●『昔』について
○○という作品が出ていた頃、○○年代等できるかぎり時期をはっきりさせましょう。
●『一般人』について
あなたの言う『一般人』とは、「オタク以外の全ての日本人のこと」なのか。
それとも、「一般文芸を読むオタク以外の日本人のこと」のことなのか。
どちらの定義で発言しているのか、はっきりさせましょう。
●単語の定義について
定義について争いになった場合は、その定義の是非は保留し、
「その定義であればどうなるのか、その上で何を主張したいのか」
をはっきりさせましょう。
また、ローカルルールにも目を通すと幸せになれるかもしれません。
●例の提示について
何かを例に挙げる場合は、
「その例から、今もしくは昔の"ラノベ全体"についていったい何を主張したいのか」
をはっきりさせましょう。
また、なるべく複数の例を挙げましょう。
個別の作品、作家に対する出来不出来について語りたい方は各作家、レーベルスレや以下のスレをご利用ください。
小説やら漫画に比べてまだ成長途中の業界なんじゃない?
いまはまだ安定してないんだとおもうよ。
だから編集もハードルを低くしてる、そのせいで「俺でも書けんじゃね?」と思う人が増える。
さらに何番煎じかもわからない作品であふれかえる ネットでバカにされる
さらに売り上げ下がる。迷走以下無限ループ
まあ結局、そのジャンルの中でなあなあでやってて面白い奴が出てくることはないんだと思うね
同じレベルの知識しかない連中が集まっても、なんの発展もない
広く知識や才能を集めないと、もうラノベは成長しないでしょ
編集がゆるゆるじゃなおさら
ハードル下げて人を集めるのはダメなのに、知識や才能はいいとこどり
しないとダメとか無茶なことをいうねえ
読者のレベルの低さのがより酷い問題だと思うがな
スレイヤーズを構成力とか見ないでギャグとキャラしかないって言ってたころから何の学習も無く何も変わってない
むしろ身に付いてないネットからの借り物の知識で賢くなったつもりで図にのっててさらにたち悪くなってる感じ
虎よ虎よの件は酷い有り様でしたね
ラノベがこれから、一大市場になるかどうか、三十年後も残ってるかどうか
その時に、ああ、ノベル界にラノベとかいうのもあったなぁじゃあ、駄目なわけで
漫画黎明期のトキワ荘みたいに、内輪ネタやメタネタに走らず、互いに切磋琢磨する必要が、これからはあるんじゃない?
>>8の中では、ラーメン大好き小池さんとかフニャコフニャ夫とかはどういう扱いになってるんだろう
10代の読者が入れ替わり立ち替わりしてるわけだから、
そこのレベルを無理にあげるとダメだと思うよ
20代超えて、そのレベルで満足できなくなった人は
少数派の一般寄りラノベか、MWや一般読めばいい話
ラノベ自体30年ほどの歴史しかないからな。
2000年が丁度ラノベーブームだったし、そこから考えると認知度が上がったのはここ10年ほどの話。
実際は10〜30が主な層でそのまま残留してる感じになってるらしい。
メディアミックス前提で複数の媒体で宣伝打って話題作・人気作ってことにしてアニメ化させて原作も売り出す。
そんなやり方してるのがラノベだけど、あんまりこれもよくないのかもな。
10代が入れ替わりだとどんどん縮小するはずだけど逆なんだよね
いい大人がラノベ読んじゃう時代だよ
気軽にメディアミックスできるのがラノベ最大の利点
女の子向けラノベの世界は若い読者が入ってこないような感じだしなぁ
活気も何もない
>>6 クリエイターが無茶なのは当然だろ
>>10 結局MWなんかラノベの余りモノ人材の世界だろ
本気で基礎から文章学んでる人達じゃないわ
>>12 単にライトな小説なら、そもそも卒業しろっていいだす方がおかしい
軽いのを読みたいときも重いのを読みたいときもある
まあ、少年向けの世界は漫画でも何でもゴミばっかりだからな
青年誌だとマイナースポーツから医者・弁護士・将棋・ダンス・自転車・宇宙・ビジネス・車、等々、ネタになるなら何でもあり
ネタをつまみ食いするんじゃなくて、ちゃんとで取材してやってるし、危機感が違うんかね
新参から古参まで、明らかに劣勢なレーベルが盛り返すには何をするべきなんだろうな
あれだけメディアミックスやっても効果がイマイチ薄いSDや靴
未だ確固たる方向性を見いだせない講談社やこのラノ
出版社自体が体力不足なHJや一迅
>>15 よーするに「ビアンカ・オーバースタディ」みたいな企画をもっとやってほしい、と。
>>16 このラノはラノベをアタマで捉えてるような気がする。
そこで波長が合う人はたぶんこのままでいてほしいと思ってるだろうな。
盛り返すことはないだろう
上は賞を作れば応募者多数、レーベルに合わない作風なら
MWみたいな別のレーベル作って放り込めるレベルなわけだ
せいぜいがレーベルの特色を守って地道にアニメ化して、
いつか馬鹿売れしまくって人材も集められるカリスマがどっかで
でてくるような儚い可能性を待つだけ
>>17 このラは大間九郎みたいな斜め右な作家のたまり場化しているからなぁ
講談社BOXあたりのノリを文庫でやっている感じ
売れ筋もラノベのターゲット層も考えない作家オナニー系だけど
まぁこんなレーベル文庫が一つぐらいあってもいい
>>16 何故かこういう場に名前すら出してもらえないジャンプjブックス。
バックボーンの大きさでは一番のはずなのにな。
>>16 早川「メディアミックスも積極的にやって行きたい。ゲーム、アニメ、漫画、映画ついでに海外展開も」
創元「()」
PHP「スマッシュ文庫をよろしく^^」
ミストボーンを元にしたゲームが来年リリース予定らしいけれど
洋ゲーだし日本で流行ることはないだろうな
めぼしい新人もいない・メディアミックスやる体力もコネもない後発がヒットするのは難しいな
オーフェンみたく、昔のヒット作の続編でも書かせるか
売上とこのラノからだけどSAOみたいに俺tueeeでハーレムなメディアミックスした作品とかが新…しい?かな
まあ中堅くらいのレーベルなら少ないにしろアニメ化くらいは
やれてるけどね
ぶっちゃけ大手のほうがアニメ化の回数も多いし漫画化もしてるから、
中堅が大きくなるよりも大手が儲けるほうが早いから追いつけない
人材的には大手で揉めたり上手くいかなかった作家とかが別レーベルに
いくくらいかな
>>24 目新しく無くても、読者層を掴める所を抑えた新作が続いてれば
販路と売り込みルートを確保してる大手には十分
新しい事で当てたライバルが出たら後追いで同じ事をする対象戦術で勝てる
新しい何かに賭けざるを得ないのが後を追う側
どうやれば斬新な発想のラノベがでてくるかについて。
でも、弱いレーベルってあんまし賭けに打ってでないよな
新人賞の受賞者も無難なのが多かったり
まあ、賭けにすら出ないから弱いのかもしれないが
受賞作は何処も普通に無難なのを選んでる気がするけど。
そもそもラノベ読者って意外と保守的だから、斬新だからって売れるかというと……
無限に続くモラトリアムいちゃらぶを手を変え品換えキャラを代えて延々と楽しむのだから、ころころ変わられてもちと困る。
どこの世界もなんだかんだで一番受けやすいのは王道だと思うけどね
でも、そんなんだと弱小レーベルに未来なくね
萌えハーレム特化のMFや、大手がすくわないニッチ路線に決めているガガガ以外は
行き当たりばったりだからなぁ。
戦略がいいかげんなんだから、出る結果も相応でしかないよ。
>>27 斬新とかいって、
スーパーの半額弁当を奪い合うようなキワモノ路線に走るだけやん
大手以外は自分の領分でちょっとずつ大きくなるのが無難だろうな
賭けにでて外したときに大丈夫な資金があるのは、
むしろ弱小より大手なわけで、大手に勝つみたいなこと
考えてたらすぐダメになるでしょ
>大手に勝つみたいなこと 考えてたらすぐダメになるでしょ
フェザー文庫がマジでそれだったな。
ガガガなんかはニッチを上手いこと捕まえた方かな。
最近はどうもニッチすぎたのか息切れな感じもするけど。
>>36 母体が大きい出版社が新たに立てたレーベルなら
多少は長い目で見た勝負はできるんじゃね?
宝島社もPHPも道楽モードな雰囲気が
好き勝手やっているよな
>>32 昔から、王道ものや無難なもので評価得てから、野心作で挑戦ってのがあるからなぁ
ピカソだって、キュビズム前はまっとうな絵で人気を博してたし、漫画家だってそうだもんな
いきなり問題作やニッチ系は、終始イロモノ扱いされるよ
>>38 一番の長期シリーズのRIGHT×LIGHTも終わるしなぁ。
このあたりから正念場かも。
ラノベでデビュー→一般よりのレーベルとかに移動。
そんな感じになるのかもな。
10代の頃って周りの目とか一番気にする時期じゃん?
そんななかでどんどん手に取りにくい表紙とタイトルになって自分で首をしめていってる
小説と漫画の中間地点をめざせばいいとおもうんだけどな
ジャンプ漫画のノベライズみたいな感じで若い子が活字に興味を持つきっかけになればいい
>>44 たとえば漢語の題名だと訴求力はあるだろうか。
ISのかわりに「無限機翔伝」とか。訴求力なさそう。
どういう題名がいいのだろう。
>>39 内情は知らんけどラノベ担当が、漫画担当や文芸担当にお荷物扱いされても
胃に穴が空かずに過ごせるならできるかも・・・
一時期そんな漢字に注釈を入れるタイトルとか流行ったよな
風の聖痕(スティグマ)とかとある魔術の禁書目録(インデックス)とかさ
>>45 そういうセンスは俺にはないから何とも言えんが今ならタイトル短いだけで逆に印象は
よさそう。目立ちは…しないけどな
今だとどんな長文タイトルにしてもネットでコピペの一部にされるだけだとおもう
ラノベはそうでもないけどひらがな4文字タイトルブームよりはまだわからなくもない
あれは本当に意味不明だった
>>49 その四文字ブームを俺はリアルタイムで経験してないんだがそんなすごかったの?
>>49 しかしだよ、ハルユキ君。ライトノベルの原題がなんであろうと、大概は略称が作られて、その略称で呼ばれる。
そしてその略称は4文字、正確には4モラというのだが、4文字のものがかなり多い。
ならば、題名が4文字のものでない作品であっても、実際以上に4文字の名前が、名前として通用力を持っているのではないだろうか。
黒雪姫はメガネをかけていないが、メガネのフレームを持ち上げるジャスチャーをしてみせた。
おっと、タクム君の癖が映ったかな。メガネというのは興味深いものだよ。
それでだ、正式の題名が4文字であることは嫌われるが、4文字の略称を用いる、
この現状は矛盾を呈してはいないか。初めから題名が4文字なのは、
作品を売りだす出版社の側が、先取りして略称を作り、普及させたという格好だが、これは一種の親切心と受け取れる。
なぜ4文字の題名にこのようなことが起きるのか、ハルユキ君、どう思う?
そういって黒雪姫はティーカップを手にした。
うーんと、僕にはそういう難しいとはよくわかりません。
ハルユキはニューロリンカーを通して素直にそう答えた。
無制限中立フィールドにある程度とどまるようになったとはいえ、ハルユキの過ごした時間は黒雪姫には遠く及ばないのだ。
ところで先輩、
うん?どうした?
今飲んでるのってウーロン茶ですか?洋風のティーカップに入っているのって珍しいですね。
ああ、ウーロン茶は好きだ。黒いからな。
>>44 > 小説と漫画の中間地点をめざせばいいとおもう
現状、既にそうなってないだろうか?
つーか、その地点ってすさまじく広大だと思うんだよな
この世に漫画がジャンプしか存在してないわけでもなし
>>52 いまのラノベって長文タイトルとパンツだらけの表紙でどんどんマニアックに
なってるような気がする。もうすこし自重してほしい。頑張ればもう少しいろんな層に受けるとおもう。
現に俺が小学生の頃とかリア充の子が「吉永さん家のガーゴイル」とか読んでたし
…まあ現状かなり難しいが
>>53 それ「ラノベ」じゃなくて「特定のレーベル」とか「特定のジャンル」の話だよな
漫画がジャンプだけじゃないように、業界全体が同方向に足並み揃えて行く方が難しいし怖いよ
>>54 まあそうかもしれん ただラノベ=ハーレム学園ものってイメージがつくられっちゃてる
からそれを覆さないとまずそう なんだかんだネットの影響って怖い
>>55 それ「ネット」じゃなくて「特定の板」とか「特定のスレ」の話だよな
だいたい「ハーレム学園もの」ってなんだ?
あまりにも定義があやふやすぎて、そのイメージがあったとして問題があるとは思えん
逆にその意味不明イメージの謎を解くために読んでみたくなるかも知れんよw
>>56 …だめだ!俺の語彙のなさと表現のなさのせいか言いたいことが56に全然伝わらないwww
ここは撤退しようさらばだ!!
>>53 それは「マニアックさ自重すればリア充にも受け入れられる」例と
ゆーより「リア充な子にもマニアックな欲求が存在する」例って
解釈するのが正しいと思うの。
ラノベを同人誌と考えれば、いろいろ説明が付きそうな気もする
日本では文学()も同人誌で始まった訳だがw
>>39 実際にそれをやったのがガガガだし、最近では靴がそういう方向に走ってる。
まだ商業的な結果は出てないが、大手だからこそ気長にできるんだろう。
>>56 要するに「ラノベ=特定の作品」のイメージ
ラノベ=禁書・AW=学生が女の子とイチャイチャしながらバトル話
その2つは長文タイトルでも学園モノとしても全く機能していないよな
ただのバトル系
やっぱ手にとりにくくなったのが問題かな。
ラノベコーナーは確実に入りにくくなってる
回りくどい言い方しないできっぱり言ってやればいいんだよ
>>53 長文タイトルなんて全体の一割にも満たないようなもんが
それだらけに見えてる時点で
>>53自身がそういうのにしか目が行かないような
そういうことだらけで占められた
>>53の脳が問題なんだって
今はタイトル数売上ともに電撃が圧倒している時代だろうしなぁ
その電撃で長文タイトルなんて月に一冊あるかないかだろうし
>>65 というか64書いたのも俺なんだが…別にそれが全部なんておもってないよ
でもそういうのが増えてるのも事実。
それにラノベ読む層って少なからずアニメやネットをやってるとはおもうんだ
そういう人達がネットでネタにされたりばかにされたりしてるのをみて
ラノベをよく知らないアニオタが偏見持ったりも多少はあるじゃん
こっちがいくらそういうのばかりじゃないと言い張ってもイメージとしてもう出来上がってるんだよ
もう少し自重すべきというか新人賞のハードルも上げるべきでは?とおもった
…まあまとめサイトがネタにしていくかぎりこの負の連鎖は止まらんのかもしれんが
長文、乱文スマン
>>67 要するに「あんなの好きなのキモい」という点には全く反論するつもりはないと。
だから出ていってくれ、と。
ラノベの方向性に対する許容度を失ったときにラノベは衰退する
今はみんな楽しんでるからまったく問題ない
>>68 誰も嫌いとはいってない ただライト層が近寄りがたいのも事実
そういう揚げ足取りはやめてくれ。
あとお前は1をじっくりと読んで来い。
みんなって誰のこと?
俺の周りはみんなって意味?
俺の妹がこんなに可愛いわけがないにしてもライト層はこれを本当に嫌ったのかは疑問ではある
ハーレム物何かは普通に嫌われそうな気はする。
まあ、最近の絵柄がアレだとかタイトルがコレだとかいう感覚はわからなくもない。
が、それはぶっちゃけオサーンの感覚ではないかと思う気もするんだよな。
ってのも、この前jcだかjkだかが普通にMFを何冊か買ってくの見ちゃったから。星刻だったと思うが。
あーいうの見ると、そんなの気にしてるのはある程度年齢食った人間だけで、実際にはあんま気にしてないないんじゃないかね。
と思う。
ネトゲだって、あんな感じのイラストばっかだしさ。
>>71 なんでそんな極端な捉え方をするんだ…
俺みんななんて言い回しはしてないぞ?
少なからずこういう人がでてくるとおもったから
>>74 あのあたりはむしろ初心者向けな感じがするな
ネットにたむろしているようなおっさんは最初から及びではない
オレモナー
>>70 揚げ足取りでもなんでもない。
偏見なんざ知らないといくらでも起きるもんだから気にする理由には
ならない。
要は誰の問題なんだって話。
それが偏見呼ぶとしても、俺みたくそういうラブコメ好きな人にとっては
知ったことじゃないよ。
むしろ他がどこもやってくれないからラノベ読んでるようなもんだ。
>>74 まあ確かにいるよね中高生のあんまおたくっぽい雰囲気じゃない子とか
そういう子たちから口コミで広がる可能性もあるじゃん?
その中高生がどんなラノベ買ったかわからんからなんともいえんが
アニメとか見ない人がパッと見で引くような表紙とタイトルだったらそうやって広がる
可能性も少し減るじゃん。世間体もあるし
今は伸びてる業界だけど長期的に見てこのままじゃどっかでガクっと落ちそうな気がする。
>>60 ほとんど何もなかった当時の同人活動と現在の状況を比べると
両者が同質であるとは思えない
結局、ラノベは商業主義で動いていて、それが今のような状況になってるのはそれが支持されているっつうことなんだろう。
別にラノベだけじゃなくて、ゲームのパッケージだってネトゲのサイトトップだってそういうイラストが増えてるわけだし。
それが拒否られるようになってきたら、次の流れのパッケージングになるだろうし。
今はこうだが、今後もこうとは限らない。
それだけの話じゃね?
>>77 なにさらっと論点ずらしてんだ
俺はそういう作品がキモイなんて言ってないだろって話をしてるんだ
あんなタイトルがあるから初心者が手に取りにくいだ
もうここから予想でしか無い話だよな
タイトルにしても、正直なところ少女漫画なんかもかなりフリーダムだと思う。
会長はメイド様とか、桜蘭高校ホスト部とか、桃色ヘヴン!とか。
>>82 まあ少なからずいるでしょ0ってことはないはず
あとこういうの気にするのはオジサン世代が多いって書いてたが
俺はむしろ思春期の子のほうが多いとおもう。
まあこれも予想でしか無い話だが
個人的に82に聞きたいんだけどオジサン世代になっても(違ったらごめんなさい)
ああいう本は買いにくい?
>>84 俺は別に気にならんなぁ。俺妹も東雲侑子は短編小説をあいしているも買ってたし。
まぁ問題児たちが…はあの内容ならもっといいタイトルがあるだろうにと思うけどさ
作品に合っているかどうかなんて個人的な感想でしか無いけど
>>84 それが気にする人向けに抑えた表紙やタイトルにしたところで、
結局は「気にする人」にとって「気にもならない」本になるだけだと
思うんだけどね。
最初に手を付ける購入者は誰か、ってのが一番重要かと。
>>85 レスありがとう 俺も気にしないほうだけど。確かに問題児はもっといいのなかったのかな…
タイトル見て地雷認定する人も一定数いるというのに…アニメ化で伸びるといいな〜
>>86 それは盲点だった!難しいな〜
長いタイトルもかな4文字も最初の1つ2つがでた頃には
物珍しくて、新刊リストでも背表紙並びでも目立つからよかったんだろ
で真似をする作品が増えてきたら効果が期待できずマンネリ感が強くなった
次に流行るタイトルはどんなものなのか…
サブタイトル系かな?
「星降る屋上〜君と観る二つの空」みたいな…あれ?これじゃ長文タイトルか。
>>89 漢字1文字とか
エヴァの次期映画副題?みたいなどう読んでいいか困る記号とか
>>90 なんかどんどんニッチなほうにwww
まあ引かれずに魅かれるタイトルつけてくれればなんでもいいんだが
そんな中に今の長文タイトルがあれば逆に光るかもしれん
なかみと関係ない題名だと思う。
題名は登場人物、主に主役の名前が入っている、作品内の重要なワードである
漠然とストーリーの方向を暗示、などがあるが、
ほとんど内容と関連のない題名は少ないと思われる。そこをつく。
単にハーレムなのに「風に揺れる葉」とかな。
>>92 そ…その手があったか!
確かに92のタイトルだと小洒落たいいタイトルでそれにつられて買う人も…
あれ?こ、こういうのは…タイトルさ、詐欺というやつでは…?
長文タイトルの長所はタイトルだけでどんな作品か伝えやすいんだし
そんな要素なら短文でも行けそうな感じはするな
ザ、ハーレム
ザ、バトル
いや、これでは70年代のハリウッド映画か
半漁人がサメと戦ったりシャチと戦ったり鯉に滝登り勝負を仕掛けたりしている話なのに
アルカナオンラインとか
その手があったかとかなにそのワナビみたいな反応・・・
そもそも「○○ばかりだ」なんて言い出す最大の原因は、○○以外のものがまるで目に入ってないからであって
そういう人は○○以外のものがどれだけ増えても結局目に入らないから対策するだけ無駄なんだろう
つーか実際にはそれほど量が無い長文タイトルとか、そればかりあるように思わされてる時点で
作家やレーベルの「どうせこういうタイトルじゃないと目にも入らないんだろ」的な思惑のど真ん中で「はいそうでーす」って言ってるようなもんなんだよな
ちゃんとそうじゃないタイトルも目に入るような人は長文タイトルの数倍ある普通のタイトルをちゃんと手に取るから問題ないんだよ
>>92 漫画のブリーチとか考えれば全く意味不明のタイトルだからなぁ
そんなもんかもしれん
表紙とかタイトルとかがアレでないからヒットした、なんてのもないよな。
むしろそれで引くわって人たちも無視できない影響力をもったのがヒット作だし。
本当にあったラノベのタイトル、とかやったら結構出てくるかもよ?
ラノベでタイトル詐欺は、デメリットの方が大きいと思う
問題児はタイトルで損してるって言われてる
ハーレムラブコメなのに、それを嫌いな人に買われて、好きな人に避けられたんじゃどうしようもない
ブリーチみたいな良くわからないタイトルも、ラノベでは手に取って貰いにくいと思うが、どうなんだろ?
マンガなら雑誌で読めるから、覚えやすいタイトルであればOKなのかもしれん
>>96 またあんたか…なんでいちいち人の神経逆撫でするようなレスをするかね…
>>94 ハーレムバトルとか学園ハーレムとかの方が多いだろう
まあ、そんなに簡略化したら同じタイトルのオンパレードだ
>>100 悲惨な結果になりそうだな…あたりはずれを見極めるのが難しいんだよなラノベって
長文タイトルでも面白い作品あるしパッと見良さげでもあまり面白くなかったり…
まあそのためのネットだけど
まぁタイトルや表紙で引く、なんて人はそもそも縁がない人だから
別に気にしなくてもいいと思うよ。
引いても気になるって人は人目につかないように買うだろうからさ。
>>104 つまり今のままのんびりとやってけばいいわけだな、ラノベ業界は
まあなんだかんだで続いてくのかもな〜この業界も
>>104 kaguyaとC3を表紙上向きでレジに持って行った私はこう思う。
「こまけぇこたぁいいんだよ」
>>106 勇気あんなwww
俺絶対下向きで出すはwww
その方がレジ打ちやすいなバーコード裏についてるし(震え声)
>>105 今のままって言うか「今」を固定値で捉えないほうがいいと思うよ。
少なくともネット小説からの流れはここ数年の出来事だ。
今のままでいられるように、シェアを失わないように常にターゲット保持
と開拓の努力が行われてるから、「今のまま」と感じられるくらいに安定した
状況に繋がってるんだと思うよ。
実際問題、長文タイトルもパンツ丸出し表紙も、読者の興味を引くためにやってるのが事実
さらにそれらの二番煎じで込み合って、逆に埋もれてるのも事実
そのせいで「面白いラノベが埋もれてる」と言う、むしろ好意的な解釈
実際は「面白いラノベ」があるのかどうかも分らん状態
少なくとも、話題になる作品は大抵つまらん
ラノベ読者の間ですら話題に挙がらん作品は読む価値もない
消えたお気に入りのラノベ作家にwebで続きを書いてもらいたい
消えたライトノベル作家が小説投稿サイトに絶版本の本文載せるのはまあいいとして
表紙まで載せているのはいかがなものかと思う
>>109 刺激的なタイトルや半裸の姉ちゃんのイラストで客を引くってのは、大昔のパルプフィクション時代からやってることだしなあ
後、フルメタの賀東が『グラビア誌がどれもこれも水着のモデルを表紙にしてるのと同じ』だと、身も蓋もないことを言ってた
>>109 話題になる作品はそれなりに面白いだろ
つまらんと思うのは個人の勝手だが、誰が読んでもつまらないものが話題になることなんかない
放課後BFなんかはちょっと違うが
話題作は意図的に作り出されてるのがほとんどだからな。
アニメ化してる奴は全部そうだし。
パンツブレイカーが名前に反しパンツ丸出し表紙
なんでパンツ丸出しなんだよとカラー口絵を見たら同一ポーズでパンツなし
パンツブレイカー発動前/発動後だったのね という嬉しいサプライズ
>>112 別に身も蓋もなくないだろw
それ以上の意味もそれ以下でもないと思うが
主人公は表紙にならないというがSAOのキリトはなぜか表紙になりやすい
つまりキリトには性的な魅力が…
まぁ冗談はともかくこの作品を支える人気キャラクターが表紙になりやすいんだろうな
絵師が男描くの苦手ってのもあるんじゃないかなぁ
絵の発注は編集者でしょ。
キリトさんは受けでも攻めでも人気が出やすいんだよ。きっと。
SAOは女性人気もそれなりに有るんじゃね?
後は通して活躍するヒロインが乏しいんで看板をキリトにやらせるしかないとか
SAOの作者いわくMMOはラノベにし辛いそうだがそうなのか?
ただのゲーム廃人の話になりやすいからなぁ
なろうだとMMO物よりは異世界トリップのが多いな
素直に異世界いって、自分以外は無知とか才能ってことにしたら
強い理由とかそんなにいらんからか
ゲームで俺TUEEEやってもリアルの俺YUOEEEEEという図式になりがちだけど、異世界だといちおリアルの俺TUEEEEEEになるからじゃね?
>>123 キャラがどうしても多くなるだろうし
少しアレンジしただけで似た事の繰り返しがあるし
ラノベに多い主人公中心の良く整理された人間関係に集約しにくいんじゃ無いかな?
一中堅PLの奮闘記位ならラノベっぽくできるだろうけど、それじゃ最強を求めがちな中高生には不満だろうし
例えばMMOのシステムの穴をついてる主人公がTueeeするとすると
MMOのシステム、システムの穴、他のプレイヤーがそれに気づかない理由付け
などを作って、ストーリー上で主人公だけが気づく演出を作る
これよりは異世界にいったらすげー能力つくんだぜ☆ 俺最強ーwwwww
のほうが簡単
>>129 出来ないとは言わないが
書き手はもちろん読み手もハードル上がるだろう
>>129 群青劇でも結局中心になって話を進めるという役割を担う主人公は必要不可欠。
別にそんなに他と変わらない。
まあ、どの道俺Tueeeeeee!とかそんなアホな話には向かないだろうけど。
SAOのパクリ元のクリス・クロスも元々の題名の夢か現か幻で分かるようにそんな話じゃない。
FFXIのノベライズ版はゲーム世界の設定を元に作られた普通のファンタジーになってたけど、。
そういう路線で行くか、ラギットガールとかふくろう模様の皿、ダークホルムみたいな感じの話とか、
ブギーポップみたいな話の方がまだいいな。
MMO世界をファンタジー的に捉えて、俺tueeeするのはラノベ的
リアルゲーマーの日常モノとして描く方が漫画的だな
MMOって名前は聞く割にディープな中身は知られない世界だし、リアルに描いた方が面白そうだけどね
リアルとの絡みのミステリ仕立てってのは漫画であったな。
脳波かなんかで完全にキャラが固定されてるMMOで有名キャラの中の人が殺された。けど、なぜかMMOでは元気いっぱいでってヤツ。
今アニメでやっている漫画原作のBTOOOM!もネットゲーマーがネットゲーの知識を使ってどうこうの話だな
あんな主人公を活躍させる話というのもやはり大変だなと思うぐらいの感想しか無いけど
群像劇は好きだけど
書き手の力量で出来にすごく差が開くし…少ないのがさみしい
バッカーノと禁書位か…
群像劇みたいなのがラノベにはあまり求められてないのかな?
