これからのラノベについて語るスレ

俺は二極化が進むと思う

ラノベのこれからの方が良かったか

悪貨が良貨を駆逐するであろう。

出版点数多すぎ。新人賞多すぎ。編集の質に問題ありすぎ。

いまは不当な好景気なんじゃないなかぁ。

萌え系とかマジでいらない。ロードスみたいな硬派なやつを出せ。って言っても今のラノベ界は携帯小説家に毛の生えたような奴らばっかりだから書けないだろうけどな

二極化までいくかな
萌えに食われて終わりそうだが

売れ行きと読者の反応見てシリーズ化するかどうか決まるからね
話が破綻してるのが多すぎ

ラノベの情報量じゃ最低５巻くらいまでは出してやらないと厳しいだろうな
話もすすまんし

さらに頻繁な改行が進み、２ちゃんのSS並みの、
会話と擬音だけで物語が進行するようになるだろう。

仮に出版社が硬派なラノベに力を入れるとして、人気は出るんかな

>>10
電撃のあれ？

つか、今と似たような状況は割と昔にもあったんだよな。
SDの前身のスーパーファンタジー文庫とかさ。
ノベルズでも山田ミネコとか安彦良和とか、漫画家が小説書いて自分で挿絵も描くとかね。
それこそ、ワラワラ出てた。

グインサーガの様なラノベが増えてくれることを望むが萌え系の方が受けるからな…

まあ、その辺はバランスかなと思うなあ。
昔はそれこそ、ドラゴンランスとかロードスとか黄金拍車とかアルスラーンとかそんなんばかりだった。
コミケ中止命令なんて、色物中の色物でタイラーなんて劣化銀英伝ですか。とかいう感じだった。
由麻くんシリーズなんて、エロ本扱いですよ。タイトルだけで。
みならい忍法帖とか、今の方が絶対売れた。

面白けりゃ何でもいいよ

ぶった切るなよｗ

ラノベって作品がどうこうっていうのはやっぱり読んでる世代ってのがかかわると思うな。
今の中高生てことは萌えが主体になってるんだからそういう世代が読んでいくって考えると
やっぱり萌えは多くなっていくとは思う。

逆に増えすぎて今度は食あたり気味になって硬派なのが増えると信じたい。

硬派はあえてラノベを選ばないｗ

普通にC☆NOVELSとかに流れると思う。

でも今の中高生はファンタジーＳＦやらより萌えに惹かれるんだな
なんだかなあ

>>20
ファンタジーＳＦと萌えは対立する概念じゃないぞ
どっちの要素も含んだ作品がたまたまラノベレーベルから出てるだけ

たいていの小説の内容はラノベとかわらないよね
異性と仲良くなるという点で
だとすると・・・

内容同じだとは言っても表現とかセリフとかがまるきり違うよね


>>20
それもそうだな

>>20

どうだろう。
うちの店の客層も関係あるとは思うけど、
萌え系買って行くのは、むしろ大人の方が多いような。
本屋で働くようになってから、
予測してたよりラノベの購入年齢層が高かったのでちょっと驚いた。
もちろん中高生も買って行くけど。

