1 :
イラストに騙された名無しさん:
できれば理由も。
源氏物語
日本最古のラノベです。
スレイヤーズ
良くも悪くも火付け役
作家なら菊池秀行
デビューから一年の作品群は間違いなく下地を作ったと思う。
ハルヒ
近年のラノベ原作のアニメの最も有名作品
水野良
ロードス島戦記
ラノベを語る上で絶対に外せない作品だろう、これは
ディードリットにお世話になった人も多いはずだ
山田風太郎
能力バトルものを作った
ゼロの使い魔
ラノベ原作アニメがブレイクしたきっかけ2
ツンデレと釘宮病を生み出す
10 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/05(木) 23:53:54.32 ID:uUENhix0
釘宮理恵ならハンドメイドメイの時にブレイクしてるだろ
ブギーポップ
現代ファンタジー主流の転換期
12 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/06(金) 00:29:45.98 ID:H+t8QRw+
これはラノベか?
では、ライトノベルと呼ばれた赤川次郎や新井素子とは関係ないのだな
ハンドメイドメイでブレイクとまではいかんが、一応ファンができたのはアレだったな
釘宮理恵が人気声優に駆け上がったのは寧ろミルモやハガレン
弟声優で知名度が上がったが
赤川次郎や新井素子は違うとしても、宮本昌孝のもしかして時代劇は入れて欲しい。
いろんな意味でラノベだし。
良くも悪くもあかほりさとる
バカテスとかISにアカホリズムは根強く残ってる
15 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/06(金) 01:12:50.12 ID:DSmao0NW
南総里見八犬伝
書いたのが江戸時代とは思えない斬新な設定やストーリー
御伽草紙
原作者不詳にもかかわらずこれほど誰でも知っている話はないだろう
なんか学生が小論文書くネタを住人に出させようとしてるような質問だな。
ちゃんと自分で調べろよ
ラノベの魁としては
妖精作戦シリーズ
カルブラシリーズ
があるな
高千穂遥
サブジャンルであるスペオペを広めた功績のみならず、アニメ化等マルチメディア展開の先駆けとなったことは大きい
卵王子 カイルロッドの苦難
ラノベ黎明期での完成度は抜群
清涼院流水のコズミック
各界で物議を醸しだしたラノベミステリーの問題作
メディアミックスの先駆けになったのは
どれなのー?
23 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/06(金) 22:03:06.33 ID:CyWt8xUk
>>22 アニメ→ラノベならシュラト
その逆はスレイヤーズ
田中芳樹とかは何か違う気がする
24 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/06(金) 22:30:43.57 ID:F1bZVYFt
ノベライズならまずガンダムかな?
まあファン拡大の観点からだと、裾野が広がらないノベライズはちょっとマルチメディア展開に含めにくいが。
あとラノベ史考察には、作品の出来よりも後に大きな影響を与えたかがポイントかと。
>>22 委員会方式も含めた先駆者ならタイラーじゃないの?
あれで成功したから普及したはず
宇宙皇子
ロードス
タイラー
スレイヤーズ
天空戦記シュラト
フォーチュンクエスト
オーフェン
ブキーポップ
ハルヒ
27 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/06(金) 23:34:33.60 ID:v5bVg1JW
『戦闘妖精雪風』はライトノベルのジャンル?
28 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/07(土) 00:17:58.40 ID:zXQXQFU+
締切という概念を打破した火浦功をお忘れなくw
それがありなら完結という概念を放棄した安井健太郎も忘れるなw
文庫の厚さの概念を破壊した人は?
後追いが増えたわけでもないし別に重要ってわけでもない気が
取り敢えずカンフーファイターは歴史に遺しとこうぜ!
あと妖神グルメ
呪われしスニーカー大賞
>>30 分厚さに関して言うならギネスには残してもいいかもねって感じ
サンライズほどの大手でアニメ化するラノベなんてほぼ無いからそういった意味では珍しいと言えるだろうけれど
36 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/07(土) 16:38:57.78 ID:1X7oJ3Dk
>>1 高千穂遥はSF小説家だ
イラストを小説と融合させると言う手法に先鞭をつけたので、
ラノベにとって遥か彼方の遠祖と言えなくは無いが、
基本的に小説家であって、ラノベなどという意味不明なものは書いておらん
侮辱するにもほどがある
37 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/07(土) 16:40:23.30 ID:1X7oJ3Dk
ラノベ板で言われても困ります。
イラスト入り小説を世界的に普及せしめたという意味で
コナン・ドイルのストランド(英国)&コリヤーズ(米国)両誌におけるシャーロック・ホームズの連載
ラノベ史を考えるなら、個々の作家・作品に留まらず主力レーベル及び母体雑誌の変遷が一つの切り口になるかなと
乙一とか西尾あたりも2000年前後で影響力が強かったから歴史に残ると思う
指輪物語
星界の紋章
マリみて
44 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/08(日) 00:01:52.86 ID:xJuQ5Sn4
後代、サブカルの歴史において景気の低迷に漬け込んだ金持ちの馬鹿息子が親の財布に物言わせて、
300万部のベストセラーごっこをやっていた、商業販売店を舞台にした同人遊び、
とでも定義されるんだろうな、ラノベってw
賀東さんでフルメタルパニック面白い。
ここ最近の新人だとやっぱり冬木冬樹になるのかな?
自分があかほり作品世代ってこともあるのであかほりさとる。
ラムネ&40とかセイバーマリオネット、爆裂ハンターですかね・・・。
火浦功と岬兄悟、大原まり子あたり、あと新井素子を含めて、を
SFとライトノベルを繋ぐ線として評価して欲しいな。
特に火浦はもっとスポットが当たって良い作家じゃなかろうか。
あと菊池秀行や夢枕縛あたりをどう位置づければいいのだろう。
水嶋ヒロは外せないだろ常識的に考えて…
俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長を忘れてはいけない
52 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/08(日) 10:57:54.61 ID:+TDBqRp0
西尾は厨二的文章表現のスタイルを典型化して確立させた作家だと思ってる
西尾が登場してから西尾系の文章の言い回しを使う作品がかなり増えたからな
小野不由美と田中芳樹
ラノベ界の中華ファンタジーってみんな、どっちかがベースな気がする。
高千穂遥のビューティペアは後の女の子二人組の天プレになった気がする。
マンガだけどマカロニほうれん荘→脱力系、うる☆→ハーレム、セーラームーン→女の子グループで後のラノベキャラの天プレになった気がする。
55 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/08(日) 15:49:52.89 ID:xJuQ5Sn4
>>48 あかほりさとるて脚本家やろ
平井和正がエッセイで、8マンのアニメが放送してた時、
漫画の原作に加えて脚本まで引き受けたんで小説が一行も書けず、
文章が荒れて立て直しに数年掛かったと書いていた
笹本祐一がダーティペアのOVAで脚本書いた事があったが、
正直観られたもんじゃなかった
つまり、小説と脚本と鋳物はこれ程違うんだよ、どちらが難しい、高級とかいう問題でなく
脚本家の合間に小説家きどりの自称御大がワープロいじくっただけの、
夢枕獏の劣化コピーなんぞ凡そ読めるような代物じゃないだろ
アレを小説呼ばわりしているその異常な感覚は理解の範囲を遥かに逸脱している
56 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/08(日) 16:40:34.33 ID:CxWZg3YA
>49
夢枕摸と菊地秀行ならラノベに留まらず娯楽小説全体で現代伝奇バイオレンスを確立したと評価されるんじゃね?
伝奇バイオレンスという括りだと山田風太郎の忍法帖を現代に置き換えたとして山田風太郎の後継者とされるかも
フルメタは大ヒットしたがフルメタの影響で作られた作品は無いね
やはりラノベの主要購入層とフルメタファンは不一致なのか
まぁミリタリー物だしなぁ
ウケ狙いで奇をてらった書き込みが多すぎる。
高千穂遥や田中芳樹、小野不由美といったSFよりの一般小説家、山田風太郎や夢枕摸、
菊地秀行といった伝奇小説家は除外だろ? 常識的に考えて。調子に乗ってシャーロック・
ホームズだの南総里見八犬伝だの、あげくには源氏物語まで上げるやつが出てくるし。
そのうちギルガメッシュ物語をファンタジーの起源とか言い出すぞ。
神話の類はファンタジーの原型、と呼べなくもないんじゃないか
う〜ん、ソノラマやコバルトといった古いレーベルには
元祖とか起源とか呼べるものがあるのかも・・・
あと、洋モノはどうだい?
ドラゴンランス戦記なんかはちがうのかなぁ?
>>58 逆にフルメタより古くにハイスクール重機動作戦というのが・・・
越前魔太郎の冥王星O
舞城と乙一をラノベ作家と言っていいかわからんが
>>59 そういえば八つ墓村はラノベとかいうスレ無くなったなぁ
あと聖書のスレ
65 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/08(日) 21:46:44.43 ID:xJuQ5Sn4
直木賞を修復不能なまでに汚染した、
ジャパニーズコリアンに日本人の彼女が出来たチョーン!はどないだw
神坂一とあかほりさとるかな
スレイヤーズなんかはアニメ化から客に原作を買わせるような火付け役になったんじゃないかと思う
後、乙一のスレイヤーズとか読んでて〜ってインタビューを見てなるほどと思った
あかほりのほうはこれ(
ttp://bizmakoto.jp/makoto/articles/1012/30/news001.html)を読んで。
後、漫画やアニメをそのまま擬音付で文にスライドさせるってな手法の話とか読んだ時にあぁなるほどと思った
アニメ化作品の場合、読み手が賢い補完スキルを持っているのでうまい文で飾るよりキャラの台詞多いほうが良いんじゃね?みたいな話とか。
>>59 >>61 ソノラマでの高千穂遥の『クラッシャージョウ』、夢枕獏の『キマイラシリーズ』、菊地秀行の『吸血鬼ハンターDシリーズ』なんかは先駆者だと思うのは、リアル世代だからだろうか?
ラノベと括るのは乱暴だが、けして無縁ではなく地続きに思えてしまう。
今(というか、これから、後々)は西尾維新の影響が強く残るんじゃないかと思う。
それから「ラノベ史」に欠かせないかどうかってのは難しいラインだけど
中村うさぎとか、作者がDJCD・ラジオに出て喋ってっていうのとか
ラノベ出身だけど別ジャンル行った人の例として残るんじゃないかな。
もうあまり影響はないだろうけどコバルト文庫やその他少女小説ジャンルは
例えば小説の他に挿絵に吹き出しつけて漫画風にしたりという手法が蔓延していた、あれも。
俺、真面目に考えてしまったが
そもそも
>>1の目的はなんなんだw
論文書くとか?
まぁ、単純に興味がありみんなの意見を知りたいとかそんなとこじゃないか
どうせなら出版社とかレーベルの話とかもスレタイに含まれてれば良かったな
もう上で俺が思いつくような名前は挙がってるな、少女向けで折原みととかどうだろう
ラノベ外で、ライトノベルに多大な影響を与えたモノってのはダメなのかな?
「月姫」とか。
ガンダムとTRPGだな
いや、十九世紀後半において小説の読者対象が中産階級に広がっていくに際し
ストランド誌とホームズ物語の果たした役割は文学史的にとても大きいですよ?
小説が従来の上流階級の少数趣味から大衆小説、娯楽小説へと裾野を広げていく
その過程は、既存小説に対置する意味でまさしく「ライト」な小説群の誕生であるわけですから
ラノベ以前・グレーゾーン・ラノベと分けて考える必要があるな。
以前なら、聖書から古典的名作・作者
グレーゾーンなら、70〜80年代あたりのSF・ファンタジー・ノベライズ作家etc
明確にラノベ以前なのは文学史とかになるだろうから、スレ的にはグレーゾーン辺りからが対象だろうか?
あと、スレのタイトルには合ってもスレの趣旨には反する邪道な人物というのもいる。
具体例としては、安田均と山本弘。
どちらも「作家」ではあるものの、両方とも「TRPGの普及」で活躍した人物であり、「ラノベへのTRPGの影響」という点では欠かせないだろうが、作品自体の影響力はさして大きいものではない。
実際、安田はSNE社長としてロードス島戦記の企画を立ち上げたわけだし、山本はヒロインであるディードの中の人であり考案者だ。
75 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/09(月) 00:39:33.89 ID:BR/io7BF
>>73 あのね、ラノベなんて高見に有るものは、我々凡俗の理解を遥かに超えた代物で、
とても「ライト」とは以遠訳ですよ、実際
辻真先
有名アニメ脚本家であり、多数のアニメのノベライズをやっている。
>71
ゲイリー・ガイギャックスとデイブ・アーンソンに比べれば小さい小さい。
なんたって、あらゆるRPGとアドベンチャーゲームの先祖であるD&Dの作者だから。
あと、D&DはRPGを通じて「剣と魔法のファンタジー」の普及にも巨大な役割を果たしている。
そもそもラノベなんて、アニメ・漫画・ゲームの普及の上に成り立ったジャンルなんだよな。
>>74 そこが難しいとこで、
ライトノベルを小説の1ジャンルとして捉えるか、
TRPG、アニメや漫画を包括したメディアミックスの1ジャンルとして捉えるか、
で、ライトノベル史の書き方が変わる。
フォーチュンクエストなんか地味に歴史の中にタイトル残るのではないかと思った
というか、子供の本買いに行ったら児童文学版が出てて驚いた記憶がある
やはりソノラマ黎明期の諸作家だろ
それまでのSFをよりライトな形で定着化させた功績は大きい
>>79 ソノラマ黎明期は、まだジュブナイルって言われてたけどな。
小説のジャンルとしては、ライトノベル以前にジュブナイル文学の系譜があって、
「宝島」の、19世紀頃から連綿と続いてる。
『ライトノベル』史というなら、有史前後ってところか
地味にゲームノベライズ系がラノベに与えた影響は多大だったのではないかと思う。
DQの奴とか
普通にラノベってんなら、ロードス、スレ、ブギポ、ハルヒ辺りが織田信長とか聖徳太子。
フォーチュン、オーフェン、戯言、フルメタ、あかほりとかは新撰組とか松尾芭蕉。
菊池とか田中芳樹とかは卑弥呼とか日本武尊ってとこじゃねーの?
