1 :
イラストに騙された名無しさん:
>3さんありがとうございます。
連投で書き込めませんでした。
助かりました。
乙
お姉さんは肉親の死を悲しむ気持ち以外にも
妹が小梨独身で亡くなったのを喜ぶ気持ちは絶対にあるね
>>8 誰もがお前さんみたいに欲深いわけではない。
二人きりの姉妹の片われを失う気持ちは如何ばかりか…。
70過ぎて姉妹二人旅とか永遠に出来ないって悲しいだろうな。
銀の海金の大地を復刊してほしい
無理かなあ
>8 は芸スポの速報スレにも書いてたので、ただの荒しっす。
12 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/07(土) 13:36:43 ID:/AdXJnmO
中学時代、先生の作品にはまってました。ご冥福をお祈りします
>>1,5
乙華麗。
8は煽りかも知れないけど、ν速にある訃報スレじゃなくて
わざわざ作家スレにまでレスしに来るなんて、凄い神経してるよなぁ…。
肺にガンが転移したり、肺ガンとなった人って壮絶な苦しみを味わうので
お姉さんは、その苦しみをそばで見守って精神的にとても辛かったろうに…。
妹がその痛みや苦しみからやっと解放されたんだ〜とでも
思わなければ、お姉さんだってやり切れないと思うよ。
親が他界したのと、兄弟姉妹が他界したのとでは、全然違った哀しみなのだから。
って書いてたら芸スポにやっぱいたのか。性格悪いな…。
>>10 銀海だけじゃなくて氷室センセのコバルト全作品を、
当時の装丁で復刻して欲しいよ
頼むよ集英社(っД`)
今来た。
びっくりするほど動揺してる…
手が震えてる。
なんかもう、恥ずかしいこと解ってて今だから言うけど、
氷室さんは私がなりたい理想の作家だった。
大人向けにシフトすることもなくちゃんとこつこつと少女のために書いてくれる作家。
ああいう細やかなキャラクターの心理解剖ができる作家って、
もうコバルトにはとてもいないんじゃないかな。
今のコバルトも好きだし、大人向けにシフトした少女小説家にだって好きな人はいるけど。
少女小説家は死なない
これがすごく深く思えてくる
氷室さんはずっと少女小説家だったよね
でも、ご本人がこんなに早く亡くなっちゃうなんて思わなかった
ジャパネスク人妻編を引っ越しで一冊だけ紛失して、ブクオフを探し歩いたけど無かったんだよな。
いまだに宝物ダンボールに入れて引っ越しの度に連れ歩いてる。
追悼で出してくれないかな。
知人にクララを貸したら返ってこなくて、
新しく買い直したことがある。
何回読んでも飽きないんだよね。
しーのたちのその後とか、読みたかったなぁ。
虹子さんの話とか見たいね
文庫になってないのあるんだよね?
いちおつ
>>19 前スレにあったよ「お姉さまの日々」
虹子女史と白路さんがしーのを見て会話してるシーンが抜粋されてて
ありえないほど萌えた…… 読みたすぎてたまりません……
>>16 耽美なわしらを読むと本当ぱくりだとしか思えないよな……
氷室さんは好きな作家さんでした。
「海がきこえる」はたぶん、自分が一番読み返した本です。
ときどき、すごく読みたくなるんですよね、あれ。
これからも読み続けることになると思います。
ご冥福をお祈りします。
早過ぎる
悼ましい
合掌
>>19 >3の過去スレ1の250に詳しく載ってますよ。
もし見れなかったら、過去ログミラーの「氷室冴子って。」参照。
ネタバレしてしまうので、ご用心を。
前スレの会話シーン。
857 :イラストに騙された名無しさん [↓] :2008/06/07(土) 01:41:11 ID:TYbK3tY8
>>854 「目隠し鬼をしてる・・・ふふふ・・・あ、転んだ。こっちを向いて手を振っている。かあいい」
「逮捕されるわよ」
そういえば、クレイグ・ライスの推理小説も
クララでしーのに教えてもらったんだよ。
ありがとう。
ライスも溢れる才能を持ちながらあまりに早く逝ってしまった女流だな…
ああもう、また泣けてきた
ライス、今でも時々読むけど、面白いよね。
氷室先生のご冥福をお祈り致します(-人-)
…久々にジャパネスクを読み返すか。
ライスが出るシーンなんかあったっけ?
しーのの愛読書ってクリスティ、吉屋信子、西条八十ぐらいしか覚えてない……
>>28 あったよ。
もしかしたら、アグネスの方だったかもしらんが。
しーのが光太郎か誰かと、仲たがいしてる場面
で、寄宿舎でライスを読んでるとこがあった
と思う。「ふん!ライスは本当に面白いわ!
めっけものだわ。」ってセリフがあったような...
ウロでごめん。
確かアグネスのどっちかで、文化祭の三巻作戦に協力しないことを
マッキーや有馬皇子にイヤミ言われながら、無視して読書してるシーン。
「ライスはほんとに面白いわ、ふん」みたいなの。
あー、かぶった。スマソ
>>29-30 ありがとう! そのシーンは覚えてる!! アグネスだね。ライス買ってくる。
そして、しーのが非協力的だったのは文化祭じゃないな。
選挙戦か。
30の最初で「アグネスのどっちか」と書いたのは、
朝衣と決裂した直後のシーンだったかもしれないと思ったからなんだが。
この人には小説の面白さもだけど
何よりも日本語を大事に使う姿勢というのを見せてもらった
最初にハマった作家で、エッセイとかも網羅したせいかもだけど
「これが作家だ!」というものを文章で叩きつけられた感じ
少女時代から読めてよかった
まだ読みたかったな。残念だ。ご冥福をお祈りします
>>33 協力しなかったのはバザーじゃなかった?
小物の制作を三巻に命じられたけど拒否して
でも売り子は断れないからパイワゴンの売り子になったと思う
ほとんど全部あるつもりだけど、みつからなくて買ってないものや人にかして戻らないものが…
雑誌掲載の短編も含めて全集を発売して欲しい
全集大賛成!
集英社のサイト見たけど、どこに要望メール送ればいいのかわからなかった
久々に読み返したくなったから、落窪物語を注文してきたよ
全集確かにほしい。
だいたい手元にあるが雑誌掲載分とかは読めてないだろうし。
インタビューとか全部ぎゅぎゅっと集めてほしい。
徹夜明けで爆睡して、寝ぼけた頭で朝刊をみたら氷室さんのお名前を
訃報欄に見つけるとは……!
驚きのあまりしばらく言葉もでませんでした。
どの作品も好きだけど、「さようならアルルカン」が最も好きです。
氷室さんの作品の中でも一番好きだし、今まで読んできたたくさんの
小説の中でも最も好きです。
この作品に出会ったのは高校時代ですが、子供の頃からなんだか周囲
から浮いているような、疎外感とかもどかしさを感じていてけっこう
つらい日々を過ごしていた私にとって、慈雨のように心に沁みわたる
作品でした。
ご冥福をお祈りします。
つい最近、20年ぶりぐらいに書棚からだして「ジャパネスク」を読み返したばかりです。
早すぎる。。。
心よりご冥福をお祈りいたします。
>>39 いいね。ギュギュッと。
インタビューとか草稿とかメモとか・・・
未収録作品はもちろん書き直し前の雑誌掲載版ジャパネスクとかも・・・
43 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/07(土) 17:08:52 ID:+PT9kxD8
ジャパネスクはもちろんだけど、
「渚ボーイ」と「多恵子ガール」が印象に残ってる。
中島みゆきの本の解説の文章が秀逸だった。
全集でたら、買うよ。本棚のスペース確保して待ってるよ。
ドラマ化云々は、イメージ崩されるから嫌!という人も多いだろうけれど、
氷室さんの面白さを知る一端にでもなるのなら、どんどんドラマ化して欲しい。
こんなに楽しい小説を書く人がいたんだよ!って、若い世代にも教えたい。
…月曜日、お通夜に行く予定です。場所と時間が書いてあるので、
身内だけの密葬ではなさそうだし。
たとえ入れなくても、少しでも近くで、ありがとう、って伝えたい。
昨日知って、今日も何回も目が潤んだ。
読み直そうと小説色々引っ張り出したけど、表紙眺めて呆然としてる。
集英社に全集出して欲しいってメール送ろうと思ったんだけど
泣いているせいなのか、サイトにメアドが見付からない。
月曜日に電話してみようかな。
落ち着いて話せる自信が無いからメールにしたかったんだけど。
お通夜行かれるんですね
仕事でなければ飛行機ででも行きたいくらいです
もっともっとファンレターを書いておけばよかったと思います
もう今となっては氷室さんの作品にどんなに支えられたか、元気を貰ったか…感謝の気持ちさえ伝えられません
生まれて初めて自分の小遣いで買った小説本が『シンデレラ迷宮』だったよ。
当時は利根より年下の中一だった。今は三十代半ば。だがまだそのとき買った本持ってる。
あの一冊から読書する楽しみを教えてもらった。
本当にありがとうございました。冥福をお祈りいたします。
48 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/07(土) 17:32:22 ID:L3Bow1j8
昨日から読み返してます。
我が青春の愛読書でした。
今は大学で「ゆとり」を鍛え直す日々。
日本文学ではありませんが、学問で飯を喰って行くことになりました。
これも苦手な古典を得意科目に変えて下さった先生のおかげです。
http://up2.viploader.net/pic3/src/vl2_008547.jpg 授業を休講にして御葬儀に参列したいところですが、
それもままなりません。
先生の御本は傑作ばかりです。
今まで本当にありがとうございました。
心より御冥福をお祈り申し上げます。
(´;ω;`)
散々既出だろうけど、マンガの緋桜白拍子って
ジャパネスクの影響受けてるはずって連載一回目から笑ってみてた。
あさきゆめみしより先に、平安浪漫に火を付けてくれた作品でした。
50 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/07(土) 17:52:44 ID:zvAMS+p1
もう先生の作品が読めないのかと思うと、ショックです。
先日も本棚の整理中つい「チェンジ」を読み出し、結局
整理も途中で「ジャパネスク」にも手がのびました。
随分前の作品なのに、新鮮で楽しくて大笑いしたのに。
読めない寂しさがあるが、書くことの出来ない「悔しさ」は
どれほどだろうと思うと涙があふれます。
これからも、何かあるたびに読み返して「元気」を貰うつもりです。
沢山の本を残してくれたことに感謝し 心からご冥福をお祈りします。
>>45 集英社はメルアドはなかなか見つからなかった記憶がある。
私も月曜になったら電話してみる。迷惑かなぁ…とは思うけど、
一ファンの声として。
お通夜の時間ってどこかに出ていた?
告別式は無理だけどお通夜ならなんとか行けるかも知れない。
少女向け小説の人気作家、氷室冴子(ひむろ・さえこ、本名・碓井小恵子=うすい・さえこ)さん
が、6日午前9時、肺がんのため東京都内の病院で死去した。51歳。通夜は9日午後6時、
葬儀・告別式は10日午前9時半、東京都新宿区早稲田町77、龍善寺で。喪主は姉、
木根利恵子(きね・りえこ)さん。
北海道岩見沢市出身。藤女子大在学中の昭和52年、小説ジュニア青春小説新人賞佳作。
個性的なキャラクターとスピード感あふれる文体で少女小説の第一人者として数々の
ベストセラーを発表した。代表作に「なんて素敵にジャパネスク」「クララ白書」など。
「海がきこえる」はスタジオジブリによってアニメ化された。
コバルトもうほとんど品切れ再販予定なしなんだね。
さっき書店行って愕然とした。密林かブコフで買うしかないのか。
香典代わりになればと雑居時代のハードカバー買ってきた。これから読む。
高彬や瑠璃姫が大好きで大好きで、
学校がどんなに辛くても本を読めば忘れられた。
私の人生の一部は氷室さんで作られてる。
素敵な作品をありがとうございました。
背中を押してくれてありがとうございました。
今は感謝の言葉ばかりです。
あなたは私の憧れで、尊敬する愛しい作家です。
それはこれからもずっと変わりません。
きっと、愛すべき彼らが氷室さんを待っているでしょうね。
どうぞ安らかに。
雑居時代好きだったなぁ。
たしかこの話、本人がモデルでペンネームの氷室も下宿してたころの逸話元につけたんだよね。
小学生の時に買ったのを、
今でもとってあるのは氷室さんの本だけ。
本当に大好きでした。
読者のニーズに迎合しないのに
読者を離さない素晴しい
作家さんだったと思う。
本当に悲しいです。
ご冥福をお祈りいたします。
(お通夜・告別式行かれる方羨ましいです)
60 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/07(土) 18:41:37 ID:V68toQ2p
蒼の迷宮の下巻が読みたい。
さっき知った。
今から仕事なのに、手につかなくなっちゃったよ。。
海がきこえるではじめて彼女を知ったファンです。
それからコバルト文庫を順番に買い揃えたんだった。現代やら平安時代やらコメディやシリアスなのや、とにかくいろんな世界を作品にしてて最初は驚いた。
ジャパネスクも銀金もクララアグネスもアルルカンもシンデレラシリーズもなぎさシリーズも、全部ぜんぶ好きだったよ。
突然他板で名前見つけてびっくりしたわ。
雑誌リアルで金銀よんでいたんだよねー。
ざちぇんじが一番好きだった。本もまだある。これから読みますわ…
ご冥福をお祈りします。
63 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/07(土) 19:07:02 ID:o32I796L
初めて読んだのが、小学校のときの「いもうと物語」。だけどその時は
「氷室冴子」っていう作者名は意識してなった。
初めて意識したのが、中学の図書室で見つけて読んだ「銀の海金の大地」。
だけどその時点でもう11巻が出てから何年も経っていて、ようやくお小遣い
が貰えるようになって自分で本が買えるようになった頃にはもう絶版状態で
手に入らなかった。いつか12巻が出たらそれまでの巻も復刊される可能性が
高いから、そしたら全巻そろえようってずっと思ってきたけど、そんなことも
もう無くなっちゃったんだな。集英社、出来ることなら氷室作品を全巻復刊し
て欲しい。
大学が新宿に結構近いので、2限目授業無いから学校抜け出して告別式行こう
かなって思ってる。
ちぇんじとジャパネスクと銀金が好き
全集にしてほしいね
銀金の雑誌イラストも収録してほしい
>>51 そういう要望も聞いてくれる為の窓口だと思うから
迷惑になるとは思わないよ。
むしろ希望するなら積極的に声を挙げないといけないんじゃないのかな。
復刊を望むファンの声が無いと、普通の本屋さんで買える本が一冊も無くなってしまう。
コバルトのサイト覗いたら、氷室さんに対する事が何にもなくて
地味にショックだった。
もうずっと書いてないから当たり前からもしれないけど、
あれだけの功績があるのになぁって…
桑原水菜の日記によると、昨日はロマン大賞の選考会の日だったらしい
復刊ドットコムという手もあるよね
以前要望を出して見事復刊した経験があるので試してみるのもいいかも
ジャパネスクは1巻以外なら新装版は、集英社の通販で買えるみたいだけど
他は無理のようですね。
やはり復刊してくれないかな〜月曜にはコバルトも何らかのコメントくらいは
載せると思うけれど・・・
いもうと物語という自伝的な御本出されてましたよね。
訃報記事で、お姉様が喪主だと読んでまずそれを思い出しました。
心よりご冥福をお祈りします。
惜しむ気持ちや通して読みたいという気持ちに水を差す気はないけど、
コバルトの全集にしろ復刊ドットコムにしろ
著作権所有者(多分お姉さまが喪主だから、お姉さまが著作権を相続するんだと思う)の
許可がなければ無理です。
ご遺族に、早急にそういうことを要求するのは酷かと思うので、
今しばらく、時間をおいてさしあげてほしいと思うのですが。
海がきこえるは、今でも疲れた時に読み返しています。
ありがとうございました。
氷室さんの作品は間違いなく私の人生の一部になっております。
本当にありがとうございました。
心より御冥福をお祈りしております。
>71
そのやさしい思いやりの気持ちを否定するわけではないが、
私たちが直接直訴状を持って押しかけていくわけではないのでw
そうそう
復刊ドットコムにしても一冊の本に対して結構な票が入らないと出版社にまで要望は行かないからw
どこに訴えればいいかわからない方には最適かなと思ったので言ってみたのよ
以前書店員だったので経験があるんだけど
作者が亡くなると追悼フェアをする書店がかなりあるはずなので書店からの発注も殺到します
品切れ・重版待ち・絶版の銘柄を大幅に増刷する可能性は高いですよ
需要があれば出版社が動きます 遺族の感情云々とはまた別の話でね
>>71 週刊誌じゃないし、そんなにすぐ企画が通る訳ではないと思うの。
ジャパネスク、ドラマ化してほしいかも。
富田靖子のは見た事ないので、1回実写で見てみたい。
瑠璃姫は井上真央ちゃんがいいな。
公達の面々はジャニーズ以外でお願いしたい。
>>71 幾らなんでも、ご遺族に直訴するなんて気はないよ。
集英社に話だけ伝えておけば、
今後何らかの形になって表れる可能性になるかもしれないと思ってる。
著作権者の承諾が無いと復刊も何も無いのは分かってるけど
気持ちを急がせ過ぎて、周囲を騒々しくするつもりは無いよ。
集英社から頃合を見て話をしてくれるだろうって思う。
何年闘病してたんだろ。
ずっと待ってたのに、こんな結末で悲しい。
金銀のとき高校生だった。夢中になりまくった。真秀の章が序章ていうことに衝撃を受け、
佐保彦の章いつ出るんだろうと他のラノベ読まなくなってもずっとwktkで待ってた。
本当にもう金銀の続きが出ないなんて受け入れられん。
本当に悲しいです。
近所のブコフに氷室先生のコバルト文庫は一冊もなかった。。。
先に誰かが買ったというわけでもなさそうだった。
集英社文庫や角川文庫、新潮文庫のエッセイその他はあったので
そこにあった分は買ってきた。密林も在庫切れとか高騰してるのとかあるね。
× 金銀
○ 銀金
銀の海金の大地、ですので・・・
闘病約10年と前スレに書かれていたけど、ソースは無いと思う。
ただ、佐保彦の章が予告を出しておきながら掲載されなかったときが、
今から思うと、ほぼ10年前なんだよね。
ご冥福をお祈りいたします。
遺族の人に対して直接訴えるとかは今の時点では迷惑行為にしかならないしね
昔と違ってネットで広がる威力って凄いからせめて49日が過ぎるまでは控えた方がいいと思う
鬼籍に入られた本人自身の闘病生活もその介護をしていたご遺族も長く辛かったと思うし
やはりある程度心が落ち着くまでは、そんな話を聞いてる精神状態では無いでしょう
ただ復刊・再発売・未収録作品の総集編出版の要望は集英社へはどんどん送って良いんじゃないかな?
>>77の言うように、頃合見て集英社からお話を持っていってくれるという流れが一番平和だ
ティッシュボックス傍らに置いて
前スレから読んできた。
彼女の作品が進路を決めるきっかけになった人が結構いるんだね。
早すぎる死だけど、多くの人の深い部分に影響与えた作品の力は
今後も変わらないと思う。
是非、これからの若い人たちにも読みついでもらいたいよ
そうだね
今、反響が無いと今後出版社が積極的に動くことはないだろうしね
集英社や講談社などへは、どんどん要望出せば良いと思う
86 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/07(土) 21:13:20 ID:0PE8DYvm
>40
アルルカン、バイブルです。
今日、あらためて読み返して・・・涙が出ます・・・
「野枝マドンナ」をずっと待ってたよ。
もう永遠に読めないんだなと思うと、悲しくて切なくて。
「マイディア」で外国の少女小説の紹介を読んで
後を追うようにたくさん読んだことがあるよ。
今でも本棚には氷室さんの本と一緒にその本も並んでる。
ご冥福をお祈りします。
88 :
87:2008/06/07(土) 21:29:40 ID:0L0inOOl
あれ、間違えた…野枝ちゃんのは「マドンナ」じゃなかったね。
「マドンナ」は北里だった。
どこかに書いてあったような気がしたんだけど…。
連投スマソ。
昼休みに藤本ひとみファンの同僚と語ってたら2人して泣いてしまったよ(´;ω;`)
午後は仕事にならなかった
課長、申し訳ないorz
90 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/07(土) 21:32:46 ID:r9Mn8Dd+
>遺族の人に対して直接訴えるとかは今の時点では迷惑行為にしかならないしね
この流れで誰かひとりでもそんなこと言ってる人がいた?
みんな出版社や復刊ドットコムへの要望の話しかしてないんだけど。
91 :
イラストに騙された名無しさん::2008/06/07(土) 21:37:40 ID:hlpVOwfz
野枝ヒーロー読みたかった。
銀金の続きも。
冬ディーン夏ナタリーも。
藤学園で中高大と過ごした私には、大ショック・・・。
中学時代に、回し読みしたクララとアグネス。
母校がモデルの、大好きな話でした。
ああ、悲しい。
93 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/07(土) 21:46:04 ID:L3Bow1j8
>>92 私も大ファンです。
藤学園のこと詳しく教えて下さい。
実際に小説に描かれているようn感じの寄宿舎なのでしょうか?
氷室冴子さんは学園ではどう評価されているのですか?
>>92 サイト探してシスター・ヴェロニカを見てお茶フイタ……
寄宿舎、高いな〜と思ったけど食費も込みだしこんなものなのかな……
「渚ボーイ」と「多恵子ガール」
この二作を、同級生の女子から押し付けられたのがきっかけだったな
氷室作品を読むようになったのは
その鮮烈な内容に、少女小説なんて下らない、なんていう固定概念を
ぶっ壊された田舎の男子中学生は、その後、そっち方面で飯を食う
ことになりましたとさ
まさか、徹夜明けの寝ぼけ頭を、あんなハードでヘビーなニュースで
吹っ飛ばされるとは思わなかった
良い人はみんな死んでしまうな……
本出したのは集英社・角川・徳間のほか、珍しいところだと
ちくま
朝日(他作家と合同「少女物語」)?
講談社(中高生向けハードカバー古典文学全集の落窪物語)
というところか
あとはなにかある?
97 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/07(土) 22:13:08 ID:wXptG01b
冬夏、銀金、蒼
ず〜と待っていた
冬夏は私の脳内で無理やり勝手に「はっぴーえんど」で終了させられるが
銀金はいったいどうなる予定だったのか
ぜんぜんわかんない
悲しい
氷室冴子先生が亡くなったことはもちろん悲しいが
続きが読めないことにショックを受けている自分が情けなくて悲しい
氷室さんがまさしく小説家だったということさ。
なんの不思議もないよ。
私も週明けに要望のメールを出版社などに送るつもりです。
今動かないと、埋もれてしまう。
そんなの悲しすぎる…。
見知らぬ人間に人柄を愛され、惜しまれるより、
読者に作品を愛され、続きを読めないことを惜しまれる方が先生も嬉しいと思うよ。
>>96 いもうと物語 新潮社、1991年 のち文庫
>>97 気持ちはみんな同じだと思うよ
先生も先生の作品も大好きだった
サード 三番目に好き
ってのもなかったっけ? 出版社は忘れた
>>95 > 良い人はみんな死んでしまうな……
悪い人もみんな死ぬさ。
ただ惜しまれるか惜しまれないかの違いしかない。
氷室さんはお酒も好きだったから、
天国で飲みたいだけ飲んで欲しいな。
言葉が見つかりません
シンデレラシリーズ、蕨ヶ丘、ジャパネスクシリーズ、ざちぇんじ、
なぎさシリーズ…どれも大好きです
本当に言葉が見つかりません…
素敵なお話を沢山ありがとうございました。大好きです。
御冥福をお祈り致します。
サードは集英社文庫になってた気がするが
>>105 いや『ターン』だと思う。サブタイは合ってるが。
non-no掲載だった気がするので集英社かと。
つい先日読み返してやっぱ面白いなーと思ったところでした。
今知りました。
今日ちょうど古本屋で銀金を探してた(見つからなかった…)ところでした。
ご冥福をお祈りします。
ターンじゃなかったけ
>>87 私も『MyDear』がきっかけで『赤毛のアン』にハマりました。
たくさんの海外少女小説(『家庭小説』と氷室さんは書かれてましたね。)を紹介して下さったあの本は、表紙も含めて本当に素晴らしかった。
『クララ』や『アグネス』を何度も読み返し、漫画版が欲しくなって、漫画好きな友人と上京して、まんだらけを始め、たくさんの古本屋巡りをしました。
全巻揃った時は本当に嬉しかった!
今みたいに、ブクオフやアマゾンもなく、自分の足で探した時代の思い出です。
心からご冥福をお祈りします。
長文ですみません…。
コバルト以外のをWikipediaからコピペ
小説
レディ・アンをさがして 角川文庫 1989年
碧(あお)の迷宮 上 角川書店 1989年
いもうと物語 新潮社、1991年 のち文庫
ターン―三番目に好き 集英社、1991年 のち文庫
海がきこえる1-2 徳間書店 1993−95年
エッセイ
冴子の東京物語 集英社、1987年 のち文庫
プレイバックへようこそ 角川書店、1989年 のち文庫
プレイバックへようこそ2 角川書店、1990年 のち文庫(「委員物語」に改題)
ガールフレンズ−冴子スペシャル(対談集+αのバラエティブック)集英社文庫コバルトシリーズ 1990年
マイ・ディア―親愛なる物語(ブックガイドエッセイ)角川文庫 1990年
いっぱしの女 筑摩書房 1992年 のち文庫
冴子の母娘草(ははこぐさ) 集英社、1993年 のち文庫
ホンの幸せ 集英社、1995年 のち文庫
翻訳
落窪物語 講談社、1993年
共著
僕が好きなひとへ 海がきこえるより 近藤勝也共著 徳間書店 1993年
今朝新聞で知って叫んだわ。
なんでだろう、ずっとどこかでお元気でおられるような気がしていた。
ジャパの全巻は、自分が持ってる全ての本の中で一番好き。
当然手元にあるけど、今は悲しくて手に取れない。
心に穴が空いたみたいだ。
銀金は中学生の頃読み、同世代の女の子&あまりに壮大な物語だったことに
衝撃を受けました。今でも、現代編はどうなったんだろうとよく考えます。
ジャパネスクも他の作品も、氷室さんの描く少女は光り輝いていました。
もう読めないかと思うと泣ける…
自分の歴史好き、物語好きを決定付けた作家さんでした。
先生の作品に出会った事で、書き手の気持ち、読む側の姿勢を
初めて意識した気がしています。大好きな作家さんでした。
銀金のあとがきの最後の三行。今もずっと覚えています。これからも。
心からご冥福をお祈りいたします。そして、素敵な作品をありがとうございました。
どうぞ、安らかに。
>>87 そうでした。
角川文庫の「マイディア」シリーズでG・ポーターの
「そばかすの少年」を復刊してくださったのは、
氷室先生でした。
ず〜っと読みたかった本なので、すごく嬉しかった
のを覚えてる。
銀金のあとがきの最後の三行>×
銀金10巻のあとがきの最後の三行>○
動揺してなんかもう。・゚・(ノД`)・゚・。読み返してこよう・・・
ほんとついこの間、銀金読み返して友達と盛り上がったばかりなんだ。
北里マドンナも古本屋で見つけて嬉しくて買ったばかりだったんだ。
なんだこのタイミング…
とりあえず自分も電話しよう。埋もれるには惜しすぎる。
子どもにも読みやすい文章で、大人になっても楽しめるって、簡単なようで滅多にいないんだ。
寝ても覚めてもご飯食べても氷室さんはお亡くなりになっているまんまだ。
現実って奴は石みたいにカチカチだ。
小学校のときでしたが平安物が大好きで、ジャパネスク、ざ・ちぇんじ、落窪物語など
氷室さんの作品を楽しく読ませて頂いてました。
あまりに早くお亡くなりになったので驚いています。
ご冥福をお祈りいたします。
復刊の希望は、“復刊ドットコム”に出せば、一定数が
集まった時点で出版社や遺族と交渉していただける
みたいですね。
個別に出版社に電凸メル凸するのも大切だけど、
とりあえず、“復刊ドットコム”で一票投じてみては
いかがでしょう?
数は力と申しますし。
少女小説家として生き、少女小説家として逝った人だった。
少女小説畑から一般小説の分野に移ったら少女小説時代のことを黒歴史にする
作家達が多い中で、極自然に少女小説家でありつづけた人。
これほど少女小説家という言葉が似合う作家をこの人以外に私は知らない。
作家が居なくなってしまって既刊が手に入れ辛くなったら…と思ってたが
自分も集英社電話しようかな
銀金、ジャパネスク大好きでした。
いつか続きが読めると楽しみにしていたのに、
こんなに早く逝ってしまわれるなんて・・・。
ご冥福をお祈りいたします。
集英社には、読者係が何年か前にできました。
集英社読者係 03-3230-7755
9:30〜12:00 13:00〜17:30
(土・日・祝日は除く)
集英社コバルト編集部 03-3230-6268
広報とか、外からアピールも大切だけど、ダイレクトに
この辺も有効だと思います。
やや関係者より
何人も同じ人がいるけどあえて。
小学高学年の時に友達に勧められて初めて手に取ったのはジャパネスク。
以後、古典国文学を専攻し源氏物語をテーマに院まで行き無事修了
しました。雅(みやび)が文化を形成するという深い内容を知り得ました。
大学で専攻することになったきっかけを作ってくれて、本当にありがとう
ございます。
ご冥福をお祈りします。安らかに…。
ジャパネスクは昔のバージョンでお願いしたい
挿絵も峯村版で、1,2は新しい表紙イラストでヨロ
自分もやや関係者なのでちょっと言わせて下さい。
お通夜に行きたいという書き込みを読みましたが、
お通夜は内々だけで、というのがご遺族の希望です。
参列されるのでしたら翌日の告別式へ行かれた方が良いです。
どこからかお通夜の情報が漏れてしまったようで、
関係者の方々も困っているようです。
お通夜は見知った方たちだけでお別れしたいのではないでしょうか。
>>130 あ、そうなんですか。ついつい、お通夜のほうが、会社帰りに
時間帯的に行き易いからご焼香くらい、と思ってるファン、
自分も含めて多そうだから複雑。先日某作家の御通夜に行ったときは、
知人枠と出版関係枠で受付わかれていて…確かにファン用の対応は
してなかったな、そういえば。
処分しちゃった本もあるし買い逃した本もあるけど、とりあえず持ってる分の本を
発掘してきた
ご冥福を祈りつつ、何度目かの再読をするよ
手許にある本で一番古いのは昭和59年だった
>>130 そうでしたか
でも新聞などに掲載されているので来そうですよね
改めて何らかの方法で掲載・周知してもらうか
会場の外にファンなど一般用に何か設備を用意するとか
そういうふうにするしかないのでは
本当は、お葬式の日に伺って路上でお見送りだけ
でもさせていだだけたら、嬉しいけど、関西在住だし仕事があるから無理かなあ。
お墓参りは絶対したいのだけど、お墓は北海道か
な。
135 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/08(日) 00:08:06 ID:O+TeZqME
>>130 そうですか。ありがとうございます。
ファンは皆、御家族にご迷惑にならないように。
告別式は何時まで受け付けて頂けるのでしょう?
136 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/08(日) 00:17:31 ID:jjb8qEeG
私も銀金ずっとずっと待ってました。
いつ続きが読めるか読めるかと、ずっと待っていました。
あんなに読者を引き込める小説を書ける人に、私はいまだ出会っていません。
大学生のころ、知り合いにバカにされて、すごい悔しい思いをした。
その誤解が今になってもまだ多いことも、すごく悔しい。
銀金続き読みたかった。
小学校の頃お世話になったな。
そして彼女が在学していた大学に入ったのも何かの縁でしょうか。
ご冥福をお祈りいたします。
>>136 激しく同意。
コバルト?あー、イラストが表紙の小説でしょ(pgrみたいな反応されるのが悔しい。
できればイラスト無しの全集希望。
長く大切にされる完全保存版になるだろうから、
時代によって流行廃りがあるイラスト付だと、将来的に時代遅れ感がでてしまうから。
つけるとしても抽象的なカバーとかで。
>93
一応クララ館アグネス館って名前は存在してたとかしてないとか・・・だけど、学校では普通に「寄宿舎」とよばれてたかな。
私は通学だったので、寄宿舎は入ったことないんだ。
まあ、普通の学校だったよ。
シスターがウロウロしてるとか、生徒手帳に「よき母よき妻を育てる」とか書いてあるとか、「お昼休み、お御堂行こうか」とかが普通だったとか、中学高校6年間に1度も男と会話してない人がゴロゴロいるとか・・・そんなもんで。
氷室先生は、普通に人気でした。クララ白書おもしろいよね、ココがモデルなんだよね、すごいよねって感じで。
本当に残念だね。
確かに悔しいのはわかるけど、書かれたのはコバルトなんだし
コバルト小説であることを否定されたくないな、やっぱり
氷室さんが嫌だったとかならともかくさ。
以前、「このシリーズが終わるまでは死ねない!」スレに氷室さんの名前を書いた
んだけど、その時は作者が亡くなられてしまうとは夢にも思わなかった。
新作が出なくてもいい、生きていて欲しかった。
>>140 いやコバルト否定する気は全くない。
もちろんコバルトから出してもらいたい。説明下手ですまん。
例えば電撃の一部みたいに、挿絵なしで抽象的なカバーだけにするとか、
コバルトからハードカバーで出すとか、そういう意味です。
143 :
140:2008/06/08(日) 00:41:50 ID:GuVd2oGC
うん、そうだね
自分が持っているのは昔の絵の地味なジャパネスクのほうで
今の新装版を買いたいかというと、NOと言いたいから、ちょっと分かる
まあでも、固定観念で馬鹿にする人間には
こんな名作を読まないでもったいない! くらいに堂々と誇っていたらいいw
私は初版のままで復刻版を出してもらいたい。もちろん挿絵もあのままで。
ハードカバーだと敷居が高くなって若い子に手にとってもらえなくなりそうだし。
正統派の少女小説が絶滅寸前の今だからこそ復刻する価値はあると思う。
コバルト文庫のマークはつけてほしいな。サイズは絶対コバルトのサイズで。
変にでかくしてハードカバー・おまけに箱入りなんてのは嫌だ。
いつでも気軽に持ち歩きたいし。
カバーをはずすと、昔の表紙が・・・ってのはどう。
今の若い子に読んでもらうには、表紙はかえねばなるまい・・・。
丘ミキみたいに、な。
クララアグネス読み返して、どうしても「お姉様達の日々」を読みたくなって、ほんの数日前前スレ
>411で国会図書館に行ったばかり・・・
好きなキャラはマッキーと夢見。
エピソードは高城さん絡みが好きだ(古文研の劇、高城さんの恋人)
コーヒーをかき回したあとミルクを入れて、その美しさを楽しみながら飲むマッキー飲みはもはや
癖になってしまった。
コメディ系が好きなんだけどもはや無心では読めない気がする。
考えてみれば、今までもうすでに死んだ人の本と、今まさに書かれている本しか読んでなかった。
一夢庵風流記は亡くなったあとだったし、吉村昭もいくらか読んだくらいだったし。
何より思い入れが違うし、まさかこんな早く・・・もう続きは読めないだなとは思ってたけど、それと
死んじゃうってのは全然違う。
148 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/08(日) 00:48:09 ID:jjb8qEeG
>>140 私も説明悪くてごめんなさい。
コバルトを否定する気は全くないです。
それこそ、私が悔しい思いをしたと同じことを他人にしてしてしまうことだから。
ただ、本当にpgrみたいに言われて揶揄された当時の気持ちを思い出して・・・。
氷室さん自身、いろいろ悔しい思いをしただろうし。
私の書き込みで気を悪くさせた方、他にもいたらすみません。
これで終わりにさせて下さい。
>>138 同意ありがとう。
一週間以上巻き添え規制されてて先ほどやっと解除された。
本当はリアルタイムで皆とご冥福を祈ったり語らいたかったな。
12の時ジャパネスク読んでからずっと
今まで一番大好きなはまった作家さん。
シンデレラ迷宮にも感情移入しまくった。
今読んでもいつ読んでも感情移入して引込まれる。
赤毛のアンよりも10代少女のバイブルだと思う。
本はずっと宝物にするよ。
>>138 >つけるとしても抽象的なカバーとかで。
口絵に入れてほしいな
>>120 こどもにもすんなり読め、大人の鑑賞にも耐えうる
平易で無駄もスキもない文章てのは難しい
昨晩から改めて読み返してみて、文章にほれぼれした。
最近、はじめて小説もどきを書いて、痛感してたところだった。
気負わない自然体で、誰にでもわかりやすい言葉で小説を書く難しさってのを。
氷室さんは、伝達する文章にも、伝達される内容にも独りよがりな所がなかった。
常に第三者視点を忘れない、クールな目をもっていた。
特に未成年向け作品、はこういう人に書いてほしい…… なのになのに…ますます泣けてきた…
>>143 私も峯村さん版を愛読していたせいか、新装版は馴染めない
峯村さんの書かれた6巻の表紙が好きだ
クララ・アグネスもオサム版を読んでいて
自由にイメージできるのが、あれはあれで良かった
氷室さんって少年少女小説から一般に行く人多い中で殊更に一般小説に行こうとは
しなかったね。
あれだけの文章力があれば一般でも十分通用したと思うけど、少女小説を
愛していたのかな。
そういう少女小説に全力で向き合う姿勢も好きだった。
>>146 あ〜やっぱり挿絵は変えないとだめなのかな。
個人的にジャパネスクの新装版には拒絶反応が出たんで…
155 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/08(日) 00:57:39 ID:AFmXjF88
学生の時ジャパネスクにハマッた。全部の作品が大好きになり
当方12歳年下だったけど、センセと結婚したいと思った。
好きな女が出来て結婚した。男の子が生まれて名前はタケル(武尊)にした。
ヤマトタケルと夏のディーンのタケルからとった。
凄いショックです・・・
自分も昔の絵の方が味があって好き。
新装版はどうも思い入れのある素晴らしい作品が薄っぺらくなったみたいで
いつか買おうと思ってたけど買ってなかったな・・・
氷室さんの本今からでも全部揃えたいけど
再販されたらイラストがまた今時の少女漫画絵になっちゃうかな。
今でも吉野の地や平安はひたすらジャパネスクのことしか思い浮かばないくらい影響受けてる。
今日、ブックオフにジャパネスク探しに行ったけど、新装版のしかなかったから買わなかったよ
ジャパネスクの挿絵は峯村さんじゃないといやだ
自分は昔持ってた奴が日焼けしてボロボロになったから
オクで状態のいい峰村さんのまた買いそろえたな。
買いそびれて後悔してるシンデレラ迷宮の絵本再販されないかな…
今手元にない本も全部恋しくなったよ
氷室さんの選ぶ言葉が好きだった。
特に銀金に出る言葉の節回しひとつひとつが
吟味に吟味を重ねた美しい音、古代の息吹が聞こえるような表現で
あたまのなかで想像するだけで、読んでいてため息が出たよ。
ただの野原の表現、ただの森の表現に、
あんなに精魂をこめて書いてある小説はないよ。
今夜もう一回、読もうと思った。
>>154 > 氷室さんって少年少女小説から一般に行く人多い中で殊更に一般小説に行こうとは
> しなかったね。
> あれだけの文章力があれば一般でも十分通用したと思うけど、少女小説を
> 愛していたのかな。
少女(or少年)に、読書の楽しみを伝えたいっていう「使命感」「そこで生きるプロ意識」
は強かったのではないですかね。
新作出さなくてもいいから、こんなに早く亡くならないで欲しかったです...
