1 :
イラストに騙された名無しさん:
――つまらない本なんて、この世にない
ドニー・ナカジマ(大英図書館職員)
我らは褒めちぎるものである。
楽しめぬ小説の在るは己が不明のゆえと知り、ひたすらに感性を錬磨するものである。
まだ踏み初めぬ地雷原に遊び、身を裂く鋼球の滋味を愛でるものである。
心を開け。 水となれ。 正負の別など忘れてしまえ。
あらゆる瑕疵の裏を読み、作者でさえも無自覚な深い含意を掘り当てよ。
ここは最果て、よかった探しコロシアム。
心ゆくまでさあ褒めちぎれ――!
まとめサイト
ttp://www.tumasyo.org/ スレのローカルルール・関連スレ等は
>>2-5あたりで
・ここはつまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレッドです。
・褒めちぎり対象は商業出版されたライトノベルのみ(ライトノベルの定義は板ルールに準拠)
・新刊の褒めちぎりは公式発売日の24時(翌日0時)解禁。フライングに注意!
・世間の評価が高い作品でも、あなたがつまらないと思えば紹介できますが、
多数のファンの反感を買うリスクをお忘れなく。
・逆に、あなたの好きな作品が紹介されていたとしても、あくまでその作品は褒められているのだとみなし、
紹介文に対しての抗議・非難などはご遠慮ください。
・地雷作品をお探しになられている方。 地雷作品の購入をしようかと逡巡なされている方。
当スレはあくまで“褒めちぎる”スレですので、以下のスレをご利用下さいますようお願い申し上げます。
・とはいえ、厳密に“褒めちぎり”になっていなくても面白ければOKです。
ネタの幅を狭める非難は控えましょう。
・地雷を踏んだら依頼するより自分で褒めちぎりましょう。
どうしても辛い場合はここや雑談スレで話を振ってみると誰かが褒めてくれるかもしれません。
>1 乙であります!
空の境界文庫版の解説が褒めちぎりになってて笑った。
作品の内容とかに一切触れてない。
そして「とにかくカッコイイ」の連呼。
まあ信者の俺からしても褒められるようなものじゃないしなぁあれ
『貴重な資料』ではあるけど作品としては流石にちょいと
我らは己らに問う 汝ら何ぞや!!
我らは褒めちぎりスレ 褒めちぎりスレの住人なり!!
ならば褒めちぎりスレよ汝らに問う 汝らの右手に持つ物は何ぞや!!
ロクメンと 壊拳なり!!
ならば褒めちぎりスレよ汝らに問う 汝らの左手に持つ物は何ぞや!!
硬貨三十と 専ブラなり!!
ならば!!
ならば褒めちぎりスレよ 汝ら何ぞや!!
我ら十傑衆にして十傑衆にあらず
信者にして信者にあらず
本人にして本人にあらず
アンチにしてアンチにあらず!!
我ら名無しなり 名無しの群れなり
ただ伏してイラストに騙され
ただ伏してつまらない小説を褒めちぎる者なり
闇夜で地雷を処理し ブクオフに地雷を盛る者なり
我ら職人なり
褒めちぎりスレの職人なり!!
時到らば我ら硬貨三十レジに投げ込み
地雷をもって己の右足吹っ飛ばすなり
さらば我ら徒党を組んで地獄へと下り
隊伍を組みて方陣を布き
七百四十万五千九百二十六の地獄の地雷と合戦所望するなり
新刊の日まで(アポカリプス ナウ)!!
質問なんだけどさ、諸兄はここのスレで褒めちぎられた作品を買う事ってある?
実際に踏んで見て褒めちぎりの妙なる文章をより共感してに読めるようになったり、
または反発を覚えたり。
そういう話も求む。
既に買った本が褒めちぎられてた事は在る
つまらなければ同意するし面白かったなら余計な火種を生まないに越した事はないので黙る
このスレの影響を受けて、アサウラ師範と浅沼大先生を読むようになった。
今では毎月メルマガで新刊予告を探してしまうほど大好物。
積極的につまらない作品は多いけれども、つまらなさにおいてすら消極的。
真似しようとしたって真似できる芸当じゃないよね、アレ。
しかも何が凄いって、更にはそれらの作品がコンスタントに商業ベースで発売されるところ。
過去二回も褒めちぎっておいて今更何だけど、俺アサウラ先生の
「俺は女の子と銃が書きてえんだ! それだけを書きてえんだ!」っていうソウルは嫌いじゃないよ
そだな、紹介を読んで「いざ参る!」と勇んで突っ込んで
なのに空気小説で肩透かしとか、あまつさえちょっと面白かったりすると
とてもじゃないが褒めちぎり書く気にはなれないという…
ふしぎ!
>>9 参考になるか疑わしいが、褒めちぎりを読んで買った本を晒す。
・想刻のペンデュラム
・サインをつかめ
・アリフレロ
・たま◇なま
前三者は存外楽しめてしまった。特にサイン。お勧め。
たまなまはこれから読む。ひょっとしたら読後再来するかもしれない…
このスレを見てかのこん買ったよ。6巻まで。
エクセレント!
ブリリアント!
>>18 なに謝ってるんだ。今頃
>>14の心は凪のような平穏を保っているはずさ
だってレスから悟りのようなものが滲み出ているじゃないか
怖いくらい淡々としてるよな
普通なら自分語りや感想に行きそうなところなのに買ったという事実のみ
褒めちぎりを読んでアリフレロを買ったが
アレハ普通ニ名作デシタシ
ソレハヨカッタ
気になったのに買うのを我慢するとフラストレーションが溜まって来て、
何度も本屋で見るとつい絵買い(害?)してしまう。
その後の心境といったら
>>19の言うところの『凪のような平穏』ってやつだね。
このスレではないが「12月の銃と少女」を勧められて読んだときは何か怒りとかも通り越して穏やかで優しい気持ちになったな・・・。
笑いものに出来ない、ただひたすら面白くない作品に出会ったときって、こういう気持ちになるよね。
不発の地雷・・・。
くだらないもの読んだあとどうしてる?
物理的or精神的後始末の仕方を教えてくれ。
売る。
「今度は優しくしてくれるご主人様に拾われるんだぞ」とか思いつつブッコフに
>>27 素敵な本は手頃な値段でもっと多くの人に読んで欲しいからね。
お墓をつくりましょう。
なに、そんなに凝ったものである必要はございません。
空のダンボールを一つ用意して、蓋か側面にキュッキュッと「墓」と書けば充分です。
あとは買ったことを後悔するような本を次々放り込んでいくだけ。
埋葬して埋葬して埋葬して埋葬しまくるのです。
するとどうでしょう……いつの間にか火薬庫が完成しているではないですか!
一度やってみれば分かりますが、これはなかなか壮観で、逆に心地良さすら覚えます。
あとはまとめて古本屋へ売りに行くなりゴミに出すなり自由自在。
たっぷり詰めてから処分するので、読後の怒りが収まり冷静になってから評価を変更しても
気軽に墓を暴いてサルベージすればオーケー。ご家庭で出来るお手軽リザレクションです。
心に棚をつくるように、お部屋に墓をつくってみませんか?
ラノベをSOSO ……という事か。
>>30 うまいこといったつもりかw
でもヒツギでSOSOは割りと好きだった自分
ある程度ラノベがたまったら、それをしないと自分がラノベに埋もれて
自分の部屋でSOSOになっちゃいそうになるし
>29
どんなテレビショッピングだ
うっかり作りたくなってきたじゃないか、くそっw
文字通り庭に埋めるというのはどうだろう?
何か生えてくるかも知れんぞ
この前本を埋めたところからなすときのこが生えてきました
運命だったんだな
種を植えたら何かが生える
それがデスティニー
そりゃつまらない小説じゃなくアニメやんけ
ごらんなさい。あの一段と花びらが綺麗な桜。
あの木の根元にはこのスレで勧められたラノベがうm(ry
その場合埋まっているのはラノベではないんじゃね?
かのこんの人とか掘ったら出てきそうだな。
褒めちぎった作品が埋められるのに耐えられず、後を追ったのか
かのこんはある意味このスレでも畏敬を持って褒められてたような気がしないでもないw
九郎先生と同じく
一発ネタでいくぜ。
諸君 私はヘタレ主人公が好きだ
諸君 私はヘタレ主人公が大好きだ
馬鹿が好きだ 自己中が好きだ 向こう見ずが好きだ 自意識過剰が好きだ
失敗が好きだ 後悔が好きだ 弱い心が好きだ 焦燥が好きだ 自信喪失が好きだ
平原で 街道で 塹壕で 草原で 凍土で 砂漠で 海上で 空中で 泥中で 湿原で
この地上に現れる ありとあらゆるヘタレ主人公が大好きだ
萌え小説をならべた MFの新人が 轟音と共に期待を 吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられた文庫が カバーと中身とばらばらになった時など 心がおどる
〜中略〜
諸君 私はヘタレ主人公を 地獄の様なヘタレ主人公を望んでいる
諸君 私に付き従う大隊戦友諸君 君達は一体 何を望んでいる?
更なるヘタレ主人公を望むか? 情け容赦のない 糞の様なヘタレ主人公を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様な作品を望むか?
よろしい、ならば七位連一作「地を駆ける虹」である。
最近普通になってきて
普通に無難な作家か普通のつまらない作家にクラスチェンジしようとしてるがな
本人は凄い努力してそうなろうと目指してるのかもしれんのにw
「リアル鬼ごっこ」の山田某とかを考えれば、
必要ないどころか、個性を無くして自分の首を絞めてるだけかもしれんが
>>35 クソワロタ
家庭菜園だなー。きのこは本が醸されたんだろうな。
>>46 中村先生のすごいところは日本語がやたら流麗なところだぞ。
文法も字面も口に出してみても美しく、教科書的に非の付け所がない。
だというのに、読んでみると何がなんだかわからない。
そしてその上、妙にこっぱずかしい読書感、すがすがしい読後感。
いつ読んでも女の子はわけがわからなくて、それでも主人公は女の子が好きで。
薄皮隔てたすぐ裏側には自分の知らない世界があるし、そこでは子供じゃない人たちがうごめいてる。
子供の理屈が通じないところで、結局主人公に出来ることといったら女の子を好きでいることくらい。
子供には読めないけれども、この上なく子供のためのジュブナイル。
明らかにライトノベルではないけれど、ライトノベルとしてしか出せない。
これこそまさに九郎先生の魅力。
ロクメンは本気で何度読んでも面白い。
>>48の文章も読みやすくすらすらと頭に入ってくるんだけど
途中なにをいっているのかわからなくなってきた
フィネガンズ・ウェイクか、ドグラマグラか。
>>48 ネタとして買って見たくなった。何事も経験。
まとめサイトをみると、明らかに1スレあたりの紹介作品数が減ってるよね。いいことなんだろうかw
雑談が増えたのかもしれん
このレスと同じく
褒めちぎられる地雷が減ったのか、
俺たちが地雷原に踏み込む勇気を失ったのか、
どっちなんだろうな……
両方だろうな
勇敢な先人は地雷を撤去することで先に逝き
残ったのはおれのような臆病者だけ
いや、むしろ地獄の淵から蘇ることで並の地雷では反応さえしなくなってしまったのでは…
あまり凄かった時と比べない方がいいのかもしれないな。
他のネタスレと比べるとこれでもかなりの勢いだし。
今の有り様は有り様で面白い。
ドゴォォォォォォォォォォォン!!
ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!
派手な擬音で臨場感溢れる作風は氏独特の匠の技。
改行をふんだんに使い、計算しつくされた間隔で空く真っ白なスペースは、文字を追うのに疲れた読者を適度に癒してくれるでしょう。
水戸黄門や源氏物語など既存の物語を見事にインスパイアしたストーリーは、古き良き日本文学を若い人にも楽しんでもらいたいという氏の心遣いが伝わってきます。
もちろん巨大人型ロボットや魔法など流行の要素も取り入れています。
驚くべきはそれのみに留まらず、両性具有いわゆる”ふたなり”や、コロコロと性転換する主人公など、斬新なアイデアを採用した点でしょう。
氏の作品は未だ色あせず、多くの人に愛されているのです。
今回はあかほりさとる氏原作『MAZE爆熱時空』のご紹介でした。
14回電撃大賞の受賞作品が出るっぽいが結局
「ジコシゴジゴクシゴクゴクラク」「魔法少女パンツレス鮫島」
みたいなタイトル勝ちっぽいのでなく、意外に普通の雰囲気の作品が選ばれたな。
商売だから奇を衒ったのより質実剛健の方が優先されるんだろうけど、ちょい残念。
第14回 応募総数:3,380作品
第7回 応募総数:2,166作品
第1回 応募総数:1,199作品
電撃大賞の応募数とかで実感できるけど、ラノベが有名になり目指す人が増えれば
出版社はより上澄みから取れるわけで、そりゃ地雷も減るよな。
HJ文庫&キャラの! Vol.7
119 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2007/11/30(金) 17:35:02 ID:GxE/Fmyz
新人賞の応募総数が前より減ったらしいね
120 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2007/11/30(金) 17:53:32 ID:u7ZdQKB/
ワナビがいなくなったら客が殆どいなくなるぜ
なんか今月は特集も迷走気味だし
(というか月一冊雑誌出す程のネタがそもそもないだろうが)
どうなるのかねえ
127 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2007/12/01(土) 03:04:46 ID:zrmpTpDu
>>119 203らしいね
小説指南とか連載しといてこの数字はやばいんじゃないの
やっぱまだまだ賞自体の一般認知度は低いってことか
SDの銀盤や紅みたいなのが出ればまた違うんだろうけど
つまりHJ文庫にはまだ見ぬ地雷の原石が期待できるということですね
>>43 うまく作れてたのに中略もったいない。
しかしあれは本当にすごかった。
へタレどころの話じゃないもんなあ。
ジャンプから勝利と努力と友情を引いたようなストーリーに
ある意味戯言よりひどいキャラ殺し。
ここまで嫌いになった主人公は多分初めてだよ。
それでも2巻を買う予定の俺はなんだろな……
>>62 >ここまで嫌いになった主人公は多分初めてだよ。
>それでも2巻を買う予定の俺はなんだろな……
疑問を疑問のまま終わらせてはいけない。答えを探し続けるんだ。
それこそが愛ある褒めちぎりへの第一歩となる。
と、ひときわ鮮やかな桜の木の根元から、かの人の声がします。
でもHJって変に手堅いから核が付くほどの地雷はやってこない気がする
新人は常に未知数だぜ!
未来への片道切符はいつも白紙なのよ!
本当にここのやつらときたら
AKUMAで少女を読んで褒めちぎれと、おまえの心が叫んでいる。
「AKUMAで少女」 わかつきひかる
体を通じ、互いの理解を深めていく……
こう書けばエロ漫画やスイーツ(笑)を連想されてしまうかもしれない
確かに本書も「それなんてエロゲ?」な部分は少なからず含んでいる
だが、ちょっと待ってほしい
エロ要素ばかり強くては、ラブコメ的な関係はにっちもさっちもどっちもどっちも!になってしまう
「悪魔」と「あくまで」を掛けた、親しみ易い駄洒落をタイトルに持つ本書は、
もっとシンプルな意味合いでの「体を通じた共通理解」がテーマとなっている
悪魔のせいで主人公とヒロインの体が入れ替わっちゃったよ!
という冒頭自体には、何の新味もない
しかし、ここでヒロインの「気は強いけど体が弱い」という設定が活きてくる
健康な少年だった主人公はヒロインと入れ替わることによって、
病弱少女の大変さをリアルに痛感することになる
階段の僅かな上り下りでも息が切れる面倒な体を得ることで、
健康の大切さとともに少女の遣る方ない気持ちを骨身に沁みて理解するのである
町の中で突然ミュージカルを始めるようなレズに言い寄られたり、
不良たちに攫われて危機一髪というベタな窮地に陥ったり……
ホント、か弱い美少女って大変だなぁ! そりゃ根性もひん曲がるわ! と我が身で実感し、
ツンデレってか単に性格が悪いヒロインを擁護する気持ちが自然と湧き上がるのだ
女に精神を求めるような間抜けには死んでもなりたくない
そう思っているあなたにこそ、おすすめしたい一冊である
普通に面白そうだな。
>町の中で突然ミュージカルを始めるようなレズに言い寄られたり、
これはいい。
2巻も続けて褒めろという流れなのだろうか
流石に出たばかり過ぎて無理かな
>71
俺は…ここで褒めちぎるために2巻も買った。
だが、あとがきを呼んで、1巻の印税のおかげで、
「お肉を買うとき心配しなくてよくなりました」
と作者が書いているのを読んで…かけだしの頃の
自分を思いだし、ちょっと泣けた。
>>72 褒めちぎり乙。
確かに応援したくなるな。お見事。
俺、
>>72を読んでから書店で「AKUMAで少女2」のあとがきを立ち読みしに行ってたんだ。
そして、ふと気づいたら俺のかばんの中には会計済みの2巻があったんだ…
おそるべしほめちぎり。というか「低蛋白血症」と「口座残高3桁」の威力か。
同情で買われるのもなんか微妙だな
でも読んでくれるんだからいいのか
いや一応1巻も買って読んではいたんだ。
褒めちぎりとか以前に、内容はほとんど印象に残らなかったんだが。
作者も為になるような物とかは書けません(超絶意訳)
見たいなこといってたから、何の気なしに読み始め、ボーっとしたまま読み終えたなら
それで良いんじゃねえの
無為自然、これぞ褒めちぎりの極意
今映画になってる、エクスクロス?ってやつの原作が
酷評されているので、
褒めちぎろうと思ってたんだが…
ラノベやスイーツ(笑)の褒めちぎり作品に
肌が慣れてしまっているために
特に違和感を感じなかった…
みんな目が肥えすぎだよ
スイーツ(笑)
前スレの奴面白かったなw
しかし、携帯小説作品群は正直スレ違いの様な気も・・・面白けりゃいいか
>>78 エクスクロス酷評されてるのか・・・
昔読んだときはおもすれーと思ってたのに
実際、携帯小説=つまらない、みたいな決め付けはあまり意味がないだろうな。
しかもHJスレでは今月あれしか買う物が無いというレスもチラホラ・・・おいおいw
HJはガチであれ以上の弾が無いから困る……このスレ的にはご褒美ですが。
HJは手堅くつまらないんだよ
ぶっ飛んでる富士ミスの足元にも及ばん
>>88 ぶっ飛んでるのは内容なのか
それとも踏んだ尖兵なのかどちらだ
>>89 ぶっ飛んでる内容の地雷を踏んだ尖兵がぶっ飛ぶんだろ
なんという掛詞
HJやGAやガガガはぶっ飛び具合が中途半端な作品が多いのが困る
ヒトケカラ 星家なこ MF文庫
第3回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作受賞作。
もしかすると、初恋と片思いは同じ意味なのかもしれない。もうそれらが思い出の中にある僕はそう思う。
初めての気持ちをどうすればいいのかわからなかった。告げられなかった想いはどこへも行けず、思い出になることもできずにずっとそこに居続けている。でもいつか、思い出のヒトカケラとなって、マリンスノーのようにココロのそこに降り注ぐんだろう。
これはそんな自分の中にある自分だけの大切な、でももう忘れてしまったヒトケカラをやさしく掬い上げてくれるような物語だ。
主人公神崎輝幸は高校二年生。オカルト部の部長だ。先輩が卒業してしまい廃部確定だったところに、友達を誘うことで窮地から救った。部活に対する彼の想いは片思いではなかったのだ。
部員は幼馴染の2人、可愛い下級生、そして、まだ自分でも気づかない想いを寄せるクラスメイト。そんな等身大の登場人物たちが不器用な恋愛模様を展開していく。
やがて、そのクラスメイトから重大な秘密を打ち明けられた主人公は、いやおうなしに彼女との距離を縮めていかざるを得ないのだが、不器用さ、照れからその大切な時間を無為に過ごしてしまう。
彼がそれに気づくのは、すべてが終わってから。初恋とは過ぎてから気づくものだからだろうか。僕たちはなくなってしまうから、空っぽになってしまうから、小さなカケラたちになってしまうから、大切なんだと教えられる。
誰もが抱く淡い想いを等身大の視線と筆致で書き尽くした佳作には惜しい一冊だ。
ヒトケカラなのかヒトカケラなのかはっきりしてくれ
ごめん。怒りのあまり間違えた。ヒトカケラ。すまん。
レベルが高過ぎてどこに怒りが篭ってるのか見抜けねえ
>大切な時間を無為に過ごしてしまう。
>彼がそれに気づくのは、すべてが終わってから。
あたりか?
なんかうますぎてここが何のスレか忘れてたぜw
普通のちゃんとした感想じゃないのかw
93はこの小説の威力を表しきれない己に怒りを感じているのだ。
そしてもしそれを余すことなく伝えてることが出来てしまったら、93は情動を抑えることが出来ないのだろう。
それほどまでの事柄がほんのヒトカケラに凝縮されているに違いない。
ヒトカケラでいいから味わってみたいもんだぜ
( ・3・) ヒト、・・・カラケ?
これは本文の抜出とか無しの感想?
この「僕」ってのは主人公?それとも
>>93本人?
>>96 読んだ人にしかわからないのですが、この褒めちぎりは重要なところが抜けています。
意図して中身の片方にしか言及していない褒めにしました。
>>97 ありがとうございます。「ヒトカケラ」は読まないほうがいいですよ。
>>98 そうなるように努めました><
>>99 かもしれません。「片思い」を手がかりにまとめてみました。
>>102 僕のことです。抜き出しは一切ありません。
いや、これじゃ逆に読みたくなっちまうだろ常識的に考えて
>>104 悪い部分を皮肉って褒めるのではなく、意図的に良い部分しか言わないのではな
つーかそれって信者が未読者に布教するときの常套手段だし
いや
>>93が上手く褒めすぎているだけで、実際は悪い部分なのかも知れないが
俺は読んでないからなのか、どこがどういう風に悪い部分なのか分からん
>>93にはスパイスである「作品に対する悪感情」が無いからな。
だから褒め上手だけど、このスレ的には極薄味になってしまった感じがする。
なんかこのスレの奥深さを感じるぜ。
スパイスをほどよく制御できないぐらい怒ってたんだろう。作品名typoするぐらいだし。
その押し殺しながらも漏れ出てしまう怒りの源を、文の端々から垣間見たかったんだぜ
悪感情出したらただの皮肉になっちゃう。
しかし「皮肉」ってのは「反語」のことで「悪感情」によるものなら「褒めちぎり」となるでしょう
それがこのスレの全てだとは言わないけれども
内容知ってる人が見るとナイスな皮肉に見える、
知らない人には褒めてるように見える。
その辺が狙いどころじゃね?
少なくとも既読者から見ても、
なにを読んだらこうなるかが分からんっつーか…。
多分「褒めちぎりは重要なところが抜けています」が気に入らんかったのだろうけど、
それこそ小学生、あるいは高二病の精神性じゃないか?
つまらなかったライトノベルスレではき捨てたら「購入決定!」になったり、
最近の流れは良く分からん
115 :
(1/2):2007/12/08(土) 10:50:47 ID:ucibzMRF
らき☆すた らき☆すた殺人事件
竹井10日 著 美水かがみ 原作・絵 角川スニーカー文庫
久々に容赦なく褒めちぎることができそうな大著にであった。
もっとも、スニーカーとしては薄めで、200ページないので、
肩に力を入れて身構えず、気楽に手にとってもらいたい。
きっとBOOK OFFの棚で読者諸兄を待っているはずだ.
タイトルで分かる通り、今年の角川のキラーコンテンツである
「らき☆すた」を原作とした小説、そう、今流行りのメディアミックス
戦略のスポーンというわけだ。
京都アニメーション製作のTVアニメにつつき、今度はラノベ世界の
話題を独占しようという、角川グループの深謀遠慮であることは、
言うまでもないだろう.。
富士見ミステリー文庫で出さなかったのは、それだけ強烈な印象を
読者に与えようという角川の目論見に違いあるまい.
だが、「殺人事件」とは物騒というか、あの女の子しかいない
萌えキャラたちの誰かが死ぬことになるのか.書き下ろしの
表紙イラストでは、本作に登場しない原作キャラも含めて、本編と
全く関係のない殺され方が示されている.
表題どおりこれはミステリなのだ.なので、誰がどう死ぬのか、
それについては口をふさごう。
では、結論から語ろう.評論子は、その結末に衝撃を受けた.
そう、完全版でないシベリア超特急をみた時のような衝撃といえば
いいのだろうか。
一人、また一人と殺されてていく中で、犯人の残す証拠の中から
過去の因縁話が浮かび上がっていく.その因縁は、まるで
鬱展回エロゲのようで、われわれにとっては馴染み深い。
116 :
(2/2):2007/12/08(土) 10:51:41 ID:ucibzMRF
また筆者はお茶目さん(死語)なのか、さりげなく自分のかかわった
エロゲと小説を織り込んでいる.エロゲの方は、高校生のキャラクタ
(女の子)に実際にプレイさせているのだ.
もちろん謎解きには何の関係もない。だが、探偵役の行動を
エロゲで遅らせ、新たな殺人を起こすという絶妙の使い方.
評論子は、寡聞にして、エロゲをこのように使いこなしたミステリーを知らない.
…というか、富士ミスにだってないと思う。
この作品は、本来キャラクタグッズの一つでおわる、メディアミックス
作品にミステリという魂を与え、エロゲをアイテムとして散らした、
全く新しい作品と言えるだろう。
もし実写映画化されるとしたら、マイク水野にメガホンを取っていただきたいと
最後に記して、今回の筆を置くことにしよう。
地雷を踏んだ嬉しさに勢いで書いたが、過去に褒めちぎり済みじゃないかorz
回線切って新しい地雷を新刊で買うために本屋に行って来ます。
いや、別に早い者勝ちじゃないんで又お願いします。
評論そのものの出来がよければ、後だしでもオッケィなんだぜ
問題は意外とブッコフに置いてないという点
まんだらけで420円とかで爆笑した記憶が。
>完全版でないシベリア超特急
やべえwww殺人事件の内容知ってるせいか妙にツボったwwww
123 :
117:2007/12/08(土) 23:11:36 ID:ucibzMRF
約束どおり、俺を空に高く高く吹き飛ばしてくれそうな、
ぼくのご主人様!? 最新巻を買って来ました.
1巻が出た当時に表紙にだまされた喜びで書いた
褒めちぎり文を発掘してしまいましたよ.
多くの作品を褒めちぎったのも今は昔
ロクメンダイスを褒めちぎってからは憑き物が落ちたかのように
褒めちぎりをしなくなった
やはりあれこそ至高の地雷
いまだあれを超える地雷には出会ったことが無い
>>117 温故知新という言葉がある。
古きを訪ね新しきを知る、名著はいつ掘り起こし褒めちぎってもいいものだ。
そんなわけでGJでした。シベリア超特急の方も読みたくなったw
>>124 アリフレロを褒めちぎろうとして挫折したあのときから、
自分の褒めちぎり魂は凍ったままなんだぜ…
リハビリとして何か探してくるかな。火薬の香りをかぎ分ける鼻も鈍っているかもしれんが。
らき☆すた殺人事件あたり読んでみるとかいろいろ選択肢はあると思うぞ
あれは今時珍しいほどの核だからな
あ、地雷じゃなくて核な。もともと便乗商売丸出しで中身がアレなのは目に見えてるから
チルビィでも読んでこい。あとエトランジュ。あの二つはオレ的に今年最大の地雷だった
129 :
(1/3):2007/12/10(月) 00:05:08 ID:dVt8uDqF
ぼくのご主人様!? 富士見ミステリー文庫 鷹野裕希 箸 和泉つばす イラスト
このタイトルで表紙イラストはメイド。帯のついた初版をもっているなら、
勇気を出してはがしてみよう。
幼い顔に見合わない色香をかもす太腿をガーターストッキングに包み,絶対領域を
さらしてぱんつは見せない挑発的なイラストが、評論子の心をガッチリとキャッチ。
その背景には、♂と♀の二つの記号が…ひょっとしてこのメイドさんは,今流行りの
女 装 美 少 年
だというのか!?期待の高まりはもうレッドゾーンだ。こんなかわいい子なら男でも
いい…のか?そんな葛藤にかられる読者諸兄。安心していただきたい。
この表紙のメイドさんの体は女の子なのだ。
その事情を解きほぐすには,ストーリーに踏み入らねばなるまい。
主人公は,家庭の事情で引っ越していった幼馴染の美少女が,千人切りを自称する
評判の悪い男にからまれているのを、駅で偶然に見かける。
そんな彼女を守ろうと思い立ち、その家を探す主人公だが,幼馴染と言葉を交わしても
いないうちから、石段を転落して意識を失う…
さて、石段を転落して待っているもの。それは、入れ替わりだ。
ここで、どピンクの表紙の「おれがお前でお前がおれで」を思い出した読者諸兄,それは半分だけ正しい。
入れ替わりは起る。だが,主人公は一人で落ちた。誰と入れ替わると言うのか。
それは、異世界にいるEカップ美少女メイドの自分との精神交換だったのだ!!
