思っちゃう
後世の歴史家から「エラムはナルサスの知略を剽窃しただけだ」と批判され
ダリューンが作曲と演奏の例えで擁護するんですね。
影薄すぎて死ぬ気配がないルーシャン
不評すぎて13巻飛ばしてるんだが、ルーシャンの甥ってなんか活躍してた?
これから明後日の方向に発奮してなんかやらかしそうな気がして仕方ない
気になってここに聞きに来るくらいなら読めよ…
「お涼の評判悪いからこのシリーズは読まない」は理解出来るが、
「13巻の評判が悪いから飛ばして(続き物の)14巻読もう」っていうのは理解できない。
強盗殺人をした元奴隷
仕事がないなら軍に入ればよかったのに
自立させるためには軍に入らない方がいいのかな
元奴隷だと軽く見られかねないし
まあ性根が腐った元奴隷だったんだろうけど
アルスラーンの代でパルスが滅んだとしたら
後世の歴史家からはアンドラゴラス、アルスラーンと
2代続けて好戦的な王が即位し外征に明け暮れたために
国の屋台骨が揺らいで滅んだことになりそうだな。
>>365 トゥースが死んだのはナルサスには関係ないから
パルス共和国になるから
アルスラーンに後継者なくてもOKとかしないでくれれば良い
パルスは啓蒙思想がでてるからもうすぐ国民主権、普通選挙実施が近い
ナルサスはアルスラーンの王政を守るためレジスタンスの弾圧に忙しくて
蛇王への対策が後手にまわってるんだよ
カーセムがアンドラゴラス王の遺体窃盗事件に関心を持った事で
何かやらかしてくれそうな予感。
アンドラゴラス王の遺体に「尊師」の魂を降ろして復活させる予定だったと
思うけど、そこにカーセムが迷い込んで「あ」。
何をどう間違えたのか、カーセムに降りちゃった尊師の魂、あろうことか
カーセムの身体を支配する事に失敗、魔力を残して消滅。魔道師カーセム
爆誕!!16翼将の補欠として念願の円座の間への出入りを許される・・・
駄目ですか?
そもそもアンドラは蛇王のよりしろだから・・・
イルテリシュが尊師のよりしろのはずなのに
パルス共和国とか選挙どーすんだよw
さすがのガイエもやらんだろ。
もし、アルスラーンがこのまま市んじゃったら
割とマジで王位に一番近いのはルーシャンだと思うわ。
そういえば王家の親戚筋ってヒルメス以外に全然出てこないな
日本でいう宮家みたいな存在。ヒルメスだって実際は直系だし
銀英伝でもラインハルトの親戚とかも全然出てこないが、
あれは一代で成り上がったんだから、金髪さんがミューゼル家の
縁戚を皇族として扱わない(絶対扱いそうもない)と決めたらそれまでだが、
パルスは何百年も続いてきた王朝なのにな
実際ゴールデンバウム王朝は、直系の後継者に困ったら外戚の孫や孫娘を
皇位につけたわけだし
ゴダルセス大王の晩年に魔導士が暗躍してたそうだから、王族の粛清をさせてたとか?
アンドラが黙らせた+ルシタニアが殺しまくったのコンボじゃない?
アンドラにしてみれば、タハミーネを王妃にしておくためには他の王族を黙らせる必要があっただろうし
ルシタニアにしてみればアンドラとタハミーネだけ生きてれば他は殺してもいいだろうし
ペシャワールにいたバフマンが「そのお方(ヒルマン)を殺したらパルス王家の血が絶える」
って血相かえてたから、アトロパテネ以前に分家の宮家とかは絶えてそうだ。
ヒルマンて誰だよwww
脳内登場人物。昔の話しだからね〜
アサメス「ヒルメスがやられたようだな…」
ユウメス「フフフ…奴は四天王の中でも最弱…」
ヨルメス「アルスラーンごときに負けるとはカイ・ホスロー一族の面汚しよ…」
庶子はいても王位継承権がある王族はいないんだろうな
391 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:2014/06/01(日) 23:34:04.35 ID:v49yYIHh
一部でルクナバード取りに行った時パラフーダに会ったけどアルスラーン達がついにその本名は知ることは無かった
とか書いてるとこ見るとやはり初期の構想だとパラフーダは十六翼将に入る予定ではなかったのかね
>>383 予言真に受けて息子の嫁に手を出すくらいだから王族の粛清も大量にしたんだろうな。
ザッハーク退治には宝剣ルクナバートが使用されるのはほぼ確実と思われるが
アルスラーン自らが宝剣をふるってザッハークと戦うのだろうか?
勝率の点で考えれば最強の剣士であるダリューンが宝剣を使って戦った方が有利と思うのだが
やっぱり「蛇王を倒すのはパルスの王の義務だ」とか言い出してアルスラーンが直接
戦いに行く展開になってしまうのかな
ルクナバードはアルスラーンしか持ち主と認めてないから
ダリューンに持たせても力を発揮しきれないんじゃない?
ファイアーエムブレムでいくら他のユニットが強くても
ファルシオンを使えるのはマルスだけなのと同じようなものなんじゃ
第一部書いてたころのガイエなら間違いなくそうしただろうね
ルクナバードには特有の霊力がある描写をしっかり重ねて書いてるし
でも、いまのガイエなら何をやらかしてもおかしくないからな・・・
誰が着るのか知らんが鎧を作ることになってるし
既にやらかしているような気もする
タイタニア5巻もこんな風だったらどうしよう
本人もモチベーションなくしてたのをアニメ化やマンガ化で
多少盛り上がったのをうけて書いているから
タイタニアは佳作くらいにはなるだろうし
アル戦はもう作品として厳しいけど完結までもっていくだろう
死後も残るのは銀英伝だけだと思うけど
体ボロボロなんだろ
アル戦は完結まで寿命がもたない気がする
アル戦だけ書いてりゃ終わるだろうけど間に薬師寺とか色々余計なもん挟むから…
>>393 アルスラーンじゃないと効力を発揮できないだろうし、蛇王と対決する頃にはダリューンは既に死んでる気がする
そういえばヒルメスがルクナバートを手にした時、地割れなどが起きて明らかに
宝剣がいやがっている感じだったな
ダリューンが宝剣を手にとっても同じ現象が起きるのかな
>>400 正直なところ順番も労力も一番優先させてほしいのはタイタニア5巻だから
アル戦も余計なものの一つだと見做している
タイタニア5巻は最優先事項として今書いてるじゃん…
これが終わらなきゃ次に行かない予定
前とケツは書いて今間を埋めてるらしいから
そのうち書きあがると思うけど
>>394 ルクナバートを持ったアルスラーンをダリューンが掴んで振り回せばいいんじゃね?
タイタニア最終巻、順調にキャラを殺しているようで何より
アンドラ蛇王→アルスラーン+ダリューン相討ち
イルテリシュ尊師→キシュワードかクパードと相討ち
レイラ(アンドラ実娘)→魔軍内親娘対面→タハミーネ巻き込み死亡
グルガーン→ファランギースが成敗+ギーヴの見せ場
ナルサス死ぬけどエラムに策をさずけておく
昔はこんな展開を予想してたけどもうどうでも良くなってきた
タイタニアが綺麗に終わってくれたらもうそれでいいや
ルクナバートと同じ素材で作る鎧って
イルテリシュも蛇王も触れないだから、着れないよな?
鎖の状態で封印されてたんだから
もし着れたら着れたでその状態で封印されるような?
>>409 こんなこともあろうかとよろいをつくっておいたのだフハハハーるくなばーとなんてききはせんぞー→フシュー(封印) 完
イルテリシュ「ガハハハ、ジャライルよ、鎧を作れ。あれ? いない……」
グルガーン (´-`).。oO(コイツは何を言っているんだ?)