>>146 丘ミキとクララの新装版のイラスト、逆だったらどんなにか…!
と思った。谷川さんの絵は氷室さん向けじゃないと思う……
>>150 文学少女の竹岡葉月さんに。正直すごく嫉妬した。
一度でもファンレター書いておくんだったかな・・・
思い起こせば10代この人の作品にどれだけ影響受けて救われたかわかんないや。
若すぎるよね。
コバルトは今は知らないがひと昔とまるで違う惨状みたいだが
他の所ででももっともっと沢山書いて欲しかった。
あと地元と学校が同じだったと今更知った。
>>138 >時代によって流行廃りがあるイラスト付だと、将来的に時代遅れ感がでてしまうから。
今朝本棚から海がきこえるを発見して読んだんですけどね、
ケータイが出てきてビックリしてしまった訳ですよw
そういう目で見るとですね、学園モノでケータイを使わない状態での
待ち合わせ、みたいなところは、だいぶ時代とずれてると思うのです。
もともと時代が違うジャパネスクとかはともかく。
一番大事な中身の部分でそういう状況が発生している訳で、
時代遅れ云々はちょっとどうかなーと思います。
逆に、コバルトの一時代を築いた、そういう時代背景込みで
今となっては時代遅れのイラストでもいいのではないかと、
そのように思うわけです。
それと、「抽象的な絵」もですね、それでもやはり
時代背景がにじんでしまう訳ですよ。どっちにせよ。
>>146 年寄りというかえーと大人買い向けに出すか
若い子にも色気を出すかという問題ですかね。
さすがに旧版復活の要望はしても無駄かと
むしろ十二国みたいなイラストなしの一般文庫の方がまだ可能性があるんじゃない?
コバルトスレ465−477で今年の文庫目録の話になってるんだけど
ざ・ちぇんじが消えてたんだね
追悼商売であっても絶版とりやめになればいいんだけど
いける古本屋めぐりで
クララ白書とシンデレラ迷宮とジャパネスク1発見。
皆2版ぐらいまでの奴。
程度はそれなりだが、当時を振り返えってなんかしみじみしちまった。
雑居時代が欲しいんだけど見かけなかったなぁ。
166 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/08(日) 01:34:13 ID:uvMqViNz
はやすぎる。
もっとたくさん読みたかったです。
江戸川乱歩も新装版を出す度に
当時の風俗に合わせて文章の一部を書き換えてたけど
作者が死んだら、それもできなくなるわけで
むしろ書かれた当時の風俗をそのままに残す方がかえって面白いと思う。
今クララアグネス雑居時代蕨ケ丘を読み返すと
頻繁に出てくるブランド名に
あーあの頃はDCブームまっさかりだったんだなー、と懐かしく思い出す。
今の現代ものの少女小説、こんなにブランド・メーカー名が出てこないもの。
追悼商売、ウェルカムです!
集英社、出してくれよ。
集英社が出さないor出せないんなら、角川、版権買って出してくれよ。
多分ね、いい商売になると思うんだよ。
商売してくれよ…
携帯の速報で見てびっくりして新聞であらためて記事を見てなんか寂しくなってしまった
ジャパネスクから入ったけど雑居とチェンジとシンデレラシリーズがすごい好きだった
銀金はいつかまたそのうち続き出るといいなあと思っていたので残念です
私の人生で唯一、徹夜して読んだ小説が氷室さんの物ですた。
ご冥福をお祈りいたしまつ。
なたふりマッキー
>>164 そうだね。
イラストなしの一般文庫っぽい装丁のをコバルトから出せばいいと思う。
内容変更はナシで。
初版のままで。
しまったままで手元に無いんだけど
なぎさが高飛びの練習をしているのを
多恵子が見ている、ってシーンが
朝からずっと脳内でリプレイしている
さり気ないけど印象的なシーンも
本当に上手い作家さんだったんだな
悲しいよ…
アグネスかなにかで、
携帯がない時代ならではの、すれ違いが原因の話なかったっけ?
極寒のコンサート会場前で鼻水たらしながら待つ…みたいな。
ちょっと前のドラマなんかではよくある設定だったけど>待ち合わせですれ違い
今の子が読んだら「なんで連絡しないんだ?」って違和感をかえって感じちゃうのかな。
水戸黄門とか見てて「これ、現代劇だったら指紋取られて即逮捕だろ〜」
って思うような、時代の差を感じるのかな。
個人的には新装版で冴子先生の全集が出るとしたらマンガ風イラストは全部いらない。
峯村さんのイラストですらいらないと当時から思っていた。
イラストが好きで買う層がいるんだとしたら、イラスト集は別にしてもいいと思う。
峯村さんやオサムさんのイラストは最初から普通に要らない
なんでラクガキみたいなものに……と思ってた
でも渡辺多恵子さんの虹子女史は見たいです。藤田和子さんでも超オッケー。
氷室さんリスペクトな絵師は沢山いると思うし、イメージを固定せず追悼で
いろんな人にかいてもらって欲しい……
銀金は飯田さんのイラストであって欲しいけど
私もジャパネスク発売当時、リア厨でしたが、イラストがなければいいのになーと思ってた・・・
イラストは見ないようにして、氷室先生の素晴らしい文章読んで想像してました。
クララ白書、なんか漫画になっていたよね・・・?可愛い絵柄で。
その人が挿絵の人だと思い込んでいたけど違うのかな・・・?
初版とか2版とか新装幀版とか、全部まとめて復刻して(イラストとか広告とかも全部そのまま)、
完全予約、ワンセット30万円ばら売りはなしよ
というのと
文だけ、文庫本サイズ(かつ文庫本的な値段)、ばら売りあり
というの、両方出すといいんだと思う。
おじさんは両方買うから。
>>175 違和感無く見ていたけど
昔のと新しいやつって違うの? 新しいのはしらね
コバルトって今でもあるの?
新井素子・氷室冴子 を読み漁る
新刊待てない→久美沙織→藤本ひとみ→唯川恵
と手を広げたが、後者3名は古本屋に流れた。前者は大切に残して再読している
星・黒猫の為にコバルト買っていたけど、アグネスのためには買えなかった
後悔している (もしかしたらジャパネスク連載があるかもしれない)
今度実家行ったら数冊持ち出すとしよう
表紙挿絵云々の問題はこの際二の次だ
とにかくまずは絶版本や旧版の再発売と未収録短編等などをまとめて出してほしい
出してくれたら文句は言わん。細かい注文言い出したら正直キリが無いしな
未収録は大賛成。
取りあえずはそれ出して欲しい。
あと必要なことは、出版されたら正規の価格で読者がきっちり買い支えることだね。
ブックオフとかじゃなくて。
コバルト文庫がなくなってしまったらもう出なくなくなるし。
ジャパネスクといえば、産褥熱で死んだ瑠璃に代わって
瑠璃の子供が主人公になるプロットがあったらしいね。
読者の反応が怖くて踏み出せずにいたみたいだけど。
リアルタイムの読者はもうほとんど社会人だろうから、
追悼出版したら売れると思うんだけどな〜。>集英社
氷室先生は少女小説の先駆者で巨星で、
かつ先生ほどの大物作家がお亡くなりになったのも少女小説では初めてだよね。
ここはひとつ盛大に追悼フェアをして欲しい。
>>176 みさきのあさんだよね。クララは良かったけどアグネスでの絵の崩れが激しかった。
なにも泡を吹きそうになってるしーのをそのまんま書くことはなかったと思うんだ…
イラストはミスタードーナツでもお馴染みハラダオサムさんですよ。名前間違ってるかも。
ご冥福をお祈りします。
質の高い作品でした。心理描写も、文章も。
氷室作品の登場人物たちは、今時のふにゃふにゃした子供ではなく、
本質的に頭が良く、意志があったところが好きでした。
面白い本をたくさん読ませていただきました
ありがとうございます
ものすごく才能あって素晴らしい作品生み出した人なんだけど
実質40くらいまでしか書かなかったのかな・・・
本当にさびしい。
でも本は一生宝物。
ご冥福お祈りします。
188 :
sage:2008/06/08(日) 03:22:53 ID:Aq3sOnKC
すごくショックです。
私にとってはじめて小説の楽しさを教えてくれた人でした。
コクヨの学習机にジャパネスク並べて、親にけげんな顔されたり、
(しょうがくせいにはちょっとえっちだったんだよなあジャパネスク)
その親に『ライジング!』と『ヤマトタケル』読ませて、コバルトだって凄いんだって言ってみたり、
(こどもだからさ。そーゆーこともするのよ。。。)
でも、『恋する女たち』と『シンデレラ迷宮』はなんとなくひみつにしたくて同い年の友人にも勧めなかったり、
25歳超えてからは、 ちくまの『いっぱしの女』なんてほんとうに身につまされたり、
コバルトでの先生は永遠にあこがれのお姉さん先生ですが、
宇野千代や林芙美子みたいに殺しても死ななそうな絶対の少女小説家になってほしかった。。。
どろどろの不倫ものや、OLお仕事ものも、銀金と平行して書いてくれたと思うんです。
てか、それを待ってました。
・・・新作でないから、ご病気かなとか、結婚されたのかなとか、折に触れて考えてたけど、
でも先生は小説家だから。
きっといつか新しい物語を書いてくださると思ってました。
今なら、たぶん、もっと先生の話がわかるのに。
もっと泣いたり笑ったり共感できたりするのに。
本当に残念で今はただ悲しいです。
ご冥福をお祈りします。
さっき仕事からやっと帰って来て、朝刊読んで真夜中に大声で叫んでしまった
物凄いショックだ…悲しくて悲しくてしょうがない
水曜日に久しぶりに「ちぇんじ」読んで、やっぱりおもしろいなーって大満足したばかりなのに
ずっと共学で過ごして来た自分は、クララ・アグネスの世界に憧れていたよ
ご冥福をお祈り致します、素晴らしい小説を読ませて頂いて本当にありがとうございました
190 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/08(日) 04:06:20 ID:SiMoSKpp
今日は忙しくて・・・ やっと書き込めます!
私も道新読んだ瞬間に、わっと涙が出ました。
中学の頃クララから入って、全作品読んだと思います。
どれも甲乙つけがたいくらい大好きだけど、
やっぱりクララシリーズが一番好きでした。
私もずっと復活して書いてくれるのを待ち望んでいた一人です。
札幌に住んで、あこがれの「くるみやのシフォンケーキ」を
初めて食べたときの感動といったら・・・!
ただおいしいだけじゃなく、しーのと同じ気持ちになれて
嬉しかったなあ・・・
今日、時間みてケーキ買って来ます。
そして先生のご冥福を祈りながら食べます。
うわあ〜ん(っД`)
少女小説家は死なないの続編、文庫化してほしいなー
あと、平安時代を舞台にした月がナンタラとかいう短編とか…
未収録作品多いよ
>>182 プロットまで立ってたの?
ジャパネスクを続けるとしたら、という仮定の下での
一つの案程度のものかと思ってたけど。
なんだか毛嫌いされてるけど、イラストも好きなんだけどね
昔のままもいいし、新規にイラストレーター雇うのもいい
ストーリー追って行って、合間に挿絵が入ってると妙に嬉しいんだ
絵の昨今はともかくシーン毎の自分のイメージと合致したりすると思わずニヤリとする
>>178 ここで名前が挙がってる人たち、なんだかんだで残ってるね
氷室さんは自ら引いてしまったけど
195 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/08(日) 08:17:31 ID:xlC3T0dO
>>193 今、新しくクララ、アグネスの挿絵書くなら「らき☆すた」の美水かがみなんかどうかな?
>>183 つ吉屋信子
>>188 林芙美子は48歳で死んだけど死ぬまで小説書いてたんだよね。
急に書かなくなって実は闘病していてあまりにも早くお亡くなりになったという点で
漫画家の杉浦日向子さんとダブります。ご冥福をお祈りします。
>>196 氷室冴子以前は少女小説といえば吉屋信子ぐらいしかなかったからな
あと赤毛のアンとかは今でも読みつがれてるというが
それらを考え合わせても氷室冴子が一番現代では需要ありそうだな
この人ほど、日常の中で思い出されるシーンを書いている作家を、他に知らない。
夏の暑い日、窓を開けた部屋から外を眺めてふと北里マドンナを思い出したり、
男の子が年上の女の人を憧れの眼差しで見ているのを目撃して冬夏思い出したり、
会議の場では押すだけじゃだめなんだよ〜と思ったり、
あぁ、本当にキリがない…。
それと、セリヌンティウスに感情移入する人がいる事に驚愕して、
(全ての人がメロスに感情移入するものだと思っていた子どもの頃…)
世の中には沢山の考え方があって、いろんな人がいるんだ、と学んだ。
先生には沢山の感謝を伝えたい。
本当に、本当にありがとうございました。
長文ごめんなさい。
告別式にはいけないので、お寺に電報とか打てるかな〜
銀金は好きだったが真秀と歌凝姫が嫌いだったんだよな〜
何でも人のせいにしてんじゃねええええといいつつ読んでた
さゆると兄ちゃんが死んだのはそもそも歌凝姫のせいなのに
すくねとかみっちーのせいにするな、とか
真澄が真秀に愛されないから自殺するのだって本人のせいだろうに
何で真秀がそこで佐保姫を恨むんだとか
真澄も死ぬなら一人で静かに逝ってくれ人に頼んで自殺させんなとか色々考えてた
しかしそれは佐保彦の章への伏線というか、成長というか変化の過程のひとつで
まだ変わっていくんだろうなとは思ってたんで、次の章楽しみにしてたんだ
それなのに、ああそれなのに…
ペリエを北里マドンナで初めて知った。
小学生だからペリエ買えなくて(近所のスーパーになかった)
梅酒で割ることもできなかったけど
真似したくておばあちゃんの梅酢をスプライト割りにして飲んだ。
今はペリエくらい余裕で買えるし、梅酒も毎年漬けて
そしてたまにそれらを割って飲んでみる。
その時にいつも北里マドンナのワンシーンを思い出す。
私にとってペリエはフランスの水じゃなく、氷室小説の男の子の飲み物だ。
202 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/08(日) 10:53:10 ID:MMz1qnl5
>>154>>160 一般小説に行きたかったけど行けなくて(評価されなくて)、
悩むうちに書けなくなっていたのではないの?
少女小説家と呼ばれることをものすごく嫌悪していた時期があったよね。
悪くいいたいわけじゃなく、自分はほぼ全作品持っている、大ファンなんだけど。
ホント影響受けたよ・・・いろんな面で。
もっと書いてほしかった・・・
ダメだ…。
>>201を読んでとうとう泣いてしまった。
>>202 一般小説行こうと思えばいけたでしょ
小説やエッセイ出してるし
少女小説を馬鹿にする人を嫌悪してたんだよ
確かコバルトで佐保彦の章延期のお知らせなかった?
階段から落ちて腰の骨を折る大怪我したとかなんとか
その後病気が判明したのかな
もしくは説明そのものが病気を隠すためのカモフラージュだったりして
205 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/08(日) 11:39:34 ID:MMz1qnl5
>>204 >小説やエッセイ出してるし
だからそれが、あまり売れなかったでしょ?
自分はもちろん読んでるけど、正直イマイチだった・・・
そういう意味で、悩んでるのかなと思った。
実際その後、書かなくなってしまったし。
一般向けに書いた小説、例えば「ターン 三番目に好き」とかは
確かに私も今ひとつだと思った
面白くなかったわけじゃないんだけど、煌めきがないというか・・・
でもエッセイはものすごく面白かったよ?
碧の迷宮の下巻が出て完結していればきっと話題作になったはず
と言ってみる
訃報を知ったので久しぶりにこのスレきました。お悔やみ申し上げます(´・ω・`)
ちょうど青春時代にこの人の小説を読めたことは幸せだと思ってます
自分にとっては春樹やばななより影響を与えた作家さん
これを期に雑居時代がドラマ化されないかな。あれが一番完成度高いと思うし。
あとなぜか三四郎ウゼーって思ってたことを思い出したw
ただのストーカーじゃん。待子にはカッコいい同級生とでもくっついてほしかった
中学生のときにジャパネスクを読んで、めちゃくちゃはまったよ。
高彬は私の好きな男性像の原点かも。。。
殆どの作品読んだなー。
確かジャパネスク6巻が出た辺りでファンレター出したら、
「ガールフレンズ」なる小冊子が送られてきて歓喜した覚えが。
氷室先生と知り合いの方で作った手書きのものをプリントした感じの、まさにお手製の「氷室冴子通信」。
切手負担のうえ希望すればこのあと3回くらい、送ってきてくれた。
私ははずれたけど、その絡みで「お茶会」も開かれたんだよね。
確か20人くらいの招待だったけど、行った人ここにいないかな。
大人気作家がこんなに身近に感じられたことはなかったなー。
そんなファンを大事にしてくれる作家さんてことで、ますます好きになったよ。
あと、10年くらい前にこの方のファンの間でのメーリングリストがあって、参加してました。
メール上で感想言い合ったりして、楽しかったな。。。
同人誌もここから2冊くらい出したんだよね。
私が唯一世に送り出した創作でした…。
ほんと氷室先生は私が一番ファンなった作家さんでした。
歯切れのよい文章、凛とした登場人物たち。
今読み返しても、素晴らしいよね。
もう新作が読めないのは悲しいけど、永遠にファンでいます。
本たちは大切に持っておきます。
ご冥福をお祈りします。
たのみこむで全集のリクエストをしてみた。
賛同するヤツ、協力頼む。
>>206 「ターン」は、もひとつだったね。
エッセイ集はすごく面白かったけど、それだって
私は、少女小説書いてる氷室さんのだから、
楽しめた気もするし。
雑居時代のかずこさんが一番好きだった
スーパーガールという、氷室作品の女主人公ではめずらしいタイプだたから
クララのしーの
超美人のマッキー、漫画家の才能のある菊花に比べて平凡すぎ
恋する女たちのタカコ
超美人のみどりこ、超秀才のがり勉(名前失念)に比べて平凡すぎ
でもなんか味があるから好きだった
多恵子シリーズの多恵子だけは謎だった
野江や槙しゅうこのほうがずっと魅力できだったのに、なぜか周りにモテモテで、謎だった
当時の読者アンケートでもそうだったみたいだけど>多恵子人気イマイチ
エッセイはすごく面白かったよ。
だからこの十年書かなかった間でも、エッセイぐらい書いてくれれば
いいのになあって呑気に思っていた。
>>212 数子さんは、ただ一点、おじ様にさえこだわらなければ
パーフェクトな人生を送れるはずなのに、そこにこだわるがゆえに、
常に(あの婚約者に対して)敗北感を味わい続けてる、というのが面白かった。
自分も一番好きなキャラです。
漫画から入ったけど俺も数子さんが大好きだ
蕨が丘も捨てがたいが……
問題は蕨が丘は続けようがあるが雑居はあれ以上は出きないよなあと
「なぎさボーイ」・「多恵子ガール」で知って、
同じ事件を主人公視点を変えて書くっていう小説を始めて見た。すごく面白かった。
見方を変える事って大切だなぁと今でも思ってます。
クララ白書のドーナツ騒動も大好きでした。
先生ありがとうございました。
>>197 氷室冴子氏以前の少女小説家では、吉田としという人もいた。
1970年代の出版が多いようだ。
「真知子―おはよう真知子」「敦子―この花の影」というようなローティーンのヒロインの名前を
タイトルにつけたシリーズで有名で、コバルトにも吉田作品はあったと思うよ。
名前があがらないところを見ると、自分は読んでたけど、一般的にはマイナーだったのかな。
1980年代の小・中学校の図書館では定番だったんじゃないかと思うけど
氷室作品ほど、ブームを巻き起こすような種類のものじゃなかった。
単に、吉屋信子の名前は、氷室作品にも登場したから
このスレには吉屋信子の方は知ってる人が多いということもあるのかな?
>>213 そうなんだよね
氷室さんはエッセイなら十分一般に行けて(というかもう行ってた)
小説で模索続けることもできたと思う
小説にしても銀金は古代ファンタジーで
少女小説の枠でくくるのは微妙なとこもあったし
エッセイと銀金書きながら、道は探せたんじゃないかな
それをしなかったのは、やっぱりプライベートで何かあって
お休みしてるうちに病気が発覚したんじゃないかと思う
>>216 お〜、懐かしい!
吉田としは図書館で借りて、よく読んだよ。
でも、いまは古書でも入手が難しいんじゃないかな。
吉屋信子の方が、まだ復刊されてるよね。
>>212 多恵子は、「小学校で人気のある女の子」という感じのキャラだったよね。
影や憂いがあまりないので、男は惹かれないし、
小説のキャラとしても、読者も感情移入しにくいという感じ。
確か、多恵子はマラソン大会で女子一番のゴールテープを切ってからUターンして戻り
最後尾を走る子を激励するために伴走しにいった、という部分を読んで
「その最後尾の子は、惨めになるばかりだからほっといてくれって思ってるだろうな…」と思った。
「心身ともに健康で皆に優しい優等生」というのは裏を返せば、結構鬱陶しい存在だよね…と。
多分、氷室氏はそういう部分まで計算してキャラ設定してるんだろうな。
>>218 おお、ご存知の方が。
ちょっとアマゾンなどを見てみたけれど、簡単には見つかりませんね。
ちょっと教科書めいた礼儀正しさみたいなのがある文体で
1980年頃の中学生にはもう古臭く感じたのを覚えています。
当時の10代がむさぼり読むようなものじゃなかったですね。
そこへ登場した氷室作品に皆が群がったのも無理はないという感じでしたね。
新聞で訃報を知った人、何気に多いね
みんなちゃんと新聞読んでるんだ・・・・ネット時代になってから、取りさえもしてないもので、新鮮だった
多恵子は、中学校のクラスメイトにいた、おせっかい世話焼き女の子のイメージ・・・。
結局その子のこと好きになれなかったし、多恵子のことも好きになれなかった。
でも確かに男子には人気あったかも。
>>220 うん、良くも悪くも生真面目な文体だった。
いまとなっては懐かしいけど。
>>216 吉田としは私も読んだよ
確かに80年代に読むにはちょっと古い感じがしたけど
真摯な青春小説でした
中学生日記(舞台は高校が多かったと思うんだけど)っぽかったな
時代的にはエースをねらえ!とかぶるのかな
吉田としの作品を、いがらしゆみこが漫画化して
なかったっけ。
古い話でごめんだけど。
>219
>222
作中ではモテモテでも、読者にはモテモテとはいかなかった多恵子ってことか
ジャパネスクも初刊の時点では、男主人子の高彬より鷹男のほうが人気すごくて
瑠璃姫と絶対くっつけろ!なんて読者から脅しめいた手紙がきたりして
次作では「第3の男」吉野君を出して、とりあえず高彬人気をだしたとか・・。
守弥の、声が吉野君に似てるってエピソードが好きだった
「瑠璃姫、もうお帰りよ」って守弥に言ってもらい、吉野君に言われたつもりになり帰る瑠璃姫に泣いた
多恵子って挿絵書いた渡辺多恵子さんのファミリーって漫画のフィーとかぶる。
雑居時代は、その昔伊藤かずえ主演でドラマ化!という記事を何かで見た覚えが。
待てど暮らせどドラマ化はなかったけど。
企画がポシャったのかなあ。
氷室さんは大人の小説にうまく移行できなかったのかな。
「ターン」を書き始めた時は移行期かとwktkしたもんだけど
あの作品氷室さんにしては…だったし。
>>223 懐かしいね。今となっては殆ど思い出せないんだけど。
>>224 私はマーガレット派ではなかったのでw、「エースを狙え」の時期が微妙なんですが
確かに、イメージとして中学生日記のような印象がありましたね。
>>225 おー、前述したヒロインの名前がタイトルになってるシリーズであったかも…と思ってググったら
「敦子(敦子の明日は)」だったようです。
>>226 いや、作中でもモテてはいたんじゃないかな。
だけど、そういう明るい!元気!親切!っていう人物というのは一方で、ある層から見ると
「アイツ鬱陶しいよね…言いにくいけど」みたいな感想も生み出すっていうことだと思います。
野枝のような冷静でシニカルな視点を持った人物を脇役に配したり、スピンオフ作品を書くことで
主人公目線では一生懸命で健気だった行動が別のものに見えてくる、
でもそれは決して悪いことじゃないんだ、人それぞれの視点があって
それぞれに精一杯生きてるのが普通なんだ、とそういうことまで教わったような気がするよ。
守弥のエピソードは泣けたよね。
幻の少女小説家・・・
吉田としか古田としかもハッキリしないが
そう言われれば徴かに記憶に残っている
氷室冴子に関してもリアルタイムに接した人以外は
そのような印象になってしまうのかもしれない
一部の著書を除いては入手困難という話だから
(ブックオフに行けばなんとかなるだろうか)
長い間、小説書いてなかったけど、闘病生活で大変だったのかな
そう考えると、銀金マダーなんて言ってた自分が…('A`)
いや今でも銀金完結させてほしかったと思ってるんだけどね
良い作家さんだったから、長く生きて良い話を沢山書いて欲しかった
死ぬには早すぎる。一人の女性としても作家としても
>>229 私は70年代生まれなので、エースをねらえ!は単行本で
80年代になってから読んだ世代なんです
でも作中に主人公がお正月を迎えるシーンで
「さようなら1973年こんにちは1974年」ってのが出てきて
ああリアルタイムはそれくらいだったんだ!納得した覚えが・・・
吉田としさんの作品もそれくらいかな、と
>>230 吉田としさんとか佐伯千秋さんとか、氷室さん以前のコバルトの作家さんは
少女小説の系譜の中でちょっとミッシングリングになりつつあるような気が。
古本屋さんでもブックオフあたりじゃあまり見掛けないし、あらためて読む
となると結構労力がいるんだよね(実は最近探し始めてた)。
氷室作品もコバルト初期のなんかはブックオフじゃほとんど見掛けないし、
集英社が頑張って復刻してくれるといいんだけど…
ターン評判悪いんだなw
自分は結構好きだった。(このスレでも一度書いた)
24歳であのブレぶりは、今だと合わない感じだけど
現代の20代後半に置き換えたらなんだかしっくりくる。
というかその年頃になって読み返したら面白かった。
そういえば、佐々木丸美さんの作品も、随分ながらく
絶版のままだったよね。
最近になって、新装版を書店で見かけるようになった
けど。
>>235 あれは身近に感じる結婚とか、少しだけ慣れてきた社会人の生活とか、
そういう年代にリアルタイムで読まないとピンと来ない作品だよね
展開にメリハリがあるわけじゃないけど、それがかえって現実的だし
氷室さんもかなりそれを意識してる感じがした
>>202 そうだね。
氷室さんをsageるつもりはまったくないし
ものすごく大好きなんだけど
「ターン」はやはりイマイチ感があるかな。
何かのインタで「書くのが辛い作品があった」
というような意味のことを言ってたんだけど
「ターン」がすぐに浮かんでしまった。
そのインタかどうかわからないけど
「自分が書くタイプの人物は、生きていくのが大変だということがわかってしまったから
書けなくなってしまった」
というような話もしていた。
どっちも何で話したか覚えてないんだよね。
衝撃だったし「やっぱり」感もあったから、氷室先生の話なのは確かなんだけど。
覚えている方いましたら何で語っていたか教えてください。
>>228 >雑居時代は、その昔伊藤かずえ主演でドラマ化!
それ、自分もなんとなく覚えがあるなぁ。
伊藤かずえの数子さんなら、まだ許容範囲かな?
と思ったんが……。
>>236 佐々木さんがお亡くなりになってから再販されたから
氷室さんのも再販されるんじゃないかな
伊藤さんといえばライジングのドラマで祐紀役だったよね。
雑居時代のドラマ化の話も有ったとは知らなかった。
242 :
241:2008/06/08(日) 18:26:57 ID:pt90x0sI
ごめん。ドラマじゃなくてLPだった。
恋する女たちのあとがきのフリーダムさに憧れたなあ。
氷室さんとは一回り以上年下なのと、うちの地元は管理教育で有名だったから
あんな高校生活もあるんだなあと今でも楽しそうに思える。
本文はなんといっても絹子画伯が最高だった。
女の二の腕の内側の白さを語るのが忘れられなくて、今でも女性の美しいところとしてインプットされている。
ジャパネスクは紀宮様も愛読されてるんじゃないかと噂されてたよね
氷室さんの日常を語った言葉で妙に印象に残ってるのが、
クララでしーのが言ってた
「こんなガキのうちから書類操作なんて覚えちまっていいのかなぁ」
です。仕事で書類の手直しをするたびに「あー、しーのと同じことしてる」
と思ってしまう。
>>240 佐々木丸美さんは、ファンや出版社が何度か
再版をお願いしたけど、ご本人が頑なに拒まれた
そうだ。
ターンは連載してた分の方が好きだったなあ
最後あたり、男性が腕組みかなんかして主人公を見るシーンにぐっときた覚えが
続きがみたいのはやっぱりあおの迷宮とディーンなんだ
無器用なワタルがあれからどう変化するかホントしりたい
248 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/08(日) 20:29:51 ID:MmWHI97G
>>239 今、ドラマにするなら成海璃子なんてどう?
>244
サーヤ様はそのむかし学園祭かなにかで
「レディ・アンを探して」を舞台化しておられるくらいだからね。
(これは当時皇室ニュースで報道されたのでガチ)
>>246 なんか私の聞いた情報と違うな
佐々木さんは生前出版社から干されてて新作の持込をしても断られてたって聞いた
再販したら印税も入るし、こんなことを言ったら失礼だがファンはともかく出版社の方が
再販に積極的じゃなかったんじゃないでしょうか
佐々木さんの本は読者だったら知ってると思うけど各作品同士繋がりあるんだよね
続き物を書くごとに世界が広がりすぎちゃって風呂敷が畳みきれない状態だった
でも氷室さんと同じく若いときには熱心に読んだ作家さんでした乙
251 :
249:2008/06/08(日) 20:56:54 ID:Q2/45/qG
×舞台化
○上演
日本語おかしかった。
当時のニュースで
「『ローマの休日』を元にした『レディ・アンを探して』という舞台を〜」と言ってて
「違ーう! いや違わないけど肝心な氷室冴子が抜けてるー!」と
テレビの前で一人身もだえた。
そうなんだ!
そういえばモロ世代だから
レディアン懐かしい
藤田さんは読んだという「黒い瞳にミモザを捧げ」とか…読んでみたかった
佐々木さんの一連の著作は復刊ドットコムで規定の投票数が集まったんだよ
で、作者に交渉したけどOKが出なくて、亡くなってから全集が刊行された
出ない理由は色々噂されてたけど、
昔出版社に断られて不信感っていう
>>250の話も理由のひとつに上がってた
銀金、叶うならプロットだけでも公開して欲しいな
氷室さんが望んでないなら諦めるけど、やっぱり続きが気になる
>>250 私も、正確なところは知らないので違っていたら
ごめんなさい。
佐々木丸美さんは、メジャーな作家さんではないけど
一部の人にすごく人気があるんですよね。
その熱心なファンの人のHPを見たところでは、
何度か、出版社の人にもお願いしてもらったけど、
佐々木先生がOKしてくださらなかったみたいです。
佐々木先生の作品は、一時の古書市場では、結構な
お値段が付いていましたね。
斎藤由貴主演で、「雪の断章」が映画化のは、
二十年ほど前でしたかね。
>>253 あ、重なってしまってごめんなさい。
>253さんが仰ってるとうりです。
>>252 ああ!自分もそれは読んでみたいよ>「黒い瞳にミモザを捧げ」
てか、もし全集が出るなら、ぜひライジングの作品内舞台用に書いた
脚本も、読ませて欲しい。
訃報を知ったとき、「いもうと物語」を読み返していたのであまりの偶然にびっくり。
また一人我が青春の一ページに刻まれた人が…
心よりご冥福をお祈りいたします。
銀金はワープロで書いていたはずだから、プロットは絶対にあるはず。
予定では真秀の章が4巻で、全部で20巻の予定が、真秀のあらすじだけで
150枚になっちゃった、というのをあとがきで見たような。
あらすじだけでもいいから、読みたいなぁ…。
>>219>>226 コバルトの「ガールフレンズ」掲載のインタビューで、
「自分が書いた中で嫌いな登場人物は」の質問に、多恵子を挙げてるね。
「書いててうざかった。やな女の子」とのこと。
ちなみに好きな方は、いもうと物語の千鶴。
訃報を知ったのは昨日だったけど今書き込みさせていただきます
肩の力を抜いて読めるような簡単でわかりやすい
けどよくよく見てみるともの凄い練りこまれた文章が好きでした
ジャパネスクの瑠璃姫と吉野の君や銀金の真秀と東国の少女に泣きました
この人の本を読んでいる時は本当に幸せだったと思う
ご冥福をお祈りします
氷室先生はキャラを描写するときに変なナルシズムに浸らないから好きだったなあ。
(特に女性作家には「アタシ最高!」っていう我儘なだけのキャラを主役に据える人が少なくないし)
ジャパネスクではまり、クララアグネスも読み、海が聞こえるは「この人だったのか」と驚き…銀金は…
なんというか、呆然とするしかないです。
やっぱり多恵子は創造主からみても好きくないタイプだったのね。確かに匂わせてはいたけど
262 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/08(日) 22:17:41 ID:QUox69tz
>>256 あたしの名はミモザ…ピガールの歌手…
同じく読みたいです!
「アラビアの熱い砂」「レディ・アン」、劇中劇で涙しました。
(声に出して読んでたし。。)
『ガールフレンズ』に掲載されたように、一幕二幕でも、断片でも、、、
氷室先生の世界、文章が読みたい。
またいつか小説が読めるんだと、思っていたのに。
悲しい。
>>259 氷室さんが27〜8くらいの頃の作品なんだね
確かに書くのはキツそうだ
>>258 でも、あとがきで「ワープロ壊れてデータが消えた」とも書いてなかった?
「10万出すからデータ返せ」とか書いてた記憶が・・・
プロットなんかはフロッピーに保存してるかもしれないけど。
多恵子は友達にはなれそうになかったけど(好きじゃなかった
でも一途になぎさを見つめる目が好きだった・・・・
>>209 「ガールフレンズ」私もファンレターを送ったら頂いたよ!
たしか姪御(お姉さんの娘)さんが作ってたんだよね。
佐々木丸美復刊したのかーと思って見に行ったら、全部ハードカバーか…。
諸般の事情は分からないでもないけど読みにくいのでヤだなー…。
冴子センセの本は是非とも文庫か新書でお願いしたい…。
ハードカバー「も」あれば両方買うから…。
青春まっただなかにあなたの本を読めて幸せでした。ステキな本をいっぱいありがとうございました。
スレチすいません。これで最後にします。
>>268 ありがとう。見てきました。
ハードカバーで出たのはハードカバーで復刊なのですね。
じつは佐々木丸美氏が亡くなっていたのを知ったのが
>>240です…
享年56なのだそうですね。北海道の作家は若くして亡くなることが
多いのかしら。
中島みゆきも56歳…
ちなみに氷室センセの解説が載ってるのは「片想い」でした。
氷室先生全盛の時代のファンでは無いので
クララなどが書かれた時代の世俗には全く馴染みが無いけど
それでも何の違和感も無く、ただ面白く読めた
十代の頃、ティーンズハートや宗田理にハマって
それはそれで、当時は面白く、青春の思い出として今も懐かしく思うけど
氷室作品のみが、初めて読んだ時から今この時までも
終わり無きブームで、ずっと変わらずファンだったので
凄い喪失感、先生が亡くなって悲しい気持ちより
もう新しい作品が読めないという悲しみが勝るのが情けない・・・
ショック……。
「雑居時代」
「はぁ?なにこの腹立つ主人公」と読み進めるうち
「倉橋さんちの数子さん」の結構熱い一面を知り憎めなくなって
読み終えたときは、数子さんに夢中になってた。
氷室冴子さんの少女小説のキャラクターで、一番鮮烈に記憶に残っている人です。
「なんて素敵にジャパネスク」
平安時代を舞台にした少女小説というのが信じられなかった。
作中で和歌もつくってるし(作中人物に作らせているし)その解説もしてる
作家とはここまで頭が良くなければならないのかと、軽く眩暈がした…。
しかし一番惹きつけられたのは判りにくいはずの平安時代の話なのに、無茶苦茶面白かったこと!!
瑠璃姫、高彬、小萩、鷹男、二の姫、吉野の君といった
登場人物のネーミングの素晴らしさにも舌を巻く。
他にも好きな話はあるけど、上の二作は私にとって最強で
「面白い小説」といえば必ず彼女の作品が頭に浮かびます。
ご冥福をお祈り致します。
シンデレラ迷宮が大好きでした。
角川文庫の「マイ・ディア 親愛なる物語」の中で少女小説を熱く語り、
赤いギンガムチェックの表紙でシリーズ化して「少女レベッカ」「リンバロストの少女」等の
昔ながらの少女小説の再販する企画を実現化させたんですよね。
あのシリーズは今でも持っています。
何よりも、読むことと書く事を愛された方だと思います。
mixiの銀金コミュにこんな書き込みがあった。
-----------
こんばんは。
明日明後日が氷室さんのお通夜とお葬式が早稲田の龍善寺で行われますので、
こそりと呟いてみたいと思います。
9日のお通夜と10日の告別式には、読者の方の為の焼香台と献花台を
設ける予定ですので、お時間が許せばいらしてくださればと思います。
両日時間が区切られておりますので、
9日は18時から19時まで。
10日は9時半から11時までの時間にお願いします。
中の人たちからのご伝言でした(ぺこり
電報送ろうかなあ。
仕事で、どう考えても行けないし。
>>235-238 私はターンが出たときまさにヒロインと同年代で
いろいろと興味深かったけど、やっぱり今ひとつに感じたのは
他の作品と較べて魅力的なキャラクターが出てこないせいかと思う
そこもリアルなんだけど・・・
氷室冴子読本によれば、ターンはOLやってる友達の見合い相談に
半年間付き合ってネタにしちゃったとあるので、
書くのがつらかった作品という印象は受けないなあ
生きていくのが大変だから書くのがつらくなった人物っていうのは
瑠璃姫のことだったはず
あの時代にあのキャラのままだと結婚して家庭に入った瑠璃の話は
これ以上書けない・・・みたいな内容だったと思う
どのインタビューだったかは定かじゃないんですが
告別式なら、仕事前の時間に行ける!と思ったけど、告別式に行ったら、
号泣してしまい、午後から仕事にならないことが簡単に予想できるので、
行かないことにする・・・。
シンデレラ・シリーズにどれだけ救われたコトか・・・!
