1 :
イラストに騙された名無しさん:
一応大手企業に入社するも明日が見えない事務作業から逃れるためにどうにか
ならないかな〜と思ってラノベ書いてみた
みんなの率直な意見がききたいです。
ってかスレ立ったかな?
2 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/19(月) 03:51:33.44 ID:cu/ss6A9
とりあえず 冒頭からどんどん投下してみる
朝六時四十五分、僕はいつもどおり御嬢様の部屋をノックする。
今までに何千回と繰り返されたこの動作は誰がみても芸術的といわざる
を得ないほどに様になっていると思う。自己採点終わり。
「紅葉御嬢様、朝でございます。」
返事の無いことなんてわかり分かりきっていることだが、これをしないと
この部屋の主に首を切られかねないので、もはや儀式だとわかっていても
やめることはできない。
失礼しますと声に出し、僕はゆっくり扉を開けた。
入って一番に目にしたものは床に散らばる服、服、服・・・ワンルームマンションを
4つ繋げた程の大きさの部屋をどうすればこんなに狭い部屋に改装できるのかが疑問でならない。
毎日掃除をしてこれなのだからもはやどうしようもないのだろう。
僕は散らばった服を乗り越えて豪奢な飾りつけがされたベッドへと近づいた。
3 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/19(月) 03:53:20.01 ID:cu/ss6A9
「紅葉御嬢様、今日はお仕事が入っておりませんので学校へ行く日でございます。
起きてください。」
ゆっくり御嬢様の肩を揺らす。
「バ・・・バウムクー・・・フェンはちぎって・・・食べるのがマナーよ」
意味不明な寝言を我が主は放っているが、僕はそんなことは無視して、高級そうな掛け布団に手を掛ける。
失礼しますといいながら布団を一気に引き剥がした。
ベッドの上でホヘェと呆けた顔の御嬢様をついまじまじと眺めてしまう。
白のシーツによって強調された黒髪の綺麗なロングヘアー、無さ過ぎず強調し過ぎずととのったバスト
そしてキュットしまったウェスト、控えめに見てもアダルティなヒップ。誰が見ても思わずため息をついてしまう
このような芸術作品の朝を任されたのが自分であることについて神に感謝した。
「3.8秒・・・ねぇ流斗、朝から主をそんなにエロい目で見つめるなんて
執事君の癖にいい根性してるわね。」
4 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/19(月) 03:54:58.27 ID:cu/ss6A9
僕は思わずたじろぎ目線を芸術作品から引き剥がすが
両側から来た御嬢様の手のひらで顔をがっちり固定され
御嬢様の顔の前で固定される。
「あなた、本当に私のこと好きね」
「いやっ・あの・・・その・・・」
「へぇ〜、私のこと好きじゃないんだ」
僕は狼狽して頭の中が真っ白になってしまった。
御嬢様はひとしきり楽しんだ後、ニヤニヤした表情を浮かべながら
僕の顔を挟んでいる両手を自分の体の方へと引っ張った。
頭の中が真っ白だった僕はそのまま御嬢様の方向へと倒れこむ。
しかし寸前に手を突き御嬢様の体にダイブするという
愚行を寸前で阻止した。
5 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/19(月) 03:56:39.03 ID:cu/ss6A9
だが、ベッドから漂う女性特有の良い匂いと
御嬢様の髪から漂うシャンプーの匂いが鼻腔をくすぐる。
ああ、やばい頭がほわんとした匂いによって思考停止する。
どうにかしないと・・・
僕は全力で足に力を入れ体を起こし
思いっきり右手を振り自分の頬へ叩きつけた。
すると御嬢様は意地悪そうな笑みを浮かべた。
「ふふ、私あなたのそういうところ大好きよ」
御嬢様はそう言うと微笑みながら
僕の少し赤く腫れた頬に向かって唇を近づけそして、接触させた。
6 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/19(月) 03:58:03.79 ID:cu/ss6A9
ああダメだ。もうダメだ。これ以上は耐えられない。
はたからみたらりんごのように頬が真っ赤になっているに違いない。
僕は気力を振り絞り頬を押さえて立ち上がった。
僕は抑えた右手に少し湿った感触を認識した。
その瞬間に欲望が頭の限界を突破しようと暴れまわる。
それを阻止すべく今度は左手で全力で左頬を打ちつけた。
痛みにより頭が少し覚醒し僕の自制心が暴発する欲望にギリギリで勝利を収めた。
「お、おっじょうさっま、ちょうっしょっくはひちじからでおざいましゅ。」
僕は全力で噛みながら御嬢様に朝食の時間を告げることを成功した。
さらに、二度寝を防止するために掛け布団を引っさらって扉まで後退した。
制服に着替えて下に来るように告げ急いで部屋から逃げるように脱出したのだった
7 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/19(月) 03:59:39.13 ID:cu/ss6A9
ひとまず僕は、御嬢様の掛布団を洗濯室の籠に放り入れ
朝食の準備(運ぶだけだが・・・)をするためにキッチンへ向かう
