氷室冴子　７

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1 ：イラストに騙された名無しさん：
コバルト文庫でおなじみの氷室冴子さんのスレです。

「なんて素敵にジャパネスク」「銀の海　金の大地」「碧の迷宮」
「冬のディーン、夏のナタリー」「クララ白書」「なぎさボーイ」
「ざ・ちぇんじ！」「海がきこえる」「いっぱしの女」ｴﾄｾﾄﾗ
珠玉の作品について、ﾏﾀｰﾘ語りましょう。

過去スレ・関連スレは>>2-3あたり
2 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/14(日) 16:34:41 ID:FMFXa7qH
過去スレ
１ http://natto.2ch.net/magazin/kako/949/949873840.html
２ http://book.2ch.net/magazin/kako/1003/10035/1003500295.html
３ http://book.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1045418083/
４ http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1073569016/
５ http://book4.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1107074448/
６ http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1171978309/

関連スレ
集英社コバルト文庫・Cobalt総合スレッド　その14
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1191319980/

過去ログミラー作りましたのでどぞ
http://artemis.s77.xrea.com/gclog/himuro/
3 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/14(日) 17:24:25 ID:cxNqPKkz
>>1
乙です
4 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/14(日) 22:05:24 ID:tdsiNMCx
乙でございますなぁ
5 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/14(日) 22:11:50 ID:FpZFfJge
1乙カレー

ところで氷室さんの最新消息はわかるヒトいる？
○○の後書きとか日記に出てきたとか
××賞の選考委員だとか。
前スレでもパラパラでてたけど、どれがいつの情報か分からなかったよ
6 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/14(日) 23:02:14 ID:gRE+zXfw
>>1
心から乙

前スレ>>989-993は、一体どういうつもり？
初心者だから許されると思ったら大間違いです
7 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/14(日) 23:14:50 ID:JQ3OLkt0
>>1
乙

>>6
何様？
8 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/14(日) 23:23:49 ID:eVbzmgUp
>>1
乙です

>>7
>>6が言ってることは正論だぞ？
今度からﾃﾝﾌﾟﾚに次ｽﾚは980を踏んだ人
って入れたらどうだろう？
9 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/14(日) 23:24:50 ID:gRE+zXfw
>>7
今すぐ前スレ見ておいで
落ちちゃう前に
10 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/14(日) 23:26:51 ID:gRE+zXfw
>>8
賛成
11 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/15(月) 00:11:45 ID:wSshl1Eu
久しぶりに、「ざ・ちぇんじ」読んだけど、帝がいい味出しているな・・・
12 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/15(月) 00:57:22 ID:fnNzgM8s
ざ・ちぇんじの帝はオバカ可愛い
時にイラつくｗ
13 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/15(月) 01:49:48 ID:mtbweoSw
>>1
乙です。前スレ988を書いた者だけど、呼びかけに応えてくれた人がいて良かった。
そして997のレスに笑ったｗ

>>8
賛成。980は遅くとも、ということにしておいて、スレの進むスピードが速い時期は
前倒しにしてもいいかも。

>>11-12
あの後、帝は綺羅の尻に敷かれるだろうなぁ。乙女幻想が破れるのも時間の問題ｗ
14 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/15(月) 19:47:21 ID:H0RwGeCg
女東宮が好きだったなー

あと宰相中将が情けなくて好きだった
15 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/16(火) 01:00:12 ID:tTdRNzML
>>14
宰相中将は元ネタの話では、綺羅と三の姫の両方に子どもを産ませちゃうんだよね。
トンでもない奴だと思っていたらざちぇんじで情けなく描かれていたから、ちょっと
スッキリしたｗ
16 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/16(火) 01:34:27 ID:C1UC5OyP
ざ・ちぇんじでも結構とんでもなかったけどｗ
弟君と小百合だけがマトモというか、ひたすら振り回され頑張ってて偉かったよ
綺羅は自分の意思で男の姿だったけど、弟君は自分の意思じゃないのに苦労させられちゃったね
17 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/16(火) 08:26:01 ID:Vts4qEhi
弟君は最初ギャグとしか思えないw姫キャラだったけど
最終的には男性陣で一番まともかつ頼り甲斐あるキャラになっちゃってまあ
女東宮は良い男ゲットしたなw
このカップル好きだ
18 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/17(水) 11:02:28 ID:xXxEDd4D
帝と高彬の束縛ネチネチぶりがかぶるｗ
高彬は一回落として、でも吉野君の時も帥の宮の時も最後は見せ場があって名誉挽回
惚れ直すカッコ良さだったけど、帝はそういう見せ場もなくｗ
でも、そんな帝が好きなんだけどさｗ
19 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/18(木) 01:43:24 ID:P20VsJD0
束縛ネチネチ系といえば、光太郎もだったねぇ
この3人の拗ね方はそっくり
先生の実体験にもとづいてたりして・・・
20 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 07:48:41 ID:x8oGJb8M
ざ・ちぇんじ！きっかけでとりかへばや読んだ人ってやっぱり多い？
21 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 10:26:08 ID:PaINgSmZ
ノシ

ざ・ちぇんじは上手く少女小説にしてるな、とオモタよ。
とりかえばやは本当に妊娠しちゃうし、女東宮はあんまり幸せじゃない結末だし。
22 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 11:28:46 ID:Eqo4eUha
原典はあたらなかったけど、
河井隼雄の「とりかへばや、男と女」を読んだｗ
23 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 11:51:04 ID:X+c8naSf
>>20
ノシ
ちぇんじ、ジャパネスクで現代語訳の平安ものいろいろ読み漁ったよ。
原作とりかえばやはあまりの悪趣味さにﾜﾛﾀｗ

あとは銀金で古事記。こっちも神代の話とか、ヤマトタケルやら衣通姫伝説をなんとなく
知ってるだけで、他の話はあ、そんな話もあったな位にしか知らなかった。
今でも古事記では衣通姫のエピソードが一番好きなので、続編があったらこの辺も
書いてくれるのかなとwktkしてるんだけど、佐保彦の章すら出る気配ないなぁorz
24 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 11:57:21 ID:jL6GG3Mz
>>21
女東宮の結末についてｋｗｓｋ
25 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 12:11:45 ID:1NlufdSx
たしか綺羅弟の子供を身ごもるけど、綺羅弟は男に戻って他の姫と結婚、だっけ？
26 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 12:58:28 ID:jL6GG3Mz
>>25
それは…女東宮カワイソス。
27 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 13:43:13 ID:g9XmKyiM
むしろ、綺羅弟最悪
28 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 15:18:27 ID:en9gLU78
うん、それはヒドス
29 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 17:17:50 ID:curKN8up
私が読んだのだと、弟君が女東宮に黙って失踪して
勝手に入れ替わって戻ってきたんで
傷ついて心を閉ざしちゃうとかだったような。

しかも弟君はその失踪してる間に四の君（ざ・ちぇんじだと三の君）と
姉が親しくしてた世捨て宮の姫と、2人も愛人作っちゃうんだよね。
最終的に弟君は3人の妻を持つんだけど、
当時だったら貴族として普通なんだろうけど
ざ・ちぇんじ読んだ後だったからショック受けた気がするｗ
30 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 18:00:01 ID:g9XmKyiM
要するに、

綺羅姫　宰相中将の子供を生んだ後に後宮に入内
綺羅君　女東宮、三の姫、宮姫と結婚する
宰相中将　綺羅姫の子供だけ残して捨てられる
三の姫　宰相中将の子供を産むけど、綺羅君と良い感じに
女東宮　綺羅君の子を孕むが、綺羅君は他の女性とも結婚

ってこと？
31 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 18:25:59 ID:/UUhG/ra
狭い登場人物関係で、よくもまあこんなに絡み合うｗ
女東宮がカワイソス、というか何て昼ドラ展開ｗ
32 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 20:07:54 ID:nCGbcofn
とりかえばやはぐだぐだと評判悪いからなぁｗ　（国文の研究者からｗ
でも今残ってるほうままだましで、原典はもっとぐだぐだだったらしいし
いったいどんな話だったんだかとても興味がある。
（原典はもっとぐだぐだという評判だけが残ってるだけで本そのものは残っていない、はずだ）
33 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 20:37:49 ID:0H68oXNw
>>30
あと、宰相中将は最後に宮姫の妹と結婚した気がする
相関図作ったら凄そうだなｗ
34 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/19(金) 20:40:58 ID:96hCJxOZ
ビバリーヒルズもビックリだｗ
35 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/20(土) 00:10:33 ID:nQOZv50v
銀金に勝るとも劣らないドロドロ加減だな。
36 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/20(土) 00:24:55 ID:tSECUR17
とりかえばやを読んで、こりゃ「ざ・ちぇんじ」の方がいいやと思った
37 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/20(土) 00:54:25 ID:nQOZv50v
ずいぶんさわやかに仕上げたもんだね・・。
これも作者の腕か。
38 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/20(土) 00:54:33 ID:HrF9TuFe
前スレ＞907

よしながふみさんの対談集読んだよ。
萩尾先生の口から氷室先生の名前がかかれてあったのに心底ほっとした。
お元気であるということがわかっただけでも感涙でした。

しかし、相変わらず少女マンガを誤読する男性に手厳しいな氷室センセ
最近エッセイ読み直してるけど、主張は変わっていないご様子。
39 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/20(土) 01:32:19 ID:aJeRchSq
「とりかえばや物語」といえば、受験したセンター試験の古文がそれだった。

40 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/20(土) 09:00:46 ID:PqPbb1PZ
当時、ざ・ちぇんじ！の入れ替わり劇の見事な着地に感動すら覚えたが、とりかへばやの流れを知って、氷室センセイの手腕をさらに尊敬することになった。
原典それで、よくあんだけ爽やかにハッピーエンドを作れたものだ…
むしろ、とりかへばや嫌いで、私ならこうするわあああ！と思ってたのかな
41 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/20(土) 10:20:11 ID:RwI2fgDI
>>39
７２年生まれ？

他の男との子を産んでおきながら、入内するなんて驚きだ。
42 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/20(土) 10:21:52 ID:n1WRk6Sz
だよね～
何人嫁にしようが当時では常識のうちなんだろうけど
子を産んだ後に入内なんて展開な小説、アリだったんだろうか・・・？
43 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/20(土) 12:11:25 ID:VZiTIgPF
>>40
むしろとりかえばやの悪趣味加減が好きだとどこかに書いてた気がする。＜氷室さん

そして過去ログミラーの管理人さん乙！
前スレが既に入ってる。
44 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/20(土) 13:01:38 ID:DmHSrl4U
姫君は、しかも中宮になるんだったよね？
45 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/20(土) 14:13:47 ID:boklWF/6
たしか、姫君はまだ尚侍の時に主上のお手がついて
その後で女御入内したんだよ。

で、自分が初めての男じゃなかったから
そういう事情で今まで女御入内しなかったのか、って納得したんだけど、
こんなに魅力があるんだからそんなことがあっても仕方ないって思って
愛情が目減りすることはなかったみたいな描写があったと思う。
中宮になったのは他に男皇子を産んだ女御がいなかったっていうのも大きいだろうし。
源氏の朧月夜と同じような感じなのかな？
そこの所は上手いと思った気がする。

でも読んだのが小学生の時だったから、
どうやって自分が初めてとかわかるんだろうって
不思議に思ってたなあｗ
46 ：45：2007/10/20(土) 14:30:51 ID:boklWF/6
と思ったけど最後の３行、よく考えてみたら
確かざ・ちぇんじの原作の方で具体的な描写があったような。
最初に漫画読んだ時の感想だったかも。
連投ｽﾏｿ
47 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/20(土) 16:32:22 ID:cxzv+8Hk
とりかえばやはラストの帝のうつわの大きさに感動した。
・↑にあるように処女じゃなかったことに気付く。
・宰相中将が愛人に産ませて引き取ったといわれてる子を見る中宮の様子から母子と察する。
・それでも中宮を愛し続ける
て感じで。

それに引き替え男君はあちこちに手はだすわ、宰相中将への嫌がらせは執拗だわ、で魅力なかった。

あ、あと入れ代わりの時、女君は髪の伸びる中国の秘薬つかってます。



出産はともかく、他の男と関係していながら入内立后てのは、史実で疑惑もたれてる人いるしなー。
48 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/21(日) 23:06:57 ID:lZfgBLWQ
原作の帝は深いね。

ざ・ちぇんじ！の帝は綺羅中将に思いをかけたのをすっかり忘れて
女に戻った綺羅を熱愛しそうなお坊ちゃんって感じなのに。

でも綺羅を引き立てようとすると、梅壺や他の宮中の妃とゴタゴタが
あったりするんだろうな。
49 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/21(日) 23:26:49 ID:rYKwaXNW
帝に限り、原作の方がいいね
でも、ちぇんじ！帝の方が氷室キャラっぽいかもｗ
続編よみたい気持ちはジャパネスクとかの方が強いんだけど
サラッと続編かけそうなのは、ざ・ちぇんじかも
その後の展開の余地が残ってて、続きや番外編の短編が書きやすそう
50 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 02:16:02 ID:KQhhc20K
平安時代に、処女性重視の男なんていたのかな？
今の感覚と違うから、誰と寝た女であろうが、誰の子を産んだ女であろうが、
気にならないのが普通だったとしても驚かないけど。
51 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 02:21:31 ID:x8T4wg66
しかし帝は特別なんじゃないかと言ってみる
愛人なら無問題だろうけど、女御はマズかろう
52 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 10:38:10 ID:QOvP/RGK
しかし前帝崩御→その女御を欲しがって、無理矢理再入内させた帝や、
中宮腹の皇女を溺愛するあまり、皇女をその同母弟の中宮にさせた院も実在するしな。
53 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 10:56:23 ID:o8AI3Q/g
里内裏で不義密通し（一説では妊娠した）東宮女御もいるし＝道長の妹
54 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 12:56:04 ID:Tc26FJ+L
>>52
同母の姉弟同士結婚させたってこと？
同母は不味いんじゃないっけ？
55 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 14:18:28 ID:pJzhANAz
>>54
確か白河上皇がやったんだよ。
第一皇女のなんとか内親王を溺愛してて、一品にしただけでは飽き足らず、
同腹の堀河天皇の中宮として立后させた。
上代でさえ許されない同腹だし、既に平安時代だし、で臣下からの反対も多かったけど
強行したんだって。
実際に結婚させた訳ではなく、立后させただけのようだけど。

ちなみに白河天皇は、その内親王と堀河天皇の母中宮が危篤の時、「穢れは忌むべき」
だから宮中から下がらせるのが慣例だったのも拒否してる。
「前例がない」って諌められても、「例はここから始まる」とごねた人。
56 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 16:36:13 ID:x8T4wg66
>>53
妹なんていたのか、知らなかった
リアル淑景舎じゃん
57 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 16:59:43 ID:4bXtGo5k
>>55
へーぶっ飛んでるねぇ
58 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 17:20:30 ID:eIfej/BL
>>53
道長がオパイ掴むと母乳が迸ったから
「やっぱり不義の子を孕んでやがる！」ってわかったんだってあるねｗ
アリエナスな話だけど、道長乱暴すぐるｗｗｗ
59 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 17:22:09 ID:RjJ5Z8kl
あぁ、アレのことｗ
史実だったんだ
60 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 17:56:50 ID:eIfej/BL
さすがに史実じゃないと思うｗ
でもそう描きたくなる程度には、道長は粗暴な青年だったんだろーな。
61 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 18:54:56 ID:o8AI3Q/g
とりあえず密通してたとこまではホント。
ついでに相手の男はその東宮が即位し帝の間殿上できなかったらしい。
が、その男は後年、一条天皇崩御後に未亡人となった女御元子に手を出し、
婿と認められないので相手を家でさせて引き取る形で結婚してる。


ここらへんのエピはちぇんじやジャパで上手く使われてると思う。
62 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 20:30:37 ID:Gk3Hdqnf
段々スレ違いに…と思ったら微妙に修正されてきたな

とりかえばや、マリみてでも学園祭の演劇で出てきてニヤリとしてしまった
今野さんがコバルトにデビューした時の審査員が氷室さんだったんだよね
縁が深いな
63 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 21:11:19 ID:Rh3ammRZ
この流れでちぇんじ！を読みたくなって部屋を発掘したが、
漫画版しか見つからん…
64 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 21:13:10 ID:w7m986Tw
>>52
それは、その時代は「マズイよ」な認識じゃ無かったってこと？

>>60
綏子の母乳は、永井路子の小説だよね
あの道長は粗暴とは無縁ぽく描かれてなかった？
その場面も、乱暴したとかそんなのじゃなかったしバカ正直さが前面に出てた
65 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 21:23:02 ID:PgK4LJb8
>>51
ジャパネスクでは処女性どころか婿探しの宴開いただけで
そういう姫は入内に支障があるの無いのと言ってたねー
66 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 21:36:30 ID:39hbtcKy
>>64
さすがに同母の兄妹はまずい認識があったと思うけど、
親子兄弟間で同じ妻は、前夫が死んだ後なら別にまずくなかったのでは？
ごく近代まで、財産を分散させないとか家名を守るという名目で
兄が死んだら弟が兄嫁と結婚とか行われていたし。
女はいわば家の共有財産、家長である父と息子、
跡取りである長男と弟の間でのやり取りは
今ほど奇異なことではなかったかと。
67 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 21:36:57 ID:Rh3ammRZ
>>64
いや、その時代というか平安時代だけど、当時も「それはまずいだろ」だった。
でも帝が駄々をこねて押し通した。
白河天皇は絶対王政的な天皇だから可能だったんだと思う。前女御の再入内は
どの天皇か忘れたけど、女御自身は「こんなことなら落飾すればよかった」と
嘆いていたとかなんとか。
そういえば、異母の兄弟姉妹の結婚が少なくなったのは平安中期…というか
摂関家絶頂期くらいなのかな。
平安遷都した桓武は、后腹の異母妹(酒人内親王)を女御にして、斎宮を産ませてるよね。

ジャパネスクの場合、春日大納言の正室の実家がわからないからなんとも言えないけど、
承香殿の女御が男皇子を産んだら、やっぱりその東宮妃の最有力候補って、瑠璃と高彬の
姫なんじゃないだろうか。
68 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 22:13:05 ID:uYYmCTJe
近衛・二条の后でした＞二代后
院政期は、例外づくしだな。

右大臣家の次男、三男に姫がいたらありえるかも＞東宮妃。
でも、右大臣家と内大臣家の孫姫なんて、後見としては最強だよな。
69 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 22:20:54 ID:w7m986Tw
>>66
それは明治時代あたりまでは、普通に行われてた慣習だけど
天皇家がやっちゃうのは奇異な気がするけど・・・

>>67
子蟻の姫が女御入内してもマズくない？
70 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 22:29:40 ID:o8AI3Q/g
>>64
道長が異母妹の乳をつかんだって話はもともと「大鏡」にある。
現代の小説や漫画はそれを脚色して使ってるからどれ読んだかでイメージは色々だろう。
永井路子の道長は大らかで真面目っぽいけどね。（高彬が４男なのは道長をイメージしてそう）

密通あいての源頼定は天皇の孫で、時の東宮の叔父にあたるから、
ジャパの師の宮と鷹男の関係の参考にはしてると思われ（性格は違いそうだが）。
71 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 22:45:29 ID:9bLrRKa9
スレ違いから素晴らしい流れで戻ってきたね
72 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 22:46:35 ID:uYYmCTJe
>>69
だよね、天皇家では奇異な感じがする。

天皇の妃って、公人でもあり、将来の天皇の母でもあるから、それなりの処女性って
要求されていると思う。

73 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 23:15:42 ID:Rh3ammRZ
>>72
だからﾏｻｺｻﾏは反対されたという噂を聞いたことがある

留学経験・勤務歴あり=非処女率高し、という理論らしい
74 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 23:49:36 ID:Gk3Hdqnf
前スレでスレ埋まりそうなのに物凄い勢いで雑談していた人たちと同じ匂いがする
75 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/22(月) 23:59:38 ID:0O40QJMw
その上、注意されてキレてたのが何と言うかもう・・・
76 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/23(火) 09:38:11 ID:EYRcskm7
私は今、スレ違いと思ってた話がこんな風に戻ってきて感動してる。
しかも、私が好きなちぇんじ！とジャパネスク！
77 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/23(火) 20:04:04 ID:R0/l0Tgh
とりあえず平安雑学知識が増えるし、スレもまだ始まったばかりだから
いいんじゃね？と気楽な自分。

上記の話を知った上でちぇんじを読んでみたら、主上の「私は何をしても
許される身ですから」がめっちゃ現実感があるw
まあ、あれは光源氏の台詞をもじったんだろうけども。
78 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/23(火) 20:15:18 ID:j+m6m90i
そりゃ楽しんでいる人からしたらいいだろうけどさ
79 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/23(火) 20:38:38 ID:+AL4Dts3
ていうか、そこまでいやなら、話を変えればいいじゃないか、何か話題をふって
80 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/23(火) 22:53:37 ID:lqMb7DsQ
史実では帝はお飾り的存在で、権力を掌握していたのは摂関家って印象だけどな。

ざ・ちぇんじもジャパネスクも登場する大臣は、入道を除いては、ノホホンと
したタイプが多いよね。
81 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/23(火) 23:15:15 ID:8z59y3WU
>>79
前スレでも銀金の話題で盛り上がってた時に似たような流れになったな。

スレが埋まりそうな時に丸無視でいつまでも雑談してるのはどうかと
思うが、今の流れはスレ違い気味になってもぎりぎり戻ってきてるし、
別に目くじらたてるほどのことでもないんじゃまいか？
嫌なら>>79の言うとおり別の話題振ればいいだけだし。
82 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/23(火) 23:41:33 ID:437PaDkN
そうそう、素晴らしい流れで戻してきたので無問題
83 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/23(火) 23:45:58 ID:j+m6m90i
今までも何回か話題ふってみたりしたよ
話題が嫌なんじゃなくって、何か自覚のなさが嫌なんだ

一つの小説の話題が続くのは（氷室作品である限り）別にいいと思うんだけど
スレ違いじゃね？って感じのレスはやはり少し自覚して控えて欲しい
「雑学が増える」
「スレもまだ最初の方だし」←これ意味わっかんね
「ぎりぎりで戻ってきている」
っていうのは、楽しんでいる人の言い分だと思うよ
84 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/23(火) 23:51:45 ID:ZCW5rk3d
新作が出ればなぁ
85 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/24(水) 00:07:24 ID:437PaDkN
前スレ終盤の埋め立て会話は言語道断だと思うけど
この流れは、そんなにスレ違い一直線にも感じないけど・・・

ま、皆さんスレ違いにはおのおの気をつけましょうねってことで。
86 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/24(水) 00:10:53 ID:BIsO6RH1
>>77
>>79
わたしも平安知識は楽しんでROMってたクチだけど、
現代の皇室持ち出すのはｳﾍｧって思ったよ
87 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/24(水) 00:21:49 ID:+WLboe/1
>>84
だよねぇ・・・

でも、先生が書かない理由とか
ここまで何一つ情報が出ないってのも不思議だよね
どこからか漏れてきそうな気がするけど・・・
88 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/24(水) 08:04:27 ID:9bEj6Z2K
新しく執筆の予定が無いなら、とにかく今まで単行本に収録されてないモノを
ガールフレンズみたいな感じでいいので、寄せ集めで出版して欲しいな。
虹子女子短編読みたいし、あとコバルトに載ったインタビューや対談など色々集めたら
何とか1冊分にならないだろうか。
漫画ジャパネスク再開してることだし、編集部と連絡はつく状態にはいらっしゃるってことだよね？
89 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/24(水) 08:58:51 ID:5g5If5/v
月の輝く夜に、だっけ
コバルトに再掲載するのなら、本にしてほしかった…