ジャパネスク・シリーズにどれだけ笑ったコトか・・・!
続編や新しい作品が出ないにしても、作者が亡くなられることがこんなに
喪失感に襲われるコトだとは思いもしませんでした。
氷室先生、ほんとうにありがとうございました。
なんだかまだ信じられないよ
瑠璃姫は元気な女の子って感じで活躍をただただ楽しみにしていた
ターンはリアルに共感した。ちょうど働くことが慣れてきて、女友達との仲や彼氏との悩みが
「そうそう! こんな感じ!」みたいな
恋する、は今でも大切に読み返している
銀金はいつまでも続編を待っていた
中学生の時に氷室先生の作品に出合えて幸せでした。
素晴らしい作品の数々本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。
銀金イラスト集に入っていた歌凝姫の小説を読んで、なんかすごい懐かしくなった…。
最初読んだときは年上のお姉さんの恋話という感じでなんとも思っていなかったけど、
今読むと全然感想が違う。悲しい。
恥ずかしながら中年の男性です。
訃報に接して思わず書き込んでしまいました。
私が読んだのは、「くらら白書」「アグネス白書」「雑居時代」「ざちぇんじ」「シンデレラ迷宮」
あたりまでですが、
高校時代読み親しんだ作家が亡くなるというのは、寂しいものですね。
ご冥福をお祈りします。
氷室さん以前のコバルトは、失礼ながら、官能小説が多いなあと思っていました。
コバルトのイメージを変革し、引いてはライトノベル分野を立ち上げた一人だったと思います。
「くらら」で寮を寮と言わず、寄宿舎と呼ぶことにこだわったり、
「シンデレラ迷宮」の異性を好きになることが内面世界の崩壊につながったり、
女性特有の繊細な感性に関心しました。
なぜか、谷山浩子とか、中島みゆきとイメージがだぶる人ですね。
古典文学を現代感覚で書き直してしまう「ざちぇんじ」も面白かった。
男女転換ものはよくあるネタですが、まさか日本の古典文学にあるとは思いませんでした。
それにしても、とりかへばや物語なんて、どこで読んだんだろう。
当時、原典を探すのに、相当苦労しました。
よほど、古典好きじゃないと、こんな作品知らないよ。
そういえば、映画「恋する女たち」の主題歌は
谷山浩子さんの“May”でした。
この曲、好きだったなぁ。
>280全然恥ずかしくないですよ。
あなたの書き込みを読んで、ざ・ちぇんじなんて、題名でラストがわかってしまう話じゃん!
と最初読まないでいたな〜と思い出しました。
ジャパネスクが面白くて手を出したんだった。
これもすっごく面白かった。
ハードカバーでもいいから、未収録や銀金等のプロットを入れた完全版出してほしい。
集英社に電話するかな。
>>282 ジャパネスク(当方未読)で、一つ思い出しました。
「ざ・ちぇんじ」のあとがきで、源氏物語のようなピカレスクロマンをやりたいと言っていたのを。
それが、後のジャパネスクシリーズだったのかな?
25年も前のあとがきの内容を今になって思い出すなんて。。。
いえ、私も覚えてますよ、そのピカレスクロマンっていう話。
身分の低さから、帝の寵愛を受けながらも不遇のまま亡くなった母の姿を目の当たりにして
生まれ持った美貌を武器に世の中に復讐をしていく光源氏・・・というストーリーなんてワクワクするわー
…みたいな感じでしたよね。(細かい表現や文体は全然違うと思いますが)
まぁ、だからジャパネスクとはちょっと違うような気がします。
まぁあれは本当に「そういう話を書きます」という予告的なものではなく
「それくらい、古典の世界というのは現代に通じる題材に満ちた興味深いものなんですよ」
というような一種のたとえ話みたいなものだと思っていたから、
自分は、本当に読めるとは思っていなかったというのが正直な所です。読みたかったけどね。
あとがきといえば、「恋する女たち」のあとがきも大好きでした。
ご自身の高校時代の、かなり破天荒な思い出を綴ったものでしたが
中学1年くらいの頃に読んだので、「高校生」というのがとてつもなく大人に見えて憧れました。
昨夜読み返してみましたが、今でも、昔の高校生は大人っぽかったんだなあと思うばかりです。
シンデレラ迷宮、王妃がりんごの花びらを王に投げつけるシーンが凄くせつなかったな
>>280 >よほど、古典好きじゃないと、こんな作品知らないよ。
ごめん、これだけは...。
私は氷室さんの3つ下の世代なんだけど、私たちの頃には
高校の必修古典が充実していたのよ。
で、教科書に本文は載っていなかったけど、とりかえばやや
落窪あたりは知っていて当然だった。
古事記、竹取物語、源氏、更級、大鏡諸々は本文も習った。
楽しかったよ。
大人になってコバルトは恥ずかしくてリアルには読めなかったけど、
娘が高校の図書館で借りてくる氷室作品を一緒に読んでいます。
高校生くらいの時に読みたかったな。
氷室さん世代ではないけど
たしかに日本史や古典で名前見る機会がないわけではないし(しかもおもしろそうな題材)
別ジャンルの作家さんたち(氷室さんより年上)もとりあげているので無名のおはなしというわけではなさそう
ざ・ちぇんじを通じてたくさんの少女小説・漫画好き層の子たちに親しみ深い作品になったよね
288 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/09(月) 10:09:13 ID:8wOM8nM2
6日に主人から訃報を知らされて、思わず悲鳴をあげてしまった。
今も心にぽっかり穴が空いてしまったようで、やるせない気持ちです。
蒼の迷宮、銀金、冬夏の続きをずっと待っていたけど、もう永遠に読めないなんて。
小学生当時読書家で、本屋でシンデレラ迷宮をタイトル&表紙が可愛くて衝動買い。
シンデレラや白鳥の湖が好きだったから、思いがけない切り口のシンデレラ迷宮は衝撃的で
白い少女たちやさようならアルルカン、クララアグネスとすぐに揃えて何度も読み返した。
それ以降は、新刊発売日を心待ちにし、発売日には学校帰りに本屋に飛んでいった。
クララ白書の世界に憧れて、高校受験の滑り止めに私立の女子高を受けた。
公立に受かってしまったので、行けなかったけど。影響されてジェインエアも買った。
度重なる引越しで本をかなり処分していったけど、氷室先生の本だけは手元に残してある。
新刊はもう読めないけど、ウィキを見たら読んでないエッセイがあるので、それを楽しみに
しよう。そうそうウィキにヤマトタケルがでていないよね。他にも出ていないのがあるのかな?
そういえば、小学生当時興奮冷め遣らぬままファンレターを書いて出したら、
藤田和子さんが書かれた氷室先生の似顔絵のおハガキで、お返事を頂いた。
冊子やお茶会のお話もあったんだね〜。もっとファンレター出せばよかったな。
ファンレターまで出したのも氷室先生だけだった。
自分語りスマン。青春そのものだったから、ショックすぎて。
多恵子、作者からも嫌われてるのか
知らなかった
「なぎさボーイ」を読んだときには正直うざかったけど、「多恵子ガール」の
方でその内面を知ってからはいろいろと納得できて、数子と並ぶ俺的
ツートップを飾っていたキャラだけに、なんか残念
……とか思ったけど、改めて読み直すと、スレ内の指摘もあながち間違って
いないかもとか考えてしまった
読んだ当時は中学生で、リアルにあんな感じの人間関係の狭間にいたから、
そのせいもあってキャラとの親和性が高かったんだろうな
いや、だからと言って、別に多恵子はツートップから落ちたりはしないけど
逆に好き嫌いとは別に、完全な第三者視点からキャラの造形をこなせる
作者の凄さってのを思い知らされた気がする
つくづく、惜しい人が逝ってしまったな
ほんとそういうのはあんま気にしなくていいと思うね>作り手のキャラ所感
気持ちが近くに見えたりなにか引っかかる部分があるからこそ物語が生まれるわけで
苦手なタイプだから滅茶苦茶にしてやった!とかだと残念だけど
作り手がキャラの個性にきちんと向き合ってるから読者も親和性もてる
290途中で送ってしまった
>>288 私も「シンデレラ迷宮」を読んで、高校生の時に
ファンレターを出しました。
「ジェイン・エアが好きなので...」って書いたら
お返事を下さって、「ロチェスターの妻バーサの
視点から書いた小説がありますよ。」と、
「広い藻の海」という小説を紹介して下さったのを
思い出します。
当時の自分には、「広い藻の海」は少し難解だった
けど、今となっては懐かしい思い出です。
関西なので、葬儀には参列できませんが、遠くから
御冥福をお祈りしています。
>>280>>286 氷室冴子読本によれば、「高校生の頃平安文学にはまって、源氏や枕草子とは
ひと味違う平安文学を探して見つけたのが、『讃岐典侍日記』と『とりかえばや物語』。
講談社学術文庫のとりかえばや4巻を現代語訳の所だけ読みながら
いつか書きたいと思っていました」とあります
294 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/09(月) 12:03:32 ID:0FnONxzT
集英社に電話したら復刻する予定ないと言われた…
>294
午前中にかけたって出るのはバイトとかじゃない?
それにまだお亡くなりになって日が経ってないんだから、
急に予定が立つはずもないんじゃない、と思いたいが
まだ葬儀も終わっていないのに、復刻予定がありますなんて言わないんじゃないかな。
遺族感情を慮れば尚更。
ただ、出版社としてこのチャンス(吐き気がするほど嫌な言い方だけれど)を
逃すはずは無いと個人的には考えている。
出して欲しい、でも出ればどこかで笑う奴もいる。
それを想像すると本当に空しい気持ちになる。
復刻はなくとも全集の可能性はあると希望をもつぞ
藤本ひとみ、田中芳樹、中村うさぎ、宮本昌孝
打ち切りを食らったわけでも無いのにシリーズ物を中断して
他のジャンルへ進出したり新シリーズを始めたラノベ作家を
何人も知っているからジャパネスクと銀金を未完のままにして
逝った氷室冴子も連中の同類では疑ってしまう
ジャパネスクを未完のまま放置して銀金を開始した前科もあるしね
肺ガンも未青年時代からタバコを吸っていたなら自業自得だよ
肺ガン以外の病気で執筆を中断さぜるを得なかった確かなソースはないの?
いいじゃん。
氷室さんがコバルトに与えた影響は本物だよ。これだけたくさんの人が凄いショック受けて。
>>274で書かれていたので、せっかく行ける距離と時間なのでお通夜は行ってくるつもりです。
行けない皆さんの分までお祈りしてきます。
…これから午後は嵐になるみたいだけど。
300 :
299:2008/06/09(月) 12:16:57 ID:2+E2AdgW
服装はどうされますか?
喪服がやはりよいのでしょうか?
それとも喪服ではない地味な服装のほうがいいのかな。
302 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/09(月) 12:26:59 ID:tLw1TIQx
黒系グレーなどならおけ
間違っても赤やピンクは着ていくな
お通夜なら華美でなければ普段着でも大丈夫なはず。それこそ仕事帰りに焼香に来る人もいるわけだし。
平日の昼間の告別式にわざわざ足を運ぶなら喪服が良いと思う。
304 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/09(月) 12:29:08 ID:tLw1TIQx
喪服があるなら喪服でいいと思うよ
普段着が失礼にあたるかもと心配なら
たいていの駅の売店に売られている喪章を付けると良いよ。
結婚指輪、真珠以外の貴金属類アクセはお寺の境内では外す。
行きたいけど、どんな服装がいいのか心配してました。
どうもありがとうございます。
参考になります。
「ジャパネスク」に関しては、一応一段落してる
かんじが無きにしもあらず。
「銀金」は、J巻の後書きを読むかぎり、作者は
やる気満々だった感じがするから...
やっぱり、何らかの事情がお有りだったんじゃ
ないかなあ。
お通夜なら地味な地味な色合いの服装なら多少はカジュアルでも大丈夫だと思うけど
明日の本葬儀に来るなら既出のように失礼にならない程度の黒やグレー中心の服が望ましいと思う
当然ながらいくら黒やグレーでもジーパンやTシャツは非常識だからね
お通夜なら地味な色合いの服装なら多少は軽装でも大丈夫だと思うけど
明日の本葬儀に来るなら既出のように失礼にならない程度の黒やグレー中心の服が望ましいと思う
当然ながらいくら黒やグレーでもジーパンやTシャツは非常識というのは言わなくても分かると思うが。
お通夜、お葬式の案内、今見た…。
お通夜…、今日黄色いニットだ…。
一度帰るには時間が足りない…。
ああぁ。
お通夜、お葬式の案内、今見た…。
お通夜…、今日黄色いニットだ…。
一度帰るには時間が足りない…。
ああぁ。
>292
「広い藻の海」はあとがきかエッセイでも紹介されていたように思います。
お若い頃、文章修行のために名作の脇役を主人公に書き換えた小説を書いて
いた、そしたらそういう小説が出版されていて、それが「広い藻の海」で
……というような話。
私も読みたくて探したんだけど、その時は見つからなくて読めなかった。
さっき検索してみたら、日本では「サルガッソーの広い海」というタイトル
で、1998年に出版されているみたい(再版か?)。
私が探したのはもっと前だったからなー。
私は吉屋信子の小説が読みたくて、ポプラ社から出ていたのをほぼ集め
ました。
書店で注文しても在庫が見つからないのか、ちょうど再版のはざまだった
のか、なかなか連絡がこなくて集めるのにすごく時間がかかったよー。
それでも「桜貝」だけはとうとう手に入らず、いまだに「桜貝の琴爪」と
いうのがどういうくだりで出てきたんだろうと気になっています。
連投になってもた…スマソ
最近は携帯からの書き込みがアクセス規制でめちゃ重いから困る〜
>>292 いいお話をありがとう。ご紹介いただいた本を私も読んでみたいです。
いろんな文学にふれてもらいたいと願っている様子の一端が伺えました。
>>312 広い藻の海を紹介されていたのは覚えていないけれど、名作の脇役を主人公に
書き換えた小説を書いていた下りは読んだ覚えがあります。
全部出版してほしいと思った記憶が。
氷室先生を通して、読んでみたい本がまた色々でてきました。
吉屋信子さんも気になりつつまだ読んでいなかったので、探してみます。
「広い藻の海」は、図書館で探して読みました。
作者の名前は忘れたけど、イギリスの女流作家
だったように覚えています。
ストーリー中心ではなく、ヒロインの意識の流れを描写
した小説だったような...
明日、午前休取って葬儀に伺うつもりだったのに
朝イチから会議だorz
>>312 73年に広い藻の海ってタイトルで翻訳出版されて
後年、サルガッソーの広い海で出しなおされてるみたい
面白かったけど後味が悪いというか、読んで暗い気分になる…主人公の結末考えると無理ないけど
氷室さんの書いたという家政婦さん視点の話も、読みたかった
312です。
>315
さっき検索したのでは、「サルガッソーの広い海」というタイトルで、
著者はジーン・リース、みすず書房から出版されているのが出てました。
氷室さんの本で知った時には、本屋にも学校にも近くの図書館にも
「広い藻の海」はなくて、今みたいな検索サービスもないのでよその
図書館の蔵書もすぐ検索、なんてできなくて……
高校ぐらいまではとにかく内向的で対人恐怖ぎみだったので、司書さんに
相談するなんて思いもよらず、ひとりで蔵書目録を一枚ずつさがして
いました。今思えばほんとにアホなんですけど。
>314
吉屋さんがきっかけで、昔の少女雑誌の挿絵を描かれていた中原淳一さん
とか高畠華宵さんとかにも興味をもったのですが、短大の図書館(デザイン
学科とかがあったので、画集とかが豊富にだった)でその手の画集を借り
まくってたら、年配の司書さんに
「今の若い人でもこういう画家が好きなの?」と尋ねられ、氷室さんが
きっかけで吉屋信子さんの本を読むようになったこと、少女雑誌の挿絵にも
興味をもったことをお話ししたら、司書さんがものすごく嬉しそうなお顔を
なさって、司書さんも吉屋さんがお好きだとおっしゃって、少女時代に戻った
ように初々しくかわいらしい表情をなさって……
その時に、私も何十年か後、こんなふうに氷室さんファンの若いひとに
遭遇できたらいいな、それでこんな表情でお話できたらいいのにな、と
思いました。
>>318 おお、ありがとうございます。
作者はジーン・リースでしたか。
心和む、素敵なエピソードをありがとうございます。
氷室先生の作品も、そんな風に読み継がれていって
欲しいですね。
本当に心から、そう願います。
>>310 ブクオフ系の古着屋とかルート上にない?
安いので地味な色合いの上着買ってしまうとか
着替えしなくても上から羽織るもの何かあるんじゃないかな。
>>298 癌は転移するからね
最後の死因が肺癌だったってだけで、もとは別の箇所の癌が転移して最後に肺にきた
可能性は高いよ
そうなれば手術と療養の繰り返しだったろうし、長年の段筆も不思議じゃあない
葬儀に生花くらい送りたいけど、そういうの常識的にはどうなんだろ…
告別式行く予定でいます。
行きたいけど、仕事や距離的にムリな方いますか?
よければ、先生へのお礼とか感謝とか
最後に伝えたいことを書き込んでもらったら、印刷してお寺に持って行きます。
締切は、勝手ですが、明日の午前7時までにさせてもらいたいと思います。
献花と一緒にお供えさせてもらうつもりです。
余計なお世話だったらごめんなさい。
告別式行く予定でいます。
行きたいけど、仕事や距離的にムリな方いますか?
よければ、先生へのお礼とか感謝とか
最後に伝えたいことを書き込んでもらったら、印刷してお寺に持って行きます。
締切は、勝手ですが、明日の午前7時までにさせてもらいたいと思います。
献花と一緒にお供えさせてもらうつもりです。
余計なお世話だったらごめんなさい。
325 :
322:2008/06/09(月) 16:28:30 ID:jHZEMhKz
322です。
二重カキコすいません。
追記
もし、火葬がまだだったらお棺に入れて貰えるよう頼んでみます。
>>321 死因は原発癌(最初にできた癌)になるよ。
どこに転移したとしても、最初に肺がんになったんだね。
化学療法や放射線療法は、副作用が結構あるから
物語を紡ぎ出すのは難しかったかも。
今日が告別式だと思ってた
今から弔電って送っていいもんなんだろうか?
ファンレターを送れなかったのがすごく心残りなので…せめて何か送りたい
328 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/09(月) 16:48:42 ID:Z193omvb
>>324
ありがとうございます。お言葉に甘えさせていただいてよろしいでしょうか?
海外在住でここ数日pcを開く間もなかったので
現地時間月曜の朝の今はじめて知ってショックを受けています。
氷室先生、先生のおかげで
古典、古文が好きになりました。
他の作品でも主人公、脇役にいたるまで
魅力のある人が多く、中学生だった私は
いろいろ影響を受けました。
ジャパネスクと銀金は海外にも持ってきています。
生涯大事にします。
ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。
お葬式に遺族・葬儀スタッフ以外の人間が
喪章をつけてっちゃ駄目だよ。
>>322さん、お願いしてもいいですか?
親の勧めやイラストでなく、作家で選んで買った初めての本が氷室先生でした。
文字を追う愉しみと古典の素晴らしさを教えてくださってありがとう。
私の10代は充実し、人生がとても豊かになりました。
スミレの花を見ると瑠璃の初恋に胸が切なくなります。
ペリエを飲むときは北里の苦い思いがよぎります。
初めて1人暮らしをした時から、今でもタオルを買う時は冬夏のワンシーンを思い出します。
指を切った時は多恵子となぎさを、アメジストでは綺羅と帝の出会いを。
すべてを書ききれませんが
日常のささやかなことでふっと頭に浮かぶほど、氷室作品は私の体に染み込んでます。
長い間お疲れ様でした。
ありがとうございました。安らかに。
>>322さん
地方在住なうえ、仕事も休めそうにないので、
お言葉に甘えさせていただきます。
氷室先生。
高校生の時に「クララ白書」と出会って以来、先生の作品がどれもこれも
たまらくなく大好きでした。
特に「ジャパネスク」は、精神的に落ち込んでいたときに読んだので、
瑠璃姫の強さ、明るさに、とても救われたことを今でも覚えています。
たくさんの、心に残る素敵な作品の数々を、本当にありがとうございました。
先生のご本は、これからも大切に、繰り返し読ませていただきます。
>322さん
ありがとうございます。涙出てきた…
氷室先生、ありがとうございました。先生の作品で涙したり笑ったりした時間は特別なものでした。
吉野君を待つ瑠璃姫の気持ちをしみじみ感じます。これからも何度も読み返します。安らかにおやすみください。
>>322さん地方在住ゆえお願いします。
氷室先生、20年以上私の中の好きな作家No.1は先生です。
学生時代の私にたくさんの幸せをありがとうございます。
これからも好きな作家No.1は先生であり続けると思います。
書き込みしてTOPみたら背景黒になってるね。
先生の追悼で変えてもらえたのかな。
申請してくださった方乙です。
自分も葬儀に行こうかと思ってる。
お花(切り花)とか持って行くのはマナー違反なんだろうか?
お手紙はどこで渡すんだろう。
親族以外で出席したことないんです…。
誰か教えてください。
手紙は受付でお香典渡したり記帳したりするから、そのタイミングかな?
お花は持っていってもいいんだろうけど、どうなんだろ
要は 自分の気持ちを見せたい<<<遺族の気持ち の心構えだと思う
>>335 当日、読者のための献花台が設けられているそうだから、
そこに置けばいいと思う。
>274がmixiからの情報貼ってくれているので、
葬儀に行く人は、時間確認していく方がいいと思う。
今更知って飛んできました。悪い夢を見ているのかと思った。
トーベ・ヤンソン、フィリッパ・ピアスと、好きな作家の
訃報を見るたび心が切り取られていくような感覚に襲われる…。
明日行きたいけど、自分の予定が微妙だな…
>>322 下記、お願いできますか?
氷室先生
ジャパネスクが無ければ、古典の授業を好きになることはなかったでしょう。
シンデレラシリーズ、さようならアルルカンは抑鬱状態にあるときの友達でした。
銀金は好ましく思っている子ともっと仲良くなる橋渡しをしてくれました。
いっぱしの女をはじめとしたエッセイを読んで、口べたな私は氷室先生のように
弁が立ち、経済的にも精神的にも自立した、物怖じしない女性になりたいと
何度思ったことでしょう。素晴らしいお仕事の数々を有り難うございます。
氷室先生のご本を居間のテーブルの上に置いてくれた私の母も、3ヶ月前に
がんで亡くなりました。闘病中は、さぞやお辛かったことと思います。
お疲れ様でした。どうぞ安らかにおやすみください。ご冥福をお祈りします。
339 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/09(月) 19:17:33 ID:eiTSOk0A
告別式に参列される方、教えてください。
ご香典は、お渡しするのでしょうか。いちファンなので、逆に
遺族の方に迷惑をおかけすることになるんじゃないかなって
思ったり。どうなんでしょう。それから、お花は自分で用意して
行くのでしょうか?本当に初歩的なことですみません。
地方によって葬儀の手順とかちがうので、お棺にお花やお手紙を入れられる
かどうかわからないですよね。葬儀の規模にもよるでしょうし。
私の知っている例でも、葬儀・告別式の最後に列席者で棺に花やお手紙、
愛用品などを入れてから蓋をして出棺する場合もあれば、先に荼毘に付して
から葬儀というのもあって、実家と婚家の風習が違ってて、ものすごく
戸惑った覚えがあります。
前者だとお棺に入れていただくことも可能かもしれませんが、親族以外で
そういうことをされるのはよほど親しい人になるのではないかと。
とくに大規模なご葬儀だと、一般の参列者がご焼香するのはご親族とは
少し離れたところに設けられるようですし。
お棺に入れていただきたいのなら、葬儀のお手伝いにこられている方か
葬儀社の方などにお願いして、喪主であるお姉さまに渡していただいて
どうなさるかお任せしたらいかがでしょう。
後者だと荼毘に付してから葬儀場へ向うので、葬儀が行われ(仏教だったら
お坊さまが読経するとか)、それから告別式で弔辞やお手紙が読まれ、
霊前に供えられます。この場合だとお手紙はご遺族に手渡されることになる
と思います。
とりあえずお式を仕切っていらっしゃるかたを探してどうするのがいいのか
お伺いして、後はお任せするしかないと思います。
告別式に行ってきました。読者用の献花台があるってこちらで知ったので
切り花持って行ってしまった…
献花台に切り花があったし
よ、よかったんだですよね?
これまで関係したことのある葬儀(ある程度の規模)の経験で言えば、
ファンの献花・焼香は、一般の親族や知人とは別枠で献花台・焼香台を設けて行われるのではないかと思います。
特に今回の会場は大きい場所じゃないですし。
お棺にファンからのお花や手紙を入れることもたぶんないかと。
ちなみに香典は不要です。
むしろ遺族の方の負担になる可能性もあるので、控えた方がいいくらいだと思います。
>>339 お香典はやめておいた方が…献花台があるようだから
お花は持っていっても大丈夫だろうけど。でも数珠だけでも問題ないですよ。
(キリスト教徒で数珠を持っていないのなら、手を合わせるだけでも大丈夫)
>>341 お帰りなさい。献花台があるなら全く問題無いかと。
会葬者はどのくらいでした?
仕事帰りにお通夜に行ってきました。
受付時間ギリギリ&雷付きのどしゃ降りのせいか混んでることはなかったけど、
それでも自分の後にも読者らしき人がちょこちょこ来てましたよ
確かに関係者と一般読者とのお焼香時間は分けてる様子でしたね
ただ完全に分けてる訳じゃなく時間的な都合もあってか関係者らしき方もいらっしゃいました
それとお香典はやはり持っていかない方が良いと思います
出入口の近くの通路に置かれた液晶TVでありし日の氷室先生の写真が動画で流れてました
>>322 心から感謝します。お願いします。
もう15年も前。
ジャパネスクのキャラクターに本気で恋をして
平安時代の風俗を必死に調べ、友人達と夢中で語り合いました。
キラキラした当時を振り返りながら、今、ゆっくりと読み返しています。
中学生の多感な時期から先生の作品をめいっぱい吸収してこられたこと、
今更ながら本当に幸せに思っています。
沢山の素敵な作品をありがとうございました。
>>322さん
ありがとうございます。よろしくお願いします。
氷室先生、中学二年生で初めて書店で手に取った時から今まで、
ずっとずっと大好きでした。
アルルカンで自分が感じているどうしようもない孤独感が
自分一人だけのものでなかったことを知り、
どれだけ心励まされたかしれません。
クララ白書、アグネス白書、ざ・ちぇんじ、ジャパネスクなどなど
人生でもっとも多感な時期に先生の作品を読めたことを
心から感謝しております。
先生の数々の物語は、私の一生の宝物です。
ありがとうございました。本当にありがとうございました。
>>322 私もお願いします。
私にとって、氷室先生の作品は本当に青春そのものでした。
少し離れた高校に入り、知り合いもおらず心細かった入学式の翌日、
ジャパネスクを読んでいたら声をかけられ、その子達とは今も親友です。
初めて氷室先生の作品を知った小学生の頃からずっと、たくさんのものを
いただいてきました。
氷室先生の解説、推薦があるということで出会った作家様、作品達。
そして何より、先生ご自身の素晴らしい作品。
今まで本当にありがとうございました。これからも、大切に読み続けていきます。
告別式はファンも喪服がベターなんでしょうか?
親族、関係者でなく1ファンが喪服は、、、と家族に言われて
黒っぽい服装で行く方がいいのかな?と悩みはじめてしまって。
ファンと言う立場での葬儀は、はじめてで勝手がわからない中、ご焼香や献花台の
情報ありがとうございます。
>>348 黒っぽいブラウスとスカート、又はパンツでいいんじゃないでしょうか。
ジーンズ等のラフな格好は論外ですが、確かにかしこまった喪服も
ちょっと微妙かもしれませんね。
>322さん
ありがとうございます。
お手数お掛け致しますがお願いします。
氷室先生へ
初めて手にした小説が、氷室先生の作品でした。
小説という、少し大人の雰囲気をもつ本にドキドキしながら読んだ日の感覚を、今も覚えています。それから、私は大の読書好き、氷室冴子ファンになったのです。
読書の素晴らしさ、無限さ、そんなものを教えて下さってありがとうございました。
何度口にしても、祈っても足りません。
ありがとうございました。愛おしい彼らを産んでくださってありがとうございました。
ずっとずっと、尊敬し続けます。大好きでい続けます。
>>349 海がきこえる2で、津村知沙が不倫相手の母親の葬式に着ていったのがちょうどそんな感じの服だったね。
黒い袖なしの麻っぽいニットワンピースだったと思う。
>>348 以前別の作家の告別式に出た時に見たファンの方々の格好は
喪服2に対して他の黒っぽい服1ぐらいの割合だったと思います。
明日会社半休とって告別式に伺う予定です。
322さんではありませんが、このスレのみんなの思いを持って、
参列させていただきたいと思っています。
今日お通夜に行かれた方、雨の中お疲れさまでした。
私は、黒いスーツに白いシャツで伺う予定です。
お寺の近くにお花屋さんがあるんでしょうか?
献花用のお花をくださいといえば、大丈夫でしょうか?
私も身内以外の葬儀は初めてなので…。
>>322 感謝の極みです。お言葉に甘えさせてください。よろしくお願いします。
氷室先生
中学生の頃の自分が夢中になって読んだのが先生のお話でした。
男女の恋愛物語が主流の中、女の子同士が共に笑い、喧嘩しながら駆け抜けていく先生の物語はとても楽しそうで輝いており、こんな友人達がいつか自分にもできるのかなあと憧れたことを、今でもはっきり思い出すことができます。
その後、先生のお話に感銘して入った女子高で腐れ縁とも言える友人達と出会い、30半ばとなる今もその縁は続いています。
ずっと新刊がなく、いかがされたのか案じておりましたが、訃報に接し、ただただ残念でなりません。
先生ご自身もさぞご無念であったかと思われますが、青春時代に先生の作品を空気のように吸い育った身として、先生の物語の数々はけして忘れません。
楽しい物語の数々を、本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
お花屋さん情報。
龍善寺は早稲田駅の1番出口を出て左手ですが、
同じ出口を出て右側にまっすぐ2分ほど歩くとスーパーがあって、
その向こうに花屋さんがあります。
開店時間まではわかりません。
お花は何でもいいと思います。
氷室先生のお好きな花ってご存知の方います?
いろいろ情報ありがとうございます。
香典袋買ってしまいましたが、献花にした方がいいみたいですね。
お花屋さん、開いているといいな・・。
>>253 仏式の献花でバラを持っていく人はいないと思うけど、トゲのあるものはNG。
無難で丈夫なのは菊やトルコキキョウ、マーガレットとかかな。
色は、白、(淡い)紫、黄色、故人が女性なら最近はピンクもよく見る。
予算と献花であることを花屋さんに言えば、相応しいものを作ってくれると思う。
>>322さん
今日は忙しくて残業でお通夜にいけなかったのでお言葉に甘えさせて
いただきます。
「少女小説家は死なない!」なんてタイトルの元気な著作があったので
氷室先生は不死身!と、なんとなく思っちゃっていたので、今回の
訃報は、本当に驚きとショックでいっぱいです。
札幌で青春を過ごしていたので、4プラ(もなくなってしまいましたが)の
地下の入り口で待ち合わせたり、北高の頭いい男子にキャーって言ったり、
しーのたちの徳心の日々に自分を重ねて読んでいました。
また、好きな男の子を前にどうしようもなく手をこまねいていた高校時代は
「恋する女たち」のおタカさんが他人とは思えなかったし、失恋が確定した
夜は、「シンデレラ迷宮」で泣きはらしました。利根やジェインのように
雄雄しく何度でも立ち直ろう!って決意しながら。
雄雄しいといえば、それは作家としての氷室先生もそうです。
凛としたキャラ、読みやすくなおかつ飽きの来ない端整な文章、
少女小説らしい華と気品、全てを詰め込んだ作品をたくさん読めて
本当に幸せでした。ありがとうございました。
編集者になったので、いつかお仕事を…という夢は残念ながら
かないませんでしたが、本を愛する気持ちを、先生からのプレゼントだと
ずっとずっと思っていてもいいですか?
心よりご冥福をお祈りいたします。
>>349 >>351 >>352 どうもありがとう。参考になりました。
新幹線の距離なので、行けるかまだ微妙なのですが、駆けつけたい程ショックを受けた
著名人は氷室先生おひとりだけです。
>>322さん
優しいお気遣いありがとうございます。ぜひお願いします。
>>353さんもお気持ちありがとうございます。
初めて氷室先生の作品にふれたときの年齢と同じくらいの年月が流れましたが
あのころ買った先生の本は、すべて手放さず大事に持っています。
訃報に接してからあらためて、大好きな「雑居時代」など読み返していると
初めて読んだ頃の自分のことがページをめくるたびに思い起こされます。
そのくらい、先生の作品とあの頃の自分は密着していました。
そして、古典文学に対して難しいというイメージしか持ってなかった私を
平安時代に連れて行ってくださって本当にありがとうございました。
ジャパネスクシリーズが見せてくれた世界、本当に「なんて素敵」だったことか。
いち読者として、心からご冥福をお祈りします。
>>322 様
神戸在住で、明日は仕事を休めないので行けません。
お手数を掛けて申し訳ないですが、お願いいたします。
氷室先生
今更ながら、しまってあった著書の数々を引っ張り出して
パラパラめくっています。
「シンデレラ・ミステリー」のあとがきにこんな言葉を
見つけました。
「あれほど親しんだ王国の人々、王国のものものが、
外の世界ではどれほどちっぽけかを知るにつれ、
愛しさが湧いてしまう。
私は根っからの性善説で、人は信じあい愛し合って
明るい未来を拓くんだい、そのためにはいろんな人と
出会って、いろんなことを知って成長したいんだい
とか思っています。」
氷室先生は、このご自身の言葉どおりのまっすぐな方
だったんだと思います。
私は、先生のとっても”漢”な部分が好きでした。
女性なのに男前な方でしたね。
本当にたくさんの作品と、出会いをありがとう
ございます。
今は、安らかにお眠りください。
集英社に電話しました。
>>294さんの言うように予定はないそうだけど、復刊や全集をお願いしますと伝えたよ。
>>322さん。ありがとうございます。お願いします。
氷室先生
中学生の頃、ジャパネスクの復刊で初めて先生の作品と出会いました。
歴史物はなんか難しくって苦手という思い込みが崩れ去り、登場人物が皆すごく身近な人のように感じました。
こんなに面白いものだったのかと衝撃を受け、著作を読み漁りました。
特に銀金が大好きでした。
迷ったり悩んだり不安になった時は心に金の砂をもつとわたしという名の王国を何度も読み返しました。
真秀から勇気を分けてもらいました。
今まで本当にありがとうございました。
先生の作品は私の一生の宝物です。
>>322さん、ありがとうございます。よろしくお願いします。
氷室先生、たくさんのすばらしい作品をありがとうございました。
高校時代に読んだ「銀の海金の大地」は、いまでも一番大好きで大切な小説です。
先生の作品に出会えて幸せでした。本当にありがとうございました。
>>322 勝手な言い種かもですが、トリップつけてもらえると嬉しいな
お通夜行ってきたよ。
自分の母親くらいの年代の方と隣になって少し語った。
その方も自分も時間の都合で少しだけだったけど。
やはり他の本を売ることができたとしても
氷室さんの本だけは絶対手放せないって人いっぱいいるだろうな
366 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/09(月) 23:24:59 ID:gdVMeBOK
全国紙に死亡記事が出たのが意外。
そんなに評価されてたっけ?