の割には人気作結構あるけど、やっぱり作者の力量なんですかね?
まったく関係ないけど、無名にもほどがある原作でもそれなり以上に注目度を高められる京アニって凄いんだな
中二病の原作なんて、まったく売れてなかったろうに
>>136 どうなんだろ…俺は好きだが。
後半の一気に物語が収束するあたりでいつも鳥肌がたつw
やっぱ書くのが難しいからある程度作者の力量がいるのと
読み手も頭使わないといけないからかな?
>>136 ラノベはキャラ小説の面が強いからじゃないかな
群像劇って言うからには複数のキャラをメインにすることが前提な訳で、
出すキャラ全員を一定以上の人気キャラに出来るかどうかっていう
群像劇ってのは人数が多くなるし、共通の友人知人を使うとしても上手く使わないといけないし、舞台もどうしても限定されるしね
>>139 主人公、メインヒロインに限らず自分の好きなキャラの出番が目当てという人は多いし、
人気が出そうなキャラを大量搭載するなら、群像劇の方が違和感ないんじゃないかな。
ヒロイン系キャラは自主的に動かないので群像劇に向かない
群像劇の主役クラスの女性キャラは少数で、あくまで男性が主体になりがち
よって腐女子向けになりやすい
>>143 男女比は作者のさじかげんだろw
自主的に動かないなら動かせばいい。
>>143は既存の作品の話をしてないか?主に成田作品の
男性キャラが多ければ、女性キャラを多く出してもハーレムとか叩かれなくていいんじゃね
今度は腐女子狙いとか言われて叩かれるかもな。
ラブコメ要素が強い作品で新しい男キャラの登場はただの寝取られの危機だからなぁ
その男が次々と増えた日には
最初からちゃんとお相手がいたりするよな。そういう親友ポジキャラには。
それこそ、幼なじみな感じの。
おかげでAWは幼馴染はすっかり汚れ役に
格付けなんて板初めて知った
>>151 なんかラノベ作家の定義の時点でいきなり揉めそうだがwww
>>151 またすごいスレをたてたもんだw
荒れるだろうなwww
>>143 それは単に男性優位主義の頭の残念な作者が書いた場合そうなるだけだから。
幼馴染みと群像劇
157 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/26(月) 16:57:53.13 ID:3TgFFpzJ
びろうな話なのですが、ラノベの女キャラって
巨乳かそうでなければ貧乳って胸が属性化されていて、完全ではないものの
大小で二分化される傾向がありますよね。でそれがネタにされることもあります。
思うにリアルだと胸の大きさは大か小ではなく、ある程度連続的ですよね。
とすれば、大小に加えて幅の広く含む「中乳」というのも属性として一般的であるべきだと思うのですが、
どうして中乳は存在しないのでしょう。読者に中乳の需要がないのでしょうか?
ROBOTICS;NOTESでシャチョさんが言ってた
『インッパクトや!インッパクトが大事なんや!』
[ボン・キュッ・ボーン][ボン・キュッ・ボーン]
>>157 普通な場合、ネタとしていじれないから
属性としてキャラ立ち要素にならず他の要素が注目されるだけ
髪型だの性格だの肩書だのに注目されるキャラの中には
付加価値として巨乳や貧乳がついてることもあるが
何も乳に触れられない=普通サイズというキャラがいくらでも居る
普通である部分は特徴には成らないから普通過ぎるオール平均的まで行くと個性だけど
>>157 その場合、「美乳」って表現になると思う。
>>151 いつの間にかDQN作家番付になってるじゃねーかwww
しかも、各作家の説明がセンスあって面白すぎるwww
おっぱいもカップ数で書いてくれると想像しやすいんだけど、具体的な数字ってあまり出ないよね
ラノベはそのあたりの描写を絵師に任せやすいせいか
外見描写そのものが少ない作家も多いからなぁ
カップや数字の方が分からないと思うが…
胸の大きさを表現する語彙をラノベから作っていきましょう。
柿ぐらい、桃ぐらい、かぼちゃぐらい のように食べ物で例えるのはどうか。えろくね?
>>162 三雲は結構書いてる。
雪菜の60Cとか、奏のFカップ(アンダー不明)とか、
玲子の「Bは、貧乳じゃ、ない」とか。
数字をポンと出して、どれくらいがすぐ理解できるって
グラビアアイドル好きとかじゃないと難しいんじゃね?
>>168 あれはあれで鯖鯖してるからあんまりあてにならない
カップの大きさだけ把握してれば問題ないだろ
トップのサイズはがたいの良さがわかるくらいでどうでも
AA以上はみんな似たようなもんだから、どうでもいい。
>>162 大中小くらいならともかく普通の読者は具体的な数値まで気にしないし・・・
気にしない数値をいちいち並べられるとうざそうなのは
各キャラの足のサイズを左右個別に幅付きで書かれたらどう感じるか想像したらわかるだろ
小柄だとカップ大きくてもサイズ小さいからなー
胸のサイズとラノベに何の関係が…?
>>166 どうやって調べるんだ?沢山の女の子集めて揉み比べさせてくれる場所でもあるのか?
この様に、ラノベ読者、特に男性読者にはおっぱいに対して、
実はそれほど興味が無いと言う興味深い結果が…
おっぱいではなく、それをネタにいじるのが好きなんだろう
巨乳貧乳っていう属性にしか興味が無い、の間違いじゃね?
具体的なサイズ書かれても分からんし、
イラストでもサイズ描き分けられてたり描き分けられてなかったりするし
最近のラノベじゃないが、巨乳貧乳ネタといえばスレイヤーズが真っ先に思い浮かぶ
乳比べと言えば舞阪
ロードスでもディードが自分の肉付きの悪さを気にしてるシーンがあったな
あの頃はエルフ=貧乳だった
イラストかぁ、やりすぎてるのあるとエロレーベル行けって思うのあるよね
内容はそれほどエロくない割にイラストで釣ろうとする
で、貧乳だと女子と気付かれ難いから巨乳になると言う
巨乳キャラって不人気か色物キャラの印象が強いな
シリーズの看板ヒロインとしてはあまり機能しないというか
巨乳は垂れるからな
ホライゾンまで来ると読者サービス以前の別の強い意志を感じる
ハーレム物で最終巻近くでだれかに本命を定めるという展開はありますが、
最終巻を複数出して各ヒロインごとと結ばれるようにするのは見ませんよね。
ファンには受けないのでしょうか?
売り手側にそれとも小遣い稼ぎ乙的な規範意識があるのでしょうか。
>>186 特定ヒロインだけのファンというのが複数派閥居るなら売れるかも知れないが
話自体が好きとか、キャラの関係が好きとかいうファンにしたら
どれが本筋か分からない構成なうえ、何冊も買わされるのを受け入れないでしょ
ゲームなら分岐して各々のヒロインルートが許されるけど
それは、プレイヤー=主人公の選択によって変化した物語りだからだし
電波女でそんな巻あったなぁ
if設定ならともかく、最後の一押しでぶれる主人公ってのは誰も望んじゃいないだろ
話も薄っぺらくなるし
>>183 巨乳ってがたいいいじゃん
華奢さがない
ハーレム物の最終巻を人数分刊行ってのは分散しちゃうだろうし、
なら一巻の中で章仕立てで各ヒロインと他のヒロインの反応を表した方が面白いような、
いわゆるIF展開になるんだけども
>>189 そういえば何かの対談で「乳のでかい女は強いから守る必要がない」みたいな事言ってた気がするw
確かに貧乳の方が、弱そうで守りがいがある
(現代が舞台のラノベで)時事ネタをギャグにするのって一般に軽い御法度ですか?
(中高生が分からないからという理由とかで)
>>192 御法度ってことはないけど
執筆から2ヶ月以上経って販売されて
ちゃんとシリーズ続けば1、2年経ってからも読まれるんで
2、3年経っても色褪せない様な大きな事件か、頻発した事件群でないと
扱いづらいだろう
>>192 ご法度だはない。ただ時事ネタは時間の経過と共に鮮度が落ちるし
>>193が書いてるとおり扱いつ゛らいかと
あと(流石にないとはおもうが)
東北の大震災とか一歩間違えれば不謹慎な話題になるから
ネタのチョイスを間違わないでね。
ワナビに餌やるなよ。Gみたいに巣食うぞ
時事ネタっても対象年齢層が興味持ってるようなのじゃないと見向きされないような
そして若者ほど流行り廃りが早いのもないし
例えば、5年前に女性アイドルグループって言えばハロプロだったけど、今ならAKB48だし
197 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/28(水) 23:49:47.97 ID:4biApDYz
くだけた文ならいいけど汚い日本語はやめて欲しい
あとリア充だのぼっちだの連呼されると引いちゃう
>>197 汚い日本語というとたとえばこういうものですか?
・というか/ていうか/ちゅーか/つーか/てか/つか(右にいくほど少しずつ汚い度があがる)
・「こっちのがいい」のような「方」の脱落
・超〜、マジ(で)、鬼、すげえ、やべえ、はんぱねえなど強調語の多用
・判をおしたように「〜なんで、」で文を切る。
または「〜ですよ。なので〜」と判をおしたように、(「ゆえに」と同義の)「なので」で始める
・「〜なもの」を「〜なやつ」という
・「食べられる」「いかれる」のようにどんな動詞でも「〜(ら)れる」をつけて敬語化
・西日本人じゃないけども自分を「うち」という
・「〜だろう?」という意味で「〜だべ?」
・ら抜き、れ足す
・「多いい」「濃いい」という方言的発音
・「こちらが〜になります」のような、提示の「なります」
ラノベは登場人物と同じくらいの年齢の読者視点で書かれようとするものだからな。
よく出てくる平凡な高校生みたいなのは読者と近しいor読者自身と同じ存在な事を主張して、
話に入り込みやすくしたり、共感しやすくする為によく使われてる技法。
言葉使いとかについてもそれと同じ。
そもそもほぼ日常で使われない死んだ言語じゃないんだから正しい日本語なんて別に存在しない。
そりゃ最低限のレベルをクリアしてからの話だ
間違った日本語はいくらでも存在する
硬い文体風のほうがごまかしやすい。
というより、ラノベだと下手な奴ほど見かけ上硬い文体を好む傾向がある
おそらく、馬鹿にされやすい・馬鹿にされた記憶がある・自信がないんだろう
軽妙さはまさにお手本のない技巧だから、そこで勝負するのは怖い
手本を下に敷けば、アホも上手を真似したつもりにはなれるんだよ
○○が使ってるという権威づけで安心しようとする。馬鹿な読者ほど騙される
またこれはラノベにかぎらず、発想の貧困な、いわゆる才能のない者ほど、
誰でも指摘できることにこだわる傾向がある
多いのが古典的な文章作法や体裁や辞書的意味にこだわること。最近の流行の肝やニュアンスの変容をつかみとる才能もないので、
評価の固まっている佳作と辞書にすがろうとする。あるいはその影に隠れようとする。これも
その者に能力があるからではなく、ないから。自分の弱さを恐れているからこそ走る、実に卑怯で愚かしい行為だ
まあ硬い文章なんで誰でも書けるなんて筒井康隆の頃から言われてたしな。
京極夏彦ぐらい擬古文が書ければそれはそれで立派なもんだけど、
あれは京極独自の芸風であって万人が真似る必要はない。
その京極にしても、作品によっては砕けた文章も書いている。
だから誰のこと指してるのさ
ラノベでそういうのやってバカが騙されてる文体って
いまいち思いつかないんだけど
まあ、日本語の最大の特徴の一つは言葉遣いとかの多様性だからな。
例えば、主語の選び方一つで育ちや性格まである程度分かるなんて言語は、広い世界にはあるのかも知れないけど、
少なくとも英語やドイツ語では無いからなw 文末の使い方とか略語の使い方も入れれば、言葉だけで人格とかに
関してかなりの情報が込められるし、その特徴を使わない手はないと思うんだよね。
>>200 本当の最低限のレベルってのは主要な読者に伝わることだ
あんたの想定している最低限のレベルってのはは
あんたの虚栄心を満たすために設定された本当の最低限じゃないラインなんだよ
1000万人にスルーされて100万人に忌み嫌われても、10万人の読者がつけばやっていけるのがラノベというもの。
ワンピですらアンチは大量にいるしそんなもんだろう
アンチのいないものなんて逆に言えば売れないものではある
アンチがいないということは、要は誰も見向きしていないということだ。
>>208 それなんていう人気作?
実際は9000万人に存在すら認知されず、3000万人にスルーされ
500万人の読んでも居ない奴にキモがられ、490万人にふーんと見透かされ
7万人位に叩かれても3万人がまた買うと言えば勝ち
位のものだろ
>>207 なにをもって伝わってると言えるの?
伝わってなくても、その人には伝わってない事がそもそも分からないし、言ってることが分からない文章なんかゴロゴロある
見ただけの状況からキャラクターの心理や周囲の雰囲気とか「どこまで伝えるのか」という問題もある
読者に伝わるってハードル高いしょ
まあ、WEB小説とかだと酷いと何が書いてるか読めない程のもあるが
編集が商品化可能と判断した商業作品に限れば
日本語として読むことができない作品はないわな
賞の応募作には、そういう作品も有るだろうが下読みで跳ねられるだろうし
素人の文章の中には、単語の羅列の中から、背景を鑑みて再構築するような古代言語の翻訳や暗号解読が必要なのも有るからな
そういう物は小説として売られることはないだろう
>>212 >なにをもって伝わってると言えるの?
日常生活で周りの人と意思疎通出来る人ならわかるよ
わからないならそれが出来ない人だということでしょう
会話なら双方向だから分からないなら何度でも聞けばいいだろ
でも本は違うだろ、意味が分からない
文章として伝わってない
そりゃあんたが
なにをもって伝わってると言えるのかと
ラノベが伝わる文章かどうかと
が、ごっちゃになってるからだろ
そんな読解力の人に「文章が伝わらない(キリッ」されても
実際に「何書いてるか分からない」って思えるラノベってどれよ?
文章が読みにくいとか、自分に合わないと思うことはあっても、理解しにくいレベルなんて読んだ事ない
実際にあるかどうか分からんもの持ち出されても、話にならんわ
西尾維新
文章が下手な奴は大抵まず構成が下手
「この設定を前振りで出したい」って思って先に持ってきて、繋がりが悪くなる
正直、そういうこと言い出すやつの読解力の方が怪しい気がする
小中学生が読めてるものを理解できない意味がわからない言い出す訳だし
商品化されてないライトノベルもどきと商品化されたライノベルをいっしょくたにしてるんじゃね
ライノベルは基本金ださないと読めないけど、素人が書いたライノベルもどきはただでいくらでも読めるし
なろうあたりで何がどーなってるんだかさっぱりわからん。
というのは確かにあるかもしんまい。
なろうは、お馬鹿芸人の一発芸みたいのが上位に来るところだから。
あと、リアルでイケてない人の願望充足をストレートに出したのが受けるというか……
長期ランキングの一位が「異世界迷宮で奴隷ハーレムを」、
二位が「理想のヒモ生活」ってタイトルだけで、お察しだよね。
ヒモはヒーロー文庫で読んだけどどこか女向け風味というか少し変わった感じがする話ではあった
良くも悪くもラノベでは少ないタイプではある
>>221 商品未満のweb小説が何故か文庫化されてアニメ化までした奇妙な事例があるけどな。
お前が商品未満と思ってるだけに過ぎんのをさも世界の真実であるかのように語れるのが不思議でしょうがない
web小説とライトノベルの決定的な差は
編集部を通してふるいにかけられてるか否かだけだろ
ふるいにかけられたライトノベルには、何が書いてるか分からん程酷いのはないが
ふるいにかけられてないweb小説は玉石混交で話に成らないのもあれば
そのまんまでも、商品に成りうるものも有る
ついでに言えば、商品化される時点で、編集チェックが入って明らかにおかしな文章は修正されてるだろ
その時点で、野放しのweb小説とは別物
web小説は編集が通さないような突飛なキャラや設定があったりするから面白い
際限ない俺TUEEとか
Web小説の多くは、極端なことをいうと作者という一人の読者にとって最大限に面白くなるように書かれている。
なので、作者と波長がカンペキに合えばめっちゃ面白い。
もっとも、そんな読者はまずいないので何じゃこれはとなるけど。
ウェブ小説に商業的な方向と完成度なんか求めちゃダメなんだよね。
ツッコミどころがあっても別にいいし、読者が口に出したことを盛り込んででも
ウケればOK。
商業は作者と編集で作るけど、ウェブ小説は作者だけ、もしくは作者と読者で作ってる。
そもそも「内容が難しい」と言ってるわけじゃない
内容は簡単だい、言いたいことも分かる
でも言ってることは分らん
「お前何言ってんの?自分の中で話まとめてから喋れよ」って奴はゴロゴロいるだろ
スクリューマンとか、問題児とか、龍ヶ嬢七々々とかね
>>231 文脈的に同じ意味のことを言い換えてるように思われる
それを他人に「違う」といわれても
>>220は困惑するだけだろう
>>232 > そもそも「内容が難しい」と言ってるわけじゃない
たしかにID:v1co7CRcは言っていないが、そもそも話題に加わってないようにもみえる
それとも他の書き込み主を読心でもして代弁してるのか?
> 内容は簡単だい、言いたいことも分かる
> でも言ってることは分らん
内容は無いようね、文字列は認識できる
でも言いたいことは分からん
> 「お前何言ってんの?自分の中で話まとめてから喋れよ」って奴はゴロゴロいるだろ
> スクリューマンとか、問題児とか、龍ヶ嬢七々々とかね
奴ってなんのこと? 作品そのものを「喋れよって奴」と表現されても「お前なに言ってんの?」だ
そうではなくて、作品中の誰か? その誰かの台詞のこと?
それとも非会話文?
いずれにせよもうちょっと自分の中で話まとめてから書いてよ
スルーしてるけど
西尾維新
って出てるじゃん。アンチスレは文芸板だけど、あそこのテンプレ理解できる?
235 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/30(金) 01:45:40.78 ID:BN2IbeYX
読みやすい(文章が上手い)→今野緒雪、杉井光、有川浩、谷川流
読みにくい→鎌池和馬、劣等生の奴、(その他有象無象)
クセがある→西尾維新、京極夏彦
つまらないと言ってる訳じゃないよ、念のため。
谷川なんかは凝った話でも分かりやすい、読みやすい文章を書くと思う。
読んでる内容が頭に浮かんでくるんだよね
読みやすい(文章力が高い) 川原礫、川上稔、奈須 きのこ、 田中ロミオ
読みにくい(文章力が低い) 長谷敏司、小野 不由美、冲方丁、桜庭一樹
文章力が高いが内容が難解 西尾維新、虚淵玄、山田悠介
大体こんな所だろう。
ハルヒは、主人公による見当違いなたとえが前後の流れの遅速を読まずにところかまわずでてくるのを読んで
「21世紀らしい劣化した文章だな」と感じた
高校一年生であることをまったく考慮しない作家のコピーのような語彙といい
>>237 いやだからさぁ、ラノベの登場人物は、現実の人間にいかに近いかって
リアリズムとは違うっていうのは、このスレの前の方にも話しでてたじゃないか。
ハルヒの話の内容がSF・推理物の要素が入り、思春期主人公の
一人称という形式から考えれば、あの自意識の過剰を感じさせる
文章は作品に即してるよ。
川上とか読みにくい文章の代名詞だったのに
色々狂ったことやってスキルが上がったんだよな
川上は誤植が多くてん?とよく詰まるって意味じゃ読みにくいと言えるかもしれん
>>236 奈須きのこなんて癖だらけで読みにくいんだけど?
一般でやってる作家を読みにくいに入れてるあたり
全然同意出来ない
ってか西尾維新はラノベも書いてるけど、基本一般だから
ノベライズ作品、ジョジョやデスノ、ホリック辺りで比較するのがよろしいかと
>>235はだいたい同意出来るが、
>>236はほとんど同意出来んな・・・
奈須きのこはクセがありすぎて人を選ぶ作家として有名だし、
西尾維新も難解なんじゃなくクセがあって人を選ぶだけだろう
桜庭一樹は読んだことないけど、直木賞取ってるのに文章力が低いって事あるのか?
川上稔が読みやすいってのもあり得ないな、「合えば麻薬、合わなければ毒薬」とまで言われた作家なのに
>>236は主観的すぎじゃね?
クセのある文章を書く作家って、コアなファンが付きやすいよね
舞城の文体は凄い苦手だけどあれを無くすと舞城ではなくなるだろうし
そういう作家はある意味強いんだろうな
文法は崩れてても、意味は伝わるから俺としては一向に構わないんだけど
世界観や設定、人物の心情描写でダラダラと書かれるのは苦手だ。
例(魔法科学校の劣等生・ココロコネクトなど)
246 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/30(金) 19:03:22.77 ID:BN2IbeYX
>>236 小野不由美の「屍鬼」「十二国記」よんで文章力低いと思うか?
桜庭一樹の「ゴシック」「私の男」もすげー読みやすかったぞ
>>245 そこを読みやすく書くのが実力のある作家だよねー
劣等生は1冊でギブアップした、最近読んだ中では最低
設定はそっと添えるだけ。
しかし最近の風潮は設定をだらだらのほうがよく売れる
山田悠介を一番下に入れてるあたり
>>236は確信犯じゃないか?
>>236に真面目に返すのは、おそらくあまりセンスがよろしくないか、
そもあまり読書してないかだろうと思う。わざと名前を入れ替えてるんだから
読みにくいことは文章が下手であることと同じではない。
極端な話をすれば、ごく最近ニュースになった推藤原良相亭跡出土の墨書土器を読めないのは
変体がなの知識がないからであっても文章が下手というわけではない
広い意味で読み慣れていないだけだ
「文章力高いが内容難解」に西尾と虚淵を並べて
オチに山田をもってきてる時点で、あからさまに釣りってか皮肉だわな。
むしろこの人が本気で言ってるとしたらぜひご高説を聞かせてもらいたいw
だな西尾のグットルーザー球磨川とかを読むと分かるが、読みやすいものはとことん読みやすい
245でも書いたが世界観と設定を物語のなかに自然に溶け込ませることが
出来る人の作品は読みやすい。
叩かれるかもしれんがかまちーは文法めちゃくちゃだが上記のことはできてる
気がする。読みやすいかと言われればそうでもないがw
設定はいいんだが、解説は困る。
文章論に関する勉強不足、表現方法への古い観点でストップしてしまってるだけ、ということもある
選考を任されているプロの作家にもそのような勉強不足が見受けられる
新しいものを感じ取ろうとしているのに、にもかかわらず
たとえば、促音の意味論的機能を縦横に用いることが、「安易」「幼稚」「語彙の貧弱」だとみなされたり
銀英伝みたいに最初からこの世界の歴史を書きまくる手法はちょっと流行らないかもな
ラインハルトが出てくる前に投げられそうだ
「このキャラは何がしたいの?」「何故こういう行動を取るの?」という方が大事
レーベルの企画物でも無い限り、ほとんど禁じ手だろうなあ。
やっても、一ページ以内でロードスという島があるあたりが限界じゃなかろうか。
逆にキャラクターが出だしで意味深で意味不明な会話してたり、何処で何してんだか分かんない騒ぎ起こしてる方が引き込まれないけどな
情景描写から書き始めるのも嫌がられるからなぁ
まずキャラを出して欲しいのがラノベ
>>259 それは下手糞なだけ
>>259 じゃあ、ゼロ魔のいきなり美少女にキスされるという訳のわかんない騒ぎとか、
誰かに追っかけられてる所から始まる禁書なんて、全然に引き込まれなかったんだ〜
>>255 なるほど、では以前は認められていなかったが新しく認められるようになったものと、
今も認められていないものは、どのように区別されるのか。
新しい技法と望ましくない表現とを区別する権威者だれか。
突然予期せぬ召喚受けたとか、ありえない現象から始まれば
背景情報とか出てくるのは、主人公がそれを知った時からに成るのは自然だろう
そうやって主人公が知るのに合わせて読者に読ませられるから
異世界物に落ち物が多く成るんだろう
まず主人公とメインヒロインをボーイミーツガールさせた所からスタートできる
序盤にインパクトのあるシーンで掴もうとするのはある意味王道ではある
今季の少女漫画アニメが3本ともに一話にキスシーンとかも手法としては似たり寄ったり
でもたとえばクラシック音楽はゆったり始まるタイプの曲多いし
映画も風景から入るのもあるよな。RPGのテレビゲームでもここはなんとかの惑星みたいに入るのもあるよな。
なぜラノベは禁じ手あつかいなのか。
ラノベは自分でページをめくらないと次に進まないからだよ。
ゲームも音楽もアニメも映画も、ツマンナイシーンはぼーっとしてれば話は勝手に進む。
まあ、ゲームはいちおうワンクリいるけど。
ラノベは自分で読もうと思ってページをめくらないと次がナイ。
基本的にこういう内容ってのがある程度わかる序盤じゃないと読者に不親切だからな。
ライトノベルってだけだと、バトルなのか恋愛なのかコメディなのかどっかで異世界トリップするのか
現代なのか成長物なのかってのが、全く判別できないわけでだいたいの方向性は示さないと。
示しておいて後で外すこともあるけど、それがアリかナシかになるかは実力次第。
そのクラシックでも、貴族がすぐ寝やがるからジャジャジャジャーンを入れたって話はあるわけだが
>>265 RVWのsym4の冒頭はsym3とはうってかわってけたたましい。Shostakovichのsym4の冒頭は怒涛のようだ
ロオマの松は最後まで激しいし、オルフのカルミナ・ブラーナの冒頭は終末と連環して憤怒を表現している
ゆったりではない
まぁ、極論だけども、誰もが経験、体験している、現代学園物がすんなり入って行けるってのはある。
そこにSF、ファンタジー、恋愛、その他をどう加味するか?とか、どんな設定のキャラが出るか?で話は自然と進んでくもんだし
今だと、「現代」もそれほどにこだわりがなくなってるような。
近未来とか、ハリポタのお陰か異世界学園でも、「学園」ならOKじゃないのかな。
学園とはいえ勉強するシーンとか勉強の内容が出てこないのはやっぱり
あれですか。現実逃避したいからですか。勉強俺tueeeって重要ありますか。
>>271 そこは、現代の学園テイストが通用する
近未来の技術が導入された学園や、異世界の学園であって
学園のテイスト自体に、未来ならでは、異世界ならではの物ってないしな
ラノベ的なありえなさそうな能力で、身近で普段やってることをやっても
うさんくせーとかアリエネーで終わっちゃうんじゃない?
それに勉強の合間に、勉強の話とか読みたくないじゃない
原作だとただの授業中にヒロインの様子を見るワンシーンも
アニメだと実際に先生がどんな授業をしているのか書かなくてはいけなくなるので
必然的に授業内容がわかることは多いな
ただ歴史か数学の授業になっている場合が多い気がする
理由はよくわからんが
276 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/01(土) 00:42:59.97 ID:onJK3NFo
>>272 >勉強俺tueee
「彼(彼女)は天才だ」の一言で済ませられることが多いな
まあ、ムーンサルトしながら両手にペンもって問題を解かれてもな。
>>275 歴史だと、その世界観の説明の一助になるし。
数学は眠くなる&頭良い描写ができるの典型例だしな。
勉強が話のテーマなら答案二枚返しもいいとは思うけど
バカテスみたいなギャグに落とさないととても無理だろうな
>>275 数学は適当に数式書いておけばいいからな
歴史も世代や学校ごとに違うって事もないから書きやすいだろう
国語系や理科系は、黒板にどんなこと書かれてたか思い出せん
>歴史も世代や学校ごとに違うって事もないから書きやすいだろう
歴史は2000年代に入ってから、かなり見直されたらしいぞ。
大ざっぱな部分は同じでも、年代の見直しや細かい部分で用語が変わってたりしてな。
ま、雰囲気だけなら英語や数学が勉強っぽいけど。
>>281 ななななんだと・・・!
