杉井光●78

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お願いです。責任を取ってください。編集さんはあなたたちを守ってくれます。励ましてくれます。でも、それは「あなたに心地いい言葉」です。甘んじてはいけません。世界はもう、狭くはない。

二年だか三年だか中傷されました（口にするこさえ、はばかられるような差別用語です）。メールを送っても、まったく反応がないし、電撃文庫編集部からもいっさい、連絡がありません。

誠意ある言葉次第では、そのまま流すつもりでした。当初のコメントも、その予定でした。反応を待っていました。なんらかの自助作用が働くのかな、と。けれど、なにもない。当人からも。編集部からも。ライトノベルに対し、僕はいささか、期待しすぎていたようです。

支倉君はともかく（彼のメールはもう、読み返したくもありません。支倉君、チェックしてると思うけど、すべてのやりとりを公開しても僕はかまわないよ）、杉井君に対しては、今もまだ、期待があります。でもメールの返事さえない。

中傷された、他の作家さんの代理という、崇高な理念はありません。ごくごく単純に、人間としての、親としての、彼らの対応に期待しているだけです。

もし、なんらかの「負い目」があるのならば、そちらから、十五日までにご連絡ください。面倒なので、さっさと終わらせましょう。正直、疲れました。

我慢して、大人の対応で流そうかと思っていました。それなりの対応があるんだろうな、と。二週間ほど、待ちました。けれど、心ない言葉と強弁ばかりで、僕を責め立てた方からはいっさい、連絡がない。

産経新聞さん、ごめんね。大人の対応を取ったんじゃなくて、様子を見てたんだ。けれど、彼らは、知らぬ存ぜずで通すつもりらしい。社会通念において、それは「あり」なのかな。