――つまらない本なんて、この世にない
ドニー・ナカジマ(大英図書館職員)
我らは褒めちぎるものである。
楽しめぬ小説の在るは己が不明のゆえと知り、ひたすらに感性を錬磨するものである。
まだ踏み初めぬ地雷原に遊び、身を裂く鋼球の滋味を愛でるものである。
心を開け。 水となれ。 正負の別など忘れてしまえ。
あらゆる瑕疵の裏を読み、作者でさえも無自覚な深い含意を掘り当てよ。
ここは最果て、よかった探しコロシアム。
心ゆくまでさあ褒めちぎれ――!
まとめサイト
ttp://www.tumasyo.org/ スレのローカルルール・関連スレ等は
>>2-5あたりで
・ここはつまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレッドです。
・褒めちぎり対象は商業出版されたライトノベルのみ(ライトノベルの定義は板ルールに準拠)
・新刊の褒めちぎりは公式発売日の24時(翌日0時)解禁。フライングに注意!
・世間の評価が高い作品でも、あなたがつまらないと思えば紹介できますが、
多数のファンの反感を買うリスクをお忘れなく。
・逆に、あなたの好きな作品が紹介されていたとしても、あくまでその作品は褒められているのだとみなし、
紹介文に対しての抗議・非難などはご遠慮ください。
・地雷作品をお探しになられている方。 地雷作品の購入をしようかと逡巡なされている方。
当スレはあくまで“褒めちぎる”スレですので、以下のスレをご利用下さいますようお願い申し上げます。
・とはいえ、厳密に“褒めちぎり”になっていなくても面白ければOKです。
ネタの幅を狭める非難は控えましょう。
・地雷を踏んだら依頼するより自分で褒めちぎりましょう。
どうしても辛い場合はここや雑談スレで話を振ってみると誰かが褒めてくれるかもしれません
このスレに出会ったのは前スレ(7)の終盤も終盤、レス800以降からで、
なぜもっと早めに出会えなかったのか残念で仕方がない。
私は基本的にラノベを読まないので、もっぱらROMとなって、
スレの勇者達を遠巻きに眺めることしか出来ないが、それでも、
さも馴染みの居酒屋に居合わせてるような、たいへん楽しいひと
時を味わわせてもらっている。
ある映画解説者(故人)は映画を紹介する際、その作品が世間的評価が
イマイチ、イマニだったとしても、何かしらいいところ、例えばキャメラマンが
誰それでどこそこの何を担当したのだの、脇役の俳優がブロードウェイで
活躍した人の子息で小さい頃はこんなだったとか、この作品を経て大成したのだの、
とにかく少なくとも一つ以上いいところを挙げていた。
そのため、毎週日曜日は楽しく映画を観ることができた。
このスレにはそれと同じものを感じる。これからもROMでいつづけたい。
いやホント、ROMで済みつづけたい。
1乙。
絵師のために全巻予約した俺のために、アスラクライン、三雲岳斗作を褒めちぎってくれ
いろいろ調べてみたら、一見さん断りなヤバイ匂いがする
9 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/22(土) 02:55:37 ID:wCgbId71
>>1乙
三雲さんの本は半端に厨臭くて蕁麻疹出そうになる。
10 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/22(土) 02:59:18 ID:wCgbId71
吐き捨てスレみたいな書き方したが、
ガチで読み終えたことすら無いから、褒めちぎることすら出来ないんだ。
スマン
冒頭だけで拒絶反応起こして視線を投げ捨てたアリフレロを
褒めちぎった俺の立場は……。
それは遠回しに、
アリフレロを完食して満足だった俺には
恐れる物はないと背中を押してくれているわけだな?
三雲とアリフレロはそこまでの猛者なのか
今度読んでみるw
アリフレロは普通に名作で傑作なので
一刻も早く読んでアリフレロ脳になるんだ
15 :
2/1:2008/03/22(土) 09:40:31 ID:MPa8yC9I
角川スニーカー文庫より【リバーシブル】水月昂
仮想空間内ではやりたい放題だ。
現実に存在する都市を仮想のアンドロイドを操り破壊する。
そんなゲーム『マスケラ』に主人公たち五人のメンバーはのめり込んでいた。
仮想世界に身を浸す主人公たち……だが、夢の時間は唐突に終わりを告げる。
「少年達。サプライズパーティーだ」
『愚者』を名乗るテロリストに攫われる『マスケラ』のプログラマー。
現実に存在するアンドロイド『ノワール』。
襲撃を受ける仲間たち。
全ての鍵は、主人公の父親から託されたハイテク端末機
『メディアター』にあると気づいたとき、
――バーチャルはリアルへと変換される。
16 :
2/2:2008/03/22(土) 09:40:54 ID:MPa8yC9I
さて、この作品、一見ロボット戦闘物アクションのように見えるが
実はそうではない。
ロボットを現実で操るシーンはほとんどない。中盤少し触れる程度だ。
はて、私はロボット戦闘物の小説を買ったのでなかったか……?
私は激しく憤慨した。
が、私はすぐに考えを改めることになる。
気付いたのだ。著者の真意に。
――現実とはかくも厳しいものだ。
近い未来、キミ達が困難に立ち会ったとき
助けとなるものはなんだ? ありもしない近代ロボットか?
違うだろ?
己の武器となるのは、己自身。
現実を見よう! 前を向こうじゃないか!
現実を恐れるな!
と、いう作者の啓示に私は涙した。
そうか、だから作中、主人公の仲間であるはずの肥満のオタクは
ロリ系美少女を少し小突いただけでその後のシリーズから退場したのか。
――現実に肥満のオタクは疎まれるから。
そうか、だから最終巻でも敵の正体が掴めないまま完結したのか。
――現実の高校生ではテロリストと戦うことなど出来ないから。
さあ、旅に出よう。
重い扉を押したとき、煌めく光という名の現実が君に降り注ぐ。
>>主人公の仲間であるはずの肥満のオタクは
>>ロリ系美少女を少し突いただけで
まで読んだ
あと1/2、2/2と表記すべき
>>17 間違えた。という現実を潔く受け止めよう。
そんな基本的なことを失念するほどに衝撃的な作品だったんだろう<リバーシブル
三雲岳斗は地雷というより・・。被害としては犬の糞が詰まった落とし穴。
ただ、アスラクライン(4)の詰まらん内容&気取ったあとがきにぶち切れたのは覚えてる。
ここの常連さんも、「あとがき」が決定打になった事ってある?
何かと話題になった前
>>961ですが、
これを知った犯人たちは、即座に雪子の側近達に電話をかける。
「総帥を殺す前にメイドと主人公を殺す。二人だけで指定の場所まで来い」
この部分の意味がいまいち分からない。
ここが褒めちぎりの核心なのかとさえ思いました。
気取った後書きってのが気になる
>>22 俺もそんなのあったっけ? と読み返したが実際何が気取ってるのかさっぱりわからなかった。
まぁ人によって心の逆鱗って場所も色も違うだろうからなぁ…と思いつつ。
このスレ的には誰か件の後書きを褒めちぎってくれ! って振るのが正しいんだろうか。
24 :
1/3:2008/03/22(土) 15:29:11 ID:ye3h9w8q
『ゼロの使い魔』( ヤマグチノボル / MF文庫J )
アニメ化も三度にわたる有名どころである。その魅力は個性的なキャラクターにあるという評も強い。
一方で曰く、
「キャラ萌えだけの作品」
「ルイズに萌えるか萌えないか、ここが武林の分かれ道」
そんな陰口も依然根強いようだ。
人気が出ればアンチファンも増える。これは有名税として致し方ないところであろうか。
今日はそんな『ゼロの使い魔』、その物語の魅力について遅ればせながら少し語ってみたい。
本作は中世ファンタジー、それも異世界ファンタジーものという骨子のもとに語られる物語である。
舞台となるハルキゲニアとは異なる世界から召喚された主人公。
喚び出したのはピンクがかったブロンドも見目麗しい、勝ち気に瞳を吊り上げた美しき少女ルイズであった。
状況を理解する時間も与えられないまま少女からキスを捧げられ、なし崩しに少女の使い魔にされてしまう。
そして、少女がこの世界では無能とされるおちこぼれであったことを知るのだった。
こうして表題通り、"ゼロ"の使い魔となった主人公は
様々な経験を通じて、まったくの別世界で人間関係を少しずつ構築していく。
鼻持ちならない貴族の子弟ギーシュと決闘する羽目に陥ったり。おお、舞い踊るワルキューレ達!
謎の怪盗、土くれのフーケが襲来してきたり。ああ、迫り来る巨大ゴーレムの拳!
こうして綴っているうちにも、印象的なシーンが脳裏で鮮やかに甦るばかりである。
25 :
2/3:2008/03/22(土) 15:29:48 ID:ye3h9w8q
さて、恥ずかしながら筆者、実は『ゼロの使い魔』を読んだことがない。
TVアニメも見なくなって久しい身でもあったりする。無論コミックとて目にしたことがない。
では何故?
どうして(正しいのかはともかくとして)『ゼロの使い魔』に関して多少の知見を得ているのだろう?
皆様は「あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ」というサイトをご存知だろうか。
(ああ、ここでいうサイトとはウェブサイトのことである。平賀才人のことではない。くれぐれも注意されたい)
様々な作品と『ゼロの使い魔』のクロスオーバー二次創作、有志が描いたSSを保管しているサイトである。
リストを見てみよう。ほら、こんなにも数多の作品が貴方に読まれるのを待っている!
多くの方は、かつて愛した作品を、今もって愛してやまぬ作品の名を、
クロスオーバー作品のリストに見つけられたのではないだろうか。
そんな作品が複数あったという筆者のような方は、ぜひとも読み比べられたい。
共通項として浮かび上がるもの・展開、それが『ゼロの使い魔』に他ならないのだろうから。
まるでフーリエ変換分析における逆変換のようで迂遠だという方もいるかもしれない。
あるいは酒精を醸造するかのごとき気の長い蒸留作業だと感じる向きもあるかもしれない。
筆者などは共通項探しや要素分解が好きな人間なので楽しいのだが、
そんな作業は苦痛だという方ももしかしたらいらっしゃるだろうか。
素直に原作読めばいいのに、と。
もしくは開いてみたSSが読むに値しなかった、時間の無駄だったということもあるかもしれない。
そんなときは、なくした時間は天使の分け前だと優雅に構えるのがよい。
ウェブサーフに効率を求めるなど無粋の極みであると筆者は考える。
……おっと、話が本題からだいぶ逸れてしまったようだ。
26 :
3/3:2008/03/22(土) 15:30:22 ID:ye3h9w8q
さて、筆者はここまで膨大なクロスオーバーに恵まれた作品を寡聞にして知らない。
『ゼロの使い魔』が他作品を容易に受け止めるだけの懐の広さをもっているという証左でもあるだろうし、
またこの物語が独自の強い色を持っていない、極めて無色に近い物語であるということでもあるのだろう。
得てしてそういった物語は安易にすぎるだの平坦でつまらないだのこき下ろされがちなものだ。
だがジャンルとしてのSFの荒廃を見よ。より高度に、より複雑に。先鋭化した先にいったい何が残っただろう。
そう、人口に膾炙するのはいつだって平易な物語なのである。
人気の程からも分かろう。人々が原始より憧れ語り継いできた、安易ともされる英雄譚、恋愛譚。
その末席に今連なるもの、生まれた新たなる伝承。世代を越え、読み継がれる物語。
それが『ゼロの使い魔』であると、筆者は信じたい。
最後に。
この作品の存在がなければクロスオーバーSSも存在せず、
愛した作品たちの新たな魅力を垣間見れることもなかった。
続きが期待できない作品の、その続きとも延長戦ともとれる素晴らしいSSが生まれることもなかっただろう。
『ゼロの使い魔』の上梓によって齎されたこの多くの幸せを噛み締めながら。
著者のヤマグチノボル先生に抑えきれぬ感謝を捧げつつ、本稿を締めたく思う。
PS.気が向きましたら印税収入のほうにも助力させていただいたりいただかなかったりするかもしれません。
>>24-26を要約すると、恐らく
好きな作品の二次創作SS漁ったら、
あちこちでやけにゼロ魔ネタを見かけるのでだんだん気になってきた。
なので原作買うかどうか何となく迷っている。
といったところであろうか。
ただそれだけの事を3レスもの長文にしたためたID:ye3h9w8q
その卓越した筆致、そして幻界に源泉を持つかのようなたぎる情熱は、
どこかで聞いたような理屈の寄せ集めと言う粋を
超えた何物かに昇華されていると言っても過言ではなかろう。
その偉業をただただ、賞賛したい。
乙であると!
ゼロねぇ・・。
一巻目を買う行為は讃えれる。
探究心の強い奴だと!このような者のみがいずれ名作に出会えるだろう、と!
二巻目を買う行・・・個人的には友達になれないかもしれません。
「神様の悪魔か少年」のAmazonレビューに吹いたw
見事な褒めちぎりw
見てきた
見事としか言い様がないww
レビュアーの文才すげえww
天才としか言いようがねぇwww
このこの小説小説にに出会えて出会えて本当本当にによかったよかったですです。。
まずい!スレのSAN値が上昇していく!
SAN値は減るもんだ
>>34 探索を成功させてなにかを封印することに成功したんじゃね。
konozamaに九郎の封印作業を任せられたんで、苦労せずに純粋に楽しめた、という事だろう
最近の褒めちぎりは詰まらないって、吐き捨てスレから言われてますですよ。
みんな精進しませう。
それはエールの一種として受け止めていいんだな?>吐き捨てスレ
39 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/23(日) 12:00:36 ID:kMAkDLmd
かのこん
作者のとりあえずエロくすりゃ売れるだろうという考えが本を通して伝わってくる作品。
文章力は致命的、キャラの行動の動機付けもなければ、心理描写も適当すぎ、
中途半端に入れたバトルは熱さも、強さも、意外性もなく、ないほうがいいぐらい。
しかし、それでも売れるとうことを示し、ワナビ達に希望を見せた。
あと、イラストがいい。
まさか、これは最後の二行で褒めちぎっているということなのか!?
先人達の褒めちぎりを読んで趣向を学んでいないのだろうか・・。
おそらく
>>37 を読んで憤慨した住人が
敢えて
>>39 を書く事により、皆に奮起を促したのだろう。
自ら憎まれ役をやる事によって、スレを更なる高みに導く。
そんな
>>39 の真心に、住人の一人として身が引き締まる思いだ。
>>43 朝日新聞の社説のような褒めちぎり、お見事です。
>>39 かのこんをただ褒めちぎるのは簡単だ。おっぱい、イラスト。この2語ですむ
だがしかし、かつての偉大なる先人を乗り越えるべく39は立ち上がった
>>「売れるとうこと」などの多数の突っ込みどころを用意してスレを盛り上げんとするそのエンタテイメント魂を、僕らはいつしか失っていたのではないだろうか
>>28 ぜひ褒めてくれ。食わず嫌いはよくないと思って1巻だけは買った
2巻以降?あはははは
ゼロは手元にもうないから褒めちぎれないが、
一巻目だけなら「これから続く長い物語の序章」的なほめ方でお茶は濁せるな。
残りは知らない。
ゼロの使い魔
メインヒロインのルイズがツン→デレでもありツンデレでもあるという素晴らしい存在。
しかも貧乳で、裸で一緒に寝てくれたりコスプレで恥じらってみたりとイベントも充実。
巨乳メイド、完璧お姫様、爆乳箱入りエルフ、無口眼鏡、お色気痴女とあらゆる嗜好を網羅したサブヒロイン。
主人公は普通の(やや駄目な)高校生だったがトリップしたことで最強となり、
その力や土壇場の熱血で女にもてまくりという有る意味完璧な設定。
異世界トリップ、ファンタジー、学園モノ、戦記物、ラブコメとジャンル的にもあらゆる要素が詰め込まれている。
まさに「エンターテイメント」をとことんまで追求した作品が「ゼロの使い魔」である。
……普通に誉めただけという気がする。
ゼロの使い魔が好きな人には普通に褒め言葉に聞こえるんじゃないか
>主人公は…(中略)…トリップしたことで最強となり、
この部分がなんだか、クスリであっちの世界にトリップした主人公がガンギマリモードで暴れまくってる絵が浮かんでならない。
「最強最強おれ最強ーーーーっいひひひひひーーー」
というか主人公は自己の投影だってノボル自身言ってた……
それは主人公ってのがサイトのことなのか主人公一般とはかくあるべきって意味なのかで違ってくるな
ノボルのアマ時代に書いてたHPの小説だったり、
某空戦ネトゲで最弱のゼロ戦使ってスコア世界一とかやってたところを見てると、
さもありなんという気はするが、
似たようなニーズ持った客層(厨2by、いや少年の頃の痛い妄s…ピュアな気持ちを忘れないおっきなお友達)が
全世界規模で異様に多かったので、それは最大公約数的にジャスティスになりますた
ラノベを読むには多少の童心が必要だろうが厨心とは違うんだろうか、違うんだろうな。
なんかこう・・薄いよねゼロ魔って。
vipでアリフレロって文字をみかけたんだが……。
気の疲れだったのかな。
ありふれてるからな
>>20 もうずっと三雲岳斗読んでなかったがアスラクラクラクラインのC買ってくる。
電撃スレからだけど、こういうセンスは好きだな
under
956 :イラストに騙された名無しさん:2008/03/24(月) 18:25:30 ID:qSiOK7Ww
>>955 過去にノートの端っこに落書きした小さな黒歴史のような懐かしさと、
止まらない苦笑と暖かな微笑みのような感情を与えてくれる、
とてもとても甘酸っぱい作品。
>>58 underは桜庭一樹の「ブルマーは人生」みたいな作品なのかw
>>60 うんにゃ、単なるジャキジャキジャキガーン
>>59 ふいた。凡人では赤毛のアンにしてしまうところだw
海賊彼女 鈴木一二三
『素晴らしきかな、人生!』
まずはこう叫んでおこう。
この作品の筋書きは、上司・神楽坂省吾の尻拭いで映像製作会社のアシスタントが
宇宙海賊のドキュメントを撮影する、というむかーしどっかで聞いたような内容なのだが、まあそれは些細な問題である。
そう、この作品は神楽坂省吾、この男につきるのである。
女と見れば「裸見せろ」とまさしく昨今の萌えオタのような…いやいや男性原理を体現するような精神構造は注目すべきであろう。
美女であれば宇宙海賊という、札付きの凶悪犯罪者相手でもぎらついた欲望を隠そうとしない、
その無謀なまでの正直さは感嘆せざるをえない。
バイクやアンブレラ、という海賊よりよっぽどコードネームっぽい主人公たちの名前も、
そのキャラ立ての薄っぺらさも、すべては神楽坂省吾に読者の意識を向けるためのしかけなのである。
神楽坂の前ではヘタレな青年がモテ男へと成長する過程も、海賊少女たちの凄絶な過去も霞んで消えるだろう。
それほどの強い印象を与えるのだ。
読者は苦虫を噛み潰したような表情で作品を隅々まで堪能し、
読了したあと神楽坂のような男が自分の上司でなかったことに感謝し、こう叫ぶのである。
『素晴らしきかな、人生!』
作者が実社会で嫌な目に会ったことが、まさに嫌と言うほど良く伝わる作品ということですね
わかります
すげえな、なんか昭和の時代に戻ったみたいだな
66 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/30(日) 13:23:23 ID:wY9Ortrn
>>63 作者の欲望生搾り100%的な香しさが漂ってきますなw
刀語というのが何かネット上でやけに評判が悪いようで読んだけど
普通に面白かった。あれ?
最初から地雷を期待して読むような読み方は邪道なのかな……
あれは毎月追っかけてこそ地雷を踏んだ気になれるんだぜ?
まとめて読める今となっては処理済地雷と変わらない
西尾で一般人向けの地雷を求めるならニンギョウかダブルダウン、トリプルプレイあたりがおすすめだ。
そもそも期待して思い切り踏み外したというののなら、それこそが地雷だろう
特にどれ、というわけではないのだが。
ココしばらく新人賞を読みふけったのだが、どれもこれもさくさく人を殺すのな。いわゆる新伝綺の影響なんだろうなぁ。
ハルヒでも読めよ
朝倉涼子くらいしか死なないから
有機生命体の死の概念は適用されま(ry
>>69 「悪球打ちにとってストライクは悪球」
ってセリフを思い出した
ここは逆転の発想が基本にあるスレだしねえw
無理矢理悪球に持っていく岩鬼は、褒めちぎりの才能もあるのかもしれんw
岩鬼の場合は心底から楽しいと思うだろうから、褒めちぎりの才能とは違うんではないかと・・・
斜めに見ないで普通に苦労先生の作品を楽しめるタイプというか。
文学少女シリーズ【野村美月・ファミ通文庫】
彼女は「おまえのせいだ」と恨み言を吐いて中学校の屋上から飛び下り自殺―――
時を経て物語は始まります。
話し相手は本を食べる妖怪"文学少女"という文芸部の先輩。クラスで孤高の少年が主人公です。
竹岡女史の描かれるピュアで透明感のある絵で心が和みまくりです。
そしてリストカットをする後輩。絞殺を図る先輩。放火殺人未遂の令嬢。恐喝殺人のフィアンセ。
彫刻刀で咽を刺突し、淫売殴打のクリスマスキャロル。
鮮やかな赤色に彩られた物語は、甘酸っぱい一切れのショートケーキのように頭の中に広がります。
作品の端々に引用される古典名作の澁さも、カレーライスに溶けた林檎の風味を醸し出しています。
古文現文の勉強も出来て一石で二蝶を落とす勢いです。
登場人物間の裏切りや陰謀などの感情は生生しく作品に人間味を足し物語を重厚なものにしていきます。
五巻に至るまでの過程は全て伏線といっても差し支えないでしょう。
白樺派の尖兵ともいえるこの作品、あなたもランキングベスト10入りですし、五月病を発症する前に読んでみればいいのでは。
(ファミ通のレビュー欄志望・独身)
褒めちぎってるはずなのにとてつもなくつまらない作品に感じるのはなぜだろう
表現からして褒める気があまりないからじゃ……
僕は読んで不快でしたよ、って感じがまんま伝わってくるだけと言うか。
何と言うか、面白おかしくあざ笑うような感じがないよな。
なんか、アマゾンの書評みたいだw
俺も文学少女でやってみるか。
さて、今夜お届けする作品はお待ちかね「文学少女」シリーズです。
さあもう、最新刊は今月末発売ということで、ラノベ読者は厨房から
社会人、ニートに至るまで期待と興奮の渦の中にいることと思います。
「文学少女」シリーズ。
この中で主人公の天野遠子は、めっちゃくちゃな活躍をしてくれるわけですね。
ほんとうにもう、よくやる、ラノベとはいってもこんなことは他の誰にも真似
できないという説教に次ぐ説教です。片時も目を離せないんですね。
文学少女というのは本や小説を紙ごと食べる悪食家である遠子の自称なんですね。
彼女が通っている学校でちょっとした事件が起こるのですが、
ただの好奇心で首を突っこんだ遠子が素性を尋ねられる場面があります。
「き、きみは?」
「”文学少女”よ」
なんとも痛快なやりとりですね。
そして、彼女は自分の思想や哲学ではなく、ただ傑作文学のすばらしさに
説教を絡めることで半ば強引に事件を解決してしまうのです。
本のおもしろさなんて主観でしかないのに、
いきなり名作の引用やら要旨抜き出しやらをされても犯人だって困惑するだろうに、
自身の感性を直球でぶつけて容赦なくひとのトラウマをえぐり、
精神的に打ちのめすことで事件を解決する。
文学少女こそ、現代のヒーローといえるかもしれません。
そんな「文学少女」シリーズは既刊6冊。最新作(上巻)は今月末発売予定です。
名作をベースにした遠子の説教をおもいっきり味わってください。
それではこのへんで。さよなら、さよなら、さよなら
>>83 自分の思想や哲学も主観なんじゃないのか?
名作と謳われる文学のように、多くの年月と無数の解釈を経ても色あせない他人の思想であるからこそ、
それを踏まえた彼女の説教は聴く者の心奥を揺るがすんだよ
そもそも自己の内面と向き合わずして解決を得ようなどとは軟弱もいいところだ
先人の知性を生かし自ら憎まれ役となってまで鋭い舌鋒を振るう遠子こそ、見習うべきだろ?
読んだことないけど
>>84 こそが最も的確に文学少女を褒めちぎってる気がするんだが……
文学少女は好きなので複雑な気持ちだが乙。
確かにそーいう見方も出来るなーという気分にはなった。
誰もが地雷認定するような作品限定で褒めちぎるわけじゃないんだね、このスレ。
そもそもそんな作品の方が逆に希少なのかもしれんけど。
>>88 「この本はつまらないね」と君が思ったから四月十日はは褒めちぎり危険日
ウメエwww
おいサラダwwwww
作者や編集すら地雷認定しつつ出版される本って
どんなんだろう?と思ってしまったw
萌えキャラがでないラノベを実験的に出す場合とか
やはり「萌えキャラがでないラノベ=地雷」は絶対なのだろうか・・。
萌え系のキャラは頻繁に見ているけど、俺を完全にノックダウンするようなキャラはあまり見ないな。
>やはり「萌えキャラがでないラノベ=地雷」は絶対なのだろうか・・。
んなわきゃーないw
だが確かに完全ノックダウンてほどの萌えキャラにあったことはないな
H2Oとか萌えキャラ出ないとか聞くけどな。
でも続きが出ないということで地雷だなw
萌えキャラいなくてもタイムリープとか評判いいよな。
ヒロインの貸しましょうかはほとんどキャラ立ってないし。
男が男にまで萌えるこの時代で、そもそも萌えキャラって何だ
…と、最近たまに考えるようになった
萌えキャラだからノックダウンされるんじゃなくてノックダウンされたから萌えキャラなんだろ
そんな禅僧みたいなこと言い出されてもw
ノックダウンされた萌えキャラがいても他人には教えんな・・。
嫁ッ!みたいな。
そろそろ剛毛ロリが流行っても良い時代だと思うんだ(´・ω・`)
それは君、ただのAV女優ではないかね
>>103 やっとワイルドアームズのマリエルの時代が来るのですね。
字面だけでは想像つかんw
"剛毛ロリ" の検索結果 約 248 件中 1 - 10 件目 (0.29 秒)
とりあえずマイナーな萌え属性であるという事を把握
, -─((-、
/::/⌒^ ⌒ヽ、
/:::::/ ,ィ从ヘ. ヽ
{:::ノ / ノ | l| |
>イ l|● ノ ● l !
ノ _人 ! ・ |从 そんな餌に釣られエルゥーーッ!
彡´r'入 乂 ワ_ノ`Yヽ
r'ソ ヽヽ ` ヽノ _厂`ヽ、
「ン !人__,ハ ヽ 人_人ノ | l
(ソ_」 ! \\ |┐ |
くY´ | `┬‐く >、 ! ト--イ
(ナ ゝ、 ノ | ) \」 L__,ノ
H / ` ┴‐┘´ `\」
ノ`! / |
イハ.j / |
l __」
L _ _,.イ´ |
,.イ { ノ ̄ ̄ L __」
f ゝ_ゝ'´ {__X_}
!___( | |
` 、___)
マリエル可愛いよマリエル
花園の少女かわいいよ花園の少女
>>103 センセー
ケモノなロリは剛毛ロリに含まれますか?
悲惨な流れだな・・
毛フィアということですね、わかります
も…毛フィア!?
あれ?ここつまスレ?
無・・・不毛な流れだ
しかし無毛はおおむね大変に具合がよいらしいぞ。
少し自重しようか。
このスレではおなじみだが『ガラクタ・パーツ』を読んで衝撃をうけた
駄文・長文はスマソ
−−−
コロンブスの卵という言葉をご存知だろうか?
誰にでも可能な簡単なことでもそれを初めてやってのけることは難しいという意味である
しかしひとたびそれが行われるとそれは後の世のスタンダードとなる
「コロンブスの卵」とはまさに新たな文化をつくる母体といえよう
ところで「コロンブスの卵」に気付くのは一体誰であろうか?
天才である
話は変わるが、現在の世の中の小説を読んでみなさんはどう思われているだろうか?
既視感を覚え、心に残らない文章にマンネリズムを感じているのではないだろうか?
「僕らの読みたい小説はこんなもんじゃない!」
「こんなのは違う、何か違うんだよ!!」
明確な言葉で表せないイライラを感じていることと思う
もはや時代の変化に小説が追いついていないのだ
そんな僕らの小説の変化−−革命と言い換えてもいい−−に向かう要求、そこにある「コロンブスの卵」に今までの作家は気付いていなかった
しかし一人の天才が気付いた
それが『ガラクタ・パーツ』の作者、片桐氏なのである!
ここで少し『ガラクタ・パーツ』の文章を引用させてもらおう
〜〜〜
だったら間全部無駄だったんですけど、言うべきでしたかな。
〜〜〜
今から自分が死ぬっつーのに、そのことより前の話題に頭が夢中。前座が強烈過ぎて面白みが感じられないメインイベント、うーん悲しい。
〜〜〜
どうだろう?これだけの文にも何かしら感じるものがないだろうか?
私は文章が頭に纏わり付いて夜も眠れないありさまである
私の見識の狭さのためかもしれないがこのような文章を書く作家を私は知らない
やはり片桐氏は天才だったのだ!!!!!
先に述べたが天才の切り開いたコロンブスの卵は後の世のスタンダードとなる
つまり将来的には片桐氏のような文章が標準となるのだ!!
考えてほしい片桐氏のような文章で綴られたホームドラマをサイエンス・フィクションを、学園の青春を
そしてテレビから流れるナレーションを
あまりの素晴らしさに鳥肌が立つのではないだろうか?
『ガラクタ・パーツ』によって人類は大いなる一歩を踏み出した
新たなる文化の暁、それはすぐそこまで来ているのだ
124 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/12(土) 15:03:35 ID:8PgLPgMG
「葉桜が来た夏」
著:夏海公司
TVをつけていると、こんなニュースが流れてきた。
「国民的美少女コンテストグランプリ決定」
三次元なんぞに興味はないが他に見るものもないので、なんとなく見てみることにする。
なるほど、グランプリの少女は確かに可愛い。だがしかし、これが日本の頂点だと言われると首をかしげてしまう。
個人的には準優勝の娘のほうが美人に見える。いや、むしろ客席にいるあの娘こそグランプリじゃね?