蒼の時代の後編はあきらめているけど
できればどういうオチだったのかだけでも作者から聞きたいなあ
90 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/24(水) 10:35:46 ID:+WrnCxa8
>>88-89
インタビュー、対談、文庫未収録短編（虹子女史短編は
いらん加筆訂正抜きで）。
銀金全六部構成のあらすじと結末、冬夏の結末までのあ
らすじ、蒼の迷宮のオチ…、とりあえずこれだけ盛り込ん
でくれたら多少高くなっても自分は買うかも。
ここまできたらきっちり書いて欲しいなんて贅沢言わん。
ひたすらすっきりしたいだけなんだよー。
91 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/24(水) 17:22:44 ID:5e1WZZfa
そんな素敵な本が出版されたら、すぐ購入しちゃうよ。
92 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/24(水) 17:43:17 ID:UKAdV2o7
ジャパネスク新装版のあとがきを久しぶりに読み返したら、
銀金を氷室さん自ら未完の大作（笑）と書いていて、やっぱり悲しくなった
93 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/24(水) 18:15:34 ID:LQwVhyQu
なんで断筆したんだろうなあ
理由だけでも知りたい
94 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/24(水) 18:36:10 ID:52tH8Vjg
電池切れとか？
95 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/24(水) 18:57:54 ID:UKAdV2o7
旧版のジャパネスク1巻だったっけ？
あとがきで書くのが何よりも楽しい時期って言ってたのは
今は書くよりも、他に興味の惹かれるものがあったり、書くことに興味が惹かれなく
なっている状態なのかもなあ
96 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/24(水) 19:00:05 ID:9kBinVug
寄せ集めだろうが何だろうが、今の自分は買う
氷室に飢えてます・・・
97 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/24(水) 19:27:37 ID:T5kFLu6T
>>90のような本が出たら、万出しても買う。
98 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/25(木) 17:13:41 ID:6MU0/mrM
氷室作品は続きを勝手に想像して脳内補完、ってのが出来難いからなー（特に銀金）。
さくさく続きの出る時はそれが楽しいんだけど、こうぱたっと出なくなると辛い。
99 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/25(木) 17:17:48 ID:8372rzqO
実際、氷室本ぽいのが出たとしても
書き下ろしはモチロン、新しくインタビューしたりアンケ回答してもらったりも
多分、ないよね
今までコバルト他に記載されたものを集めて、あとは氷室データ的なものを載せるくらいか
それでもいいから、欲しいけどね
100 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/25(木) 18:06:28 ID:gw84dpBC
作家のレベルが落ちてからだったらまだ諦めがつくけど、氷室さんは
まだまだ筆力があって、作品に力も面白さもある時期にぱったりと
書かなくなったから、諦めきれない
101 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/25(木) 19:35:50 ID:0y/UkYhs
吉田直のトリブラ大全みたいなやつか…。
でも、あれは作者が急逝したから出たんだもんな
102 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/25(木) 19:46:27 ID:8372rzqO
冴子スペシャルシリーズの最新本ってことでいいんじゃないかな
103 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/25(木) 19:49:53 ID:8372rzqO
可能なら、氷室冴子読本２ということでも・・・
104 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/26(金) 05:05:27 ID:IXQMaPAf
集英社か徳間書店にそういう本出してって、メールか手紙で送らねば！出版社の人に需要があるってことを実感してもらわないと。
105 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/26(金) 11:44:50 ID:YabM9U4v
>>104
いやでもここで希望書いてるだけならともかく、そういう働き掛けまでしちゃうと、
却って負担になるんじゃないかな。
好きな作家さんに迷惑かけるのは嫌だな。

もしそんな本が出たら狂喜乱舞して買うけどw
106 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/26(金) 12:24:00 ID:r767DeuI
書き下ろせ、とか新作出せ、ならとにかく
昔のものをまとめて出してくれ、はありじゃないのかな
107 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/26(金) 15:49:24 ID:v9HfLvE2
>>105
氷室先生が何一つアクション起こさないで寄せ集めで出せる本って話だったら
負担はかからないと思うけど・・・
ジャパ漫画連載再開した今こそ、出版社的にも出しやすいタイミングかも
完全に終わった作家になってしまうと、出版社も旨味ないから出さないと思うし・・・
108 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/26(金) 16:36:41 ID:GV/Qo6ZA
>>107
働きかけしてないはずがないとｵﾓ
だって過去の資産そのまんま使いまわして稼げる可能性高いんだから
こんな収益性高い話ないもん

なのに出てこないってのは、断ってるような希ガス
109 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/26(金) 17:09:02 ID:r767DeuI
ジャパネスクの再漫画化にOK出したり
クララの復刻版で加筆修正したりしているんだから
頑なに断っているってこともないような気もするが
110 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/26(金) 17:20:31 ID:xh3kpfat
もし氷室本出ても、そんなに売れるかなぁ。

このスレに居るような人は氷室本出たら絶対買うだろうし、
コバルト卒業しててもスレをチェックしてれば情報が入るけど、
一般的にはどうかなと思うよ。
昔好きで、今でも文庫捨てられない人でも、もう新しく本が出るなんて
思ってもみない人が多いだろうから、
氷室本出しても気付いて貰えるかどうか微妙じゃない？
そういう人たちにも気付いてもらえるほど、
宣伝費かけられないだろうしｗ
111 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/26(金) 17:28:01 ID:pCTNPLye
そもそも氷室読本がそんなに売れたのかどうか
いや煽りじゃなくて
112 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/26(金) 17:45:01 ID:HdIUbYB+
本屋や図書館に行くと、少女小説の売り場がほぼ消えてるのが悲しい
氷室本もほとんど見かけない、ブクオフですら見かけない
時代はラノベだしね・・・
今が氷室本が出せる最後のチャンスという気がする
自分も煽りじゃないけど、既に需要は消えつつあると思う
そもそも、皆さんの年齢は？私は28歳でティーンズハート全盛世代だから
その時期で既ににコバルト文庫読んでたの自体が少数派だった
「海が聞こえる」と山内版ジャパネスクでの知名度は、多少あった世代かもしれない
氷室先生の黄金期っていつぐらいなんだろうね
才能はぶっちぎりにある方だし、また書けば絶対に売れると思うけど
新作を望むのは、もう無理かな？
113 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/26(金) 18:59:17 ID:dfrrZkgB
>>105
何でそういう希望出すのが負担や迷惑になるのか分からないんだが。
実際出るか出ないかはさておき、
ただ忘れ去られるよりずっと作家冥利に尽きるんじゃないか？
114 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/26(金) 19:00:49 ID:5XqjCGzE
ぶっちゃけ、お金になるしｗ
でも先生、もう人生3回くらいやりなおしても使い切れないくらいの資産をお持ちかもね
115 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/26(金) 19:03:30 ID:5XqjCGzE
>>113
言えてる
嫌な気はしないと思う
それでファンレターが久々に増えて、先生のモチ上がって、編集部も力入れてくれて
万が一にも新作が出る～なんてことになれば万々歳
116 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/27(土) 04:05:30 ID:mXj2ZOAh
>>114
そこまで儲かってはいなかったのでは？
117 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/27(土) 04:42:34 ID:VJnhn0xM
>>116
ジャパネスクの漫画版（最初の）は、当時かなり売れたし
原作だから印税かなり入ったんじゃないかな？
118 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/27(土) 07:26:32 ID:tZYNA99b
>>116
大きな風呂つきの家を建てるぐらいだから、かなり儲かってたんじゃね？
119 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/27(土) 08:34:23 ID:cP/DKv7v
ジャパネスクは小説全10巻の累計だけで720万部発行されてる。
定価×1割×発行部数が印税として作者の手元に入る。

もちろん、別の作品の分もあるし漫画版の印税もある。
トラブルやとんでもない浪費でもしない限り一生金に困らないと思われる
120 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/27(土) 15:32:24 ID:J7Cu82tJ
小説はわかんないけど、少女漫画家の話を耳にしたりするに
一時期のみ売れた完全に終わった（引退）先生でも、しょっちゅう海外旅行
しかもファーストとか、ファーストってもういくらかかるのか想像できないんだけど
すんごい金持ってるんだろうな・・・というのは想像できる
ジブリの原作の印税もあるよね
最近ビデオやらＤＶＤやらになってるし・・・
121 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/28(日) 23:26:21 ID:wf+N31mp
氷室さんが小説書かなくなった原因が

描かなくても生きていけるから

だったらいやだ。
体調がわるい
ネタが尽きた
うまくまとまらない
腱鞘炎でパソコン無理

何でもいいけど
お金が理由だったらほんと悲しい。
122 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/28(日) 23:44:58 ID:mRZRcJ/U
でも、気持ちはわかるけどな・・・
だって私、もし宝くじで今3億円当ったら働けなくなると思うもん
小説書くのも、体力使うだろうししんどいと思うよ
123 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 00:19:03 ID:uz+I6JwC
氷室さんのエッセイ読んだ事ないの？
編集に
「あなただって儲けたいでしょ」
って言われて
「それが作家にムカって言う言葉か！」
って切れてた人だよ

大体、他人の懐事情を勝手に妄想してる時点であまり上品な行為じゃないのに
それで勝手に幻滅するってのもどうなのって感じ
124 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 00:20:45 ID:O5kTbwFF
じゃ、原因は体力（もしくは体調）・・・？
125 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 00:26:37 ID:0O1YdPdA
>>124
コバルト編集部の方向性が変わってきた頃と一致する気がする＜氷室さん断筆時期
いわゆるBLを取り入れ始めた頃のような
当時既にﾐﾗｰｼﾞｭはあったけど、露骨にBLを受け入れ始めた時に「とうとうコバルトまで？」と
ショックを受けたのを覚えてる(BLは平気だけど、少女小説レーベルでやってほしくなかった)

なので、編集部との方向性の違いとかそんなんじゃないかなあと思った
もしくは「一時休筆」の予定が、ずるずると長引いたのかなとか(銀金とかは書くのに
気力体力いりそうだし)
126 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 00:33:31 ID:O5kTbwFF
銀金連載と同時期に連載してた作品で、ＢＬ物って結構あったよね
そして、銀金が今のところ最後の作品・・・
相性の良かった（かどうかも知らないけど）担当編集が辞めたか異動かしたのかな？と妄想したこともあるけど
集英社以外でも一切書いてないんだよね
とにかく、短編もエッセーも何も一切なくなったっていうのが・・・やっぱり体調的なものなのかな？
喘息が悪化とか・・・
127 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 00:37:02 ID:uz+I6JwC
>>124
原因なんて、本人が口を閉ざしている以上わかるわけないじゃん…
体力かモチベーションかそれ以外なのか…本人と関係者しかわからないでしょ

>>125
コバルトＢＬ化で断筆ってのもまことしやかに語られているけど
何も根拠というかソースはないんだよね
他のスレでも噂になっていて吃驚する
それだとコバルト以外でも絶筆している理由がわからん
128 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 00:48:52 ID:nwh050bB
少女小説というジャンル自体がBLに乗っ取られてる感はあるし
そのことに対して絶望したとか？
何かのエッセイか、あとがきか、解説か、忘れちゃったけど
氷室さんって「少女小説」というものに
すごく思い入れを持ってる人だなーという印象を持ったことがある。
129 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 01:28:47 ID:z81bxysv
書かなくなった理由…更年期障害とかはない？友人の母親はひどくて欝になって大変だったそうだ
もしそうなら治ってから書いてもらいたい せめてあらすじだけでも…
違ったらごめんなさい
130 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 07:36:35 ID:Vpt2WjtW
執筆よりも恋愛にハマったからじゃないの？と思わなくもないｗ
新装版の氷室さんのあとがきとかからみて
一点集中で、がーっと行くタイプのようだから
131 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 07:41:46 ID:1zWuRax8
でも、先生って下から恋愛体質っぽいし
いまさら、それが理由で書かない書けない状態になるとは思えないな～
更年期の可能性も含む体調面の方が理解しやすい
山内先生と病弱対談もなさってたしねぇ
132 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 09:15:52 ID:hRkMBwsa
氷室さんは自由化ＢＬ化よりも
少女小説はこうあるべきという規制の方に反発しそうな人だったと思うな
氷室さんＢＬ化について何も言ってないのに
勝手にそんな風に勘ぐられて気の毒
133 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 10:49:40 ID:1zWuRax8
少女小説以外も書いてた方だし、それこそ集英社じゃなくても
徳間のアニメージュに自由なジャンルで連載でも良いんだし
考え方とかの問題で書くのをやめたとかは考えにくいなぁ
それだと、なんか悲しい
134 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 11:11:19 ID:IaDfZ5yI
銀金は集英社…というかコバルトで、というのがあったんじゃないの？
版権問題もあるし

アグネスの新装版は結局出ないのか
ずっと待ってるんだけどorz
135 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 11:18:30 ID:1zWuRax8
でも、銀金以外も一切書かなくなっちゃったわけで・・・
136 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 12:17:06 ID:KAmIj5oW
特定のシリーズだけ書かない（書けない）、特定の出版社からだけ
出さない（出せない）って言うのならまだわかるんだけど、氷室さ
んは本当に一切書かなくなってしまったのが謎だ。
書く気がなくて書かないのか、書きたくても書けない状態なのか。

佐保彦の章が予告までされてたのに（しかも掲載予定のコバルトの
表紙は佐保彦だった）休載になったのは腱鞘炎が理由だったんだっけか。
137 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 13:26:26 ID:ZKyHPJ/V
大体、コバルトに問題ありというんなら、その後、コバルトで新装版なんて
出さないよね
しかもわざわざ内容に一応手を入れるなんてこともしないはず
BLに抵抗ある云々説も同上
138 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 15:36:27 ID:qGdhPo0b
BLへの嫌悪はないんじゃないかなー

ずっと前に山内先生の近況報告みたいな1～2P漫画が掲載された時
笑いつつ赤裸々なBLネタをマシンガンのようにかます氷室先生
顔を赤くしつつ耳ダンボなアシスタントさんたち、があったよ

山岸先生とも対談でやおいとかBLな話があったし
139 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 17:58:40 ID:hRkMBwsa
コバルトのＢＬ化を嫌がっているのは氷室さんじゃなくて
だから断筆したんじゃ？って勘ぐっている人達だと思う
140 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 18:05:04 ID:ZKyHPJ/V
やっぱり、氷室さんの執筆意欲が一番の問題じゃないかなぁ…と思う
お元気そうだし
141 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 18:25:01 ID:1zWuRax8
お元気かどうかって、わかるの？
142 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 20:20:00 ID:KavRM3N/
BL化BL化言うけどさ、今コバルトにBLって無いよね
ニアホモが多少あるくらいだけど、どんどん少なくなってるし
ホモ書いてた作家さんも男女もの書くようになってるし

どちらにせよ、そんなことで書かない！なんて子供じみた事
氷室さんは言う筈ないと思うけど
143 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 22:06:23 ID:uz+I6JwC
どうして書かなくなったんだろねえと溜息まじりで雑談…
ってのはわかるんだけど
お金に困らないからじゃないよね？とか
ＢＬ化したからじゃない？
とかになってくると、下世話というか憶測でモノをいうのも大概にした方が…と思える
144 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 22:32:11 ID:qOJXYF+U
いまだにパイプが残ってそうなのは、やぱりコバルト編集部だよね
何か一言、ちらっとで良いので近況や断筆理由を知らせてくれたらありがたいんだけどね
先生へのファンレターって、今もコバルト編集部が仲介してくれるのかしらん
145 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 23:24:32 ID:Nd0ymt+D
超迷惑だし失礼だけど

コバルト編集部よりも

友人(？)の
藤田さんやら山内さんやらに

氷室さんに近況報告してって
いっといてください

とかお願いするのが早い気もｗｗｗ
146 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 23:31:22 ID:qOJXYF+U
山内さん、今つながりあるのかな？
再開に際しても、直接先生と連絡取り合ったようなことは
どこにも出てなかった気がするんだけど・・・
147 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 23:34:07 ID:0ElGeJ65
前スレからいつになくスレが盛り上がってるのが謎だ。
前々スレあたりまでは過疎ってたのに。
148 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/29(月) 23:49:34 ID:tWyUznBG
>>145
藤田和子先生が「シルバー」を連載してたとき
先生は2chの藤田スレを見てて、自サイトの日記で返信してたことがあるんだ
で藤田スレに「失礼ながら氷室先生の近況をしりませんか（要約）」が書き込まれたら
「んー、知らない（笑）」とレスがあった

勝手に氷室先生のプライベートを晒せないから、そういうレスになったんだと思うけど
もう付き合いがないのかもしれない
149 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/30(火) 00:25:52 ID:QL5qPK5H
書きたい意欲＜書くことで生じる煩わしさ　になってしまったんじゃないかな
150 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/30(火) 00:58:24 ID:k5XcNYN5
ってういうか、他の作家の事を聞くのが失礼だし
そんな失礼な質問に個人情報垂れ流すほど藤田さんもバカじゃないだろ
151 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/30(火) 03:47:31 ID:AYA4xLyh
>>147
・最近になって氷室作品を読んだ人が昔からの読者のふりをしている。
・最近パソコンを買った人がいる。
・最近ニートになって暇をもてあましている人がいる。
そんなとこ？
152 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/30(火) 06:34:06 ID:QSCbi2jP
こういう風に対氷室さん対スレ住人に下衆な勘繰りする人がいるから、荒れて伸びるようになったんじゃない？
153 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/30(火) 09:08:46 ID:EeeFkeix
何か、本当にワイドショー喜ぶ下世話な主婦達の井戸端会議みたいな流れに時々なるよね…

アグネス加筆なしで新装版出ないかな
谷川さんの絵で朝衣見てみたい
154 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/30(火) 20:14:49 ID:X+AAA7qA
谷川さんの絵は美少女キャラがちゃんと美少女に見えるからいいよね。
新装版は妙な加筆訂正が多くてあれだけど、イラストは旧版より好き。

>>151
何でそう言う発想になるのかわからない。
155 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/30(火) 20:17:37 ID:WIYX+CEg
旧版はオサムだからねｗ
156 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/31(水) 00:50:01 ID:01ZcR6E/
クララは、セリフの手直しがかえって不自然で読みにくかった。

キャラクターのルックスについては、
もともとジャパネスクと一緒で、イラストに頼らずに文章から想像するだけだったので、
旧版でも新装版でもかまわないけど。
157 ：イラストに騙された名無しさん：2007/10/31(水) 16:43:15 ID:h6K/SGsv
私もオサムの絵は別にいいと思ったな。
同じく、キャラの顔は自分で想像するタイプだったので。
でも、新装版の挿絵がそんなに美少女に見えるのなら
ちょっと見てみたいｗ
158 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/02(金) 13:32:47 ID:cyPOUMpD
1位　　グイン・サーガ　栗本薫

2位　　幻魔大戦　平井和正

3位　　スレイヤーズ　神坂一
　　　　銀河英雄伝説　田中芳樹

5位　　吸血鬼ハンターD　菊池秀行
　　　　宇宙皇子　藤川桂介
　　　　ロードス島戦記　水野良
　　　　魔術士オーフェン　秋田禎信

10位　なんて素敵にジャパネスク　氷室冴子

11位　魔界都市ブルース　菊池秀行
　　　　十二国記　小野不由美

ラノベのなかで総部数だそうです。
今は出版してないのに、ジャパネスクを超える本は、
まだこれだけなんだと驚きました。
ラノベって書店にたくさんあるし、人気のある本も多いのに。
159 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/02(金) 13:33:51 ID:OuIGB9Xy
だって、ジャパネスクは、当時紙不足にまで陥ったほどの人気だったんでしょ？
160 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/02(金) 16:17:28 ID:jrrFBdld
正直、オーフェンとジャパネスクが意外だったｗ
氷室先生ごめんなさい
でも、凄いね～ジャパネスク
なぜ私の周りでは知名度が低いんだろう・・・
161 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/02(金) 16:24:38 ID:Pye1GAWg
これって、シリーズトータルで、ってことだよね？
何十巻も出ているシリーズがいくつかあるのに対して、ジャパネスクは全10巻。
（総部数）÷（シリーズ巻数）で
一巻あたりどれだけ売れたか計算してみると
ジャパネスクはすごいことになりそうだね。

自分は十二国記よりも上だったことが意外だった…。
162 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/02(金) 16:29:33 ID:jrrFBdld
宇宙皇子なんて天上編やら煉獄編やら黎明編やらあって、しかも外伝も何冊か出てるから
全数十巻じゃないのかな、そんなのと勝負してる氷室先生スゴス
163 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/02(金) 19:54:06 ID:nl5v7K59
>>158のランキング
ラノベブームと言われてるけど、最近の作品は皆無だね
往年の名作ばかりだ
164 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/02(金) 20:06:51 ID:FrmcN1BE
マリみてあたりは５位～９位に入ってるんじゃない？
よくわからないけど。
165 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/02(金) 20:15:02 ID:NDt1GmmO
90年代はラノベ売れたらしいよー
166 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/02(金) 20:47:14 ID:uJJgSquR
その時代は凄く売れたらしいね
作家の数が足りなくて、ライターとかにもラノベ書かせるくらいに
167 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/02(金) 20:55:42 ID:nl5v7K59
リアル90年代世代なんだけど、ラノベブームの実感が無かった
折原みとや宗田理のぼくらシリーズとかが売れてた記憶があるんだけど
ランキングにかすりもしてないね
168 ：158：2007/11/02(金) 21:05:47 ID:cyPOUMpD
十二国記スレからコピペしてきました。

>最近は出版数は多いが重版が少ない。
読者層そのものが縮小されているんだよ
とレスされていました。

ちなみに続きは

13位　600万部
　　　炎の蜃気楼　桑原水菜
14位　500万部
　　　フルメタル・パニック!　賀東招二
15位　450万部
　　　キノの旅　時雨沢恵一
　　　今日から?王!　喬林知
　　　灼眼のシャナ　高橋弥七郎
18位　440万部
　　　マリア様が見てる　今野緒雪
19位　420万部
　　　ハイスクール・オーラバスター　若木未生
20位　400万部
　　　ブギーポップ　上遠野浩平
　　　涼宮ハルヒ　谷川流
　　　ゴクドーくん漫遊記　中村うさぎ
　　　フォーチュン・クエスト　深沢美潮
25位　300万部
　　　彩雲国物語　雪乃紗衣
　　　少年陰陽師　結城光流

ソースはここから
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1346791
169 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/02(金) 21:11:24 ID:PF1p0N7X
巻数で平均すると、一番売れてるのはｶﾞｲｴの銀英伝？
だがあれも新装版だの何だのと色々出たからなあ
自分が知ってるだけで４種類ある

マリみて、31冊も出してるのに440万なのか
オーラバスターが懐かしいな
ミラージュは部数はそれほどでもないけど、波及効果が凄かった記憶

懐かしいタイトルが多い
やっぱり90年代はラノベ・少女小説売れまくり期だったんだね
170 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/02(金) 21:16:08 ID:nl5v7K59
彩雲国、つい最近なのに食い込んできてるね～
171 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/02(金) 21:17:21 ID:uJJgSquR
　団塊ジュニアが「イチゴ世代」と呼ばれていたバブルの時代、女の子たちを魅了した小説文庫が
あった。「コバルト文庫」（集英社）や「Ｘ文庫ティーンズハート」（講談社）をはじめとする少女文庫だ。
いくつもあったうち多くが消えたが、コバルト文庫は今年、創刊３０年を迎え健在。ティーンズハートは
今月休刊となり、新たな摸索を始めた。変わりゆく少女文庫の歩みと現状を紹介する。

　「コバルト文庫」は１９７６年、初の少女小説の文庫としてスタート。富島健夫さん、佐藤愛子さんらが
執筆していた。７７年、大学在学中の氷室冴子さんが新人賞を受賞してデビュー。その後、創設された
「コバルト・ノベル大賞（現ノベル大賞）」から読者と年齢の近い作家が続々と登場する。８０年代
前半は氷室さん、田中雅美さん、正本ノンさん、久美沙織さんが「コバルト四天王」と呼ばれる。ＳＦの
新井素子さんも加わる。
　８０年代後半から９０年代初めのバブル期、少女小説のブームを迎える。氷室さんの平安時代が
舞台の『なんて素敵にジャパネスク』シリーズが大ヒットするなど人気作が並び、月２回の重版で、
紙不足も起きたという。
　９０年代はファンタジーがブーム。前田珠子さんがファンタジーの女王として活躍し、桑原水菜さんの
『炎の蜃気楼（ミラージュ）』も大ヒットした。少年、青年同士の愛を描いたボーイズ・ラブものも出てくる。
最近では女学園を舞台にした今野緒雪さんの『マリア様がみてる』シリーズが話題に。



