鷹見一幸 作家としての十一の大罪

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702イラストに騙された名無しさん
[ENOKINO] 小説には、決まったスタイルというものは無い
[ENOKINO] つまりは「読みにくい小説」があっても無問題であるし、情報を圧縮しないで、べた書きしてしまうやり方もある
[ENOKINO] それが「良い」「悪い」というのは読者が決めることでもある
[ENOKINO] つまり「情報を取捨選択して優先順位をつけて読者の興味をそらさないように、簡潔に書いていく」
[ENOKINO] という俺の方法論は、俺の読者に向けた方法論でもある
[ENOKINO] 実際には、俺の書き方ほどに、情報を圧縮する書き方をする人はライトノベルでは少ない。なぜなら圧縮した情報を脳内で解凍するスキルは、それなりに小説を読み込んでいる人で無いと、身についていないスキルだからね
[ENOKINO] ライトノベルのメイン読者層には、脳内で解凍する、ということも負担になる
[ENOKINO] その負担を、面白いと思えるのは、それなりに経験を積んだスレた読者だけだ(w
[ENOKINO] とはいえ、情報を圧縮した書き方は「読み解く」ことは負担になるとしても「読み取る」ことは負担にならない
[ENOKINO] するすると、何の抵抗も無く読めてしまうのだな
[ENOKINO] これが、俺がライトノベル作家をやっていけている理由だと思う(w
[1] (・∀・)ノ はーい質問
[ENOKINO] まだ起きている人がいた(w
[1] ある程度解凍することになれた人がライトノベルを読めないことがあるのは何故ですか
[1] #ちょっと地球防衛してました。
[ENOKINO] ある程度読みなれてくると、いわゆる「圧縮されていない書き方」を、自分なりに圧縮して読もうとするのだ
[ENOKINO] その手間が、負担になる
[ENOKINO] つまり、ずらずらとべた書きされた描写なり情景の中から、情報を拾い出さなきゃならない
[1] そして逆につかれると。
[ENOKINO] べた書きされた情報がなぜ、読者になれていない人向けかというと、情報を拾い出さないでもいいからだ
[ENOKINO] 見たものが、そのまま書いてあるから、脳内回路を通す必要が無い
[1] ほむ。えほん?
[ENOKINO] 今、手元に「伝説の勇者の伝説11」があるのだが
[ENOKINO] 情報が実に「わかりやすく」「そのまま」並んでいる
[ENOKINO] 引用はやめておこう