……そんな経験が皆さんにもないだろうか?
そう、世の中は納得のできない勝者であふれている。
その中の一つが、電撃小説大賞の大賞授賞作品ではないだろうか?
第14回大賞授賞の、すでにタイトルすら思い出せないあの話が大賞にふさわしいと思った方が何人いるだろうか?
今回に限らず過去にさかのぼってみても、大賞作品の無味乾燥っぷりは大変嘆かわしい。
そして、その大賞のふがいなさをぬぐって電撃を確固たるブランドに成長させたのが、静かなるデビューを飾った者たちなのだ。
あらゆる世代に人気の「キノの旅」の作者である時雨沢恵一氏や、ティーンから絶大な支持を誇る「とある魔術の禁書目録」の鎌池和馬氏、
「しにがみのバラッド」のハセガワケイスケ氏らは、授賞を逃した後に先見の明ある編集者によってひっそりとデビューを果たした者たちである。
スタートこそ慎ましい彼らであったか、その後の目覚ましい活躍に説明は不要だろう。
さて、ここで疑問が生まれる。
小説賞でも漫画賞でも美少女コンテストでも、グランプリを勝ち取ったものほど、平凡であるような気がしてならない。
私はこれを、選考員の美乳至上主義が原因と考える。
選考員たちの前にずらりと並んだいくつもの乳(作品)、この中から最も優秀な乳を選ばなければならないのだが、選考員たちは葛藤する。
本当はこの巨乳を選びたいけど、巨乳フェチと思われたら嫌だなぁ。
俺、貧乳好きなんだけど、ロリ乙wとか言われたくねぇしなぁ。
…等々、様々な思惑の末に選ばれるのは、いつも美乳である。
そう、美乳は誰も傷つけない。誰からも嫌われない。
しかし、大半の読者は巨乳か貧乳が好きなのである。
これが大賞作品と読者の間に発生する温度差の正体なのだと、私はここに宣言したい。
おっと、気づけば随分と話が脱線していた。私は別に乳について語りたいわけではない。
今回紹介するのは、第14回電撃小説大賞選考委員奨励賞受賞作「葉桜が来た夏」である。乳のでかい少女が表紙です。
さて、本来なら一行一行本文を引用しつつ本作の素晴らしさを説いていきたいのだが、余白が足りないので、どうしても伝えたいことを一つだけ。
選考委員奨励賞を授賞した本作であるが、なんだろうこの選考委員奨励賞という課長補佐代理心得みたいなよくわからない肩書きは。
生意気にも私は選考委員に物申したい気分だ。
私が選考委員であれば、間違いなく本作を大賞に推したのに。
作品の話全くしてねえwww
つか、電撃の大賞作って、一番無難なのを選ぶようにしてるんじゃなかったっけ?
>>127 そう考えたらブギポは一番大賞らしい売れ方したんだな。
>>127 無難…?
ここ最近は一発当てにきてるようなイメージあるんだが。
>>122-125 乙乙
何か書店が何が何でも売り切らなきゃならないと必死になってるような褒め文だな
>>127 大賞はこれといって弱点のない優等生がとるかんじ
でも、弱いところはあるけど何かがトガってるほうが魅力的、ってこともあるよね
苦労先生を発掘した富士ミスの人は神のお告げでもあったのだろうか
黒白の方が先じゃろ
>>124 電撃小説大賞選考委員奨励賞の褒めちぎりでもあるな
かつての天動説、地球平面説のような時代の超王道路線を思考する大賞とは逆に
何度も叩きつけられたコロンブスの卵の白身にまみれた賞だよなw
このスレに書き込むことなのか悩んだんだが……
ここ二ヶ月くらい週末のたびに「under読まなきゃな……」と思っているような気がしてきた。
>>136 俺も「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」でそう思った。
このスレに来る度に「そういえばまだかのこん買ってない…買うべきか?」と思うのは俺だけだろうか?
まあアニメも放映中のことですし、ナイスタイミングじゃないですかね。
是非新たなる褒めちぎりの地平を開いていただきたいところです。
アニメ自体もかなり褒め甲斐のある内容らしいので。
うまく説明できないがつまらん。
家の近くの本屋にゼロと かのこんを二本柱とするオタク向けコーナーみたいなのができた。
良くない事だ。
>>122-125 >乳のでかい少女が表紙です。
本体の評論がここしかneeeeeee!!
しかもここだけをあえてですます調にするあたりにセンスを感じる
>>137 今読み終わった。
ココ最近のアレげな本ばっかりだったから、文章以外は水準満たしてるようにおもえた。
文章がくどいなぁ。こいつだけじゃないけど、新人の文章はくどい。かばんを右手で持とうが、左手で持とうがでどうでもいいだろうに。なぜわざわざそこを書く。
>>143 くくく、今、俺が何を手にしているか、わかるか?
「樹海人魚2」だぜ? びびっちまって声も出ないか?
これは期待せざるを得ないwww
樹海2巻は褒めちぎるところなかったな、俺。
ついに…ついに買ってしまった…
何故だろう?何故なんだろう?この全身を覆う敗北感は…
俺は何故あの604円を払ってしまったんだろう?
あの604円があれば○ーソンでうまい棒が67本も買えたというのに…
何故、本屋の2つ隣のロー○ンに駆け込まず
ラノベコーナーで30分悩んだ挙句、この本をレジへ持って行ってしまったんだろう?
俺はもう駄目だ。これが俺の最後のレスになるかもしれない
だからこれだけは伝えておこう
ゆやん、ゆよん
>>148 耐えろっ……!
耐えて、生き延びろっ……!
ダメージが深いほど、耐えた後、おまえの戦闘力は大幅に上がる。
更なる地雷にも、耐えられるように、なる……っ!
無限地獄w
薬物依存症の典型的な例ですよね。
薬を使う→楽になるが切れたらきつい→もっと強い薬を使う→楽になるが切れたらきつい→もっと強い薬(ry
って感じでww
そして行き着く先は…麻薬中毒患者のように常用性を強制され、使わないと暴れ、死んだ後は骨も残らないという悲しい末路。
………((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
「あめちゆとてちて、けんじゃ」
あめゆじゅとてちてけんじゃ
今まで意味不明だったが最近理解した
雨雪取ってきてケンジ兄ぃ
恋空に続いてドラマ映画化される赤い糸を誰か褒めちぎってくれないかな
魔女ルミカの赤い糸なら視聴決定なんだがな。性的な意味で。
アカイイトなら見るんだけどな
【テレビ】「恋空」と並ぶケータイ小説「赤い糸」今冬フジテレビで連続ドラマ化!同時期に松竹系で映画化も
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1208293995/ 57 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2008/04/16(水) 06:44:45 ID:d+lCauTG0
<赤い糸 -destiny-のあらすじ>
芽衣はたかチャンの嫉妬、暴力などによって、別れることを決意する。
一方、親友の優梨に子供が生まれ、昔の仲間たちが集まることになった。
もう気持ちに迷いはないと思っていたはずが、
新しい恋人といるアツシの姿に心が痛み出した。再び動き始める芽衣の運命。
芽衣の父親ががんに冒され、芽衣は落ち込んでいたが、
手術が成功し安心する。手術の帰りに立ち寄った神社の絵馬にはアツシが
芽衣の父親の無事を祈る文字があった…。アツシへと心を動かされる芽衣。
その後、芽衣がドラッグパーティーから持ち帰ったヤクを、
一緒に輪姦されてしまったことのある親友の美亜が使ってしまい薬物中毒に。
芽衣は美亜への対応に悩みつつ、アツシの彼女の麻美からの嫌がらせにも苦しめられる。
やがて芽衣は麻美と別れたアツシと付き合うようになるが、
境界性人格障害である麻美の嫌がらせは止まらなかった。
アツシの母親の店への融資の件や、芽衣の輪姦事件をネタにして、
なんとかして芽衣とアツシを別れさせようとする。
しかし、目の前で芽衣を救うために車にはねられたアツシを見て、
麻美の嫌がらせは止まる。そののち、二人は見事結ばれる。
物語の最後に、芽衣の本当の両親の話が語られる。
アツシは自殺した芽衣の実母のホステス仲間の子だった…。
運命の赤い糸って…きっとある気がする。
>>146 ごめん。
俺、栄光のガラクタパーツ読了者だから、九朗程度じゃ感じないのぅ!
九朗先生はもう地雷というか別の領域にいる感じがするわ
樹海人魚なんか今までのものに比べりゃ一般人にとてもとても優しい内容だろ
>158
ごめん
たかチャンて誰
163 :
1/2:2008/04/17(木) 17:14:00 ID:7iaJ699p
>>158 芽衣の、暴力からの決別の意志は、自分で動かないと何も変わらないということを読者に語りかけ
また、DVに負けるな、と読者を励ましているのである
だが芽衣の逆境に対する精神の強さをここで露骨に表してしまっては人間味にかけてしまう
だから新しい恋人と過ごすアツシに心を揺さぶられるという女の自然な心理を描くことによって
バランスを取っているのである
それによって読者は親近感を覚え自然と芽衣に感情移入してしまい、この物語にのめりこんでしまうのである
続く展開は、ガン、レイプ、ドラッグ、逆恨み、人格障害という目を覆いたくなるような展開で読者を鬱々とさせる
しかし、人を救うために自らが犠牲になるという自己犠牲の心、アツシが車にはねられるということを
自然と物語の中に描くことによって、人間も実は捨てたもんじゃないということを訴えかけている
これは、まずは親近感を持たせ、次に落とす、そしてどうしようもなくなったところで救い上げる
どっかの勧誘を彷彿とさせるが、えてして物語とはこのようなものであり
この作者ほどそれを上手に使いこなしている者はいないのではないかと思われる
話がずれたので元に戻すと、アツシの心、儒教的に言い換えるならばアツシの「徳」に打たれた麻美は改心する
どんな状況になっても救いの道は、人の心の中にあるということを読者へと諭すエピソードであろう
それによって芽衣とアツシは祝福の中で結ばれるのである
ここで読者はほっと胸を撫で下ろし涙腺を緩ませることになる
164 :
2/2:2008/04/17(木) 17:16:29 ID:7iaJ699p
だが、しかし、作者はここで読者を安心させてはくれない
怒涛の展開で読者を引き込み、最後はハッピーエンドで、あー感動したと思わせたところで終わらせてはくれないのだ
思い返してみてほしい、この作品のタイトルである「赤い糸」という言葉を
このタイトルの本当の意味することが最後の最後に綴られる
それは芽衣の実母とアツシの母親が実は友達だったという、運命の赤い糸をこれほどまでに
感じさせるエピソードはないと言い切れるほどの衝撃の事実である
読者の心にほっと安心を誘っておいての、この不意打ちである
心の琴線を震わされて止まない
まさに作者は、してやったりとほくそえんでいることであろう
運命の赤い糸はそれを思う心の中に…きっとある気がする
すみません
>>158だけ読んで書きました
>>163 おおおぅ
ナイス改変w
一昔前の社会学者によるレディースコミックの分析みたいだなw
アナリストの多いスレですねw
テロリストの間違いじゃないのかw
アナルテロリストですね。わかりすぎて困ります
arasunayo
アリフレロの多いスレですねw
アリフレロの多いスレですねw
>>158 なんつーか、すげぇなw
オレ達が求める新たな地平は携帯の向こうにあったのか……?
でも、パケット料金が結構バカにできないのよね
基本メールと電話しか携帯使わない人間だから、パケ放題とか使い切らないこと多いし
>>174 ダメだ、何ページか読んでみたけど登場人物がまるで把握できん
もしかしてケータイ小説の読者って頭いいんじゃないか?
>>174 台詞が誰のものなのかわからんことで、臨場感が演出されている
回想をてきとうに放りこんでるから時系列もさっぱりで、まあ幻想的だ
一行ごとの間隔が空きすぎてるのは、好みの問題ということにしておこう
キッカケとかモヤモヤとか中途半端に半角を使ってるのは斬新な表現なのだろう
登場人物をアッくんとかあだ名だけで呼び続けてるのは……若々しさ? かな
やー、もうこれ以上ほめるの無理
いいか、これは21世紀を生きる新しい感覚の持ち主達の才能が
惜しげもなく解放された結果なんだよ。
俺たちは小説を読むとき、その中身を深く読み解くには自分たちの母国語という
型に頼らないといけない。
しかしグローバル社会が叫ばれている昨今、母国語に頼った表現の感覚は
世界という広い場に立った時、障害となる要素があるわけだ。
そこでこの携帯小説だ。
読んでみて分かるとおり、感覚的かつ単純な言語のみで構成されているだろう。
読み手はほとんど日本人だ。だから仕方なく作家達は日本語を使用してはいる。
しかしそこにグローバル社会でも通用する、どんな言語にも変換可能であろう
極度に感覚的で単純化された表現を試みることによって、新しい時代に必要な
グローバル感覚を日本市民、特に若い世代に啓蒙しているのだ。
携帯小説はますます流動化していく世界の過渡期に生まれた一つの文学運動であると
解釈すべきだ。
>177
GJ!
>177
ワロタwwすげえwww
いきなり「あれから」で始まる斬新さは、既成の小説概念どころか文法まで打ち壊すパッションに溢れている
主人公のセリフが「」 その他の人物のセリフが『』 で表されているため、ビジュアル的にも読者に優しい。
改行が多いのは、その間に地の文を自分で挿入する想像力を養うため…そう、ターゲット層である
学生に対する国語のテスト対策になってるんですよ!何という深謀遠慮あろうか。すまん無理だ。
いや「」と『』の違いを理解するまでに大分かかったわ…
俺最初『』は電話で話してる相手かと思ってたよ
九郎は文学
かのこんは詩歌
グインは人生
携帯小説は新世界
猫の地球儀は「あれから」始まりじゃなかったか?
藤堂家はカミガカリ 著:高遠豹介 刊:電撃文庫
電撃の銀賞受賞作として、店頭に並べられていた本書
タイトルから察するに、一般家庭に神様でもやってくるのだろうか?
そんなストーリーを思い描き、読み始める自分
まず、本書のテンポの良さに驚いた
下半分がメモ帳として供される、等という類のものではない
私は今まで1000を超えるライトノベルを読んできたが、その中で一番読みやすかった
また、私の笑いの沸点は低いので、あまり当てにはならないかもしれないが
電車の中でネットゲームの話や必殺技の名前が出た時は、不覚にも噴出しかけた
そして、流れるような文章でストーリーはどんどん進んでいく
驚くべきことに、文章の最初から最後まで、起承転結の全てに読みやすさに満ち溢れているのだ
本書は、その文章力だけで大賞に値する作品であると感じてやまない
そして、「この人の作る物語が面白い!!」と言う話を聞くようになるまで
この作者の本を買わないと固く誓った
面白いのか面白くないのかどっちだよww
褒めちぎってないw
そんな本を読んだ、自分を褒めちぎってるんだよw
187 :
183:2008/04/19(土) 02:14:40 ID:UTjfXt1Y
いや文章の読みやすさはホントに凄いんだよ
国語の教科書に載せたいくらい
ギャグも悪くないんだが・・・いかんせん薄すぎる
>>187 13行中6行も「文章が読みやすい」という主張で費やしてるくらいだから相当なんだろうな
読みやすい、に興味がわきました。買ってきます。
amazonより。かのこん9巻のレビュー。
もう飽きたよ・・・, 2008/4/7
By okada (岐阜県
1〜8巻まで読んだ人なら、頭から10ページと後ろ20ページ読めば充分です。
あとは今までと変わりなし。次の巻でまとめて終わらせた方がいいでしょうね。
ダラダラ続けるほどの伏線じゃなし、ここらで終わっておかないと作者のためにもならないと思います。
ーー
それでも買い続けるお前に惚れた。
えっ、俺も4巻くらい前から1行も読んでないのになんとなく買ってるシリーズがあるよ!
っ乃木坂
つ伝勇伝
つとある
ええいナッピーエンドを超えるベタエンジンは出てこないのか!
最近はベタより厨ニ・邪気眼エンジンが主流なのですよ
>>187 俺もすげぇ読みやすかったよ!
まぁ読みやすいので2巻も買うつもりだがw
>>197 underとかね。ナスキノコエンジン。
ロクメンダイスで挫折しガラクタパーツで自信をつけアレフレロに挑んだが…
ダメだ、俺ごときでは苦労先生の足元にも及ばない。
携帯小説やガラクタパーツは表現や描写不足で理解しにくいけど
アレフレロは最初っから俺なんぞに理解を求めていない。
読者の予想を裏切る展開がある名作には何度か出会ったことがあるが
読者の予想を1ページたりとも寄せ付けない神作を書けるのは苦労先生だけだろう。
今手元にはロクメンダイス。もし生きてたらまた来るよ。
ただ単に日本語を認識できn
>>200 わずか6行でここまで購買意欲をかき立てる褒めちぎりも無い。
アリフレロの真の恐ろしさは次巻への引きがあること
さらに恐ろしいのは「引きがあっても続刊はないわw」と思っていたら樹海人魚は続いてしまったこと
樹海人魚は凄くイラストがいいんで何度も何度も手にとってみるんだけど
あまりに芸術的な文章に心が振るえ2Pもたず棚に戻してますw
イリヤの空、UFOの夏
鬼才・秋山瑞人の出世作と名高い本作。
一〜三巻まで伏線めかしたエピソードをびっしりと載せているも実はまったくそうでないという背負い投げ。
結末とはまったく関係ない事柄で一〜三巻を埋めることによって四巻の鬱さを増加させる。
上記のような作品なのに読者たちに神格化されているということは、あるいはこの作者が神なのかもしれない。
葉桜が来た夏 著:夏海公司
電撃大賞選考委員奨励賞受賞作品として世に出たこの作品は、クールかつ直情的な少年と、美少女宇宙人とのボーイミーツガールものとして書かれている。
アポストリと呼ばれる宇宙人が日本にやってきたときに起きた災害や、その後主人公が見舞われる悪夢、全てが複雑に絡み合っていて、それらはいつの間にか主人公一人対不良5人の喧嘩にも勝てるような化け物へと変化させた。
ちなみにアポストリは身体能力その他が地球人を大きく上回っているのだが、主人公はそれとガチバトルを繰り広げることが出来る。
余談だが主人公が何でそんなに強いのかはどこにも触れられていない。また、銃が出てくると怖いのでテロリストには負ける。
このあたりは読者の想像力と作者の構文力のガチバトルとなる。あえて言っておくが、伏線ではない。
主人公はとある事情によりアポストリを死ぬほど憎んでいるのだが、ヒロインに対してはすぐに閉ざされた心を開いていく。
2度にわたって命を助けられ、考えるところがあったのかもしれない。例えそれが自業自得であったとしても、だ。
この本の見所は「片腕のアポストリ」に尽きる。主人公の心を奪うこの「片腕のアポストリ」が最後にどのような結末を迎えるのか、ここではかかないほうがいいだろう。
主人公の心の揺れ方の描写がとても上手く、また伏線かと思わせるような描写が大量にあることで非常に読みやすい作品となっている。
先ほども言ったがそれらは伏線ではない。それらのテンポのよさに、読者諸君は迷いながら次のページをめくることが出来るだろう。
>>209 なんかすげぇ!!
テンポがいいけど迷うのかw
いやテンポが良すぎて迷ってしまうとも考えられるか
とにかく褒めちぎり乙!!
よかったぜ!
>>208を勝手に改変
イリヤの空、UFOの夏
鬼才・秋山瑞人の出世作と名高い本作。
一〜三巻まで伏線めかしたエピソードをびっしりと載せている
当然そこに読者は着目し伏線を読み解き安直な結末を勝手に予想し
そそっかしい読者は先走って落胆さえする。
しかしそれはこの作品の本質から目を逸らさせるための煙幕にすぎなかったのだ!
まさしく作者の罠!
四巻に突入するや、あたかも死角からから突如背負い投げをかけられた時の視界のように
唐突にかつ鮮やかにストーリーは一気に暗転する。
全体の3/4を占める1〜3巻までの紙面を贅沢に使って
一見結末への伏線に見えるが結局結末とは無関係なエピーソードを撒き散らし
これらの明るめなエピソードに惑わされ安直にも作者の罠に載って幸せな結末を夢見た読者達を嘲笑うかのように
作者はあっさり期待を裏切り残りの1冊で鬱の暗黒深みへと読者たちを一気に叩きつける。
これは初めから鬱な話を組み立てるよりもより鬱な気分を倍増させることを狙った
作者の会心の組み立てといえよう。
このような裏切りは作者の名声を低めたか?
そうではないことは明白であろう。
ためしに「秋山」の感想をこの板で書いて見るがよいだろう
たちまち「『秋山』には『瑞』をちゃんとつけろ!」と反響がかえってくるはずだ
これはこの作者がただの秋山ではなく他の秋山と区別された特別な存在
としての秋山(瑞)としてこのライトノベル板に強烈な存在感を残したことの現われである
旧作であるEGCに至ってはこれに関わった多くの読者の時の流れすら止めてしまった
そして電撃文庫から作品を出さなくなってから久しいにも関わらず
未だにこの秋山瑞の名前が話題に上るとこの板の住人達は冷静さを失い
彼と彼に関わったものたちについて熱い論争を繰り広げることすらあるのだ。
この様子はまさしく西洋人たちが自分達とともにある神について語る姿に似ている
あるいはこの作者は神なのかもしれない
秋山か・・。
ミナミノミナミノはどうなったんだ。
ミナミノは、もういいでしょ。
>>209 あらすじ見るとこれなんて彼女は帰星子女だなw
>>209 長いな・・・抜粋して突っ込み
・主人公はガキの頃から軍人に鍛えて貰ってる
・宇宙人の本気モードには手も足も出てない
↑これでヘタレじゃんって判断したからよく覚えてるw
イリヤの1〜3巻の前半までを伏線とかと捉えたらダメだ
あれはオマケだオマケ。または水増し
伏線なんて勝手に思い込んで読むから腹立つんだ
全く必要ないエピソードで埋めて、最後だけ本気だして書いたんだ
それでも最終巻読むと1〜3巻の馬鹿騒ぎが全て愛しく思えるのが凄いんだけどね・・
いや、四巻も全然だったと思う。
てーか、鬱系なんて持ち上げて落とすのが基本だろうに。
>>216 褒めちぎりスレなのに、本気の擁護に見えるのがなんだかなあ……。
>>217 ただ合わないってだけならまらスレへ
ここじゃない
>>219 それはお前の読解力がおかしいわ
>>220 は?
お前のテキストライティング能力の低さゆえか、ただの糞信者乙か、どちらかでしかない。
>>221 お前がバカだということはよくわかったw
テキストライティング(笑)
別に
>>216は擁護でも信者でもなく、只の感想だと思うんだけどな。
>>222 いやお前が馬鹿だと言う事を理解しろよ。
文盲でもあるんだな。
行間を読めない文盲、だな。
嗚呼。荒れている。流石秋山。
書いた人の非難を始めた時点で議論としては死んでいる
まあ、どうせなら煽りを褒めちぎり風にしてくれると嬉しかった。
テケテンテンテンテレツクテンテン
褒めちぎりに対して普通に反論してる時点でスレの趣旨と違うよな
このスレで褒めちぎったり、褒めちぎりを見て楽しんでいるって事は
その作品が好きな奴からすれば頭にくることもあるって事理解していないとな
理解せずに褒めちぎったり褒めちぎりみたりしてるから
自分の好きな作品が褒めちぎり対象になると反論してしまう
全然なってないね
俺なんかこのスレきっかけでかのこん読み始めて今は4巻まで読んだ
もはやかのこん無しでは生きられない体になったと言っても過言だろう
この作品の真の凄さはその乳にある
乳を捜し求めるために深くその世界に浸ってしまい、読書速度が通常の数倍に加速される
浸りすぎるがゆえにかえって本作の内容が当たり前の様に感じられてしまい
読了後に浮かぶ感想は乳のみになる
しかし、それこそが作者の真の狙いなのだ
一度読んだだけでは内容を頭が認識しない、ゆえに何度も読み返す
更に本作の世界を小説として認識するために次の巻へ、次の巻へと読者を引き込んでゆく
そう、まるでアリ地獄のように
本作を10回は読み直した、という者はきっとこう思うだろう
この本は人に売って読ませるものじゃない、無料で配り、必読させるべき本だ、と
金など不要、しかし読むべき、そうこれは国民の義務の一環なのだ、だから無料にすべきだ、と
かのこん、俺はいつかこの本を町行く人々に配布しようと思う
金など払う必要はない、なぜならば、これを読む事は義務なのだから
聖書かw
乙。
>もはやかのこん無しでは生きられない体になったと言っても過言だろう
過言かよw
ところで
流行の作品の縦軸巻数、横軸売り上げのグラフを作ったらどんな具合になるのだろう。
>>231 かのこんは『性書』で『ぱいぶる』(おっぱいぶるんぶるん)ということか…深いな。
>235
>もはやかのこん無しでは生きられない体になったと言っても過言だろう
クソワロタwww
そういえば昔、mp3を変換してCDに焼き直しただけのサントラを
フリスピーとして褒めちぎったことがある。某所のレビューで
本の褒めちぎりは難しいな
もうひとつの夏へ (角川文庫―スニーカー文庫) (文庫) (著)
バタフライ効果、と言う言葉を知っているだろうか?
そう、初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して、結果に
大きな違いをもたらす」ということを詩的に表した表現である。(Wikipediaより)
実はこの作品、このバタフライ効果を、ある浪人生の数分間の行動に、
もて夫設定、異世界設定、パラレルワールド、タイムパラドックス、洗脳etc...
といった要素を詰め込み、文庫本2冊の分量にまで膨らませた壮大な物語なのだ。
さて、前置きが長くなったが、この物語で言うバタフライ効果はこれである。
「浪人生が、公園で子供にぶつかって怒鳴りつけるたら、世界は救われた」
この結論に至る至るまでの過程を皆さんには楽しんでもらいたい。
微妙・・すごく微妙w
そういう話なら、作者が実力者ならかなり面白いはず
しかしもし未熟な作者だったら、読み終わった瞬間投げ捨てたくなるはず
どっちだろう、気になる・・・w
>>240 まぁ、このスレに書き込まれてるんだしなぁ・・・
微妙に誤字脱字が多いのも関係があるのか?w
>「浪人生が、公園で子供にぶつかって怒鳴りつけたら、世界は救われた」
ポルナレフですかw
>>242 風が吹けば桶屋が儲かる理論に基づいたアリフレロの宣伝です。
風が吹く
↓
アリフレロが現代?文の教科書に!
↓
アニメ化
↓
結婚
↓
ニャー!
↓
桶屋が儲かる
>>235 お前すごいな。
俺が合衆国大統領だったら、世界中の座布団買い占めて送料着払いで、お前に送り付けたい気分だ。
中にひとつだけクッションが混ざっていたことで
>>235が激怒するわけですねわかります。
そして、
クッション入ってたぞなんだよこれ!と言われて逆ギレした合衆国大統領が核兵器のボタンを押し、
世界は第3次世界大戦に突入するんだね
そして世界はアリフレロ
儲かったのは桶屋じゃなく棺桶屋だったようだな
だれがうまいこといえと。
葬式あげてくれる奴もいなくなるだろ・・・
こっちで質問させとくれ。
インデックスを二巻まで読み終わったんだが、ずーっとこれなんか?
>>254 そりゃ目次は何巻まで読んでも目次だろう
基本そんな感じ。主人公が少年漫画的に相手の理念信念を全否定して殴りかかる。あとヒロインが増える。
さあ早く褒めちぎる作業に入るんだ。
>>256 ラジャ
以下のメニューから選んでください。
ニア インデックス一巻
インデックス二巻
ぜふぁがるど
under
トリックソルヴァーズ
>>257 YOU全部やっちゃいなよ
俺的にはウンデルオヌヌメ
インデックス一巻
インデックス二巻
ぜふぁがるど
under
トリックソルヴァーズ
川
ニア
インデックス一巻
インデックス二巻
ぜふぁがるど
under
トリックソルヴァーズ
ニア アリフレロ
んじゃとりあえず、underいってみようか
ここは出たばかりの紅-醜悪祭-下でw
紅-醜悪祭-下って
前巻から半年は過ぎてなお洗練させ170Pに抑えたやつか
50Pを読者サービスのための企画に使ってるやつか
物語が続いてほしい!と願う読者のために下巻なのに話を終わらせなかったやつ
のどれだったっけ?