去年の毎日新聞の記事
172 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/03(土) 00:11:20 ID:RXQZmT9X
ランキング25位までの、ほとんどの作品がアニメ化済だね
ジャパネスクもアニメ化しないかな
173 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/03(土) 02:24:07 ID:gR3KDnip
アニメ化も良いけどさ、作品が読みたい！
同人誌とかで、誰かやってないかしら？
なければ私が書きたいくらい。(〃'▽'〃)
174 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/03(土) 03:34:26 ID:RXQZmT9X
同人誌、あるんでないの？
そして173さんも、是非お書きなさいな
175 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/03(土) 21:49:17 ID:Xu9xQL5N
ジャパネスクはドラマ化されてるから。
アニメ化だと、絵はどうなるの？
余程でないかぎり、どこかに不満が出ると思う。
176 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/03(土) 22:11:33 ID:Fx0zy2vJ
絵は山内さんでしょう、普通に考えて・・・
177 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/03(土) 22:25:19 ID:+5eiU5Nv
西の善き魔女とか、精霊の守り人とか、
挿絵やコミックとは別の絵柄でアニメ化されてるし、
そういうのもありじゃない？
178 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/03(土) 22:31:01 ID:Fx0zy2vJ
西の善き魔女ってコミックと別だったっけ？
179 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/03(土) 23:08:32 ID:+5eiU5Nv
>>178
あ、キャラデザ（髪型とか）は踏襲してるね
でも絵柄は違うよ
180 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/03(土) 23:10:17 ID:Fx0zy2vJ
>>179
アニメ公式見てきたら、
漫画・キャラクター原案：桃川春日子　ってなってたよ？
181 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/03(土) 23:32:45 ID:+5eiU5Nv
だから・・・
「デザイン」は踏襲してるって言ってるじゃん「絵柄」が違うだけで
ttp://www.project-westwitch.net/images/main.jpg
ttp://ec2.images-amazon.com/images/I/51NNXMPHGVL._SS500_.jpg

スレ違いひぱってｽﾏｿ
182 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/03(土) 23:42:18 ID:Nn+QONhT
それは・・・アニメ化って、そういうモノなんじゃないかな
たまたまキャラデザがハズレだったということで、仕方梨
183 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/04(日) 01:06:13 ID:0bDHW69m
>>177
西の善き魔女、コミックブレイド読んでてアニメも見てた
残念な出来の作品ではあるけど、普通にコミック→アニメ化
守り人は、原作と何の関係もない漫画家がオリジナルキャラデザをしてる珍しい例
でもジャパのアニメ化をプロダクションIGがやってくれるんだったら
そういう冒険も、挑戦しがいがあるかもしれない
峯村さんは小説表紙は好きだけど、アニメ化には適さないから
馴染みのある山内さんのキャラを使うのが適当かと思う

もし銀金をアニメ化するような話が出たら、それは絶対に飯田絵でやってほしい
銀金は、飯田さんの絵あってこその作品だと思う
184 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/04(日) 07:25:37 ID:XVYbw9ZL
あの絵はアニメにしにくいと思うよ
イラストだからこそ生える絵だし
良く見ると頭身とか微妙だし
185 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/04(日) 12:02:20 ID:tnh2LjZZ
綺麗で好きだけどバランス悪い絵だなーと思ってた。胴が長すぎ。
でもアニメ化、とかってなったら私も飯田さん絵じゃなきゃ嫌だ。
違う絵だとどうにも銀金じゃない。
186 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/04(日) 15:20:33 ID:cWSLrG7r
>>182
いや、私（旧+5eiU5Nv）は西魔女アニメ絵好きだよ。桃川絵よりずっとｗ

銀金だったらやっぱり飯田絵じゃないと嫌だけどね
といっても、アニメにするためにはブラッシュアップが必要だろう
187 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/04(日) 17:07:43 ID:UuKKTKvm
西魔女って、最初牛島慶子さんだったよね
188 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/04(日) 21:11:09 ID:0JKP3mO0
今、久しぶりに銀金一巻読んでみたんだけど
心の声が()でかかれてたり、
普通にカタカナが使われてたり
(あと、飯田さんがちょっとまだ絵下手？？)

いろいろ気になっちゃいました。
でも、はなしは面白い。

あとがきに
完結するまでついてきてください
とか描いてあって、泣けたｗｗｗ
189 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/04(日) 21:34:04 ID:t9Z95e05
一巻の頃は真澄を兄さん、御影を母さんって呼んでたよね。＜まほ
その後は呼び捨てで定着したけど。
全巻読み終わった後に改めて一巻から読み直すと、また違った意味で面白い。
190 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/04(日) 22:23:39 ID:2GRaBf9O
そのセリフ、完結した後に是非言いたい・・。
191 ：189：2007/11/04(日) 23:15:08 ID:t9Z95e05
>>190
すまん、素で間違えたorz
私も全巻完結した後に是非同じ台詞言いたい…。
192 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/04(日) 23:25:07 ID:7KVhk3yA
銀金一巻はまだジャパ形式で書いてたのか。
世界観のシビアになったのと、漢字ばっかでも読者が
付いてきてくれそうだからやめたのかな。
193 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/05(月) 00:16:14 ID:bmfYKsZZ
>>184-185
オリジナルを元にアニメにしやすい画に変えて設定するキャラクターデザインという
仕事してくれるアニメーターさんがいるので無問題
頭身も、最初にある一定に設定されることでしょう
194 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/05(月) 00:23:51 ID:ZDNWHIBt
>>158のランキング、同率５位が４つなのに、次のジャパネスクが９位じゃなくて10位なのはなぜ？

195 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/05(月) 06:27:31 ID:sQxpd+O+
あとがきで、カタカナ入れないとどうしても読みにくくなるから…って言ってなかったっけ？
196 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/05(月) 22:32:21 ID:ZC8LKJJJ
>>195

「ハッとして」「カッと光り」、みたいにカタカナ使われるとイメージ壊れ
るからやめてくれと読者から苦情が来たけど、ひらがなと漢字だけじゃ読み
にくくないかなって書いてたね。

しかし初期真秀は後から読むとえらくか弱いｗ

197 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/05(月) 23:33:09 ID:qRCmQxO+
カタカナどころか、漢字も無い時代なんだから
どんな書き方したっていいと思うんだけどねー

やまとことば（漢字は使う）だけで書かれたら、どんな小説になるんだろう
198 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/05(月) 23:53:58 ID:lFWPdrau
やまとことばで田辺聖子さんを思い出した。
女学生の頃は大戦中で、といってもまだ緊迫感もなく、
外来語禁止であれこれ珍妙な言い換えがなされてたのに対して
外来語禁止なら英語だけでなくやまとことばだけ使わねばならないのでは？
バスを乗合自動車と言い換えてるが自動車もダメ、
おのずからころがるくるまだから「おのころぐるま」
でも「あっ、乗り合いのおのころぐるまが…」と言ってる間に
出てしまう、と友人と笑ってたと。
時代背景は違っても少女の感覚ってそう違わないような。
199 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/06(火) 19:35:47 ID:ar7RAWvd
氷室作品は本当にそんな世界が存在してて、そこに生きてる人々を物陰やら天井からリ
アルタイムで観察しつつ書いてるんじゃないか、と思える位の世界観の構築っぷりがすごい。
物語の繋ぎ目が見えない感じで。

登場人物も、ちょっとした行動や策略なんかで特別文章での説明がなくてもちゃんと賢いキャラは賢く見える。
200 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/06(火) 19:52:32 ID:aMS8+C8g
少々時代からはずれてても表現がスﾑｰスならいいよ

でも、中世イギリスを舞台にしたロマンス小説読んでたら
「機関車のように」とでててひっくり返ったｗ

氷室さんが書いてくれるなら、中世物放り出して駆けつけるんだがなぁ
201 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/08(木) 23:38:17 ID:pwtoWamp
久しぶりにジャパネスク読み返してみた。
帥の宮編は怒涛の展開で本当に素晴らしすぎる。傑作と呼んで良い。

桐壺女御は物の怪騒動は、裏で帥の宮と大弐が仕組んでたと知ってたんだろうか。
知らなかったら、大皇の宮も絶句するほどやつれちゃってﾃﾗｶﾜｲｿｽ。

結婚した瑠璃姫がいつまでも内大臣家にいるのはアレだから、
火傷の治療が終わったら、高彬とふたりで住むように邸を構えるかな。
高彬の火傷の跡、ほとんど残りませんように（-人-）
202 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/09(金) 00:15:06 ID:AknpGITL
>>201
邸は基本的に総領姫（＋夫）が継ぐものじゃないかな。
いったん出てくことはあるかもしれないけど。
203 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/09(金) 11:12:37 ID:+pUJSirg
そうなのか。
あさきゆめみしネタでｽﾏﾝが、夕霧と結婚した雲井の雁も
実家を出て亡き祖母の家を手入れして一緒に住んでたから、
結婚してしばらくしたら、新たに高彬邸を建てるのかと思った。
204 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/09(金) 11:58:21 ID:/LXgEmz8
>>203
あれは夕霧が大宮から受け継いだ屋敷だよ。
左大臣の屋敷だから、本来は葵の上が受け継ぐはずのもので。
葵の上が早世したし源氏は二条院に住んでたからそのまま左大臣＆大宮＆夕霧が
住んでて、左大臣亡き後は大宮が守ってた。
その死後、総領姫である葵の忘れ形見の夕霧のものになった。

だから夕霧が落葉の宮と浮気した時、怒った雲居の雁はあの屋敷を出て父親の屋敷に
家出したんだよ。あの屋敷は夕霧のものであって、雲居の雁のものではない。
205 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/09(金) 23:32:06 ID:V4ObMHrW
瑠璃の義理のママも、「この内大臣家を継ぐのは瑠璃さまと高彬さま、
ひいてはそのお子たちですのよ！」って言ってた気がする。
高彬は鴛鴦殿を相続するみたいに言われてたし、平安時代の邸相続って
複雑だね。
206 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/09(金) 23:45:05 ID:qpmocRBG
相続しあう貴族間の血縁関係もややこしいしね。
207 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/09(金) 23:47:18 ID:Jr0ABR56
瑠璃義理ママ脳内イメージが川島なおみだ。
208 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/10(土) 13:59:39 ID:h3wk3o1n
あんな小説が書ける人だ。
出てこなくてもきっと今も何か書いてるにちがいない
うわぁーん先生。読ませて下さい！
先生の書く人達に会いたいよー
209 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/10(土) 17:36:41 ID:HdGx/j72
何かの断片でいいから読みたい…
小説だめならエッセイとか対談でも

未完作品の続き書いて欲しいけど、正直もう出してくれるかもって期待持てないよ
210 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/10(土) 23:20:10 ID:SX+qlQS0
売れていた作家が急にぱったりと作品を発表しなくなっても、
世間ではまったく話題にものぼらないんだよなあ。

売れていたタレントが急にテレビに出なくなったら、
いったい何があったのかと騒がれるんだろうけど。

なんか寂しい・・・
211 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/10(土) 23:27:15 ID:vqF+/EF8
売れてる時は毎日何本もの番組やCMで見ない日はない芸能人と、
元々の活動自体が表に出ず、売れてる時ですら
毎日目にするわけではない文化人とでは
そりゃ知名度もお茶の間への浸透度も違うわけで。

新作というか続きを望むのが無理ならば、
せめて未収録作品集出して欲しい。
212 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/10(土) 23:40:26 ID:WMh/Nndn
瑠璃姫と高彬のややを作らせないために
嫉妬作戦でふたりの距離を置かせようとしてたけど、
普通なら「ﾍﾝ！ｵﾏｲたちが懸想したって、瑠璃を抱けるのは俺様だけだぜ！」と
より一層セックルに燃えそうなもんだがなぁ。
213 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/11(日) 01:56:16 ID:uzjtgRjj
それは普通か？ｗ
214 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/11(日) 03:46:21 ID:z/wSWSto
言っている意味はわかるんだが
話の脈絡とか主語がないので
ちょっと吃驚した
215 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/11(日) 14:13:47 ID:kWcPD2/n
>>212
ｗ
そういう風にはならない高彬の性格を、見越した上での作戦だったんだろうね。
自信家の鷹男だったらそうなったかもしれない。
しかし高彬は、自分に自信がないせいもあって余裕無く、ちくちく変な嫉妬をする若輩者。

おやや祈願の事がわかったあたりの積極的なｗ高彬からして
相手に全幅の信頼を置かないと愛し合えない性格なのかも。
216 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/11(日) 18:36:29 ID:z5DjBryL
師の宮は高彬の性格は読み切ってたけど、瑠璃ﾊﾟﾊﾟﾝのこと読み誤ってたね。
瑠璃ﾊﾟﾊﾟﾝとは接点少なそうだから仕方ないけど、
ﾊﾟﾊﾟﾝのこと知ってたら、やや生まれても心配不要て判断できたろうに。
217 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/11(日) 20:03:39 ID:Oe1CpRjB
７巻後半で、瑠璃が帥の宮の前にﾊﾞｲｰﾝと現れる瞬間が好きだｗ
いろいろ上手く運ばなくて焦ってただろう帥の宮にダメ押しくらわしました、
って爽快感が。
218 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/11(日) 20:21:08 ID:KvmBdVPk
帥の宮の陰謀は、由良姫より入道事件後に瑠璃姫を入内させた方がｽﾑｰｽﾞにいったんじゃないかと思う。
鷹男自身も乗り気だったし、帥の宮は頭ｷﾚﾙし、うまく入内の算段も取り計れそう。

でも高彬のこと好きだから、そうなったら悲しいんだけどね
219 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/11(日) 21:18:33 ID:vQXTYH85
>>218
や、肝心の瑠璃が承知しない時点でもう先へ進めないだろ。本当に尼寺へ駆け込んだくらいだし
あぁ、でも帥の宮ならそういう性格も含めて算段が取れるって意味か？
220 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/11(日) 21:27:33 ID:ie3MXW0F
久々にライジング読んでたら氷室さんの現在が気になりはじめて、探してここ
来たけど、情報は全然ないんだね
銀金の続きが知りたい…
221 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/11(日) 22:30:37 ID:U1uTPxKw
「添いぶしの大任」て、セックル指南てこと？
桐壺の女御様も、初めて抱かれた鷹男に心開けば良かったのにね。
222 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/12(月) 00:49:09 ID:duhxTG8e
>>219
帥の宮なら、裏で手を回して高彬を暗殺し、
ショックを受けた瑠璃姫を鷹男に慰めさせるくらい、できなくはないのでは？
吉野の君と再会できなかったところに、高彬死亡とくれば、
瑠璃姫も抵抗する気力はないだろうし。

そこまでしなくても、高彬に濡れ衣を着せて、遠流にでもしてしまえばすむ気も。
瑠璃姫がついていこうとしても、高彬の性格では素直にその申し出は受けられないだろうから。

あれ？　そういえば入道とその息子の新左大臣が失脚したあと、
新しい左大臣については何か書かれていたっけ？
帥の宮は、ほかに選択肢がなかったというような話をしていたけど、
入内可能な娘がいる貴族が、高彬の家と瑠璃姫の家以外にないというのはちょっと不思議。
223 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/12(月) 00:54:17 ID:DQS0zRYO
鷹男の添い臥の話は後三条天皇と被るなあ。
後三条天皇も母親が皇族、諸事情で添い臥はあまり位の高くない人の姫。

右大臣家の聡子姫が入内を拒否ったから、絢姫にお鉢が回り得たのかもしれないけど
いくら遺言があっても東宮の添い臥にはちょっと物足りない身分だよね。
本来ならもっと格上の貴族が競って姫を出すはずなのに。
その辺も、当時の東宮の立場の弱さを現してるかも。
224 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/12(月) 03:16:36 ID:Z72WevuW
>>222
そうかなあ
それだったら普通に本編の作戦だって成功していたと思うが

あと、彼は一応
「誰にも迷惑がかからない」やり方をなるべく目指していたんだって事を忘れてないか？
結局誰にも、ってのは無理だったにしても、最小限にとどめようとしていたんだよ
225 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/12(月) 04:08:28 ID:SBKNNe/N
鷹男に声かけてもらって、やっと社会復帰（？）出来たくらいだし
高彬を暗殺だの、濡れ衣を着せて遠流にできるような人脈は持ってないと思う。
226 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/12(月) 11:17:22 ID:F9CUJYMG
>>223
添臥を引き受ける貴族が誰もいなかったから
後見役の藤原能信の養女がなるんだよね。

関係ないけど、永井さんの小説の幼い頃の後三条天皇が好きだ。
東宮なのに鯖の焼いたのが好きだったり、能信が添臥のことで悩んでると
「添臥ならもうきまっているよ。大夫の姫がいるじゃない」って
あっさり言うところがかわいい。
ちなみに養女の茂子は後三条のすこし年上の幼馴染という設定。
ちょっとジャパネスクと似てるね。
227 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/12(月) 13:04:02 ID:oCjhmN52
>>225
うん、単に人脈が無かったに尽きると思う。
もし人手があったら、物の怪騒ぎで東宮坊大夫のジーさんに愛想つかされるなんて作戦じゃなくて、
ジーさんの弱みを調べて握って「今すぐ東宮坊大夫の辞退しろ」と脅したほうが
100倍楽だったと思う。
228 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/12(月) 14:30:59 ID:cBnTyXZt
>>222
入内可能な姫がいないのじゃなくて、皇子を産んだら東宮位を覆す事が
　できる程後見の強い姫がいないって事じゃなかったっけ？
　瑠璃は結婚したし、左大臣家は事件以降大人しくしてるらしいし。

>>227
それでも東宮坊大夫辞退の表向きの理由は必要だと思う。
229 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/12(月) 15:57:25 ID:MvQrDrdC
例えば宮家のニの姫なんかはどうなんだろ？
宮家の姫なんて、格的には瑠璃姫以上なんでしょ？瑠璃姫もそう言ってた覚えあるし
財力勢力的には無理なのかな
230 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/12(月) 18:38:36 ID:ob6VKe2T
家柄血筋の格と財力と親の権勢
これらが揃ってこそじゃないかと。
231 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/12(月) 18:49:48 ID:yqJMIQWL
格だけでいいなら、王女御だった大皇の宮腹の鷹男が、東宮になった後までも
異母弟に立場を脅かされることはないもんな。

１に権勢、２に血筋なんだろう。ぶっちゃけ、実父の身分的には更衣か尚侍が限界の
姫が、伯父とか祖父の養女になって女御入内＆立后というのも多いし。
232 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/12(月) 19:12:22 ID:bKPIhMGt
>>228
瑠璃に脅されて辞退撤回してるし、
その時の表向きの理由は確か夢じゃなかった？w
その程度でいいんじゃないの
233 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/12(月) 19:46:33 ID:vwJ3ivut
>>231
藤原定子も、入内・立后された時は家柄・血筋の格・財力・親の権勢全て申し分
なかったのに、父親死亡、兄失脚で財力権勢なくなったとたん手のひら返されて、
ある意味桐壷（ジャパネスクの）より惨めなんじゃなかろうかって状態になってるよね。
234 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/12(月) 19:47:23 ID:ohEMjhM1
>>223
添臥は基本的に年上の姫だよね。聡子姫は「いずれ東宮妃に」と育てられたと
言ってたから、他の貴族は右大臣家に遠慮してたのもあるのでは。
公子姫は鷹男と同い年前後だろうから、添臥には年端が足りなかったとか。
というか、出てきてる範囲内で鷹男の添臥ができる家格・権勢・年齢の姫って
聡子姫しかいないんじゃ…？
左大臣は年若らしいし、入道は娘を鷹男ﾊﾟﾊﾟに入内させてたし。
瑠璃や二の姫は、家格はともかく年齢的に東宮より若いから無理だよね。


>>232
後見を続ける=現状維持の為だから、あの程度でいいんだと思う。
後見辞退という、「現状破壊」となったら相応の理由がいるんじゃないかな。
235 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/14(水) 02:08:12 ID:HWDo2TFl
>>233
でも、唯一かばって守ってくれようとしたのが一条帝ってとこが泣かせる。
政略から生まれる愛もあるのね。
そういう意味では桐壺女御より幸せだったかも・・・女として。
236 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/14(水) 11:28:51 ID:RmFj69XU
一条さんは定子とも仲が良かったけど、彰子とも良好だったんじゃないかな。
彰子は、道長が定子の遺した第一親王ではなく、彰子所生の皇子を東宮に立てた時、
帝の意思に反した父親に激怒したらしいし。
姉さん女房と妹みたいな、それぞれ従姉妹にあたる姫と仲良かったんじゃなかろうか。

この辺見てると、帥の宮はここで言う道長の役割をやりたかったんだな。
できるだけ誰も傷つけずに、東宮交代。
でもそれは瑠璃の言う通り、由良姫の性格を理解してないから、瑠璃が敵対しなくても
無理な計画だった。
237 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/14(水) 11:31:52 ID:gnpFN2n2
定子と一条帝との関係がどうだったか、定子がどう捉えてたかってのは本人
達に聞かなきゃわからないけど、愛されてたとしても堕ちるとこまで堕ちて
しまった后を力ずくでどうこうする程の力って天皇にはないからあまりメリ
ットなさそうだ。銀金の狭穂媛も、生きてたら同じような境遇になってたかも。

それにしても鷹男の御世ってほんといろいろあり過ぎだ。
入道事件では部下に次々に裏切られ、帥の宮事件では叔父に裏切られ、何か
人間不信になりそうｗ
238 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/14(水) 17:42:37 ID:C6fLJYjb
ジャパネスクに出てくる
小魚をすりつぶしたダンゴ汁（つみれ鍋だろう）とか、
水漬け飯とか石ぶしの焼いたのとか甘葛のシロップをかけた削り氷とか、
雑居時代の勉の作るイクラスパゲッティとか、
シンデレラ迷宮の薄切りサンドウィッチやマフィンが
すごく美味しそうで食べたい
239 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/14(水) 18:27:17 ID:bAzjX6Az
小魚の羹、めでたき鄙の珍味でしたわ～か何か言われてて
ただの鰯か何かのつみれ汁なんだろうけど、美味しそうに感じる
240 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/14(水) 19:11:09 ID:DOuwwKjC
>>236
帥の宮のやり方って本人が言う程「誰も傷つけない」ものではなかったと思うんだけど。
由良姫入内だって、普通に考えれば公子姫は堪らないだろうに。
子供が生まれないからって妹と寵愛を競わされるなんて。
由良姫ももし好きな男がいなくても人並に姉への愛情や配慮があれば、
家の為とはいえ嫌がっても不思議はない。
女御になるのが必ずしも幸せとは限らないとよく知ってる筈なのに。
241 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/14(水) 19:38:42 ID:QSa3Jcr9
イワシのつみれ汁って、出汁入れなくても魚からいい旨味がでて美味しいよね。

あの時代、甘葛とか贅沢なものもあるけれど、
基本的に単なる塩味か醗酵物だし、
輸送に手間取るからナマモノは厳しい都の貴族より
日常の食事は鄙の庶民の方がいい物食べてそう。
242 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/14(水) 21:06:57 ID:raHfg1Jf
時代は違うけど、目黒のさんまの焼きたてを食べて
( ﾟДﾟ)ｳﾏｰだった殿様を思い出したｗ
身分の高い人達は食いっぱぐれがないかわりに
採りたてのうまさも逃してるんだろうな。
いや、あの時代は死に直結する食いっぱぐれがないのが
一番大事なことだけど。
243 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/14(水) 21:34:36 ID:VgoE08jO
>>240
彼のやり方は「多くの人の体面を傷つけない」程度かと。
後見のしっかりした女性が子どもを産んだ場合、東宮を辞退しても母親や当人の
体面は傷つかないし、鷹男の体面もさほど傷つかない。
唯一体面が傷つくのは公子姫だけど、他の女性の体面や幸せなんて、帥の宮の
眼中には無さそうだ。

公子姫や由良姫の気持ち、由良姫の性格を分かっていないことから見ても、
女性に対して不器用な男だなぁとつくづく思う。まあ器用な男だったら、天皇の
妃との間に子どもを作るような真似はしないだろうけど。
244 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/14(水) 22:44:33 ID:BuB2Cc7K
>他の女性の体面や幸せなんて、帥の宮の眼中には無さそうだ。

まぁ不器用っていうより、彼にとって絢姫以外の女は
血の通った意思と感情のある人間に見えていなかっただけなのでは。
流産目的で瑠璃のお腹殴るのも躊躇わない奴だし。
245 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/15(木) 00:42:34 ID:9GvRoaXu
公子姫や由良姫は、母親が同じなのかな。
高彬と同じ邸に住んでるってことは、
由良姫は完璧に高彬ﾏﾏﾝの産んだ子だと思うけど。

