いきなり壮大な話にしようと要素を詰め込みすぎて迷走してる印象があるな。
主人公の成長物語がメインなのは確かなんだろうけど、それに加えて
村のライバル隊やら、国際陰謀や各国の思惑、といった多キャラに尺を割きすぎて中途半端なんだよね。
亡命騎士志望や12なんたらを始め脇キャラの設定・描写・モノローグにも、毎回一人一人凝りすぎ。
ラノベとしては話が進まなくていらいらしてしまう。
作者氏の当初の構想では、主人公が特殊召還獣を継いで、次代皇帝だか帝国の中枢に就いた上で
軍記ものっぽくしてくつもりだったのかもしれないけど、それにしてもね……。
住人としては嫉妬要素がきちんとあれば満足ですがね。