82 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/09(月) 18:55:53.08 ID:BR/io7BF
ラノベというジャンルを生み出す直接の母体となった、エリアルとゆんゆんパラダイスは外せまい
エリアルの作画担当した鈴木さんはファンタジアの創設メンバーだし、
これは作品と言うより企画だ、と後のラノベの意図をズバリと語っていた
もしかしたら、この鈴木氏の意見から生まれたのがラノベだったのかもしれない
ゆんパラも、みむたんのイラストでヒットしたのに別の絵師にイラスト描かせてもまったく売れず、
イラストが全てと言う、これまたラノベの有り様を先行して実現した
83 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/09(月) 19:12:47.53 ID:BR/io7BF
君たちの間ではどういう基準になっとるのか知らんが、
世間的に最も知名度のあるラノベ作家と言えば中村うさぎだぞ
というより、中村うさぎってなにやってる人?ラノベ作家
ラノベって?中村うさぎの仕事
とこういう感じだろう
>>57すまん。54だが素で間違えた。
>>59ライトノベルって冠ついたレーベルじゃないといかんの?小野不由美、十二国記もホラー小説も一般で出す前に少女向レーベルでだしてるけどいかん?
風太郎、平井、漠、田中芳樹、高千穂は固定客向けの固いジャンルをライトユーザーにも広めた。ライトノベルの素地を作ったと思うんだけど。
>>83 世間ではエッセイストじゃないの
ゴクドーくんが売れてる時代にはなまるマーケット出てゴクドーくん紹介されて出て来た時も
他の出演者の反応は、少年向けの小説「も」書いてるんですねーだったからな
最近じゃ、タレントか整形かルポライターかな
スレイヤーズあたりから読み出した自分では
・初期
ロードス、ガンダム、あかほり
・はっちゃけ、アニメ化
スレイヤーズ、無責任
・シリアスで現代風に
ブギーポップ、高畑
・流行ジャンルの創造
キノ、ハルヒ
・文体、量
川上、西尾、清涼院、奈須
・一般認知
乙一、桜庭、冲方、小野不由美、有川
メディアミックスとジャンルはもっとあるね
>>84 89年〜の悪霊シリーズ(ゴーストハント)か
わたしは〜・あたしは〜の一人称ルールがあった時代だな
(後年は解禁されて三人称か)
取り敢えず、『ライトノベル』という用語と概念が出来たのは、主に『スレイヤーズ』の
登場が切っ掛けになっている。これを機に、それまでSFだのファンタジーだの、あるいは
ジュブナイルだのと呼ばれてはしたが、いまいちしっくりとこなかった作品群に対しても、
遡及してライトノベルとの称号が与えられた。
具体的にはスニーカーや富士見ファンタジア文庫など、現在ライトノベル・レーベルと
呼ばれるようになったレーベルの作品。例えば『ロードス島戦記』や『フォーチューン・
クエスト』などは、登場した時点では『ファンタジー』だったんだ。
更に似た傾向のレーベルとして、ソノラマやコバルトを加えたところが妥当だと思う。
コバルトなぞは、いまは完全にライトノベルとして認識されているしね。
佐藤ケイ
そういえば今あまりないと思うけどキャラクター座談会/作者とキャラクターって
あれも1つの流行パターンの歴史だと思う、スレイヤーズ/神坂一とか。
(あかほりはドラマCD用台本流用とかキャラ名だけど実は中の人/声優とか特殊だったな)
当時のことはよく知らないが90年代前半の地点でライトノベルという言葉は存在したのか?
92 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/10(火) 00:14:15.87 ID:P6yLj4pH
無知ほど怖いものは無い、とはよく言ったもんだ
何度も繰り返してるが、元々ライトノベルと言う形容詞は、赤川次郎や新井素子など、
軽い文体で読みやすい小説を書く、概ね少女小説家に対して使われた言葉だ
現在の、読みづらいラノベとは全く正反対の、な
そういえば日本語ってこういう意味が反対の言葉を良く使うよな
聖(ヒジリ)といえば聖人というほどの意味だが、
中世日本では僧形の物乞いや居直り強盗が横行したんで、
乞食か盗賊の事を聖と呼ぶようになった
藪医者という言葉も、元は名医だったのが、
ヘボ医者や、医療の心得の無い人間までが藪医者を名乗って診察代をせしめるので、
現在のような言い方になったそうだ
ドラマガ最初期、富士見ファンタジア最初期は玉石混合だったにしろ記録されているべきだとは思う。
アニメ脚本家とラノベ作家を行ったり来たりしてる人も多かったな。
そんな中で印象に残ってるのは不死朝伝奇ZEKU(武上純希)。
遅レスだが
>>9 ディードを作ったという意味では山本弘も立役者になるよね
作家ではなくロリコンだけど
俺が考えるラノベ史変遷。
あかほり →神坂(スレイヤーズ)→ 谷川(ハルヒ) →
水野 秋田(オーフェン)
ここまで古橋なし
97 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/10(火) 23:50:16.05 ID:P6yLj4pH
>>85 まあ、世間では中村うさぎと言えば一応有名人だし、それなりの知名度も有る
しかし、ラノベなんつーても誰にもわからん、よってエッセイストと紹介されておるのだ
中村うさぎ一人の知名度に、ラノベの知名度は遥かに及ばんと言うわけじゃw
それにしても、以前はサモハン・キンポーと呼ばれたあの顔が、何であないに美人になったんじゃ?
無茶な整形しやがって、なんか腹立ってきたな、あのオバハン
エルフのイメージはロードス島(絵師)が作ったんだっけ?
耳とんがり美女
ドクロちゃん
理由は…何なんだろうね?w
桜庭一樹、有川浩、冲方丁あたりも
ラノベからデビューして一般小説書くようになったり、大人ライトノベルとか言ってラノベと一般の垣根を壊したというか、曖昧な作品が増えた切っ掛けにもなった
ような気がする
101 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/11(水) 00:32:15.28 ID:uvHsq+w7
沖方さんといえば、ラノベはピチピチの30代限定と仰った人ですなw
平井久司のケツにへばりついて、腐女子のハート、ゲットだぜ、てかw
リバイアスもファフナーも種も区別付かん、キャラデザが全てのヲタギャルに支持されたと信じて、
自分の世界にのめりこめる、幸せな人ですなw
作者スレでもないのに中村うさぎアンチに、冲方アンチか・・・
そもそも2chで真面目な話をすること自体が無謀なのか
香ばしい奴が一人いるだけだろ。ほっとけ
不思議の国のアリスはラノベだろ、あれ?
ラノベ以上にぶっ飛んでるけどw
>>98 作ったわけじゃないが固定したのはロードスだな
あさのあつこは入らない?
107 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/11(水) 06:59:18.29 ID:SYjWWUJV
赤川次郎が先駆じゃないかな。有り得ネェ〜設定や、超展開な話、ミステリー作家と言う人もいるだろうけど。
有川浩
業界NO1の電撃文庫から新レーベルMW文庫を創立させた立役者
ラノベ出身者で新刊数売上数ともに現在トップ独走中
109 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/11(水) 08:43:40.12 ID:+4c5ZKVz
>>87ゴーストハントシリーズ、大学のミステリ研で小説の書き方を学んだので一人称難しいって後書きに書いてたな。懐かしい。
私が考えたのは、グリーンホームとか。救いのないがちホラーですた。
大陸書房もC☆ノベルズみたいなレーベルけど、ラノベにいれて欲しいな。
sage忘れたとです。ごめんなさい。
中高時代に幻魔大戦、宇宙皇子、グイン・サーガ、銀英伝等を読んでいた
ロードスの誌上リプレイ時代の話が終わったくらいから離れて、
また戻ってきた感じだが涼宮ハルヒがないと現状全く理解できないな
ちなみに昔は小説をもとめて読んでいたけど
今はアニメの影響による回帰だから感覚は別物だなあ
113 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/11(水) 18:32:12.59 ID:uvHsq+w7
>>102 何故アンチなのだ?
自分と少し意見が合わない相手にはすぐアンチ、荒しとはw
笹本さんだなあ・・・
妖精作戦シリーズ、なかでもカーニバルナイトが俺をこの道に引き込んだ。
>>107 赤川先生はラノベ作家だったのか……w
いやでもあの軽いタッチと本格ミステリよりはエンターテイメントに近い感じはラノベなのかもな。
「自分に影響を与えた作家」の話になっとるぞい。
>赤川次郎
過渡期というかグレーゾーンというかの作家でしょ。
現在ラノベと呼称できるものが確立する前に、それっぽいものを書いたジュブナイル・SF・ファンタジー・ミステリー等々の作家の一人。
コバルトの吸血鬼シリーズとか十分ラノベの範疇に入るし。
赤川次郎って改行でページ稼いでいた気がする
ハルヒの半分くらいの密度
赤川次郎って、言ってみれば80年代にほとんど一人で
現在でいうラノベ市場の役割を果たしてたような作家だったな。
多作だけあって、確かに本当に薄っぺらいものや、ミステリとしてどうか
ってものも多いが、それでもサスペンスやホラーは良作が多い。
そもそも当時は本格冬の時代だったしな。
レーベルの話になってしまうが
過去遡ると少女ノベル系が元祖になるのかな
赤川次郎作品はアニメ化の対象にならないところがなんか違う
三毛猫ホームズってアニメになってなかったか?と思ったが
ググった限り、マンガになってるだけだった。
まぁでも、
>>122の考え方としては、
メディアミックス前提、あるいは期待されているものをライトノベルとする、って
考えだよな、そうするとどうしても、ライトノベルは小説の1ジャンル、という考え
と相違がでるのは当然だしな
>三毛猫ホームズ
十数年前のアニメ誌の、新作アニメコーナーで見たけどな。
土壇場で中止になってない限りはアニメ化されているぞ。
朝日ソノラマ勢がディスられる流れになりそうだ・・・・・
メインターゲットが中高生(と推測)の作家及びレーベルでいんじゃね?
127 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/12(木) 10:20:23.61 ID:LdpH8Fbk
藤本ひとみ&王領寺静は、コバルトでもかなりの勢力だったね
2000年代のアニメ化ブームの先駆けとしてハルヒが挙がることが多いけど、
メディアミックスのいち早い成功例としては灼眼のシャナを挙げておきたい。
ハルヒは角川自身も予想外の大ヒットという感じだったけど、
シャナは初期の頃からメディアミックスが強く意識されていて、
現在の電撃のメディアミックス路線にかなり影響を与えているのではないかと思う。
電撃のメディアミックスで思い出したが
ブギーポップってアニメだけじゃなくて実写映画有ったよな?
予告だけアニメイトで見た記憶が有るんだが・・・
俺の記憶違いか?
冬木冬樹はライトノベル界における革命児というか何というか
SF界における筒井康隆みたいな存在になりそうだな
しにバラェ・・・半月ェ…みーまーェ…
あのころは電撃も経験値が低かったせいで黒歴史
不人気の実写の地続きのオリストでアニメをやってほとんどの人間が意味不明
リアルタイムで観たが画面が暗かってなにやってるのかさっぱりだったな
その失敗を糧にシャナのころはアニメ会社に内容面で注文つけるようになった
シャナのアニメも別物じゃないか
>>132 ブギーのアニメはザッピングマニアな監督4人が
よってたかって弄り倒した構成だったため、
かなりのファンでもアニメ単体(とラノベ)からの情報では理解不能
脚本集見ながらでないと、その場面で起きている事すら半分も分からない仕様だった
あれはあれで幾らかは楽しめたが、成功なんてするわけねーよな
135 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/12(木) 17:57:17.16 ID:ICBi035r
>>119 ワープロ叩いて解読不能な文字を無産子に羅列しただけの暗号文と、
自分の手で書いた小説を一緒くたに並べるなよw
ラノベの一角?電撃を台頭させた作品はどれ?
ブラックロッドが電撃の方向性を決めてブギーポップで台頭してきたとか言われたり言われたなかったり
キノの旅かシャナかなぁ。
80年代後半までは角川スニーカーの時代
90年代中期あたりまではは富士見ファンタジアの時代
00年代からは電撃の時代
みたいな感じで思ってるケドどうかな。
角川の前にはソノラマの時代。
140 :
イラストに騙された名無しさん:2011/05/12(木) 19:50:42.92 ID:UMAXoUmC
シャナはこの前14巻まで読んだんだけど物語というか章が、
一区切りしたみたいで続刊を買う気になれない。
そりゃ続きが気になるけどさなんか踏ん切りがつかない。
やっぱ買うべきなのかなぁ?
本スレで聞け
まあ、十六巻からはノリが変わるけどよ
>>133 別物は別物だけど、
あそこら辺から「原作も売るためのメディア展開」
を大きく展開させるように成り始めた気がするな
まぁその試行錯誤の段階ってことなのか、
シャナ自体はアニメと原作の内容のすれ違いっぷりが酷い感じだけどね!
