谷川流 265

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74イラストに騙された名無しさん
そう、これは本来「普通じゃない言動を行うが、本当にそれが起こるのを望まない少女」と
「普通な言動を行うが、普通じゃない出来事を起こることを望む少年」の物語のはずだった
だが、ある時点で第3勢力が介入し、この構図の崩壊が始まる
長門有希のことだ、彼女は「普通じゃない存在だが、普通の世界を望む少女」だ
そして、長門が両者に正面きって抵抗してしまったため。この均衡は崩れてしまった。

ハルヒが真実を知ったとき、ハルヒの選択肢は二つある
キョンを選んで、非日常な世界にするか
長門を選んで、普通の世界にするか
ハルヒの本心を問う選択だ
非日常を本心から望むならキョンを、非日常を本心では望まないなら長門をえらばなくてはならない
消失の一件でわかるように、この選択に中間点は存在しない