環境税、来年度導入目指す 環境相
小沢鋭仁環境相は18日の閣議後の記者会見で、石油や石炭など化石燃料の利用に
課税して二酸化炭素(CO2)排出を抑える地球温暖化対策税(環境税)について、
今秋の税制改正議論で具体化し、来年度からの導入を目指す意向を示した。近く
藤井裕久財務相や直嶋正行経済産業相らと協議する方針だ。
環境税について民主党はマニフェスト(政権公約)で「導入を検討する」と明記
していた。小沢環境相は「マニフェストで掲げた期間は次の衆院選までだが、最初
(の議論)は今年の秋以降の税制改正から始まる。当然、それに向けて対応して
いかなければいけない」と述べた。税率など具体的な制度設計を直嶋経産相らと
話し合う方針も明らかにした。(14:24)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090918AT2G1800918092009.html