130 :
(2/3):2007/12/10(月) 00:07:53 ID:dVt8uDqF
その異世界は,いわば、冥土もといめいどの世界であった。メイドの存在を許す
ために、華族制度すら存在する。
そこで主人公は,Eカップ美少女メイドとしての生活をはじめるのだ。
たしかに、表紙をめくった扉絵には、巨乳美少女として主人公♀が描かれている。
だが、表紙は胸元で祈るように指を組み手を合わせているため、その太腿の
曲線美が強調される。このギャップはなんなのだろう?
そう、これは、巨乳より腰から下のラインのよさがわかる大人になれ,という
メッセージなのではないだろうか。
話を戻そう。
精神交換した主人公は当然,メイドの仕事の要領など分かりはしない。
さすがに、中腰で座ってすぼめた指先で不器用に床にあるものを押しやることしか
できないとか、そういうことはないが…。
最初は不器用に仕事をこなしつつも、気になるのはご主人様のこと。
このめいどの世界(仮称)は、もともと主人公がいた世界と,男女が入れ替わっている。
主人公♀の仕えるご主人様とは,幼馴染のこの世界での相当キャラ♂だったのだ。
両親を無くし、先ゞ代が放蕩のあげくつくった借金清算のため事業に励む幼馴染♂に
近づくのは、やはりこれまた金の力で華族になった、この世界での千人切り相当の
キャラ♀であったのだ。
131 :
(3/3):2007/12/10(月) 00:09:17 ID:dVt8uDqF
主人公♀は、この世界で幼馴染♂を守れば,元の世界でも幼馴染♀を守れるのでは
ないかと、その行動をはじめるのであった…
その結果は、読者諸兄の読書に託すことにしよう。
評論子はここから、そのためのきっかけを作ろうと思う。
この作品は,もとの世界とめいどの世界(仮称)の二つの世界それぞれの出来事を
描いている。
そのつなぎ方が見事だ。主人公と共にめいどの世界(仮称)に引きずり込まれた読者は,
自分の視点が唐突にもとの世界に戻ったことに衝撃を受ける。
そう、まるで自分も突然石段を転げ落ちたかのように
そして,その衝撃でめいどの世界(仮称)のことを忘却し、もとの世界で急転直下する
幼馴染♀の危機に向き合うことが可能となるのだ。
こんな手法で、急転直下の衝撃を読者に与える本作の筆者に,評論子は,衝撃の
才能というものを感じずにいられない。
うむ、このスレのお手本みたいな褒めちぎり乙。
>>128 「操り世界」は僕も超絶地雷だったなぁ。何であんなことになったのか理解に苦しむ。
褒めちぎっちゃったけど、テヘ
134 :
イラストに騙された名無しさん:2007/12/11(火) 00:32:14 ID:Cm8bcFPE
>>129 これは素晴らしい褒めちぎり
火薬臭を完全に消しきっていないのに、ちょっと手を出してみたいと思ってしまった
かのこんもAKUMAで少女もそれぞれ既刊の分は全て楽しんで見れた私ですが、
昨日古本屋にて拝見した、あの作品だけはどうしても肌に合いませんでした
つまらんなぁ……ぷいぷい……
>>135 そんなMFに不信感を持ってしまったあなたにオススメな、
きゅーきゅーキュートという作品がありましてね・・・。
自分を偽り続けてしまう少女と、
何の気なくそれを見抜いてしまう少年の出会いを描く、
とても切ない物語なんですよ。
また、MFフォーマットシステム採用により、MF文庫作品を買い続ける限り
何度でもこの切なさを楽しめるという特典まで付いてきます。
さぁ、お求めの場合は今すぐネット書店で!
>>129 読んだ事があるし、そこそこ好きな作品でもあるんだが、
文句の付けようも無い程完璧な褒めちぎりだ。
大儀である。褒美を取らそう。
『神父と悪魔』志麻 友紀/B's-LOG文庫
田舎町へやってきた人当たりのいい神父が、
実は凄腕のエクソシストであるという、魅力的な設定のこの作品。
ゴシックな退魔バトル物になるのかと思いきや、
神父を狙ってやってきた悪魔が彼を気に入り、
女の姿へと変身しメイドとして教会に住み着いてしまうという導入部には
意表をつかれ、この先一体どうなっていくのかとハラハラさせられる。
その後、町で起こっている吸血鬼騒ぎを解決しようと奮闘する神父だが
普通なら今までに登場した人物のうち誰かが実は吸血鬼であったとか
重い展開になりそうなところを、
遠い屋敷に住んでいる高名なホモの吸血鬼を黒幕にすることで
スッキリ爽やかな後味に仕上げている。
そして、シリーズ通して少しずつ語られていくのかと思われた主人公の過去は
彼自らが全て語ってしまうという親切設計。
読み終えた後、思わず「たいした奴だ…」と呟いてしまうであろう、
最強主人公による戦場のボーイズライフである。
>B's-LOG文庫
この時点でwwwそして褒め台詞が何故NARUTO?
>>135 もし一巻だけ読んでその感想を抱いたのなら我慢して二巻も読んで欲しい。
それでも駄目だったら、あわないんだと思う。
(自分はぷいぷいは二巻から面白くなってると思うので)
〜巻からおもしろくなるはそこまで読めた人のみが(ry
そういうのは何でこのライトノベル人気あるのスレ向きだな
ぷいぷいは4巻で設定にリセットかかって別の話に変貌してるからそっちも買ってみるといい
つまらないライトノベルスレといい、ぷいぷい大流行だなw
最初の数巻で切る気マンマンだったが、
最近の”ストーリーより作者のやりたい放題投げっぱなしな文章”にメロメロだぜ
ぷいぷいは5巻ラストで主人公が落として拾われたハズのランプが
6巻冒頭でいつの間にか主人公の手元に戻っていて
ピンチを回避するなんて超展開をかましたからなあ……。
どこかの「腰まであるベリーショート」なんてレベルじゃねえぞ。
腰まであるベリーショートってすごく気になる
>>147 体がとても柔らかくて反り返ってるから頭と腰がくっついてるんだろ。
なんというイナバウアー
くっ・・・作品名を出さないとは何という巧妙な褒めちぎり・・・
だから俺も教えない
そこをなんとか・・・
ググるとヒントが出る
なんだこの流れ。
別に伏せた訳じゃなくて、ぷいぷいの話題だったから
蛇足のつもりだったのに……。
でもまあ流れにのって伏せたままにしておくかw
>153
言いたかないがその書き込みこそ蛇足だな
嫌な奴だな
156 :
イラストに騙された名無しさん:2007/12/13(木) 17:29:40 ID:SkNg9744
「ロクメンダイス、」(中村九郎)
資本主義経済における貨幣の持つ重要な機能の一つとして次の機能が挙げられる。
それは「価値の尺度」である。
貨幣はモノの価値を客観的に表す尺度となる。これによって異なるモノの価値を、同一の貨幣において比較ないし計算単位することができるのである。つまりは本20冊と女1人といった比較が客観的に可能になり価格を計算できるという事だ。(ロレンス『狼と香辛料』意訳)
ライトノベルは現在平均¥600前半の価格にある。
サブプライムローン問題に即して高騰した原油価格。全『世界』的にそれに代わる新エネルギーとして、不要になった小説を燃やす、火力発電の新しい可能性が示唆されている。
その渦中にあって本書の価値は飛躍的に上昇した。上記の火力発電の発展要因に加え、時間跳躍の可能性、脳科病院の診察の需要増など様々な物事の要因を併せ持つそれの価値の向上は当然の事だといえる。
現在啓蒙した投資家達によりこの本は再び注目されつつある。その価値は類似物の市場価格の約10倍に匹敵する。投資化たちの熱い視線が降り注がれる本書。時を経るにつれ入手は困難なものになるだろう。
¥ 5,600 中古商品 - ミナミブックス
¥ 5,800 中古商品 - 古本案山子堂
ttp://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4829163054/ref=dp_olp_2 本書の内容については割愛させていただく。その素晴らしさは入手してからのお楽しみであろう。さぁ、おまえも買え。
カフカ&カミュ>>>笠井潔「矢吹駆シリーズ」>>奈須きのこ>>無窮に超えられない壁>>中村九郎
もう中村学会でも作った方が良いんジャマイカ
燃やすと暖かいし全然勿体無くない、
そう言ってるだけじゃねーかwww
雪山で遭難した人間にマッチとロクメンダイスをしばらく与えた後
マッチのみを与えると異常にロクメンダイスを欲しがった
161 :
イラストに騙された名無しさん:2007/12/14(金) 00:05:06 ID:PDlvtQHU
何事だw
なるほど、ロクメンダイスが高い中毒性を持つことの証左だな
>>160 そんな実験が出来る状態を遭難と言うのかw
他の被験者は漂流後の無人島にて検証しました。
ロクメンダイス読後90年以内の致死率は9割を超える
これは極めて危険な書物と言える
398 芸人(愛知県) 2007/12/14(金) 08:26:18.95 ID:EOgng2gx0
今朝の朝日の投稿欄に、ケータイ小説についてゆとりの微笑ましい意見が。
「勇気をくれたケータイ小説」
中学生 鬼頭 和歌(名古屋市・13歳)
私はケータイ小説が大好きです。これまで「恋空」と「君空」を読みましたが、とても感動しました。
本であまり泣くことはない私ですが、この2冊には、これまでになかったような痛みや悲しみが
詰まっていて、泣いてしまいました。
8日の声欄に、ケータイ小説に対する意見が載っていました。そこには「ケータイ小説には推敲を
繰り返しているかどうか疑わしい。だから行間からにじんでくるような味わいはないのではないか」
と書かれていました。
しかし、私はこれも中高生がケータイ小説を好きになる理由の一つではないかと思います。
あまり悩まず書くというのは、著者の本当の気持ちをそのまま読者に伝えることができると思います。
だから読んだ私たちに感動を与えるのです。物語の中にあった「生きることをあきらめないでほしい」
という言葉に、私は勇気をもらいました。
ケータイ小説は普通の小説とは違うと思うけれど、色々な人の人生や考えを知って自分を見つめる
ために、これからも読んでいきたいと思います。
404 彼女居ない暦(兵庫県) 2007/12/14(金) 08:36:17.34 ID:yW9XVSH20
鬼頭 和歌かあ
>>398の釣り、投稿者の釣り、マジの3つの中で非常に悩むな
414 芸人(愛知県) 2007/12/14(金) 08:47:26.48 ID:EOgng2gx0
>>404 いちお
http://doiob.net/doiob/uploader/src/up13693.jpg 俺も暇人すぎるなw
朝日の釣りってことか?
ケータイ小説は「行間を読まなくていい」、じゃなくて「行間が無い」だからな。
ほぼ100%主人公目線で主人公の心理描写のみだから、他人の気持ちを読むことが無い。
他人を思いやるシーンがあっても、実際には主人公の考えの押しつけ。
「別れたがっているけど、本当は私のことを、まだ好きだと思っている」と主人公の自己中丸出しな記述のみ。
つまりゆとり世代は相手の気持ちを読めない、読まないということだろうな。
普通の小説のようにシーンごとに視点が変わったり、男女の恋愛のもどかしさなど、ややこしいのは
全て煩わしいと思うから、そういうのを一切排除したケータイ小説がウケるんだろう。
九郎信者「狂おしいんじゃ〜!!」
どこが面白いのか考えた俺の30秒を返せ
どう搾り出しても二秒しか返せそうにないな・・・
「封仙娘々追宝録11 天を決する大団円(下)」 著 ろくごまるに
古いラノベ読みなら名前ぐらいはしってるであろうシリーズがついに完結。
前巻、前々巻、前々前巻と、恐ろしいほどに気を持たせるヒキで我々読者を煩悶とさせ続けてきた
この作品もいよいよ今巻をもって最後となる。
内容についてはネタバレを防ぐためあえてここでは触れないが、壮大なシリーズの締め括りとなるに相応しい
結末が用意されていたということだけは言っておこう。
因みに上下巻のオビには完結記念としてオリジナルポストカードの抽選応募券がついている。
残念ながら07/11/30の締め切りは過ぎてしまったが、ファンならばすでに手に入れたのではないかと思う。
これも良い出来で、これぞ最終完成形! という眉の太さのバランスを見ることが出来る。必見。
絵が酷かったのか文が酷かったのか両方なのか・・・
内容は褒めちぎって絵だけを普通に褒める者の多い中、
両方を褒めちぎったことで酷さが伝わってくるな。
さすが褒めちぎりだ、刊行予定がなくてもなんともないぜ
>>173 ちょっとスレとは趣旨違いなんで伝わらなくてもしょうがないが、そういうことじゃないんだ。
気持ちはわからんでもないが、さすがにルール違反じゃないかなぁ?
よくわからんけど、EGFを褒めちぎってるようなものなのか?
タツモリ4を褒めちぎってると解釈すればいいのかね
スカイワード4を(ry
>>178 びっくりした。タツモリ4が出てるのかと思ってググってしまったじゃないか。
いや、これはオリジナルポストカードの応募締め切り日を設定した編集部をほめちぎってるんだろう。
それとも、上巻のオビと応募券そのものを褒めちぎっているんだろうか?
もし、作者をほめちぎっているんだとしたら、俺も田中芳樹と火浦功と庄司卓をほめちぎるぞ。
タイタニアの4巻、アルスラーンの13巻、高飛びレイクの2巻、スターライトの4巻、ガルディーンの3巻、ヤマモトヨーコの13巻・・・
と、褒めちぎれる本は山ほどあるからな。
>>183 いや、ひょっとしたら……もしかしたら……。
万に一つの可能性が……
という、そんな願いから。
まだ、面接試験で、最近、読んだ本にケータイ小説を挙げるやつはいなかっ
たな。さすがに、推薦の類だと、前もって、答えは仕込んでおくから、当然な
のだろうが。
>>168 本当は「もう嫌だ」という気持ちの他人がいても、
それを無視してでも空気を読む世代だ。
そこに純愛という空気があれば、
見事それを読み込む感受性を持っているのさ。
純愛(笑)
少なくとも恋空にはそんな空気ねーなw
あれにあるのは気の迷いのオンパレードだ
文庫版らっきょ(中)の解説が菊地で、かなりの褒めスレ職人ぶりだったw
>>188 いろいろな褒めちぎりの方法があるなあw
これ、らっきょの褒め契りだよな
________. | ・・・「からけ」?
||| | \____ __
||| | )\ ∨
||| 空 気. <⌒ヽ ヽ
||| \ ( ´ー`) ∧∧
|||_________V( 丿V^ ●Д゚,,)
|,,| |,,| ヽ ( と ,)
ノ ) | |〜
∧ .し`J,,.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄\
これがゆとり
________. | ・・・「くうき」!!
||| | \____ __
||| | )\ ∨
||| 食 器. <⌒ヽ ヽ
||| \ ( ´ー`) ∧∧
|||_________V( 丿V^ ●∀゚,,)
|,,| |,,| ヽ ( と ,)
ノ ) | |〜
∧ .し`J,,.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄\
これがスイーツ(笑)
菊池の解説、確かに褒めちぎりだった
しかし『悪文』を『孤独な文章』と言い換えるあたりに才能感じる
流石だ
次からきのこのどこが好きか聞かれたら「あの孤独な文章(笑)が好きなんです」って答えよう
いややめとこう
じゃあ俺が答えよう
いややっぱりやめよう
九郎の文章はなんて呼べばいいんだぜ・・・?
「あの難解な表現に才能とセンスを感じる」とでもいっとけ
「這いよる混沌との邂逅」オヌヌメ
このスレで薦められている
褒めちぎり訓練を続けていたら
世の中の見方が変わってきました。
本当にありがとうございました。
ずいぶん安っぽい人生だなおい
×変わってきました。
○狂ってきました。
>>195 既存の日本語文化の枠にとらわれない、自由な発想から湧き出た独特の文体。
まとめると、珍文。
珍文漢文
幻想を体現した文章とか
テキストを介して感染し、脳と精神を侵食し破壊する事によって
異常行動を起こさせる事から、後の世では【ナカムリャ文症】という名で研究される新種の病
以前よりただの書物や文章が、何故か戦争や暴動に引き金になる事があり
長らくその原因が謎とされていたが、
21世紀初頭に極東より発生し世界的大流行を引き起こし、第3次世界大戦寸前まで
行く事になった原因を究明した結果、偶然発見された
学会では、日本の一地方にのみ引き起こされる風土病(脳内寄生虫による異常行動)などとの
因果関係が疑われ、最後まで原因がどちらであるのか論争が交わされたが
いわゆるヒキコモリで外界との接触を持たない若者にも多く発症例があり
彼等の「ネットで見た」「アマゾソで買ったし」「マルくテしロイ」等の発言により特定された
関連:変異性クロウ2型、リア鬼シンドローム、スイーツ(笑)
ここはライトノベル以外でも褒めちぎりはOKなんですかね?
「ラノベだ」と主張すればOK。
前に聖書や共産党宣言あたりが褒めちぎられたことがある。
悪のりの部類だがな
もともとネタスレだし
あなたが(ryだし
褒めちぎりというかたちの宣伝もOKだしなw
いかにライトノベル的であってもアマチュアのweb小説とかはダメ絶対。
俺の基準は金を払うか払わないかだ金を払って買ったものなら、なんだって褒めちぎってみせるぜ
生きているのなら、神様だって褒めちぎる
おーまいごっど
リベンジ×リベンジ 鯨 晴久 HJ文庫
皆さんは少年漫画雑誌の読み切りを読んだことはあるだろうか。おそらく大多数の人は読んだことと思う。
一昔前の読み切りといえば、弱きを助け、強きを挫く、勧善懲悪ものが主流だった。このパターンの主人公は、
「前大戦で死んだはずの○×△」、「行方不明になっていた最強の◇☆」といった男であることが多い。
かの明治剣客もこの流れを辿っていたと記憶する。
しかし読み切り故のページ数制限によりこの面白さを伝えることは困難だっただろう。
その主人公の本当の凄さ、涙を禁じえないストーリーの本質、それらを完璧に表現すること
は叶わなかったに違いない。明治剣客も連載という形式をもって最高の魅力を引き出せたと私は考える。
読み切り故の制限。
しかし、これをラノベに移すことにより、鯨晴久氏は解決した。
「絵」から「文字」に変化はしたが、本質は変わらない。漫画なら20ページ未満の物語でも、ラノベなら
250ページ超をかけてゆっくりと展開させられる。確かに1ページ当たりの情報量は少なくなっているが、
総合的に見たらラノベの方が遥かに上だ。それは私がこの本を読むのにかけた6時間という時間から判って頂けると思う。
さらに無駄なモノはまったく入れない。ミスリードも要らない伏線も張らない。
作中の伝説の英雄“斬鉄のハウザー”の正体も考える必要はない。ちなみに私はカラーページとあらすじだけでわかった。
この辺も漫画読み切りを踏襲していると言える。
「まさかあいつが!?」なんてこともないのだ。とても心に優しいでしょう?
もちろん読み切りでよくある未消化部分。主人公は困っている人を助けた後、自身の目的を語るが解決されない――
こういったところもきっちり踏まえて作られているので、続刊にも期待できるというものだ。
問題はこの素晴らしい読み切り漫画小説に続刊が必要なのか、というところだが今は深く考えないでおこう。
リベンジ×リベンジ。
2007年を締めくくるには最高の一冊ではないだろうか。
褒めちぎり初めて。すまん、とりとめのない文章になってしまった。
『続々 殺戮のジャンゴ害伝 地獄のビッチハイカー』 ガガガ文庫 著/佐藤大とストーリーライダーズ 絵/Niθ
原作ゲーム『続・殺戮のジャンゴ ─地獄の賞金首─』(以下ゲーム版)の
シナリオを手掛けた虚淵玄は、シナリオを執筆する際、とにかく明るい話を書こうとしたそうだ。
バッドエンド症候群なる病気を患いバッドエンドしか書けなくなった虚淵が、
その泥沼から抜け出すために取った一種の荒療治らしい。
「俺に好き勝手やらせろ! 代わりにお前ら(スタッフ)も好き勝手やって良し!」
そんなこんなで完成したゲーム版。
果たして氏の病気が完治したのかどうかは解らないが、ひとまずゲーム版は
始めから終わりまで底抜けにハイでふざけた(褒め言葉)ゲームに仕上がったことだけは確かである。
そんなゲーム版の乱痴気騒ぎに便乗──と言うと聞こえは悪いだろうが、
アニメのシナリオライターとして有名な佐藤大がそのお祭騒ぎに混ざって
書き上げたおふざけ小説がこの小説版である。
おふざけである以上、あまり多くの言葉を使って内容を解説・紹介すると非常に陳腐に見える可能性が在る。
そこでここは、原作者虚淵玄による解説をいくつか引用する事で、文字通りの解説そして紹介としたい。
「本邦のアニメーションを綺羅星の如く彩る(中略)佐藤大が世に放つ最新作が。えぇと、その。」
もしあなたにこの本を読む機会があれば。
あなたはきっと、虚淵玄と同じ台詞を吐く事になるだろう。
──えぇと、その。
褒めてるっつーか、嫌味に見えるんだが。
てか、どこも褒めてない。
もうちょっとスレを読んで褒めるということを学んでから再チャレンジだ
>おふざけである以上、あまり多くの言葉を使って内容を解説・紹介すると非常に陳腐に見える可能性が在る。
むしろ上手く美辞麗句で飾る事で
逆に陳腐さのニオイをかもし出させるのがこのスレの流儀だろうに。
批評の批評をするのはそろそろ控えた方がいいのではないだろうか。
そうだな、ここでは批評を褒めちぎるべきだ
批評っぽいものなんて要らないから、ハイセンスな褒めちぎり感想文を共に書こうぞ
俺は結構良いなと思うが、
>>217は本人がそう言っているとおり解説と紹介文だしな。
褒めちぎってないなら解説や紹介文もスレ違いだ。
今の流れは言うなれば批評じゃなく、スレ違いへの苦情だろ。
266 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/12/20(木) 23:41:03 ID:6F8JhmZb
チルビィ読んだよ
普段ラノベ260ページくらいは1時間で読む俺が、なんと3時間もかかった超濃密作
前回俺を悩ませた高尚な文体は、読者を配慮してかほんの少し和らげられていたし
あの、来るか来るかと思わせておいていつまでも来ない物語の山と谷は圧巻の一言
間違いなく、チルビィ先生はこれから先SDをしょって立つ英雄になれる
267 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/12/20(木) 23:50:04 ID:PedeSHDB
それは褒めちぎりか?w
266GJ
住人がここでの習慣を他のスレで発揮し始めたら、あっという間に板全体が大混乱に陥る気がする
流石地雷を察知してはより巧妙に埋没し直すスレ
しかし微力ながらも、マイナーレーベルまでも含めて
ライトノベルの売り上げを上昇させることができるだろう。
善き哉。
・・・そんな素晴らしいスレだったっけか、ここw?
なんと奥が深いスレ
確かにどんなものでもネタに転化してしまう住人のバイタリティには感服せざる得ない
ウェスタン系でメディアミックス作品がアレな出来というとガン×ソードを思い出す……。
倉田は誰も手綱握ってなかったらどこまでも果てしなく暴走するからな
あれの漫画版は掲載雑誌と漫画版の作者も悪かったと思うが
まとめ更新お疲れ様でした。
1スレで100冊も紹介しないのね、やっぱりwwww
今年の総評
プロの褒めちぎりはお前らとは格が違ったわ
何せ金取ってんだし
いっそこんな企画はどうだろう。
「去年一年の隠れた名作を紹介!プロが奨めるラノベ集!」
これを来年の春あたりに売り出すわけよ。
そうしたら色々売れるとおもわないか。
本屋さんも棚スペースの圧迫元を一掃できてハッピーなはず。
アリフレロがアニメ化するんじゃね?
いやサイレント映画化だ。
詐欺で訴えられるだろ、そんなもん
「これで貴方のブログも一躍人気ブログの仲間入り!
褒めちぎりテクニック集」
とかなら兎も角
>>240 バカを言うな。返品本、及び今後入荷しない作家を的確に見分けるバイブルとなろう。
上手くいけば。
僕は歴史を見た。日本史を武器に言葉巧みに表現する作者の知識は、誰の役にも立つことだろう。
チーターを思わせるテンポのよさは斜め読みしても支障がでないほどだ!!
主人公は悩める思春期! ヒロインは人付き合いが下手な美少女達!! 雑誌付録のようなどうでもいい男の親友。
聞いただけでお腹が膨れてくる設定はまさに飯いらず。食費が浮いて助かっちゃうぜ。
ヒロインは内気な電波にクールなツンデレ、 自称何の取柄もない主人公に2人のヒロインが交互に接近。
まるでギャルゲーを文だけで表現した味の薄い味噌汁に
溶けてない味噌が混じったと思わせるストーリーは実にありふれた馴染み深い味だ。
このまま続きが出るのかどうかすら判らないのがまた心をもやもやさせてくれる。
そして共感して欲しいこの思い。ならば答えは――
この小説、オークションに出品してもいいだろう。
以上「わたしたちの田村くん」でした
何を書いているか自分でもわからなくなってきたぜ。案外難しいな褒めちぎり。
>>93では悪意を排除した褒めちぎりで味が薄いとかって話になってたが、
ここまで悪意丸出しにすると360度回転してして味噌が全く溶けていない珍味になってしまう、
良い褒めちぎり見本である。
248 :
≫246:2008/01/02(水) 22:51:05 ID:nGhcXTHL
内容:
田村君はラストの外伝が秀逸だった。偉大な本だった。電撃文庫の最終兵器だと確信した。
1年前くらいによんだ覚えがある。黒魔術使いの妹がかわいかった。
その感想のみが今も残っている。本編には一切関係ない話だけどな。
とてもいい本だった。すばらしい本だった。とても糞味噌な話ではない。馬鹿にするんじゃねぇ。
さぁみんなも買ってくれ、うず高く積まれた古本屋の在庫を一層してくれ。
少なくなった頃に、大掃除の時に出てきた愛蔵書を古本屋に供給しにいってやるから。
信者の方はスレ違いですよ。
信者かこれ?内容に一切言及しないタイプの褒めちぎりだろ?
どうなんだろう。俺もあまりに褒めちぎりが下手で失敗しただけだと思ってたんだけど
手に取った瞬間――
何かしらのインスピレーションが働くであろう輝きを放つこの本。
登場人物紹介を拝見させて貰うとかわいい女の子達が
なんと15人もいらっしゃる♥
女の子15人。それも全員美少女。
唯でさえ甘いのに、ミルクはもうたくさんですよ♥
軽快な文体は読むものを惑わすことなく頭を通過させてくれる。
スーパーライトなノベルであることを、作者は誇っていいだろう。
そして一度読むだけで自然に本棚に収まっていく存在感はそうそう出すことはできない。
これも作者は誇っていいだろう。いやはや、さぞかし鼻が高いことだ。
やたら甘く、神聖な世界観はこの作者特有なものだろうか。
読むものにゲップを催す程である。これだから才能は怖い。
普通の人では考えもつかない部分に――等の記号を入れまくり、読者の笑いを誘って
くれるところなんか天才を通り越して天災である。
1冊にどれだけの――記号を使ったか数えたくなるほどだ。
しかしなぜかこの本には魅力がある。
カラフルな色彩効果だろうか。決して絵が見たかったから
手を伸ばしたわけではない。断じてない。神に誓って言えよう。
以上「ストロベリー・パニック」でした
>>252 途中までFateかと思ったw
ちょっと踏んでくるかな
いやどこがだw
256 :
イラストに騙された名無しさん:2008/01/04(金) 01:19:22 ID:OGCT4tA6
まだまだレベルが低いな
かのこんの人辺りまでやってくれる猛者はもういないのかw
最近来ないしな
やっぱ体に負担がかかるんじゃないのか、アレ
シリーズものは作者が書きなれるにつれ、だんだん、このスレで
褒めちぎるポイントがなくなっていくんだよなぁ。
…嬉しいような寂しいような.
>>246 まあ、なんだ
アレはお約束を楽しむ部類のやつだからなぁ
かえって褒めちぎるのが難しいんだろうな
>>259 それもあるのかもしれないけど、自分の筆力とブレインが足りてないせいでもある。
そのお約束になっちゃってる部分をどう表現して褒めるか。これが巧いと素晴らしい。
まとめスレみるとマジすげぇと思うし。普段、人や物を褒めるって時にここまで考え付かないよ。
もちろん誇張やら嘘やらも混ぜての褒め殺しでもあるが。
だからこういうスレは見てて面白いと思う。と同時に参考にもなる。
欠点をいかに良く見せられるか、醍醐味です。
でもスレタイに無理矢理ってついてるから自分が書くと皮肉っぽさが強調されてまう。
そろそろ新たな地雷が欲しいところ。
こんなスレがあるとつまらないラノベも面白くなってくるから不思議だわ。
空気はそれこそ掃いて捨てる程あるが地雷となるとねえ・・・
良くも悪くも現状が安定しちゃってるからな
駄作だと分かりきってればその予想をも上回らないと地雷にはならんし
・・・空気化してもおかしくないのにコンスタントに地雷を埋設し続ける浅沼先生のなんと素晴らしいことか
淺沼先生、須藤先生、あすか先生のコンスタントな地雷力には神々しささえ感じる
確かに何で今だに作家やれてんのか良く分からんな
九郎大先生は別格として
そういえばちょっと前にここで話題になってた恋空だが
今月のダヴィンチで宮台真司先生がプロすげーと思うような
すばらしい褒めちぎり?をしていたな
・・・やっぱプロは大変だわ
九朗・・・大先生?