腹違いでも無い、実の姉妹をそろって同じ帝に入内させるなんて、
とんでもなくｷﾓｲ。実際にはあったのかな。
246 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/15(木) 01:42:37 ID:2QTJ/MD0
>>240
作中でも「なるべく」って言葉がついているよ
誰も傷つけない云々も最初に言い出したのは瑠璃だし
出来るだけ周囲を傷つけない方向で、でも目的遂行の障害になるのならやむなし、って感じだったように見えるが
247 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/15(木) 01:59:09 ID:ySoFTAxM
>>245
持統天皇と同母姉の大田皇女は揃って天武の妃。
たぶん他にもザラにあると思う。＜同腹の姉妹が同じ後宮にいる

んで光源氏でさえ、妾腹の明石の姫君を入内させる為に事前から正妻格の
紫の上の養女という形式を整えてたことからしても、公子姫も右大臣の正室腹だと
思う。
でなきゃ、聡子姫と笛吹き中将の時、どんなにごねられても病に伏せようとも、
東宮妃になるはずの聡子姫の代わりになる姫がいないなら、右大臣家は折れないと
思う。右大臣家の姫の入内には、大皇の宮の意向もあったんだし。
248 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/15(木) 07:56:44 ID:zFM57xkt
>>245>>247
高彬の兄弟姉妹８人全員正妻腹だと原作にあったと思う。
　もしかしたら愛人がいたのでそっちの方にも子どもがいるかもしれない
　けど。
249 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/15(木) 08:33:17 ID:I+pBKiNB
>>247
そりゃ天武帝の頃は異母兄妹婚もまだ普通にやってたくらいだから
姉妹を同時に侍らせるのも珍しくなかっただろうけど
摂関政治期になってまでざらに行われてたかなあ？
姉が死んじゃったから代わりに妹を入れるならまだしも。
それにあの時代は割と早いペースで譲位を繰り返してたから
妃にできる娘が何人もいるならそれぞれ別の帝や東宮に嫁がせるでしょ。
その方が効率的。
250 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/15(木) 09:30:01 ID:7Edy1+NS
摂関期だけで見てみると
村上天皇の時代に中宮安子と同母妹登子（未亡人・尚侍）が後宮にいた。
ただ、安子在世中はおおっぴらに後宮住まいはしてない。（関係はあったらしい）
帝と登子との仲が安子の心労を呼んで死なせたと考えてる人もいるくらい。
てか帝、安子が死んだらそっこー登子を登華殿に入れてるｗ
一条天皇も定子薨去後、同母妹を後宮に入れてる。
これは定子所生の宮の後見としてだけど、結局お手がついた。

どちらも姉の死後正式に後宮入りしてるから、同母妹を同時に女御にするのは当時でも非常識？
ジャパの右大臣と春日大納言達はかなり強引なことしかけたのかも。
だから高彬もあんなに抵抗したんだろーね。

あと花山天皇は（退位後だけど）、母と娘を同時に寵愛、同時期に懐妊させてる。ｷﾓ
251 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/15(木) 11:22:08 ID:G5xZiNat
瑠璃や高彬が実在の人物だったら、後世の歴史書にはどう記されてたんだろう、
とか時々考えることがある。

高彬は位人臣極めるだろうし、その他の要素でも高評価受けそうだけど、
瑠璃はやっぱり突飛なことばかりする物の怪憑きの姫、悪妻扱いなのだろうかとかｗ
それとも当時は変わった姫扱いされていたけど、むしろ現代の感覚で見るととても共感出来る、
時代を先走り過ぎた姫、みたいな扱いになるのだろうか、とか。
252 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/15(木) 12:34:58 ID:/qPojoZj
みんなものすごく詳しいなあ
253 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/15(木) 16:22:25 ID:pa5bkPC/
歴史はどの目線で書かれるかにもよるので、
高彬が生涯を終える頃に権勢を誇った側でそれなりの地位についていれば
瑠璃の奇矯さも表に出ることはないのではと。
むしろ当時の奥ゆかしい表に出ない姫としては変わっているが、
その明晰な頭脳で夫の出世をを支えたとか書かれそう。
254 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/16(金) 00:36:28 ID:09N15nac
蕨が丘物語を久々に読み返した。
地味に傑作だなコレ。

小梅ばあさんの話がやっぱりいっとう好きだけど、どれも面白いなあ。
長子姉さんの話も読んでみたかった。
255 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/16(金) 02:21:13 ID:mEJNkTGy
>>254
時々読み返すが末子（脇だけど）の話が一番好きだな。テンポもいい

でも一番好きな人物はやっぱり小梅ちゃんw
256 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/16(金) 17:20:55 ID:AMZBFMnr
吉野君の事件で、落ちるところまで評判の落ちた瑠璃姫だけど、
鷹男が責任とって入内させて面倒みるとか出来なかったのかな。
あまりに評判が落ちすぎて、さすがにダメだったのかな。

今も当時も高彬が大好きで、むしろ鷹男は嫌いキャラだけど、
あとがきを読むと、鷹男がすごい人気とあって不思議だった。
高彬のほうが格好良いじゃん。萌える台詞も多いしさー。
「ぼくで我慢しなよ」とか。
257 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/16(金) 17:29:14 ID:2N+3aPx+
いくら弱ってるからと言って、鷹男の誘いにのって
ノコノコ入内する瑠璃なんてイヤン
っていうか小説だしｗ
258 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/16(金) 21:30:07 ID:Hd7saX8K
瑠璃は鷹男のことをアイドルスターみたいなものっていってるし、
鷹男は瑠璃のことを見てて飽きない楽しい姫といって、瑠璃曰く｢自由の象徴みたいなもの｣なんだよね
お互いに憧れの存在みたいな感じで好きなんだけど、本気で恋愛しようとはしなさそう
259 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/16(金) 22:39:01 ID:LHuea4VL
本気で恋愛してる鷹男と瑠璃って言われてみると想像つかないw
というより本気で誰かに惚れてる鷹男が想像出来ないなぁ。

絢姫、公子姫、瑠璃姫、その他にもたくさんいるらしいけど、多分どれも本命ではないよね。
260 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/16(金) 22:52:01 ID:yezlu01F
立場上、本気の恋愛なんかしない方が当人も女君たちも幸せだろうね。
261 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/16(金) 23:42:19 ID:k/7ykE9n
でもそれじゃ、恋愛感情なく、種付けしてるだけの種馬くんになっちゃう…
262 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/16(金) 23:47:18 ID:/Q/UQ/9U
種馬かあ。
帝って本来そういうもんかもな。特にこの時代のは。
263 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/16(金) 23:56:32 ID:N2FZyVaB
特定の一人を愛したら源氏物語の悲劇、になるしな…
264 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/17(土) 00:23:33 ID:oNJsO6QP
ﾉｰﾃﾝｷの鷹男って瑠璃に言われてるけど、実は独りで可哀相な人なんだな
だから瑠璃にちょっかい出したり、ｲﾔﾐ言ったりしたのは、
生涯妻ひとすじという高彬に対して羨ましい感情もあってのことかもしれない
265 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/17(土) 04:26:39 ID:S7ACBAp2
>262
どの時代もこの国の帝の最大のお仕事はそれだ。この時代より今の時代のほうが側室もてない分
死活問題になってるのは笑えないが。
266 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/17(土) 07:37:42 ID:nB1ARATJ
>>256
高彬は嫌いじゃないけど、なんで主人公の相手役がこいつなんだろう？
とは思ってたな。
手堅いけど、万人に大人気というタイプではないような…
267 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/17(土) 08:08:37 ID:b4bLAZ7h
高彬は、途中みっともなかったりかっこ悪かったりすることもあるけど、
最後は鷹男よりも守弥よりも、決めるところは決めるのが、ヒーローだなぁと思う
268 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/17(土) 08:52:40 ID:T3rAHThk
高彬の嫉妬深さが苦手だったけど、嫌味タラタラとか、
でも吉野君編も帥の宮編も、最後はさすが！という感じで〆てくれた
どちらも高彬に泣かされたさ～
269 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/17(土) 11:05:46 ID:i8i+aulM
もし瑠璃姫が入内なんてしたら、
鷹男はぞっこんラブだし、家柄も血筋も良いし、
大皇の宮とも藤の宮とも仲良しだから、
公子姫と右大臣家がかすんでしまったかもね。
270 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/17(土) 11:24:42 ID:zH7aW6Fj
高彬は嫉妬深いところも含めて理想の殿方だなー。
帥の宮との関係を疑って飛び込んで来た場面にもむしろ萌えてしまったｗ

年下で尻にしかれまくってるように見えて、決めるべきところでは瑠璃も思わず
圧倒されて惚れ直すくらいびしっと決めてくれるのがいい。
瑠璃以外の人たちにも（堅苦しくはあるけど）すごく誠実で優しいし。
271 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/17(土) 13:00:59 ID:b4bLAZ7h
>>269
さすがに鷹男や大皇の宮も、後見である右大臣家に配慮して、大っぴらに
瑠璃姫に入れ込まないんじゃないかな

後やっぱり、吉野君の気持ちを知った瑠璃が、鷹男の帝に入内するのは
絶対なさそうだよねぇ
272 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/17(土) 13:26:15 ID:5OS7fQgO
鷹男にとって瑠璃は自由の象徴だからなあ。
それが日常になったら色あせるんでは？
幻滅とまでは行かなくても。
273 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/17(土) 23:35:37 ID:4OB8l4Mc
私もそう思う。
別に醒めたりはしないだろうけど新鮮味がなくなって、正式に入内したらただの妃の一人、
みたいな扱いになりそう。

公子姫より早く男皇子生んだりしたら、それはもう後見から言っても即立后、
ある意味他のどの姫も目じゃないかもしれないが。
274 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/17(土) 23:47:20 ID:vH74IYrb
あれだねえ
恋愛は鷹男のほうがときめくけど
結婚となったら断然高彬ってやつだ
275 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/17(土) 23:47:34 ID:zvVgPSL6
瑠璃は瑠璃で、妃の一人になったら
今まで感じてたミーハー的好意も冷めそう。
鷹男のガキっぽい部分に一定の理解は示しつつも批判的だったし。
276 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/17(土) 23:48:22 ID:T3rAHThk
そういえば、公子姫が産むのって皇子だったのか皇女だったのか
どっちだったんだろうね
277 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/17(土) 23:55:13 ID:i8i+aulM
帝の妃が公子姫しかいないって、やっぱり少なすぎ。
公子姫が新東宮を産んだら、右大臣家はもう安泰だから
他の貴族も気兼ねすることなく娘を差し出すかも。
後宮は華やかなほうが良いだろうしね。
278 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/18(日) 10:01:25 ID:rKpZM+pq
しかし、華やかな後宮を演出するには財力も必要。
権勢誇る右大臣家と肩を並べるほどの金を出し続けることができるか？
（敵対するつもりがあるならともかく）右大臣家に睨まれたくもないだろうし。

すると、結局はなやかどころかしょぼい女御が数人だけなんてことになるかも。
279 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/18(日) 15:19:45 ID:HAwFN07v
いや、権勢誇る女御は公子姫だけでいいのよ。

更衣とか尚侍とかいないかなーと。
「源氏」の桐壺帝とか読んでると、氷室作品は少ないなーと。
まあ、ドロドロがヘタに複雑化するのもいけないし、氷室センセがあの数に留めたんだろうけど。
280 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/18(日) 15:22:00 ID:HAwFN07v
連投ごめん。

そういや、２巻当初で瑠璃が後宮の何かのイベントに誘われたとき、
父親が数人の名前を出して、その後瑠璃が「お父様の口ぶりじゃみんな帝のお手つき」みたいなシーン、あったよね。
てことは、桐壺女御以外にも数人いたってことか？
手元に本がないので確認できんけど。
281 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/18(日) 16:18:09 ID:+qqzmsJQ
ちょうど今そこ読んでた。
「承香殿の女御のほかに、淑景舎さま、みくしげ（変換できず）殿など
いずれ劣らぬ美しいの方々」とある。
みくしげは女官長の役職名。
282 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/18(日) 19:13:12 ID:rPesjgJ+
淑景舎は桐壺女御のことだよね。

となると三人しかいないのか鷹男の後宮って。
283 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/18(日) 21:11:12 ID:p47qN1Dz
瑠璃姫が小さい時に手づくりのお薬持って、高彬んとこに行くｴﾋﾟｿｰﾄﾞが好きだ

高彬目線で語られてたからか、瑠璃って可愛いなぁと感じた
お腹壊した高彬も。
284 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/18(日) 21:23:56 ID:m8i+CZOc
>>282
少なすぎだろｗ
右大臣家に配慮するにしても、
他の妃を入内させないのはやり過ぎだと思うんだけどねー。
誕生の順番に関わらず承香殿腹の皇子が生まれたら
東宮位へ最優先なのは変わらないだろうし。
285 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/18(日) 21:48:01 ID:+qqzmsJQ
顔が映るほど薄いおかゆを食べてた煌姫、
瑠璃姫の家でお腹いっぱいモリモリ食べてたら、あっという間にデブりそうｗ
286 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/18(日) 22:46:36 ID:t2zCNNQl
ふっくらしてるくらいが平安美人なんじゃない？
287 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/18(日) 22:47:00 ID:18Kk59iq
>>283
氷室さんの書く子供って可愛くて好きだなー。
子供時代の高彬も桐壺の生んだ今東宮も描写がすごく可愛かった。
288 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/18(日) 22:54:30 ID:m29BZpBi
煌姫は瑠璃姫に釣られて、色々精力的に動いているから大丈夫じゃない？
しかし、この二人に影響されて、由良姫もとんでもない姫になりそうｗ
289 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/18(日) 23:07:37 ID:7+mBAlEE
>287
守弥を若君一筋！にさせた幼年高彬とかね。　ｶﾜﾕｽ
290 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/19(月) 00:21:56 ID:sAi9bWLM
>>283
従者に可愛くｵﾈﾀﾞﾘじゃなく、脅してお忍びに連れてってもらったり、
夜が怖くて泣いてるのに｢お歌、歌って｣と怒鳴る辺りが瑠璃らしいwそして可愛い
291 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/19(月) 17:35:32 ID:OpSBIbPe
>>289

おんじゃ・・・
292 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/19(月) 21:17:37 ID:CVVbH7EM
>>291
って言ってちょこちょこ温石持って来てくれるんだよね。
>>289じゃないけどｶﾜﾕｽ
幼少守弥は可愛いって言うより面白いがｗ
293 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/20(火) 04:42:27 ID:XL95fHEN
守弥や小萩はちゃんと結婚できるのかなあ。
それぞれ一生独身で終わりそうな空気が漂ってるけど。
平安当時、一生独身で終わる人ってどれくらいの割合だったんだろ？
294 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/20(火) 08:47:18 ID:5jGZRbNR
内親王は独身で通す人が多いよね。
貴族階級だとどんなもんなのかなー。
295 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/20(火) 08:52:13 ID:vstX7Zpw
守弥は、しがない家令だものね～
296 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/20(火) 13:40:01 ID:wPM7uaUg
帥の宮編で、東宮の後見に瑠璃姫ﾊﾟﾊﾟﾝの内大臣が後任になる代わりに、
由良姫入内の約束と取り付けましたが、
京でも一、二を争う権門の内大臣が後見になれば、
桐壺女御の東宮の地位は安泰で、
たとえ由良姫が入内して男皇子を産んでも、もうびくともしようがないのでは？

そして、予定通り瑠璃姫が殺されちゃったら、
内大臣だって桐壺女御を娘代わりとして、大々的にバックアップしただろうし。
なんか帥の宮の作戦がﾖｸﾜｶﾗﾝ。
297 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/20(火) 15:13:25 ID:nvALpWbY
内大臣に強い権力欲はなさそうだし、
瑠璃が死んで由良姫が皇子を産んだら、
右大臣と敵対してまで必死で血縁関係のない東宮を守る理由もないし
あっさり院号を貰わせてその後見に徹しそうｗ

そうでなくても、由良の皇子を桐壺の東宮の次代の帝にせよと右大臣側は推すよね。
帝も自身の後見だった右大臣家の要求は呑むだろうし。
で、東宮→由良姫の皇子→由良姫の皇子の皇子（ややこし）と継承させる。
結果、帥の宮の血が皇統に残ることはなくなる。
298 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/20(火) 15:59:07 ID:yOy8cdcP
そういや帥の宮と桐壺ってあの後どうやって生活してるんだろう。
生活能力なさそうだし、下手するとのたれ死にしてたりとか。
299 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/20(火) 17:01:02 ID:wPM7uaUg
ああ、じゃあたとえ源大納言以上の有力貴族が後見になったところで、
由良姫が入内して男皇子が生まれれば、
桐壺の東宮は帝に即位することなく
院号をもらって表舞台から引っ込むってことか。

じゃあ別に物の怪騒ぎなど起こさなくても、
由良姫の入内にだけ精力注いでりゃ良かったのに。
300 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/20(火) 18:53:02 ID:os7D/K/g
>>297
瑠璃が死んじゃったら東宮坊大夫を引き受ける理由自体無いから
その時点で断ると思う
301 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/20(火) 23:27:16 ID:vstX7Zpw
内大臣と右大臣だと、一応は右大臣が上でいいんだよね？
302 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/20(火) 23:42:45 ID:Sve2AUCJ
内大臣は確か令外の官だったと思うので、右大臣の方が上のはず。
でも内大臣は「いずれは関白太政大臣コース」でもあるからなあ。

瑠璃と高彬の家はほぼ同格だと思う。左大臣家と並んでトップ３なんじゃないかな。
303 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/20(火) 23:45:42 ID:vstX7Zpw
>でも内大臣は「いずれは関白太政大臣コース」でもあるから

そうなの？
じゃ、内大臣は昇進したら左右大臣を追い抜かしちゃうことになるね
304 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/20(火) 23:48:50 ID:QQL0Gcwn
>>299
物の怪騒ぎは、東宮が引っ込むための伏線として起こしていたのでは？
305 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/20(火) 23:52:16 ID:THG8I94I
時々、記憶だけに頼らず読み返してみたら？って人がいるように思う
306 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/20(火) 23:53:30 ID:QQL0Gcwn
>>293
当時は共棲みするのではなく通い婚だし、今のように届けを出す訳ではないから、
恋愛と結婚の境目は曖昧。瑠璃クラスならまだしも、守弥や小萩クラスでは、
結婚しているかどうか傍からでは分かりにくそうだ。

>>295
権門の家令はかなりの権力者だよ。
307 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 00:07:22 ID:wx+yz1Ky
でも、貴族じゃないんだよね
308 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 00:16:22 ID:jR3f0Ua8
あれでも一応貴族の端くれなんじゃないの？
貴族じゃないって言ったら、川漁師とかそういう階級をさすものだと
おもってたが・・・・・
309 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 00:20:49 ID:wx+yz1Ky
無位無官だから、貴族ではないと思ってたんだが、どうだろう
310 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 00:50:05 ID:RojVi6C2
殿上人＝貴族ではあるが、貴族＝殿上人とは限らない。

右大臣家の正室腹の若君の乳母だから、守弥母は下級から中流の貴族だろう。
父も身分は高くないけど貴族だったはずだが。
311 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 01:51:32 ID:wx+yz1Ky
殿上人は五位以上だっけか
高彬が、融は殿上人じゃないって言ってた箇所があったね
4巻？5巻かな
312 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 03:10:37 ID:Bw5wSNj2
え？　そんなはずは…

融が帥の宮を見ても帝に似ていると思わなかったことについて、高彬が、
「融なんかだと、そうそう、おそれ多くも今上を、はし近くで拝見することも少ないし」
って言ったのを勘違いしてない？
313 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 03:25:30 ID:Bw5wSNj2
殿上人だからこそ、
高彬の内大臣家での立ち回りについて、
帝に呼ばれて直接お言葉を賜ったわけで。
314 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 07:49:32 ID:wx+yz1Ky
>>312-313
うん、それかもしれない
融は違うの？
殿上人じゃないと、帝に直接会えないわけじゃないよね？
315 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 09:37:34 ID:qpAkaneA
融は従五位の太夫だよね。
殿上してる。
316 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 10:28:24 ID:qfTaqn7d
>>315
太夫は五位の者の総称だから役職ではないはず。
融の官職が作中で語られたことはないかもしれない。
317 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 11:13:05 ID:+0yMqDO7
「ガールフレンズ」の対談で融は侍従、って言われてた希ガス。
山内さんもそれが気になって、漫画で融に何着させたらいいか
わからなかった、とあったような。
318 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 11:46:38 ID:wx+yz1Ky
融は殿上してるのね～良かった
なのに高彬と違って主上の顔がわからない融
カワイソス・・・
このままじゃ由良姫との結婚も、まだまだ遠いね
319 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 15:42:14 ID:3ilyX9Bl
貴族でもよっぽど階級が上でないと、帝の顔が見られないのね。
融ｶﾞﾝｶﾞﾚ。でも相当なボンクラだから、
父親の財産でのんきに暮らしていけそう。

>>304
物の怪騒ぎがなくても、源大納言は右大臣に気兼ねして
ろくすっぽ後見に力入れてなかったし、
右大臣側に男皇子が生まれれば、引っ込む理由は付くし、
瑠璃姫が後宮に遊びに来るまで、物の怪騒ぎは発覚して無かったし、
なぜ女御と東宮を本気で怯えさせてまで、物の怪騒ぎを仕掛けてたのか
本当に疑問。
320 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 19:55:19 ID:3ajgQ3pk
女御は本気で怯えてないんじゃ・・・
罪の意識の怯えをすりかえてただけって大弐が言ってなかった？
321 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 21:29:25 ID:Bw5wSNj2
>右大臣側に男皇子が生まれれば、引っ込む理由は付くし

それだけじゃ表向きの理由にはならないのでは？
322 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 22:08:18 ID:/LaD/WxJ
物の怪騒ぎだって表向きの理由にはならないと思う
他に有力な皇子が生まれれば、世間は納得するんだから
理由をそこまで気にしなくていいんじゃないの
息のかかった皇子を即位させる為なら
東宮どころか今上帝だって退位させるのがまかり通った時代だ
ジャパの右大臣はそこまで強引じゃなさそうだけど桐壺側が遠慮しても不自然ではない
323 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 22:26:34 ID:4J89Pp1y
>>319
女御は本気で怯えていないだろ
師の宮が仕組んでいると知っていただろうし

実際あの時点では他に有力な王子が実際に生まれていなかったわけで…
（高彬も言っていたように、もし帝唯一の男子が東宮だったなら
逆に皆競って後見につくようになり、勢力はそちらに次第に流れていくだろう、と）
色々伏線張っておくというか下地を作っておいても不思議じゃないと思うが
願掛けとかお払いと称して大弐が尼の母親と会ったりもできるし



324 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/21(水) 23:38:26 ID:3ajgQ3pk
>>322
東宮交代って、そんなに簡単なことでもないと思う
道長の頃にやっちゃったけど、禁じ手って感じだったんじゃないの
325 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 00:20:54 ID:91q6o9ti
>>322は既に右大臣方に男児が生まれているかのような前提で話していてちょっと吃驚する
326 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 00:25:09 ID:/MTPUiXl
>>322
花山退位のことかしら？
327 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 02:26:58 ID:FJiIUDVP
東宮交代もあまりないよね。交代よりは一旦即位→すぐ退位というケースが多い。
小一条院の東宮位辞退も、道長がそうさせたのではなく、本人が決めたんだし。
328 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 09:34:36 ID:tAbfbXtd
>物の怪騒ぎだって表向きの理由にはならないと思う

そうでもないな。
少なくともジャパネスクの世界では、奏上の際や世間の納得を得るための理由として、
物の怪騒ぎは非常に有効らしいから。
本文中で何度も語られていることなんだから、読み返してみたほうが早いよ。

329 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 09:37:48 ID:rI1U7Eao
>>326
小一条院のことじゃないかな。
330 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 16:03:45 ID:/MTPUiXl
>>329
小一条院は、東宮辞退じゃなかった？
今上の退位なら、当時では花山帝しか思い浮かばなかったんだけど
331 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 18:55:28 ID:KUYR8XwI
物の怪騒ぎは、後見人の源大納言と疎遠になるための口実だったのでは？
後見人もいない東宮なら、どんどん肩身も狭くなるだろうし、
退位しやすくなるだろうし。