あ、持ち運び軽いしワンコインでギリギリ買えるしすごくオススメ。
ラノベ界の冨樫といわれること間違いなしの名作です。
アメリカの映像作品は最終回で引きを作っておくと聞いたことは無いだろうか。
そうすることによって、円滑に次シリーズに移行することができるからと。
ランボーも原作では1巻の最後に死んでいるが、映画化される際に死なずに終わらせることで2・3と続くことになった。
強烈な引きで作品を終わらせる、これは洋画などで用いられるテクニックのひとつである。
紅-醜悪祭-下では、さらに高度なテクニックを用いている。
多くの読者は残りページ数を確認し、物語の展開を予測することが多いと思う。
下巻でこの残りページ数なら、この山場を越えれば無事に物語は完結する、きっとそう思うはずだ。
ここで作者は驚きの手法に出る。
残り50ページで強烈な引きをつくり、次の章への期待を煽った状態で意外な結末を用意する。
洋画を超えたこの引きを味わうためにも、ぜひとも読んでもらいたい作品である。
では次巻、紅-醜悪祭-解決編でまたお会いしましょう。
人気TV番組の続編・パート2・新シリーズ、と名前は何でも構わない。
兎に角、こういった話題作に付きモノが、所謂「特番」である。
大抵、「来週から・今秋から放送のあの番組の謎にせまる」という
キャッチコピーで放映される特番は、大して続編等に期待してい
ないファンでもついつい貴重な時間を割いて観てしまうものである。
大概にして、「謎に迫る」とか「監督激白」とか長ったらしいサブタイトル
の内容は特番枠の中でロクに語られることはない。
通常
前作のあらすじ
登場人物紹介
新作での新メンバー紹介
スタッフ・キャストへのインタビュー
新作の一部カット紹介
といった非常に退屈な流れが多く、実際一番の期待である新作の映像
なんぞ殆ど見られないのだ。
しかし、それでもこういったオツマミを与えられることで、視聴者は新番に
対しての食欲を喚起されるのだ。
つまりこういった番組では過度の露出はせず、限定された新情報を公開。
そして、後は次を期待させ、マーケティングの拡大を図るという雄大なタク
ティクスに基づいているのである。
紅-醜悪祭-(下)
はこうったTV業界では日常茶飯事に行われている、ファンの期待を適度
に煽り続編・新作への期待を持たせる補助をする、というスマートな手法
をラノベ市場に持ち込んだ事で、評価されなくてはならないだろう。
>>262-264乙w
>>263 アメリカの映像作品の続編物でそういうのERでよく見たな
T・U辺りのレギュラーメンバー全員いなくなった辺りから見るの止めたけど
大抵が、誰か去る…でもERは動き続けるって感じか、事件が起きて一応の決着つく…この後ERどうなんの!?な感じだった希ガス
禿眼鏡先生とロケット先生がお亡くなりになった辺りで見切りつけたけど、そこまでは面白かったなぁ
禿眼鏡しんでたんだ。
そこまで継続視聴できなかった
267 :
261:2008/04/26(土) 17:35:12 ID:TEcqPYWO
自分で振っておいてなんだが吹いたww
始めたシリーズをろくに終わらせられないあるマンガ原作者は、かつて斯様なことを申した。
読者に夢を見せるのが仕事だが、読者を夢から覚ましてやるのもまた仕事の一つ――
紅 〜醜悪祭(下)〜
上巻から半年近い時間を費やし、じっくり練り込んだ何かをぎゅっと凝縮した超高密度の一冊。
「何か」が何であるか窺い知ることはできないが、実質100ページという本編の純度を疑う者はおるまい。
餓狼伝も裸足で逃げ出す戦いの未決着ぶりもさることながら、50ページ以上を残して途中で本編が終わる
サプラァ〜ィズたっぷりな構成に、数多くのファンは揃って熱い涙を流した。作者スレの反応は「壮観」の一言。
書物に記されているどんな悪事や惨事も所詮は架空、汚穢溢るる現実が放つ醜悪さには勝てないのだと、
痛々しいほどに身を以って示す、現代に甦りし贖いの聖者。購えば華胥の夢もたちまち覚めること請け合い。
一時間も掛からないお手軽な読書体験の後、誰しも腕が震えるような感動とともに悟るであろう。
醜英社が満を持して送り出す最醜兵器、ここにあり――と。
269 :
257:2008/04/26(土) 22:46:59 ID:JHjALNkJ
under 異界ノスタルジア 瀬那和章(電撃文庫)
第14回電撃小説大賞銀賞受賞作。
現世と魂の世界が隣立する世界。死者は魂の世界へと移動するのだが、未練が残ると現世に怪物<漂流者>となって現れる。世界を守るためそれらと戦う戦士達の物語だ。
主人公の名は霧崎唯人。杉倉高校の2年生だ。剣道部で活躍している彼には兄が学校に放火し、恋人と共に失踪した暗い過去があった。
その兄から突然届いた一通の手紙。それが唯人の世界を一変させ、異界へといざなう。
唯人が出会う異界と戦う戦士達。だが人間である戦士達はその能力でお互いを支えあい、必要とし、そして何より魅力的だ。<異界>を見る眼を操る者。<異界>の攻撃を遮る力を持つ者。<漂流者>へ圧倒的攻撃を行う戦士。異能力の数だけ物語が輝きを増していく。
現代ライトノベルの最先端である能力バトルを十二分に楽しめ、主人公がもっとも弱く、ヒロインが最強、登場人物は能力を現す二つ名を名乗り、難解なアイテム名、組織名が踊る。そしてそれらを飲み込む物語は意外な結末が用意されている。
ライトノベル叢書の重鎮、電撃文庫が贈る銀賞にふさわしい作品。
270 :
257:2008/04/26(土) 23:07:50 ID:JHjALNkJ
ぜふぁがるど 柴村仁(電撃文庫)
「我が家のお稲荷さま。」で絶大な支持を獲得した柴村仁の新シリーズ。
ライトノベルが現代の御伽噺であるとするなら、その一流の語り手の1人であろう柴村の筆がこれまで同様に冴え渡る。
主人公菅沼宙(すがぬまひろ)の幼馴染安芸野鳴(あきのめい)の母親が鬼籍に入る悲しい場面から物語は始まる。
その悲しみが癒えぬ間に異世界<郷界(きょうかい)>からの節徒(せっと)達が安芸野鳴を狙って現れたのだ。
だがそんな彼女を守るため、同じく<郷界>から現れた<導臣(しるべおみ)>ネ・プルギス・ヤーから力を得た宙は<牙臣ゼファガルド(きばおみぜふぁがるど)>に変身し戦う決心をするのだった。
いずれの場面も柴村の真骨頂である軽い筆致が読者にそれを感じさせない。年上の異性の幼馴染が異界のお姫様という御伽噺の王道である展開が作風にみごとに合致し、心地よい読書体験を提供している。期待の新シリーズの開始を告げるにふさわしい一冊。
>>268 >醜英社が満を持して送り出す最醜兵器
ツボった。
>>268 乙!!
いい褒めちぎりでした
>>269-270 二本乙!
本の内容は非常にわかりやすいが、もうちょっと褒めちぎって欲しかった気がする
でもあんたのこと嫌いじゃないぜ
273 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/27(日) 19:57:32 ID:BFohr3ig
>>268 >>269 >>270 見事な誉めちぎり乙でございます。
underは積んだまま読む勇気が湧かないでいたけど、そろそろ読んでみようか。
それから、ちょっと沈みすぎな予感なので一度浮上させます。
紅は本編は一応面白く熱中できるらしいけど、売り方が……
>>274 いや、このところのマンネリ感は、信者でもちょっと……
もともと電波のオマケ?みたいな感じだったのに。
現在の紅単体レベルだと、デビュー一作目(つか一冊目)で打ち切られて消えていく作家レベルだし…
電波があって、はじめて生かされている作家というか
電波(続刊の可能性)があるから、消えずに済んでいる作家
作者叩きなんてしたくないけど「ホントどうなっちゃったんだ?」ってカンジだしなぁ・・・
電波書いてくれないばかり書くからここ1,2年買ってないなぁ
まぁ批判するより褒めちぎれ、っていわれそうですが
紅は姉萌えととロリを布教するための教本でしょw
年上の恋人を讃えるための名言を探すのにうってつけの本ですよ
また様々なシチュエーションにおいて自らがロリであることを隠すための
言い訳の仕方のケースブックでもあります
難しい苗字の読み方も覚えられる特典もついててお得
>>279 センス良すぎて現実じゃ誰もそんな名字の人いないのが玉に瑕
>>277 電波がなければ消えてる作家って・・・
お前紅の売り上げを見て言ってるのか?
そもそも電波の売り上げが微妙だったから紅を始めたんだろ
まさか電波のネット評価が高いから紅が売れてるとか頓珍漢なこと言わないよなw
これ以上はスレ違いだから突っ込まないが
双方お引き取りください>片山っ子ども
どんなにすごいのか期待して褒めちぎろうとして紅を買ったんだ
無理だよママン
小説の内容は褒めちぎれるけどアレは褒めちぎれないよ
同時に買った戦う司書では同様のものがWebコンテンツとして配信なんだよ
つまり落としたからWebで公開しようと思ってたのを巻末に入れて何とか形にしたんだね
編集の手腕には頭が下がる
未来永劫、この措置は語り継がれ、大いなる前例になることだろう
本当に凄いのは、これで売れまくっているところだな
これはむしろ売れたらまずいんじゃないか?
新規読者は間違いなく紅に対して負の感情を持つだろう
あ、ごめん。既存読者もだな
>>286 青少年の携帯でのインターネット接続規制が広がりつつある中
その対策としてWEBのコンテンツの内容を小説紙面でも知ることができるようにしよう
という実験的試みですよw
下巻だからなぁ
上の引きが気になってたら買うよ
中巻とは思わん・・・
下巻と宣伝売っていて取り下げられなかったのかw
あれ、昔小説の完全版をWEBで公開した*田とかいう人がいたような。
よくしらんが太田か?
294 :
イラストに騙された名無しさん:2008/05/02(金) 23:02:43 ID:wJenwFry
※田さんのことじゃないかなあ
オオカミさんと七人の仲間たち
色合い鮮やかで魅力あるキャラクターが描かれた表紙に、ふと目を奪われた。それがこの本との出合いだった
本を開けてみると、そこには最近の成人用パソコンゲームソフトに登場してもおかしくないほどカッコイイ戦うヒロインが存在した
しかしそんなヒロインの魅力をすべて打ち消すほど最高の男主人公が存在するとは思っていなかった
この男主人公は、内気な現代学生の分身(アバター)のような存在なので、一部の人間には感情移入がとてもしやすいと思う
さらに、非常に優秀な射撃の腕を持っており、ヒロインのピンチを影から救う様はまさしく男の憧れ
普段は弱気な彼だが、人のいないところでは強気口調になり、その豹変っぷりに世界中の腐女子が濡れたことは想像に難くない
また、この小説は個性的なキャラクターが多数登場するので、さまざまな属性を持つ読者の需要も満たすライトノベルのネギまになれると俺は確信している
imaiti
ゼロの使い魔
評判になっていた時。
調度古本屋でシリーズまとめて売っているのを見て買って後悔したんだよ。
逢った人間をいきなり魔法で下僕にして、主人公を理不尽に扱うヒロイン。
見知らぬ土地で一応の保護者である女の子のトラウマをほじくり返し、悪口を言うわ、顔に落書きするわ、パンツのゴムを切るわ。慰めもしない。
そのくせ、気に食わない人間に喧嘩を売って、命がけで戦ったりして性格設定に疑問が残る主人公。
文体も三人称なのに、時たま一人称ぽくなる変な感じだし、設定の穴も沢山ある。
でも、場所から誘導されたスレを見たとき評価が一変したんだよ。
そこはスレ数三桁にも達したクロススレだったんだ、しかも姉妹スレも全部まとめてひっくりめれば200スレを超える作品の山。
まずは、まとめで知っている作品とのクロスを読み漁り、次に順番に。
凄かった、面白かった。
もちろん全部が名作と言うわけじゃないけど、生半可な商業作品より面白い作品が沢山あった。
そして、なんでこんなに沢山のクロスが書かれているんだと考えてみた。
・異世界から召喚される人間という基本設定
・わかりやすいプロット
・「これ、俺が書いたほうが面白いもの書けるだろ」という元の文章レベルの低さ
料理物なんかで、ライバルキャラが「美味い」に拘った物を出したのを主人公が、「美味さ」では負けるが、自分達で作る。
家族や友人と料理を一緒に作る楽しさを前面に押し出した料理で勝つという展開があるが、まさにゼロ魔はそれ。
出来合いの小説では無く、自分で小説を書く楽しみを得られるライトノベル。まじお勧め。
俺も及ばずながら、さっさと一冊17円で古本屋に売って、資料を探す人に貢献したぜ!
せめてそのクロススレのURLを晒してくれ
見たことない人間には訳わからんだろうに
ルイズでスレタイ検索でイナフ
せっかく貶し→一転褒めちぎりのパターンに巧くのせてきているのにw
>・「これ、俺が書いたほうが面白いもの書けるだろ」という元の文章レベルの低さ
ここが浮いているな……書き換えてみるか
・「僕が作り手側に参加すればもっと面白く出来る!」と思わせることで読者の受身の姿勢を改めさせ
作品世界の作り手側へと誘い、そして物書きとしては未熟な読者にも
真似しやすく書きやすいテキストをあえて採用
……イマイチだなあ、もっと上手い褒めちぎりの表現は無いものかな
もっと面白く出来るとか書かないで「極力表現の無駄を廃した質実剛健な作りなので手を加えやすい」とか言ってしまえば良いんじゃない?
しまった!
素人目にも一目瞭然な、改善できる箇所をわざと多く配置してある。
とか。
ゼロ魔はわざと文章レベルを落としてるんだろうからいいけど
携帯小説は…
まあ彼女たちの小説家としての腕は売れ行きが認めるところだし
改善すべき場所といえば出版社くらいだな。
いや、あれは携帯で大量の文字を書いたことを評価されているんだろ?
携帯だと、すでにある文章を書き写すだけでも一苦労だし。
正直、あんな意味不明な文字列にしなくてもいいじゃないかとは思うが。
627 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2008/05/04(日) 00:05:49 ID:Wzr4zUIP
新刊読了。
感動しました。もはや片山さんはラノベ界の伝説的作家といっても過言ではないでしょう。
「紫パワーで逆転」という、パターン化して読者が安心できる展開。
時代劇に相通じるものがあります。
その一方で、「120Pそこそこで話がぷつりと切れ、アニメ脚本やQ&Aが始まる」というこの展開。
どんなすれっからしのラノベ猛者も予想だにできず、驚愕して目を剥くほどの斬新さです。
否応なく、このシリーズの続きを非常に気にさせられる作りです。
それでいながら題名すら先が読めないだけでなく、まず出るのかというところから手に汗を握らざるをえません。
鬼畜、ハーレム、ロリと人の世の公序良俗をかき乱す作風が売りの片山さんでしたが、
ここに来てそのアウトロー精神はますます昇華した観がありますね。
作家として読者へ向ける仁・義・礼すら何するものぞという意気込みが見えます。
作者本スレですら褒めちぎりとな
しかし何という鋭さよ。
このような褒めちぎりはむしろ作者スレならではと言えるのか。
>>305 これリアルタイムで見てたんだが一瞬このスレに迷いこんだのかと思ったわw
>>305 俺もこれリアルタイムで見てたんだが今までこのスレからの転載だと思ってた
>>305 ID:Wzr4zUIPは間違いなくこのスレの名のある勇士の誰かだろうな。
>>297 話も面白くて文章力もあるのに、ギーシュが
女に暴力振るってるSSが多いのは残念だったな
完結作品がごく僅かだったり踏み台作品がマンセーされたり
特定のキャラをいじめてかませにするテンプレが出来るのはSSの醍醐味だけど
地雷も埋めずば踏まれまいに
埋まってない地雷であろうと踏むのがこのスレの流儀でないのか?
FPSやってたら2階から地雷を落とされて死にますた
地雷が二階から落ちてきた。
つか埋まって初めて地雷と呼べるのではないか。
ほとんど土かぶってないのもあるが・・・
埋まってない地雷はただの爆弾だろ
隠す気が無いなら、それはただの爆弾なんだぜ。
世の中にはクレイモアというものがあってな……
十字軍遠征時に使われた両手持ちの大剣ですね、わかります
わかってねえし
ほふく前進で回収
最近のラノベ界はクレイモアどころか据え置きメタルストームだぜ、フーハハー
ジャンプSQを思い出した。
ミスマルカ興国物語ってどう?このスレ的に。
売れてたから買おうか悩んでるんだが。
自信を持って進められる一品です。このスレ的に。
まあ好みは分かれそうだしおりがみとか好きならいい作品だと思う。
・・・それは、もうその時点で高度な褒めちぎりなのかw
ヤッベ、口先さえうまけりゃ俺でも悪魔超人をひれ伏せさせることができんじゃね?
この事実に気づいてしまった主人公が表面上はボンクラ王子を装いつつ、
冷戦時代のCIA並みに好き勝手やらかして戦乱を回避する画期的ファンタジー。
中世風の世界に似合わぬバイク話を急に盛り込むなど、実に斬新な精神が横溢。
砕け切って軽妙の域を超えた文章も可読性を高めており、終始肩が凝らない。
テレビ見ながらページをめくっていても充分付いていける内容は驚異である。
この計算し尽くされたいい加減さこそ、多くの読者を取り込む秘訣だろう。
さあ、そこの君。こんな書き込みを読んでいる場合か?
早くミスマルカ買って敵方の軍服大剣三つ編み戦姫を舌先三寸で丸め込む作業に戻るんだ!
わかった。体中にオイルを塗りたくって全裸でダッシュしてくる!
了解。無口お姉さんに「うに」されてくる!!
ああくそ!今すぐ買いにいけないのがくやしいぜ
あきらかに
>>329の各所から硝煙が立ち昇っているのに
手に入れたいという欲望を抑えることができない
購買意欲を掻き立てるハイレベルな褒めちぎりの文章だぜ
このスレで「○○ってどお?」って質問されて、ガチで勧めたい時は何と切り返そう?
別スレへ誘導
普通に褒めればいいんじゃないのか
悪意のある褒めちぎりって結構わかるものだし
ここで誉めるだとしたら
世間的にその作品の欠点といわれている部分のみをターゲットに絞って
ガチで愛をこめて褒めちぎる
もしくは怪しげな社会学理論を持ち出して煙に巻きつつ
どさくさにまぎれて長所もこっそり褒め上げる
とかだと案外叩かれずにすんなり通るw
まあ後押しスレに誘導して思う存分魂を込めて褒め上げるのが
いちばんいいとは思うけどね
あそこなら褒めちぎりだろうが不人気作品の信者全開ガチ誉めだろうが
心置きなく全開でやれるw
久しぶりに褒めちぎりたい作品を踏んでしまった
フォーソルティアの風 著 藍原みつと
人種差別がこの物語の一つのテーマである
そんな重いテーマでも読みやすいのがこの作品の特徴であると思う
読者を鬱状態にさせるようなきつい人種差別描写はなく
『差別されている』という言葉を連発することによって差別の印象を読者に与えている
もう一つのテーマは犠牲である
世界を善くするには多少の犠牲も厭わない
これはラノベや漫画などでよくあるテーマです
通常は世界と大切な人々、故郷などを天秤にかけて主人公は悩みます
悩んだ末に両方を選択するのです
しかし、この作品は『この後将来どうなろうと知らない』とでも言いたげに素早く決断します
そのため、『大儀のために犠牲を出すことはいけない』というテーマが他のどの作品よりもはっきりと見える
上記のような重要なテーマを持ち出しながら読者を飽きさせないのは一つの技術である
戦闘は描写を最小限にすることで疾走感を出している
ヒロインはツンデレでもし続編がでるのなら良いツンデレになること間違いなしのツンツンっぷりだった
時間がなくて軽く小説を読みたいときにお勧めな一冊である
素晴らしい疾走感で頭の中がすっきりすること間違いなしである
「ですます」と「だ・である」が混雑しているところを見ると
>>337の読後の混乱ぶりがよくわかるな。
>>338の指摘で高校の頃の作文の書き方を思い出した
長めの文章書くときは句読点ないほうが頭の体操になるね!
ツンツン好きの俺には要チェックかもしれない。
ここって褒めちぎり依頼はダメっぽい?
>>2を見た感じだとグレーだとは思うんだけど
対象はこいつ、 著者:八街歩 の
「ぼくと彼女に降る夜―ナイトサクセサー 夜を継ぐ者」
1巻をブクオフで購入-完読したんだが
どうしても\100も読んだ時間も無駄になった様な気がして・・・
これを読んで良かった!って思えるような褒めちぎり文をお願いします
>>342 「つまらない」スレにその作品のどこがむかついたかを具体的に書いた
パトスあふれるこき下ろしを投下してくれれば誰か褒めちぎりに改変してくれるかもよw
日本一短い褒めちぎり
「八街歩!」
それに対する日本一短いレス
「八街歩w」
>>342 342は最初の一文を疑問系にすることによって見る人に伺いを立てている
便所の落書きと言われているような場所で、このような低姿勢な態度は好印象を抱かざるを得ない
またテンプレを熟読し、このスレに歩み寄ろうとしている
相手を理解したいと思うなら自ら心を開かなければならないのは自明の理だろう
時には拒絶され、相手の心無い言葉の棘に刺されるかもしれない
だが342は勇気を持って一歩を踏み出した
これはすさみきった世の中において見習うべきものだろう
そして「ぼくと彼女に降る夜―ナイトサクセサー 夜を継ぐ者」を読んで
はっきりとは言わないが暗闇のどん底へと落とされた経験を語っている
ブックオフなんだから試し読みしてから買えばいいじゃん?などと言ってはいけない
>>342はいくら許されているとしても、そんな行為はしない
それは立ち読みは周りの人に迷惑がかかるということを知っていると共に本と作者に敬意を払っているのだ
無駄になったような、と決して無駄になったとは言い切らないところでもそれはわかっていただけると思う
なら新品で、とこれまた言われそうだが
>>342には経済的な理由があるのだろう
辛酸を舐め、身を焦がしながらの中古買いという決断だが魂までは売り渡さないという意志を汲み取ってもらいたい
最後は、「お願いします」と綴っている
ここまで読んでくれた人ならわかっていただけると思うが、これは単なるお願いの言葉ではないことは言うまでもない
それでも、あえて言うならば、その真意は「どんな言葉を浴びせられようとも俺は人を信じ抜く」という決意と愛なのだ
>>342さんと皆さんこの文を読んで気分を害されたらごめんなさい
ワロタ
見事な匠の技ですな
このスレの使い方を間違えると褒めちぎられるからあれだな
>>349 どんなレスでも優しく包み込んでくれる
母親のような包容力を持つこのスレが大好きです
プロの作者が書き上げ、出版社がGO出した作品に
インパクトのある1文を仕込むのは匠の技だと思うの
+に作用するか、−に作用するかもわからない
インパクトのある1文かどうか見極める編集者はプロです
そんな本達がこのスレにはあふれています。
「カミマゴ」 江藤苑 ファミ通文庫
実際には300ページ強の小説ですが、体感では5000ページくらい読んだような充実感が味わえる
おとくな逸品です。
もう少し内容に踏み込んだほうがいい。
・・・まさか、内容と呼べるようなものを挙げれない様な逸品なのか・・。
今更だが
>>183に触発されて「藤堂家はカミガカリ」を読んでみた。
帯に『スピーディな文体』と書かれている通り、とても明快な文章でした。
実際には1.3倍くらいの速さですが、体感では3倍くらい速いスピード感が味わえる、おとくな文章です。
「小説でスピード感とか、何言ってんのコイツ?」とか思うかもしれませんが、例えばダラダラと一つの話題を長引かせて話す、というのはそんなに難しい事ではありませんが、その逆というのは中々に難しい事だと思います。
そういった意味でも、この作者の文体は素晴らしく完成されています、多分ラノベ界一といっても過言ではありません。
初見では読者はその文章力に目が行って、話を把握できないかもしれません、そのくらい魅力的な文章なのです。
気になる方は、本の最初の挿絵カラーページの文だけでも読んで見て下さい、その才能の片鱗を見る事が出来ると思います。
個人的にこの作者の今後には期待せざるを得ません。
2巻出てるよ、今月の新刊
買ったけど読んでないな・・・
『いつか、こいまち!』
著:長谷川昌史
まずは皆さんに見ていただきたいものがある。
ttp://www.tumasyo.org/1/0006.html 説明など不要だろうが、これは初代スレにて一番最初に誉めちぎられた作品のURLである。
三年近くつづいているこの長寿スレも、全てはこの誉めちぎりからはじまった。
これから紹介させていただくのは、そんな初代誉めちぎられ男、長谷川昌史先生の最新作「いつか、こいまち!」である。
さて、長谷川先生といえば、ライトノベルと純文学の融合を試みようとした最初で最後の逸材として知られているが、本作にもその傾向はあらわれている。
あとがきの解説によれば、本作は古事記をベースに製作されたという。
おっと、浅学な読者諸君よ戸惑うなかれ。
ベースは古事記でも、本書は紛れもなくライトノベルであり、そこにつむがれているのは純粋なエンターテイメントである。
正直、私自身も「いつか、こいまち!」のベースとなった物語の知識は持ち合わせていなかったが、十分楽しむことができた。
(無論、その物語の知識があれば本作をより一層楽しめることは間違いなく、あとがきにもそのようなことが書かれていたので、よほど暇なときでもあれば読んでみたいと思う)
さてさて、よくあげられる長谷川作品の特徴として、高い文学性の他にもう一つ、竜頭蛇尾な展開(前半は面白いのに後半が残念)というものがある。
そしてこれこそが、長谷川作品が幾度となく誉めちぎられてきた最大の原因なのだ。
でも、もう安心。
その最大にして唯一の欠点は本作で解決済みである。
長谷川昌史は一切の山場を作らないという手法を用いて、弱点を克服したのだ。
山をのぼらなければ下る必要はない。
これがすなわち、戦わなければ誰も傷つける必要はないのにと苦悩する、一般的なラノベ主人公の心情のメタファーであることは言うまでもない。
まったく、長谷川昌史という作家の成長速度には驚かされてばかりだ。
「いつか、こいまち!」が秀逸な点は他にもある。
例えば、ヒロインの胸の如くツルペタな展開のせいで、はからずもページを先へ先へと急ぎ足でめくってしまいがちだが、
定期的に挿入される露出度の高い少女たちのイラストのおかげで、立ち止まれるよう緻密に設計されているのだ。
まぁこれに関しては作家ではなく、絵師と編集のコンビネーションを称えるべきだろう。
良き作家、良き絵師、良き編集。この三位が一体となったとき、名作は必然的に誕生する。
さてさてさて、長谷川=文学という偏見が定着しているせいか、本作に難解なイメージをもって敬遠されている方も少なくないかもしれない。
どうか安心してほしい。
本作の内容を簡潔にまとめると、「都会の少年が田舎に引っ越して、そこにいた少女と楽しく過ごすお話」である。
本当にそれ以上でも以下でもない。
古事記のことなんて忘れてくれてかまわない。
作者自ら濃密な性描写を売りにしていたひかりのまちでさえ、「ぼくはセックスした」の一行ですまされていたではないか。
長谷川昌史はイラストで騙すような姑息な真似はしない。
文章で騙してこその長谷川文学である。
長谷川作品ではじまったこのスレであるが、願わくばいつか訪れるであろうスレの終焉を飾る物語も、長谷川作品であってほしい。
「いつか、こいまち!」を読了後、ふとそんな思いが私の脳裏をよぎったのである。
362 :
イラストに騙された名無しさん:2008/05/18(日) 23:28:50 ID:pmsyO6+J
追伸。
自分の書いた書評を読み返してみて驚いた。
一切の拡張表現はないと断言できるが、客観的に見ると少々誉め過ぎのように読めなくもない。
断っておくが、私は決して出版社の回し者でも、ましてや作者本人でめない。
それを証明するため、あえて一点だけ苦言を呈させていただく。
作品を読み終えた読者が最後にたどり着く場所、それが著者近影である。
多くのライトノベル作家はそこを遊び場とでも考えているのか、作家本人とは無関係の写真やイラストがプリントされている場合が殆んどである。
そんな風潮が強いせいか、著者近影欄に本当に著者近影を載せている長谷川先生は逆に稀有な存在に思えてくる。
それが悪いと言いたいわけではない。
容姿に問題があるのか?
とんでもない。
とても三十代とは思えない凛々しい顔立ちと、メタボリックが社会問題化しつつある現代において、あれだけのスレンダーなスタイルを維持していることは称賛に値する。
きっと多くの女性ファンを魅了していることであろう。
残念なのは、あの格好とアングルである。
非常に下品な例えで申し訳ないが、何度見ても私の目にはあれが
「立ちションしてる卓球選手」にしか見えないのだ。
今すぐ画像をupして皆さんの意見も伺いたいところだが、違法アップロードで逮捕者続出中の昨今、
こんなくだらないことで逮捕されてはたまらないので、勘弁していただきたい。
気になる人は今すぐ本屋さんへGO!
ID:pmsyO6+J に惚れた
すげー。巧みすぎるw 乙!
明日は何が何でも朝一で本屋に駆け込み作者近影を確認するぞ
と決意させるに十分な褒めちぎりでした、お見事w
プロを見ました。プロを見ました。憧れます。
今日も「いつか、こいまち!」の作者近影を確認しに本屋に通う生活が始まるお……
追伸のとどめの一言で読みたくなったw
見事です
内容には興味なかったのに、近影が見たいがために買ってしまった。
これが、褒めちぎり職人の技か……
もはやGJ以外の言葉が浮かばない
とりあえず露出度の高い少女達のイラストと著者近影は早々にチェックしてくる
ID:pmsyO6+J、あんたすげえよ・・・
京極堂シリーズと黒豹シリーズの著者近影だけを欠かさず見ている俺としては確認せざるをえない。
今日さ、新刊買いに行ったんだ。そう、新レーベルで創刊したての一迅社文庫のやつでさ、
その中に巻田佳春の画集があったからうっかり買ってきちまったよ。
…え、名前?「ふたかた」ってやつ。
表紙でセーラー服はだけさせてるかわいい子、実は男の子なんだぜ。
やっぱ巻田は天才だね。かわいい男の子を書かせて右にでるものはそうそういないよ。
エロコミ漫画家だし、って敬遠してるやつは人生損してるね、絶対。
…ん?絵がどんなにうまくたってイラストが15P足らずじゃ高くないかって?
ばっかお前よく見てみろ、この本自体は300P近くある。
ノートなんて30Pしかないくせに100円とかするんだぜ?お得にもほどがあるだろ。
…なに?でも全ての紙にもう文字がかいてある?これじゃ書き込めない?
当たり前のこと聞くなよ、お前。名画に解説はつきものじゃないか。
お前美術館とかいったことないのか?
パンフレットとかには結構載ってるから今度見てみるといい。
まあ確かに1枚につき約20Pは解説しすぎかもしれんが…
まあそこは解説者の熱意を褒めるべきだろうな。
…あ?解説の中ではわりと重要なアイテムであるはずのカチューシャが絵には見当たらない?
お前わざと言ってないか?本当にわからないのか?
…まあいい、ダヴィンチコードは知ってるな?そう、名画には謎が隠されている。
つまりはそういうことだ。
…まあ俺としてはやはり解説読まずに紹介文と自分の想像力で楽しむことをオススメするが。
解説読むとどうしても自分の想像が阻害される部分が出てくるからな…
…妄想って言うな馬鹿。
…なに、もう解説読んじまった?頭から離れない?
