作家「萌えキャラに自己肯定してほしいだけの読者w」
作家「萌えキャラに自己肯定してほしいだけの馬鹿は小説読むなよ」
プロの作家たちが感じている最近のラノベ読者の特徴
http://togetter.com/li/427129 「苦労したり汗流したり、失敗したりする描写だけでも読者は引くと良く言われますよね。
実際、自作でも一度主人公を失敗させたら凄い非難があったみたいで。」
「それのどこに非難される要素があるのかとんとわからんす……。若いころにはよくある
ことじゃないですか>張り切りすぎて周囲が見えなくて失敗して落ちこむ」
「鬱展開と今呼ばれている、地味ーに努力とか伏線を積み重ねていく過程が大好きなのですけどねー。」
「もう、完全にギャルゲーのプレイヤーキャラと同じ扱い、って考え方なんですかね……
こっちは結構知恵を捻って主人公作ってますが…うーん。」
「剣豪者とかなら最初から強いと設定されてる大人が主人公なので気になりませんが、
普通の少年が無条件に正義で最強でモテモテ、というのはどうなんでしょう。
少年の成長って物語の大きなファクターの一つだと思うんだけどなあ」
「特にこれといった長所も特徴もない主人公が女の子にモテモテという話が、「君は君で
あるだけでイインダヨ」という間違った全能感というか、願望を全肯定してくれる装置になっ
てるのかなあとか。」
「・・・正直そんなお人は何も読まなきゃいいのに。」
読者が読みたいものを書くのが嫌なら、同人誌でもネット小説でもやってれば良いんじゃね?
>>1 んなことはわかってんだよ
売れるためには媚びることも必要だし妥協しなきゃやってられんだろうが
自分の書きたいものが書けるのは同人とプロの一流作家だけだ
そら購買層が中高生だからそうなるわ
まず表紙の萌え絵辞めてから偉そうなこと言えや
こういう話は雑談スレでやってくれよ
このスレのために作品スレが押し出されて一個消えるとかカンベンしてくれ
6 :
イラストに騙された名無しさん:2013/10/12(土) 13:35:36.87 ID:01Lxvzr2
欝ゲーが流行った世代が次の世代にそれを押し付けてるだけ
自分達が最初は夢や希望のある展開ばかり見てたのを忘れてね
鬱ゲーなんて、努力してもそれでも報われない、見たいな話が多いじゃん
そういうのを「しんどい」と思う人が多いのは当然だと思う
なんかツイッター読むと無個性主人公への批判がいつのまにか俺TUEEへの批判に摩り替わっている気がする
無個性主人公と俺TUEEは必ずしもイコールでもないと思うが?
これそのまんま作家の「現実への嘆き」って取ってるバカいないよな?
さらに追従しちゃてたら救い難いバカだわw
それそうおうの必然性と物語の起承転結が面白けりゃどうしたって売れるし話題になる
そういった才能も読者に媚びることもできない半端者の妄言だな
とマジレス
そういう自我と現実との葛藤的なものは一般文芸でやればいい
ラノベはポルノなんだよ 読者を甘やかして気持ちよくさせてナンボ
嫌ならラノベ書くな
俺は成長物語が好きだ
>>11 まったくもってその通りなんだが、最大の問題は、大半の書き手、読み手、出版社が束になってそれを自覚してないことなんだわ・・・
萌えキャラ云々は別にして、自己肯定を前面におしだす作品は増えたように感じる
壮大な世界だの秘められた闇だの姦計巡らす悪党だのは脇においやられて、女にもてたい勝利の優越感得たい周りからちやほやされたいという願望を充足する作品がでかい顔するようになった
アキバでメイド喫茶が流行ってると聞いたおっさんが、80、90年代に流行ったcoffee喫茶店を開店するもののあえなく失敗。
そこで「オタク共は本物の喫茶を分かってない!」と愚痴る店長に一言。
「マーケティングって知ってます?」
低俗なのは昔からだが、ここ数年で低俗を通り越して下劣な作品が増えた
オタクのチンポから精液絞り取っても歴史には残らん
老害思考スレ
ISとSAOは消えても心が傷まない
>>1 思いっきり矛盾だな。
>正直そんなお人は何も読まなきゃいいのに
「萌えキャラが自己肯定してくれるだけの作品」を求めてるわけだろ?
「萌えキャラが自己肯定してくれるだけの作品」を、そういう作品を、そういう文章を、
読みたがってるわけだろ?