帥の宮は今様くちずさんで舞を舞って、公子姫をメロメロｗにさせたんだから、
そのまま仲良くなって、懐妊しやすい薬をこっそり飲ませるとか
色々手はあっただろうに。
やっぱり、味方が少ない＆頭脳ひとつで勝負だから、
作戦に甘い点が多々あるね。
332 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 18:58:21 ID:wIdsesmQ
>>331
もう既に飲ませてたけど、効かなかっただけかもよｗ
333 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 19:42:48 ID:tAbfbXtd
そもそも、桐壺の女御は、子供の父親が帥の宮だとどうしてわかったのかな？

その時期に夜のお召しがなかったのに妊娠したのなら、帝や側近だっておかしいと疑うはず。
疑われなかったということは、同じ時期に鷹男の帝とも共寝していたわけだから、
それなら帝と帥の宮のどちらが父親なのかなんて女御にもわからないはず。
おまけに子供が生まれたあとでも、鷹男の帝と帥の宮が似ている以上、
どちらか一方だけに似ているということもないから、外見ではわからないだろうし。
御典医まで抱き込んで妊娠時期をごまかしてもらうなんて、
女御や大弐にできるはずもないし。

「どちらの子なのかわからない」と不安を持ち続けるのならともかく、
なぜ帥の宮の子だと確信していたのか、そこが理解できないな。
334 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 20:19:27 ID:91q6o9ti
懐妊しやすい薬で簡単に妊娠できるのなら
師の宮以前に右大臣家が飲ましているだろうよｗ
335 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 20:30:10 ID:e5SM9gf5
>>331
メロメロにはなっていなかったと思うが
336 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 20:35:14 ID:e5SM9gf5
>>333
源氏の藤壺みたいに、月遅れで生まれたことにしたか、逆に月足らずで
生まれたことにしたか。
たとえば夜のお召しと帥の宮との密通が１ヶ月くらい空いてれば、
生まれた日から逆算すればどっちの子かはわかるんじゃない？

典薬の頭を抱きこまなくても、出産が遅れたor早まったくらいなら、それこそ
物の怪の影響とか言い逃れできるし。予定日より遅れたとしても、東宮の妃が
密通してるなんて想定外だから誰も気づかない。でも女御と帥の宮、大弐には
事実がわかる。そういうことじゃないかと。
337 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 21:53:55 ID:/MTPUiXl
どっちの子かわからない、ってだけで
充分に罪の意識に苛まれると思うよ
答えが出ないだけに・・・
その苦しみから、帥の宮は救ってあげようとしてたんではないの？
338 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 23:01:42 ID:91q6o9ti
何か、まず「どうしてこうしなかったの？」
（もしくは「どうしてこうしたの？」）
って思う前にまず読み返してみなよって感じなんだけど
それ以上に自分の感覚を絶対だと思いすぎているっていうか…
339 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 23:12:27 ID:jp2C0Pfq
読んだ上で皆疑問に思って発言してるんだと思うけど…
なんか上から目線だね
340 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 23:20:26 ID:91q6o9ti
ごめんそうは思えない人がいたから
341 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 23:28:01 ID:S53G/4Ho
｢この時こうしてたら、どうなっただろう｣　
と想像するのも楽しいよ
342 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 23:33:47 ID:PPGfBPdP
>>340
同意
何でこうしなかったわけ？って的外れに突っ込んでる人がいてモニョる
もっと、ちゃんと読もうよ・・・
343 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/22(木) 23:39:26 ID:ldFYEhkS
>>333

>なぜ帥の宮の子だと確信していたのか、

帥の宮の子確定の描写ありましたっけ・・・？
読み落としてたかな
344 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/23(金) 01:09:51 ID:qbsBKY0H
どちらの子かわからなくて苦しんだというような記述は見つかりませんが、
桐壺と帥の宮、大弐、瑠璃姫、由良姫は皆一様に、
東宮が帥の宮と女御の不義の子だと信じきって行動していますね。
帥の宮も、すべてを瑠璃姫に知られたあとは、東宮ではなく御子と呼び、
我が子だと確信している模様。
だからこそ、瑠璃姫も最後に、
「帥の宮だって、自分の子のために、死ぬ覚悟をしてたわけだし」と
言い切っているのではないかと思いますが。
345 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/23(金) 09:23:51 ID:RaeBkD+y
そこはそれ　物語だから
346 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/23(金) 10:54:37 ID:gc+G2mHq
>>344
>>336のレスでは納得しませんか

日出処の天子でも、予定より早いお産で山背が生まれた、と周囲は信じていたけど
実際は不義の子で予定通り10ヶ月での出産だった
347 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/23(金) 11:30:36 ID:QiS+RTnp
公子姫が入内したばかりで、右大臣家への遠慮もあって公子姫ばっかり夜のお召しがあった時期に、
尼寺に行って、帥の宮と出来てしまったのでは。

でも父親の顔が似てたら、
当時の医学じゃ誰の子かなんて永久に分からないよね～。
だからこそ、誰の子か分からない子を産んじゃダメってことだね。
348 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/23(金) 17:13:34 ID:gc+G2mHq
>だからこそ、誰の子か分からない子を産んじゃダメってことだね

そこにいくか…
349 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/23(金) 18:16:22 ID:9Jho94As
母親にはわかるんだよ。
350 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/23(金) 21:30:03 ID:v3i4xNmn
何か話が変な流れになってきてないか？
351 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/24(土) 03:09:54 ID:J3zRSduC
だいぶ前から変な流れだよ
352 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/24(土) 05:34:09 ID:TsBCkalz
当時は避妊法もなかったんだろうなあ。
353 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/24(土) 19:51:21 ID:FmfBsVSH
>>352
閨房術は当時からあるよ
354 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/24(土) 20:41:47 ID:fA4Pe5yq
>>335
「なんて素敵にジャパネスク」5巻　ｐ212参照
355 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/24(土) 21:01:45 ID:WaQSk11Y
公子女御ってミーハーなのかな？
確か吉野君(唯恵)のこともお気に入りだったような
356 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/24(土) 22:00:19 ID:J3zRSduC
メロメロまで書いてないじゃん

つうか人それぞれ感想もぞれぞれと言えばそれまでだけど
「誰の子かわからない子を産んじゃダメってことだね」とか
「当時は避妊法もなかっただろうなあ」って感想があれを読んで出てくる所が凄いなあ
何だか脱力
奥が深いや
357 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/24(土) 22:36:16 ID:3ghR0+GD
>>356
主婦の井戸端会議って言い得て妙だよなぁと思う。
何でそうなるんだ？ってくらい流れがおかしくなるよね。
358 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/25(日) 00:06:33 ID:+Vxs4pig
当時の（女房じゃない）貴族の女性って、井戸端会議みたいなことってできたのかなあ？
文や歌で代用してたんだろうか？
359 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/25(日) 00:16:43 ID:vHLi+SWb
当時の貴族の女性の井戸端会議できたかどうかまで
このスレで話すの？
360 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/25(日) 11:26:12 ID:hrC5N9ho
>>356　>>359
嫌なら別スレ立てて避難すれば？お前みたいな奴マジうぜー
じゃあ何が語りたいわけ？
361 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/25(日) 13:29:11 ID:vHLi+SWb
貴族の女性の井戸端会議出来たかどうかって氷室冴子スレで語ることなのかなって思ったんだが
何でスレ違いじゃね？って話題の為に別スレ立てて避難しなきゃいけないんだか

362 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/25(日) 15:41:08 ID:3sTJkw3E
>>360
うわぁ・・・
>>350-351くらいの遠回りな指摘はスルーで、
ハッキリ言われたら今度は逆切れかよ

前スレ最後でスレ立て走団無視して
延々雑談してた奴らと同じ臭いがする
363 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/25(日) 16:52:12 ID:z3LZwAhU
(多分）皮肉って主婦の井戸端会議って言われてるのに、
そこから当時の貴族女性が井戸端会議出来たか否かって話し出したり…。

一部の人の空気の読めなさと書き込みが何だかすごく気持ち悪いよ。
364 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/25(日) 16:56:49 ID:+Vxs4pig
結局他人を避難するだけで、自分たちでスレにふさわしい話題を
始めようって気にはならないんですね。
365 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/25(日) 17:09:35 ID:+Vxs4pig
ジャパネスクなりちぇんじなり平安貴族女性が大きな比重を占めているんだから
これくらいはスレの話題として許容していいと思いますけどねぇ。
気に入らない人は自分で別の話題を振ればいいんだし。
366 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/25(日) 17:09:47 ID:z/T5hySc
流れが変になるたびに無理やり話題を作らなきゃならないってのも辛いと思う
スルーした結果どうなるかも見ちゃったし
367 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/25(日) 17:12:06 ID:z/T5hySc
この板で同分書き込みとは・・・
一体何年ぶりだろうか

まあお互いそれなりの節度を持って語りましょうって事で
368 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/25(日) 18:29:36 ID:of17lTwa
仕切りたがりが多いんでしょ。
369 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/25(日) 21:03:09 ID:0LV12ZpH
>>151
昔の読者層が歳とって専業主婦になったりで
暇なオバサンが増えてきたとか
370 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/25(日) 23:32:46 ID:csSpucdE
>>355
ミーハーｗ
高彬の姉と思うと不思議だよねｗ
でも聡子姫や由良姫がそれぞれ御簾越しの一目惚れを経験しているので
惚れっぽい姉妹なのかな～と思ったり。
公子女御は立場上、本気で惚れるわけにはいかないだろうけど
姉妹に較べて宴やらなんやらで公達を見る機会が多そうだし
目は肥えてそうだなー。
371 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/25(日) 23:46:30 ID:cAMO5U/E
大皇の宮がベタ褒めしていたよね、公子女御のことを
聡子姫や由良姫のように登場して欲しかったな

そういえば、「妻はもう子供は望めないと思うので」とかって笛吹き中将が言ってたけど、
あれは年齢的にもう無理って判断してのことなのかな
石女だと思われていたのかな
それとも夫婦仲が余り良くないからって意味なのかな
聡子姫が石女扱いされていたとしたら、右大臣周りも気が気じゃなかったろうなあ
妹である公子女御も！？って焦って
372 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/26(月) 00:03:15 ID:7zteWxWT
>>371
長年子作りしてても出来なかったから不妊認定したのかな？という認識だった
年齢のことも含めてね
レス夫婦だから出来ないって方には受け取らなかったよ
373 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/26(月) 00:10:32 ID:2tIQzP8q
>>371
子供を産めない体質だと思われてたんだと思った。
瑠璃の義理ママも、正式に妻問いされてから随分になるのに
義理ママ自身の子供は一度も出来なかったからそういう体質なのかも
しれない、って瑠璃に分析されてたような。
あの当時、確かにそれなら右大臣家も焦ったかもしれないね。

何気にいい人だよなぁ、瑠璃義理ママ。
人妻編に入ってからは少々行き過ぎてる感はあったけどｗ
374 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/26(月) 00:11:27 ID:2tIQzP8q
>>372
ごめん、かぶった。
375 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/26(月) 00:18:43 ID:Qvp0CiPY
そっか、笛吹きには子供がいたもんね。
鷹男の場合は種無しだと思われなかったのかなあ、とここまで書いて
そういえば、実子と思い込んでる他人の種だが子供は一応いたんだっけか。
影が薄いから忘れてた。
376 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/26(月) 00:26:03 ID:7zteWxWT
>>374
謝る必要無し

公子姫のお腹の御子が、男の子だといいなぁ
瑠璃と高彬の子が入内すればよい
でも氷室先生が書かなくなった今、続編も望めないよねぇ
377 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/26(月) 01:43:31 ID:5LS5qLaD
久しぶりに「海がきこえる」を読んだ
何度読んでもいいなあ

松野モテモテ編なんてのがあったら読んでみたいと思っていた昔の自分…
378 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/26(月) 16:50:50 ID:zef6Xi4t
公子のお腹の子も、本当に鷹男の子かどうかはわからないし。
実は鷹男が種無しという可能性もwww
379 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/26(月) 17:31:53 ID:OcGCD/qE
どう考えても鷹男の子でしょう
わからないなんて伏線なかったじゃん
380 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/26(月) 18:02:44 ID:HoBqdLhL
>>379
荒らしはスルーで。
381 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/27(火) 15:13:43 ID:XrmA3rrZ
（ﾟДﾟ）
382 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/27(火) 17:13:49 ID:c3bRhLKk
何をビックリしているの？
383 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/27(火) 18:51:47 ID:92HrsBvh
>>356
・・・・・・「意訳」って言葉分かりますか？
確かに、「承香殿女御は帥の宮にメロメロでした」とは書いてないけど、
あの描写を読めば、メロメロｗでしょ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　↑このｗの意味も分かりますか？

色んなレベルの読解力の人がいますね。
ほんと脱力。
384 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/27(火) 19:08:52 ID:2zo7HgZ8
メロメロ、を
どう捉えてるかによるんじゃない？
私は「メロメロ」でも通じると思うけど
惚れてるとかそっち系に受け取ると全然違うと思う
385 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/27(火) 19:15:27 ID:1K06YgCT
このスレいつからこんなキモいスレになったんだ・・・
386 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/27(火) 19:18:04 ID:ooklEPA8
キモくないさわやかな流れを投下しる
387 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/27(火) 19:25:51 ID:tXhL/TVw
>>383
何故現代日本語で書かれた作品を意訳する必要があるのか
388 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/27(火) 20:36:47 ID:MxyWMXss
由良姫に、「帝は帥の宮そっくりですよ」って囁けば、初期の段階だったら、
由良姫も入内に前向きになったかな？
でも、帥の宮の存在がなくても、姉妹で後宮入りなんて、しかも姉姫に子供が
出来ないから妹姫が、って理由で入内させられそうになったら抵抗するよなー
389 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/27(火) 21:00:08 ID:51qsVoxL
>>388
それはあまりにも由良姫をバカにしている。
好きな相手はあくまで帥の宮なんだから、いくら顔が似てたって
入内に乗り気にはならないだろ。
390 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/27(火) 21:23:21 ID:zVX9aZ2Z
そうかなー
由良姫って、帥の宮の顔以外何を知ってるんだ？と
正直、読んでて思ってた
391 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/27(火) 22:51:09 ID:XzW42AfP
でもまあ、あの時代の貴族の姫君なら、相手の顔を知らないってことすらままある
ことなんだろうから、顔を知っているだけでも恋心を激しく掻き立てられるのかな？
融も顔しか知らない藤の宮様を熱愛しているしｗ
392 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/27(火) 23:11:55 ID:cB9z8Xd1
由良姫の姉、聡子姫も涼中将に一目惚れ。
聡子、公子、由良と右大臣家の姫君達は面食いだな
393 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/27(火) 23:19:07 ID:tPUkKuz9
三の姫だけ名前やらなんやらが分からないが、
みょ～にリアリストだったりするんだろうが？
394 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/27(火) 23:53:43 ID:XzW42AfP
高彬んとこって四姉妹だったっけ
蕨ヶ丘の四姉妹が思い浮かぶ
しかし、高彬ん所は、同父同母の兄弟なのに、長男はおもちみたいな変な顔で、
聡子公子高彬由良は美形なのか
悲しいな、兄ちゃん
395 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/28(水) 00:06:26 ID:/M7EhZ1v
長男に比べレば他はそれなりのルックスだと思うが
美形ではない気がする

鷹男とか藤宮さまとか師の宮とかニノ姫ははっきり美形だと描写してあるけど
特に高彬、「坊ちゃん坊ちゃんしている」とか「並より上」とは言われてはいたが
美形という印象はなかったなあ
由良姫も、可愛らしい感じであるみたいだけど
396 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/28(水) 00:09:19 ID:GxomGKvH
>>391

普通は顔なんて見る機会もなく

噂を伝え聞き
↓
文とりかわし
↓
声を聞き
↓
暗闇で契る
↓
晴れて結婚し、明るい日の下で胸張って会える

みたいな感じが王道だったのではないか
そう考えると、一瞬顔見て恋に落ちる二の姫やら聡子やら由良やら理解できる気もする
397 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/28(水) 00:12:41 ID:8PC5XuMK
>>395
瑠璃が聡子姫見て美人っていう評価してなかったっけ？
後、内大臣が後宮の方々を何れ劣らぬ美しい方ばかりとか
398 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/28(水) 00:44:57 ID:GxomGKvH
高彬は美形キャラじゃないと思う
399 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/28(水) 00:51:58 ID:2A23TqoC
>>397
でも実際に内大臣が方々の顔を見てるわけじゃないから何とも言えんｗ
400 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/28(水) 08:37:38 ID:bMVw7uLa
>>395
私も高彬は整った感じのいい顔してるだろうとは思うけど（品もあると思う）、
美形ってイメージはなかったな。
由良姫も愛嬌があって可愛くはあっても、雰囲気も顔立ちも美人ではないような。

聡子姫は美人、公子姫も描写はないけどそれなりに美人な気がする。
三の姫は本当に謎だｗ
401 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/28(水) 13:48:33 ID:q8PUq0DZ
三の姫と春日大納言が瓜二つとか…
402 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/28(水) 16:49:05 ID:6d/YyQqm
高彬はクララの光太郎と同じレベル、由良はしーのレベル、という感じで、
人柄の良さがにじみ出ていて好印象ではあるけれど、特に美形ではない、と想像してた。

漫画ではかわいい融も、ルックスに関する描写がほとんどなく、
顔を知っている女性たち（瑠璃・小萩・夏・煌姫・由良姫など）の
誰からもほめ言葉がまったく出ないのが気がかり。
403 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/28(水) 17:06:01 ID:2A23TqoC
由良は、しーのよりは可愛いんじゃないか・・・な・・・
404 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/28(水) 18:01:34 ID:8PC5XuMK
「大納言と少将似てなくてよかったですわねぇ」というアキ姫に、瑠璃が「あたしは面食いなのよ！」って
言っていたから、高彬もそれなりに美形かと思ってた
勿論、鷹男や吉野君にははるかに及ばないにしても
405 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/28(水) 18:39:23 ID:Bdp9rI/E
高彬は上の下～並の上？
言うても少年だしさ、カッコカワイイ感じかな
美形っていうと違う感じする
美形って騒がれたりモテてる描写もないよね？
お夏は、幼馴染の恋だから見た目がどうこうじゃないしさ
今手元に無いんだけど
8巻の最後、瑠璃が高彬のことを
顔はまぁソコソコだけど、まだ若い分体とかしゅっとしてたから
やけどの跡が残るのはショック～みたいなこと（違ってたらごめんなさい）言ってなかったっけ？
406 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/28(水) 20:09:28 ID:JaEslNU0
学校や会社でもいるだろう
絶世の美男子ではないけどそれなりのルックスの人が
高彬ってそんな感じだと思っていた
「悪くはない」けど、美形ではない、みたいな

あと個人的に
聡子姫や公子姫は「それなりのルックス＋最高級の装い」で美しいのかなーと思っている
聡子姫の容姿って、描写的に煌姫とか二の姫とかほどじゃない気がする

407 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/28(水) 20:15:18 ID:Bdp9rI/E
右大臣家の娘達は、髪や衣装にとんでもなく金かけてそうだものね
特に公子姫は立場上すごそう
408 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/29(木) 00:26:11 ID:VlIFSRNJ
瑠璃姫は例外的にあちこちに出入りしていろいろな姫を見てきているけど、
当時は、女性同士でもそんなに顔見知りが多いわけじゃないから、
比較対象が非常に限られてるはず。

美人かどうかというのも世間の男たちが流す噂を信じるか、
自分の知っている誰々さんよりは綺麗、程度の基準しかなかったんじゃないかな。
「ざ・ちぇんじ！」の女三の宮のように、親が気を遣って周りから美人の女房を遠ざけていたら、
美の基準も世間とは相当違ってきそう。

409 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/29(木) 01:22:30 ID:1+h/Ug+g
女三の宮じゃなくて三の姫では…

噂が先行するケースってのは末摘花の例あるしそりゃあるだろうけど
女房や使用人からの口コミとか、男性の家族からの推察とかもあるんじゃないかな
「ざ・ちぇんじ」でも「世間の姫は噂ばかりで実際どういう顔なのかわからない場合が殆どだけど、
綺羅の場合目の前に見本があるから、美人だというのが確定なので綺羅姫への文は耐えない」
みたいな文なかったっけ。まあ綺羅の場合は家柄がいいのも大きいけど。

410 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/29(木) 01:49:06 ID:VlIFSRNJ
あ、そうだ、三の姫。

そういえば、氷室さんって、たいしたことない容姿の説明にやたらと「十人並み」って表現を使う気がする。
411 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/29(木) 15:53:20 ID:T9DYVGu7
>>402
瑠璃・融は二人とも十人並みの容姿だと思ってた。
融は美形だとか有能だとか言うよりも、ある意味高彬より坊ちゃん
坊ちゃんした性格で保護本能そそられるタイプかと。
誰の元に妻問いしても、結局尻にしかれることになりそうな。

それにしても春日大納言は一体誰に似てあんな可哀相なことになっちゃったのかｗ
両親の欠点ばかり受け継いじゃったのかな。
412 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/29(木) 17:49:30 ID:AvhIHWGX
>>411
右大臣の気の弱さと、北の方の自己中心思考を受け継いだんじゃね？
あと末っ子の高彬が溺愛されてることへの反発。
413 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/29(木) 18:02:02 ID:VH2gOBFK
中年になると元の顔立ちより中身が表に出て来るんだ、ってことかな。
高彬は中年になったら今よりカッコよくなるかもね。

融が心配。
414 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/29(木) 21:46:56 ID:fdHV7KOR
融は一生あの顔のまま責任感も独立心もなしに生きてゆきそうだ。
権門の婿にでもならないと出世からも遠いだろうし…。
ジャパネスク世界の妖精さんになりはしないかと心配してしまう。
きっとモデルは道綱さんだ、うん。
415 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/29(木) 23:49:11 ID:VjvJf874
高彬のイメージは桜井翔君。育ちがよく、真面目で有能そうで。
スゴイいい男って訳ではないけど、そばにいたらなんとなく好きになっちゃうタイプ。
瑠璃姫は井上真央とか。気が強く情に厚そうな感じが。
鷹男はジャニーズつながりで堂本光一。
融は二宮くんかな。
416 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/30(金) 01:39:26 ID:q3Q+Pgba
またキャスティングネタか。ジャニヲタ要らね。
417 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/30(金) 01:46:26 ID:GjFR6cT4
>>416
気に入らない話題をスルーできない人のほうがイラネ
418 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/30(金) 03:17:19 ID:1xasauEe
またか、とは正直思うけど
新しいネタが出ようがないスレだし仕方ﾝないんじゃないかな
好きな人多いし＞キャスティングネタ
419 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/30(金) 13:28:36 ID:/Jj+acAA
帯解寺が実在してて驚いた。
しかもいまだに皇族の方々の安産祈祷をしていることにも驚いた。ｽｹﾞｰ。
420 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/30(金) 15:17:38 ID:ZwlKyi1/
ttp://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w14079880
ttp://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g43432612

銀金の未収録イラ集めた画集出して欲しい。
綺麗なのにもったいないよー。
421 ：イラストに騙された名無しさん：2007/11/30(金) 16:02:07 ID:1NoyosHG
>>419
元職場の最寄り駅だよ・・・ｗ
いまだに安産祈願寺として健在よ
佐保からも結構近いのよ
422 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/01(土) 12:42:10 ID:L9JsgUTI
>>413
陰謀編で、「いずれは今上の宮廷をささえる重臣になるだろう
片鱗がほのみえて」る高彬に瑠璃が見とれてるシーンが好きだな。
確かに高彬は中年以降味が出て更にかっこよくなりそう。