先生・・・いや、教祖サマ?導師、大司教
・・・・・・そ、損、尊師!?
ウラー!
九郎先生の文章の洗脳力は異常
270 :
1/5:2008/01/07(月) 19:25:56 ID:anf9drUr
【戦闘城塞マスラヲ 著・林トモアキ 絵・上田夢人 (角川スニーカー文庫)】
※本書を語る前に語らなくてはならない事がある。
多くの人には蛇足となってしまうだろうが、著者の紹介から入る事をお許し願いたい。
林トモアキ氏は現代作家の中でもその名をよく知られた文人である。
なによりも人口に膾炙した名著といわれる作品がある。
『おりがみ』
この著書を知らない人は少ないだろう。現代小説や漫画映画に特に関心を持たない人でも記憶のある題名である。
林トモアキ氏の作品を知らないでもこの題名を知っている人がある。作者知らずの名著となっているのだ。
ところでどんな本が名著か。
調べが良くて唇に乗せやすい事。多くの人の共感を得る内容が盛り込まれている事。
その意味では親しくわかり易い作品である事が名作の条件に違いない。自ずと人々の間に広まっていく条件である。
しかし、本当は名作となる大切な条件がもう一つある。
それは分かり易い内容に見えて、人間と人生についての深い真実を蔵している事である。
故に幾度読んでも新鮮であり、読み度に感銘を覚えるのである。
それも世代間を越え、様々な境遇にある老若男女にである。
そんな名著を林氏は二十五歳で書いたのだった。
そして有名になった『おりがみ』の全7巻だけでなく、
知られざる名作というべきか、名著となって当然の作品が多くある。
スニーカー文庫幾百冊の本棚の中に収められた十三冊の作品は、鈍色の輝かしい宝物といって過言ではない。
しかし、若くして名作を詠んで為か「おりがみ」という一作品だけが有名になってしまった。
そして他の作品を読んでもらえない作家になってしまったというふしもないではない。
そこで私は、再び地表から掘り出して日の光あててやろうと本書『戦闘城塞マスラヲ』の紹介を決意した。
271 :
2/5:2008/01/07(月) 19:26:38 ID:anf9drUr
『戦闘城塞マスラヲ』。
厳つい硬派なタイトルに対し、表紙は「指ばーん」をしてるかわいいおんにゃのこが描かれている。
中の挿絵を見てもその子に目が行ってしまうのは、戦後日本の生み出した最大の兇器の一つではないだろうか。
しかし作品の魅力は、可愛い女の子の持つ幼さだけではない。
女の子の太ももや、わきにも特筆すべき点があるだろう。
服の間から透けて見える肌は、神秘的な美に溢れている。
裸体より半裸の方がいい。そこに古来日本人が尊ぶ奥ゆかしさがあるのだ。
林氏はその点を小説に応用した。詩、歌同様に一文一文の中に様々な意味を込めたのだ。
そして本書の真髄は、逆説的に聞こえるかもしれないが、寂しさの果てる人生はない、
否、寂しさの果てる人生など無くてもよいという程の誇らかで生き生きした心にあるだろう。
それは文と文に埋没する前である所、つまり本書の一頁の一段落を口に出して読めば、自ずからはっきりとする。
「死のう…。」
三文字で切れた後の『…。』の力強さ。人間としての一生を終える決意、そこに間見える人間の寂しさ。
この奥ゆかしくも、存在を誇示しようとする寂しい心の叫びが表れていないだろうか。
そして続く次の文を読む時、実はその寂しさと憧れというものが同根の物であることがわかるのである。
「どうやって死のうか…。」
死といった目的に付随する寂しさ。その中に、方法という選択肢への憧れが内包される。
相反する目的と手段。生と死。
憧れと寂しさは一枚のコインの裏と表といってもいいだろう。
大きな宇宙と自然の中に生きる命の有限性の痛切な自覚がそのコインに輝きを与えている、
そのように林氏の作品を読むと思えてこないだろうか。先に挙げた文章の放つ恍惚の輝きもそれであろう。
これらの一文はそれら人間の持つ宿命とも思えるそれを、たったこれだけの分量に凝縮したのである。
ここに氏の卓越した文才の一部分を垣間見ることができるのではないだろうか。
272 :
3/5:2008/01/07(月) 19:27:03 ID:anf9drUr
ここで主人公「川村ヒデオ(20・独)」の物語の始まるまでの人生について触れてみよう。
高校卒業後、就職のために上京するも面接を申し込んだ三十四社全てに書類段階で不合格。
以来、深刻な現代病の一つとされる出不精症候群、所謂ひきこもりに冒され、外出を極度に控えるようになる。
実家からの仕送りの家賃と米だけで三年間生活するが、就職をしていないことがばれて仕送りが止まる。
食料も底を尽き、家の中から三度目の春を迎える。
ヒデオ氏が書類段階で三十四社の面接に落ちた事は、後の彼の人格形成に大きな意味を与えている。
根は優しい青年である、しかし生まれ持った目つきの悪さ。犯罪者のそれと書内では称されている程の目つき。
他人に忌避され続けるという体験は彼の乏しい感情表現をより狭いものにしていく。
そして同時にそれは、人は見かけで判断してはいけないという信条を作り出すに至った。
この出来事は作品の核である「無職で貧乏、宅配便の受け取りさえ緊張するヒデオ」を形成する出来事だ。
とにかく、早く時代の孤児となったということは、人間にある寂しい影を纏わりつかせる。
ひきこもる。その孤独は、神経質であったヒデオにとって、大変な衝撃であっただろう。
そして環境の変化・圧迫に対して閉鎖的な傾向を強めていったに違いない。
食料の喪失は無情にも彼の生活を激変させ、死への思いを駆りたててしまった。
ヒデオは、首切り、手首カット、飛び降り自殺、中央特快…、様々な死に方を模索する。
しかし苦しい、痛い、迷惑、もっと迷惑という理由で死期を逸した。
もはや彼に残るのは無情・寂しさだけであった…。
273 :
4/5:2008/01/07(月) 19:27:26 ID:anf9drUr
本作が構想・文辞その他に渡って、同作者の『おりがみ』に負う点が大きい事は読者各人の指摘してきた所である。
しかし、『おりがみ』のそれにはない、無情、絶望を前面に打ち出すという点。
それは個人にとどまらず広く人間の生き方を突詰めようとしており、
そこに『おりがみ』を越えた物が見出せる事は、新しい現代文学として特筆してよいことだろう。
だが惜しむらくは、隠遁生活を通して希望を得、自己を取り戻そうとする過程はよく描けているが、
そういう問題を追及したものとしては底が浅く、視野も広いものとはいえない。
ただ諧謔と箱×の才に恵まれる片意地な偏狭な著者が自身の想像を、
隠者の悟りを開いたかの如き少年を通して語るだけなのである。
それは読者に未成熟な少年の不完全な悟りに対するもどかしさを生みつける。
一般的に否定的にとられるそれを転じて、類まれな筆を用い林氏は肯定的なものとした。
苦悩に溺れる少年を読者に認識させる事で、思想的な深みを表し本書を一層高いものへと昇華させているのだ。
『おりがみ』をはじめとして、和洋のゲーム、さらには政治問題等、様々な事象が本書の陰にあることは、
早くから諸家によって指摘されてきた。著者は恐らく努力家であり豊かな学識を身につけた男で、
巧みにそれらを、次巻発売まで八ヶ月という時をかけて自家薬籠の中の物としたのだ。
日々を生きる私たち同様に著者も今を生きている。
時事的なネタを仕込む事によって、著者は日々を生きている事の証明しているのであろう。それに加え、
整然たる構成と論理の運びの確かさ、さらには詠嘆気味の簡潔流暢な文口語混合文、これが本書を生かしている。
様々な事象によって成り立ったこの本『戦闘城塞マスラヲ』。
編集部の手によって世に送り出された彼の想像は、
現代の多くの隠者に通ずるものであり現代人の共感する人間的なものであることは間違いない。
274 :
5/5:2008/01/07(月) 19:27:54 ID:anf9drUr
〜補完〜
≪聖魔杯≫
優勝者には世界を律する権利として、聖魔王の称号と、その証たる聖魔杯が与えられる。
・参加条件
人間と人間以外のペアで告知より一年以内に入場すること。
武器防具の持ち込みは自由とする。
ヒキコモリと極悪ウィルスの少女「Will.co21.」この異端とも思える組み合わせがどのような展開をしていくのだろうか。
出会いは?戦闘方法は?聖魔杯とは?無差別級バトル・ロワイヤル、ここに開幕!!
――――――あぁ残る250ページを握る手が震える。
大作乙
情熱が篭り過ぎててキナ臭い部分まで褒めてるようにしか思えん位だ
何で「おりがみ」じゃなく、現在連載中の「マスラヲ」の方が地面に埋もれてんだw
連レス失礼
うっかり興奮してしまったようだ
戦場でハイになると、すぐに死んじまうぜ?
>>276 埋もれてるのはデビュー作のほうじゃね?
原発と革マル派をネタにした巻で惜しくも打ち切られた
複雑な現実から目を背けない名著であった(三巻だけの話)。
電撃文庫【空ノ鐘の響く惑星で】著 渡瀬草一郎
いくつもの作品を手掛けてきたライトノベル界の巨匠、渡瀬草一郎が描く魅惑のファンタジー小説。
独特の世界観、多彩な登場人物に壮大な物語。
まるでRPGの主役をモチーフにしたような「打てば響く」そんな主人公。
しかし歴戦の勇者をも退ける彼は自らのことを誇らない。
そう、多くの中学生が思い描けるほどのストーリーに次々と登場する人物達は皆全て主人公に惹かれて行動を開始する。
「皆が一丸となれば、例え数の上で不利だろうが勝利をモノにできる」ということを読者は改めて思い知らされるのだ。
この物語を読む全ての人は、新しいライトノベルの世界を知るだろう。
一人の行動が世界に及ぼす影響を知りたいあなた、一度読んでみてはどうだろうか。
あれ?
前に、書いたはずの褒めちぎりがまとめスレにないな。
ーーーいいや、書こう
伝説の大魔王
この言葉から皆さんはどんな着想を得るだろうか。
異形の悪魔か勇者に破れるやられ役か。
どちらもそう大差ないだろう。
つまるところそれが「お約束」というやつである。
だがあすか正太という人間はまずそこから違う。
何しろ彼が考えた世界とは、崇高にして偉大なる神を参考にした結果
「神様がたった七日で作ったんだから俺も適当でいいでしょ」
という結論に至った
なんというダメに……いや、常識を覆す発想だろうか
そして彼が騙ったその世界の物語の魔王はなんとも悲しい存在だった、いろんな意味で
物語の主人公アリスが現実見を帯びた死因
(あまりに普遍的なため読者は親しみを感じる他ないがここでは言及を避けよう)
で死んだのち、魔王にされてしまう
というのも、まずこの世界、魔王が兵器化されている
それぞれの魔王の力のカケラを「魔王兵器(フォービィドン)」と呼び
人間がそれを掘り返しては有用としているのだ
そして主人公アリスはその魔王兵器を埋め込まれ魔王の力を手にしてしまう……
まさかあんな身近な死因からそんなことになるなんて!
魔王の力を手に入れたアリスはその力を魔王に狙われてしまう
そう、世界には魔王兵器以外にまだ滅ぼされずに生き延びた魔王がいる、よかったな魔王、頑張れ魔王
思わず読者も熱が入ることだろう
やがて魔王の手によりなくなく村を出ることになった少女アリス
やがて1人の勇者や賢者、そして古代の神様…と変態と警官…を仲間にして魔王の元へ向かう
素晴らしいパーティだ、魔王と勇者が手を組むのだ。その力は実に強大だろう。
無関係な村人相手に逃げ回り、悪魔を封印する遺物を破壊し、俺たちゃ魔王の手先だぜと暴れ回るその勇姿はぜひ本編を見ていただきたい。
そして物語のクライマックス!
ついに明かされる謎、真実を受け入れるアリス、そして見事に魔王の力をいかした戦い、変態にとどめをさされる魔王
なんという素晴らしい展開だろうか
私は思わず作中に登場する勇者の名前を覚えることにやっきになってしまった
何しろ2ページも消費する名前、3回連呼で6ページ、お前印税少しよこせといいたくなる無駄遣い
最後に一文を添えて、締めとしたい。
4文字だけで1ページ消費される文庫は電撃文庫だけ!
>>280 何で主人公の一番重要な偉業がハブられてんだ
こういう風に褒められると読みたくなるから困る
というか、面白そうに思えてくるから困る
ちょっと買ってくる
無茶しやがって・・・
287 :
270:2008/01/08(火) 18:57:13 ID:ov8TvXmf
久しぶりに褒めちぎってみたところ原稿用紙12枚を超えました。
勢いで書くものじゃないですね。無い脳みそ絞ったので頭が痛いです。
ところで読み終わった『マスラヲvol.1』の褒めちぎりの構想はあるのですが、
もうそろそろ物量的に限界でしょうか・・・?
≫256
かのこんの人も好きですが、最初の方にあった会話調の形式も見てみたいですねw
書こうと思ったら豪快に失敗して、こんなのになってしまいましたが。
≫276
巻数3巻と全7巻の小説だと、3巻の方を選びたくなりませんか?
喩えるなら、おかわり自由の紅茶とダージリン葉の紅茶7杯の選択といった感じでしょう。
>>287 何をどうやったら原稿用紙12枚になるんだ。
もはやそれは無理矢理褒めちぎりではなく無理矢理書いた感想文の世界www
289 :
イラストに騙された名無しさん:2008/01/08(火) 21:16:44 ID:wWSx1Elu
つーか、12枚も褒めちぎってどうなるのさ
流石にここでは無理だ
短く纏めてくれないと
まあその情熱に乙
僕にはとてもできない
無理だって?分割すれば出来るさ。
支援投稿は必要だろうが。
その後は誰が読むのさ?
俺が読むぜ。そんで地雷小説への理解力を養うのさ。
続きもよろしく、乙。
てか気になって密林見たんだが、内容と全然違うよな?
NHK系の話じゃないの?
>――――――あぁ残る250ページを握る手が震える。
Amazonによるとマスラヲの一巻は全253ページだそうだから、3ページ程度読んだだけの褒めちぎりなんだろ。
そういう芸風もありだとは思うけど、5レス分割は引きのばしすぎでは?
長けりゃいいってもんじゃ、ない、ん、だ……ぜ……(自身の発言による自傷行為)
>>295 見落としてた…、5レスも読むと注意力が散漫になるな…。
≫270
でかいのも読んでて楽しいんだが、
もう少し内容が書いてある方が買う時の参考になる。
次は内容にも言及してくれぃ。
専ブラだからちょいちょいの動作で見れるんだけど
ポインタ合わせるだけで済む方がやっぱ楽だ。
つーわけでできればハイリン頼めますかお願いします
まあお約束として
>>270の人気に嫉妬、ということで
次はコンパクトにまとまってる奴も期待してるぜ
ここで言うことではないのかもしれませんが
九郎先生の新作が3月に出るとの情報が
新たな教典か・・・
301 :
イラストに騙された名無しさん:2008/01/10(木) 23:07:11 ID:NAWLXMzq
「うさ恋」 野村美月
本作で特筆すべきは、まずその三流以下のギャルゲー風文章である。
王道をいったストーリー、食べなれた普遍な味。舌を刺激する優雅なる甘さ。
何処へ行くのかわからない、まるで目隠しされながら夕飯を食べているような感覚。
また、ページを広げれば目に鮮やかな太文字ゴシックが薄っぺらい紙を彩る。
そのあまりの迫力におもわず倒錯感さえも覚えてしまうのだ。
そしてデカデカとした文字で描かれる、卑猥な言葉の数々・・・。
読み終わったら、思わず書店(ブックオフ)へと向かわずにはいられない、ラノベ界にのこる永遠の傑作であろう。
>>301 ブラボー!www
よくぞ言ってくれた。これは素晴らしい褒めちぎりだわww
特に
>本作で特筆すべきは、まずその三流以下のギャルゲー風文章である。
から3行が的確すぐるwww
ただの皮肉で褒めちぎりに見えないんだけど…
ギャルゲしたことないから 凄さがわからん
オタ文化にはまりかけた頃にうさ恋読んだけど、
そのときは楽しかったなぁ。
今読むとツマンネ。
あれ読んでから文学少女読むとギャップが凄いな
ごめん、俺も
>>303に同意だわ。
三流以下とか卑猥とか、悪意以外に解釈しようがない表現じゃね?
と、これで終わらせるのは凡人のすることだ。
数多の地雷を味わい賞賛しつくしてきたお前らなら、
>>301を褒めちぎることも出来るはずさ。
>>307 十分だと思うけどな・・うさ恋をあれ以上どう褒めろと
そういうならやってみせてほしい
惜しみない賞賛を送るよ
うさ恋の褒めちぎりは前にあったから、まとめにあると思うよ。
なぜかうさ恋だけ表示されない。
ファミ通で幼い少女向けってのがかなり無理あるしww
どう考えても萌え狙いだしww
でもあまりにも綺麗に美しくまとめてる褒めちぎり書いた人の文才に乾杯w
313 :
1-2:2008/01/11(金) 01:46:00 ID:s/WIakPz
「永遠のフローズンチョコレート」 著:扇 智史
著者である扇智史が後書きで言うには、
この本は万人向けではなく、出版向きとは思えなかったらしい。
しかし、たとえ著者の発言であろうとも、
言葉の奥に仕込まれた本音を囓り咀嚼し味わうこともなくただ呑み込んでしまうだけでは、
知というものに対する冒涜と言えよう。
「はたしてそうであろうか?」と考える姿勢は重要なのである。
主役となるのは高校生の恋人同士だ。
中学時代から現在通っている高校まで同じという彼らに、
奇妙な魅力を放つ謎の少女も加えて良いだろう。
天使と猫の魅力をを併せ持ったような謎の少女が、
タイトルに負けない甘甘な関係の二人の関係に入り込んだことから、
彼らの平凡とは言えないながらも安定していた日常は、歪なものとなる。
彼女には声をかけず、彼氏を海に呼び出したりする謎の少女。
自分にはあずかり知らないところでこっそりと二人きりになっている彼氏は、
彼女が嫌いだというからやめてしまった嗜好品さえも口にする。
複雑な感情を言葉にすることを恐れる少女は、そんな彼氏の様子にやきもきする。
そんな彼女の感情を受けても、謎の少女は相も変わらずひょうひょうとしているのだ。
314 :
2-2:2008/01/11(金) 02:02:41 ID:s/WIakPz
ここまで読まれた方は「おや?」と思われるであろう。
恋愛小説、ラブコメにはよくあるパターンなのである。
微妙な距離感の二人の中に新たにひとりが入り込むことにより引っかき回すというのは、
もはや黄金パターンである。
さらに舞台となるのが冬の二月、バレンタインデーであれば、プラチナパターンとまで言っていい。
この条件の物語は、五万とある。
黄金比というのは伊達ではない。それだけ美しい形なのだ。
それを、きちんと物語を終わらせることの出来るだけの筆力のある筆者がわからないはずはない。
ここまでの条件を揃えておいて、なのに、著者はどうして万人向けではないなどと考えたのか。
ブックカバーに書かれている著書を見れば、それを推測も出来る。
この本は、著者がデビューしてから、まだ四作目のものなのである。
ということは、新人作家ゆえの気弱さというものなのだろう。
なれば我々は、著者からのチョコレートを笑って受け取り、
美味しかったよと伝え、励ましてあげるべきなのだ。
それが著者のモチベーションにも繋がり、新たな世界を描く原動力となるだろう。
作中で、彼女は、彼氏のリアクションを欲しがっていた。
これは、著者の心理と符合するものだろうから。
永遠のフローズンチョコレート。
それは、来たるバレンタインまでには読んでおきたい、ひとつの恋の物語。
伝えることの大事さを、きっと、あなたも知る。
Janeには「書き込めました」とあったのに、
なぜか書き込めてなかった。
だから慌てて消えた分を書き足したため、
最初のものとなんだか違う……
乙です
ツン部分が少し足りないがなかなか優秀でした
普通に面白そうなんだがw
ちょっと買ってくるか
ラノベ以外の褒めちぎりは、スレ(板)違い?
たまに投稿されてるし、いいんでないか
>>319 レスありがとう。お言葉に甘えさせていただきます。
読んだことない人にもなんとなくはわかるように書いたつもりなので、
堪忍してつかあさい。興味ない方はスルーでお願い。
以下2レスほどお借りします。
321 :
1/2:2008/01/11(金) 15:20:39 ID:r1XHLf5w
『いま、殺りにゆきます』 著:平山夢明
〈 『このミス』第1位作家が送るホラー小説の金字塔 〉
この本の帯に書かれたアオリ文句であるが、この帯からホラー小説やミステリー小説を期待
するのは間違いだ。この帯には大きな嘘がある。それは「小説」という部分であり、この本は
すでに小説などという枠を超えている。そこにあるのはただ純粋なホラー、あるいは大きなミ
ステリーそのものだ。
例えばこの帯からしてすでに、ひとつの脅威が掲示されている。先ほどの文言の上に輝く「
実話恐怖短編集」の文字。だが帯の背を見ると、そこには「リアル都市伝説」とある。実話な
のか都市伝説なのかいったいどっちなんだ、と思った時点で、すでにこの本はレジを通過して
いることであろう。言うなれば、この本の存在そのものがミステリーなのだ。
そしてひとたびページをめくれば、そこにはさらなるミステリーとホラーが待ち受ける。伝
聞の形で語られる、身も凍るようなエピソードの数々。しかし実話という文句は飾りではない、
そこには起承転結どころかヤマもオチもイミも存在しない。その無味乾燥さはまさしくリアル
の一言に尽きる。一見簡潔に見えるがしかし大胆なその独特の文章も、独特なホラーを感じさ
せてくれること請け合いだ。一行で一段が完結しており、なおかつそればかりが連続している
のは、読みやすさを考慮した見事なテクニックといえるだろう。
簡潔なのは文章だけではない。エピソードもだいたい似通っており、読者がスムースに内容
を理解できるようになっている。物語の肝であるグロテスクな描写などでは、その動作が複雑
なためか一体なにがどうなっているのかさっぱり読み取れないことが多い。しかしそんな場面
でも、なんかだいたい怖いらしいというのが伝わるのだからその技法は天才的としか言いよう
がない。なにより目を見張るのは叫び声や笑い声の表現だ。「ぐがぁ、ひぃぃぃぃ」「ひぇひぇ」
……一読しただけではまるで想像のできないその「リアル」は、人間の持つ計り知れない恐ろ
しさを如実に書き表している。
322 :
2/2:2008/01/11(金) 15:21:49 ID:r1XHLf5w
そしてさらに追い打ちのように光るのが、著者独特の擬音表現だ。一例として、表題作の中
の一文を紹介しよう。追い詰められた主人公が、無我夢中でドアに体当たりする瞬間。その描
写はシンプルに一行だけである。
< バガーン。 >
――この臨場感がおわかりいただけるだろうか。身も凍る、とはまさしくこのことだろう。
他にも特筆すべき点は多い。この本がコンビニの書棚の一角を占めていたことや、その隣に
はこの本の続刊が並んでいたこと、そもそも本書のタイトルはどうなのかという点、続刊は続
刊で今時「2」はないという疑問、そして私がこの本を手に取ってしまった動機など。ミステ
リーは尽きないが、あえてここで語ることは止しておきたいと思う。読者自身の目で確認して
もらうのが一番であると信じているからだ。
ただひとつだけ、絶対に見逃して欲しくないのが巻末である。この本に解説はなく、あるの
は作者の手によるあとがきだ。それもなぜか二つもついているのだが、本書の中で唯一、話に
「ストーリー」というものがあるとすればここだけであろう。特に「復刻版あとがき」と題さ
れた方は必読である。本書が漫画になった、編集者を温泉に自費で連れて行った、という話に
始まり、果ては現代の政治を批判するにまで及ぶ――それも「とっつぁん坊や」「洟垂れババ
ア」という単語を並べて、というか、並べただけで――のだから目が離せない。本書の内容だ
けでなく、作者の人柄にまでホラーを含めるという発想には、もう脱帽するしかない。
最初に述べたとおり、これは小説の枠を超えたミステリーそのものだ。そしてその得体の知
れない謎こそが、世の中で最も恐るべきホラーなのだ。この「いま、殺りにゆきます」は、そ
んな不可解な恐怖がみっちりと散りばめられた希有の作品集である。本書それ自体がひとつの
都市伝説となる日も、そう遠い未来の話ではないかもしれない。
ああ、間違いなくラノベだなw
乙
俺もコンビニで買ったよこれwwwwwww
だってタイトルが素敵すぎたから
これはすばらしい褒めちぎり
こんなに読んでみたくなったのは久しぶりだ・・・
ちょっとコンビニに行ってくる
「今、殴りに行きます」を思い出した。
ステキタイトルw
>>313-314 火薬の香りを最小限にとどめ、地雷を上品な甘さでコーティングした褒めちぎり乙。
>>321-322 火薬の存在をこれでもかとアピールしているのに読みたくなる。ふしぎ!
一見不躾な発言でスレ住人の褒めちぎり魂を刺激し、良作を立て続けに投下させたことといい、
管理人に忘れ去られかけた
>>311を発掘させしめたことといい、
ID:iN9VqA44のスレ活性能力には脱帽せざるをえない。
>>328 いやいや、あんたの
>>311に対する褒めちぎりも大したもんだぜ
やっぱ、一面における真実をまじえ、巧妙に表現を歪めるのが秘訣か
なんというツンデレ…じゃなくてデレツン?
きもち悪いスレだな
きもちいいスレだな
生まれついてのネタスレです故
…油断してると、貴方も褒めちぎられるかもよ?
>>333 さりげない言葉の流れで、人のためにと警鐘を鳴らす。
いやあ、なんと親切な御方だ。
ここまで徹底すると気持ち悪さ超えてすがすがしいな
すげえなお前らw
正気にては褒めちぎりならず
つま小道は死狂い也
単にツマラン小説を読まされて、怒りの余り一時的に気が変になっている可能性は否定できないなw
出来不出来の激しい作家の新作を読んで、このスレで褒めちぎらなくても良い出来だったときの安心感と
微妙な寂しさ。
最近大爆発起こすようなのにあたってないんで褒めちぎれない。
ていうかショートケーキプリンセスでさえ楽しめた自分が
褒めちぎれる作品に出会えるのだろうか。
タイトルから西尾臭のする嘘つきみーくんとか手を出してみたけど
主人公のヒロインへの純愛に心打たれた。
・・・嘘だけど。
ストレートな褒めちぎり増えたな……
152 :イラストに騙された名無しさん :2008/01/12(土) 17:17:29 ID:bLvMxfZk
野村美月だったら「うさ恋。」をオススメしておく
おかげで未だに文学少女に手が伸びない
あれを越える作品が書けるとは思えないから・・・
ぬう、まさに正気ではとても及ばぬ褒めちぎり
>>340 ストレートって、美点を取り上げる方?
それとも、悪いところを取り上げる方?
皮肉と諧謔が足りないと言っているんだろう
ガラクタ・パーツ
特に地雷の臭いがぷんぷんするぜぃ
というか全部地雷に見えるのは気のせいなのだろうか
>>344 ああ・・またイラスト「だけ」いい作品のオンパレード
買いたい。でも買ったら絶対後悔する
ドラゴンとか天使とか我慢してるだけでも大変なのにw
ガラクタ・パーツ文章きついなw
乃木坂と勝負できるレベルのやばさだ。
それほどの逸材かw
と思ったが公式読んでみて思った
乃木坂に失礼だw
ロケット大好き! 過去一番好きなアニメは「オネアミスの翼」という俺が
『アストロノト!』にチャレンジしてしまいましたよ?
ロケット打ち上げものならどんなものでも楽しめる俺!
