人は、なんらかの強い力による強制でもない限り、本当の意味で、神を信じる
事はできない
その点、中世のキリスト教や、近代のキリスト教は、非常にうまいことやった
と思う
強大な軍事力と文明の力とは無縁の宗教は決して広まらない(日本で仏教が広まったのも
当時の中国が日本よりはるかに進んでいて、その文明の恩恵を仏僧が齎した
からでしかない)
つまり、その国において弱い宗教は、信者を苦しめる事しかできないって事
日本のクリスチャンは、神に対する恨みごとをよく口にするよ、しまいには
宗教の歴史を見ていると、暴力による強制というものの効果を、非常に正直に
理解する事ができる