氷室さんはそこまで救いようのない不細工って滅多に出してこないような気がする。
高彬兄は別として、出してきても結構氷室さん的に好意的に描かれてるような。
銀金のヒバス姫も、キャラがあれだから容姿も酷く見えるだけで、実際のところは
十人並みレベルなのだろうなと思う。
423 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/01(土) 21:09:16 ID:gYyz6H/Y
>>420
埋もれさせておくにはもったいなさすぎるよねえ
本誌を追ってた人はそんなにいないだろうし
今じゃ古本屋でそれだけのために集めることなんて不可能だし
当日大人だったら買ってたのになあ
424 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/02(日) 23:17:10 ID:fN93hotX
流れ豚ギリになりますが、
先日眠れなくて思わず『シンデレラ迷宮』と『シンデレラ・ミステリー』を
手に取ったら…。
面白いな、やっぱりこの人。
少女小説ではなくて、きっちりしたもの書かせてもそれなりだった
だろうな。
あちこちで放置しているシリーズだけでも完成させてほしいものだ…。
425 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/02(日) 23:29:48 ID:Glj1T1ea
でも、あくまで少女小説であることこそがこの人の小説の真髄だと思う。
426 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/02(日) 23:36:40 ID:S+GxSIyl
>>424
私も大好きだよその2作品
今読んでも泣ける
427 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/03(月) 11:16:00 ID:oFPubiPg
シンデレラ・ミステリーは王妃と姫君が全然出てこなくて寂しかったな。
428 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/03(月) 12:51:12 ID:tZriuhDt
王妃と姫君は幸せになっていると信じたい
429 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/05(水) 21:29:15 ID:WevHn+OU
私は「白い少女たち」読み返してみた。
ジャパネスクやら銀金も考え合わせて、器用な人だなーと思った。
コメディは本当にコメディだし（シリアスも混じるけど）
シリアスな話はどこまでもシリアス。
430 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/06(木) 12:47:52 ID:k3TE5NMs
雑居時代の数子ちゃんと鉄馬は
なにかの拍子にうっかり出来て、熱烈に愛し合い、ｹｺｰﾝするような気がする。
鉄馬がホモを卒業もしくは両刀で。
431 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/06(木) 13:14:12 ID:G5gKrSNI
うっかり（というか爺様に押し切られて）結婚することはあるとしても、
＞熱烈に愛し合い
これは100%ないんじゃないかな
結婚後も数子さんは叔父様の離婚を執拗に企むだろうし、鉄馬も間近で見る
数子さんの恐ろしさに身震いして、理想の男に逃げると思うｗ
432 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/06(木) 14:52:09 ID:3087BuS0
結婚の可能性があるとしたら、くされ縁の友情婚か
打算の末の契約結婚って気がする
仲良く（？）やっていきそうではあるけどね～ｗ
433 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/07(金) 00:04:49 ID:FtIE1+yF
お互いに自由恋愛を楽しめる友情婚なら、してみたいよ
相手が鉄馬なら文句なしだ
434 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/07(金) 01:04:54 ID:c5dLLRtI
雑居時代の文庫のイラストの数馬、ひげがキもイ・・・
山内さんが漫画描いてくれるまで数馬嫌いだった。
435 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/07(金) 01:15:07 ID:ldEtsekE
東大寺など３寺社が奈良県ＨＰに訂正要求
2007.12.5 21:53

　江戸時代から続く新春の恒例行事として知られる若草山（奈良市）の山焼きについて、東大寺、興福寺、春日大社の周辺３寺社が、
「起源は３寺社の領地争い」とする奈良県のホームページ（ＨＰ）上の解説文に異論を唱え、文書で訂正を申し入れていたことが５日、分かった。
３寺社は「領地争い説は俗説で、若草山の霊を慰める『鎮魂』が起源」と主張。
県は近く、解説文を修正するとしている。

　同県によると、文書は、東大寺が興福寺、春日大社と調整した上で１１月２２日付で提出した。

　同県のＨＰでは、若草山の山焼きについて「起源の一説として一般に信じられているのは春日大社、興福寺、東大寺の領地争いが元」と解説。

　しかし、３寺社が提出した文書では、領地争い説を「あくまで俗説」としたうえで、若草山に幽霊が出るという迷信が長く続き、
若草山を焼かなければ不祥事が起こるとして、東大寺境内で放火が多発したのが起源－とする異論を提唱。
「霊魂を鎮める供養のため」と結論づけている。

　同県観光課は「起源を確認できる資料もないので、両論併記の形でホームページを修正したい」としている。

ttp://sankei.jp.msn.com/life/trend/071205/trd0712052153013-n1.htm

このニュースを読んで「佐保の首長の葬儀の時に山を…」
と思ってしまった銀金ファンは私だけではあるまい。
436 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/07(金) 10:53:01 ID:ZqkGoLsj
>>435
へー、ほんとにそんな似たような行事あったんだｗ
ていうか若草山に出る幽霊って一体誰の？
437 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/07(金) 12:19:21 ID:gCb3YShL
>>434
髭ｷﾓｲよねー！ついでに家弓の髪型も嫌いだった。
挿絵で秀逸といえば、シンデレラシリーズとつばさボーイシリーズ。
438 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/07(金) 13:58:10 ID:gCb3YShL
間違えたｗ、なぎさボーイシリーズ。
439 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/07(金) 16:47:30 ID:JUXXImbX
若草山の山焼きは山火事防止のためと言われてたけど
迷信→相次ぐ放火のためとは知らなかった
440 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/08(土) 07:43:48 ID:gCbpWT4f
>>438
北里マドンナ単行本ではイラスト渡辺多恵子さんだったのに、
文庫になったら変わっててなんで？だったね。
441 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/08(土) 18:27:37 ID:sRZJQYTo
なぎさも多恵子もだけど、
槙修子がイメージどんぴしゃの絵で素晴らしかった。
渡辺多恵子さんにいつか
なぎさボーイと多恵子ガールを漫画化していただきたい。
442 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/08(土) 19:59:18 ID:uzvtzS4A
>>441
あんな、狂犬なんてあだ名のある漫画家に描いてほしくないよ
あの人が大河や他の漫画家さんの新撰組をどれだけ罵倒したことか
（しかも自分の勘違いで）
443 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/09(日) 00:02:09 ID:T6HkUXx+
>>436
そこも銀金脳だと滅ぼされた佐保一族の…となる。
444 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/09(日) 02:21:54 ID:di0sZ2z8
佐保一族は転生するから幽霊になってさまよったりはしないんじゃｗ
445 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/09(日) 02:55:39 ID:X2ymf77K
力を使って瞬間移動した様を見て「幽霊！」ではないか
446 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/09(日) 12:01:56 ID:zsXpoxvs

　((Y))
3・∀・）3　＜ ソレダ！
447 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/09(日) 12:02:53 ID:LwkkpOjs
>>442
そんなの別にどーでもいいじゃん。絵に関係ない。
448 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/09(日) 14:17:06 ID:qxFk3yZE
>>444
全員が転生するとは限らないんじゃ。
いずれ選ばれた「ただ一人」だけが転生して、佐保の血を千年までも伝える、
ようなことが伝承されてるみたいだし。

でも真澄と真秀だけで既に二人かｗ
449 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/09(日) 17:54:59 ID:Ih2tMvJk
氷室さん
全く動向が伝わってこないけど
じつは、ペンネーム変えて
超意外なジャンルでバリバリ仕事してたりとか。。。
まあ、ないか。
450 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/10(月) 09:18:57 ID:63Qgo2E+
ななしさんで大活躍とか
451 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/10(月) 21:58:36 ID:+bFqdB7z
佐保彦と佐保姫はどっちも真秀より年上のはずなのに、並ぶと
真秀の方が姉っぽく見えるのはなんでだろう。
真秀も最終章ではまだ子供っぽいところかなり残ってるし、佐保姫はともかく佐保彦は初登場
時より成長してるのに。
452 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/10(月) 23:02:05 ID:eBNc9sw2
辛酸舐めてきたからだろう
453 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/11(火) 08:18:48 ID:Ldzp49EJ
真秀は母と兄の実質的な保護者として生きてきたんだから
佐保彦兄妹より大人びてるのは当たり前だと思うが
454 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/11(火) 08:46:27 ID:hBsl16o3
真秀はそれでも序盤は子供っぽかったと思う
墓に閉じ込められて出てきてから、佐保彦との精神的年齢が逆転したように思う
455 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/11(火) 09:33:53 ID:9Ds/fNgc
墓から出てきた後も、真澄と二人で死んだ御影の夜伽してる場面は
普通に子供子供してるように思えた。
御影の前ではずっと保護者ポジションだったけど、
真澄の前では墓脱出以前からたまに妹ポジションにもなってる感じがする。

佐保彦は後半成長して、周りからもある程度一目置かれるようになったのと
は逆に、真秀目線ではどんどん子供化していった印象だな。
456 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/11(火) 20:10:14 ID:1M9RAzZ3
佐保彦への恋に戸惑ったり悩んだりしてた頃は年相応だったが
墓から出て来た後はある意味吹っ切れて、
もう恋しさに振り回されることはなくなってたからかな
逆に佐保彦は真秀への想いをずっと整理し切れないままだったから
（憎しみはなくなったとはいえ）その点で2人の差が付いたのかも。
457 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/11(火) 20:53:28 ID:s0UdbRZm
佐保彦はいい意味でも悪い意味でも最初から最後まですごい優柔不断。
真秀への感情もだし、最後に本当の予言が明かされて佐保姫のために生き抜く、と命懸けで
速穂児に決意させられた後も、実はまだその通りに生きることを迷ってる感じがありありとする。

で、いいのかよwと思うくらい思い切りいいのは真澄と後半真秀。
458 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/11(火) 22:28:48 ID:hBsl16o3
真澄は唯一大切なものは真秀だけだしなあｗ
ある意味潔いよね
佐保彦は真秀を好きだけど、妹姫のことも当然大切だし、佐保も民も大事
色々迷うのは仕方ないのかもしれない
459 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/11(火) 22:52:09 ID:GTBD6WYS
真秀は真秀の章を読了して最初から読み返すと意外な程子供っぽい。
苦労はしているけど世間知らずなところも多いように感じるし、
スタート時点での真秀と佐保姫の精神年齢に大きな差はないかもしれない。

真秀が大きく変容してゆくのは佐保の霊威を自在に現すようになってからかな。
はたて【果・極・尽】を超えてしまった人間がヒトならざる者になってしまう、
戻れない一点を踏み越えてしまったが故に畏怖する心を失ってしまった感じ。
真澄も真秀と一緒に深淵を覗いてしまって、人間が変わったような気がする。
460 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/12(水) 21:21:24 ID:1+eHdQhb
自分はそれに加えて、初期はまだ味方になってくれる人が一人でいいから欲しい、
受け入れてくれる一族が欲しい、と他人に頼りたい渇望があったけど、墓後はいろ
いろ自分一人で切り抜けてきて自信が付いて、そういう気持ちが薄れた。
それでもまだどこかで佐保彦個人に対して↑みたいな希望を持ってたのが佐保に来
て絶望的になって、もう完全に頼れるのは自分だけ、と悟りきった性格になってし
まったのかと思った。

佐保彦への気持ちにもその辺りである程度区切りをつけることが出来て、
それでその後佐保彦と共寝して佐保に留まるよう頼まれても、あっさり出てったのかと。
461 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/12(水) 21:45:03 ID:fpqR83xx
>>460
自分も大体そんな風に解釈した。
「あたしには佐保一族は必要ない」とすっぱり言ってたし、
「佐保一族」の中には当然佐保彦も入ってるんだろうなと。

今まで真秀を選び切れずにいた佐保彦が
どうしても真秀を必要とする立場になった時には
もう真秀の方は佐保彦に執着しなくなっているのが
何とも言えず切ないけど。
462 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/12(水) 21:57:22 ID:yVrxeWl6
ほんと。佐保彦切ない。
その迷いがとても人間らしいと感じる。
463 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/13(木) 10:51:48 ID:Q5azSj5P
共寝して一時的に癒してあげたい、という愛情はあっても、妥協してまで佐保に残って
救いたい、傍にいたい、みたいな執着は多分既に真秀にはないのだよね。

だから11巻の速穂児の「佐保彦に愛され佐保姫に慕われ族人から敬われて暮らすのが真
秀の幸せ」って考え方には激しく違和感あった。
御影が妹姫にしたように佐保姫を真秀のヨリマシに、って計画も、どうしてそれほど佐保
姫を思ってるとは思えない真秀が佐保姫の為にそこまでしてくれると信じ込めるんだろう？と。
464 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/13(木) 13:19:09 ID:8WM4e06I
真秀が佐保彦達をどう思うか以前に、自分達が愛してやまない
佐保彦と佐保姫は、誰からも無条件に同じように
深く愛され慕われている、つまり真秀だって同じ思いのはずという思い込みでは。
そんな素晴らしい佐保彦や佐保姫とともに過ごすことこそ幸せそのもの。
自分達がそうやて尽くすように、誰もが佐保彦と佐保姫のために動くと。

例えはあれだけど、自分が愛してやまない恋人や子供やペットのことが、
他人から見ても素晴らしく賞賛されるほどのものだと
無条件に思い込んで有頂天で自慢してるような。
他人から見て「ﾊｧ？」「どうでもいい」と思われるなんて考えもつかないで。
465 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/13(木) 19:13:20 ID:CUreFdo4
速穂児は真秀の性格なんかろくに知らないし、知ろうとしたこともないからね。
闇雲に嫌ってただけで。
まあ真澄と二人きりで流浪の人生を送るよりは
豊かな佐保で暮らした方が良いという理屈も分かるが、
真秀の心はもうそんなの問題じゃない程佐保に対しては冷めてしまっているとは
考えもしない辺り、結局自分の都合の良いようにしか物事見られない感じ。
466 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/13(木) 19:23:42 ID:wO/y81Sh
自分もしくは佐保の民より劣っている者に対しての
上から目線も感じられる。
自分達の生活や価値観が一番という大前提は疑うことがないから、
自分達の生活を羨ましがるに決まってるし
自分達のように暮らす方が良いに決まってるという。
467 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/13(木) 21:48:16 ID:0Sr4RmgW
個人的に、カガメやツキミコの佐保の神人達は好きだったけど、
その他の佐保一族には最後まで反感しか持てなかった。
佐保彦編が始まってたらまた見方も変わるのかも、と思いながらも、
やっぱり現段階では一族の滅びや皆死んでいくことに対して全然同情出来ない。

まだ敵役として描かれてた和邇や息長の人々の方が魅力あったと思う。
468 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/13(木) 22:15:26 ID:61QEMGy4
耀目も結構えげつなかった…
月眉児とか穂波とかも、御影親子に個人的には好意を持っていても
佐保の為とあらばあっさり騙して
命を奪おうとする非情さや強かさがあるけど
それでも滅びる時は滅んじゃうんだね。
469 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/13(木) 23:09:53 ID:yDkHUKLg
>>463～468
……同じ人？　か、似てる人多いよね
別にいいけどもｗ
470 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/13(木) 23:13:54 ID:6YujAnTw
佐保彦編の文字に遠い目をしてしまった
471 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/13(木) 23:25:12 ID:0Sr4RmgW
>>469
え、何で同じ人認定？
472 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/13(木) 23:31:38 ID:cLQN7Ikf
まぁまぁ、落ち着いて・・・
473 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/13(木) 23:45:20 ID:cj+M0NZj
>>469
同じ人じゃないでしょ
銀金話になると長文レスが続いて、それぞれのレスが似通って見えてしまうのは
仕様です
474 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/14(金) 01:39:01 ID:Vj7elhMp
このスレ読んでると読み返したくなるなあ
475 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/14(金) 01:46:08 ID:ARl1kgn3
・・と、ここまでの流れが仕様です
476 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/14(金) 01:46:48 ID:q8TQ/pj/
そんで続きが読みたくなるなぁ。
477 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/14(金) 09:50:19 ID:458ass4f
息長帯姫や景行天皇が赤子姿で出てきてたりもして、これから面白くなりそうなのになぁ。

世継ぎの母になって実権を手にする氷葉州姫や、姫の乳人になった歌凝姫のその後も気になる。
須久泥王とかある意味癒し系の真若王とか襲津彦とか…、あー続き読みたい。
478 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/14(金) 21:49:22 ID:SE3HQWVt
>>461
佐保彦と真秀はずっと両思いではあるんだけど、常にどちらかがどちらかに
片思いしてるような関係だと思う。
最初の方は煮え切らない佐保彦に真秀が、最後は割り切ってしまった真秀に佐保彦が。
お互い完全に満たされた状態で相思相愛、って風にはなり難い感じ。
479 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/16(日) 18:59:55 ID:UPn69/nV
全く兆候がなかったのに、何で書かなくなったのかが知りたい。
480 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/16(日) 20:33:50 ID:OUHs/QPa
銀金では氷葉州姫が妃入りして皇子生んだ後に佐保姫が妃入りするけど、記紀では既に
大后になっている佐保姫が第一皇子を生んで殺された後に、氷葉州姫が妃入りして次の
大王を生むんだよね。

銀金では先に皇子生んでる氷葉州姫を差し置いて佐保姫が立后されることになるのか、
それとも案外佐保姫は立后されることなく終わるのか。

佐保姫の生んだ子が物言わぬ皇子なのは、もしかして真秀に何らかの理由で封じられたから？
481 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/16(日) 21:08:35 ID:jlP8pGUq
とにかく銀金の話がしたいってのは分かった
482 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/16(日) 21:16:12 ID:O2guJNYU
そりゃーしたい人は多いんじゃない？
完結していれば、ある程度熱意は薄れるけど、銀金に関してはいいとこでお預け
食らっているようなもんだし
整理つかない人も結構いると思う
483 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/16(日) 21:31:50 ID:nmBhYM7H
お預け食らい度が高いのは銀金より碧迷宮でしょう。
単に読者数の問題じゃ？
484 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/16(日) 23:36:14 ID:riLjrxm+
やっぱり一番新しいしね、銀金は。
銀金で氷室さんにハマった人も多いんじゃないだろうか。
私は、ジャパネスクでハマり
一番好きな氷室作品もジャパネスクだけどね。
485 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/17(月) 20:27:46 ID:PaGW/xSA
ネットでとりかへばやの現代語訳があったんで最近読んでた。
普通に小説として面白いと思った。中宮（元綺羅姫）が置いてきた
子と再会するところとか、それを見た帝の胸の内とかとてもよかった。
帝はすごい大人だなあ。自分を深く省みて流されない強さみたいな。

前の方にもあったけど、「とりかへばや　男と女」もよかった。
女東宮は結果だけ見たらかわいそうで弟(元綺羅君）ひどく見えるけど、
河合氏は「弟君が妻にできたのは姉君が心を通じていた女性だけで、
この姉弟の絆はまことに強い」みたいなことを書いてる。本文はもっと
うんといいけど。心理学の常道の「アニムスとアニマ」の関係を瓜二つ
の入れ替わり姉弟で再考するのはそりゃー最高に面白い。河合氏がこの
本描いてくれてよかったとほんと思った。
486 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/17(月) 22:18:58 ID:uaGDVzxQ
微妙にスレ違い
487 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/17(月) 23:55:48 ID:7L8kMS0B
そうかな
私は、これはオケな範囲内という認識



・・ただ、興味は無い話だけどｗ
488 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/19(水) 11:36:24 ID:bgtxVVah
やっと規制解除ktkr
今更だけどちょっと思ってたこと

速穂児が「佐保に残って、佐保彦に愛され、佐保姫に慕われて生きることが真秀の幸せ」
と言ってたのは、速穂児自身がそれ以外の幸せを知らない、想像もつかないからじゃ
ないかな。
佐保一族は一族愛が強いし、佐保で生きる＝ちょー幸せ！と単純に信じてそうだ。

速穂児に理解できる、最大最高の「真秀の幸せ」は、そういう形のものなんだろうと思う。
御影や真澄が真秀にとってどれだけ大切か、ということまで気が回ってないというか。
まあ、佐保にとって都合のよすぎる提案だけれど、少なくとも御影はそれで幸せに生きてた
時もあったし、そんなに悪いことではないと思う。ただ、真秀は御影じゃないってことだ。
489 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/19(水) 13:05:37 ID:uTReywyn
ごめんどうでもいい
490 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/19(水) 16:31:19 ID:kv0k5deS
あ、規制されてたのか・・・道理で。
491 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/19(水) 18:51:29 ID:itssyDcN
>>488
アク禁くらって亀になるのは分かるけど

>今更だけど

だけじゃわからないので、レス番つけてくれるとわかりやすいです
492 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/19(水) 21:24:52 ID:212EBCGX
>>491
同意。
銀金は好きだし、話題になってるレス読むのも楽しいけど
前スレでもレス番ない人多くてたまに混乱した。
493 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/19(水) 22:08:32 ID:r6UmMw75
そういえばOCNがやっと規制解除されたんだっけ
494 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/19(水) 23:20:02 ID:Y08TJbQi
銀金絡みの話題で読みにくいな～と感じることが多いのは
長文だけじゃなく、レス番不備によるのも大きいのかも・・・
ドコへのレス？って思うこと多いんだよね
495 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 00:42:40 ID:/ZH89soF
>>488

だから何？
496 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 00:52:21 ID:zH7z57C+
>>495
>>488じゃないので真意はわからないけど、「佐保に残って、佐保彦に愛され、
佐保姫に慕われて生きることが真秀の幸せ」ではなかったから、
真秀は佐保一族も佐保姫も佐保彦のこともばっさり捨てて佐保から去った、ってこと
じゃないかと。


497 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 01:05:19 ID:TFGbYfZV
495さんじゃないが、そういう意味での「何？」じゃないとオモ
498 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 01:10:55 ID:Sav/oas1
何、また微妙に荒れてるの？orz
499 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 01:57:47 ID:uqLULG9J
とりかへばや　だったのか
今の今まで　とりかばへや　たと思っていたorzzzzzzzzzz
500 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 02:21:37 ID:BcwJDYs/
鳥カバ部屋ってｗ
501 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 05:24:01 ID:td42j8KA
>>488
銀金に関しては、もし真秀が佐保に残ったとしても、速穂児の思惑通り行かなかったと思う。
佐保を永遠に生かす大切な佐保彦が、滅びの子である真秀が！？
何も知らない長老や神人から見たらとんでもない話で、受け入れたフリをしても
これまで通り隙あらば命を狙われるだろう。

真秀自身はその強大な力で身を守れても、真澄や佐保彦との間に生まれるであろう子供はどうかな？
そういう弱い所から始末されて、怒った真秀が出て行く展開しか考えられない。

全ての事情を伏せてという前提自体がムシ良すぎ。
真実を知ったら佐保中が動揺して存在が危うくなる？
それくらい皆で受け止め乗り越えなければいけない問題だろう。
さんざん排斥され何度も殺されかけた真秀や真澄、御影に対して、心の底から謝罪し
まずは許してもらうこと。話はそれからだ。

そんな風に佐保の人たちの性根が変わらない限り、真秀は佐保に留まらないだろう。
滅びの子を見出した彼らが寄ってたかって真秀たちを殺そうとしたのではなく
佐保の滅びを招く存在ではあってもその運命と共に真秀たちを受け入れたとしたら…。
もしそんな一面を見せていたら、逆に佐保彦たちこそ滅びの子であるという事実が
判った後、真秀は佐保のために動いてくれたと思うが。