対ルクナバード作戦 完 じゃないの? それともジャライルは逃げられないんだろうか。
鎧作ってもアルスラーンに取られるだけだと思う
RPGでラスボス撃退用装備が、ラストダンジョンにある理由がわかりました。
ほら一応サイズの問題とかありますし…いくら蛇王さまでも敵に盗まれるなんて
そんな恥ずかしい展開…ねぇ?
とか思ってるとナルサスが攫ってったりするんだろな
アルスラーンも肉体的にも成長してイルテリシュと同サイズになってるのかも…
展開はどうでもいい
問題は次をいつ出す気なのかだ
続「出せばまた悪口言われますからねえ」
始「日本では言論の自由をはき違えた輩が多いからな。なさけなさそう話だ」
余「でもそれって父ちゃんもそうじゃないの?反論されない紙面で一方的に言い放題だよね」
終「ばっ馬鹿!余計なことを言うな!」
確かに間が空きすぎてるから16翼将クラスでも毎巻、物語に出て来るたびに
「そう言えばそんなのいたな」的に思い出す状態になってるな。
ヒルメスの国盗り物語なんて思い出す間もなくリセットになってて唖然としたわ。
>>413 ラスボスがラスボス撃破用アイテム装備している例もありまして
アルスラーンとナルサスが死んだら国内情勢は不安定になり、
諸外国は喜んで侵攻してくるだろうからアルスラーンは生き残るだろう。
ナルサスの代わりはスーパー解放奴隷の血に目覚めたエラムでどうにかごまかすにしても、
後世で中興の祖と言われているアルスラーンが、即位して跡継ぎもつくらないまま2年で崩御はない。
さすがにエラムを殺すことはしないかな
死なない16翼将予想ランキング
1位エラム
2位ギーヴ
3位ファランギース
4位アルフリード
銀英伝でポプランを殺し損ねたからこそギーヴのほうは絶対に殺してやると作者が息巻いてる可能性が…ないか
誰が死んでも盛り上がる展開を描けそうにないって失望のが大きい
そういや、ギーヴの過去が不明だな。
1巻で侍女に言った台詞が真実だったら面白い。
案外王や貴族の気まぐれに振り回されて滅んだ騎士の家の子とかかもな
1巻で利用された侍女みたいな感じの
16翼将の誰よりもラジェンドラは死ぬ気がしない
こいつは死なないだろう!と思ってたエステル死んじゃったし
もう誰が死んでもびっくりしない
キルヒアイスの退場の速さとラインハルトに残した傷考えたら何がきてもおかしくない
>>426 若くしてあれだけの多芸っぷりだし、少なくとも庶民の出じゃなさそうだよな。
>>423 ガイエは忘れてるかもしれんが、天野喜孝の画集に
アルスラーンの死を悼んだギーヴの四行詩が載ってるらしい
だからギーヴは死なないだろうとの予想
>>430 10巻で学塾と学塾に行きたい子に王室から援助をってアルスラーンが言い出したら
「世の中には勉強嫌いの子も多いです」
「勉強を嫌うあまり家出する子も出るでしょう」
なんてイスファーンと言ってたから剣技や芸術を学びつつ学塾でも勉強させる
かなり裕福な家庭の生まれみたいだな。
>>431 アルフリードとエステルが喧嘩友達だったことも
忘れてるガイエがそんなこと覚えてるわけない
>>431 >>433 隣国の大陰謀を察知しながら帰国後直ぐに報告しない外交官って、トンでも展開もあったなあw
一から読み直すようなマメな性格でもない限り、この手の矛盾は出てくるわな。
作者が読者ほど作品に精通していないのはよくある話。
よくある話かもしれないが、放置しすぎて人物たちのこと忘れてしまって
出来の悪い二次創作読んでる気分にさせないでほしい
リカルドが蛇王に遭遇したトラウマで蛇が大の苦手になったことも無かったことになってるしな
自作の読み返しとかここ数年は全然やってないみたいだ
今のガイエなら蛇王のことを知らないルシタニア人のドン・リカルドならば蛇王を恐れずに
立ち向かえる!とかやりかねないな
>>433 国王様を助けにいくとエクバターナに戻ろうとしたエステルを止めて諸共に馬から落ちた時に、
自分より先にエステルの土を払ってやってたんだよなあ…
アルスラーンは最後の方は多くの仲間が斃れていった末に、
無理に生きようとする理由がなくなってしまう気がするなあ
そして末期のラインハルトのように、仙人のような精神状態になり、
蛇王と相討ち、みたいな
そしてエステルの死がまずその皮切りだったってことに
彼女を最後の方まで生かしておくと湿っぽくなっちゃうから
人生、実力を出せる期間はわずかだというのは
心がけておいたほうがよさそうだ。ロボス元帥みたいなもんだな。
修羅の門も再開後露骨に劣化してて寂しい(´・ω・`)
アルスラーンにはパルスを太平に治めるという生きる目的あるじゃんか。
宇宙統一が人生の目標だったラインハルトとは違うよ。
ヘビ王と相打ちオチだったらガイエを軽蔑するなぁ。
どう考えてもパルス内乱勃発じゃん。
空っぽの玉座に座る大義名分を持ってる人間が物語り中、一人も居ない。
せいぜい、パリザードぐらい。
綺麗に禅譲するんだったら、アルスラーンが長生きして後継者を育てなきゃダメだ。
それでも内戦が起こらないとは言い切れないし。
血統崇拝というか、血統による継承が続けられるのはそれなりに意味あるんだよ。
アルスラーンは自身の子には王位を継承させない気がするわ。
多分、子も設けないんじゃないか?
それだと銀英伝でアレク皇太子のおじいちゃんが言ってたみたいな
欲望の欠損がアルスラーンにもあるみたいに言われるから、「王様も
若い頃恋をしたんだよ」的なエピソードを設ける為にエステルが登場した
気がしてる。
蛇王との相打ちは私もないと思う。
あと、マルヤムでヒルメスが、実は生きていたイリーナの姉ミリッツァと出会って
マルヤムの半分をギスカールから分捕る展開に期待。
ミリッツァが女イルテリシュって感じの豪傑だったら尚良し。
あと2巻だから脇を書いている暇ない
次巻でイスファーン、メルレイン、ジャスワント、リカルド、キシュワード、クパード
この6人のうち4人は殺すだろうからそれぞれの見せ場をちゃんと書けるか心配
最終巻はコアメンバーの話しに絞って完結させないと本当にグダグダになる
昨日もクパードって書いてた人いたけど同じ人?
それとも俺が新刊追うのをやめてからクバードがプチ改名しちゃったの?
もう何巻と決め打ちして書く必要がアルスラーンの場合あるのかと思うわ。
好きな作家でこういう事言うのも哀しいけど、田中芳樹にはもう中国もの以外で
新しい長編を書く気力は残ってない気がするんで、アルスラーンも16巻とか言わず
蛇王退治の後の話とかずっと続けて欲しいわ。
万が一、蛇王と相打ちだったら、アルスラーンの死後、パルスは長い内乱の時代を迎え
そのせいで民衆が短かったとはいえ、最後の太平の世であったアルスラーンの治世を懐かしむ。
というダークな結末だったりしてな。
それだとまぁ、話の整合性は取れないこともないけど、そんな結末を誰も望んでないよな。
エラムが継いで万々歳だったら本気で本をゴミ箱に捨てると思う。
現実味が薄いし、それが成り立つ伏線もまったく無いし。
ファイアーエムブレム方式でよかったのにねえ
アルスラーンをはじめダリューンやギーヴ、ファランギースなどの主要な面子がデマヴァント山へ
それ以外はエクバターナやペシャワール、ギランを守備
ダリューンたちが露払いをしてアルスラーンは蛇王と一騎打ちして勝つ
流れは凡作でも、期待していたのはそんな感じじゃなかったかと
言いたいことはどれも先に言われてるからいいとして
丹野忍がまだ活動してたことに地味に驚いた
丹野さんはグイン・サーガも継続でやってるね。
相変わらずの軽い画だがあっちの前作者の晩年の刊行ペースに着いて行けた仕事の早さは尊敬するわ。
天野善孝には負ける
アルスラーンがちょっと仙人化というか、なにか精神的超越の境地に
達しかけてるっていうのは感じるな
十字軍的な狂信集団と戦って撃退したのがイスラム勢じゃない以上
代わりにアルスラーンが新興宗教の祖or預言者扱いになって
アルスラ教徒が東はシンドゥラまで、西はミスルからアフリカ通ってイスパニアの辺りまで
アルスラ帝国を築いちゃって、ルシタニアでは将来レコンキスタ運動が起こったりしちゃうのかね?
