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絶対悪の減少と悪の事情語り増加はそうだと思うが、ヒーローの守る範囲変化は
設定のリアリティ追及派が増えたせいで顕在化しただけってのが本当の所じゃないかねえ
パトレイバーみたいに補給や補修や予算が絡む中で戦う作品が流行ってから
全ての人を守る無敵の勇者!みたいな熱血性はスポ根みたいに衰退したわけだが
それより前から「こいつらは守るべきか?」を問うエピソードはあった
有名作品だとデビルマンとか、ゴッドマーズ(原作版)なんかの最後に出てくるような
ウルトラマンの怪獣使いと少年もそうだし、アメコミとかもダークヒーローは最近出たもんじゃない
そういう話に「能力制限」という要素が加わるとどうしても全部守るなんざやってられなくなる
例えば敵が同時多発テロ起こしてんのに、リアルの玄倉川事故みたいなボンクラどもが
「ヒーローは皆を守るんだろ!何で守れねぇんだよざけんな!」とか抜かし始めたらそらねぇ…
俺はむしろ敵目的が人類皆殺しとかじゃなきゃそれでいいと思うけどね。敵AにやられたせいでBを倒せません、てのもアホらしい