歴史でもジェネレーションギャップが・・・
聖徳太子の実在があやしくなったり鎌倉時代の始まりがはっきりしなくなったりな
ただまあ、先生役が「徳川家光のとった政策はー」「ナポレオン一世がー」とかなんとか
一言読み上げるだけでああ授業やってんだなって分かるのは確か
あと高校だと理科は選択制でクラスが割れるので移動教室になりやすい上に実験が多いので何気ない教室描写に向かない
社会も選択だが、社会の選択科目でクラスを分けることが多いので問題無し
>>253 最近読んだなかで、そのへんがうまいと感じたのは三雲、長谷あたりかな。
三雲なんてあのぶっ飛んだ設定を面白おかしく読ませるし、
長谷もBEATLESSなんて設定の羅列になりかねん代物をうまくこなしてる。
>>283 史的用語の修正はわかるが、たとえがいまいち
相当する生まれの人物がいたかどうかもたしかに疑義になることはあるだろうが、
上宮王家が史実だろうことからいえば上宮王なる非常に尊貴な名称を戴くような王族がいたのだろう
聖徳太子についてはその事績が仮借や誇張(パクリやコピペみたいなもの)ということなら、ずっと前から指摘されている。
「聖徳太子」というヒーローがいなかったという論議は、
厩戸皇子がいなかった、あるいは山城大兄王に相当の隠然たる力を持った実父がいなかったという主張とは違う
鎌倉幕府の1192年成立という通俗的な解釈は、征夷大将軍を根拠にすれば間違っていないが、
それを根拠にするなら実は源義仲も頼朝より早くに宣下を受けているとの記述がある。これもずっとまえから知られている話だ
「幕府」が近衛の大将の別名だったことからいえば、頼朝が右大将となった1190年、
しかし統率権を獲得して政治的中心としての鎌倉が公然化したのが1185年で、これがもっとも実質的だという話
同年には内覧に藤原兼実を任ずるよう要求し、兼実首班の「議奏」を置かせて朝廷を鎌倉殿の影響下にしている
たしかに「乙巳の変」や「朝鮮王朝」のように、より史学に忠実な名義を取り入れようとしているのも事実
新知見を考慮するのも当然
乙巳の変については、西暦645年の宮廷テロルを「大化の改新」とするのが意味的にもただしくないうえに、
それ以前から蘇我氏を介在した改革過程にあったらしいこと、
クーデターそのものは当時の政治状況的にいえば保守反動の性格が強いもので、斉明天皇期には
軍事施設・朝政施設の建設動員によって民衆を逼迫させ、異民族を征服し、外征大敗を招いている
「崇仏論争」もあまり史的用語として用いられなくなったんじゃないかな
物部氏の本拠地跡から仏教施設の跡が検出されたことなどから、理解は今後修正されていくんだろう
>>236 川上、奈須が読みやすいに居るのはおかしいだろ
個人的に虚淵は読みやすい部類
西尾は昔としては斬新だったが今はラノベ文体のスタンダードって感じ
西尾は基本ラノベじゃないけど、ノベライズ作品が殆ど残念な日本語でできてる
あのレベルをラノベのスタンダードって言ったら他の作家に失礼
西尾あたりの世代の講談社系作家ってアクが強いだよな
舞城にしろ佐藤友哉しろ。全て清涼院流水が悪い
>>288 無難な作家より面白いじゃないか
作品が面白いって意味じゃなく、ぶっとんでて面白いって意味で
あの辺りの作家はエッセイとか書かせたら面白いかもな。作品より作者のが面白い(イカれてる)
どうかな。
小説に限らずぶっとんだ馬鹿やキチガイなことを書ける作家ってのは
当の本人はたいがい人並み以上に真面目な常識人なんだよな。
だからこそ常識人の目で見てぶっとんだ馬鹿やキチガイを書ける。
逆に本物だと、馬鹿キチガイを一般人が楽しめるよう客観的に書けないもんだ。
まあ「笑わせる」のではなく「笑われる」って意味では面白くなるかもしれんが。
西尾にエッセイ書かせても、仕事しかしてないからネタがなかろう
思うに能力バトルものって、作者の力量的に戦いのセオリーを構築出来ないとアホ臭くなるな
TRPGみたく魔法使いなら魔法使いなりのセオリーが出来るのが当然
命がかかってるわけだし、行動一つ一つに意味が出てくる
主人公側が無鉄砲なのは仕方ないにしても、戦いのプロみたいなキャラが間抜けだと萎える
西尾先生のエッセイは普段書いてる作品の、駄洒落の掛け合いだけになるんじゃね?
時折メタパロ入れて、それこそ普段の作品と変わらなくなるような
>>293 基本的にバトル物は使う武器によって4つに分けられる。
・格闘(素手)
・剣など(刃物)
・銃
・ビーム、魔法など現代兵器ではできない何か(異能・超技術)
戦闘においてこちらからは攻撃できるが相手からは攻撃がとどかないというのが最も有利な状態と考えられる(アウトレンジの法則と仮に呼ぶ)
攻撃できる範囲すなわち射程は武器によって決まる。たとえば剣よりは銃の方が射程が長い。
アウトレンジの法則から、射程が異なる者どうしで戦う時は、射程が長いほうは短い方に接近されずに距離をとって攻撃を加えるというのが合理的だろう。
となれば「逃げる」という動作も描写に含まれる。だが逃げるという動作は、アニメにしたときに映像的にもりあがらない。
合理的なセオリーを考えようとすると逆に面白くなくなるという厄介な点を知っているからあえて
セオリーなしの乱脈な行動を取らせているのではなかろうか。
またラノベではキャラクターを差別化するために電撃とか炎とかいったようにそれぞれ異なる武器・能力を持たせることが多く、逆に同じ武器を持っていることは少ない。
だが、同じ武器であれば射程は同じだから問題は起きないが、武器が異なると通常は射程も異なるので、射程の長短の差は避けられない。
となれば、射程外から攻撃するために逃げるという行動を取らせるのも、合理性を犠牲にしない限りは不可避だ。
この遠と近の問題をどう解決するかがバトル物の設定の第一の問題だと思う。
その解決法として、一つは射程が長い側にハンディキャップを負わせることが考えられる。
遠距離攻撃には総量が決まっていて、一定程度使うと接近しなければ攻撃できなくなるとか、
攻撃にはタメ時間が必要で隙ができるとか、射程が長いものはタフさに欠けることにするとか、何種類かありうる。
だがこれも妥当であるゆえに、バトル物でありがちな設定として嫌われる可能性はある。
ライトノベル、書いて応募する側になろうかと思い立ったんだけど
一つずっと疑問に思っている事がある。
応募賞の審査員意見を見ていると「王道」はありきたりっていうくらいの論調にまで傾いているところが結構あったけど
変化球的な作品が選ばれているのは、ざっと目測して見ても10:1って言うくらいだった
そして売れているのもいわゆる王道的な作品の方が多い。
素直に「安定した作品」取りますよと言えば良いんじゃないだろうか…
各レーベルの受賞作品は売れ線とは全然違うと思うんだけど
だから売れないし二作目で方向転換してヒットさせる
最終選考までは編集部が担当するので、売りやすいのが残りやすい。
同じぐらいの面白さならば、奇をてらったものよりも売れ線・王道が残る。
ダントツに抜けていれば、まあ王道じゃ無いものが勝つが。
最終選考は作家が担当することが多いので、新しさを求めて非王道系が勝つ。
が、それは市場が求めているのではないことが多いので売れないことが多い。
非王道系は当たったときの爆発力はヤバイ。
ブギーポップなんか、ファンタジー一辺倒だったラノベの方向性一気に変えた。
>>299 それじゃ編集と審査員だけで十重二十重と作品を評価していくんであれば
ある意味よっぽどじゃないかぎり大体は運の要素も絡んでくるって言う事なんだろうか
別にそれでゲンナリすることじゃ無いがそこら辺はまあ仕方が無いとは思う
編集や審査員だってリアルタイムで読者群が何を求めているのかなんて神様でも無い限りできっこないからね
>>301 作品のヒットなんて運そのものだよ。
だから8割オマンマ喰うため安定した王道作品で固めて、残り数作、順列組み合わせのトライアンドエラーで博打を打つ。
博打のお鉢が回ってくるのは、エラーしても痛みの少ない大作家様か、新人賞採った人間のデビュー作。
大半の作家は、好きなことは同人でやれっていわれるのが落ちだろうな。
このご時勢DTPの知識あれば、本なんて誰でも作れる。
だから、受賞作が爆死とか珍しくないわけで。
なので、最近はある程度の数が読めるWeb系があちこちから出てる。
すでに一定以上の読者を獲得している実績があるから。
送る方も王道のほうが売れるという判断があるから王道の比率が高めっていう可能性はあるのか?
それがフィルターにかかって王道的なものが濃縮されて10:1になるみたいな。
>>304 ざっと俺が目測した限りなんだけどある傾向が強めな感じがする。
そうでなきゃ「流行」とか「傾向」なんていう言葉があるはずが無い。
面白そうだから俺も作る側にまわりたいと思って色々下調べしてみると面白い
ラノベは「脚本」だ!いいや「小説」だ!と言い争いをしてるのこの板でもよく見かけるけど
どっちかって言うと一番近いのは「戯曲」や明治期初期まで残ってた「戯作」に近い気がするんだよね
つまり脚本と小説の中間、ある意味復古的だよね
そろそろワナビは失せろ
ラノベの王道って王道じゃないでしょ
売れてる王道もないし
変化球で賞取れるくらい形になってるのが少ないんじゃないの?
賞取った作品が個人的につまらないのは良くある事だけど
そもそも変化球の変化ってなんなのか
どういうのを変化っていうのかね
アンダーグラウンド系やアウトサイダー系ってこと?
俺は作者のオナニー小説が目につくな
読者を楽しませようと意図が感じられず、ひたすら作者の好みを突っ走る独りよがりな奴
>>310 ギャグに限定して話すが、笑いのつぼってけっこう人によって異なるよな。
となると書き手がこれは面白いと思って自分でケタケタしながら入れたギャグでも
他の人が読むと独りよがりということになりうる。
友人に見せる、ネットでこういうギャグってどうですかと聞いてみるということもできるが、
それでも独りよがりが数人よがりになるだけで、万人にうけるとは限らない。
では、サンプルとして何人ほどに聞けば普遍的に面白いギャグだとみなしてよいか。
あるいは笑いのつぼに多数派少数派があるとして、どのようなギャグを好む人が多数派なのか。
そこが自分は分からない。
ラノベで純粋にギャグでポイント稼ぎにいくタイプで大ヒット作がないのはそのせいだと思ってる。
売れる部分を突けない、突きようがない。
>>304 そらまぁ、応募する人の大部分が、今書かれてるもの読んで
「俺もこんなの書きたい!」って奮った、ってー人だろうからな。
その時点の流行が応募作に反映されるのはむしろ当然だろう。
>>309 「魔法と科学の融合」とかね
あと「バトルに奇策のみで勝つ」とか「いきなりレベル99」とか「主人公がモンスター」とか
>>304 形式通りの物語と形式通りではないけどつまらない物語。
どっちがいいかと言われたら前者の方がまだマシ。
まあ、でも形式通りの物語が許されるのは精々よくてもデビューしてしばらくの間までだけど。
正直その手のはやろうと思えば誰でも書ける程度のモノだし、似たようなのは大量にある。
あくまで新人が習作として出すか、最初から大量生産品としてそれを出すかどっちか。
そこから先に行ってもらわないと作品の評価は低くて当たり前。
受賞作は基本的に作品自体の質自体は高い場合が多い。
その割にさっぱり売れない辺りラノベの読者は形式通り、それも単純なお話以外求めてないんだろう。
ギャグ作品は難しいよ。
まず、タイトルが一発芸並みになっててほしい。
四コマを意識したって言う生存でも、起承転結がはっきりしてないんだよね。
>>316 ウケるうけない関係無しにとにかく矢継ぎ早にネタを勢いよくハイスピードに出していくドクロちゃんなんかは
そうせざるを得なかったんだろうかと今になって思う。
ツボが異なるけど万人に評価されるギャグとなると手数戦法が一番って事か
生存で思ったのは、ギャグと(本来の意味での)小説の相性ってあんまりよくない。
まあはっきり言うとストーリーなり短篇一つぶんのオチをつけるためなりのシリアス部分が
鼻について素直にギャグ部分が楽しめない。
後発作品はそのへん、色々改善されてる感じだが。
>>310 それじゃあ俺もギャグに限って話すが、笑いのツボというより、ネタそのもの
不特定多数の読者がいるのに、JOJOとか2chネタとか、さも当然のように使ってくる
ましてや作者なんて、たいていが中高年だろ?
だんだんネタに対する基礎知識が世代でずれてきているのに、それを気にしてない
イズルの新作にあったJOJOネタみたいに、「こいつ他人に読んでもらう気あるの?」って思うわけだ
>>311 笑いのツボは人によって異なるけど、ある好みを持ってる奴は大体これやこれも好む、みたいな
理論を使えば大きくトチることはないんじゃって気もするんだよな
そりゃこまかい違いを言い出したら色々だけど
おそらく1割も理解出来ない高橋葉介ネタをどかどか突っ込むとか、1割どころか5%も理解出来るかどうかアヤシイセガネタを突っ込むなど言語道断と。
オタクを題材にしてるなら、オタクネタを入れとけばとりあえずアンパイみたいなもんか
ギャグ以外にも野球もので野球ウンチクを語るのは別にいいし
料理もので料理ウンチクを語ったっていい
ただ、題材や本筋に関係無さすぎるネタをいれるのは悪手だよと
オタネタでも想定する年齢やオタ歴の長さによって多少違えてくるよな
生徒会の一存は若くてオタなりたてな奴想定してるし、はがないだと生存よりはもう少し年季の入った若年オタ層
はまちやベントーは多分やや高め(20代〜)を想定してそう
>>315 売れない=つまらないゴミ、当然作品の質も低い。
売れてる=作品の質が高い。
こうだろう。
売れて無いって事はその程度の評価って事だしな。
各レーベルの受賞作なんて大半が名前すら知られてなさそうなゴミ屑が多いし、
実際読んでみても全く面白くない。
何を基準に選んでるんだかさっぱり分からん。
売れてるってのは、バカでも分かるから手に取る人が多いって
ことでもあるんだぞ。
より大勢に受けるためには、ベタにならざるをえないってのは一面の真実だよ。
慣れた人相手には捻った作品、さらに完成度を上げたものを
だすけど、そのジャンルのビギナーには売れないもんな
むしろ王道に近いほど手に取る人は多い
売れる=多くの人が買うくらいには好きになる作品と
刺さる=特定の人が強く感銘を受ける作品とは
全く別物だからな
前者は多くの人に受け入れやすいように尖った部分を無くし口当たり良く仕上げられてる
後者はそれが好きっていうコアな層に向けて一転集中で作り込まれている
多くの作品読んでる人に、リスト渡して読んで面白かった作品全部に○付けて下さい
といえば、前者が圧倒的な票数を稼ぐが
今まで読んだ中で一番面白かったのを1つだけ選んでくれといわれれば先のアンケートでは下位の後者作品がランクを上げて来る
圧倒的なパワーのある作品は広く売れると刺さるを両立させることもあるが
それはごくごく稀なことだろう
つか、王道ストーリーってかなり難しいと思うんだが。
基本、どこかで見たようなネタを作家の力量で楽しく読ませることなんだから。
ストレートは誰でも投げられるけど、160`のストレートはそうはいかないみたいな感じ。
王道はクライマックスできちんと盛り上がるのが絶対条件だな
王道の話だけで読者を満足させなきゃいけないなら難しいだろうけどさ
キャラの魅力で平凡な話を読ませる事もできるだろう
だいたいは話とキャラどちらにも力を入れて
最低限どちらかで満足できれば良いと保険を掛けてやってる
ただ俺はうしおととらで感じたけど王道な話やハッピーエンドでも
キャラに感情移入できる過程を踏んだなら単純な話の方が気持ちも乗るし感動できる
キャラに魅力があるなら凝った話にして衝撃のラストとかどんでん返しとか要らないように感じる
電撃大賞とか見ると時代劇ラノベがほしいのかSF風味が欲しいのかとか
その時編集が求めていたものというのは見えなくもない
そういうものは全く売れ筋から外れているので
編集の客の見えない希望路線でしか無いんだけどさ
電撃の大賞というと蟲の機械のやつか
あれは話や設定はよかったけどヒロインに魅力がなかったから売れなかった
男キャラはカッコよくていいんだけどね
ヒロインは黒雪姫ぐらい突き抜けたほうがいい
電撃の大賞って、ホントに売れるやつの方が少ないよなあ……
売れるときはスゴイんだが。
オリコン2012年間 文庫 作家別 TOP20(2011/11/21〜2012/11/18)
*1位 4,737,994部 東野圭吾
*2位 4,047,304部 川原 礫 ←電撃小説大賞・大賞受賞
*3位 3,489,033部 村上春樹
*4位 2,158,847部 佐伯泰英
*5位 2,067,369部 三上 延 ←電撃小説大賞・拾い上げ
*6位 1,996,020部 有川 浩 ←電撃小説大賞・大賞受賞
言ったもん勝ち・デビューしたもん勝ちなんだからそれ言ってもしょうがねえだろうとは思う
「なんでこんな作品が売れてるんだよ」←「売れてるから売れてるんだよカス」
「アマチュアの上澄みの方がかなりのレベルがいるぞオイ」←「デビューできねえならザコ同然だろうカス」
という問答を何年繰り返してるんだかって感じだけど売れてるから、プロだからって意見が正解なんだよね実際
ましてや評価する側は「コレが出来てるから何点、あれが出来てるから何点」って言うテストみたいな計算じゃないしね
麻雀みたいなもんだよ、運が介在するっていう点では。
>>335 売れようが売れてまいが、俺の面白さの判断には何の関係もないし、お前にとってもそうなんじゃね?
金儲けの話をしてるなら「売れてる」のは正しいし、それを否定しない
ただそれとは別の見かたをしてるだけ
売りスレ脳なんていうけど、本当その二つを混同する奴多いからな
この板にいて思うことなんだが、なんでみんな編集者や経営サイドのことを忖度したがるんだ?
向こうはどうせ金の運搬人にしか思ってないんだし、変に気使ってやらんでも
「売れ線ばっか出してワンパ化してんじゃねえクズ」「メディアミックスで馬鹿呼び込むな」
でいいだろうに。
元々、書評というか読者サイドでの物言いってそういうのだろ。
倒産覚悟で1冊10円で売れとかそういう無茶はまああれだが。
>「売れ線ばっか出してワンパ化してんじゃねえクズ」「メディアミックスで馬鹿呼び込むな」
こういうこと言う奴が読みたがる作品って、むしろ売れ線やメディアミックスで稼いだ余剰体力がなければ真っ先に切り捨てられそうなんだが
「売れ線やメディアミックスで馬鹿から集金して、ニッチな作品も出してくれ」とかならまだわかるが
質が高いのと、売れることは全然別の要素だって、なかなか納得できない人が多いんだよな
(シリーズ継続して)売れてるやつはどれも何かしらの質は高いよ
その何かしらを求めてる人が別なのに流れず継続して買い続けてる訳だから
ただそれがギャーギャー言うやつにとっての『質』とは違う部分だってだけで
じゃあ逆に売れてないやつは質が低いのかっていうと
知られていないものはどんなに良くても容易に埋もれるからそんな簡単な話でもないんだよね
死後何年も経ってから評価された芸術家なんてのも居るわけだし
それまで鳴かず飛ばずだった作家がある作品で突然大ブレイクってのは、
一般でもラノベでも珍しくないからな。
一般なら新宿鮫の大沢在昌とか陽炎の辻の佐伯泰英とか、
ラノベならビブリアとか俺妹の伏見つかさとか、
話ぶったぎって悪い
さっき本屋に行ったら、ラノベと云われても仕方ないようなマンガ表紙の一般小説が思ってたよりずっとたくさんあって驚いた
しかも帯を見るに意外とヒットしてるみたいなんだよ
それ自体は別にいいんだが、なんかものすごくボーダレス化してきてる気がする
表紙や内容が漫画的な一般小説なんて昔から一定数あったけどな。
逆に言えばそういうのが対象読者向けに固まってできたジャンルががラノベともいえる。
一般小説に最初からボーダーなんてもんはない。
ラノベと一般の線引きに過剰反応するのはラノベ読者だけ。
逆にラノベでも一般的なのもあるって言えばあるしなぁ
まあ本格的に漫画絵の一般小説が増えたらラノベ業界もピンチかもな…
>>344 ラノベ読者としては「ラノベは低俗でキモい」って思われるの嫌だからな
パンチラの類がキモいって、ラノベ読者も思ってるからだろうけど
一般でもラノベっぽいのがあるから、ラノベと一般の間の溝は小さいと思いたい
実際はキモがられるタイプのラノベって多くないんだけど、
一般的なイメージとしては「オタク用のキモい小説」って思われてそうだし、それが嫌なんだよね
だから一般と比べて、「そんなに変わらない」と言いたくなるんじゃないか?
>>346 そうなりゃチャンスでしょ逆に
表紙が同じようでも内容はかなり違うから両者は食い合わず相乗効果が生まれる
ボーダレス化ってのも痛しかゆしだな。
腕のあるラノベ作家はどんどん一般に進出して名を挙げるだろうけど
逆にその頃の「ラノベ」は
>>347のいう「キモがられるラノベ」
しか残ってないジャンルになってそう。
ン十年前から同じ事言われてるから、別にキニシナイ。
一般に行く作家は一般で頑張ればいいし、ラノベは新陳代謝がえらく激しい業界だから大転びするまえに何かが現れて一気に流れを変える。
FTがそろそろネタ尽きて、TRPGも死に体でもう先が無いんじゃね? ってときに颯爽とブギポが現れた。
なんか暗い鬱だ死のうみたいなのにウンザリしてきたころにハルヒやら禁書やらゼロ魔やらがワラワラっと現れてアッパー系に揺り戻した。
みんなに聞きたいんだが
電撃大賞とかその他受賞作品って読む?
受賞作だからって理由で手に取る人いるのかな〜とおもって
まあ0ではないだろうけど
>>351 電撃くらいなら目を通してもいいかなっておもう。
時間かけて1人で仕上げして、さらに時間かけて編集と改稿した、
いわば他の作品よりも何倍も時間かけて書かれた、いわゆる質がいい
って点ではそれなり以上のものだし。
文芸関係のスレやサイトみてた時は特に意識して見てたかも。
ワナビ連中は目当ての賞の大賞作品くらいはチェックするし。
ほんでもで、ワナビの立場として賞をめざして競争するんは大賞以外の
ようけことある他の作品でないかい。ほうじゃったら賞をとれなんだけんども
そこそこ上におかれたもんが見られたらええんでないかいの。
勝ったもん、栄光あるもんだけ見るよりも、
ほこにどれだけの屍があるかいうんをキモに銘ずる意味での。
>>351 ラノベたくさん読んでた頃は、それなりに買ってた
賞取ってるだけあって完成度は高いから、適当な作品選ぶよりも地雷率が低いんだよね
でもそこから作家のファンになる事はほとんど無かった気がする
最近はラノベ自体そんなに読まなくなったから、好きなシリーズと人気作くらいしか手を出さないけど
まあ大賞作とかは質はいいけど、ラノベとかにたっぷりついてる余分というか
ストーリー上無駄なんだけど、ないと面白くない部分がほとんどなかったり
するから、続きまで読もうって感じにならないよな。
大賞受賞作は健康な赤身肉みたいなもんで、食いでも旨味もあるんだけどね。
やっぱりなんというか不健康な霜降り肉を選んじゃうのさ。
>>355 俺もそんな感じだわ
上から目線承知で言うと大賞は普通に読めるんだけどガッツリハマった事が無い
何だかんだで最終選考作とか段落ちの方がハズレる事があってもハマる作品がある
大賞はソツのない優等生の答案で、最終選考や段落ちは粗はあるけどパワーとか勢いが
あるって印象。
評価は別として、見るだけなら粗があるけどパワーや勢いがある方が面白いというのはあるね。
誤字脱字矛盾といった粗は読者が勝手に修正してくれるから問題ないけど
パワーや勢いは作品そのものに書いてくれないと補正がきかない感じか
大賞に相応しいものとして、技術的に優れた質の高いものを選ぶのかもしれないけど、
それが面白いかはちょっと違うんだろうね
でも技術もないのに面白ければいいやっていうのを許すと、プロ作家がウェブのアマチュア作家
みたいになるから、ふるいにかけてるんだろう
ふと思ったが
そういや、漫画家って大賞作家だとかなんとかはあまり話題にならないよな
そんなに売りにもしないし
電撃イラスト大賞のマイナーっぷり
超ロングランになったキノも元は最終選考の拾い上げだっけか
そう考えると受賞者+最終あたりの拾い上げの体制が一番バランスが良いんだろうなと
電撃を筆頭に他もその体制だし、今時拾い上げ無しって賞って中々ないよな
>>362 イラストは単品だと、なかなか難しいね。
ラノベとかゲームとかと組んで、それがヒットを飛ばさないと
有象無象から抜け出せない。
狼と香辛料は銀賞だったっけ?王道ではないけど、ああ言う作品も出てくるからな
ネタとキャラ。両方揃ってなきゃダメなんだろうな。
狼はホロと経済ネタという両輪が効いたわけだし。完成度は二の次三の次でも構わない。
どうせ、続編前提なのは事実なわけだし。
逆に完成度が低い方が編集の介在の余地が多いので結果的には売れるようになるのかもしれんし。
萌えキャラの属性の組み合わせって今後開拓する余地ってある?
色ものしか出てこないような気がするんだが・・・
たとえばくしゃみか何かスイッチになることがあると激ツンと激デレの間を豹変するとか、
片方がairとかcanonなみのでかい目でかたほうがめっちゃ糸目とか
>>366 ゴールド・ゲヘナは明らかに続編前提の書き方をして減点食らったという話だが。
それでも銀賞だったが。
電撃のお偉いさんが妙に買って、アニメ化一歩手前で予定していたアニメ会社が
倒産したんだっけ?
