最近のライトノベルはどうしてこうなった?32

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212イラストに騙された名無しさん
自分でやってみた

> ほとんど適当に水にぷかぷか浮いているだけの時間を過ごすこと約二十分。

「適当に」が鬱陶しい。入れなくても良いように思う。とはいえ、
他に何もしていないわけではないが積極的に何かをやったわけでもない、という曖昧なところを表現するための
適当(元来の意味での「適当」)な言葉がさしあたって思いつかない
「だらだらと」では怠惰というニュアンスが強めに出てしまう
また「だらだらと」「なんとなく」のどちらも「ほとんど」と合わせてひらがなが9文字以上つづく。これはこれでちょっと鬱陶しい
おまけに「なんとなく」を「適当に」と比べると、やはりわずかながら怠惰なニュアンスに偏っている気がしないでもない
結局「適当に」でいいのかな

ぷかぷかをプカプカにしてもよさそうだが、カタカナだとわずかながらキビキビした感じが増してしまう。基本的には
とりとめもない時間を過ごしてしまった、という含意を強調したいのだろうから、やはりひらがなの「ぷかぷか」でよさそう

> 残念そうに独りごちる星奈だった。

独りごちるは、この2ページのなかでは使用頻度の低い言葉で、本文中やや異質な感じがある
ここは
-> 残念そうにつぶやく星奈だった。
でいいと思う
といっても、あくまで読者にとって本文の雰囲気上どうだろう、という程度の細かい話

> それから俺たちは、四人で流れるプールやウォータースライダーに行ったのだが、

「四人で流れる」という形態のプールに「俺たち」が行ったと読める文になっているが、
「流れるプール」に四人で行ったのだろうから、ここは
-> それから俺たち四人は、流れるプールやウォータースライダーに行ったのだが、

-> それから俺たちは、流れるプールやウォータースライダーに四人で行ったのだが、
のほうがわかりやすい