というわけで、
中高生向けと大人向けの二極になるか、
いい具合に混ざってバランス良くなっていくか…かな？

今の状態でいつまでも続けていくのは厳しいし、
もっと作品の質を上げないと、いずれ立ち行かなくなると思う。

ラノベに萌えくらいしか求めてないってことだな

そんなことより俺の口から鼻毛がでてきたんだがどう思う？

>>26
それをうまくラノベっぽく。

略

鉱石生命体の僧侶が、修行のために宇宙を放浪する
様々な惑星の自然や現象を利用して修行する様子が最高にストイックというラノベを考えた

>>26
びっくりして鼻からそうめんでましたってかんざきひろが言ってたよ？

>>29
鉱石生命体
僧侶
宇宙
様々な現象を利用
最高にストイック

つまりこうなるんだね？

　　　　(^o^)＼　.／(^o^) ＼　.／(^o^)
　　 ￣/　/＼.×.／| 　 |＼.×.／ヽ　ヽゝ
　　　／　>　　　　 ／　＼　　　　　<　＼

　　　　　　　　ス ト イ ッ ク ！

アンチ萌え系の台頭

やたらとアニメ化するのは企業戦略だが、そろそろ厳選すべきだと思う。
つーか角川系列全部統合しようぜ

アニメ会社の方が、「何かアニメ化できる作品はないか」って血眼になって探して、少しでも出来そうなのに声かけてるんでしょ。
そんな状態で厳選なんて、できないだろ。

アニメ化を見据えてるから萌え系ラノベがバッコしてんのか？

勘違いしてる奴多いけど
アニメ会社から宣伝費目当てでオファーくるから作るだけ
アスラクラインとか押すわけねえしｗ

萌えー

萌えはなあ

萌えが無ければ誰もかわねえよ
かわいいヒロインは絶対必要だと思うわ

>>39
むしろ可愛いヒロインがいれば萌えシーンなくても
自己解釈で萌えれるよね

たとえ戦時中の戦場の真っ只中でも主人公とヒロインがｷｬｯｷｬｳﾌﾌでﾃﾞﾚﾃﾞﾚしていたら、
その小説はラノベ。

別にラノベの専売特許じゃないだろうに

>>41それは視野の狭い見方ですよ！

村上春樹はラノベ（ｷﾘｯとか言うやつ居るよね

異能をもって生まれた主人公だが
彼は決して特別ではないと自覚している

能力が発動しないという条件では周りの人間の身体能力と同等か
下手したら劣っていることをよく知っているからだ

的な禁書でいう一方通行的な圧倒的な特殊能力が備わっているのに
普通の日常生活を享受する主人公なんてどうだろう

創竜伝？

いや、アイツら別に普段は弱いってことないか。日常生活に拘ってるだけで。

どうだろうって？

>>48
いやほとんどのラノベって
大概いきなりよくわからん異能の力を得るか

巻き込まれるかじゃない
最初っからチートの主人公なんだけど
でもその能力を使わないっていう設定にしたら面白いかなと

もちろん使用する場合はミンチにするくらい容赦なくｗ

はっきり言って、カタルシスが無くてつまらない。

>>49
とは言ってもその能力を使いまくる展開にならないとつまらないでしょ
そうなったら結局別種の能力系と同じになる
旅をしない水戸黄門は誰も見ない

持ってるけど使わないって話にするなら、
アニメのＤＡＲＫＥＲ　ＴＨＡＮ ＢＬＡＣＫみたいに、
代償が必要で使うのには覚悟がいる、って方向だろうな。

二極ってどっちとどっち？

どっちかっていうと段々読んでる人間の平均年齢が上がってきているのだから
内容のレベルを上げざるおえないはずなのに、そうなっていないのが怖い

えっ

二極化ったらツルペタ系か巨乳系だろ？

またぱんつはいてない派が出て来るよ

萌えと萌えアンチじゃない？

>>49
ミスマルカのマヒロって設定上まんまじゃないか？

後容赦なく使ってないけど天地とか
能力があるけど使わないとなると
別の何かで戦うか回りが話を進めていくかの形になるとおもわれ

>>59
マヒロは若干違う気が。あれは使わないじゃなくて使えないだし。

個人的にはオーフェンじゃないか？　人を殺せない暗殺者。
それをネタにして一度、敵を殺したせいで魔術使えなくなったし。

てか、最近のラノベでファンタジー系って何があったっけ？

パッと思いつくものだと、「聖剣の刀鍛冶」だろうな。

ファンタジー系って定義もあいまいなのにあいまいな質問するなよｗ
あえて答えるなら「富士見ファンタジアでも読んでろ」ｗ

もうちょっと対象年齢をあげて欲しい気もする

最近の富士見ファンタジアは、対象年齢が下がってるのは確かだな。
中高生向けのマンガ雑誌だったのが、いつの間にかコロコロ・ボンボンと同じ対象になってたというイメージだ。

流行りって大体一周回って元に戻るワケじゃん
だから次くるのはダンスとクンフーのブーム
少林寺を取り入れたデスコ物がウケるに決まってるよ

あと「ダッコちゃん」冴えない主人公がダッコちゃんを装着することによって
急にモテモテになるって話、これもクルね。再来年あたりの3月に

ラノベの対象年齢って一貫して中高生なの？

フォーチューンクエストみたいに今となってはおっさんしか買わねーようなラノベもある事にはある

中高生対象っつーか、厨二秒患者と萌豚対象って感じだよな
そのうち本編の挿し絵で漫画とか後ろの方のオマケで漫画とかページの半分が漫画とかやり始めたりするんじゃねーか

中高生で且つ小説読んでるやつで大なり小なり厨二病に
罹患してない奴っているの？

いないと思うが、俺が言いたかったのは中高生じゃなくても厨二病はいるって事だ
萌豚は言うまでもないな

ある程度大人向けのラノベとかありそうでないよね
まあミステリーとか時代小説とかラノベみたいなものが他にもいっぱいあって
そっちに移っちゃうというのもあるんだけど

オッサンとかは厨要素を求めて買ってるんだと思うけど

大人向けのラノベって矛盾してね

大人向けのラノベって普通に一般エンタメだと思うんだが。
別に煽りでなく。

概念的には青年漫画と劇画ぐらい差があるような

>>71だと思う

青年漫画的なものは十分需要あると思うんだけどな
まあそっちのほうも萌えに侵食されまくりだけど

高校卒業したからって即ラノベ読まなくなる訳じゃないしな
長期シリーズは追いかける人も少なくは無いだろうし

青年漫画的な小説が読みたいんだったらそれこそ一般エンタメじゃね？
最近は重からず軽からずな作品が結構多いよ
今アニメやってる空中ブランコとか中高生でも大人でも楽しめる
ラノベに拘りすぎなんじゃないか？

これからはライトノベルじゃなくてジュブナイル小説の時代だろ。

ラノベしか小説読まない奴
ラノベ以外の小説も読む奴
中高生
大学生以上

で話が変わってくるからなあ

産業的にでかくなって、縮小再生産的な作品を乱造しないといけなくなってる
そうすると、厨二と萌えはレベルが低ければ量産できるから数が増える。
ただ作品としては底があんまないから売る為に宣伝が目立つようになる。
といっても昔よりラノベ界にタレントが不足してるかというと、有川とか冲方みたいのもいるし…まぁ、今より規模が縮小して停滞しながら生き延びていくんでないか