それがどうして「何も読まなきゃいい」に行き着くんだ?
例えば、活字を読むのをめんどくさがってるとか、
本文なんかいらない、絵だけでいい、というのなら、
「読まなきゃいいのに、イラスト集でも見てりゃいいのに」でわかる。
だが求めているのは、「可愛い女の子」や「萌えキャラ」だけではなく、
あくまで「自己肯定」。なら読むしかない。「読まなきゃいい」に
行き着く道理はどこにもないぞ。
世の中の変化についていけない固体ジジイども
要するに、
「俺の嫌いな分野が栄えたらイヤだから、
そういうものの売り上げが伸びたら困る。だから読むな」
ってだけなんだよな、言ってることは。
例えばインスタントラーメンは体に悪いが、
それを好んで食べたがってる人は大勢いる。
そういう人に向かって、
「体に悪いから食べないほうがいいよ」ならまだわかるけど、
「食べなきゃいいのに」って????
根本的に、日本語の文章としてとしておかしい。
この場合は、ラーメンアレルギーか何かで、ラーメンを食べたら本人が苦しむ、などの
前提がないと成り立たない。それなら、
「(そんなに苦しむぐらいなら)食べなきゃいいのに」
で文章として成立してる。本人にとってのマイナス要素がそこにあるからだ。
だが萌えキャラが自己肯定してくれる作品ってのは、ただ本人の好みというだけで、
なんらマイナス要素はない。「いいのに」が入る余地はない。
あるとしたら唯一、これだけ。
「自己肯定作品が栄えるのは、俺様の望みに反する。あーあ、世の中の何もかも、
俺様の望み通りに『なったらいいのに』な〜」
とことん単なるワガママだ。
>>1 >結構知恵を捻って主人公作ってますが
努力の方向が間違ってるってことだろ。
長い年月を、巨額の資金を、多くの人員を使って
開発した新製品が、さっぱり売れないなんてのはよくあること。
自分の、顧客ニーズ把握の失敗を棚に上げて、
客を批判するって……「若者の○○離れ」と同じだな。
若者にとって魅力ある製品を作れない方が悪い。それだけの話だろ。
>>14 > 萌えキャラ云々は別にして、自己肯定を前面におしだす作品は増えたように感じる
超同意。「こんなカワイソウな僕、慰めて!」っていう作品のオンパレードってことやね。ハーレム物はその代表格
しかし、実は他ジャンルの小説やマンガや歌の歌詞もそういうのばっかになってるから、別にオタに限った話でもないけどね
ま、それだけ日本の社会も人間もいよいよ本格的に病んできたってこったな。2011年からちょうど10年後に結果が出るから、
そのときのパニック次第では面白いことになりそうだわ
たんに自己啓発等の新興宗教紛いの手法がオタク市場にも流入してるってだけでは?
気持ちわかるがそんなのむなしいだけ
抜いたあとの無気力感に近い
甲田学人のノロワレを読んで現実を直視しよう
極端すぎw
スカッとするエンタメやれよ
ある種のラブコメで主人公が暴力ヒロインから理不尽に貶められたり不当に振り回される展開のほうが、個人的にはムカつく
「女にもてたい勝利の優越感得たい周りからちやほやされたいという願望を充足する作品」をラノベが目指すというのなら、
あの手の主人公虐待型の暴力ヒロインや、主人公が理不尽な目にあいまくるラブコメを全廃して欲しいものだ
『ユリイカ 2010年10月臨時増刊号』総特集☆冲方丁
「嫌がらせ」 を作品に昇華する方法 お子さま厳禁 !? 毒々トーク? / 冲方丁×篠房六郎
以前『カオス レギオン』ってファンタジー・ライトノベルをやったんですが、そのときにわかったのは「やさしく書く」ことでした。「わかりやすく書く」だけでなく、とても壊れやすい人のために物語を書くこと。
ライトノベルやマンガに必要なのは、意外と作者の「侮られ力」なんじゃないかと思いますね。(篠房)
そのひとの思考なり感情・感性なりを、印象に残るかたちで他人に見せるんだから、表現には必ずどこかしら暴力的な側面がありますよね。だからこそ読むひとの心に届くわけでしょう。
それに対してライトノベルは、ものすごくナイーブに作ったことで、数だけは増えたんだけど、業界に活力がなくなっちゃった。
初期のライトノベルはそれなりに技術職で簡単には真似できないはずだったのが、加工の仕方を「免許皆伝」された人たちがとにかく増えて、「かわいきゃいい」みたいに箸にも棒にもかからないものも商品化しちゃったので、大変なことになってきたんです。
ライトノベル自体の現状がどう考えても「硫黄島」で、離着陸の飛行場にしか使えないなんの作物も採れない土地を、殺し合いながら奪い合ってどうするんだ、みたいな(笑)
例えば。
今、塩ラーメンが大人気で、塩ラーメンにばかり客が集まってて、
そのせいで味噌ラーメン職人の俺は商売あがったりだと。
で、塩ラーメンは低俗だとか、塩ラーメンを喜ぶ奴はバカとか、
味噌ラーメンこそが本道で塩ラーメンは邪道だとかいって、
叩いてるわけか。
どうしてそこで素直に、塩ラーメン作りの技術を学んで、
「ラーメン好きな人たちに喜んでもらえるラーメンを作れる職人」を
目指そうって気にならんかね。
自分ひとりだけがいくら美味しい美味しいと言っても、
そりゃただのオナニー。他人を、客を喜ばせてこその
プロの仕事だと思うけどね。
その話、わざわざ例えなくてもよくね?