真秀の気持ちが佐保に向いていた時は手ひどく拒絶して母親や兄もろとも焼き殺そうとし、
その後も何度も命を狙って、あれ滅びの子じゃなかった？佐保彦兄妹の方が滅びの子？
そりゃ大変だ佐保に残れ、皆には内緒な、佐保のために働けよ、その方が幸せだろうって
どこまで自己中心的な解釈なんだよとしか思えない。
502 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 06:17:42 ID:3M8Hlq0g
んー、仕方ないねコレはｗ
503 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 08:08:11 ID:muVV0y6H
似たもの同士、気が合うんだろうねーきっと。
504 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 11:54:13 ID:fU3niU1N
そう言えば、記紀では佐保彦の乱の時も佐保姫が自分に未練たらたらな夫に
ミチノウシの姫と再婚しる！と切って捨てていたね
それが真秀で、佐保を永遠に生かすというのはそういう意味かと思った
505 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 12:05:22 ID:4X9N5XCE
あの大王ではそれこそ真秀に一蹴されて終わりそうだ
506 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 12:08:32 ID:fU3niU1N
ヒント　蓼食う虫も好き好き
まあ真秀が大人しくミチノウシの駒になるとは思えないがw
507 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 21:04:59 ID:A50hGiV4
何のヒント？
508 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 21:29:01 ID:m44cfyJk
ゆとり脳w
509 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/20(木) 21:37:53 ID:XdTYeido
ヒント　って使ってみたかったんだろうね
結果、使用方法を間違えてしまったｗ
510 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 00:05:20 ID:57bY7SAc
真秀がダメ専ってことじゃないのか？
合っているかどうかは知らんが、少なくともそういう意味だろ
…この程度でも解説が必要って読解力なさ杉www
511 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 01:25:21 ID:Fb/Fe2uQ
「蓼食う虫も好き好き」の意味を知らないんだろうね
ぐぐればいくらでも説明があるのに…
にしても>>504-506の文脈だけでも推測できそうなものだが
最近のゆとりは本当に怖いな
512 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 01:36:17 ID:nb4/DwRg
何、この流れ・・・
513 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 03:07:09 ID:lBMW0VL6
ゆとりとかこのスレに居るのか？
25以上しか居なさそうだ
514 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 03:38:54 ID:JmlRvOld
そんなに若かったのか！
515 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 08:07:48 ID:LOtpCwyI
>>510
私もそんな感じで理解した。
確かに微妙にへたれなタイプが好きそうだよね、真秀って。
大王に惚れたり美知主の駒になるようなことするかはわからないが。
516 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 13:24:53 ID:8tE53cR6
真秀の好きなタイプっていっても、真秀が恋愛的に好きになったのって佐保彦しかいないし、
好きになった経緯も、
真澄に似ている＆ふるさとが欲しい
　　　↓
佐保彦は何だかんだ言いつつ、真秀の為に色々してくれた
みたいな感じで、別段へたれなタイプが好きそうには見えないけど
根っこの部分では、真澄が一番なのかなぁとは思ったけど
517 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 17:44:07 ID:MEgJ1cB+
>>515
たで食う・・うんねんじゃなく
ヒント使用方法がおかしいって話でそ
518 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 19:16:11 ID:+ZQgORma
別におかしくなかったし、他の人たちはちゃんと理解している
真秀の男の好みのことを、このことわざをヒントに表しているんだなって
自分の知識不足＆読解力欠落を棚に上げるのはよくないぞ

で、>>513の言うように>>517は25歳以上なのか？それとも以下？
しつこく自己弁護を続ける辺り、自分は若い人と見た
と言うより、いい年をした大人が蓼食う虫も好き好きすら知らなかったり
自分の阿呆さ加減をしつこく責任転嫁するとはあまり思いたくない
ゆとり世代なら、そんなものかと思えるが
519 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 19:27:05 ID:lkOw3Ks2
年齢なんてどーでもいい気がするんだが
大人ならさらっとながせばどうだろう？
520 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 19:37:13 ID:rjK5YVMg
他人のせいにしてしつこく自己弁護するﾔｼも、それに乗せられるﾔｼも
第三者のフリをしてわざわざ蒸し返して責任転嫁するﾔｼも、みんなうぜ～よ
521 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 19:40:17 ID:UvLCyxoU
そうだね、もうちょっとおだやかに話を進めようよ

７＆Yで銀金を検索したらイラスト集を除いて
ことごとく品切れだった…
もう文庫の紙が茶色くなってきてるのに
氷室冴子セレクションに入れてくれないかなー
522 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 19:43:07 ID:o8KJSbeG
>>518
わかってるから餅つけ

もし銀金再開してくれるとして（可能性は限りなくゼロなんだろうけど）
その場合、画を飯田さんがやってくれるのかって結構気になる
既に引退なさってるっぽい・・・？
523 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 19:44:27 ID:lkOw3Ks2
>>522
というか、飯田さんの絵も結構変わったよね？
絵がなくてもいいから、続き読みたいなあ
524 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 19:46:38 ID:o8KJSbeG
>>523
そうなの？
銀金でしか飯田さん知らないから
結構変わったって山内さんレベルかな・・・
それでも、他の人になるより良いかも
525 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 20:03:48 ID:7mn864UT
晴子たんがダメならハードカバー挿絵無しでいいや。
コバルトでの連載が難しいなら書き下ろしでもいいし。
526 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 20:19:27 ID:GDbmWvap
佐保彦の章だけでも読みたいと思うけど、読んだら読んだで更に
その続きが気になるんだろうな。

佐保一族そのものや他の人ならともかく、一時でも本当に好きだった佐保彦が
追い詰められていくのを見ても、真秀の滅びを願う気持ちって少しも揺るがないのかな。
527 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/21(金) 22:08:15 ID:rjK5YVMg
>>526
佐保彦が望むなら、それでいいと思っていそうだ
真秀は御影や真澄と一緒に生き、滅びる時が来るとしても一緒に…と願っていたと思うから
528 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/22(土) 17:12:16 ID:V7c/DZBE
>>527　滅びを願う　っていうか、
滅びの子の兄妹が佐保の王族で、永遠に生かす自分が佐保のことをどうでもいいと思ってるだけでも
佐保はほっといても滅びると感じてるのではないかな。

「佐保彦と佐保姫が佐保を滅ぼす時にウンヌン」って速穂児に語ってたような。
529 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/22(土) 21:30:42 ID:KgWcdwwS
飯田さん、アラビアンナイト風のファンタジーの連載も中断したまま？
本当に引退されちゃったのかな？
銀金のイメージによく合ったイラストだったんだけどね
530 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/22(土) 22:20:11 ID:1aIf5IyD
自分は銀金の筋云々よりも、
氷室センセのあの独特の言い回しや、古語と漢字の使い方、
あと泥臭すぎない上品な表現方法なんかに惹かれたなあ。

厨房の頃、学校帰りにコバルト本誌を立ち読みしてて
真秀が真若王に見初められて襲われそうになったとこ読んで
すっごいドキドキした記憶が……w

勿論買った。そんでハマったなあー。
531 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/22(土) 22:52:39 ID:uCycwDuW
佐保姫が出てくると、しーのがチラつくのは私だけかなｗ
532 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/22(土) 23:07:42 ID:c0cWZdcQ
>>531
佐保彦で高木さんは出てこないけど
佐保姫でしーのはよぎるw
533 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/22(土) 23:30:50 ID:gxWtCBmN
>>531
てか、しーのに佐保姫役がまわってきたのって何でだっけ？
534 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/22(土) 23:45:55 ID:c0cWZdcQ
>>533
高城さんが騒がれるの好きじゃないからとかで出演渋ってて、
でも共演がしーのだと告げたらしーののことは知ってて
面白そうと興味持ったから。
こうなったらしーのを餌に出演させようと虹子さんらが画策。
535 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/23(日) 00:00:36 ID:gxWtCBmN
>>534
あーそっか。高城さんが原因か。しかし何故にしーのに興味あったのか

劇自体は確か力作の鬘の髪が切れなかったんだよな。オチにワロタw
536 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/23(日) 00:04:12 ID:uCycwDuW
今日、ＴＶで大奥劇場版やってたけど
大奥と言えば高城さんを思い出してしまう自分

>>535
オチそうだったっけ？
537 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/23(日) 00:06:03 ID:uCycwDuW
面白そう理由は
確か、騎馬戦ストリップでしーのを覚えてたんじゃなかったっけか
わかんないけど
538 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/23(日) 01:48:41 ID:u0pj9Szh
>>530
銀金はいつになく突っ込んだ感じで濡れ場が書かれてて、当時の自分には
かなり衝撃的だったw
佐保彦と真秀の共寝場面もメイン二人だってことと、直接的な描写はないけど
前後の描写が汗の匂いとか息づかいとか、妙に生々しくてどきどきしたなー。
539 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/23(日) 03:35:04 ID:WUZGvm45
失敗と言えば、佐保彦と佐保姫の抱擁ラブシーンで
講堂中が観客の悲鳴で大騒ぎになり、しーののセリフがぶっ飛んで
「おにいさま～おにいさま～」連呼で何とか乗り切ったとかいうのがあったね
540 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/23(日) 18:45:10 ID:x2iRyOx7
佐保彦兄妹もクララ劇中劇みたいに近親展開突っ走ったりするのだろうか。

真秀兄妹は初めから結構妖しい雰囲気醸し出してたからともかく、
やたら仲はいいけどそういう雰囲気は微塵もなかったあの二人だと
想像つかないし言い方あれだが気持ち悪い。
541 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/23(日) 19:04:19 ID:QTGjfoCG
>>540
そういう展開になると、何か佐保彦と真秀は、お互いがお互いを決して結ばれてはいけない
相手（真澄/佐保姫）の代替品みたいな感じで求めていたのかなと思ってしまう
でも、そんな事態になったら、初めから危ない真澄や真澄に手を出した女を二度も殺しかけた
真秀兄妹と違い、佐保彦佐保姫は兄妹愛しかなかったように見えたから、どうやってそういう
展開になるのか興味はあるといったら興味はあるｗ
542 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/23(日) 21:26:25 ID:r2+ZDBEh
>>541
自分は逆に、そういう展開になるとしたら
佐保彦が佐保姫を真秀の身代わりにしてしまう場合かなと思ってたよ。
まぁそれも無理があるんだけど。
543 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/24(月) 02:57:42 ID:koThQVAH
記紀の二人ならともかく、銀金の佐保彦にとって佐保姫は
大事な妹というだけじゃなく自分を支えるための拠り所とか
聖域みたいなものだからなあ。
この先どんなに追いつめられたとしても、関係を持つってのは
少し想像がつかないや。
544 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/24(月) 08:14:12 ID:Zr3Ulsro
うん、聖域は侵さないと思う。

あるなら、佐保の滅びの寸前に、茫然自失か錯乱状態になった佐保彦が真秀と間違えてとか？
んで、正気に戻った後に我に返って自責の念とかで滅びに突っ走っていくんだよ。
そうなると佐保姫の記憶もきちんと戻って欲しいが。
545 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/24(月) 08:18:06 ID:Zr3Ulsro
連投ごめん。

佐保姫は大王に嫁いでるんだが、そのう性教育はスムーズだったんだろうかと思ってしまう。
氷葉ス姫に意地悪されて男部屋に放り込まれそうになったときも、
ひどい目に合いそうだとはわかってたけど、具体的にどうなるかわかってなかったようだし…
あの穢れない佐保姫が共寝をするのが結びつかない。するんだけど。
546 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/24(月) 09:17:15 ID:xyoBjQv7
佐保姫が自分達が滅びの子だという記憶が戻ったら、一族と兄がまさに滅びんと
している時に、その場に走らない方が変と言えば変かー
真秀を殺したら佐保一族を恨むと言い切る、割と激しい性格のようだし

>>545
されてはいても、そういう非道な行為までは想像が及ばないんじゃないかな？
現代でも、性教育を受けたまだ小学生とかの少女が、強姦とかそういうのを
知らない＆自分がその対象になるとは思ってもみないなんて事も普通にありそうだし
547 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/24(月) 10:57:32 ID:iSJVIFDj
共寝云々でちょっと疑問に思ってたこと思い出した。
大闇見戸売の伽をしている佐保彦がいろいろ回想したりしてるシーンで、
初対面の襲われかけてぼろぼろの真秀を思い出してるんだけど、関係を持っ
た後ならともかく、何であの時点で真秀が男から身を守れたと知ってるんだろう。

出会って間もない頃は、手籠めにされたものだと思い込んでるような描写だった
気がするんだけど。
548 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/24(月) 22:40:13 ID:3zPkDPIX
古事記での佐保姫もかなり激しい。
大王が子どもごと連れ戻そうとするのを見越して、髪を剃り、破けやすくした衣服と
手環で選りすぐりの兵士の前に現れるくらいだから。捨て身で、一般的な女性の尊厳
をむしろ傷つけながら佐保の女王としての責任と誇りを守り抜いた印象。
最初は、原典の佐保姫の激しさは真秀にいったものと思ってたけど、そうでもない
みたいだね。

佐保が滅ぶのを、むしろ真秀は待ってるんじゃないかな。自分たちの運命を
貫徹して、転生はこそから始まるとか思ってそう。

波美王主役っぽい最後の話を見てから、真秀が現波美王を殺して波美王になって、
波美王として佐保彦(美知主も）をためらいなく殺すようになるんじゃないかと
想像してた。
549 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/24(月) 22:41:59 ID:TBrJYg9I
>>548
クララの劇でやってたね
550 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/24(月) 23:12:15 ID:93OQGKk7
自分は最後まで佐保彦と佐保姫はそういう関係にならないと思った。
ただ佐保を攻める側が、兄妹でただならぬ関係だと糾弾して、
それが史実のように語られていくだろうが、真実は違うみたいな形なのかなと。
551 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/24(月) 23:32:46 ID:3zPkDPIX
戦中に出た古事記関連本だと、兄妹でただならない関係と断定してて佐保彦への
人格攻撃がすごいよ。もうネタ本とか思いそうなのをお歴々が・・・。
叛乱記だから罵っとけみたいな時代の空気。やだというかネタにしとく。
戦後の冷静な評価としては、ヒメヒコ政権時代の終焉の象徴話だね。国学時代
もそんな感じかな。
552 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/25(火) 00:12:37 ID:8NMy4LiU
リアルで本編読んでた頃、佐保彦と佐保姫の兄妹愛は
この時代・この一族にしちゃえらく健全だなあと思ってた。
「佐保を永遠に生かす」と思われて周りには大事にされてたけど孤独だった兄妹、
お互い頼りにも拠り所にもしていたけど盲目的な執着がないというか。

なので546の言ってたような、
佐保姫の真秀に対する激しさにびっくりしたクチだわ。
553 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/25(火) 00:43:21 ID:m4eaSOVd
真秀→佐保姫は、妹をウザがる姉そのままでなんか笑える。

佐保姫の御影母子への思い入れとか、母に疎まれても悲しくない
母が生きてればいいとか、彼女の内心はもっと見たかったなあ。
佐保姫の本音を聞いたのって大王だけなのかも。母が死んで惑乱
して口走る佐保姫。ウネ女（漢字でないや）という仮の姿で。
佐保彦は妹を溺愛することで自分を癒し、佐保姫は母や御影母子
に一方的に思い入れることで自分を支えてたんだろうか。
佐保彦に佐保姫は甘えてないと思うんだよね。

佐保姫は御影似、真秀は大闇見戸売似かもとか思ってた。
554 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/25(火) 00:43:22 ID:Tu4xjA7r
だよなあ。>>552の言うのとは少し違うかもしれないけど、
あの状況で、佐保彦と佐保姫の間に互いに執着するかたちの
病的な愛情が生まれなかったのがすごい。

佐保姫の真秀への激しい愛情は、愛され庇護されるばかりでなく、
何かを愛したり庇護したりすることを佐保姫がずっと求めていて、
真秀の存在にそれを見出したんじゃないかなと思ったけど。

なんとなくシンデレラミステリーのジェインが灰色の女の子（名前
忘れた）に熱烈な友情を持ったのに似た流れだなーと。
555 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/25(火) 01:52:39 ID:040zptE+
555
556 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/25(火) 02:02:13 ID:ci9Q4Ypu
そう言えば佐保姫、真秀を姉様みたいって言ってたっけ
しかし実際は、佐保姫の方が真秀より殆ど１才年上なんだよね
佐保姫は年の初め、真秀は年の終わりに生まれたから数えで同い年だが

真秀は苦労した分、精神年齢が高いんだろうね
557 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/25(火) 13:22:10 ID:XNG9SPkI
>>553
同じく苦労して育って大人びてるサユルなんかと違って、
空気読まずにひたすら好きだ好きだとひっついてくる佐保姫は、
真秀からすると嫌わないまでも微妙に鬱陶しい存在なんだろうなってのはわかるｗ
そういう意味では自分も佐保姫うざーと思いながら読んでた。

子供過ぎてどうしても対等な目では見られないだろうし。
558 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/25(火) 13:37:27 ID:EtSpjVx2
でも佐保姫は佐保姫で可哀想だよね
佐保姫が生まれたせいで母巫女は力を失った、御影を助けられなかったと恨み言を言い、
忌み嫌って佐保姫に会おうともしない
永遠に生かす子として族人から尊崇を受けてはいただろうけど、それは親子の愛とは違う
だろうし寂しい気持ちはあっただろうから
だから、兄の他に一番近い血を持つ真澄真秀兄妹に佐保姫が慕わしい気持ちを抱いても
仕方ないんじゃないかなあ？
559 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/25(火) 18:56:08 ID:mmKLvyRm
佐保彦と同じ境遇なのに御影親子への感情が180度違ったなぁ佐保姫は
なんであんな良い子なのか不思議なくらいだったw
560 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 01:27:51 ID:AG2ujvm1
ひょっとしたら佐保姫は、佐保を永遠に生かす清い姫として
周囲から望まれる像を無意識のうちに演じようとしていたのかも
怒りとか恨みといった負の感情をできるだけ持たないようにという風に
佐保姫は佐保姫で可哀想な子だと思う
561 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 08:02:21 ID:Uy1R71wC
その仮定が本当なら、かわいそうだけどね
562 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 15:30:59 ID:c4FKamJn
佐保姫が激しさを見せたのって、誘拐されて誤解されて
男部屋に放り込まれかけて真秀に助けられて
自分は何も知らなかったと自覚した後だったよね？

真秀ほどではなくても佐保姫も酷い目に遭って
現実を直視して、成長して強さや激しさも持つようになった…とか？
563 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 15:46:05 ID:RS1+7d8L
そうですね
564 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 17:53:10 ID:21YTOyAc
単に切迫した事態で、真秀や真澄が殺される場面だったから我武者羅になっただけかも

銀金の中でオトヒメが一番可哀想だな
御影はなんだかんだ言いつつ好きな事出来たけど、オトヒメは恋愛一つ出来ず子供も愛せず死んだと思うと
救いのない真秀、ってイメージがある
565 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 18:32:18 ID:DjRwPJXN
>>564
同意。
真実がわかってから８巻の大闇見戸売の出てくる場面読み返すと、この人少しでも幸せ
だったことあるのかなとすごく切ない。
本当に御影だけが全てで、常に気を張り詰めて生きてきたんだよね。
最期は半分夢の世界で生きてたみたいだし。
クニビコが彼女を思って泣いたのわかる。
566 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 19:40:25 ID:mPIpygOl
佐保彦か誰かが、大闇見戸売を「族人から愛された姉と違って、いつ神懸かるかしれない
希代の巫女姫として畏れ敬われ、そうまでして顕してきた霊力さえ借り物だったというのか」
って言ってたけど、本当にそうだよね…自分を他人と隔絶してた要因の霊力は
御影のもので、彼女自身は器でしかなかった
親子の情も知らないまま御影だけに執着して生きて、そして日子坐に襲われた夜に
御影をも失った

名前こそ「御影」だけど、御影は光の中を生きて、大闇見戸売はその影を生きてた気がする


雪の季節になると、ジャパ2巻を読み返してる
吉野君を待つ瑠璃が切ない
あのシーンといい銀金といい、氷室さんは切ない美しい描写が本当に綺麗だ
567 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 19:49:59 ID:mPIpygOl
連投ごめん

佐保姫の真秀への執着は、大闇見戸売の御影への執着を見るようだった
真秀＞佐保だと言い切る辺りとか
母親同士が双子だからか、二人とも自分の母親にも相手の母親にも似てる
雰囲気や基本的には御影=佐保姫、真秀=大闇見戸売だけど、
佐保姫は母親と同じに姉のようと感じる（年下だけど）真秀に執着し、
真秀は御影同様、（ある意味妹的な）佐保姫を嫌いじゃないけど
唯一にも最優先にもしない
568 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 19:52:11 ID:vlIT6iiq
名前に「闇」を持っているからねぇ
それに対して「御影」の「影」は古語では「光」の意味がある
569 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 19:58:14 ID:vlIT6iiq
>>568は>>566のレス

>>567
それほど思う真秀に、真澄を殺したことで恨まれている佐保姫が可哀想だ
佐保彦だって佐保姫ほど、佐保より真秀を優先して守ろうとしてくれなかったのに

570 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 20:28:19 ID:82ScNOhL
>>569　真澄を殺したことで恨まれている佐保姫が可哀想

それも、自分の運命を生じさせた佐保を呪いながら来世に望みをつないで死んで行った真澄の無意識の復讐なのかな。
もっとも、真澄本人はその後の佐保のことなんて、佐保姫のことも含めてどうでもよさげだったけど。
佐保姫に「あなたは巫女姫になる方」と言って、「この空言がどう跳ね返ってくるか」って投げやりそうに思ってたよね。
571 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 21:13:41 ID:CVeYqDl9
>>567
やっぱり佐保姫もまた佐保の驕りを体現する存在なのかもって思った
とにかく近い血の者を愛するという…
血縁の濃さから真秀＞その他族人になっちゃうのかなあと
572 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 22:13:41 ID:36PDex1/
>>570
別に真澄は一族に復讐しようとかそんな気なかったんじゃない？
ひたすら真秀の重荷になりたくない、来世では重荷にならない、尚且つ恋
愛可能な状態で真秀と巡り会いたい、の一念で死を選んでしまった感じ。
その他のことは本当にどうでもいいと思ってて、恨みとかそんなのもないような。

佐保姫のこともその他の人々のことも普通に可哀想だとは思ってたんじゃないかな。
ただどうでもよかっただけで。
573 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 22:52:59 ID:iZs0c462
>>572
それって憎悪に凝り固まっての復讐より切ないね…ああいう結果を招いたと思うと
574 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/26(水) 23:41:41 ID:9r9BQdir
>>572

>佐保姫のこともその他の人々のことも普通に可哀想だとは思ってたんじゃないかな。
>ただどうでもよかっただけで。

自分の中で、この二つが同時に成り立たない
何でだろう
575 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 00:06:11 ID:Y+mpFqMt
>574
心底の同情じゃなくて、上っ面の憐憫とかじゃないの。
576 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 01:22:02 ID:+uad+jva
上っ面の憐憫というよりも
遠い世界の可哀相な話みたいな感じなんじゃないかな
577 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 07:45:16 ID:Hmh1jhr7
上っ面とか憐憫とかも、真澄は違う気がする
究極の他人事というか、心の全てを真秀と御影が占めてて
それを守るために手段を選ばない感じかな
578 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 09:55:35 ID:D/VHH5xG
>>570
そういう形で佐保を呪ってるのは真秀だと思う。
カツトメとイザホ、自分と真澄みたいに、佐保の最も濃い血をわけた人間しか
愛さない、血の驕りで起きる悲劇の連鎖にうんざりして。

一族への復讐とか憎しみのために滅びを望んでるんじゃなくて、佐保の血が絶えて
しまわない限り自分と真澄がその呪縛から解き放たれることがないから、
滅んでくれないと困る、と思ってるんじゃないかと解釈した。

で、その後も転生しては反乱を繰り返して、無意識にせよ佐保の血が完全に
絶えてしまうように仕向けていくのかなと。
579 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 14:38:35 ID:+ef3o6wc
それ、なかなか面白い解釈だねw

続きを書かないなら書かないで、どこかに続編で披露する筈だったストーリーのあらすじを
公開してくれないかなぁ

…と、一条ゆかりの「5愛のルール」文庫の後書きで、作者自身が今後描く筈だった続きの
あらすじを書いているのを見て思ったw
確かにあらすじだけだと、びっくり度合いが大きいけどね
580 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 14:59:23 ID:BYgKnzov
>>569
真秀は「佐保姫が真澄を殺した」としてるけど、あれは壮大な自殺だよね。
仮に佐保姫が真秀の霊力を抑えてなくても、真澄は別の方法で死んでたと思うし、
真秀は薄々はそのことわかってたんだろう。
憎む対象がないと生きていけないのかな。その点、真秀はまだ弱いままだ（悪いことだとは
思わない）。

大闇見戸売が、御影を愛することだけで生きてたのと同じに、真秀も誰か（御影と真澄）を
愛すること、誰か（佐保姫含め、佐保一族）を憎むことで生きていくんだろうか。

真澄の死の直後と違って、波美王といる頃はもう「佐保の滅びを見るだけ、自ら何かをして
佐保を滅ぼすつもりはない、放っておいても自滅する」という達観した境地なのかもしれないけど。

佐保彦と佐保姫が、真澄が真秀に執着したみたいな恋愛感情にならなかったのは、
族人に愛されてたからかもしれない。少なくとも、「お互いしかいない」って状態じゃないもんね。

581 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 16:52:11 ID:AHtGjR9q
>真秀は薄々はそのことわかってたんだろう。

わかってたの？
582 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 18:05:26 ID:5vQfeoWy
>>581
速穂児が「これは真澄の企みだ、同母の妹に恋をしたあいつの報いだ」
みたいに叫んでなかったっけ。
あの時は真澄を助けたい、邪魔をする佐保姫が憎いで凝り固まってたけど、
後になればわかるだろうと思う。

