指抜きに嫉妬するシャーリーかわいい。ケネスとファニーは1番好きなカップルかも。
今回、パメラの話がなかったのが残念だったかなぁ。
クリス良かった。とりあえず有名な人ってゆうんじゃなくて、ちゃんとクリスに合った人を探してきてくれて嬉しい。
青木先生の作品はこれからも堅い路線でいってほしいな。
新刊読んだ
シャーリー、アイロンだぁ何だぁとプレゼントに悩むんだったら
そのシャーリー印のアイスクリーム製造器(改良版)を送れ!
パメラが喜んでせっせとアイスクリームを作って、結果クリスも喜ぶぞ
・・・結果的にクリスが喜ぶのはダメだっけ?
もっと直接的に喜ばしたいんだっけ??
243 :
イラストに騙された名無しさん:2008/07/03(木) 16:37:03 ID:eZ4GRbcs
コーネリア、好きだ。
賢くてでも情熱家でヘンリーに似ているよね?
ビアードと幸せになってもらいたいんだけれどな。
ヘンリーは、ドロシアのことを割り切っている女だと信じている、というよりは信じたいんだろうな。
結婚前にドロシアが申告したとおりだと…。で、真実は知りたくないからあまり近づかない。ラヴィニアとアップルに
愛情を傾けるだけで、あとは仕事に打ち込む。
シャーロックも似ている…。
アルフレイドはうまい人生を歩んでいるんだな。若いうちに遊んで、申し分のないソフィアと結婚して。
出来の良い「完璧な」息子と、こちらには多少甘くなっちゃう美貌のわがまま娘。
息子がこれからどうなるか、が見所ですが。
…いっそのこと最新技術を駆使したアイロンでも発明して贈ればいいのに…
もしくは、指貫を鋳造するとか。
クリスのほうは着々と車の運転に適した手袋を作成していましたぞ。
>>244 軽くて丈夫な画期的アイロン?
そうだよね、やっぱシャーリー乙女…
お貴族様に何が出来る(嘲笑)
みたいに言われると、アイスクリームだって作っちゃうのに
好きな子には手作りアイテムも思い至らないなんて
ヘンリーが、結婚相手としてのビアードが
コーネリアにはダメでアップルは良いのって
貧乏貴族のビアードだったら妾腹でも公爵令嬢(持参金たっぷり)のアップルに逆らえないだろう
っていう、自分がドロシアと結婚した理由と同じ理論だよね
だから、多分ドロシアはともかくヘンリーはコーネリアがビアード選んでも
積極的に賛成はしなくても猛反対とかはしなさそう…
っていうか、アップルへほど愛情を持ってないだろう
跡取りでもない娘の結婚なんて適度に体面の保てる相手だったら
誰でも良いとか言いそう
>>245 でもさ、一応コーネリアの夫としてはビアードはふさわしくないとコーネリアにもビアードにもいったよね
ヘンリーはけっこう公爵家の対面を気にするようだから、アップルほどの愛情がなくても、
正妻腹の公爵令嬢が貧乏子爵と結婚、てのは許さないんじゃないかな
未来の公爵たるシャーリーと結婚させたいようだし。
ただ、アップル初登場時、ヘンリーはシャーリーと結婚させようとしてたんだよね。
その時は社会的地位となにをおいてもアップルを守ってくれる愛情がほしかったようだけど、
それをやめたということはシャーリーが頼りなく思えたのかw
母親も猛反対しそうだし、嫁いだらかえっていびられそう・・・
地位には地位を、愛情には愛情をってことでコーネリアには地位、アップルには愛情をという
それぞれの母親へと同じことをしようとしている感じ?