「クラスに40人いたら、本を読む人間は5人しかいなくて、
　残りの35人でも読めるものを作ろうっていうのが始まりだった。」

これあかほりさとるの発言だけどさ、今のラノベってどう考えても5人の方狙ってるよな
ネットとかだとやたら重い作風や練られた世界観とかが持て囃されるけど
正直ラノベにそういうの求めてる人なんて少ないし、てかそれラノベじゃないしな
バカテスってのを読んだ事ないんだが、このラノ1位になったのはいい傾向なんじゃない？

てか、ラノベしか小説読まない奴が増えたんだと思う
だから年齢層が年々上がって、重くてよく練られた作品が売れるようになる
ラノベに拘ってるんだろう
俺は小説は文学からラノベまで読むけど、多分俺みたいな人はラノベには厨っぽさや萌えみたいなのを求めると思うし

風潮も「ラノベは卒業するもの」っていうのよりは「ラノベだって一部の一般文芸よりマシだろ！」って感じだよね

その「クラスに40人〜」ってのがジュブナイル的な意味で言ってるなら、それは失敗してるよね

一般文芸は、高い文章力、構成力、取材力や専門知識に
娯楽性を融合したものを書ける一流が何十人、

そこまでのレベルじゃないけど、そこそこの力量で
そこそこ読めるものを書ける二流が何百人、

それ以外は、企画の一発ネタやブーム便乗で、
編集者が力量も何もない泡沫ライターに書かせた三流って感じだけど。

ラノベの世界はせいぜい二流と三流が大半というか、
ただ、そこそこのものをコンスタントに書けるだけの
二流クラスが、一流の実力派と見なされる。
あとはオタ業界の流行便乗や一発ネタでまぐれ当たり狙いの三流。

たまに、なんかの間違いで一般の一流になれる人間が
うっかりラノベデビューしちゃって、
自分で間違いに気づいてすぐ出て行くってイメージ。

＞一般の一流になれる人間
有川ぐらいしか思いつかない。この人の読んだ事ないけど

買いやすい表紙にしろ

主人公キャラの差別化
黒髪学ラン系の地味キャラからの脱却

これができなきゃ始まらない

地味で傍観者のポジションの主人公っていうのはゲームの影響がある気がする
でも近年急に増加したのが分からん

>>84
一般文芸でも質の低下が激しくて困ってるよ
大体小説家に渡る金が少なすぎて成り手がいないんだよ
出版不況の皺寄せを立場が弱い物書きに押し付けている

それに今の出版業界は人間が多すぎ
出版社も社員に仕事を与えるために出版点数を増やしているから
一冊一冊の質も下がってる
出版業界の構造的な問題だ

ライトノベルに内容なんて求めてないけどな
暇つぶしに何も考えず読めればそれでいい

電車乗るときなんかは一冊でマンガより時間潰せるからラノベ買ってるだけだし

ライトノベルの「ライト」の意味を考えるべき

青年漫画って一口で言ってもヤンマガヤンジャンとビッグ系はちょっと違う気がする
ヤンマガヤンジャンなんてラノベと大差ないだろ

結局二極化って大人向けと子供向けのことなのか

本（文字）という媒体の長所が今現在で短所になってる感じだな
本は内容も物自体も劣化しないから、面白いものを読みたいなら過去の名作を読めばいいんだよな
わざわざ冒険してまで新作に手を出す必要がない

映画、漫画、アニメとかにも言える事だけど、本の場合が一番顕著だな

ラノベの過去の名作とかってデカい書店には置いてるの？

昔のジュブナイルとか初期のライトノベルの書き手って、色んな本を読んできて、色んなジャンルに挑戦してきた連中が書いてた気がする。
でも今は最初からラノベばっかり読んできた連中がそのまま書き手にスライドしてきて、受け手の大部分も似たような連中しかいない。
このままだとジャンルとしては萌えとエロに固定化していくしかないんじゃないか。
それはそれで需要はあるだろうけど。