安心しろ、人類にはこの日のために進化させてきた機能があるだろう。
そう、忘却ってやつさ。
これは褒めちぎってるのだろうか
まきたというと14歳へのこだわりには定評があるあのまきただろうか
巻田というとあのRADICAL☆てんぷてーしょんの巻田か
買ってくる
海賊彼女 集英社SD文庫 著: 鈴木 一二三
>>63においても紹介されている通り、
この作品の最大のキーパーソンは、主人公の上司:神楽坂省吾である。
このキャラクター無しにこの作品を語ることは出来ないと断言できるほどだ。
しかし、読者はこのキャラクターの重要性に最初は気がつく事は無いだろう。
何故ならば、巻頭のキャラクター紹介にも
口絵にも、一切その存在が触れられていないからだ。
作中における妙齢な女性キャラクターは、
全て紹介文とイラストが存在しているにも関わらず、だ。
作中における彼の圧倒的な存在感を鑑みるに、
深遠なる編集意図には驚嘆の念を禁じざるを得ない。
なお、私はこの作品を最初の1/3程は10日間かけてじっくり読み、
残りの2/3は展開が気になる余り、10分ほどで読み上げてしまった。
最初の10日間の間に、未読の本が3冊くらい減ったのは気の所為だろう。
れでぃxばと! 著:上月司 電撃文庫
デビュー作「カレとカノジョの召喚魔法」で人気を博した作者の新シリーズ。
カレカノでは、その見事な伏線の張り方に舌を巻いた読者も多いであろう。
その作者の新作とあっては読まないわけにはいかない。そう思って意気揚々と手をのばしてみたが、まずその表紙に驚かされた。
カレカノでは「絵で損をしている」といわれたためか、れでぃxばと!では非常に艶めかしい絵師が採用されている。
いわゆる「ぱんつはいてない」である。
カレカノで獲得したであろう女性読者をばっさり斬りすて、斬りすてた以上の男性読者を獲得しようという、非常に前向きな心意気が感じられる。
そして、売り上げを見るにその思惑は成功したと言わざるを得ない。
さて、まずこの作品を読むにあたっては「行間を読む」という力が必要とされる。
なぜなら、この作品は無意味と感じるほど新ヒロインが矢継ぎ早に投入されるからである。
彼女らを「動いていない」「影が薄い」と歯牙にもかけない浅学の読者もいるが、それは大きな誤りであると考えている。
彼女は動いていないのではなく「動かない」という役どころを演じているのだ。
物語の表舞台には立たず、作者の描く物語の終着点に向かって裏方として奮闘している、そう考えるのが自然である。
考えて欲しい。カレカノであれだけ伏線を見事に消化した作者が、そんな無意味なヒロイン投入などを行うはずがない。
行間、いや文庫間を読めば、彼女らが舞台の裏で活躍していることは容易に想像できるはずだ。
新規投入されたヒロインが、次巻でまったく登場しない理由を考えてみれば、そこに何らかの思惑があるのは明白である。
伏線とすらいえないこのような叙述テクニックは、稚拙で決して誉められたものではない。
しかしながら、「ぱんつはいてない」に吊られた読者を考慮し、あえてこの方法を選んだ作者には敬意を表したい。
このような「描かれざる舞台裏」になにがあるのか、その謎は物語の終末で氷解するであろう。
当たり前のような伏線だけで結末を結ぶのか、それとも思いもよらない伏線がで我々を驚かせてくれるのか。
新刊が出て間もないが、「早く最終巻にな〜れ♪」と叫ばずにはいられない。
これはいい褒めちぎり
カレとカノジョと召喚魔法ならなおよかった
やっぱ作者スレに居る様な信者が褒めちぎりすると鋭さが違うなw
BUNBUN好きで絵も話も大好きな俺…
カレカノ売れなかったなあ…
最終巻がでたられでぃxばと!を買おうと決意した
褒めちぎるのは自由かと
×カレとカノジョの召喚魔法
○カレとカノジョと召喚魔法
僕がなめたいのは、君っ! 著/桜 こう ガガガ文庫
本作は絶賛発展中の新興レーベル、ガガガ文庫の第二回新人賞にてガガガ賞を受賞した作品である。
ガガガ新人賞としてまず思い浮かぶのは、昨年大賞を取ったマージナルだろう。
殺人願望を持った主人公を緻密に描いた、泥沼を這い進むかのような作風に多くの読者が惹き込まれたものだ。
そして新人の身でありながら二巻を一年後、しかもいざ出してみたら上下巻という豪胆な作者の姿勢には感銘さえ受けた。
思わず作者に向かって殺人願望を抱きそうになったのは、恐らく著者の狙い通りなのだろう。まったく、恐ろしい話である。
さて、今回の「僕がなめたいのは、君っ!」であるが、前回大賞のマージナルとは相反した作風である。
園芸部に所属する冴えない主人公が、頭が悪いのか腹が黒いのかどちらかであろう言動を惜しげもなく放つ後輩とともに部活の備品を買出しに出かけている時、背中にバラの花を背負った美しい謎の少女と出会う。
その後主人公は謎の少女を追って飛び出し、その先でなんと巨大な植物と戦う少女の姿を目撃する。
それに気付いた少女によって、主人公は自分が怪物を見ることのできる特殊な能力を持ち、そして世界にはその怪物と戦う組織が存在することを教えられるのだ。
王道。まったくもって王道である。
だが冷静に考えてほしい。様々なメディアミックスで話題となった灼眼のシャナも設定自体は似たようなものだ。
ならばこれら輝かしい名作と路傍に転がる凡作の違いは何か? それこそすなわち、作者の文章力に他ならない。
著者である桜こうは、新人でありながら自らの文章力に圧倒的な自負があるのだろう。ゆえにこそ、あえて凡百の設定を使ったのだ。
まったく、素晴らしい挑戦心といえよう。これこそ賞賛に値する心意気というものだ。――自信に実力が伴っているかは別の話だが。
長々と書き連ねてしまったが、本作の魅力の一端でも伝われば幸いである。
これ以上のことは実際に読んでいただくとして、最後に締めくくりをさせていただこう。
綺麗なバラには、トゲがある。
絵買いなんてするもんじゃあ、ない。
最後落としてるじゃないかw
ちぎってくれよ
388 :
378:2008/05/22(木) 16:11:30 ID:nLsZd3Kb
カレとカノジョ『と』ですね。好きなのに作品名まちがえてた…。
れでぃばとも、きっと何か裏があってあんなんなんだ、と0.1%くらいは希望を持っているんです。
気を取り直して、似たような路線だけど古いのでもう一つ投下。
フォーチュンクエスト 著:深沢美潮 電撃文庫ほか
小説というものには多かれ少なかれ対象読者が存在する。最初に断っておこう。この小説の対象は児童である。
さて、この小説の舞台は剣と魔法の世界。レベルや経験値といった概念があるなど、RPGを強く意識して作られている。
昨今はムービーを見ることでストーリーを追うというゲームも多いが、本来RPGは謎を解きながらストーリーを読みとくもの。
ある程度の「考える力」が必要とされるジャンルである。
それを小説という形で再現しようとしたのがこのフォーチュンクエストである。
あくまでも小説なので、結末へ至る道は一本道である。しかし、その過程が最善とはほど遠いものだったらどうだろう?
読者はこう感じるはずだ。「自分ならこうするのに」と。そう感じたら、もう作者の術中にはまったも同然である。
作者はいくつものカードを示している。
たとえば、主人公たちの連れているドラゴンは地形無視の空中移動が可能だし、その血は一滴で万病に効果がある。
最強クラスの戦士から王族まで幅広い人脈も築いており、なによりパーティーの仲間が王族だったり名家の出だったりする。
こういったカードを有効に使えば楽に乗り越えられるはずの試練に、主人公たちはあえて悪手ともいえるカードを切る。
賢明な読者はすぐに気づくであろうが、主人公たちは縛りプレイをしているのである。低レベルクリアなどその筆頭であろう。
縛りプレイを見せた上で、「読者に最善策を模索させる」というのがこの作品の狙いなのだ。
最初は、なにも考えずに読み進めてしまう読者もいるかもしれない。
しかし、著者はそれに気づくよう、随所に矛盾点や不可解な点を仕込んでいる。
ほとんどの読者は何冊か読み進めるうちに必ず疑問を感じ、考えるはずだ。
作者が示してくれたカードをどう使えばよりよい結末が得られるかを。
穿った読み方をして、「子供だましだ」と鼻で笑う読者もいるかもしれない。しかし、それでいいのである。
そう思えるようになったら、この作品からは卒業すればいい。これは児童向けであって厨二向けではないからだ。
著者は、小説という媒体を通じて教育現場にメスを入れようとフォーチュンクエストの執筆を開始した。
今から10年前のことである。そしてこの長年にわたる努力はついに報われた。
フォーチュンクエストが電撃文庫だけではなく、ポプラポケット文庫から児童文学として発行される運びとなったのである。
ゆとり政策が話題になる以前から、児童の読解力・思考力の向上につくしてきた著者に、私は賛美の言葉を贈らざるを得ない。
乙。いい誉めちぎりだ。
胸が痛くなるくらい、いい誉めちぎりだ…。
>>386 いいよいいよ〜
残念なのは、最後まで褒めちぎって欲しかったところかな
でも素晴らしいものをありがとう!
>>389 >>390 感動した!
こころに来る褒めちぎり乙です!
褒めちぎるとは!
褒めて!なおかつ
ぶっちぎることなり!
今思いついた
大学とは、高校までの受動型の学習から能動型の学習へ足を踏み出す、正に知の集大成、全ての学徒の伽藍たるべき
機関であるといえる。
そんな知的好奇心溢れる集団の中でもとりわけ知の開拓に熱心な文芸サークルに所属する者達が、大学の垣根を越え
て選ぶ賞。
それが「大学読書人大賞」だ。
大学と読書人という単語の組み合わせが否が応にでもインテリジェンスを撒き散らす、正に知の地下鉄サリン事件とでも
形容したくなる賞と言えよう。
そして、恋空なんかが大ヒットするスイーツwな現状に真っ向から挑む、そんなドン・キホーテのごとき蛮勇によって選ば
れた、栄えある第一回受賞作が以下の作品たちである。
第1位『地球幼年期の終わり』A・C・クラーク
第2位『1000の小説とバックベアード』佐藤友哉
第3位『塩の街』有川浩
第4位『青年のための読書クラブ』桜庭一樹
第5位『人類は衰退しました』田中ロミオ
例えライトノベルであろうともまったく恥じず退かない自信。
その頂上に敢えて歴史的名作を据えるバランス感覚。
まるで砂上の軌道エレベーターのような目眩を覚えるこの結果をもって、私は大学読書人たちの持つ無限の勇気を称えたい。
(<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、
〜〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)
〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、 ど ロ こ
~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,) も リ の
、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ め コ
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l::::::::::::::::::::::く( r,J三;ヾ )> く,
〜v,ん:::::::::::::::´:::::::=; {三●;= } ,=ニ `/l/!/⌒Y
l:::::::::::::::::::::::::::::ゝ≡三=イ ´::::゙:::::::::::::::::::::::::::::::
、m,.. ,ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
´ " ~ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
またまた間違えました。突っ込まれる前に訂正します。
フォーチュンは10年前じゃなくて20年前ですね。
そして
>>390単体だと単純に褒めてるいる失敗。レス分け位置の配慮が足りなかったw
>>396 いや390単体でも十分皮肉がきいてますぜw
このスレって馴れ合いばっかだよな
>>398 そりゃあ褒めちぎりスレですから
内部でも褒めちぎり合ってるんスよ
このスレのログを見ていただけばわかる通り、褒めちぎりでは無いものも散見される
しかし、それこそがこのスレ住人の狙いである
褒めちぎりの合間に作品をあえて褒めちぎらずに
その作品ただ褒め称えるレスや逆に貶すだけのレスを挟む事により
「こんなレスはしてはならない」いう事を他のスレ住人や新規の方々に提示している
そして他人が褒めちぎったレスを評論し、敬意を評し「GJ!」と褒め称える事により
お互いの褒めちぎりへのモチベーションを高め合っているのである
ただ貶す事や褒め称える事は非常に容易である
途中まで読み「ツマンネ」と投げ出す、名作と出会い、その気持ちをありのまま書く
そう、これだけなのである
しかし、褒めちぎる為には地雷を踏み、かつ読破しなければならない
これは想像以上に困難を極めることである
駄作を読破する事ほど無駄な時間の使い方はそうそう存在しない
しかし、最後の最後で挽回するような展開が待っているかもしれない
故に最後まで読み進めてしまう
尚且つ、駄作ならばこのスレで褒めちぎろう、という目標を持つことにより、より一層途中リタイアをせずに済むのだ
地雷原で深手を負った戦士達の憩いの場、それが「褒めちぎりスレ」
そう、ここは愛すべき愚か者達の血と涙と唾の結晶なのである
それ故に
>>398のようなレスもこのスレにとっては必要不可欠
ただの一行レスと侮る無かれ、このスレには現代社会が詰まっている
馴れ合い、2chでは忌むべき行為とされているが、果たしてこのスレは馴れ合ってるのか?
否である。これは過去ログを見れば一目瞭然であり、例え馴れ合いであったとしても所詮は
sage進行の名無しの集いである
では何故
>>398は馴れ合いと指摘するか?
これが現代社会の象徴、つまり「空気嫁無い」、少し前のログを見返す気力が無い=「無気力な若者」である
そう、
>>398はこの一行レスをこのスレ住人に披露する事により現代社会の問題点を我々に投げかけているのである
このスレに無駄なレスなど1文字とて存在しない。「 」や「、」「。」一つ一つに全身全霊をかけるスレ
それこそが「つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ」なのだ
ながすぎてテンプレくさいな
ちょっと目を離していた隙に、随分とハイレベルな褒めちぎりが揃っているじゃないか。
とりあえず
>>1からここまでで、無駄な褒めちぎりなんて一つもないのさ。
無論、これからもな。
>そう、ここは愛すべき愚か者達の血と涙と唾の結晶なのである
最後ちょっと待てw
>>405 唾棄すべき作品への『オブラートに包まれた憎しみ』を綴るスレだからいいんでないの?w
褒めちぎりたいんだけど、なかなかいい作品に出会えない
全体的にダメなんだけど、多少はいいところもあって、なんとなく憎めない作品が読みたい
つ そんな血をひく戦士たち
すまんマジに取ったか、10年以上前に発売された本だ、みつからんよ^^;
え、もう注文しちゃ(ry
突如コーヒーが人々を襲い始めた。死後の世界「二界」。その二界を武力により征服したメジャー帝国がその侵略の魔の手を地上界に伸ばし始めたのだ。
先祖・由井正雪の霊よりその危機を知らされた正雪は、授けられた宝刀を手に、メジャー帝国の怪物どもに戦いを挑む。…がまったく歯が立たない。
だが正雪には奥の手が残されていた。“困ったときにはこれを開くがよい”と刀と共に渡された秘伝書があったのだ。さっそく開けてみると、そこにはただ
ひとことだけ書かれていた。―お好み焼きを焼け―…ご先祖さまは正雪に何をさせようというのか。そして地上界の運命は。
第六回ファンタジア長編小説大賞特別賞受賞作。日本一の「お・馬・鹿・さ・ん」コメディ推参。
なん…だと…?
大丈夫、受賞作だから!富士見の!!
この紹介文だけで褒めちぎることができそうだ…
>>413 う、うそだろ・・・こんな小説があっていいのか・・・
ところで富士見ってどうよ、このスレ的に?
あんまりいいの見たことないんだよね。(常識的な尺度で)
>>413 この身の震えは、恐怖からか、それとも武者震いか………
今は亡き富士見ロマン文庫は青春の思い出である。
富士見は第12回のカンフーファイターも相当だけど、隠れたところに精鋭がいるな
中古で並んでるのをたまに見るな、それ。
紹介文読んだだけで恐れ多くて購入できなかったが、
今度あったら手にとって見ようか……
“サシデレ”の時代が幕を開ける!
死なない男に恋した少女
著者/空埜一樹
イラスト/ぷよ
蹴ろうが殴ろうが車に轢かれようがとにかく死なない男、乃出狗人。彼は「午前零時の殺人鬼」こと、
天才殺人鬼・桐崎恭子と出会う。いきなりメッタ刺しにされるも、ケロリとしている狗人に対し、恭子が
放った言葉は……「わ、私とつきあってくれ!!」。鬼才が描く新感覚“サシデレ”ストーリー、ここに開幕!!
冒頭は蹴られようが殴られようがだと思うがそれはともかく
天才殺人鬼って表現は意外と斬新な気がした
不死身の村雨と銀鈴さんの恋がどうしたというのかね?
どうでも良いけど、そこで読めるだけだと大して判断材料にならないね。
わざと役立たずの資料を置いておくことにより中途半端にもやもやさせ、
店頭で手に取らせてもっと多く立ち読ませようという深遠な策謀だろうか。
そしていざ買ってみれば可もなく不可もない内容と…
HJめ、やりおるわ…
>>413 これは期待できるだろ・・・褒めちぎり的な意味じゃなくて
ガガガの新人全部買ってきたぜ!!!!!!!!
ってなんでここに書くんだろうな、俺。
わかってるくせにぃ( ´∀`)σ)∀`)
>>413 明日届くんだけど、オラワクワクしてきたぞ
このスレに書けないんじゃないかという危惧すら抱いている
本気でおもしろくて
>>429 きさま・・・富士見の戦闘力をなめるなよ?
>>429 面白いといえば面白い人もいるかもしれないけど、一回読んだら二度と読まないなあ
という微妙極まりない面白さになる呪いをかけた
>>413 >ご先祖さまは正雪に何をさせようというのか。
むしろ俺らに何を読ませようとしてるんだよw
>>413がファンタジアから出るってことはだ。
富士ミス、本当になくなっちゃうんだな・・・
>>422 こうして見るとHJはこのスレ的に宝の山じゃないか
誰か具魯鈍やってほしいw
化物語がこんなんだったような
富士見で地雷と言えば東京忍者じゃないの?
あとじぱんぐとか(これは自分は好きだったので何とも言えないが)。
>433
>413は富士ミス誕生以前の作品だ
楽しみ方に普通の、とか普通じゃないの、とかある時点で…
相手の技次第で受身の取りかたも変わってくるものさ
この後、
>>429の姿を見たものはいなかった・・・
−完−
川口先生の次回作に、ご期待ください。
>>442 雨のせいか、昨日届かなかったんだ。
今日には届いているはず。はず…。
しかし今日もまた雨が降るのであったと
死なない男に恋した少女 著者/空埜一樹
ラブコメを期待してはいけない。それどころではないから。
ドラマチックな展開を期待してはいけない。そんなものは超越しているから。
小説を期待して手にとってはいけない。それは酷く危険な事だから。
これはゲームなのだ。読むという行為によって生まれた何某かの感情を如何様にして昇華させるのかの。
これは読者に対しての挑戦なのだ。ハウダニット・ホワイダニットですらなく、手に持ったソレが何なのかという究極のホワットダニット。
内容について語る事は出来ない。語るという行為そのものがネタバレになってしまう。
言える事があるとすれば、本作は狂気の物語であり読者を狂気へ導くと言われたドグラマグラに対してのライトノベルからの解答である点だ。
賛否両論毀誉褒貶、本作への評価は読者ごとに全く違ってモノとなるだろう。しかしこの作品が衝撃作である事は論を待たないはずである。
ゴクリ・・・
>>445 そして読んだ読者がフーダニット(このあらいを作ったのは誰だ的な意味で)
になるわけですね、わかります
>>445 新刊であるため、ネタバレにも配慮して直接内容に触れていないのに伝わってくるこの緊張感……
ああわかったよ
HJ文庫って
HuJimimystery文庫の略だったんだな
操り世界のエトランジュ 第三幕 女神のエディット / 赤月黎
きた!取り返しの付かない奴らが帰ってきた!
滅鬼怒・刻死夢葬を超える新たなる邪気眼を手に奴らが帰ってきた!
今作に至っては本文を読む必要すらないあふれ出した邪気眼ぶり。これは買うしかないゾ!
では、今作の邪気眼戦士を紹介しよう。
カラー1ページ目に現れる邪気眼戦士は二人、作品集(アンソロジー)からエントリーNo30"爆鬼(バキ)"時雨 No31"喰鬼(クウキ)"摩耶
佇むだけであふれ出す邪気は手に取った読者に強烈な異能アピール。
白いネグリジェに口元を覆う皮のマスク、カラスの濡れ羽色の艶やかな黒髪ロング少女"喰鬼"摩耶が四つんばいのカエルポーズで強烈アピール!
ネクストページでは見開きでラスボスっぽい風格と共に"女神"爆誕!
脇を固めるのは銀甲冑真っ赤なマントに斬の文字がまぶしい如月斬華と格ゲーキャラっぽい白い衣装のNo38"炎鬼(エンキ)"青蓮とその他2名
カラーラストのメイド少女で萌え心もくすぐります。
つま小スレに巣くう褒騎士(ほめるっきゃナイト)達よ!今すぐ本屋へダッシュだ!
死なない〜に続いて操りエトランも内容に触れずに煽りまくってみた。
一部の人たちの購買意欲をかき立てる効果はあったと思う。
どちらの作品もつま小スレ的には課題図書に指定しても問題ない作品なので各自挑戦して欲しい。
いや両方読んで褒めちぎってるだろ。
>>456 内容に触れない≠読んでない
挑戦≠内容を褒めちぎる
>>455は間違いなく地雷原を渡り切ってるだろ
ここの住民は自ら地雷を踏むという酔狂な趣味があるが、
多分、良作にめぐり合う為に勇気を出して作品を買うという行動原理が捻じ曲がったのだろうな・・。
良作を求めても地雷しか手に入らないことが続いて、最初の動機を忘れて一般小説を買ってた頃がある。
・・・一般小説も核地雷だらけだが。
推理小説は地雷がたーくさんありそう
アンチミステリとかいうので最悪の踏んだ。ウロボロスのなんとかかんとか、とかいう奴
推理小説の大部分は人間関係のイザコザを井戸端の奥さんよろしく眺める小説です
メフィストスレとかは地雷処理の尖鋭が集まってるな
メフィストは、厨二病を肯定し、
「これぞ文学界の新風」
「この新しさを理解できる俺らスゲー」
と、逆にステータスにすることで、
他領域まで攻勢をかけるという離れ業を身に付けた、
一騎当千の患者どもだからな。
厨二病なんてそれこそ、もう大昔から普通にあった陳腐極まる思春期な考え方なのにねえ。
なんかねー、新本格っていうのが、どうしてもスイーツ(笑)と同じに見える
新本格(笑)
新本格ってジャンルが出来たての頃読んだ、麻耶雄嵩の最初の2冊の衝撃は凄まじかった……
地動説を知った時の中世の人の気持ちが分かる気がした。
そういや似たので新伝奇(笑)なんてのもあったな
中身はただのラノベだったが
>461
シミュレーションゲームの数値データを延々見せられるような小説が続くウロボロスの波動のことですか?
死なない男に恋した少女が普通に良作だと思った俺はもう駄目なようです。
深淵を……覗きすぎるからだっ!
普通に良作だなんてがっかりだ。
>>470 ウロボロスの偽書とか言うの。
登場人物も読者も倦怠に包まれるよう話を延々と読まされる。
謎が明かされるならば爽快感があるだろうが。オチがひどい。『徒労』としか言いようがない。
しかも、唖然となる(であろう)読者に向かってあとがきで作者が「頭の血の巡りが悪い・・云々」と抜かす。
続編のウロボロスの基礎論はもっと酷いよ。
実在のミステリ作家のなまもの同人みたいなのを延々と読まされるんだ。
あんなの商業出版するな。
スレチだよ。それか無理矢理褒めろ
>>471 「サシデレ」ってのは「グサデレ」じゃ駄目なのか?と思ったけどな。
その小説が本当に何も残さぬものであれば
>>461のあいまいなつぶやきに誰も反応しなかったはずだ。
しかし、
>>470,473,474とすでに3人もの者が、その作品、いやシリーズを読み、何らかの感情を
味わったということを表明するレスを残している。それが、さらに
>>475,476という反応に繋がる。
ウロボロス、その言葉の指すところは、古代より伝わる自らの尾を噛む蛇の図案である。
終わりも始まりもない完全を象徴するといわれる。
レスから推察するに、ウロボロス、タイトルにその言葉を織り込んだ小説は真に完全で
あったのではないだろうか?
完全なるものへの戸惑い。徒労。
未熟なる我々は、まだ、その高みへと登りつめることができない。
そんな焦りをいだかせる作品。そして、その焦りをストレートに表した言葉。
それを褒めちぎりであると感じるためには、おそらく、まず完全なるその物語を
味わってみる必要があるのではないだろうか。
>>1は言う。己の感性を練磨せよ、と。
まさに今、我々は己の感性を試されているのだ。
>>477 こうですか?
皆そう言うが、ウロボロスの偽書はいいぞ。
作者と交友関係にある作家や編集者達のプライベートが明かされ、
新本格ミステリファンには大変興味深い一冊なんだぜ。
特に京大出身作家が好きな君には、とてもオススメだ。
ウロボロスの基礎論はもっといい。
何と、あの「主上」ことO野不由美の漫画が読めるのだ!
ラノベの域を見事に越えた女史の、小説家という枠すら飛び越えた作品は必見だって!
>>479 流石はつま小スレ、意図を読んでくれたね
とりあえず、GJ!と言っておこう
>>480 どっちの意味なんだ?ミステリさっぱりなんで判断しかねる…
482 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/01(日) 20:02:36 ID:tRH+TAIY
いい加減ミス板の竹本スレに移動汁。そして生暖かい歓迎受けてこい。
ミス板ならギャグになってもラ板じゃ単なる板違い。
>>481 ウロボロスシリーズはミステリの中でも特殊なメタミステリって呼ばれるジャンルで
自己言及性そのものが主題として扱われる様な作品群
作者・読者・作中作・目次・あとがき・書物それ自体に至るまでを物語構造として取り込むような作品もある。
>>473>>474>>480 ラブコメに対して愛だの恋だのうるせぇって文句つけるくらい無茶。
何にせよラ板で語るようなこっちゃないな。
ゴクリ…
一見説明してくれてるようで後半スルー出来ずに反応している
そこに擁護汁がにじみ出ている……が、それは我々を欺くためのブラフ!
褒道とは儲になりきること…これが、真の褒めちぎりッ!
>>484 解説も擁護も罵倒も褒めちぎりも全部メタ。メタだと言い張ればきっとメタ。
俺たち
はまだ登り始めたばかりだからな。この果てしないメタ坂を…
486 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/01(日) 23:38:07 ID:BG8HH8or
スレ違いだが褒めちぎろう。(1)
ウロボロスの偽書 上 講談社文庫 竹本 健治 (著)
小説において視点を切り替えつつ話を進めるというのは常套的な手法である。
緊迫感の最高潮で次の章・・・という流れは諸兄なら見たことがある筈である。
さて、この作品では斬新なことに(前例が在るかも知れないが)著者が連載を始めた推理小説に殺人鬼の手記が混入する、という形式をとり話が展開する。
始めの方では作者パートと殺人鬼パートが明確に区分できるのだが、中盤になって殺人鬼が作者の筆を真似し、区別がつかなくなってゆく。
当然マーカーか何かで区分けすれば解るのかも知れないが、この作品に対してはあまり意味がない、ということを付け加えておく。
ともかく、話の流れだけでなく、構成でも読者を困惑させる心算なのだ。
出版社によると『リアリティと非現実感が交錯する!』だそうだ。これだけで読む価値がありそうである。
さて、後半においてこの作品は読者の理性的解釈を許さないような混迷の様相を呈し始める。
ただの混乱ではなく不条理さまで加わるのだ。最後においては完全に収集がついていない。
なんというミステリだろうか。解決の糸口さえ見当たらないのだ。
しかしながら、作品はその訳を提示せねばならない。広げた風呂敷は畳まねばならぬのだ。
ウロボロス(2)
さて、何故か。なぜこのような(作品を読んで頂きたい)不条理、理不尽が発生するのか。
これに対し作者は超前衛的な答えを出す。
そもそも、このような不合理が発生したのは何故だろうか。殺人鬼の所為か?混入を許した所為か?