いや、全然
今更ながら16巻読んだ。ヒルメス殿下・・・
ここまでアルスラーン一党の出番と同じぐらい多くのページを裂いて、
斎藤道三ばりの国盗り物語一代記を引っ張ってきたのに、
いきなり踏んだり蹴ったりフラれたり、挙句に夢まで捨てた負け犬野郎に
堕とすぐらいなら、よく言われるとおり16翼将の最後の一人として
登場でよかったよなあ・・・
とはいえ、素顔と素性を明かしてアルスラーンの臣下になるわけにも
いかないだろうから、再び銀仮面を被り「パルスを憂う者」として登場して
アルスラーンを助け、のちの世に
「十六翼将最後の一人は無口な仮面騎士。名前も告げず去っていった銀色の使徒」
として伝わる・・・でよかったじゃないか
本当にあと2巻で終るとしたら、ヒルメスに何をさせるためにマルヤムに渡らせたのか?
そいやもう部屋のどこに埋まってるか分からないんで読み返してないんだけど、
ギスカールおじさんとの間って完全にケツ裂してたっけ?
もし再び手を組む余地があるんだったら、今度はヒルメスをパルスの正当な王位継承者として立てて、
「僭王」からパルスを取り戻すと称して、蛇王騒ぎで混乱中のパルスに再侵攻してくるとか?
>>462 ギスカールにそんな余裕ないでしょ。ボダン完全に倒してからまだ一年過ぎたかどうかだし
パルスがどうなってようと、マルヤムをまず安定させないと
>>463 まぁそうなんだけど、今回パルスにまだ未練タラタラなのを酒や女で誤魔化してるって
描写もあったからねぇ。
ヒルメスがマルヤムに渡った以上、どんな形になるかは分からないけどギスカールとの
邂逅はあるだろうし、互いにまだ手を結べる間柄なら、ヒルメスが転がり込んで来た事で
抑えて来た野心に火が付くことは大井にありそうだし。
あと2巻でそんな話書き込んでいるページ数ない
カルハナみたいに何故か突然地下牢にあらわれて殺される超展開なみに
20ページくらいでヒルメスとギスカール相討ちとかやりかねん
16翼将の見せ場も必要だし、作者が構成を完全に間違えたんだろう
イリテリシュ戦記
封神演義みたいに、デカい化け物が表れて農具で無双して16翼将やられまくったでいいよ。
>>464-465 > パルスにまだ未練タラタラなのを酒や女で誤魔化してる
そういうギスカールをパルスに侵攻させないように
465みたいにヒルメスが倒してこれでパルスは安心めでたしめでたし
という風にしたいんじゃないか
一部のギスカール兄がアンドラを倒したみたいに敵方の人間が
主人公側にとって邪魔な存在を勝手に倒してくれました第二弾みたいな
またそのパターンかって思われちゃうだろうけどな
第二弾は魔軍がチュルク軍とシンドゥラ軍を倒してくれましただろう。まああれは計算の内だが。
まったく気づかなかった。
>>465 「あと2冊の予定でしたが、終わらないのであと4冊、全18巻にします」という必殺技がある
一応ギスカール王朝の話しは出てるんだから死ぬわけないだろ
これで死んだらほんとに芳樹は認知症
トゥースの嫁達。
出てきてすぐに未亡人とか、なんのために出したんだって話だな。
トゥースは、三重婚も、剣でなく鎖で闘うという設定も
ハーチムマイマイと言われるような、しかも言われて怒らないような性格も
どれひとつとして物語に寄与しなかったな。
一部ではイスファーンザラーヴァントとひとまとめだったし。
登場する意味有ったのかわからん意味では筆頭のキャラかも。
ザラ―ヴァントも一部では大概意味わからなかったが、
土方の現場監督に才能見せ、相続問題を押し付け、ナーマルドとガブルネリーシャに関連付けた
イスファーンは狼を通じてイルテリさんと因縁を結んだ
トゥースは一切なく、二人目の首都担当も死んじゃったと、ゲンの悪さを表すためだけのキャラになっちゃった
>>475 ルッツ「出番があっただけましじゃない?」
アンドラゴラスが鉄鎖術を使うシーンの印象が強い分トゥースの鉄鎖術設定はホント生きてねーなーと思ってしまう
>>476 地震が起きて地割れに落ちたアルスラーンを
鎖でとっさに助けたとかだったら逸話になったかも。
>>475 そのまま殺したら特に親しい人もいなくて悲しむキャラがいないから
殺した後の悲しむ担当要員として作ったんじゃね
キシュワードの双刀もかっこいいのに出番少ないよね
最期くらいは見せ場があってほしい
今思えば5巻の終わりでダリューンと戦ってくれればよかった
アンドラゴラス落としてある意味伝説と化したイノケンティス七世のように
ヒルメスは蛇王とアルスラーンがやいのやいのやってる最中
割り込んで刺し違えることくらいするのかと思ってたら
14巻でどうにでもなーれ状態になった
ヒルメスは最後は遊牧民の王様でもやるんじゃない?(適当)
ギスカールがマルヤムに建てた王朝は決起した場所の名前から「ケファルニス朝」と呼ばれるように
なると書かれていたから、てっきりギスカールの王朝は長続きするものと思っていた
一代で終わったら、わざわざこういう名前がつけられるとは考えにくいし
>>485 もうその設定忘れてる可能性が高い、いまのガイエは
>>479 そういえばアンドラはなんでそんなもの習得してたんだろう
獄吏もパルス人なのに知らなかったなら衆知ではなかったようだし
奴隷が主人に抵抗するための技を密かに覚えている国王…
趣味
トゥースだって趣味だろうし
今更だけど目の周りに輪がある狼に土星と名付けたのはただの偶然なのだろうか。あの世界に望遠鏡は無いようだが。
それとも14巻でクローンや核兵器を想起させる技術がかつて存在した描写があったように
土星に輪がある事も伝説的に語られているのだろうか。あるいは作者が何も考えていないだけなのだろうか。
>>490 千年の時を生きる蛇王様がなんか凄い能力で観測したのかも。
ヒルメスがブルハンに「もうお前に語る夢を持たぬ」って言ってたが、
国盗りの野望を完全に捨てちゃったのかね?