とりあえず吸血鬼多すぎ

ラノベの過去の名作あえて言うなら
銀河英雄伝説

いきなり名作とか言われてもｗｗｗ

それで銀英伝をラノベという小さい枠に押し込めなくてもいいのでは？
もっと大きい舞台で戦える作品ですよ？

クソツマラン小説がほとんど全部なのは別に構わんが
まれにある良作をちゃんと紹介する場を誰か設けろ
それくらいのことさえできてないぞ現状は

非萌え・エロ系は、熱を入れて探してこないと手に入らないってのも困る
もしくは一部ベテラン系

>>100
言い出しっぺですぞ……
乱読レビューサイトを立ち上げて下され……
アマゾンレビューよりマシなものを頼みますぞ……

>>95
うちの近所

『涼宮ハルヒの憂鬱』
置いてる

『銀河英雄伝説』
置いてる

『斬魔大聖デモンベイン-無垢なる刃』
置いてない

『ラグナロク-黒き獣』
置いてない

『Ｒ.Ｏ.Ｄ』
置いてない

『撲殺天使ドクロちゃん』
置いてない

『木島日記』
置いてない

『グイン・サーガ-豹頭の仮面』
置いてる

『くじびきアンバランス』
置いてない

>>102
面倒なので適当に名前だけ挙げると
円環少女、ぷいぷい、冬のオペラ、坂の上の雲、播磨灘物語、西街道談綺、女王陛下のユリシーズ号、ファイアフォックス
スパイストーリー、魍魎の匣、本所深川ふしぎ草子、双頭の蛇、落ちゆく女、IT,リトルドラマーガール、ゴメスの名はゴメス
去りなんいざ狂人の国を、魔界転生、アルティメットファクター、赤い影法師、バスク真夏の死、戦争と平和、山猫の夏
僧正殺人事件、魔界行、ブラックダリア、悪人列伝、風林火山、後宮小説、ハイブリットチャイルド
バベルの薫、忍びの卍、私が殺した少女、古城物語、ペテン師つむじの仙太郎、赤い収穫、毒猿、虚構船団、私立三十三間堂学園
百年の孤独、ノックの音が、サマーアポカリプス、篝火、吉川「三国志」、素の「水滸伝」、赤い鯱、人形はなぜ殺される
スワンソング。まあ、興味ないジャンルでも読めば良い娯楽小説はいくらでもある

どうせなんで追加
世界終末戦争、陳瞬臣「中国の歴史」、唐獅子株式会社、監督、伝奇集、
天狗騒乱、島津奔る、9S、モノケロスの魔杖は穿つ、大統領の晩餐
ローマ人の物語、パリ燃ゆ

ラノベ以外もかよｗ
あと、レビューが無かったら意味を為さないと思う

たそがれ清兵衛、暗殺者、世界史１２の出来事、ルウィンターの亡命
明治断頭台、名探偵なんて怖くない、三毛猫ホームズの名推理、エジプト人
暗き落日、80年代SF傑作選、陋巷に在り、ベルリンゲーム、メキシコセット
ロンドンマッチ、「トワイライト」サーガ、帝都物語の第４部まで、創竜伝の1巻だけ
おとこ鷹、箱根山、燃えよ剣、100℃クリスマス、ぽっぺん先生と帰らずの沼

>>106
有名な小説ばかりなんでググればいくらでも良いレビューが出てくるから
それに自己満足のためにやってるだけだしw

ハイペリオン、さむけ、ウィチャリー家の女、戦争の法、ツキデデス、坊っちゃん
泰平ヨンの航星日記、族長の秋、眠れる犬、深夜プラス１、鷲は舞い降りた
クローム襲撃、ヘロドトス、ペスト、バベル＝17、羊たちの沈黙、虎よ,虎よ！
あなたに似た人、タクティクスオウガ
これで百本

ID:otnj0T6jが何をしたかったのかがイマイチ分からない

ID:otnj0T6jがなんのためこれだけ挙げたか誰も理由がわからないのだが
さすがにこれだけ挙げられるとかなり詳細な性格分析できるんじゃない？

二極化と言うか多極化しないんじゃないの?
色々な作品が生まれるジャンルって書き手の職歴や年齢の幅も広いんだけど
ラノベの場合社会経験も少ない人がデビューするしベテランになる前に簡単に
切り捨てられちゃうから書いてる間に自分の持ち味を発揮するなんてこともない
多極化するワケがない
秋田禎信あたりでも今まったく書かせてもらえないなんて異常な世界だな

ラノベは多極してもすぐ枝葉の部分で似たような話が増えるから多極化した様に思うことは無いんじゃないだろうか

ライトノベルというジャンルは衰退していくとよく言われてるが、
むしろ既に日本の小説作品が全部ライトノベル化してるんじゃないか。
昔に比べて、明らかに読み手の読解力のレベルが落ちてる。今や普通のミステリーや恋愛小説だって、挿絵を着ければライトノベルと大差ない。

司馬遼太郎も挿絵を付ければライトノベルといっていいな

お前ら、ラノベもアニメもエロゲもこなした猛者となって要求高くなりすぎてんだよ
十年二十年分の過去作の上澄みと同クラス求めてハードル上げすぎてんじゃね？
読み始めの15歳「うおおおヒロイン萌えすぎてやべえ！」「抱腹絶倒のギャグ！」「めくるめくストーリー！」
倦怠期の25歳「はいはい劣化綾波劣化綾波」「ありがちなギャグ」「またセカイ系か」
ラノベに淫した35歳「ヒロインの造形はテンプレだが合格点」「もはや様式美の誤読ギャグにほっとする」「決断主義からの揺り戻しが見られ興味深い」
中二病・高二病・大二病で説明できてしまうな

新人だって、俺らが懐かしんでる頃に比べたら新人賞の倍率ヒトケタ上がってるんだぜ
それを勝ち抜いた新人作家がそんなに下手なはずがない

>>115
要求が高くなってるというけど、じゃあ今のラノベ読者の要求ってなに？ってことになる。
別にラノベ読者は文学的に高度な物や、より設定や展開が複雑だったりするハードなSFやファンタジーをライトノベルに求めてないだろう。
そういう作品には興味がないか、ライトノベルで読む必要を感じでないはず。
で、結局残るのは萌え、エロ、中二的にライトなストーリーということになる。

今も昔も80年代か90年代ぐらいのジブリみたいなのが求められてんだと思うな
誰もがそれで面白いの書けるわけじゃないから色々出ては消えての繰り返しの中で
流行を追うものが本能的に群れをなして生き残りを出そうとするわけだ
つまり駄作ばっか掴まされても気にすることないってこった

