鷹見一幸総合スレッド スパム12缶目

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「会長の切り札(ジョーカー) 一芸クラブに勝機あり!」

あらすじ
新条例により学校の存続が高校生同士の戦いによって決定されることになったせいで、生徒会長の朋絵は頭を悩ませていた。
相手は文武両道の熱血男子校。
対する我が校はゆる〜い校風の共学で、しかも生徒たちのやる気はゼロ。
だが諦めムードの生徒会で、副会長の光明だけは、役立たずの同好会に活路を見い出していた。
これぞ現代版国賊絵巻、高校生たちの熱き合戦がここに火蓋を切る!

あとがき(前半)
今回のお話は、今まで私が書いてきた四十数冊の本と大きく違います。今回のお話は、なんと「学園もの」です。
とはいえ、私の書くお話ですから一筋縄では行きません。
知恵を絞って計略を立て、根回しと適材適所によって勝利を勝ち取るという今まで私が書いてきたお話と共通する面白さをそのまま現代の高校に舞台を移して描いておりますので、
今まで私が書いてきたスペオペや、アフターホロコーストな世界、そして外国を舞台にしたポリティカルフィクションなどがお好きな方も充分楽しめると思います。
475イラストに騙された名無しさん:2008/11/02(日) 01:40:22 ID:cl6Va4/O
序章
物語は最初からクライマックスです。
ヒロインで生徒会長の朋絵(ともえ)と主人公で副会長の光明(みつあき)は制服の上に戦国時代な衣装を纏い、迫り来る敵校を迎え撃とうとしていました。
一体、彼らに何が起こったのか?
話は数週間前にさかのぼります……。

第一章
彼女の名前は藍山さん。
若くて美形のエリートキャリア国家公務員という、作者の願望なのか経験談なのか判断の難しいキャラが、高校合併問題について奮闘しています。
藍山さんは実に16ページも駆使して、自分の有能さと役人の無能さを説いてくれます。
なんというボリューム。
藍山さんは作者の分身であり、作者の経験が彼女の言葉に生かされていると考えて間違いないでしょう。
なお、藍山さんの容姿端麗っぷりは本文にてこのように表現されています。
>>ネットのブログには藍山を支持する文章が並び、ついには「藍山は俺の嫁」と書き込み者が続出した。
476イラストに騙された名無しさん:2008/11/02(日) 01:41:16 ID:cl6Va4/O
第二章
なぜか可決された藍山さんのアイデア(要約。高校生同士で死なない程度に殺しあって、生き残った学校が廃校をまぬがれる)をめぐって揺れる各校。
主人公チームが同人誌や腐女子の話題に花を咲かせているうちに、近所の学校の生徒が馬にまたがり殴りこんできました。
(注意。舞台は現代です)
なんとか馬男を追い返したものの、まだまだ問題は山積みです。

第三章
主人公の光明君は「普段はボーっとしてるけど、本気を出したら凄い人」だということが発覚。
しかし本文を読み進めていくと、とてもそんなふうには思えません。
これは私の主観ですが、光明君は本気出さなくても凄い人です。
やる気のない生徒たちを鼓舞するために光明君は極秘で製作した号外チラシを校内にばらまきます。
そこには廃校のデメリットが簡潔に書かれていただけなのですが、なぜかこれを見た生徒全員がドーピングされたみたいにテンションが上昇してしまい、
「俺たちにも何か手伝わせてくれ!」と生徒会室につめよってきます。
疑うことや考えることを知らない純粋な生徒さんたち。彼らが変な宗教にハマらないことを願います。
そしてせっかく集まってくれた皆に向かって、光明君は「思ったとおり、工作員が集まって来たな」とニヤリ。
夜神月もビックリな鬼っぷりです。
477イラストに騙された名無しさん:2008/11/02(日) 01:42:07 ID:cl6Va4/O
だが、ここで問題が一つ。
やる気が生まれたとはいえ、基本彼らには能力がありません。
使えない部下は敵よりやっかいです。
しかし本気を出せば凄い男、光明君はその知性を発揮して生徒たちの能力を開花させていきます。
百聞は一見にしかず。
その模様を実際にご覧下さい。

◇マンガ・アニメ同好会編
「きみたちには生徒たちが学校を好きになるような漫画を描いてもらいたい」
「我々は読む専用の同好会だ。描くことはできない」
「描くことはできなくても、きみたちの脳内には今まで読んできたマンガの膨大なデータがあるはずだ。それらを組み合わせ、書き換えれば、新しいコンテンツになる!」
「そうか!MADか!」
「そのとおり!著作権侵害も過去の話、今や出版社が宣伝として使うほどの影響力がある。MADは俺たちの武器だ!」
「よし、最高のMADを作ってやるぜ!」

漫画もMADも作ったことのない私には、漫画は駄目でもMADなら大丈夫という感覚はわかりません。
主人公のいる学校には他にも、要人暗殺から敵地潜入まで出来る忍者同好会や、
地域経済に多大な影響力をもつ大食い同好会、親戚のツテで防衛省のシステムを使うことのできるサバイバル同好会など、精鋭が揃っています。
相手はたかが文武両道の熱血男子高校生。
ガンダムとダンボールの戦いが、今はじまる。
478イラストに騙された名無しさん:2008/11/02(日) 01:43:05 ID:cl6Va4/O
第四章
覚えていますか?
本作は「知恵を絞って計略を立て、根回しと適材適所によって勝利を勝ち取る」物語です。
適材適所くらいまではもう済んでる気がするので、後は敵大将の首をとってめでたしと行きたいところですが、まだ200ページも残っています。
この章での主な出来事。
カリスマ性のある不良のリーダーを、もっとカリスマ性のある主人公が仲間にする。

第五章
号外によるイメージ戦略を開始する主人公。

第六章
号外の効果はばつぐんだ。
スパムなんてもう古い。
時代は号外。

第七章
ついにはじまる高校生同士の大合戦。
久々に登場する藍山さん。
光明に大人の誘いする藍山さん。
それを断る光明。
479イラストに騙された名無しさん:2008/11/02(日) 01:44:34 ID:cl6Va4/O
第八章
ついに最終決戦。
どうでもいいエロ描写の連続。
さらにどうでもいいタイトルに込められた意味。

終章
そういえばMADは?
忍者は?大食いは?
多くの謎を残したまま
「俺たちの戦いはまだはじまったばかりだ」の一文で物語は幕を閉じます。


あとがき(後半要約)
二巻でるよ!

個人的感想。名前欄をご覧下さい。


長文失礼致しました。