>>140 14巻は起承転結の「転」ではある。
あとの巻はそこまでに広げた世界観や伏線を回収しつつ物語の決着に進めてる感じ。
まぁそういうのは買う気・読む気になった時に買って読めばおk。
>120
80年代はソノラマだろ。
赤川次郎の路線は執事と令嬢刑事の話などが受け継いでると思う
>>126 それだとケータイ小説もライトノベルにはいっちゃうんだよね。
俺は抵抗あるんだが。
>127
そうなの? カズマくらいしか知らんかった。
2部ヒロインのマノンをむごたらしく殺す → 非難轟々 → ショックで断筆、の人だと思ってた。
ラノベの直接の祖先と言えば、
コバルト・講談社X文庫・ソノラマ・角川文庫の一部・富士見美少女文庫・早川・ゲームブックやTRPG系
だな。
後にラノベ黎明期を支える作家や、メディアミックスの先駆けたるアニメのノベライズが含まれている。
147 :
、:2011/05/13(金) 08:13:18.53 ID:C9YbdiRB
天地無用はメディアミックス、ハーレム系、ロリコン、魔法少女パロ、その世界感の派生作品という点でいろいろ影響を与えていると思う
ただしラノベ発信かは知らん
ざっとスレはじめから見てみたけど
氷室冴子があがっていなさそうなのは不思議だ
ジャンルがちがうのかな?
日本のラノベに欠かせない剣と魔法と竜のファンタジー世界観を
日本に紹介し広める役割を担った富士見ドラゴンブックスからも一つ入れたい
代表としてはやはりドラゴンランス戦記だろうか
アニメと映画の間を書いたナデシコははいるん?
原典がアニメだからなし
角川の少年ケニヤ
現在のラノベを上回る大量の挿し絵の入った文庫本だった。
紙芝居が元なんだったかな。
ラノベの祖の一つだと思う。
亀レスだけど、
>>71 そのD&Dだって、指輪物語やコナン(映画でアーノルド・シュワルツェネッガーが主役をやっていたの)や
グレイマウザーや終末期の赤い地球その他もろもろのネタをゲームに取り込んでいるけどねw
>>153追記
「もろもろのネタをゲームに取り込んだ」というか、元ネタ(悪く言えばパロディ、さらに悪く言えばパクリ)だな。
まあライトノベルとは直接関係がないので、これぐらいにするけど。
>>143 死者の学園祭って最初ソノラマ文庫から出てたんだな
知らんかった
>138
>80年代後半までは角川スニーカーの時代
ちょ、おま……、スニーカー自体が80年代の終わり(せいぜい87〜89)にできたっつーの(それまでは角川文庫で出ていた)
殆どないに等しいじゃないか。
目をつぶれば思い出す。スニーカー文庫ができた時の広告を。
ロードスの2巻や、真鍋譲治絵のクレオパトラ、異次元騎士カズマや、ルナ・ヴァルガー、それらの表紙絵がガラスのリンゴの上に乗っていた。
>153
グレイト! 素晴らしい!
あの、超絶不人気で後継システムの殆どない魔法ルールの元である「終末期の赤い地球」までご存じとは、正直恐れ入った。
(D&D系以外では、なんかの読み切り少女漫画で見たくらいの不人気さだ)
まあ、結局は現在の過去はすべからく作品の影響下にあるって事だな。
>145
あれは原則、同人小説(非プロの小説)と同等だろ?
発表しやすくなったせいで、「プロ」のレベルに遠く及ばない小説もゴロゴロしている。
>>148 氷室冴子の名前が出なかったのは、このスレ男性が多そうだからかも。
女向けラノベは男向けのに比べると規模も小さいし話題にあがりにくいんじゃ。
個人的に女向けラノベで名前をあげると氷室冴子はもちろんだけどあとは
新井素子、小林深雪、小野不由美、今野緒雪、喬林知とかもそうじゃないかと思う。
後半2名が前半4名に比べるとネームバリュー的に?と思う人もいるかも
しれないけど一応チョイスした理由はある。
それを踏まえて女向けラノベ史だけどまとめてみた。
まあライトノベル史全体をタテにもヨコにも精通している人じゃないと
結局「自分の好きな作品」を過大評価するだけの話になっちゃうよな。
日本史の著名人でも世界史の視野で見れば名前も挙がらない。
逆に「おらほの偉人」をやたらと持ち上げたがる人もいるだろう。
第二次大戦の「戦史」においては比類無き英雄であっても
歴史の教科書には名前の載らない人もいる。
■80年代後半:ライトノベル黎明期。
今でいうヤングアダルトとの境目があいまい。
◎新井素子:小説に「文章で読む漫画」の概念を持ち込んだ
ラノベそのものにとってもパイオニア的存在。
「あたし〜」文体を最初にやったとかなんとか。あとコバルトに
SFを持ち込んだり色々ニュータイプ。
■90年代前半:新井素子の影響なのか「あたし〜」系文体が大いに流行る。
「コバルト」「ティーンズハート」が2大巨頭レーベル。
バブリーで本も良く売れたらしく奴らに続けと各出版社が
子飼いの作家に「あたし」小説を書かせまくる。
◎小林深雪:人妻な女子高生(相手は教師)のシリーズが人気だった。
ティーンズハート文庫の女王で一時の勢いは書店の本棚をピンクにそめた。
161 :
女向けラノベ史:2011/05/14(土) 00:02:46.51 ID:vpOmv0NH
◎氷室冴子:初期(80年代後半)はリリカルで繊細な作風だったが
「あたし」文体で古典を生まれ変わらせ、自身オリジナルの平安時代もので
大ヒットを飛ばす。他にも青春コメディな女子寄宿舎ものクララ白書や
愛憎泥沼古代もの銀金等人気シリーズを抱え往年のコバルトを支えた。
亡くなった今でも根強いファンが多い。
*
90年代前半時期の女向けラノベは「あたし〜」文体で、なるべく
現代日本が舞台、恋愛を絡めるってのが基本お約束で書き手にとって
制約が多いものだったらしい(森奈津子や中村うさぎが何かで言及してた)
そんな中、小野不由美は「あたし」一人称を逆手にとった叙述トリックを
作中に織り込んだり、森奈津子は「あたくし」一人称のお嬢様を主人公に
百合下僕、ガチホモの出てくる変態コメディを書いたりしていたけど
この辺は異例の存在。多くは量産型「文字で読む」少女マンガだった。
162 :
女向けラノベ史:2011/05/14(土) 00:04:22.58 ID:vpOmv0NH
小野不由美、久美沙織なんかは当時の作品について話の内容より
恋愛の行方のみが気にされる風潮に辟易してる風な発言あり。
■90年代後半:ファンタジーブーム到来。
男向けでも富士見やスニーカーのファンタジーものが売れ売れ。
その流れにコバルト文庫が乗ってティーンズハートを引き離し大躍進。
若木未生、桑原水菜、前田珠子、樹川さとみ、須賀しのぶなどをひっさげ
異能力、前世、異世界、コメディ、本格と色んな要素のファンタジーを
取り揃えた。コバルトだけでなくCNovels、ホワイトハートなども
ファンタジーが看板作になる。
◎小野不由美:ライトノベルで本格的なハイファンタジーを書いて
読者の「ラノベ」への見る目を変えさせた。ラノベレーベルと
一般レーベルの2つをまたいで刊行(後から一般レーベルで再刊行する)
という出版方法の先駆けとなった。
163 :
女向けラノベ史:2011/05/14(土) 00:05:34.19 ID:j0//wnO/
■00年代〜:混沌の時代。
ジャンルを括らず想定読者も限定しない電撃文庫作品のヒットや
ハルヒみたいにSF極寒時代にラノベにSF持ち込んでもヒットしてたり
セカイ系、学園もので新しい形のファンタジーが台頭したりでラノベは
数の増加と種類の細分化によって混沌としてくる。
女向けラノベでもその流れはあるけどなんだかんだ異世界ファンタジーが
根強く人気。(コバルトでは歴史ものとか時代ものもわりと人気)
それを見てかファンタジーに特化した角川ビーンズ文庫、
小学館のルルル文庫などが創設。
◎今野緒雪:猫も杓子もファンタジーの中、吉屋信子的Sな世界の
女学生ものマリみてでヒットを飛ばす。フォロワーはなかなか
生み出さない女向けラノベ界では珍しく「姉妹」っつー精神的百合の
書き方で山程フォロワーを生み出した。
164 :
女向けラノベ史:2011/05/14(土) 00:09:02.59 ID:j0//wnO/
◎喬林知:普通の男子高生が実は異世界の魔王だったというマ王シリーズで
人気に。美形に囲まれ慕われる主人公(男)という女向けラノベに連綿と
受け継がれる『腐女子受けする作品』の系譜。
この手の作品はコバルトやビーンズ文庫の前身ルビー文庫で長年書かれてきたけど
そのものズバリだったり妙に濃かったりで腐女子以外には受け入れがたいものが
多かったけど「それらしいがそのものズバリではない」というパターンを
女向けラノベにもたらした。(漫画だともっと前からあったけど)
この作品のヒットで新興マイナーレーベルだったビーンズ文庫が一気に名前を
あげ、以後このレーベルは新たな若手のデビューの場となり
そこから同じくNHKアニメになった彩雲国の雪乃紗衣なんかもでてきた。
終わり。長々すまんね。行数と文字数の制限参った。
個人的な感覚かもしれんで異論はあると思う。
あと、後半二人も人気のピークは5〜6年前くらい。
ついでに今は女向けラノベ界で新しいこれぞという作家がいない気が。
そもそも00年代〜現在は細分化・混沌としてるせいか過去のように
時代を担ったり既存概念を変えるほどの力を持った作家がいないように思える。
ティーンズハートは後世に残るような小説はほとんどないけど
花井愛子とかものすごく売れてたんだよな
今の本の売り上げとは本当に桁違いで
秋野ひとみのつかまえてシリーズなんかはラノベ史にいれてもいいかも
ご苦労様でした。男性向けばかりが語られるライトノベルについて、女性向けに
ついての歴史を俯瞰できる貴重な書き込みでした。
少女向けも結構な歴史があるもんな
さかのぼろうと思えば大正くらいまで行っちゃうみたいだね
>>631,633
レスありがとう
ソードアートオンラインはアクセルワールドつながりで名前だけは知っていましたが
それ以外は初見でした。
チェックしてみます。ありがとうございました
>>634 ttp://kamome.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1304592368/158 こういうことみたいなので、なかなか見つかりにくいかもしれません
コテコテ恋愛だとハーレクイン、ビーンズ、コバルトとかだと思ってましたが私は読んでいないので
むりやり知っている中から選ぶとラブコメ系になるかなあ
半分の月が昇る空(橋本紡)、とらドラ!(竹宮ゆゆこ)、嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(入間人間)などは
映画とかアニメ化されている有名なやつですが、たぶん求められているものとは違うかな・・・
誤爆しました!すいません!
黎明期に活躍した人物だったら新井素子さんの他に栗本薫さんはどうだろう
後世への影響も結構大きいと思うが
栗本薫は、ラノベというより801やボーイズラブ系への影響大だろう。
栗本薫は調べてみると70年代〜80年代が凄すぎる、あんまラノベとは関係ないが。
既出かもしれないが・・・
その昔、コンプティークというPCゲーム雑誌があってな
(今もあるけど)
ちょっとえっちな福袋目当てに当時の中高生は買ったもんなんじゃ
そこで連載されていたのが「ロードス島戦記」のTRPGリプレイ
これが角川文庫で小説化されてな・・・
他に富士見ファンタジア文庫なんてのも全盛期だったんじゃ
そのあと分かりやすく出てきたのが「スレイヤーズ」だったんじゃよ
何が言いたいかというと、
ロードス島戦記とスレイヤーズははずせないってこと
角川文庫からスニーカーが独立したのはやっぱりロードスの影響かな?
確か3巻からスニーカーで刊行されたよね?
ああ、ガルディーン…
小林弘利
20年以上前のコバルト作家。
桑原水菜
歴女がゲームの影響みたいで増えたのは確かだけど、走りはこの人だと思う。後コバルトに愛憎渦巻くガチホモ話を持ち込んだ。
>>178 コンプティークのwikiとか読めば分かるけど、
角川のお家騒動のせいで担当が総入れ替えになったからそのせいじゃない?
ライトノベル史にコンプティークは欠かせないということか
>>181 単にブランド戦略っつーか
若者向けの書き下ろし&アニメノベライズを強化→角川文庫内のレーベルとして独立という事じゃないの?
ロードスという一作品が原因ではなく、ロードスを含む一連の流れの結果。
スニーカー文庫の創刊が89年でメディアワークス設立が92年だから結構時期が離れてる。
>>181 それより数年前じゃね?
スニーカー文庫創刊 1989年
お家騒動 1992年
Wikipediaより
角川スニーカー文庫はガル・フォースみたいなアニメーションのノベライズとか超ヒットのロードス島とか、
比較的若年層が手に取る小説の隔離、少年少女へのアピールとして独立したんじゃなかったっけか
少し後にエニックスも出版事業始めたんだよな、成績振るわなかったみたいだが。
アニメのノベライズという分野では、アニメージュ文庫のほうが勢力が強かったんだけど
ロードス島とかヒットを飛ばし、オリジナル作品で勝負をしていく
スニーカーやら電撃に押されてく形になったんじゃなかったか
>>185 一応今も細々と続いてるみたいよ?>小説部門
出版事業自体はガンガンが支えてる感じだろうな。
エニックスは初期にシュラトってヒット作があったな
すげぇ売れたんだろ、大月が言ってた気がする
富士見ファンタジアのパトレイバーのノベライズは
今も大切に本棚に入れてある。
>>188 エニックスが出版事業を拡大しようとしてたタイミングに
シュラトの小説(=アニメーションのノベライズという方式)を出しませんか?って
あかほりが交渉しに行ったら、そういうのも面白そうですねって感じで承諾されたのがキッカケとかだったかな
でも、シュラトよく分かんないしウチもリスク背負うんだからタイムボカンとかガッチャマンとか既に有名なヒット作も
一緒に出版する権利くれよって言われて交渉したらタツノコがOK出してシュラトが世に出たと。
色々と歴史があるんだな
あかほり、水野良、田中芳樹がぱっと名前浮かぶなー
自分はそんなに読んでないけどw
FQは15年近く読んでることになるな、そういやw
田中芳樹と小野不由美は連載作品を定期的に発表して欲しい
>>193 田中芳樹は今年で58かぁ、てかあの人は60になったら
「会社員だったら定年だし」とかいって執筆から離れていってしまいそうだ。
編集者の皆さん、なんとか小説を書かせてください
そういや、中村うさぎはコンプティークのイボンヌ木村だったんだな
最近知ったwww
西谷史
女神転生の原作者
小説→ゲーム
>>196 「時空の旅人」のほうが小説原作ゲーム(ファミコン)としては早かったんじゃなかったか?