とりあえず、「人気が出たから続刊出します」っていう漫画みたいな商法はやめたほうがいい
それで利益出るのはわかるんだけど、やめた方が作品の質が上がるのは確か

関係ないけどラノベ板で世界終末戦争の名を見かけるとは思いませんでした

むしろラノベ卒業世代向けの挿絵豪華な話が読みたい

俺から言わせてもらうと、もともと他の小説が（ライトノベル以外ね）読む人を
選びすぎていたと思うんだよね。
本が好きな人は一行に納められた意味を読解して奥が深いなんて言っているけど、
普段読まない人がそれを呼んでも意味が分かりづらいし、感動もしにくい。
これって頭うんむんではなくて読者の読み方が変わってきてるんじゃないの？

でも水野良みたいになんの陰影もなくモロなんでも説明しちゃう作家も
けっこう文章下手だって、みんな判ってるみたいだよ

萌えキャラがでても
すごく濃くて冗長じゃなければいいよ

ライト文章を求める読書人口自体は増えてるだろうな。
ただ、その増えた読み手をいわゆるラノベ業界が取り込めてないということだろうね。
そのぶん、ケータイ小説とかそれと似たような大ヒット恋愛物に流れてる。
ラノベにも恋愛物はあるけど、一般の女にウケるものではないからなあ。

>>116
何を求めているにせよ、比較対象が過去に出た名作になるわけだからさ
後になればなるほどハードルが上がっていくことになる

同じ理屈で、読書経験を積んだ読者ほど求める水準は高くなるだろう

最近萌えが厨二がダメだとかどうこう言ってるのは、ラノベしか読まない奴なんじゃないかと思ってる
妙にひねったものが受けたり
読みごたえのあるのが読みたいなら文学読むわ

ラノベには変わらず厨二萌えで突っ走って欲しい

ラノベで、ひねった作品や読み応えのあるのを読みたい

ラノベを読んでみようと思い図書館へ、ラノベランキング表をコピーしていったが
そこに書いてあるものはほとんどおいていなかった。かろうじてあった
・嘘つきみーくん２、４〜６巻
・文学少女と繋がれた愚者、慟哭の巡礼者
を借りたのだが、２巻から読んでも大丈夫なのか？
文学少女は一巻完結なのかわからない。

誰か教えてください。

スレチ

萌えが全面に出してる作品じゃなければ表紙はキャラじゃなくて
風景とか当たり障りのないものとかでもいいと思うんだ

>>129
それやっても上手くいってないんだけど
萌え以外で且つマトモな作品書ける人がいるんだったら
一般書籍として売る方が読み手の先入観もないし普通の
人が手に取りやすいでしょ
やっぱりラノベはオタクのためというイメージがあるし
実際その通りでしょ

という訳でもしラノベで物足りなくなったら他のジャンルを
読むようにしましょう

萌えもエロも厨二も別に悪いもんじゃないだろう。
需要もあるし他のジャンルやカテゴリーの小説でやりにくいならラノベでガンガンやればいい。
ラノベ読者だってそれらがあるからラノベ読んでる訳で、別に文学的になる必要はないでしょ。
ラノベは他ジャンルとコラボしやすいという強みを活かして色んなニッチを埋めていけばいいだけ。

もっとメジャー枠でドラマ化すべし

結局どうなるんだろうね
ラノベ

皆に聞きたいが、今度電撃が出す新レーベルは期待してる？
MW文庫。個人的にはラインナップは好みだが、豪華と言うか客を呼べるアレじゃなさそうなのが……

>>133
現状のままで何の問題もないと思うよ

大人向けライトノベルってやつだろ？＞MW文庫
こんなの買う奴は馬鹿。一般エンタメでいいだろ…

>>134
特定の作者好きなやつしか買わないんじゃね
俺は入間と杉井は買う

なんとなく中学生以下の人気（順不同）は
　生徒会の一存、バカとテスト、禁書目録
見たいな感じなのかなと思う。
これからのラノベというジャンルの存続だけを考えると、生徒会、
バカとテスト、禁書のような作品が沢山作られたほうが良い気がするし
そうなるんだろうなと思う。

私はおっさんなので、バカとテストぐらいしか楽しめない。
中学生の時だったら、他の作品も楽しめたような気がする。

巻末に萌え系四コマが作られるようになりそう

生徒会の一存はなんだかんだでセンセーショナルだわな
小説っていうより、さまぁ〜ずの悲しいダジャレ的な本だな
アリっちゃアリだよね。ラノベだし
俺は100pあたりで脱落したけど

やっぱり
普通の男の子が
可愛い女の子達とどたばたするって奴が求められてるのかね

>>139
蒼穹のカルマの帯に四コマがあった

まぶらほ辺りにもあったような

四コマではないが
ちょっと昔の「小娘オーバードライブ」（笹本祐一）の巻頭カラーが4ﾍﾟｰｼﾞの漫画になってた

漫画に近付きはしそうだな
挿絵とシナリオが半々くらい（いきすぎか？）ので新しいレーベルとか

漫画の余白に小説を書く

あかほりさとるから今に至るまでの流れを見たら
どう考えても地の文章の量は増えていくと思わないか
表現のデータベースが違うから
主流小説とは違った完成形になるかもしれんが