途中で後ろからハスキーボイスで話かけられた。
「おい、完熟りんご少年。先ほど岸本氏から連絡があったので
すぐにかけなおすといっておいたぞ。」
僕は振り返りとりあえず、おはようございます。
と挨拶しメイド服を着た二十代前半の女性に向き合った。
彼女は竜宮寺琴音さんといい、我らが火ノ宮家のメイド長をしている。
後ろで結んだポニーテールがトレードマークの美人さんである
。彼女は僕の挨拶に対して
「おはよう少年」
と気軽に返事をしたあとで魅力的な目で
僕の目を見つめ命令口調でいった。
「朝食の準備はもうすでに終わっている。
すぐにかけ直すといってしまったので朝食前にかけ直せ」
僕はわかりましたと返事をし固定電話へ向かった
8 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/19(月) 04:01:04.48 ID:cu/ss6A9
電話が終わってダイニングルームへ向かうと
既に御嬢様と琴音さんがテーブルについていた。
「流也遅いぞ、お前が起こしに来ておいて
遅れるとはどういうことだ。」
「申し訳御座いません御嬢様。
岸本さんから電話があり対応していました。」
御嬢様は特に気に留めた様子も無く、
「まぁいいわ。早く座りなさい、
朝食が冷めてしまいます」
寝ぼけ頭から覚醒されたのか御嬢様は
凛とした声で僕に着席を促した。
火ノ宮家のルールというか御嬢様の申しつけで、
ご飯は僕と琴音さん、御嬢様で食卓を囲むことがルールとなっていた。
御嬢様はテーブルの短辺部分に陣取り、
左側に琴音さん右側に僕というのが定位置となっている。
僕は急かされるまま自分の席につき手の平と平をあわせた。
「いただきます!」
御嬢様の合図とともに僕も琴音さんも
いただきますといい朝食を食べ始めた
9 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/19(月) 04:01:53.94 ID:cu/ss6A9
朝食はバームクーヘンとウィンナーと目玉焼き。
御嬢様のリクエストで絶対に朝食では
御嬢様の大好物のバームクーヘンが出ることになっている
。朝から重いがもう慣れたものだ。
朝食がおわると3人そろってごちそうさまをし、
琴音さんは食後のコーヒーを入れに席を立った。
そこで、御嬢様が思い出したように僕に尋ねた。
10 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/19(月) 04:02:58.35 ID:cu/ss6A9
「そういえば岸本はこんな朝早くから
なんの用件だったの?」
すごくどうでもいいことを聞くような
声音だったが、僕は気にせずに返答した。
「高速道路の敷設業者からの案件で山奥の洋館に霊的なものが
住み着いているらしく取り壊し作業ができないので、
早々に祓ってくれとのことでした。」
「朝の早くからそんなくだらない仕事のために
連絡してきたの、あいつ?」
「それが・・・どうも利権が絡んでいるらしく
報酬はかなりの額を用意すると先方から言われているみたいです。」
11 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/19(月) 04:04:11.98 ID:cu/ss6A9
御嬢様の目が輝きを帯びているのを確認した。
ですよね〜と心の中で呟く。
実は御嬢様は非常にお金にがめついお方なのである。
面と向かって指摘なんてことは
僕の人生ではできないだろうが・・・。
「岸本にはこちらも世話になっているし無碍にはできないわね。
で、こちらの取り分は?」
しょうがないなぁ〜という演技を前面に
押し出しながら僕に視線を向ける。
僕は人差し指を一本立てて御嬢様に向けた。
12 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/19(月) 04:05:09.75 ID:cu/ss6A9
「百?」
「いえ、もう一桁上です。」
御嬢様は満足気な表情を浮かべ、
笑って僕の頭を撫でた。
「上出来だわ良くやったわね。」
僕は特に何もしてはいないのだが、撫でられるのは純粋に嬉しい。
心の中で岸本さんに感謝した。
「流也、三十分後に出発するわよ。準備しなさい。」
そういい残して、琴音さんのコーヒーを待たずに部屋に戻っていった。
僕もならって席を立ち琴音さんにコーヒーは不要と伝え、
これからの激務でどうか生きて帰れますようにと
神に祈りながら部屋に戻った。
13 :
イラストに騙された名無しさん:2012/11/19(月) 04:05:59.30 ID:cu/ss6A9
冒頭部分投下しました。
率直な意見いただけないでしょうか???
視点が流也なら僕という一人称は削っていいと思います
冒頭でこれだけの「僕」があると読みにくいです
世界観等は出せないだろうから仕方ないけど
変な分じゃないから良いんじゃね
読みやすさを追求しすぎたラノベよりはまともな文に見える
とりあえず、板違い。
むしろある程度地の文がないとssっぽくなつからな
一人称はあってもいいとおもう
面白かったが文芸書籍サロンに行った方が良いな
っていうかリアルに誘導してやれよ
互いに生身じゃねえと本気で創作の優劣をブチ当て合うなんざ無理だ
リアルに誘導とは?