オタクって例え話好きだよな
でもそれが全然話を分かりやすくする役に立ってない、ただ例えたかっただけだろって言いたくなるのが多すぎる
コミュ障なんだろうな
なんでもいいから売れてみいや
萌え豚御用達ゴミラノベの粗製乱造が止まらない中孤軍奮闘し続けるガガガ文庫……
ガガガの路線は興味ないが
俺としては松山剛作品のようなのが増えてほしいな!
萌えはなくしてはならんとは思うよ
萌えてないっすよ
俺萌えさせたらたいしたもんですよ
39 :
イラストに騙された名無しさん:2013/12/18(水) 13:16:01.12 ID:UYQ3uljA
あげ
40 :
イラストに騙された名無しさん:2013/12/18(水) 18:43:41.78 ID:yZjHXEKu
小説の中くらい努力を忘れたいんじゃね?
そういうもんだろ? 娯楽って
>>32とほぼ同じ意見だけどさ、それじゃあタダ売れている作品を
嫉妬混じりに皮肉っているだけでしょ。
土橋作品でいこう
42 :
イラストに騙された名無しさん:2013/12/19(木) 00:34:48.52 ID:Vr/DXEss
>>36 でもガガガで一番売れてるはまちはキャラ萌えで盛り上がってるみたいだけど
スレ見るとヒロイン萌えの話ばっか
なんでこのスレって読む側じゃなくて売る側からの視点で語ってんの?
>>44 スレタイがそうだから、だろ?
「スレタイに沿ってる側」の話をしてるんだから、
間違ってないと思うが。
何にせよ、
「顧客のニーズを把握し、それに合わせた製品を努力して製造し販売する」
という当然のことをめんどくさがって、
「俺は俺の好きなことしかやらないから、客ども、俺に従え」
と言ってる時点で……プロとか商売とか需要とか、そういうものを忘れ去ってる。
>「・・・正直そんなお人は何も読まなきゃいいのに。」
「イヤなら見るな」の某テレビ局を思い出す言葉だなあ。
いやー萌えキャラを批判してるわけじゃない
俺TUEEEを批判してる感じか
「ノロワレ」の夢人
イケメン
若き天才ホラー小説家
女子中高生を中心に人気でモテモテ
ファンじゃない老若男女にも悪い印象はない
名家の美人のお嬢様と婚約
これが一般の認識
欠点ないようにみえて
本来の姿は暗くて人を小ばかにした笑み
自殺志願
自分を嫌ってる人間が大好き
こういう浮世離れしたら駄目なんだよ
「筋肉の神マッスル」の富雄はどうかな
どこにもいそうなもてない普通のおっぱい好きな高校生
ひょんなことから神さまの使いに選ばれて
筋肉の神さまの脂肪?を食べ鍛えれれば異常にマッスルになる謎能力を手に入れる
それで街や世界を救いロリババアや美女宇宙人にモテモテ
これが近いか
仮に今のラノベオタクが
「萌えキャラに自己肯定してほしいだけ」
だったとして、だ。
「〜だけ」なんて言ったら、プロ野球を観戦してる人は
「プロ野球の試合を見たいだけ」
だし、アイドルのCDを買ってる人は
「アイドルの歌を聴きたいだけ(あるいは特典がほしいだけ)」
だし。趣味娯楽ってのは、自分の嗜好を満たしたい「だけ」なのが当たり前だ。
野球だけに絞っても、例えば投手戦をハラハラして手に汗握ってる人に向かって、
「ピッチャーとキャッチャーのキャッチボールを見たいだけか。
外野も内野もみんなが常時隅々まで走り回ってこその野球」
とか言われても、困る。それはそれでいいし、投手戦もまたいいんだから。
あるいは偏って投手戦「だけ」好きだとしても、それでバカにされる謂れはない。
>>1の文からは、
「特撮ヒーロー番組は教育に良くなくてはならない」と同じ臭いがするな。
趣味娯楽はあくまで趣味娯楽、インスタントラーメンやスナック菓子の地位で
いいっての。生野菜も牛乳も結構、だがラーメンもラーメンで食わせてくれよ。
>「・・・正直そんなお人は何も読まなきゃいいのに。」
体に悪いラーメンなんかが好きな人は断食すればいいのに、と
言ってるのと同じだ。ラーメンばかり食って成人病にでもなればいいのに、
ならまだわかるが、食うな(=読むな)って理解不能。どうしたら
そんな結論に行きつくんだ?