否。登場人物たちは著者のせいであると言う。作品中ので著者が執筆した所為なのである。
ではどうするか?前提の所為であると登場人物は声高に主張する。
著 者 を 消 し て し ま う の だ 。
残念ながら如何にして著者を消してしまったかは描写されていなかったように思うが、とにかく謎は思考放棄的な投げ遣りでもって解決される。
従来のミステリの爽快感とは似ても似つかぬ斬新な解決である。
なおこの作品文庫版で467ページもある。
解決されるのは今か!今か!?と思いながら長々と気だるい本をと読み進めた読者にとってこの解決は、その重い文庫本をもう投げ捨ててよいのだ!と言う最高の救済ではなかろうか。
しかしながら納得のいかない読者も居ることだろう。アンチミステリだかなんだか知らないがこんな作品はアリなのか?と。
しかし作者の慧眼はそれも見越していた。己の作品を認めぬ輩にもちゃんとメッセージを後書きに記しているのだ。作者の広い器が知れる。
「血のめぐりの悪い読者へ」
そう、認められるのなら難癖つけられる前、すなわち読了前に読者に喧嘩を売るのだ。
先手必勝とはこの事であろう。
斬新な手法、斬新な解決、斬新な後書き、この著作は斬新ずくめである。
己を読書家と思うならばこの斬新さを味わわねば己に対する冒涜であろう。是非読んでもらいたい。
ほんっとものすご〜く蛇足な上にネタバレ気味で良くないとは思うんだけど一言
あのあとがき自体がトリックの一部というか謎を構成する要素。
なので作者が読者に喧嘩を売ってるというのは間違ってる。
>>489 擁護してる方が居るようだけど、俺には解らなかったよ・・。
それにメタだなんだと言うなら、ネタバレに文句言うのは間違ってる。
アンチ作者の俺にはあとがきがそう見えたと言うだけだよ。笑い飛ばしてもらって結構。
>>490 一応2作目に当たる基礎論で偽書のあとがきについての解説と6割だか7割だかの読者はあとがきの意味が分からなかったようだ云々の話が出てくるのね。
ネタバレってのはあとがき自体がトリックだとばらした
>>489の内容の事だよ。ミステリのネタ晴らしは良くないだろうとは思ったんだ。
ウロボロスの偽書ってサイコーだろうが。
しょぼくれた独身中年がラストじゃ高貴なお姫様と結婚するわ
いままで自分のリーダー的だった奴を見殺しにして鬱憤を晴らすわ
読者のドリームを満たしたい放題の大人の御伽噺ってやつだよ。
↓
大人の御伽噺の称号は永久に紅玉いづき様のものです><
佐藤友哉の作品って意外とこのスレの対象になってないのな。
ノベルスだからでは
紅公式ファンブックは近年稀にみるライトノベル
そんな血をひく戦士たち 著:川口大介 富士見ファンタジア文庫
「突如コーヒーが人々を襲い始めた」
たった一文の煽り文句でわれわれを心酔させた(
>>413参照)鬼才・川口大介のデビュー作。
先に断っておくが、これは「バカな物語」である。
器用貧乏よりも、何か一つ突き抜けている方が世間では評価されるのが常である。
それを小説という分野で体現してくれたのがこの作品だ。
内容を一言でいうなら、高校生たちが侵略者から街を守る戦隊ものである。
作者はそれを極限まで突き詰めた。「バカ」という方向に。
本来なら盛り上がるはずの戦闘シーンなのに、寒いギャグでバカをやる。
熱いはずの友情話も、くだらないオチでバカをやる。
ひたすらバカを追求し、一見すると話の起伏はおろか起承転結すら放棄したかに見えるが、それは誤りである。
巧妙に計算された文字の羅列が紡ぎ出すものは、一種の麻薬だ。
この作品を布団の中で読んでみるといい。身をもってその効果実感できることだろう。
読んでいるだけでこれほどまでに白河夜船の境地へと導いてくれる作品を、私は知らない。
この作品の麻薬は編集部も存分に認めるところであり、その結果なんと第6回のファンタジア長編小説大賞で特別賞を受賞している。
正直なところ、この作品は二番手・三番手でこそ光る作品である。冷静になって読めば賞を狙えるほどのものではない。
それを一気に受賞にまで押し上げたということからも、どれだけの審査員がこの麻薬の虜になったかがわかるであろう。
この作品と、続く「拝啓、姉上さま」で作者は歴史に名を残すことになった。
「姉上さま」はアンケートでグランプリを選ぶ読者参加型の企画・龍皇杯でみごとグランプリに輝いた作品だ。
長編大賞での特別賞、そして龍皇杯でのグランプリと立て続けに輝かしい栄冠を手にしたにもかかわらず、この2作のみで筆を置いてしまったことが残念でならない。
この短いながらも輝かしい執筆の歴史は「そんな血を引く」を象徴するコーヒーと、「姉上」の性格との共通項である色をとって、黒歴史と呼ばれている。
>>408です。がんばったんですが今回は難しかった。
出来がいまいちなのはご理解ください。
時間がかかったのは姉上さまの方まで手を出したからと言うことで。
でも、こっちは普通におもしろかった。
なんでこれが本編1巻で打ちきりなのかと。
「紅」(醜悪祭 上・下&ファンブック) 集英社SD文庫
メディアミックス→アニメ化ともなれば、新規の読者の大幅獲得が見込まれます。
となれば、新刊の連続刊行!などのキャンペーンで一気に売上増と行きたいところ。
しかしながら、流石に文庫本1冊を1ヶ月で描き切り、
それを数ヶ月維持するなんてことは速筆の人でもかなりの難事。
だがしかし、そんな逆境でも、集英社の優秀な編集者はあきらめません。
「3冊書くのが無理なら、1冊を3冊にしてしまえば良い」
まさにコロンブス的な発想でピンチもチャンスに変えてしまいます。
まず、1/2部分を上巻として、販売します。
週刊漫画のように、読者の気を引くあたりで止めておくのがコツです。
読者をヤキモキさせたところで、次に1/4を下巻として投入します。
ちょっと説明が足りず、超展開になってしまうのもご愛敬です。
1ページあたりの行数をさりげなく減らしたとしても、
流石に分量が足らなさすぎになってしまいますが、ここにメディアミックスの強みがあります。
そう、現在放映中のアニメの脚本をおまけとしてつけるのです。
既存のファンにも、アニメから入った新規にも優しいこの心配り。
泣けてくるではありませんか。
そして残りの1/4部分、最後のオチについては大胆にもプロット改変のような
シンプルな構成に留めて、残りはアニメの紹介とかインタビューで埋めてしまうのです。
こうして、アニメ化記念「ファンブック」として売り出せば
既存のファンはアニメに興味を持つし、アニメからの新規ファンは大喜びです。
そして、すっきり・シンプルな物語のオチは、
多くの読者に納得と感動の嵐を与えてくれることでしょう。
こうして、「紅」はメディアミックスの新たなフロンティアとして、
永く読者の心をつかむことに成功したのでした。
502 :
↑:2008/06/04(水) 21:23:45 ID:/VGpPQlG
・グッとガッツポーズしただけで古参が泣いた
>>500 俺もそれ不思議でならん。
短編・長編買って、待っていたのにいつまで経っても出ない。なぜだ
デビュー作で築いた作者の味が姉上様では消えてしまったためかもしれない
この方向で突き進んでいけば、第二の中村苦労いや元祖中村苦労になれたに
違いなかったのに
川口大介はファンタジアで「Ninja者」とかいうOVAのノベライズも出してるぞ
あとはデビュー作1冊と姉上さま3冊
うーむ、寡作だ
ちなみに同期には白猿神の人とか夏緑とかがいる
嫌なものを思い出してしまった・・・1巻完結の大賞作品
>>504 「Ninja者」OVA本編は、話の鍵を握るお姫様の正体は宣伝チラシにヒントを出すのみで
本編では正体が明かされないという手法が印象的な作品。
前後編では詰め込める情報量に限界があるため、せめて作品情報を事前チェックして
くれた熱心なファンだけにでも真相を伝えようというスタッフの心遣いが感じられます。
スタッフの配慮はそれだけではありません。
OVAに先駆けて発売されたキャラクターイメージソングSCD(計3枚)収録のミニドラマは
コメディ展開だったのに、本編では前後編の関係上シリアス重視にせざるをえない……。
これではコメディを期待したお客様ががっかりしてしまう……。
そう危惧した彼らがノベライズ化を依頼したのが我らが川口先生なのです!
川口先生はスタッフの期待に見事に応えてくれました。
OVAでは見られないコメディタッチの大活劇、渋い大人キャラのお茶目な一面、敵キャラは
本編で戦っている一族とは何の関係もないので、万が一OVAの続編が出ても設定に矛盾が
生じる心配もありません。
私は当時貧乏学生だったため、前編はTSUTAYAでレンタルし、後編は往復ハガキ代のみで
観覧できた特別試写会(川口先生もゲストで登場し、小説と本編の違いに触れて笑いをとって
おられました)で視聴したのですが、どうやらDVDも発売されているようです。
皆さんもこの機会に小説とDVDを併せて購入してはいかがでしょうか。
え? お姫様の正体?
宣伝チラシのヒントがなくても、本編ではっきり明言されていなくても、行間を読むのに長けた
このスレの皆さんならすぐに予想が付くと思います。
多分、きっと、DVDの解説か何かでも触れられているでしょうし。
気になるぜ・・・それ
おおいに気になるぜ
電撃スレではリリスにおまかせとやらが話題になってるようだが、
このスレではまだ報告できる者はいないのか?
>>2 >・新刊の褒めちぎりは公式発売日の24時(翌日0時)解禁。フライングに注意!
>>510 テンプレを見てなかったスマソ
11日が楽しみだww
メル欄はなんなんだ
>>511 こんなの入力した覚えないんだがw
何か俺の専ブラ調子悪いみたいだ
おかゆはともかく、藤原はスレ住人のノリが猟奇的だからなぁ…
アカイロ/ロマンス
このタイトルのセンスが好き。
>>515 ルナムンで鍛え上げられた猛者が集ってるからな
電撃スレで最近
「リリスに突撃してみる」
「無茶しやがって…」
ってレス見るんだが、それほどの名作なのか?このスレ的に
俺は踏みに行くぜ
>>515 藤原は本人のブログもときどき猟奇的。
とくに「世界樹の迷宮」をやってる人には最高に笑える。
(ドラクエやった奴が「サマルトリア鉄砲玉伝説」で爆笑したのと同じ類)
なんで普通の世界樹のパーティ設定で、
あそこまで病んだ人間関係を想像しちまうんだアンタ、
という猟奇作家の本領が垣間見えます。
リリスはどっちかというと不発弾のような気がする
不発弾って爆発しないとは限らないんだぜ
リリスを読んだ俺だが
地雷の材料そろえたけど造るの面倒くさくなって
作者が素材だけ突っ込んで世に出した的なあれを感じる
つまり洗っていないサラダのような味わいと、こういう事ですね?
調理するのが面倒くさくなって、素材を生のまま混ぜた
カツ丼くらいの勢いじゃないか?
腹は壊すだろうが死にはしない程度か…
なんだ、よくある事ジャマイカ
ってことは凡作なのか、このスレ的に
とにかく電撃の褒めちぎり解禁が待ち遠しいな
528 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/09(月) 20:02:50 ID:Q3iA+VB9
初めてだからうまくできるかどうか…
『学園カゲキ!』(1) 著・山川進 出版・ガガガ文庫
本書を読み、私は「人権とは何であるのか?」ということを強く考えさせられた
主人公である会澤拓海は、タレント養成学校である歌劇学園になんとなくで入学し、
恋愛や友情をからめた奇々怪々なイベントを通して学園生活を満喫していた
しかし、幸せは長くは続かなかったのです…(知ってるつもり!風)
拓海はある日、クラスメイトの橘九月から衝撃の事実を知らされることになる…
その時私は、ある演説が脳理をよぎった
『昨日までの隣人が 家族が 戦友がお前に銃を向けるかもしれない
お前を恨んでいる人間はいないか
お前を馬鹿にしている人間はいないか
お前は本当に誰かに必要とされているのか
お前を殺してやりたいと思っている人間は 本当に誰もいないのか
(中略)
お前達の敵はお前達のすぐ隣にいる。お前か…いやお前だったか!』
拓海は悲しみと怒りに包まれたまま、部屋に閉じこもってしまう
だが彼は強かった!
私だったら一生ヒッキーになるでろうトラウマを、
彼はものの三日で克服してしまうのだ!
私は改めて思う
「人とは何であるのか?」
なお、本書のキャッチフレーズは「爽やか学園ラブストーリー(自称)」である
>>529 ここはつま小スレだぞ。
そう思うなら、やるべき事があるだろう。
粗筋だな
むしろ踏んでみたくなった
「それ褒めてない」
この一言に篭められた思いは非常に重い。命は地球よりも重い、という、立派にも聞こえるが
良く考えるとこんなにも空っぽな嘘臭い空虚な言葉は無い、というこの言葉における「命」よりも遥かに重い。
>>529はご覧の通り
>>528に対するレスである。
ではその
>>528とはどんなレスなのかをまずは考えるべきであろう。
>>528は山川進先生の名作『学園カゲキ!』(1)を褒めちぎろうと試みたものである。
まず冒頭で
>>528は「初めてだからうまくできるかどうか…」と言っている。
わざわざageてまで、皆に「初めてだから」ということを強調しているのだ。
きっと不安だったのだろう。その
>>528がヒシヒシと伝わってくる。
>>528を見たもの全てにまでその不安が伝染するほどに…
惜しむらくはその不安感を引きずったまま
>>528を読んでしまう為
『学園カゲキ!』の素晴らしさを訴えかける
>>528の真意が打ち消され霞んでしまう事だろう。
>>528の訴えかける『学園カゲキ!』の素晴らしさが
打ち消されてしまっている、という事実を広く知らしめるため
>>529は敢えて「それ褒めてない」という一見すると貶し詰るようなレスを投げかける事により
この事実を皆に訴えかけているのだ。
そう、例え
>>530のように誤解をするものが現れ心無いレスを投げかけてくるような事があろうとも…
我々は
>>529の勇気に敬意を表すべきだ。
>>529、彼こそがこの「つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ」の真の精神を持った真のスレ住民なのだ。
乙
実に見事なんだが、最近住人の揉め事対処能力ばっかり上がっている気もするな
面白ければ何でもOKさ。
>>532 >>530だが、心無いとまで言われると本気で憤慨するな。
今まで数々の地雷に散っていった勇士達を陰ながら見てきただろう
>>528が、
ようやく自ら、己の突破した死線を拙いながらも語ることで
他の勇士たちに新たな地雷の存在を広めんとしたであろう一筆だぞ。
「それ褒めてない」
今まで数々の褒めちぎりレスに投げつけられた捻りのない一言で終わらせてはあまりに不憫ではあるまいか?
前途ある将来有望な
>>528がこれに挫け、以後、地雷原を見て怯むようになったらどうする?!
そう思ってレスったのに。。。
てか、つま小で「そう思ったなら変換、もしくは褒めちぎれよ」と暗に書いて
非難される日が来るとは思わなかった。
この衝撃は、リア鬼、もしくはアリルレロを初めて目にしたあの感動に似てるな。
世の中のすべてがひっくり返るような気がしたものだ。
ところで苦労先生の新作情報とかはまだないの?
どれがどこまでネタで書いてるのかわからないw
さてオプー…乃木坂春香の秘密を買ってきたわけだが
創刊のラインナップが割と堅実でいかん
天魔の羅刹兵再開してくれるのか。
堅実だが、どれも突出していなくて、別に金払ってまで読みたいと思わない布陣
ハヤカワ、ソノラマと何が違うの?みたいな空気が、既に・・・
で、そんな布陣の中で新人がゼロ魔級の萌えファンタジーとか書いたら
ある意味、このスレでも対応できなくなるかも試練
>>535 いい事思いついた
お前俺を抱きしめていいぜ
ありるれろ…
高瀬が出るとはすごいな
幻冬舎っぽいといえば幻冬舎っぽいのだが……良いのか?
そのうち、本のおまけにぱんつが付けるという英断をしてしまいそうな方向性だぞ。
>新條まゆは自らの手でムーブメントを引き寄せることの出来る作家だ。
>そして、世間が追いついたころにはすでに次の段階にいる。
>トンデモ台詞やオモシロポーズに騙されてはいけない。
>彼女の真価は既にそんなところには存在しない。
>新條まゆは、天然と計算が絶妙にミックスされたニュータイプなのだから。
角川春樹に匹敵するようなニュータイプだったのかw
ちょいと遅れたが。
川口大介は、あとファンタジアバトルロイヤルとドラマガ本誌とに
一本ずつ短編を出してるな。それと「そんな血」「Ninja」「姉上」の
計五冊で全部のはず。
ちなみに、その時のバトルロイヤルでは「神々の砂漠」の二巻予告っぽい
ものも掲載されてる。
第六回出身の四人って、その後の針路(末路?)がそれぞれ個性的だと
しみじみ思う。
長々とスレチ話題すまん。
もはやファンタジアの川口といえば士のことを指すようになってしまった
>>549 だな。本屋で初めて見たとき、一瞬「えっ!?」と思ったんだが……
>>551 普通に新條まゆ見直したわ。
つか写真見る限りかなり若いんだな。かなり大御所のイメージがあったから余計に見直した。
>>552 wikipeによると1973年生まれだから、30代半ば〜後半ぐらい。
なんか昔(20代の頃)の写真を載せてる悪寒w
可愛いじゃねえか
例えば、新條を育ててくれた口の悪い編集者がいるのですが
新條が新人の頃その人に、ネームを床にばらまかれ、
「こんな漫画じゃ商売にならないんだよ!」
と足で踏みつぶされました。
「お前はウジ虫みたいな漫画家なんだから、
ウジ虫はウジ虫なりにない知恵しぼって漫画描け!」
とも言われました。
〜中略〜
でも、誰よりも新條の漫画をかってくれて、時には編集長とケンカをし
時には出世払いしろとおいしいお店に連れて行ってくれたりもしました。
なので、そんな罵倒もダメ出しも当時はなにくそ!とがんばれたし
また、その言葉の一つ一つに作家への愛情を感じとることも出来ました。
それは強固な信頼につながりました。
今ではそれらのエピソードは笑い話のネタにもなっているくらいです。
それらはすべて信頼関係があってこそ。
ハートマン先任軍曹かw
新條は描く絵とブログの内容の差が激しすぎるな
スレチスレチ
たしかにスレ違いだが、ぶっちゃけ漫画家よりも、ラノベ作家の方がはるかに下に見られてて
漫画家ほど資料集めやアイデア協力してもらえずに微妙な作品ばかり書かされた挙句
スゲェ勢いで使い捨てられてんじゃね?と常々思っていた俺にはある意味ピンポイント
「されど罪人は竜と踊る」の人が移ったりしてるから
ラノベにもあまり無関係とも言えないのかな。
西尾維新がジャンプ関係のをしたり
講談社が色々な作家を引っ張ってくるのはまた違うか。
つまりこういう扱いをしているラノベ作家が
地雷を量産するようになるのか。
となるとこのスレ的に・・・これは憂うべきことである。
漫画の方で小学館が問題になってるけど、小説では新興だから
編集の人も初めての仕事で熱心なのかも知れないな。
あんまりレーベルが乱立すると、本探すのに困るんでちょっとまとめて欲しいな。
ガガガとスーパーダッシュをくっつけて、ファミ通と靴を角川系列にまとめて
GAとHJとMFJは覚えにくいから全部一つにしてくれたりとかするとありがたいなぁ。
で、3つ4つほど影の薄いの廃業したらスゴイまとまらね?
ガガガは外部編集スタッフ多かったと記憶してるが、それでもコミックと同じような状態なのかな?
一応起ち上げメンバーが作家連中だし、外部が多いならまだマシだと思う。
どこもそうだけど、身内だけで固められてるのが一番ヤバイよな…
電撃6月の褒めちぎり待って買うつもりだったのに…
自分で特攻するしかないか
編集者が売れてる作品に対して「絶版にするかんね!」なんて脅しするのかい?
絶版もくそも、重版にする作品自体限られとりますがな……
しかし幻冬の朝松、こういうときにこそ、
マジカルハイスクールとか大菩薩峠の要塞とか、
中断したシリーズを巻き直して発表しやがれよ畜生……
電撃の新刊全部買ったけどリリスとめしあ以外は普通だった
感想スレとかここに投下する気が起こらない程度には めしあには期待してたんだがな
むしろリリスとめしあだけ買ったオレ涙目w
>>567 待ってました!
さぁ褒めちぎりの作業に戻るんだ
お前の骨拾って俺も特攻掛けるから
それは骨じゃないぞ?そんなわけがない
芳しいだろ、それ・・・とってもいい匂いがするんだぜ
つい誘われていきたくなるような
ヽ( ・∀・)ノ●
(^o^)ノ=●
今から約三週間ほど前、彼女にふられました。
えぇ、わかります。
「妄想乙」とか「穴でも開いたの?」とか慈悲深い言葉が返ってきそうですが、本当にふられたんですよ、生身の女に。
「ホカニ好キナ人ガデキタノ、ゴメンナサイ」なんて言われちゃいましてね。
日本語で喋ってくれよって感じですが。
それでまぁ、色々と中略して別れることになったのですが、ガラにもなく傷ついてしまいまして。
部屋から出ない、飯を食わない、ずっと音楽聞いて泣きつづけるといったバカの一つ覚えな展開にはまって、あとはひたすら自己嫌悪の毎日。
何がいけなかったんだろう?あんまりメールを返さなくなったから?
上の方で人気作家の長谷川昌史先生に向かって「立ちションしてる卓球選手みたいw」なんて失礼なことを書いたから?
答えなんて、わかるはずもなく。
だけど悪いことばかりでもありませんでした。
自宅警備を一週間ほどつづけていたら、友人に無理やり部屋から引きずり出されて学校まで連れてかれたのですが、みんなが凄く優しいのです。いつもは鬼みたいなサークルの先輩が田舎のばあちゃんみたいに、
「これ欲しがってたろ、俺新型買ったからやるよ」ってPSPをくれました。
モンスターハンターおもしろいです。フルフルが倒せません。
(フルフル。モンスターハンターに登場するモンスターの一種。羽のはえた魚肉ソーセージのような風貌が特徴。超強い)
失恋してゲームにハマって、このままポッケ農場でキノコを狩りつづける生活も悪くないかな、なんて本気で思い始めた時、そういえば今月の新刊をまだ買ってないことに気づきました。
いつもは早売りしてる店で発売日前に購入しているのですが、さすがに今回はそんな気分ではなかったので、珍しく発売後に本屋に寄ると、そこでとんでもないものが目に飛び込んできたのです。
『桜田家のヒミツ〜お父さんは下っぱ戦闘員〜(著:柏葉空十郎)』
タイトルを見て額に油汗が滲みました。その理由は言うまでもなく、桜田という名字が僕をふった女のそれと同じだったからです。
「桜田家のヒミツ」
一体、彼女の家にどんな秘密があるのだろうか?
興奮のあまりシャナや禁書の存在すら忘れ、その一冊だけを買って帰って貪るように読みふけて、そして読了した今、一つだけ言える確かなこと。
それはこの作品がとてつもない大傑作だったというです。
主人公の桜田源之助は悪の秘密組織で戦闘員として働く42歳の中年男性。
彼は今日も正義のヒーロー特察戦隊ピポレンジャーと熱いバトルを繰り広げていた。
と、冒頭だけ紹介すれば、なんだか荒唐無稽な喜劇だと思われてしまいそうだが、実際はまるで違う。
かつては大工だった源之助が何故、悪の戦闘員になってしまったのか?
そして表面上は正義の味方として賞賛されているピポレンジャーの中に入っているのはどのような地位の人間なのか?
比較的早い段階で語られるその衝撃の事実は、我々に現代社会が抱える闇を容赦なく突きつけてくる。
物語の中心である桜田家は決して裕福な家庭ではないが、彼らが自らの境遇を嘆くことなく前向きに生きているのは、太陽のように朗らかな源之助を見て育ってきたからに違いない。
物語の終盤、誰もが絶望したあの瞬間ですら、源之助は運命を跳ね返すように背筋を伸ばした。
だからこそ起きた奇跡という名の必然。
あれをご都合主義と笑うか、何か示唆的なものを感じ取るかは読者の人生経験にゆだねるほかないのかもしれない。
今現在、自分を幸福だと思っている人は少ないだろう。その代わり社会に絶望している人は多そうだ。
昨日の悲劇を塗り潰すような新たな惨劇を、今日もニュースが伝えている。
マスコミが事件とネットを結びつけようと必死になっている。
そんなマスコミこそが悪の根源だとネットが騒ぐ。
誰もが誰かのせいにしようと、ありもしない宝を探してさまよいつづける。
もういい加減、やめにしないか?
いつから僕たちはこんなに惨めになった?
子供の頃はこうじゃなかったはずだ。
今の僕たちに必要なのは、たぶん知識ではなく童心。
それを僕に教えてくれたのが他でもない「桜田家のヒミツ」だった。
本作には挿し絵の代わりに塗り絵を挿入するという画期的な試みが施されており、これを見た読者が各々の「あの頃」を思い出せるように演出されている。
(P55やP317あたり塗り心地が良さそうだが、私のお勧めはダントツでP39だ)
これから本作を楽しまれる方はぜひとも手元に色鉛筆やクーピーを用意しておいて頂きたい。
そして思い通りの色に染めて欲しい。イラストだけでなく、あなたの人生も。
生身には触れてるが中身に触れてねえw
576 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/16(月) 23:24:08 ID:uuqkF62c
僕たちが思っているほど人生はうまくいかない。
だけど諦めずに進んでいけば、いつか必ず花開くときがくる。
あとがきによると、作者の柏葉氏はデビューまでに十年の歳月を要したという。
十年前といえば僕はまだ小学生で、ランドセル背おって傘を振り回しながら「こがはざん!」とか叫んでいた気がする。
そんな昔から作家になることを夢見て、そして叶えた柏葉空十郎(かしわばそらじゅうろう)先生。
恐らく桜田家の二巻は出ないだろうが、柏葉先生の次回作を僕は心から待ち望んでいる。
縁とは不思議なものだ。
桜田さんにふられて、僕は桜田家に出会うことができた。
冷静に考えたら彼女の名字は桜田ではなく桜○だったが、そんなことはもうどうでもいい。
桜田家と出会い僕は(ほぼ)立ち直ることができた。
こんな素敵な気持ちを思い出させてくれた『桜田家のヒミツ〜お父さんは下っぱ戦闘員〜(定価620円。塗り絵付き)』を、ぜひ皆さんにも体験してもらいたい。
心からそう思う。
そして僕たちは、またいつかきっと恋をする。
はじめてフルフルと遭遇したときのような衝撃に襲われる。
(フルフル。モンスターハンターに登場するモンスターの一種。エロゲなんかによく出てくるアレにそっくり。出会った相手を得意の電流でビクビクさせるのがお好き。くやしい、でも……!)
恋は僕たちを強くも臆病にもする。
拒絶される恐怖に怯えて一歩を踏み出す勇気が出ない。だけど、踏み出さなければ喜びはつかめない。
勇気が欲しいとお困りのあなたにぜひ読んでもらいたい無敵のバイブルが一冊。
タイトルは言わなくてもわかるよね?
そう『いつか、こいまち!(著:長谷川昌史。定価620円。超イケメン作者のコスプレグラビア付き)』
続きがあっただんだな。
>>572だけ見て書き込んだ早漏でスマソ
だからなんで長谷川w
>>577 >>359-362で長谷川先生を誉めちぎった後に彼女から別れを告げられたので、
縁起悪いから厄払いでもう一回誉めちぎっておこうかな、と。
>>578 またお前か! この野郎いい仕事しやがってw 買って来るよ! 恋しろよ!
>>578 若干悲壮な物を感じるけどGJ!普通に欲しくなったぜ
フルフルなんてガンスで行って正面立たなきゃ雑魚だよきっと!
後良い女なんていくらでも居るよ!
GJの嵐に紛れて、若干トドメワードをぶっ込んでる奴がいるように
思えるのは気のせいですか。
女に振られた後なんだ。それぐらい許してやれ。
皆振られまくりかよw
え?俺はそんな機会自体無いから心配無いし!
>>578 もういい……もういいんだ!
お前は今泣いていい………GJ!
ところで、サークルの先輩ってツンデレなんじゃね。付き合っちゃえば?
585 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/17(火) 18:27:10 ID:n8YrHLg8
バロスww
今月のガガガ文庫なんだが
「藤井寺さんと平野くん」に手を出したやつはいないか?
>風と光と野球と彼女と──湯の町エレジー
>藤井寺さん。神宮球場の片隅で、データブックを積み上げ書き物をするベースボール・フリークは、謎の魔球を操った名投手・大鹿煙の孫娘。
>祖父を球史の闇に葬った「投手殺人事件」の真犯人を知るために、彼女は熱海へ向かう。夏休みに、僕・平野謙と。
>妖しげな女性を連れた老警部・居古井、ホテルの若女将・伊勢崎九太夫に下品な探偵・巨勢羽華世が披露する新推理。
>事件の真相は球史を変えるだろうか。そして僕たちは──。謎と海と温泉が奏でる湯の町エレジー。
>坂口安吾作品を「跳訳」した、あらゆる予想を裏切る“野球ポエム”。
またチラシの締めくくりは「あらゆる予想を裏切る不定形小説。」
なんか胸のトキメキが止まらないから
誰も読んで無かったら明日買ってくる。
>>586 地雷を期待して買うなよw 普通に良作だったら別スレに投下しろよ!
裏切るとか不定形とかポエムとか跳訳とか、
すごーく親切な注意書きが散りばめられてるのが、なんつーか。
売る気あんのかっつーか、むしろ危険物として売る気なのかっつーか……
跳訳シリーズは、腐の発想だよね
擬人化とかそういう
ガガイズムだな
>>587 かつて「問題作ではないことが問題作!!」と評された名著を思い出した御影
むしろ麻耶や初期西澤に近い地雷臭がするな。
>>590 御影バカにするなよ御影
凡人が努力して辿り着ける地平を見せてやる!
キャッチーな方向に走って、尖って見せれば俺もモテモテ!
そんな風に中学生をたきつける御影の作品はそこら辺に転がってる地雷じゃない!
ワナビーの大量生産と業界の何でもアリ感と不安定さを煽り立てる
つまりはクラスター爆弾と同じように本体の爆発力に寄らない新しい地雷なんだよ!!