でもマルヤムに着いたらいきなり「やっぱり野望復活!」とか、
無節操にそうなるのもなんだと思うけど・・・ギスカールの動向を
見てるうちに、やっぱりムラムラしてきそうだなw
もうこんな大詰めじゃ、パルスvs蛇王の決着がつくまで、
ギスカールを足止めする時間稼ぎ役でしかないんだろうけど
ナルサスが「銀仮面?放っておいておk」と余裕かましてるとこに
ナバタイ軍率いてパルスに殴り込みかけるヒルメスが見れると思ったのに!w
昨日久しぶりに角川文庫版の8巻・9巻を読み直したが、
この頃は「新エピソードスタート!」って感じでwktk感があるわなあ。
その次の10巻から背表紙の色が変わったりして、先行きに不安を
覚えはじめた記憶があるわ。
残りの巻数からしてあれこれ脇道を書いてると収集つかなくなりそうだな
銀英伝の短編外伝集が電子書籍で出たんで買ってみた。
この頃の文章力・構成力はすごいな。アルスラーンの新刊と比べると別人が書いたようだ。
米国は無茶苦茶ですな
>>492 足止め以前に、ギスカールにそんな余裕ないんじゃない?
ボダンがさんざん荒らしたマルヤムをやっと平定したばかりなんだから
本編の巻数の枷とか、もうとっ払えばいいのにな。そもそも巻数を決めてるのは
そうしとかないとダラダラ書き続けてしまうから、だそうだけど、その巻数に合わせる為に
内容があんなになっちゃうなら本末転倒だし。
蛇王退治が終っても、隣国は困った叔父さんやいい時だけの親友、我慢強いお兄ちゃん
などなど、話のネタには事欠かないし、「いい王様とおもろい家臣達」の時代劇を延々
やっても良いと思うんだけど。
これで外伝も出さずに終了したり、出しても本編終了以後の話は書かないとか意味のない
事なさったら、30年近く前にファンになって以来初めて怒ると思う。
>>499 外伝は書かないってこの前のニコ生で言ってたと
聞いたが。まあ14巻があの体たらくなので、
むしろ外伝など書かないでくれて良いと思うよ。
>>500 ニコ生というと、先日の銀英伝ミュージカルのあれ?プレミアム会員じゃないから
最初で追い出されて見れなかったけど、そんな話までしてたのか。
14巻があんな体たらくだったのは巻数決め打ちのせいだと思ってるんで、その枷さえ
なければ、まだ期待出来ると俺は思ってる。
>>501 巻数決め打ちのせいでご覧のあり様、ってのは同意だけど、
10巻〜13巻辺りでグズグズ展開してたそのつけが今に回ってるんだろう。
蛇王まわりの話を書くのが嫌で先延ばしにしてるうちに巻数が
足りなくなって、あわてて皆殺し作業にかかってる、というね。
残念だけど15年前から田中の作家的技量は落ちる一方だと思うわ。
ドラゴンボールと同じく
勢いのあるうちにきちんと終わることが作家と作品のためだったな
>>501 これ以上続けてもかつてのように面白くはならないと思うよ
もうちょっとだけ続くんじゃ
>>501 おれはまるっきり逆の考えだなー。あと○冊で終わらすっていう枷があるからこそ
まだこの程度(1部と比べりゃかなりのもんだが)の劣化で済んでるって考えてる
枷が無くなった(ガイエ自身がキャラの自由にさせるって宣言してる)
創竜伝の9巻以降の崩壊ぶりを見てみなさいって
特に最後の13巻なんて着地点を一切考えておらず、イラク戦争の米軍への
怒りによるアドリブだけで書いたから、幕府とか収集がつかなくなっちゃって、
続きすら書けなくなっちゃったんだと思う
仮にアルスラーンで、事前に作ってあった終着点までの流れの構想の縛りから外れて、
筆の赴くままに書いたら、パルス国内での翼将たちの漫才、
ラジェンドラの独り言漫談、それにヒルメスやカルハナや魔道士の
各地での陰謀コントが、今の何倍もの分量でダラダラダラダラ続いて、
20巻になっても蛇王は再臨しなかったと思うw
実際、そういう枷を捨ててしまい、キャラクターたちの動くがままにさせた挙句、
いつまでも完結できないっていう罠に嵌っちゃった作家って
腐るほどいるからなー、しかもガイエと近しいジャンルや読者層を持つ作家に
たくさんいる
平井和正、栗本温帯、夢枕獏、菊池秀行、竹河聖、ひかわ玲子、吉岡平・・・
本当の本来の構想が気になるというか
ヒルメスあたりの締まらなさと言ったら行き当たりばったりで書いてるようにしか思えん
ちゃんと流れ決めてあったんだろうかそれともどっかでずれ出したのか?
>>507 言ってることには概ね同意なんだが、その中に吉岡平がいることにすごい違和感がw
それこそガイエを含むそこの御大方の模倣というかパロディが売りで、良くも悪くもプロットなんて最初から立てない作家じゃないか
ノベルス版になってから内容は劣化の一途なのに価格は上がっているから
ただただ教祖様にお布施している気分。宗教って抜け出すの難しいのな
田中芳樹は小説版のインタビューで、
「アルスラーンの奥さんはもう決めてる。ファランギース」
って回答
吉岡平って生きてんの?
>>512 タイラーを朝日ノベルズで出し直したりしてるからたぶん生きてる
吉岡平は確かTwitterやってたはず
月刊住職という雑誌にエッセイを寄せているらしいですが・・・。
なんすか、その雑誌は。
アルスラーンの8巻冒頭に、「この3年間いろんなことがあった」って列挙してあって、
完結したらこれらも短編で書いてもらえるんだ!と思っていたけど
今のガイエに書けるかどうかは措くとしても
出ないのは寂しすぎるな
いっそ荒川弘があのいろんなエピソード描いてくんねーかなとも思っちゃう
>>500 えっ…ダリューンの絹の国での武勇譚や浪漫は望みなしか…
恋の相手まで登場させたのに続き書かないとはorz
キャラの設定や交流も忘れてる今のガイエが書いても
まさに出来の悪い二次創作以下になるからなくていいよ
>>517 あの恋の相手って、本編では一切言及されてないよね?
どっかで触れてるところってある?
番外編で書いてなかったっけ?
黒髪美人武将と出会ったと思ったらお姫様だったよ!中華爺はつおいお!ってやつ。
やる気なさそうなつまらん話だったが。
中途半端なところで終わった記憶がある
ロードスとか聖エルザとか色んな作品の番外編が収録された角川の単行本に収録されてたな
>>521 それは雑誌で読んだおぼえがあるんだけど、
その後の経緯とか本編でダリューンがどっかで触れたりしてなかったかなあ?って思ったの。
クバードってやっぱりジムサ同様に強敵と刺し違えて
「ほら吹きクバードがこれくらいのことで死ぬわけなかろう」
みたいなこと言って、最期までほら吹きやがって……みたいに死ぬんだろうな。
>>520 5巻くらいで「失われた恋」だの「忘却は神々の慈悲というが、しばらく忘れられそうもない」と
たそがれてなかったっけ
>>523 本編でダリューンがちょっとそれを思い出したようなシーンはあった
具体的な名前とかを出したわけじゃないけど
527 :
イラストに騙された名無しさん@転載は禁止:2014/06/06(金) 21:47:53.15 ID:+k+I9MJK
>>476 たぶん5巻くらいのトゥラーン戦で、地味な後方攪乱の餌撒き作業やって、
アルスラーンからダリューンを差し置いて「一番の殊勲はトゥースだ」って言われたときがピークだったな・・
嫁三人が出てくるとゴチャゴチャするから今回死亡させられたっぽい。
>>526 旧漫画は少女マンガだったから、その辺はもうちょっと掘り下げて描かれてた
星涼公主を「星涼……」と思い出してたり、牡丹の花咲く苑で「お別れだ、パルスの騎士殿」とやってたり
逆だと思う
殺すつもりだったから悲しむ要員として出したんだよ
翼将でも後半仲間になったキャラはキャラ同志の関係が
希薄だから死んでも悲しむキャラがいない
でもそれじゃまずいからそういうキャラを強引に作ったんだろ
ジムサが拾った幼女も同じだと思う
530 :
イラストに騙された名無しさん@転載は禁止:2014/06/06(金) 22:07:23.99 ID:+k+I9MJK
>>529 なるほど・・
グラーゼなんてジムサから「さして気の合う奴でもなかったが」とまで言われてたしなー
悲しみ要員だったんだな、あの副船長2人。
その理屈だと悲しみ要員が土星しかいないイスファーンは今のところ安泰かな…
トゥースの三人の嫁より土星一匹のほうがキャラ立ってるから安心できんか。
>>531 宰相のルーシャンも遠縁の甥っ子みたいなのが出てきてたな。まさか・・
16翼将早めに整理して最後は1巻の中心メンツの話しをちゃんとやってくれよ
初期メンツ以外で一番必要なのはグラーゼだと思ったがあっさり死んだから、そうなるんだろうな。
グラーゼはシルヴァーベルヒのポジションか。生きてれば平和時に一番役立ったのにって。
ギスカール結構好きなキャラだったけどあっさり死ぬんだろうなあ
パルスは重臣死にまくったけど周辺国もボロボロだったので平和になりましたとさで終わりそう
ギスカールは王朝作ってたから後継者作ったりしてすぐには死なないと
思ったけど死ぬのかな?