ファンですが、世間からは軽く見られてると思ってた。
評価されてなきゃ一昔前に多数のメディアミックスされてないと思う
>>322 ありがとうございます。お言葉に甘えさせて下さい。
初めての氷室先生の作品は中学生の時です。
時々購入していた小説ジュニアに「誘惑は赤いバラ」が掲載されていました。
当時の小説ジュニアは大人っぽい話が多かったのですが
氷室先生の小説は、キャラクター・会話・ストーリーが
等身大に感じられる作品で、何回も読み返しました。
高校生になって「恋する女たち」で改めてファンになりました。
それ以来ずっと追いかけています。
作家買いも発売日をチェックするのも、きっかけは全て氷室先生が初めてでした。
どの小説も大好きなので、好きな作品を一つ選ぶのは難しいです。
あえて選ぶなら「銀の海金の大地」でしょうか。
生と死、愛と憎しみ、軽蔑・哀れみ・野心・裏切り・復讐・謀略
色んな感情や状況が織物のように絡み合っていて
読んでいる間中、現実を忘れてしまいます。
本当にありがとうございました。
どうか安らかにお休みください。
44歳の自分はこのスレでは最年長かも。
友人からメールが来たけど彼女もショックを受けてたよ。
氷室先生は自分達から見たらお姉さん世代だったんだ。
>>322 お手数ですがよろしくお願います。
クララ白書で出会ってジャパネスクまで本当に楽しい時間をありがとうございました
まだ学生だった私でしたが娘は初めてクララ白書を読んだときの自分の年に
近づきつつあります。娘と一緒にジャパネスクの続編を読むのを楽しみにしていましたが
叶わぬ夢となってしまいました
でも先生と出会えて良かった。一生忘れません
本当に本当に有難うございました。ご冥福をお祈りいたします
>>322 お手数ですがお願いします。
氷室冴子先生
ずっとずっとファンでした。
美しい日本語の文章、魅力的なキャラクター、躍動感のある物語。
今の日本で、氷室先生のような小説家が失われてしまうことに、とてもとても残念な
気持ちでいます。
「さようならアルルカン」は暗い少女だった私の心にいまでも強い印象を残しています。
私は源氏物語など、古典文学が好きだったので、「ざ・ちぇんじ!」や「なんて素敵に
ジャパネスク」には先生のきちんとした知識の裏付けがあって書かれていることが
感じられ、安心してその世界に思う存分飛び込んでいけたものでした。
「銀の海 金の大地」も続きがいつか出ないかと待っていました。
私の青春時代に先生の小説に出会えたことに感謝します。
たくさんのすばらしい物語を生み出してくださって、ありがとうございました。
どうぞ、病から解き放たれて、ゆっくりお休みください。
>>322さん、本当にありがとうございます。よろしくお願いします。
氷室先生
中学生の時に、姉に借りて読んだジャパネスクが氷室先生との最初の出会いです。
寝食を忘れて小説を読む楽しさをはじめて教えてくれたのが先生です。
夜中の2時くらいになっても全然読むのをやめられなかった。夢中だった。
今本当に叫びたい気持ちです。
先生の筆力の凄さに圧倒されて大ファンだった銀金を、なぜ続きを書いてくれないんだと
不満でいっぱいだった。
もう疲れたのか、お金があるからもういいのか、ひょっとして先生の才能は枯れてしまったのか。
ずっと待ってるのに。
先生が苦しんでる時になんの助けになるどころか、見当違いの誤解で怒っていた
この浅はかで愚かな人間をどうか許してください。
先生はもっともっと小説を書きたかったんだと今なら痛いほどよくわかります。
佐保彦の章はずっと私の胸のなかで生きています。
>>322さん、私もお願いしていいでしょうか?よろしくお願いします。
ざ・ちぇんじとジャパネスクの漫画に影響を受けて、原作を読み始めた私ですが
先生の生き生きとした語り口に、あっという間に魅了されてしまいました。
特に銀金は、一巻を読んだ次の日に何軒もの本屋を巡り巡って続巻を買い集め
正に寝食を忘れて読み耽るほど夢中になりました。
真夜中というか明け方にベッドに寝転がって
ドキドキしながらページを捲っていた夜を今でもはっきりと覚えています。
たくさんの素晴らしい小説をこの世に送り出して頂いて、本当にありがとうございました。
安らかにお眠り下さい。
>>332 お言葉に甘えさせてください。
私は男なのですが、小学校の頃姉が持っていたジャパネスクで先生の作品と出会いました。
当時の私は明るく元気な瑠璃姫に恋焦がれていました。
思えば物語の中の人物に恋愛感情に近しい感情を抱いたのは
最初で最後だったかもしれません。
そのおかげで古典に興味を持ち、継続して小説を読む習慣もつきました。
ジャパネスクと出会わなければ、多感だった時代を本を読まずに
過ごしてしまっていたかも知れません。
正直もう続編が読めないのかと思うと残念でなりません。
ですがそれでもやはり、すばらしい「本」というものにに出会わせてくれた先生に感謝します。
今までありがとうございました。安らかにお休みください。
>>322 お言葉に甘えさせていただきます。
先生の作品との出会いは私にとってかけがえのないものでした。
「それでもあの人が好きだと、魂が叫ぶのよ」という利根の台詞、
大皇の宮に何故そうまでして吉野の君を助けるのかと聞かれて
「私達、幼い頃一緒に仲良く遊んだんです。それだけで助けちゃいけませんか?」
と瑠璃姫が答えたシーン、激しく胸をつかれたのを覚えています。
他にも数え切れないぐらい先生の描く小説の色んなシーンに心を揺さぶられました。
いつまでも、先生は私にとって一番好きで尊敬している作家です。
今までたくさん素晴らしい作品をありがとうございました。
皆さんの文を読んでいたら泣けてきた。
>>322 322さん、わたしもお願いしてもよろしいでしょうか?
お手間ですがよろしくお願い致します。
--------------------------
親愛なる氷室先生へ
小学生の頃ジャパネスクに出会ったことでわたしの人生は大きく変わりました。
古典が大好きになりむさぼるようにして平安文学を読み、
いつかこういう勉強がしたいと思うままに大学の進路も決定しました。
図々しくお手紙をお送りしたら「古典が好きになってくれて嬉しいです」とお返事いただけて
本当に嬉しかったのを覚えています。
同時に、周囲と上手くやれず鬱々とした時代に
先生の本を読むことでどんなにか活力を得たかわかりません。
今でもはっきりと、あの頃どうやっていつどの本を読んだのか、何を感じたのか覚えています。
ひとつひとつが、今でもキラキラと光っていて、鮮明な記憶なのです。
本が大好きになり、いつかは物書きにと思ったのも先生に出会ったからでした。
先生の側に行くことは間に合いませんでしたが、
あの頃の想いをもう一度思い出し前へ進もうと思います。
本当にありがとうございました。
もう二度とあの軽快な語り口を読めないと思うと悲しくて仕方ありませんが
どうか安らかにお休みください。
ご冥福を切にお祈り申し上げています。
---------------
377 :
仁科好蔵 ◆7nlqoigXeQ :2008/06/10(火) 00:14:16 ID:XDXD3+Ye
>>368 わしは火村彩子センセより年上じゃが、
「レディ・アンをさがして」以外の全作品を読んだぞ。(除く雑誌)
昨夜はクララ白書を読み返した。今夜はなんじゃぱを・・・。
瑠璃姫と由良姫と煌姫の子どもたちの宮中での破天荒なお話が読みたかった。
し、しまった、年甲斐もなくあげてしまった。すまぬ。
皆さんの文を読んでたら泣けて泣けて、涙がとまらない。
いろんな出会いがあるんだな。
でも別れは一緒だ。
>>322さま、有り難い申し出に、感謝します。
氷室先生。
あなたの作品と出合い、読書の楽しみを覚えたのは中学生の時でした。
すっかり大人となってしまった今でも、時々思い出したように読み直したく
なる作品と出合えた事、そして、そんな作品と巡り合えたからこそ、接点が
全く無かった沢山の事にも出合えて、色々な事を知る機会を持つ事もできました。
又、御自身の事を語られているエッセイには、何度も精神的に助けられています。
過去を振り返るよりも、未来に希望を持つ事の大切さも、あなたに教えてもらいました。
多感な時期に『氷室冴子』という大きな存在と出会えて、本当に幸せでした。
心よりご冥福をお祈りいたします。
ここまできちゃうと今更って感じだが
お手紙依頼は冥福を祈るスレでやったほうが良かったんじゃないのか?と思うんだが
時期的に仕方ないとはいえ普通に作品について語る場でしょ?
まあ仕方が無いのか…
383 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/10(火) 00:50:31 ID:Bdv9vBLD
>>322さま 御厚意に感謝します。
氷室冴子様
こんな形で最初で最後のファンレターを書くとは思いませんでした。
初めて先生の本を手にしたときの事を今でもはっきりと覚えています。
あれから20年以上経ちましたが、私の人生の中で
いろんな転機が訪れ、環境が変わっても、氷室先生の本だけは
手放さず、ずっと一緒です。
本を読む楽しさを教えてくれてありがとうございました。
先生の描かれる登場人物たちと一緒に、泣いたり笑ったり、時には
憤ったあの多感な頃、あの時間は私にとって宝物です。
幸せでした。
本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
384 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/10(火) 00:53:45 ID:T2r7Ei1A
>>322さん、ありがとうございます。お願いできますでしょうか?
氷室先生
先生の作品と出会えた私は、本当に幸せでした。
10代の頃の私を支えたのは、間違いなく先生の作品です。
時間も何もぜんぶ忘れて、夢中で読み進めたあの頃の、
作品との一つ一つの出会いを、絶対に忘れません。
最後に。
先生、がんと闘っておられるとも知らず、何もできなくてごめんなさい。
たくさんもらってばかりで、何もお返しできていません。
本当にありがとうございました。どうぞゆっくりと休まれてください。
これからもずっと先生の作品を、言葉を、心の大切な場所にしまっておきます。
>>382 気持ちは判るが、二度とは無いことだし、いいんでないの
チャット状態になるほどkskしてるわけじゃないし
>>322さま、私も一言だけお願い致します。
氷室先生
先生の作品が大好きでした
特に「銀の海金の大地」は私にとって大切な作品です。
もう続きを読むことができないなんて残念でなりません。
先生、今までたくさんの楽しい時間をありがとうございました。
先生の作品と出会えて幸せでした。
>>322さん、お手数かけます。宜しくお願いします。
氷室先生
本が大好きだった私ですが、名作文学等しか知らなかった自分に
「等身大の少女の物語」をもたらしてくださった先生の存在は
10代の私の中に燦然と輝いて、そして今の私を形作ってくれています。
あの頃、先生の作品をリアルタイムで読めたことを本当に幸運に思います。
しーの、利根、多恵子、綺羅、瑠璃姫、真秀…まだまだ書ききれない
大勢のヒロインたちを自分に重ね、笑ったり涙ぐんだりした大切な時代です。
大好きです、そしてありがとうございました。
どうか安らかにお眠りください。
この人はもっともっと評価されてもいいと思う
書かなくなったのは随分昔に結婚したとか家庭に入ったとかガセを聞いて今までそう思ってたよ
独身でいらしたんだな
もっともっとこの方の作品読みたかった。
悪性腫瘍の告知に打ちのめされてしまったのかな。
細やかな作品をみると無理もないのかな。
病床でペンを取るタイプと分かれるんだな。と思った。
>322さま
ご厚情ありがとうございます。
よろしくお願いします。
氷室冴子先生
中学生のときにジャパネスクを読んだのがきっかけでした。
それから20年近く。
どれだけ先生の影響を受けていたのか、改めて思い知らされています。
先生の紡ぎだす、真っ直ぐな登場人物たちが大好きてした。
真っ直ぐさがときに自らを苦しめることとなっても、前を見つめ凛としている姿に憧れました。
今も私の理想です。
多感な時期に先生の作品と出会って、「私」を形作る大きな要素になった気がします。
先生の作品に出会えて幸せでした。
氷室冴子に巡り会えてよかった。
今もこれからも大好きです。
宝物として、先生の作品を大切にしていきます。
どうか、安らかにお休みください。
ご冥福をお祈り申し上げます。
>>322ありがとう。お願いする。
-----------------------------------------------
氷室先生
ジャパネスク、ざちぇんじ、今でも大好きです。忘れられない作品です。
ちょうど活字を読み始めた頃で色々読みましたが、いまでも色あせずに
あのころのドキドキやわくわくや新刊を待ち遠しく思う気持ちがよみがえります。
友達と作品についていっぱいおしゃべりした楽しい時間も。
今はただ正直悲しいのでいっぱいです。
だけど悲しいことを書いてもなんとなく申し訳ないので、
一番伝えたい言葉を書きます。
これからもずっと、ずっと、ずっと、忘れません
いつまでも、いつまでも、いつまでも、大好きです。
先生、ありがとうございます。
-----------------------------------------------
なんか目から水がでっぱなしで止まらないんだがどうしたらいいんだろ…
392 :
sage:2008/06/10(火) 01:51:45 ID:LHAQVxbA
>>322さん、お言葉に甘えさせてください。
よろしくお願いします。
氷室先生へ
先生の作品、すべて読まさせていただきました。
中学生の頃、何もわからずなんとなく手に取った
表紙がかわいくて、買ってしまったのがクララ白書でした。
それ以来、ずっと先生の作品のとりこでした。
しーのたちに学生生活の楽しさ、あこがれを抱き、
利根や瑠璃姫の言葉から、ひたむきに人を想う気持ちを
学びました。 私という人間の一部を創ったのは、
まちがいなく先生のお書きになった愛書たちです。
続編を待ちながら、待ちぼうけを食らった感もありましたが、
私は先生が長年の疲れを癒しながら、どこかでひっそりと
お幸せに暮らしているならそれでいい、ってずっと思っていました。
いつか書いてくださるって信じながら・・・
未完の作品を残すことは先生ご自身が一番心残りだった事でしょう。
若い頃からずっと最前線を走っておられた先生・・・
そして病と勇敢に戦われた先生・・・
さぞ、おつかれになったことでしょう。
どうぞ、ゆっくりお休みくださいね。
そして、そちらで十分エネルギーを充填したら、
また沢山の人の心に響く作品を書きにあの世から
戻ってきてくださいね。先生の魂は作品たちに宿り、
私たちの心をいつもやさしくあたたかい光で照らして
くれることでしょう。本当にありがとうございました。
>>322です。
>>375さん、
>>382さん
仰る通りですね。
そちらのスレにすべきでした。
ご迷惑をおかけしてすみません。
明日の朝までどうかご容赦下さい。
先生へのメッセージお預かりしました。
>>391さんまで印刷が住んだので、後の方の分は明日の朝また確認します。
時間もないので、ただ印刷するだけ申し訳ないですが、
皆さんのメッセージは必ず先生にお届けします。
一つ一つ、メッセージを確認するたびに泣いてしまいます。
ご協力ありがとうございましたm(_ _)m
395 :
392:2008/06/10(火) 02:01:43 ID:LHAQVxbA
>>322 ご厚意、ただただ感謝します。m(_ _)m
印刷の手間も大変だし、インク代、用紙代も
かかるのに・・・
あなたにも本当に「ありがとう」です!
>>364さん
すみません、トリップ知りませんでした…。
調べてみたのですが、これ↑で間違いなかったでしょうか?
ご迷惑おかけしました。
>>322さん、ありがとうございます。
お言葉に甘えさせてください。
よろしくお願いします。
氷室冴子先生
学生時代、先生の著作をたくさん読ませていただきました。
「恋する女たち」のような高校生活に憧れ、
「雑居時代」に大笑いして元気づけられ、
「白い少女たち」に胸を締め付けられ、
「ざ・ちぇんじ」で古文が好きになり、
「マイ・ディア」がきっかけで外国の家庭小説にたくさん触れて、
「ライジング」を読んで宝塚に興味を持ったり……。
大きな影響を受けてきたんだと、今改めて感じています。
たくさんの素晴らしい小説を世に送り出してくださったこと、
心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
≫322さんありがとうございます。お願いします。
氷室冴子先生
中学生のころ氷室先生の作品と出会い、それから20年余り。
先生のご本は、いつも本棚のいい位置にしまい、たびたび読み返してきました。
そのたびに、新しい発見があり、感動がありました。
「マイ・ディア」の一節に、
本当に好きな本というのは
読んでいることを誰かに誉められる本ではなく、
スジはとっくに知っているのに、時々好きなページを適当に開いて、
そこだけ読んで満足したり、いい気持ちになったり、そういうものじゃないか、
というものがありました。
その当時それを読みながら、「そうだそうだ」と頷いた事を思い出します。
そんな本の数々を与えてくださったことに感謝します。
ありがとうございました。
どうぞお安らかにお眠りください。
>>322 ありがとうございます。よろしくお願いします
氷室先生の本は本と出会った場所と過ぎた時間への懐かしさと結びついています。
中学時代友人と自転車で田んぼの中を遠征して行った図書館で出会ったのが「白い少女たち」と
「さよならアルルカン」でした。今も忘れられない物語です。
中学校の今はなき図書館には当時の先生の本(渚・多恵子・シンデレラ・雑居時代・ジャパネスク等)が
ほぼ揃っており、せっせと読みました。
自分は「蕨ヶ丘物語」「クララ白書」「アグネス白書」シリーズを所持し、愛読していました。
大人になってからも先生の本は読みましたが、氷室先生の本は私にとって中学時代の大切な思い出です。
少女時代に楽しい思い出をありがとうございました。
先生がこんなに早くこの世を去られたことが本当に残念です。
>>322さん、御厚意に感謝します。よろしくお願いします。
氷室先生
小学生時代に先生の作品に出会い、新刊を待ちわび、初読時夢中で読みつつも
残りのページが減っていくのを名残り惜しく感じていました。
家庭での辛い経験も、先生の作品が心のよりどころでした。
魅力的なキャラクター達に恋し、ときめいたり切なくなったりと本当に
素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
先生の作品、キャラクター達は、どれも私にとって煌めいた存在でした。
私の青春は氷室先生の作品と共にあり、私の中の輝ける存在としての
特等席にこれからも、在り続けると思います。
素敵な作品を紡いで下さって本当にありがとうございました。
これからも先生の作品を愛していきたいと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。
>>322 お願いします。
始めて氷室先生の本を手に取ったのはマンガ雑誌コロネットに連載
されていたクララ白書でした。ちょうど、その前夜…、の前編が掲
載されていたことを覚えています。
コバルトの原作から芋蔓式に色々なものを読みました。クララ白書
の登場人物たちが古典や名作に通暁して知的な会話を日常的にして
いることに憧れました。
関東から関西へ転校して浮きがちだった私には『蕨が丘物語』の
『ライトミステリー』の痛快さや転校生が浮いてしまう理由の分析
のくだりなどに励まされたものでした。
いつか札幌のくるみ屋でシフォンケーキを食べるのが今でも夢です。
ユーモラスで意地悪なようで暖かい目線がとても好きでした。
とてもよい作品を読ませていただいて有難うございました。
心よりご冥福をお祈りします。
>>322さん、お言葉に甘えてお願いします。俺もよろしくお願いします。
氷室冴子先生
中学生の時に『ざ・ちぇんじ!』に出会って、初めて自分で本を買って
読む楽しさを知りました。
活字を記号のように捉えていたのに、氷室先生の文章は、なんだか
耳で聞くように読んでいました。
小説を読めば、その登場人物のようになりたいと思ったし、エッセイを
読めば、氷室先生の言葉をいつまでも記憶に留めたいと思いました。
学生時代の大切な時に、先生の本に出会えて本当に良かったです。
先生の本は、これからも大事にします。
何度も読み返します。
今はただ、氷室先生にありがとうと言いたいです。
ゆっくり休んでください。
>>322様、温かいお心遣いに感謝致します。
当方大阪在住の為、お言葉に甘えさせて頂けましたら幸いに存じます。
2NNで訃報スレッドを見つけ、茫然としていたところに電話。
高校の図書委員会の先輩からだと判るや否や、「氷室さんが、氷室さんが…!」と
電話口で叫んでしまっていました。
氷室先生の作品との出会いは、高校の図書室。
リクエストノートに「おもしろいんだもの…」という
コメント付きで紹介されていた「雑居時代」から読み始め、
あっという間に当時の刊行分全部を読んでしまいました。
それからはもう、新刊が出るたびに夢中で読みふけった挙句に、
北海道に行くという人に十勝ワインクッキーをお土産に頼んでみたり、
ウェッジウッドのティーカップを一客だけ(セットは高価すぎて手が届きませんでした)
買って、アグネス舎のお茶会に思いを馳せてみたり。
女子大の国文学科→図書館司書という進路を選んだのも、
先生の作品の影響が少なからずあったように思います。
高校生だった私も、いつの間にやら四十路目前になってしまいましたけれど、
お小遣いをはたいて集めた先生の御本はみんな、今も宝物です。
素晴らしい作品の数々と、かけがえの無いたくさんの思い出を、
本当にありがとうございました。
どうか、安らかに…
>>322 つい最近知って本当におどろいた、時間が無くて短くなっちゃいますがお願いします
氷室冴子先生
中学時代、クラスの子に勧められて読んだ『ざ・ちぇんじ!』からはまりました。
先生の作品にはまれたお陰で、仲の良い友人も得る事ができました。
言葉には言い表せないですけど、いい子供時代を、良い友人と過ごせたのは先生のお陰だと思います。
これからも忘れません、本当にありがとうございました。
文章は未だに苦手で、書くほうも苦手なのですが、短いながらも精一杯の感謝が届けばと思います。
ご冥福をお祈りします、おやすみなさい。
>>322さん、感謝いたします、宜しくお願いします。
氷室先生、このような形で最初で最後のお手紙を書くのが
残念でなりません。
先生の本を最初に手に取ったのは、まだ小学生の時でした。
人間関係のゴタゴタで、幼いながらも辛い思いをしていた私にとって、
先生の書かれた楽しい本の世界は一種の非難場所でした。
また、先生は私に「日本語の美しさ」を教えてくださった、最初の方
でもありました。
「シンデレラ迷宮」の利根が、作品の主人公によって、自分を取り戻していったのなら、
私は、先生の作品によって、自分というものを構築していきました。
そのときに作った世界は、今でも私という人間の中心であり続けています。
沢山の作品をありがとうございました。心より感謝しています。
どうか安らかにお眠りください。
406 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/10(火) 04:07:20 ID:sjl6flUz
>>322さま
大変お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
氷室冴子さま
先生の近況が分からなくても、ただ、どこかで、のんびーりと
お幸せに暮らしておられるんだって思っていました。どこかで、
ひっそりと、幸せに暮らしておられるんだって信じて疑ってなかった
です。源氏物語千年紀展に先日出かけたときも、きっと冴子さんも、
いらしてるんだろうなぁって思っていました。
そんな中で飛び込んできたニュース。ただただ驚きでした。
冴子さんに出会えて、本当に私は幸せでした。生きる勇気をもらいま
した。冴子さんの作品に出会えて、「私一人じゃないんだ。孤独なのは」
って思えたりしました。私にとってすごく貴重な青春時代でした。
ありがとうございました。
人生、いろんなことがあるけれども、冴子さんはもっともっと生きたかった
んだろうって思います。だから、私もどんなことがあっても、生きて
いかなきゃいけないんだって強く思います。
冴子さん、本当にいろんなものをありがとうございました。
安らかにお眠りください。
407 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/10(火) 05:17:04 ID:fQfqNhcE
>322さま
お手数おかけしますが、よろしくお願いします。
氷室冴子先生
氷室先生の本との出会いは、中学時代のなんて素敵にジャパネスクからでした。
中学時代に氷室先生の本と出会っていなければ、今の私はいなかったと思います。
ざちぇんじもシンデレラ迷宮も雑居時代もクララもアグネスも銀金も…書き切れませんが、氷室先生の本に何度も助けられました。
しばらく本を出されてなくて、新しい話が読みたいなと思ったこともありましたが、元気で幸せに暮らしていらっしゃるならそれでもいいと思っていました。
こんな早くにいなくなるなんて、闘病生活で苦しまれたのではないかとおもうと、ただただ残念で悲しくてなりません。
どうか安らかにお眠りください。
これからも先生の本は読み続けていきます。
本当にありがとうございました。
>>322様さん、感謝です
氷室先生
お疲れ様でした
先生のことが本当に大好きでした。
先生の作品に出会ったのは一番寂しかったり辛かったり楽しかった時期で、どれだけものの考え方や生き方に影響をうけたかわかりません。
皆さんの想いを読みながら、先生の書いた作品から伝わる誠実さや実直さ強くても弱くても凛と姿勢を正す不屈さなどはすごくたくさんの人の中で生きてるんだなと感じました。
先生の作品に育てられた世代であることを誇りに思います。
先生、本当にありがとうございました。これからもずっとありがとうございますです。
寝て起きたらたくさんのメッセージが書き込まれていて
涙がこみ上げてきました。
>>380 本当にその通りですね。
このお別れの時をみなさんと共有できていることが
私には救いになっています。
>>322 昨夜、私もメッセージを書き込ませていただきました。
お手間をおかけしますが、何卒、共に連れて行ってやってくださいませ。
改めて心から御礼申し上げます。
後ろ髪を引かれる思いですが、背筋を伸ばして仕事をしてまいります。
410 :
caramel-vanilla:2008/06/10(火) 06:52:18 ID:YsOv1lAj
>>322さま
ご配慮に大変感謝いたします。よろしくお願いします。
氷室冴子先生
ただただ驚くばかりで言葉が見つかりません。
なんだかぽっかりと
心に穴が開いてしまったような
やるせない気持ちです。
先生の作品は
色褪せることなく
これからも私の中で
生き続けると思います。
これからも作品、大切にします。
溢れる感謝とともに。
ご冥福をお祈りいたします。
>>368 47才です。高校生の娘と一緒に読んでいます。
昨日から、「いっぱしの女」を読んでいるんですが、しみじみと寂しい、という思いが湧いてきます。
ジャパネスクも好きだったけど、氷室さんの人となりが分かる、これらのエッセイ集が好きでした。
ずーっとこのエッセイ集は所持していました。
文章によって、何かが心に残っていたからだと思う。
読んだ頃の出来事や気持ちが、本を読み返すたびに蘇る本に、
人生でどれだけ出会えるだろう?
氷室さんがお亡くなりになったのは本当に寂しい。だけど、これだけの方たちの
心のなかに、氷室さんがいると思うと、寂しくない。
あの頃、氷室さんの本に出会えて本当によかった。
氷室先生の本、の事を思うだけで
小中高の自分を思い出して泣きそうになります。
氷室先生の本は当時確かに私の生活の一部でした。
書きたいことがありすぎていいたいことがありすぎて文章がまとまらない・・
年を重ねるたびに読み返して、その度に言葉の意味を知り当時の自分を思い出し
文章を楽しむ事に加えてこういう感覚を楽しんでいました。
先生の本も、本を読んでいる時間も自分にとっては宝物です。
心が育つ大事な時期に先生の本に出合えて本当に幸せでした。
先生の本で、本を読む楽しみを知る事が出来ました。
素晴らしい本を本当にありがとうございました。
自分に子供が生まれたら絶対に読ませてあげたい。
ご冥福をお祈り致します。
遅くなりました。
>>410さんまでのメッセージをもって会場へ向かっています。
ここまで大勢の方からのメッセージが集まるとは思わず、
昨日からずっと感激しています。
こんなに沢山の人が集まるなんて、やっぱり先生の小説は素晴らしかったんだと
再認識できて嬉しかったです。
もし自分が忙しくて、最後にお礼もいえなかったら絶対に後悔するなと思って、
昨日書き込んでみたんですが、本当によかったと思っています。
告別式から帰りましたら、また報告させて頂きます。
では、行ってきます。
>>414 乙です。
俺は日頃このスレには出入りしてないけど
「ざ・ちぇんじ」とか「ジャパネスク」シリーズは楽しく読ませもらった。
早すぎる逝去を悼み、ご冥福をお祈りします。
>>358さん
4プラ(4丁目プラザ)なくなったのですか?
これもまたショック・・・札幌離れて10年。
実家はないけど里帰りしたいなぁ。
322様
昨晩お願いした369です。322様が呼びかけてくれなかったら
メッセージを書こうなんて思いつきませんでした
本当にありがとうございました
今日は暑くて日差しも強いので体調を崩されませんように
いっていらっしゃいませ
ここの人は皆優しいね・・・
ダメだ。
昨日までは我慢できたのに。
今日は涙が止まらない・・・
確かにもっと評価されていい人だよね。
小説家という仕事に誇りを持ってて、
文章を愛してるんだな、というのが
子供心に伝わってきた。
それでいて「少女小説家は死なない」みたいに
自虐を笑いに転化するユーモアもあった。
当時でもある意味ちょっとダサいというか、昔かたぎな人だなーと
思いつつ、そこが好きだった。
ああいう作品群に思春期に出会えてよかった。
>>414 乙です。
メッセージをお願いした1人です。
地方なので行けない事を残念に思ってたのですが、救われた気持ちです。
ずーっとこのスレに常駐してて(ラノベ板ではここだけ)
もう十何年前の小説についてあーだこーだ話し合ったり
今頃になって内容に新発見があったり、違った角度の見方に気付いたり
楽しかった。
しばらくは無理だと思うけど、また小説のこと登場人物のことエッセイのこと
色々皆で語り合いたいね。
とにかくお礼を言いたい、と思って行って来た。
墓やら戒名やら全部ご自分で用意なさったそうだ。
(菊地秀行氏が弔辞で仰ってた。電話でお葬式への招待?もされたらしい。)
最後の最後まで小説に出て来る女性達そのままの、強く逞しい方だった。
>>421 乙です
すごいエピソードだ。
なんて氷室さんらしい……。
>>421 ご報告ありがとうございます。
やはり告知されていたんですね。
辛い闘病生活の中、こだわりをもって御自分の最後を纏めたとは、本当に美学を持って
生き抜かれたのですね。
最後のエピソードまで泣けてきます。
お見送りして来ました。
20代半ば〜の読者と思しき男女が多数列席。
斎場でご焼香させていただけました。
献花台にある、手紙、カード、ノート類、そしてレモンは、集めて棺に入れて頂けたようです。
上の方が書き込んでるように、生前に色々準備されていたみたいです。
あまりにも、先生らしすぎます(泣)
出版関係も準備されていたりしないかな…。
ご焼香待ちと、ご出棺待ちで、何人かの方と話をしたけど、同じ気持ちを共有できて余計泣けてきました。
老後は老人ホームに入るつもりで貯金をしてあると、小倉千加子との対談集で言っていたなぁ。
形は変わっちゃったけど、自分の人生の終わりまできっちり責任を持つという矜持を感じた。
私も行ってきました
家をでる時間を間違えた上、マンジュシャゲとレモンを探して
到着ぎりぎりになっちゃったけど
残念ながらマンジュシャゲはゲットできず
会場ついた途端、涙が出てきて、マイッタ
弔辞やなんかは聞けなかったけど、お見送りできてよかった
それにしても、ご病気については緘口令がしかれてたのかなあ?
その辺のお話はあったのでしょうか?
もしそうなら、徹底的に外部に漏らさないようにしていたとこ
ろに氷室先生の美学を感じる
いろんな意味でほんとに、最後までかっこいい人でしたね
ご冥福をお祈りします
427 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/10(火) 12:19:08 ID:apU0kVu/
お別れに行ってきました。斎場でご焼香の後
出棺のお見送りができました。前の方も書かれているように
葬儀委員長の菊池秀行さんのご挨拶の中で
お墓も戒名もご自分で用意されたこと
お葬式の式次第などもいろいろ指示なさっていたと聞いて
ファンが最後のお別れとお礼を申し上げる機会を許して下さったことが
先生からの最後のメッセージのように感じて
ありがたく、涙が出ました。
1歳の時から、昨年6月の最後のお写真まで
25枚の写真を収めたDVDが出口近くで繰り返し流れていました。
おそらく闘病中と思われる時期にも、お姉さまや姪御さん、さらに
そのお子さんと一緒に撮った笑顔の写真や
ご旅行の写真なども入っていて、少しだけほっとしました。
最後まで気丈に前向きに生きられたのだなと思います。
長くなりました。
最後にもう一度、心からご冥福をお祈り申し上げます。
>>427 乙でした。
うわぁ〜、あの小さかった姪ごさんに子供さんが
いるのか。
氷室先生、お姉様や姪ごさん家族に囲まれて最期を
迎えられたんですね。
ありがとうございます。
辛いことだけど、少しだけ救われます。
葬儀に行ってきました。皆さんの分までお祈りしてきたつもり。
四回、涙腺が壊れた。
・菊地先生の弔辞
(数え切れない読者が、氷室さんの小説を
「バイブル」と呼んではばからない、
それはゆえなきことではない)
・お寺の外でリピート再生されてた
海がきこえるの
「それ以来、僕の中で、松野のいる場所は、
ほかの連中とはちょっと違っていた」のシーン。
それは私らにとっての氷室先生のことじゃないのかと。
・読者の誰かが贈られた献花に添えられてたカードに
「先生の作品は私の青春でした。心からご冥福をお祈りします」と。
・ご出棺をお見送りするとき、誰かが涙声で「先生ありがとうございました」
と言ったとき、もう駄目だった。
レモン持っていかれた方いらしたのですね。
持って行こうかと思ったのですが、
もしもふざけてると思われたらどうしよう…と迷ってやめてしまいました。
レモンが献花台に捧げられてるの見たよ。
それが手紙とかと一緒にきちんと係員の人に持って行ってもらえたのも見た。
あれ、よかったね。爽やかで、すごく感心した。氷室先生に捧げるのにぴったりだと思った。
と、うわあ。今この瞬間気づいた。「恋する少女たち」か!
>429
菊池先生、そんなふうに弔辞をくださったのですか……
パソコンの前で今、涙腺壊れた……
>>429 ありがとう。
読んでて思わずこっちももらい泣きしたよ。
。・゚・(ノД`)・゚・。
ご葬儀に行かれた皆様おつかれさまでした。報告ありがとうございます。
ほんとうに、どこまでも、皆が憧れたすてきな氷室先生だったんですね。
レモンがあったことは、きっと、喜んでいただけたんじゃないでしょうか?
…なんて、勝手な推測ですが。
ふと「檸檬忌」という言葉が浮かびましたが、それは梶井基次郎の命日でしたね。
先生にはどんな文学忌の名称がつくようになるかなあ…
瑠璃忌とか?クララ忌とか?といろいろ推測しています。
お別れに行って来ました。
正直あんなに読者までちゃんとお別れさせてもらえるとは思わなかった。
読者を大事にしてくださった先生のお人柄ゆえだね。
しかし、先生の生前の写真を集めたDVDを携帯で撮影したりするのは自重してほしかった。読者の人じゃないかと思うけど。
悲しみの場なんだし・・・
菊地先生と親交がおありだったのか…ちょっと驚いた。菊地作品も好きだけど、
氷室先生とは随分作風が違うから。
そういえば、ファンレター出した時、氷室先生からのお返事で当時デビューした
ばかりの荻原先生の空色勾玉を勧められたなあ。あれで荻原作品にもはまった。
氷室先生の作品を通じて、いろんな出会いがあった…。
で、先ほどコバルトに再版などについて問い合わせてみた。
急なことだったので何も決まっていないが、そういった声はご遺族にも届けられて
いるみたいなことを言ってた。
全集刊行も含めて、ファンの希望の声があることは承知しているとのこと。
ご遺族のお気持ちが落ち着いて、それから考えるのかなと思った。
>>437 氷室先生のどの本だったかは忘れたけど、菊地先生が解説を書いてたと思う。
氷室先生の長電話病は有名なエピソードだけど、その相手の一人だったみたい。
昔、菊池先生はコバルトでも書いてたしね。
確か、ノベル大賞の審査員もやってたはず。
そんなところから、氷室先生とも交流があったんじゃね?
新刊発売の祭りをしたかったな。
こんな形の喪儀(まつり)は50年後であって欲しかった。
今夜は一人で忌の宴をするよ。
菊地先生は、猟奇ロマン(?)的なイメージがあるけど
ライトファンタジーも、少しだけど書いてらしたよね。
今日の読売新聞では新井素子さんが追悼コメントしてるらしいけど、
誰かご覧になってます?
あの頃のコバルトが懐かしい…(今も買ってますけどね)
今新井素子さんの記事見ました。
氷室さんと最後に会ったのが数年前と書かれてる。
短い文だけど、ダメだ、涙がやっぱり出てくる。
菊地先生は、氷室先生に関する文章を「氷室冴子読本」に寄せていらっしゃいますよ。
弔辞に、両先生の出会いのくだりがありました。
初めてお二人がお会いになったのは、小説の賞の審査員として。
そのとき氷室先生がお選びになった受賞者が、
いま、「マリみて」をお書きになっている今野緒雪さん。
>>442 ノ 見ました 何気なく開いたページにあったので驚きました
要約は苦手なのですが、さりとて全文抜粋は良くないでしょうし
ただ読んで何度か胸がつまった、という感想です
>>444 それだ、どっかで読んだと思ったが解説じゃなくて読本のほうだったのね
昨日のお通夜でお焼香させてもらったんだが
恥ずかしながらああいう場に行くことがほとんど無かったのでやたら緊張してしまって
祭壇の前に立ったらお焼香の手順とか挨拶とかぐちゃぐちゃになってしまって
焦って出てきてしまい先生の遺影とかちゃんと見れなかった…
先生が亡くなられた事は凄く悲しいのに焦って祭壇をちゃんと見られなかった事も悲しい&情けない
冠婚葬祭のマナーとかちゃんと勉強しておけば良かったonz
葬儀に行ってきました。
事情があって着くのがぎりぎりになり、祭壇のほうまで行ってお焼香できなかったのが残念です。
でも出棺のお見送りができました。
あんな素晴らしい才能を持った方と本当に最後のお別れの時なのだと思うと胸が詰まりました。
私の友人が夢枕獏のファンなんだが、よく日記に出て来てたよ、とのこと<氷室先生
あの辺りの作家さんたち、年代も同じで仲がよかったのかな。
>>449 ソノラマ文庫とコバルト文庫って、少年少女の違いはあれど往時のポジションは似通ってたし、
両方に書かれてる作家さんもいたから、色々接点や交流があったのかも知れませんね。
皆さんの報告で涙腺決壊です…
氷室先生、女三界に家なしっていってたけど、
東京に自分の家建てて、葬儀の手配してお墓まで用意して
立派過ぎます。
本当はその気丈さでまだまだ沢山の作品を世に送りだして欲しかった
先生のご両親はまだ健在だったのかな
先生の結婚を楽しみにしてたお母様
(ローカルとはいえ氷室先生ほどの有名人をテレビの人生相談で相談しちゃうほど)
娘を送るなんて辛いよね…
夢枕獏も単品ではどうだったか知らんが、アンソロなんかだと
コバルトで作品が出ることもあったから、その辺でもつながりが
あったのかもしれん
あの時代のコバルトはとてつもなく混沌としたレーベルだったし
……懐かしい
>>442 つたない要約ですが、
氷室冴子さんを悼む 新井素子
1980年代の所謂少女小説において、氷室さんは一時代を築いた。
ことにコバルトは”氷室冴子以前”と”氷室冴子以後”でラインナップが
一変した感がある。
(作品について)とにかく新鮮で面白い。平安朝を舞台にした作品
では当時の文物風俗に関する用語がばんばん出てくるが、古い感じ
がしなくてむしろ斬新で面白い。また、平安時代を縦横無尽に描写できる
基礎教養の量に個人的に驚嘆した。
数年前、お宅にお邪魔して豚しゃぶをごちそうになって、昆布をおみやげ
にいただいた。「料理をする人間には、こういうものがうれしいのよね」って
明るくざっくばらんに(氷室さんが)おっしゃっていたそうだ。
(最後の節だけ引用)
人の死に、早いも遅いもないのだけれど、とにかく早すぎる。もっともっと
生きて、もっともっとお話を書いて欲しかった。
ご冥福をお祈りします。
454 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/10(火) 15:50:22 ID:7INsyYVs
>>452 夢枕さんもコバルトで書いてた。
後、辻真先さんもソノラマとコバルト両方で書いてるしね。
てかまだ小説ジュニアからコバルトに変わった初期のころって、
いろんな人が執筆していた記憶がある。
葬儀に出席された皆様、お疲れ様でした。
遠方で行けなかったので、レポとてもありがたかったです。本当にありがとうございました。
レモンを見るたび、氷室先生のことを思い出しそうです…。
456 :
442:2008/06/10(火) 16:16:37 ID:bhl7+867
>>453さま
要約文、有難うございました!