赤松中学……? なんか作者名がヤバそうだけど……でもロケットだし……
…………………………即死。
地雷を踏むってこういうことを言うんですね。誰か褒めちぎって……
『シュレディンガーのパンツ』という言葉に感銘を受けた
ペイン・キャプチャー/渡部狛
能力者ものが好きなので表紙に釣られて買ってみた
主人公は対能力者警察のような組織に入っている
ここまでは奇抜な発想などない普通のラノベである
だがその主人公が持つ能力は自分の近くにいる能力者とダメージを共有するものだった
もちろん能力者近くに数人いたらなどの情報は与えず読者の混乱を防いでいる
更に戦闘シーンは秀逸で仲間が主人公の足をうつことによって相手を動けなくする
などという斬新な発想で私達を驚かせてくれる
そしてミステリ要素まで含んでいる所がまた凄く
ミスリード連発により読者や主人公達を攪乱し
じれたところで犯人が自白するという
誰もがやったことのないことを平気でやってのける
もはや新ジャンルである
みなさんもこの作品を手に取り新世界へ旅立ちましょう
淡々とした褒めちぎりが素晴らしいw
ダメージ共有……う例えば上遠野浩平あたりが書けば、読みやすいセンチメンタルな小説になりそうな設定を、
そこまで昇華するとは……!
431 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/16(水) 19:20:18 ID:JpCKQdtB
>>430 成田作品はよくB級映画に例えられる。
B級?なんかショボそう…。そう思う?
いやいやいや、違うね。
確かに誰にでも受けるってわけじゃない。
文章や展開が小綺麗に整えられてるわけでもない。
代わりに、一度ハマればクる。
パワーがあり勢いがあって実に爽快、のめり込む。
群雄活劇が苦手?大丈夫、あれはそんなもんじゃない。
外伝は好きか?お気に入りのキャラの違った側面にときめくか?
あれはそういうもんだ。自分のひいきが主人公。
同じ巻内の随所に散りばめられた緻密で重厚な外伝を楽しめ。
何から手をつけていいのか分からないならまずは「バッカーノ!」
やっぱデビュー作にはそいつの原点と基礎が詰まってる。
作品が一番雄弁に語ってくれる。
次か?
成田好き数人に「一番好きな成田作品は?」と聞けば
三者三様、十者十様の答えが返ってくる。そういうことだ。
自分で書店に行って自分の手に取って見比べて自分で選べ。
〜〜から読まないと話が分からないなんてことはないから心配ない。
それでも気になるなら、成田スレでオススメ読順を聞けばいい。
長くなっちゃったけど一言でいえば、
「損はさせない」
最後の一言以外は見事な褒めちぎり以外の何物でも無いなw
最後で白けるな。実に惜しいw
ここが出来る前はあっちのスレにも
こういうタイプの後押しが結構あったんだよなw
このスレの住人的には間違ってない気もするが>損はさせない
つまり、ここ以外では間違いなく両刃の剣ってことだろw
地雷と聞いちゃ、踏まずにゃ居られネェ!
それが褒めスレ住人
けれど新品で入手する度胸もネェ!
そんなのも褒めスレ住人
他人が埋め直した地雷をわざわざ踏みに行くのもスレ住人w
なんつーか、伊達と酔狂と・・・いやそれだけの集団だな、ここ
それ以外人生に必要なものなんかねぇ!
愛と希望くらいは欲しいなあ
地雷を踏むことに希望を見いだし、地雷に愛しさを抱く
地雷そのものに愛を感じるようになる、か
地雷神光臨
赤の他人に傷つけられるより、愛するものに傷つけられたほうが痛い
おまいら哲学語っててかっこいいと思った。
おまいら頭おかしいんじゃね?とも思った。
馬鹿と天才は紙一重だしな。俺にはわからん。
ガラクタ・パーツ、久しぶりにこんな震える地雷が来たな・・・
編集側が19歳と打ち出しているのは一種の免罪符がわりなんだろうな・・・
へ?地雷処理人招集のビラの代わりかと思ってた
本来目立たないように作られる地雷だが、中にはカラフルに塗装するなどして、わざと目立つようにしたものがあるという。
実は、こういった地雷は、好奇心旺盛な子供の目を引くことで起爆し、周囲の人間を巻き込むのだそうだ。
・・・コンピュータ、インターネット、カーナビ、近代飛行機、新しい技術はいつも戦争から生まれる。
ライトノベル業界も、いよいよ革新の時期に来ているようだな・・・。
ガラクタパーツ、なんて、恐ろしい・・・・・・。
つまり、この板の住人たちには当たり前すぎて誰も踏まない地雷も、
直木賞とペイントするだけで多くの一般市民を巻き込む大量破壊兵器になると……
桜庭は撒き餌か!
桜庭はおもしろいからなぁ
桜庭のハードカバーの隣にGOSICK並べてきたお( ^ω^)
本編は普通に面白いぞ、ゴシック。
いや、最初読んでいるうちはその魅力に気づかなかった。
でも、ゴシックエスをよんだら、ゴシック本編がいかに面白かったかに気づいたんだ。
エスと本編どちらを読むかって言われたら、俺は本当に迷わず本編を選ぶ。
ゴシック本編はそのくらいに面白い。マジで。
なんという五行褒めちぎり
『このライトノベルがすごい2008をよんで。』
桜庭の直樹賞受賞の陰で笑うものがいた。
その名は―――
「 中 村 苦 労 」。
おそろしいことに最新刊・樹海人魚が新人作家の中で29位という快挙を獲得した。
ランクの信憑性、出版社の命運を賭けた体を張ったノリノリの褒めちぎり。
一見した所そのよう思われた。
しかしエルルゥと一緒に笑っていそうな名前に反して、苦労は業界切っての実力派だ。
読む者を涙の中に屠り、笑う者を文字の中に埋める。
独特の詩的なセンスが読む者を魅了して已まない。
新文学形態・ホメチギラレの根を張った功績から鑑みるに受賞も当然であろう。
続編も発表され波に乗る苦労。人魚のように軽やかに列島を席巻する。
「芥川賞を取る」
そんな意気込みを感じさせるような29の数字だった。
でも新人で29位って相当低いよな、褒めちぎるまでも無く低い
いや苦労先生の話題性を反映しない不埒なランキングを褒めちぎっているのか
なるほどぉ
九郎、樹海が出たときには既にベテランもベテランじゃねえか。
あとな、芥川賞なんて彼にとってはゴミみたいなものだ。
彼の目標はノーベル賞に勝る規模の中村九郎賞の設立だ。
中村九郎賞………大量破壊兵器を量産する賞ですね!!
ノーベル賞の精神と反しまくってるなw
地雷で吹っ飛ぶ痛みを全人類が知れば
誰も地雷を使おうとは思わなくなる
そういう迂遠ながらも世界平和への祈りを込めた賞なんだよ!
それなんてガンダムWのトレーズ閣下?
そんな目的の下に集った憂国者達の秘密プロジェクトにより
携帯小説が絶賛配信中なわけだが、
その成果はいっこうに上がらないどころか
各所から感動の声が届けられているわけだ。
地球人類が全員地雷に慣れ親しみマゾになれば、暴力が戦局的優位性を失う。
それを狙った賞だと聞いたが果たして・・・?
このスレを利用した実証試験では、一応の成果を挙げているようだな。
地雷の敷設は順調に継続されているようだから、あとは褒めちぎりを布教していけばいいわけか。
>>383 大先生の偉大さをわからないランキングへの褒めちぎり乙。
斬新な発想をありがとうw
てかそろそろ新型爆弾群の発売日では?
なんか「学園なんやら〜」の帯がすごい褒めちぎりだったきがする。
なんだったっけな・・・
このスレのおかげでレポートが一つ片付きました。
本当にありがとうございました。
えええええー?
396 :
イラストに騙された名無しさん:2008/01/22(火) 01:31:40 ID:53FJK8AR
後で思い出すときにはそれなりに楽しめるけどさ、
地雷って読んでるときはかなり苦痛だよな・・・。
陳腐さとか、幼稚さとか、作者の人格を見るようでさ・・。
痛快な気持ちで読める地雷を踏んだ事がない俺は未熟なのだろうか?
基本的には好きな作家が、やりたいこと・好きなモノを詰め込みすぎたために小説として地雷になってるようなモノは
「あちゃー、やっちゃいましたね!」って感じで割と痛快に読める。
誰がアサウラの話をしろといった?
まぶらほ 凜の巻凄いなぁ
凜派閥の人には必須の巻だよマジで!もう凜可愛くて可愛くて築地尊敬しちゃうよ
凜派閥の人は買いだよ!絶対買いだよ凜派閥の人は
課題図書
747 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2008/01/22(火) 15:51:17 ID:rUPPyrgU
生徒会の一存が酷すぎる件について
久しぶりに褒めちぎるスレで書こうとしたがその気力すら奪われたorz
これでGOサインだした編集は本気でどっかセンスが致命的にズレてるとしかいいようが無い
756 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2008/01/22(火) 16:41:46 ID:eay5ltBI
生徒会の一存読んだ
なんていうか・・・エロのないエロゲをやった気分。なんとも微妙な読後感だ
特別なウリのないギャルゲをやって楽しめる感性の持ち主なら楽しめるだろう
漏れには微妙だった・・・
760 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2008/01/22(火) 18:33:43 ID:rUPPyrgU
>>748 さっき読んだばかりなのにもう思い出すのも億劫だけど
酷さを例えるなら、でんでんの鏡が延々と一冊丸々ダンゴネタ書いたモノと同等かそれ以下。
鏡のギャグセンスと同ベクトルなモノに加え
ヲタが書いたヲタ妄想を見ている感じと言うか、邪気眼や中二病コピペを見ている感じと言うか
読んでるこっちが頭を掻き毟りたくなる様な空恐ろしさ
更に延々と平坦な地面が続くような起伏のない展開が合わさった久しぶりに地雷らしい地雷。
この読後感は浅沼の野菜以来の稀有さ。ホントお勧め。
褒めてねえ・・・いや、こういう使い方も有りか
葵のブログではすでに2巻が告知されています。
403 :
393:2008/01/22(火) 20:06:30 ID:gmOuPvON
>>400そうだ!それ…気になってかっちゃったんだ。あひゃひゃひゃひゃ。
【生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録 1 (富士見ファンタジア文庫 ) 著:葵 せきな 】
正直に言うと、褒めちぎろうとして買った。
しかし見事に期待を裏切って褒めちぎる気力すら奪われる程の神作だった。
帯には「ファンタジアきっての名作」と題打ってあるのにも納得の作品だった。
わかりやすく纏めると
地雷原に地雷踏みに行ったら自分の足はありませんでした、くらいシュールかつ斬新な体験ができる。
今年を残す所十一ヶ月となった今、今年一番の作品として推薦できるのはこの本を置いて他にない。間違いない。
内容は出だし3ページ(校則除く)を読んだだけで、クトゥルー級の幸せの言葉を吐きそうです。
地の文、会話文の中で猛威を振るうネタの数々に心揺られました。
ヒロインや主人公がハルヒネタ、ひぐらしネタを叫ぶのに強い親近感を覚えます。
イラストの方もアニメ化された人気作品H2Oの漫画を描かれている著名な方です。
原作の絵師さんに「糞」作品と公式に非難されているにも関わらず健気にも連載を続ける頑張りやさんなのです。
そんな芸術の結晶、みなさんもご堪能あれ。
だまされてるんじゃないかと思う人もいるかもしれない。
でも大丈夫。ちゃんと読んでみるんだ、後悔はしない。そんな生半可なものぢゃないから。
もちろん買う人も多いだろうからアドバイス。今ならゲーマーズだとサイン色紙だったかポストカードが貰えるはず。
588円で人生で一度とない体験ができるんだから安いものだろ?本屋もまだ開いてる。
書いてて思う。
碧陽学園生徒会議事録 1?
>1?
>1?
>1?
続くの…?
著者ブログ
ttp://sekina.exblog.jp/ ・私の「生徒会の一存」もどかっと…ない!
・本があったら、サイン本にして更に販促を促すぐらいはやれたのですが……。
・私のやりたかった「エンターテイメント」
・私的には嬉しいっていうのは、この本に関する感想 「笑った」「気軽に読めた」
・「普遍的に人気ある作品だったり流行」をネタにする
・「パクリ名言」でも成り立つ
・売れ切れの店も多い。妙にレア度が高まっている模様。
なんか下手に私が褒めちぎるより、作者の方が1枚も2枚も上手かもしれません。
取り乱してしまいすみませんでした。連投すみませんでした。出直してきます。
九朗の二代目を担う逸材の悪寒!!
>>405 いくらなんでも読者より前に自分で褒めちぎるのは反則だろ。
このスレッドの趣旨とは異なると思うんだが・・。
富士見ファンタジアでまともに読めるものを俺に勧めてくれ。
9TAILSとかもう嫌なんだ・・。
二ノ宮くんも今が旬だな
金字塔のまぶらほ忘れてますよ
カンフーファイター
カンフーファイターはすごかったな……
あれを褒めちぎるにはどうやったらいいのか、いまだに良くわからない。
「紳士の嗜み」とかキーワードを作ればどうにか行けそうな気もするが、
残念ながら、あの希代の奇書は、既に手元にはない。
あれを褒めちぎった先人は、心底偉大であったと思う……
>>405 作者の発言もコメも読んでて鳥肌たった
すごいなこれは
久々に読まねばならぬと使命感に燃えた
やべ超気になってきた
今日買ってこよう
>>417 親切、いやおせっかいな奴もいたもんだw
生徒会の一存は読んだけど地雷じゃないよ。
萌えと見せかけて陵辱ゲログロといった卑劣なトラップもない、真っ向スタイル。
全く以て埋まってないというか、地雷という人はただ単に萌えにツンデレなだけかと。
内容は、漫画で例えるなら純愛エロゲをベースに(モテモテ王国+マサル+絶望先生)系統で掛けて、
エロシーンを抜いたドリキャス移植版って感じ。まあパロディの応酬で作られているんだけど、
そんなものに過度のオリジナリティなんて求めちゃいけないし、そういうジャンルが
ラノベで出たことが、まず快挙なんじゃないかな。ネタは葵せきなお得意の
アニゲー漫画ラノベの範囲で収まってるので、萌え重視のMFJ好きのラノベ読者なら、
それほど違和感なく作品に浸れると思う。それより驚きたいのは、
富士見ファンタジア文庫からこれが出版されたこと。レーベルでも一番頭堅そうな所なのに。
守備範囲をスニーカーやMFJまで侵略するような、この編集部も捨てたもんじゃないなと考えちゃったね。
二ノ宮やまぶらほという内容はともかく売り上げスタメンクラスすら忘れて
守備範囲云々言ってる時点で信者目線
>>425 ここが何のスレかわかって言ってるのか?
【生徒会の一存 (葵せきな)】 富士見ファンタジア
この文学をみなさんが誤解されているようなので蛇足かと思いますが説明したいと思います。
生徒会の一存は短編集形式で語られる物語です。
人気連載作品でした、故に一話完結という読みやすい形です。
同じ短編の名手、しにバラのハセガワケイスケさんの作品のように、さらりと読むことができます。
舞台は生徒会室だけで展開されます。某涼宮さんの学校のように慌しい事はありません。
室内で会長のわがままを聞くという話です。全ての話の構成はこれに集約できます。
そして登場人物は5人。会長、副会長、副会長、書記、会計。
どうです?覚えやすいでしょう。
ややこしい通名も無く、これ以上覚える必要もありません。
特筆すべきは随所に織り込まれる多作品から選ばれたネタの数々です。
それらはそのネタ自体が人気を持つ程千連されたものです。寒いギャグより『パクリ名言でもなりたつ』。
引用され親しみのあるネタの方が読む方にも読みやすいものです
AA等と同じことです、親しみが湧くじゃないですか。
また作者ブログに毎日行くほど、私はこの作家さんが大好きです。
また今日(1/24)も売り切れの話をされてました。すごい売れてるそうですよ。
1月19日から今日まで並ぶ「金」「売り上げ」「重版」の言葉には圧倒されるばかりでした。
『売り上げ=人気・作品の質』なのです。
試しに「売」の漢字の個数を数えてみたところ27回でした(19〜23迄5日間)。
数字から見ても、内容的な凄さでも、これを地雷という人はおかしいんじゃないですか?
一部の人は、ネタの多さや文章展開、ゲームを小説化等と非難されているようです。
そんな人たちはきちんと内容を吟味して、よく考えて発言して貰いたいと思いますね。
なんせ続刊なんですから。今後の展開が重要な鍵を握ってるんですよ。
偉い人はよく言います、これからが本気の俺だ、と。
作者の本気はこれからです。4月に新刊が発売されますよ。
そろそろブログに予約殺到の二文字が踊り狂う頃でしょう、ちょいと見てきます。長文失礼しました。
>>試しに「売」の漢字の個数を数えてみたところ27回でした(19〜23迄5日間)。
これだけでこの作家を永劫応援し続けようと決めた
429 :
427:2008/01/23(水) 18:57:41 ID:KRYYNVNv
>>428 「売」を集計したのは5日間で、27個でした。
しかし1/22は一日に4回更新されていました。
誤解を生じさせるような書き込みをしてしまいすみません。
正確には一日で
「重版」 3回
「サイン + 特典 +販促」 18回
「売」 12回
です。別に勘違いして欲しかったわけじゃないんだからねっ!!!
≫430
数える時秀丸エディタにコピー&ペーストして、別の文の残り粕が付着してしまいました…。
読み返して見ると数で示してばかりですね。慣れない事はしない方がいいっすね…。
つーかカンフーファイターは真面目にオススメだろ
ネタとしてなら東京忍者を勧めている所だ
問題なのはスレ違いと言うことだ
>>426 425は多分つまらなかったスレと勘違いしてるんだろう。丁度あっちでもタイムリーに
生徒会ネタで盛り上がってたから。
今書店にいるんだがアリフレロ、黒白、樹海、一存がそれぞれ一冊だけ置いてある。どうしよう?
>>436 つまんねーと思う奴を、貶めるような文章だから読んでてつまんねーんだとおもうよ
>>437 貶めるって……どのあたりがそうなってるんだ。悪いが指摘してくれないか?
>>435 もう遅いだろうが、地雷は撤去するべきだと思う
>>435 他の人が地雷を踏んだらどうするんだ?
お前は自分の財布のことしか考えないのか?
全部買え。
それだけが私の望みです。
追伸:
生徒会の一存買おうか買うまいか悩んでるんで、買ったら褒めちぎってくれ。
購入はこのスレ的に決めるからw地雷じゃないなら回収しなくていいだろうし。
とりあえず絶版になっているらしい黒白と一存だけ買いました。
前期入試が近いので時間があれば初めての褒めちぎりに挑戦したいと思います。
>>442 入試終わってからにしれ……
悪いことは言わないからさ
さすがに他人の人生を褒めちぎるのは嫌だからな…スレ的な意味で。
普通に他人の人生を褒めちぎるハメになるのも、宮仕え的な意味で嫌だけど。
>>445 宮仕えに限らず、褒めちぎりってな社会人にとって必須スキルだろ常考
まあ、職によっては最低限でいいのかもしれんが…
で、
>>442は読むのも褒めちぎるのも入試が終わってからにしなされ
人生の先輩たちからの真摯な助言です
>>446 ぶっちゃけ、フリーになればなるほど褒めちぎりスキルがないと食っていけないもんな。
本気で宮仕えだと、むしろ椅子にふんぞり返るだろうし。
うちの会社で作ってる側の連中の一部には、後でお客さんに土下座で済めばいいけどレベルの対応をする奴がいるから恐ろしい。
>>447 作る側の人間はそういうことを培ってないし、
また求められてもないから教育もされないしな。
生徒会よんだけど、普通だった。痛いことは間違いないが・・・
苦労先生LVの衝撃を期待したのが反動で面白くみせたんかもしれn
つまりこのスレで社会に通用するほどの褒めちぎりスキルを
磨けという事なんだな?
よし、新しい地雷を探しに行ってくるぜ。何か違う気がするけどな!
皆どうしちまったんだ…
やっぱり生徒会のアレっぷりで方向感覚が麻痺してあらぬ方向h(ry
つまりこういうことか。
私を変えた1冊――「生徒会の一存」
むしろ
私を換えた1冊――「生徒会の一存」
そういえば、作中で褒めちぎりの手法が使われてたな。
逆さメットがどうとか、「嘘は言ってない」くらいの
【ガラクタ・パーツ(集英社SD文庫)片桐敬磨】
先日SD文庫より発売された、新人作家のデビュー作である。
SD市場最年少19歳デビューと銘打たれた宣伝文句は、SD編集部の期待の高さを
うかがわせるものであり、その内容も大変前衛的な物といえよう。
何より特筆すべきはその文章力である。行ごとにコロコロと変わる視点、そして
ぼかされた主体によって、読者は否応なしに混乱をきたすことになるだろう。
小説において、一文字、一単語をじっくり読んで意味を考えるという国語の原点と
言えるべきことを改めて思い知らされた気分だ。そんな文章が全編300P以上にわたって
続くのである。ただ残念なことに私程度の読解力では、どんなにじっくり読んでも
作者の文章の意図に届けているとは到底思えなかった。非常に残念である。
ただこれだけは言える。おそらくこの作品を読んだ後であれば、どんな小説を読んだとしても
おそらく大変読みやすく感じることであろう。だがそれは逆に言えばいかに読者に
媚びているかということになるのではなかろうか? そう思えてならない。そう言う意味で
安易に読者に媚びることなく自分の文章を貫いた作者に敬意を表したい。
また、ネタバレになってしまうため詳しくは書けないが、たまたま主人公たちと
一緒にいて、事件に巻き込まれたというはずの設定の少年が、知らぬ間に仲間になって
当たり前のように、秘密結社の裏の作戦に参加していたりするところに驚きを覚える。
(ちなみに主人公達は、その秘密結社の社員である。)
これまで、秘密結社といえば、とかく裏に潜ったり、隠れたりという表に出ないイメージを
持たれがちであったと思うが、作者はそんな既成概念をあっさりと壊してくれたのである。
裏組織における新しい在り方の道を示してくれたのではなかろうか。
その他色々語りたいことは尽きないが、この意欲作を発売に踏み切った
SD編集部の英断に敬意を表したい。
相も変わらずSD編集部が「英断」を、性懲りも無く続けているのは良く分かった
ぼくたちには野菜が足りないって言葉聞こえた気がする
>>455 表紙にまでガラクタと書いてあるにも関わらず
踏むなんて……
乙
>458
何言ってやがる。
俺たちは「踏むもの」じゃないか。
俺たちが地雷を踏んで、どれだけ高く空に吹き飛ばされ、
そこでみた空の青さ、はるか高みから見下ろすその大地、
全てを伝えるのが俺たちだろう.
というわけでおれも期待でwktkしながら
パーフェクト・ブラッドを表紙にだまされて買ってきたぜ。
さあ、俺を高く高く空に吹き飛ばしておくれ。
>>459 馬鹿野郎!椋本夏夜嬢が描いてればかなりの確立で地雷だろうが。
椋本夏夜嬢のイラスト=放射能マーク
レベリオン大好きです。
レジンキャストミルク色々な意味で大好きです。
椋本嬢の絵があれば、たとえAddでも愛してみせる
Addの絵は最高
絵「が」最高
あの人はとことん作家に恵まれない絵師だよな
なによその原画Tonyゲー
なんだか俺がいっぱいいるぞ
そんな俺はしずるさんシリーズっていう画集が大好きです
>>467 お前・・・しずるさんはかどちん好きがしずるさんとよーちゃんの会話や他作品とのリンクに
ニヤニヤするものだろ?絵だけじゃないんだぜ・・・
まあかどちんの他のシリーズを読んでないとちょっと頂けないのも事実だが
470 :
476:2008/01/28(月) 23:35:35 ID:F4S6oizT
>>468 マジレスされてびびった
単に椋本夏夜の画集発売に繋げたかっただけなんだw
未来安価!
このような者をつま小スレに立たせて良いものだろうか
>>467はなぜこの名前欄を…
なんたる異様な(股間の)盛り上がり
>460
しずるさんのことかー!
遅すぎるわ!
ヒトケカラ 著:星家なこ MF文庫
この本を例えるのに相応しい言葉がある
淡雪
読み終われば、全てが雪のように儚く消えてしまうだろう
シンプルイズベスト!
初めてだったんだけど、想像以上に難しいな
長くしようとすると際限なく長くなりそうだったので、逆に短くしてみることに
少し聞いてくれないか?
普通、知らない本を最初から地雷と期待しては買わないだろう?
少し忙しかったので積んでおいた本を読もうとしたんだ
その前にふとここを覗いて見たときに、その本に対する先人たちの華麗なるレビューを見たときの
orz
といったら……
……そうだよ、この本だよ
いきなり地雷めぐりモードになっちゃったよちきしょー!
新刊の読み方じゃねぇorz
「ココに地雷があるよ」と言われると
普通の人は「良かった、地雷踏まなくてすむよ」と考える
このスレ住人は「ホントに地雷なのか?」とワクワクしながら踏んでみる
このスレ常連は「俺の方が良く飛んだ!!」と何か間違った比べ方をする
そして歴戦の常連こそ「ココに地雷があるよ!スゲーYO!!」と、誰よりも早く地雷を探し出す事に夢中になる
コレは禁句だろうか・・?
ライトノベル≒地雷
スレ違い
スタージョンの法則ですな
478だけど
もう少しジョークの効いた印象で言いたかった。スマソ。
その謂いにならえば地雷というよりブーブークッションではあるまいか
>>477 いやね、名前の知らない未知の作家だったから、面白さを求めていたわけですよ
例え地雷だったとしても、
「うわ、やられた!」
的なギャップも楽しめるし
最初から地雷と分かっていて読むのも好きなんだけどねー
地雷だと思って読んだらそうでもない……がしかし面白くもないとき
どうせ吹き飛ばすなら一思いに粉々にしてくれと思ってしまう
好きな作家や好きなシリーズの新刊発表より
アレな作家の新シリーズや、新人デビュー作のあらすじ読んでビビッ!と来た時の方が
なぜか翌月の発売日が楽しみだったりすると、もう末期
先に褒めちぎられないように、本より高い電車賃出してフラゲしてみたり
新規カキコを読んでネタバレ…ではなく先に素敵レスされ撃沈されるのを避ける為に
褒めスレ禁止令を出し本文を見ないようにするが、
自分の褒めレスより先に似たような感想書かれないように、
新規レスを流し読みチェックだけするようになると、もう末期突破、
このスレの住人ではなく牢屋主の一員
書評サイトで好きなシリーズについて、自分と近い感想書かれるより
無理矢理なマンセーっぽい記事を見て
「アレ?・・・これもしかして褒めちぎり?記者、褒めスレ住人か?」と感じたときの方がニヤリ!とする
>>485 真性だ…真性がいる!
地雷マニアの俺にとって、ラノベは天国
ミステリは可もなく不可もない作品が多すぎ
やるなら徹底的に吹っ飛ばして……
彼岸島スレにここと同じような匂いを感じた。
ここの住人が丸太かついで地雷原に突っ込む姿を想像して吹いた
彼岸島褒めちぎりって
遭難の際現地調達できない塩分の摂取のためにと登場人物が味噌を懐に忍ばせていたり
些細な行動にもリアリティのある描写が行き届いていて作者の繊細な作風が伺える
とか書けばいいのか?
紳士(ネタ)系スレってどこの板にもあんのな、やっぱり
褒めちぎりというか、彼岸島スレの場合諸々のツッコミどころをポジティブに解釈しようとしてる。
そういう点で似ているような気がした。褒めちぎりとは少し違うけど。
マルティストのおかげで完全にギャグ漫画としてしか見れなくなった。
前向きで良いことだと思う
金払ってるなら楽しめなきゃ損だ
おまえらファミ通の新人読んだ?
ぱっと冒頭数ページ読んだかぎり全部から地雷臭がするぜ。
今、雅先生の〜とかいうの読んでる途中だが今のところ期待どおり。
今日か明日にでも投下するわ。
>>493 とりあえずグリズリーだけ買ってみたけど……すごくこのスレ向けでした
ちょうど投下しようかと思ったら、グリズリーがこのスレ向きというやつがいるとはwww
読んで褒めちぎりたくてたまらなかったのだが、
公式発売日の翌日0時解禁だから、もう投下しても良いんだよな?
公式発売日は昨日らしいからOKだね。
書店で見かけたのに突撃できなかった我等を許すな。
>>496 dクス、では僭越ながら、
サージャント・グリズリー (ファミ通文庫) 著:彩峰 優
美少女とは何か?と考えさせられる。
美少女の転校生のやってくるのだが、主人公にはクマとしか認識できないのだ。
なんというギャップだろうか。クマのぬいぐるみをかぶっているだけかと思うと、
ヒロインは生鮭をかぶりついていたりと混乱させられる。
日常の中の非日常?世界がおかしくなっているのか?
