ちさめの才能あふれる「いい詩」
ttp://sky.geocities.jp/hoshi_gari/tan-pin/candy.html ゆさゆさ。
「ん……」
いやいや、と首を振って恭弥は眠り続ける。
全く、寝ぎたないにも程があるだろう。
(仕方ないな)
安心している、心を許されていると思えば嬉しいけど。
(理性飛びそう)
顎を掴んで上を向かせて、唇を食んだ。
眠っているのをいいことに、口腔を思う存分貪る。
――ガキィッ!!
「うわぁっ!!」
情けない悲鳴を上げて、ディーノがソファに倒れこんだ。
「……何サカってんの」
「お姫サマは王子サマのキスで目覚めるのが相場……ゴメンナサイ」