昆布のエピソードは以前にも目にした覚えがあります。
氷室先生は読者のイメージ通りの方なのだなぁ、と思いましたよ。
>>445さま
「胸がつまった」というお言葉、すごく伝わりました。
有難うございます。
『蕨ヶ丘物語 』読み返し中です。
当時は地味な作品と思ったけど、田舎に嫁いだ今、
ヒロインにしみじみ共感。
「将来は蕨ケ丘のおばあちゃんみたいな
パワフルな老人になるのが理想」って
たしか後書きに書いてたよね。
なってほしかったな。
真面目な人を「暗い」「ダサい」と笑うのが普通だった
80年代に絶望していた中学時代の私は
氷室先生の真面目で筋の通った作品に
救われてた。ありがとうございました。
>>456 どういたしまして。
新井素子さん独特の文体なので、全然雰囲気は残っていませんが。
氷室先生と世代が近い私は瑠璃姫の生き方に結構励まされました。
高校進学率がやっと男女差がなくなった時代。
けれど4大進学率には大きな差があった時代。
4大卒の女子求人票に「容姿端麗」と当然のように
書いてあった時代。
今よりもはるかに女性の制約が多い平安時代に、それを受け止め
いじけず真っすぐに生きる瑠璃姫は、氷室先生からの後輩への
励ましのようだった(勝手な私の思い込みだけど)。
459 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/10(火) 17:33:39 ID:zNoNCWxB
参列された方へ、お伺いしたいのですが
実際に写真ではなく、先生のお顔を拝見することができたのでしょうか?
最後にご挨拶に行っておけばよかったと、今更後悔しています
今の先生は、どのような様子であったのか、教えていただけたらうれしいです
また出版のなかった10年の間、どのようにすごされていたのか
ずっと闘病生活であったのか、俗物的な質問で恥ずかしいですが
気になってしまって・・・何かお話があったりしたのでしょうか?
氷室先生の作品は、私の青春の一部でした。
いつまでも大好きです。
>>459 今日の葬儀ですが、ご焼香のとき、ご出棺のとき、
我々一般参列者は、今のお姿を拝むことはできませんでした。
ご焼香の後、ご出棺までの間は、ご家族では最後のお別れをしたかと思いますが、
私たちは外でご出棺待ちをしていましたよ。
闘病生活については、抗がん剤による苦しみにも気丈に立ち向かっていた様子について、
菊池氏から語られました。
最近の写真(2007/06)は、闘病中でしょうか、だいぶお痩せになった印象でした。
抗がん剤の副作用もあったのかもしれません。
スライドの写真も、胸がいっぱいで、時間軸を覚えていなくて…。
ここ10年について、詳細がわからなくてごめんなさい。
荻原規子さんと桑原水菜さんがサイトの日記で追悼のコメントを出しているね。
須賀しのぶさんも書かれてるよ。
倉本由布さんも書いてる
連投スマソ
榎木洋子さんも書いてるね。
てか、今のコバルト現役作家で、氷室さんの影響受けたって人、
どれぐらいいるんだろ?
最近の新人さんでも、やっぱり氷室作品の影響力は大きいんだろうか?
若木未生もだね。
若木先生はお花料にもお名前があったね。
信じらんない気持ちはみんな同じか…。
荻原先生と何かあったのかしら…と思ってしまった。
仲たがいしたわけではないけど、周りの色々で、というのは微妙だなあ。
とつまらないことを考えて気を逸らしていないと、何か泣けてきて仕方ない。
読み返す度、今みたいにネットで色々調べられるなんて便利な時代じゃなかったのに、
よくこれだけ多岐にわたる作品を、きちんと下調べして書いておられるなあと思う。
先生が執筆なさってたのは、主に80〜90年代の約20年。
もっともっと沢山の作品、キャラ達を見たかった……
御自身で、お墓やお葬式の式次第なども用意されていたんですね。
立つ鳥跡を濁さずという諺を思い出しました。
血を分けた姉妹とはいえ、お姉さんは御主人の家に入られた方。
御主人がどれだけ出来た方でも、結果的にお姉さんの負担になる
事を少しでも減らしたいというお考えもあったのでしょうね。
闘病生活も大変だったでしょうに、本当に最後の最後まで御自身に
厳しい方だったんだね。
すごい人だなあ
ジャパネスクやシンデレラシリーズは自分の中で揺るぎない
ナンバー1小説て今までもこれからも言えるけど
ほんとに強くて立派な人だったんだね
>>464 コバじゃないけど、WHの本宮さんも書いてた。
本当にいろんな作家さんに影響与えた人だったんだなあ。
氷室先生って、間接的に、いろんな作家さんを育てたんだね。
自分たちが今、いろんな作家さんの小説をおもしろく読めるのは、
氷室先生の功績が大きいのかもしれない。
心よりお悔やみ申し上げます。
安らかにお休みください。
私も葬儀に行って来ました。献花台に置かれたレモンが清冽でした。
いた場所が悪かったのか、弔辞の声があまり聞こえず、上の方の
報告を見て今また涙腺が壊れそう。
お墓の用意云々は聞こえてきたんだけど、先生は実家のお墓ではなく、
自分ひとりのお墓なんですね…。
その強さがまた、先生らしいというか…。
告別式に参加しました。
もし私なら病にやつれた姿を見せたくないし
あの気丈な彼女なら絶対イヤなんじゃないかなぁ。。。
だから、お顔を見たいなとも正直思ったけど
それ以上は考えるのをやめました。
遺影やDVDの写真はどれもすてきな笑顔でした。
死後の準備をすべて整えていた彼女は
こうやって写真が披露されることも
ちゃんと考えていたんだろうな、って思います。
きっとあの写真の笑顔は
生きている私たちに向けたメッセージ。
いろんな方がさまざまな理由でしたくても参列できなかった中
足を運びその笑顔を見ることができた私は
とても幸せです。
連投ですが
>>466 エッセイとか後書きを読んでいると、御自身の手足で下調べや関連記事を
集めていらっしゃったみたいですね。
リアルで体験しているからこそ表現できる活字というものを、多々感じた
事も思い出します。
上手く言えないけれど、作り話であってもリアルさというものを感じられる
からこそ、何度読み返しても飽きないし、主人公以外の観点からも読めて、
二度三度と楽しめた。
少女小説というカテゴリーだけでは語れないほど、力があって生きのある
活字が書ける作家さんだったな。
参加できないのだからせめて322さんのご厚意に甘えれば良かったと今更後悔・・・
自分いつもこうだな
一番影響受けて好きな作家さんなのに
もう二度とお伝え出来る機会もないんだと思ったらさびしい。
そっかあ・・・いろいろと自分で用意されていたんだね
それ聞いてちょっと救われた気がする・・・氷室先生らしくて
参列された方、教えてくれてありがとう
>>322さんありがとうございます。
色々手間も掛かったでしょうに、感謝しています。
そしてお葬式や弔辞の内容を教えてくださった方々もありがとうごいざます。
他作家さんのコメントも、社交辞令とかじゃなくて、本当に先生が好きだった事が伝わってくる文で、
何だか泣けてきた。
もう昨日からこのスレ見て泣きっぱなし。
476 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/10(火) 21:04:31 ID:R+EYWfO5
御冥福スレッドにようやく、書き込むことが出来た。
先生の死はショックだった。
私は、恥ずかしながら男性なのですが、先生の作品は青春のバイブルのようなところがあった。
先生、ありがとう、
先生の作品に出会えて、私は幸福でした。
ほんとうにありがとう。
477 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/10(火) 21:07:16 ID:R+EYWfO5
何を表現すればいいのか、先生が亡くなられた報を聞き
いままで、何をすればいいのが呆然としてました。
ただ、いまはご冥福をお祈り申し上げるしかない。
>>355 今更だけど、お花屋さん情報ありがとう。
おかげで最後にプレゼントすることができました。
今日来られてた方、ここにもけっこういますね。
隣り合わせた何人かとは話をしたけど、オフじゃないし、ここの住人かはきけなかった。
もし今日隣にいてたら、気持ちを共有できてうれしかった。
ありがとう。
>322様
本当にありがとうございます。
いろいろ、お手間だったでしょうに。
322様のお陰で、私達の気持ち、きっと先生に届いたと思います。
あらためて今一度、お礼を申し上げたいです。
>>472 ふと思いついて、取材旅行に出掛けられる事もあったようですね。
何かのあとがきだったか、何だったか忘れてしまったけど、
姫路の書写山に出かけられた時の文章が印象的でした。
山の中にお寺があるので、山道で迷われたレポがとっても
スリリングだったw。
で、帰りに寄られた居酒屋でお刺身を食べながら一杯。
とっても美味しそうで、こういうのが大人の女の人なんだなぁ、
大人になったら、こんなふうになりたいな!と憧れた。。。
経済評論家の勝間和代さんのブログにも追悼のコメントが。
かなり著作を読み込まれていたそうです。
ファン層、どこまで広いんだろう。
今日、娘の担任で古典の先生をしている人から電話がありました。
氷室先生のことをひとしきりお話しました。
ザ・チェンジを読んで古典に興味を持ったこと。
それが高じて高校教師になったことを聞きました。
本当にたくさんの人に影響を与えてらっしゃる。
>>322様、このスレッドの皆様、ありがとうございました。
衝撃を言葉にすることで心が整理できたように思います。
本当に影響を受けました。
いまいちど氷室先生に感謝するとともに、心よりのご冥福をお祈りします。
482 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/10(火) 22:03:59 ID:LHAQVxbA
始発で出掛ける前までよんでいた
冬夏3のあとがきで
ファンレターは全部読んでる、とあったけど
お別れの手紙も
あちらの世界で読んでくださるんだな、と思った
帰りには黒背表紙の本ではなく
ピンクの背表紙の本を買いたかったな
>>482 6/7の文…何これ…もう駄目…号泣…。
485 :
482:2008/06/10(火) 22:15:28 ID:LHAQVxbA
>>484 追悼文検索していて偶然見つけました。
私もその文、知らなかったよう!!
また涙腺決壊・・・・・
でも、あんな素敵な詞がかけるような方が、
先生の胸の中にいらっしゃったのですね・・・
よかった・・・
ああ・・・!!(泣!泣!泣!)
>>322様、大変お手数をおかけしました。
メッセージを届けていただき心から感謝しています。
お通夜、告別式に参列された方々、本当にありがとうございました。
会社でお昼にここを覗き、参列された方々からの書き込みに涙を堪えるのが大変でした。
改めて、先生は素敵な人ですね。
今、先生の小説の数々のエピソードや台詞が胸に蘇ってきています。
「少女小説家は死なない」
本当に、先生の小説は色あせることなく生きてるんですね。
少女時代に先生の小説に出会えて幸せだったと思います。
氷室先生にも、優しい雨が降りそそぎますように。
真秀も『人を愛するのは、祈りに似ている』って言ってた。
すごく大好きな台詞です。
台詞は原文ままではないけど…。
文庫が実家で参照できなくてごめんなさい。
>>482 素敵な情報ありがとうございます。
>>479 その取材旅行のお話、覚えています。
今、手元にないので確認できませんが、確か「冴子の東京物語」に
書かれていたような。
文章の面白さに、笑いながら読んだ覚えが・・・
あと、お母様との事を書かれていたエッセイで、ご先祖様の御墓参りに
行かれたお話の中に、冬夏の一場面を連想させるシーンがあったり、他にも
エッセイの中のお話と作品がリンクしている事も多々あって、それに気付いた
時は、ニヤニヤしていたな・・・
自分の経験を上手く作品に生かされていたよね。
ああ、次から次へと思い出が浮かんできた・・・
色んな理由から手元にない本があることが、つくづく残念です。
無理してでももう一度手に入れておけばよかったな。
もし、再販フェアーがあるなら、エッセイもお願いしたいな。
489 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/10(火) 23:07:40 ID:Bdv9vBLD
>>322さま
メッセージ届けていただき、本当にありがとうございました。
告別式に参列された皆さん、様子を教えていただきありがとうございます。
今思えば小さなことだったかもしれないけれど
悩みがちだった思春期の頃、「大丈夫!面白い小説書くから
元気だして!」と氷室先生に励まされていたような
気がします。作品はいつも、家族のように、当たり前にそばにありました。
氷室作品で思春期を過ごしてきた私たちは
一人の姉を亡くしたのかもしれません。
棺に納められたたくさんのメッセージ、
今頃先生読んでくれてるかな。
先生のことを思い浮かべるとき「ありがとう」という
言葉しか思いつきません。
どうぞ安らかに。
>>322さん
メッセージ届けて頂きありがとうございました。
ただただ感謝です。
自分も手を合わせている時「ありがとう」と言う言葉が真っ先に出て来た。それしか浮かばなかった。
今まで誰かが亡くなった時は「安らかにお眠りください」としか思い浮かばなかったけれど、
勿論氷室先生にも同じことを思ったけれど、でも本当に何も考えずに「ありがとうございます」とまず
出て来た。
世を去る時にこれだけたくさんの人に「ありがとう」と言ってもらえる人はそうはいない。
彼女が本当にたくさんのものをたくさんの人に与えてくれた証だと思う。
願わくば、自分もこんな終わりを迎えたいし、そんな人生を送りたいと思う。
お悔やみなんて、誰かに強制されてするものじゃないとは分っているけど、
集英社のサイトにまったく何もないのが、もう悔しくって仕方ない。
>>482 ずっとこらえてましたが詩を読んで決壊です…
どうか安らかな眠りを…
>>322さん
メッセージを届けていただき、ありがとうございました。
地方者ゆえに東京まで行けなくて、でも、322さんのおかげで
氷室先生に最後のファンレターを届けていただけましたこと、
心から感謝しております。
それから、ご葬儀の様子など教えてくださいました皆様にも、感謝しております。
ありがとうございました。
以前、氷室先生のエッセーに、おもしろい話を読むと
一人芝居を始めてしまうという話があったのですが、
私も同じことしてしまう人だったので
氷室先生もやると知って、すごく嬉しかったことをおぼえています。
周りの友達の誰も、「本を読んでそんなことしないよ!」って言っていたから
自分ひとりじゃなかったんだってホッとしたりして。
あれから20年近く経ちますが、今でも読書をしていて気持ちが盛り上がると
つい一人芝居をしちゃいます。
氷室先生もしてるんだからいいんだも〜ん、なんて言い訳しながら。
今度、家族が家にいない時を見計らって、ジャパネスク読もうかな。
そのエッセーを読んだ時、ジャパネスクにすごくはまっていて、
一人で盛り上がって朗読劇をよくしてました。
大好きなシーンでまた一人芝居をして、それを天国から氷室先生が
笑ってくれると嬉しいな。
先生のお話でたくさんたくさん気持ちを高ぶらせて一人芝居してました。
本当に楽しかった。
ありがとうございました。
>322さん
昨晩、メッセージをお願いしました。
本当にありがとうございました。
こんな形でも、先生にお礼を言えてよかったです。
先生の作品は、これからもずっと、
多感な思春期の子どもたちに読み継いで
いってもらいたいと切に思う。
>>322さん
コピペだけでも大変だったでしょうに…ありがとうございます。
私もずっと皆さんのレスを拝見していたのですが、皆さん
氷室さんファンなだけあって、とても素直でいまどき貴重なくらい
美しい日本語で弔意と感謝の気持ちを記しているのが印象的でした。
ここ、2ちゃん?みたいな…不思議なくらい、熱く、でも静かな
一晩でした。
これからもたくさん作品を読んで、大切にしていきたいと思いました、
改めて。
本当は、新刊が出た!とここの皆さんとバカ騒ぎしてああでもない
こうでもないここが好きあれはどうなの?って話したかったけど、
これまでの作品を宝物みたいに読み継いでいける人たちがたくさん
ここにいる、とわかったことが本当に嬉しい。
今日、会社の近くの古書店で「白い少女たち」を発見。
当時、カバーのイラストが怖そう、ということで読まずにスルー
していたのですが、このタイミング。早速購入いたしました。
定価より高い680円だったけど迷うことはなく…
今から読みます。
かつて愛読していた(今も愛読しているけど)大人の為に、
イラストなしで集英社から既刊を出してほしい
そして、思春期の子達が読みついでいけるように
作品のイメージを損なわないような今風の漫画絵(クララの谷川さんみたいな)で
コバルトからまた既刊を出してほしい
>>421>>427 後の始末をしっかりつけて・・・「オトコ前」ですね、氷室さん。
墓守をするであろうお姉さんとこの子供さん(姪と甥だったっけ)にも
「あんたらが面倒見切れなくなったら、無縁仏でいいからね」ぐらい
言ってそうだ。
2005年03月03日には
「小学館漫画賞」の審査員もしている様子(↓写真あり)
http://www.current.co.jp/blog/archives/000595.html 新作でなくなって、表だった活動の様子はよくわからなかったけど、
新作出さなくなったことに”葛藤”するのではなく、われわれ読者にとっての空白期間は
その都度「面白い!」って感じたことを楽しまれたことを節に願っています。
大学生のときから20年もトップランナーでいたんだから充分でしょう。
安らかにお眠りください・・・
氷室さんは、本当に“漢”なお人でしたね。
ジャパネスクは元のイラストで出しなおして欲しい、でなければ
絵無し。後藤星さんのはなんかイマイチだった。ちなみに…
後藤さんのブログには追悼コメントなど特に無し。集英社が
マッチングしただけで、とくに、思い入れのある小説じゃ
なかったので、ピンとこないイラストだったのかな。
自分は>497と同じように、イラストなしか、峯村バージョンのと同時に、
今風の絵の人バージョンのも欲しい>ジャパネスク
だって、うちの娘は峯村絵だと読もうとしないんだもんな。
ジャパネスクは昔の挿絵と漫画の絵、両方好きだったなぁ。
もう小説の瑠璃姫は帰ってこないんだね…。
>>500 絵師さんを責めるのはやめよう
私はどっちの絵でもいい
せめる気はないけど
個人的にやめてほしい
金髪の姫とか萎えるんで
>>322さん、ありがとうございました。
先生に感謝の気持ちを伝えることができ、本当に嬉しかったです。
優しいお心遣い、ありがとうございます。
>>500 そういうのは何か寂しいね…後藤さん、榎木さんの作品で人気だったから
適当に組み合わせたのかなぁ。
氷室先生も峯村さんの絵を絶賛してたから、新装版は本意ではなかったのかも。
>>501 娘さんが、挿絵に左右されないようになってくれるといいですね。
私も昔、挿絵が苦手で敬遠していた作品をたまたま読んでみて「何で今まで
読まなかったんだ私の馬鹿!」と思ったことがあります。
でも10代くらいの時って、挿絵に左右されちゃうんですよね…いずれ、娘さんが
氷室先生の作品の素晴らしさに触れてくれますように。
まあしかしそれにOKを出したのは編集部なわけで。
そもそも氷室さんだって本が出るまでキャラクター設定を知らないなんて
ありえないでしょ。氷室さんのOKがなきゃ却下されるだけだと思うんだが。
507 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/11(水) 00:11:39 ID:xUPA7HLs
>322さん、ありがとうございました。
暑い中、お手数をおかけしました。少し気持ちが…落ち着いた気がします。
参列された方々の書き込み、ありがとうございました。
ご自身で手配されて、旅立たれたんですね…本当にすごい人です。
絵師関係といえば、飯田晴子さんは、氷室先生自らのご指名
だったそうですね。
峯村絵、リアルタイムの時は
あまりいいなと思わなかったんだけど
今はいいなぁと思う
挿絵は巻末にまとめて、とかでも
いいんじゃないかな
実家からひきあげた「マイディア」読んだ。
お姉さんと仲がよくて、高校〜大学時代のお姉さんの恋愛話の詳細を
よーくきいてた。そういう「青春を語られてる」みたいな作品が
家庭小説にもあって、みたいな話があった。
姉妹で同じ部屋に寝て色々話してたんだよね。お姉さんは6歳年上で
やはり本は好きな方だったみたいだね。
まだご遺族も出版社もバタついているだろうけど、
いつ頃から再販要望に関して、意見受付や検討の余裕ができるんだろう?
迷惑にならないようにお願いしてみたいな。
ジャパネスクは手元にあるけれど、銀金は無くしてしまった…
他の作品と一風違う派手な絵が好きだったので、
できれば絵付きで再販してほしいです。
>>506 ?
編集がOK出したとか氷室さんも知っていたはずとかよくわからん
後藤絵が好きか嫌いかという好みの話じゃないんか
自分は正直あの絵は苦手だけど
公平を期すためにいうのなら、後藤さんからのお花は届いていたよ、式に
絵師さんの話が続くけど、○○さんは嫌いって狭量なこと言わないで
誰でもウェルカムなリスペクトアンソロジーがすごく見たいな……
氷室さん/氷室作品が好きだって人に書いて欲しい。作品の巧拙よりも
思いいれがある人にかいて欲しい。
(巧い作品でのアンソロジーも見てみたいけど)
渡辺多恵子さんのクララ、飯田晴子さんの多恵子ガール、かずはしともさん
の少女小説家は死なない、藤田和子さんの雑居時代、山内直子さんの……、
なにがいいかな、縁の深い人たちの作品も見たい。他の氷室さんが好きな
絵師さんたちの作品や、小説家さんたちのアンソロジーが見たい、です。
内容は同じで、いろんな人の挿絵や解説やエッセイが楽しめる文庫版と、
いつまでも楽しめる挿絵のないがっちりした装丁の愛蔵版と二種類出たら
両方買うと思うんだ……
出版社の編集者が常に正しい判断をする、とは思わないけど彼らもプロ。
絵師が誰であろうと、あるいはなかろうと、彼らが「売れる」と思う形で、
とにもかくにも「氷室冴子の書いた原文」が、広められるなら何でもいいけどなあ・・・
>>513 それはすごく読みたいけど、渡辺多恵子さんだけは耐えられない。
氷室作品を穢されたくない。
キャラがみんな、ちゃんと嫌なとこ持ってるのが
生きてる感じで好きだった。
なぎさボーイ読んだ時は、多恵子うざいと思ったけど
多恵子ガール読んで切なくて泣いてしまい、
同じ物語でも視点が変わるだけで違って見えるんだ、と
目からウロコが落ちた覚えがある。
当時イメージレコードwまで買っちゃったなあ。
「雨の分身」て歌が大好きだった。
あとシンデレラ迷宮はいのまたむつみデザインあたりで
アニメにしたらきっとヒットしてたと思う。
>514
そうだね。
私たちには受け入れられなくとも、現コバルト読者層に受け入れられる絵柄であれば
それでいいと思う。
漫画再開と合わせての新規拡大が目的なんだし。
実際私も昔は峯村さんの絵が苦手だった。
ドラマから入ったから、話を知らなかったら、まず買ってないと思う。
ガールフレンズで氷室先生のイラストの瑠璃姫の変遷を語ってて
そこからようやく受け入れられるようになった。
正直当時挿絵とかを担当していた人が全て「氷室さん/氷室作品が好き」とは限らないと思う
挿絵はなし、もしくは今の子にも受けそうでなおかつ作品のイメージにも合っているものがいい
海がきこえるとか、その点ほんとに理想的なイラストだったなーと思う
万人向けというか普遍性のある絵で、なおかつ若い子にも敬遠されない
>>322さん、暑い中本当にありがとうございました。
322さんの御厚意によって、氷室先生にお礼をお伝えできたと
自分を落ち着かせています。
参列された方のルポを読むと涙腺が緩みますが、、、。
金銀の押し絵は氷室さんが惚れ込んで頼んだんだよね
たしかに綺麗な絵だ
挿絵は少女小説だから仕方ないし
(絵無しの大人向けでも十分評価されると思うけど)
万人受けして安っぽくない綺麗な絵師さんはいないかな
十二国とか山田章博さん挿絵なのに、挿絵なし版も出てるんだよね
羨ましいなー
実際そこまで後藤さんて今の子に大人気の絵でもないかと思う。あの絵でそこまでご新規獲得できたんか?
コバルトのイラスト大賞受賞者だから仕事回ってきたのかなって感じ。
編集側が売れると判断した絵で、より若い層に広まれば嬉しいけど、後藤さんよりもっと他にいそうな気もする
>>511 出版社にはもうどんどん要望してかまわない、というかした方がいいよ。
できれば形に残る手段(メールなど)で。その方が社内で話をしやすいんじゃないかな。
それと同時に復刊.comとかで票集め、というのが理想的なプッシュの仕方だと思う。
ここのスレッド板も黒縁
合掌
氷室さんも愛蔵版(ハードカバー)はイラストなしだよ。
万人受けするかどうかは不明だけど、有名な絵師さんと言ったら天野嘉孝氏?
綺麗な絵というなら小畑健さんとか…太宰の挿絵もやったよね。集英社所属だし。
…駄目だ、やっぱり挿絵込みで氷室作品になってるから新しい人が想像つかない。
出版社に要望出すならメールも良いけど葉書も効果あるよ
メールだとお手軽な変わりにけっこう流して見ちゃうしね
ほんの少し経費や手間が掛かってると受け取る側もまた違うものですよ
>>516 まあ今の渡辺多恵子には関わって欲しくないという気持ちは同意だけど、
いまだ本になってないクララの番外編は渡辺多恵子がイラスト描いてて
それはすごく良かったよ
初期2作品も是非、復刊して欲しい。
今まで未収録のものも是非盛り込んでいただきたいです。
蒼の迷宮も下巻の原稿があがっていたのなら是非読ませていただきたいな。
ライジングの劇中劇も全てしっかり台本を書いたそうで、それを藤田和子さんは
読まれて、きってしまった部分がもったいないうんぬん、あとがきかなにかで
書かれていて、是非原文を読みたいと思ったものです。
その中のレディアンを捜しては、文庫されましたが。
でもその辺も、しっかり指示されているのかもしれませんね。
峯村絵は確かに慣れるまで抵抗があったな
でもコバルトの歴代売りげ1位が吸血鬼シリーズで、2位がジャパネスクと聞いた時は
ああいう絵ゆえの万人性があったんだなと思った
まあ挿絵についてあーだこーだ言っているけど、まずは復刊してもらんわんとなあ
メールなりハガキなりだすか
>>529 「お姉さまたちの日々」の挿絵は確かに良かったね〜
殆どシルエットだけで全体的なイメージが抽象的になってて
却ってお姉さま三人の姿に想像力を掻き立てられたw
渡辺先生ってある種のクレーマー体質っぽいから
挿画の再掲載や書き下ろし頼んだりしたら後々面倒なことになりそうだ
>>529 今の渡辺さんはどうかされてるんですか?
昔のファミリーあたりの記憶しかないので。
当時はなぎさボーイの画など好きでした。
峰村さんの画は今ひとつとその時は感じましたが、だんだん味を
感じるようになり、流行の画でない分、今でも十分色あせずにいいと
思うようになりました。
>>533 難民で●か渡辺でぐぐるとスレがあるんじゃないかな。
一年くらい行ってないからわからないけど、かなりショック受けると思う。
>>533 ネット時代の弊害というか・・・あまり気持ちの良い話題ではないので
ググれば色々出てきます・・・ということで
>>532 良かったよね。虹子女史とかピッタリだった。
槙修子の絵も好きだったな。
>渡辺多恵子スレ
難民には無いよ
少女漫画板とアニメ漫画業界板
>>533 ごめんなさい、難民じゃなくてアニメ漫画業界板でした。
まあ今のアレはソレとして、
なぎさや多恵子の挿絵は
いい仕事してたよね。
作品の雰囲気にも合ってたし
氷室先生も絶賛してたし。
ジャパネスクの2巻相当にあたる本には、口絵に吉野の満開の桜の写真を入れて欲しい(カラーで)。
銀金の口絵には、上巻は日本海で下巻は稲穂の海を(厚さ何センチになるんだw)。
多恵子ガール&なぎさボーイの仕事がすごく良かっただけに未だ見ぬ
クララ番外編のイラストが見た過ぎて悶絶しますが……
ファミリーの単行本中の柱でフィーが嫌いだって言い切っていて、フィー
が嫌いだという作者が嫌いだと思ったことを思い出しました。wikiを見る
と思ったことをネガティブなことでもズバッと言い切って憚らないタイプ
の人なのかなと思いますが… あんまりといえばあんまりな人気の薄さが
残念。
挿絵要らない人は現在でも入手可能なアーリーコレクションを買えばいい
んじゃないかと思うけど……
322です。
ご報告が遅くなり、申し訳ありません。文章がまとまらず、こんな時間になってしまいました。
皆さんのメッセージ、係の方にお渡ししてきました。
訳をお話しするとかなり驚いていらっしゃいましたが
「分かりました。責任をもって、必ずご遺族の方にお渡しします」と
約束して下さったので「よろしくお願いします」と渡してきました。
葬儀に参列した方は分かるかもしれませんが、読者専用のお焼香スペースにいた女性の方です。
「宜しければ中でご焼香して下さい」と一人一人案内していらっしゃいました。
何となくなんですが、葬儀会社の社員さんではないような感じがしたので
お願いしてみようと思いました。
責任をもって…と言って下さったところから、感動して泣いてしまいそうでした。
皆さんの先生へのメッセージは確かに届けてきました。
ご安心下さい。
いろんな思いが入り乱れてうまく言えませんが、
皆さんには本当に感謝しています。
先生・作品への思いを共有できてよかったです。
突然のことで、私の対応で至らないところも多々あったかと思いますが、
お礼を言って下さる方がいて恐縮しています。
こちらこそ、ありがとうございました。
身バレするから詳しいことは言えんが業界でもかなりな困ったちゃん漫画家の1人
今後はご遺族が権利保持者として氷室先生の作品をある程度は管理していく訳だから
業界の規則や約束事に慣れてないご遺族がヘタな面倒ごとに巻き込まれるような事態は
なるべくなら避けたほうが良いと思うので
渡辺先生の絵に関しては未練は切り離した方がいいんじゃないかと思うね
まあ自分としては挿画やカバーデザイン云々よりとにかく各出版社(主に集英社)が
未収録作品出版と絶版作品の再版に着手してくれればいいや
322さん、昨夜お願いしたものです。
本当にありがとうございました!
>>542 メッセージを委託してはおりませんでしたが、お手数をおかけいたしました。
お心遣いに感謝いたします。
秋葉原の凄惨な事件にて犯人と対峙する警察官の生々しい画像が新聞紙面を飾った時に、「冴子の東京物語」の一エピソードを思い出しました。
長電話で受話器を持つ手がしびれて来た話の中に
将来電話機が小さくなって送話器も絹糸並みの細さになり、
目の前で事件が起こって人が刺されてうめいていてももその受話器で「刺されてるの」「怖いわ」と他人に向かって実況してるだけで刺された人を助けようともしない…
リアルにそんな事件が起こって、まぁ実際はそんな事が起こらず、助けようと心臓マッサージなんかをしてましたが、
画像をその小さくなった電話機で撮影してメディアに流す時代になったんだと。
一人の偉大な姉を失った気分でおります
>>542 お疲れでしょうに、こんな遅くにありがとうございます。
>>542 322様
ゆうべ氷室先生へのメッセージをお願いした者です。
御文使いの大役、本当にお疲れさまでした。
せめて氷室先生にひとことお礼なりとも…と思いながらも、
ただただ心が乱れるばかりでどうしてよいやらわからず
途方に暮れていたところでしたので、有り難くお言葉に甘えさせていただきました。
322様のお心遣いに、厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
>>542
昨日お願いした一人です。322さん本当にありがとうございました。
かなりお手数をお掛けしたでしょうに、そのお気持ちに感謝します。
きっとお声を掛けていただけなかったら、いろいろ言い訳をして
何もしなかっただろう自分がいます。こんな私の言葉も一緒に捧げて頂くのは
申し訳無いような気もしますが、おかげ様でほんの少し何かが出来たような気がします。
でもそれは322さんのおかげと思っています。
ありがとうございました。
>>542 私も昨日お願いしたものです。
直接手を合わせに行くことができなかったのですが、気持ちを先生の元に
届けていただけて嬉しいです。
本当にありがとうございました。
550 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/11(水) 04:14:39 ID:UqIkYS6F
少女の時に出会えて幸せでした。
昨日書店で先生の本の取り寄せ依頼をしたのですが、出版社には少しですが在庫があるようです。
但し今ある分のみ対応と聞きました。
手に入れたい本はどうしたらいいのか困ってます。
>>542 お疲れ様でした。
私もメッセージお願いした一人です。
これだけたくさんのメッセージを書き込む人が日本中(世界中?)にいることを知って
先生喜んでいるかな・・・
今の時代に感謝、542さんに感謝です。
全集で出してもらえたらいいなー。
紙質を良くして、装丁も地味でもいいからしっかりしたものを。
再ブームとか大人気とかそういうのと無縁でもいいから、どこの図書館にも
ちゃんと置かれていて、時代が移り変わっても氷室先生の作風のような本を
必要とする人の手にとってもらえるようにしてもらえたら……と思います。
特にアルルカンをはじめとする初期作品群やシンデレラ迷宮には、私自身
救われたような思いがありますし、時代や人の意識が変化していっても
そういう作品との出会いを必要とする人って必ずいると思うし、
そんな人たちの手にとってもらえたら、長く読み継がれていったらいいなー
と思います。
挿絵は無いほうがいいなー。
ジャパネスクの1作目が雑誌掲載された時には、「つる姫じゃ〜」の
土田よしこさんだった。まだイメージが固まってないときだったけど、
いくらなんでもこれはあんまりだ〜と思った覚えが……
文庫収録時に峯村さんになって、どれだけホッとしたことか。
>>552 大賛成です!
図書館のこと、まさにそう思います。
今も図書館に氷室先生の文庫が入っていますが、既に紙がすごく劣化してるんですよね・・・ボロボロ
あれでは長い年月には耐えられない。
ぜひ後世の少女達に残せるような、保存に耐えうる形で出して欲しい。
>>542 ありがとうございました。
私はメッセージはお願いしなかったけれど、善意にあふれた
お申し出、ご対応に心洗われました。
>>552 愛蔵版が出ればいいですね。
イラストを入れるとしたら、人物ではなく、扇や几帳、風景がいいな。
322様、ありがとうございました。
あんなにあんあに入れ込んだ作家さんだったのに、一度も接点が無いまま
終わってしまうのか、と無念に思っていたところでした。
最後に感謝の言葉を伝えることができただけでも本当に幸運なことだったと
思っています。
昨日思い立って本屋に寄って、氷室先生の著作を探すも1冊もなし。
実家の本の山から探し出すか・・・。
557 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/11(水) 08:09:29 ID:DoPOAr1o
>322さま、ありがとうございました
地方住まいで仕事の関係上、行くことも叶わなかったので、メッセージを届けてくれるとのお申し出が本当にうれしかったです
参列された方の報告も、ありがとうです。
最後まで氷室先生は凛とした生き方を貫いたのだなと思い、涙があふれました。
愛蔵版が出版されたらいいなと本当に思います。
>>322さま
メッセージをお願いした者です。
あなた様の暖かいお気持ちがなければ、先生に最後のお別れを
いうことができませんでした。
遠い地より、お別れの言葉を伝えることができて、感謝しています。
また、参列された方々も、告別式の様子を教えて下さって、有り難う
ございました。
先生に関係した思い出が次々と思いだされてきて、その度に涙が
浮かんできてしまう。
こうやって、ファンの皆様と語れる場所があったことにも、感謝です。
>555
扇や几帳などのイラストはあったほうがいいかもしれませんね。
人物を入れるなら後ろ姿とか、扇で顔を隠すとかすれば、当時の髪型や
装束もわかりやすいかも。
私が子供の頃はお正月には親戚が集まったところで百人一首のカルタ遊び
をしたものですが、今の子供たちってどうなんでしょうね。
読み札は難しくて大人に読んでもらっていたのですが、平安時代の
お姫さまってこーゆースタイルで、というのは読み札の絵で自然に覚えて
いったものですが……
愛蔵版も欲しいけど年少者でも買いやすいように文庫版も残るといいな、と。
あと挿絵全然ないのもちょっと淋しい気がする。
今時のラノベ絵だと絵がイメージを具体化しすぎるのが難点なんだよなあ…
瑠璃姫への台詞で「あなたは見事な姫だった」て台詞あるけど
ほんと見事な人だったんだなあ・・・
尊敬しますほんとに。
全集や愛蔵版をと望む声が多いですが、これは集英社によっぽどたくさんの
声が集まらないとムリでしょう。
告別式に行ってきたけど、現役作家でない過去の人、という感じで、そんなに
出版関係らしき人、多くなかったんですよ。もし雑誌に連載抱えていたり、
今でも本を出していた方だったらずいぶん違ったろうなと思いました。
出版社的にはもう過去の人だと思うんです。悲しいけど。。
集英社だって商売第一、せめて1,000部単位の売上が見込めないと。
元少女たちのノスタルジックな願いだけでは、叶わないと思うんですよね。
決して皆さんの気持ちに水を差すつもりじゃないんですが。
我々でも出来ることがありますよ。ブログに思いをつづるとかでもいいですし。
何かコトを起さない限り、氷室センセは昔のラノベ作家として永遠に眠って
しまうことになりかねません。。。
>>562 何を書きたいのかが読み手に伝わってきません。
独り善がりの文章では読者を白けさせてしまいます。
表現力とは何なのか、文章の説得力とは何なのか、
もう一度よく考えなければ次回の投稿でも選外止まりです。
火村彩子先生の著作は多少なりと参考になるでしょう。
コバルトの既刊の在庫を完売させることも必要だと思う。
少なくなってるとはいえ在庫の数字が全く動かなかったとしたら、復刊など無理そう。
私たちに出来ることは、先生の本を正規の場所で定価で買うことかな。
書店になければ、ちゃんと取り寄せてもらって。
たしかに
>>562の言う通り現実はシビアなもんだもんね…
でもそれであっさり諦めてしまう前にちゃんと希望要望は届けなきゃね!
何かしらアクションを起こせば答は返ってくると思いますもん
復刊ドットコムくらいしかないのかな
でもそれよりコバルト編集部でなにか企画してほしい…
追悼ファンレターを集めてくれるとか
連載してないから無理なのかな
>>563 乙です。
佐々木丸美さんだって、完全に過去の作家だった
けど、復刊されましたよね。
“復刊ドットコム”や“たのみこむ”は、有効だと
思います。
あと、書店の店頭で直接聞いてみるのは、
どうでしょう?