ラノベのイラスト描いてる人が漫画形式でまともに描ける人って少ないからその流れは主流にはならんと思う

あの山本ヤマトでもけっこう難儀しているからな

紅はネーム描きまで用意してもらってるのに、ぎこちない。

まあそのネーム描き係も、連載デビューできない
漫画家の卵なんだけど。

ラノベのテキストはまだまだ進化するのか

そのうち、おまけのCDかDVDが付くようになるかもな。限定版とかいって。

今でもドラマCDとか沢山あるわけで、それを抱き合わせで売るようなもんだな。
いよいよマニアしか買わなくなる。

なんかありえそう

すでにエロゲーギャルゲーはそんな感じだろ。
特典つきの限定版で部数を稼ぐとかこれから普通にありそう。

>>153これはある

猫砂一平みたいにラノベ作家が自分でイラストや挿絵を描いたりしてる例ってない？

何人か居た
名前が出てこないけど

挿絵じゃないけど、川上稔はキャラの初期設定画やメカデザインは自分で書き下ろすらしい
んでそれを絵師に渡して書いてもらうとか

あの人はホラ発売前に販促ムービー作ったり、最近は巫女の乳揺れムービー作ったり意味わからん

>>158
「ガンダムSEED」のノベライズ書いた後藤リウは、
元マンガ家アシスタントで、一応絵は描けるんだよね。
月刊ニュータイプに載ってた色紙の画を自分で描いていた気がする。

文章も絵も、ラノベ1冊全部まるごと一人の例がほしい猫砂一平以外に

>>161
折原みとの本を読め。

少女系では珍しくないよな。
あれはどっちかつうと、漫画家が浮気して小説書いたってパターンだけど。
あと、割と有名どころだと安彦良和か。

これからはゴテゴテ地の文を装飾しないで
かつ一般小説より読みやすいサスペンスチックなラノベが増えると良いな

メタパロの隆盛が始まってるから当分厳しい

ライトなメタフィクションよりライトなサイエンスフィクションの方が読みたいなぁ

言葉遊びって正直もう秋田

読んでいる人が満足すれば
それでいいんじゃね？

言葉遊びって言っても駄洒落みたいなのばっかだしな

メタパロもだが、個人的にはアニメ漫画パロが鬱陶しい
赤いってだけで決まりみたいに三倍速いとかうんざり

萌えとパロに頼りっきりで大して力もないのにシリアス書こうとして
ｇｄｇｄになる作家が多すぎます

>>166
ディープな香りのする萌えライトSF「食卓にビールを」ﾏｼﾞｵｽｽﾒ

こういう所で勧められる奴は大抵地雷だと思ってる

同意
個人的おすすめを紹介するのはいいが
地雷でない担保として
そいつのラノベ暦がどれだけでこれまで何千冊読んできて
その中でのおすすめだってことを最初に書いとけって思う

消費者さまさま

>>166
小林泰三とか
時空争奪とか短編だけど面白いよ

ラノベじゃねーじゃん

>>175
出版社が想定してるラノベの読者層にたいして小林泰三は難度が高すぎる

ハリーポッター

ハヤカワ好きなラノベ読みだけど、明るい家族砲計画は割と楽しかった。
あと個人的に敵は海賊シリーズはラノベ的に読める作品だと思う。

最近ファンタジー戦記が少し勢いを回復しつつあるらしい
何本か戦記系ヒット作がでるかもしれんな

いい作品を書くのははどんどん一般小説にいっちゃいそう。
昔みたく暗い雰囲気とか読後感が切なくなるようなラノベが増えて欲しい。

角川が歴史関係の出版社の新人物往来社を傘下にしたから、これからも冲方丁みたいに
歴史、時代小説に鞍替えするラノベ作家が増える
何だかんだ言っても、十冊以上のシリーズを書いたりするのはかなりの実績だから
ラノベがだめでも他のジャンルで再利用しようと出版社も考えてる筈
時代小説も一時期の説教臭いものから「のぼうの城」みたいなエンターテイメント性重視に
変化しているから、これからの時代小説はラノベを書いた経験が役に立ちそう

007シリーズみたいな一冊づつで完結するシリーズものが読みたいけど無い
田中芳樹の薬師寺涼子が近いけどあれは作品のレベルが低すぎ
９Sとかは最初そうだったけど、段々最近のラノベらしいダラダラ作品になっていった

萌え要素がダメとは言わないけど、もう少し女の子の比率だけでも下げてほしい
最初の一冊が人物紹介だけで終わって、一体何がウリなのか分からないラノベも多い
書き手に若い人が多いので、欠点が沢山あるのも仕方がないだろうけど
せめて、一ヶ所は他のラノベにない魅力がないと読み終わって腹が立つ

ファンタジーブームやエヴァンゲリオンの影響からか、やたらと別世界と思えるような
舞台を用意しての話がおおくてｽｺｼﾌｼｷﾞ(ＳＦ)系の話がない

そういえば昔流行った黒死館殺人事件系の衒学趣味の作品がないな
今の若者でも教養主義(笑)みたいなのに憧れる子はいると思うが

作者の衒学趣味を楽しめる余裕が欲しいよね

一部なのか本流なのか
雑学を含めて専門的なネタを嫌う人が増えたように感じる

主人公キャラが特徴なさすぎ
あまり作り込むと読者が感情移入できないという人がいるけどウソ
昔の小説の主人公が結構酷い性格の、ウザかったり、暑苦しかったり、ムカつくキャラが多かったので
それなら無個性なキャラの方がマシと思われるようになって段々存在が薄くなっただけ
そろそろラノベが出来て二十年くらいになるんだから、新しいヒーロー像を出して欲しい