墓石は御影石にするよ
日本はクラスター禁止したよ御影
まだ前スレが生き残っていることに驚いた
言われて、1に全スレのリンクがないことに気づいた
『エンジェルハウリング』
著・秋田禎信
かなり前の作品になるが、良い作品とは後世に伝えるべきである。
その思いを持って今回推奨させてもらう作品が『エンジェルハウリング』である。
この小説は難解であると、読んだ人は口をそろえて言う。
この物語における難解さとは何か。拙僧はその謎に挑んだ。
そしてこの小説に、驚くほどミスリードを誘う設定がちりばめられていることに気付いた。
まず最初にこの作品がどんな作品であるか、読み解いた範囲で伝えようと思う。
この小説は、架空のキャラクターによるドキュメンタリー風小説である。
主人公はフリウとミズーという二人の少女。
二人の少女の共通点は念糸という特殊能力を持っていること。
ミズーはその能力の為、幼い頃に狂信的な刀鍛冶の集団に人身売買される。
そこで最も上手く武器を扱えるように育てられた。つまり、殺人者としての教育を受けた。
ミズーは念糸の力を使い刀鍛冶の集団を滅ぼし脱出するが、周りとコミュニケーションを
上手く取れないでいた。
一方フリウは水晶眼という特殊な目を持ち、その中に強力な精霊を封じ込めていた。
ある日その水晶眼の中の精霊を解き放ってしまい、多くの被害を出してしまう。
その為周りの人間と疎遠になり、コミュニケーションを取る相手に恵まれなかった。
物語は精霊アマワを軸にして展開する。
フリウの場合は父親が、ミズーの場合は双子の姉がアマワと「心の実在を証明する」という契約を交わしたという。
その契約を受け継いだ二人はアマワと対峙することになる。ここで読者は騙されることになる。
この物語は冒頭で述べたようにあくまで二人の少女のドキュメンタリーであり、禅問答では無いのだ。
よって意味ありげなアマワの言葉(御遣いの言葉)は、単に二人の主人公が正常なコミュニケーションを
取り戻すための「ドラマ」のきっかけ作りとして存在する。
それを証明するように、最終的に二人ともアマワの問いかけに答えは出さない。
「アマワを倒すために心の実在を証明しなければならないと思っていたけど、全然そんなことは無かったぜ!!」
という驚愕の展開が読者を待っていることだろう。
言葉は語るためにあるのではない。伝える為にあるのだ、という言葉がここに来てこの物語が何だったのかを指し示す
手がかりとなる。つまりこれは頭で愛だの心だの考えても無駄であり、実際にコミュニケーションを取る中で
初めて分るという、実践主義の物語だったのである。
では続いてこの物語を複雑化させる精霊や硝化といった概念を考えてみよう
602 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/26(木) 22:48:57 ID:MYpirQfE
精霊は「一方向に純化すると硝化する」や「硝化した森から精霊が生まれる」、また
「硝化の森の奥深くに行くほど古く強力な精霊がいる」ということで真理や認識の暗喩とも取れる。
より古い精霊とはより真理に近い認識ということだ。これなら精霊の力に差があることも納得できる。
しかし、主人公ミズーの従える獣の精霊はライオンの形をしている。真理とはつまり本質のことであり、
獣の本質がライオンの形をしているのいいとして、燃えているのは違和感を禁じえない。
これは本質というより連想であり、精霊が真理では無く使用者の(あるいは精霊に接する者の)
認識であるとすれば、誰の目から見ても同じに見えるという点で背理である。
(あるいは誰の目から見ても同一では無い、または個々人の認識の差はほとんど無い
という表現があったかもしれないが、そこは拙僧の読解力不足を謝りたい)
以上のことから、精霊や硝化は何かを暗示しているようで実はまったくそうでは無く、単にそういった現象に過ぎない。
これにより読者はこの小説は抽象的で、何かを暗喩していると引っ掛けられる。痛快な仕掛けである。
締めくくりとして、一言添えておきたい。
ドキュメンタリーは実在の人物の生い立ちを追った迫真性に面白さがあるが、
この物語ではあえて架空のキャラクターで挑戦した心意気を買いたい。
そしてこの小説を一言で表すとしたら
NHKスペシャル「幼児期のトラウマを越えて」
幼い頃に心に傷を負った二人の少女が、いかにして心を開いていったか。
異論は勿論あるだろう。しかし、この難解な物語を読み解く一つの方法として、
『エンジェルハウリング』を読んだことがある方には見て頂きたい。
また、読んだことが無い方には是非ともこの読み解き方の問題点を指摘すべく読んで頂きたい。それでは。
>>600-602 普通の評論じゃないのかこれ。
要点だけまとめて秋田スレに書き込んだ方が議論になって面白いのだが。
>>604 エンハウなら読んだ。
>「アマワを倒すために心の実在を証明しなければならないと思っていたけど、全然そんなことは無かったぜ!!」
この部分の捉え方がこの作品の面白さにつながるのだが・・・実践主義が嫌いなら解らないか。
>>605 俺もエンハウ好きだからわかるが、ここは無理褒めスレ。つまりスレ違いになるから引っ込もうぜ。
だがあえてつま小っぽいレスを残しておくとするとだ、
実践主義だとかそんなことは問題ではない。
大事なのは、作者がスロースターターであるということだ。
個人差はあるが10巻中6巻までは我慢が必要とも言えるその構成は、
一見つまらないと思える小説に出会っても安易に投げ出さないことが
いずれ救いに繋がるということを教えてくれる。
まさに、壁を乗り越える勇気をくれる、愛の物語なのである。
>>600-602乙w
エンハウは単に秋田が書きたいものを書いたってだけなんだよな。
オーフェンは絶対に当てないと次がないから、徹底的に売れ線を狙って書いたけど、
実績を作ったのであとは好きに書き出したらエンハウや閉鎖のシステムが出来上がった……。
つまり秋田の本質は地雷製造機だったんだよ!!
俺もエンハウと閉鎖のシステム理解できなかったな
ところが秋田の本スレの書き込みも内容を理解できないことが多いんだよな
凡人には理解できない非常に高度な表現手法を理解し活用できる人だけが、本当の意味で読める作品なんだろう
閉鎖のシステムは面白かったが、エンハウとオーフェンは1巻で投げ出した。
閉鎖は正直俺も分からんかった
というかそもそも回答などあるのかと
エンハウはかなり好きだな
アマワがどうたらって話としては読んでないが
600-602の燃えライオンについてはどうも納得しかねるがまあそういう解釈もありかと
獣精霊の纏っている炎は、獣としての苛烈さの視覚化とミズーの念糸の性質と掛けてるんじゃないかな。
うん、スレチごめん。またしばらくROMる
異界ノスタルジアを読んでしまった。
このありあまるパトスを何かにぶつけたいんだが、二番煎じはこのスレ的にはおk?
ではお言葉に甘えて。
under―異界ノスタルジア 瀬那 和章
物語は一人の女子高生が闇に引きずり込まれるシーンからはじまる。
怖いことこの上ない。しかもこのシーンの最後に出てくる男が狂っている。怖い。
さて、主人公は三年失踪していた兄から手紙をもらい、それに従ってとある探偵事務所にいくのであるが、この事務所のメンバーがすごい。
小学校に通う前くらい、と描写される美少女の目は片方が赤い。それを隠すように半分に切った猫のお面をかぶっている。彼女がこの小説の表紙になっている、あのロリっこだ。
その他にもいろいろとすごくかっこいいしかわいい人が出てくる。
特出すべきはその戦闘シーンだろう。
異界使いの戦闘は気持ち悪い。人間をパーツとして組み合わせた敵が出てくる。生命への冒涜である。そんなやつらを倒す異界使いはかっこいい。
鏡の王子だとか薔薇の射手だとか反翼の魔女だとか、とてもかっこいい二つ名を持った彼らの戦闘は、とても映像的である。
いや、ただ映像的なのではない。読者が文章からのイメージを喚起し、咀嚼し味わうという楽しみを経ないと見えてこない映像なのである。
読者は必死に作家の想像力に追いつこうと頭を使わなければならないのだ。
戦闘シーンは実に、作者と読者の戦いでもあったのだ。
役に立たない弱い主人公であるが、最後の最後にある決断をする。
それは、異界使いでもなんでもない、普通の存在である我ら読者がこの小説を読み終えたときの深い感動に似ているだろう。
自分にはなにもできない、だけど誰かを守るために強くなる。
この小説を読み終えたとき、きっとあなたはそう決意することだろう。
ちょっと面白そうだな
『エンジェルハウリング』
後述
二度の褒めちぎりが品にかける行為であると思いつつ、この作品の難解さについて説明したいと思う。
まず、二人の主人公と二つのテーマが存在する。二つのテーマとは
1.実践主義によるトラウマの克服
2.認識論
であり、実践主義は既に述べた通りであり、この物語の本筋でもある。
認識論の方は「自分が人間であるというのは思い込みではないのか」といった懐疑主義の克服である。
これもまた一巻冒頭より語られ、二つのテーマが複雑に絡み合いストーリーは進展する。
二人の少女が心を開き、愛について目覚めるのが最終目標であるが、その愛は実在するのかと
懐疑する――非常に複雑であり、故に誰もが最初は困惑してしまうだろう。
ここでもう一度確認したいが、この物語は禅問答では無い。
実践主義(周りとのコミュニケーションン)により(トラウマと絡められた)懐疑主義を克服する話である。
それゆえクライマックスにおいて、二人の主人公は精霊アマワの問い(懐疑)を無視するのである。
一言で言えば「心があるだの無いだのグダグダ言ってて楽しいの?」となるところを、
少女の心の傷を絡めながら克明に描いた作者の力量に感服したい。
10巻にも渡る思想と少女の心の成長を描いた『エンジェルハウリング』、これこそ現代の名著と呼ばれる作品だろう。
後述2
二つのテーマとも非常に重要なテーマである。しかし、なぜ拙僧が
>NHKスペシャル「幼児期のトラウマを越えて」
と少女の成長こそがこの物語の大筋であると捉えたのかを説明しようと思う。
二人の主人公はその生い立ちと周りとのコミュニケーション恵まれないことから、
少なからず愛に不信を抱いていた。もしくは、友愛というものを深く理解できないでいた。
しかしそれと「愛」そのものに懐疑を抱くことは別のことなのである。
トラウマからの愛への不信も懐疑からの愛への不信も「愛の不信」と略することができる。
だからこそ混同しがちになってしまうが、二つの問題は同一の物では無い。
そしてこの物語における主人公の課題は、トラウマからの愛への不信を克服することだ。
だから実は精霊アマワの問いかけ(愛への懐疑)は空回りしていることになる。
何故なら、心の実在とか愛の実在は主人公にとってはさほど重要では無いからだ。
ここで懐疑主義の克服というテーマが「そういう風にも読める」という支流的な流れになっていることが分る。
ただの評論ではないか、というレスが出るのも致し方無いと承知している。
しかし、この作品はこのスレで紹介されている数々の名作と比べると、直感的に分り難い作品である。
難解な本が書棚で埃をかぶるように、この作品に対する感想もまた心の棚で埃をかぶっているのでは?
この作品を深く理解して欲しい。そしていつか、この作品を読んだ人がこう思うことを信じる。
あの日読んだ小説は、――だったんだ、と。
それがいつになるかは分らない。誰もがそう思うのかも分らない。だが信じてみようと思う。
「信じるに値しないものを信じる、それが本当に信じるということ」という言葉を胸に。
スレ違いだとわかっていながらヤルと。
信者お断り。
自己厨は自分の崇める作品のアンチを
自らの手で量産している愚に気付けない。
スレ的に面白くないただの評論になってるからやめたほうが良いって感じだぞ同輩。
秋田ってこんな反応あるくらいには信者いたんだ そこにビックリ
たまには昔の本でも引き出そうかなと思うイイきっかけになった サンクス
ここは「つまらない評論を無理して晒すスレ」ではなく
「つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ」である。
しかし
>>600や
>>620は
褒めちぎりではなく、褒めちぎりにしようとしたが途中で断念した評論を
無理矢理書き込み、その醜態を晒す、という暴挙に出た。
>>620に至っては
>>612の静止の声を振り切ってまで、だ。
それは何故か?
かつて先人はこう言った
「このスレに無駄なレスなど存在しない。『、』や『。』の一つ一つにまで魂を込めるスレ、それがつま小スレである」、と。
そう、
>>600にも
>>620にも確固たる意味があるのだ。
誇り高きつま小スレ住人の諸賢は
>>600や
>>620のレスの真意など既にお分かりであろうが、あえて述べさせて頂こう。
「このような評論を晒す我が愚かさを見よ!なんと見苦しい事か!諸賢は決してこのような真似をしてはならない!!」
彼らはその身を持ってしてこの事を我々に呈しているのだ。
その事をスレ住人全体に、より強調する為に2〜3レスを消費してまで…
我々は決して彼らから目を逸らしてはならない。
彼らはあえて悪例としてこのつま小スレの為に散ったのだから。
我々は彼らの尊い犠牲の下、褒めちぎり続ける。
「褒めちぎりの技量を磨け。決して評論に成り下がってはならない。」
この教訓を胸に刻んで……。
はいはいすごいねー
>>626 頑張ってるとこすまんが、褒めちぎるのも面倒くさいぐらい鬱陶しい。
>>625 そりゃあ、公証1000万部のオーフェン書いてた作者だからなあ
刷った部数であって、売れた部数ではない。
本屋のベストセラーコーナーのポップと同じさ。
ベストセラー≒理由は無いが、沢山売れている作品。
取り敢えず確かなのは、
>>631が永遠のマイノリティだって事だな
>>629 刷るだけといっても数が数だしそこそこ売れてるんじゃないか
こういう事よくわからんが1000万ぐらいはそれほど珍しくないって事?
634 :
633:2008/06/29(日) 23:20:12 ID:WaZpv1aH
あの時代に1000万w 途中で脱落しちまったからなぁ
それはそうと姫宮さん3まで買ったがなかなか香ばしいな
とりあえず最近まともな褒めちぎり少ないね。レスの褒めちぎりもなんか変だし。
『ミッションスクール』 著 田中哲弥
ミッションスクールは今は亡き電撃hpに掲載され反響を呼んだSF小説である。
短編4本と書下ろしを加えてハヤカワ文庫として遂に復活を果たしたのだ。
ところで昨今の子供たちは、理科離れ、数学離れが進むと同時にSF作品にも興味を持たなくなってしまった。
それは過去のSF作品らが量子力学、相対性理論、基本相互作用等々の難解な理論を専門的な言葉で説明するのに
終始しているからである。
このような状況で電撃文庫を愛する少年少女たちにどのようにして興味を持たせようとしたのだろうか?
その答えは彼らにとって身近な学園をベースにSFの基本的ギミックをシンプルに組み込むというものであった。
ワープをしたらどうなるのか?時間移動をすればどうなるのか?
時間と空間の制限を超えた非常識を文章中に組み込んだのである。
この機転により廊下で戦闘中の女子生徒(中身は30過ぎ)を保健室のベッドに押し倒す等の時空を無視した表現が可能となり、
読者たちを時間的空間的な描写への呪縛から開放しそのラブロマンスを純粋に楽しませることに成功したのである。
SFはサイエンス・フィクションまたはすこし・ふしぎと呼ばれていた“幼年期は終わり”新たな次元に飛び出して行ったのである。
>>638 これは乙と言わざるを得ないwwうまいと思うw
ミッションスクールってあとがきかなりぶっちゃけてなかったっけ。
挿絵書いてくれる人もいなくなったとかなんとか言ってたな。
ミッションスクール好きだけど
>廊下で戦闘中の女子生徒(中身は30過ぎ)を保健室のベッドに押し倒す等の時空を無視した表現
確認したらほんとに時空を超越していた。もっと文章を精読しようと思った
『サージャント・グリズリー』 著 彩峰優
皆さんはカフカという作家をご存知だろうか。「ザムザは朝起きたら虫に
なっていた」(変身)等、不条理の描写により前世紀を代表する文豪である。
そして、この作品は、評者の知識の及ぶ範囲ではもっとも理不尽な、それこそ
カフカをも凌駕する不条理を描いた傑作ライトノベルである。
ではどこがそれほど理不尽なのか?
この作品においても、ご多聞にもれずラノベのテンプレ、美少女が登場する。
「なんだ、当たり前じゃねえか」
そう思われた諸兄は甘い。なんとそのグラマラスな美少女が、主人公の目には
違うものとして映ってしまうのだ。そう、熊の着ぐるみをかぶった、筋骨隆々の
軍人として。美少女の健康美を観察することも出来ず、あまつさえ男の汗臭い
筋肉を眺めねばならない。これ以上理不尽なことがあろうか。しかもラノベお決まりの
パターンでその美少女(外見:ゴツいアンちゃん)が絡んでくる。主人公視点
の妄想力豊かな読者から見れば、災難、もしくは不条理という他ない。腐女子対策も
ばっちりである。
また、この作品は平易な文章の中に高度に抽象的な単語、難解な単語を
埋め込むという斬新な形式で書かれており、第9回えんため大賞特別賞受賞作という
立場ともあいまってワナビたちへの受賞作の文章規範としても十分な役割を
果たしているといえるだろう。
>>642の続き
かくて、売り上げを伸ばせた出版社もウマー、賞金&印税を得た作者もウマー
賞の目安に安心したワナビもウマー、理不尽を味わった読者もクマー、ついでに腐女子も
ウマー、というわけである。三方一両損の大岡裁きどころではない。出版社、
作者、ワナビ、腐女子の四方が得をしたのである。なんと理にかなった結果であろうかと、
評者は感心するばかりである。
流し読みで爆死しそうになった。
自分には不条理ギャグは早すぎたようです。十年修行してきます。
ごつい上にクマの着ぐるみじゃあ腐女子は食いつかないよな
とかマジレスしてみる
>>643 読者だけクマーになってるじゃねえかwww
>645
箪笥と引き出し、茶碗と箸でカプ妄想できるのが婦女子なんだぜ。
それにしても、最後まで読めるがつまらない、という絶妙な匙加減の
作品がないな。
ベン・トーは作者買いしたが久々に途中で投げたorz
九郎に頑張ってもらわなきゃな
文章がまともで起承転結があれば最後まで読めるが、
それが満たされれば褒めちぎるような小説にはならないだろうな。
何が絶妙なさじ加減となるのか。
地雷原を渡り歩いた猛者に是非とも教授願いたい。
めい作の条件を…
めい作の条件→作者が淺沼
ナンバーワンじゃなくてオンリーワン
浅沼バカにするなよ
特に面白くも無いキャラクターのキャラを立たせる超絶な人間描写力
普通に電撃あたりの無難な名作っぽいあらすじで1巻を書き始める企画力
そして3巻くらい以降のそれらを全て無視してちゃぶ台返しする勇気
何があってもとりあえず続きは書き続ける怒涛の根性
そしてコケても自作を出版社からリリースできる人脈力
ラノベ業界のどこを見てもここまですばらしい作家はそうは居ないぞ?
更に言えば、「ツンデレさんだったのですね」、「女の子はキープに走ってもいいんです」
こんな台詞を唐突に出してくるその発想力とサプライジングの才能に素直に驚嘆だよ
乙w
でも>649はめい作の作者を褒めちぎれといったわけではないような・・・
まあ、いいかw
何かここ御影と浅沼に濃いファンついてるな
あとは誰だ
深見とかアサウラ先生とかか
四天王って、誰だ?
九郎先生
>>655 いまの深見は普通に面白くて、
このスレ的にはつまらない作家に成り下がってしまった。
長谷川もここのアイドルだよ。
>>655 他にも本田とかあすかとか挙がるのはSDの人が多い気がするんだが気のせいだろうか
>>660 あのスレの住人は「面白いよ」と言いながら
何気なく本田を薦めたりするような連中だからなあ。
馬鹿いうな。心底面白いと思ってるから薦めるんだ。
本田面白いじゃないか。
このスレ的にも面白くて、一粒で二度おいしい。
こんな作家はそうそういないぞ!
乱発されるヒロインのタイプが稀にクリティカルヒットするので如何ともしがたい
>>655 アサウラ先生をバカにしないでいただきたい。
あえてキャラを立てないことで現代人特有の生きている実感が希薄なことを描写したり、
あえて主人公たちが場当たり的に流されてゆくストーリー展開にすることで青少年の感じる大きすぎて手の届かない世界を表現したり、
あえて描写をドライかつ平坦にすることで殺し屋の平坦で乾いた心理状況を表現したり、
あえて登場人物たちに何も考えていないかのような行動をとらせることで刹那を生きる今の若者像を表現したり。
少し読み込んでみるだけで、本当にすばらしい着眼点と、それを余すところなく表現する筆力を備えていることに気づかされるはずだ。
まるで魂のこもっていないマネキンを使ったチェスゲームのようなプロットは、現実よりリアルな、今の世界を生きる「ぼくたち」の物語そのものだ。
普通に読んだだけでは気づかないようなこういった細かい描写は、何も人物や世界に限ったことじゃない。
神はニッチに宿るというが、その銃器や戦闘の細緻にして簡潔な描写はまさに圧巻の一言。
作品に対する姿勢がいかに真摯であり、またいかに愛を持って書いているかが素直に感じられる。
一面だけを捉えて否定するのではなく、どうかしっかりと吟味して、その面白さに気づいてほしい。
アサウラ先生は弁当が面白かったのでこっちに書けなくなった
つーか最近あんまりこのスレ的に面白い作品無いな
粒揃いな佳作と狙いすぎてサブカルに足を突っ込んでいるのばっかりだ
誰かこのスレの職人がデビューして、究極の地雷を埋設してくれ。
メタルうぃっちシスターズなんかは要素だけ抜き出すと面白いのに中身が残念なことになってるから
こっち向きかもしれないな
問題は俺が力尽きてろくに読んでないことだが
>>667 狙って地雷作品出すとかとんでもなく寒い事になりそうだなw
いや逆にこのスレ的にはあり…なのか?
てかそれ以前出版社がそんなの許さんだろww
別に地雷が売れたって、かまわんだろ…?
売れて、売れて、売れまくる地雷を、書けば良いのさあ
○○の○。○とかな
聖痕のジョカ?
>>667 少女向けでまだ先の話だが…
8/1に角川ビーンズ文庫より発売される、
「ミリセントと薔薇の約束 幽霊屋敷の優雅な執事」がいいかもしれない。
著者は月本ナシオ。
前作のラストを砲丸投げ世界記録ななげっぱエンドにした実績をもち、
なおかつ絵師は皆大好きな…
椋 本 夏 夜
しかも女より男いっぱい描くらしい(タイトル及びストーリーより推察)
…というわけで、夏休みの課題図書に推薦する。
>>673 同じ絵師のパーフェクト・ブラッドで瀕死になった俺には辛すぎる課題だ……
レジミルとルナムンは別にここ的な意味での良作ではなかったな。
だがまあ期待。
しずるさんは良かった。続きがでないという意味では地雷だが
すれ違いで申し訳ないが。
ただ、なんどあの絵に惹かれて買ってしまったか分からないな主に電撃で
ラノベ界のTONY、夏夜タンの新作(w か。
これは期待できるかもな、このスレ的に。
椋本って自分で自分が可哀相になったりしないんだろうか
いや、新作はどうかわからんけどさあ
>>678 ペンギンがあれば幸せなんじゃね?
まぁ藤原椋本セットは結構売れてたみたいだし。
決して絵が下手くそってわけでもないからなぁ
椋本はなんで小説にめぐまれないのはどうして?
火消し人みたいなもんか……正直椋本ファンですすいません
あの絵にはつい手に取ってしまう魔法がかかっているから・・・
椋本のためなら小説の10冊や20冊って面子は意外と多そうな気がする件。
夢界異邦人の頃から椋本のファンだけど
さすがに文がハズレすぎて最近は半分ぐらいはスルーしてる…
addの3巻以降以外は全部持ってるわ じゃなきゃこんなスレにいねー
椋本はこのスレ住人を増やすのに一役かってるわけか。
いい事なのやら悪い事なのやらw
俺らの「イラストに騙された名無しさん」って名前にピッタリなんだから良い事じゃないか?w
>>679 レジンは自らキャラ設定の一部やってたらしいしな
フカミンは作家としてはそんな駄目じゃない。
正直ブロークン・フィストだってそんなに地雷だとは思わない
美人女子プロレスラーみたいなヒロイン達は魅力的だし、
アクションシーンは見応えがある。
ねこはかわいい。
ガチホモはまあ、腐女子には受けが良いかもしれないし。
ミステリ界の大御所、島田荘二だってねーよwwwwってトリックかますし、
浸透剄やら軽気功がトリックだって良いじゃない。
むしろそこが魅力だと思うよ!
最近の深見はヒロインがプロレスラーとかそんな次元は超越してる気もする
一皮剥けたんだよ ベロンと
>>692 ポジティブシンキングでナイスな褒めちぎり乙。
正直ブロークン・フィストは嫌いじゃない。
風葬機関の伏線回収とドラマガ連載分載せた続巻マダー?
誰か地雷作家列伝作ってー
つ 言い出しっぺの法則
近年、アニメ化作品なども増え、その裾野を広げつつあるライトノベル。
一方で、ユーザーの好みによってジャンルが細分化され
新規にライトノベルを買いたい人達は「どれから手を出してみればいいか分からない」といった状況に陥っていないだろうか。
そんな方達にオススメの一冊として水瀬葉月の名著『C3―シーキューブ―』を紹介したいと思う。
ある日、主人公・夜知春亮のもとに謎の黒い立方体が届いた。
その立方体は実は擬人化する呪われた道具であり、少女の姿となって主人公の前に姿を現した。という所から物語は始まる。
この小説の何がすごいかというと、昨今のライトノベルの主要ジャンルが全て詰まっているということだ。
萌えあり、バトルあり、コメディあり、学園モノあり、グロあり、厨二etc...と、なんでもござれ。
この本のどこに反応するかによって、ライトノベルを読むにあたって自分にどういった好みの傾向があるかがよく分かるようになっている。
また、文章も同じ語を何度も何度も繰り返し強調したり、従来の文法を逸脱した表現をあえて用いることで
今後、那須きのこ等人気作家の文章を読む機会にあたったとしても、すんなり受け入れられる力を読者に身につけさせており
一方で、本来なら一文で済むところを二文、三文と細かく切ることで
中高生が自分で書いたかのような親しみやすさを醸し出すことに成功している。
あらゆるジャンルを網羅したこの一冊を読む終えた時、多くの人々は
もうライトノベルを読まなくてもいいなという満足感に浸れることだろう。
もうなんか主人公の名前だけで期待度MAXな感じだ。
>>699 乙
個人的には水瀬はC3より前作の魔女カリのほうがすごかったな、色々な意味で
まとめサイトで魔女式の褒めちぎり4連発見て吹いたw
もっと精進して出直してくる。
>>699 >昨今のライトノベルの主要ジャンルが全て詰まっているということだ。
塩素系洗剤と酸性洗剤を混ぜたような強力な威力がありそうだw
混 ぜ る な 危 険
ババーン!! キャー
C3は発売直後に読んだけど、そんな文章おかしかったっけ。
普通に読み進めてしまった俺は変な文章に毒されてるのかもしれん。
グインサーガに未だに付き合ってるなぁ。
今日はSFバトル物ライトノベルの金字塔「9S」について紹介しよう
――っとその前に少し話が変わってしまうが、皆さんは夢を良く見るタイプだろうか?
青いブロードバンド君が目の前に現れてポケットから便利なものを出してくれたり
自分がなにやら超人になって敵と戦うような夢を見るタイプの人にはまさに夢を現実にしてくれるような逸品である。
物語は遺産と呼ばれる22世紀の科学もびっくりの品々を巡った戦いを繰り広げていく
登場人物もまさに「夢」のなかの自分じゃないかと思うような設定が続き。
その設定を見た瞬間に感じる「こいつらなら大丈夫だろ」という無敵感安心感信頼感まさに「夢」の中の自分であろう。
希望や願望を夢としてみることは少なくないようだ。このような能力の高い自分が現れる夢を見れるということは
普段から高い理想をめざしているということであり、常に自分を研磨し高い目標を目指せるというのは実に有意義である。
そして、「良く夢」を見るということはそれだけ睡眠をとっているということであり、理想のための努力をしつつ
睡眠時間が取れる生活は素晴らしいものだといえるだろう。
そんな理想のための努力をしつつも自己管理を忘れない人たちを心から賞賛したい。
お前誰を褒めてんだよw
反応に困るなw
良く出来ているが
ここまで見事なまでに十代前半特有の現実社会の枠に縛られない発想力や
自己の持つ潜在能力への高い期待感を正面から褒め上げた文章は見たこと無いなw
今夜はラブコメ物ライトノベルの知られざる傑作「乃木坂春香の秘密」について紹介しよう
――まず、皆さんはチューインガムをご存知だろうか。噛む事で甘味や風味を楽しむ食べ物である。
そして本書はまさにライトノベル界におけるガム的存在といっても過言ではないだろう。
ヒロインの秘密を知ってしまった主人公が、その秘密を共有しヒロインと仲良くなっていくという
まさに、甘い青春物語である。
ガム的存在というからには、読めば読むほど面白くなってくる本だと思ってしまった人がいるかもしれないが
少し待って欲しい。ガムという食べ物は、少しだけ噛んだ後、口の端にでも置いておいてからもう一度噛むと
再び味を感じることができるのである。ここに本書の面白さが全て詰まっていると言って良いだろう。
「展開の遅い主人公たちが毎度同じようなことばかりする」と言われがちな本書であるが
言い換えれば、安定した距離感の主人公たちが新刊ではまた安定した面白さを提供してくれるということではないだろうか?
つまり、同じ味のガムなのにゆっくり噛んで、しばらく置いて噛んだらまたおいしく感じる。というガムの性質と見事に符合するのである。
そして、まさに甘味の贅を尽くしたと言える様な、作者の恋愛感などもこのガムのおいしさの一つであろう。
ただ一つ注意してほしいことがある。いくら甘くておいしくても、ガムは最後は噛んだら吐き出す。
決して飲み込んではいけない。
……ガムって、食ってるとすぐに味がなくなるよな
一晩コーヒーに漬けて置くといいんだぜ?
チョコを舐めたら融けるんやでー
一緒に食べるわけないじゃん
はいっ、本日おすすめするのは「ストライクウィッチーズ」(角川スニーカー文庫)!!
まずご覧ください、この薄さ!1巻200Pちょい。読みやすく環境にも本棚にもやさしい仕様。
なら中はたいしたことないんだろうって、とんでもございません!
魔法少女、けもの耳アーンドしっぽ、さらにメカ。まだまだいきますよー
巨乳?はい! ロリ?はい! 無口な読書娘?はい! メガネっ娘?はい!お嬢?お姉?はい!はい!!
おぉーっと、ミリオタも忘れてませんよー。WWUの名機がこれでもっかというくらい登場しますよ。
それもそのはず、モトネタはなんとあの「北欧空戦史」(朝日ソノラマ)!!
ミリオタならこれだけででてくる名機たちが思い浮かびますね!?
さぁこの集めに集めたまさに高級食材を料理するのに最高のシェフを用意いたしました!
その名は”ヤマグチノボル”!!一部ではノボル神とあがめられてる彼については説明不要でしょう!
そして彼の手にかかるということは、それは乙女たちの禁断の世界も・・・・・・
っと、この先はぜひお手にとってお確かめください。今回ご紹介した「ストライクウィッチーズ」、
気になるお値段は3冊まとめて1,799えん!1,799えんでご提供させていただきます。
尚、人気商品につき、ご購入のさいには合言葉をおしゃっていただかなければなりません。
いいですか?ではみなさんごいっしょに、せーの・・・・・・
「パンツじゃないから恥ずかしくないいもん!」
>>「パンツじゃないから恥ずかしくないいもん!」
馬鹿だな。買いたくなるじゃないかw
不覚にもワラタ
もしかしなくても>716に書いてある以上の内容はないのか
おいおい、ゼロ魔の作者だからと敬遠していた俺に購買意欲をわかせやがって!
