【俺の妹】伏見つかさスレ149【十三番目のアリス】
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京介と黒猫の情事を目撃したあやせ
京介のその初々しさに、自分に向ける感情とは違う優しさと思いやりを感じ取ったあやせは、
心のそこから沸き上がってきた嫉妬の念に唇をかむ。
「わたしも、同じことをしたら、おなじように見てもらえるのかな」
☆
「お兄さん、相談があります」
「……あやせ、なんかいつもより迫力ある感じだな」
「……そうですか。そうかもしれません」
そう言うとあやせは、ブラウスのボタンをひとつ、いや、ふたつ外し、下着をわずかに露出させる。
「!? あ、あやせさん!?」
「わたしの躰……変なんですよ。お兄さんの事を考えて」
一歩。
「お兄さんが何をしてるかを考えて」
二歩。
「お兄さんが誰を抱いてるのか考えて」
三歩。
「そうすると、悔しくて疼いてくるんです」
あやせの手が、俺の手のひらを優しく包みこみ。
「ほら……感じるでしょう?」
震える手を無理矢理動かして、俺の手のひらを自分の胸に導いた。
「わたしの躰…………『調べて』くれませんか? お兄さん」
「あや、せ………………」
「お兄さん。わたしの方が、いいですよ……♪」
ほんの少し掠れた声で。それでも、はっきりと、そう言った。
そして、スカートに手をかけたあやせに俺は、
「待て、スカートはそのままだ。そう、ブラウスは下2つはつけたまま、リボンは少し緩める程度だ。
ブラジャーは上にずらして胸を露出させる程度。パンツは片足に掛けたまま、靴下もそのままだ」
「んっ…………わたしを、壊してください、お兄さん……♪」