>>188
たしかに奈須みたいな自分でも消化出来てないような感じのはうざいけどなあ

>>190
あれは、ただ京極にあこがれてうわっつらだけ真似て、
資料引き写しと妄想を並べただけの専門知識ごっこだからなあ……

専門知識を使うには、当然ながら専門知識と、
それを生かして物語に使う才能。二重の能力が必要だからな。
そこまで能力あるなら一般にいくわ。

なんかこのキャラクターはこういう性格ですとか、だからこういう行動をしますみたいな
説明はあるけど、その体の動かし方によってそのキャラクターの性質を表すような描写が少ない
台詞の端々から覗かせるような物が感じられないというか
それほど難しいことではないと思うが

少女向けは違うかもしれないけど、あんまり愛し合う二人が離ればなれになり
と言ったメロドラマな話があまりないな
一般向け大衆向けといったら真っ先にその方面が思いつくんだけど
それのバリエーションで悲恋物とかも昔は多かったんだけど

主人公が空気でも、敵役くらいは強烈な印象が残るキャラクターが欲しい
例えば大量殺人をするキャラはいても、ただ出来るからやったという感じで激しさがないんだよね
というか、悪役さえも書き割りでしか書けない作家なら他は推して知るべしと言える

マンガ小説と揶揄されることもあるラノベだが、週刊少年漫画誌と比べても話のバラエティが狭い
さすがにもうちょっと読者の懐は広いと思うが

ルルルとか読むと今までとは視点が違うからびっくり

ジャンプ読んでるような人間とラノベの読者層ってかなり違うよね

ある意味、主人公が第一巻から楽園(ハーレム)に住んでいるから、
それ以上の高いところを目指す必要がないし、環境の変化がない
昔だと「のらくろ」みたいに最初はいい加減な浮浪児だったのが、
軍での階級が上がるごとに、優秀な戦闘指揮官に成長していくような、
段階的立身出世譚があったし、多分今の子供も喜ばれる筈だが

>>１９８
富士見ファンタジアで、「ライタークロイス」っていう騎士志望の若者から、一人前の騎士として成長する話があったんだよ。
でも、打ち切り。
話自体は悪くなかったんだけど、下積みから律儀に上になっていっているのを描いている分、まだるっこしかったんだ。
今だと、ある程度の地位について活躍してる所から開始して、外伝とか０巻って形で下積みの時代を書くって方向だろうね。


あと、立身出世譚自体は悪くないけど、
現実で一つの会社の社長が金のために平気で不正したり、
しっかりした資格や職の人が、ろくでもないことをしてるってニュースが増えたし、
上に行っても中国やインドとの競争で、仕事や責任が重くなったほどには給料が上がらないとか、
正直に言って、立身出世＝良いこと、って図式にリアリティが感じられなくなっているんだよな。

このスレ読んでる人いたのかw
一巻だけ読んだけど、ライタークロイスは内容より、イラストが悪かったのでは?
それとライターの一巻は今のラノベのアニメの第一話風の人物紹介メインから逃れられていなかった
富士見は川口を含めて結構面白くなりそうな作家が多いのに編集のせいか大抵ダメになっていく

あと、段階的出世と言ったけど「のらくろ」はその時々で話が完結しているハリポタ型
＆全体の伏線はない長編連作タイプ。昇進はあくまで環境が変わるお膳立て＆主人公のスキルアップの証明
そういう意味ではすでに廃れてしまったD＆D風ロープレと変わらないかw

冒険が失敗に終るのが痛い。
萌えから身動きが取れない。

そもそも大体が失敗に終わるから、「冒険」っていうんじゃないのかな？

あと、「萌え」と言うのを「魅力ある女性キャラが、いっぱい出てくる話」と言い換えれば、たしかに身動き取れないのも分かるな。

魅力ある男に惹かれる（性的な意味じゃなくてｗ）読者は絶滅したのか。

これからのラノベを考えるなら、ハルヒに始まった設定や性格が奇異な少女をメインに据えて主人公が振り回されるフォーマットの次を考えることだな。

どうも川口ファンって失敗を読者側の責任にして
あちこちで良かったのに売れないと触れ回ってるけど

ライターが失敗したのは下積みから描写した事そのものではなく
主人公の下積み時代から、敵国の面子や政治といった全体の大きな動きや
友やライバルといった群像方面への描写に力と頁を裂いて
主人公側の動きが鈍重だったせいだよ
ああいうのをやるなら、一般論でいえば
最初は視野は狭くぽんぽんとステップを踏んでいって
主人公の成長と共に描写の範囲を広げていかないとテンポが悪くなってしまう

漫画もだけど下積み描写が必要なくなってきている
日頃から先に向けて努力をしていて、息抜きの娯楽にまで似た感じを押し付けられるのが嫌なんじゅないのか
>多分今の子供も喜ばれる筈だが
この台詞からも求めてるのは大人

ようはやりようだって
感情移入のしやすさのトレンドはあるにせよ
努力なんたって、結局は娯楽作中の描写を鼻くそほじくりながら眺めているだけだし
娯楽として成り立っているかどうかが全てだよ
漫画でいえば、修行シーンに工夫して師匠を複数にする目新しさで成功した
ケンイチあたりは修行を濃く書いてもそれなりに人気だし
厨二的に言われる冨樫だって、ハンターではわりと修行を描写している
ドラゴンボールの修行シーン（亀の甲羅を背負ったり）なんて
読者なら後々まで印象に残ってるだろ
今は糞化が著しい一歩だって、毎回戦いの前の特訓はテーマ性があって目先も変わっていて面白かった