いや、氷室作品が無いのはわかってるんだけど(笑
問い合わせが多ければ、書店側も考えるんじゃ
ないかな。
それに、店員さんの中にも氷室ファンは、絶対
いそうだし。
「R35」が流行ったり、かつての中高生購買層がいまとても大きなマーケットに
なってきているのは事実です。かつて流行ったガンダムが再ブームになったり。
懐かしさのあまり昔のコバルトなどのラノベを集める人もいますしね。
そういうムーブメントに乗っかっちゃいなと出版社にそそのかす手は、あると
思います。動くかどうかわかんないけどw
『北里マドンナ』はハードカバーでしか出版されなかったけれど、イラストなし
でも十二分に読めました。個人的にはイラストはなくてもいいけど、オリジナル
文章で出してほしいです。クララの現代版とかは読む気がしなかったので。
まさにもっと評価されるべき
赤毛のアンくらい
>>569 >『北里マドンナ』はハードカバーでしか出版されなかったけれど、
いや、文庫でも発売されましたが…
たくさん売れそうだから出してくれる、というものでもないと思う。
どういう人たちが、どの程度の値段だったら買ってくれそうで、
それがどのくらいの部数がはけるか。
販売戦略がきちんと立てられて、ロスが少ないと見込めたら可能なんじゃ
ないかと思う。
版権とかどうなってるのかなー。
集英社が乗り気でないのなら国書刊行会あたりが動いてくれないものかな。
国書刊行会っていうとすごくお堅い本を出している出版社のように思われ
そうですが、マニアックな幻想文学や海外ミステリを出している会社で、
消えてしまった作家の復刊も手がけていて、吉屋信子さんの作品集とか、
20年間活動を休止していて伝説的な作家と言われた山尾悠子さんの作品集
なども出しているところです。
ブログでの紹介などは、よほど有力なブロガーさんでないと影響力はないと
思いますよ。せいぜい「素敵な作家さんなんですね、今度読んでみます」と
社交辞令のようなコメントもらって終わりだと思います。
むしろ、後進の人気作家さんがご自身の著書のあとがきなり、サイトなりで
紹介してくだされば、強力な援軍になると思うのですが。
私もかつて、氷室先生がお好きだからということで、吉屋信子先生のご著書
を手に入れるのに苦労した覚えがあります。その後めでたく復刊しましたが。
好きな作家が影響を受けた本が今となっては読めない……!ということで
悲しい思いをすることはよくあります。だからこそ、図書館のようなところで
長く保存していただけるような形で復刊できたら、と思います。
>572さん
文庫で出ていたのですか! 存じませんでした、ありがとう。
>573さん
それもいい手ですね。
吉屋信子が復刊したという前例がある。希望が持てますね。
ところで、ファンクラブの活動はどうなってるんだろう。
ありましたよね?
イラストや全集はともかくとして、ジャパネスクや銀金あたりは
普通に復刊すると思うけどな。
やや難しいのは初期作品群だが、復刊ドットコムあたりの要望が
多ければ出ると思う。心配するほどマイナーな作家さんではないよ、
作者自身が止めていれば話は別だと思うが。
本棚に氷室先生コーナーをつくっていつまでも読み返せる
ようにしたいから、イラストを極力抑えた全集があるといい
なと思ってしまいます。
新井素子さんの追悼文を読みに地元の図書館へ行ったら、追悼のミニコーナーが出来て
いてうれしかったな。
新井素子さんも数年前に会ったのが最後だったんだね…。作家では一番の親友って
イメージがあったから、もっと会ってるのかと思ってた。
もし叶うならジャパネスクの挿絵は柴田ゆうさんがいいなぁ…
新潮社の「しゃばけ」シリーズの挿絵の人です
他にも歴史ものの挿絵もされてます
(江戸時代ものが多いですが)
集英社の子会社のホーム社とかねらい目かも。
漫画だけど、集英社で文庫にせずに放置してあるのを文庫にしたり
してるし、発売元は集英社になる。あるいは創美社とか。
なんか、集英社って背に入ってて欲しいとオールドコバルトファンとしては
思っちゃう。
お墓は先生お一人のものなのですね。
作家さんのお墓によくあるように、一般人はお参りできるのでしょうか。
お葬式には行くことが出来なかったので、もし可能なら落ち着いた頃にでも
お参りしたいところなのですが…。
私のことをまともに見ず、都合のいい道具のようにしか思っていなかった
母を持つ身には、氷室先生は姉どころか、もう一人の母にも近い存在でした。
(勝手に「もう一人の母」認定している作家さんは他にもいます…)
>>581 あの…ちょっとそういうのは、痛いんですけど…
私も、お墓にはお参りしたいです。
でも、北海道ならちょっと遠いなぁ。。。
584 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/11(水) 16:46:55 ID:rndU91WO
先生が亡くなったという実感がもてず、涙も出てこなかったんですが
ここの方の書き込みを見て色々サイトをまわっているうちに
一人「うそみたい…」と泣き始めていました。
同じような人が今いるのだと思うと、また泣けます。
が、救われるような気持ちもあり、感謝です。
普段書き込んだりしないので、変な文だったらすみません。
話ぶったぎり申し訳ないです。
>>583 墓参りしたいです。
わたしも先生にお礼の言葉と先生のご冥福を
お祈りする気持ちを直に伝えたいのですが、お墓は、北海道なんですかね。
遠い。
今更ながら絶筆の理由について
大作家に罵られたからとか
好きな人が出来たからとか
コバルトBLに席巻されたからとか
適当なことを言っていた人たちって何だったんだろ
告別式で闘病に苦しんでいらした様子をきいて改めて怒りを感じた
>>586 10年間、ずっと闘病生活されていたの?
ひょっとして、断筆の理由は闘病?
>>586 気持ちはわかるけど、>好きな人が出来たからとか だったら良いことじゃない。
10年間ずっと闘病されてたのかもわからないし、複合的な理由だったのかも知れないし。
供養と思って怒りを鎮めてください。
私は、ご両親の介護とかもあるのかも、と思って
ました。
全然、根拠はありませんが。
お姉様は、嫁がれているし共働きみたいだし。
>>542 ありがとう。感謝。
>訳をお話しするとかなり驚いていらっしゃいましたが
そうかー。天国まで先生のこと、先生の作品を好きだって人いっぱいいますよー!と届けー。
そんなに怒っても誰も喜ばないよー
公表されていなかったんだから、知らなくて当然なんだし
純粋に心配する声も多かったように思う
みんな、心配しながらも、きっと何かそれなりの
理由があるのだろう、冴子先生はいつか必ず
書いて下さる、と信じてたような気がします。
雑誌に予告まで載って掲載されなかったような覚えがあるので、
なにかあって→そのまま、みたいな感じだったのかも?
なんにせよ今更事情を知っても先生が戻ってくるわけではないしね
>>586 読者として一番やりきれないのは、作者が書く気をなくしてしまうこと。
もう何も書きたくないと言われてしまうこと。
そうなってしまったら、もうどうにもできないからね。
だから、みんな何かしら外的な「原因」があるのではないか、
その「原因」が取り去られさえすれば、
いつか氷室先生もまた書いてくれるのではないかと期待して、
あれこれ懸命に「原因」を探してたんだと思うよ。
結果、もっと残酷な「原因」が突きつけられたわけだけど……、
そうすることによってなんとか待とう待とうとしていた人たちもいるだろうから
安易に責めては気の毒だよ。
>>322さま
ありがとうございました。
最後にお別れの言葉を届ける機会をいただけて、本当に感謝しています。
2ちゃんへの最初の書き込みがこういうものになるとは思いませんでした。
新刊出た!!!な喜びの声を書きたかったよ…
氷室先生がののしられたとか、BLへのあてつけとかの流言蜚語は、
先生へ中傷にあたるのでは・・・。
もしかしてネットでそんな噂を立てられているのを、
氷室先生が知っていたかもしれない、とまで想像すると、なんとも・・・。
でも、もう今となっては、全てが過ぎ去ったばかりのことで、どうしようもない。
やりきれない気持ちがあるだけだけど。
597 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/11(水) 19:37:30 ID:hflfZHkf
氷室先生が亡くなったと知って、とてもショックでした。
でも、それよりも最近、
学校では、氷室冴子って誰?という人がほとんどで(学校にもよるとは思いますが)、
今の中高生にとって、先生は過去の人になりつつあることを寂しく感じていました。
ここには、先生を大好きな人がたくさんいて、そのことがとても嬉しいです。
先生の作品は私と同い年くらいの人や、
もっと年下の人たちにも読んでもらいたし、私も初期のころの作品を読みたいので
どんな形でもいいから復刊してもらいたいです。
598 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/11(水) 20:00:16 ID:vV8Udf4p
告別式に参列してきました。
訃報を聞いてから、何日間かはうわの空で過ぎていました。
そんなに涙も流さずに。
だけれども、実際告別式に参列させていただいて、冴子さんが亡くなられた
ってことが実感として湧いてきてしまいました。帰りの新幹線の中でも、
シンデレラ迷宮を読んでたんだけど、後から後から涙が溢れてしまって、
隣の人には、「何?この人???」って思われただろうなぁ。今日も、
通勤の時など涙があふれてしまいます。冴子さんは、そんなこと望んでない
と思うのですが。明るい方ですものね。だけど、涙が溢れてしまうんだなぁ。
本当に、上のほうでもおっしゃってる方がいらっしゃいましたが、ここは、
いい人たちの集いですよね。すごく落ち着きます。ありがとうございます。
シンデレラ迷宮の中で、ベンノが利根に言うせりふ。
『悲しみの国は悲しい王が創り、喜びの国は喜びの王が創る』
のくだりを思い出しています。
冴子さんが、すごくいい人だったから、ここのスレにもいい人が集まるん
だろうなぁって思います。
本当に復刊してほしいですね。もっともっといろんな人に、これから青春を
迎える人たちにも、読んでほしいですものね。復刊、すごくすごく希望します。
>>542さま
本当にありがとうございました!
告別式には行けませんでしたが
心は一緒に行ったような気分です。
親切なお申し出に心から感謝しています。
どうしてだろう何が原因だろうという推測のレスは気にならなかったけど
編集の人から聞いたんだけどとか
関係者が言っていたとか
あたかも真実のように書き込んでいた人達は何なんだろうと確かに思った
コバルトはBL嫌いだから書かないは他スレにも書き込まれていて、結構信じている人もいたし
601 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/11(水) 20:33:09 ID:t5ir/11t
子供づれで参列もどうかと思いましたが、
お別れをさせていただきました。
お写真の冴子先生は笑顔で笑顔で・・・・。
帰りに同じファンの方とお話ができてうれしかったです。
いつか北海道に行ったらくるみやのシフォンケーキと思っていたのに
くるみや本店が実家の隣の市にあるとおしえていただいたり。
学生時代に冴子先生の小説が読めて本当によかった。
ありがとうございました。
>>582 痛いと言われても…単なる事実なので。あなたは幸せでよかったですね。
生まれる環境は自分で操作できませんから。
氷室さんは、あなたが蔑むところの「痛い」人間に対しても、隣に立って
視線を合わせて、心を沿わせて、でもあざとくなく、普通の声と
態度で話しかけてくれるような作品(エッセイ含む)を沢山世に出して下さった。
私は半ば本に育てられたようなものなので。別にお墓に変なことを
したいわけじゃなく、ただ感謝の気持ちを伝えたいだけです。
私が主張するのも烏滸がましいですが、感謝の内容など人によって違うのでは?
それを踏みにじる権利など他人にあるのでしょうか。
氷室さんにかこつけて度の過ぎた自分語りする奴は、痛い
ブログ作ってそこでやって
触らないように
>>542 ありがとうございました。
おかげで自分の中でも気持ちが一区切り…。
でももう続きが読めないというのはやはり寂しいなあ。
まあ
>>602の心情も分かる。
氷室さんの文章って、真っ直ぐで好きだ。
変にしなを作らないし、かといって高飛車なわけでもない。
家族とか、いとこのお姉さんと腹割って話してる感じ。
2005年頃のコバルトで、「月の輝くよるに」が再掲された
そうですが、読んだ方おられますか?
イラストは今市子さんだったそうです。
読みたかったなぁ。
「なんて素敵にジャパネスク」のイラスト、波津彬子さん
なんてどうでしょう?ちょっと綺麗すぎるかな。
波津さんのお姉様も漫画家で、夭折されたんでしたね。
氷室さんのキャラクターへのスタンスはアグネス白書の高城さんの恋人で、
「みんなで褒めそやすと嘘っぽいでしょう? 貶したほうがリアリティが
出るってものよ」に尽きると思う。主役を美辞麗句で飾り立てるんじゃなくて
欠点を描くことでより愛らしく見えるっていうか……
私は多恵子、好きだったな。でも多恵子ガールを読まなきゃ決して好きに
なれなかったと思う。裏と表、表面と内実の乖離さのリアルがすごく好き
だった。
触らないように……
自分の中でもちょっと落ち着いたよ
何も書かなかったけど〉〉322さんお疲れさま
ありがとうございました
>>602 面識のない相手を、一方的に「もう一人の母」認定しているというのは、
十分に痛いです。精神依存は相手には迷惑です。
「こんな人が母親だったらいいな」と憧れることと、「もう一人の母」と思うのは
全然違う。
あ、
>>601も「お墓に行きたい」ではなく「もう一人の母」認定を
痛いって言ったんだと思うよ。
お墓にお参りしたいという人は他にもいたし、ファン心理としては
ごく普通だと思う。
本に育てられたという気持ちは、分かるよー。
誰の言葉よりも、たった一行のセリフに救われたり
教わったりする。
602さんはその本が、作者さんが氷室さん
だったんだよね。
そんな風に思える人がいてよかったね。
ただ、ここは結局にちゃんなんだ。
胸に秘めておいたままの方がいいこともあるよ。
もうこの話は終わりにしよう
続けたい人はよそでお願いします
ジブリアニメ化が多くの新しい読者を獲得したみたいに、
これからも何かコラボ企画があったらいいなあと。
とりあえず、恋する女たちの多佳子さんの「あたしが嫌いなのは噂そのものじゃなくて、噂をたてられる側の人間の自制や配慮のなさ、甘えた隙のある言動、即ち無神経さなの」という台詞を思い出そうぜ、みんな
若かりし頃とは考え方が変わっている可能性もあるが、作者の行動様式における美意識の根本はそんなに変わってはいないだろう
ご自身の最後に至るまでのあの見事さからしても、年を重ねて変わったのは、他人への許容範囲が増えたことではないかと推測する
その氷室さんが書かない理由について沈黙を守ったまま逝ったのだから、何らかの理由があったのだろうということで、後は事情を知る人がいつか語ってくれることを待つしかないだろう
いろいろな理由を推測していた人についても、氷室さんは許容してくれていたのではないだろうか
思うところはいろいろあったとしても
やっぱりドラマ化がいいなぁ…。
数年前、フジで「王都妖奇譚」をドラマ化して、若者にポップな時代劇を!
みたいな枠があったけど、ジャパネスクをドラマ化して欲しいと思った。
「しゃばけ」シリーズみたいに、時代劇でも十分に子供から大人まで
楽しめると思うんだよね。特に最初の方は。
ドラマ化には賛否両論あると思うけど…。
ジャニーズ主演で、主人公が高彬に変更されます
ドラマ化かぁ…
少女隊主演のクララ白書が見たくてたまらないのと見るのが怖いのとで
結局今まで見てないんだけど……
でも銀金は翻訳されて海外に輸出されてもいい出来だと思うんだ。
日本版アヴァロンの霧みたいなさ。
>>616 だから推測はとにかく
捏造まがいの事を書いていた人達が不思議って話だよ
>>608 波津さんのお姉さんのことを、氷室さん、なんかのあとがきで触れてたよね?
少女小説家は死なないだったっけ?
621とはわかりあえないことだけはわかった
あ、すまん
621じゃなくて、620ね
もし現実になったら、鷹男も吉野君もジャニーズで固められそうだw
坊ちゃんぽいけど、頼もしい感じの高彬をやれる若手俳優さんっているだろうか
考えてみたけど思い当たらない。
>>621 花郁さんのことなら、氷室さんは文庫版作品集で解説を書かれてますよ
>>609 激しく同意。
多恵子、友達はみんな「イライラする、嫌い」って
言ってたけど、私は好きだった。
偽善的なとことか不器用なとこも含めて
「同情されにくい、いい子ちゃんの孤独」が出てて良かった。
そういえば昔、月曜ドラマランドでやった時
高彬役は木村一八だったか。
ありえないにも程があるー
>>620 ちなみに氷室さんは多佳子さんに(噂をたてる側の無神経さは)「許してあげられる」、とも言わせてますので、お気が向かれましたらご一読を
ってことで、私は消えますね
>>625 氷室さんの文庫作品のあとがきでも触れていたよなあって
クララの菊花の台詞にも出てる、花郁悠紀子先生のこと
たぶん冴子先生ご自身も花郁先生がお好きだったのだと思う
私事で恐縮だけど、わたしも花郁作品が好きで、
ずっと掲載誌を買っていて、掲載されているはずの号なのに
載っていなくて、最後の最後に編集部からのお知らせという
とても小さな訃報を見つけたとき、すごくショックだった
もう30年近く前のことなのに、いまでもそのときのことは良く覚えている
そして冴子先生と共に過ごせた思春期のことと、ここ数日のことも
きっとずっと覚えていると思う
631 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/11(水) 22:28:35 ID:D7AELnKd
>>575 俺入っていたよ
ガールフレンドかガールフレンズとかいう奴だよね
バックナンバーが実家にある
あの募集を見て、銀金の資料を大量に送り込んだ。お礼のハガキ貰いました
>>630 私も好きでした。
もっと描いていただきたい、将来の楽しみな
漫画家さんでしたね。
亡くなった時はショックだった。
>>631 ありがとうございます。
やっぱり、あったんですね。
冴子先生の休筆と共に、ファンクラブも無くなった
のかな。。。
634 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/11(水) 22:51:26 ID:D7AELnKd
>>633 「今度古代転生ファンタジー書くんだよ!だから遺跡発掘とか何でもいいんで新聞記事とか博物館の資料送って!」
今思うと銀金だったんだよね。俺達が送った資料が少しでも役にたったんだ。
ガールフレンドは春日部の読者が主体でやっていたんだよね。先生の家が○○線沿線にあったり、お茶会の募集があったりした記憶がある。家の表札は氷室だったんだよな。
>>634 なんか、すごく羨ましい。
私も、その地域に住んでたかったなぁ。
姪ごさんが、ファンクラブのお手伝いをされてた
と、どこかで読んだ気がするのですが...
>>628 勿論読んでるよ>恋する女たち
許す許せないじゃなくて不思議って言ってるの
そういうのに、疑問を持つのも許されないの?
>>625 花郁さんは胃癌だったな…。
作家さんには定期的に健康診断必須でたのんます。>編集部の人。
>>630 たしか「ホンの幸せ」で花郁悠紀子さんの書評(?)を書かれていたと思う。
作者と作品への愛があふれた文章だったように記憶している。
あの本は隣りに住む読書好きなお姉さんが、回覧板を回すついでに
「○○ちゃん、この本読んだ事ある?」と
オススメ本を貸しに来てくれるような、不思議な感覚があった。
>>636 クララ白書でもしーのと三巻がデキてるとか面白い噂立ちまくりだったし、
本人が病気絶筆をごまかしたくて適当ないいのがれをしたことが尾鰭が付いた
のかもしれないし……
そんな噂は知らなかったけど、2ちゃんねるのスレッドにまるで事実のように
書き込まれるネガティブな噂なんかマトモに取ることないよって思う。
貴方がそんな噂があると思い込んだ情報の発信源の人は、そんなことを言った
ことさえ忘れてるかもよ。
640 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/11(水) 23:38:05 ID:CM/BF6V0
>>424さん、431さん
友人に聞いた話ですが、献花台にあったレモンとかは棺に入れてくれたそうです。係の人がありがとうと言ってたとのことです。
よかったですね。
403 :可愛い奥様:2008/06/10(火) 16:30:58 ID:ZjnXESJP0
>391です。
先生はガンを告知されていたのかどうか、どのくらい闘病されていたのかといった
ことも、ファンの方はお知りになりたいと思います。
施主のご挨拶によれば、闘病生活は3年あまり、おそらくご病気のこともご存知だった
ようです。
氷室先生の好きな言葉は「人事を尽くして天命を待つ」。そのお言葉通り、病気と
向き合い、またもしものことも考え、ご自分でお墓も立てておかれたそうです。
お焼香を待つ間に、氷室冴子思い出アルバムが映像で流れていたのですが、抗がん剤
の治療らしく、毛髪がない先生の写真もありました。でもその後もロシアやインドに
旅行に行かれたりしたみたいです。
いつもいつも、あの笑顔でした。それは幼少の頃から病気と闘っていたころまで、
ずーーーーっとあの笑顔でした。・゚・(ノД`)・゚・
葬儀委員長は作家の菊池秀行氏でした。でも有名人のお葬式というより本当に家庭的
なごく普通の告別式でしたよ。。
今までのレスを見てると、施主は氷室先生のような気がちょっとだけする…
>>543 私も同じく、挿絵もデザインもどうでもいいから
絶版作品の再販や未収録作品を集めて出版してくれれば満足です
・・といいつつ、ガールフレンズとかを読む限り
氷室先生自身が銀金は飯田さん、海が聞こえるは近藤勝也さんという
こだわりをもってらっしゃったようなので、そこは変えないでもらいたいなと思う
特に近藤さんに関しては、仮に連載中に近藤さんの身に何かあったら
即打ち切りにします、それくらい近藤さんの絵に思い入れがあると
おっしゃってた記憶があるので・・・
とにかく、再販への動きは今を逃すと無いと思います
追悼企画としてでも集英社に動いてもらえるよう、声をあげていきましょう
告別式に行ってきました。
クララ白書やジャパネスクやシンデレラ迷宮など氷室先生の作品を
むさぼるように読んでいた中高生の頃には、まさか氷室先生の告別式に
参列することになるなんて思ってもみなかったなぁと思いました。
お見送りした今も、まだ何だか亡くなったことが信じられません。
先生は亡くなられたけれど、残して下さった作品はこれからも
愛読していこうと思います。
>>127の集英社読者係りへ電話された方いますか?
いちど電話してみようと思いますが、対応とか会話内容知りたいです。
646 :
645:2008/06/12(木) 01:14:57 ID:IIN+BOGH
あ、読者係りじゃなくコバルト編集部でもいいです。
作品読み返し中。今夜は『母娘草』
小説は全部読んでいたが、エッセイなどは未読のものがあってこれもその一つ
お元気な頃に読んでいればよかった。
氷室さんの人生の記録として、氷室さんの意図しなかっただろう
別の感慨が浮かんでしかたない。悼む気持ちと、無常観…
お母様のご胸中はいかばりか…読んでいる間中、ぐるぐるしていた
何度か出てくる言葉「さよならだけが人生だ」が心に迫る
……ご両親はご健在なのでしょうか?
読者係に電話をして「氷室冴子さんの作品の重版予定はありますか?」って聞いたら
「重版等は販売部担当なので販売部に聞いてみてください」って言われて
販売部の電話番号を教えてもらいました。
販売部には電話しなかったけど。
>>578 在庫の関係もあるとは思うけど、書店では
追悼コーナー設けてるとこあるのかな?
(うちの地方のクドウジュンにはジャパネスクが数冊あったものの
特に何も無し。。。他の書店ではコバルトの置き場自体が
縮小気味だから尚更か)
その点、図書館は機敏だね。
三浦春馬、と言ってみる。
仕事で塾の講師をやってます。
「いもうと物語」は中学入試で結構よく出るので
受験経験者にはよく読まれているはず。
だから、意外と若い読者も発掘できるんじゃないかな。
>>608 昨日読み返しました。私が持っているのは最初に掲載されたものなので
イラストは峯村さんです。
読本で氷室先生も気に入っていると書かれていましたよね。
≫653
私も12年前に中学入試の問題集で「いもうと物語」読んで図書館に借りに行きました。
そしてその後、ジャパネスクに流れて今に至るまで氷室作品は愛読書ナンバーワンです。
この流れでファンになった(なる)若い人結構いると思います。
中学入試によく出る作家を紹介した受験参考書にもたしか掲載されてますよね?
>>635 昔の事なので覚えてないんだけど、
古代ファンタジー用(銀金)の資料募集って、ジャパネスクあとがきで募集していたんじゃなかったっけ? それとも、ガールフレンド(機関紙の方)で募集していたのかなあ・・・。
もう忘れちまった。。。
もうネタバレしてもいいと思うのだけど、当時の氷室さんは、建売住宅っぽいところに住んでいました。賃貸かどうかは知らないけど、ほらよくあるでしょ。住宅地に同じ家が何件も並んでいるところ。
そのあと引越ししたのかなあ(引越し魔だったしね)。
あと、文庫本身収録作品を世に送り出して欲しい。
「少女小説家を殺せ?」
「ニューヨーク物語」
「碧の迷宮・下」(出版直前まで行った)
「クララ番外編」
「月の・・・」
とかいくらでもあると手思うのですが。
佐々木丸美さんは、生前は、本人が頑なに再販許可をしなかたけど、死んだ直後に一気に復刊ドットコム再販になったんだよなあ・・・。
集英社さんへ電話させてもらいました。
読書係の方に販売部にお掛け直し下さいと言われ販売部へ電話致しました。
今のところそのような予定はしていないとの残念なお返事でした。
03-3230-6393
が、販売部の番号です。
私がまたしつこく電話していいものやら…思案しております。
本の雑誌「ダ・ヴィンチ」で特集してほしいな。
ダ・ヴィンチって、結構マニアックな記事も多いし、氷室さんの
記事が載ったこともあったよね?
紹介された本の中には、その後売上が伸びたという話もあるし、
出版社への何かのリアクションになればいいな。
全作集もだけれど、エッセイの復刊もお願いしたい。
碧の迷宮の下巻読みたい><
碧の迷宮なんで出なかったの?
あれは続きが激しく気になってたんだよーーー。
銀金も続きが気にはなってたけど、基にしてる古事記があるからある程度想像はつく。
でも、碧の迷宮はもう謎だらけで・・・。
もしあるなら絶対出してほしい。
某サイトで告別式の写真を拝見。
献花台のレモン、御供花御芳名・・・泣ける。
この某サイト、このスレもリンクされてますが既出?
>>661 いいえ、まだ出ていなかったと思いますが...
665 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/12(木) 09:20:24 ID:sLLDVDm0
>>664 田中二郎って一体何者?
なんで生前氷室さんが使ってたアドレスの管理してんの?
>>661 今、見てきました。
第一線から引かれた形になっていても、あれだけの大御所クラスの
方々のお名前があった事が、嬉しかったです。
個人的には、氷室さんを通して知った某女優さんのお名前があった
のが嬉しかった。
観劇の面白さを教えてもらったのも、氷室さんのお陰だったな。
某女優さんを追っかけていらしたエピソードに、最初は驚くばかり
だったけれど、数年後には似たような事を自分もやっていて、時折
氷室さんのエピソードと自分の行動を合わせてみて苦笑したりした。
最後のお別れが出来なかったファンへの、氷室さんからの贈り物
なんでしょうかね?>某サイト
>650
うちの最寄りの図書館はわりと新しく建ったところなので、氷室さんの
ものは所蔵しているものがほとんどない。新装版のものが少しあるだけ。
自分は持ってるからいいんだけど、手放してしまったり学生時代とかに
回し読みしてたから自分では持ってないって人たちの中にも、訃報を
知ってもう一度読みたい人がいるんだろうなぁ、って思った。
うちのあたりは毎年1〜2館のペースで新しい図書館が建ったり、
統廃合して大きな館に建て変わったりしてるんだけど、「こんなの
誰が借りるんだろう?」と思うようなマイナーな本や、亡くなって
久しいけれどかつての人気作家という人たちの全集などは、新しく
買いそろえてあったりする。
でもライトノベルは昔の本がないんだよね……所蔵したくても現物が
ない。所蔵している図書館でも破損していたり、盗難も多い。
シリーズ物が歯抜け状態になってることもしばしば。
>658
もし特集されたらぜひとも記事に反響を寄せて、さらに盛り上げる気運に
持っていきたいものです。
>>665 氷室先生のPC関連のアドバイザーとか?>田中二郎
>>666 対談もなさってるし、氷室冴子読本にもはっきり書いてあるので
お名前出しても差し支えないかと思うのですが、一路真輝さんのことだよね?
元宝塚スターで、内野聖陽さんの奥さん。
一路ファンの他の掲示板でも、氷室さんを追悼してたよ。
氷室さん、5年くらい前の「キス・ミー、ケイト」という
一路さんの舞台は観劇されて楽しまれたみたい。
>>562の出版関係者が多くなかったって、どういうのでわかったんだろうね
御供花御芳名には出版社名が連なっているのに
出版社の社員全員見知った顔ってわけでもないだろうに
板の看板が変わりましたね。
エッセイしか読んでいませんでしたが、
ご冥福をお祈りします。
氷室先生の旅行記、読みたかったな...
このスレで時々いる思い込みで色々言う人なんでないの
, ' / /___ ミ三三二ニン!
{ { 「 ,,._ヽ ,,,,.______ ミ三三ニ〃!
ヽ } '.lr':! ´ ,:=_ 、 ` ミ三ニ三///
j `7 _lr':} > リ,ニ、ヽニフ'
_,,,......_/ニ= ‐- 、 l /  ̄´ ゝノノ〃
_,.-‐ニ二三 l //´ ̄ ̄ ̄`ヽ、 l ヽ r'ニニン/ニヽ、
/::/:::////:ハヽ\::::::::.、:ヽ`ヽ!、 l ' ー‐- __,. ,.' i⌒ヽ
/::/::://:////:::l:::l:::!ヽ:\:.:ヽ.:ヽ:ヽ l / l
/:.'::::/::/:////:/:ハ:l::l ヽ:.:ヽ::`、ヽ.:l l , '´ / _,.-┴、
!.:.::/::::::/:.//.:/:/ ! l:i::l ト、_!,::::l:::::l ! ` ー┐' ´ /_,.-'"_,.-'"^ヾ、
,!:.:.l:::::::::l://.:/::::/ l !:l:l /´ヽl::::l:::::リ l _,.-''"_,,.-''" ヽ
i:.:::l:::::::::l/:,./'""/‐- ' /::/ ,'ニ^! ,'::ハ::/' //_,.-''" ヽ
!:.::l:.::i:::::l:::/::::;.=,'ニ、^ // ir';;! !::l/l/ 「´ /_________,. --‐‐''""´ ̄ ̄l
i:.:::l:.::l::/::レ'イ| ';r';;:j,. 、‐'^ {:::| 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l
!:.::l:.::l:/::/l::::l::| ´ ̄ ン l:::! 〈‐-----------‐‐‐‐‐‐''""´ ̄ ̄ ̄ ̄ `、
,.':::/::/::::/:::l::::l:::ト、 、-‐ ァ /:l::l / l
/::/::/:/::::/l:::l::::l ヽ、 `-' ,イ:.:l:.:l //ヽヽヽ/ヽ、 l
/::/:::/:.::/:::l:::l:::l:! `丶、 ,イ/l::::l/ ヾ/ //ヽ l
:://:.:/::::/l:::l:.::l:ト、 /`フ´/:/ / // \ l
676 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/12(木) 12:22:40 ID:QnX5VrGC
今日、これから、宝塚観に行って来る!
@北海道
氷室冴子読本持って!
ベルばら〜外伝、しかも雪組…
先生も観たかったろうなあ…
せめて一緒に先生の本を連れて行きます。
>>675 おお、すごい。
なんか泣けてきたよ・・・。
>>669 >>666です。
そうです、一路さんのことです。
演劇を取り扱った漫画というと、「ガラスの仮面」が有名ですが、
「ライジング」はリアル感があって、この作品で観劇に嵌りました。
対談・・・懐かしいです。氷室さんがどれだけ資料を貪るように
読んでいらしたのか、垣間見た気になった覚えがあります。
「キスミー・ケイト」ご覧になっていたのですね。
帝劇公演ならば、もしかしたらすれ違っていたのかな・・・
こうして振り返ると、多岐に広がる趣味をお持ちであり、
それを上手に仕事に投影されていたんですね。
某サイトで告別式のお写真、エピソード、見ることができて嬉しかった。
今まで衝撃で亡くなったことを実感できなかったけど、
これからは先生が残してくださった作品で偲んでいけるよう心を向けていかなくては。
作品を読む時の素晴らしい時間を下さってありがとうと伝えたい。
某サイト、一路さんと氷室さんのお名前、「サイト」「追悼」などの組み合わせで検索かけましたが
行き着きません。よかったらキーワード教えていただけますか?
このスレ内の過去ログをちゃんと辿った?
そんな前じゃないからすぐ見つかるよ
>>666 >>669 私の読み違いだったらごめんなさい。
氷室さんと一路さんが親しかったのは事実ですが、「ライジング!」の漫画家さんとの
対談やエッセイなどで書かれている、氷室さんが宝塚に移住してまでおっかけていて、
FCのスタッフにならないかと勧誘されたタカラジェンヌは一路さんじゃないですよ。
記憶力が後退してるのではっきりしたことはうろ覚えなんだけど、そのころ一路さんは
まだ宝塚音楽学校に入ったかどうかぐらいだった筈。
氷室さんがおっかけしてたのは、後に星組のトップになった峰さを理さんという人です。
歌がお上手で、日本物の得意なスターさんでした。一路さんと似たタイプだと言えるかも。
真矢みきさんからのお花があったのも嬉しかったな。交流がおありだったんだろうか。
>>682 一路さんのサイトの話題は
>>661から始まりましたよね?
問い合わせレスはあったけどキーワードのようなものは見当たりませんでした。
>>681が不都合なようなら取り下げます。
>>684 664 名前: イラストに騙された名無しさん Mail: sage 投稿日: 2008/06/12(木) 09:09:04 ID: 0ob+hUsf
>>553のことかな?
という訳で
>>553のサイトへどうぞ。
>>685 ありがとうございます。ですがそちらは拝見しています。
探しているのは一路真輝さんのサイトでしたが、もう諦めました。
>683
え? 連載当時追っかけてたのは麻実れいさんじゃなかったの?
「ライジング!」の石原花緯さんのモデルになった人なんだけど。
1公演に20回ぐらい見に来ていたと、麻実さんのファンクラブの
人から聞いたことがある。
他の組の公演にもそれ以上に通い詰めてて、勧誘されてたのかも
しれんが…
一路さんが頭角を現したのは「ライジング!」の連載終わってから
だよね。氷室さんがかなりの一路さんファンだったのはガチだけど。
688 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/12(木) 15:36:58 ID:IT2ILyUp
>686
>一路真輝さんのサイト
このスレでは話題に出ていません。
>>686 なんだ、某サイトって連呼してるから
>>553のサイトを探してるのかと思ったら…
ここは氷室先生のスレだから
一路さんのファンサイト探しだったら明確に一路さんのって言ったほうが良かったんじゃない?
ヒント言わせて貰うとヅカ関連で辿ったほうが早いと思うけどね
669です
>>686 誤解があったらごめんなさい
私が見つけたのは一路さんのファンの掲示板で
そこに追悼コメントがあっただけで
ファンサイトというわけじゃないです
「ミュージカル大好き 一路真輝」で検索かけると出るかも
>>683>>687 氷室さんがおっかけしていたのは一路さんじゃないのは知っていましたが
(一路さんのことはあくまで新進スター&妹さんみたいな感じで親しかったかと)
具体的にどなたなのかは知らなかった
峰さんなのかそれとも麻美さんなのか??
ファンクラブの準幹部まで登り詰めたとのことなので
調べればわかるんでしょうが、文中でも某スターさんとぼかしてあるので
はっきりとはわからなかったな
691 :
氷室さんありがとう:2008/06/12(木) 15:41:06 ID:56p7pRyI
7日、病院から出てきただんなが「あんたにショックな話がある」と言いいました。
「何」と聞くと、「言いにくい」「だから何」「氷室さんが死んだ」。
私はすぐに「・・・肺癌?」と答えました。だんなは「そう。新聞に出てた」。
私は先生が亡くなるのなら、まず肺癌だろう、と思っていました。
未成年の頃から喫煙をされていて、かなりのヘビースモーカーでいらしたので。
大ショックではありましたが、不謹慎ながら「先生らしいな」とも思ってしまいました。
告別式に駆けつけたい気持ちでいっぱいでしたが、現在私は一人で遠出が出来ないので、
断念し、弔電を打たせていただきました。
私が先生の作品と出会ったのは、中学生。「クララ白書」の漫画が最初でした。
新連載で、便器にいちぢく浣腸・・・という強烈なカラー(笑)。
お話も面白く、原作があると知り、すぐに本屋に走り、それからはもう夢中で読みました。
そのころはまだ、数冊しか本もでていなかったと記憶しています。
私は熱に浮かされたように、生まれて初めてのファンレターを書きました。
そのファンレターにお返事がいただけて(ライジング!のイラスト入りでした)、
天にも昇る気持ちで、本が出るたびにファンレターを書き続けました。
そのうち、先生が私のことを覚えてくださるようになり、お仕事がお忙しくて、
ファンレターの返事が代筆になった際にも「あれは代筆なの。ごめんね」と同時に
先生直筆のお葉書をいただく、などという贅沢な体験もありました。
年月が流れ、私も大人になり、結婚。これまた手紙で報告をさせていただくと、
なんと、お祝いを贈ってくださり、驚愕・恐縮いたしました。
一ファンである私などのために、こんな・・・と震えました。
活動を休止されてからはなんとなく、「お体の調子が悪いのかな」と思っていました。
それか、「氷室冴子読本」が出た頃、一時期ネット等で「イタい人」とか
書かれていたりしたので、それにショックを受けてらっしゃるのかな、とか。
BLがどうとか憶測がありますが、それはないんじゃないでしょうか。
氷室先生はBLもお好きでらしたようですから。私などは一時、「もしやBLを書かれるのでは」
とか思ったりしていました。
692 :
氷室さんありがとう:2008/06/12(木) 15:42:39 ID:56p7pRyI
691の続き
ここを読んで、氷室先生と、先生の作品を愛している方がたくさんいらっしゃるのだとわかり、
とても暖かい気持ちになりました。
先生の早すぎる死は残念でなりませんが、きっとひとりひとりの中で、先生の作品は
いつまでも生き続けるのだ、と思います。
全集、確かに出して欲しいですね。
その際には、「お姉さまたちの日々」や「薔薇色同盟」なども、出版社の枠を超えて
収録していただきたいものです。
イラストは・・・どちらでも構いませんが「いまどきの」絵をつけるのは
先生の作品にはあわないんじゃないか、と思います。
実際私は、「銀金」時代は少し萎えました。先生は気に入ってらしたので、
これでいいんだろうな、と思っていましたが。
693 :
氷室さんありがとう:2008/06/12(木) 15:46:59 ID:56p7pRyI
692の続き
先生のご冥福と、残されたご家族のみなさまの心の平安を願ってやみません。
694 :
683:2008/06/12(木) 15:47:13 ID:67Mza+9F
>>687 確かに花緯さんのモデルは麻実さんですけれど、高師先生のモデルになった
正塚先生という気鋭の超若手演出家がいまして、峰さんはお仕事することが
結構あったんですね。若手のみの公演だとか、いろいろ。
その辺のことを、お名前こそ出していなかったものの、それとわかる形で書かれて
いたのを少し後になって何かで読んで、すごく嬉しかったんですよ。母が峰さんの
大ファンだったし、私も好きなスターさんの一人だったし。
でも、
>>687さんはターコさんのFCの方からお聞きになったんですよね。
うーん、急に自信がなくなってきました…
>>690 やっぱり私の読み違いでしたね。ごめんなさい。
告別式の芳名を見て、香川さん絵の漫画があったことを思い出した。
「あの階段の向こう側」だったかなぁ、そんな感じのタイトルだった。
漫画原作も出版されれば嬉しいなぁ…。ラブ・カルテットの脚本見てみたいな…
ライジング周辺もすごく気になる。
696 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/12(木) 16:13:28 ID:KcXAkbhD
「螺旋階段をのぼって」かな?