>>368 狼と香辛料もだよ
面白くて運が良ければ、完結してなくてもなんとか受賞出来たりするって事だよな
よほど運が良くなきゃ、途中で落とされるだろうけどね
>>367 どうだろうな
漫画だけど「妖狐×僕SS」のヒロインは「ツンシュン」っていう新属性だぞ
イロモノじゃなくてもまだ考えられる余地はあると思う
続編がだせるってことは、余分に書き込んだ世界観の情報が多くて
でもその作品には必要のない無駄が多いってことなんだろうな
完成度が高いと、その作品一本で伏線も設定も使いきってるもんだし
>>369 それで作家が潰れてれば依怙贔屓と言われたんだろうが、
10年後の今もラノベ界の一線級なのだから、見る目はあったということか。
大賞ものは、1巻完結なら出すときも1巻完結にしろと思う
まあ編集部としてはそのまま継続したほうが売りやすいんだろうけど
>>367 新規開拓より、再利用とか適正規模を模索する動きになるんじゃねーかと予想している
廃れた属性でも、使うストーリーや設定の組み合わせを選べば問題無く納まる属性は色々あるし
バカ売れはしないだろうけど供給量も少ないからニッチとしてやればそこそこ安定する、というのもある
四次元殺法コンビの台詞の最後の「王道がなぜおもしろいのか理解する」部分を掘り下げる時代になるんじゃないか
パワーや勢いがあってそのうえで完成度も高い作品ってないのかな…
勢いって若さが重要やん。
すれたおっさんや食っていくために無難なのを平気で書けるおばはんには
すごいの書いてやろうという気合いが若い人より弱いから勢いで劣る。
だが完成度は経験がけっこうものをいうから年食ってるのが有利と考えられる。
大学生で文学部でもなく、リーマンで仕事の合間にっていう人が
応募者のけっこうな部分を占めているわけだろう。多少は仕方ない。
>>376 その若さと経験を併せ持った真の天才作家はいないものかね…
読み方として邪道だけど、面倒くさい描写を飛ばし読みすると勢いよく読める
下手な文章もこれでストレスなく最後までいける
逆に言えば余分な描写どころか必要な描写もカットする度胸があれば勢いはつく
分かりやすく丁寧なはある意味読みにくい
裏設定だけ繋がってれば、「主人公が全て理解してるわけじゃない」って感じで描写ほったらかしでも大丈夫なんじゃないかな
馬鹿に読んで貰おうと思ったら、
色々削ぎ落として単純化するしかないからな。
意外とAWみたいに、敵側の思惑とか全く書かないで匂わせるだけ(何かあるように見せかけて何も考えてなかったり)ってのも勢いがある
主人公の独善だけで動く方がすっきりする
大概あとで辻褄が合わなくなって決着に苦しむパターンなんだろうけど
関係を難しくすると、混乱する奴もいるしな
捻って捻って複雑に複雑にってしていけば、それを整理するのに
いっぱいいっぱいになって面白くなくなってしまう
>>376 >すれたおっさんや食っていくために無難なのを平気で書けるおばはんには
>すごいの書いてやろうという気合いが若い人より弱いから勢いで劣る。
つか2作目以降は編集が冒険させないからね。
勢いのある作品は自然と若さだけが取り柄の応募作品になってしまう罠。
三人称のラノベはどういうわけか説明がクドイことが多い。今、書かずともいいような説明文が頻出する。
一人称のラノベはそういうクドさはないんだが、学園ラブコメとかちょっと不思議系ラブコメばっかりでアクション物がガクンと減る。
勢いのあるアクション物が読みたいんじゃよぎゃわー。
一人称は狭い世界で済む物や、読者も分かり切ってて説明があまりいらない世界観で
ないとキツイよ。
前者がハルヒや後者がスレイヤーズ。
基本が小さな古書店で現代物のビブリアは、両方やね。
そういや今年一番売れたラノベがS A O で二番目がAW だってさ
386 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/04(火) 13:41:22.69 ID:v0Wuqag3
>>385 2chで叩かれようが面白いものは面白いってこったな
2012年は川原礫の年だったな
関係を難しく・・・か
関係も設定もゴチャゴチャしてるのはホライゾンか、
関係だけがゴチャゴチャしてるって言うと群像物が上がりやすいだろうけど
売れたから面白いはラノベ界ではあまり通じないような
>>388 ラノベに限らず、どのジャンルだって似たようなことはあるでしょ。
というか、古典的ないわゆる「本が好きな人」ってむしろ、なんであんな本が売れてんだよが
合言葉じゃないの?
関係も設定もロジックもレトリックも難しく練られてるラノベ…なんていってる連中、たまに見るけどさ
そんなもんラノベに求めてどうするんだよ、と言うかまあホライゾンとかの人物相関や設定でも不十分ってんならラノベにそんなもん求める事自体が間違い
だったらもうウンベルト・エーコの小説のレベルの奴を読んでろよって言うとブー垂れて「極論だ!」「屁理屈だ!」とか言うんだぜw
「俺(俺達)にわかりやすくかつすっげー難しくて濃密なプロットとレトリックのラノベを読ませろ、努力するのがクリエイターだろ」って言うが
そこまで行くと読み手にもある一定のレベルの頭を求めるしかなくなるって言う事をいい加減わかれってのとは思う
ラノベは続編がほとんどだから売れたから面白いが通じる
一般は1巻完結が多いから宣伝されたものが勝つ
本の好きな人はどんどん慣れて、そういった関係やら設定やらの複雑さや、
その物語の流れや主張みたいなものに慣れて、既知のものになってるだけ
なんだけどね
そういう人は売れてるものくらいだと、易しすぎて頭が刺激されないから、
なんでこんなのが売れるのかって思ってしまう
単に慣れだから偉ぶるようなことでもないんだけど、こういうところが
上級者は初心者を見下した発言になりがちなんだよなあ
そもそも君らの言ってる
「自分が普通より読書経験値高いのを無視して、読書初心者や初心者向け本を
見下したり、一般人向けの本に無茶な要求をしたりする読書上級者」
自体が、君らの脳内にしか存在しない妄想にすぎない件。
普通それぐらい読んでる人間なら、初心者向けには初心者向けとしての
意義があることぐらい十分理解しているが。
妄想で脳内仮想敵を見下すのはそんなに楽しいかね?
その姿勢自体が、君らの妄想仮想敵と同じ愚を犯してるってことは自覚してる?
>>394 何言ってるんだ
このスレでだって、文章がひどい文章がひどいって言ってる人良くいるだろ
それって「自分は上手い文章書ける作家しか認めない」っていうアホ上級者じゃないの?
中高生に売れてるんなら、多少ヘタでも中高生にとって読みやすい文章なんだろうってのは、普通分かる
ほとんどの人はそんなにアホじゃないけど、貶すのが好きなアホは一定数いるだろう
妄想だの仮想敵だの言ってる君の方が、何を見てるんだって思えるんだが
>>394 >「自分が普通より読書経験値高いのを無視して、読書初心者や初心者向け本を
> 見下したり、一般人向けの本に無茶な要求をしたりする読書上級者」
「読書上級者」ってのはあまりいないんじゃね?
むしろ、「ロクに本を読みもしないのに、文学を持ち上げラノベとかを見下す、自称『読書上級者』」
だったらこのスレに昔から大量に出ては消えていったがw
そういうのも多いけど、文学に親でも殺されたのかってくらい文学を目の敵にしてる奴ってのも
結構見受けるような。
文学を読む奴らは、ラノベ読みの自分を見下しているって被害妄想じゃねえの?
ねえ
軽い小説は初心者向けなの?
そこから違うでしょ
>>395 ここでよく言われる文章がひどいって三種類あるだろ
一つはあんたさんのいうようなケース。平坂読とかが典型だと思うんだけど、この手の作家を
叩くのは確かに筋違いだと思う。ネットでラノベ叩きしてる人はこっちを叩きたがるけどな。
で、もう一つは意図的に変な文章あやつるケース。西尾維新とか那須きのこみたいな文章。
まあこれ嫌う人もいるのはわかるけど、そういう文体が作風なんだからほっといたれと。
最後が日本語として破綻してるケース。
これ、自分の中高生のころを思い返しても別にそれが読みやすいから好んでるわけじゃないだろ。
キャラが好きとか世界観が好きだから読むんであって。
そういうのを「文章がひどい、ちゃんとしろ」ってのはそれはそれで一つの評価だと思うけどな。
上手い文章しか認めないとまでは言わないけど、下手よりかは上手い方がいいだろ。
>>395 ひどい文章ってのは、読みにくい文章ってのもあるぞ
ここでもいくつがあがっているが、その時の情景がまったく理解できない奴とか
文章で上手い下手っていうのは、読み手に正確に情報を伝えられるか、どうかだろ?
下手な文章が読みやすいってことはない
402 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/04(火) 22:11:53.88 ID:v0Wuqag3
中高生向き前提として読みながらも、これはひどい文章ってのはあるでしょ
というか、中高生向きだからこそ軽くて読みやすい文章が必要でしょう
>>402 ラノベは別段教科書でもなければ読書教本でもないよ。
作者の技量がどうあろうと「これが読みたい」を掴んでる方が
選ばれる、ってのはそれこそ「ロードス島」の作者が叩かれまくった
ことでも明らか。
鎌池はホント酷い
ラノベじゃないが山田悠介も酷い
共通してるのは勢いと執筆速度のはやさ
405 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/04(火) 22:37:00.98 ID:v0Wuqag3
>>403 高校生当時でも「どおおおおん!」みたいな表現には萎えたが
まー気にしない奴もいるんだろうね
確かに思いついたもん勝ちな作品もある・・・のか・・・??
>>392 一般書は作家買いが多く、ラノベはシリーズ買いが多い傾向があるな。
禁書が幾ら売れてもヘヴィーオブジェクトが微妙みたいなもんで。
こ難しい単語を辞書でひっぱってくるより、どおおおんのが伝わりやすいからね。
表現は原始的かもしれんけど、文章に慣れてない人でもどおおおんは即座にわかる。
流石にシリアスなシーンで使ったらアレだけど、シリアスをぶち壊しにするギャグ的な
雰囲気なら使える。落差をだす表現だと思う
謎解きは1巻があれだけ売れたのに2巻は3分の1以下に落ち込んだ
これは作品の評価に原因がある
同じようなヒットのビブリアはそこまで落ちずラノベ的な売れ方だが
>>406 最近ひいきにしてる作家が相次いで新作出したから打ちきられないように売上チェックしてたんだけど
ラノベの作者買い比率って意外にバラバラだよな
アリスベルとか前作に比べるとずいぶん低いし、マグダラとかリヴァイアサンとかは歩止まり高い
>>408 ビブリアは、小さな古書店で男女がマターリと過ごしながら、ときおり持ち込まれる事件を
解決するという、のんびりした雰囲気が受けてるからな。
作家買いできるほど多作な作家ってのが、ラノベ作家にはそもそも少ないからなあ。
>>405 実際、そういう書評やらジャンル分けやらといった価値基準とは全く
関係無しに読みたいものを読み買っていく人らがそれなりの数がいて、
そういう人に支えられる作家や作品があって、また、同じく文庫とは
全く無縁のところ(ゲーム雑誌の連載など)から始まった物語が
書籍化を望まれるほど人気を集めて、という流れが明らかになって、
「じゃあそういう目線を基準に作品作家を集めるか」ってなって生まれたのが
ラノベの源流の一つの角川青帯だからね。
読んだ人が自分の読んだものにそういう評価をしても全然差し支えないが、
それが今のラノベを支える目線とイコールかどうかはまた別、と。
東野圭吾レベルの質と速さでラノベ書ける奴が出てきたらかなりのものなんだけど
>>411 シリーズ物でメチャ長く続けるって潮流だから
割とコンパクトに纏めて多作に作ってるのって阿智太郎くらいか?
>>414 そもそも、少なくとも五作品ぐらい書いてるラノベ書きなんて、黎明期からやってるヤツぐらいじゃん
しかも、かなり売れてる人ら
なかなか多作品書くのって難しいものなのかもね
>>416 はがないは平坂の5作目だけど、まだ10年くらいしかやってないぞ
ただの打ち切り連続、とも言うが。
あと日日日とか杉井みたいな傭兵組も経歴は大して長くない
榊にしても活動期間10年以上で40歳超えたらもうベテランって感じがするな
バブル期の作家の量産性能は半端じゃなさすぎるからなあ。
ガイエでさえも、10年間で銀英伝本伝・マヴァール・アルスラーン第一部を完結させ創竜伝・タイタニアをスタートさせ、合間に夏の魔術・西風の戦記etcと読み切りを10冊近く出している。
量産体制って言われるけど(2〜3ヶ月に一冊は出せ、と言ったニュアンスで)
でもそれは一作品で、と言う話で同時2〜3作品並行執筆とかはあんまり無いイメージがあるなラノベって
>>407 つーか、漫画の擬音語・擬態語は全く問題にしないのに、ラノベの擬音語・擬態語に批判の矛先向ける、って訳分からんなw
豊富な擬音語・擬態語は日本語の最大の特徴の一つで長所なのに、文「芸」としてそれを使わない手は無いのにな。
>>420 鏡貴也って○ヶ月連続刊行とか隔月刊行とか、結構やるんだけど、
2種以上のシリーズ混ざってるから、全部読んでる人じゃないと微妙なんだよな・・・
ラノベは作家じゃなくシリーズにファンが付くから、1シリーズで量産しないとあんまり意味ないなと思った
古い小説だと意外に擬音語擬態語活用してたりするしな
なんかうろ覚えなんだが、小学校のころの作文の授業で、「オノマトペは多用しないように」
って教わった記憶がある
小学生が擬音に頼ったら安直なのをむやみに使いすぎるのが目に見えるからそれはそれでいんだけど
なんかそういうのが後々まで変に引きずられたりしてるのかもね
言語一致の運動か何かが盛んだった時のやつくらいだろう多用してたの。
いちご姫・胡蝶とかその辺りがそうだった気がする。
425 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/05(水) 00:54:51.71 ID:ANh6rHuK
>>421 小説に擬音・擬態を使わずにどう表現するかが楽しまれてきたからじゃね?
だから爆発コピペができて親しまれるんだろう
ギャグで使うならまだしも、シリアスな場面で使われると・・・ってひとも中にはいるのでは
>>425 個人的には刀でチャンバラやったり大砲や火縄銃撃つシーンで突如その由来とかの話を振り出す司馬遼太郎の文体が苦手で
井上ひさしなんかはめっちゃテンポ良く軽妙に擬音や擬態も用いて書いてたから親しみやすかった
どっちが正解って言う訳でも無いけど、前者はアニメで言えばDB並の回想やら引き延ばしみたいに思えて…
「グギャー!」と書くか「○○のボロ雑巾を引き裂くような悲鳴が聞こえた」と書くかどっちが
表現として伝わるかって話でもあるな
ぱっと見で状況がとれるなら前者だろうけど、細かいニュアンスはどうかというと
擬音語って、腹立ちげな口調を「〜は腹立たしそうにこう言った」と書いちゃうようなものに近いとこあるし
428 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/05(水) 01:13:10.70 ID:ANh6rHuK
>>426 俺は司馬ちゃん楽しんで読めたから好みの違いだね
ラノベと一般小説交互に読むのが楽しい
ラノベばっか読んでる友達に面白い一般勧めても読んでくれないんだよなあ
>>428 あるある
ラノベ読者ってラノベしか読めない低能ばっかりなんだろうな
そういう読者に合わせてどんどん最近のライトノベルのレベルが下がっている
ないない
一般小説にもこれラノベじゃね?ってやつも結構あるけどな
>>429 MW文庫なんかは良い試みだと思うんだけどね
いかんせん対抗馬はストーリーを金に飽かして練りに練りまくってる洋ゲー系なんかとかち合うジャンルが多いからあれだけど…
ミリタリー系の冒険小説ジャンルなんかは特に
「スーパーゼロ」とか「ゼロと呼ばれた男」なんかMW向けって感じなんだけどな
ラノベで独自の擬音語を作って使うのはアウトかセーフか。
たとえば、「アウルアウル」(うなるような低音)
「ヒ―」(PCのファンの音)
とか
かってに改蔵の擬音祭の話思い出したわ
めるめるめる
ドクロちゃんの「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜」は擬音語でよろし?
擬音アレルギー判定
1 使われててもまったく気にならない
2 よほどじゃなければ、使われててもあまり気にならない
3 使い方の上手さ次第。どちらともいえない
4 擬音を見るとイラッとくる
5 擬音表現のある作品は例外なく文章が稚拙
437 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/05(水) 03:19:57.45 ID:ANh6rHuK
>>429 俺が言いたいのは、どっちにも面白い作品があるので「一般小説?じゃあ読まない」ってなるのはもったいないってこと。逆もまたしかり。
趣味:読書で無い限りラノベだけ読んでる人がいてもいいと思うけどね
>>435 あれは面白かったなw
BL作品などもわけへだてなく読んでいる者だけが石を投げなさい
>>437 むしろ、そういう「○○しか読まない」を「○○なら読む」と肯定的に捉えた結果
生まれたのがラノベってフィールドなんでなかろかと思う。
ひらがなで文章を書くこと自体が《をんなで》として長らく軽視されていたけど
新境地ははそういうことをいわない人、あるいは女性自身が担った
>>250の推藤原良相亭跡から出土した
現在伝わるひらがなとは少し異質なひらがなの墨書がみつかっている
藤原良相は当代きっての知識人だった。このことから、最上級の知識人はいちはやく新発想を受け入れていたことが推察できる
ケチを付けるのは決まってファッション玄人。ワナビという無能連中に相当する奴らだな
さらに、そもそも何も読んでないのがよく紛れ込んで抽象的な文句をつけてるのは、
深夜アニメ関連の作品しか知らなそうなのがいることからもわかる
まあ、自民党が政権取れば萌えラノベは違法になるから
(冗談や揶揄じゃなくてガチで憲法改正でそうなる)
俺らが望んでるようなハードラノベばっかりになるんじゃないか?
挿絵なしになりそうだが
>>441 おおむね同意だが、問題はラノベに新発想と呼べるほどのものがあるかどうかだなー
ラノベしか知らない連中の間で斬新と言われてることが、
単にアニメ漫画の手法のいただきとか、実は一般小説で使い古されてる手法だったり。
>>442 馬鹿かw 憲法をどう改正したら萌えラノベ禁止になるのか具体的に論じてみろよwww
つーか、なんでこのスレに民主信者が居着いてるんだろう?www
>>421 轟・喧・囂・殷・赫・飛・南(苗鼓説)・鈴・猫…これらもたどればオノマトペだ
日本語の最大の特徴?
そうじゃなくて、単に自分が他の言語を、あるいは漢字にも擬音語が多いことを知らないだけだろう
ああ、古のファッション玄人たちといえども、すくなくとも
漢籍に範を求めて自分たちはその模倣だとへりくだる点では、はるかにマシだったな
そういう意味では真名に対して仮名と卑下したのはよいことだった
日本語のまなぶ(学ぶ)はまねぶともいい、
真名にたいする仮名とおなじく「真似」は真なるものをその身に映そうとする意思による行為をあらわす
日本語の特徴というなら「学」に「まねぶ」と当てた意識こそ特徴的といえるだろう
日本は真似る人たちの集まりだったわけだ
>>444 は?
憲法改正で表現の自由は廃止になるし、
萌え絵も違法化するってはっきり公約してるだろ
支持者こそ自民党の公約知っとけよ
だいたい中高生は文章の読みやすさなんか気にしない
ニュアンスで読んでるから
気にするのは文章にこだわりを持つレベルまで読み込んだ読者
読者じゃなく編集者目線で読んでる
>>446 ソースは?
表現の自由が無くなるのは民主党が公約してる人権保護法の場合だろ。
まあ、スレ違いだから、政治が騙りたいならあっちのスレに行く事だな
あいかわらずというべきか、こういう輩は、政治になるともう素人未満だな
馬鹿を自慢してるようにしかみえない。馬鹿の壺から篠山半太みたいなのが湧いてくるわけだ
まともに新人賞も取れず、なんとかデビューにこぎ着けたラノベ作家の文章力を視覚的に言えば、週刊ジャンプでデビューする新人の画力以下
ジャンプで絵がへたなのはギャグ漫画な気がするが、
ラノベのギャグは文章が下手だといえるだろうか
文章ヘタだとギャグは無理じゃね?
漫画なら絵のヘタさもギャグになりうるけど、文章はヘタだとギャグとして楽しむのが難しい
ラノベでヘタってよく言われるのはバトルものじゃなかろか?
勢いが大事だから、洗練された文章である必要はないと思う
まあバトル描写は上手い方がいいが、多少文章がヘタでもちゃんと盛り上がれれば問題ないだろう
ギャグとバトルね・・・大好きな売上を出すと西尾維新とか?
どっちもいい具合に入ってると思うけれども
>>376の意見なんか結構考えさせられることが多い
確かに勢いというかノリって大事だよなとは思う
つまるところラノベって「勢い=キャラクター>ストーリー>文章力」ってところなんだろうかな
「俺は今すげえの書いてるぜウッヒャアア!」ってくらい脳汁出まくりでなきゃ務まらん世界だと思う
個人の見解だが、バトルのとこって文章だとちゃんと読んでも別におもしろくないから
大まかな展開以外は、敵とのやりとりと新しい武器の名前と役割くらいを押さえて
斜め読みになっちゃうんだよな
いきおい、多少ダメな文章でも見逃されがちなんじゃないだろうか
もちろんバトルで読ませることをやる人もいるけど、そういう人は別に文章自体下手じゃないわけで
食いつきのいい、目が滑らない文章を書けるってのはいいよね。グリップ力があるっていうか。
自然ときっちり全部読み込んじゃうような文体の人って言うのはやっぱりいるし。
内容がギャグだのラブコメだのバトルだのにかかわらず。
読むこと自体に流れを阻害する傾向がもともとある
人はアクションをいちいち言葉にして動いてるわけではないから
「相手キープのボールをサイドに蹴り出して守備の戻る時間を稼げる瞬間がきたな、よし蹴ろう…
いやもうすこしだけ絞って二対一になったら奪えるか」
などと言葉にしているわけではないが、瞬間でこれと同等のことを考えてる
>>454 ラノベに限らず、創作活動はえてして勢いだからなぁ
友達にバンド活動やっている奴がいるが、なんか勢いで書いた方がいい曲ができるらしい
下手にいろいろ推敲すると、余計にダメになるとか
まあ音楽素人の俺には違いは判らないのだが
理屈通りに落ち着いて書いても、感性には訴えかけないか
テンプレ作品がつまらないのは、あまりに理屈通りだからだな
勢いがあるってのも、リズムが早ければいいってわけでもなくて、作者のエネルギーなんだよな
軽いものを吹き飛ばす力もあれば、重いものをジリジリ動かす力もある
>>458 理詰めや論理性の能力が高い人ほど創造性が無くなっていくなんて話もあるらしいけどね
その代わり博覧強記を利用して記号や知識、テンプレ展開を上手く繋げてミックスして新しいタイプのストーリーを作る方に秀でているらしい
感性や直感で書く人はその逆で、時折誰も思いつかないようなストーリーテーリングをすると言う感じ
一長一短だわな
ありがちな話を誰にもマネできない書き方をするタイプと、その手があったか! というアイデアだが、種が割れれば山のようにエピゴーネンが出てくるタイプみたいなもんか。
実際問題
現役の作家や新人賞を受賞するタイプには、優等生型と一芸特化型のどちらが多いんだ?
一芸特化だろう。
優等生タイプは大抵無難でつまらない話しか書けないし。
文学部出身とかになってくると余計に駄目だな。
>>464 文学部にうまさを求めんなよ
工学部だって、機械のいいもんつくれるとは限らないのと同じ
ただ一芸特化は感性任せの人が多いから、年を取ってくるとビックリするほど劣化する
場合は結構ある。
優等生型は、話しの構成とか文章もコツコツ学び続けるから、方法論も確立して
安定はしやすい。
こういうとき具体例を挙げてくれると大変参考になる
>>465 と言うかまあ、文章力ならわかるけど
「ストーリーテーリング」とか「キャラメイキング」は結構別物だしな
ましてやキャラクターに比重が置かれているけど群像劇にはかなりしにくいっていう特性のラノベでは
群像劇一芸特化型なんて現れたらまたガラっとラノベの潮流が変わるんだろうかなあとは思う
群集劇が主流になることはまずありえない
もうラノベ書かない宣言してるし、漢字変換できないけど、うぶかたとう、は優等生型だろう。ボーダーの桜庭一樹とか。ラノベ一本だと秋山瑞人や成田良悟もそれぞれ自分なりのロジック持ってそう
勢いの感性型って言うと、入間人間、葵せきな、ボーダーの西尾維新辺りが浮かぶ
471 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/05(水) 23:29:18.48 ID:NH1nNEt+
勢いの感性型は、カイルロッドの冴木忍とザンヤルマの麻生俊平が思い浮かぶ。
>>469 演劇みたいなのが主流になるかってこと?
トスカとかレ・ミゼラブルとかマクベスみたいなの見たいとは思うが
>>470 作劇上のロジックは基本、どの作家も持ってるものだし、そこから書けないものも見えてくる。
例えば、集団の力は優れた個人の力に勝るというロジックを持つ、三雲岳人や河野裕に俺tueeeeは書けない。
同じ男を好きになった女同士は共存できないというロジックを持った、竹宮ゆゆこや鴨志田一にハーレムは書けない。
別に作家が絶対に自分のロジックを破らないってわけじゃないだろ。
そんなものは作品によって使い分ければいいだけのこと。
>>468 群像劇特化って言ったら成田じゃね?
群像劇をまともに書ける人は少ないし、視点がコロコロ変わるのを嫌う人も割といるから主流になる事はないよ
ブギーポップも群像劇っぽいけど、流行ったのは「学園」の部分だけだしな
ラノベの読者層は自分が主人公でなければ気がすまない中高生だから
群像劇は流行らないべ
なぜ直前に人気作が2つ出てるのに根拠のないことを言えるのか
>474
得意不得意はあるんじゃないのか。
あえて不得意に挑戦することを否定はしないが、それで良い物ができるかの問題。
>>478 そりゃ得手不得手はどんな作家にもあるだろうが、○○書いてるから
正反対の××は書けないってような、単純なロジックで一元化されるもんでもないだろう。
一般なんかだと逆に、喜劇が巧い作家は悲劇を書いても巧いってのもある。
たとえば赤川次郎が実は救いのない悲劇やホラーに名作が多かったり。
むしろ正反対だからこそロジックを逆転させることで同じように書けるんだろう。
というか、優等生はロジックを持ってるって話だから、
>>473の言うようなのはちょっと違くないか
それは話を書く上での「信条」とか「思想」じゃないかと。
481 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/06(木) 15:14:46.89 ID:JUEJQ4yy
>>473 三雲岳人や河野裕に俺tueeeeは書けない。
お前作者の何を知ってるんだよwww本人かwww
作風変えて新作書く作者なんてたくさんいるだろ
>>473 >三雲岳人や河野裕に俺tueeeeは書けない。
コールド・ゲヘナはかなりの俺TUEEだったぞ
ギャグは一芸でも当たらないと駄目だし、
大量に盛り込む事が喜ばれるからネタを外部に頼らないとならなくなる
>>480 ロジックって文学理論の事じゃないの?
それと作者個人の思想とか。
最近はノリと勢いだけで読む本が主流な気がするし、何にも考えないで書いてる方が受けがいいのかもね。
ライブ感が違うとか何とか。
一々本を読むのに何かを考えたりとかしたく無いだろうし、堅苦しい上に小難しいのは嫌がられるんだろう。
所詮小説何てただの娯楽だし。
統合性よりインパクトのほうが大事なのはラノベに限らずよくあること
いや、本って何かを考えながら読むもんだろ
娯楽ものにしろそうじゃないにしろ
何も考えないでページめくって文章おっかけてれば頭に入るのは中学あたりで試験前にやる
復習勉強くらいじゃね?
何も考えないで読めるものを何も考えないで書けるならそいつは天才だよな
488 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/06(木) 19:42:42.22 ID:CPFlXiDK
>>485 でも あんまりにも外れすぎたらアカンだろ
しかも書いてる事がチグハグトか
もはや萌えキャラしかない散文状態とか見れたものじゃないぞ
萌えも盛ってない駄文に至っては言及すらされないわけで
萌えさえあれば
>>488みたいな人が、存在自体は意識してくれるわけだからなぁ
>>485 ジャンプ漫画は顕著だな
長期連載になればなるほど設定がめちゃくちゃになるけど、面白けりゃOK
ホームズなんかも色々おかしいらしいしな
面白くない作品ほど、矛盾点が気になると思う
>>490 でもそれってよく考えるとおかしいよな。
片方が金を斜め後ろに動かして、もう片方が駒が敵陣に入ってないのに裏返して成り桂作ったりしてるけども
見てる方は面白いからOKOKっていう将棋はいかがなものかと思う。
で、ラノベの設定というのは作品内の秩序をなすルールなわけじゃん。それを面白いからってことでなしくずしたらまずくね?
面白くするためにあるルールだから
気にしすぎて矮小になったりありきたりな話に
なるならあえて破るのもいいんじゃない?