まあ、アップルに告白した彼(名前失念)とはさすがに身分違いすぎると反対しそうだけどね
>>245 まあ今回の短編でヘンリーは欠片ほどもドロシアに
(女としての)愛情を持ってないってことがはっきりした気がする
アップルがいるときには早く帰ってくるっていうのがいい証拠というか…
なんか、そう考えるとドロシアもコーネリアも不幸だよな
コーネリアとビアードに関して言えば、ドロシアはなんだかんだ許しそうだけど
ヘンリーは逆にうるさいんじゃないかな。貴族としての義務や対面には厳しそう
無自覚に自分と同じような苦しみを娘に与えてるのがヘンリーの業の深さだよなあ
娘達はそれなりに自分の意思を貫きそうではあるけど
最初にコニーを選んだのは身分の低さや持参金で言う事聞きそうってのもあるけど、
それなりに好みだったからだよね?(と、コーネリアは洞察してるっぽい)
そう思うとずるい男だ。ある意味人間らしいが
父の意思に反してもラヴィニアを選んでいたら丸く収まっただろうに
>>248 そしたらヘンリーは公爵位を継げないんだから家と仕事に誇りを持つヘンリーとしてはかなり屈辱だろうし
どうやって生きていけたというのか・・・
そこはシャーリーも同じだけど、彼らにその立場以外のくらしができたとは思えない
仮に家を継いだままラヴィニアと結婚しても、奔放なラヴィニアが公爵夫人の立場に耐えらるかもわからんし。
>>249 父親が死ぬまで待って
公爵位を継いで親戚から継養子もらってから
ラヴィニアと結婚すればよかったのに、と思った。
無理かもしれないけど。
>>250 新刊P251を見たら父親は病床に弁護士にたちあわせて上院議員の席と財産を弟に継がせるっていってる
父親が死ぬ前になんとしも結婚しなきゃいけなかったんじゃん・・・
死んだら即効で弟にいってしまうぞ
>>249 どちらか選べなかったのが人間らしいなと思って
巻き込まれた人たちは気の毒だったけど
多分シャーリーは家かクリスかを選んで対照的な扱いになるんだろうな
ドロシアは本当に可哀相だな。
地味で貧相で惨め。
そんな自分に自信がないから必死に地位や財力にしがみつくんだろうね。
ラウ゛ィニアのことも納得の上で結婚したけど、現実はやっぱり苦しい。
コニーを交えた絡みも読んでて物凄く鬱になった。
コニーのことはちゃんと好きだったんだよね。
夫から愛されない暮らしって女として嫌だな。
ヘンリーは狡くて最低だし。
最後まで救いのない話だったわ。
ドロシアは似た条件なのにもてるコニーに
敗北感を持って生きてきたから、コニーに勝ってみたくてしょうがない
勝つにはコニーよりイイ男と結婚してせいぜいうらやましがらせなきゃ!
だから一見勝ちに見える、コニーが手放した、コニーには出来ない玉の輿に乗ってみたけど
所詮自分の本当の望みを無視しているものだから、なんだか敗北感は消えず・・・。
コニーコンプレックスがなければ、ヘンリーに近づきさえしなかったと思う。
それを見かねたコーネリアが「お父様はコニーおばさまよりもお母様が好きよ」なのかと思った
ヘンリーはコニーのことは好きだったっていうより、
コニーの性格は社交的で公爵夫人に向いてる上、嫌いじゃないし
奔放なコニーなら愛人がいたって理解してくれそうだし、外で大騒ぎしなさそうだし
ドロシアと同じく実家の身分から、実家が愛人に口を挟みそうにないし
幼馴染なら周りも納得させやすいし・・・
てな具合に「公爵」って言う仕事のビジネスパートナーによし!
と思ったから求婚してみたんじゃないかと思った
好意はあれどヘンリーはあくまでラヴィニア一筋っぽい。
どっかの政治家じゃないけど、ドロシアが男子産んだから用済み
という具合に家に帰ってこなくなったっていうコーネリアの台詞には
ヘンリー最低だなと思った。たとえ妻を愛してなくても
血を分けた娘や息子のためにくらい家に帰ってこいよと…
コーネリアのある種男性を馬鹿にしたような態度は、父親のせいだなと常々思う
ドロシアの今の境遇は自分で呼び寄せたようなものなのであんまり同情はできないな
ちゃんと愛してくれていた従兄弟と結婚しててもやっぱり不満を持ってただろうし
こういう人リアルでいそうだなという生々しさだった
ヘンリーも嫌な男だけど、あの時代の価値観からするとそんなものなんだろうか?
ドロシー母さん、酒量が増えてきたようで…
既に紅茶:酒=1:9位になっているんじゃないか?