ストライクウィッチーズ3巻出てたのか。
2巻で切るつもりだったが、アニメもやってることだし買ってくるかな。
せっかくだから、軽く誉めてみる。
基本的に、この物語の中心は女の子たちである。
女の子しか出てこないんじゃ、こういった作品の定番である色恋沙汰が楽しめないんじゃない?と思うかもしれない。
だが心配いらない。男がいないなら女同士で楽しめばよいのである。
反感をうけがちで、設定や性格付けに何かと気を遣う男性キャラを排除し、なおかつ恋愛劇を楽しめる。
考えてみればひどく簡単なことであるが、それを実践するところがノボル神が「神」たるゆえんである。
主人公(女)が言い寄ってくる同僚(女)にベッドの上で幾度撃沈されようとも、女同士なのでセーフ。
「○○は俺の嫁」発言を繰り返す読者からの批判もなんなくかわすことができる。
まさに神の技巧といえよう。
>>716 今アニメ見て、面白かったから買いそうになったが、ヤマグチノボルかあ……。
やめとこ。
722 :
イラストに騙された名無しさん:2008/07/15(火) 16:22:38 ID:wtBAe4ak
>>716 さぁ早くジャパネットタカタに履歴書を送るんだ!
ストライクウィッチーズか。
俺は1巻だけ読んだんだが、まるで数巻分の内容を1冊に仕上げたかのような構成力とか、
次に何が起こるかページをめくる前にわかるほどの安定した展開とか、
作者の思いを存分にこめたであろう高飛車だったりツンデレだったりなキャラ造形とかが
これ以上読むなんて無粋だと思わせてくれるすばらしい作品だったよ。
ヤマグチノボルをシナリオ度外視、すなわち純粋に『萌え』で評価したら如何だろうか?
・・・ゼロ一巻目を読んでから暫らく経った所為でその恐ろしさを忘れ二巻目に手を出しそうな俺。
椋本夏夜挿絵のラノベ。褒めちぎりの参考までに
レベリオン(電撃)
夢界異邦人(電撃)
アンジュガルディアン(富士見F)
しずるさん(富士見M)
ルナティックムーン(電撃)
マテリアルナイト(富士見F)
ねこだらけ物語(スクエニEX)
鬼刻(SD)
Add(スニーカー)
バルビザンデの宝冠(ビーンズ)
レジンキャストミルク(電撃)
カーリー(ファミ通)
蹂躙者たちの街(ノベルジャパン掲載)
翼は碧空を翔けて(CノベルF)
パーフェクトブラッド(SD)
ミリセントと薔薇の約束(ビーンズ)←new!
アカイロ/ロマンス(電撃)←new!
すげえ、歴戦の猛者だ
レベリオンはおもしろかったな。最終巻以外は。
同意
あとアンジュ・ガルディアンと夢界異邦人を地雷扱いする奴とは、友人にはなれんな
なんてこった・・・雑誌掲載以外読んでやがる・・・
新作も当然買ってしまう・・・
まさに人間地雷探知機・・・
○ レベリオン(電撃)
○ 夢界異邦人(電撃)
○ アンジュガルディアン(富士見F)
○ しずるさん(富士見M)
○ ルナティックムーン(電撃)
○ マテリアルナイト(富士見F)
ねこだらけ物語(スクエニEX)
○ 鬼刻(SD)
Add(スニーカー)
バルビザンデの宝冠(ビーンズ)
レジンキャストミルク(電撃)
○ カーリー(ファミ通)
蹂躙者たちの街(ノベルジャパン掲載)
○ 翼は碧空を翔けて(CノベルF)
パーフェクトブラッド(SD)
ミリセントと薔薇の約束(ビーンズ)←new!
アカイロ/ロマンス(電撃)←new!
もってるやつ○つけてみたが、下のほうほとんど持ってないから俺は大丈夫だ
逆に考えるんだ
地雷作品だからこそいい絵をつけることで他作品とのコストを均一化させる編集の策略なんだ
決して地雷絵師ではないんだ
レベリオンとしずるさんは普通に好きなんだ
え?T○NYの話題?
しずるさんをミステリと呼んだら俺の知っているミステリがミステリじゃなくなる。
知らんがな
だいじょうぶ、流水を読んだあとならどんなものでもミステリと呼ぶことが出来る
それが清涼院クオリティ
まさしくミステリの革命、もう凡百のミステリじゃ満足できないぜ!
なお、副次的効果として読み終えると大変心が広くなります
たしかに流水小説はミステリという概念について我々が持っている
要らぬ偏見を打ち砕くものがある。そこにあるのは本質への問いかけだ。
「ミステリってのはこういうルールだろ?」「これはあっちゃ行けないだろ?」
この思考、どこかで見覚えは無いだろうか。そう、さまざまな凡百ミステリの中で
まさしく主人公の踏み台になる一般人がのたまう言葉だ。
考え方を変えるのだ。流水小説において探偵は作者、観衆は読者、そして事件は小説そのものであると。
ルールを疑え。流水はおのが作品の中でそう問いかけ、読者に作品の裏にある骨組すら疑う事を求める。
ありとあらゆる常識を否定し、物理法則までブッ千切った先に、はたしてミステリはあるのか?
実は流水小説はSFだったんかよ?
なんで疑問系で終わってんだよwww
>>なお、副次的効果として読み終えると大変心が広くなります
話題は逸れるが、ラノベってそれなりに寛容な心が必要だよね。あと童心。
あと、奴の作品は小説じゃなくて、流水大説な。
●スイーツ! 【著:しなな泰之/絵:柏餅よもぎ】
[第7回スーパーダッシュ文庫小説新人賞<佳作>]
●超人間・岩村 【著:滝川廉治/絵:toi8】
[第7回スーパーダッシュ文庫小説新人賞<佳作>]
●反逆者(トリズナー) 〜ウンメイノカエカタ〜 【著:弥生翔太/絵:藤真拓哉】
[第7回スーパーダッシュ文庫小説新人賞<佳作>]
どれもタイトルからして香ばしい匂いが…
超人間は俺の担当分野だな
スイーツ(笑)なのか
超人間とスイーツは絶対に買っちまうな。
>>742 スイーツなのに絵は柏餅よもぎとはこれ如何
和菓子もスイーツと呼ぶのだよ。
ちょうど土日だし街でスイーツしてこいよ。
よし、自分へのご褒美(笑)に3作買ってくるか
>反逆者(トリズナー) 〜ウンメイノカエカタ〜
……スクライド、いや関係ないか。
超人間は挿絵がtoi8か、ちょっとファン。
スイーツは王道な菓子職人小説だったりしても面白いかも。
●目薬αで殺菌します 【著:森博嗣】
>αという名の目薬から劇薬が検出された!
ジョークのようだが、森博嗣だと流石としかいえない。
●七歳美郁と虚構の王 【著:陸凡鳥/絵:甘塩コメコ】
[第2回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<佳作>]
これも期待。佳作が多いな。
えー、色々と読み方は?普通に読めばいいのかな?
紅の醜悪祭といい
スーパーダッシュは結構やるな。
>>749 スーパーダッシュは時々ビックリするようなストレート投げてくるけど
ほとんどは仰け反るような変化球だから一回踏まないと分からないんだよな。
ある意味正しく地雷として機能しているのかも知れないけど。
最近の新人って、変な名前おおいのな。
スーパーダッシュのHPにあった受賞作のあらすじコピペしてみた
「超人間・岩村」
妙見宮高校には、岩村陽春という名物男がいる。
普段の岩村は、アメコミ同好会という小さな部活動の会長を務めている点を除けば、どこにでもいる平凡な学生に過ぎない。
しかし、岩村には奇妙な癖があった。彼は、他人が安易な態度で「無理」や「不可能」という言葉を口にしているところを見ると、極端に怒り出すのである。
そして、岩村は行動を開始する。
それが本当に「不可能」な事なのか、それとも「可能」なのかを見極めるために。
安易な「諦め」や「絶望」を、この世界から駆逐するために。
彼の名は、岩村陽春。
人々は彼の事を、驚異を込めてこう呼んでいる。
「超人間・岩村」と。
「スイーツ!」
近所の狛犬が爆発した。その破片を股間に受けて気絶した高校生、木村章輔は、中から現れた謎の少女、海野麻衣と出会う。彼女の操る超常能力は、思春期の少女にありがちな謎の能力『スイーツ』だった。
困惑する章輔に、麻衣は隣町で起きた事件の解決について協力を依頼する。女子特有のその秘密に戸惑いながらも、流されるままに困難に立ち向かう章輔。従姉妹の少女や先輩まで巻き込んで、章輔の煩悩と冷や汗にまみれた冒険が始まる――。
女の子のちょっと不思議でデリケートな秘密、『スイーツ』を巡る、少年の戦いと成長の物語。
「反逆者(トリズナー) 〜ウンメイノカエカタ〜」
進化薬と呼ばれる薬により、人外の蔓延る世界。
人外を狩る機関に所属する人外、立花浩平には人の死を見る予知能力があった。
ある朝、浩平は少女の死の光景を予知する。その折に下された護衛の任務、その対象は死を予約された少女だった。
待ち受けるクレイモア対人地雷が見えるw
これはひどいw
超人間はまだマシっぽいがそこはスーパーダッシュだからなぁ
さすが、九郎先生をデビューさせたSD文庫。
むき出しの上に「踏んだら危険」って注意書きまでしてあるのは
地雷とは呼べないと思うんだが……まあSDだしなw
俺・・・この三冊を買ったら結婚するんだ・・・
発売日が娘の誕生日でな…
この3冊を買ってくれって頼まれたのさ
あらすじって作者がかくのか編集がかくのか知らんけど天才じゃないのか
買う気なかったのに買いそうだわ、特にスイーツ
皆さんはスイーツという単語にどのようなイメージを持っているだろうか?
うら若き女性ならば話題のデザートを思い浮かべることだろう。
このスレの住人である紳士諸君ならば、この夏テレビドラマになる「恋空」をはじめとしたケータイ小説を思い浮かべることであろう。
言葉というものは日々変化し、新たなる意味が追加されていくものである。
そして今、ここに新たなるスイーツが誕生した。
その名はスイーツ!
我々は今、歴史を目撃している。
すまん、あらすじを見て衝動的にやってしまった。今では反省している。
>>753 糖尿で一週間入院しないといけなくなったから、買ってみるか
いくらなんでも入院中の退屈に勝る地雷ってことはないだろう
集英社には敬意を籠めて「ロンメル」の称号を贈ろう。
なぜって、SD文庫はまさに「悪魔の園」だからだ。
>>763 お大事に
でも地雷以外も買っておいたほうがいいぞ
俺も一週間の入院生活をしたことがあるが、ろくに動けないときに手元に地雷しかないときの絶望感は以上
ここぞとばかりに地雷しか差し入れてくれない友人を用意して
自分は名作を持って行けば良いんじゃないか。
わざわざ入院中に自分に苦行を課さなくても良いと思うんだ。
まして糖尿病なら食事でストレス溜まるだろうし。
SDは地雷だけじゃないやい。
読み子さんもいるもん(……出ないけど)
それからほかにもあれがあるじゃん、ええと……あれだよ、あれ。 あれ?
チルビィ先生とガラクタ・パーツですね、わかります。
ガラクタを読むと何読んでも楽しめるようになるぞ。
つーか超人間は普通に面白そうなんだが
まだ見ぬスイーツにどくろちゃんを期待する
ああ、関係ないけどどくろちゃんの作者、今度新シリーズ出すんだったな
スイーツやばすぎだろこれ
あらすじだけでもすでに地雷だ
何でこんな紹介ページ開いちゃったんだろうと後悔する
なんかもお「L・O・V・E」にも匹敵するな
なんか選評によると、超人間の作者は続編書く気満々で、ネタを出し惜しみしてるってあった。
出し惜しみして賞が取れるのは、ある意味すごいと思うが、賞取れてなかったら、ただのバカじゃねえか。
>賞取れてなかったらただのバカ
応募者全員に言えることだな
「彼女は眼鏡HOLIC」 著:上栖綴人 絵師:トモセシュンサク 刊:HJ文庫
トモセシュンサクは偉大である
私にゆうきりんの本を買わせたのだから
今は無き――失礼。今や風前の灯である富士ミスより出版された「銀の逢魔ヶ刻探偵団」
それが私が初めて買ったゆうきりんの著書である
この作品をご存知の方ならばわかっていただけると思う
私が「司書とハサミと短い鉛筆」を購入する、という結論に至るまでどれほどの煩悶があったかを――
(地雷だったら続く)
さて、ここから本書について触れていこう
不思議な力を持つ眼鏡《魔鏡》の収拾・保全を行う組織のエージェント、ロリ眼鏡が本書の主人公である
まんまR.O.Dのパクリじゃねーか、と思ったあなた
そう焦らず本書をじっくり読んで欲しい
まず、冒頭での裏の取引への介入、緊迫感漂うこのシーン
しかし、眼鏡というツールを使うことによって、リラックスしながら読めるように配慮がなされている(いわゆる癒し眼鏡です)
また、その後の億単位の損失を被った人物に対して鞭打つ行為(いわゆる鬼畜眼鏡です)
そして、それに伴う眼鏡への限りない愛情の描写
これにより、いかに眼鏡子が眼鏡を愛しているかが描写されている(いわゆる眼鏡中毒です)
さて、その眼鏡子が学院で潜入任務を行うことから本編が始まる
学院に潜入した眼鏡子は、潜入先のクラスで唯一眼鏡をかけた人物
黒野亜衣(いわゆるわがままボディ眼鏡です)に付きまとうことになる
ここまで読んで「メガネメガネとうるせー。俺は眼鏡萌へじゃねーよ」という感想を抱いたあなた。大丈夫です
そんな人のために、109Pに眼鏡スキーになるための洗脳ページがあります
そのページを見れば眼鏡子が眼鏡にこだわる理由の一端を理解できてしまうでしょう(いわゆる洗脳眼鏡です)
その後にある過去を除き見る眼鏡(いわゆる時をかける眼鏡です)、ペンライトにより鍵を焼ききる眼鏡(いわゆるレーザー眼鏡です)
そして、最後の黒幕(いわゆる変態眼鏡です)との決着シーンまで
全てを読み切ったあなたは、眼鏡というものに対する価値観が変わっていることでしょう
ちょっとだけ眼鏡の整備方法に詳しくなれる、という特典までついてきますよ
値段の割にページ数が少ないイラスト集
ぜひとも一冊お買い求めになってみてはどうでしょうか
これ?%c
>>777 これは素晴らしい褒めちぎり
眼鏡萌え属性持ちとしては特攻せざるをえない
ハヤテのごとく!ナギが使い魔!?やっとけ☆世界征服
この本は週刊少年サンデーにて連載中のハヤテのごとく!のノベライズ第二弾である。
著者は『ラブコメマイスター』という称号が極一部で流行語となった築地俊彦。
なんと期待を裏切らずタイトルからしてパロディである。しかも声優ネタ。
さらに言えば『やっとけ☆世界征服』と某アニメ主題歌『もってけ!セーラーふく』は響きが似ている。
恐らくこれもパロディだろう。
タイトルの時点で既に二つのパロディ……ラブコメマイスター恐るべし、である。
表紙の書き下しイラストに対し、
マリアさんじゅうななさいエロいよマリアさんじゅうななさい、
といった感想を抱きつつ、表紙を捲る。すると。
「なん………だと…………?」
その時の私の驚きようを文章で伝えるのは難しい。
例えるならば、DIOの『世界』に翻弄された時のポルナレフ程度には驚いていただろう(AA略)。
そこには、今まで私が見たことが無い絵柄で描かれたキャラクター達がいた。
ページを捲りピンナップを見れば、そこにはまた違う絵柄で描かれたキャラクター達…………。
後に調べた所、ピンナップを描いたイラストレーターは某ゼロの使い魔のイラストを担当している方と、
某らき☆すたのアニメーターの方らしい。成程、タイトルの二つのパロディはこの伏線であったのか。
本編を読む前からここまで驚かされるとは、ラブコメマイスター恐るべしである。
原作者の絵柄だけではなく、他のイラストレーターの絵柄に慣れ親しむ事で、
読者視野を広げようとしてくれているのだろうという小学館の暖かい配慮に感動しつつ、本編を読み始める。
やはりラブコメマイスターは侮れない。
原作の、現実の中に多少のオカルト要素を詰め込む手法を完全再現し、いきなり異世界に出発である。
細かい内容は特筆すべき内容がないようなので割愛するが、多少トンデモではあるが綺麗にまとめられている。
そしてやはりファンサービスに余念がない。
原作のコミックスカバー下に登場するキャラクター『女神様』が本編に登場するのである。
前作のカバー下にはあった女神様のコーナーは無くなったものの、全国推定百万人の女神様ファン大満足である。
特定方面へのファンサービスも忘れない。
ゲストキャラの主人公への「犯される」発言は、日々ネタ探しに奮闘しているエロパロ板の住民へのプレゼントであろう。
ただそれをネタにしたSSは未だ一本も書かれていないが。そもそも小説の話題すらロクにされなかったが。
そしてそして自分の発言へのセルフツッコミも忘れない!
前作の後書きでの「次は登場キャラを増やしたい」発言に対し、「むしろ前よりも減ってしまった」とのセルフツッコミ。
その潔さ、流石はラブコメマイスター・築地俊彦。
ラブコメマイスターの真骨頂、興味を持ったなら読んでみたらどうだろうか。
初めてやってみたがこんなんでいい?
褒めちぎってるけど・・・なんか物足りん。
読んでてニヤっと来ない。
普通に誉めてて面白くない
ここは褒めるスレなんだからそこは正しいだろ…
>>784 いや、此処で言う「褒めちぎり」としての要素を満たしてないような。
貶しが根底に在るというか。
そんなルールは無い
ストーリー自体にもう少し触れてほしかったな。
築地なら褒めるべき内容になっているはず、たぶん。
難しいね……精進します
いや個人的に十分に前半部分で笑わせてもらったw
築地についてはすでにさまざまな角度から褒めちぎり尽くされているから
今からやるにはかえって難しいだろうな
あと最近の築地は凡作系の地雷としてある意味安定しちゃっているから
褒めちぎりようがないんだよな……築地キャラ独特の
朽ちてついには傾いてしまい捻じ曲がっているだけでなく水平も狂ってしまった螺旋階段のような
陰険なドス黒さも最近は薄れてしまった気がするし
>>785 先生、褒めちぎり方の手本プリーズw
らき☆すた殺人事件 竹井10日
京都アニメーションによってアニメ化され、絶大な人気を得た『らき☆すた』の初のノベライズ作品。
この本を手にとってまず思うことは、なんといっても『本の薄さ』であろう。なんと192Pである。
これは、普段本を読まずに深夜アニメばかり見ている層にいかに本書を読ませるかという作者の心遣いである。
また、192pという少ないページ数の割りに値段は480円である。これは一見割高に思える。
これを割高でない。と論を展開することは正直苦しい。
どんな内容の本であれ、ページ数と値段は比例していて欲しいと思ってしまうのが読者の心理だからだ。
そう。本書は割高なのだ。 だがそれにも理由がある。
筆者は本書の中で筆者がシナリオ担当の18禁のゲームを宣伝している。
広告情報料として請求されても文句は言えないほど筆者の宣伝は多い。
そのため、18歳以下の青少年の手に本書が渡ることはそれほど望ましいことではない。
ゆえに、値段を上げざるを得なかったのである。
300円なら買うのに・・・ と思って買うのを諦めた青少年は星の数ほどいることであろう。
さて、肝心の内容であるが、『らき☆すた』とはオタク少女を中心とした女子高生グループの平凡な日常を描いた物語である。
しかしこのノベライズはそんなほのぼのとした空気の中に殺人事件という非日常を取り入れたのである。
この発想がまず飛び抜けている。常人には理解できない感覚である。
そして、その相反する2つの空気が絶妙に混ざり合っているおかげで
殺人事件が起きているというのに全く緊張感が無く怖くないという新しい空気を味わえるのである。
そして物語の最後のオチには、つっこみを入れることさえ無粋だと思わせてくれる虚無感を得ることによって
静かに本を閉じることができ、冷静に日常に戻れるのである。
これは俗にReal return(現実帰還)機能とも呼ばれている。
シャンク!!ザ・ロードストーリー 秋田禎信
ヒットを飛ばしたことで有名な秋田氏が送る新たなファンタジーストーリーがこれである。
レイトストーリーの後半であり、絵師も変えて気分一新、一気にクライマックスを描ききる。
読者には嬉しいやら恥ずかしいやら、新しい絵師のヘソダシ絵にドギマギすることだろう。
だがあえて言おう、買うべしと。恥ずかしさを乗り越えた後には至福の時間が待ってることだろう。
今作品のヒロイン、ブリアンは何と猫耳少女。しかも金髪である。さらにはツンデレ。言う事なし。
そんなブリアンは終始猫の姿でラブコメ展開は無いが、それは計算、である。
そう、作者である秋田氏は我々の想像力を試しているのだ。
想像の翼を広げれば、たとえどんな物でも萌えの対象になる、きっとそういうことだ。
主人公の使う剣技は最強だと言う。しかし剣士とまともに試合することはほとんどなく、
初めてまともに戦った相手ゴダート・ハルクマンにボロ負けする。
そう、ここでも想像を広げるのだ。きっと主人公の剣技は凄くて、それを破ったゴダートはもっと凄いんだ!と。
そしてゴダートの語る意味深な言葉。
「木こりは木を切るのが仕事だが、木を切り続ければやがて木は無くなる」
それなんてエコ発言?と思うことだろう。木を植えればいいじゃんと思うだろう。
しかし繰り返すが、想像することが重要なのである。ゴダートはきっと何か凄い事を伝えているのだ。
きっとあなたの想像の幅を広げてくれる名作。恥ずかしさを乗り越えて書店にダッシュだ!!
>「木こりは木を切るのが仕事だが、木を切り続ければやがて木は無くなる」
これを聞いた現代人諸君は「減ったならば植えればいい」と思うことだろう。
しかし実際はそううまくはいかない。
木が減ったことによってその地は既に生態系のバランスが崩れているので、
只木を植えただけではいっそうバランスの悪化を招くだけなのである。
つまり筆者は、一度破壊された自然は簡単に回復の出来るものではない
ということを伝えようとしているのだ。
成長が早くて商品価値の高い木ばっか植えて木の種類比率が完全に偏ったところで
外国産の安価な木が来襲。そのまま放置してたら、数十年後に花粉症大発生って
事ですね?
現実の嫌展を見る度に、個人の想像力の限界を思い知らされるー
嫌展スレへ帰れwww
>>792 自然保護団体が木を埋めたら周りの養分吸って生態系が狂うとかか
絞め殺しの木とか、植物も弱肉強食なんだなあと思わせるエピソードだ
>>791 いやだなあ、ロードストーリーにイラストなんてありませんよ。
さくらファミリア/杉井光
昨今のラノベのいいとこ取りをしたような本である
料理で言うと松阪牛にタラバガニ、トリュフにフォアグラ、キャビアまで入っているようなものだ
バトルにほのぼの日常に恋愛にコメディー、ついでに叙述トリックなども仕込まれている大作になっている
どれかの味が引き立ってしまい他の味が目立たなくならないように苦労したのが分かるようなバランスとなっている
どれもが平均的に混ざり合い独特の味となっている
某P1000越えのような理解のしにくい戦闘描写もなく
瞬殺するか瞬殺されるかというとても分かりやすい戦闘になっている
恋愛においてはシチュエーションとしての萌えをふんだんに取り入れ手軽に読める
このようなラノベ新規参入者にも読みやすい内容となっているがラノベ読者にもちゃんと配慮がしてある
伏線を上手く隠した最後の叙述トリックなどは読者を驚かせることになる
私もこのラノベにおいてこんなトリックを隠すなんてと驚愕してしまった
ついでにキリスト教が国教の国では発売禁止になるのではないかと思われる聖書の使い方
それによって日本っていい国だなと再確認させてくれる本である
ゴクリ…なんという素晴らしい褒めちぎり。
GJと言わざるを得ない。
すごく自然な褒めちぎりですな
皮肉っぽくない褒め方なのに何故か読みたくならないw
そいつの記述トリックって、どう見ても精子騒動しか思い出せぬ
ていうか、なんだその『NORIEが将軍!? 』的
誰が喜ぶんだなタイトルw
>>799 これが褒めちぎりというものだ、素晴らしいぜ!
ところで諸兄はX(冊/一ヶ月)の速度でラノベ読んでる?
5〜10冊くらいかな
うち地雷が半分……
月10冊ほどで地雷は1冊あるかどうか
訓練校を卒業する時期になったのか、単にダメージに寛大になっただけなのか
月10はノルマとして絶対に読んでる
多い月はシリーズ買いとかして20越えたりする
普通に読みたいのは3冊くらいで、残りは地雷っぽいのを選んで買ってる
最近鼻が利くようになってきてるから、結構被弾率高いぜ・・・
でも昔みたいに本気で悔しがれないから面白くないんだよなあ
高校時代とか、地雷読んだら素で壁にたたきつけてたのに
今ではもうニヤニヤしながらアイタタタタとか言っておしまい
地雷ってこのスレ的には踏みに行くのも一興だけど、予期しないからこそおいしいんだよなあ
予期して踏んだ地雷はただの爆弾だからな
>>809 まぁ、地雷も名作も希少価値が有るというか無いと言うか・・・。
>>809 数撃って地雷踏むから悔しさ半減なわけだし
月3冊位を限度にして、そのいかした鼻を頼りに
「これは絶対面白い、確信がある!」ってのだけ買えば
地雷を踏んだ時の感動はひとしおというものじゃね?
>>812 帯だけ読んで買うとすばらしい。
あと最高の褒めちぎりを発見した。清涼院流水のコズミック流の前書き。
ぜひ書店で読んでみてもらいたい。
とある魔術の禁書目録 3
言わずと知れた大人気シリーズの3作目である。
タイトルはヒロインを表しており、あらゆる魔術書を記憶する少女である。
1巻ではまさに主役、2巻では同居人、3巻ではほとんど空気。
ヒロインなのに物語にまったく関わらないのである。
作者があとがきで書いているように、これはエブリディマジックなのである。
作者によるとエブリディマジックとは「テーマが魔法なのに、魔法という言葉を一切出さない」という手法とのこと。
ヒロインと共通するのではないだろうか。
「タイトルの名前はヒロインからとっているのに、ヒロインがまったく活躍しない」手法をわざととっているのだ。
恐るべし鎌池和馬。
なお、エブリディマジックをwikiで調べたところ、すこし意味が違うような気がしたがきっとwikiの間違いであろう。
さて内容にいこう。
このシリーズは、超能力者たちの話である。今回は最強の敵が出てくる。
詳しい能力は伏せるが、簡単に言えばあらゆる攻撃が効かないのである。
我らの主人公は無能力者であるが、その代わりすべての能力を無効化する右手をもっている。
主人公にとって最強は最強でないのだ。
もっとも敵も伊達や酔狂で最強と呼ばれていない。鉄骨や風を操って主人公を倒そうとする。
しかし、主人公の最大の武器は右手ではなかった。
何万ボルトの電撃を喰らっても、風に飛ばされて鉄柱に叩きつけられても、起き上がるそのタフネスさにこそある。
昔の戸愚呂兄の弟はこう言った。
「技を超えた純粋な強さ それがパワーだ!!」
厨二病にありがちな設定や能力を簡単に打ち砕く、純粋な肉体の素晴らしさをうたった作品である。
>>815 2巻まで読んで、あまりの劣化文学臭に続きを買っていなかったんだが
久々に地雷を踏みたくなった
明後日にでも買ってくるわ
それ別に3巻に限ったことじゃなくねw
6巻くらいまでは辛うじて読んだ
それ以降はもう……
慣れて行け。慣れて行け。禁書目録を手にしたものは、惰性で続巻買って行け。最新刊その先に、みはてぬのぞみあらわれる。
個人的には六巻がアンチがふるい落とされるピークだと思う。あれは・・つらかった。
なぜに6巻?
何でそんなに無理して糞を読まなきゃならんのだよw
「楽(らく)」と「楽しい」は違うんだ
楽しいことは楽じゃないんだ
敵がパワーアップしたのを見て「楽しくなってきたぜ」とかいう奴みたいだな
>>819 今になって、そのネタを使うのか。
絵師だけじゃなく、ライターもラノベに来て欲しいのか?
>>825 木村航はラノベのほうに来てるけどね。
>>821 あれをのりこえると面白いんだよ・・・ッ!w
>>819はタイトルに脊髄反射して「シアンとマゼンタ」を買ってしまったクチと見た
>>821 喪った時に初めてその有難みを痛感するように、
地雷を踏み抜いてこそ「面白いこと」の真価を知る
七橋信者自重汁
>>シアンとマゼンタ
買ってないw
地雷は惰性で読める弱い地雷が一番怖い
あまり痛い思いをしてないからヒマになったとき最新刊でてるとつい手が伸びる
超妹大戦シスマゲドンはイラストだけじゃなく作家名にも騙されることがあると俺に教えてくれた教科書。
タイトルの時点で剥き出しのクレイモア地雷ジャマイカ>シスマゲドン
>>830 褒めちぎれないほどに何もない空虚な作品が一番怖い
つい伸ばした手。心の隙間から忍び込んだ地雷がどれだけ多いことか!
>>832 ロクメンダイズは言語化できませんでした。怖い怖い。
黒白キューピット読んでて思ったが別に読めないわけでもないんだよな。
ただもともと中村先生自身の感性が人とは一風変わってて「なんでそっちいくの!?」って展開多いのに
その展開に至るまでの2、3行は必要であるはずの説明をすっとばしちゃうからわからなくなる。
これをたった1行に凝縮してるからなおさらわかりにくくなってるけど
逆にその展開に至るまでの過程を考えながら読めるとパズル的な面白さが。
いえ、これで説明つきそうなのは文脈に限定した中のさらに2、3割なんですがね。
表現なんてもう人の感性からはずれかけてるよ中村先生。
あとロクメンダイスが見当たらないよ中村先生。
侵食されてるー!!
超妹大戦シスマゲドン一巻の途中で止まってるわw
シスマゲは二巻でつまんない終わり方をしてるから読まなくても大丈夫
むしろ二巻を読まずして何を読めと
ああ、でもこのスレ的には失格だな確かに
あなたの妹はゲッターエンペラーでした、と要約されるような小説に褒めちぎりなど不要ということか
そもそも褒めちぎり全部が不要じゃない?