て言うか、ギスカールの出番あるのかね?
vs蛇王だけに絞らないと話が収まらなくなりそうだが。
すぐに死んで、
顔にやけどを負ったと称して白金の仮面を被った偽ギスカールが
取って代わって王朝を継ぎます
とか
>>531 まさかアイーシャはそのために…
トゥースの三人妻に続く恋愛相手か思ったのに…
>>517 武勇譚はともかく、ロマンスは各々が脳内妄想したものが
いちばん美しい気がするw
確か東方巡歴は発表当時ガイエが、外伝の冒頭部分にあたるって
発言してるんだよね
だから少なくとも当時はあれを序章として、1冊分ぐらいは、
セリカでのダリューン物語を書く気があったと思える。
今はもうそんな気力ないだろうけど
それと星涼公主はダリューンのセリカでの、いわゆる現地妻だったんじゃない?
さすがにダリューンなら、男女の関係はなかった設定ではないと思う
そうじゃなかったら、ダリューンほどの人間が精神的に引き摺らないと思うし
もし最終巻でアルスラーンが死に、ダリューンが生き残った場合、
パルスに未練なくセリカに向かいそうだな・・・
外伝としては書かないだろうけど、その後の似たもの夫婦wの誕生を、
匂わす程度はやりそう
相手の立場忘れてないかw
他国から来た使節団の一員が
皇女をどうやったら現地妻にできるんだよw
少女漫画じゃないんだからw
賢帝だった先帝が退位後に暇を持て余してるのと
藍妃って愛妾に子ども生まれたから
帝位に返り咲きたくて新帝との仲が悪化してる件も続きを知りたかったのに…
絹の国って唐とか宋とか大陸の国家がモデルかと思ってたら、
皇統が千年続くとか日本がモデルかと思うような所もあったな。
墨子は紀元前に「強大国が弱小国を侵略するのは悪で、弱小国がそれに抵抗するのは正義だ」と明言しているのだ
て、創竜伝の二巻に書いてあった
中国の歴史とかさっぱりなんだけど、墨子て人は
本当にそんなことを言ったの?
戦国時代、思想家が戦を終わらせるためにいろいろ考えて自説を立てたわけだが
「攻める利得が完全になくなれば、戦争はなくなる」
という考えのもとに、実際に各地の弱小な城を守って回る武装集団になったとんでもねえ奴ら。
墨守ということばが残ってるのは墨家の守備戦術が堅かったかららしい。
思想面では自分を愛するように他人を愛せば戦争起きないと、キリストっぽい理念を残してる。
とにかく平和を達成するために軍事研究して実践するという、献身的という面では最高峰の連中かと。
酒見賢一の「墨攻」を読むのオススメ。
思想としてはあったんだろうけどその後顧みられることはなかったから
中華には合わない思想だったんだろうね
なんか惜しいよね。ネストリウス派やゾロアスター教みたいに他所に伝わって残っていれば
面白かったのに
十六翼将(二軍)の一番の見せ場(14巻現在)
メルレイン:王宮に忍び込んでギスカールを狙撃、エステルと逃避行
イスファーン:思い当たらん・・狼のほうが活躍してるぞ
トゥース :トゥラーン戦の後方攪乱でアルスラーンに褒められる
ザラーヴァント:土木工事
グラーゼ:ペシャワールに兵糧を運び込む
シャスワント:アルスラーンの寝室警護していて蹴っ飛ばされる
ジムサ:「アルスラーン殿下はもしかして阿呆ではないのか」
パラフーダ:「多勢に無勢、騎士道にもとることはなはだしい」
>>549 ザラーヴァントの見せ場はジムサと逃げるところだろう
>>549 イスファーン:尊敬する兄を介錯してくれた恩人に喧嘩(実戦形式)を挑んだ
読本とか読み返したらグラーゼ伝という構想はあった模様。
ガイエは鄭和にやたらと思い入れがあるみたいだから
グラーゼ伝=妄想鄭和伝なんだろうなと勝手に思ってて、ちょっと読みたかった。
まぁ、今のガイエじゃな…。脂乗ってる頃に書いて欲しかったわ。
戦場とはいえ初めて人を殺しても屁とも思わないくらいメンタル強いのにエステルのことはウジウジ引きずるアルスラーン
ヒルメスがあっさり失脚したのは、前までの「政務・グーリイ、軍務・ヒルメスで結託」というのが
銀英伝のリヒテンラーデ・ローエングラム連合と同じ構図だったからかなと思った
ラインハルトは先手を打ってそのまま帝位もゲットした成功例だから、逆に失敗するパターンにしたのかと
配下の武力を掌握してたラインハルトと違って、ヒルメスはトゥラーン人達の忠誠心しか持ってなかったしな
しかし、13巻でわざわざミスル語で話しかけて好感度アップしといたのは何だったのか
13巻の話しなんてガイエが覚えてる訳ないだろうしな
16翼将が減って行くことで適材適所の人員配置が出来なくなる、
海軍作れなくなる、とかで、アルスラーンの治世の陰りを強調してるようにも感じる
でもそれでガタガタになって終わりじゃ解放王だの16翼将だの
後世に称えられるてのがおかしくなるんだけどな
でも今のガイエだとそこまで考えてないんじゃないかとか
下手すりゃその設定さえ忘れてるんじゃないかと思えてくるから恐ろしい
「武田二十四将」だって、実際は軍記物の中で活躍してるだけらしいし、
「十六翼将」も在世時じゃなくて解放王の死後に吟遊詩人とかが
言い出したフレーズという設定だから、実際は・・・という。
黄門様がいい爺さんだったと持ち上げるためには
部下の助さんと角さんは不殺で無敵のキャラに格上げされるてことさ
赤いくつ履いてた女の子は、いい爺さんに連れられていったもんだと子供の時は思ってたもんだぜ
>>558 それもそうか
それに解放王だってルシタニアと蛇王から国を救ったなら
その後の治世が短かろうがガタガタだろうが
後世で伝説化するには十分っちゃ充分だろうし
まあそれに今の展開だとチュルクもミスルもマルヤムも
パルスがガタガタになっても攻め込む余裕が出るようには
ならなさそうだからそういう意味でもあんまり問題ないのかもしれん
ファンタジーとはいえ、奴隷解放があっさり出来過ぎて気になる
いきなり解放されても、住む所も無く他の仕事にもまともに雇って貰えないだろうから
元の仕事に低賃金で再雇用する形が一番丸く収まりそうだけど、経済大混乱しそう
奴隷の中には元敵国の捕虜も多そうだから、改めて収容所作らないと危険だし
アメリカの奴隷解放後のトラブル知ってるだけにファンタジーすぎたわな
もう少し奴隷解放後のゴタゴタもしくは抑えつつ頑張ってるってのを見せてほしかったけど今のガイエにそれは無理だ才能枯れ果てた
>>551 楽士と互角だし見せ場といったら見せ場なんだけど
相手は演技してたから本気出されたら負けたんじゃね疑惑
アル戦の奴隷って人種なのか捕虜なのか同国人の中の身分制なのかよくわからんからね
人権思想や平等主義ぽい考え方もそれなりにあるぽいけど
突き詰めると共和制とか革命になっちゃうからな
一応理想の王の統治の話しだからそのへんぼかしとかないと矛盾でてくる
もう蛇王が地震おこせる世界だからどうでもよくなってるけどな
>>561-562 第8巻辺りで、奴隷解放後の施策として
領主がいなくなった土地を無償で提供して
独立自営農民を増やすことで対応する、みたいに
書かれてたと記憶。まあファンタジーだよねw
名目上の奴隷はいなくなったけど貧農ががっつり増えたとかそういうオチだよなあ
仕事と教育両方与えるって、まずインフラが整ってないとだし
バダフシャーンレベルの小さな国ならともかく大国パルスでなあ
>>560 基本的にペシャワールみたいな「開拓すれば農地になるけど手つかずの土地」に行かせて、
「開拓した土地は私有を認める、収穫が軌道に乗るまでは免税」みたいに農業やらせるんだろう
その子世代になったら、商人になってもいいし職人になってもいい、職業選択の自由ができるって感じじゃないか?