アップルに対する嫌悪感も露骨になってきたし。
それに元々全部納得づくで結婚したんだし、何を今更という感じなんだけど。
「結婚してしまえば世間が認めるのは妻の方なんだし…」という台詞にも
表われているし、友人のコニーが断ったから「渡りに船」って感じで
結婚したんだと思うし、得意の絶頂だったからなあ(今までが今までだったから)。
悪いけどあまり同情は出来ない。
もともと、弱い人なんだろうし、頭も想像力もいいとはいえない可哀相な人とは思うけど。
ところでドロシー母さん。長女に向かってしゃべっていることがもし公爵の耳に
入ったら、施設に放り込まれちゃうよ。
頼みの綱は「りんごの木」かなあ。最近植えて祈るように抱きしめていたっていう。
リンゴ=アップルだから何かの伏線だろうか?
結構ドロシアに同情している人が多いんで驚いた。
コンプレックスの塊とはいえ、自業自得で選び取った人生なわけだし、その無理くりな歪のの負債を自分で
背負っているわけではなく人のせいにし、かつ現在進行形で娘のコーネリアに吐き出して苦しめているあた
りが、リアルなんだけれど嫌だなあ、と思ってしまうんですが。幸せな人を妬む気満載だし。
「親友」のコニーも蔑んでいるし。蔑めることに安心するし。
ソフィアは駄目なようですが。
ヘンリーは、コニーに対してはラヴィニアに対する運命の恋wとは別に愛着、幼馴染〜の優しい愛情というか
気持ちは持っていたと思うな。
ドロシアに同情というよりコーネリアに同情してる
結局は父親のせいで母親がアル中になってるの間近で見てるから
男を心の底から信用できてないし、手玉にとって遊ぶようになったのだと思うから
だからこそ、ビアードと幸せになってほしいんだよね
自分は恋愛も地位も取ったんだから、娘にも好きにさせてやれと思う
りんごの木に対するドロシアの行動がちょこちょこ出てきたけど
最近の心情の変化はいったい何があったんだろうって思った
結婚して一年くらい経った頃に、ヘンリーにラヴィニアの所ではりんごの花が咲いてるそうだ、って聞かされて
内心の気持ちを言えずに「それは、さぞきれいでしょう」と微笑む
↓
赤ちゃん(コーネリア)をみごもっている頃
野生のりんごの木を見つけて、切ってもらおうと思う「いやな花だわ」
↓
最近、庭に新しいりんごの木を植えて
それを抱きしめているところをコーネリアが見かける
クリスとパメラのこれからも勿論だけど、「秘密の鏡」から
モアティエ家がどうなっていくのか気になって気になって…
ヘンリーといえばアップルが持参金目当ての男と結婚して幸せになれると思ってるのかな?
誰でもアップルを好きにならずにはいられないっていうのを本気で信じてるのか
持参金目当て=ヘンリーの意向に逆らえない。つまりは何かの際にはアップルを溺愛している自分が全力で
守れる。意のままにできる。アップルが不幸になりそうなら引き離すことも可能。
家柄は良く、外見も良く、もちろんアップルが気に入る男、という条件も出している。
アップル可愛すぎ!のヘンリーパパとしては、
アップルが好きになるけれど自分の気に入らない男=自分の手から離れる愛娘=ロイエンタール
は考えたくないのでしょう。
りんごの木のくだりは
ケイパビリティハウス付近はりんごの花がとても綺麗
↓
ヘンリーが、休暇以外でも心の慰めを得ようと、本邸の
安らぎスポットから見える位置に、こそっとりんごの木を植えさせる。
↓
数年経って庭の景色に馴染んだ頃にそれをドロシアが発見。
。oO(あー、りんごと言えば何かの時にヘンリーが話……)
↓
ヘンリー、帰宅後、愛木が無くなってるのに気づいてキレるor静かに沈む
みたいな流れを経たんだ、と最初に想像した。
で、りんごを抱きしめる→ドロシアの贖罪&アップル受け入れ態勢、の象徴なのかなと思ったけど
表に出てる言動見てる限りじゃなんかしっくり来ないんだよなー。
あと最初コーネリアの父親はヘンリーなんだろうかって本気で疑ってしまったんだが
最近自分の読解力低下に凹むぜ。
カントリーハウスの時点では、体面だけを気にして割り切ってるタイプと結婚したのかと思ってた
アップル以外の子供達にはあんまり構ってもいないみたいだし、中途半端だね
アップルは父の思い通りにはならない(なれない?)だろうけど、コーネリアも自分の思うように生きて欲しいな
これからジェレミーは出てくるんだろうか
ヘンリーにラヴィニアの所ではりんごの花が咲いてるそうだ、って聞かされて「りんご=ラヴィニアの象徴」という刷り込み
↓
野生のりんごの木を見つけて、愛人の象徴である木があることで自分のテリトリーまで侵された気分になり切らせる