PC98とかの時代に遡ったらもっとあると思う。
198 :
イラストに騙された名無しさん:2011/08/11(木) 06:30:37.36 ID:xsaKlfeY
ブギーポップは笑わない
199 :
イラストに騙された名無しさん:2011/08/16(火) 16:01:08.37 ID:T5FV2Xta
ん〜〜〜
緋弾のアリア
200 :
イラストに騙された名無しさん:2011/08/16(火) 19:00:26.59 ID:5sskHq+M
狼と香辛料は新しいことに挑戦した気概を認めたいなー
作者若かったのに
戦闘描写でオーフェンとラグナロク超えたのあるけ?この二つは外せない
後のハイブリッドファンタジーへの影響力ある気がするよ
後、リアルバウトハイスクールは
中盤1巻辺りのページ数が極端に減りわかりやすいスランプになってる感だしながらも
完結まで持って行けたと1人いう意味で歴史に残したい、個人的には中盤ひやひやしたが最後まで面白かったぜ
禁書
もちろん悪い意味で
メディアミックスの先駆けっつーことで、
あかほり
>>197 時かけは、映画→小説→ゲームじゃなかったっけ?
台詞とかの掛け合いなら、スレイヤーズを押したいな。
スレイヤーズは大きいターニングポイントだったんじゃない?
一般の人のハリポタ旋風に近いノリだった気が
既存のファンタジー世界を逆手に取った世界的な意味でも
天地無用はハーレムの祖でいいんだっけ?
ときたま思うんだが
「ドラゴンマガジン」ってけっこう欠かせなくね?
207 :
イラストに騙された名無しさん:2011/08/17(水) 20:10:36.00 ID:wP1x2xmD
スレイヤーズは、必須。
本編は、ストーリー重視でいいし
外伝のすぺしゃるは、読んでいて爆笑する。
逆に言うとすぺしゃるが読めない時点でどの小説も読めないという
事になる。それぐらい読みやすい。(ルパン3世より読みやすい)
本編は、TV放送
外伝は、映画とOVAとなって売り出されていた。
208 :
イラストに騙された名無しさん:2011/08/17(水) 20:22:54.49 ID:wP1x2xmD
三毛猫ホームズや十二国記は、
読んだ事あるけどちょっときついんだよね
やはり、MAZE☆爆熱時空とスレイヤーズすぺしゃる
極道くん、ルパンが一番読みやすい
名門桜樹学園 男クラ!←最高
えむえむ
理由書いてこうぜ
三毛猫ホームズは好きだったな
赤川次郎は速筆でヒロインは僕の理想の女性書き続けるぜって精神がある種この業界と融和製高いな
一般で受けて萌えもあるある種の売れる理想系か
三毛猫ホームズはライトノベルかどうか分かれるんじゃないか?
赤川次郎なら他にコバルトで長期シリーズ持ってたと思ったし
そうだな
そういやライトノベルで最初に呼んだのはドラゴンクエストのノベライズだったかな?
川に落ちたら油を染みこませた袋に入った火種をチェックしたりと
縁がなかったのか地味に旅してる描写や時間経過がちゃんとあるファンタジーは
後にも先にもこれしか読めなかったぜ
この辺のノベライズってライトノベル的にどういう立ち位置だったんだ?
214 :
sage:2011/08/18(木) 23:36:53.60 ID:O8394Evp
ゲームのノベライズは鬼っ子かなぁ。基本的に原作ゲーム知らないといけないことがハードル高くしてるのか、話題に上がること自体が稀。
十年以上続いてる『ガンパレ』がいい例だ。
まあある意味ロードスもTRPGロードスのノベライズと言えなくもないところもあるだろうし
アニメのノベライズと並んで源流の一つと言えなくもないんじゃね?>ゲームのノベライズ
今、保守系論客になっている井沢元彦も、デビュー後しばらくはファンタジーやニンジャアクションや
『ドラゴンバスター』の小説版とか描いてて、スニーカー文庫発足直前のプロトラノベ作家みたいなもんだった。
本人にとっては黒歴史かもしれんが。
高屋敷さんのドラクエ小説はよかったなぁ……。
あれは、ゲームやっていなくても読めた。
ハードカバーと文庫の両方持ってるぜ。
ゲームは、ファミコン持ってなくて、やったこと無かったのよ。
(でも天外魔境はやっていた)
むしろ、ゲームブックは、どこにはいるのかと(略
ゲームのノベライズと言えば、天外魔境もそうだったよな。
あれは、存在しない作家を作って『外国から見た日本』を書いたモノらしいが。
原作は、レッドカンパニーの広井王子さん。
ベニー松山さんのウィザードリィ小説は、忘れちゃいけないでしょ。
レーベル初期の代表作っていうと、
角川はロードス、富士見はスレヤーズが鉄板だと思うけど、
電撃はなんだろう?
ロードス系譜で映画化もしたクリスタニア?
第1回大賞受賞作品の五霊闘士オーキ伝?
アニメ化した爆裂ハンター?
ブラックロッドとか
後続への影響はでかい
初期とは言えないかも知れないけど、ブギーポップは間違いないと思う。
タイムリープ、あれは凄かった
>>217 某北関東に1970〜80年代を学生として住んでた自分としては、
その当時まだラノベという言葉が生まれる前に
駅近にあった一番大きな本屋にゲームブックコーナーがあったことを覚えてる。
隣には早川とか創元のファンタジー小説があり、やがてそこにロードスやらも並ぶようになるんだが
当時はわりと一大勢力だったよ、ゲームブック。
ドラゴンクエストは
ゲームノベライズの文庫版と勘違いしてゲームブックの方を買ってしまった奴は必ず居るはず
最初なんで2種類あるのか判らなかったぜ
>>221 思うにあれから学園モノが隆盛してファンタジー廃れた印象、
そういや1巻で一番べた褒めされてたシーン構成を
ドラゴンマガジンの作家のおススメの本紹介ページで「はい、ブギーポップのパクリ元です」とか言いながら
桃尻娘(だったか?)を紹介し始めてめっちゃ吹いたw
麻生俊平ってどういう立ち位置?
ザンヤルマの剣士ってリアルタイムで読んだ奴は
実際あの辺の事件で沸いたの?
ライトノベルの書評があるような媒体で当時もわりあい取り上げられていたし
この板では根強いファンも多い
ただ個人的な感想としては
陰々滅々としてるだけで盛り上がりどころもない小説で
なんで評価されてるのか当時からわからなかった
そういや乙一が高校時代に「ザンヤルマの剣士」にハマったってインタビューに答えてたな
あの頃って、タモリが案内人の「世にも奇妙な物語」とかも流行っていたからな。
暗くて不条理な話が、それなりに受けてた空気にマッチしてたんだろう。
>>225 ポートタウン・ブルースで期待してたぶん
ザンヤルマの剣士で拍子抜けして切った
>>228 だな。当時だからこそ行けた部分も大きい
アレをちょっと前にやってれば、初期構想はともかく
編集に企画段階でいじられて、アクマのミカタっぽくなりそう
無理は承知で私立探偵はちょっと面白かった
ネット環境もろくに揃って無い時代に
宗教団体のマインドコントロール技術やマスコミのマスコミ批判はタブーとかぶっちゃけ話があり
ハハwワロスとか言ってた奴も数ヵ月後にオウムの事件とか起きてOh…って気持ちになれたという
ある意味俺らにストライクな話なんじゃね?
個人的にはザンヤルマの剣士は主人公の
新興宗教に主人公がうっかり嵌る所wと
バトルものの癖に力を持つことに恐れや責任めいた心理描写が多い所と
垢抜けないまま頑固さだけで突き抜けた所が好きだったな
「ザンヤルマの剣士」って、
古代遺産を受け取った主人公、っていう如何にも願望充足型の話の出だしにもかかわらず
エヴァみたいに、そのせいで不幸になり、それでも逃げちゃダメだ、と自分を更に追い込むタイプの話、
(ちなみに1巻はエヴァより、ちょっと早い発売だったかな)
なので時代の空気にマッチしてたのは確か。
宗教団体もそうだし、仕事で失敗すると出前寿司の一気食いをして精神の平静をたもつサラリーマン、とか
醜悪な人間の描き方が、すごくそれっぽい、如何にもありえそうな感じなのも、良かったんじゃないかな、と
スレをざっと流し読みして
・有史以前
草紙物 馬琴他、江戸期以前の大衆文学
戦前の児童・少年・少女文学
戦後の児童・少年・少女文学
山田風太郎
・プレライトノベル期
コバルト・朝日ソノラマの時代
笹本祐一 高千穂遙 菊池秀行 夢枕獏
新井素子 赤川次郎
ガンダム等ノベライズ
・黎明期
角川スニーカー・富士見ファンタジアから電撃初期
水野良(グループSNE) あかほりさとる
スレイヤーズ タイラー
ケイオスヘキサ3部作 ブギーポップ
・メディアミックス全盛期
シャナ ハルヒ 禁書
位に分けられるのかなと思った
黎明→メディアミックスの間をもっと細分化すべきだけど
そのあたりはリアルタイムで読んでいなかったので放棄
補完お願いします。メフィスト勢からの影響も入れるべきかな
ケイオスヘキサとブギーポップは黎明期とはちょっと違う気がするな。
スニーカーと富士見の2強時代がしばらく続いて、
ドラゴンマガジンとか、スニーカーとかログアウトとかライトノベル雑誌とかが生まれ、
ソードワールドと共に、メールゲームとか、トレーディングカードゲームにも脚光が来つつ
流行にのれぬままいくつかのレーベルの消滅とともに雑誌が消えたりして
電撃文庫が入ってきてメディアミックス時代が到来した感じだった気がする
メディアミックス全盛期になるとゼロ魔とかでMFも台頭しはじめるって感じかな
ゼロ魔のアニメの萌え偏重で当たってからMFがアニメの亡霊に取り付かれた感じだな
スレイヤーズバブルに取り付かれた富士見の様に
そうすりゃ売れるそれだけで売れる→それだけに偏る→形だけなぞる様になる
って感じで廃れたら一瞬で没落フラグ建ててる気がする
萌えが廃れるほどのパラダイムシフトがこれから起きるとは思えない
>>238 ん〜、でもアニメ業界は90年代のロボット全盛時代から00年代の萌全盛に移行したから
10〜20年くらいの長いスパンで見れば変わると思うけどな
>>237 色んな方向からアプローチしてる電撃が勝つのも必然なんだろうな
禁書のコピーとか出してきてもおかしくないだろうに
>>240 禁書だって何か狙った中二臭いから、単純に中二作品自体供給が少ないんじゃね?
本当に好きじゃないと何か上っ面だけになって成功しない気がする
戦闘要素だけなら取り繕えるけど
水道とかの治水技術水準や通貨とか無駄に生活様式に拘る真性タイプが何だかんだで少ないと思う
まあラグナロク以降まともに読んでない奴の意見なんですがね
>水道とかの治水技術水準や通貨とか無駄に生活様式に拘る真性タイプが何だかんだで少ないと思う
その辺の成分は、早川の海外ファンタジーで補給してる。
ネットで小説を発表したものを商業化って流れが出始めているけど、
そうするとそのパイオニアって誰だろう?
>>240 新興レーベル以外は
何処だって色んなアプローチしてたよ、東京忍者や激突カンフーファイターみたいな
電撃は新人発掘回数が多かったりフットワークの軽さが一番大きかったんじゃない?
フットワークじゃなくて、新人を使い捨てにする思い切りの良さだと思うな。
たしか富士見とかは大賞、副賞とかあわせても年に5〜6人しかデビューさせないのに対し
電撃は、金、銀、銅と、それぞれ複数人あたえて年に十数人かき集めてたでしょ
で、職業作家になれず消えていく確率はどのレーベルでも変わらんから・・・つまりそういうことだ
>>245 使い捨てもなにも
売れてなおかつ書けるんじゃなきゃ
消える以外に道はないだろ普通w
十数人は言い過ぎだな、でとりあえず銅はねえよw
大賞だけ一人のみ
金、銀、選考委員奨励賞他はよく複数名受賞する形だ
去年一昨年を例にすると
去年は9人(大賞 1、金 2、銀 2、MW文庫賞 3、電撃文庫マガジン賞 1)
一昨年は8人(大賞 1、金 1、銀 1MW文庫賞 2、奨励賞 2、電撃文庫マガジン賞 1)
つーか、いつのまにか随分賞増やしてるんだな
富士見はだいたい6人だな
電撃はMW文庫もあるせいか富士見の倍新刊を出してるから、妥当な数字じゃね
ライトノベルは大雑把な形が
スレイヤーズ、オーフェン、フォーチュン辺りで作られ
未完の期待作は蓬莱学園で
せかい系はキノとブギーポップで
戦闘がラグナロクで
何か社会的心理的なのがザンヤルマとカイルロッドで
続き書かない、は火浦で既に完成されていた…だと?