>>691ー693
なんだか…
自分語りがしたいのでしょうか?
知られて嬉しいと思わない情報(喫煙、BL好き)をわざわざ書いて、
その長レスは読んでいてひっかかる
スレ汚し的な愚痴ですみません
687です。
>694
私も人づてに聞いただけなのですが、平日は毎日のように来ていらしたとか。
でも噂って広まるうちに尾ひれがつくものだから話が大げさになったのかも
しれませんし、もしかしたら取材ということで各組まんべんなくご覧になっ
てたのをそれぞれのファンの方が「氷室さんも私の好きな○○さんのファン
なんだわ!」と思いこんだのかもしれません。
あえてどなた、とお名前を明かされていなかったのでしたら、その当時の
スターさんの誰か、ということでいいんじゃないですか?
もっと詳しい情報をお持ちの方が現れたらいいな、ということで。
ラノベ板だし、あまり古い宝塚ネタばかりあれこれ言うのもなんですし。
699 :
氷室さんありがとう:2008/06/12(木) 16:22:24 ID:56p7pRyI
697さま
そうですね・・・すみません。
他に自分の意見を言う場がないので、ついつい長々と書き込んでしまいました。
お気に障ったらのならごめんなさい。
自分は氷室さんの知られざる一面が読めてちょっと嬉しかったが、
コテハンはやめといたほうが良いだろう。
701 :
683:2008/06/12(木) 16:32:38 ID:67Mza+9F
>>698 そうですね。スレ違いの話を引っ張ってしまって失礼しました。
氷室先生がヅカの追っかけ活動してた時期の話が知りたいなら
一路さん話と同様、ここよりヅカ板とかそっち方面のサイト廻った方が分かると思うよ
あそこの住人はラノベ板より遥かにファン暦長い筋金入りの人が多いから
>700
同意。
>697
逆に「BLのせいでコバルトで書かなくなった」っていうデマの否定材料になるから
そんなにカッカしなくてもいいじゃないの?
間違った氷室先生像がまかり通るよりずっといいよ。
氷室先生自体どんなジャンルの本でも読みそうなイメージがあったから
特定のジャンルが嫌いって意外だなと思ってた。
逆に>697さんがBL嫌いなのかな?と感じた。
>>691 私は読めて嬉しかったですよ
氷室さんがファンの方に結婚祝い(花瓶だったかな?)を贈ったことがあるのは
後にも先にもたった一人だけ、とエッセイだったか後書きだったかで
書いていらっしゃったと思うのですが、その方でしょうか?
とても羨ましいですが、ショックもひとしおだと思います
エピソードありがとう
氷室さんのエピソードは嬉しいが
自分語りは控えめでお願いしたいかな。
冥福スレでならまだいいけど
ここではあまりそういうの読みたくない。
>>691 「アグネス」のハードカバー版あとがきで
結婚報告に夫婦湯呑みを送ったというファンは691か!
ファンにプレゼントを送ったのは、たった一度だけだそうで
あなたは氷室さんにとって特別に印象に残っているファンだと思う。
湯呑み末永く大事にしてね。
>>705 まあいいじゃないの。こんなことはもう二度とないし…
ファンが氷室先生関連で書き込みしに来るとしたら大概は本スレになるでしょう
自分も
>>691-693の書き込みで先生の貴重なエピが読めて嬉しかったよ
自分も貴重なエピを伺えて嬉しかった。
氷室冴子読本に載っていた山内先生のイラストが、ジャパネスク連載終了の
打ち上げ風景だったけど、氷室先生+アシさん3人がBL話で盛り上がって
過激なセリフを話している図だった。
氷室先生の吹き出しが
「自分で書くなら、やりそうでやらないのが好きだけど
人のはやっぱやってくれなくちゃ!」
とか、他にも楽しいセリフが書き込まれてて
小説ならジャンル問わず好きなんだな思った。
>先生からの結婚祝い
いい話を聞いたなあ。
691のエピも良いし、その後、住人が当時を思い出して
「あのあとがきの人か!」と、すぐにわかるっていうのもいいね。
他にもお返事を頂いたって書いてる人が何人かいたよね。
氷室先生ほどの大人気作家が、お忙しい中
ファンレターのお返事を書いていらっしゃったというのもすごい。
コバルトならではの良い話だ。
>>708 懐かしいなー、自分じゃ瑠璃と高彬の閨のシーンは書けないから
どなたか(有名な方だったけど思い出せない…))にお任せしてみたい(笑)
なんてことも言ってたよね、あとがきだっけ?
>>697 氷室冴子読本の中で山内直美さんが2ページ割いて、ジャパネスクの打ち上げで
アシさんと3人でBL小説で盛り上がっていたエピソードを紹介していますよね。
自分で書く時はやりそうでやらないのが好きだけど、人のはやっぱやるときは
やってくれなくちゃ!省略、、、あそこまで書くともう笑えるわーとの事なので
娯楽のひとつとして楽しまれていたんでしょうね。
氷室先生が責任編集で掲載されているので、隠さずオープンにされていらっしゃると
思いますよ。喫煙のお写真も結構載っていますし。
コテハンつけてまでは2ちゃん的にはアレですけど、氷室先生のいろんなエピソードを
伺えるのは、1ファンとして嬉しいです。
読本に載せようと探したけど見つからなかった【麦藁帽子の異聞】読んで
みたいなぁ。クララ白書の大正シリアス版だとか。
少しでも先生と個人的繋がりのあった人の話が聞けるのは貴重で嬉しい。
自分もファンレターだしてみれば良かったなあ・・・なんて今更思ってみても遅いけど。
>>705 私も同意です。
せっかく追悼スレがあるのですから
個人的な思い出話の色が強いメッセージはそちらにしていただき
情報的要素のある部分はこちらに分けていただく等
使い分けるのが良いのではないかと思います。
まさに、もうこんなことは二度とないのですから、
追悼スレを使うのも今しかないわけですしね…
714 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/12(木) 19:32:09 ID:QnX5VrGC
先日、ご案内させていただいたサイトで追悼展の模様、
たくさん写真をアップしてくださっています。
突然アクセス数が増えて驚かれていたので、理由を
説明したら、氷室ファンのために一肌脱いでくださった
ようです。みなさん、見にいってあげてください。
(先生の恩師の方のHPのようです。)
ttp://pub.ne.jp/naomaruchan/
追悼スレは基本的に一作家一スレっていう
ラノベ板の原則から外れていて削除依頼も出てるらしい。
そういう状態で追悼スレ誘導はどうなんだろう。
それから後から追悼スレを知ったファンが
追悼スレを読みたいと思っても探し出すのが大変だろうし。
作品だけじゃなくエピを語るのに本スレで何がいけないのかな。
>>691-693 最初はどこかのブログからのコピペかと思ったりしたけど、
私はエピソードが読めて嬉しかったですよ。
氷室冴子読本でのBL話とかも記憶にありましたし。
結婚祝いの件で「あっ!その話…」と思ったら、
同じ文章を記憶してらっしゃる方々がレスしてらして、それも嬉しかったです。
個人的なエピソードの投下については、
1作家1スレの基本を踏まえてこのスレでの方がいいのでは。
>>714 追悼展のお写真が見られて嬉しい!ありがとう。
田辺聖子さんとのお写真があるね。
ジャパネスクの頃だと思うんだけど、
氷室先生と田辺先生が一緒に平安時代の姫君風の
格好している写真(たぶん広告?)が集英社の雑誌に載っていて、
子供心になんか面白かったのを思い出したw
お二人一緒の宣伝キャンペーンか何かだったのかな。
>>715 上で追悼スレの利用を提案した者です。
普段この板は全く見ておらず、
またローカルルールが見えない環境で
アクセスしておりましたので
大変失礼を致しました。
誠に申し訳ございません。
今後気をつけてまいります。
板の背景色と看板が、氷室さん追悼のものに変わったんだね
依頼してくださった方ありがとう
>>691 私も先生とのエピソード教えてもらって嬉しかったです。
あのエピはあなたのことだったんですね。
なんだか感慨深いです。
葬儀についていくつかご報告を…
祭壇の左脇に、キティちゃんが十二単を着て
小さなジャパネスク(マンガのほう)を読んでいる花かごがありました。
ご覧になった方いますか?
たぶん、ファンの方の手作りですよね?
あれが目に入った瞬間、泣けてきてしかたありませんでした。
マンガは縮小カラーコピーして作ったんでしょうが、
しっかりした作りで驚きました。
愛情ないとできないですよね。
ヅカの話が落ち着いたところで何なのですが、
一路真輝さんがお通夜にいらしてましたよ。
お見かけしました。
そういえば先生は宝塚が大好きでらしたんだっけなぁと
しんみりしてしまいました。
全集の販売は絶対にして頂きたいですね。
電話以外になにか働きかけることはできないのでしょうか?
電話が一番よければ私もかけてみます。
やけに小説めいた書き出しから回想に入ったり
会話のやりとりのシーンを再現したりせずに
ちょっとおさえめに書いてくれた方が心に響いて読める気がする。
追悼となると、誰もが感情過多になりがちだから
極力冷静に書いたくらいで、他人に読ませるにはちょうど良いというか。
エピを知れたのは氷室先生の新たな一面を
見られてよかったと思うけど、
自分語りは正直萎え。
そんなエピがなけりゃ叩いたろうに。
>>650 版元に問い合わせた方が「重版予定がない」という返事をもらったのであれば
書店で追悼コーナーを作るのはむずかしいでしょうねえ
重版が決定しても書店にまで流通するのはかなり日数を要するし
著書のメインであるコバルトの氷室作品は定番商品から外れているようなので
コーナーを作りたい書店員さんがいても在庫がなく実行不可能な状況なのでは
現在連載中のコミック版ジャパネスクがタイミングよく新刊が出るようであれば
合わせて出版社も追悼フェア分を用意するかもしれないけど
コバルトは集英社コミックスは白泉社で版元が違うし
そのハードルを越えてまで版元が動くかどうかは判断が難しいところですね
ジャパネスクと銀金だけでもほしいな
集英社文庫からイラストなしで復活しないかな
今、気がついたけど、清水玲子さんからも御花が
きてたんですね。
少し意外でした。
氷室さんの著書、『ホンの幸せ』の中で、清水玲子さんの本を
絶賛してましたよ。
親交があったかどうかまでは書いてなかったですが。
>>726 そうだったんですか。
ありがとうございます。
清水さんの絵、とても綺麗ですものね。
>>723 折しも今月の19日にコミック版ジャパネスクの新刊(6巻)が発売だよ。
でも、直近過ぎるね。。。
>>723 コミック版ジャパネスクの新刊は今月の19日予定ではある。
今市子さんからもお花が来ていたんだね…
ほんとうに。若いなあ。
そして素晴らしい引き際だったと思う。
銀金だけが…
ほんとうに悲しい。
私達が主人公達のその後を知ることは永遠になくなってしまった
無くなった後、氷室さんの作品で最初に読んだ話が、
病気のお姉さんが、最後に病院から飛び降り自殺しちゃう話だった。
l||l _| ̄|○ l||l
さてなんの作品か分かりますか?
ヒント・寄宿舎と中学を途中退学になった
すぐ分かったらすごいのだが。
単行本未収録作や初出時と単行本時、再刊行時のバージョン違いも網羅した全集がでて欲しいな。
北里マドンナは連載版がより好きだ。
>>731 「さようならアルルカン」の中に入ってる「妹」?
さよならアルルカン収録の「妹」だね
私この話読む度に泣けるので読まないようにしていた
四万十川編の収録された海がきこえるを読みたい。
遅ればせながら、ご冥福をお祈りします。
なんて素敵にジャパネスクの一本気な堅物、守弥が好きでした。
本の中に多くの命を宿してくれて、どうもありがとうございました!
739 :
714:2008/06/12(木) 23:37:48 ID:QnX5VrGC
>>717 どういたしまして。私は紹介させてもらっただけです。
氷室ファンの気持ちを汲んで、お骨折りくださったのは
あのサイトの管理人さんですので、よろしければ
そちらでひとことお礼を書いてくださると嬉しいです。
と、言っても、お礼は強制されて述べるものではないので
もし、よければなんですが・・・
どなたもコメントをなさっていないようなのがちょっと
気になっておりまして・・・(6月7日の訃報のところにおひとりだけ)
みなさん、あの追悼展の写真以下の
文章など、お読みになっておられますか?
管理人さんにこちらのスレをご紹介したら、読んでいただけた
ようで、ここに集まっている氷室冴子ファンの熱い思いに
感動されたみたいです。それで急いで写真をアップして
くださったんだと思います。
>>717さんじゃなくてもよいですから、どなたか書いても
よろしいと思う方(メルアドを入れなくてはいけないので
躊躇される方もいらっしゃるかと思います。)
ひとことでよいのでお礼の言葉を書いてくださると
喜ばれるのではないでしょうか?
勝手におせっかいを焼いておいて少し出すぎたまねを
してしまったでしょうか・・・
ウザいと思われる方はスルーでお願いいたします。
>>728 >>729 そうなんだ!なんというタイミング・・・
仮に決定したとしてもこれじゃあ完全に間に合わないね
まあタイムリーに新刊が発売されることによって
原作への関心が高まることを期待するしかないのかな
銀金もだけど
碧の迷宮と冬のディーンの続きもめっちゃ気になっていました
今知った。待っていた物語が永遠に未完になってしまった…
ジャパネスク大好きでした。
ご冥福をお祈りします。
冬夏は一応完結なんじゃないの? 3巻で唐突に後半部分が弟の話になってて
どうすんのこれ状態だったけど……
>743
それを言えばジャパネスクも一応完結?の状態だったよね。
未完とはいえ金銀も区切りがついてるところだったから、完全未完は碧のみかな?
次がキャンパス編だったんだよね、冬夏は…
冬夏は大好きで続きが読みたいけど、まだニューヨーク物語があるから諦められる
でも碧の迷宮は…
え?完結なの?
兄と弟の問題も、蓉子とワタル、ユリの関係も決着ついてないし
本人も後書きで続くような言い方をしていたと思うんだが…
美帆子と先輩とかも唐突に出てきたし、もっと絡むのかなって思っていた
銀金のイラスト集の方に特別編として、スクネ王の話が掲載されてます。
子供が生まれて一年後に、出産の肥立ちがタカヌカ姫に代わって、子供を
河内の豪族に預けることが一族内で決まって、子供を乳母に託して
ウタゴオリ姫に助けてを求めて丹波にいるスクネ王の元に子供を届ける。
スクネ王はタカヌカ姫を連れ出しに行こうとするとこまでなので
続きが待たれたんですけど。
748 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/13(金) 04:59:58 ID:6Ae3g18a
なんだ、ババァ死んだのか?w
海が聞こえるだけでしたが、読んでました。
慎んで御冥福をお祈りします。
750 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/13(金) 11:10:03 ID:XxhoS+zj
田中さんのサイト、更新されています。
病気がわかってからの先生のこと、
危篤状態になられてからの経過などを
詳しく書いてくださっています…
また目から水が出てきたよ〜〜〜
>ご自分の葬儀の打合せを葬儀社の人とする…というようなことまで、しっかりこなされました。
ちょ…どんだけすごいんだよ、氷室さん!
豪胆というかなんというか…普通なら取り乱したり無気力になったりで、とてもじゃないけど自分の葬儀の事まで
目が行かないよなぁ
というか、ご関係者の方だったんですね、追悼メッセージを請け負った方
お疲れ様です
ああ、でももっと氷室さんの作品を読みたかったなぁ〜…残念でならない
752 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/13(金) 12:07:13 ID:XxhoS+zj
>>751 気になったのでググってみた。
したら、アニメやマンガのデーターを集めている方
のHPに行き当たって、見てみたら、追悼のHPと
そっくりなアドレスだったので多分その方なんじゃないかな…
さらにググると、昔あったらしいアニメ雑誌の編集部の欄に
名前発見。新井素子先生のご紹介とのことだし、雑誌編集者
の方のようですね。(確認したわけではないけど)
雑誌の特集でマイコン(パソコン)のこととかやってたみたいだし、
お話と一致する点が多いです。 参考までに…
>>745 ニューヨーク物語・・・
冴子読本の中で読んだ覚えがあるのですが、藤田和子さんがイラストを
描いていらしたんでしたっけ?
何か、漫画で読んだ覚えもある・・・ような。
出来の良い兄が養子で、養父の実子である弟との間に葛藤があって・・・
というストーリーだったんだよね。
確か、書きかけたけれど途中で放置状態の作品があって…と紹介されて
いた覚えが・・・
その後で冬夏が始まったので、ニューヨーク物語を元にした作品なのかなと、
当時思った。
>>753 「ニューヨーク物語」は最初はコバルト文庫「ガール・フレンズ」に掲載されたんですよ
実際に氷室センセが書かれたのは「ガール・フレンズ」発行より更に4年ぐらい前だそうで
氷室センセご自身の説明によれば一日くらいでパーッと書きなぐった下書きを探し出し
掲載用にちょっと手直しして載っけたそうです
「氷室冴子読本」のほうはいまちょっと手元に無いので
(正確には押入れの奥底に潜ってて発掘作業にかなり時間が掛かる)
そちらに掲載されてたのかは記憶が無いのでちょっと分からないのですが
大筋は
>>753のいう感じで合ってるかな?
ミュージカルの台本っぽく書かれてるのでちょこちょこ説明書きもあって
面白かった。途中で終わってるのが残念だけど。
755 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/13(金) 13:25:13 ID:lVt12WQC
>>542 メッセージをお願いした者です。遅すぎですが、ありがとうございました。
まさかそこまでして頂いたとは…
もう亡くなられて一週間なんですね。
ヘビースモーカーだったのか?
そっか、ニューヨーク物語を日本に置き換えてみたバリエーションが冬夏なのか
優等生な兄とその兄にコンプレックスを抱く弟ってそのまんまじゃん…今頃気付いた
>>751 す、凄すぎる。
改めて、惜しい人を亡くしたんだなと...
でも、そこまで心配りなさる氷室先生なら、
未発表の原稿があれば、それについても
何らかの手を打たれたのでは、と思うのですが...
イタズラなキッスの多田かおるさんは38歳で亡くなったんだよね。
結末をずっと想像し続ける読者のために
亡くなる前に書かれた構想メモを元に話を完成させるんだって。
本当に走り書きみたいなメモでもいいから教えてほしい。
冬夏のキャンパス編を本当に待ちわびていたから。
ちょっと言葉が足りなかった。
アニメで、という話です。
訃報から日が経つにつれて喪失感が増していく・・・
頭で思ってる以上にダメージがでかい
子供時代が完全に終わったみたいな
子供時代というより少女時代と言った方が正しいかも
銀金の続き読みたかったな〜
読み始めた頃は真秀と同い年だったのに今じゃ真澄と
同い年になってしまった
中学生の時、友人に「雑居時代」上下巻を借りて読みました。
少女漫画・小説のヒロインと言えば「平凡だけど優しく、ちょっとドジで健気」
が定番だった時代に、数子さんのキャラクターは衝撃でした。
それからは自分で新作を買っては読んでいました。
作品の面白さだけでなく、氷室先生の作品では平安時代の文化や和歌のこと、
いろいろな漢字やことわざ、語彙などを知ることも出来ました。
ありがとう、お疲れ様でした。
今「ターン」読み返した。
大学生の頃は男の子との交際に口うるさかった母親が
卒業後は一転「結婚、結婚」言い出すことに
主人公が「そうそううまくいくかっつーの」みたいなこと思うくだりなんか
身に覚えがありすぎてワロタw
中学の頃読んで共感できなかったので(当たり前か)それっきりだったんだけど
22歳以降にも読み返しておけばよかったな。
あの頃読んでたら思いっきり共感しただろうし、自分を省みて考えることもあったと思う。
気が付いたらとっくに鞠子の年齢超えてたよ。
恥ずかしながらたった今知りました
家に帰ったら創刊〜季刊時代のコバルトを
押入れから発掘してみます
>>767 ありがとう。いつまで有効かわからないので、画像うpのお礼にテキスト起こししてみました。
新井素子の追悼記事(6/10読売)
氷室冴子さんを悼む 新井素子
氷室冴子さんがお亡くなりになったと聞いて、その、あまりにも早すぎる死に、呆然としている。
1980年代、当時は"少女小説"と呼ばれていた分野で、氷室さんは一時代を築いた。氷室さんを筆頭に、新しい作家が
次々と現れて、"氷室冴子以前”と”氷室冴子以後"で、コバルト文庫のラインアップが様変わりした感じがあった。
とにかく新鮮で面白かった。バランスよくうまい人で、構成はたくみだし、キャラクターは感情移入しやすいし、文章は読
みやすいし、同時代、私もコバルトで書いていたのだけれど、彼女の作品を読むたび、「うまいなー」て舌をまいていた。
また、『ざ・ちぇんじ!』『なんて素敵にジャパネスク』という作品では、舞台が平安朝である。当時の少女小説で、"裳着
(もぎ)"だの"御簾(みす)"だの”箏の琴(そうのこと)"だのって単語がばんばんでてきて、それがまったく違和感なく読め、
全然古い感じがしなくて(どころか、とっても新鮮で)、面白い。これはすごいことだよなって思いながら、同時に、平安時代
を縦横無尽に描写してゆく、その背後にある、基礎教養の量にも個人的に感嘆したものだった。(彼女の後期の作品であ
る。『銀の海 金の大地』なんて、舞台が300年代の日本なんだもの。)
数年前、お宅にお邪魔して、豚しゃぶをご馳走になったのだが、多分、氷室さんに会った最後だと思う。ショウガが利い
ていて、とってもおいしかったっけ。ご馳走になった挙げ句、おみやげに昆布までいただいた。「料理する人間には、こうい
うものが嬉しいのよね」って、明るく、ざっくばらんな人だった。実際、あの昆布は重宝させていただいた。
人の死に、早いも遅いもないのだけれど、とにかく早すぎる。もっともっと生きて、もっともっとお話を書いてい欲しかった。
御冥福をお祈りします。
>>754 >753です。
ニューヨーク物語が掲載されていたのは、ガールフレンズの方だったのですね。
今、手元に本が無いので、記憶がごちゃ混ぜ状態なのですが、おかげさまで、
すっきりしました。
いや、先日あえて新井さんの記事を要約されたレスがあったのは
著作権がからむからだと思うんだけど。
無断ALL転載は不可よ。
転載は著作権法違反だよ
なぎさシリーズでは野枝の話の構想もあったらしいけど
実は野枝はなぎさか三四郎のことが好きだったという話じゃねーべなw
しっかし80年代は才能面で氷室さん絶頂期だったんだな
学校モノやら平安時代モノやらヒロイックものやらジャンルも多様ですごかったね
蕨が丘物語読み返してみたけど一つ一つの話にちゃんと起承転結があって
本当に短編がうまいんだなと実感
それだけにジャパネスク人妻編の異様な長さは気に入らなかった
なぎさシリーズと蕨が丘物語が同じ舞台とは思えなかったw
今回のお葬式には、東京物語に出ていた三人の親友って来ていたかな?
元神童と、ベットの上でプロポーズと、海外だっけ?
忘れちまったけど・・・。
>>770 いえいえこちらこそ、改めてじっくり読み返すいい機会になりました
今から二十年近く前の元気ハツラツやる気満々なセンセの姿が満載で
ちょっと泣けてきちゃったけど
>>771-772 だよね。
web記事だと丸々転載されてるのとかけっこうあるから新聞記事は大丈夫なのかな?
って思ってたんだけどやっぱりダメだよね
ま、個人BBSじゃないから削除出来ないけど今後は注意だな
777 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/13(金) 22:09:17 ID:6hKMj2dj
ナギサは無意識な女たらし。
こうゆうタイプは最低
>>773 でも、ジャパネスク好きとしてはあれはあれでおもしろくて好きなのよ。
毎巻引きで終わって、ハイ次!のわんこそば状態で長く読めてお得な感じもするしw
>>773 俺は野枝は北里のことが好きだと思ってた
「なんであんなナンパ坊ちゃん面オトコにあたしがホレなきゃならないのよ〜!」
みたいな感じでw
北里が初体験したって告白した時、反撃もせずにショック受けてたから
ガールフレンズの後書き書いた人とか降臨しないかなぁ
とか期待してしまうのでありました。
このスレでは多恵子に厳しい意見が多かったけど、個人的には多恵子並になぎさや槙に苛ついたなあ
多恵子はなぎさに戻らなきゃ好きだったかもしれないけど、最後いきなりなぎさに行ったのが…
野江は好き
ライトノベル板のトップのとこ、追悼文になったね
してくれた人、ありがとう
コバルトHPも追悼文くらい載せろよな・・・
昔ジャパネスク・銀金の続き(と、あとがきも)がいつも待ち遠しくて、
コバルト雑誌・文庫発売日は本屋へダッシュしたな
読み終えると、もう次の発売日まで待ち遠しかった
783 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/13(金) 22:45:53 ID:6hKMj2dj
いじらしくて多恵子が好きです。
でも男を見る目は皆無で、趣味も悪い。
なぎさなんぞよりも、ずっとずっと心身共に
いい男に惚れられているというのに。
それらを袖にして何故にクズなぎさに尽くすのか。
理解できない。
ダメ男に引きずられる、しっかり女の悲劇としか言いようがない。
あー再度、このシリーズ読み返しているけど
本当にイライラする。
多恵子は「杉原爽香」シリーズの爽香に瓜二つ。
わっざわざ難を選択する?
784 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/13(金) 22:51:15 ID:9bNAG3wb
氷室さんが亡くなられてからamazonの古本価格が高騰している。
なんて素敵にジャパネスク (コバルト文庫) 氷室 冴子 (文庫 - 1999/4)
2 点の全新品/中古商品を見る ¥ 19,598より
ガールフレンズ―冴子スペシャル (集英社文庫―コバルトシリーズ) 氷室 冴子 (文庫 - 1990/4)
2 点の全新品/中古商品を見る ¥ 18,000より
なんかヤな感じ。
>>780 それってどっちの?
ファンクラブの方?
それとも、文庫の方?
そのうちオークションも高騰するんじゃないの('A`)
コバルト、とっとと「全集出します」と告知しないかな。
予約限定生産でもいいからさ…
>>788 全集が出るにしても、クララでもジャパネスクでも、悪名高き新版の方になっちまうだろうな。
>785
それを言えばオクの価格も高騰してる。
それでも欲しい人がいるんだから、仕方ないことだと思う。
まあそれも一時的なもんだと思うけどね
今年の暮れか来年の今頃になったらまた普通に古書店に出回るよ
時の流れるのは早い
>>744 帥の宮は、吉野の君でしょ。
という問いに、そんなに早く出てこないでしょ、
とかいうコメントからして、まだ続く伏線をはっていたのかな?
前スレで
瑠璃と歳が離れすぎたので書けない⇒子供の話を書く予定だった⇒いや孫だ
という話があったけど
雑居物語は、まあ連載だったからしかたなかったけど、プツンと切れた感じだったし、白い少女たちの千佳がどうなったのか、ぜひ教えてもらいたいものだ
>>789 新旧両方、全集に入れればいいじゃんw
てか、切実にぜひそうして欲しい!
>>752 R田中二郎さんはアニメやSFのファンダムでは結構有名な人だった記憶。
まさかこんなことでまた名前見るとは思わなかったよ。
しかしなんとも氷室先生らしいというか、まさに「凛とした」逝き方だと思った。
>>784 自分も見ていました。
まさか読者の方の手作りとは…!
涙であまり見れなかったけど、感動しました。
>>791 材料の出た株が一瞬だけ高騰するようなもんだよね。
それにしても現時点でも売れるんだろうか?万単位の値段で??
かつてのベストセラーで潜在的には埋蔵量豊富なのに、ひょっとして稀覯本か幻の作家と
勘違いしてる人でもいるのかな。
>>782 ずっと専ブラ使っているから気が付かなかった。
久しぶりにIEで2ch見ました。
改めてご冥福をお祈りいたします。
>>757 亀だが、タイトルからして「エデンの東」のパロじゃん冬夏。
冬夏=ニューヨーク物語=エデンの東
なのかな〜と、当時は思ったけれど、ナタリーがナタリー・ウッドの
ことなら、理由なき反抗なのか?とか、憶測したりしていたな。
兄弟の確執物語なんて、よくあるパターンではあるけれど、冬夏の
物語は、本当に良くできていたな。
ニューヨーク物語もだけれど、「ライジング」の劇中劇の脚本も、
本当に舞台で見たかった。
>>779 うん、野枝は北里に対してツンツンしすぎだけど人見知りが激しい野枝にとっては兄以上の存在だと思う
北里は野枝のことを雪の女王のように畏れ過大評価してるけど実際はもっと可愛い心根の子だと思う
「恋する女たち」の主人公も好きな男にやり手ババアみたいだと感心されてショックを受ける場面があったよね?
野枝もそんな感じで、親友の多恵子の事より北里の事が気になるから妙なアドバイスをしたんだと思うし
そういうわけで私は北里と修子にはくっついてほしくない派w
だんだん追悼ムードも終わりなんですかね。
803 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/14(土) 15:34:24 ID:GC31nzOd
なぜ病気以前から音沙汰がない期間が長くあったんだろう?
ageてしまった、すみません
>>802 作品について語り合うのが何よりの供養だと思う。
>>803 その辺をファンが語ると憶測と無責任な噂の坩堝になっちゃうからなあ。
噂を心良く思わない人もスレには多いし、触れない方が無難な気がする。
先生の訃報を聞いてから、過去作を発掘して読み返してみた。
銀金10巻の自分の死を闇見して静かに死んでいく御影に先生の最期も
こんなだったなのかなと思われて、涙腺崩壊した。
物語の中ででもいろんな死を死んで心備えできてたからこその
潔いご最期だったのかもしれないね。
作品を今になって集めようとしてるんだけど、手に入らない本が多いorz
(できれば新品が欲しいので更に)
価格の高騰も無理からぬことだと思う。
潜在的に埋蔵されていても、持ってる人にとって手放したくない本なら、
市場に出回らないし。もし、自分がそのころ買って読んでいたなら、
手放さないで、引越しのたびに連れている本になったと思うので。
実際は、中高生のころに図書館でかりて読んでたから、手元になくて、
今になって手元に欲しいと思うんだけど。難しそうだ。
クララとかアグネスとか…2だけ入手可でもだめなんだよーorz
「復刊どっとこむ」も「たのみこむ」もあまり票入ってないね。
復刊してほしいものが多すぎるし、どの版を希望するかとかで、
票が割れるからかな。とりあえず票を入れてくる。
久しぶりに実家に帰ったが氷室先生の本が無かった。
大学卒業後一人暮らしをする際に売ってしまったようです。
(ずいぶん前のことなので売った事すら忘れていた)
これから買い集めることは出来ないから
是非とも全集を出して欲しいです。
全集とか、出ればもちろん買うけど
やっぱり、いちばん読みたいのは、新作なんだよね……(´・ω・`)
>>810 それは、まぁ、そうだよね…。
私は紙の黄色くなったコバルト文庫を全部残しているので、
逆にクララの新しいバージョンとか読んだ事が無い。
知らなかったもの。
だから、全集出してくれるのなら、両方収録して欲しいのだけど。
クララは三種類あるぞ。
80年代オリジナルと90年愛蔵版単行本と2000年の新装文庫版。
後者二つは時代に合わせた改訂が入ってる。
教えてちゃんですみませんが、ジャパネスクの高彬が瑠璃に吉野で
言った言葉は、「僕にしておきなよ」でしたっけ?
ジャパネスクシリーズ、漫画でファンになったという従姉妹の子供が
留学する時に貸し出して、しばらく読めないので、教えていただければ
有り難いのですが・・・
>>813 僕で我慢しなよ
です。あれで高彬はかっこいいなーと思った。
いや鷹男や吉野君もかっこいいんだけどさ。皆それぞれ、かっこよさの
種類が違ってとてもいい。
ジャパネスク2巻を読むといつも涙があふれてくる…
ジャパネスクの2巻はなんか賞とっててもおかしくないくらい名作
「高彬はからかうように、だけど、泣きたくなるくらい優しい声で」
言うんだよね
中学生時代の友人は高彬は地味で堅くて好きじゃない、瑠璃姫に合わないって言ってたけど
歳をとった今、魅力に気付いているといいなあ
ひっそりと穏やかに暮らしたいだけだった吉野君も、切なくて好きですが
>>816 高彬は、若いのに懐の大きな男だな〜と思うよ、今でも。
それをまだ20歳にもならない子が発言してたんだから、凄い。
口先だけで優しい言葉を言う人は多いけど、真に優しい人のセリフだなって思った。
連投すまん。R田中氏のサイトでここのログを関係者に読めるようにナンタラ〜って
書いてあるんだけど、そんな事をする必要あるのかな?
本当に氷室さんや遺族の方に自分の気持ちをお伝えするのなら、
ここで語り合う言葉じゃなく、手紙を送ればいいんじゃないかと思うけど…。
氷室さんの訃報を聞いて以来、地元の古書店を
巡って回ってる。
引っ越しの度に必ず持って行っていたはずなのに
見つからない本があって。
そしたらアルルカンや、恋する女たちなんて
結構古い本が破格値(? でも良品だった)
で置いてある店発見。
昔から探していたヤマトタケルなんて
フタケタで売ってた。
ここで探している人たちに教えてあげたいけど
九州の田舎なんだ。
欲しい人がいたら代わりに買って送って
あげたいくらいだ。
倉本由布さんもブログで「『なんて素敵にジャパネスク』の
二巻のラスト以上に美しい光景が記された小説を、いまだに
読んだことがない」と書かれてるよね。
私もジャパネスクは2巻が頂点で、あとは人気に押されて付
け足された蛇足だと思ってる。
あの頃は続きを熱望するファンレターを書いたものですがw
>>817 中学の頃全く同じこと言って、吉野君押しだったけど
今は高彬ってかなり理想の男性だよなあ〜って気付いたよ!
結婚するなら絶対高彬だ。
>>814 早速のお答、有り難うです。
「僕で我慢しなよ」だったんですね。
>>817 「高彬はからかうように、だけど、泣きたくなるくらい優しい声で」
ああ、その時の情景を思い出しました。
高彬も鷹男も吉野の君も、それぞれの立場があるんだけれど、瑠璃を
想う気持ちは同じなんだな、と思った。
本が帰ってくるまで時間かかりそうだし、このさいイラストは無視して
新装版を買ってしまおっかな。@813
824 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/14(土) 20:37:32 ID:wrGyPCaS
加納さんのブログ読んで、また泣けてきました
私も、新作読めなくてもいいから、氷室先生に
もっともっと生きていてほしかった!
新作は読めたに越したことはないけど、
こんな風に早く逝ってしまわれるくらいなら、
生きて元気に楽しく暮らしていらっしゃると
思えたほうがどれほど良かっただろうと思う・・・
>>819 田中氏がここのレスをまとめて遺族に渡したいって
言っているのは、
>>322さんがまとめて告別式に
持って行ってくれたメッセージのことではないのかな?
(私はそう解釈していたけど・・・)
現物は棺に入れていただけたという話だったので、
先生とご一緒に灰になってしまって読めないので、
ということかと思うのですが・・・
>>824 そういうことだとは思う。でも、私も
>>322さんにお願いしたけど、
あれは氷室先生に向けての感謝の気持ちだから、ちょっと嫌だな。
もちろん一度webに出た以上、関係者の方の目に入ることもあるとは
思ってるけど、わざわざまとめてご遺族達に見せられるのは抵抗がある。
先生への感謝の言葉と、ご遺族へのお悔やみの言葉は違うし。
コバルト編集部とかが追悼ページを設けてくれるなら、そこにきちんと
メールなり郵送なりするけど。
あージャパネスクもう1回読んでこよう。吉野で氷の襲を着てる瑠璃がすごく好き。
そのあと銀金だ。
>>812 知らなかったです!ありがとう。
うーん。ますます読んでみたい。
地元の図書館行っても、氷室さんの本はみんな書庫にある…。
私が少女だった頃はちゃんと書架に出ていて、それこそ奪い合うように
借りられていたのに。
メールで一般書架に出してもらうようにお願いしてみた。
828 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/14(土) 21:18:54 ID:wrGyPCaS
>>825 そうですねぇ・・・その辺、個々で考えが違うから
一概にこうするのが良いとは言えないけど、
もし抵抗があるのなら、田中氏に自分のメッセージを
コピったものをつけて、自分の分は先生にだけ読んで
いただきたいのでご遺族に渡す分からはずしてもらえませんか?
ってメールを送ってみたらどうでしょうか?
私個人としては、棺に入れていただけたのは
ご遺族の判断でそうなったのであって、
ご遺族の手元に残った可能性もあったわけだし、
時間に間に合わなかったので入れられなかった
可能性もあったでしょ?