↓
ヘンリーや周囲に対してアップル可愛がってるお!いい妻だお!アピールしつつも、アップル本人に言えない悪態などを
どうしても吐き出したいのでラヴィニアやアップルの象徴であるりんごの木を植えて、抱きしめながら呪う
こんなかんじだと素で思っていたw
どうでも良いが
>>162はルのエノーラを原著読みしてる派と判明した
そりゃまだ発売されてない巻のことを言っちゃいけませんだけどさw
今回の話はヴィクトリア朝時代のほんのり裏黒いところが出てきちゃってたよなぁ
こんな時代だから、最後はみんな幸せになってほしいんだぜ
主に本筋の方の恋愛もね
シャーリーはマルクス系統の本を読んでいるんじゃないかな。
父ちゃんに「こんなものを読んでいるのか」と言われて
「(暇つぶしです)思想で国が動くとは思いませんよ」なんていう会話をしているし。
引っ越すときも「父には見られたくない本もある」と書いてあるし。
ところでガソリン自動車発明する前のベンツやダイムラーって有名だったのかな?
そこらへんが調べても出て来ない。14歳のシャーリーが名前を知っているってことは
また作中での時代が動くのか?(今度は1890年代後半?)
ウィンザー公が結婚するために身分捨てます宣言はまだ随分先の話だよね?
あれを機に二人の仲が認められる展開を夢見てたけど無理かw
つか土ロシアの話に私はダイアナ妃を思い出したよ
確かチャールズは新婚旅行の時に自分達の滞在先のすぐ近くにカミラを呼んで会いに行ってたんだよね
>>268 あれのために成立させたのが"His Majesty's Declaration of Abdication Act 1936"(退位宣言法[1936年])だから随分先だね。
ヴィクトリア女王の次の王のバーティことエドワード7世(アルバート・エドワード)も
女性遍歴が凄まじい人だった。
アレクサンドラ王妃(絶世の美女として名高かった)はエドワード7世の臨終の際にかつての
愛人達を呼んだらしい。そのうちの1人がカミラ夫人の曾祖母アリス・ケッペル。
(まあ呼んだのは王で危篤になるやいなや王妃がたたき出したようですが)
似たような人生歩んでおりますな。
次のジョージ5世は「よき王」として有名でしたな。
むしろ、身分を捨てて愛を選んだシャーリーの決断が
十数年後のウィンザー公に王位継承権放棄の決意をさせた!なんて
かっとんだ設定でもいいじゃないかと思えてきた
ハプスブルクの公子さまにもいたな。
スイスの山奥に住んでる村娘と結婚しちゃった人。
シャーリーにそんな決断できるんだろうか。
物語的には、身分を捨ててるor駆け落ちしようとした日に
父親が倒れるか死ぬかして跡を継がざるをえない展開か
クリスの父親が身分の高い人と発覚して結婚OKになるか
実は異母兄妹か、くらいしか思いつかないな
暇だったのでリンダとコルベールが同一人物か別人かの謎を、覚えている範囲でまとめてみた
ちなみに、下で「リンダ」としているものの中には、本文中でコルベールと呼ばれているものもあり
〈別人と思わせる描写〉
・性格が違う(リンダはクリス系、コルベールは媚を売る、いかにも愛人っぽい、裁縫しなさそう)
・「黄昏」にて、コルベールとニードルがリンダについて話している
・上記のコルベールについて、アディルがはっきりと外見と声で「採寸したコルベール(リンダ?)ではない」と判じている
・シャーロックも、コルベールと会って(恐らく外見、雰囲気共に)クリスと似たところを見つけられない
(コーネリアは、採寸をしたコルベール(リンダ?)がクリスと似ていると感じている)
・目の色が違う(リンダは緑、コルベールは黒)
〈同一人物と思わせる描写〉
・外見的な特徴が似てる(細身、黒髪、美人)
・瞳の色の違いに関しては、リンダの瞳の色が場合によって黒っぽく描写されることが有る
(闇に引きずられた時?ちなみにクリスも似たような描写が有る)
・シャーロックと会っていたコルベールが、緑の子供用ドレス(子クリス作?)を
見て愛に満ちた母親の目をした
間違いあったらすんません
最後のさえなければ、別人ってことでいいと思うんだけどな…
>274
GJ。
実は同一人物で二重人格(または裏面)です、と言い張れば
まだ何とか通りそうなレベルなんだよなあ。
今回の短編集読んで改めて思ったんだが、このひとの作品に
本来のコバルト文庫の対象年齢層の子たちはついてこれてるんだろうか。
売り上げそこそこ出てるようだけど、たまに心配になります。
コバルトの対象年齢って中高生?