50 :
イラストに騙された名無しさん:2014/02/26(水) 13:15:19.53 ID:KuwrVwRd
あげ
読んだ人間が自己批評だのなんだのする反応「しか」欲しくないなら
純文学だのなんだのの畑に篭ってろよとw
むしろ逆に
「ボクの僕の考えた文学」を読者に肯定して欲しいだけの作者、とかになりかねねぇというか……
むちゃんこおもれえ小説書いてみいや
まあ確かに、萌が付け合せ程度のつもりな作品のものにまでヒロインがどうのとイチャモンつけられんのはイラつく。全部同じに染めろとか何なの
ソレが許される様になれ、としか……
環境も能力も無視して、自分の意図が通らないことにイラつかれても
無条件に萌えキャラに肯定して欲しいだけ、となにが違うんだと
自分を否定されて喜ぶのはただのマゾ変態だろ。
スポーツ選手が試合をする時、
会社員が企画書を提出する時、
作家が原稿を担当に渡す時、
誰も彼もが、「自分を肯定してもらうこと」を目指していると思うんだが。
どこの誰が、「自分を否定してもらうこと」を望むってんだ?
「褒め殺し」なんて言葉もあるが、それだって褒められ続けることで
実力が低下し、その結果として肯定を得られなくなるから、
「殺し」なんて言われるわけだからな。
本当に「肯定」オンリーなら何も問題は無い。
たかだか読者がラノベに払った金分だけで
>スポーツ選手が試合をする時、
>会社員が企画書を提出する時、
>作家が原稿を担当に渡す時、
と同列に語るのがすでに頭悪いと思う
深夜アニメだけ見て、本も円盤も買わずに
文句言ってるクレーマーも居なくはないだろうしな
それもそれで
金や労力を沢山払ってるんだから、肯定を求めてもいい
たいして金も落とさずに、肯定されたいとか言うな
とかの頭の悪い話になってる気がするが……
と言うよりも馬鹿の声が基本的に
いつも大きいから騒ぎになるだけで
読者の望みが僕に優しくしてよ
だけじゃないと思う
全肯定以外は全否定って短絡的な思考も
病人のそれと変わらない
馬鹿なのか病気なのかは別として
消費者が欲しがってるものを、金をもらって売ることに耐えられません
ってところから始まってる話だしなあ
「自己肯定ではなく、自己否定の作品を描きたい、売りたい」
という主張を肯定してもらいたいわけだろ? つまり。
結局、自分だって「肯定を求めてるだけ」じゃねーか。
誰だって「肯定」を求めるのは当たり前だ。
自分を鍛える修行とかじゃないんだから。
あくまで娯楽、楽しむためのものなんだから。
自己肯定の作品なら何でも売れるわけでもなきゃ
自己批評、自己を解体するような作品でも商品にならない訳じゃねぇからなぁ
否定、肯定って軸で言うと
小説の自己否定、って>1に成長物語が挙げられてるみたいに
一度否定することでより強固な肯定を得る、みたいなとこに回収されがちなものだから
どっちが
より「無条件な自己肯定」を求めてるのかは、わりと微妙なところなんだな
努力はまだしも、伏線は鬱展開とは関係ないよなw
正義はオレが決める
童貞のための小説があったっていいさ
自己肯定も何も。
まさか、ラノベを読んで厳しく己を鍛え、自らを律し、
高潔な人格を養おう! とでも思ってるのか?