単に「修行せずに強くなるなんておかしい！今の若いのは楽をしようとしてる！」なんて憤慨だけで
工夫もなく押し付けようとしたって、つまらんもんはつまらんわけで

ついでにいえば、無敵超人に感情移入したいなんて願望は昔からあって
ジャンプ黄金期でいっても
男塾は強キャラは最初からずっと強く、途中・過去の修行はほぼ描写されないまま終わる
有名な「虎は何故強いか」の台詞のある花の慶次なんかもそのパターンだ
ちなみに原作の隆慶一郎の小説はもっと酷い
特に捨て童子はな幼少から無修行で剣豪をねじ伏せる無双の力を持った超人で、医者としての腕前も神というU-1の走りみたいな奴だ

娯楽作の中の修行ってのは、それを乗り越えて強くなるっていう、
レベルアップのカタルシスを得るためのモンだからな。

いってみれば、見えない敵じゃなくて、形のない敵とのバトル。
バトル描写が巧ければそりゃどんな戦いでも面白くなるわ。

あと、修行を描くにも話の流れってもんがあるし。

格闘ものやバトルものなら、一歩みたいないじめられっこが
状況を打破するために格闘技を学ぶとか、数段上の強敵に
いったん主人公が惨敗して、そいつを倒すために
新たな必殺技を求めて修行するとか。

主人公が修行する切実さや、修行の成果を描いて、
はじめて修行シーンにも意味が出てくる。

メディアの違いも大きいんだよ。
マンガや映画なら、絵として派手さとか見栄えがあれば、本来は地味な内容の修行シーンでも面白くできるから。

文章で修行シーンの描写だと、本筋のストーリーから外れた迂遠さが、どうしても出てくる。
必然的に、あっさりか省くって方向に行きやすい。

隆慶一郎の場合、たしかに主人公は凄く強いけど、被差別側とか社会的な立場が弱い。
道々の者、だったかな？
だから、アンフェアとかそういうイメージは、あまりないんだよな。

>>211
本筋の話題はあとは任せるけど
捨て童子は道々のものとは違うぞ、とだけ

あれは家康に可愛がられた息子の一人だ
その気になれば（笑）天下ぐらい軽くとれるけど
権力に興味なんてないしお前ら勝手にやってろよ
（なのに嫉妬した秀忠が勝手に絡んできて面倒だぜ）
なんてキャラなんだぜ
正に隆完璧超人の集大成なんだ

というより、完璧超人すぎて徳川の枠からはみ出した存在として
忠輝を描くことで、逆差別の構造を描いてるんだろ。

被差別民である道々の者と、最高権力側のはみ出し者が
身分を無視して対等に付き合っているのが一種のアイロニー。

お前（忠輝）は大空を羽ばたける鳥みたいなものだ。
お前にとってそれは普通で当たり前のことだろう。
だが地面をはいずる連中から観れば、お前は
殺したいほど憎い存在なんだ。

話の中の家康が、確かこんな趣旨のことをいってた。

やり方次第ってのはあるんだろうが
新しい作品ほど修行が削られているのではないか?
血統や潜在能力が高く他人より少ない努力で結果をだす。
子供からすると夢をみれる展開、大人からすると手抜き展開

少年漫画板とかでも話題になったことがあるが、
そもそも昔の作品、そんなに修行シーンあったか？

ヘタすると今の方が修行シーンは多い気がするが

昔、といっても、どれくらいを指すのかはっきりしないと、何とも言えないな。
「巨人の星」とか、「アタックＮＯ．１」みたいなスポ根マンガ全盛の頃なら、そりゃ修行や練習シーンは多かった。

記憶のイメージなのかな?
スラムダンクの主人公が、昔は花道だったけど今の風潮なら流川なので
そう感じているのかもしれない

スポコンは練習シーンはドラマの重要な一要素だから
他ジャンルとはごっちゃには出来ないんでないかなー。

そもそもスポコンだったら今でも十分練習シーンあるでしょ。

>>192
陳腐な言い方だが、深みが無いよな
昨今のスイーツドラマに似る

>>218
サンデーで例えると修行シーンの無いケンイチだな
問題はそれをどうラノベで表現するかと

ここしばらくラノベに手を出してないんだけど、最近のハヤカワの海外ファンタジー
（氷と炎の歌、護られし者、ミストボーン、クシエル等）って、現役ラノベ読者にとってどうなんだろう？
ラノベ読者の今後の選択肢としてはありだと思うんだけど、やっぱあまり接点がないのかな

氷と炎の歌とテメレア戦記は読んでる

氷と炎の歌は傑作だよね
惜しむらくは作者の年齢的に完結しない可能性が高いことか・・・

昔の少女マンガの様な恋愛物が読みたいが、極狭いジャンルで停滞してるな。

素直に女性向けのコバルト文庫とかじゃないの？

最近のコバルトは焼き直しか男性向けと構成が変わらないかで今一。

コバルトか……
ブコフに並んでいるのは知らない作家ばかりだから
5段くらい大人買いしてみようかな