この歳なら大人びた話の方が面白いんじゃないの。
「大人びる」度合いにもよるんじゃない?
私が十代なら窓の〜はときめきながら読むけど
ドロシアの話は生理的に受け付けないだろうなと学校司書の友人に話したら
生徒の反応はまさにその通りで
「なんでコバルトでおもいっきり生電話みたいな話読まなくちゃいけないの」と言ってたらしい
ごめん間違えた
窓の向こうは〜じゃなくてドレッシングルームの方
やっぱそうなのかw
青木先生と同年代だとドロシアの話とかドストライクだったんだけど
質問…青木さんていくつ?
ドロシアの話は「あーあるあるある!」
とリアルな感じだった。
コバルト世代だとこんな女はきもいだけだろうな。
30過ぎは確実
新刊でケネスの結婚はまだまだだと思ったら、その前の巻でもう許しが出てたんだね。
結婚すれば、ケネスも爵位持ちになれるの?
ドロシアの話は、「あるあるあるwww」と思いつつも不快は残ったな
ヘンリーにも苛つくしドロシアにも苛つく。
それぞれが真剣に抜き差しならぬ選択肢を選び続けた結果だとは分かっているが、
娘二人はあんなに良い子なのに、良い子だからこそ両親両方に腹が立ってしょうがない。
これは自分が狭量だと言う事なのかまだ人生経験が足りてないという事なのか
一般的なパターンでは、ファニー父の死後にはファニーの息子に直接爵位が行く。
ケネスはあくまで「男爵の父」止まりのはず。たとえ実権を握ってたとしても。
イギリスは特例相続もそれなりにあったはずなんで正確なところは何とも…
ドロシアの愚かな妄想が、結婚という現実の前でもろもろと崩れていった過程、
なかなかリアルで、読み応えあった。
正式な妻になったら自分を見てくれる、なんて、コニーを見ていながら妄想できる
ドロシアの痛さがなんか凄みがあったw
シャーリーのアイスクリーム工房の印象がいっぺんに薄れちまったよww
(↑しかしこの話、唐突に終わった気がする。あれが初恋?余韻がまったくねーな)
>>284 シャーリーの話は、エロい年上のお姉さまに食われかけたってだけの話のような気がしないでもない。
ドロシアの痛さは、社交界に出る前の夢見がちな頃なら構わんのよ。
で、デビューして現実を知ったわけなのに、そこでヘンリーと結婚して一発逆転をはかったまではいい。
そこで割り切れなかったのは弱さなんだけれど、さらにソフィアの存在にいらいらしたりするのがね。
そもそもソフィアと同じ土俵にあがったのが結婚ゆえなわけで。
常に不満を抱いているのか、自分のできる範囲での幸せを見出すことができない女性だからこその選択で、
それでさらに不幸になってるんで、同情はできない。
現在進行形で母親に負の感情を浴びせられているコーネリアがかわいそう。
やっぱり『幸福な淑女』は良しにつけ悪しきにつれ反響が大きいな。
>>230の新刊発売以降のレス、7割はドロシア周辺話じゃないか?
自分も、今回の短編集の中ではダントツで印象深かった。
>>277(が本当かどうかは分からないけど)の本来の読者層の反応を見るに、
こういう話は受け付けない中高生多そうだし、
コバ編はあまり書かせたくないんだろうなーと後書きを見て思ったんだけど、
個人的にはこういう話はたまに入ると嬉しいね。作者の個性を強く感じられる。
毒にも薬にもならない本より、負の感情でも何か残るものがある本の方が面白い。
まあ本編のクリスとシャーリーで甘い内容を読ませてもらって、
合間の番外編としてたまに重い話が入る、って程度がベストだけど。
しょっちゅうこんな話ばかりだとさすがに嫌になるw
ほ。