でも結果は棺に入れていただきたいという私たちの願いを
叶えてもらえたわけだけど・・・
ご遺族もどんなメッセージがあったのか、
読みたかっただろうと考える田中氏の配慮も理解
できるので、そういうこともアリなのでは?と思っていました。
>>812 愛蔵版も改訂入ってたんだ…ちょっと意外。
新装文庫版は代替わりした読者向けって感じの装丁だったからわからなくもないけど。
12の時から30の今まで一番大好きな作家さんで作品だった。
影響受けてずっと心の一部になってる。
自分も12の頃に続き見たくてたまらなくて大雪の学校閉鎖の中
ざくざく買いにいったので
やっぱりこれからも再販続けて10代の少女に特に読んで欲しいなあと思うよ
あと自分もリア中の12、13の頃は自分だったら絶対あのまま吉野の君と逃げるよーと思ってて
今なら高彬の魅力がよくわかる。
ほんとに子供が読んでも大人が読んでも面白かった。
鷹男の方がいいお
>>821 でも自分は外伝の夏姫の話も8巻のラストも滅茶苦茶好きだ
2巻以降も好きだな〜
煌姫が好きだ!w
2巻までは2巻までもちろん好きだし
あのラストは本当に奇麗だなと思う
でも夏姫の話も帥の宮編も同じくらい好きだな〜
図書館の特集コーナーに氷室さんの本が置かれてた
普段コバルトが置かれるようなコーナーじゃないから
図書館の中の人にもきっと熱烈に氷室さんの作品が好きだった人がいるんだろうな
クララ改訂版って面白いんだろうか
>>837 改訂ものは愛蔵版だけ読んだんだけど、私はイマイチだと思った。
すまん。
>>837 ストレインジャー1の冒頭でしーのをキレさせる律子の台詞が
「そこが桂木さんの可愛いところだから」に変わってて、こ、
これは律子も夢見と同類フラグー?! と禿萌えましたが、ほか
は特に印象に残る変更はありませんでした…… でも満足でした。
言葉尻や映画やブランド名はオリジナルが一番しっくりきたなぁ。
ジャパネスクの新装版はコバルト版とはどこが違っているのでしょうか(挿絵以外で)?
コバルト版が実家にあるので、新装版を書い直そうかと思ってるのですが、
上の方で「悪名高い」と書いてあったので躊躇してます。
>609
>>裏と表、表面と内実の乖離さのリアルがすごく好き
だった。
この文章に激しく同意
>>840 忘れたけど、たとえば漢字に外来語のルビを振る個所が
無くなっているというのはどこかで聞いて覚えてる。
田中氏のサイトを見て号泣。
式次第など、先生ご本人が考えられたものと知って、告別式に伺えなかったことを
激しく後悔。
それが先生最後の作品とも言えたわけで・・・
畜生、先生のことを考えるだけで、涙がこみ上げてしようがない。。。
>>843 私もです。。。
まさか、ご本人が計画なさっていたとは。
式に伺うことが、
先生への感謝を表す全てだとは思いませんが、
それでも、参列し、一言お礼を言いたかった。
--
ところで、
「親指使いの人なんだけど」
てのがイマイチよく分からなかったのですが、
親指シフトキーボードってことでしょうか??
>>844 私はそうだと思ってました<親指シフト
10年前ならまだワープロが現役でもおかしくないし。
親指シフトのワープロ、懐かしい・・・
・・・てか、疑問に思ったことを
何故本人に訊かずにココでつぶやく人がいるんだろうと
私にはちょっと不思議に感じてしまう。
特にあのサイトは
連絡先のメルアドまで公開しているから
訊けばレスがくるかもしれないのに。
その方が真意を訊けるんじゃないかと思うし
2ちゃんのレスよりも信頼性があるように思うのですが。。。
(まぁ、レスがもらえなければ仕方ないですけど)
あのサイトの人物についても、最初は
「あのひとなにさま?」
みたいに書き込んでた人もいたし。
”・・・そんなケンカごしにレスしなくても
気になるなら直接訊いてみればいいし
どーでもいいならスルーすれば”
と思ったのは私だけでしょうか。。。
・・・別に荒らす気はなく、なんとなく素朴に思っただけなんで。。。
気に障ったらすみません。
瑣末なことまでいちいちメールするのも、かえってどうかと思うが・・・。
>>847 だよね
つか845の文章イラッとするわー
お前こそスルーすれば?
ジャパネスク2巻のラストは今読んでも心が震える。
3巻の代筆の文のくだりは爆笑した。
でも一番のめりこんだのは7・8巻の展開。
(ここはどこ。あたしは瑠璃。死んでたまるか)っていうフレーズが大好きで、
へこみそうな時にはいつも思い出して勇気をもらってたな。
>>848 リアなんだろうよ。実年齢は知らないが、精神年齢が。
。。。なんて成人してたら恥ずかしくて使えない。しかも作家のスレで。
つ旦
ガールフレンズ読み返してたら、作者本人による「お気に入りのキザセリフ」に、
レディアンの
「あなたの曲をきけば、あたし、いつでも、あなたを思いだすわね。
そうして、とても幸福になるわ。あなたの曲は、いつだってアメリカじゅうに
流れているから、あたしはいつも幸福ね。幸福すぎて、泣いてしまうわね」
っていうのが入ってて、何というか、
この台詞は、読者にとっての氷室さんの小説にも似てるなと思った。
854 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/15(日) 21:59:32 ID:SsXy7mnB
シ゜ャパネスクの唯恵が好きでした。
ひょっとして唯川さんという作家さんの名をもじってつけたのか?
今更訃報を聞いて飛んできました。
信じられん・・・銀金続き読めないのか・・・
すっごい好きな作家さんでした。
好きな作家で訃報を聞いたの何回目だろうか。
ショックだ・・・早すぎだよorz
もう、何年前になるか、漫画家の三原順さんが
亡くなった時も、随分ショックだった。
彼女も、若かったし急だったから。。。
何年も前というか十数年くらい?
でも三原さんの場合は心臓に爆弾をかかえてると
知っていたので、驚きは無かった。
そんな心臓で漫画家やってて大丈夫なのかな?と。
むしろそんな心臓と折り合ってよくここまでと思ったな。
今の医療技術ならひょっとしてと思うと残念だ。
>>857 十数年、もうそんなになるのですね。
三原さんは寡作だったけど、作品一つ一つが濃い
漫画家さんでした。
あ、いま気がついた。
彼女も北海道出身ですね。
>>855 氷室さんが亡くなったことを知らない人が他にもまだいるんだろうね。
私も今頃訃報を聞きつけて関連スレ見て泣いてました。10日近く知らなかったなんて。
まだお若いのに・・・新作読めなくても元気でいてほしかった。
あまり本を読まない私がほぼ全作品読んでるのが氷室先生です。
中学のとき本屋で平積みされてた、かわいいイラストのシンデレラ迷宮を手にとって
そこからコバルトを読むようになった。ヤマトタケルとか大好きだった。
ご冥福をお祈りします。
新しく復刊はともかく、再販してくれないかなあ、集英社
ライジング!を文庫版で入手してきて一気に読んだ。
連載当時読んでたんだけど本は持ってなくて、久しぶりに。
やっぱおもしろいわー。一気読みするのがもったいないくらい。
あの頃続きが楽しみだったなぁ。
今思うと贅沢な読み方だった。
864 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/16(月) 05:10:50 ID:mdunh/yL
氷室くたばったの?
まぁ関係ないけどw
>>860 熱心なファンが金に糸目を付けずに落札…と好意的に解釈してあげたいところだけど
そんな熱い想い抱いてる奴が何で今の今まで買い揃えてなかったんだ?
訃報に刺激されて一時的に欲しくなった金持ちミーハーとちゃうんか?
と突っ込む気持ちを抑えきれない。
「ライジング!」好きだったな〜
高師の「俺はお前の逃げ道になるつもりはない」だったっけ?
舞台の打ち上げの場面の台詞。
連載時は高師のばか〜!と思っていたけれど、後から読み直したら、
高師もギリギリのところで、あの台詞を言っていたんだな〜と思った。
相手を信じているからこそ、信じたいからこそ、敢えて突き放してでも
成長させてあげたかったんだな。
劇中劇の脚本も良く出来ていたよね。
「アラビアの熱い嵐」でしったっけ?あれ、好きだったな。
そのまんま、宝塚で上演できるやん、氷室さん凄い!と思ったな。
全集とか、本の形で無理だったらデータだけでもいいや。
コバルト文庫で出てるのは旧版は全部持ってるけど、雑誌掲載されたっきり
の番外編とか短編が手元にない……
当時すごく人気があった氷室さんだけに、当然そういう短編とかも収録され
たものが出版されるものだと思いこんで、雑誌処分しちゃったもので。
あと、私は初出の文章だけで充分なんだけど、改訂された新版のも
読みたいっていう人もいらっしゃるみたいだし、どっちも収録って
なったらなおのこと出版のハードルがあがっちゃいそう。
でもデータだけならたっぷり収録できるかな、と。
CD−ROMでもいいし、ダウンロード形式で売るのでもいい、
とにかくもう一回、読みたいよ。
訃報を知りました。ショックです。
小学生の時にライジング!で氷室さんを知り、
なぎさボーイシリーズが大好きだった。
ご冥福をお祈りいたします。
>>865 昔読んでいて手放したけど(もしくはなくしてしまったけど)、訃報を知り、また再度読みたくなったって
事もあるかもよ?
>>865 自分は実家にとっておいたつもりだったけど
家族か親戚に処分されてもう無い
絶版とか、手に入らないとか、想像も出来なかった
むしろ、今まで手元に置いておける環境にあって
売りに出せる、その心意気がうらやましい
間違ってもファンじゃないよね、、、とひがんでしまう
ファンの定義なんてどうでもいいと思うんだけど
>>870 コレクター気質の私も友人も、ちぇんじやジャパや銀金といった
コバルト文庫だけだけど、保存用と読書用として3セットそろえてるよ。
銀金完結後、初めてのボーナスつぎ込んで書店で取り寄せして全部揃えた。
おかげで経年劣化で茶色くなった1組と、未読どころか未開封なので綺麗なセットが
2組ある。
この綺麗なやつを1組ずつ売りに出そうかと思ってたよ。
手に入らないという人達に読んでもらえればと。古本屋よりはオクの方が、
欲しいって人の目につきやすいから。
オクに出してる=ファンじゃない、という考え方はやめてほしい。
手元に複数冊あるから出品してる人間もいるんだ。
ていうか、集英社や他の出版社が再版してくれればいいだけの話なんだけどね
>>872 不快な気持ちにさせてすみませんでした。
そういう方もいらっしゃるんですね。
連投すみません。
876 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/16(月) 14:27:26 ID:4AAiQiYs
自分も今更、ヤフオクでクララ白書の漫画版を買ってしまった
確かに久しぶりに「読みたい!」って気持ちが高まっているな
ま、小遣い稼ぎ目当てに古本屋からかき集めたと思しき本を
頭から高値付けて出品してる輩もいるのは事実だしな
クララ・アグネス4冊セットが6000円で開始されてたよ…
訃報、釣りかとおもったけどほんとだったんだなぁ。惜しいひとをなくしました。岡崎律子が亡くなったときと同じくらい悲しいわ。
>>872が本当にファンのためって思ってるなら定価即決ででも出品すればいい。
>>860の場合、あんな煽るような出品のしかたしてるんだからファンのためも糞もないわな。
>>879 ジャパネスク10冊で開始価格1200円というのは妥当な線だと思うけどな。
高騰したのは別に出品者の責任じゃないし。
度外れた価格高騰には呆れてるけど、出品予定者が後ろめたさを感じたり、
言い訳したりする必要はないと思う。
オクを含めた古本のマーケットは正当なものだし、存在しないと絶版本を
探す人が困る。
>>879 だな。
定価即決かどうかで出品の意図が分かる。
>>880 高騰したのは出品者の責任じゃないけど、
普通の大人ならば高騰を予想できないわけがないわけで、
出品姿勢として良心的でないととられてもそれはそれで仕方ないわな。
あ、私は氷室さんの本はほぼ全て保存してありますので、
安く買えなくて腹を立てているとかではないですよ。
亀レスだけど
>>609 >>626 同じく多恵子好きだよ。意外に健気なんだよね。
だけど、作者から嫌われていたなんて初めて知った。
ジャパネスク持ってたはずなのに
実家になかった。残念。
個人的に絶版本に高値がつくのは嫌いじゃない。
それだけ高値になっても欲しいって考える人のところへ行くのだから
大事にして貰えると思うんだよね。
あと、再販の後押しにもなると追うよ。
オクで高値が連発してると。
アグネス白書の新装版が待ちきれずに
古本屋で入手したのがつい最近のこと
いやもう、なんともいえない……
せめて、新装版「クララ白書」と同じ装丁で
復刻してください
あ、あと
読んだことのない漫画版も
>>844 亀レスしますが、HPに答えが載りましたよ
田中さんは、ググった時に出てくる方と同一人物だったのか
告別式の写真、感謝します
無くした本ある人結構いるんだね
自分はコバルト2冊
あと、ライジング!ワイド版が全巻あったはずなのに、無くなってる
捨てられてしまったのだろうか
私は何故かジャパネスクの5巻とシンデレラ迷宮が無い。
ジャパネスクがあったんで、これはいつ買ったのかと見たらS62年w
初版がS59年なんだけど、ちょうど3年で29刷ってすごいわ。
これ、中学生当時に買ったものをそのまま持ってるんだけど340円って当時の
お小遣い考えたら、すごくがんばって集めてたんだなと感慨深い。
昭和58年(1983年)に発行された「ざ・ちぇんじ!」定価260円。
まりみてが480円ぐらいだから、
文庫の値段はこの25年でほぼ倍近くなってる。
物価の上昇を考えると健闘してるといえよう。
文庫やコミックス価格って健闘してるね。
昭和50年代後半頃って少女マンガコミックスも大体360円、
現在もワイド版とか除けばおよそ400円台が主流みたいだし。
自分も中学〜高校時代に集めた本見て、発売日の度に
お小遣いの中からこれだけ揃えてたんだとびっくりする。
過去の自分をほめたい気がw
当時でも初期のシリアスなお話は手に入らなくて
古本屋回って探したんだった。
そういえば、氷室さんが『大事なお小遣いで買ってもらってるんだから、
買って後悔させないように、値段以上に面白いものを書こうと思って
頑張る…』みたいな事を仰っていらしたよね。
ハードカバーよりも文庫に拘っている感もあって、学生でも手に
入れやすい価格帯で活動し続けたい…って感じで、語っていらしたのが
印象的だったな。
御自身が読書家でいらしたから、本を読む楽しさを広く広めたいという
意思もおありだったのかも。
>>819 会員制の掲示板でもないわけだし
もし遺族が望んでらっしゃるなら、いいんじゃないのと思う
もし自分が、亡くなった家族のスレがあったよ〜とか聞いたら
どうにかして見て見たいと思うし、そこに感謝の気持ちが綴られていれば
ネット環境に無い家族には、プリントアウトするなりして見せてあげたいよ
メールの受付してもらえるっていうのもありがたい
集英社って、今どれぐらいのパイプがあるのがイマイチ不明だし・・・
田中さんや8703さんのサイトで、在りし日の先生のエピソードや
行けなかった告別式の様子なども伺えて有難かった
それから、自分語り乙と叩かれていたけど
夫婦茶碗のファンの方の貴重なエピソードも聞けて良かったです
>>849 私も、そのフレーズが大好きだ
何より瑠璃らしさが出ていて、そして元気をもらえる
>>609.
>>626.
>>883辺りで出てた、「多恵子が嫌い」という話、
別に本当に憎々しいくらい嫌ってるとかいう話じゃなくて
朝衣がしーのに嫌いと言ったような感じなんじゃないかなと思ってる。
冴子先生はシンデレラかなにかのあとがきで、「王子様とお姫様のハッピーエンドを、物陰から
涙でみつめているような脇役に感情移入してしまう」というような話を書いていたと思うけど
多恵子のような、明るい・素直・元気・頑張り屋・皆に優しい…みたいな
ジュニア向けの小説やマンガにはありがちのステロタイプなヒロイン像を描く一方で、
そのヒロインの裏で、敵役や脇役としてちょっと世の中を斜に構えて見ているキャラ(人)にも
愛情を注いで、丁寧に描いているのが冴子先生なんだよね。
またまた一方で、ヒロイン道を歩くヒロインの知られざる苦悩みたいな「裏の裏」も描くし
とにかく通り一遍じゃない、深い人物描写が魅力だった。
誰にもその人の人生があり、皆がそれぞれの事情を抱えて生きているんだと教えられた。
冴子先生の作品で十代前半に教わったそういうものの見方は今も影響を受けている気がするな。
>>888 それでも一般文庫に比べると依然として安い。
紙質が悪いって指摘もあるけど、読者層を考慮して価格優先に考えてるんだろうな。
私も氷室作品は全てそろえてた上に、新版が出たらそれも買って
コミック文庫版が出たのも全部買っていたんだけど
結婚する際に、あんまり新居に本を持ち込まないで欲しいと夫に言われ
ダブってたものは全て古本屋さんに売ったけど、何ヶ所か回って
結局売れたのは、廃品回収よりも安い価格だったよ
でも氷室作品以外に売っ払った少女小説は、1冊も値段がつかなかった
ブコフも古市も近隣都道府県まで持ち込んだけど、どこも無料引取りのみだったよ
こんな現状じゃ、多くの氷室本が廃品回収に流れたんじゃないかと思う
彩雲国とかに踏ん張ってもらって、このジャンルに再びブームが来ればいいのに・・・
碧の迷宮、これで下巻が出るメドはなくなったのかな
落ち着いたら、このスレで考察とかを聞きたいな〜
>>891 >『大事なお小遣いで買ってもらってるんだから、買って後悔させないように、
値段以上に面白いものを書こうと思って頑張る…』
読んだ瞬間、涙が出てきた。
ラノベでなく、ジュニア小説出身の作家だからこそ言える言葉だ。
本当に志の高い人だったんだな。今の金儲け主義の作家に読ませてやりたいよ。
そういう言い方はやめたほうが…
今だって、同じようなことを言っている作家はいるし、
当時だって金儲け主義の人はいただろうに
金儲け主義が悪いとも思わないけどね。
作品が面白ければ。
うん、作家の価値って最終的には面白いか面白くないかだと思う
人格が優れててもつまらない作家の本は読まないしね
うん、もちろんそうなんだけど、
氷室さんの志の高さを称えるために他作家の姿勢まで勝手に腐すのはどうかなーと思って
たまにそういう人がいるから、ちと気になって。スレ汚しごめんなさい
昨日から金儲け=悪って論調がチラホラしてるんだよな。
みんなそんなピュアなお年頃でもないだろうに。
宮崎勤被告死刑と聞いて
即座に蒼の迷宮(下)の発刊中止を思い出した人
ノ
>>900 や、基本的には同意なので気にしないで下さい。
>>901 まあ氷室さんは、14歳くらいの女の子に読んでもらうことにこだわっておられたって印象があるから、
それに感銘を受ける読者は、実年齢に関係なく、永遠の少年少女ってことでw
>>902 碧の迷宮の内容自体は、宮崎事件とは何の関係もないんだよね?
>>902 宮崎事件=蒼の迷宮(下)の発刊中止ではないから、同意出来ない。
どっちかというと
宮崎事件=幻となったシンデレラシリーズ第三弾ジャネ?
『おやすみのシンデレラ』だっけ
それが蒼の迷宮になったって書いてあったね
碧(あお)の迷宮ね、蒼じゃなくて・・・
シンデレラ迷宮の最終話がお蔵入りになって碧の迷宮になったのは知ってるけど
詳細はしらない
差し支えなければ教えてください
シンデレラ迷宮は大好きだったんで
シンデレラ三作目の構想があった、って
今はじめて知った。
綺麗に終わってるからあのままでもいいけど
構想があったなら読みたかったな。
あの時代にリネみたいな病んだ子をヒロインにしたのは
斬新だったし、良くも悪くも時代の病巣と
シンクロしちゃったのかもね。
ガールフレンズ310Pから抜粋
『二作で終わってますけど、じつは、これはシンデレラ三部作で構想していたもので、
去年、最後の話を書く予定でした。ところが、その話は---今となっては、ぶっちゃけ
ていいますけど、幼いころの殺人事件がナゾになっていて、つまり幼女殺人の話
だったの。伊豆の別荘地が舞台で、そのために取材に行ったぐらいだったんだけど、
六十枚くらいまで書いたところで、いや〜な事件があって、書くのをやめちゃった。
それで、元ストーリーを強引に変えて書いたのが、角川文庫の「碧の迷宮」なのです。
意外な真相でしょう!』
912 :
909:2008/06/17(火) 21:38:45 ID:+Qqejjzk
>>911 ありがとうございます。
碧の迷宮未読ですが、探して読んでみます。
幼いリネが別荘地で同い年くらいの子の死に遭って、
そのショックが尾を引いて後に不登校になるが、
成長後かの地を訪れてトラウマを克服する…とか、
そういう感じのストーリーだったのかな?
事件の衝撃を考えると執筆中止も無理ないけど、
氷室先生の事だから、辛いテーマでも
真剣に取り組んで良い物語に昇華してくれただろうに
読めなくて残念。
「白い少女たち」は辛いまま終わってしまったから、
先生もなんとかしたかったのかも。
913 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/17(火) 22:59:23 ID:ciaqxT4a
シンデレラ 3作目を書こうと(出そうと?)するたびに、
嫌な事が起こるから、怖くなってやめたというエピソードをどこかで読んだような。
碧の迷宮は下巻の発売予告が出たことあるよね?
結構書きあがっていただろうに、どうしてこっちも出なかったんだろう。
どのシリーズが一番よかっただろう、とここ数日ずっと考えてたんだけど、
やっぱシンデレラだな。
実家にちゃんとあるかどうか不明なんだが、今度帰ったら探してみよう。
所用でとても遅くなってしまったんですが、322様にメッセージをお願いした中の一人です。
本当にありがとうございました。
ところで、少し上で「オクに出すなら定価即決で」というご意見が出てましたが
高値で取引されているものを定価即決で出品すると、運が悪いと転売業者に落札されてしまいますので
善意で出品される方は様子を見ながら早期終了するなどの方法のほうがいいかもしれません。
角川からは、碧迷宮が出たのみ?
下巻が出なかったのは、編集部と何かあったのでは?とエスパーしてみる
原稿残ってるなら、出して欲しいなぁ
角川で出す気がないなら、集英社が買い取りでもして出して欲しい
発売予定まで出てたんだから、たぶんゲラまでは出来てただろうね。
幻の下巻を読める日がくるといいな。
しっかし、つくづく因縁の近い話題だねえ。
>>916 あとは、マイディアとプレイバックへようこそも角川。
mixiのほうに、「碧の迷宮(下)」について、
問い合わせた人からの情報があった。
「完成することなく、この世をさられた」
とのこと。
だから、出版できる状態の原稿自体、ないんじゃないか?
書きかけとか、一旦書き上げたけど氷室先生自身がボツにしたとか
そういう原稿はあるかもしれないけれど。
先生がボツにした可能性が高いのかな・・・
そうなると、プロットだけでも・・というのは
先生の遺志に反することになっちゃうんだろうか
とにかく、姉姫の死の真相が気になる
お相手は宮だけど、実際の死の直接的な原因は宰相がつくったとにらんでる
でもって、時棟がかなり好みのタイプなので
さぞかし下巻では活躍したろうに・・と、その点でも惜しい
草稿やお蔵入り原稿が作者の死後に日の目を見た例もあるけど、そういうのは
やっぱり完成度が低くて、ファンとしては読んでて哀しかったりするんだよな。
とりあえず、ヒントだけでもいいんだけどな・・・
>>923 そうそう、もうオチを教えてくれたら贅沢は言わない。
さるマンガ家さんの未完のマンガがラフ画みたいなので発売されて買ったけど
まあまあだった…
碧はすごい続きが気になる
ジュパネスクの人妻編の時、後書きに、若い読者が謎をドンピシャ当てたと書いてあったけど
考えても全然わからない…
なんかフランス語っぽい響きだな>ジュパネスク
>>925 確か某博物館の学芸員さんだったような<ズバリ当てた人
アンカー無しでスイマセン。
碧迷宮は1992年5月の出版案内に載ってましたね。
出版予定日過ぎても並ぶことがなくどうしたんだろうと訝しく思っていました。
だから完成稿はあったと思いたい。
そのあと先生が没になさったのならどうしようにもありませんね・・・
某博物館の学芸員さんの降臨を熱烈希望
私も
>>925さんと同じで、若い読者だったと記憶してる・・・
若いのに、あーゆう発想って、どこからくるんでしょうねぇ〜と書いてらっしゃったような・・・
でも、某博物館の学芸員さんについて「殿方です、ふふふ」と書かれてたフレーズも
そこだけクッキリ記憶に残ってるし・・・ちょっと現物探してこようかね
降臨希望といえば、氷室先生のお家のお風呂に入ったファンの方がいたね
羨ましかったなぁ
930 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/18(水) 18:22:41 ID:CqTOc1ui
>>925 旧板巻のあとがきですね。中2の読者さんがズバリ読み当てたとありますね。
学芸員さんは、雑誌・コバルトで対談していらした方でしょうか?
>>930 すみませんageちゃいました。
あと、旧板巻→旧版5巻です。
>>925 若い読者さんが当てたのは帥の宮の真の目的で
碧の迷宮の謎ではなかったのでは?
あてたのって碧の迷宮じゃなくてジャパネスクじゃなかったっけ
師の宮の正体とかそんなの
そう、帥の宮の正体だよ
誰も勘違いはしてないと思うけど・・・?
連投スマソ
>>932-933 925さんは、人妻編の時は若い読者がドンピシャで当てたと先生が書いてたけど
碧の迷宮の謎は、考えても全然わからない・・・って言いたいんだと思うよ
漫画家の三原順さんには、死後に出版された
「LOST AND FOUND」という秘蔵作品集があるん
だけど。
未発表作品、未収録作品やプロットを収録した
遺稿集のようなもの。
氷室先生も、せめてプロットだけでも、そういう
形で発表してくれないかなあ。
もし出版されても「LOST AND FOUND」みたいに高価だと
熱心なファンしか買えない。
でも、出版社に問い合わせた人の報告を見ると、
再版はもちろん、全集や遺稿集が出される可能性は、
今のところ低い感じがする。
ここは復刊ドットコムやたのみこむでせっせとリクエストしないと、
難しいのかなぁ?
両方必要
特に、未収録や遺稿のせてもらうなら
電話はせっせとして希望を伝えた方がいいんじゃないかな
三原さんの遺稿集も、初版は確か2002年か2003年
だったと思う。
亡くなったのが、1996年?だから、時間は掛かっ
ても可能性が0というわけでは無さそう。
諦めずに、働き掛け続けるしかないのでは。
遺稿は整理してまとまるまで相応の時間が掛かるのでは?
当面直ちに期待できるのは復刊の方だと思う。
復刊→再評価って流れが出来ると、遺稿集刊行にも繋がるかも知れない。
全集には、コバルト記載の未収録作品も巻末などに付け加えて欲しい
それがあるのとないのとでは、販売冊数は全然違うと思うし
多く売れれば、それだけ遺稿集などの次のステップに繋がりやすいと思うから
遺稿集は残された資料を整理して、出版できる形にまとめたり
取捨選択する人が必要。
時間も人手も遺族の協力もいるんだよね。
なかなか難しいかも。
ご自分のお墓や葬儀の式次第まで決めておられた方が
作品について決めてなかったはずはなく、
それで現状、予定がないと言われているようだから、遺稿集の類は望み薄でしょう。
全集はアリだと思うけどね。
もし遺稿集や全集の可能性があるとしても、
御本人が亡くなっている以上、遺族の了承を得ないといけない事も発生するだろうし
あまりせっついてもすぐに結論出ないのでは。
勿論、要望は出版社に伝えたほうが良いだろうけど
自分は、むしろ時間かけて纏めてもらいたいな
うん
ご自分で整理され済みかも
ライジング!を買い直したいけど、何故か2巻だけ在庫なし
>>944 集英社に問い合わせたけど、「亡くなったばかりなので、ご遺族に
確認するのが憚られる」みたいな感じで、再版や全集刊行の話を
持っていくには、時期が早すぎると認識している風だった。
亡くなったのも急なことだったし、コバルトとしては寝耳に水とまでは
いかなくても、そういった話は会議にかけたり色々あるから。
読者の方のご要望として、ご遺族には伝えておきますと言ってくれたよ。
たぶんさ、こうところに居るとやっぱり感覚が鈍るというか
当事者じゃないからこそ早く早く急がないとって焦るんだろうけど、
まだ亡くなって二週間だよ?納骨もまだだろうし
弔問に来てくれた多方面の関係者のお礼や香典返しとか事後処理はいっぱいあるよ
四十九日も経ってないのに出版社から再販の話なんてまだまだでしょ
出版社側だっていきなり会議に乗せる前に遺族の意向をまず確認するだろうし…
再販&未収録集発行希望などは出版社にどんどん言えばいいけど
すぐに答えを要求するのはあまりに時期尚早じゃないかな?
なんか話題がループしてるぞ
ずっと前のレスで同じことを話してたはず
>出版社側だっていきなり会議に乗せる前に遺族の意向をまず確認するだろうし…
会議が先じゃない?
答えを要求するのは先の話でも
読者が要望を出版社に伝えるのに一番良い時期は今しかないと思う
アグネス白書のあらすじを誰か教えて下さい。
クララはあるんだけどアグネスがどういうわけだかない。
もしかして持ってなかったのかな・・・と思って。
ヤフオクで見たけど四冊で5000円で出品されてたよ・・・無理だ。
>>950 まあ会議が先でも後でも最終的に出版社側が動いてくれればおkなんだけども
今の時点で意見要望して即返事を期待するようなニュアンスの書き込みがあったからさ
>>951 ヒマな時に古本屋めぐれ、一冊100円で買える。
ここしばらくは買えないけどね・・・
早く復刊しますように!
町の古書店はネット程ヒートアップしないから、マメに探せば買えると思うよ。
アグネス白書ならまだ愛蔵版の新品店頭在庫も残ってるかも。
>>951 住んでるとこの図書館のHP検索してみた?
いろんな形態で出なおしたりしたし、自治体に一冊くらいならどこでも持ってそうな気がするけど。
レピッシュの関係モノもかなり値上がりしてたけど、ここ最近は落ち着いてきた。
コリアンドルとかえらい事になってたけど、やっぱり2,3ヶ月すると落ち着くと思うよ。
今すぐ読みたいってのはとってもよく分るんだけどね。
銀金が読みたくてたまらなくなり、
図書館に勤めてる家族に頼んで全巻借りてきてもらった。
一気読みして、最終巻のあとがきの元気な口調に
涙が止まらなくなった。
佐保彦の章、読みたかったな。
他の作品ももっともっと読みたかった。
氷室先生、逝くの早すぎましたよ…
>>957 いきなりレピッシュっすかw
仲間ww
内容には同意。
とりあえず図書館で読んで、市場が落ち着くのを待ちつつ古本屋も探すといい。
図書館は相互貸借制度があるから、近くの図書館に蔵書がなくても問い合わせてみるべし。
ここを見て初めて上田現が亡くなった事を知った…なんだか二重にショックだ。
>961
いや、いずれ知っただろうから気にしないでくれ。
(というか現時点でも遅過ぎだし)
なんだか存在するのが当たり前のように何処か思っていたけど、時間を問わず
皆等しくいなくなっちゃうんだなあと改めて思ったよ。
自分語りスマソ
氷室さんとレピッシュってほぼ同じ時に知って好きになったんだよね。
19年前。
青春の思い出を彩っている人たちがこんなふうに急に亡くなってしまって、呆然とするばかりだ…。
(お2人とも肺癌だし)
男子は銀英伝、女子は氷室さんの作品
だったなぁ
中〜高の頃のクラス回し読み頻度
>>964 銀英伝は女の子にも人気だったよ。
誰か死ぬたびに大騒ぎしてた。
氷室さん人気もすごかったけど。
>>965 そうだったのか
理系の進学クラスで女子が一桁だったからなぁw
そういう俺は30台
ここは平均年齢高いよねぇ
そりゃー氷室さんが活躍していた時期を考えると、読者の年齢は高いでしょう
うちの近くの図書館、銀金は1〜10巻まで揃ってるのに11巻だけがない
昔は11巻もあったらしいんだけど、
長年開架に置いてたら傷んできて下げたらしい
昨日、訃報を知りました。十日以上も経ってるんですね…。
ずっと銀金の続きが出ないのは、親の介護をしているとか、
構想を練り続けていて、すでに終盤くらいまで書き溜めてあって、
ある日いきなりバーン!!って載って、いつかのあとがきに書いてあったように、
「へへへーんもう終りまで書いてあるもんね〜」って、いつか出るのを信じて
ずーっと待ち続けていたのですが、本当にもう読めないんですね…。
銀金を実家から持ってきて一気読みした。
昔はジャパネスクが好きすぎていまいち銀金のよさがわからなかったんだけど、
大人になってから読み返して、こんなに面白かったんだって思った。
そういや11巻出たときはたしか小学生で、発売日に本屋で買ったあと、早く
読みたくって歩きながら読んでたら、車にひかれそうになったんだよな…。
さっき唐突に思い出した。
>>970 私はジャパネスクで同じ状態で電柱に激突した。
図書館や本屋から家に帰るまで待てなくてよく二宮金次郎状態になってた。
昨日、やっと実家から氷室先生の本を発掘してきた。
一冊も欠けてなくて、すごく嬉しい。
「マイ・ディア」から読んでるんだけど、なんか
色々思い出して...
そうそう、「マイ・ディア」で、大好きなG.ポーターの
「リンバロストの乙女」や「そばかすの少年」を
紹介してくれて、すごく嬉しかったんだよ。
氷室さんの少女小説に対する思い入れも、並々
ならぬものがあったんだなぁ。
家にある氷室さんの本を読み返していたら、未記入の愛読者カードが
本に挟まってた。
よし、これから全集希望と書いて集英社に送るぞー!
50円切手貼ればOKじゃない?
973です。
愛読者カードは切手を自分で貼って出すタイプなので問題なしです。
電話は苦手なので、文章でじっくり全集や再販についての希望を書きます。
977 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/21(土) 12:48:13 ID:ojLQ02Mh
図書館で氷室さんの未読小説を借りて読んでいる所
「少女小説家は死なない」を読み終えた
キャラが強烈過ぎてギャグがホラーの域にまで達していたけど
それでもお腹がよじれる位笑った。やっぱりすごい人だ
昔は結構、毒気のキツイもの書いてらしたんだね
月命日には黙祷するように
徳間書店の『氷室冴子読本』読んでたら
銀金は全6部構成で、4世紀から約250年後の聖徳太子の時代まで
転生予定だったそうです。
最後は聖徳太子と絡めるつもりだったんでしょうか?
ちゃんと書き上がっていたら、全何巻になったんだろう?
全部読みたかった。
あと、勝手に最後は現代まで転生を繰り返すんだと思ってました。
聖徳太子の時代までか
あとで読み直してみる
どんなストーリーだったんだろうね
冬夏もどういう展開になるばずだったのか
>>979 それ読んだ当時は、
「グイン・サーガ並の長さになるんだろうか?でも完結するまで
コバルトで出してくれるんだろうか?」
とやきもきしたもんだ。
今となっちゃ、構想メモでも草稿でもいいから、どんな内容になる
はずだったのか、ぜひ読ませて欲しいな。
大闇見戸売がどうとか、佐保彦・佐保姫の今後がどうとか、
真澄の死に方の是非について論じてた頃が懐かしい…
続きは出ないのかもしれないと思いつつ、一気に10冊刊行とか
してくれるんじゃないかと夢見てた時期もありました
やっぱり全集欲しいなあ
あと挿絵や表紙を集めた画集も…
もし草稿が残ってるなら、それを元に佐保彦の章を漫画化してほしい
他の作家さんが書くのはちょっと嫌だ
氷室さんの文で読みたいから
中学の図書室ではまったころには既に新刊は出ていなかった。
発売日当日に新刊を買いに行けるいつかを楽しみにしていたよ。
もうその日は来ないんだな…
>>979 聖徳太子のお父さんの時代まで、じゃなかった?
987 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/22(日) 10:15:19 ID:IUxPfDGN
今朝の東京新聞読まれてた方いますか?
9面に氷室先生の訃報についてのコラムが掲載されています。
私の考えが間違っているのかもしれないんですが…
想像通りであるならば、自分はコバルト編集部を
絶対に許せそうにありません…。
どなたか、コラム読んだ方の感想を教えてほしいです。
気になるので抜粋してもらえないだろうか…
>>987 うちの方は中日新聞なんだけど、小倉千加子さんという方のコラムかな?
18年前、氷室先生と対談された時の事が書かれていて、その中の、少女小説の
世界では小説家自体が編集者の性的興味の対象となり、性的興味がなくなれば
仕事の場を与えられなくなる、そういう「アメと鞭」の構造と氷室さんは闘って
きた、という部分でしょうか。
氷室先生が実際に語ったことなのか、小倉さんの少女小説界に対する印象なのか
はっきりしてないし、私は眉唾ものだとおもいますが・・・。エッセイに、少女小説
を書いていると「女の子」扱いされる、というような内容があった気がするので、
そんな程度だったのでは。
私は、大人向けの小説へ行ってはという助言に対して、「少女小説というものが
小説よりも一段低い位置づけをされてるからこそ、私はここで闘います」と宣言された
という部分が印象に残りました。
氷室さんの本は中高生時代の思い出と共にあります
読んでないけど、小倉千加子という事で電波ゆんゆんの記事だっただろうと思われる。
本気に取らなくていいよ。
自分の著作の元にした論文が間違いだったと分っても、それを訂正もせずにのうのうと
フェミの講釈垂れてる電波な人だから。
他の人が書いたなら信じたけど、さてどこまで内容が真実なんだろうねって感じ。
言葉を曲解してる可能性もあるし。
そもそも氷室さんは闘ってるって感じじゃなかったと思うんだけどなー。
今少女漫画板でやってる小○館の騒動と同じだね
少女小説や少女漫画の作家・漫画家にセクハラする編集者が少なからずいるんだろうな
ショウガクカンの騒動はセクハラとは全く無関係ですが…
そして日曜の編集部は特にひどいのだと原告が訴状で明記してますが
まあ同じグループ会社だし、集A社の編集は際立って優れているとも
言えないとは思うけど。
再販してくれるようにハガキ出すわ
>>993 うん、そうだね。
小倉さんって、映像で見るとものすごく挙動不振に見える。
書いた物もそうだけど、喋り方とか変な人だった。
>>前スレラストの話題
前スレ987さんは、その理由で先生が書かなくなったと思ってるのかな?
ぼかしてあるので違ってるかもだけど。
記事そのものを読んでないけど、
新人の頃ならともかく、あんな売り上げ叩きだした人、そんな理由で出版社が切るわけはないと思うが…。
999
1000なら全集発売…
1001 :
1001:
━━━━━━━━━━ 奥 付 ━━━━━━━━━━
発行: ライトノベル板
発売: 2ちゃんねる
定価: priceless
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