主人公がおかしくなっているのか?さまざまな推測をするも、物語は進んでいく。
惜しむらくは、中盤からサブキャラに罵倒されたり被虐されだしたり、
敵キャラに理由もなく操られたり、ところどころ抜け落ちていると
感じる部分がある点なのだが、作風を変えサブキャラに補正を加えるなど、
読者を飽きさせない意図していると思われ、現代人の貧困な想像力に憂慮し、
脳を刺激するために読者の想像にゆだねているということなのだろう。
残念なことに鮭が出てきたあたりで私は理解することを放棄してしまったが、
この本はおそらく、こう問いかけているのだろう、
___美少女ならば、クマでも萌えるのか?、と。
>>497 何をやりたいのかはわかるが、「褒め言葉」がないから褒めてる感が薄い。
もっとわざとらしいくらいで良かったかも。
サージャント・グリズリー (ファミ通文庫) 著:彩峰 優
――次のドラマは「熊女あづさゆみ」で決まりだな。
問答無用で頷いてしまう、そう、これこそは流行のハイエンド。
本書は「美形の覆面レスラー」「首なしの美女」などで有名な一連のジョークに
インスピレーションを受けたのか、「クマの着ぐるみを纏った美少女転校生」
をテーマに、読者の常識を破壊するダダイズムに満ちたストーリーを紡ぎ出す。
哲学的な問いの一つとして「誰もいない山奥で木が倒れたとき、音は鳴ったのか?」がある。
常識に縛られた人々は「誰も聞いてなくたって音は鳴っただろ」と白けた顔で答えるだろう。
そこに、作者は隙を見出した。鋭い筆先は容赦ない舌鋒となって読者の認識を襲う。
「ならよ、美少女がクマの格好して生鮭にかぶりついたって、そいつは美少女なんだよなぁ?
たとえ主人公がその顔を見ていなくたって、無人の山奥で倒れる木の音くらいには確実なわけだ」
類希な、というより、彼岸を見詰めているとしか思えない眼差しが作品の根底を支えている。
単に「シュールだ」「意味不明」で片付けるのは、見識が浅いと言わざるをえない。
情報と知識に飽和し、精神的な肥満児に陥った現代人を苛酷なシェイプアップの道へと誘う、
これは真正のフィロソフィー。「知の化け物」として君臨するからこそ、峻険な山岳にも似て安易な理解を阻む。
さあ、知のアルピニストたる読者たちよ、怯むことはない。
もし君たちが足を踏み出し、道半ばで果てたとしても、後続の者たちが遺志を継ぐ。
そしていつか、誰かが遙か高みへと辿り着くはずだ。私でも君でもない、きっと誰かが……
挫折したんかいww
>>499 ワロタwww
作品への深い理解が良く出てる褒めちぎりだなwww
>>499 "Because it is there."(そこに地雷があるから)
雅先生の地球侵略日誌(ファミ通文庫)著:直月秋政
諸君は「戦隊ヒーロー」ものをご存知だろうか?
そう、日曜の朝にやっているあれだ。
おそらく、誰しも一度は見たことがあると思う。
本書はその「戦隊ヒーロー」ものに対する著者の溢れんばかりの愛を形にしたものである。
友人との話題で戦隊ヒーローものの矛盾点や不思議なことを挙げてした笑い話。
本書は、その語りつくされつつも継承されないであろう話を文書化するという偉業を成し遂げている。
しかも、敵の女幹部の語りと言う形で。
なんという斬新な発想だろうか。
読み始めたとき、私は思わず絶句してしまった。
主人公である女幹部は真面目な努力家だ。
しかし、仲間には足を引っ張られ、物語特有のご都合主義は敵に味方し、むしろ不都合主義となり
現在248連敗中と言う不運さである。
そんな現状に対する不満とご都合主義への批判をこれでもかと言う饒舌さで語り、
メタに次ぐメタ、パロディに継ぐパロディで笑いを誘う。
新人ながら、少年誌であるジャンプのギャグ漫画の後期のような独特の味をかもし出しているのだ。
しかし、我々にこれを素直に笑うことができるだろうか。
終盤、万全の策を用意した主人公は気合だけの敵に敗れる。
そして、努力した主人公は見下され、
努力をしていない人間が、人としての器が大きいように描写されるのだ。
これは現代社会への警鐘に他ならないように思える。
つまり作者は、笑いを誘っておきながら、それで笑ってしまう読者の無自覚さを笑っていると言えるのではないか。
そして、「戦隊ヒーロー」ものに対する見方を改めるべきだと言っているのではないだろうか。
「戦隊ヒーロー」ものとは人間劇である。
我々はもっと多くのことをそこから学ぶべきだ、と。
本書を読み終わったとき、私は思った。
「色々あったけど、私『戦隊ヒーロー』ものが好きです!」
終始これ程のハイレベルで褒めちぎりきるとは先人に対する嫌がらせとしか思えない
>>497書評サイトで見て気にはなっていたんだが…
>美少女ならば、クマでも萌えるのか?
↑これの意味がマジで解らない
>>505 読んでねーから知らんけど、萌え作品への感想というか揶揄に
「萌えオタどもは美少女だったら何でも良いんだろw(逆説的に自分は萌えオタじゃないから良くないと言いたいのか)」
ってのがあるが、それへ向けた作者なりの挑戦状ではないだろうか?
その挑戦がどんな結果になっているかは、読んでねーからもちろん知らんが
>>503 これ、このまんまの物語であったら
かなり素晴らしいものではなかろうか……
>>503 俺も結構良さそうに見えるが、いったいどこに地雷が埋まっているのだ……
509 :
497:2008/02/01(金) 02:17:45 ID:t+rNboGt
>>505 美少女でクマ⇒萌えという、
メタ萌えに挑戦した作者に敬意を表する的意味で入れたかったのだが、
褒め言葉分が足りなかったか。もっと褒めちぎりを勉強してくる。
ネタについては真摯だな、このスレの住人は
しかし捨熊やかのこんなどこのスレでは有名な作品が次々とアニメ化されると
もしかしてオレの感性が間違っているのかと不安になる
あと2つ+スニーカー一つ…どれでやろうかね。
そもそも美少女が熊に見えるなんてダカーポが既に通って黒歴史にしてるだろ
かのこんはつまらなさでこのスレに投稿されたわけじゃねーからな。
いや、褒めちぎり始めたのはマジつまんねーと思ったからですよ?
深く読み込むにつれその深奥で輝く西野哲学に魅了され、今ではすっかりぱいぱいぷー
しかし最後のかのこん褒めちぎり投下から1年か……
ハイペースで褒めちぎりを連発してた頃と比べると、実生活の方が忙(以下、自分語りプレーンテキスト11KB分省略)
先日リハビリを兼ねて
>>331の一行レスを力の限り褒めちぎってみたんだけど、
当時のdion公国は不当な長期封鎖をかけられていて完璧に旬を外しちまったし。
世の中ってむつかしいね。
かのこんは完結まで待ってまとめて褒めちぎるかなぁ。
>>499 GJ!
なんだか遺志を継ぎたくなってきたw
つーか主人公には熊の気ぐるみにしか見えないヒロインのギャルゲーって無かったっけ?
今すぐ4つ前のレスを見るんだ!
好物がシャケおにぎりの彼女か。
黒歴史だったのか・・・。
というか、だからネタにしても大丈夫!と思ったんでないかい
しかしあれだけ知名度のある作品の設定を丸パクリってすげーな
グリズリー、褒めちぎろうと思ったが読破すら不可能だった。得体の知れない何かを感じる……
おそらくダカーポの作品は知らんかったんだろう。
こんな酷いネタを被らせてまで本を出す訳ない……無いと思う。
はぁ
普通にしゃべります なんかやたら言われてるね…
どうせ信じないけど1回だけ言っときます…
俺そのダカーポてゲーム知りません
ちなみにフルメタも読んでません
ダカーポ2ndシーズン(字あってる?)は結構、意識してた
著作権に関わるようなら特別賞もアニメ化もなくしてくださいとは伝えてる!!
純粋に読んでくれた人はありがとうございます…
…ホントにありがとう
そういえば小学校のときプッチンプリンを褒めちぎった作文を書いて賞をもらった奴がいたなぁ。
これは作者なんだろうかなりすましなんだろうかw
俺はグリズリー大好きだぞ。ものすごく面白いとおもたw
ただフルメタほど有名な作品は知らんでは済まされんと思うよ?
そうなのかw
よくできたコピペだw
>>525 え?これ作者?
………、あぁ、なんだ釣りか。
>>526 中学生の時に鉛筆を褒めちぎった文を書いたら全校生徒の前で読まされたのを思い出した
319 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2008/02/02(土) 11:40:59 ID:VS+EdGmJ
エトランジェ2巻凄かった。
ここまで悪い意味で中二病全力全開で満ちあふれてる作品は久々。
1巻と同じく二次元エンド並にパンチの効いた超展開が最後の数ページにあると期待してなんとか読み切ったら……
どんな事をしても反省すれば問題ないっていう思想に影光を思い出しました。
けど邪気眼遣いとしてエトランジェの方がずっと上。
中二病設定や邪気眼な小説は嫌いじゃないけど
流石に滅鬼怒とか刻死夢葬とか21世紀に出して良いフレーズじゃないと思うんだよ。
326 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2008/02/02(土) 18:02:55 ID:VS+EdGmJ
限りなく良いところが無い新機軸主人公が糸的な必殺技で敵を倒したり
黒幕が悪い意味で中学生だったり、色んな意味で意味不明な謎の組織が出てきたり、仮面の人がいたり、作品集(アンソロジー)という改造人間たちが出来たり……
十三葬家とか極限遣いとかetc正義と悪に対しての思春期ディスカッションも盛り沢山
まさに邪気眼のフルバースト。面白いかは人それぞれだが間違いなく凄い作品です。
体力と財布に余力があるなら是非買って読んで欲しい。三巻発売のために協力して欲しい。
>>533 それを解体しろと?おまえは人に仕事を投げているのか?
此処は褒めちぎりスレ。
おまえがその仕事を休んだ時、あの青緑の森は無意味に消えた事になるんだ。
今ある地雷だけでも各自撤去しないと駄目なんだよぉーーー!!!
俺はこっちで、時載りリンネを解体するからさ。この仕事が終わったら……一緒に飲みに行こうな。
「繰り世界のエトランジェ 第二幕 偽りのガジェット」 赤月黎 (角川スニーカー文庫)
もうそんじょそこらの中二病作品なんかじゃ、満足できないよ!
そんなお声にお応えるため、超展開とともに閉幕した繰りンジェがふたたび幕を上げます。
どんな事をしても反省すれば問題ない――という、前向きで、一切を省みない思想。
かつて「影の聖痕」と呼び称された作品の主張が筆者の脳裏をよぎりました。
しかし、フレーズに漲る言霊力は繰りンジェの方が遙かにハイレベルでしょう。
滅鬼怒や刻死夢葬といった用語にこびりつく岡田芽武臭、小川雅史臭は、
西尾や奈須に取って代わられた古き良き20世紀マインドを甦らせるに充分なクオリティ。
群像劇の要素を強調するため、あえて魅力を削ぎ落とされた主人公が紡ぐ、
山風や菊地の頃からいまだにどういう原理で働くのか分からないストリング状の
必殺技を始めとして、「黒幕が“最悪”の中学生」、「読者の理解を凌駕する文字通りに謎の組織」、
「マスクドシャンハイ」、「作品集(アンソロジー)という名前の時点で悲哀漂う改造人間ズ」、
「面子揃えの苦労が忍ばれる十三葬家」、「オマージュ心が止まらない極限遣い」etc……
思春期特有の過ちを恐れず、蛮勇に満ちた冒険精神が叩き出す熱情の律動はヘェーラロロォールノォーノナーァオオォー
ジャキジャキジャキガーン!!! とばかりに展開されるフルバレルオープンの邪気眼砲に震撼せよ。
もはや嗜好や思想や信条などとは無関係に読み手の感情を吹き飛ばす、ライトノベル界の総合火力演習。
体力と財力の続くかぎり、いつまでも、どこまでも、追っていくべきシリーズです。
差し当たって3巻が発売されるかどうかも怪しい局面なので、購入は急務。躊躇う余地はありません。
(エトランジェは1巻すら読んでないが、
>>533を褒めちぎり変換してみた)
『約束の柱、落日の女王』 いわなぎ一葉
書店で本書を手に取り、あらすじを眺めてみる。
至極真っ当なファンタジーもののようだ。
あらすじには、ピュアなラブストーリーとある。
早速購入して読み始めよう。
本書の舞台は中世ヨーロッパ風の世界である。
才能はあるが不遇な目にあったカルロが様々な事情で二千年前にとばされ、
その時代の女王と出会ったことから物語が始まる。
わがまま放題であった女王クリムはカルロと接する中で優しい心を取り戻す。
また、クリムがどこかの馬の骨であったカルロに絶対的な信任を与えると、
カルロはその才能を十分に発揮して期待に応え、
私欲しかない大臣たちに次第に認められ、大臣たちの考え方までも変えていく。
王国にとってカルロの存在は、なくてはならないものになる。
しかしカルロは二千年の未来からきた身、帰らなければならない時が来る。
永遠の別れ、そして訪れる一瞬の奇跡―
本書を締めくくるにふさわしいラストシーンといえるだろう。
出会いのすばらしさに、触れてみませんか。
>>535 >>533のレス書いた俺ですら尊敬の念からくる拍手を押さえきれないよ
読んでないのに完璧に褒めちぎれてるw
ちなみに歩測すると糸的云々ってのは操糸術という生き物と神様?を繋ぐ糸?みたいなのを操作する技術の事で、
筋肉に繋がってる普通の糸・ココロに繋がってる心糸(シンシ)・超常のチカラに繋がる力糸(リキシ)と色々あるらしい。
糸<<心糸<<力糸 と見るための実力が必要になってくるらしい。
原理の分からないストリング状の必殺技という表現が全く間違ってない辺りクールです。
変態のココロのイトはきっとヘンタイシンシだったり甲斐さんのはカイシンシだったりするんだろうがそれは言わない約束だ。
>>535 吹いたw
よくぞそこまで変換できるものだ。
これが才能なのかw
540 :
イラストに騙された名無しさん:2008/02/03(日) 15:40:50 ID:QgPGISOZ
>>536 >>本書の舞台は中世ヨーロッパ風の世界である。
>>才能はあるが不遇な目にあったカルロが様々な事情で二千年前にとばされ、
2000年前で中世ヨーロッパ風?
異世界ものかな?
>>535 >ジャキジャキジャキガーン!!!
盛大に烏龍茶吹いた。
>>536 >永遠の別れ、そして訪れる一瞬の奇跡―
>本書を締めくくるにふさわしいラストシーンといえるだろう。
ここになにやら火薬のにおいを感じた。
褒めちぎり乙
>>532 俺なんて友達を褒めちぎる作文書いたら奨励賞で図書券貰ったぜw
それ・・・ホ、BLっぽい公開ラブレターだったんじゃね?
>>537 >>536は、アニメ化もされたツンデレヒロインが人気の某作品と類似していることを
暗に示しているのではないだろうか
このスレで話題沸騰の、サージャント・グリズリーを
買ってきた.
褒めちぎりたいという動物的本能が脳髄を貫く.
「ウォォォォォォォォォォォォォォォ!」
まだ全部読んでないのにorz
>>545 ならば、本能の命ずるまま、今すぐ褒めちぎるがよい。
そして、全部読み終えたら、もう一度褒めちぎれ!
1冊で2度美味しい本など、早々無いぞw
その前につまらないスレで吐き出してきて、一回冷静になった方が良いかもw
最近じゃダントツの人気だなグリズリーw
1月は豊作だったのね。地雷が。
そして殉職者もな・・・
「殉職者」というか「殉教者」な気もする。
地雷を踏んで死んだ殉教者は天国で72人の地雷作家と語り合えます
作家達はやけに自信満々だったりするんだろうなー
んじゃなきゃ地雷にならんし
九郎先生は謙虚だけど
今度初めての続巻だけど
>>537 >>544 この作品を呼んだ自分が推理するに
>>536が仕込んだカモフラージュは
本書を締めくくるにふさわしいラストシーンといえるだろう。
の部分はないかと思われる。
…あのラストで続編書かせるなよ、アホ編集が。
ああ、そりゃ同意だわ
一巻で終わっときゃあってのと、何で続き出ないんだよ!
というのは富士見には多いわな
なるほど。そう考えると確かに上手い。
その手の感想は本スレでも多かったしな(続編決定時)
最後の最後に意図的に仕込んだのなら、絶妙だな
332 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2008/02/04(月) 22:33:45 ID:DaWwjWKt
朝日新聞レヴィアタン3書評
半世紀前のウイルス汚染により、荒廃した世界。それでも人は争うことをやめない。
ついに起きてしまったコロニー間の戦争で、特殊能力を持つヒロインたちは血みどろの戦いを繰り広げる。
一冊の半分以上を費やした、無慈悲で冷酷な戦闘場面が圧巻。
それだからこそ、ほんの少しだけ描かれた平穏な日常が、たまらなくいとおしい(ガガガ文庫・600円)
560 :
1/2:2008/02/05(火) 20:27:35 ID:aDuDZ8Sj
デビルズ・ダイス 1の目 神はサイコロを振らない
著者 : いとうのぶき イラスト:佐嶋真実
「悪魔の賽が今、振られる。もうゲームから降りられない」
本書は近年とみに話題となったコミック作品、デスノートのノベライズである。
そう思い込んで手に取り、そのままレジを通った者は私だけではあるまい。
以下はスニーカー文庫の特設ページ(!)からの抜粋である。瞠目していただきたい。
>[ 内容 ]
>父の遺品から「デビルズダイス」を手に入れた主人公・白河才。
>すべての未来を見通すことができるこの悪魔のサイコロを使い、才はのし上がっていく。
>それが破滅への入り口だとしても。21世紀最大のピカレスクロマン!
21世紀最大のピカレスクロマン
21世紀 最大の ピカレスクロマン
2 1 世 紀 最 大 の ピ カ レ ス ク ロ マ ン
本書を世に出した人々の志をおわかりいただけるだろうか。
この一文から、著者と編集と出版社の熱い思いが伝わってくるようである。
佐嶋女史の手による繊細なイラストが飾る、黒を基調とした装丁も美しい。
まさしく彼の名作の後継とも言うべき、ノワールな魅力に満ちた意欲作であった。
561 :
2/2:2008/02/05(火) 20:28:43 ID:aDuDZ8Sj
崩壊した家庭でひっそりと暮らす、繊細な美貌を持つ白河姉弟。
子供に無関心な義母、その内縁の夫は執拗に姉弟を虐げる。
金さえあればこんな生活から脱出できるのにと、そう願った弟・才は、
考古学者であった父の遺品から奇妙なサイコロを手に入れる。
それはすべての数字を見通す「悪魔のサイコロ」だった……
マークシートの試験、ネット・バンクの暗唱番号、宝くじなど、
ありとあらゆる数字を見通すデビルズ・ダイスを手に入れた才は、
文字通り悪魔に魅入られたかの如く、大いなる野望に突き進んでいく。
確率論を駆使した緻密なストーリーを堪能していただきたい。
腕っ節と勘のよさが自慢の気のいい親友、法地や、
才をそのまま女性にしたような美貌でありながら清冽な魂を持つ姉、彩など、
魅力的なサブキャラクターと主人公の遣り取りも見所である。
彼らの紡ぎ出す、清々しいまでにまっすぐな言葉に、悪魔に魅入られた才はどう応えるのか。
物語は、やがて意外な結末を迎え、そしてその先には――
このデビルズ・ダイス、すでに二巻の発売が決定しており、
ザ・スニーカーに読みきり短編も掲載されるとのことである。
作者にとって、本書は壮大な長編の第1話――否、第0話であるらしく、
続編が何巻出るかも含め、今後の展開に注目せざるを得ない。
最後に、本書はデスノートのノベライズでも外伝でもスピンオフでもないことを、
念の為に明記しつつ拙文を終えることとする。
通勤バスの中で何度も確認したから間違いないのである。
素晴らしいな。
数行で済んでしまうこの褒めちぎりを敢えて批評の如く重厚にし、
未読者の為に半分近くをあらすじに費やす心憎さ。
さらには褒めちぎりなど無用と言わんばかりに、期待感を持たせるレビュー。
後押しスレであれば神となったであろう事が惜しまれるばかり。
>>560-561はまさに、21世紀最大のラビッシュプレイズだ。
ピカレスクロマン! おれ大好きなんだよなあ
あの凶暴なエネルギーが充満する悪の魅力とかたまらんよね!
ちょっと買ってくる!
褒めちぎりに褒めちぎりで応える
このスレの新たなるスタイルの幕開けだな
パーフェクトブラッド、中二病全開と書いてフルスロットルとルビを
打ちたくなるような世界観がいっそ清々しい.
まだ2月になったばかりなのに、2本も褒めちぎるべき小説に出会えた.
俺は何て幸せなのだろうか。
グリズリーとパーフェクトブラッド、どっちから先に褒めようorz
まさかと思ったが椋本夏夜はまたもや地雷作品に当たったのかw
前に椋本の絵が表紙についてたら放射能マークってレスがあったがそれが現実化しつつあるな・・
何という不遇な絵師なのか
それにしてもSDとファミ通の地雷率の高さは賞賛に値する
打てば響く、つーといえばかー、石を投げれば地雷に当たる的中率の高さは常に高め安定だぜ!
パーフェクト・ブラッドは安易だなぁとか練りこみが足りないなぁとか思う箇所は多々あったものの、
つまらないという程ではなかった。個人的には。
つまらなくはない程度の小説に椋本夏夜の絵が付いてるんだから十分良作。個人的には。
つかクソストーリーに慣れすぎてるせいで感覚的な地雷認定ラインが低くなってて困るw
この場合、舌が肥えたと表現するべきか、それとも耐性がついて生半可なものではトリップできなくなったと言うべきなのだろうか。
後者だろ。
ちょっとした地雷でも眩暈がしてたあの初々しいころに戻りたいものだ
今じゃあもっと強いクスリじゃねえとクラクラこねえ
MF文庫の「アストロノト」
これは良いMF文庫お得意の、女の子の間でアッチ行ったりコッチ行ったりするクズ主人公
きちんと読了してからこのウンコラノベを褒めちぎるわ
逆にその基準で行くと、そもそもMF文庫の殆どがアウトっぽいな
567からの流れでようやく理解したんだぜ…何故出版社がああいう本達を出版しよう
とおもったのか…慣れって恐い物だな
そうか、確かに出版社にはもっと多くの原稿が寄せられるだろうしな
日頃から地雷と接してる内に感覚が麻痺しちゃってるのかもしれない
中学生時代ってジャンプの巻頭グラビアでもハァハァできたよね。
いつしか水着じゃ駄目になり、単なる露出じゃ駄目になり。
これは果たして進化なのか、退化なのか。
昔吹き飛んだ地雷を、ちょっと読み返してみたくなった。
なんか地雷小説だけじゃ飽き足らず、地雷製造元まで攻撃しちゃう、
おまいら乙。
ここはパンチドランカーの多いインターネッツですね。
だって、身銭切ったんだから、せめてその分位は楽しみたいし…
昔は金払って地雷踏んだ悔しさを紛らわすためにこのスレを覗いていたのに、今は金払ってわざわざ率先して地雷を踏む日々。
「うわ!ここまでひでーのかよこの本ww」みたいな楽しみかたをするようになった俺はちょっとやばいと思う・・
最近、変に面白い小説より特大級の地雷のが楽しくなってきた
身もだえするほどの地雷ならいいんだけど
地雷ともいえない読むのが作業な外れを引くこともあるから困るんだよな
>>583 残念なことに耐性がついてきたんだよなぁw
今月の課題図書なに?
今月は・・・豊作ですよ。
電撃の大賞作品がいろいろでてるがなんかいいのあった?
グリズリーだけじゃ満足できないのかおまいらw。
真性パンチドランカーだな。
核地雷踏み抜いても足が残っていそうだ。
グリズリーはよかった。風の聖痕以来の名作。
特に主人公のイジメに対する耐性の高さとそれに比例する
他キャラのいじめのねちっこさが、十年前に比して遙かに
濃密かつ救いとおもしろみが無くなっている。
これは年を追うごとに加速度的に荒廃する
若者の精神的土壌とその基盤たる家庭のありのままの姿を
活写したものではあるまいか。
ほう……なかなかに社会派ですな。
Chaos Kaoz Discaosもよろしくね!
楽しそう…
ここの住人は本当にアホだな
良い意味で
under買ってきた。
ヤバい。これはヤバい。悪い意味でヤバい。
良い地雷と悪い地雷があるがこれは悪い地雷だ。
褒めちぎっちゃいけないタイプの地雷だ。
再読して後で褒めちぎるからそれまで待っててくれ。
結局褒めちぎるのかよ!
グリズリーが地雷として強力なのは、去年のバカテスがあるせいで、実は
ファミ通のイロモノ枠は金鉱なんじゃないかとつい踏んでみたくなってしまう点だ
明日から電撃地雷原での作業ですwww
598 :
電撃スレ転載:2008/02/07(木) 21:40:35 ID:tU97rWTL
under 異界ノスタルジア
やばい。これマジやばい。多分作者的には頭がおかしいようで実は凄い連中ってのを書きたかったんだろうけど、ただのDQN集団
いきなり殴りかかってるアホ女とか、俺のターン!とばかりに設定を説明しだすヤク中
作者としては超然とした最強キャラの役割にしたかったんだろうキャラは、ぶっちゃけハサミを持った馬鹿
なんていうか、ブラックラグーンを超絶劣化させたような感じ。ただオチに捻りをいれようとした作者の意気込みは評価できる
493 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/07(木) 21:06:54 ID:VlHo6R5M
地雷と評判のunderが気になって本屋に走ったさ
キャラ紹介のカラーページで
「”鏡の王子”と呼ばれる理由を、君に特別に教えてあげるよ」
厨二病患者だから、即決購入してきたw
全然褒めちぎってないですやん
どうやら長谷川“セックスは純文学”昌史大先生の衣鉢を継ぐ大型新人が登場したみたいですね……
601 :
イラストに騙された名無しさん:2008/02/07(木) 22:59:11 ID:QZ2oWL91
しかし、電撃スレではこれを見て購入決定とか叫んでいる奴多数
あいつら、何か現行作品群に不満でもあるんかいな
みんなここに書き込みたいんだろうw
面白い作品=刺激で脳内麻薬が出る
地雷=刺激で脳内麻薬が出る
つまり、どっちでもいいんだ
ねらーが求めてるのは面白い小説じゃなくてスレの肥やしになるネタのほうだからだろ。
「少女ノイズ」
まず表紙に描かれているヘッドフォンをした、いかにも知的な少女、
彼女がこの話のヒロインであり。難事件を次々に解決していくのだが
ここで話題にしたいのは、彼女の脳内(※図1参照)である。事件が起こった直後
に犯人を特定しており、その後より犯罪を面白くするにはどうすればいいか?
主人公LOVE、といった行動原理でより一層複雑さを増す事件にしたてあげ、
彼女にしか解決できないトリックを作り、披露することで悦に至る
起→[ヒロイン脳内=結]→転→承
↑
wktk ktkr
何か違う話になってしまった('A`)
…犯罪の幇助も犯罪なのでは…
電撃スレがまだ突撃してるw
606のレス自体を褒めちぎろうとしたけど無理だったよ…レス褒めちぎりの人の偉大さに乾杯。
ガラクタ後遺症が強く、underに向う体力がないんですが。
ガラクタパーツ 片桐敬麿 スーパーダッシュ文庫
ライトノベルは僕たちの物語だ。流麗な文章も綺麗なイラストも好きだけど、やっぱりそれらはパーツであって、パーツでしかなくて、本当に大切なことはそれを作り上げた人が僕たちと同じ世界に立っているかということ。
若干19歳でデビューした作者は間違いなく僕らの物語を語ってくれている。
主人公レイヤはプラモデル作りを趣味している男の子だ。でもそれは趣味でしかなくてほんとは金髪美青年のシャクアスとカッコイイ仕事をこなしている。
そんなある日銀行強盗に巻き込まれたレイヤがこれまた巻き込まれた天使と見紛う美少女アキとであったところから世界は変わり始める。変えてやる。
平凡な毎日から遠く飛び立った超戦闘を戦い続け、勝ち続けなければ、アキを守ることができない。レイヤにシャクアス、途中から仲間になったリアルの3人は人並みはずれたその力で世界を、ヒロインを、そして自分の夢を守り抜く。当然だね。
平凡な何も力のない自分のあこがれる世界のパーツがちりばめられたココロオドル一大娯楽長編。見目を引くイラストがとりわけオススメの一冊だ。
>>610 素晴らしい小説は素晴らしく褒めちぎられる。当然だね。
これだけ褒めてくれてても全く面白さが伝わってこないのは凄いの一言w
イラストは最高なんで第2のまぶらほめざしてぜひ頑張ってほしい
何でこのライトノベル人気あるのスレではこつえー挿絵のジャンクフォースを
例に挙げられて、非情な現実を突きつけられるところだなw
まあ、確かに若いんだからこれからどんどん成長していって欲しいけど
>>610 いかにもつまらない小説を無理やり褒めた様な感じが出てるな
さて電撃の新人読んでくる
>>610 最後まで読みきったお前がすごい。
俺もがんばって後に続くよ。
ほうかご百物語、ここで褒めちぎりたいぞ。
なんだこの読後感のなさは(。A 。 )
文章にアラはないんだが…
そういえば、選考委員の推薦文がついてないのはなぜだろう。
ページの都合とは思うが、普通は御大のだれかが
何故選んだか4ページくらい書いてつけるんじゃないか?