ギャグ以外はルール破ると面白くない事多いけど…
実はこうだったっていえばだいたいOK。
キャラに渡される情報が真実かは読者にはわからんし。
ジャンプ漫画だと新要素として特殊能力追加されたときに、
今までの敵や強い仲間が実はその能力隠してました、って
なるんだよね
遡って設定を変えるため、あの死闘はなんだったのか、となる
後付けルールが気にかかるかどうかってのは、どこまでをひとくくりとして認識してるかでも
違ってくると思うんだ
ドラえもんでよく「あの道具使えよ、あのX巻Y話にあったやつ」ってツッコむ人がいるけど、
それが突っ込んでる人含めあんま問題視してないのはあれ基本的に1話でひとくくりだから
設定もその単位で認識してるからだと思う。ホームズも1話で1単位。
どっちも一部以外、過去の話をひきずらないし。
ジャンプは1編で1単位。
一つの戦いの中で途中から後付け設定が増えて、戦い前半の苦労はじゃあいらんかったよね
ってなったら多分読者も引く。前の戦いや試合でそれ使ったらよかったじゃねえか、な後付けだと
なんとなくまあいいかと。
で、ラノベの場合、「作品を通してが1単位」な人と、「1巻なり1編で1単位」な人が混じってるんじゃないか
それを見て真っ先に思い出すのはシティハンターで
「海坊主が実は全盲だった」という設定だなw
>>493 「実はこうだった」をネタにしたギャグってできそうだな。
AとBがバトルする→初めは素手だったのにいきなりAがビーム出す→Bくらう→Aドヤ顔→Bがビームについて突っ込み入れる
→A「実は隠してたんだよ」→バトル再開→Aがビームを出す→Bがバリアを作る→ビーム反射してAにヒット→Aがバリアについて突っ込みを入れる
→Bドヤ顔で「実は隠してたんだよ!」→バトル再開
を何回かくりかえしつつ、自称隠してた技がエスカレートしていき、最後は天を裂き地を割るほどになる。
「これが私の本気です」コピペのことですね
望公太あたりがあたためてそうだからネタつぶしは勘弁してやれw
>>496 既に藤子・F・不二雄が70年代にドラエもんでネタにしてるぜそれw
それでも違うところは往年のジャンプ作家なんかと普通の人との違いって勢いの凄まじさだと思う
石川賢漫画とかその極致で物語をあらすじだけで読むと「えっ」としか思えない展開ばっかりだけど
あの圧倒的な勢いで見る人間の全員を納得させてしまうっていう
文字媒体だけであの勢いと並ぶラノベ作家とかいないだろうかと常常思う
ジャンプとラノベ…
めだかボックス?
あれのノベライズってどうなってるんだろう
そのへんは発表形式にも寄る罠。
例えばジャンプ連載ならリアルタイム開を面白くするために何週も前の設定を無視するのもアリだけど
同じことを一冊書き下ろしの一気に読ませる小説でやればふざけんなと壁に叩き付ける本になる。
後付というより後出し情報があるせいでとりあえずページ進めて読み終わってから考えたら?みたいな作品はたまにあるね
何かをにおわす会話があった時にアタリをつけようとちょっと考えたり読み返した所でその状況自体は読み進めた先が初出とか
そういう作品はあんまり考えずに読む事にしてる
「あれ? ただの雑な構成か。ベストセラーつってもそんなもんか」と読み進めてたら
それが伏線だった容疑者Xの献身というミステリがあってだな……
ラノベじゃないけど。
なんじゃこりゃってな描写や構成が伏線や仕掛の肝ってのはミステリによくあるよね
>>503 唐突に挿入されるエロ妄想シーンがあまりに不自然で、
とうとう凡百のエロラノベに堕ちたかと頭を抱えたら、
その不自然さが伏線だったという作品もある。
ウェブ小説だと伏線とミスの区別がつかないこともあるな
507 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/07(金) 02:29:54.77 ID:3vcWWk8c
>>503 東野はラノベのくくりに入れてもいいんじゃないかなと思ってる
Xは読んでないが他の作品が外れラノベレベルだったから好きになれないが
なぜこうも素人臭い世界設定のラノベと素人Web携帯小説風味の作者をのさばらせてんだろ
容疑者Xは何であんなに評価されてんのかわからん出来なんだがなぁ
510 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/07(金) 06:25:26.26 ID:nookPdrV
>「実はこうだった」
読者の年齢層の違いだな
ジャンプは基本的なターゲットは小学生
ラノベは中高生
>>509 天才数学者が出てくるけど数学が全く関係ないトリックかw
つーか、天才物理学者も必要ないよな。普通の物理学者・工学者で十分そうだ
>>510 ジャンプの主力は小学生じゃなく、小中学生な
少子化と漫画を読みつづける人の増加で平均もボリュームゾーンも上がってる
>>509 同感
東野は確かに読みやすく面白いけが、
結構当たり外れの多い作家だと思うんだけどね
関係ないけど鎌池のアンケート読んだときに、
東野の黒笑小説とかの短編集に似てるなあと思って何となく尼で両方のレビュー見てたら、
黒笑の数少ない批判意見がアンケの批判と内容が被ってて何か笑えた
方向性が似てるって思っただけでもちろん内容は全然違うし、
多分読者層も違うだろうに批判意見は似たようなものになるんだなぁと
514 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/07(金) 07:30:47.04 ID:IDOSnFQW
>>508 そいつらは金を稼ぐ手段
値段が高くて宣伝が派手(Wedで何万p獲得〜とか)
だから目立ちやすい
魔法とか召還とか精霊とかもういいや
いや、俺が嫌いなだけなんだけどねw
>>515 そんなの全くない作品増えてるじゃないか
517 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/07(金) 10:51:51.39 ID:NUsRtzwp
魔王と勇者の出てくるタイプのラノベってあるじゃん?
あれって魔王と勇者がどういうものかという共通理解があることが前提になっているけども、
その共通理解って存在しないことないか?
今の中高生がみんなドラクエとかそれ系のRPGをやってるとは限らないだろう?
魔王と勇者が対立構造にあるっていうのは、ほとんど瞬間的に理解しちゃうと思うが。
字面だけでもさ。
>>517 悪者vs正義の勇者はゲーム依存の発想ではないし
>>517 一世代前なら、勇者対魔王というのはドラクエを始めとしたゲーム由来文化だろうが
今はもう、勇者対魔王の構図は語るまでも無い文化なんだろう
ラノベより早く触れる漫画や児童書でも当たり前に出るから
勇者と魔王という呼び方を別にすれば神話時代からの定番だし
スサノオ対ヤマタノオロチ、大和武尊とクマソ、ペルセウスとメデューサ等
桃太郎の鬼退治だって同じモチーフだしな
勇者対魔王、広義には英雄対悪の怪物なんて、別にゲームが発祥ってわけじゃなく、
もともと万人にわかりやすいモチーフだったからゲームにも採用されたんだしな。
別に勇者魔王に限らず、昔からあるものだから○○にも採用されたものを
○○以前を知らないせいで○○が元祖みたいに勘違いする人多いよね。
522 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/07(金) 13:23:53.83 ID:YhaGHt6V
おとーさん おとーさん かよ(´・ω・`)ショボーン
ラノベの勇者魔王は善と悪じゃないだろ
勇者と言いながら他人の家を漁ったり、魔王が天然ボケだったり
四天王のなかで一番雑魚だの、脱げば脱ぐ程強くなるだの
色んなゲーム・漫画ネタの上に成り立ってる
昔から善と悪の対立構図は不変とか言い出すほうが恥ずかしい
いまどきそんな王道ないって
でもSAOとか見てると主人公が善側で敵が悪側とわかりやすい構図になってるよな
SAOは勇者キリトさんが悪党をバッタバッタと斬り倒して大活躍する物語だからな
役職っていうか立ち位置で善悪は決まらないな
相手が善だろうとこっちも善だし評判悪くても本質善って感じにどこでもラノベの主人公は善だけど
主人公ががんばってなかよくなった女子がハーレム主人公的なイケメソにいきなり取られる話って需要あるだろうか?
主人公が善人だけどイケメソがめちゃ性格悪いのに女子はそれに気付かずにそっちにいくというネタ。
なんか最近、ここをワナビスレと勘違いしてるのが多くないか?
>>527 努力が実らない話なんか見たくないでしょ。
現実なら努力しても、結果でないことも多いけど、小説だからね。
わかりやすい善悪対立も一方的すぎると単なるご都合主義になるからな
>>527 一人でも主人公からくら替えしたら、ネトラレだとか言って叩くのは居る
物語りとしては、その娘とのことは主人公に成長と真の恋人との出会いを作る為の試練だった
ってな感じに上手くまとまるなら非ハーレム系恋愛物にできるんじゃね?
>>528 ほんとに書きたい人なら、ネタの段階で晒すんでなく、さっさとそのネタで
一本書き上げてから感想聞くんじゃないかな。
ダメだしもらうよか、思い付いたをネタ他人に取られるほうが癪だろし。
そろそろ四次元殺法コンビAAの出番だな
川原にしても見せたいものをはっきりと書き切る力というのは結構貴重な力なんだろうな
ラノベに限らず、作家漫画家に必要なのは、自身が面白いと思っているものを面白いと思わせる布教能力なんだよな。
これが強力な作家のはさして興味のなかったネタでもぐいぐいと引き込まれておもしれーと思うようになる。
逆にこれが貧弱だと、なんか借り物のイメージを惰性で書いてやがんなみたいな感じでちっともノれない。
>>527 頑張って主人公と仲良くなったサブヒロインが客観的に見てろくでもないメインヒロインに主人公とられるのはたまにある
…おいそっちはどうみても将来地雷じゃねえかやめとけ主人公と思うのは、俺が年をとったせいなのか…
>>528 アスペっぽいワナビが一人居ついてるように感じるな
>>535 けんぷファーはなぜああなったのか
……まあ登場順考えたら妥当か?
ラノベってもう引っくり返されまくって、部品がバラバラな状態
よく言えば古いも新しいもないから、うまく部品をつなぎ合わせる能力があれば面白いものは出来るんだろうけど、美味しい部分だけ繋ごうとする奴が多過ぎなんじゃない?
>>517 形式的なファンタジーにでは、
限りなく全能に近いけど取り立てて特徴が無いそこそこの悪人で、
分かりやすい弱点を何か一つ持った存在。
それが日本的には魔王()と呼ばれる奴。
英雄は作中で英雄的な行為を行って初めて英雄と読者に認識されるけど、
大抵の場合最初から英雄としての印なりなんなりを持ってる。
こいつが作中で英雄の役割を担ってる奴ですってのは最初から明示されてる。
分かりやすいのは、今日のファンタジーの核部分に当たるトールキンの作品とか、
各登場人物の役割としての面を強調してるダークホルム、最後のユニコーンとかその辺り。
日本のだと英雄の書でも読んでれば、
大体どんな役割を持ったどういった存在なのか分かるだろう。
そっちは文学理論の基礎くらいは知ってないとイミフになる可能性もあるけど。
元々魔王自体はキリスト教の教えに従わず、
国民との約束事にも従わない王様の事を指す言葉。
正直余程の馬鹿か極端に読解力が無い人以外は、
別にそんなの知らなくても話とか普通に理解できると思うけど。
俺TUEEEEはそりゃ現行の書き手の技量がアレだから色々やっかみ付ける人よく見るけどさ
勧善懲悪なんて遙か昔の江戸時代から日本人好みの題材じゃん
エヴァ以降のセカイ系を引きずった反動がほのぼの系に言ったように
それのシリアス系の反動が俺TEEPEEジャンルなんじゃないかと
ストーリーに深みだとか現実感とか入れろ〜なんて言うのが主流なら「マジンカイザー傳」とかもっと有名になってる筈なのになw
その書き方だと俺TUEEE=勧善懲悪に見えるが別の物だろ
?勧善懲悪が好きなんではなくて、判官贔屓なんだよ
源義経から忠臣蔵まで判官贔屓だよ、特に歌舞伎や能は
弱者が権力、強者に一矢報いて潔く散る。ここに惹かれる美学がある
この手の叩きに書き手の技量とか関係ねーよ、スレイヤーズ叩きのころから
>>542 俺TUEEE!は、散る美学なんて全くないんですが。
その辺はどうなの?
子連れ狼のTVシリーズとか寝てても相手を斬り軍団で押し寄せても切る。遠くから狙えばマシンガン
病にかかっても強くピンチらしいピンチが全くない恐るべき主人公だけど最後は綺麗に散ったからなぁ
見せ方次第なんじゃね
二人の俺tueeeeが戦って相討ちで死ぬのがよさそう。
「ふっ、俺は最後まで負けなかったぜ」ドカーンで
子連れ狼は、陥れられて悲惨な状況にいて刺客も襲ってくるって状況だし。
実は話しのメインは、拝一刀に依頼する側の人たちとか、送られてくる刺客自身のとか
って回もかなり多かったでしょ。
子連れ狼はかなり昔、原作劇画読んで、確かに歴史に残る名作だと思ったけど、
後半はインフレってか俺TUEEE入って一人で一大名家を壊滅させたりしたのはちょっと引いた。
まあ背負ってる大五郎のおかげで敵が無意識にひるんだという説明はあったんだけど。
中盤あたりまでの、敵にも強い奴や策で追い詰める奴が出てきて、
もっと卑劣な手段で倒してた頃が面白かったな。
拳銃使いの目の前で大五郎をわざと川でおぼれさせて、拳銃置いて
助けに入ったところを刺し殺すとかw
そのまま大五郎流されてたらどーすんだw
どんなデタラメなことをやっても冥府魔道に生きるもので全て説明できる説得力は凄いな
あれは真似しろといっても出来ないだろう
>>547 基本的に関わったものがみんな死ぬからなぁ
良い人も悪い人も死んで終わりが話の半分以上は占めていそうだ
>>548 刺客のくせにえらい善人だな、その拳銃使いw
少し前に小池一夫&虚淵玄の対談とかあったけど
おそらく2人は似ているという流れにしたかったんだろうけど考えは真逆な感じがしたなぁ
小池一夫は主人公を悲惨な状況に置くけど、あくまでカタルシスを与えるための
前振りとか作劇上の方法論であって、根っこはエンターテイナーだからなぁ。
虚淵玄は、どうしても「現実はそうは上手くいかないし、厳しいものだ」って
観念に足を引っ張られる人でしょう。
>>544 強い主人公様に必死に抗う敵を見れるじゃないか
虚淵玄にとっては今の快楽思考のラノベは唾棄すべきものだろうな
>>523 ラノベの変わった設定でも勇者=善、魔王=悪という前提があって
それを崩すギャグや逆手に取って印象付ける設定付けだろう
例えば「神」とか「王様」とか単語の指す実際の役割は滅茶苦茶広いが
絶対的な共通認識なんてなくても、自分のとその物語を読んですり合わせることなんて普通にできる
勇者や魔王という言葉も同じ
>>554 何処の菊地秀行? ページの9割方は今度の敵はこんなに強いぜで埋められ
終盤数ページで、でももっと主人公は強いぜで勝ってエピローグ
全シリーズでは無いが
>>556 だから崩されてない作品を読んでる読者がどんだけいるの?
その崩されてない原型がすでにゲームから始まってるんだろ
昔からあるっても、昔からある作品読んでないだろ?ってこと
もっと言えば崩された作品しか知らない読者もいっぱいいる
崩された状態がすでに原型に成りつつあるわけ
>>558 逆に崩した作品しか読んでいなくてイメージが混乱する読者がどれだけいるんだろう?
善と悪の対立構造や勧善懲悪なんかのお約束みたいなものって
絵本や児童書でもアニメでもドラマでも何にでもあって、それが勇者と魔王という言葉になるだけで
そういう経験を一切してこないってことだろ?
まさかゲームの王道RPGでしか勇者=善、魔王=悪ということを学べないってことは無いだろうし
倒されるべき悪に魔王、それを倒す選ばれし正義の戦士に勇者
という呼称を定着させたのがゲームってだけだろ?
定番化するまで広まったものって、原典に触れなくても
世に広まる共通認識に成ってるものは通じるだろ
こう言うもんなんだって、断片情報を積み重ねて
超能力、タイムトラベル、ワープとかのSFガジェエットや
魔法、エルフ、ドラゴン、魔剣といったファンタジーガジェット
ツンデレ、合法ロリとかのサブカルチャーの萌え属性
どれだけの人間が原典に触れて学んだのやら
原点/原典と今のイメージが乖離してるのもままあるしな
エルフと指輪エルフじゃもはや別の生き物
なにあのチート生物
指輪エルフは神だからなあ。
むしろ、指輪エルフはマッチョメーンというポイントこそが重要なのではなかろうか。
アドンとサムソンみたいなレゴラスでもいいと思うの。
>>561 エルフは犠牲になったのだ…ゲームバランスの犠牲にな。
魔術師も基本的に肉弾戦には弱いって設定が多いしね。ガンダルフは普通に剣でも強かったけど。
564 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/08(土) 13:17:52.20 ID:u/Qd/29c
ドラゴンボールでも魔王なんて出てくるしシューベルトの魔王は義務教育で習うレベル。
そもそも漢字見ても魔+王でいいやつだ!ってなるのはただのアホ。
ギャグ設定のラノベしか読んだことないからまおうがわかりません ^q^)
んなわけねーだろw
>>561 エルフとか本当は強いスライムとかSF用語とか日常に無い言葉だとまだ話もわかるんだけどね
魔王なんていう見たまんまの言葉で立ち居地からわからない読者ってのだと前提が
その辺考え出すと“魔王”の原典を
「魔王」とするか「Dark Load」とするかで話が変わるな
「Dark Load」はいわゆる“魔王”のイメージと大差なくて
冥王サウロンとか、SFならベーダ―卿とかだけど(もっと古いのもある?)
「魔王」はマーラあたりからだから必ずしも悪じゃないんだよな
悟りの邪魔をする厄介な隣人ってイメージだ
魔は敵対者ではなくて妨害者なんだよな。だから、邪魔だの睡魔だの何かの目的を阻害する要素にはとかく「魔」が入る。
魔王といえば、子供なら変にひねらず魔王サタンとかそのあたりじゃね?
神道仏教キリスト教でイメージ変わるよね
日本だと魔王じゃなく魔縁なんだよな
太平記とか崇徳院が戦乱の裏にいる大ボスの大魔縁
俺のエルフと魔王が修羅場すぎて困る
戦前に北一輝が魔王と呼ばれていたそうだから、少なくとも戦前の日本には
「魔王=なんだかすごい悪のカリスマ」的なイメージはあったんだろうな
そういや第六天魔王な人もいたなと思って、今調べたら仏教からきてるんだな
しかしどうもこのスレやラノベ板含めたネットでのステレオタイプな「低俗パルプフィクションに群がるアホ共」と言われる層って
悪口のやり玉には凄い上げられてるけど実際いるのかそういう奴らって?と疑問に思うんだよな
「最近のラノベはクソばっかり」的な事を言う層はチラホラ見かけるが…
俺も一番不思議に思ってるのはSAOなんかね、あれだけの人気ならここらでアンチスレ、キャラ個別スレと派生スレも前から立っていてもおかしくないはずなのに
実際おくびも無いっていう。
一体、ライトノベルのメイン層っていうのはどこになるのか?そもそもメイン層っているんだろうか?とすれ思える
電撃のムックかなんかでは20代以降と中高生が20/20で大体40パーセントを占めていたが…
角川のトップダウンで購買層の年齢調査をすれば分かると思うのだが、やってほしいよな。
新刊にはがきかなにかつけて、
何歳ですか?何歳からラノベ買ってますか?っていうのを半年か1年かかけて送ってもらう。
で、それを集計すると。
>>574 それはジャンルそれ自体が単一の文化になるアニメやゲームと違って、
ラノベは「小説」という大枠の中の一形態でしかないからじゃね。
SAOでもアニメのほうだと丁度そんな感じになってるし。
ジャンプにしても読者の平均年齢が18歳以上になったからって少年向けの方針は変えたりしないだろうしな
読者は少年向けを読みたいんだったらずっと少年向けを提示すればいい
>>576 レーベル側も把握できてないからこそ迷走したり新規開拓をしたりって言うのを繰り返しているのかも知れない
そりゃ電撃見たいに超広範囲のジャンルをカバーできて作家を囲い込むっていう荒技できる所ならまだしも…
アニメを円盤やらフィギュアなんかのグッズで回収するって事考えると購買能力の高い成人以降のオタに軍配が上がるし
中高生人気を主軸と考えるなら、コミカライズまでならOKだが逆にアニメ化は難しいっていうのも出てくるだろうし
その両方を取ろうとして失敗してる感じが多い気がする、とりあえず世代間が好む記号の中で重複するのを選んだジャンルで勝負したれやみたいな感じで
不景気だけど金を塩漬けする分けにもいかない連中が
投資先として萌えオタクを選び、そこからアニメとグッズで稼げることが判明し、
原作にラノベが付けばそれが安定しやすいことまで分かって今に至る感じかね
>>578 オタ的な小説を買うのは根っからのオタだけとは限らんのよ。
ラノベそのものに興味なくてもタイトル1冊だけ買う、なんて人も珍しくもなかろう。
(特に大ヒット作なんかは)
ラノベの市場規模と「ラノベのファン」はイコールで重ならんと思うよ。
今のラノベ界でニッチと言えるのはどういう内容?
バトル物は禁書の売り上げからしてニッチとは言いがたいし、
ハーレムはMFが重視してるよな。ファンタジーも一定数は出てるし、
グロとかホラーとかもいくらかいるよな。
>>581 鬼門ジャンルは大体ニッチなんじゃないだろうか
ロボ物なんかはラノベがオリジナルって言うのなんてフルメタ一強くらいだし
昔はMFでジャンクフォースとかやってたんだけどな、ああいうデザイン。スーパー嫌いのリアル厨が大好きそうな
ウェザリングの利いたデザインばっかりだったのにコミカライズで止まってる辺り、ネットで声のでかい層の言う事なんて信用できんw
地道にロングセラーやってる聖刻シリーズなんかもあるけど、あれはロボというのはちょっと無理があるしなあ。
>>574 とうの昔からアンチスレ立ってますが?
しかもアニメでやらかしたときは本スレがアンチ化すらしてましたが?
>>582 もともとコミカライズそのものが地雷ですし
珍しく出来の良かったのだけが残るから成功するみたいなイメージあるだけかと
元々ニッチな作品をメジャーに育てたってのはあるんじゃない?
後は複数のジャンルの組み合わせ方とか?SFハーレムとか
>>584 アンチスレざっと見たらやっぱりクリス・クロスと関連づけられてたけど四捨五入したら下手すれば20年前になる作品を良くみんな覚えてたなーと思うw
その内あかほり作品のプロット拝借してくる奴とか出てきそうだな、と言うかそれくらい昔の話になったんだよなw
今でも何百年も前に書かれた本を普通に読む事が出来るからな。
たかだか20年なんて物の数じゃない。
まあなんだかんだで、ラノベ歴10年くらいの奴が珍しくないんだろう
クリスクロスくらいなら今でもブックオフでみかけるし
そりゃあ、中高生が中高生で居るのは6年間だし
小5位から読みはじめても10年目には20歳だから
キャリア10年越えの読者なんて多数派ではないだろう
20年選手ともなれば更に少ない
しかも毎月の刊行数も多くなってるし、続刊中シリーズの初期の巻でもなきゃ
過去の作品なんてめったに読まないだろう
20年前のネタは換骨奪胎して今風に作り直せば目新しい物になるだろう
古い読者もあの名作をこう料理し直したかと楽しめるだろうし
まあ、攻殻はギブスンのシロマサアレンジと言えないこともないし、AWとかSAOも現代風にアレンジしたトロンと言えなくもない。
みたいな見方は出来るかもな。
となると、そろそろウォーゲームの現代版が出てきてもいいころか。
マルバツゲームで世界の命運が決まるぜよ。
SAOみたいに異常に売れるにはかなり幅の広い年齢層の支持が必要だろうしなぁ
女性層だっていそうだ
今日朝の話題
勇者がタンスを漁る者っていうイメージだけは
ドラクエ以降の国産コンシューマRPG起源だろうな
男にも女にも受けるキャラの性格というのはありえるのだろうか?
男に好かれる女と女に好かれる女が同じであればよいがそんなことはあるまい。
となると一人のキャラに男に好かれる性格と女に好かれる性格の両方を持たせることは無理だ。
二人以上女キャラを出して振り分けるという手はあるが、
すると主人公と絡ませるとなると三角関係かハーレムになる。
だが男が好かれる性格の女が三角関係に勝つことは見えているから
男の方をやや偏らせるか、男に好かれるキャラだけどもハンディキャップとして何かを乗っけるか。
>>593 恋愛からめなきゃ可能
スレイヤーズのリナとかどっちからも支持されてた
>>593 あり得るだろ、それ
男でも女でも、一緒にいると楽しいとか落ち着く人なら好かれるんじゃないかな?
ただ、全方向万人から好かれるってのは無理かもしれない
クラスに一人ぐらいは、そういうのが生理的に嫌いなニヒルな奴がいるから
あと、男女共に好かれる女は、いろんな奴が寄ってくるので、近づくのが無理だったりするかもね
キリトとか女人気のほうが多いのかね
>>596 あれが脇役なら女性人気の方が高いかもしれんが
普通に俺Tueee主人公だし、中高生男子の人気は高いだろ
SAOはキャラがたくさん出てくるけど、メインと言えるほど出てくるキャラってそんなに多くないんだよな
男キャラだとほぼキリトしか出ていない
たくさんの男キャラからキリトを選んでるように見えて、
実はそれほど他のキャラが味を出してるわけじゃないから、キリトに人気が集まるのではないかと仮説を立ててみる
AWはキャラも多いけど、ちゃんと出番もあるわけだし
スレ違いだしSAOの本スレだかどっかでやってくれよ。
MFも日常物は売れなくなっているしそろそろ流行が変化する時期に思わなくもない
能力バトルじゃなくて、なんとなく肉体型バトルの復活の兆しはちょっと感じるな。
星矢式バトルというか。
もし自分がラノベを売る側だったらと想定して、新しく何を売り出すか考えてみよう
>>601 星矢も新しいのは能力バトル風味が強く成ってるけどな
星矢が肉体バトル?
アニメ版ではそうなのか? 漫画版しか知らない俺にとっては能力バトルという印象しかないのだが。
まあ、車田正美はリングにかけろのボクシングや風魔の小次郎でさえ能力バトル的だったからなw
技の名前を叫んで、相手が吹っ飛んで頭から落ちる。具体的にどういうパンチがどう当たったかなんて
関係なくて技の名前が違うだけだった気がする。
能力って言うか車田漫画は気合だけでなんとでもなる感じが
星矢はダメージ負ったり、死にかけたり、五感無くなると、小宇宙が跳ね上がるっていう、
一発逆転方式を作り出したことがデカいよな
より後の、ジョジョの奇妙な冒険などの劣化したパクりのほうが知られてるんだろうが、
ブラックエンジェルズは実に多彩ではるかに縦横無尽だったよ
少年週刊誌でヒロインが手篭めにされたり、NTRを精神的に徹底的にやり尽くしたり(勇気の悪魔化など)
演歌的な人情話から次元を操る超能力バトル、政治家や政治そのもの、ディストピア近未来SFまで利用していた
やれることの幅がはるかに広かった。勇気がいなくてもすでに今、奇妙な統制国家になってしまったな
そういうところからイデアの枯渇と低劣化は進んでいくのだろうと思う。すでにその結果もでてるわけだ
ブラックエンジェルズが教育に良いとは決していわんが、落ち目の国にありがちながんじがらめ状態にすでになっちまってる
こまけぇこたぁいいんだよ
ブラックエンジェルズは仕事人のパクリでやめておけばよかったのにな。
後半は風呂敷広げすぎて無茶苦茶だった。
なんか神さまがどーとか、スゴイことになってなかったっけ?
そのあたりはジャンプだからとしか言えんな
パワーインフレが進みすぎてどうしようもなくなった
ゴッドサイダーなんかもスゴイワケわからん終わり方だったな。
結局、なにもかも滅亡してかろうじて生き残った人類が原始時代に戻ってハッピーエンドとか。
今ある肉体バトルといえばカラテあるのみのニンジャスレイヤーが思い浮かぶ
カラテ粒子を集めてバリアー張ったりカラテミサイル撃ちますし。血中濃度ですし、漂うものですし。
>カラテ>ニンジャスレイヤー
で、最近のラノベの話なんだけど・・・
えっ...
最近で秋山レベルで武侠バトル書ける奴いんの?