>>567 いやいやそれも無理があるよ。
たかが地方貴族が数千人の奴隷抱えてるんだよ。
パルス全土でいったいどれだけの奴隷がいたのか。
そいつら全員解放して農民になーれーといきなり言って、なれるわけがない。
畑耕すのだってスキルが必要なんだ。
耕して収穫があるまでタイムラグだってある。その期間、どうやって食う?
奴隷の間は衣食住、最低限まかなってもらっていたけど、それが急激になくなる。
国が代わりに面倒見るのか。戦後で荒れた後でそんな余裕あったのか。
何よりそれまで奴隷が担っていた労働はいったい誰が担うのか。
賃金払って雇う?いきなり何千人も雇えるわけがない。
上から下まで経済が完全崩壊する。
どう考えたってナルサスのあの案じゃ不可能なんだよね。
奴隷って名称がなくなっただけで、実際は奴隷いただろう。
奴隷って結局どれくらいいたんだろうね?
>>549 ジムサにはオフルール関連の見せ場あるやん!ww
五年後くらいにジムサの妻になるものだとばかりorz
>>568 んだね。例えば古代ローマで奴隷制を廃止した政治家が、
その一代で成果を見せられるのかって話だよね。
絶体に不可能でしょう。2巻でナルサスの若いころの
苦い経験を語ってたにも関わらず、第2部で奴隷解放が
スムーズに進んだと描かざるを得なかった辺りが、
「理想的な歴史小説」を描きたい田中の限界でもあろうね。
まあ、当時の読者層考えたら、それでいいんだろうけどさ。
やたら長く続くもんだから古い読者はどんどん年取って
考えがスレるから、田中の理想が青臭く見えてしまうようになる。
>>568 想像だけだけど、貴族の荘園で農業に使われてた奴隷とか、
農業スキル持ってる奴隷もいくらかいたんじゃないかな
アルスラーンが解放王と讃えられてる未来のパルスは蛇王朝、
蛇王様解放してくれたって意味での解放王で奴隷なんか関係ないんや…
真面目に考えだすと、戦争捕虜や刑罰による奴隷は解放したらそのまんま不穏分子化しそうだし、
寛容な主人の下で家政に従事してた奴隷だと逆に生活レベル落ちるってパターンもありそうだし
領主のいなくなった土地に奴隷連れてったって、たとえ元々農業に従事してたとしても
土地や作物が違えば勝手も違うとかで色々難しそうだけど
金銭での奴隷売買ができなくなった程度で、実際はこれまでと同じ仕事に従事、
それまで奴隷の衣食住に使ってたのと同等の額を給金とするか現物支給扱いくらいが妥当かね。
中国スキーの作者としては、隋唐の均田制・府兵制辺りを
イメージしつつ、これが上手く機能してる、みたいな設定なんだろうと推察。
現実はどうだったかっつーとアレですが。
ペシャワールの開拓、辺りの発想は、三国魏の屯田制とか
古代ローマの辺境軍団みたいな感じだけど、むしろここから
開拓民が奴隷化する、みたいな流れのはずなんだよなw
基本、奴隷は農作業に使うのがほとんどでしょ。
だから奴隷解放っつってもほとんどは 奴隷→奴隷同様の小作農 に落ち着くでしょ。
それでも偉大な進歩だっていうことなんだろうけど。
でもかの持ち共の財布にものすごい打撃が出るのは間違いないだろうけど
そしてその影響はグラーゼみたいな海上商人に大きく出るだろうな。
命と時間をかけて船に乗って、輸入品を持ち帰ってきたのに
帰ってみたら金持ちのお得意様共の財布が異様に渋くなってるわけで。
高級品抱えて、黒字倒産みたいな状態になっても決しておかしくない。
アトロパテネで人死にまくって労働力貴重になっただろうから
ハート様みたいな感じで元奴隷は大切な労働力として扱われるんじゃない?
>>575 >基本、奴隷は農作業に使うのがほとんどでしょ
あんまり現実と比較しても意味は無いだろうけど、
古代中国でもギリシア・ローマでも、都市部の奴隷は
専業化が進んでたはずだよ。
農村部の奴隷なんかは農作業が主だろうけど、
他にも鉱山作業とか土木作業とか、選別はあった。
パルスではすべてを「奴隷」という身分に集約してたのかもしれないけどね。
それにギリシア・ローマだと奴隷つったらガレー船の漕ぎ手だったわけだけど、
アルスラーンによる解放後、パルスの海運事業に影響は無かったんかね?
>>576 元ネタの光武帝の奴婢解放も戦乱で人死にまくったからじゃなかったかな
だからどこでその知識を仕入れたんだw
カイホー=オー・カイ=ホスロー
韻を踏んだよき呼称にございますな
奴隷解放とか大陸公路とかはあくまで物語の雰囲気をだすための小道具なんだから
そんなにつっこまないもんだよと年よりの俺は思う
年とってこの劣化した物語に興味が薄れている証拠かもしれんが
そんなことできるわけねーじゃんとか敵が馬鹿すぎるだけじゃんて思っちゃうと
ナルサスとかが知恵出してすごいすごい言われててもなんかアホらしく感じちゃうんだよな
一番分からなかったのが地面に油撒いて土中の魔導師を焼いた知恵
アルフリードには絶賛されてたけど、地面に油撒いて中の人ごと萌えるもんなのか
多少は熱くなるかもしれんが…
そもそもあの魔道士は地行術なんて便利な術が使えるのになんで辺境の村人を襲うとかつまんないことしてたの
地面に流した油に簡単に火がつくかも怪しいしな ガソリンじゃないんだから
パルス→ペルシア(イラン) ルシタニア→西欧キリスト教国
マルヤム→東ローマ帝国(トルコ含む) シンドゥラ→インド
トゥラーン→モンゴル チュルク→西トルキスタン諸国
セリカ→中国 ミスル→エジプト
リアリティ云々を言い出したら、モデルになったこれら現実の地球の
諸国・地域と比べ、はるかに面積が狭いアルスラーン世界で、
こんなにも各国で文化の違いと多様性があるわけないと思うw
ペルシア文化っぽいの国のちょっと北にモンゴルのような国があり、
すぐ東の隣国がいきなりインドっぽい国、すぐ西がエジプトのような国・・・
これは無理があると思うw
リアル中二の頃にアル戦世界の地図を作ったのを思い出すなw
パルス(ペルシア)の西北がマルヤム(ギリシア・小アジア)で
西南がミスル(エジプト)なのはいいとして、レバノンやシリアに
当たるであろう西が空白地っぽいんだよな。オアシス都市が点在
してたりしたんだろうか。
ミスルとマルヤムの交流は海路を通じて、とかあった気もするが。
モデルになった国を挙げていて思ったが、そういえばアラビア半島の諸国を
モデルにした国は無いね
アラブ人、ユダヤ人、それにイスラム教をモデルにするのを避けたのかな?