>>616 ぜひ褒めちぎってくれ。
毎回推薦文をつけるのって富士見くらいじゃないか?
前回のミミズクの推薦文は、編集部の方針じゃなくて担当の編集者が企画したことだと思う。
受賞者と推薦人の担当が同じ人らしいし。
>>616 ついてなかったっけ?
シグサワあたりが、
「イタチ萌えの始まり」
みたいな文を寄せてた気が……。
ホント読後感が無いよね。薄いとかで無く。
読後感が無いってすごいなw
あのバンシーでさえ「地味」くらいな表現だったのに
空気っぷりではバンシーを越えたかほうかご
621 :
イラストに騙された名無しさん:2008/02/10(日) 16:31:08 ID:glaZTDsL
帯の裏側のほうだね
「ほうかご百物語」
忘れ物を取りに戻った夜の校舎での出会いから始まり、
適度にコミカルな会話のやり取り。
アクセントとなる妖怪群との出会い。まさにラノベ界の京極。
最後には山場もあり、ともに戦い、そして…。まさに王道といえるストーリー。
安心して読み進められる。さすが大賞作品。
気づけば、アレ?もう終わっている!? と時間の経過を忘れさせる名作。
ごめん、ageちゃった
受賞作じゃないけど電撃つながりということで
「ゆらゆらと揺れる海の彼方」
この作品はファンタジーではあるが、かの銀河英雄伝説や星海の紋章シリーズの
流れを汲む本格的な戦記小説だ。
「戦の天才」「稀代の英雄」といった名高い人物が戦いで大活躍し、彼らを支える記憶喪失の少女や
ツンデレな女性閣僚、おでこがかわいい内気な皇女様も魅力的だ。
シリーズの一冊一冊がとても読み応えとボリュームがあり、読者にとっては素晴らしく有意義な
時間つぶしとなるだろう。
また、壮大な物語に相応しく大量の人物が登場し、そして名前を覚えられる以前に話から去ってゆく。
なお現在は作者の熱意のあまり3冊ほど敵側の皇帝である英雄王シグルドの過去の話が続いており、
本編再開の目処は立っていない。
624 :
623:2008/02/10(日) 22:29:42 ID:mLIjRM2M
訂正
星海→星界
思い当たりすぎてワロタw
>>623 そういえばノウラ好きの俺は7巻で切ったな
「Under 異界ノスタルジア」瀬那和章(電撃文庫・銀賞受賞作)
本書はライトノベル業界最大手の電撃が満を持して送る、エンタメ性抜群のサイコサスペンスである。
魅力的なキャラクターたちが織りなすおしゃれイズム爆発の会話は、圧倒的な感化力を持ち、
「僕が鏡の王子と呼ばれる理由を教えてあげるよ」とか「あたしの背中を床につけることができたらあんたと寝てあげるよ」
なんて、たたんだ傘を刀に見立てて構えながら、思わず呟いてみたくなるほどだ。
全てのキャラクターが誰も彼も文句ないほどに魅力的で、誰が主人公なのか分からないくらいである。
そして、読者をハラハラさせる主人公たちのピンチには、無敵の「反翼の魔女」があらわれて、あっという間に
敵をせん滅してしまうという暴れん坊将軍もかくやの爽快感!泣きながら許しを乞う敵のボスの姿を目の当たりにして、
読者のカタルシスは、タイ式足つぼマッサージのあとのように満足することであろう。
悔やまれる。なぜ、このような名作がもっと早くラノベ業界に登場しなかったのか?
もっと早く、あと十年早ければ、中学2年生だったはずの評者はこの作品を何倍も楽しむことができただろう。
(熊本県「だまれ、ハゲ」大好きっ子ちゃん)
↑
はじめて褒めちぎりに挑戦しましたが、やっぱり難しいです。
本職でこれをやっている人は本当にすごいと思います。
素朴といっては失礼かもしれないが、評者の純粋な憧憬が
かえって作品の引っかかりを浮き上がらせるという高等技術じゃないかw
傘と暴れん坊将軍のくだりが気に入ったw
>「あたしの背中を床につけることができたらあんたと寝てあげるよ」
これマジで惹かれるわw
俺も「おしゃれイズム爆発の会話」に浸ってみたいwww
背中じゃないとだめなのか・・・前のめりにぶったおしたらどうなるんだ・・・
受けです。
内容もいいが、ペンネームもいいなw
上であがってる「ほうかご百物語」すごい……。
褒めちぎろうと思ったんだが、何一つ文章が出てこない。
俺は柄だけのひしゃくで海を掬ってたのか?
ほうかご百物語について、真に褒めちぎられるべきは、電撃編集部と審査委員たちかもしれん。
あの作品を褒めちぎるのは難しいよ。卒がなさ過ぎて、つまらないんだから。
卒ない…かな。
つまり、あなたは電撃で出す必要はありません
卒業です
一般文芸の方へどうぞ
という、編集部と審査委員達からの遠回しなメッセージだったんだよ!!
卒がないなんてレベルなら楽しく読めそうなんだけどな……
高いレベルでまとまってるんじゃなくて、低いレベルでまとまってるってことか
なんだろうな、放課後100は上を目指した加点法ではなく、減点法のレースに勝ち残ったってかんじ。
そう言う意味で、卒が無いって感想がわく。
ところで、褒めちぎり職人はまだか? underとかの褒めちをもっと読みたいんだけど。
スレの流れとは別の作品を褒めちぎりたいと思います。
褒めちぎりは初めてで文に拙い点も有るので興味の無い方はスルーしてくださいm(__)m
ぴよぴよキングダム 木村航 MF文庫
文学少女、黄昏色の〜 などでお馴染の竹岡美穂が挿絵である。
内容は宇宙人である鳥類三匹が、地球で婚礼をするという奇抜な物である。
その婚礼に巻き込まれるのは三人の少年少女
一人は暗い過去を持つ普通の少年
一人は非凡な感性と絵画の腕としなやかな肢体をもつ少女。
あとなんか金持ち少年。
彼等三人に前述の鳥達が一羽ずつ憑くことによって物語が始まるのだ。
物語は基本的には王道であり、また少々駆け足な展開であるが、これでもかという緻密な心象描写が話の速度を和らげてくれる。
キャラクターの掘り下げが足りないと憤る読者も多いことだろう。だが本来、他人の事など250Pで分かるはずもなく、精々ヒロインの所帯じみた生活を描くのが精一杯なのである。
今後の展開に期待をはせながら、私は本を閉じそれをベッドの下にそっと滑らせた。
そうか…竹岡美穂だっけかあれ
俺的にはそれだけで褒めちぎりポイントアップ!
竹岡は個人的には好きなんだけど、どうも作品に恵まれないな。
>641
ほら、アズマックスとかカサイさんとか……。
文学少女は造りが雑で二冊で投げた。
有名作品をベースにしているところもなんとなく盗作っぽくて嫌。
ほうかご百物語
はやく先を知りたいあまり、スキップ機能を使って日常の掛け合いを飛ばし読みしたら、
あっという間に読み終わってしまった。
もったいないので再プレイしようと思ったギャルゲーである。
俺がいるww
日常をスキップしてバトルとイタチさんが出てるシーンだけ読むようにしたらわずか数ページで終わってアレ??ってw
これは内容を極限まで薄くし、早く2巻が読みたい!2巻絶対買うぞ!!と思わせる続巻期待型ギャルゲーなのだろう。
>>650 どこが雑なのかさっぱり分からん俺が通りますよ。
的外れな批判にしか見えん。
つーか褒めちぎれよ。
てst
確かに、思うところあるなら褒めちぎるべき
文学幼女シリーズの褒めちぎりでも書くか……
『文学幼女シリーズ』
関係者によって三十余年もの間隠され続けてきた秘密兵器、鬼才
>>657による壮大な脳内物語。
この話の見所はなんといっても、生々しい人間ドラマにある。
悲しい事件と皆の前でお漏らししたことが原因でふさぎこんでいた心葉くんは、
年長組の遠子ちゃんのために絵本を書くことを日課としていた。
なぜそんなことを日課としているのか? それは遠子ちゃんが文学幼女だからだ。
遠子ちゃんは自称文学幼女で、ありとあらゆるノンタンやぐりとぐらに詳しい。
そして特記事項として、普通の食物ではなく、なんと絵本を食べるという特徴を持っている。
これはあの超大国アメリカでポパイがホウレンソウを食べていたのことに倣い、子供達に食物繊維の必要性を訴えているものと思われる。
どんなにまずくても、好き嫌いしちゃダメよ? これはそういうことなのだ。厚生労働省が推薦すべき図書と言えよう。うん。
そんな遠子ちゃんの「おやつ」として、心葉くんは絵本を書き続けている。これは心葉くんにとってリハビリでもあった。
心葉くんには美羽ちゃんという、絵本作家を夢見るガールフレンドがいた。二人はラブラブでヒューヒュー言われていた。
でもある日、美羽ちゃんと一緒に先生にそれぞれの絵本を見せた時、先生が心葉くんの方を褒めた。
それが原因で美羽ちゃんは、「心葉にはわかんないだろうね。百億万回死んじゃえ!」と言い、えんがちょしてしまった。
まあそんなこんなで、トラウマを持つ心葉くんは、遠子ちゃんに励まされながら生きている訳だ。
なお、この話の魅力は、
@ 遠子ちゃんがつるぺたなこと
A 琴吹ななせちゃんが好きな子をついついいじめちゃうこと
という、幼女の二大特性に集約される。
本作はくせのない等身大の幼女を堪能できる、他に類を見ない作品だ。
キャラについて「どこかで見たことある」と感じてしまうのは、それだけリアルに迫っているということであろう。
なんというかもう、褒めちぎれよ俺。
ていうか架空の小説褒めちぎられても。
662 :
1/2:2008/02/13(水) 13:32:06 ID:H2aewVp+
アストロノト MF文庫 赤松中学 著
皆さんは子供の頃、「将来の夢は」という問いかけに対し、「宇宙飛行士」
と答えた事がありますか?
現実では往還機での宇宙ツアーが始まり、宇宙空間は一握りのエリー
トだけのフロンティアではなくなってきています。
しかし、「宇宙飛行士」とは未だ少年少女の夢の代表格でしょう。
そういった少年の夢を持ち続ける貴方に是非読んで頂きたいのが本作
「アストロノト」です。
内容はまさにファンタジィ。
人類史上初の宇宙飛行士を空軍のエリートから選出せず、一般公募を
する点など、まさにファンタジィの権化。
しかも選出されるのが身分も定かではない街食堂の経営者たる主人公
と少数異民族のケモノ娘。これこそ、少年の夢を具現化した展開以外の
何者でもなく、若年層の共感を得るには十二分です。
更に、機械文明が十全に発達したとはいえない文明レベル―魔法好きの
方にも楽しめるように、衰退したとはいえ魔法もしっかり出てきます―
でロケットを飛ばす。これまた少年の心を持った大人の琴線に触れずに
はおけないファンタジィな設定です。
663 :
2/2:2008/02/13(水) 13:32:35 ID:H2aewVp+
しかもロケットの目的が実は大陸間弾道弾の開発にあるという、シリアス
な設定も飛び出し、世界観に重みを加えるのもおなざりにはされていません。
ここまで読まれて、何だよ、萌え要素ねーぢゃん!と思われた方。ご安心
ください。しっかりと完備されています。
ツインテール・縞パン装備のスレンダー系幼馴染(魔法使い。メイン)
ケモノ耳としっぽ装備の小柄且つナイスバディ娘(主人公にラヴ)
クール系騎士姉さん(トラウマ完備)
ロリ幼女帝(語尾にぢゃはデフォですね)
まさにテンプレの極限というべきヒロインラインナップ。当然ながら主人公
はヒロインの間をフラフラと彷徨い、読者をやきもきさせることを忘れない
お約束。
このヒロイン群を加えつつ、打ち上げ計画の挫折・自国での打ち上げが
駄目なら他国へ逃れてもロケットに、という燃え展開があり、更に魔法
という要素を最終的なギミックに使うストーリー展開はまさにげっぷが出る
くらい濃い王道展開です。あまりにもご都合主義と言い捨てるのは簡単
ですが、これまた読者に対してネガティヴな鬱展開を開示しない作者の
暖かい心根の現われと信じて疑いのない内容です。
さあ、今すぐ書店に行き、アストロノトを手に取ってください。先日、1巻と
殆どプロットの同じ、前巻を読破した読者なら全く安心して購入可能な
2巻まで発売されています!
上手いんだが、確かにその通りw
とも思えてしまう…
俺の地雷感度が鈍ってるんだな
俺も何か鈍ったな。
ラノベ読み過ぎて、バカ一とバカ一を積みすぎて火薬庫になった物
との違いが分からなくなってきた。
更に、この作品には重要なメタファーが存在します。いえ作品と言うより
も著者からの包括的なメッセージと読んだ方が適切でしょう。
PNの「赤松中学」。これは、「ワタシの作品は厨○生にこそ是非読んで
貰いたい。そのレベルで敢えて書いた。」という暗喩に他なりません。
いえ、暗喩ではない、作品に触れれば敢えて作者が若年層に向けた
創作姿勢は波動のように伝わってきます。
赤松健の中に学ぶ
っていう意味かと思ってたよ
そっちでも間違いではないわな
669 :
350:2008/02/13(水) 20:17:44 ID:CwuHeN4S
>662-663 >666
グッジョブ。悪いのは作者じゃなくて俺だったんだと気がつかされたわ……orz
>>643 電撃が加減法なのはよく言われていただろう。
無難な作品なら電撃大賞を買うべきだが、今までとは一味違った作品を求めるなら金賞・銀賞を買えって。
「お留守バンシー」が大賞をとったときも、何で「狼と香辛料」が銀賞なのかわからないと言われていたしさ。
実際に「お留守バンシー」は打ち切られて、「狼と香辛料」はアニメ化までされている。
「悪魔のミカタ」のときだって今でも続いている長編になったが、そのときの大賞は名前さえ忘れられている。
672 :
657:2008/02/13(水) 22:01:36 ID:caeTmgjH
>>659 乙……といいたいところだが
幼女に対する愛が足りてない
>>672 もしかして、MF創作文芸スレから来てないか、おまいさん?
だったら、巣に帰れ。
円環だの紅だのSHI-NOだのの主人公みたくなるのは中々…
このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)
MF文庫Jライトノベル新人賞17 [創作文芸]
電撃小説大賞スレッド Part23 [創作文芸]
乙女@放課後は白銀の調べ 潜入2日目 [女向ゲー一般]
【初音ミク】契約トラブル・権利問題について49【ドワンゴ】 [YouTube]
何?
ワナビの癖にこのスレで褒めちぎってる奴がいるの?
もし自分が作家の立場になったときのことって考えないの?
気持ち悪い・・・
このスレってワナビに人気あるんだなw
ワナビはつまんない小説をつまんないと言うなとでも?
自称してないならほっといてやれよ
ワサビがどうしたって?
こりゃまた気持ち悪いやつが現れたもんだ
>乙女@放課後は白銀の調べ 潜入2日目 [女向ゲー一般]
はいいのかい。
専用ブラウザが反映してない代物で…
そのネタ、1年近く古くないか
なんでワナビって専ブラ使わないの?
知らんけど、宗教上の理由じゃね?
>>684 なんという褒めちぎり
こんな凄い褒めちぎり方は見たことが無い
>>670 おっと、とーせいたんを馬鹿にするのはそこまででございます。
何だこの流れ
専ブラを使うかどうかは、人多過ぎの時期に直面した時、
わざわざ導入してまで2ch使いたい程度に依存してるかどうかで決まる気がする。
普通に見やすいから専ブラつかう
たまに普通のブラウザで2ch見ると見難さにイライラする
専ブラも入れないザコが書き込むなよ
Webメールだってメーラーで見るでしょ
何この面白すぎる流れ
いろいろと専ブラ・ワナビに対して疑問が提起されている今日。
怒ってる人、バレンタインのチョコは貰えましたか?
もちろん貰えませんよねー。バレンタインなんて都市伝説なんですからー。
まぁチョコの代わりに、荒んだ心に『しにがみのバラッド。』(ハセガワケイスケ/電撃文庫)を一冊いかがでしょう?
話はかんたん。
死神「いのちかるぞー」。→誰か死亡→江原啓之ばりのオーラの泉ごっこ
10巻までで50人近くの方を殺したヒロインが主人公、そんなほんわかすとーりー。
様々な思いを持って殺されていくキャラクターに涙し、些細なイザコザなんて忘れてしまいましょう。
そして何よりもこの本の凄いところは、ページ下部にスピリチュアルスペースをとっていることでしょう。
「こんなところで専ブラの話なんてしてていいのか。」「ワナビにだって人権はある。」
そんな声が書かれているように感じられますね。
そして今ならなんと、巻を追うごとに霊力が増していくらしいのです。
スピリチュアルスペースが大きくなれば、霊力は高まった証拠=大丈夫!
さぁ、あなたも霊感を感じてみませんか。
最新刊が来月に発売されます。この本を買ってホワイトデーには荒まないでくださいね♪
>>693 スピリチュアルスペースwwwwワロスwwwww
幼女口交,幼女自慰,幼女掰穴,幼女开苞,幼女肛交,幼幼影视,幼幼文学,幼女小嫩穴,素人自拍写真贴图,中国辣妹自拍贴图,一夜情性经验、幼女鲜红的嫩穴,超辣AV
各地を転々としてる俺はいつもread.cgiだぜ……
良純か。
とっくの昔に携帯にも専ブラ入れましたが何か。
だから何よw
いんたあねっとえくすぷろおらあ 著:windows 絵:びるげいつ
さて、今回はPC業界に旋風を引き起こしたinternet explorerの紹介だ。
こいつは幅広くどんなサイトを見るのにも適しているが、2chを見るのには適してない・・・。
と、言われているがそんなことはない。
この単純な構造がネット初心者の2chへのハードルを低くしているのは、疑いようもない。
それに、NGID等の2ch専用ブラウザについている便利な機能を使えないおかげで、
かえって生身スルー等人間的なスキルが上達するようになっている。これはもちろん、
世の中は厳しいんだぞというびるげいつからのメッセージだ。
だがこれだけなら、屁理屈のように聞こえるかもしれない。しかしinternet explorerには
2chブラウザにはない素晴らしい機能があるんだ。それが「おすすめ2ちゃんねる」さ。
「ワオ、一体なんなのそれ?」
OK、今から説明するぞ。いいか?投稿欄のすぐ上にあるのが「おすすめ2ちゃんねる」だ。
こいつはこのスレッドに参加している人達が、このスレッドの他にどんな場所に行ってるのか
知ることができるツールだ。スレの人達の行き先からランダムに選び取って、リンクが貼られる。
コイツの利点が分かるかい?
「Ah... 他の人達がどんなスレに行ってるか知ることで・・・こう、連体感が生まれるとか?」
ブゥラボー!良いこと言うね!だが、それだけじゃない。せっかくスレに来たのに盛り上がってない、
変な人がきていて目を背けたくなるような光景が広がっている、そんな時にとても自然な操作で
別のスレッドに行けるんだ。つまりとっても健康的な機能ってわけさ。
「本当に凄い・・・ねえ、いったいいくらで使えるの?このinternet explorerは」
有料なんてとんでもない!一部の例外を除けば無料で使える、それがinternet explorerなんだ。
さあ、TVの前のみんな!
いつもの専用ブラウザもいいけど、老後のことも考えて、internet explorer、オススメだよ!
吹いたww
俺は何度目かの神の降臨を目の当たりにした気がする
テレビショッピング風なのがなんともいえないw
丹念にブラッシュアップされたコピペなのかと目を疑うわw マジでw
専ブラ使ってるのが偉いみたいな事言ってるアホはあまりに馬鹿すぎて見てらんない
何食えばこんなド低脳になれるんだか
んなアホならJaneだろ当然。Jane厨の民度の低さは異常。
この辺はシケてるから、誰も釣れないよ。あっちに行きな。
そうそう。最近はこなれた作品が多くなって俺もすっかりシケちゃったぜ。
ちょっとGA文庫にでも行って、体を温めて来るぜ!
是非「ライトノベルの楽しい書き方」で体を温めてきて欲しい。
「ライトノベルの楽しい書き方」はすごい
本田だから
うそ・・だろ・・?
本田が「ライトノベルの楽しい書き方」・・だと?
タイトルに偽り無しだ
楽しいライトノベルの書き方ではなく
ライトノベルの、楽しい書き方、だ
モテリーマン講座みたいな感じだ
さすが本田
本当にさすがとしか言い様がないな
あれだよ、初期のこのスレを恐怖のズンドコに陥れたかの怪作のようなものさ。
ええ……と……たしか……陰陽……師……は……式神……を……?
おいおいアレは夢見がちな青少年に
「血筋が確かな資産家こそが勝ち組」
って人生の真実を教えてくれた
良作ジュブナイルだろ
「ライトノベルの楽しい書き方」もラノベ作家であるヒロインは
「血筋が確かな勝ち組資産家の娘」だが
実際読んだらヒロインは「父が範馬勇次郎で美少女の皮を被った
本田のため友達が一人もいないのになんか色々自信満々で大丈夫か
この人って突っ込み受けてます」
って感じだった。
ヒロインが美少女の皮被った作者なのは小説の基本ですから!
駄目だ
俺には今一褒めちぎりづらい
内容がタイトルそのまんま過ぎる
本文読まなくてもタイトル読めばそれですんじまう
本田を馬鹿にするな。
あいつもあれで早稲田でてんだぞ。
作家に学歴なんて関係ないってことだね。
学歴の事で持ち上げたいのか貶したいのかw
ティラミスの好きな相撲取りを馬鹿にすると
スーパー百貫落としを喰らいますよ。
ライトノベル
定義こそいろいろあるが、そう呼ばれるものに必ず共通することがある
それは”軽さ”だ
そしてその”軽さ”を追求した究極のライトノベル、それが「ライトノベルの楽しい書き方」という作品だ
まず題名を読んでみる、そして内容が容易に予想される
軽い、なんという軽さ、そう、題名こそがこの作品のすべてだ
これ以上でも以下でもない、13文字の小説、究極の軽い小説、”ライトノベル”
さぁこの究極のライトノベル、誰が書いているかというと
いつかライトノベル界を席巻するであろう、するかもしれない、もしかしたらしちゃうかも?「本田透」その人である
画数はなんと5・5・10 運勢については(ry 続きはWebで
やっぱりある程度売れた作家じゃないと褒めちぎれないな。
どうせ誰も読んで無いだろw
本田透は割と有名人だぞ
いや、評論家としてだろ。話題になったのも3年位前だし。
ラノベ作家としてはここで扱われる域に達してないよ。
>>728 ここで扱われる域に達するのは作家としては喜ぶべきことなのだろうか……
>>729 まあアンチが沸けば一流とも言いますし
問題はこのスレ=アンチではないということですが
小説がつまらなくさえあれば過去の経歴なんてどうでもいいと思うがなぁ
あの麻生のツバサを褒めちぎったレスが神すぎて未だに印象にのこってるわ。
なんというか、こう、行間から血涙がしたたってくるような、
ソフトで上品な褒めちぎり。
本スレ住人なのかな、あれは
>>733 多分ね。あの心引き裂かれるような褒めちぎりは本当に麻生作品好きでないと
出来ないだろう。
自分も高畑が萌えに走ったら同じような褒めちぎりしてしまう自信がある^^;
風水学園が褒められてないだと・・・!?
俺の触覚が曲がってるのかな。
前スレだか前々スレだか前々々スレだかできっちり褒めちぎられているから安心しる
まとめに無いな…というか過去ログ検索したが見当たらない
本を読んだのは大分過去の事だが非常に感情を揺さぶられる内容で
勢い余って本に対し物理的な所業に出てしまうところだったと言うことはかろうじて覚えているが
あまりにアレ過ぎて褒めちぎりたくなる衝動すら沸かなかったような
何せ長いから
このスレに慣れると、amazonでどれが褒めちぎりかって分かる嗅覚が身に付くんだな。
それが身についても積極的に地雷踏みに行くんだろ?
もちろん喜んで踏みにいくさ!
>735
夏緑センセは
「京大の大学院出て、公務員T種受かってて、専門研究員の免状持ってて、
大学で講義受け持ったり、なんたらアドバイザーだの、何々検証担当スタッフだのしてるのに、
何やってんだ・・・この人?」
の一言で片が付く
専門的な学術書やゴルゴ13.のシナリオのようなハードなアクション
さらには、ぷいぷいのような掛け合い漫才まで難なくこなす万能の人
夏緑先生は21世紀のダヴィンチですな。
>>742 おいおい、夏緑先生を語るなら、
「自らの素晴らしい頭脳や輝かしい経歴を、作品中であっても話の流れに構わず
余すところなく披露し、読者の知的レベル向上に努めている。」
これも入れといてくれ。
>>745 下のほうの黒い女の子のスカートのレースが適当で萎えた。
>>745 子宮頚管粘液わかつき先生が書くということでHJスレで話題になっております。
工画堂スタジオのイラストを使ってるところが俺のハートを直撃した
しかし作家陣がわかつき以外ボークなのだが・・・
>>746 フリフリに関しては武田日向レベルを期待しちゃいかん、と画像見る前に言おうと思ったが
これは、すごく・・・適当です
とある魔術の禁書目録 著:鎌池和馬 絵:灰村キオスク
この作品を一言で言うなら、読者のための文章、ということだろう。
主人公の設定は非常にシンプルかつ最強で、若年層の共感を呼びおこしてやまない。
彼の持つ能力は幻想殺し、その名の通り全ての超常現象を殺すことができる。
本作に出てくる敵は全て、超能力者か魔術使いである。ビバ主人公。彼に敵などいない。
だがそれでは展開に起伏が無くつまらない話になってしまう。そこで作者は、主人公の
身体能力を大幅に下げることにより、その問題を解決した。つまりオカルトは消せるが、
リアリティ溢れる暴力には弱いということである。この事により、オカルト現象に対して
最強っぷりを発揮して読者の自尊心を満足させつつ、分かりやすい暴力に傷つく主人公を
通して、読者に、何度でも立ち上がることの大事さを教えているのである。
もちろんこの物語はバトルだけで構成されているわけではない。
ライトノベルにおいて最も重要とされるヒロインにも、作者はその深謀遠慮を用いている。
要は昔のヒロインなどに拘らないのである。読者に新鮮な「萌え」を提供するためには、
メインヒロインを部屋の片隅に追いやることすら躊躇しない。
もっとも入れ替えるだけではなく、人気のあるヒロインには多く出番を設けるという、
とてもバランス感覚に優れた采配がされている。そのおかげで、読者は特に興味のない
キャラクターに時間を費やされることなく、充実した読書時間を過ごせるのだ。
とはいえ深謀遠慮は時として堅苦しさを生むことがある。
だがこの作品に、そういった堅苦しさを感じることはない。
設定そのものがとても柔軟にできていて、読者一人一人の精神にフィットするからである。
またその柔軟さが、作品の垣根を越えた感想さえも、読者に書かせる。
これだけの大作はそうお目にかかれるものではないだろう。
そこで作者は、なるべく多くの時間読者がこの「とある魔術の禁書目録」の世界に
浸れるよう、とても話の進みを緩やかにしている。そのおかげで、読者は長い間楽しめ、
そしてまた、作者も丁寧に世界観を書け、両者共に万々歳というわけである。
「読者のための文章」。この書を手に取った方は、そのあまりの思いやりに感動するであろう。
「禁書の褒めちぎり」。このレスを読んだ住人は、そのあまりの力作に感動するであろう。
キオスクはネタなの?素なの?
虫喰い令嬢わかつき先生が新レーベルですと?
ごめんよ
発売されたらここに還ってくるZE!
つまらないの確定かYO!
>>756はどうしてつまらなくないレーベルになる未来を予想できるんだ・・・?
そんな奇跡が起こる事があるのなら、俺なら宝くじを買うぜ。
>>757 反論できないのが悔しくてたまらないぜ!
創刊ラインナップに2ちゃんのコテハンとエロ作家がいるなんて……
オラわくわくしてきたぞ
苦労スレにあらすじ来てた。
211:イラストに騙された名無しさん[sage]
2008/02/21(木) 20:38:12 ID:hwbGRbv2
>>140より
樹海人魚 (2)
著/中村九郎 イラスト/羽戸らみ
〈女帝〉に仕える人魚ヤドカリとフィルは、町の住人を素材に〈彷徨市〉を生成しつづけていた。新たなる敵が現
れたにもかかわらず、ミツオたちの足並みは揃わない。そしてバービーは謎のことばを遺し、消えた――。
そして苦労は謎のことばを遺し、消えた――。
>>754 ここは褒めちぎりスレだぜ?
