1 :
イラストに騙された名無しさん:
「朝九時に北口駅前に集合ね!
遅れないように。来なかった者は死刑だから!」
「死刑?」と僕は聞いた。
「そうよ、それがここのルール。知らなかったの?」
「いや、知らなかった」
「馬鹿みたい。最初にちゃんと言ったじゃない」ハルヒは言った。
「あなたがどう考えるかは知らないけど、遅刻はとにかく死刑よ。完璧に。二〇〇パーセント」
オーケー、わかった。遅刻は死刑だ。
やれやれ。
しばらくして枕もとの電話が鳴った。
僕は四回ベルを鳴らしておいてから受話器を取った。
「なにやってんの! すぐにいつもの公園に来なさいよ!」
ハルヒが言った。ぴりぴりとした声だった。
「とても大事な話があるの!」
「どの程度大事なんだ?」
「つべこべ言ってないですぐに来なさい。来ればわかるわ!」とハルヒは言った。
「どうせミクルちゃんの話だろう」とためしに僕は言ってみた。
言うべきではなかったのだ。受話器が氷河のように冷たくなった。
「なんで知ってるのよ?」とハルヒが言った。
とにかく、そのようにしてミクルをめぐる冒険が始まった。
ヒマな人、続きプリーズ・・・・。
おいやり逃げすんな スレ建てたんならもっと続きを書いてから他人に頼れ
なかなか悪くない
続き書いてほしい
「たしかに予定を延期して3年というのは長かったよね」
と谷川さんは言った。「たぶん、これからしばらくしたら、作品も書き上げられると思う」
「マジック・ワードだ」と僕は言った。
「マジック・ワード?」と谷川さんは言った。
「『たぶん』と『しばらく』」と僕は言った。
谷川さんは黙っていた。
「君は『驚愕』を書いている」と僕は言った。
「『驚愕』を書いているように見える。でも君は『驚愕』を書いていないのかもしれない。
先行掲載にいるのは君の影のようなものに過ぎないかもしれない。本当の君はどこか余所のステージにいるのかもしれない。
あるいはもうずっと昔に引退していなくなっているのかもしれない。
僕にはそれがだんだんわからなくなってくるんだ。
僕がザ・スニーカーを眺めて確かめようとしても、いつも君は
『たぶん』とか『しばらく』とか言うだけで、全然書いてくれないんだ。
ねえ、いつまでこういうのが続くんだろう。君は『驚愕』を発売しないの?」
「おそらく、当分」と谷川さんは言った。
「〜は言った。」といちいち書くのが村上春樹流なんですか?
6 :
イラストに騙された名無しさん:2010/07/26(月) 19:28:03 ID:4/mnekoq
そうだよ。
7 :
イラストに騙された名無しさん:2010/07/26(月) 21:00:41 ID:UFqD/NMx
ハルヒは精神的大ダメージ受けたら、直子化しそう。
なんてったって、題名に 「憂鬱」 って入ってるんだから。
9 :
イラストに騙された名無しさん:2010/07/27(火) 21:57:36 ID:h8IFEFQb
「おまえの着るものは何でも好きだし、おまえのやることも言うことも歩き方も、なんでも好きだ」
「本当にこのままでいいの?」
「どう変えればいいかわからないから、そのままでいい」
「アンタ、どれくらい私のこと好き?」とハルヒが訊いた。
「世界中の虎がみんな溶けて、バターになってしまうくらい好きだ」と俺は答えたね。
「ふうん」とハルヒは少し満足したように言った。「もう一度わたしを抱きなさい」
わざわざスレ建てるようなネタじゃないな。
>1の部分を書きたかっただけだろうし。