とかそういうイメージ
251 :
イラストに騙された名無しさん:2011/09/18(日) 19:40:34.24 ID:7ewonmS9
キノとかラグナロクってそんな影響強くないと思うけど。
>>251 キノはあれのおかげで連作短篇形式のラノベ増えたイメージがある
>>250 戦闘描写で多大な影響を与えたのはあかほりさとるじゃないかと思う。
あの過剰なまでに擬音をぶち込んでいく描写表現は
今の売れ線ラノベにも結構浸透してるし。
戦闘描写でいったら菊池秀行でしょう、最初に鋼糸とか使い始めたのもそうじゃないかな?
単分子ワイヤーェ……
菊池を語る時は山田風太郎が原型でないかをチェックしとかないと
厨二バトルの原型は山田・菊池・あと漫画だが荒木飛呂彦で9割方埋まる
そういや女性主人公で、ドタバタをやるって意味ではスレイヤーズは、ダーティ・ペアの系譜なのかな?
特にナーガがでてくる外伝なんか、そんな感じするよね。
ツンデレヒロインが流行り始めたのはどの作品あたりだっけ?
もともと多かった。正確には「暴力ヒロイン」になると思うが、昔から主流
それがツンデレにとってかわられたのはエロゲの影響かな
同級生の田中美沙かな?
当時はかなり人気があった記憶がある
そういえばエロゲのノベライズなんてのもいち勢力としてラノベに隠然たる影響力が…
少女系の乙女路線のライトな異世界もの流行のきっかけってなんだったんだろう
ルルル、ビーズログできた辺りからすさまじい勢いだが
扉を開けて とか?
自信はないが「これは王国の鍵」とかかなぁ
特定の作品と言うより、折原みとという作家かも知れない。
ふしぎ遊戯でいいんじゃないか
流行のきっかけは大体外
え?時代が合わない?
267 :
イラストに騙された名無しさん:2011/11/06(日) 06:06:13.83 ID:H3+QqiAO
ライトノベル師ねぇ…
新井素子ってコバルト初期に活躍したんでしょ?
SFだったら異世界ものは定番だし、早川文庫ででてる新井素子作品を読むとそういうのあるし。
生憎その当時の彼女のコバルト作品を読んでないんで異世界ものがあるかわからんが。
数年前にアラフォーラノベデビューした身としては自分が十代の頃読んでた
筒井康隆とか赤川次郎とか大沢在昌とか平井和正ってラノベじゃないの?
って思うんだけど実際どうなの?
一応世間的には新井素子が元祖的扱いみたいだけど、やっぱ画は重要なのかな
270 :
イラストに騙された名無しさん:2011/11/06(日) 09:54:57.49 ID:XL5TYv3+
田中芳樹 が含まれてない
田中芳樹は異質なの?
でも80年代後半〜90年代の 書店ランキング、文芸作品の中で 創竜伝ランクインしてたり
すごかったし、長者番付にものらなかったっけ?
>>269 ラノベの定義自体が曖昧だしな。実際その頃にはラノベって言葉自体なかったろ?
ただ現在の動向としては・・・
筒井康隆は「ビアンカ・オーバースタディ」っていう意識してラノベを最近ファウストって雑誌で書いてるし
平井和正はボヘミアンガラスストーリーあたりからレーベルそのものがラノベっぽいな
赤川次郎とか大沢在昌とかは、なんとなく違う気がする。
>>271 そっかー、やっぱ同じ読みやすさでも推理モンはラノベっぽくないのかな
SF方面はなるほど今のいわゆるラノベと同列に考えてもいい感じなんだね
なんとなくラノベの定義が前より少しだけ理解できた気がするわ
なんかスレ趣旨と微妙にズレてて失礼したけどサンキュ
>>272 いや、それがファウストって雑誌はミステリ雑誌なんだよ一応
え、そーなの?情弱で重ねて失礼w
>>269 新井素子は文体が違った。今のライトノベルの文章では普通の
若者の話し言葉っぽい描き方をした。
むむむ、大沢在昌の少年探偵モノとかは主人公が一人称でハルヒのキョン的に
物語を進めていってた記憶があるんだが…ラノベの定義、思ったより深いな
あと
>>270の田中芳樹は全く読んだ事がないのでどなたか言及できたらよろしく
いや文体とか内容でラノベかどうかっていうのは難しいんだよ。
何故かっていうと文体や内容でいえば昔っからあるジュブナイル
って言われてた分野を、ラノベはほぼ受け継いだ形になってるから。
だからレーベルやイラストやメディアミックスといった展開、販売方法が、
かろうじて昨今ラノベと言われてるものと、かつてのジュブナイルを分ける指標
になっているに過ぎない。もちろん、これすらも古典に今風のイラストをつけて
売るという販売方法を取るところがでてきたから揺らいでるけどね。
「あたしの中の」 ハードカバーのやつ持ってたなぁ
鏡が落っこちてきて死ぬやつだっけ
作者本人の写真が載ってたのは覚えてるが
画はなかったような・・
このスレ的には、スニーカーや富士見ファンタジアの創刊を紀元とする見方が多いようなので、それ以前のソノラマやハヤカワはラノベの前身という扱いかな?
私も『獅子王』買ってた不惑だが(笑)。
赤川次郎は1980年に「幽霊から愛をこめて」をコバルトから出している
今も続く「吸血鬼シリーズ」は1981年に開始
新井素子も1980年に「いつか猫になる日まで」を、翌年には「星へ行く船」をコバルトから出してるね
ちなみに「あたしの中の……」も1981年だったわ
>>279 「それは(僕の定義する)ラノベの条件に合わない(キリッ!」が
起きているだけです
なんか途中からラノベをレーベルで定義する論を発表するスレに
流用されてるようで
定義やレーベルに関わりなく今のラノベに影響を与えた作家作品を
語って構わないでしょう。スレタイ的に考えて
売れてたんか知らんが、王領寺静。
ジョリーロジャーはトラウマになったなあ・・・。
マノンのことかー
それはともかく、ラノベ史的に言うならもう一つのペンネームでの活動の方が大きいような。
まあ、ラノベというか少女小説だけど。
>>281 前の方の流れを書いただけだったのだが(笑)。
リアルソノラマ世代なので、後は皆ラノベという荒っぽい認識(笑)。
大森氏だったっけ、平井和正の超革中がラノベの起源だって言ってるの
ああいういわゆる“ハチャハチャ”ノリは、当時はそういうカテゴリが無いものの
今見るとラノベそのもの
前提としてラノベの線引きしとかないとグダるから自然となっただけじゃね
後、好きなジャンルにすら(キリッ!くらいの必死さが出せないのは逆に嫌だろw
新井素子もインパクトがあったが、個人的にはなんといっても氷室冴子だなあ。
まさに業界のレベルを一段高めた感じ。
>>256 異議あり。
『超人ロック』を忘れられては困る!
>>268 コバルトでなら、『扉を開けて』が異世界ファンタジーだね。
確かあもい潤がコミカライズしてた。
ま、『少年少女向けに、分かり易いテーマを盛り込んで読みやすい文体にした小説』を
ライトノベルと、乱暴だが認識している。
>>287 同感。氷室冴子が道なき道を開拓し整備した後に、
できあがった道を花井愛子、折原みとなどが走りはじめた感じでした。
え、ライトノベルの定義って板的には
「あなたが思うものがラノベただし他人の同意を得られるとは限りません」じゃなかったっけ?
最近この板きていないから自信無いけど。
291 :
イラストに騙された名無しさん:2011/11/23(水) 01:01:24.78 ID:4PZ0UiWk
ライトノベルって何? という定義は、恐らく、今も議論がされていると思います。
恐らく、もっとも信じられているところでは、「アニメ化やコ ミック化を前提とした小説」、といったところではないかと思い ます。
逆にアニメ・コミック的なものを小説にしたもの、じゃないの?
ラノベ作家の走りとされる新井素子が、デビューの時に「ルパン三世みたいな小説を書きたかった」
と言ったとか。
ガトーって言いたいけど
確かにフルメタは多作品に対して影響与えてないかも
>>291 漫画やアニメやゲームは読んだり見たりしたりするけど文字だけのはちょっと・・・って人にとっつきやすくしたもの
だと思ってるよ
そういう意味では、「アニメやコ ミック(の存在)を前提とした小説」ではあると思うけど
それと、「アニメ『化』やコ ミック『化』を前提とした小説」では全然違うと思う
アニメ化とかを前提としてるなら、その化けた先で障害になりそうな表現は入れないように、
もしくは回避策を念頭に入れて作られてるはずなのに、
実際の現状は化けた先で再現しにくい要素があって、それを理由に下手な改変くらいって酷いことになりまくってるわけで
イリヤの秋山でてないのかよ
>>295 秋山瑞人は未完作家として歴史に残る勢い
それでも作品数で数えると大した未完率じゃないので……
>>297 そりゃ1シリーズしか出してないのにそれが未完とかいう作者よりは率は低いが
1/3、もしかしたら1/2の未完率は・・・
あとEGFの酷さは・・・
EGFは作者のせいではないだろ。
原稿は書きあげて編集部に送ったのになぜか出ない。
率でも数でも長さで待ち望むファン数でも
上回る存在がいるんで、歴史には残るほどではないかと
片山憲太郎ェ……
「ファンタジー」で水野良
「ライト」で神坂一
「萌」で谷川流
この三人は別格だろう
もちろん作家個人としての評価でなく、
ラノベ史における業界と後続への影響という意味でね
赤川次郎栗本薫田中芳樹あたりは、(ヲタ向け)ラノベという括りからは外れると思う
ラノベなんだから出淵に一票
単行本サイズで絵売りしはじめたのってこの頃じゃなかったっけ?
>>302の一連のヒットは絵師の貢献も無視できない
表紙絵だとまず天野嘉孝を思い起こすな
ソノラマでもハヤカワでもスニーカーでも描いてた筈。富士見では見なかったかな
>>305 うお、リュカオーンってすごい懐かしいタイトルでたな。正直ストーリーはまったく覚えてないがw
なんか水晶ドクロとブラックホールの特異点を超えるのに凄い質量が必要とかが出てきたのは覚えてるな。
子供心にもこれはあんまりだと思ったラノベ永遠のナンバー1だな……。
なぜそう思ったのかはよく思い出せないが……。
栄えある、富士見の第一回入選作だったっけ。
その後、続きどころか同じ作者の本さえ出なかったけど…
現世代のイラストに影響が大きいという意味では、みつみ美里、あと弘司
この二人はなんというか、サンデーサイレンスとマルゼンスキーみたいな存在に思える
……って意味わからんか。直接の影響と要素の影響みたいな……ダメかw
弘司っていうと、ホビージャパンから出てたRPGマガジンを思い出すなぁ。
若き日のきくたけ、とか。あと薄いのに高かったんだよなぁ。
タクテクスがRPGにのっとられたときの敗北感を思い出した
RPGマガジンがギャザに乗っ取られたときには
俺はもう買うのをやめていた
あそこで書いてたF.E.A.Rとか遊演体とか(もちろんグループSNEも)のライターはラノベでも活躍した/してるけど、
個別作品は友野詳の「コクーンワールド」の初登場(リプレイだが)になったくらいかなぁ<RPGマガジン
ドラゴンマガジンみたいに直接ラノベ作品を輩出したわけじゃないが、
カライラ館はじめ読者参加が多かったから同人には影響が大きかった雑誌だとは思う
>>310 先日、トーキョーN@VAの新サプリ出たらしいんだが
出たことも驚いたがジャケが弘司だと言う事にも驚いた
数年後にはマスラヲ評価されてて欲しいような欲しくないような…
昔でいうとビックリマンシールとか、今は神羅万象?とか
コレクション要素があって裏に多量の設定やストーリーが存在するものって、
なんかいかにもラノベに影響を与えてそうなイメージがあるけど、どうなんだろう?
トレーディングカードゲームとかのフレーバー要素とか、さ。
特定の作品ならあるかもしれないが、さすがに「ラノベ史に影響」は与えてないと思う。
というか、脱線しすぎだろw
そろそろ宮部みゆき(特に超能力モノ?)に影響された作家が
出てきてもいい気がしているのは俺だけだろうか
ラノベの源流は
ライトファンタジー、ライトSF、児童文学及びジュブナイル、アニメゲームのノベライズ、少女小説
これらの一部が合流して出来上がった感じかな
ライトミステリーは後から合流してきた印象があるな
あとは、エロ小説方面との関連もあっても良さそうな気もするが
>>319 そもそも「ライト」ファンタジーなんてのは、ラノベが出始めてついた名前だよ。
ロードス島とか自体が、TRPGの誌上リプレイから始まったんだし。
朝日ソノラマとか、角川ノベルスであった作品はあくまで「伝奇」色の強い作品が多かった。
>>318 宮部みゆきの超能力ものはスティーブン・キングの影響が強すぎる
安部公房なんかある意味最近の不条理ラノベそのものだよなあ
ある意味ってのは人の内面が外界に影響する描写という意味
不条理ラノベってなんだ?不条理文学なら、カミュの「変身」とか作品が思い浮かぶが・・・
「虚構市立不条理中学校」みたいなのじゃない?
不条理でないラノベなんて存在しないw
魔法や疑似科学や未来が入らないラノベは最近増えてる気がするけど
概ね萌え専か、スポーツ(ロウきゅーぶ)/アクション(学校の階段)/サスペンス(みーまー)ってとこか
ライトノベル史を言うならこの辺の源流をまとめて『聖エルザクルセイダーズ』と言ってみるtest
>>319 推理とSFとファンタジーは元から近い関係にあったよ
昔、これらは全部「ミステリー」ジャンルに一括りにされていた。
その前は「探偵小説」な。変格探偵小説という名でごった煮のジャンルをまとめていた。
海野十三。
和製少年向けSFの祖。初期のソノラマ文庫からも刊行されていた。
戦前活躍した、少女向け百合小説の大家・吉屋信子も忘れるべきではない。
江戸川乱歩の少年探偵シリーズも子供向けとしてラノベの前身じゃない
三連続でネタか…ラノベ前史のネタはスレ序盤で満腹だ(笑)。
>>332 ラノベ前史とかの分類は
なんだかんだいって
>>234の分け方が一番わかりやすいかなっておもった。
>>332 検討に値しない、と断言できる訳でもないしなあ
ただなんつーか歴史的権威の需要がでかいんじゃね?