つまり、誰かよろしく
一迅社文庫 著:一迅社
そんな事より
>>762よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、本屋行ったんです。とらあなね。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで店内臭いんです。
で、よく見たらなんか新刊が入ってて、電撃大賞、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、電撃大賞如きで普段来てない穴に来てんじゃねーよ、ボケが。
電撃大賞だよ、電撃大賞。
なんか連れ持ちとかもいるし。友達4人で穴か。おめでてーな。
よーしワタシunder買っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、新刊なんていくらでもやるからその場所空けろと。
穴ってのはな、もっと安穏としてるべきなんだよ。
Uの字棚の向こう側でお宝同人誌と出会うかもしれない・・・、
見つけられるかられないか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。ミーハーは、すっこんでろ。
で、やっと列に並べたかと思ったら、隣の奴が、やっぱスニーカーだよね、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、スニーカー文庫なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、スニーカーで、だ。
お前は本当にスニーカー文庫を食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、ハルヒって言いたいだけちゃうんかと。
ラノベ通の俺から言わせてもらえば今、ラノベ通の間での最新流行はやっぱり、
MF文庫J、これだね。
かのこんぷいぷい。これが通の選び方。
ぷいぷいってのはセリフが多めに入ってる。そん代わり地の文が少なめ。これ。
で、それに大盛り擬音(かのこん)。これ最強。
しかしこれを頼むと次から店員にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、
>>762は、富士見でも読んでなさいってこった。
764 :
762:2008/02/22(金) 00:25:27 ID:0G6dPl7l
>>763 乙
ちょうどフルメタ読みおわったとこだったから落ちで吹いた
一迅社文庫でてこねーじゃねーかww
プロジェクトMP SD文庫 番棚葵 著
聞いてくれ、私は2chが大好きだ。匿名掲示板特有の様々なマイナス面
があるとはいえ、大量の加工されていない生情報が交錯し、そこから
自身で情報を取捨選択する面白さはまさに中毒と揶揄されても仕方がない。
今日読んだ新作ライトノベルのプロジェクトMPの中で主人公達のセリフ
「qあwせdrftgyふじこlp」
「次でボケて」
「ヒドス」
これらの所謂2ch語が堂々と、活字と言うメディアになっていたのには
驚愕を通り越して震えるような感動を覚えた。
さらに
「やあねえ、あなた中二病」
最早、自分がブラウザで2chを巡回しているのか文庫本を片手に十六茶
を飲んでいるのかの区別さえ一瞬付かなくなった。
現実と虚構の境を幽にする
これこそが小説と言うメディアの最高到達点であると信じて疑わない。
事ここに及んでは、MPがマッチポンプの略であったというレトリックなど
どうでも良くなることだろう。
作者2ちゃんねらーかよw
賀東もフルメタで2ちゃん語連発してたがこれはwwwwww
>>文庫本を片手に十六茶
を飲んでいるのか
既にさりげなく読書がついでみたいになってるw
公式発売前なので内容に極力触れないように褒めてみました。
切り口も変えてみた。
実際には2ch語連発って程ではありません。というか物語自体が
褒められないくらい完全無欠だったので仕方なく2ch語を(ry
>>761 衝撃のデビューから雲に解けるかのように彼は姿を消し、月日は以前のように微温湯に流れていくかのように思われた。
しかし2007年、再びラノベ会に牙を剥いた中村九郎は「AKSG」や「樹海人魚」、そして最高傑作との呼び声高い「神様の悪魔か少年」でその圧倒的な存在感を我々に魅せつけた。
彼の新作が発表される度に住民は絶望に脅え、発売される度に書店からは常識が、そして我々からは平穏な時間が失われていく。
誰も中村九郎という存在から目が離せない。彼は再びこのスレにおいて確固たる地位を築き上げ、それを磐石なものにしたのだ。
まさに昨年度、2007年は中村九郎のためにあったステージであると言えるだろう。
そして2008年、蔓延るC級新人に中二病作品、新興レーベルに業を煮やした中村九郎は二行のことばと共に舞い降りた。
それは二行、たった二行なのだ。
しかしその謳われるかのように紡がれたそのことばが持つ可能性はあまりに無限大だ。
美しくもあり、悲しくもあり、きっとボーイミーツガール。
そして気がついた、私は深入りしすているのではないか?
私はいつの間にか中村九郎に染め上げられてるのかもしれない。
彼を近づいてはいけない。
彼の言葉は人を狂わせる。
もう一度言う、彼に近づいては丸くて、白い!
乙
九郎は人間じゃねえのかw
販売日に、或いはその後日に。
避けようがあるだろうに皆地雷を踏んでいく。
この様を見ていると、奈須きのこ氏の作品中の一途なキャラクターを思い出さずにはいられない。
アラヤとか。
苦労先生、粗筋読むだけでも面白そうなのに
実際に読もうとしたら俺の知能が追いつかないのが悔しい
>>774 あれは知能の高低で計れるものではないと思う。
もうどれだけ九郎先生に近いかだと思う。遺伝子とか前世とか角度とか。
ちょw
読み終えられたら、漏れなく九郎の眷族確定かよw
もはやどっかの邪神のような扱いだな、中村センセ…
♪楽をしても 九郎 九郎
苦労先生の本を読み解くことに成功してしまうと、
フレイザーの金枝篇よりも多くのSANが減るに違いない.
…ここの住民なら笑ってくれるよな、ほら、窓の外で
爆笑する声が、声が、声が聞こ
>フレイザーの金枝篇
そんな変な書物なのか?
名前だけは聞いたことがあるが中身は知らない
どんなんか教えてくれ
>>781 完全に読み解き理解し尽くせば、金ぴかコーティングの砲台ロボットに乗って
あなごヴォイスで地球皇帝を名乗れるようになります、半裸で。
マジレスすれば、フレイザー先生がアジア・アフリカ・南アメリカ等の魔術的・呪術的慣習に付いての史料を纏め上げた
極めて大真面目な人類学の大著です。
金枝篇は、クトゥルフの初期の版では
神話関連の魔道署扱い(SANが1D6減る)だったのが、
実は普通の研究書だったとして、追加ルール(クトゥルフナウ
あたりだったか?)で、読んでもSANが減らない本になった。
九郎先生の本は、いっそネクロノミコン死霊秘術とSANの減りを
比較して差し上げるべきではないかと思う.
窓に! 窓に!
>>782 デモべのゲーム本編のノベライズはここで褒めちぎる気にもならん
デモベ本編のノベライズは、原作のテキストをひたすら忠実に書き起こして繋ぎ合わせた優れた作品です。
ノベライズ作者の自己主張は強迫的なまでに最小限に抑えられています。
しかし西博士の扱いなどについプライドがにじみ出てしまっているところもグッド。
しかも、それが作品の最重要評価ポイントになっているところはさらにグッドです。
788 :
イラストに騙された名無しさん:2008/02/25(月) 14:30:05 ID:mj3GfQw5
今からラノベ買いに行くけどこのスレ的におすすめはなに?
>>787 乙。ちょっと心が動いたw 本屋に残ってたら手を出してみるかな。
>>788 中村九郎という名前を覚えておけばきっと幸せになれるよ
作家単位でお勧め出来る中村九郎はやはりここの看板だな
樹海人魚とかアリフレロ辺りは真っ当に能力バトルしてるしお勧め
>>788 「らき☆すた」のノベライズは400円台という安価でいて猛烈に褒めちぎりたくなる、
このスレでも最大級にリーズナブルな一冊。近々2巻も出るのでこの機会に是非。
>>788 カンフーファイター、ブロークンフィストは俺的に激ヒットだったな。
>>787 うまいな
褒めてるのか貶してるのかわからないところがいい
795 :
イラストに騙された名無しさん:2008/02/25(月) 19:15:01 ID:mj3GfQw5
中村九郎売ってなかったわ
>>795 まず表紙でわくわくと想像し、あらすじを読みまだ見ぬ物語に心ときめかせレジへもって行きましょう
そうすればきっとその本を読み終えたころにはあなたにとっての忘れられない地雷となるでしょう
もし万が一名作に出会ったとしても大丈夫。この世界には地雷文庫が満ち溢れているのですから
富士ミス消滅がカウントダウンになったようですが
レーベル単位でお薦めはありますか?
ガガガはこっちでの将来性はありそうだが、いかんせんパンチが足らなくてね。
どれも不発弾だ。
このとき、富士ミスがファンタジアすらも飲み込み、
富士見マイン文庫が創刊されるとは誰も予想していなかった・・・
>>795 なんか九郎先生本体を買いに行ったみたいだなw
九郎先生の本って、粗筋だけ見ればまっとうに面白い小説に見えるんだが……な
実際は尋常じゃなく面白いからな
実際は尋常じゃなく面白いからな(このスレ的に)
とするととたんに、ほら、あれ、あれだろ、あれっぽい。
窓に窓に(ry
>795
ネクロノミコンとか無名祭祀書とか中村九朗とか、いろんなメディアに名前だけは出てくるから、
有名すぎてヲタなら基本知識として誰でも知ってる気になるけど
ちゃんと読んだ事あるヤツなんて意外と少ないんだぜ?
・・・・・・あれ?
魔道書「樹海人魚」
極東の狂える詩人、中村九郎の遺した「百の魔道書」のひとつ。
ロリ形態になったりはしない。
なんか丸くて白いらしい。
>>807 朗読すると残念大変ロクメンダイスを召還できるんだよな
そのダイスをみたものは必ず発狂するおまけつきだけどな
中村九郎を読破して俺は人間を超えるぞー ご近隣の皆様方
中村苦労は読めないけど面白い。
本田透は読めるけどつまらない。
九朗先生の作品はおもしろすぎてここで紹介するのは無理だぜ
後押しスレでやったのはここの住人かな?
本田透はめきめき実力をつけてるぜ?……いまだにつまらないけど
いつか頑張ってイマジン秘蹟の褒めちぎりに挑戦しよう
>>815 確かに円卓生徒会よりライトノベルの楽しい書き方のほうが面白…い……?
イマジン秘蹟はけっこう好きだよ俺。
このスレ的に面白いのか普通に面白いのか混乱するから
読んでアレだったやつを褒めちぎる以外は自粛すれw
あと作家の名前とタイトルとあらすじだけで想像で
褒めちぎるのも褒めちぎり道にもとるのでナシな。
喪男の哲学史は面白かったけどなあ
小説になると途端に爆発物なんだよな
哲学史読んで、コレは一つの芸風として成立できるとおもった。
しかし本人のツボが読者のツボと45度くらいズレているので
芸風を真価を他人に提供できてない印象。
だからこのスレ的な面白さで留まってる感じ。
要はラノベ書きとしての才能の問題なんだろうな。
まぁ年10冊出してて新シリーズの方がまだ評価いい
ってのは努力はしているんだろうな。
報われるかは知らんが。
本田は歴史ウンチクさえなくせば
ゆうきりんの後継者になれるだろう。
何よりラノベ作家をスッパリ諦めて本業に専念すれば幸せになれる。
「ぼくと彼女に降る夜 ナイトサクセサー〜夜を継ぐ者」 著:八街 歩
ここまで誠実な小説を読んだコトがありません。
元来フィクションにおけるリアリティとは詐術である。
描かれているコトを、あたかも現実の様に錯覚させるためのモノ。
ですがこの小説には、一切のそれら詐術がないのです。
先の読めた展開、感情移入できないキャラ、現実感のない会話etc...
これらがフィクションであることを騙す気のない様は、
まさに作者の姿勢は紳士的ともいえるでしょう。
そして優れた倫理観をもって、ヒロインの戦意に水を指す主人公と、
敵役である幼女のグロテスクな末期。
これは過剰な暴力描写に対する警鐘なのかもしれません。
嘘や偽りにウンザリしているヒトは是非に手にとって見てください。
ぼくと彼女に降る夜は……えーと。金髪美少女を四つん這いで歩かせたり
街で出会った成人済み幼女に優しくしたりする、そんなおはなしです
あと、使われる魔術の系統が『闇』や『滅』といったわかりやすくシンプルな単語である事も
ユーザーフレンドリーに覚えやすく設定されております
さらにピンチになると封印された記憶と力が復活、物凄い才能を発揮して
敵を撃退するという王道的展開もノープロブレム。
そして第一巻は幼女との感動的なファーストキスで締めくくられます
らきすたオンラインがこのスレ向きだと聞いた
買った人どうなん?突撃に値する?
27 :名無し物書き@推敲中?:2008/01/19(土) 17:11:04
すまん、たかが一ファンである俺がどうこう言える立場じゃ無いと分かっているんだが、これだけは言わせてくれ
カブトボーグを見ないのは人生の半分損してると同義だ
これまでSDガンダムフォースとかボンバーマンジェッターズとか、所謂子供向けで手堅いアニメを好んできた俺だが
カブトボーグを知った事によってもう後戻りができない所まで来ちまった
このスレ見た奴は騙されたと思って見てみろ。凄いぞ
何が凄いってな、どんなに世間で凄いって騒がれてるアニメでも何かしら叩く所はあるだろ?
カブトボーグはもう叩くとか叩かないとかそういう次元じゃないんだ
何故だか分からないが、叩く所がそのままカブトボーグの賞賛するべき所になってしまうんだ
無理やりにでも叩いてやろうと思って書き出した物が、気づけば全て褒め言葉になってる
それに展開がヤバイ。展開じゃなくて超展開 脚本も超脚本だ。
一話も欠かさず見てきたはずなのに何の説明も無くメインキャラが一人増えていた時の俺の気持ち、分かるか・・?
毎回使い捨て&色違いヒロイン、世界滅亡、ウザイエセ外国人、誰も知らない回想シーン、神化、亀田、ミリオン=一万
主人公達は全体的に外道です。バトルは精神攻撃で決まります。根拠は無いが自信はあります。 子供向けじゃねえよ絶対
あと肝心の玩具は国内で生産終了ってなんだよそれ ふざけてんのかスポンサー
もうここまで好き勝手にやられると凡人である俺達にはなす術が無い。気づけば主人公をさん付けで呼んでいる
これこそ後世まで語り継がれるべき伝説。一度嵌れば後にはただボーグに侵食される日々が待つばかり・・・
長文スマソ 他は自分の目で確かめてくれノシ
ラノベですらないがこの褒めちぎりはネ申だと思った。
ほんとにすげえな……自動筆記そのものじゃねえか
>俺の気持ち、分かるか・・?
がめっちゃ笑えるw
スレチだがアレはマジですごい。世界が終わることなど一話分のヒキにもならんと言うあの超展開しかない脚本はすごすぎる。ロイドさんマジウザス。
カブトボーグいろいろ調べてみたが凄いな。
お子様置いてけぼりだw。
>>今まで存在しなかったキャラがあたかも途中からいたかのように話が展開される
これはよくないな。キャラクターのインパクトが薄れる。あとは……わりと普通じゃない?
マズイラーメンを、ラーメン食い飽きた連中が美味いと褒める構図。
ニュースサイトでこのコピペ見て、ニコ動にカブトボーグ見にいったんだよな
この褒めちぎりすら、余裕で凌駕する内容だった
信者になるのも解る、一話前半の時点で死にそうになった(腹筋的な意味で)
>826
ああ、よくチャンピオンの裏表紙に広告が載ってるアニメか。
あれはあれで成立している別な何かだと思う。
奥さまは魔法少女スレ住人としては、このスレにいる歴戦の猛者達が
カブトボーグ程度でそんなに騒ぐことに納得がいかないんだぜ?
カブトボーグは意図的に超展開やってるフシがあるからなぁ。
幻の最終回とかかなりカオスだったらしい。勝手に改変されて
脚本家激怒とか。
カブトボーグってのは知らないが……
ありとあらゆる批判、罵倒がほめ言葉になるってのは
たとえば漫画太郎みたいな感じなんだろうか。
いや、「よくできたGUN道」って感じ。
ついに最終作戦発動!これで世界は終りだ!という展開で終了。
↓
次回予告「後ろから隙を突いて悪の軍団を倒してやったぜ!さて、次回は〜」
↓
次の回、何事も無かったように日常が始まる。
こんな展開でも誰も文句言わないのがカブトボーグ
超展開っていうか、なんかもうなにそれww
まさか・・・・・・次回予告で敵を倒したのか?
恐ろしすぎる!!
なんか井上敏樹脚本に非常に近しいものを感じるが、
さらにつきぬけてんな。
そろそろ小説の話に戻ろうか
爆発物が不足している
電撃スレより
393 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2008/02/27(水) 02:04:10 ID:vXsLDFlW
ウンダの面白いところは、むしろ電撃やった! 超やった!な辺りだ。
作品自体はむしろ新人が1シリーズ打ち切られて、二発目を打ち出したみたいな感じ。
つまらないかと言われれば面白いと返す。でも面白いよねと言われると
思わず口を濁す、そして面白いと言った奴との付き合い方を考える、
そんな春一番の吹く日に俺はOLのおねえさんのスカートが破れているのを見てしまった。
当然俺は何か助けてやれないものかと歩み寄ったのだがそうしたら何故か
おねえさんは俺を見るなり逃げてしまった。別に手間でもないから遠慮しなくてもいいのにと
俺は更に声を掛けようとして小走りになるとおねーさんは破れかけたスカートのまま走りだした。
いや待って、そんな大胆に動いたらスカートが本格的に台無しになると俺はポケットから
当て布とはさみを取り出したらおねーさんはもう涙目。いやそんな大声出さなくても。
そんなに遠慮されるとはもしかして俺の腕が信用されていないのかな? と思いつつ
だんだんとひとけの少ない裏路地へと。なるほど、確かに人前でつくろいものなんて
ちょっと恥ずかしいかもね。俺は迷路のような裏路地を駆けめぐった。うーん難しい、
この街にこんな闇があったなんて、などと思いながら俺はついにスカートがボロボロになって
ハイヒールもかかとが折れて息も絶え絶えで完全に泣きが入っているおねーさんを追い詰めた。
もうこっちのものだ。道の入り口には立ち入り禁止テープも張った。俺の時間だ。
あとは抵抗できなくなるまでこづき回してから、抵抗する気が起きなくなるまでなぶってやる。
そして抵抗が無意味になるまで服をつくろってやるぞ。
というような事を取調室で言わされ、私は今刑務所におります。春の雨は暖かいですか?
もう梅も枯れる頃ですか? 私は元気です。
何だか途中からエトランジェまで混じってないか
竹井10日がまたやらかしたなw
あれはむき出しの爆弾だからある意味親切
>>848 kwsk
竹井は秋桜はおもしろかったのにな……。
例のらきすたのやつを見たらあまりの酷さに驚愕したわw
秋桜小説版は、俺の手に負えない素晴らしさでした。
そして、売ったらはした金に換わりましたよ。すてき!
>>851 俺の言う秋桜はゲーム版なw
てか当然だがゲームと小説じゃ使う才能が違うとらきすたノベライズ読んで思ったわw
age
くそ〜〜決して手を出すまいと思っていた「かのこん」を買ってしまった
何故かフルメタの隣りに置いてあったからつい・・・・・
このスレのせいだ〜〜
内容はラノベ好きの高校2年生が自分の妄想を書き殴った印象だった
ゆやん、ゆよんには笑わせてもらったがw
時折どっちのつまスレにいるのか分からなくなる
雑談してないでさっさと褒めたたえないと。
えんための新人はどうだ?
カオスカオズはこのスレ的にはダメだ。なんかフツーによかった
十日に出る電撃の新人の方が褒めちぎり的には楽しみ。あれからは地雷の匂いがするぜ
かのこんか、、あれは・・あまりに・・・くだらない。
カオス・カオズ・ディスゲイオスはまれに見るキモち悪さだったけどなあ。
イタイとかキモいとかじゃないの。きもちわるいのよ。
俺たちが運んできたのは死そのものだけどな とか言ってんだぜ。マジウルトラ超きめえええwww
>>861 これはかのこんアニメ化にあわせた、つまらないレスを褒めちぎるというイベントなんだよ
ガンズハート 電撃文庫 鷹見 一幸
「キノの旅」「サモンナイト」の黒星紅白や
「ダブルブリッド」「魔界戦記ディスガイア」の原田たけひとといえば、
当時の電撃文庫では看板的存在であったといっても過言ではない。
そのため、当時の電撃文庫出身イラストレーターは二匹目のドj…
彼らの恩恵にあやかろうとしてか、彼らのタッチを真似た画風が続出した。
「半分の月が昇る空」で名を為した山本ケイジ氏や
「しにがみのバラッド。」の七草氏の絵を見た過去の自分が本人だと勘違いして
レジに本を持って行ってしまったのも、今となれば良い思い出である。
ところでそんな風潮の中、一人のイラストレーターが電撃文庫に彗星のように現れる。
まだ早熟すぎる才能を補おうとした氏は敢えて自らの画風を捨て、
黒星紅白氏の絵柄をパク…参考にすることによりその才能を開花させたのである。
氏が挿絵を担当した「ガンズ・ハート」を読めば、
キャラクターのバランスを崩しながら、キャラクターの感情を現そうと
必死に努力している姿を見ることが出来る。
「ガンズ・ハート」は王国に見捨てられた辺境で突然百人隊長に抜擢された
街の不良少年が気合とか根性とかでなんとかかんとか辺境を護っていく物語である。
主人公・ケリンの姿は氏が不器用ながらも電撃文庫の売り上げ増の為
努力している姿と不思議にオーバーラップしないだろうか。
「黒星紅白絵だとおもって買っちゃった!」というウッカリさんに冷や水を浴びせ、
「もっとしっかり、落ち着いて生きていかねばならいよ」という教訓を与えてくれる、
実に教育的な1冊である。
鷹見一幸担当部分の話がねぇw あとイラストレーターの名前w
イラストはアマゾンのレビューでもボロカスに書かれてるな……
>>862 つまり
>>854 のかのこんのレスを
「かのこん」
一読して「ラノベ好きの高校2年生が自分の妄想を書き殴った」かのような印象を受けた。
が、この作品はそれだけではない。妄想だけのエロ小説と結論付けるのは早計である。
その証拠に、私が衝撃を受けた一文を次に紹介しよう。
ゆやん、ゆよん
ゆやん、ゆよん―このキラリと光る独特の言語センスは、もはや秀逸という言葉では飾ることができない。
私はこの一文を目にした瞬間に思わず噴き出してしまったことを白状するが、賢明な諸兄ならば理解していただけよう。
実をいうと、アニメ化が決まった時点で小説は読まないつもりだった。が、今はこの作品を手に取った自分を自賛したい気持ちでいっぱいである。
700万部を誇るフルメタル・パニックと肩を並べる大人気作品「かのこん」、未読の方はぜひ手に取っていただきたい。
という感じに読み取れと、そういうことなんだな。
ゆやん、ゆよん、ゆやゆよん
つまり「かのこん」は
にほんごであそぼ
ということなのか
>>865 >>700万部を誇るフルメタル・パニックと肩を並べる大人気作品「かのこん」
この部分、>)854への言及がなければただの脚色だが、
言及があったが故に実にすばらしい褒めちぎりとなっている。GJ!
ダメだ、かのこん褒めちぎり神が消えてから、
どうもその凄さが皆に伝わっていない!
かのこんはおっぱい、でいいじゃないか
他のなにを伝えることがあろう
>>870 オノマトペの凄さを語らないのは片手落ちという奴であろう。
ベン・トーはよかった。
褒めちぎりの手本ともいえる至高の一作。
ここの住人にとって一番よい仕事は
新人賞の選出をすることなのやもしれぬ
>>873 マテw
どんな兵器を世に放つつもりかw
俺たちにラノベ界のメフィスト賞創設の手伝いをさせて欲しい、少し本気で
メフィスト賞ってラノベじゃなかったんだ……。
>>863 風に戸惑う 弱気な僕 通りすがる あの日の影
一連のかのこん話題を読んでいて、
「謝れ! 中原中也と俺に謝れ!」
と作者に対して叫んだ自分の在りし日を想起させられた。
キマイラやサイコダイバーを読んだ時には全くなかった化学反応である。
かのこんの青春魂への刺激力は、夢枕イズムを上回るということか。
この作品を世に出した作者と編集部には、畏敬の念を抱かざるを得ない。
キマイラやサイコダイバーを読んだと過去形で語る君は、もはや青春
と言い得る年齢ではないだろう。
にもかかわらず、、
「謝れ! 中原中也と俺に謝れ!」
と君に叫ばせる、かのこんに驚嘆せざるを得ない。
かのこん、それはもはや美しき言葉のテロリズム。
これを見てくれ。
つ フレンズ×ナイフ
スレ住人どう思う?
火薬のカホリがするんだが。
>>880 フレンズ(♂)×ナイフ(♂)
こういうことじゃね?
>880
いまあらすじを読んできたが、わざと臭いいかがわしさを感じた
真剣さに欠ける作品には食指が動かないな
地雷踏みとしては、
「真剣にケーキを作ったら地雷が完成しました」
という微笑ましさが欲しいところだ。
そもそも「非常に香ばしい作品」と
「あらすじが面白そう(表紙絵が非常に良い)で買ったら、中身が何の盛り上がりもなかった作品(地雷)」
でもまた方向性が異なるしな…
でも非常に香ばしい作品てのは逆に人気出たりするからな
1巻時点じゃ香ばしさが欠点にしかなって無くても
2・3巻と出るにつれ作者が成長して魅力に変わったり
ここってラノベなに買おうかなーって迷ってるときに便利だよな
内容をある程度把握しつつ、地雷かどうか分からないままわくわくしながら読めるし
まぁ、八割地雷だけど
二割を楽しめるというのは凄い気がする
>886
怒首領蜂音頭みたいなものか。
誰かセキララの褒めちぎりはいないのかね?
あれ、本編よりも邪気王戦記だかいう話が凄い気になるんだが
普通にレーベルスレで語ればよろしいかと
誉めちぎり職人の眼鏡にかなわなかったのか赤裸々
買うのやめとこ
>>892 おまえの判断は正しいが、理由はおかしい
『リセット・ワールド 僕たちだけの戦争』
著:鷹見一幸 電撃文庫
大人たちは死に絶え、子供だけになってしまった世界で紡がれる物語。
ところで、兄者たちは「スパム」という言葉にどんなイメージをお持ちだろうか?
頼んでもないのにやってくる迷惑電子メールを連想される方が多いと思うが、
本来、スパムとはアメリカの食品会社から発売されているランチョンミートの缶詰のことである。
(そのスパムが迷惑電子メールの俗称となった経緯はモンティパイソンのコントが由来らしいので、興味のある兄者はWikipedia等を参考にしてほしい)
本作リセットワールドでは、実に様々なシーンでこのスパムが活用されている。
敵の買収にスパム、幼女を買うときもスパム、挿絵にスパム、著者近影にもスパム。
思想というものは基本的に作品のジャンルを問わず、敵味方のそれは相反しているものであるが、
本作は敵も主人公も「みんなスパムを美味しくないって言うけど、実はとても美味しいものなんだよ」という点だけは意気投合している。
そしてそれこそが、作者が読者に最も訴えたかったメッセージにほかならないのだ。
その証拠に、小生は本作を読み終えてからまだ数時間も経っていないのに、ストーリーはもちろん、主人公の名前がタケシだったのかジャスティンだったのかも思い出せないでいるが、
スパムがいっぱい出てきたことだけはしっかりとこの胸に刻まれている。
実に見事なマインドコントロールである。
小生は今、スパムが食べたくてしかたない。
この想いに敬意を込めて、小生はリセットワールドにスパムメールならぬスパムノベルの称号を授けたい気分だ。
スパムはスーパーなどに行けば難なく手に入ると思うが、一般的な缶詰より少々割高で、量販店などでも300円前後で販売されている。
このスレを愛読している兄者たちは間違いなくビブリオマニアであり、生活費の大半を書籍に費やしていることは容易に想像がつく。
だが、たまにはこういう買い物も悪くないのではないだろうか?
リセットワールドは定価630円(税込み)
そう、スパムが二缶も買えるのである。
らきすたオンラインまだー?
>>894 くっそw表紙からも地雷の香りがするのに・・・スパムに対する意味不明な衝動が俺をレジへ。
>>893 何を言う。俺がこのスレで学んだことは
褒めちぎれない邪気眼=微妙に面白いのか面白くないのかわからない空気
なんだが、間違ってるか。
>894
ぜんぜん分からないのに気になるじゃねーかww
スパムはわりと美味しいと思うよいやマジで
田舎じゃ売ってないけど
899 :
893:2008/03/11(火) 00:59:05 ID:H5om82dV
>>897 たとえ邪気眼であっても一応、良作の可能性もあると考えてやってくれ。
ちなみに俺はカミマゴを読んでぶっとんだクチだ。
なによりこの主人公がすばらしい。
自他共に認める天才であり、権力も持ち、世界征服という野望も抱いている。
厨二読者の願望ばっちりな、海原先生であれば「化学調味料の塊の如き」と言いそうな設定だ。
そして、すべてが彼の考え通りに進んでいく。
敵の思考は決して主人公を超えることはなく、偶然は起こらない。
天才料理人のつくる料理は理由もなくすべて旨いことと同じように。
カミマゴはその上
「なぜか主人公にゾッコンなヒロイン」
「ヒロインのひたむきなラブが邪気眼に凝り固まった主人公の心を少しずつ溶かしていく」
などという超テンプレートなオマケつきだからな
邪気眼大好き、厨二病大好きな読者にとっては極上のドリアンなのでしょう
>>894 >幼女を買うときもスパム
ちょっと買いに行ってくる!