プロレスバトルや一方的なのはよくあるけど
そもそも武侠バトル物がいくつあるのか
武侠バトル自体が、あまり需要ないでしょ。
武術流派云々よりも、魔法の体系の方がラノベでは受ける。
魔術も武術も一緒じゃないの?
そんなに忌避感ある?
武侠モノは人間関係が体育会系の世界だから、そこらへんであうとーっていう可能性はあるかもね。
仮に体育会系が嫌がられるとして、一方で難聴ハーレムもたたく人いるよね。
たぶんヤリちん的な軽い性格の人も嫌われるよね。
となるとラノベ読者に好かれるタイプの性格ってどんなもんなの?
>>623 それぞれを叩く人間が別だからだろ
あと、本当は好きで読んでる癖に、こんなのはダメだと口だけ叩く
可愛くも何ともないツンデレ読者
ラノベオタなんて非リア充だろうしな
ラノベの魔法何てわけの分からないゲームっぽい魔法だけどな。
自分は特別な存在なんてのが具現化したやつだし。
魔法さえあればみたいなキモい妄想そのまんま。
魔法といえばよく言葉を唱えて発動する呪文型のものが結構みられるが、
その呪文というのは
・日本語
・英語
・特に意味のない音の羅列
・作中の架空の言語
に分けられるよな?これってどうしてなんだろう
他の言語がないのは「作家は語学方面に知識がないから」ってのが大きいのかね?
それとも「他の言語だと読者に人気が出ないから」なのかね。
ラテン語とかもあるお?
>>627 あえてそれ以外の言語使ってやろうとか思ってないからじゃね。
読者に意味がわかったほうが、なにやったかわかるじゃん。
逆にちょっとわかりにくいほうが、魔法使ったふいんきになるって
考える人もいるだろうし。
>>623 思春期特有の「ホントはエロとか女の子とか好きで好きで仕方ないけど俺はそんなのに興味ないぜ、フッ…」的なフリをして
「…でも向こうが言い寄ってくるのなら仕方がないなぁ〜フヒヒヒヒッ」みたいなアレ
大体14才くらいで通る心のはしか見たいな思考ルーチンの主人公だよw
厨二真っ只中…
黄昏よりも暗きもの…
念じろ系はアニメ写りもよく上手くハマれば非常に上手く機能するパターンではある
「黄昏よりも昏きもの」じゃないっけ?
あの呪文すごい好きだわ、ギガスレイブの方も暗記してた
まさに中二病真っただ中だった
スレイヤーズの呪文はちゃんと、力を借りる対象を表す部分とかが
入ってるんだよな
呪文名叫ぶだけの応酬にならないように、それぞれの呪文の効果が
違うし。
中二病中二病ってみんないうけどさ
最初期の中二病はなんだかんだで思春期あるあるだったからこそわりと大勢の共感を呼んだわけだが
今用いられてる邪気眼準拠の中二病なんて、本当に患ったことのあるやつなんて極々少数だろ
ネタとして面白がられてるのはいいけど、対象年齢層に中二病がいるのは当たり前と断定するのは読み込みが甘い気もすんだよね
ラノベのせいでというと語弊があるが、萌えと中二病は、本来の意味合いから乖離しまくってるよね
まあ、ネットに一旦放たれると意味が変わるのはごく普通のことだからな。
ツンデレなんてのも、今ではどれだけ意味が分岐してるんだか。
妄想したり、そういう話を大学ノートに書いたことがある、くらいならそこそこいるかもしれない
選ばれし者のファンタジーみたいなフィクションが好きって奴ならもっと。
本来の意味のほうでいくと、ラノベに蔓延してるのはむしろ高二病のほうだよな
シャナなんかは、本来の中二と「いわゆる」中二兼ね備えてた気が
中二病をネタにしてるだけで本当に痛いタイプの中二病キャラを出してないよな
でもそういうキャラって需要あるのか?休み時間にクラスメイトに
「なあ、イスラエルってうざくね?あいつらいなくなったらぜってー中東平和になるし」と言ったり、
「JPOPは糞だよな。歌詞が愛とか未来とかチャラすぎ、やっぱ洋楽っしょ、歌詞分からないけど」と言ったりするキャラ
別にそこは話のテーマに合わせてネタを出してけばいいだけの話じゃないか
例えば音楽ものなら2番目は使えるだろうし
イスラエルはあんま使い道なさそうだけど、ファンタジーで似たような役回りの国について
同じことを言うのは可能だろ
でも、そういう奴って脇キャラだとそいつ自身もうざいしそれに対峙する主人公もうざくなりがちだからなあ
やるとしたら主人公か、あるいはいっそ世界観をそういうものにするが無難か
「最近は様式を守らない作品が増えてきたが正統派じゃない文学は糞」
って主人公のラノベが出てたよ
>>627 妙ちきりんな呪文唱えて魔法使うのは、
ある意味ラノベの特徴だからな。
魔法が容易に扱える上に殆ど万能扱いなのもそうだけど。
普通のファンタジーだと一々何て言ったか描写して無かったり、
そもそも長い上に煩雑な儀式をやって漸く効果が出るとかそんなのが多い。
基本実際の魔術師、魔術、歴史上での扱いや伝統的な魔術師象を根底にしてるから、
恐ろしく地味な上に大した事は出来ない。
ゲームになってくると話は別だけど、
小説は大体そんな感じ。
西洋だとそれで大丈夫だけど、
日本でそれだと多分理解出来ないだろう。
そんなわけで魔法とかのイメージの下地になってるの自体日本だとゲーム(JRPG)。
それに中高生向けだから、
お手軽に不思議で万能な力が使える特別な
自分っていう願望を満たす為の道具としての魔法って面が強いんだろう。
だから何かそれっぽくてかっこいい?
そういった呪文の類が出てくるんだろう。
>>627 イタリア語とかフランス語辺りはオサレな感じでたまにあるかも知れないが
本物()や特殊言語を出しても別に面白くならないってのが大きな理由だろう
無理に現実に近づけたり変わったものを出したりても
リアルリアリティになるだけで面白くなかったら本末転倒
レンタルマギカなんか調べてるだろうが、だからってそのまま出すわけじゃないし
>>644 西洋って言うか、ラノベはアニメとか漫画が下敷きになってるからじゃないか?ジャンルの違い。
ドラクエが出てたのが1986年でそのすぐ前後にはロードスやスレイヤーズが出てるからな
この辺はD&Dからウィザードリィなんかへの流れを通ってるわけで西洋から来てる
便利な魔法は日本では魔法少女物が1960年代からずっとアニメでやってるわけだし
エロイムエッサイム エロイムエッサイム
我は求め訴えたり
記憶の一番古い詠唱系はこれかな
元ネタが何かも理解していないほど普通に覚えていた
呪文を唱えて決まった効果を及ぼす魔法って辺りがゲーム由来のイメージだな
D&Dには具体的な呪文の中身は無かったが長い呪文を暗記し唱えることで魔法発動というルールがあった
初期のパソコン用のウィザードリィでは呪文名のタイピングが必要だった
魔女っ子物の呪文は、効果と紐付けしたものというよりは、魔法の力を引き出す誓願に近いな
呪文を唱えることで魔力を貰ったり、集めたり、引き出したりして、後はイメージを投影する感じ
649 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/11(火) 10:23:46.17 ID:kekogMjv
アブドルダムラルオムニスノムニスベルエスホリマク
今でもそらで言える
アブラカダブラ。
言葉だけで効果や効果範囲をきちんと作ろうとしたら、
プログラミングみたいになるだろうしな
そんなもん1から10まで戦闘中に唱えてたら、話に
ならないけど、魔法で戦えないのも面白くない
だからまあ呪文名だけでポンとでる
現実であんな光線とかに、後出しで防御呪文唱えられる
わけないからね
つーか最近は読者側もあれはパクリこれもパクリってうるせーのも問題だよなw
本人が意図しなくとも既に先人がやってたネタにすら結びつけてパクリとかな
換骨奪胎って言葉もクソもねーわ
大体アイディアは出され尽くしてるんなら俳句文化よろしく決められた素材で無限の組み合わせを作るのが日本人の得意分野だろうに
そんなに斬新な物語が見たいのなら…ってんで作られたのには見向きもしないでさ、読者のレベルが下がってるとは言わんが
モラルは確実に下がってるよねマジで
最近、海外TVドラマシリーズが好きになったんだが、向こうの話はネタが色々とあって楽しい。
親と子の確執とか、世代間や人種や宗教の違いとか、日本ではエンタメで扱うのは
いささかタブー的な題材で、ドラマを作ってる。
インド系の人がレギュラー張ってるの増えてるの見ると、インド系アメリカ人って随分とアメリカ社会に
入り込んでるんだなぁとか分かるし。
ラノベなんて、持ち出せる題材限られてる以上、どうしても似たり寄ったりの部分は出てくるのは
仕方ないんだよね。
韓ドラもそれなりに踏み込んでるから、慣れると日本のドラマの無味乾燥が際立つ
まあちょっと既存ラノベにないタイプだと、なにかしら理由つけて
読まないもんね。女向けだとか、作者の自己満足だとか
批判するときには似たようなもんばっかしって言ってしまう人がいるけど、
でも実際にはちょっと目新しいだけの似たようなものが欲しい人が
多いんだよね
>>653 「BONES」とか「Aチーム」みたいなのは日本じゃ絶対できないだろうなぁとは思うw
でもこれは悪い事じゃ無い、能力物・落ち物・学園ラブコメ・魔法少女系・メタパロディとかは日本の方がレベル高いって言う分野もあるし
そういう背景や基礎知識として教養を持たないのに無為に批判する連中が悪いんだって話に全部収束しちゃうんだけどな
ガンダムシリーズなんか、基本やること一緒だぜ。出てくるマシンも人間関係も似たり寄ったりだ。一部を除いて。
それでも続編の度に期待されるんだから。
望まれる変化って、実はそのレベルなことが多いんだろう。
たまにエポックなのが出てきて、がっと流れが変わるのは変わるけど、全ての作品にそんなエポックさは求められていないわけで。
>>653 ラノベのネタの範囲自体は広いだろ。売れたものの後追いで似たのがわっと出るのは否定しないが
海外ドラマってのも売れた・人気の出た海外ドラマだけ見てラノベの悪いところだけ見て
二者を変なところを比較してね?
それにしてもラノベと一般で題材に扱ってよいものが色分けされてるから
どっちもスキーな俺としては、両者を融合した作品が見てみたい
ラノベで扱うのおkな題材
UFO、怪獣、超能力、お化け、異世界、
一般で扱うのがおkな題材
SEX、レイープ、児童虐待、いじめ、・・・
他にもまだまだ色分けできそうな要素がある気がす
一般って本一冊で完結して次々趣向の異なるのを出してもいいよな。
ラノベでは打ち切りは別として、連載前提で一つの作品を何年か続けるよな。
となると重い話題でどこまで読者がついてくるかという問題があると思う。
3巻単位(=900〜1000p、ハードカバーだと一冊半ぐらい?)で完結して
次々作品変えるラノベ作家って結構いる?
そういう売り方になっているのは結果として、売れない作家だな。
現実問題として。
3〜4巻はスニーカー文庫の冴木忍とか小林めぐみかなあ。
三上延、三雲岳斗、阿智太郎とかは4〜6巻で細かくシリーズ終えてるね
663 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/11(火) 14:34:19.42 ID:JEj+Vooz
>>659 云わんとしてることはわかるが、はっきりいって認識が甘いぞ
呪文詠唱なんかはさすがにきついだろうが、ちょっとしたオカルト要素は一般でも全然いけるし
いじめや虐待ネタはラノベでもキャラの背景としてわりとある
664 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/11(火) 15:15:47.17 ID:kekogMjv
扱って良い悪いじゃなくてやりやすいかうけるかどうかだろ
一般とラノベの区分けから曖昧だって話は何度も出てるのに題材で色分けできるとかアホか
>>627 小説じゃないけど、Fateの呪文はドイツ語だったな
あれはルーン文字を音写したという意図なのかなと思う
宮部みゆきみたいな重くてハードな超能力や催眠術を扱う人もいるしな
個人レベルの話で妖怪・幽霊くらいまでは一般でも普通にいける
超能力キャラが集まって組織とか作って、何かと戦ってるみたいな現実と
離れた方向性にいくとラノベの領分
古いタイトルだけど
ナイトヘッドとか、ホラーと思ったらSFなリングとかね
角川ホラー(ってまだあったっけ)あたりならオカルト系はぜんぜんありだし
妖怪とかもむしろマジでやるんだったら一般の領分だな
山本弘あたりは一般レーベルでラノベ的題材を扱うし
>>660 野崎まどのようにMW文庫の作家はシリーズにせず単発が多いかな
ほとんどが5千(オリコン観測外)も売れないからだろうけど入間人間も最大で2冊だし
客層が純ラノベ層と違うんだろう
一般文芸寄りの売れ方だなMW
基本は1万くらい刷って、それを数年かけてだらだらと売り切る感じ
たまにヒットが出た場合はその限りではないが
こういうスタイルだとどの作品から手に取るか分からん上にどこにでも
全部あるとは限らないから、単発のが売れやすそうだ
ドラマSPECみたいなのの扱いは…?
>>664 別に一般に扱っちゃいけない分野があるわけじゃないしな。
一般でラノベ以上にハチャメチャなコメディなども沢山ある。
自由ってだけなら、むしろラノベよりはるかに自由。
それが対象読者に売れるかどうかで結果的に選別されるだけの話。
ホラーは群像劇色が強く俺TUEEEできないからラノベでは無理だろうな
甲田の一人舞台つっても過言じゃ無いな。ホラーは。
今年ホラーアンソロジーなんてもの出してる
ファミ通を忘れないでください
角川はホラー文庫に隔離しているしなぁ
やっていることはラノベとそんな大差もないんだが
一つに固めたほうが読者も買いやすそうではある
>>676 あれは隔離って寄り「リング」で来たホラーブームに乗るために、
ホラー専門だとわかりやすく独立させただけだけどな。
ジャンルで固めてレーベルにすれば、作者のこだわりなく
全体的に読者が読んでくれるからな
そういやアニメも漫画も定期的にホラー押しみたいな時期があるけど
ラノベてそんな流れになったことはあった企画はあまり無いな
モーフィアスの教室を読んだ時に少しホラー風味なラノベの可能性を感じた時期もあったんだが
いかんせん内容も作者も地味で…
恐怖は視覚に訴えると強いからな。小説ではどうしてもそっちよりは弱くなると思われる。
ラノベの妖怪や幽霊は大抵美少女で気さくに喋ったり触ったりできるしな
幽霊だから怖いってほど単純じゃないし
アナザーはラノベに含まれますか?
ホラーってのはガチでやると悲壮で救いがないからラノベ読者にはウケが悪いんじゃね。
昔ジャンプでやってたオムニバスホラーも、
ほとんど怪物とのバトルやハッピーエンドばかりだったし。
ラノベは、多分にキャラ小説だからな
ホラーでキャラを殺せないんじゃ興ざめだし
キャラ小説で人気キャラ殺しちゃファン逃げるしな
ある程度死ぬ人間がいないと、死ぬかもしれないって恐怖に
繋がらないってのはあるね
ドラマや映画のホラーとかも、少し間違えば怖いどころか
爆笑物になりかねなかったりするからな
686 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/11(火) 18:59:30.21 ID:Ml17v9xu
>>648 日本の密教じゃ九字を言うからな
言霊の文化圏だから当然だけど
アナザーのアニメの死に様は、半ばギャグだったな。
ブリッジ死とか。
一般とラノベで扱ってはいけない分野って言うか「扱ってもウケない分野」の間違いだろw
単純にロボ物とかどっちでも敷居が高いっていうか活字媒体に向かないのを除けばそりゃ何でも出せるわ
>>655見たいなニュアンスでの話がどうしてラノベも一般もどっちもどっち見たいな話に収束するんだよw
ネットで人気が出た作品は即出版みたいな風潮(ry
最初期に出た人は大丈夫そうだが、好きに書けるからネット小説やってたって人が大半だから、
編集にあれこれ口を出されたりして嫌気さしたりとか、プレッシャーで書けなくなりそうな人も
多そうで、途中で放り出される作品ばかりってことにもなる可能性が。
なろうなんて途中で放り出された作品の墓場だからなw
別に出版されなくてもそんなもんだと思うよ
なろうで人気が出た作品は根気のある作家ばかりだよ
というより根気がなきゃ人気は続かない金にならないのに
なろう出身の有名作品って何かある?
SAOや劣等生は理想郷じゃなかったっけ
>>693 劣等生はなろう出身でSAOは個人サイトじゃなかったか
劣等性はなろう
SAOは個人サイト
同作者のアクセルワールドが理想郷
来楽零がホラーラノベ書いてて普通に面白かったけど
ホラー物はラノベと一般の区別がますますわからない
ホラー専門はかなりレベル高いけど、ラノベはどの辺りまでやるかだよな
ラノベ文体だと下手したらギャグになりそうだし
そう言えば、映画やドラマで一時代築いたキョンシーを復活させてもいいかも
>>697 ホラーではないゾンビものとかは出てるし
異能バトルとかでは吸血鬼もわりと定番
ホラーもののガジェット自体は使われている
噛み合わないのは、ホラーもののテイスト
主人公とヒロイン位は最終的に助かるかもしれないが
生き残れるかどうかのドキドキ感や恐怖っていうのが似合わない
単発でなら書けない事も無いだろうけど、シリーズ化は難しいし
キャラ小説としては行けてない結果に成るだろう
ホラーラノベというとゴーストハントは割りとよかった。アニメもできよかったし
ラノベじゃないけど、その辺なんだかんだでひぐらしはうまくやったよな
あれだよ。敵になる化物が気味悪いのはいっしょだけど、
主人公側が霊能力あるとか超能力使えるみたいな要素があると
一気にラノベ的になる
>>698 むしろ逆に幽霊、怪物側を主人公にして人間を襲って食い殺す話にすればいいか。
題名は「俺は怪物だけど人間襲うのは面倒だよね」で。
だな、魔王・悪魔や吸血鬼、ゾンビなんか主人公の話あるんだから、幽霊や妖怪、怪物が主人公でもあり…ってニャル子もあったか
>>703 いや、それはいくらでもできるが
やってもホラーに成らないだけ
「恐怖」が無いとファンタジーにしかならんのよな
甲田学人は頑張ってるけど、やっぱラノベとホラーは相性悪いな
ミステリーも相性良くないけど、こっちは「名探偵」っていうキャラ性がある分マシか
ホラーの場合、主人公さえも使い捨てにするだけの思い切りがいるからな。
傑作ホラーも2作目からgdgdになるのは、シリーズ通じて登場するキャラが出てしまって連続性がサドンデスの恐怖をスポイルしちゃうからなわけで。
基本、シリーズ前提のラノベとは食い合わせが悪い。
バトルロワイヤルとかもジャンル上ホラーにも分類できるよな?
ああいう方向で作るとかは?
もしくはレクターシリーズとか
ある種カリスマのある猟奇的な奴を置いておけばいけそうだが
ホラー以外もだけど単発で終わらせるって言うのが基本的にラノベと相性悪いよな
週刊漫画じゃないがある程度巻数無いと売れない
>>708 ジョジョみたいに時代を下るとかパラレルとか、スターウォーズみたいに、時代を遡るとかいろいろ売り方はある
博打打ちな感じもするけど
ホラーは通常は禁じ手の投げっぱなしジャーマンがある意味では必須になってくる。
危機を脱して、物語の膜が降りようとしているその矢先にシムラーウシロウシロ! っていうところで終わるみたいな。
そっからどうなるんだよ! どーすんだよ! というのは放置プレイ。
これがホラーの基本的な手法の一つで、これはラノベには致命的に食い合わせが悪い。
なんとか連作にしようとすると、せぇるすまんとか夢幻紳士みたく狂言回しを主人公にして犠牲者を使い捨てにしていくしかない。
あるいは同じ記号を与えたキャラを毎回使い捨てにしていく学校怪談方式か。
どのみち、キャラを全面的に押し出すラノベとは相性悪いなんてもんじゃない。おまけにニーズも多いと言うほど多くないし。
高橋葉介ファンかw
ホラーこそが真の群像劇だと思う
主人公はおろか登場人物全てが圧倒的な恐怖の前には脆弱な一般人にしかすぎない
呪怨の様に脚光が当たった人物全てが非業の死を遂げたとしても許されるのがホラーなんだ
713 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/13(木) 01:16:10.14 ID:1i1I4bVA
ラノベ層が求めてるのは
強い奴に勝つより強い自分(主人公)や
強い奴にあの手この手で勝つ弱い自分(主人公)
であって、勝利することが前提なんだよな
弱い自分(主人公)が恐怖に負けることを
前提とするホラーとは相性が悪い
ラノベの枠でホラーやれそうな手法考えてみた
主人公チーム5人位は非戦闘系の異能を持っていて
未来に起こるかもしれない可能性の未来へ行ける、別メンバーの能力で元の時間に帰る事もできるが発動条件が厳しい
毎回主人公達は、ゾンビやゴースト等が溢れて人類が滅ぶ未来へと行ってしまい、命からがら逃げ帰る
逃げ帰ったがその未来では人類破滅確定
何とか人類が生き延びる未来を求めて別の未来を探し続ける。そのうちにメンバーの一部が半ゾンビに成ったり、吸血鬼もどきに成ったりするとか
このやり方なら、滅びる世界の恐怖とキャラ継続のシリーズ両立するかも
ネットの怖い話はわりと需要があるけど、きちんと小説になったホラーって実際どんくらい需要あるんだろ
ホラーって実話ってつくだけで怖さが100倍くらい変わるからな
ネットの怖い話は、体験談として語られるのが大きいんじゃないか?
まあ、実際には体験談の一部コピペしてぐぐるといっぱいひっかかったりするけどさ
あとネットの怖い話って「意味が分かると怖い話」とか、ショートショート的に怖さの余韻を引くのが多いと思う
ちゃんとした小説じたてになると需要減るんかねえ
都市伝説の類だからなそういうのは。
それを題材にするなら兎も角そのまんまじゃ短すぎる。
ラノベでホラーというと水城正太郎の「ちょコワ」なんてのが
見た目とタイトルに反してかなり真っ当なホラーだった記憶が
最初はオチが付くような話も交えつつのよくある小話集だったのが
バラバラだった話に繋がりが見え隠れし、しかも自分たちの周囲で形になり始めて、
気付いたら引き返せないとこまで深入りしていて……という話
ホラーはシリーズとしては難しいだろうけど、
質の高い一巻完結を定期的に出せる人がいたら重宝するかな。
ラノベとの組み合わせはやっぱりあまり上手くいかないかもだけど。
ライトな部分がどうしてもホラーの恐怖感って肝を薄くさせるような。
日常ものアニメや漫画はわりと人気があるのに、ラノベであんまし流行らないのはなんでだろ
一般エンタメでもまったりした日常系はわりと需要があるのにな
日常系の上手い書き手がラノベ分野にあまりいないだけだろうか
上手い書き手がいないってのは違うんじゃないかなぁ
ファンタジーなんかはラノベでは一定の需要あるのに、アニメになるとだいたい爆死だし、
ラノベ・マンガ・アニメでそれぞれ需要が違うのかもしれん
>>720 日常物の定義は?
何があれば日常物で、何が入ると日常物でなくなるの?
はがないとかは日常ものではないのか
文章と漫画じゃ展開の仕方がまったく違う
特に雑誌連載と1巻書き下ろしじゃ後者のほうが日常はきつい
日常物はその世界の特に何事もない日常の一コマを切り取った群像劇って感じだな
>>725 そんな感じだな
たとえば恋愛要素があってもいいけど、そこをクローズアップしすぎないとでもいうか
自己主張の強い主題をおかないのが日常系だと思ってる
連続テレビ小説みたいなノリか
SAOの作者の作家収入が村上春樹を抜いて2位になったらしいな。
とうとうラノベがまともに評価される時代が来たようで。
現状でもどんどんラノベ調の小説が増えてる事だし、
一般文芸()の代わりにこれからはラノベが小説のスタンダートになりそうだな。
2011年はかまちが4位で既に村上より上だったし別に今更なぁ
>>727 俺もSAO面白いしAWも読んでるしアンチじゃないと前置きしてるけど
実は本気で誰が買ってるのか真剣に気になる。いくら何でも売れすぎじゃ無いか?
かといってネットで話題の草の根的な場所で話題になってるって言うのもあんまり聞いたことないし
なんか突然プッシュされて突然売れた見たいなイメージが…ハルヒの時はアニメ化の前から本屋で平積みされてたのは覚えているんだが…
>>720 前にどっかで似たような議論があった気がするが、
漫画やアニメで流行ってる「日常もの」て基本女の子が数人でキャッキャしてるヤツだよな?
で、偏見混じりなのは承知のうえだが
そういう作品って可愛い女の子が戯れてるのを眺めてるだけで他は何もいらねえ、
とそういう需要なんではないか
重要なのは「可愛い女の子」を「眺める」という部分であって
ラノベと比較して媒体的に映像や漫画の方が圧倒的に強い
だからラノベで似たようなことしようとしても難しい
そもそも刊行ペースそのものが違うものを年ごとの作家収入で単純比較してもなあ。
ラノベの場合、アニメ化でブースターかかった最高到達点でしかないし。
同じ作家がこの先十年二十年その地位を維持できない限りラノベの地位とはいえない。
そもそも収入で勝ち負け決めるならいまごろ漫画が小説分野を滅ぼしてる。
一般はいつも同じ面子が上位だけどラノベは毎年新顔が入る
それだけ新陳代謝が激しいということで成長の証といえる
逆に言えば旧顔がすぐ消えてるだけとも言えるな。
アニメ化で既刊を一挙に売ったあとは使い捨て。
ビジネスとしては正しいけど、それが成長と言えるかどうか。
「戦場日常系」って日常系にはいる?
ゲリラ組織が訓練して、女のゲリラ兵で性欲処理して、
ケシを栽培させてる農民に、おい作柄はどうだ、と聞いたりっていう日常を描く。
使い捨てもなにも、別にアニメ化しなくても次シリーズこけたら
売れっ子がいなくなっても別におかしくない業界だしな
ノウハウは編集とかが貯めてるんじゃね
>>733 自分がアニメを見なくなる=オワコンと叫びたがる人はいるが、
アニメ化で一斉に集まったのが落ち着いて意味元通りになるだけで
アニメ終了と同時に作品や作家自体も使い捨てされて終わるケースて
そんなに無い気がするけどね
やたらとアニメ化失敗の印象が強いSD文庫ですらそこまででは無かったような
>>733 成長かどうかは微妙だが、もともと大衆小説のよまれ方ってそんなもんでは
1960年代の読み捨て大衆小説で残ってるものがどれほどあるかというとほとんどない。
松本清張とか横溝正史はそりゃ残ってるが、多分当時バカ売れしても今は古本屋にもほとんどないやつが
ゴロゴロあるはず。
まあそういう意味でも作家の収入で比べるのは何だかなって話だな
>>734 作中の奴らはそれが日常だろうけど、読者にとっては日常ではないので、狭義では日常ものではないだろと思うが
SAOの場合は、MMO経験者が爆発的に増えたのも一因だと思うけど。
自分が経験したゲームを題材にしたノベライズが出ると、つい手が出るって感覚で買う人が多いんじゃね?
>>737 そこは相対的な印象なんじゃないか
右肩右肩うるさい売り豚にとっては「落ち着く=オワコン化」だし、そういう奴が
外野として騒ぎ立てたがる今のネットだとやっぱ使い捨てイメージが着いちゃうんじゃ
オワコンかどうかはA巻発売から次巻発売までの期間のA巻の売り上げ(リアルタイム買い)を
4巻の、5巻発売までの売り上げ額を100として比をとったパーセンテージで決めればいいのではないかと。
リアルタイムで追いかけている人の数が一定程度割り込んだらオワコン。
1巻は受賞ブーストがあるから避けるとして2巻か3巻を基準にしてもいいかもしれん。
俺としては突出した一作の売れゆきよりも、その下の層の厚みがどうなってるのかが気になるな
アニメブーストって巻別にみるとどの巻が恩恵受けるの?