このスレの存在意義を否定しちゃ駄目だろ……
必要だから褒めちぎるんじゃない。
自然と魂から流れる血涙、叫び、それそのものがこのスレの
存在意義なんだよ!
どこもこなれてきやがって、今月も吹き飛ぶような新刊がないから
余計なこと考えるんだよな。
淺沼広太大先生でさえ今月はシケてそうだ。
富士見の新人賞とった作品の解説って地雷の褒めちぎりになってるときあるよな
なんだかここのところもえがたりない。。
上で話題になっていた期待度の高いSDの「スイーツ!」だが、
電撃の去年度14回の二次選考通過作の中に、
「魔法少女パンツレス鮫島」しなな泰之
とあった。何か、作者がすごい逸材に思えてきた。
なんか2ch臭がするな
スイーツと鮫島的に考えて
ななしっていうペンネームからしてもろ2ch
発想は悪くないが俺のジャンルじゃないな
そう、莫迦さが足りない。
魔法少女パンツスレに見えてめまいがした
>>849 『パンツじゃないから恥ずかしくないもん!』キャンペーンの応募券が
『パンツ応募券』になってる不思議な作品のことか。
851 :
1/2:2008/08/03(日) 19:17:45 ID:tMcMLAdQ
夏本番真っ只中の今日、みんなに薦めたい本を紹介するぜ!
それはコレ!
とくまでやる
清涼院流水/徳間デュアル文庫
まず著者の名前が涼しげでこんな暑い日にはぴったりだ
次に注目するべきは題名と出版社だ
「とくま」と「徳間」OKOKこれに気づいた瞬間マイハートは北極へトリップ!
最初に、本作品はミステリーである
読んでいる最中に本をひっくり返し裏表紙の紹介文を何度も確認したから間違いない
またミステリーという本の性質上多くは語れないのはご容赦願いたい
さて本題だ
主人公の名前は出有 特馬(である とくま)OKOK
「とくま」と「徳間」と「特馬」マイハートは液体窒素にダイブ!
まさに夏のための本である
本編は2ページで物語の時間が1日進むという構成になっている
これは物語にのめり込むのを防ぎ、文字を読むのが苦痛と感じてしまう人にも2ページなら……
という小説初心者にも優しい設計となっている
また1日に1人ずつ死んでいくので一日一冊ならぬ一日一殺である
852 :
2/2:2008/08/03(日) 19:18:20 ID:tMcMLAdQ
物語は進み、主人公は犯人を徐々に割り出そうとしていく
だがそこはミステリーである
なかなか犯人が特定できない
そこで主人公は最後の頼みとばかりにある行動に出るのである
主人公のバイト先のオーナーにドラマや映画などのミステリーの登場人物の顔だけを見て
100%の確率で犯人を当ててしまうという特殊能力を持つ人物がいる
そのオーナーに怪しい人物の顔写真を見せ犯人を絞り込むというものである
犯人がわからないのでオカルトに頼るのである
私はミステリーをあまり読んだことがないので恐縮だがこんな斬新なミステリーはないのではないだろうか
自然とその衝撃で読む手に力が入りわなわなと震えてしまったくらいだ
普通は理詰めで解決へと向かうところをわざとこうしているのである
さすが小説家ではなく大説家と紹介文に書いてあるだけのことはある
そしていよいよクライマックス
犯人当てである
なんと犯人自らが「俺が、犯人だ」と、言い回しは違うが自白するのである
マイハートはハンマーでブレイク!!
犯人をどうやって捜し当てるのかワクテカしていたところに襲い掛かるこの巨大ハンマー
実に見事な演出かつ読者の予想を裏切る展開で我に返った時には部屋で舞い踊っていることだろう
ミステリに「−」はいらないッ!
御大の作品は大説にして見捨理
清涼院流水・・・これは読むしかないな!
>>851 流石過ぎるぜ流水
ちょっと俺も液体窒素にダイブしてくる……じゃなくて読んでみるw
>>851 是非、三巻まできちんと褒めちぎっていただきたい
二巻ではミステリから脱皮し生き残りサバイバルゲームに変化し、物語を盛り上げるため謎の組織が登場します
しかも、それがヒロインたちの出生に関わってくるという燃える展開
当然、主人公はヒロインたちを守ろうとしますが所詮は非力な若者
彼らを庇ってくれた大人たちの犠牲のおかげで、命からがら逃げ出した!
と、いうところで三巻へ続くという王道展開で嫌でも期待を煽ります
三巻ではまたも脱皮し、ついには能力バトルになってしまいますが、もはや見事としか言いようがありません
読者を飽きさせないための工夫をこれほどまでに大胆かつ完璧に行った作家を他に知りません。せいぜい漫画のタカヤぐらいです!
続く逃避行、かかる追っ手、親友の死により能力に目覚める主人公
主人公は暗い過去と決別し、親友の屍を乗り越え
ついには、ヒロインたちを謎の組織の魔の手から救い出す!
最後はちょっとほろ苦いハッピーエンド!
まさに痛快娯楽小説の手本!
熱い! 手に持っていたくないぐらい熱い!
流石としか言いようが無い。明日にでも踏もう。
もう流水は踏めないwwww
>851
やばい読みたいwwwGJ!
>>851 え、清涼飲料水?と一瞬なった。ある意味、面白そう。
865 :
1/2:2008/08/05(火) 11:19:34 ID:87BpjyH3
生徒会の一存
葵せきな/富士見ファンタジア文庫
これは著者の前作「マテリアルゴースト」と
同じ世界での話だ。
この本で一番注目すべき点は美少女が
たくさん出るところだろう。
ロリツンデレの先輩にお姉さん系
熱血少女とその妹の清楚系に見えてオタクな娘
と何でもござれ。
主人公は容姿端麗、成績優秀だが非常にエロく
上記の少女達でハーレムを作ると公言するという
まるで読者そのものかのような性格をしている。
そしてそんな主人公を皆が好いているという
なんとも感情移入のしやすい内容ではないですか。
そんな主人公とヒロイン達が所属する生徒会で
毎回とても素敵な会議をするというのがこの本の
大まかな概要だ。
この本の特徴はテンションの高い会話だ。
これは前作にも言えることだが、会話の
テンションが異様に高く、読者を置いていかんばかりだ。
866 :
2/2:2008/08/05(火) 11:30:51 ID:87BpjyH3
第二に数多くちりばめられた多くの
パロディネタだ。
いらんとこに持ってきすぎだと思う方も
いらっしゃる方もいるかもしれませんが
これは良作を世間に広めようとする作者の
とてもありがたい善意なのです。
そしてこの本のすごいところは登場人物の
メタ発言の対策に小説内世界でこの小説が
発行されていることにしているところにある
さすがだ葵せきな氏。こんな手は初めて見た。
さらにそれを本編に絡めてくるところがまたにくい。
私はそこで筆を置き、数多の英霊を屠った兵器の眠る箱へ
この本を投げ入れた。
あんまり褒めてないな。もっとちぎってくれよぅ
生徒会の一存は馬鹿としかいいようがないからな……
それがいいんだが
流水といえば、上巻はそこそこおもしろかったのに、下巻読んだら「ふざけんな」と本を投げつけた記憶がある。
あれ何だったかな。タイトルが思い出せない。
>>869 コズミック・カーニバル・彩紋家のどれかだ
上巻がそこそこおもしろかったならまだましであると。
始まりから終了まで徹頭徹尾褒めちぎりたい3巻物とか
昔は良く掴まされたもんだ。
紅じゃ
>私はそこで筆を置き
>>866は一体何を書いていたのだろうか。
褒めちぎりだろう?
生徒会の一存は毀誉褒貶の激しい作品か否か?
あれは地雷だと言う輩が居る。自分でもそれは否定しない。でも好きなんだ、と思えることは貴重なことだと思う。
地雷を嫌ってたら、ラノベなんて読み続けられないでしょ。
玉石混交な中の玉より、変な形の石の方に惹かれる様に成れないなら
卒業して一般文芸に行くべきだよ。
一般文芸も地雷だらけだけどな
それは一般文芸に幻想持ちすぎじゃないか
普通は小学校で芥川読んで中学校で漱石鷗外読んで高校で三島太宰読むものだよ
それはそれとしてその上でラノベはラノベとして楽しむ
まともな読書体験持ってない奴に限って一般文芸を褒め殺す勢いで持ち上げるんだよね
一時期一般文芸に逃げてたことがあるが・・・酷いよ。(今では両立)
紳士はラノベを嗜み、かつ道を踏み外さないものなのですw
心が廃れた時には『ぐり と ぐら』を読むんだ。和むぞ
イラとグラなら・・・
ドグラマグラに見えた……
ドグラマグラも心が廃れた時に読むとついつい言葉がカタカナになっちゃうよね
>>882 小学校図書館勤務の俺が言ってやろうか。
それ全然普通じゃねえから。
>>888 格好つけたつもりが格好悪かった。
褒めちぎり出来そうですが俺には無理無理。
>888
教科書に載ってるよね
という意味かと思ったw
厨臭いエンタメ好きなので地雷踏みつつラノベから離れられない
肯否ではなく、そもそも、自分が何を求めているのか。と考えると、ラノベから離れられない。
次回の徳間エッジの新人3作は、このスレ向きだぜ
>>882は何かのジョークだと思ったが。
作家の著作一般について言うなら小学校で芥川ってのは芥川舐め過ぎ。
漱石鴎外も普通の中学生にはほとんど無理。
「坊ちゃん」「我輩は猫である」とかは読めるだろうが。「草枕」は絶対無理。
「舞姫」「山椒大夫」「高瀬舟」とかはまあ読めるんじゃないかな。
高校で太宰とかはまあ普通だろう。
というか芥川→漱石鴎外→三島太宰っていう順番が良く分からん。
ファッションとして芥川だの漱石だの読んでるって話だろ
小・中・高それぞれで全部の作品読めばいいんじゃね。
さらに後は10年ごとに嗜むと読む毎に違う感想がとスルメ気分を味わえる。
その合間は地雷で埋めれば完璧だと思いついた。
てか小学生で読んでもつまらねで終わりだろ……
それからなんて高校生で読んでもニートが厨二病にかかってる作品にしか見えなかった
あれだ
厨二病拗らせて高二病に移行するさまをだな
教科書に載ってるからといって万人受けするとは限らないだけだ
太宰の人間失格読んで共感できる人間しかいなかったら日本ヤバいだろ
>厨二病にかかってる作品
「AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い」のことですね。分かります。
あ、芥川の「蜜柑」は小学生の頃読んだことあったな。
なんか四谷大塚(学習塾)の国語の副読本に載ってた。
半月に「蜜柑」が出て来たから読んでみようと思って
新潮文庫買ったら既に読んだことあることが分かって懐かしかった。
しまった、事前に調査しなかったからおまもりひまりを買ってしましった。
>>901 ついでにAV版も買ってまとめて褒めちぎってくれw
>>899 登場人物全員中二病じゃねーかwwwwww
しかし三四郎を読んだ時『偉大なる暗闇』とか『無意識の偽善者』とか
明治から中二病のの精神は受け継がれてるのか……とか思っちゃったぜ
中二病談義は始めると終わりが見えなくなるからやめておけよ……
いや、小説を褒めちぎれよ。
MF文庫J
9/25発売
●ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート 【著:森田季節/絵:文倉十】
[第4回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>]
●ラノベ部 (仮) 【著:平坂読/絵:よう太】
●オウガのわかおくさま (仮) 【著:穂史賀雅也/絵:シコルスキー】
●魔界ヨメ! (仮) 【著:阿智太郎/絵:×6suke】
●もて?モテ! (仮) 【著:長野聖樹/絵:京極しん】
何か最近、感覚が麻痺してきたかも。ビターなのにスウィートとかでもあまりこない。
あとラノベ絵師って結構定番化してきたのかな。阿智、平坂の新作は普通に楽しみでもある。
>>907 やっぱ同じ9月だとスーパーダッシュのほうがグッっと来るものがあるよなぁ
910 :
1/2:2008/08/07(木) 02:36:19 ID:vT0iRpYd
アルカナハートのムックを買おうと、近所の書店に向かいました。
ありませんでした。ゲーム関連のコーナーすらなかった。
小心者なので何かを買わないと店から出づらい。レジと出口が近いのです。
そこで購入したのがトリック・ソルヴァーズです。作者は夏寿司。レーベルはトクマノベルスエッジ。本格推理ライトノベルです。
これはかなり後悔しましたよ。
不可解な事件が発生して、主人公達が謎を解き明かす。だが事件の裏には、犯罪を演出する組織「トリック・アーティスターズ」が...。といった感じのあらすじです。
面白そうですよね。
でもトリックとかかなりアレでした。正直ハイレベルすぎるかと。僕には謎解き無理でした。
「おめーら全員推理以前に視力検査しろよボケ。D坂にいんのか。あとアーティスターズとかスペル何よ」などと、つい負け惜しみを吐いてしまうほど難しい。
是非多くの推理ファンに挑んでいただきたいですね!
あと主人公なんですが、「ライバァァァァア、キィィィィックッ!」 とか叫びながらキックします。高校生がですよ。
このキャラ付けはどうかと思いましたよ。
でもこういう子も悪くないなと思えてきました
911 :
2/2:2008/08/07(木) 02:38:42 ID:vT0iRpYd
アルカナハートというゲームをこのスレの諸兄はご存知ないかもしれません。
美少女ラブハートアクションというジャンルです。とても好きなゲームですよ。
このゲームの主人公が「はーとふるぱんち」や「必殺きっく」といった技を使うのです。まだ中学生なので仕方ないですよね。
似てるような気がしました。親友がレズっぽいところもなんとなく。
まあ共通点はそれくらいなんですが、トリ・ソルを次の日には全巻揃えてましたよ。
「ライトノベルの魅力を全世界にアピールしていきたいね!」by総理大臣。
「この密室殺人事件を解決したのはリア様だよ!一番優れてるのもリア様なの!」by天才美少女アイドル探偵。
「KYですか?ケンタッキー州ですね!あそこのチキンは絶品ですが、僕ケンタッキー州と縁はないですよ」byクソガキ
ミステリー要素はイマイチですが、キャラ立ちは素敵です。これって多分個性的ですよね?
トリ・ソル是非多くの人に読んでいただきたいです。オススメっすよ
余談ですがアルカナハート2が全国のゲームセンターで稼動中です。興味のある方は是非やってみてください
同意、さーたんは可愛い
褒めてないな。とりあえず乙
アルカナハートを褒めながらトリ・ソルを千切る
なんて斬新な褒めちぎり
褒めてないのに全巻買ったのかw乙
>>890 自分も「教科書に載っているよねー」的な面白くないジョークかと思ったが、
芥川は小学校の教科書にはないよな普通。副読本とかならともかく。
走れメロス(太宰)は小学校だったっけ? もう憶えてねえや。
教科書で流し読みした小説も、今になって読むとツッコミ甲斐があって面白い。
916 :
1/3:2008/08/07(木) 10:15:19 ID:vT0iRpYd
コンピューターが人間の思考を認識するシステムが完成したとしたら..?
そしてその思考認識システムが軍事利用できるとしたら....?
今まで以上に日本の防衛は強固なものとなるのは間違いない、だが..
代償の払われない平和など実現できるのか?
「告発」(角川文庫)にて、西村京太郎は多分日本人に真の愛国とは何かを問い掛けた。
メディアX社という会社が思考認識システムを開発し、防衛庁に技術提供していた。
だがこの技術の問題を、内部告発しようとしたふしがある社員が死体で見つかる。この社員は十津川の友人だった。
十津川はメディアX社に疑いをもつ。
その後、思考認識システムに関して調査する雑誌の記者への襲撃が幾度も繰り返される。
きわめつけは、思考認識システムの恐怖をテーマとした、海外SF作品の翻訳作業をしている翻訳家への襲撃だ。
翻訳家は空気砲で狙撃される。超遠距離砲撃である。メディアX社は音響メーカーとしても一流だ。ということは..?
疑惑は確信となる。メディアX社は人を殺している。
悪を憎む十津川が多少強引な捜査に出ても無理はない
「緊急の場合、刑事は、何をしても許されるんだ 」、まるでウソのような至言である。
917 :
2/3:2008/08/07(木) 10:17:14 ID:vT0iRpYd
警備員に奇襲をかけ、地下研究所の場所を聞き出すのだ。
そしてメディアX社の研究所に潜入することに成功した十津川と亀井。
だが研究員達の巧妙な罠が待っていた。
おおまかなあらすじはこうだ。
ストーリー展開、理論飛躍、改行、読点、どれもが圧倒的すぎる。
疾走感が、すごすぎて、一時間、あれば、充分に、読み終えて、しまう、のだ。
もはやこやつ脊髄反射で書いているのではないかと素人なら勘違いしてしまうかもしれない
だが西村は凡百の作家ではないのだ。それは最終章を読めば簡単に理解できる。
なんとラスト10ページ目あたりまで犯罪告発の目処すら立っていない
むしろラスト6ページ目あたりでは、上層部からの圧力により十津川は左遷されかけている。
少ない残ページで急展開があるのだろうか?実際にある。
これがろくに構成をしていない証拠だと、素人なら勘違いしかねない。
西村に限ってそんなことありえない。そもそも理解されていないことがある。
彼には小説をかいているつもりなど毛頭ない。
駄文を書き飛ばしているという意味ではない。
西村はそもそも小説家というよりは画家に近い。印象主義の画家だ。
918 :
3/3:2008/08/07(木) 10:19:25 ID:vT0iRpYd
そう確信したのは題名を失念したが、ある短編を読んだときだ。
殺人事件が起こる。容疑者にはアリバイがある。だが電車の時刻表をいくらみても十津川にはアリバイが崩せないのだ。
そしてラスト3行あたりで「 調べてみると夜行バスが走っていた。アリバイが崩れ容疑者は逮捕された。」とある。
これで終わる。これこそリアルだと思った。
近年の西村の作品はほぼこんな感じだ。
殺人のトリックはない。犯人は急に捕まる。現行犯逮捕も多い。
いびつではあるが、現実的ではある。
現実は流動的で輪郭をもたない。冗長に遠近法で描けるものではない。
現実を捉えるために、ある意味崩壊した配色、構成を利用する。小説としてみたらあまりにも不自然。小説ではないのだ。
それはまさに印象派の絵画なのである。
意味は全く異なるにせよ、展開、執筆刊行速度、読める速さ、この全てがまさに「光」である以上、モネを連想させる。
現代のモネ西村に残ページという概念などほぼ無意味だ。
「こんなザコ5ページで充分だ。終わらせてやるよ。」といわんばかりの展開が待っている。
裏表紙のあらすじと、290ページ目から最後までの本文を読めば、全容が把握可能。全296ページの大作だ
>>900 ああ、あったあった。
てかなんだ、同学年の奴か?
最近読み直したら結構良かった。
懐かしいなあ。
>>920 え、俺は面白かったよ?
読もうとは思えんけど
同じく面白かった、だだもうちょっと愛が欲しいという感想を懐かざる終えない。
それは正しく
>>916が真に意図したものに違いなく、
彼はこの荒んだ社会に愛という波紋を投げかけようとしているのだ。
愛を忘れてはいけない、
>>916の残したメッセージを胸に今日も我々は地雷原へと向かう。
私達は散っていった
>>916と西村京太郎氏の事を忘れる事はないだろう、永遠に。
というか、二次元エンドかと思った。あっちも残り2ページとかで逆転するし
つか、そもそもラノベなのか、これ?
ライトかと言えば限りなくライトだけど
カテゴリとしてラノベには入れないよね
西村って、なんで、あんなに、読点が、多いのか、気になって、とても、読めません、でした
ものすごい息切れしてる人みたいだ
>>893 芥川の「トロッコ 鼻」とかいう本(うる覚え)なら、消防の頃親に買い与えられて読んだ。
短編集だったな確か。
トロッコは小6の教科書に載っていて、その時の俺大変懐かしい思いをした
という事を今思い出して、少しポワワだったワケよ。
走れメロスが中学校
舞姫が高校 だったな俺は。
トロッコは昔小学生向けの公文の教材で見た気がするからあるのかもしれない
俺も走れメロスは厨房の時だった。でも舞姫は大人になってからだったよ。
サンライズバンザイ。
>>927 俺はメロスが中学生、高瀬舟が高校だったような気がする。
トロッコはガキの時分に読んだ記憶があるが、小中どっちだったか定かじゃないや。
けど今読むと面白いな、芥川の短編。
思わず小畑が表紙描いてる短編集買っちまった。
西村はラノベか否か? 限りなく軽いのは間違いないのだが、ラノベではないよなあ。
赤川次郎もラノベじゃないよね。軽いけど。
コバルトで書いてるやつはラノベでいいんじゃね>赤川次郎
ミステリ界のラノベの始祖(って何語?)は赤川次郎だと大昔から思っていたが・・・
違うの?
小学生で芥川というと蜘蛛の糸じゃない?
必レススレに載ってたぞ
お前ら釣られすぎ
つまりいい話題だって事だよね、スレに関係ないけどさ。
うる覚えって日本語あったっけ
ろおぼえ【うろ覚え】
ぼんやり覚えていること。はっきりしない記憶。
「―の話」
う
うろ覚え?
そういや「ゐる」とか「云ふ」とかがたくさん使われた文体の日本文学全集が家にあったが、
めちゃくちゃ読みにくくて、芥川龍之介の短編いくつかくらいしか読まなかった
ちょっともったいなかったな
うる覚えは2ch語だろ
ガイシュツとかと同じ
最近聞かないけど
意味が意味なだけに、速攻でうる覚えから全忘れになってしまったんだろう。
…先月そういう作品を読んだので褒めちぎろうとしたが、マジで思い出せない。
るろおぼえ【ろろお覚え】
ふゆほたるが気がついたらふゆふたる様になること。はっきりしない記憶。
「アニメの話は―だ」
942 :
イラストに騙された名無しさん:2008/08/08(金) 08:41:31 ID:OcWilv9/
>>941 剣心の戦いを見て龍追閃を使えるようになることじゃないの?
それは「るろうぼえ(流浪覚え)」だ
>>935 つい最近同じ話を見た気がしたんで捜したらここの兄弟スレで
やってた話題だった。
835 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 2008/07/31(木) 18:25:42 ID:PtiZtuZl
言いたかないが良い本で50冊、悪い本でも1000冊も読んだら、
「西尾作品は良い本だ」、なんていえなくなる
>>832 うろ→空ろ、虚ろ
「木のうろ」なんてのは木に空いてる穴の事で、うろ覚えってぇのは、穴の開いた記憶。
地方によっては、方言と同じレベルでうる覚え、と発音されて、
そのまま覚えてる人も多い
そうか、そうか、きみはそういうやつだったんだな。
「うる覚え」って誤用だと書いてることが多いけど
ほとんど一種の方言だよな。835に賛成。
西尾作品は良い文学作品だとは言わんが、
「流れるように読める」という点では非常に稀有な作品だよ。
「流れるように」ってのはほとんど漫画と同じような感覚で、ということ。
普通のラノベはなかなかこういう風にはいかない。
ラノベってのは漫画を読むように読める小説だろ?
第10回えんため発表
優秀賞
■タイトル:『ギャルゲーの世界よ、ようこそ!』
タマモ/神奈川県
これ出版されるの凄い楽しみ
ああ、まさか一足早く神のみぞ知るセカイが連載されてしまうとは・・・
読みきりはもっと前からあったしなぁ・・・
個人的な見解だが。。ラノベよりも一般小説のほうが文字が詰まってても読みやすい事がある。
ラノベのあの文字数の少なさ(下半分がメモ帳も含む)って・・・
読みやすさのためにやってたの!?
てっきりページ数増加のためだけだと思ってた。
両方じゃね?
最近の純文で売れる作家は、読みやすさを重視しているくらいだしさ。
芥川の「蹴りたい背中」とか「蛇にピアス」とかラノベ並の文字数だぞ。
現代人はペラペラ簡単にページがめくれないとすぐ投げ出しちゃうんだってさ。
それが、ケータイ小説が生まれた瞬間だった。
>>955 ラノベの一部レーベルは文字数が少なくて読みづらいと思ったことは何度もあったが
読みやすいという発想をしたことがなかったから・・・すげえカルチャーショックだ。
字が少なきゃページをめくる頻度が増えてめどいだけなのに
ひょっとしてそう思わない人が多いってこと?
>>957 ページをめくる=さくさく読み進めてる
と感じる人が多いってことじゃない?
これまで生きてきましたが一事も成さず、何者にもなれませんでした。平凡であることが悪いことだとは思ってないです。嫌でもないです。
でも憧れてたヒーロー達はいるんですよ。ジョジョ好きでした。
登場人物の中でも、とくに、態度が軽いようでもやるときはやるポルナレフ、沈着冷静で友情に厚い花京院、意外と優しくリーダーシップも発揮するブチャラティ、 頭は良くないけど勇気があって熱いナランチャは良かったですね。
他にも魅力的なキャラ多いですが、やっぱこの4人が私の中では抜けてるかな。人気キャラですよね〜
あとヌケ作なんかも面白かったなあ。
彼らのようになりたかったんですけどねぇ。まあ夢は夢のままといいますし。
あ、すみません、本題に入ります。機本伸司先生の僕たちの終末を読みました。ハルキ文庫です。
帯を上げないと買えないエロ表紙ですよ。
太陽が活発化した未来の話です。
主人公達は宇宙船を作って地球脱出を計画するんですが言うは易し。
資金の問題、技術工法の問題、場所の問題、材質の問題、燃料の問題、食糧の問題、宇宙環境の問題、政治的問題etc.山積みです
正直こりゃ無理だなと思わずにはいられないですよ。作れるわけがない。宇宙船とか宇宙旅行自体が夢想の産物だなと思いましたね。
話自体まとめられないだろうなと思いました。
ネタバレになるのでこれ以上は控えます。オススメです。読後感がかなりいいんですよこれ!
自分でも何を言ってるかわからないですが夢って叶うんですよ! 20歳 男
読む毎に下がっていくIQに快感を覚える品物ですよ!!
>>957 文字が小さい/詰まりすぎてると見づらい、というのはあるかな。
後、単に文字がぎっしり詰まってたらその分気後れするところはあるかな。
疲れてる時は二段組みのハードカバーとかはちょっと敬遠したいところだ。
というか文字が詰まってるか詰まってないかっていうのは
文体の問題というよりは組版とかの問題。
50年前の黄色くなって紙魚のある本とか読むと
それだけで何か古臭いもの読んでる感じするでしょ?
一方それを現代仮名遣いに直して最近印刷された本で読むと新しく思えたり。
それと同じで内容とは関係ない。
# まあ改行位置の指定は文体の一部とも言えるけど。
一昨年位に印刷された「渚にて…」を読んだけど
死ぬほど古臭かったよ。
>>955 綿矢りさたんの作品は、まあラノベっぽい。インストールもそうだし。
「思ひ出」っていう短編を読んだんですよ。
ええ、まあ、地方のそこそこ裕福な家に生まれた四男くらいのおぼっちゃまの話ですけどね。
キャラが立ってますね。不細工でおしゃれ好きで、幼少にしてすでに盗作に手を染める痛い野郎です。
あまりのつまらなさにここで解説する気も失せました。作者は太宰治というチンケなラノベ書きです。
ヒント:ここは「つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ8」
つまり
>>965は
すばらしい(と思った)小説を無理矢理こきおろしているんだろう
それで内容が面白ければまだ良かったんだけどね……
次のスレはまだか?
ところで次のスレって誰が立ててるの?
>>965 あ そこ
が立ってますね。 痛い です。
まら です。
ともとれるし
短
少 です。
ま す 書きです。
ともとれるな。これは男性機能の褒めちぎりに違いない。
スレの終わりになにをしてるんだ君は
なぜか上げてしまった。すみません。
>>959 夢実現おめでとうwwうまいな。ヌケサクの時点で怪しいとは思ったがw
>>974 後半は褒めちぎってないだろwwwwwwwww
え ま 地 裕 い
キ 盗 め
つ と です。
>>965 卑猥な髪型を褒めちぎっているようにもみえるのだが気のせいだな
おめーら吐き捨て文からエマ中尉まで発掘してんじゃねーよW
>>978 エマ中尉亀頭メットwwww
貴様ジェリドかカクリコンかw
また懐かしいネタだなwwww
最近気づいたんだが
褒めちぎりスレはマゾの集落じゃない
ここにいるのは、史上最強のサド軍団だ
問題はその矛先が自分自身でしかないところなんだ
俺はノーマルだぞ。失敬な。
ただうっかり地雷を掴んじゃって腹いせに他人にも掴ませたくなっただけだ。
上手く褒めちぎると仲間ができるからなw
大昔のマンガで描かれる「拳で語り合い、土にまみれて硬い友情を築く」みたいな、
炸裂する数々の地雷に泥を浴びせられながら育む絆……実に美しいものですね
地雷を飾り付けて「踏んだら空が飛べるアイテム」みたいなことをいって渡す奴だらけ
マッドサイエンティストの集会場みたいな
埋め
ワシぁ酔っ払ってなんか居ないぞ!ウィー
見ていられない。
ID:vp5klX8e
>>991の発言に少し不快感を覚えた人もいることだろう
だがこれはそう思った人に対する大きな伏線だったのだ
>>993を見ていただきたい
>>993では「見ていられない。」と言いつつもしっかり見て書き込みまでしてくれている
これを略さずに書き表すとこうなる
「み、見ていられないんだから!もう、私がいないとダメね!」と
おわかりいただけただろうか
>>991でツン、
>>993でデレているのだ
今自分の顔を鏡で見ていただきたい
おそらく気持ち悪いくらいにやけていることと思う
埋め
>>995 もうまともに埋めることさえできない体に…
これが常に地雷の恐怖と戦い続ける一流マインスイーパーか!!
梅
生め
>>995にこのスレの本質を見た。
私もかくありたいと願いつつ、スレを閉じるのであった。
完
1000なら今月は特大地雷が…
1001 :
1001:
━━━━━━━━━━ 奥 付 ━━━━━━━━━━
発行: ライトノベル板
発売: 2ちゃんねる
定価: priceless
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ご意見ご要望は新しいスレッドまでお願いします。
落レス・乱レスは仕様につきお取り替えできません。
健康のためイラストに騙されないようにしましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━