言ったもん勝ちなとこもあるし。みんなラノベ界に不安なんだろうか。
とはいえエンタメやジュブナイルとラノベが別れる前のものは語ってもしょうがないんじゃないの
そこまでいくと物語や文字の起源まで遡るようなものだし
あくまで「ライトノベル」が生まれるきっかけになった直接的なものだけでいいんじゃないかと思うが
まあその直接的な原因がかなり昔まで遡るかもしれんけど
それと問題は小説以外のものもラノベに影響を与えているだろうことだよなあ
漫画とかアニメとかゲームとか事件とか経済とか
直接年表には載らずとも資料作るなら外せないものは結構ありそうだ
「宇宙一の無責任男」(アニメタイトル「無責任艦長タイラー」)
当時、ラノベという呼称はまだなかったが
10代向けの小説はソノラマやハヤカワからじゃないかね
ソノラマには異論がないが、ハヤカワはどうだろう...。
後、ソノラマの特徴として、漢字にルビを振ってないというのがあるが、年齢層を高めに
設定してるのではないかと。
ときかけとか、微妙なラインだな。
ソノラマの前、鶴書房SFベストセラーズだな。あれがもう少し持てば新井素子あたりの活躍場所になってたんだろうけど…
あかね書房や岩崎書店の小学生向けSFシリーズから
中高生向けのSFジュブナイルに行くのは自然な流れだよね。
本流から外れた、奇形進化の行き着いた先:川上稔
344 :
イラストに騙された名無しさん:2012/02/04(土) 21:19:48.96 ID:VYiX7GBX
やはり銀英伝だろう
ただ、昔から薄々気になってた事だが、
・あまりにも多くの美点を特定少数のキャラに与え過ぎている(彼の作品全般に言える事だが)
・政治と経済の把握と提示が不足
・キャラのセックスについて隠蔽している(作者からすれば見当違いも甚だしい指摘だろうが)
この3点が気になる
>>344 三番目は色々資質を必要とするので勘弁してやれ。
苦手なのは書かない方が良いことも多い。
誰だったか、恋愛を担当編集の命令で盛り込まされてプロットがぐしゃぐしゃになった作家も居たし。
スレイヤーズ、かな
やっぱり
川上稔は、製本技術の指標としても、やはり上げとかなきゃいかんでしょうな
348 :
イラストに騙された名無しさん:2012/02/05(日) 00:42:30.96 ID:8uAz9jgY
銀英伝は作品としてはキャラ物の地位を確立させた功績かな
「長編のほぼ原作に忠実なアニメ化」という当時としては異例の力業を完遂したOVAの方が業界には重要かも
349 :
イラストに騙された名無しさん:2012/02/05(日) 02:38:14.31 ID:GJTTTliM
銀英伝が今アニメ化出来るかっつったらまあ無理だろうな。
マーケティング段階で切られる。
今っつーか、1作品を4期分割でアニメ化するとか当時の方がむしろ有り得なかったと思う
それでも採算がとれるくらいマニア人気が継続していたんだろう
最近の人気ラノベはむしろII期〜III期分割を前提にしてアニメ化されてるけど、
銀英伝アニメあたりが「原作忠実」の価値を示した源流になるのかなと
>>347 製本技術だったら京極が先行してないか
更に言うなら、うろ覚えだけど90年代に東京創元の海外物で
あれぐらいの厚さ有った記憶がある
あれ、どちらかと言えば
製本技術上昇→電撃の限界ページ増
→川上その分まで増やして(正確には削り量を減らして)刊行
という流れかと
厚さに関しては、京極夏彦作品が先行してたって感じだろうね。
川上稔の双方向性転換ヒロインとアッーなラヴシーンがあった「終わりのクロニクル」
の頃に書店で京極作品と本の厚みを比べたら、京極作品の方が厚かった記憶がある。
今売り出し中の川上の法螺イズムは更に厚くなってるけど、個人的に京極作品と比較
できる環境にはないのがちと残念。
354 :
イラストに騙された名無しさん:2012/02/07(火) 13:48:43.65 ID:HzROXfxw
一般大衆にも存在を知らしめた、という点でハルヒの憂鬱。
未だにライトノベル作品と聞いても分からないがハルヒなら知ってる、という
人はいる
タイムリープ
実写映画化したりと、話題になった
風のハヌマーン
異例の全く完結していない内容での受賞作品
天地無用/プリティサミー
何となく
そういやガン・アクション、ハードボイルド系の台頭ってのも昨今の風潮のような気がする。
豪屋大介、深見真、虚淵玄とか
>>332-334 キャラクター小説としての基盤をミステリーから
受け継いだという視点はラノベ製作サイドに存在する視点だぞ。
富士見ミステリー文庫やスニーカーミステリー倶楽部が
ラノベの前身はミステリーなんだからミステリにラノベを
持ち込めるはずだってコンセプトでやってたじゃん。
漫画やアニメ風なイラストの走りだと
レダやクラッシャージョーやダーティ・ペアとか
より漫画チックになったのは
タイラーやスレイヤーズあたりからかな
アニメからのノベライズは別として
つーか昔のソノラマとかの時代はハードなものがいろいろあって
ここ10年くらいで萌えブームが来たというだけだな
コバルトは初期には日本SF作家の短編集とか出してたんだけどね
>>358 より漫画というなら
新井素子の星へ行く船や氷室冴子のシンデレラ迷宮や久美沙織の丘の家のミッキー
このあたりから少女漫画家が表紙や挿絵を書いてるんで作品とともに
漫画方向へシフトしているような気がする
他所で指摘してる人がいたけど、平井和正のウルフガイシリーズは
今のラノベと同じ読まれ方だったな
これ以前にもどこかのスレに書いた気がするけど
「お前らはしょせん絵が描けないから手軽そうに見える文字媒体に逃げたんだろ」
と勘繰りたくなるようなライトノベルが一時期はけっこうあった
発想や擬音語満載で白いページなど、そういう面が間違いなくあったと思う
『銀河英雄伝説』と『マリア様がみてる』
多くの読者に影響を与えたという点で
ラノベの定義って難しい
売れた作品=ラノベ市場の動向に影響を与えた作品
ではないと思うんだよね。
上でも挙がってるけど、フルメタや禁書以前から学園物の流れはあった。
まあ、フルメタは富士見が学園物に力を入れ始める契機には
なったかもしれないし、売れたというだけでもライトノベル史として
語る価値はあるけど。
フルメタは作者が蓬莱GMあがりじゃなかったか
別の人と勘違いしてるかも
>>366 あってるよ。PBMのGMからラノベに流れた人って結構いるよ。
賀東招二、新城十馬、新井輝、水城正太郎、とか
>>364 マリみてに影響を与えた氷室冴子のクララ白書シリーズがあるよ
ラノベの歴史で必ずあがるのはやっぱりウルフガイシリーズ
ソノラマ文庫のクラッシャージョウやバンパイアハンターDは
今のラノベに影響を与えてると思う
もっとも今のラノベの文体と比較するとぜんぜん違うけどね
369 :
イラストに騙された名無しさん:2012/03/16(金) 05:03:21.43 ID:2rZ40dGV
宅配コンバット学園
インフィニット・ストラトスの弓弦イズルは外せないよね
伝説級だわ、後世に語り継いでいくべき
371 :
イラストに騙された名無しさん:2012/03/16(金) 18:58:08.67 ID:tQD2euoq
時雨沢恵一を忘れてはならないだろう
キノの旅の1巻がでてた時代に生まれたかった…
良作名作快作怪作は読者の数だけあるが、
「ライトノベル史」としては主に業界と後続への影響が問題なのでな。逆に登場背景もか
ノベライズじゃなくて、ライトノベルからTVアニメになった最初の作品って何だろうね?
『銀英伝』は映画→OVA(後にTV放映)だし、『ロードス島戦記』も最初はOVAだったから、『無責任艦長タイラー』あたり?
テレビアニメが大ヒットして、ライトノベルの人気タイトル→アニメ化というパターンを確立した最初の作品ならば、『スレイヤーズ』で間違いなさそうだけれど
ダーティーペアの方が前らしい。
ジュブナイルから実写なら「時かけ」(タイムトラベラー)
シンプルなタイトル一発で印象付けようって流れは『学校の階段』からのよーな気がする
昔の火浦功や大原まり子なんかのSF系列なタイトルは珍妙でも理屈っぽい
火浦功というと
高飛びレイク
奥様はマジ
ファイナルセーラークエスト
辺りか
レイクもガルディーンも(読んでないがトリガーマンも?)
火浦功の本編1−2巻出して外伝ちょっと出してけっきょく完結しないシリーズ物、
という流れはラノベよりヲタ漫画家に引き継がれていったな
その辺は永井豪とか一部の漫画家達の伝統芸かと。
逆にいろんなジャンルに手をだしてやたらシリーズもの化して長期執筆になるっていう栗本薫とか夢枕獏とか
ラノベが現れるちょっと前にデビューした人が多い気がするな。
てか、いま30代でこの2人の影響を受けてない人はいないんじゃないだろうか。
せいぜい間接的影響だな
夢枕は資料として調べてた格闘技にハマって伝奇小説書かなくなったし
栗本は末期はグインのみだが腐る前はミステリー作家
30代ラノベ作家への影響はそんなに大きくない
影響があるとしたら40代作家だがラノベの世界でその年齢の現役はほとんどいない
最近のラノベ作家は古典SFから同世代のラノベまで幅広く読んでる人が多いんじゃね?
昔より作品内でメタやパロディ元になる作品の範囲が(時間とジャンル両面で)広い印象がある
ここ数年、お前の引き出しは2ch経由の知識とゲームとアニメだけだよな
って感じの作品ばかりに当たる気がするな
何と言うか作者の趣味方向から来るマニアックな引き出しを出してくる人が少なくなったような
昔もSF以外の引き出しが豊富な作家なんて居たっけか?
引き出しが豊富じゃなくて皆無なのが問題なんだろ、パロの殆どが手垢に塗れたネットの既存ネタってどうよ
それなら主人公の料理シーンに力入れちゃう奴、銃改造描写に力入れちゃう奴の方がいいや
印象だけで語る最近のラノベ論はもう見飽きたよ
「ライトノベル史に欠かせないと思う作家、作品」なんだから
具体的な作者名か作品名くらい挙げようよ
内輪ネタ楽屋ネタ連発、省略しまくりな文章で空白だらけのページ、ってのを広めたのはやっぱり火浦功かなあ
朝松健の「私闘学園」みたいに、作品名を載せてパロディやるっての見ないね。
やっぱ時代的に著作権について煩く言わない時代だったからやれたのかね。
すぐ「野麦の穂が・・・」っていうネタが好きだったけどなw
作品・作家名そのものを出すネタも残ってはいるが、
もじって遊ぶネタのほうが多いかな。
『私闘学園』は凄かったな(笑)。最後には他の作家をリスペクトした文章を書いたんだから。
ふと思ったんだが「学園もの」ってジャンルはラノベが確立させたのかな?
もちろん昔から児童文学には、小学校を舞台にした「ズッコケ3人組」とか色々あったんだろうけど、
特に高校を舞台にしてファンタジー(レギオスとかブギーポップ?)やらSF(笹本とか)、
ミステリ(西尾)、バイオレンス(菊池秀行とか)をやるというスタイル。
中高生をターゲットにしてるんだから、中学校や高校生の生活が主題になるのは当然といっちゃ当然。
>>390 妖精作戦は遡ればビューティフルドリーマー辺りが有るんじゃなかったか?
高校舞台のミステリなら死者の学園祭とか
>>392 ああ、そっかマンガのほうが先か。ラノベ独自ってわけでもないか。
大体さかのぼると洋書か手塚かって所で独自色なんてなくね?
独自はないよね
氷室冴子の白い少女たちとかクララ白書とか
むかしからあるんじゃないかな
連投ですまん
ラノベ的ならSFだけど
1971年に書かれた超革命的中学生集団がある
これって確かラノベの元祖説もあるよね
ヘタレ主人公がモテモテで修羅場ってのもドラゴンランス戦記あたりから伝統だしなw
主人公の性格まで言い出すとキリがないのは分かっているが、
昔は異常なシチュエーションを、否定はしないまでも馴染むのに時間かかった主人公が多かった気がする
ベルガリアード物語の主人公ガリオンは「どうして僕なんだ」って言い続けて、続編でそれがネタになってたりしたしなw
今のラノベ主人公は、受け身というか、馴染むのに時間かけないよな
>>390 西尾の戯言シリーズはさほど学園を舞台にしてなくて?
学園異能バトルならジャンプ漫画の影響なのかな
ズッコケ3人組で『少年科学探検隊ニュートンズ』を思い出したw
>>397 中国の古典からの伝統らしいぞ
可愛い美女仙人に囲まれて凡人主人公ウハウハとか
・・・まるで成長していない
一般小説と区別でき無い作品だと安彦良和とかノリエが将軍とか出てくるけど
今のラノベみたいに読者が頭を使わないで読む、から言うとあかほりだろうな
そこにノベル式エロゲが合流してハーレム化が一気に進んだんじゃないか?
ある意味ノベル式エロゲとラノベの線引きって不可能じゃないのか?