扱いが面倒で怖いwってのが大きいが、そもそもそういう国と宗教があると、
のちにパルスがイスラム教(をモデルにした宗教)に、飲み込まれることに
なっちゃうのを連想しちゃうだろうから、それを回避するためとか?
>>589 おお、これはいいモノを見せてもらったw
そうか、西は海なのか。
そうなるとパルスだけでペルシア+メソポタミア+東地中海沿岸の
全部を領土にしてる感じなのか。
これが単一民族の国ってやっぱ無理あるよなあ。
旧バダフシャーン公国的な設定がもっとあってよかったのに。
>>589 西の外海、ちゃんと11巻の地図にも描かれとるよ
今回、逃亡者ヒルメスがブルハンと一緒にミスルからマルヤムに
この海を船で渡ろうとしたところで終わったな
>>587 新刊でヒルメスの流浪時代(一巻開始前)の回想でルウム、マウレタニア、ガラティア、
ザルフィ、カザール、ダスタード等の国名が出てきたからそれらが該当するのかもね
名称だけで位置までは言及されてないけど
地図はどうなってるのか疑問だった。
パルスの北東にはトゥラーンがあるが、その上は原野が広がって
さらに上は人も住めないツンドラ地帯。
つーことはパルス内海の東部にはトゥラーン以外の国はないんだよな。
しかしマルヤムは外海、内海の貿易で栄えていたとある。
外海はともかく内海にパルス以外の取引先あったのか?
トゥラーンの上が原野とツンドラなら内海の北部も
主要取引先になりそうな国はなさそうだが。
それりなによりトゥラーン、あの地図じゃ海に面してるんだよな。
海見たことなくて泳げなくてーって話はどうなったんだ。
めっさ接しとるがな。
>ルウム、マウレタニア、ガラティア、 ザルフィ、カザール、ダスタード
これらの国は、シンドゥラ、チュルク、トゥラーンとセリカの間にある、
シルクロードの国々かな?
あたりまえだが、マヴァールが入る余地はやっぱりなさそうw
ググったら史実のマウレタニアは西アルジェリア〜モロッコ、
ガラティアはトルコ(アナトリア半島)みたいね
他のはよく分からんかったw
ヒルメスの流浪と合わせるとミスル周辺やマルヤム周辺の国々なのかな
カザールはコーカサスからウクライナあたりの遊牧民のハザールだな
ルウムはローマのことだけどわざわざルウムという呼び方をしてるから小アジアかもしれない
ああ、そうか、ローマがないから矛盾が生じるのか。
シルクロードが栄えのだって、ローマと中国王朝の交易の結果だし。
ローマが居ないので、西側にパルス以上の交易相手が存在しない。
ササン朝の時代には既にエジプトはローマ皇帝の直轄だしな。
>>589 アルスラーンの半月形がずいぶんしょぼい感じになりそうだな
もっと、やべえ草原広すぎ、警戒網敷くの不可能すぎってくらい
北から北東にかけてはトゥラーン国境が長いのかと思った
この位置関係でも、一部でトゥラーンはペシャワールを攻めたのか。
……正直トゥラーン軍の特殊性から観て、、戦略上の要請低いよな。
補給は現地調達だし、帰還の障害にもなりそうにないだろ。
公路の劫掠にこだわったほうがいい思いできたな。
>>599 たぶんルシタニアが、西ローマと言うか西欧世界の
ゆるやかな連合体みたいなイメージなんじゃないかと思ってる。
で、マルヤムは東ローマ。この辺は原作でも、西方教会と東方教会って
話が出てたからね。
ミスル=エジプトは、まあ隣接する他勢力を多めにしたかったんじゃないかな。
>>601 そういう意味ではなくて、セリカと同じぐらい豊かな国が西側にないと
大陸公路を商人が危険を冒して通る意味がなくなるんだよ。
ルシタニアを含む西側は貧乏でパルスに侵攻してきたので
マルヤムの交易相手って何処?という疑問が生じる。
エジプトはこの時代は世界有数の穀倉地帯なので、領有した所はもれなく豊かになれる。
だから、時代時代で強い国が真っ先に狙ってくる地域だったりする。
で、当時はローマが領有してたわけだけど、ルシタニアのモデルが豊かなローマではなく
十字軍がモデルなので矛盾が生じてしまってる。
>>591 ありがとう
いいもん見せてもらいました
現実との違いで疑問といえば、ゾロアスター教の神々が出てくるのに
肝心のアフラ・マズダーとアーリマンが存在しないんだよな。
善悪二元論の宗教観にはしたくなかったんただろうか。
あとアズライール(告知天使)ってイスラム教の天使だし、
11巻でアルスラーンがお忍びに出る時に使った抜け道の
「天使の間」の天使像、イスマイル、サルダアイル、タルハイル、
サルサアイル、ハルハアイル、ミカイルの
ミカイルってイスラムの天使(キリスト教のミカエル)じゃね。
パルスってイスラム以前の多神教時代のペルシャの世界観だと思ったから、ちょっと気になったな。
>>604 メソポタミア系の神話も絡んでんじゃないの?
>>604 そんな読み方したらつまんねえぞ(´・ω・`)
>>598 ルウムは、アナトリアのルーム・セルジューク朝からかな?
