電撃文庫・電撃文庫MAGAZINE総合スレッド 82
というわけで新人四冊読んだ
ほうかご百物語
決してつまらないわけじゃないんだが、ここが面白いと言えるポイントも無い
結局この作者は何が書きたかったのか謎
君のための物語
多分一番完成度高い。個人的にめっちゃ好みな作風。私(男)の視点から語られる淡々とした物語はなかなか読み応えがあった
ストーリーは決して起伏に富んだわけじゃないけど、落ち着いた一人称は非常に読みやすくてすらすらと最後まで読めた
今回の新人賞ではこれがアタリだと思う
under 異界ノスタルジア
やばい。これマジやばい。多分作者的には頭がおかしいようで実は凄い連中ってのを書きたかったんだろうけど、ただのDQN集団
いきなり殴りかかってるアホ女とか、俺のターン!とばかりに設定を説明しだすヤク中
作者としては超然とした最強キャラの役割にしたかったんだろうキャラは、ぶっちゃけハサミを持った馬鹿
なんていうか、ブラックラグーンを超絶劣化させたような感じ。ただオチに捻りをいれようとした作者の意気込みは評価できる
藤堂家はカミガカリ
典型的な新人の書いたバトル物。高遠先生の次回作にご期待ください
どうでもいいけど、あとがきにキャラ出すのは痛いと思います
ちょっと意外だったのは、カミガカリ以外の主人公が基本何の力も持たない傍観キャラだったこと
これは何か選ぶさいに方針でもあったのかも解らんね