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イラストに騙された名無しさん:
多崎礼氏の作品とかについて語るスレ
『煌夜祭』にて第二回C★NOVELS大賞受賞。
著作一覧
煌夜祭
〈本の姫〉は謳う 1〜4
中央公論新社
騙されたと思って読んでみ?
きっと面白いから
カッパーってラノベか?
騙されました
設定の山を全面に押し出してウリにしてる感じ?
物語構造の分配がすごく上手
違う場所で同時進行するドラマとか好きな人向け
心理描写に小難しい用語を使わず、
描写も適当な長さで冗長ととられることもない
反面、登場人物の言動が安定せず、
「このキャラはこんなセリフ言わないだろ」
という箇所が多々あり
主人公と意見を対立するキャラクターが登場するが
みんなガンジーの非暴力主義に負けている
物語全体を通して伝えたいことがあったのだろうが
同じ内容をまったく同じ文面で記述してあるため
紙幅の無駄
総評:
発想とその使い方は新人とは思えないほど良い
ただキャラクターの主義主張が練り込まれておらず
生きた人間を描写することに力を入れることが望まれる
次回作に期待したい
結論:きもい