ルシタニアって、「石ころだらけの辺境」という表現から、
なんとなくモデルはロシアかと思ってた。
>>602 結局いいとこ取りなんだよ。
東方に巨大な帝国セリカ(作者大好きの中国)があって、
小説の舞台のパルスはそれと並ぶ大国。
というイメージは、ササン朝じゃなくてたぶんアッバース朝。
でも大陸公路は東西の端をつないでる。
その方がかっこいいもん。
くらいの考え方だろ。
ルシタニアが十字軍なのも、パルスがペルシャじゃなくてイスラム圏の
イメージを当ててるんじゃないのかね。
初読みの頃は馴染みのない地域の歴史だったから
語られる背景を素直に受け取ったけど、
読んでる側の知識が作者を追い越しちゃって、
設定に粗が見えてる、っていうだけのこった。
>>602 昔々(パルスの蛇王やジャムシード王辺りに)ローマに相当するような大国が
あったけど滅んで、その後ルシタニアやらが出てきたんじゃない?(適当)
ローマのアラビア語かペルシャ語読みがルウム
アレクサンダーがイスカンダルになるのと一緒
ペルシアに似た世界のファンタジーって1巻から銘打ってんだから
あまりに現実と照らし合わせて設定の粗が〜というのはどうかと思うが
同感だな。若年者向けのファンタジーなんだから、設定を史実から取り入れてようがそこまで比較するものでもないと思うが
コミック巻末の対談でもペルシャをもとにした架空の国ってあらためて言ってるし
まああまり深く突っ込むべきではないとは思うが、現実世界との差異を粗と捉えるばかりじゃなくて
どういう影響を及ぼすかを考えるのはそれなりに楽しいと思うよ
ルシタニアの侵攻が陸路主体だったのは、ヴェネチア的に西の外海を掌握してる勢力が無かったんかなーとか
それはわかるが、そもそもルシタニアの正確な位置がわからんからなー
マルヤムの隣国なら陸路主体なのも不思議じゃないし
ミスルから西の大陸の形もわからん
ルシタニアは謎国家過ぎるからね
侵略時の戦力が一国で数十万だから弱国なはずないのに後進国扱いされまくってるし
ギスカール「優秀な俺のおかげであれだけの遠征軍を纏め上げることが出来たんだよ」
「まあ、ぎりぎりまで搾り取ったから本国は残りカスだけどな」
>>615 母国がよっぽと貧しくて、外国に攻め入って掠奪でもしないと食っていけないと総出で出てきたのかも。
十字軍イメージだから技術は当然遅れてるんやろな
この作者の場合、エンターテイメント性を重視して現実的じゃない描写を、ってよりも
単に社会体制とか司法制度とか国家とかのシステム周りの理解度低いだけって気がするんだよな……
>>615 「貧しい」っつーのも文化的にパルスやマルヤムに及ばないというだけで、実際の国力は
馬鹿にしたもんじゃなかったという事なのかな
>>602が言ってるが、セリカと同じ位とはいかなくてもそれなりの経済力があったからこそ
ダルバンド内海の北岸に交易路ができる可能性が云々されてたのではないかしら
作中で頻繁にルシタニアは貧乏、後進国と言われるのはパルス側の記述だからという事でw
実はルシタニアはひとつの国というより複数の国からなっていて、
全体から招集かけると動員力も結構あった説。
それかルシタニアだけじゃなく近隣の同じイアルダボート教国からの義勇軍や
多国籍の騎士団も参加していて、ルシタニア人以外も沢山いる説。
>>549 イスファーンは6巻でダリューンの1万騎を預かってアンドラゴラス配下で活躍していたぞ
>>620 実際にマルヤムを滅ぼして抵抗も抑えて新王朝作ってるしなあ
>>620 マジレスするとモンフェラートとかルシアタニア側の視点で
自分たちはパルスに比べてかなり貧しいっていう記述がある
たぶん作者はそこまで考えてないんだろうな。
モデルがキリスト教&十字軍=貧しさのあまり
イスラム圏に侵略ってイメージだけで書いていて、
読者ほど考えてないんだろう。
実際、いろんな部分で矛盾があるよな。
パルス=作者の理想をぎゅうぎゅう詰め込みました!
だからおかしい部分も多いしさ。
はいはい、お偉くてお賢い読者様ですね
>>622 ダリューンの1万を預かったのはクバートじゃなかたっけ?
千騎長のバルハイが、バフマン→ダリューン→クバートと上司を変えているし
クバー ド な。
俺もクバートだと思ってた
くぱぁードだろう
>>549 >ジャスワント:アルスラーンの寝室警護していて蹴っ飛ばされる
このあと、蹴とばした相手に生硬なパルス語で文句言って大喧嘩になったと
記憶しているが、相手誰だっけ? イスファーン?
>>631 ザラーヴァントじゃなかったっけ。
後でジムサと一緒にペシャワールを脱出する時
「あのシンドゥラ人に謝らないと」と言っていたような。
>>632 ああ、そんなシーンあったね。
イスファーンが喧嘩したのはギーヴ(演技だけど)だったっけか。
老化かな・・
トゥース、イスファーン、ザラーヴァントはもっと深みのある
キャラに育てられただろうに、もったいないよなあ。
銀英伝だと、双璧以外の面々(猪、鉄壁、ヒゲ、沈黙などなど)も
充分に人間味を伺わせる描写がされてたのにね。
やっと一通り読み終えた。
一番最初の、ラジェンドラが象に乗って渡河する場面から急に寝椅子に横たわってサリーマのことを思い出したところで「?」と思ったが、『つい先日まで〜悩んでいた』で延々と続く回想シーンに入っていたのね。
ザラーヴァントはやけに背景掘り下げたなと思ったら
本人にフィードバックする前に殺されてしまって意味なかったし
トゥースも三人嫁がキャラ付けに貢献したような感じはあんまりしなかったな
前者は迷走感が激しく後者は安易な感じがした
ちょいと話変わるけど、肝心の中国物って「蘭陵王」以降何か出てたっけ?
今はこっちに本腰入れてるんだったら、せめてこっちでは面白いの読みたいんだけど。
「紅塵」や「天竺熱風録」みたいに。
>大陸公路を商人が危険を冒して通る意味がなくなる
実際のシルクロードは駅伝方式で、マルコポーロみたいに全長踏破するのは例外中の例外
またローマは最盛期でさえローマを中心とした西方よりも、シリアを中心とした東方の方が経済的に豊かだった
狭義のシルクロードは長安からシリアのアンティオキアまで
「大陸公路」の終点がマルヤムで何の問題もない。さらに西のルシタニアが豊かである必要はない
>>638 ローマ帝国の最盛期はシリアはローマの属州ですよ。
>>639 誤解を招きやすい書き方だと思うけど間違いじゃないと思うぞ。
>またローマは最盛期でさえローマ(市)を中心とした西方よりも、シリア(属州)を中心とした東方の方が経済的に豊かだった
すまん。書き落とした。
>またローマ(帝国)は最盛期でさえローマ(市)を中心とした西方よりも、シリア(属州)を中心とした東方の方が経済的に豊かだった
>>640 当事は農業経済でシリアは大穀倉地帯だから豊かと言えばそうだけど
属州になれば総督が送り込まれて税金をガンガン徴収されるのだし
シリアの豊かさ=ローマ富裕層の豊かさだよ。
いつの時代でもぜいたく品を消費するのは一部の富裕層だべ。
アンティオキアまでローマお得意の舗装道路も繋がってるしな。
マルヤムの場合、西にパルス以上の富裕層が居そうにも無いのに
どこと貿易して国庫を満たしてたの?ってなるよ。
買い手がいなきゃ、商品を運ぶ意味はない。
そして、マルヤムで交易が終わりにできるほどマルヤムは裕福じゃない。
>>642 マルヤムが裕福じゃないというのはどこ見て思ったの?
地文の説明になかったっけ?
マルヤムはかつては豊かで強かったけど衰退したって
マルヤムがしょぼいからパルスまで征服に来たんでしょ、
ルシタニアは。むしろこの前提すら理解してないってどうよw
>>640 補足サンクス
>>642 >税金をガンガン徴収されるのだし
ローマ時代の東方と西方はそのような搾取と被搾取の関係ではない
シリア総督は軍人粋であって元老院粋ではない
現地の富は現地に再投資して民心と治安の確保に努める
そもそもパルスのモデルであるパルティア、ササン朝と対峙しているのだから
富を収奪してローマに送っているようでは反乱やらそれに乗じた侵攻を受けてしまう
マルヤムはミスルと交易すればいいし、東方貿易のみでもいい
金持ちなら比率は少なくともルシタニアにもいるだろうし何の問題もない
ようやくアルスラーン14巻を購入
1章読み終わっただけだが、ひらがな表記が多くて読み難い。。
>>646 >ローマ時代の東方と西方はそのような搾取と被搾取の関係ではない
それはちょっと微妙かなぁ。
皇帝属州であっても10分の1税は同じだったし、属州民には国有地賃貸料が30%以上課せられてたんで
搾取されているというのは間違いじゃないと思う。
アルスラーンモデルよりはだいぶ前の話だが、キリストの時代に徴税請負人がエルサレムで憎まれていた
という記載は新約聖書にもあるよな(有名な「カエサルのものはカエサルに」はその逸話の中の話)。
あとシリア属州でも反乱はしばしば起きてるし(つか、ローマ帝国内では最も多い)。