>>402 正直、どっから突っ込んでいいから分からないくらい、いい加減な理屈だが、
媒体が違うものも同じっていうなら、
メディミックスされてるものはどれでもそうだよ。
ちょっと暴論すぎやしないかね。
エロゲとラノベの合流はアニメ経由だと思う
ToHeart、Kanonあたりから始まってD.C.、月姫/Fateみたいにエロゲが全年齢アニメに展開する商法が確立して
アニメ化が貯金箱だったラノベが負けない為にエロゲ化していった
人材発掘がWeb中心になって要求が共通してきたってのもある。これは絵師のが顕著だが、ってスレ違いか
「合流」ってな、また都合のいい言葉だな。
むしろエロゲが「ゲーム」であることを捨て
ビジュアルノベルとか「ごまかし」を開き直った時期がそのあたりだろ
色々と判断が難しいな。
まずハーレムうんぬんは漫画・アニメが先発なのは確か
それが過剰になった契機としてエロゲに原因を求めるのが正解かどうか
「ハーレム」およびその前形となる「多数タイプの女性キャラ配置」という方法は
エロゲ(キャラゲの一部やギャルゲも含む)にしても
ラノベにしても、単に明確に媒体分類として形作られるのが後発だったがゆえに
その競争発展の過程で、漫画アニメの歴史をなぞってるようなものとも言えるからだ
ラノベに関しては規制等の環境が妙なためか、部分的に
エロゲよりも奇形な展開をしてるような気さえしてきて恐いところもある
あと
>>405 様々なゲーム性を捨てて客層を広げた行為はエロゲに限らない話だ
それを以て余力を得て高いゲーム性をもった作品を作れたメーカーも
エロ・非エロ問わずあるので、あまり誤魔化しと言ってくれるな
フランス書院の市場参入が大きい様な。
それ以前にも、ルナ・ヴァルガー辺りがエロ描写を売りにしていたし、富士見文庫のくりぃむレモンノベライズが
背表紙をピンクにして一般作と区分していたけど。
専門レーベルの登場で、性描写を売りにした作品が増えたと思う。
マリみては少女向け少年向けどちらに入れるべきなんだろう
レーベルは少女向けだけど
買ったのは少年の方が多い
そして後続が出たかと言うとまた微妙
むしろきららとかの萌え四コマ系への影響の方が大きい
売れるには売れたけど、周りになんの影響も与えられなかった作品も少なくないよな
>>408 意図せず、本来のターゲット以外の層に売れたというだけの話では?
責任を取る発言キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
誤爆ですorz
ゼロの使い魔は90年代の西洋ファンタジーと00年代のラブコメディという2つの流行ジャンルを繋ぐ作品と呼べるのではないか
90年代は結構、西洋ファンタジーもの多かったのに00年代に入ってがっくり姿が消えた気はするな。
■1990年代のラノベ西洋ファンタジー
頂上あたり:ロードス島,スレイヤーズ、オーフェン
中腹あたり:風の大陸、極道くん、フォーチュン、冴木忍
■2000年代はブギーやハルヒが頂上を取った感じj
>>376 火浦 功ならむしろコバルト文庫で始まった「スターライト☆だんでぃ」シリーズ
あの漫画を読むような感覚になる文体は既にラノベと呼んでもおかしくない
ものだったな。
日浦もレイクあたりはまだ普通の小説っぽい文章だったような気がする
みのりちゃんシリーズだとかなりポップになった、っけか?
ファイナルセーラークエストはどうみてもラノベです
ありがとうございました。
418 :
イラストに騙された名無しさん:2013/01/27(日) 20:51:32.28 ID:NgHiZH3A
浮上
そうなの?
擬音とセリフを多用したアニメの台本のような作品を世に認めさせた、あかほりさとるの「NG騎士」と「爆裂」
強烈な主人公の個性を前面に出し、一人称形式の作品を広めた、神坂一の「スレイヤーズ!」
可愛いイラストと、ギャルゲとハーレム展開をやっておけばクソでも売れることを実証した、築地俊彦の「まぶらほ」
この3人は欠かせないと思う
あかほりと「スレイヤーズ!」 はともかく「まぶらほ」は……
まあ確かに当時、ああいうタイプは少なかったけど
422 :
イラストに騙された名無しさん:2013/01/29(火) 15:35:06.41 ID:56ZfvVnw
とりあえず、
スレイヤーズが影響を与えたというのは皆異論なさそうだな。
現役の人で古いメタネタっていうなら林トモアキ先生のメタはどう考えても古い。
ゴルゴ13、宇宙刑事ギャバン、あと名前知らんが埴輪王子とナンダッテ―とか。
アイマスとか「新世界の神になる」とかも比較的当時(2003年くらい)のやつもやってたけど
そういえばラノベって言葉が使われ出したのはいつごろだっけ。
>>420 まぶらほはどっちかと言えばそれをオプションにして
10回しか使えないけど最強で何でも叶えられる力で状況をひっくり返すっていう
今流行の 秘密だけどさ俺だけtueee っていう思春期の琴線に触れる設定と
10回使うと死ぬんだがどうなるんだ?っていう好奇心を持たせる設定で
連載を勝ち取ったから別段不思議でもターニングポイントでもないぞ
その後右往左往してたが初速が聞いてる内にキャラを立たせて萌えで売るってのは大分前からある気がするぜ
つかまぶらほヒット後、同絵師イラストを採用して討ち死にしてった
編集さんと作家さんにごめんなさいするんだ・・・
未完なのに大賞受賞した上、(偶発的だろうが)類似品結構出た風のハヌマーン
ありがちな理論の見方を変えて一歩先理論をひねり出すってのの先駆者ザンヤルマの剣士
大きな流れでならロードス、スレイヤーズ、ブギー、ハルヒ
戦闘描写や世界観でオーフェン、ラグナロクは外せない
ザンヤルマは弘司絵に惹かれて1巻くらい買ったけど普通に猿の手系の話だった印象しかない。そんな先進性あったんか?
スレイヤーズはファンタジーキャラの価値観っつーか人間性の典型って意味もありそうだ
権力忌避((ロードスのパーンとか)、人情至上主義(冴木忍とか)、偽悪趣味(田中芳樹とか)
リナはこれらをひっくるめた“個人主義”の象徴みたいなキャラだと思う
まぶらほは冴えないけど血筋は最高っていうのは当時珍しく感じた
ジャンプ系とかは血筋がいいにしても本人もかなり努力する
本人の努力や環境と関係なく10回ってのも
ラノベ関連本でエロゲとかに慣れてる人にはそこまで荒唐無稽に思わなかった
という意見を見てそんなものかと思った
まぶらほは長編で無理にシリアスにしてる感じが微妙だった
ザンヤルマは超絶スロースターターだから1巻での個人評価は評価にならん可能性大だな
つってもまあ、十代の思春期に読む事で真価を発揮するからもったいないというか今更だしな
無論最後まで読んでも個人によるが
先進性という意味では今でこそ陳腐化してるが当時ラノベではオーパーツだろあれ
いずれ超古代文明と同じ領域に云々の本質とか逆に今読んだらまさにそうなってて笑うなw
世界描写では風の大陸(カルナー含め)もロードスに並ぶとは言わずとも人気あって名作なんだけど、
後続への影響はあまり強くない気がする。タイラーとスレイヤーズも似たような関係か?
逆に火浦功なんか角川が持ち上げたほど売れたか&面白いかってーと??だけど影響力は凄いと思う
俺いもは?
今のラノベの流れに多少の影響はあると思う。
俺妹はエロゲとか萌え系とかの流れといいつつ結構独自の影響力があると思うけど、今過ぎてまだ「史」にならんかもね
どっちかと言えばあの辺は全般は三木編集で一括りでいいんじゃね
ジャンプ的手法というか刹那的な面白さを優先して物語の整合性は後で考えるとか功罪激しい
誰もやらない展開やらせて着地がヤバイとか編集が三木かチェックしてからじゃないと
もう手を出さないぞ!w
>>427 オンリーワンというかあれと同じ術士戦とか戦闘やってもウケないから
目に見えて解りやすい影響をあたえにくいな、影響された奴は多い思うが
>>427 歴史的・地理的スケールが大きすぎて後続が出てないだけな気がする
同時代だと雷の娘シェクティも壮大な設定してたけど同様にフォロアー居ないね
ラノベ黎明期の朝日ソノラマで書いていた朝松健の私闘学園シリーズと逆宇宙シリーズの
後継者ってのは出てこないな。
燃えの王道を突っ走った私闘学園の後継者は、燃えそのものが死語と化した現在じゃ
出てきそうもないし、
逆宇宙シリーズのようなトリックスターとねずみ男と半死人に脳筋野郎+美少年とと野郎
ばかりで話を回すことは、現在のラノベ界じゃ出版どころか企画時点で没だからな。
>>413 ルイズ以降のCV釘宮によるロリツンデレ貧乳ヒロインの大量生産が印象
そういやカルとブラの大冒険は、美少年主人公+脳筋野郎のコンビに
主人公ベタ惚れの怪力美少女(人造生命体)が加わった3人で話を回してたな。
そっちのほうが男二人の場合より面白いのは確かだが…
ルイズはターニングポイントだな、あれのシリアスは適当なアニメ化での結果を受けて
MFは現実逃避してる大人のオタってのを本気で取り込む戦略を練った
そのオタの人数が厨二大好き中高生より多くて主客層が一気に変化
山もいらねえ谷もいらねえ取り合えずハーレム化ってに拍車をかけた
その層からラノベで一発逆転狙うため新人賞からあざとい話が増えた
ってイメージがあるわ、ある意味俺の妹とか僕は友達がってのはこの流れの派生なんじゃないかと
乙一でラノベと一般書籍の差異が少なくなり
とらドラで一般書籍にも通じる青春小説がラノベにもあるとヲタは思いだした
437 :
イラストに騙された名無しさん:2013/04/13(土) 15:15:32.19 ID:alTC0ccP
あげ
438 :
イラストに騙された名無しさん:2013/04/13(土) 21:50:03.40 ID:OqnI9ARE
良くも悪くも西尾じゃね
こいつに影響受けた作家って結構多いしな
作品だったら渡航の俺ガイルなんかはたぶん後々の文学界から凄い評価を得るかもしれない
まあ今んところはスレイヤーズとかハルヒだろうなぁ
夢枕獏は漫画の方に影響与えてるよな
ラノベ作家でも、小説の知識や文学の素養が必要だったのが
ゼロ年代後半からヲタネタ重視、俺妹からその手の知識だけでウケるようになった
虹北恭介の冒険とフォーチュンクエスト
萌えとは疎遠な児童文学系
「ライトノベルとは何か?」って話から始まりそうでややこしいんだけど
吉岡平 が意外と評価されていないな。 富士見ファンタジア文庫の最初期の看板作家。ほぼ一人で支えてた(人気作家は他にもいたけど、これと、ソード・ワールド・リプレイが中心だった)
似たような意味で 倉田悠子 詳細は各人 ググってくれ、 ほぼ一人で 富士見書房を支えた作家だwwww
吉岡平、倉田悠子で検索してみたけど、
表紙の肌色露出具合が昔と今とであんま変わらん気がする
正直影響力の大きさでは上遠野浩平かなあ。
理由としては現在の有名作家に影響を与えてることかな。
具体的には「時雨沢恵一」「奈須きのこ」「西尾維新」この辺り?
もっと多いかもしんない。単体の影響力じゃトップレベルで大きいんじゃないかな
まあ既に入ってるかもしんないけど
>>446 影響力の大きさは西尾もそうだね
各レーベルに一人は真似っ子がいて、人気作家になった人もいたし
上遠野と西尾いなかったら、剣と魔法の次に流行ったジャンルは何になったんだろう
メディア・ミックスを抜きにしても、ラノベって性質上他のジャンルより編集者の力とか、プロデューサー的資質とかが必要なんじゃないかな
そう言った意味で、安田均 大塚英志 新城カズマ あかほりさとる 広井王子(これはちょっと違うかな)
なんか調子悪いな。変な送信の仕方になってゴメン。
んで、もっと編集者の名前が出てきてもいいと思うんだが、あんまり出てこないな。
そうそう、 TRPGの余波の余波で瞬間風速を記録した ネットゲーム(郵便を使うアンプラグドの方ね)も、ラノベ史の片隅にでも
代表選手としたは 新城カズマ 野尻抱介 賀東 招二 あたりを
世界中の神話ってもうまんまライトノベル
能力発動手順を細かく、ってのを広げたのは秋田と榊のコンビネーションだった気がする
呪文をPC的な解釈は沢山あったが呪文を圧縮しといて即時解凍とか広めたの榊な気がする
それ以前に古橋のブラックロッドとか、D&Dの呪文記憶手順とかあるんですけどねえ……。
いや以前に沢山あるがライトオタに広めたのはこの辺な気がした、あくまで気がするだけだが
>>448 プロデュースつーか編集でステマに力入れてたんだな
三木の奴がステマバレて電撃が絶賛お祭り中だがこれは三木編集(電撃)自体も歴史語る上で
外せなくなりそう、作者が使い捨てになった一因としてもプロデューサーの暴走がありそう
>>447 どっちにしても学園異能バトルと萌えハーレム系統を誰かが広めた気がする
戯言シリーズ、講談社メフィスト、ミステリー要素がラノベに持ち込まれたかは分からんが
>>457 富士見ミステリー文庫とかスニーカー・ミステリ倶楽部とか?
>>458 その系譜は寧ろライトノベルの外、創元の学園ミステリ辺りに流出して、北村薫や恩田陸、有栖川有栖の流れに合流しかかってるような…
米澤穂信や桜庭一樹に始まって、最近だと友桐夏も拾われ組。
ラノベ出身ではないけど、似鳥鶏とか 辻村深月辺り、似た作風の人が売れてきてるよ。
ラノベレーベルで今この系統だと、神メモとか文学少女辺りかな?
主流にはならないけど一定の存在感はあって、ビブリアみたいに非ヲタ層も巻き込んで単発ブレイクする(そして作者が一般に出ていく)可能性もある微妙な立ち位置だと思う。
保守
age
462 :
イラストに騙された名無しさん:2013/10/17(木) 21:07:47.62 ID:s6qQ+DQy
冴木忍さんてもう執筆活動は引退されたんですか?
