つまり、文化とか風習に限らず、個人レベルでもそうだが
ある場合、合理的に考えれば、決して未来が開けないだろう事が判る場合がある
たとえば、科学が発達した事によって、これ以上、宗教の力が強くなる事は恐らく
ないだろうし
宗教の力を強化しようとする人間にとっては、この先、絶望の未来しかないだろう
さらに、不治の病の人間の未来は所詮、死でしかない
合理的に考えれば、決して、救われない、未来が閉ざされている事というのは、
この世界に幾らでもある
ところで、それを打ち破る手段がある
そうだ、言うまでもなく、神の奇跡だ
逆に言うと、本当に神の奇跡があれば、破滅する人間の多くが救われるだろう
そこまで大きな事を言わないでも、未来を切り開く事ができる
この世界に対して、チートができる存在というものが結局、人間にとっては必要に
なってくるわけだよ
今の時代でも、なぜ宗教が存在し続けるのかというとひとつには、神でなければ
打開できない事、救えない人間が無数に実在するからこそなんだ