902 :
893:2008/03/11(火) 01:40:57 ID:H5om82dV
ごめん。書いてる途中でミスった。
あらためてカミマゴについて語る。
カミマゴ 羽根としっぽと世界征服
主人公の前に、空から天使が落ちてくるところから、この物語は幕を開ける。
「おいおい、いまどき天使が空からだってぇ?」
富井副部長あたりが甲高い声で嘲笑しそうな出だしだが、
もう少し読み進めると、主人公は天使にこう答えるのだ。
「すみません。人類は五百年前に絶滅しちゃいました」
京極さんなら「なんてことしてくれはったんや」ぐらいは言うかもしれない。
人類は五百年前に滅び、世界は人類がつくったコンピュータ「マザー」に管理され、
「パラヒューマン」という生物がこの世界で生きている。
ありきたりな材料でもいい料理はつくれます、と主張するかのような世界観だが、
それだけではない。
なによりこの主人公がすばらしい。
自他共に認める天才であり、権力も持ち、世界征服という野望も抱いている。
厨二読者の願望ばっちりな、海原先生であれば「化学調味料の塊の如き」と叩きのめしそうな設定だ。
そして、すべてが彼の考え通りに進んでいく。
敵の思考は決して主人公を超えることはなく、偶然は起こらない。
天才料理人のつくる料理は理由もなくすべて旨いことと同じように。
とにかく、そんなわけでするすると喉越しよく物語は進む。
主人公と天使の軽快なやりとりには、読者はシャッキリポンとした味わいを感じることだろう。
非情な主人公が天使に泣きつかれて少しずつ態度を軟化させていくさまは、
栗田さんにデレていく海原先生のようだ。
他にも登場人物はけっこういたが、岡星の奥さんなみに影が薄いので気にしなくてよろしい。
ラーメン屋でパラ読みして店を出るときには内容をすっかり忘れている美味しんぼのように、
本を閉じたときにはどうでもよくなっている、お勧めの一冊である。
>>894 クッヤバイ
わかってる、わかってはいるんだ
だがそれでも買いたくなってしまう俺ガイル
よし、決めた。明日ってか今日探して買ってみるか
てか買う、絶対買う
スパムを
>>903 いい判断だ。
スパムは保存性、簡便性に優れた缶詰だからな。
事実、第二次世界大戦のイギリスはこれがなかったら相当困窮したと言われている。
しかも、売り上げは右肩上がりに伸び続け、遂にはそれを愛好する人々に
イグ・ノーベル賞が与えられたほどの偉大な缶詰だ。
歴史を感じながら食べるスパム、それも一興だ。
>893が美味しんぼ大好きっ子なのは伝わってきた
スパムノベルといえば
「ポリフォニカ パレット」の神野オキナが書いた短編も
見事な
スパイスド ハム
「香辛料入り屑肉かため」小説でしたぞ
スパムよりポークランチョンミートうす塩の方が美味しい。売ってないけど
スパムと思ったらスパームホエールでした
くらいの作品を求む
909 :
903:2008/03/12(水) 00:06:59 ID:YHOvFnIT
昨日スパム2缶買ってきて食った
久々だがなかなか旨いジャマイカ
>>894、これのどこが地雷だって言うんだ?
こんなに旨いスパムをこのスレで褒めちぎるなんで
その感性を思わず疑ったぞ、俺は
駄目だこのスレおかしくなってる
しかもそれが作品とは殆ど関係が無いその作品の褒めちぎりと言う辺りが何とも
素晴らしい!
このスレは陰陽師と九郎神を発掘した時点で役目の九割を終えた気がする
912 :
904:2008/03/12(水) 13:10:36 ID:cpl77lI0
>>909 スパムは世界的に見ればまずいものの代名詞。
欧米の人に「スパム好きだ」っていったらかわいそうな人扱いされること必至。
しかし、なぜかある特定の人には熱狂的に支持されていて、その特定の人って
いう奴の中に日本人が含まれているわけ。
どうやら塩の加減が日本人の味覚に合っているようなんだな。
まあ、苦労先生のアリフレロみたいなものだって言えばわかるかな?
アリフレロはサルの脳みそ。
一般的には地雷かもしれんが、自分にはクリティカルヒットだった
壊拳・カンフーファイター・エスパーマン・シスマゲドンを
買うきっかけになったこのスレには感謝してる。
アリフレロの脳に来る感じはちょっと快感w
スパムが、不味いけどごく一部でのみ絶賛されるってのは
日本でいえば「秋葉原のおでん缶美味いよな!」と言うようなもんか。
普通に美味くも不味くもないけど。
>914
同じく。
ショートケーキプリンセスとかエスパーマンとか
普通に良作に思えるんだけど
みんなの感性がおかしいんじゃないかな、ないかな?
スパムは一般的にまずいという認識はない
アメリカではむしろごく普通に食材として認識されてる
イギリスのモンティパイソンがアメリカ人の味覚音痴っぷりを皮肉るときにスパムを代表例として取り上げた
それ以降、スパムを食べる文化のないところでもスパムという単語がまずいものみたいなイメージで流通してしまった
イギリス人がアメリカ人の味覚音痴っぷりを皮肉る…
そりゃ普通に旨いわ。
>>917 どんな作品にも好むものと好まぬ者がいるわけで
>>918 イギリスの料理もまずいまずい言われているのに、すごい話だな
これらを総合的に考えると
あ(ry
という真理が導き出されるわけだ
あ(ry
とイ割れれると、「あがってるからてっちり新刊が」
というネタしか思い浮かばない某スレ住人の哀しい性であった。
てっちり(´・ω・`)
英国人がスパムに微妙な感情を抱いてしまうのは第二次大戦の影響だわな
戦争が始まり肉が食卓から遠のいた時アメリカからスパムが届いた、はじめは
久々の肉と大喜び!でも来る日も来る日も戦争が終わってもスパムスパムスパム
配給で来る物資はスパムスパムスパム…
こりゃア〜イ ヘ〜イト スパ〜ムと叫ぶのは無理もない
たまにたべるにゃかなり美味しい缶詰だと思うよ、スパムは
毎日食べると飽きるがな。
あれだ、ケンミンの焼きビーフンみたいなものだ。
そろそろ誰か褒めちぎりを投下してくれ。
ここはスパムミートを語るスレでもないんで。
らき☆すたオンラインとか出たし、超絶大人気の中村センセの
樹海人魚の2巻もあるし、みんな鋭気を養ってるんじゃないかな。
MF文庫Jで新しい出会いを求めて旅立った同士もいるだろうし。
とりあえず苦労先生が降臨する
次ぎスレまで
ひたすらさっさと
なんか語ろうぜ!
じゃあスパムについt(ry
なんという堂々巡りwww
ファミ通スレではカミマゴが期待の新人らしいとの専らの噂らしいが
>>931 カミマゴについては
>>902が「美味しんぼ」と一緒に褒めちぎってくれているけど、
まだまだ褒めちぎり足りないものがあるよなw
933 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/17(月) 00:12:33 ID:lhuOA/vb
ちょっと危なそうなんであげ
ところでマキゾエホリックってすごいよな。
ライトノベルで人気のキャラクターを要素に分解して再構築なんて天才としか思えねえ。
この方法を使えば、今までヒットしたライトノベルキャラクターを自作の作品に登場させることも
可能になるんだから、そりゃ京極夏彦も「この手があったか!」って思わず膝を叩く罠。
暴れまくる涼宮ハルヒの脇で灼眼のシャナがメロンパンをほおばり、旅の途中に通りすがったキノのモトラドに轢かれたブギーポップが思わずこう叫ぶ「白くて丸い!」
こんな夢のような小説が作られる可能性を示したことは、まさに壊滅的インパクト。
看板に偽りなしだな。
934 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/17(月) 00:54:36 ID:uzz5KePu
私はなぜその本を手にとったのだろう。それはある作家の新シリーズものだった。
アニメ化決定しているシリーズを持ちながら、完結を待たずして新たなシリーズを書く――その姿勢の良し悪しは別として、その本はそんな風にして出版されたものだ。
私は「お手並み拝見」と心の中で呟いてそれを購入した。既巻七巻あるアニメ化決定シリーズを買い揃えるより、より効率的に作者のレベルを知ることができればと考えながら。
この本の主人公は非常に喧嘩が強い。数人の不良などものともしない実戦スキルを持っている。
オマケに彼は変身ヒーローなのだ。ぶっつけの初陣も難なく勝利、読者の心配もなんのその、戦いにツッコミに奔走する。
黒幕も始めから登場していて、目的もハッキリ。主人公は、突然人外になった己の体に対しても特に苦悩することは無い。幼なじみが守れればあとはどーでもイイのだ。
王道を地で行くプロットと、相槌率七割増(当社比)の会話によって白く彩られたページによって読者は癒されること間違いなし。
読者は思考停止してAll OK。文章の波間に揺られ、流れに任せれば一時間程度で読み終えることだろう。
非常にライトな読み口だ。これはライトノベルを超えたエクストラライトノベルあるいはウルトラライトノベルと呼ぶのが相応しい。
透明水彩を生かしたイラストと相まって、読み終えて本棚に収めた瞬間から、非常に透明な独特の存在感を放つこと間違いなしだ。
私はまだ「我が家のお稲荷さま。」を購入していない。貧乏だからだ。あるいは私にその金銭的余裕が来る日は無いのかもしれない。
ぜふぁがるど(柴村仁/ふゆの春秋/電撃)でした。
935 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/17(月) 01:06:06 ID:wNtvja7/
〈〈933
電撃成分75%wwwww
>>934 一見いい意味で開き直ってるヒーロー物で面白そうに見えるんだが・・・
>>936 別に褒めちぎりたい作品は人それぞれでは?
俺は描写が淡々として薄かった感じがしたな
覚悟を決めたって言うより、何も考えてない感じで
つまりライトなノベルに相応しいってことさ!
書いておいてこんなこと言うのもなんだが、本作ばりに薄味の褒めちぎりになってもーたw
初めてだから優しくしてくりゃれ?
そういやマキゾエ、デビュー当時、出版から何から異様なまでにプッシュしまくってたのに
いつの間にか跡形無く消えたな
そもそもプッシュしてたのがおかしいような出来だったしね
いや、あれはプッシュされてしかるべき作品だったよ
ここのスレ住民に
944 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/17(月) 19:20:37 ID:cUPQWInr
その通り。
京極夏彦がプッシュしてたからな・・・
>>934の改善版。やっぱり難しいな褒めちぎりw
私はなぜその本を手にとったのだろう。それはある作家の新シリーズものだった。
私は「お手並み拝見」と心の中で呟いてそれを購入した。既巻七巻あるアニメ化決定シリーズを買い揃えるより、より効率的に作者のレベルを知ることができればと考えながら。
********************************
この本の主人公は非常に喧嘩が強い。数人の不良などものともしない実戦スキルを持っている。
オマケに彼は変身ヒーローになっちゃうのだ。身体能力も向上。向かうところ敵なし。ぶっつけの初陣も難なく勝利と、不安を抱かせない。
主人公は、突然人外になった己の体に対しても特に苦悩することは無い。幼なじみが守れればあとはどーでもイイのだ。
この山も谷もない筋は実に心臓にいい。何と良心的で慈悲に満ち溢れた作者だろう。感動を禁じ得ない。
黒幕は始めから登場していて、目的もハッキリしている。しかもなぜか危ないところを助けてくれたり、繰り出すザコキャラは必ず一度は見たことがある感じ………
そう、一昔前の特撮モノを見る感覚だ。何というデジャ・ビュ。郷愁の念に駆られる。
また、本作は相槌率七割増(当社比)の会話によってページの下半分をメモ帳として使用可能だ。
資源をムダにしない配慮がニクい。作者は環境にも優しいのだ。SOY INKを使えば完璧だったが、それは高望みというものだろう。
読者は思考停止してAll OK。文章の波間に揺られ、流れに任せれば一時間程度で読了。余った時間の有効活用ができる。
非常にライトな読後感。これはライトノベルを超えたエクストラライトノベルあるいはウルトラライトノベルと呼ぶのが相応しい。
透明水彩を生かしたイラストと相まって、読み終えて本棚に収めた瞬間から、非常にクリアな独特の存在感を放つこと間違いなしだ。
あるいは作者の狙い通りに、メモ帳として活用したり、窓から投げ捨て菌糸類の苗床とするのもいいだろう。
P.S.
私はまだ「我が家のお稲荷さま。」を購入していない。貧乏だからだ。
あるいは作者に当てられたのか、「我が家のお稲荷さま。」を買うくらいなら環境保護団体に募金した方がマシだと思うようになったからかもしれない。
あ、断章のグリム新刊で揃えました^^
ぜふぁがるど(柴村仁/ふゆの春秋/電撃)でした。
>>945 京極は知り合いだから言及しただけじゃ……
改稿前の方が素晴らしいまでの透明感を良く伝えていたように思う
結構ワラタ
>>946 それならP.S.は別のレスに分けたほうが良かったかもな
まあ乙
>>946 あの主人公設定の恥ずかしさはきつかった。
読みながら濡れた。
【樹海人魚 A (中村九郎) GAGAGA】
や つ が 来 た ♪ 中 村 九 郎 が や っ て き た ♪
ついに待望の2巻が発売された樹海人魚。然し本書のスケールダウンは甚だしい。
パレスチナ、チベット、台湾の紛争を終結せしむ聖典と期待されていた本書。一部の添削者である、編集者や、友人の、
りこ的な考えによって独自の詩的感性は失われ、『日本語』『日本文化』という大衆に即した出来となったのは大変遺憾である。
九郎先生の本髄はあの文学感性にあったのは言うまでもない事実だ。私は声を大にして言いたい。「ふざけるな!!!」と。
労務・労使・労役に耐えた。苦労の文学を読む為に。その仕打ちがこの小説なのか!ざけんじゃねぇ……!
はっきり言うと駄作。オブラードに包むと興味深い作品。やばい、やばいよ、やばすぎる。
神作と評価する人がいれば狂ってるとしか思えない。病気。ケツ穴から座薬突っ込んでろとしか思えない。
できればシナリオをもう少し厚く、日本語をもう少し難解にして、霙を可愛くしない事を希望する。
すべては苦労の文学を純粋に楽しむ人を増やすには必要不可欠な事なのだ。
たくさんの声に耳を傾けたからの続巻。これから立ち上るであろう憤怒の声に耳を傾けてくれる事に期待したい。
以て今は亡き樹海人魚@を讃える褒めちぎりとします。
上記はA巻を読んで思った@巻の感想です。
>>952 「できるだけ解り易く2巻は書いた」って言ってる後書きが一番難解。
もう苦労は成長しちゃったからダメポ。
好事家たちの餌にされる時代は終わったのかもなー。
樹海は九郎傑作集の中でも解り易い部類だからな
ガガガの編集のせい(おかげ?)でもあるんじゃないか?
ここいらで富士ミス、SD辺りで1発、新たなる奇書を生み出してもらいたいものだ
どんな自動暗号製造装置なんだ九郎w
オラなんだかワクワクしてきた(ry
文章自体は一見まともで話もまとまっている作品を
新人が書くってのは、並大抵の人間じゃできねえぜ
「生徒会の一存」葵せきな
マテリアル・ゴーストで一部読者の熱狂的な支持を得た作者の新作である。
ついにカヴァーデザインの変わったファンタジア文庫の先鋒として登場したこの作品、一言でいって素晴らしい。
ところで皆さんはかつてPC雑誌だった頃のコンプティークをご存知だろうか。
そう、「聖エルザ・クルセイダーズ」など、後にスニーカー文庫で発売された小説が連載されていたころのそれだ。
この雑誌には所謂「ちょっとえっちな袋とじ」があったことで知られている。
「生徒会の一存」は袋とじの前後、もしくはその中に配置されるに相応しい素晴らしい作品である。
ぜひ手にとって、無垢だった少年のころのようにわくわくして頂きたい。
そして袋とじを開けたときのドキドキする感覚と、その後に訪れる寂しさを追体験して頂きたいと思う。
>>958 あの頃の、豪華16色エロゲのような作品なのか?
それはドキドキするなw
絶対嘘だw
「パーフェクト・ブラッド 1 彼女が持ってるボクの心臓」
赤井 紅介 スーパーダッシュ文庫
見知らぬ女の子を庇い心臓を貫かれてしまう主人公。
しかし庇った女の子は、世界的大企業の総帥・天宮 雪子であった。
雪子の専属メイドでもある魔法士の魔法で生還する主人公だが、全快には10日間は術者の側での生活が必要。
そして、変装を解いた雪子のメイドはなんと学校のアイドル東雲 透華で…!?
ひょんな事から運命共同体となった二人。嬉しいシャワーシーンもある。
主人公は目隠しをしているが、見えないからこその触れ合いは逆に非常にいやらしい。
しかし中盤、ほのぼのムードは一転。なんと、天宮雪子が攫われてしまうのだ。
実は雪子の企業の50%は、彼女の叔父が掌握しており、
今回の事件も、雪子を亡き者にしようとする叔父が依頼したものだと思われる。
しかし雪子は、「自分に何かあった時は主人公とメイドの二人に会社を相続させる」という文章を残していたのだ。
これを知った犯人たちは、即座に雪子の側近達に電話をかける。
「総帥を殺す前にメイドと主人公を殺す。二人だけで指定の場所まで来い」
何という卑劣な犯人達であろうか。同じ人間の考えとはとても思えない。
とはいえ組織に潜り込む事に成功した主人公達。
だが、そこに待ち受けるは、核爆弾をも凌駕するという脅威、ランクSの能力者。
「火」「水」「土」「風」…4属性で構成されたこの世界の『魔法』
その常識にとらわれない「重力」VS「狂戦士」による魔法バトルは、君にまばたきさえ許さない。
>>961 がんばって打ち込んだであろうところへ申し上げにくいのだが、
小学生〜最近の大学生が書いた読書感想文みたいだ。
ほぼ“まんまあらすじ書き写し”のあれ。
963 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/21(金) 00:40:42 ID:6JhmzD3d
今後の
>>961の活躍にご期待ください!
・・スレの趣向がわかってないような文ですね。
とはいえ、このスレで扱われるに相応しい一品らしいことは一応伝わってきたな。
いやまて、思い直したぞ。
>>961は作品のつまらなさを表現するために敢えてそんな形式をとったのではないか?
通な住民なら粗筋以上の面白さを感じられない作品など日常茶飯事だろう。
即ち
>>961を読んだ途端に我々は作品の読了感を味わえているのである。
だとするとすばらしく斬新と言えよう。
>>965 俺が書こうとしたことをw
まぁパーフェクト・ブラッドが地雷というのを最高に分かりやすく言う方法があるな
つイラスト:椋本夏夜
>>967 4日後発売さ
え??俺は当然椋本絵のために買いますよ
ある風の強い春の夜、
>>961はここで生涯消えぬ致命的な恥を晒してしまった。
無理矢理褒めちぎる筈が、無理矢理ストーリーの説明をしてしまったのだ。
しかも、あらすじを並べただけであったという痛恨の極み。
「本当は… 本当は、このつまらないストーリー展開を面白そうに観せたかったんだ」
そう。
>>961は純真な心で、「褒めどころのない駄作も皆で楽しみたいんだ」という、
人懐っこい性格に由来したものであったのだ。
もちろん、一度表に出てしまったこの赤っ恥は永久に消えることはない。
だがしかし、彼は再度挑戦するであろう。そしてまた、諦めず挑戦してもらいたい。
何時の日か、スレ住人たちから無理矢理褒めちぎられる、無茶褒め神となるために。
改めて
>>961を読んでみると、実際に作品を読んでいないと書けない内容だというのが伺える。
962のレスは撤回したい。
他に書きようがあったのであろうが、報告にある作品が、その素晴らしさを伝えるべくここに
書き込もうとした
>>961のエネルギーをほとんど消し飛ばしてしまったのだろう。
それほどの刺激を持った作品だということを期待できる。
その身を捧げた
>>961に乾杯。
おいおい、お前ら新兵を苛めるのも程々にしとけよ?
いやでもアレだ。褒めちぎるには少々いたらないかもしれないが
こんな超展開なんだよって紹介するには成功している。いかにも突っ込みどころ満載じゃないか
今後の成長に期待したい
電撃文庫より【シリアスレイジ】白川敏行
レイスハンター。それは悪魔のウィルスによって
変革した世界の調査、ならびにウィルスの採取を
目的としたサバイバルのエリート集団――
主人公、守屋篤志には夢がある。
それは世界を股に掛けるレイスハンターになることだ!
期待と不安を胸に乗せ、レイスハンター試験に臨む守屋篤志。
だが……そんな篤志の情熱を嘲笑うかのように事件は起きた。
――テロリストによる誘拐立てこもり事件――
怒りに震える篤志は持ち前の機転と
己の脳の内に眠る力、アダプター(身体能力を爆発的に高める力)を
使いテロリスト達を打破する。
しかし、守屋篤志の胸中は晴れない。
「俺たちは……レイスハンターだ。
テロリストハンターじゃないっ!」
憤る篤志。だが、卑劣なテロリスト共に慈悲はない。
悲しみと怨嗟の渦巻く戦場に抗うこと叶わず……。
守屋篤志は飲み込まれてゆく。
さあ、この作品の魅力の一部に触れてみよう。
シリアスレイジの魅力は複雑に絡まった人間模様にあると
私は解釈している。
どんな人間でも必ず背景は存在する。
それが作中、まったく関係のない人物でもだ。
私はあまりの背景描写の緻密さに
著者の人間への愛を多大に感じ、涙腺を緩めざる得なかった。
そして、希少な特異体であるが故に
とらわれの身になる主人公。彼の身を案じ、境地へ赴く
仲間達の姿に胸を熱くした。
苛烈を極める救出劇、踊る展開。
敵側に特異体が存在するという衝撃の事実。
さあ、旅に出よう。
そして触れてみようシリアスレイジという名のダイアモンドを。
975 :
1/2:2008/03/21(金) 12:25:48 ID:M9yIC7r8
むしろシリアスレイジは、高校3年生〜大学生に読んでもらうための必読書といえよう。
・やたら詳細に説明される、レイスハンターの資格取得までの、国家試験の道のりと、
その資格取得のための必要単位
・やたら強調される主人公の属するゼミの変人奇人と、その超便利な発明グッズの数々。
1巻をざっとめくったとき、読者が印象深いのはこの2点であろう。
この第1点目で、読者はハタと手を打ってこう思わなければいけない。
「作者は我々に、国家資格を持つことの大事さと、それを取得にいたる道のりを、
あえてライトノベル向けの題材にスライドさせ、「楽しみながらも将来をしっかり見据えねばだめだよ」
と温かく我々の背中を押してくれているのだ! と。
だがあえて言おう。そうではない。
読み進めるにつれ、話は裏切ったレイスハンター(生徒たちを人質にする)と、主人公との、
閉鎖空間でのアクションものへとシフトする。
ここで読者はハタと手を打ってこう思わなければいけない。
「詳細に書かれた背景は、あくまで作者の丁寧な部隊背景に過ぎない。
作者が本当に描きたかったのは、ダイ・ハードばりのアクションだったのだ。
あの厨房設定と紙一重の先輩たちの便利グッズは、そのための布石だったのだ。
そして、レイスハンターという設定そのものは、
主人公が「俺たちは……レイスハンターだ。テロリストハンターじゃないっ!」
という台詞を「生きた台詞として」言わせるための、壮大な準備に過ぎなかったのだ! と。」
976 :
2/2:2008/03/21(金) 12:29:18 ID:M9yIC7r8
1巻で読み終えた君はそのまま満足して、影の薄い幼馴染とヒロインの間で挟まれる主人公を
ほほえましく眺めつつそう記憶しておいてかまわない。
だが、だがあえて言おう。2巻以降、作者の本心は、そんなところにはなかったのだ。
そう、我々は気づかされることになると。
続刊の詳細は割愛するが、そこにあるのはレイスハンターとなって活躍する主人公でも、
ダイ・ハードばりに毎回テロリストと、自分の超能力で戦う主人公のアクションものでもない。
突如星の名前とか、酒飲んでなければ恥ずかしくて死にそうな二つ名をつけた奇人変人超人たちが
入り乱れ、なんだかよくわからないまま打ち切……完結までなだれ込む、
まさに実社会の混沌を凝縮したような、群像劇となるのである。
その全貌を見るに、我々はこういわざるを得ない。
つまり、1巻であれだけよくできたリアル近未来アクションもの、レイスハンターの資格について
色々身を入れて呼んできた大学生、高校生の君達。
資格なんて、社会に出たら何の役にも立ちはしない。
(だが無論、資格も得意分野も何もなしで社会に飛び込んでも奇人変人の食い物にされるだけである)
人と人とがぶつかりあい、ハタから見れば変人合戦かもしれぬこの現代の日本社会。
そこに飛び込むために、今から覚悟と準備をおさおさ怠らないこと。
このシリーズが教えてくれるのは、まさにそういった日本の実情ではないだろうか。
作者の新シリーズが(もし書かせてくれるのなら)、次は現実社会の暗部をどのように
切り取って提示してくるのか、期待するや切である。
ごめん推敲しなかったら誤字だらけだ。
973-974を読んで、どうしても書きたくなったんだ。
あれは非常に良いシリーズだ(このスレ的に)
> 「俺たちは……レイスハンターだ。テロリストハンターじゃないっ!」
くそ笑った
結局何の話なんだよw
……それを自分も知りたいんだよ。
答えを探しに行けよ。再読するんだ
>>961 過去スレ見れば解るがこういうやり方もスレ形式の一つにあるけどな。
まあ一応このスレに出てきたし、パーフェクトブラッドに興味がわいた。
積本してるパーフェクトブラッドを見る俺。
>>961を見る俺。またパーフェクトブラッドを見る俺。
最初の一歩が踏み出せない。
レスを見た時点で何か既に恐ろしい物を体感したような、
そしてこれ以上の恐ろしい物が確実に待ってるという現実が。
俺の地雷踏みレベルはまだまだ低かったようだ…。
いや、思ってるほどの地雷でもないから。
ごく普通のラノベ。
>>968 >>981 399 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 2008/03/19(水) 11:01:07 ID:ES2fufhD
まさにイラストに騙された名無しさん
400 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 2008/03/19(水) 11:37:40 ID:gbqVQ+xE
椋本はラノベ界のTONYだってばっちゃが言ってた。
やっぱ先輩達は凄ぇやw
シリアスレイジは昔、友達と
【シリアスレイジと いちご色禁区 はどっちが面白いのか※このスレ的な意味で※】
ていうお題で6時間ほど白熱した懐かしき作品。
いちご色禁区はファンだか作者本人だかがロリ四天王に加えようと必死になっていた記憶しかない
986 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/21(金) 14:49:59 ID:ErbfYLLY
次スレって990だっけ?
>>983 TONYでググってきた。
代表作
シャイニング・ティアーズ
シャイニング・ウィンド
涙が止まらない。
・・・いや、そこはエロゲ時代も入れてくれよ
むしろ入れろよ
TONYはどうして最低レベルの物書きとばっかり仕事するんだろ
もはやマゾとしか思えない
なぜTONYが人格的に最低だとは考えないのか
大丈夫。そらのいろ、みずのいろがあるさ
絵だけゲーや絵だけラノベの絵描きはみんなろくでなしだってのか
あれ、だいたいあってる気もしてきた
それだと三雲岳斗と大西科学も最低レベルとなってしまう恐れがあるのであってないと主張するぜ>ラノベ界のTONY
いや、それらも立派なTONYですから。
君もタイガーだ!
ここのスレ的にはレベリオンもルナムンもレジミルもしずるさんも
全部地雷らしいからな
何を言っても無駄さ…
>>996はこのスレの趣旨を未だに理解していないようだ
誰かが地雷と思い褒めちぎった物が地雷です
同意を得られるとは限りませんが少なくともここで反論するのはやめましょう
1000な…ら
1001 :
1001:
━━━━━━━━━━ 奥 付 ━━━━━━━━━━
発行: ライトノベル板
発売: 2ちゃんねる
定価: priceless
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ご意見ご要望は新しいスレッドまでお願いします。
落レス・乱レスは仕様につきお取り替えできません。
健康のためイラストに騙されないようにしましょう。
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