アニメから入って新しく原作買おうという人は1巻から全部そろえる傾向があるのか、
それともアニメでやっていない後のほうないし外伝を買おうとするのか。
アニメ化ブーストって大体放映中に起きるから、その時点では何巻までやるか分からないし
1巻からとりあえず買うんじゃないの?
実際大阪屋ランキングとかで伸びるのも大抵1巻からだし
中堅レーベルの看板クラスと大手レーベルの中の上クラスならどっちが売れてるんだ
一時はアニメ終了に合わせてシリーズ完結とか、逆にアニメ化すると作家が書かなく・書けなくなるとかあったろ
アニメにパワー負けスピード負けするんだろうがね
まあアニメブーストも実力の内つーか、それ込みでラノベだな
>>747 放送期間が1クールのアニメだと、放送中に2巻は新刊だそうとして
開始月に出た2ヶ月後に出るから無理が掛かるとかも有るだろう
と言うかそもそもラノベ原作のアニメ化って鬼門も良いところだよなーとは思う
だってラノベの平均的な一巻内容を忠実にアニメ化するだけで2〜3話くらい平気で食うだろうし
尺に合わせてカットしたら原作ファンが怒るしで
もういっそのこと原作者にお30分の尺にあわせて劇作しろってやらせりゃいいのにとは思うw
実写化はもっと鬼門だとビブリアが教えてくれた
>>748 ようはスピード負けだな
コンスタントにストーリー消費するアニメの方が速い
ラノベは刊行が早いみたいに言うが、実際には半年や一年続き待つのはざらにある
売れ出すと尚更スピード落ちるな
プレッシャーなのか、収入に余裕が出来るからなのか分からんが
ノってる時は2〜3ヶ月に一冊はでるけどずっとは難しいよね
赤川次朗級の速筆は一般ラノベ関わらずそうそういないし
>>750 タイムリープやブギーポップは中々上手い実写化だったけどねー
半月とか死神とかどうだったんだろ見てないや
ぼくらの七日間戦争ぐらい気合いいれてくれればいいのに。
>>753 タイムリープは実写作りやすい構成だったからなあ
多分に、『実写で作れるような話』作りは意識してたと思う
主要登場人物の数や登場する場所とかシーン数とか考えられてる
最近だとラノベじゃないかもだが天地明察も良かった
>>751 ラノベがアニメ終了と同時に「使い捨て」だとするなら
今のアニメは基本三ヶ月で使い捨てだからねえ
ラノベだとその前後含めた期間に一冊出せるかどうか
中には三冊出した作家もいない訳じゃないけども
ただまあアニメと同時に作品も終わる、書かなくなる作家は
外野が騒ぐ程多くは無いっつーのが上での話
とらドラみたいな同時完結はアニメ以前に原作もいいとこまで進んでて
タイミング合わせたってだけだろうし
最近みたいに20巻とか余裕で越えるようなのより良いとこでサクッと完結してくれた方が嬉しい
漫画もそうだけど長すぎ
アニメ化の進行って1年くらい前には決まってるから、一時的に刊行速度遅めにして
アニメ化直前〜アニメ放映中で一気に吐き出すとかやろうと思えばできそうなんだが
あまりやるとこがないってことは難しいんだろうな
>>758 金の卵といえる人気作書いた作家だからって
次も金の卵を産むとは限らないから
編集者も作者自身も売れるうちはシリーズ続けたいだろう
そのシリーズで書くネタが無くなるか、人気が落ち込むか
より売れそうな気配の強い次回作の構想でも無ければ
>>759 それは、アニメ始まる前の宣伝の一貫だから
アニメ会社側からしたら出来たらペース上げて欲しい位だろう
>>760 しかし、超大ヒットクラスはともかく、普通のヒット出した奴は案外次も当ててるような気も
超大ヒットは、巻数を長引かせて作者を枯渇させるからな。
シャナの最後らへんとか、強引な引き延ばしが痛々しかったわ。
>>758 超同意
長いとgdgdになっていくし、サクっと終わらせてほしいよね
まあ
>>760の言う通り、「次も売れるか分からない」ってのがあるから、
売れてるうちはシリーズ続けたいってのは分かるが・・・
>>762 当ててない人もいるわけだし、作家と編集からしたら博打は打てないだろうさ
500万部越えてアニメを二期三期やっちゃうと、働く気無くなるだろうな。
>>762 いや、二つ目で評価落とす奴もいるぞ
誰とは言わんがな
共通するのは、作者の得意な分野や話の組み立てじゃなく、安易に出版社や編集の希望を書かされている
アニメで嵌まって盛り上がっても、原作を買うか円盤を買うかでも分かれる事ってないかな
>>767 アニメ専門って奴じゃなきゃ、円盤買う程なら、原作も買うんじゃね?
10巻買って1枚分位だろ?
時間の問題は有るから小説は読まないのも居るだろうが
というかアニメ効果で原作の部数が万単位で伸びるのは珍しくもないが
円盤の売上は2万3万行くような作品は本当に極わずか
円盤がそこまで売れるような作品の場合原作の伸びはもっと上ってのが殆どかと
つまり円盤か原作かで分かれる、と言える程に円盤優先する人は多くはいないと思う
今は不景気だからそういう一気にラノベ界隈の流れが変わるような変化球作品が選ばれないって部分があるんじゃ無いだろうかと思うときがある。
で、そういう流れが変わる様な作品ってのは、数多のアイディアだけのつまらん駄作の中から生まれる訳で
カテエラとか何とか言って潮流に合わせようとしている今の風潮からして不景気だから堅実なのをレーベル側が選んでる部分があるって言うのもあるだろうし
ここのスレで求められるライトノベルが出てくる条件としては
・何でこんなレベルの駄作が商業デビューできてるんだと思いつつも許容できるキャパ
・アイディアやタイトルや最大瞬間風速一発狙いで後は尻窄み見たいな作品でなく、新しいアイディアや発想による作品が面白く錬磨されるまで待てる時間
・新しい面白い物・王道的な面白い物を探せる受け手の力量
・それをボトムアップできるキャパを持つ人物とか企業
とかなり難しい条件になる。「今までにないものを」って本来はレーベル側が公言するような事じゃないんだけどね…
既にプロになってるなら売れる方向に行くだろうし、結局そういうの見つけるには数多のワナビから選ぶしか無いのに
実際はそのワナビすら潮流や流れを重視しているっていう完全な閉塞循環状態…
ネット小説ばかりのヒーロー文庫が好調なようで
これからは電撃の狭き門に投稿するよりなろうで上位になって出版のルートを選ぶ人が増えそうだな
好調なのか…なんでもそうだけど、事前チェックってのは大事だから、そこで落ちるかも
なろうで上位になることの大変さ+ヒーロー文庫の知名度の低さ+作品数の少なさから目立ちやすい
VS
電撃大賞でトップになることに大変さ+電撃文庫の知名度の高さ+作品数が多いので埋没の可能性
を比べると前者のほうが投稿者にとってお得とはいえないのではなかろうか。
書店においてくれる営業力では主婦の友社のヒーロー文庫もけっこう強いだろうから
そこは大体五分とする。
主婦の友社って、一応は電撃を抱えていたこともあるんだよな。
なんか、妙な気分だ。
まあヒーロー文庫で本だしてもいっぱしの作家扱いになるかは
正直微妙な気がするしね
ネット発信の良いところは即時性だと思う。
原稿用紙数百枚分書き溜めなくてもいいし、(出来がよければ)万単位の人に読んでもらえるし。
ネットではあつかうサブジャンルが評価に影響するってことはあるか?
今だと異世界物じゃないとそれだけで評価がマイナスで読者が減るのかね?
(なのに対して応募はある程度自由)
>>776 早いってのも事実だが
フィルタが入らないんで、挑戦的な内容をそのまま出せるのも強みだろう
完成度の低さ(誤字やら表現の稚拙さ)は商業化の前に直す機会をとることになるだろうけど
商業の基本的なとこを外しまくってもウェブからだせるから、そのへんは
強みではあるな
そのせいで面白くなくなっても自己責任だけど
>>770 潮流とかうかがってる連中は、たぶんいつまでたっても書かないから気にしても
仕方ないかと。
そーいう人らは「通らないものは書きたくない」んだし。
何だワナビが混じってるのか?
流行に乗るな、流行を作れ
そうか、もうネットの拾い上げは珍しいものじゃないんだな
比較的近年に出始めたネットからの商業デビューの話をして
流行について及んだらワナビのレッテル貼るのって何なの?
サロンパスとレッテルは貼ったもん勝ちなの?
ネットからの商業デビューって、必ずしもラノベじゃないし
なんで「発信」とか「いつまでたっても書かない」なんて話題になるんだよ
糞ワナビは死ね。とはっきり書かないと分からんのか
>>770 いや、ラノベって別に守るべき何かがあるとか目指すべき境地があるとか
そーゆーもんでもないし、そんな「変化し続けなければ死んでしまう」みたいに
テンパってもしゃーないかと。
なんか思考実験にハマり過ぎてるように見えるぞ。
>>785 元々読者の裏、パターンの逆をつくのがラノベ
王道・定型ありきのジャンルだから幅がない
読者の共通認識が薄れていくなかで、それでも裏をかく事を求められる
ミステリほど厳密ではないけどね
「ラノベの定番」なんてやってたらすぐ飽きられる
>>786 たぶんそーいう風にパブリッシャー側で考えてるのが
このラノとか講談社BOXあたりなんだろうな、と思う。
電撃って改めて偉大だなって思った
王道を外す裏をかくって文字見るたび
おめーそんな本読んだ?と思ってしまう
ワナビが言ってるならお前なりたいの編集だろとも
足らないの発想じゃなく学歴だろと
3行目の意味が分からない俺低学歴
たしかにわかりにくいな。つまりは
ワナビが「王道を外す裏をかく」などと繰り返し発言してるのだとしたら、
そいつがなりたいのは作家より編集で、学歴その他で無理なんだろう
と。
俺なりに付け加えると
自分が通りたい・自分がチヤホヤされたい・自分が楽したいと、その手のワナビはどこまでも自分本位で考える
だからダメなんだろう
面白いもので他の人を楽しませたい・楽しませようという、与える気持ちなど想像もつかんのだろう
よくそんな貧困な精神で作家志望なんかやってるな。消えてくれ
うん
ワナビじゃないんだけどね
だれがどんな動機で作家をやってもよくね?
ヒャッハーしたくて傭兵なるやつもいるだろうし、
権力のために宦官になるやつもいる。
四次コンさんにお出まし頂くまでもなく、王道外しや裏をかいて面白くできるのは、
まず王道どまん中を面白く書ける実力がある人間だけなんだよな。
先日亡くなった勘三郎さん曰く、型を学んでこそ型破りができる。
型もできない奴がやったら形無しってやつ。
ま、心配しなくてもその程度の連中は永遠に作家志望だよ。
志望するぐらい許してやれ。
いや、だから、ここはそんな作家志望の人間にまで気を配る所じゃないし
しかも何か書いたんならまだしも、何も書かないで管巻いてる奴なんか価値無いよ
なぜすぐに作家だのワナビだのの話にずれるんだろう
しかしラノベってそんなに読者の逆を付くとかだけ狙ってるか?
目新しい・驚かせる要素と王道・お約束なんかと両方重要だと思うけど
いやそもそも全てではないにしろラノベが「定石外し」なのは事実だろ
ワナビがどうこうは全く関係ない
それがわかんない奴は、そもそも「定石」が分かってないだけだよね?
「定石外し」がパターン化して「新たな定石」になったのがラノベ
でも「新たな定石」ではすでに意表を付けない状態な上、パターンが少ないので広がりがない
「新たな定石外し」をやると、読者の意識の違いによって単なる「裏の裏は表」でしかなくなる
はがないに出てきたキャラみたく「男の娘と見せかけて、普通に女の子」という状態
「9作はクソ作品を出すけど一作では爆発力のある超大作を出す作家よりそこそこ売れるのを絶対出してくる作家の方が使いやすい」
この次点で答えは出てる話だろうにとは思うんだけどね
>>797 そもそも定石が何をどこまで指してるのかわかんない
何が定石で何が定石外しなんだろう?
例えば禁書とかフルメタとかハルヒとかみんな定石外しになるのか?
>>796 ミリオンヒットのタイトルみても、むしろ読者の意識ないし無意識の要望に
「近づいた」作品がヒットしてるわな。
そこに定石というものがあり、それが破られたとしたら、単にその定石自体が
すでに読者側にとってさほど重要でないものになってるだけの話で。
どっちかというと、そういうフレンドリーすぎる姿勢に自分の小説観を
打ち破られた人が、その衝撃を「物語の定石の破壊」という形に転化して
受け取ってるんじゃないかとすら思う。
そもそもラノベの源流であるスレイヤーズが定石はずしだったから
そういう要素はあるね
でもロードス島戦記もラノベだから全部がそうっていうのは言い過ぎな気がする
文学理論なんかの談義をラノベに持ち込まれるくらい一般化したって言うのもあるけど
その文学理論自体も机上の空論で思考実験しまくりで現実と乖離して批判されてるんだから
小難しいこと考えずにやれば良いと思うんだけどな
スレイヤーズだって、ドラクエから始まるRPGで定石が広まってたから定石外しが
機能していたんであって。
ラノベに限らず、ある程度の定石が確立したジャンルなら、常識の逆をやるって手法は
必ず出てくるじゃん。
>>801 スレイヤーズは「RPG」の定石(レベルアップして成長)からは外れてたかも
だが、当時の「ゲームファンタジーファン」の持ってた「強力キャラでガンガン
パワープレイ」という欲求からはむしろドンピシャリだったぞ。
つまりは「読者の潜在欲求は物語の定石に収まらない」んだってことであっても、
「定石を外せばラノベ足りえる」わけではないと思うな。
>>801 スレイヤーズもガワは定石を外してる要素多いけど
内容はけっこう王道な展開やファンタジーやってる部分もあると思う
まぁスレイヤーズが王道ファンタジーなんては言うつもりないが
それにRPGがスレイヤーズまでにそれまでのファンタジーの定石を変えてる部分なんかもあるわけで
ラノベは「定石外し」って言うとなんか意味が広くてよくわからん
うお、他の人のレス読むとさらにわけわからん
そもそもファンタジーの定石とはなんぞや
何がファンタジーの定石でラノベはその定石外しなんだ
はがないは感動するストーリーなんていらないという定石外しだな
必ず最後に残念になってぐだぐだになるオチ
大雑把すぎる区別だとよくわからん理論だな
新しい定石が単に逆ってだけなら、元に戻せば新しい定石外しになって
別に解決するし。
最近の魔王勇者モノは定石外しが定着した新たなジャンルだと思う
かといって、元に戻って勇者と魔王が戦っても、新たな定石外しにはならんな
逆にすると「魔王(Lv,1)」みたいな感じかな
でも元に戻さないと、新たな定石外しができないほど無茶苦茶だから
もうダメってことを言ってるわけだから・・・
新しい定石外しができちゃうと理論が破綻しちゃうねえ
男が風呂上がりで体拭いているところを女が戸をあけて、
で男が「キャー」っていってグーパンないしものぶつけるっていうノゾカレ(nzkr)って定跡外しになる?
程度はいろいろで、キャーで戸をバタンから、疾風の拳が腹につきささって後ろの壁まで吹っ飛ぶぐらいまで。
他に考えた定跡外し
・敵役をイケメンで人当たりもよく小奇麗にして、一方主人公をブサでグヘヘって笑うようなキャラにして、
でバトらせて、敵役が負けて死ぬときも、かわいい女がでてきて「〜〜君、死んじゃ嫌!」とか言わせてほれほれ感動するやろ〜っていうあからさまな演出をして
見てる方を白けさせるっていう「逆醜悪化」
・はじめ主人公にべたぼれの状態から始まるけども、イベントが進むたびに冷静になっていって最後はツン状態になるヒロイン「逆ツンデレ」
・敵の撃つ銃は一発必中で急所ははずすもののお前何なのFPS歴100年なのっていう雰囲気出してるのに
こっちの銃は何発撃っても当たらない「逆命中補正」
うーんどれもいまいちかも
魔王レベル1はいいんじゃない。勇者になる話があるなら魔王目指す話とかさー
ありそうでなかったを目指せばいいのかな?
例えば、映画マトリックスとか
王道ストーリーだけど、バトル描写が既成概念をいろいろぶっ壊してくれた
空気の渦が見える弾道描写や、カメラを水平に並べての画期的な撮影方法、ワイヤーアクションによる常人を超えた動きとか
公開された時の衝撃は計り知れなかったな
ストーリーはほとんどの読者置いてけぼりだが、アクションとキャラで掴んでたよね
セオリー外しというか
ラノベって、そもそもジャンル分けしにくい作品がある程度の勢力を誇ってる気がする
一昔前ならブギポとかキノとか
最近なら、文学少女とか人退とか入間作品とかか
>>811 なるんじゃね?
男主人公が実は天使か悪魔かで、体に羽とかスティグマみたいなのがあって、それを見られるとアウト
正体を知られたくな主人公側と、主人公が好きで、骨の髄まで知りたいヒロイン側とで、ラブコメでもなんでもできそうだが
>>813 昔々、偉大なる勇者が魔王を打ち破り、平和が訪れてから長い長い時が流れた世界、
いにしえの魔王の率いた魔族は世界のあちこちに散らばり、人里離れたところに小さな村を作って住んでいました。
その中の一つ、世界でもそこそこ北のほうにあるシャイターン村は、
魔族の中でもやんごとなき恐ろしさを誇ったと伝えられる「貴魔族」の嫡流を名のる人たち――魔族をひとりふたりと数えていいのかは分かりませんが――が住んでいました。
その自称貴魔族のとある一家にイブリースという子がいました。
イブリースは小さいころは友だちもいくらかいたのですが、
田舎になじめない変わり者の性分が目立ち始め、12,3才ごろから自分の想像の世界の中で遊ぶことが多くなりました。
あるときイブリースの「僕は世界をして震撼せしめし魔族の高貴なる末裔だ、ハッハッハ」という声が夕日とともに聞こえてきたと伝えられています。
>>806 形式的なファンタジーの典型と言えばトールキンの「指輪物語」
あれが現在のファンタジーの核部分に限りなく近い物。
そもそもラノベは形式通りのありきたりなお話がほとんど。
よく言われるように形式通りのお話じゃないけれど、
それ以下の貧弱な発想から考えだされた話ほどつまらない物はない。
逆に一定の形式に従いつつもその中で、
どれだけ工夫を凝らして面白い物が書けるかって言う方が難しい。
そもそも基礎・基本が何かすら理解してない上に、
それが書けない人間にはそれ以上の物なんてまず書けない。
>>819 それはジャンルの形式を外すことと
お話の形式を外すことを取り違えてるってだけじゃね?
そしてイブリースが16才になった年、家で大ゲンカが起きました。
父親はイブリースの変わり者ぶりに業を煮やして説教をしたのですが、イブリースはそれに反発してやり返したのでした。
父「お前はその年になってまでごっこ遊びをして!そんなことでどうする!」
イブリース「ふっ、お前のかーちゃん出ベソ」
父「話を聞いているのか!父さんはな、お前がこれからちゃんと暮らしていけるのか心配しているんだ!
母さんから聞いたぞ。大魔王の物語なんて真に受けて、戦いごっこを妹にやらせたんだってな!
しかも妹が魔王に襲われる王女役で、お前が高笑いをしながら王女をさらうだと?」
父はそう言うと片手で顔をおおってため息をつきました。
父「いいか、今後一切そういう遊びはやめろ。そしてちゃんと働いて、平凡でもいいから悲しいことのない人生を送るんだ。」
イブリースは黙ってそれを聞いたあと、口元だけで笑って言いました。
イブリース「俺にそんなたわごとを言うというのか。生きるために食うのか、食うために生きるのか分からなくなったその口で」
父「何を言っているんだ。お前はそんなに偉くなったのか?本当に魔王になったつもりか?
魔王だというならこんな家にいる意味はない。早く世界を征服しに出ていくんだな!」
父は村の中では温厚で知られる人でしたが今度ばかりは語気を荒らげました。
イブリース「……そうだな。ここは僕にはふさわしくない。グマイなる輩を捨て去り、この世を戦慄に染めてやるとしよう」
そういってイブリースは居間を出て別の部屋に入り、袋をもってきて、食べ物をいくらか詰めたあと、門を出ようとしました。
そして一度だけ振り向いて父親に言いました。
「僕は、魔王だ」と。
こういう感じでいいですか?
死ねばいいと思うよ
よしなら話題変えるか。
「話の基礎が分かってないやつが奇をてらってもいいものはできない」というのを正しいとして、
話の基礎が分かっているかどうかというのはだれが判定するわけ?
講評シートとかサイトでの評価とかは作品の評価だけで、
話というのはこう作ると教えてくれるわけじゃないでしょ?
脚本の本を読むなどして勉強したとしてそれを計る場所がなくね?
ここワナビスレじゃないんですけど
その人が書いた「奇をてらわない作品」の出来で判断すればいい。
まあ、その手で判断できるのは一定数の作品を発表してるプロの作家だけだが。
というか、その程度(話の基礎)はプロの作家ならできてて当然のレベルだが。
この本に全部まとまってます、これを血肉とすればOKです、あるいはほらこれが免許皆伝の証拠ですっていう何か外部化されたものがあるわけでもなく、
具体的な内容が言及されることの回数は、上から目線で格言的に口にされることの回数よりもだいぶ少ない「話の基礎」なるもの。
この言葉のあつかわれ方は不思議なのですよ。ええ。ここはワナビスレじゃないんだけど、とスレを統制しようというだけのレスよりもよほど面白い。
ラノベ独自の話の基礎があるのか、あるいは全ジャンルに共通なのかとか、
話の基礎なる概念が作られたのはいつなのかとか、話の基礎が分かっているかどうかは数量化できるのかとか、
疑問は尽きません。
>>827 スニーカー文庫(正確にはその前の青帯)の初期の仕事のひとつは
角川ノベルズで出ていた「リーンの翼」の文庫化。
この点から考えてもラノベがその他体系から「小説として」差別化
できるだけのものがあるわけではないことは明白っしょ。
ラノベという枠が出来た後に発生したゆえに、ラノベにしか存在しないネタや
技法はあるかもしらんが、それをもってラノベの特殊性とするには弱いと思う。
魔王勇者モノは、本人の意思と関係なく、魔王・勇者の役割を強いられてるってのが根底にある
この辺はゲーム的な感覚がないと理解出来ないんじゃないかな
そこを分かってて当然みたいに考えてると「なぜ戦うのか」って部分がぼやける
>>829 「本人の意思」と「与えられた役割」との齟齬はゲームならずとも
誰しも経験することだとは思うけどね。
「役割」以外の意思表示を殆ど制限されたゲームが一番わかりやすい、
というのは間違いないだろうけど。
別にそんだけ問題点がわかってるなら、それを逆手にとっちゃうのが
ラノベだと思うしね
魔王というのが愛でるものという扱いでは無く
魔王というのが、世界中の人の怨みを一身に背負い
勇者の手で討たれることによる昇華を担う一種のイケニエという解釈はどうか?
良く『異世界から来た魔王』と表現されるのも、異世界からイケニエを召喚して魔王システムに組み込んでるとか
その前提で、魔王として召喚されたのを幼なじみヒロイン
魔王を討つ勇者として召喚された主人公が秘密を暴いて幼なじみ助けるとか
これも、一種の勇者と魔王という形式のアレンジじゃないかな
ワナビが考える『面白い』ってどの新人賞に送っても見向きもされないようなゴミじゃん?
そんなやつの審美眼に面白く見えるのってゴミなわけじゃん
だからそんなやつらに面白く見られないうちはラノベは安泰だろうなぁって思うわけよ
この手のスレでワナビくさいのを見かけるたびに
普段はワナビよりワナビ決めつけの方がウザイんだが
今回ばかりはワナビ臭がヤバいわ
ぼくのかんがえたすごいらのべの発表会場はここですか?
>>834 「好きなもんは好き」をノイズとして省いちゃって、純粋に「作品同士の比較」のみ
で流行の変化を方法論として読み解こうとするからズレてくるんじゃないかな、と
思うときはある。
流行って大抵それに先んじて受け入れられる背景があるもので、だから同じ
アイデアでも時期によっては「遅かった」「早すぎた」が生まれてしまうもの。
例えば、
>>833のネタまんまの話としては、80年代末にたがみよしひさが描いた
「滅日」があるけれど、こういう流れでそういうネタが出てくるってことは、
これも「今」だからこそツボにはまる人がいるやもしれんね。
ここにいるのはワナビじゃなくプロ読者だろ
一体プロ読者とはどんな存在なのか。
編集か、書評で金貰ってる人じゃね?<プロ読者
実際ラノベのプロ読者ってラノベ作家よりなるの難しい希ガス。
王道や名作ってのをまともに読んだ事無いんだろうなって作家が居るのは確か
そりゃ読むのは簡単だけど、テーマは何とか、この表現は何の隠喩とか、そう言う所まで読んで無いって言うかね
>>830 役割の面が強くなると、魔王だから倒さないといけないと言いつつたいして悪いことしてなかったり
勇者も戦いたくないのに戦わなくてはいけない、とか
「そういうシステムだから」みたいになってくる
戦いたくないならやめればいいって当たり前の理屈が無視される
>>841 名作っていっても古今にいろいろあるけど、
これしか読んでないのとこれしか読んでないとではこっちのほうがマシっていうのはあるのか?
たとえばコーランは読んだけど罪と罰は読んでませんっていうのとその逆ではどっちが上?
できれば上にランクされる名作を優先的に読みたいのだが
オレ大きくなったらプロの読者になるんだ!!
プロレタリア読者か
>>843 そこらへんはゲームの直接経験がなくても、説明さえ入れば類推で
理解できると思うよ。
そういう作品がどれかは知らんが、そういう作品なら基本的に「やめればいい」
を封じる理屈がどこかにあったり、その判断がゴールやスタートだったり
するんじゃないか。
無論、「そーいう世界が存在する事自体が納得できない」という人は理屈並べても
ムリだろうが、そもそもその手の話は、基本そういう設定でピンとくる人向けなんだ
と思うな。
ホント邪魔だな。こいつらは、なんで自分の書くものがつまらないのかを考えたほうがいいと思う
このゲームが現実や小説だったら、ここが不合理だよなって部分は
大抵何らかの設定で穴埋めされてるからな
逆にそこをネタにして後から重大なヒントにしてみたりとか、
辻褄はどうとでもなるからね
ミステリとかでも似たようなことやってる
ディーン・R. クーンツ「ベストセラー小説の書き方」の鉄則はラノベにも当てはまるんだなあ
名作うんぬん言うのは基本、神話でいいんじゃない?
世界中にあるけど
神話って理不尽だったり投げっぱなしだったり不道徳だったり
地域によっても違うしいろいろありまくると思うんだが
853 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/16(日) 21:41:41.34 ID:f5FoF4iz
神話は基本イヤ展
>>849 穴を埋めるのが本来小説・ノベライズの役割
穴を埋める気のない架空アニメのノベライズがラノベ
ラノベは伏線に見せかけるのは上手いが、実は単なる穴というパターンが多い
最後のカタルシスを期待させる展開で続きを買わせるという商業パターンを生み出した
表面的な演出だけ学んでいて身となる主張はないから、基礎から勉強しろと言われるんだ
>>854 それ週刊の少年マンガの欠点そのものじゃね?
んでもって、ラノベって少年マンガを文章にしよう
って意味合いもあるからそりゃそうなるわな
>>854 だから、具体例がない限り説得力が無いと言ってるだろ?
ここは、現実のラノベについてのスレでお前の脳内ラノベは対象外なんだからw
面白いスレだな
勇者なのにヒノキの棒で戦う! みたいなことでも小説にするなら
いろいろネタにできるしね
筋さえ通れば設定は無理やりでいいし
その「無理矢理」でも、センスの有る無しは厳然と別れるんだけどな。
>>854 カタルシスをどういう意味で使ってる?