スレ違いだけど、フェアリーファイルが打ち切りっぽいし
富士見が戦力外通告したのかもしれない
よそでひょいと出るかもしれません
ありがとう
昔カイルロッドとかリジィオとか読んでいて懐かしくなりました。
よかったらふさわしいスレを教えてもらえませんか。
水滸伝と西遊記だろ。あとから編纂されたってだけあって強烈に創作的だ。
メディアだとガンダムとセーラームーン。
力の強い物に乗り込んで操るって発想と、ドレスアップだけを過剰に演出してるから。
戦闘機とか戦艦ってのは有り得るけど、無駄に人型だし、外見魅力的になっても
何の利益も生まないって、どっちもとてもシュールだ。
あと西尾維新って影響力あるか?売れてるけど影響受けた奴って誰だよ、と思うんだが。
河野裕とか影響受けたって書いてあるけど、登場人物が長々と自分の嗜好を語る
ってやり口の事なのか?
特徴的だから簡単にまねできるってみんなしていう割に、あんまり見ないけど。
西尾、奈須、乙一はよくも悪くもワナビの文体に影響を与えたのは確か。
ただ、所詮二番煎じだから後続は生まれなかったとみるべき。
まあ、入間なんかは成功した例か。
一時はあんな文体の作品群が応募原稿に多かったっていうのは有名だし、この三者をまとめて一時代、とするのはアリだと思う。
>>466 西尾維新は(非ラノベレーベルであった)メフィスト賞出身の代表格で
その後の講談社Boxや星海社への流れを決定づけ点でも特筆すべきかと
このへんの流れは講談社文三のJ(太田克史)の関連で語るべきかもだけど
舞城王太郎・佐藤友哉・西尾維新の発掘から奈須きのこの商業デビュー関連
杉井光、支倉凍砂
ブギーポップ
スレイヤーズ
ハルヒ
とある魔術の〜
ここらへんは外せないだろうな。他にもたくさんいるけど。
あと西尾と奈須は影響もそうだけど、講談社ノベルスから出たというのがでかいと思う。
信者とアンチが多いのも特徴。
作家や作品を並べるのもいいが、どういう点でラノベ史に残るかを考えると絞られてくるとは思う
スレイヤーズ、オーフェン、ロードス島 ライトノベル黎明期、ラノベにおけるハイファンタジーの嚆矢
ハルヒ ラノベ界に明確な「萌え」を導入。メディアミックスの成功により、オタク文化とラノベが急速に接近。やれやれ系主人公を創出
シャナ 戦うヒロインと巻き込まれ主人公という、今では典型的なボーイミーツガールの図式を確立
俺妹 昨今も増え続ける、タイトルが文章形式の火付け役
西尾&奈須 後続の文体に影響。既存のラノベレーベル外から出版
他にもツンデレを世に広めた意味でゼロ魔なんかも入るか。あと、長くなって悪かった。
文体だと火浦功かねえ。余白やレイアウトも含めて文章で絵を描くような技法は彼が広めた気がする
市場が拡大したわりにマイナー作品が減ったような気がするのは
アニメ化の乱発が原因かねぇ
10年ほど前との比較だったら、マイナー作品が多かったというより、
圧倒的な売れ筋ジャンルが無かった谷間の時代だったこそかも。
>>470の年表だと、ちょうどスレイヤーズとハルヒのエアポケットで。
何が当たるか分からん分出版社も試行錯誤で、
電撃に限っても、ブギーさんやイリヤからドクロちゃん、
コバルトでもギリギリ出せそうなキーリまで、とにかくカオスだった。
ハルヒ以後、売れ筋ジャンルとアニメ化ブースト商法が確立して、
電撃やMF内部での多様性が減った分、
うぶちんとか有川浩みたいにアニメ化しにくい作風でヒットした作家は、
早めにライトノベルから一般に出版社サイドが移行させる、
あるいは作家の方で移行できるようになったんじゃないかと。
10年ぐらい前から、ラノベ作家が一般に転向するとき
改名するという風潮はなくなったような気がする
長いこと大量のラノベを読んでるけど時系列は意外とあやふやだな
ロードス島 RPG的なハイファンタジー
・風の大陸や冴木忍等はロードスではなく元々あったファンタジー小説の系譜かと
あかほり アニメ・漫画的表現をつきつめる、メディアミックス、微エロハーレムラブコメ
スレイヤーズ! お約束を前提とした王道外し、アニメ化大ヒット
一人称で読みやすいファンタジー小説
・オーフェンは後への影響がいまいち掴めない
高畑 現代・SFベースの潮流 ケイオスヘキサは後につながってないような気がする…
ブギーポップ 現代異能ものへのシフト 電撃台頭
・キノの旅も後への影響は謎
西尾維新 文章やネーミングが多数のフォロワーを生む メフィスト賞系ラノベ的ミステリ
ハルヒ 非バトル現代ものの大ヒット
それまで人気はありつつも主流でなかったハーレム学園ラブコメが一気にラノベを代表する路線に
一条ゆかり 有閑倶楽部
セレブ学校と変部活のはしり
478 :
イラストに騙された名無しさん:2013/10/27(日) 19:25:29.41 ID:NSYTfz1X
これは田中ロミオのAURA
>>477 そっち系の外のサブカルチャー(オタクカルチャー)まで視野に入れると収拾がつかなくなるから、「その手の潮流を最初にラノベ界にに持ち込んだ」のは誰かに絞った方がよいのでは?
480 :
イラストに騙された名無しさん:2014/02/27(木) 22:54:49.76 ID:OqDgoMUD
age
sage
コバルト文庫もラノベ史には重要だよ
483 :
イラストに騙された名無しさん:2014/02/28(金) 19:49:57.34 ID:qPiI3eaH
赤川次郎 の前と後で文庫本の文章密度が変わった
ページあたりの文字量が他の半分もなくて損と受け取られてたけど面白かったから売れまくった
フォロワー激増 今のラノベは赤川をほぼ踏襲してる
484 :
イラストに騙された名無しさん:2014/02/28(金) 20:08:28.50 ID:qPiI3eaH
>>476 ソノラマのDがあるなら夢枕のキマイラも入れてほしい
獏さんはコバルトで文章の実験とかもしてるね。
>>466 その辺の方々は確実にラノベ史に残る人物だろうね、ただゼロ年代の波が完全に終わった今、
彼らは化石になりつつあり、正当な評価(良いか悪いは判らない)は後世に掘り返されるまで待たなくてはいけないと思う。
487 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止:2014/03/10(月) 14:17:32.96 ID:PMGY6Zu1
>>483 地の文で説明するようなことをキャラ同士の会話で説明するのも多いよね
とにかく会話文優先
メディアミックスの先駆けになったのはあかほりだっけ
>488
1980年代にクラッシャージョウとダーティペアをアニメ化された高千穂遥か、
ヴァンパイアハンターDをアニメ化された菊地秀行では?
>>488のいうメディアミックスは、原作があって他のメディアに展開したという意味合いではなくて
最初から複数メディア展開前提で企画されたものという意味合いなんだと思う
あかほりが先駆けかはわからないけど
枕詞が「ブリキで売れた」の
>>475 >オーフェンは後への影響がいまいち掴めない
敢えて言うならファンタジーと近代文化の同居した剣と魔法ならぬ銃と魔法の世界観のラノベにおける先駆けではある、かな?
あと魔法(魔術)そのものの仕組みの理屈をフォーカスしたのも
ただ個人的にも確かにいろんな要素を先駆けて取り入れてるわりに草分けにはなれてない、という印象
例えるならマクドナルドチェーン史におけるマクドナルド兄弟と言うか
レイ・クロックにあたるパイオニアと呼べる存在は後続の方にいたりして
>>490 高千穂が先駆けなんじゃね?スタジオぬえの創立メンバーだし
漫画だったらメディアミックスはかなり初期からあるけど
ラノベだったらなんだろうね
クラジョウかな。ソノラマ第一号で、アニメ映画になってるし。
幻魔も似たような感じだけど、あっちはラノベとは認知されてないからなあ。
昔のラノベはアニメの脚本家とかが書いてたのが多かったせいで、わりとあっさりと劇場アニメになってるのもあるんだよな。
鬱の皇子とか。
>>495 平井和正自体ラノベの元祖と呼ばれてるけど
幻魔はもともと小説の1〜3までは漫画の延長にあるからメディアミックスというには微妙
なんだけど、角川が小説宣伝映画のアニメの最初は幻魔大戦なんだよね
ゼロ魔二次→アマ創作→ラノベ
これの影響がわりと無視できないレベルだと思う
ゼロ魔そのものはよくわからんけど
神坂一かな
今では当たり前のノリだけど
当時スレイヤーズは軽すぎて問題作扱いされてたって聞いた
スレイヤーズは単行本1巻からリアルタイムで読んでいたが、別に問題作扱いされてた印象はないな
火浦功はちょっと違うとしても、フォーチュンクエストとか無責任男タイラーとかルナ・ヴァルガーとか、
漫画だけどドラゴンハーフとか、軽いノリ(だけど話は意外とシリアス)な有名作は前からあったし
まあ角川と富士見のラインナップという目で見れば、今になって後付けで思えばだが、
ロードス島戦記に対抗する正統派エースは風の大陸、
フォーチュン・クエストに対抗するコメディのエースがスレイヤーズ、って感じはあった、かなあ?
スレイヤーズの大ヒットに乗って角川が友野詳を推して来た、のかも知れない……
書いてて思い出したが、俺の周囲では批判的に扱われてたのはむしろフォーチュンクエストだな
リアルで冒険してんのに経験値とかレベルアップとかふざけんな的な。俺は拘らなかったけど。
女性作家枠で栗本薫や竹河聖に比べるといかにも子供っぽかったせいもある
岬兄悟の魔女でもステディってあれもラノベだよね。
あれコバルト文庫だろ。
そのへん出すと小林弘利や新井素子あたりも
スレイヤーズはそれ以外の軽いノリな小説と比べて圧倒的に「若い」印象がある
今でも主流な「王道外し」の外し方が絶妙なんだと思う
漫画的なわかりやすい文章表現、戦闘シーンが新鮮だったのと
男性作者の女主人公なのに古くさいおっさんエロを感じないってのも爆発的に受けた理由だと思う
フォーチュンは少女小説+TRPG小説っぽくてむしろ古くさかった
友野はまんまTRPGだし
ルナヴァルガーはエロでキャラクターは全体的に王道
最もこの辺りのライトファンタジーは1990年前後の非常に近い年代に始まってるから因果関係は微妙だけど
ミニアニメ「召しませロードス島戦記〜それっておいしいの?〜」第1話
ttp://www.nicovideo.jp/watch/1396579447 この作品で主役ペアがロードス島戦記を「日本初のライトノベル」「ロードスから、ライトノベルの歴史は始まったのさ!」と
偉そうに力説していたのが、ものすごく頭にきた。
(「ファンタジー氷河期に降臨したライトノベルの神」程度の台詞は、まだ何とか我慢できたが)
ドサクサに紛れて嘘を教えるなっての!!
そういうのは人によって全然意見が違うだろうけど、
個人的にはロードス島戦記がラノベの始祖という見方もあり得ると思う
あの作品によってスニーカー文庫とファンタジア文庫が生まれたと言っても過言ではないし、
「ライトノベル」という言葉も、言葉自体が出てきたのはスレイヤーズあたりからだった気がするけど、
当時ラノベといって時にまず紹介されるのはロードスだった
人によって色々あるだろうが、俺の中では、やっぱり高千穂作品辺りが初かなあ。本人は侮辱と捉えそうだがw>ラノベ元祖
それを踏まえて
>>505のロードスに対しては、「ドラクエはファミコン史上初のRPG」って言うとそれは間違いなく嘘なんだけど
後のFC世代RPGに与えた影響力の大きさは(ドラクエ自体がWizやウルティマの影響を受けてはいるが)やはり無視できない存在で
一面的には正しいと言えなくもない。それと同じ印象かな
それよりも
>ファンタジー氷河期に降臨した
こっちの方が引っ掛かるんだけど・・・
斜陽どころか、今まさにファンタジー到来って感じだった気がする
ロードスがその追い風の一つにはなったり、ロードスも含むTRPGのブームともリンクした話だとは思うが
ドラクエのヒットや各ゲームブックやファンタジー小説の翻訳とかはその前から訪れていて、下地もちゃんとできてたしな
後者に水野の親玉の安田均とかが深くかかわっているのは確かだけど
ロードスが出た80年台後半は伝奇ものの全盛期だったから
相対的にファンタジーがマイナーな時期ではあったのは間違いではない
あってるとも言いがたいのは確かだけれども
以下Wikipediaからコピペ
ロードス島戦記 灰色の魔女(1988年4月 / 角川スニーカー文庫 / 水野良、イラスト:出渕裕)
サイコダイバー・シリーズ1 魔獣狩り 淫楽(いんらく)編 1984年02月
闇狩り師 ミスター仙人九十九乱蔵(トクマ・ノベルズ-1984年01月/徳間文庫-1987年12月)
魔王伝1 ISBN 4-396-20212-1 1986年7月(「1 双鬼編」 ISBN 4-396-32494-4 1996年4月)
『魔界医師メフィスト』1988年11月初版。ISBN 978-4047788046
80年台はドラクエを筆頭にゲームでファンタジーが流行してたんやろ
うちの親父曰く、日本のファンタジーはコナンシリーズで始まったらしい
コナンってR・E・ハワードの?
コナン、二剣士、エターナルチャンピオンあたりよく引き合いに出されるが、
ロードスのブームはちょっと次元が違う感はあった。中高生にファンタジー小説を広めたってのも大きいな