ラノベなんか、ゆる〜い娯楽だよ。
軽く楽しむだけのものだよ。
だから当然、「否定」なんて入る余地はない。「肯定」で当然。
「否定」を娯楽に組み込むのは……マゾか?
否定を乗り越える事で、より強い肯定を得る
は、わりと普通の回路なんで
否定を娯楽に組み込む事自体はマゾってこたぁないだろw
むしろ>>1とかは
否定を組み込まないと、強く自己肯定できないから
俺にもっと自己肯定させろ、みたいな肯定原理主義的な要素もある訳で
69 :
イラストに騙された名無しさん@転載は禁止:2014/11/14(金) 15:31:39.46 ID:OwjuJvgY
純粋
俺が正義だ
71 :
イラストに騙された名無しさん@転載は禁止:2015/02/26(木) 07:56:56.03 ID:NGK2rlG5
お前等だな
読者に厳しいだけで上から目線のおもしろくないのが溢れてて
なろうで読者に媚びてて面白いものが出るようになった
それについていけない編集者と作者が愚痴ってるだけじゃ
そもそもが
最初は若くて弱い愚かだった主人公が
試練(一時的な自己否定)に打ち勝って、より高度の自己肯定を得るところを見たいだけの読者w
に「媚びてる」のが、ビルドゥングスロマン・成長物語・教養小説な訳で
「萌えキャラが肯定してくれるだけの小説」を、全く相対化できないのは
まあ、確かに微妙かも知れんけど
「主人公が試練に打ち勝って成長するだけの小説」も、相対化できないのは
同じように、微妙なんだよなー
>>74 そういう屁理屈でジャンクフィクションを無理褒めするのは筋が悪い
76 :
イラストに騙された名無しさん@転載は禁止:2015/03/02(月) 19:01:38.97 ID:E6k2Eesj
どっちかというと、何かを褒めようとしてる訳じゃなくて
「何の理屈もなく、自分が好きだから、自分が昔から与えられてきたんだ、以上のものを何も持ち出せずに
ビルドゥングスロマンをただただ持ち上げる奴」を貶してるだけだからなあ
読者に自己肯定してもらいたいだけの作者
つうか、そもそもが
最初弱い主人公が困難に打ち克って成長する姿がキモチいい
って、ジャンクなフィクションを
ちゃんと屁理屈でも技術でもいいから上手く持ち上げることが出来ない作者
って話じゃしなぁ
これにはさ、根本的な間違いがあるんだよ
ラノベの読者はそんなに若くない
特にネットで文句言ってるやつらはそう
成長物語を読み尽くしてそれにマンネリ感を持ってるだけだ
また努力か、また死ぬのかと、それで読者を釣るのは簡単でいいよな、と
だから、安い努力や安い茶番は通じない
そもそもさ、ルフィとかめっちゃ努力してるじゃん、苦労してるじゃん
ナルトとかめっちゃ不幸じゃん
バリバリの少年向けにタブーとかないんだよ
あんたらが相手してるのは「いい大人」なの
まあ
本来ジャンクで、アプリオリに価値なんかあるもんじゃない
って自覚があるからこそ
頑張って技巧を凝らして価値を持たせよう、ってなる訳で
主人公が障害を乗り越えて強くなる、って物語それ自体に
無条件に価値があるって思い込んじゃったような状態の人には
大した成長物語なんて書けないのは当然というか
考えてみると
成長物語にせよ、ゆるフワ萌えキャラものにせよ
少なくとも一理はある理屈を捏ね続け、執拗に噛みつき続け
そのジャンルの無為を語り続けてくれる相手ってのは、そのジャンルの進化には不可欠かもしれんなー
「萌えキャラに自己肯定して欲しいだけの読者」どもをねじ伏せて
そいつらが、むさぼり読むような小説を描く事が出来たなら
それこそ
困難を乗り越えて物事を達成する成長物語のパワーも信じられる訳で
ラノベは漫画を越えられない
ラノベは「心弱い読者向けにしないとやばい縛り」が創造性のきっかけになってない
縛りが発明を生むこともあるけど
ラノベは「心弱い読者向けにしないとやばい縛り」が俺が好きなモノを生み出していない、俺が好きなもの以外を評価したくない
とかにしか思えんが
あるジャンルに強くコミットしてる人が
他ジャンルとの比較をする場合って
どんな分野にも存在する8割のゴミと
他のジャンルの最高傑作を比べちゃったりとかがわりとあるからなあ