たぶん辞書とは違う意味だと思うけど
ガルパンみてて思ったが
インパクトある設定とディテールの細かささえなんとかすれば、何を題材にしても使い回せそうなベタなストーリーラインでもオタは寄ってくるんだな
ビジュアルがついてくればね。
源文絵でやってくれたらいいのに
ヒロインが才能あるけどトラウマで部活に積極的にならなくて、
廃校の危機がからんできて、とかTARITARIとかぶりすぎだよなw
少女漫画系の学園部活モノだと、けっこう定番の要素だと思うけど。
女の子同士のキャッキャウフフを楽しむものに、あまり頭を使う展開や設定を盛り込まれても
困るしな。頭を空っぽにして見るのが、楽しめる。
>>860 小説的には、意味深な伏線で隠してきた真実を終盤で明かして「そういう事だったのか!」って快感を与えること
アハ体験みたいなもんだろ
実際デビュー出来るかも分からん状態からデビュー即シリーズ化の流れで最後のドンデン返しまで考えとけっての厳しい
でもその即興性と戦略性でピタッと嵌まるのが醍醐味なんだよな
>>854 もうちょっと具体的にどれが伏線でどれが穴なのか挙げて欲しいが
そもそもラノベは伏線の緻密さなんてものをを重視していなくて
他のところで勝負している作品が多いんじゃないかな
少年漫画に対して物理法則や科学考証がなってないから基礎から勉強しろ!と言っても無意味
初めからそういうところとは違う面白さ優先だから
>>860>>866 俺の認識だと敵に好き放題されて主人公達がピンチに陥りつつも最後に正義は勝つ!な感じでやり返す展開だな
この展開の場合は主人公達の苦境を前振り(準備)として使ってからのカタルシス
そういう意味では
>>854の期待させる展開ってのは別に間違っては無いと思う穴とかそっちの話は別として
ワナビが居着くとスレが荒れ果てるんだよなあ
デビューとかオリジナルアニメの話とか
マジで死ねよ
昔から具体例を出せとうるさく
自分の理想のスレにしたくて
気に入らない奴には噛みつく
その時の気分で抽象的な話をしても
ワナビがいても良いじゃない
このスレに帰属意識を持ってもしょうがない
ぶっちゃけワナビとかどうでもいい
多分だろうだけでワナビ連呼する奴らの方が邪魔
だからどうしたって話でしかないしただの逃げ口上にしかみえない
>>871 具体例求められて困るならぶっ叩きスレに行けばいいし
抽象的な話をするのが自由ならそれに突っ込みを入れるのも自由だろう
だって萌えしかないっていってたやつが実際はそいつが萌えしか見てなかったりだとか
設定がおかしいっていってたやつが実際はミエミエな伏線見逃してたりとかがこれまでに多すぎたもんよ
そりゃ実例だせってなるわ
ワナビは長文連投する傾向が強い
それでもスレの主旨に沿った発言なら容認できるが
スレ違いだろうが、何だろうが
自分が書きたいことを書きまくるから、基本ウザイ
>>875 そう呼んでる相手がワナビとは限らない
勝手なレッテル貼りしてたなんて事はざらに有ると思うが
あなたがワナビだと思う人がワナビです。ただし他人の同意をえられるとは限りません
というかどの辺りからワナビなんだろ?中学高校のころ書こうとしたことがある社会人、と毎年数作は賞に出してるレベルだとえらい差があるとおもうけど
妄想してるだけだろうが頑張ってる奴だろうが
ワナビはワナビー
「スレの趣旨にのっとった発言」というがスレの趣旨とは明文化されてないだろう。
スレタイにからんで近年のライトノベルに関する状況を語るというおおよそのことしか定められていない。
近年のライトノベルだから、キノの旅クラスでスレ違いともいえるし、
ライトノベルの質の話に限定されると解釈して売り上げとかレーベルの話はスレ違いだと考える人もいるだろうし、
どういうストーリーが好まれるのかという一般論もスレ違いになりうる。
ライトノベルのかなりの数が投稿作の出版であるのだから、
投稿も関連するはずなのにワナビという一言で罵ることが許されると思っている人がいる。
そういう中でスレの範囲はここまでにしようという議論も求めず、
このスレはこういうスレなんだよと明示せず、
「ワナビがいつくとスレが荒れるんだよな」と不快感を表明するだけしか役目を果たさない。
それではだめだ。
書いてなくてもワナビとか、頭おかしい奴の言い分でしょ
それこそ一周回ってただの読者じゃん
あとプロ読者ってのはプロ市民のもじり
流れ戻すけど、神話は物語の王道の宝庫だと思うよ
何神話?
原発安全神話
よく考えると神話って存外新しいよな。
伝わっている期間は長くとも今知られているような形で知られているのは新しい。
北欧神話はサガエッダがらみだし、日本神話は古事記がらみだから
中国の志怪伝奇とそんなかわらんぞ。
神話が持ち上げられるのって古いからっていうのが大きいけども
実はそんなことはないのではないか。
>>881 王道っていうか、原型かな?
神話の残されてる古い原文って何処の神話もかなりシンプルだから
筋だけが固定されていて、演出的な部分は時代毎に語り部が加えてたんじゃないかな?
日本の記紀神話とギリシャ神話で共通モチーフ有ったりとか面白いしな
>>884 神話には、文字で書かれる前の口伝時代が有るから
文字が系統だってないと残らないからな。
おかげでケルト神話なんか、なーんもわからんに等しい。
アイヌにも神話あるよ
>>884 まぁ、ゲーテとかが新しいの出したりとか、どんどん広まっていってるよな
神話の類は主にファンタジーの源泉として使われる事はあるけど、
別に物語の原型じゃ無いだろう。
各ジャンル毎にそれの創設者に当たる人物と作品が存在してて、
基本それが核になって同じ形式を持った作品が書かれてく事で、
一つのジャンルが生まれるわけだし。
時代によって変遷したりその中から新しいのが生まれたりする事で、
段々広がって行って細分化されたりはするけど。
現代人にとって神話が物語の原型てのは有り得ない
物語のほうがずっと古い
かといって源氏物語は何の神話が原型になってる?
さらにもっと古い古代人にとって神話がなんであるのか想像もつかない
娯楽なのか信仰なのか歴史なのか
物語の原型が神話とか言い出す奴はただの厨二病
釣られる奴も間抜け
結局神話とは一体何かってのがいまだに解明されてない
何で昔の人間はあんな荒唐無稽な話を創作し語り継いできたのか
さっぱり意味がわからない
科学の代わりだよ。
世界を説明するために神を考え、それを発展しやすくするために擬人化した。
自然現象なんて世界中基本的に同じなんだから、擬人化した神さまのお話も大同小異になるのは当たり前ちゃ当たり前。
神話がどーのこーのより、神や天使や悪魔なんかを人に分かりやすく伝えるって技術にゃ親和性を感じでよいのでは?
司祭や伝道者も、人を取り込んでなんぼ、考え方を訴えてなんぼなところから始まってんだからな
起承転結とかオチとか考えてはあるだろ
神や天使や悪魔ってのが一神教系であって普遍的な概念じゃないし
神話は起承転結とかオチとか滅茶苦茶なのも多いぞ
ラノベの場合は、神話よりもあくまで人間主役の英雄伝説の方が参考になるんじゃないの?
一神教なんてのは元からある土着信仰の上に建てたものだからな、仏教、キリスト教、イスラム教も聖典はそれなりに面白いけど、元々人間に広めるために作られた物だから親和性は高くないと受け入れられないんじゃないかな
対して、ギリシャ神話や神道、ヒンドゥー教なんかの方は自然現象を擬人化した神とかが多くて、世界・自然と人間の関わり方みたいなテーマが多い
どっちにしろ哲学を絡めて考えられる面白さがある
>>896 英雄伝はためになると思うよ
物語になるように、いろいろとエピソード追加したり、物語性が豊富な感じが
アーサー王物語や大今水増とかさ
記号論だったり精神分析学入った頃の文学理論見たいなのたかがラノベのゴタゴタ語った所で的外れになるのはわかりきってるだろって話だよな
大体そんなに原型や神話や記号見たいな話したからったらそれこそガチの記号論研究者のウンベルト・エーコの小説を読めって話だよ。ライトノベルにそんなもん求められても困るだろw
こないだのSAOなんか見てみろ、アスナのあのシーンでSAOアンチの何割かが一斉にファンに転向しただろ、あれこそラノベに求められてる複合的なカタルシスなんだよ
R18じゃない作品だからこそそういうの匂わされると返って妄想がかき立てられる訳よ。これと不完全な世界観設定にファンが考察して二次創作っぽくなっていくって言うのも根っこは一緒
そこに「なんでこんな奴がモテてんの?」とか「なんでこんなウジウジした優柔不断だったり選択し間違ったりするの?」と思わせることによって「俺だったら」と行くようになる。
「俺TUEEEEの典型と思ってたけど鬱(勃起)展開入れてくるなんてやるじゃん」的なギャップからアンチが熱心なファンになったりする。そしてこれの逆がIS現象。あざとい萌えじゃなくてエロを匂わせる時の一発のインパクトこそラノベの真骨頂だと思うねw
どっちかっていうと今の物語の原型は
神話というより神話を再創作したものな気がする
折れた魔剣とか指輪物語とかあの辺
そらそーだ
それら辿ったらアーキタイプが神話に多く行き着くだけじゃ
小河正岳がガガガの新人賞に応募してた……
仮にも業界最大手の大賞作家だぞ
資格にプロアマ不問ってなってるから別にいいんだろう
>>902 杉井支倉の同期か
惨めだが仕方あるまいて
FXで「狼と香辛料」で得た金を溶かした方が惨めだろ。
黄金が無くなったら、黄銅鉱を買えば良いじゃ無い。
>>895 「一神教的」というのがすでに勘違い
自然の諸力を観察してそれを説明しようとしたら、当然主権者にいきつく
ヒンズーも本来唯一神的だよ
あれの「多神」は神社と同じだ。利益(損得以上の価値を考えようとしない)信仰中心の地元の大衆にとって
それ自体の上下関係があるかないかは関係ない。普段体系など考えない
我が国の島産み説話は大洪水説話の後半部分に相当するといわれる。前半部分に相当するさらなる起源説話は
当時の天孫(移民)たちにとってのいわば本家筋にあたる民(朝鮮)が保持していたんだろう
908 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/18(火) 09:29:13.11 ID:breDplu4
つーか、古代日本人と朝鮮は関係ないだろw
神話を少しでもかじっていれば、そんなことは絶対言わないよ
ごく最近では日本諸語の共通起源が紀元前200年紀の朝鮮南部の農民層だとする詳細な研究が報告されている
>>899のいうように、説明されてないという飢餓感(実際にはそれなりの説明があるとしても、浅学怠惰や地理的時間的制約によりそれにアクセスしていない)
は説話を膨らませる強い動機になる
ラノベにかぎらず、神話においても同じことが言える
すなわち、同じ話を説明していたものが何かの事情で分裂する、すると互いの話が分化する
共工氏のようにそれがわかりやすいものもある。書紀と古事記とで別名だが明らかに同一の説話だったりおそらく同一神格であろうものもたくさんある
(共工氏も、そもそも黄帝と共工ないし禹と共工がそうなのかもしれない)
分裂して細切れになると、飢餓感が増す。そうなると899のいうように話は原型から離れて膨まされやすくなる
が、律儀に語り継ぐことを選ぶ集団も現れる
そうして濃度や傾向の異なるさまざまな表現が生じる。もちろん、それを好まず正統性を求める傾向も含めて
そのなかに英明だったり体系を求める性格の人もいる(たとえば『氷菓』の千反田えるの為人を折木奉太郎がそう説明している。かくいう俺個人もおそらくそうなんだろう)
のちに勤勉な誰かによって縫合されるとき、すでにそれらは別の説話として扱われる
あるいはその類似性まで見ぬいて共通起源をみいだす。それらに関わっている現代の学者がそうであるように
910 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/18(火) 09:49:36.60 ID:YOmkHCSr
>>909 紀元前200年ってw
日本にはその遙か以前から日本人がいて縄文・弥生時代と連綿と続いてるんだがw
古墳だって日本の方が古いのが多いんだろw
そのくらい歴史には大して興味が無い全くの素人の俺だって知ってるぞw
>>902 小河正岳の名前は半年ぐらい前のスニーカー文庫の一次にもいたんだよな
数カ月前に電撃で新刊を出していて同じ角川グループのスニーカーの新人賞に出すなんて
何考えている。本当に本人なのかと話題になったっけ
>>910 曽畑式土器は慶尚道南部や全羅道からも出土する
というより櫛目文土器からのアレンジであろうと推定される
(いわゆる旧石器時代の)日本に特徴的に分布するナイフ形石器の祖型は
華北から朝鮮半島を経て伝播し、日本でアレンジが加えられたものだろう
いままさに
>>910がそうであるように、情報化のすすんだ現代のような状況でも
やはり浅学や怠惰による無知と誤解が存在する
まして、今より情報伝達の手段が限られていた過去において
神話の様態にも同じような圧力変形があらゆる段階で生じ得たし、生じたのだろう
誤解や曲解、政治・軍事的な圧力による変形、当時の学識からのローカルな逸脱、歴史的諸条件による新生や再構成…
そろそろ、余所の板に行った方がいいんじゃね?
・紀元前200年紀の朝鮮南部の農民層が起源
→いやその頃日本人居るんだから日本人のものじゃないの?
→やれやれ無知め
何が言いたいのかわからん
そうなんだよね。
つーか、朝鮮半島南部ってそのころは倭人の支配下だったとこだし。
「縄文」という言葉の固定観念自体も古いってことだろ
定義というほどのものもないが、概念がコロコロ変わってきた
>>915みたいな変なのが絡んできたら面白い話も台無しになるよね
ワナビと一緒に死ねばいいのに
いや、はなから面白くねーし
>>910 大和王権を形成する事になった渡来人系の支配者層=神話を編纂する側の話だろう
土着の被支配層の神話は滅ぼされた悪神や従属的位置づけにされる
優越感ゲーム乙。
大きな物語が消えて小さな物語に細分化した世界になったって
もう散々に言われてるってのに、最近のラノベに関して
そんな古い神話の枝葉末節を持ち込んでも、何の益体もないでしょ。
観念論で遊びたいなら、よそでやって。
ラノベの神話の扱いと言うとやたらユダヤと北欧優遇だよね。
あとはたまに神道系
メジャーどころでもローマギリシャ系、エジプト系、イスラム系、ヒンディー系とか色々あるんだからその辺ベースなのがあっても良さそうなもんだが
イスラムをネタにするとシャレにならないんで……。
川上稔氏でぎりぎりだよなぁ……。
まあイスラムより前の中東の神々ならセーフだとは思うけど。
あとローマギリシャとかエジプト系は結構あるのでは?
924 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/18(火) 13:07:10.81 ID:breDplu4
>>919 もういいよw
偏った知識しかないみたいだし、スレ違いだwww
>>923 レンタルマギカの敵役に、コーラン唱えてジンを使役するイスラム魔術師がいたよ
>>903 ラノベ作家が「レーベル専属」のイメージで語られるようになったのは、
電撃文庫台頭以降かな?
>>922 やっぱり歴史的に見て、勝者と敗者の神話の違いによるイメージの違い
から来るんじゃないの?
ユダヤ教はキリスト教の母体であるし、アメリカ社会のユダヤ人といったら成功者層の人々。
北欧系も欧米人の元々の宗教と考えられる。
ラノベと神話はの関係はモチーフとして扱いやすいってのはあるかもな
>>912 記号論の神話随意の話をするならせめて中世欧州で吟遊詩人がロビンフッドとウィリアム・テルと
原型から別の話を創始したりとかギリシャ神話とかケルト神話や北欧神話とキリスト教の組み入れみたいなおよび付かない遠いところで例え話を出せよと
アジア限定で例を出したってキレる奴が出てくるに決まってんだろw
と言うかそもそもライトノベルにゃいらねえだろここまで込み入った話題はw
和風ファンタジーでも原初の「巫女(歩き巫女的像)」はライトウィング大激怒な話題だから誰も取り上げてねえじゃんそれと一緒だよw
でも欧州ファンタジーなら結構込み入ったあれな題材をモチーフにしても日本でならOKってのもあるし、ようは中2心をくすぐるカッコ良さがあるかないかってだけだろ、ラノベに限って言えばw
>>926 電撃のみの人は多いね。鷹見一幸さんみたいにスニーカー、ハヤカワで
だしてる人もいることはいるけど。
富士見・角川の人は昔からいたね。
MF文庫は出版経験のある人は新人賞の応募資格なしだけど、富士見のデビュー後
に何人かこっちで活躍してる。
一回出版してるようなやつがワナビおしのけて賞をとったらワナビ層からはうざいだろ。
アマの将棋大会に現役奨励会のやつが来てtueeeするようなもんでさ。
>>930 それだけ電撃の基盤が固いって事でもあるだろうし
一時期は電撃から都落ちした作家が別レーベルに流れる現象すらあったくらいだしな
>>931 デビューしたらどっちみちプロと競うのは変わらんけど
まあワナビにはそうかもな
>>931 素人同士で楽しんでる同人や投稿サイトに、俺様プロでございお前らとは違うぜって
デカイ面して割り込んできたならその理屈も通るけど、新人賞は(そのレーベルで)
プロになるための登竜門であって、実力がすべてだからなあ。
ワナビでも実力が互角以上ならプロと並ぶか蹴落とすかで受賞できるだろうし
プロに負ける奴はプロがいなくても落ちるだけの話。
>>934 でも新人賞って新しく人を募るから新人賞なわけで、
それを古顔が出張ったら賞の意義が薄れてしまうだろうに。
「面白い作品募集、プロも可」っていうだけのただの賞ならいいわ。
でも現状の云々大賞は事実上新しい人募集ってことになってるじゃん?
そこは作家よ空気嫁と。お前ら発表の場は他にあるだろうと思う。
いいたいことは凄く良く分かるが、それは結局ワナビ目線で
出版社側からしたら、これから投資する対象として「作家」を選抜する、ってことだからな
その点、タレントを求めてる星海社の戦略はわかりやすいな
プロが居る?チートだふざけんな!
より
プロが居る?ボコボコにしてやんよ!
のほうが主人公っぽい
プロから技を盗んでやる! という主人公であってほしい。
ワナビは賞とってデビューすることで一巻出した時点で空気で三巻あたりでひっそり打ちきられる作家になれます
この程度でプロを名乗るのか?フッ相手にならないな
これが昨今流行りの主人公
新人賞の話題をけなしながら、その口で訳の分からん神話の話題を始める基地外
>>919 >大和王権を形成する事になった渡来人系の支配者層
渡来人が大和王権を形成したとか初耳だな。誰の説?
>>943 お前その論文自分で読んだの?
ざっと目を通したけどお前の言ってることと違う気がするけど。
暇ができたら、もう少し詳しく読んでレスするわw
いちいちIDかえんなアホが
ワナビも追い出されそうだし熱くなるのはわかるが、一切同情しないからな
新人賞スレがある限り徹底的に叩く
新人賞スレは別にあるでしょ、スレ違じゃね
王道やら名作はなんじゃらホイ?と基本押さえる作品は何?と混ざった結果がコレか…
王道・名作というなら、ラノベじゃなくて映画の方が
今はコストパフォーマンスが高いでしょ。
ツタヤやゲオなら、旧作1本100円で借りられるし。
ラノベ一冊分で、映画6本ですよ。
何だこの流れは。映画?
とりあえず、最近のラノベの話をしようず。
最近のじゃなくてもいいから、せめてラノベの話をしようず。
時代を象徴してただけで今見てもピンとこない作品ってよくあるけど
その辺、映画っていつ見てもそれなりに楽しめちゃうのが不思議
>>948 ワナビ用のスレは文芸サロンにいっぱいあるはずだな
このスレは最近のラノベの傾向語るから、ワナビが見ててもおかしくないし、
スレの主旨に則った話してるんなら別にワナビでも構わんと思うよ
でもスレチの話題振る糞ワナビは出て行って欲しいわ
具体的には
>>833みたいに「こういう話どう?」って聞いてくる人ね
半年ROMっても理解出来なそうだから、ワナビスレに帰れとしか言えんわ
>>949 コスパで小説読むわけじゃないでしょ、大抵の人は
映画だって漫画だってアニメだって、コスパで選んでる人なんて聞いた事ないよ
>>949 レンタルじゃん、2度3度と間を開けて見ようと思えばその都度かかる
所有の必要が無いならラノベを図書館で借りればタダ
ブックオフで買って読んでまた売れば差損は100円位だ
ラノベの利点は作者一人で書いて編集者と出版社の利益乗せただけで出版できること
映画よりよほどサイクルも早くニッチな作品も作れる
ブックオフだと、もうラノベの買い取り価格なんて10円くらいじゃんか。
ブックオフで100円のラノベはダントツで電撃の二線級のが多いな
ファンタジアの古い作品も多い
弾数がそれだけ多いんだろうな。なんかんだ言っても。
母数が無いと中古には出回らないから。
>>943 これ読むと学術専門誌に載った東大の論文と言えばそうなんだが
言語学者でもない教授の下でただの韓国系留学生が卒論で
確率論使って日本語の方言拾って独自計算したら約2200年さかのぼれると出ました
2200年前は朝鮮から農民が渡っていた時期です(その前後数百年で渡っているため、特に数値に意味は無い)
だから日本語は古代朝鮮語が元になってます(古代朝鮮語はそもそも何も証拠が無い)
ホルホルホルホルホルw
ってだけの論文に見えるんだが
>>957 一昔前に一線級で売れたやつも多くね?
アニメ化して売り上げ伸びてその後しばらくしてブックオフに大量入荷
ってのも定番な気がする
売れれば売れるほど古本は多く出まわるだろう
これは一般向けのベストセラー本でも変わらない
英語はむずかしかったかな。クラディズム的な手法によって、
日本語諸方言(日本諸語)の変異を過去方向へ収斂させたんだよ
古本屋のラノベコーナーで、値段が350円から100円に下げられた時が人気作家の旬が終わった時
964 :
イラストに騙された名無しさん:2012/12/19(水) 01:17:12.17 ID:YaDQX9aC
こんなスレにまでチョンが湧くようになったのか
くわばらくわばら
>>963 チェーン店系の古本屋は本ごとに値段が決まってないぞ
その本が並んでる時間に応じて値段が下がる
だから同じ本の綺麗なほうが安いなんてことが起こる
まあ、その分人気が落ちったって意味だから
まったくハズレではないだろうけど
チェーン店系列で500円近い出たばかりの古本を、ブックオフで350円で見つけると
嬉しくなるな。
なんか最近は、ブックオフとかにスマフォのバーコードリーダ片手にせどりしてる連中
がいるとかいう話を聞いて、古本屋めぐりで厭な気分にさせられるんじゃないかと思って
暗澹たる気分になる。
せどりなんて昔からいたし多少数が増えたからって気にするようなもんでもないと思うが
せどりだって客なんだから、別に本棚の前にいたって別に犯罪でもなんでもないしな
地の文の量と会話文の量の比率って作風の差を無視すれば
年代によっても変わってますか?会話文の量が微減ですかね?
>>929 >
>>912 > 記号論の神話随意の話をするならせめて中世欧州で吟遊詩人がロビンフッドとウィリアム・テルと
> 原型から別の話を創始したりとかギリシャ神話とかケルト神話や北欧神話とキリスト教の組み入れみたいなおよび付かない遠いところで例え話を出せよと
> アジア限定で例を出したってキレる奴が出てくるに決まってんだろw
趣旨がよくわからないが、
自らの創作言語の基盤でもあったゆえに、スオミのカレワラなどからも広く取材したのであろうトールキンの創作神話においては、
地上の代理主権者は風の王とされている
「卜辭因祭四方之神而及于四方之風,卜辞之風為帝史,与此正相適應」とあるとおり
商代の卜辞にみえる至上神たる帝の代理(史)の地位を占めるのがまた風だった
風は鳳(おおとり)でもある。商巫の説話が色濃く残っていたらしい南方の楚から羽人像が出土している
また巴蜀で出土した“扶桑樹”のてっぺんにも鳥像が配置されている
我が国における神使(ミサキ)はしばしば風を伴うものとされ、鳥や狗類によって表された。神意によって疫病をもたらすという伝承が各地に残っている
始皇帝の統一事業で知られる秦の嬴氏は東方の出身を自称し、たしかに嬴氏は卵生説話を保持していた
卵生説話は東アジアの沿海部に広く分布する。日本との関連でいえば、シラヤマヒメ信仰の源郷であろう白頭山を扼していた
高句麗の始祖伝承に卵生説話の類型がみられる。また百済は夫余を自称し、高句麗と同祖の説話を有する
(百済の支配地域では支配層と土着民の言語がながらく異なっていた可能性もある)
> と言うかそもそもライトノベルにゃいらねえだろここまで込み入った話題はw
> 和風ファンタジーでも原初の「巫女(歩き巫女的像)」はライトウィング大激怒な話題だから誰も取り上げてねえじゃんそれと一緒だよw
> でも欧州ファンタジーなら結構込み入ったあれな題材をモチーフにしても日本でならOKってのもあるし、ようは中2心をくすぐるカッコ良さがあるかないかってだけだろ、ラノベに限って言えばw
女性向けのレーベルのことはあまり知らないのかな、あるいはスニーカーの神々の血脈や姫巫女も知らないのかな
90年代から比べれば会話量は増えてるとおも。0年代から比べると微減、かな?
感覚でしか無いけど。
下半分真っ白だと思ってたら案外そうでもなかったり
フォント弄りしてないと思ってたら倍角文字使ってたり
最近のラノベはエロいかと思ってたら昔のが全然やることやってたり
印象なんて当てにならないからホントに知りたきゃ自分で実物からデータ取った方がいいよ
下半分真っ白といえば最盛期の折原みと。
たぶん、裁断機でばっちんとやってもちゃんと読めるってぐらい下半分が真っ白だった。
90年代と言ったらあかほり全盛期だぜ
売れない微妙な作家も売れ筋に右に倣えだから地の文は少なく会話ばっか
でもそう言うのは時代を越えられないから今現在まで残ってる例外的な作品の印象で語ってる
昔は硬派だったのに今のラノベは…ってやつ
>>974 スニーカーでのあかほりさとるは、結果的にティーンズハートの折原みとだった
と思う。
極端に読みやすい内容と文体が読者年齢層を下方へ広げたけど、
レーベルがその作風イメージで染まってしまったという。
下が白いは絶対悪というわけでもないしな
あの時期、靴の主流があかほりだったっていう記憶があんま無いんだよなあ。
なんだかんだでSNEとフォーチュンとあとラグナロクがぶいぶい言わせてた記憶しか無い。
当時も割とあかほりって異端だったような気がする。
あと、イラストが弘司。
>>974 自分でイラスト描いてね♪という著者様の優しい配慮がわからぬか
そうだな
立てよう
>>978 主流ではなく傍流だったけどこう言うのも有りって印象付けた気はする
カッチリとしたハイファンタジー風ジュブナイルじゃなく
ライトファンタジー全然OK、ギャグメインで良いじゃんって感じに
>>978 まぁそれでもあれだけ書いてしかも売ったのも事実な訳で、そこらへん従来の
スニーカー読者層とあかほり読者層はズレてたんだと思う。
(あかほり後のスニーカーの勢いが小さくなったのも、おそらくそこが
最大原因でなかろかと思ってる。)
>>982 乙です。
スニーカーの縮小はお家騒動とポストロードスの発掘の失敗が響いたと思うんだが。
とくにフォーチュンを持って行かれたのは痛かっただろう。当時のフォーチュンの担当はじゅんけ姉だったらしいが。
>>982 乙です
ファンタジー物と神話・伝説の類を切り離すのは難しいかもね
道具とか単語とか使いやすいし
>>984 そもそもあかほりのスタンスって「本読むのはクラスで4,5人だから残り35,6人を取り込むようにする」
だからな
一見うまい方法に見えるけど、やってることは潜在マーケットの引っ掻き回しだから傷は結構残る
森村誠一とかでやってた元祖角川商法からしてそれで、ブームが落ち着いたあとの市場は却って縮小した
うめ
1000なら講談社ラノベ文庫が10年後に電撃を抜いている
おつ
乙やった