真澄は好きだけど、真秀の心を佐保彦から離す為に佐保姫を騙して濡れ衣を
着せた辺りは嫌いだ。
神々の愛児は綺麗なもののように描かれてたから、最期に出た人間らしさとの
差が激しすぎた。
583 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 18:18:59 ID:FQNLZ++O
ぶっちゃけ真澄ﾗｽﾎﾞｽだよな
584 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 19:26:55 ID:odvGXWeF
まあ、真澄としてはそこまで計算していたわけじゃなくて
他の自殺方法なら真秀の霊力で邪魔されて失敗するから
佐保姫を利用しようとしただけだと思う

それだけでも十分計算高いけれど、自殺しようとする人間は勝手なものだよ
まして真澄の自殺理由は兄妹のままだと真秀と一緒になれない！だし

585 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 19:50:29 ID:2EV4qUZV
真澄はそんなに真秀とプラトニックに今後過ごす事が嫌だったんだろうか
抵抗できなかったからっぽいけど、自分だって他の女と共寝した事あるんだから、
真秀の一度きりのも許して許容してあげれば良かったのに
586 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 19:57:12 ID:7jSYL39J
>>585
男は好きな女の最初の男になりたがり、
女は好きな男の最後の女になりたがる

というのがあるらしい
真澄の考えはよくわからないけど、真秀の一欠片も佐保彦には
渡したくなかったんじゃないかな
自分のものにならないなら、誰のものにもならないでほしいってやつ
一種の女神崇拝だけど
587 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 19:58:53 ID:odvGXWeF
だよなぁ
真秀も佐保彦とは初めから一度きりのつもりで
後は佐保を離れて真澄と二人で生きていくつもりだったんだから
それで満足できれば一番良かったんだけどね

まあ、真澄も健常なのに霊力で無理やり視聴覚を奪われ
劣悪な環境で育って何度も殺されかけたという背景があるから
御影と真秀が全てという狭い世界の限定された価値観しかなくても
仕方なかったのかもね
588 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 19:59:28 ID:odvGXWeF
>>587は>>585のレス
589 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 20:23:24 ID:tIw4F+Pt
>>582
自分を独りにするのかと叫んだ真秀に
真秀には佐保彦がいると答えているから、自分が死ねば真秀の心は
佐保彦から離れると考えてたわけではないと思うよ。
寧ろ、どうあっても真秀の心から
佐保彦の存在は消えないと思っていて、
そういう真秀を見ているのに耐えられなかったんじゃないかな。
590 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 20:35:42 ID:JZF+oPFs
>>589
私もそう思う
>585のように体の関係がどうとかいう以前の問題
真秀の佐保彦への気持ちと真澄への気持ちは違う種類のもので
それを真澄は理解してたからこそ選んだラストだったと思う
真澄大好きなので悲しすぎる結末だったけど、真澄的には
今後真秀と一緒に2人で以前のように生きていくという選択はできなかったんだとオモ
真澄の考えというか、氷室さんの意図する真澄像はそんな感じかな～と予想する
小説だから、キャラの気持ちは氷室さん次第だし
文面から読み取るしかないんだけどね
591 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 20:41:20 ID:GyYeLRb5
真澄と真秀は見てて勿体ないなぁと思う。
真秀は類稀な霊力持ってる永遠にいかす子。
真澄も何か大物感あるし、基本穏やかキャラで周りと悶着起こしそうにない
ので、首長として向いてると思う。
巫女姫と媒者で普通に心と心で会話できたり、必要とあらば真澄も自在に霊力
操ることができたり、いろいろ美味しいのに活かす場もなく終わるなんて。
592 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 20:46:37 ID:JZF+oPFs
真秀の章しか世に出てないから何とも言えないけど
美しくハッピーエンドにはなり得ない題材じゃないかな
やりきれない崩壊、破滅への序章だったんだろうし
シリーズ通して、究極の悲劇が描かれる予定だったんだろう
593 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/27(木) 21:07:38 ID:odvGXWeF
>>589-590
でもさ、それって真澄が生まれ変わる気満々だった説明にはならないよ
死んでお終い、生まれ変わりもしませんというつもりだったならともかく

同母兄妹だから結ばれない、それに耐えられないから死んだわけでしょ？
また生まれ変わって今度こそ真秀と添い遂げる気なんだから
真澄にとってはやっぱり体の関係…と言うか、佐保の血の宿命は重要な問題だったんだと思うよ
真秀の気持ち以上にね



594 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 00:09:35 ID:LHDz0SDd
真澄が何考えて死んでても、真秀が何考えて佐保の滅びを願っても、佐保一族は滅ぼうが
滅ぶまいがどうでもいいし、佐保彦がどれだけ優柔不断でも、佐保姫がどれだけ真秀に誤
解されて憎まれようが、今後悲惨な目の極みに遭おうがどうでもいいよ。
あらすじだけでもいい。続きを書いてくれ。それだけだ。
595 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 00:42:57 ID:jHrr6Hlu
>>593
銀金世界の生まれ変わり概念がどんな感じなのかわからないけど
説明にならないって、どうして？
生まれ変わって、それぞれが全く同じ人間として同じ人生やり直すわけじゃないんでしょ
生まれ変わって新しい人間となって出会い直すのに掛けたんだと思うけど・・・
真澄が体の関係の方に固執していたとは考えにくい
もし真秀が冒頭のように、ただ真澄と御影を全てとしていたままだったら
真澄は、そのままで満足だったと思う
小説なんで、そんな話にはならないんだけどさｗ
596 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 01:36:25 ID:xFQvWacn
作中でも、真澄の死のシーンで佐保の血の呪いがさんざん説明されていなかったっけ？
兄妹で惹かれ合うが、それは禁忌の思いで結ばれない、結ばれてはいけないものだと。

だから真澄は死を選んだんだろ？
生まれ直して、禁忌に縛られずに真秀と結ばれたいと。

真秀の方は真秀の方で、仲の良い兄妹として一緒に暮らしたかったが
真澄の方はそれは無理だったってこと。
少なくとも真澄の側には「結ばれる」ことに対する思いがあったからだと思うぞ。
597 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 01:50:21 ID:ZzSa0bIc
>>590とか>>595を読んで思ったが、その解釈通りの真澄だったとしたら
現代のゲーム脳のお子様っぽいな

この人生じゃ嫌だ、だからリセットしてやり直しやり直し
親に怒られたから自殺して生まれ直そうと考えるのと大して差がない気がする

だって真秀は真澄とずっと一緒に生きる決意をしているんだよ
それでも満足できないから生まれ直して新しい人生をってさ

真秀だって佐保彦への思いに苦しんで、その末に
１回だけ結ばれて別れる覚悟をした経緯が作中でじっくり描かれていた
真澄だってそれを知っている
生まれ変わっただけで、真秀に同じように愛してもらえる、だから当の真秀を傷つけ
佐保姫まで巻き込んで自殺しても構わない、人生リセットだなんて
そこまで１回限りの人生を生きるということを軽く描いた話ではなかったよ

まだ禁忌と絡めて「結ばれる」ことに対する想いが根底にあると考える方が納得できる
それなら、あくまで妹として暮らそうとする真秀と一緒にいるのはつらいだろうからね
598 ：593：2007/12/28(金) 02:28:08 ID:3iqllGNm
自分の言いたいことは既に他の人たちがレスをつけていますが、補足

ぶっちゃけ、現代にもある三角関係ですよね
Aさんと相思相愛のB君に対して、Aさんとそれなりに仲が良いが
決してB君に対するのと同じ気持ちを持ってもらえないC君の自殺

そういう意味では>>590の
>真秀の佐保彦への気持ちと真澄への気持ちは違う種類のもので
>それを真澄は理解してたからこそ選んだラストだったと思う

も理解できるけれど、それってC君はあくまでB君と同じ気持ちを持ってもらえない
のがつらくて、その苦しみを終わりにするという種類の結末の自殺だよね？
自殺して生まれ変わったらAさんにB君と同じ気持ちを持ってもらえる、だから死ぬ！
なんて自殺では決してない

そんなに前向き（？）ならC君としての人生の中で愛してもらえるように頑張れ！だし
いやいや真澄の場合はC君とは違う、だって兄妹だしということなら
やっぱり佐保の宿命とも言える近親愛の禁忌に辿り着いてしまうわけですよ

うん、>>597の言う通り１度限りの人生ってそんなに軽く終わらせていいものじゃないよね
真秀の恋心だって人生リセットした相手が現れたら、簡単になびくような軽いものじゃない
それらが分かっていて真澄がそれでも自分の死を選んで転生を望んだとしたら
やっぱり兄妹の禁忌を乗り越えたかったんだと思うよ
599 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 04:28:15 ID:JJ6UxEWK
氷室さんって断筆宣言したわけじゃないんだよね？
一切書いてないのは勿体無いなぁ。
600 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 06:58:24 ID:BqDEE5pj
生まれ変わって佐保の血を持たない人間になっても、同族への執着って
持つようになるのかなあ？って今までの書き込み読んで思った
佐保じゃない一族の人間に生まれ変わる→生まれ変わり同士の真澄真秀は
お互いに興味持ってない
とかなったら、ある意味笑えると思ってｗ
601 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 09:10:30 ID:SQnUa4jp
生まれ変わって佐保の呪縛が解けたらいっそ幸せだろ
602 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 09:18:56 ID:GG2572YB
>>597 >>598
上の方でも前スレでも散々言われてたけど、極端な長文はやめてくれ。
603 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 10:04:10 ID:643DQJuA
極端な長文ってほどではないと思うが。
むしろその長文の説明が必要な読解力もどうかしてくれ。
>>593だけで言いたいことは解ったのに>>595みたいなカキコがあって、それが長いレスの呼び水になっている。
604 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 11:41:21 ID:Wf67UDHz
ジャパは一旦区切りのいいとこで終わってるし、「これで完結」と言われても
寂しいけどこの終わり方なら…とは思える

しかし銀金は「ここからです！」と氷室さん自ら言ってたとこで終わったから、
何というか諦めがつかないってか、もどかしい
だから皆、思いの丈をぶつけ合って長文になるんじゃないかな

そうだよね、真秀の章は本来は序章のはずだったんだよ…orz
605 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 11:47:06 ID:GczsG+2E
序章で連載中断だからね
そりゃあ続きが待たれるし、予想や解釈であれこれ盛り上がるよ
606 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 13:58:21 ID:Sx1e5lWv
序盤も序盤、予定では全10巻のうちの1巻が真秀の章だったってことだから、
どれだけ残りの章は話が詰め込まれていたんだろう？って思うよね
でも、本来1巻の予定だった真秀の章が11巻ていうことは、全部書き上げたら
全何巻になったんだろうなー
607 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 16:07:36 ID:Vl/SD73q
単純計算で110巻だよ…
あのままコバルトで連載してたら数十年かかるだろう

ジャパネスクの帥の宮編後半の勢いで年に４冊出してくれても
30年近くかかるorz
608 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 18:19:58 ID:iaDuzPiM
>>604-605
序章と言っても、中断と言っても
銀金は、それのみで一つの完結作品としての形を成していると思う
充分、区切りのいい終わり方だし・・・
惜しいのは、先生の頭の中にあったであろう壮大な物語が世に出ないという点
続きが待たれる、もどかしいというなら碧の迷宮の方だよ
上巻だけって・・・
609 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 18:28:59 ID:iaDuzPiM
連投スマソ

>>603
単なる長文レスは、私も構わないと思う
自演臭がするところが、突っかかられる要因では？
そうすると読解力が・・っていうレスがつくけど
多分、嫌味で言ってるんだと思うよ
610 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 19:48:42 ID:Wa+oG0gq
KY乙
611 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 19:58:13 ID:Kqe1/Q2s
少なくとも>>597さんと>>598さんは
私とは違う専ブラを使ってるのが、よくわかるなぁ
612 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 19:59:35 ID:hkDWQVVJ
「私も構わないと思う」って何様?
連投してまで私基準を訴えることが、終わった話題を蒸し返すことより重要なのかね?
連投も十分長文投稿だよ、だけど私の投稿は構わないってか?
>>608-609はいろんな意味で半年ROMった方がいい

>>607
グインサーがを超える長編小説になったかもしれないw
613 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 20:05:10 ID:b4ndLHui
>>608
それは人それぞれでしょ＜銀金が区切りのいい終わり方かどうか

私は、ジャパネスクと違って「以後書かないかも」的な発言もなく、
また氷室先生自身が「佐保彦の章を楽しみに」と言ってたり、かなり
壮大な構想の作品だから、「完結している」とは思わない
あくまで、「序章である真秀の章が終わった」という認識だから
続きも気になるし、皆のいろんな解釈や想像を見るのは楽しいよ

佐保彦と佐保姫っていうか、佐保に関してはしーの達を書いてた頃から関心が
あったようだから、氷室先生のライフワークになるんだとばかり思ってたしね…
614 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 20:06:14 ID:ZzSa0bIc
おいおい、皆がせっかく話題を変えているのに
粘着して蒸し返す奴は私怨臭がぷんぷん臭っているぞ
いい加減にしてくれ

>>612
グインサーガは途中からgdgdだからなぁ
作者も病気で手術している
銀金も作者が体力に自信がなくて執筆断念したのかもしれない
真秀の章だけでも密度が濃くい
ペースを落とさず続刊を出し続けていたら命を削りそうだ
615 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 20:11:55 ID:Kqe1/Q2s
>>613
そうだよねぇ
佐保には並々ならぬ思い入れがあったはず
腱鞘炎とかで書けないなら、代わりに口述筆記でも何でもしたいっちゅーの

>>614
私のことかな？
専ブラ違うねって言っただけなんだけど、以下控えます
616 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 20:19:31 ID:ZzSa0bIc
とりあえずこのスレは専ブラについて語るスレじゃない
「私は構わないと思う」基準かもしれないが
そういう書き込みはKYと叩かれるものだよ

口述筆記に関しては、昔流儀の作家の中では抵抗感を持つ人も多い
それくらいなら…と断筆される方かもしれないね
617 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 20:20:49 ID:Kqe1/Q2s
ごめんなさい、申し訳ないです
618 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 20:26:38 ID:Z4fiW/LZ
銀金の続きの構想を一冊にまとめて出版したらどうだろう？
でなければ「銀金第二章あらすじ第一巻」「第二巻」「第三巻」という風に
各章のあらすじを三冊くらいにまとめて続きに換えるとか
それなら作者の負担も小さいし、読者もとりあえず続きが判ってうれしいぞ
619 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 20:30:11 ID:+ziYQLaN
>>618
それならいっそハイライト集みたいに名場面に絞って書くという形式はどうだろう？
名場面と名場面の繋ぎ部分があらすじで…って作家としたらそういう出版は許せないかな？
620 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 20:34:53 ID:b4ndLHui
>>618-619
それが出たら嬉しい、すごく喜ぶ

でもしばらくしたら、「あーこれ完全版で読みたいー」とぐるぐるごろごろ
のた打ち回る自分が見えるから難しいw
ものすごく筆の速い漫画家さんに漫画化してもらったら…とも思うけど、
やっぱり氷室さん独特の言い回しや文章で読みたいんだよね

読者ってわがままだよなあ…
でも銀金に出会えたことは後悔してない
621 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 20:49:40 ID:IKgCWtXJ
自分も長文は読み飛ばす派だが、
別に語りたい人は語って、読まない人はスルーすればいいだけじゃ？
622 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/28(金) 21:14:00 ID:+ziYQLaN
>>620
確かに完全版も読みたくなること間違いないんだが
全く続きが出ないよりはずっと幸せだと思ってしまう

>>621
その通りだが、マイルールをスレのルールにしたい人がいるみたいだよ
623 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 06:54:16 ID:dQ+47/2d
>>622 マイルールって、「長文うざいから書くな」、最近ないけど「銀金ばかりループ」
って感じかね。どっちがＫＹなんだろうね、ほんと。
624 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 09:04:12 ID:itgIapXl
最近冴木作品を知って、めちゃくちゃ語り倒したい人もいるだろうし、
ループ、というのは個人の主観だからな。
まあお互い、ほどほどに。

自分はかなり作品から離れていたんだけど、
帰省ついでに久しぶりに読んだら、この年になってジャパネスクで泣いてしまった。
リアルタイムで読んでいたときは、普通に読んでいた（と思う）のに。
普段本を読んで泣くなんて滅多にないんで、
してやられたという感じ。
625 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 13:45:20 ID:51BLkcDs
>>624
その前に「冴木」ってあんた…w

久しぶりにジャパネスク読み返してたけど、鷹男って姉宮がいたんだな
大皇の宮腹ではないようだが
そういえば、鷹男の代の斎宮には誰が立ったんだろう
626 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 13:50:07 ID:03iISIH7
氷室さんが友人漫画家に佐保彦の乱の事を電話で熱く語ったと読んだ事がある。
どんな内容だったんだろう。今すごくその内容が知りたい。
627 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 14:14:12 ID:cOaXGSZs
海がきこえるをよんだぐらい。他にいいやつってある？
628 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 14:15:04 ID:PlXA+biO
氷室作品ということなら、全部
629 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 15:02:21 ID:Uozhotnc
クララシリーズが好き。
最初の二冊は新装丁になっているからお求めやすいよ。
630 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 15:40:36 ID:qCB6QhL/
海がきこえるのみ読んだ人にすすめていいかわからないけど
私も、クララアグネスを勧めるかな
個人的にはジャパが一番好きだけど…
631 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 15:48:30 ID:Sd2mPgel
なぎさﾎﾞｰｲ、多恵子ｶﾞｰﾙ、北里ﾏﾄﾞﾝﾅもおすすめ。
それぞれの主人公の心情が細かく描かれてるし、ｼﾘｰｽﾞのｷｰﾊﾟｰｿﾝである槇修子ってｺがちょっと里伽子に似てる。
632 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 16:00:02 ID:qCB6QhL/
あ、そうかも
>>631のオススメに便乗し直します
633 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 18:17:50 ID:jWkt+dAR
海がきこえるを読んだ人…冬のディーン夏のナタリーはどうかね？
634 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 18:35:38 ID:uBv1mp3Q
蕨が丘とか深刻にならないコメディーも好きだな。
あとジャパは最近読み返したら高彬が超漢前に感じたわ。
鷹男の株はちょっと下がったけど。
635 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 18:57:15 ID:PlXA+biO
蕨が丘は結局どうなったのかなーという点は気になる
次子は結局継がないで、末子が継いだのかな
636 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 22:17:05 ID:FDglHAZh
四姉妹の中でただ一人登場しなかった、長子さんはどうなったのだろう。
637 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 22:52:12 ID:G8ljINdN
長子さんのお相手が分家筋なら、そんなに悪くないような気がするけど、
なんで勘当食らったんだっけ
分家筋とかは問題じゃなくて、婚前交渉＆妊娠が不味かったんだっけ？
638 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/29(土) 23:26:07 ID:gUdLqbVj
>>637
そう、相手の問題じゃなくて婚前交渉が激マズ。
だから下の妹達は揃って「ふしだら」だと勘当されるべく
頑張ったのだｗ
639 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/30(日) 00:32:49 ID:QPg7Ua2b
小梅ぱーさん主人公の話もっと読みたかったなぁ。
身近にいたらたまったもんじゃないんだけど、キャラとしては愛すべきばーさんだ。
640 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/30(日) 00:58:04 ID:LPGjaP/c
>>633
個人的には冬夏好きだけど、
これも中途半端なまま完結してないので、あまり勧められない気がする。
641 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/30(日) 01:53:26 ID:1mhkCF3X
今日、雑居時代の文庫版コミック2巻を買ってみたら
後半に蕨ヶ丘がセットされていて、お得感があったよ
舞踏会の手帳話が、やっぱり何度読んでも面白くて好きだ
642 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/30(日) 21:32:26 ID:ZKkq6r5j
>>638
末子はシングルマザーになれば確実に後継から外されるね。
美年子あたりが妙案を考えてくれれば無難に逃れられるかも、だけど。
四姉妹がそろって「ふしだら」したら
一番マシなふしだら娘に後を継がせるのかしら。
643 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/30(日) 21:55:52 ID:GQTCv7j2
『星から来た船』って氷室さんだっけ。
宇宙時代と日本人ぽさが好きだった。
644 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/30(日) 22:23:00 ID:HY0kEcL1
それは新井素子だな。
「星へ行く船」シリーズ、オレも好きだよ。
645 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/31(月) 00:30:31 ID:/7c1dtl3
前前スレ辺りからいるんだけど、ここでは速穂児の嫌われ振りがすごいんだな。
小説のあとがき読んだ感じでは人気キャラだったみたいなのに。
646 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/31(月) 00:52:49 ID:Sj2JnX4h
真澄も嫌われてる気がする
私は好きだけど・・・一番好きだ真澄
647 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/31(月) 00:56:42 ID:BDEEJ+rN
>>642
逆転の発想で、「相続してから逃げる」というのもありかと。
648 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/31(月) 01:32:29 ID:sAVFdCrP
>>645
速穂児は恐ろしく傲慢で身勝手なトコがあるし、
佐保彦と佐保姫を宇宙の中心に据えて一族さえ裏切った男だからな。
小説のキャラとしてはアリだが身近にいたらたまらんと思う。

>>647
小梅ばぁちゃんが逃がしてくれるかな。
地の果てまでもベンツ転がして追いかけてきそうだ。
649 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/31(月) 02:01:43 ID:gsc7BfyV
佐保彦が大っ嫌いだったよ
真秀と真澄の間に入り込まないで、という恐ろしく子供っぽい理由で
650 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/31(月) 07:46:23 ID:dQzXtb6v
間に入るな、って真秀と真澄は兄弟ですがな…ｗ
651 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/31(月) 09:28:08 ID:SagTgvtS
いやーでも自分も佐保彦に恋したばかりの頃の真秀を見てるのは
辛かったよ
真澄と結ばれて欲しいわけじゃないが、
でもやっぱ真澄可哀相に思えたし
当時の佐保彦にあんまり好感持てなかったからな
652 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/31(月) 10:36:29 ID:A2gl1b7f
でも真秀・真澄・佐保彦の関係ってどうなるんだろうな。

「本来真澄と結ばれるはずだった運命が狂ってしまった。
　だからその呪縛から自由になって真澄と結ばれるまで転生を続ける」
みたいに最後に真秀がモノローグしてたところをみると真澄×真秀がガチっぽい。
そうすると佐保彦はどうなるんだろう。

真澄に死なれた衝撃や罪の意識でそう思い込んでしまったとも考えられるけど、
それにしては最初から真澄と真秀の関係の描写がただならなすぎる気がする。
含みがありすぎると言うか。
653 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/31(月) 11:36:26 ID:xxO+4PMY
>>652
個人的意見で証拠があるわけじゃないけど
処天の影響（？）もあるんじゃないか。
あの頃少女小説で古代史を書くときは避けては通れない、意識せざるをえない作品だから。
654 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/31(月) 11:52:49 ID:KAZ7o+7d
自分は真秀は普通に兄妹としての愛情しかないと思ってた。
だから真澄の気持ちがわからなかったと。
恋愛で好きなのは佐保彦だけど、大好きな真澄が死ぬほど思いつめてたなら、
そこまで追いつめたのが自分と佐保彦が恋した為だって言うなら、真澄の
思いを叶える為に転生する、っていうか…。

真秀は、佐保の「同族しか愛さない」という呪縛に縛られてたけど、最終的には
それから解放された子のイメージなんで。
御影が族外の日子坐をずっと愛してたみたいに、佐保彦のことは好きなままだと
思いたい。
でなきゃ佐保彦が惨いと思う自分は、奇跡の高木さんの頃からの佐保彦ｽｷｰだorz
655 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/31(月) 13:25:13 ID:dQzXtb6v
>>654
でもなぁ、真澄も異様だけど、真秀もかなり異様だったからなぁ
2回も真澄にちょっかい掛けた女を本気で殺しかけて
それともあれは真澄がレイプされたようなものとも取れるから怒ったようにも見えるから、
真澄が真剣に恋した相手だったら真秀も大丈夫だったんだろうか？
656 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/31(月) 14:23:39 ID:Y+PyiWe8
>>655
あれは真秀のちょっとエキセントリックな部分を強調してるのかなと思った
良くも悪くも激しい子だし

言葉は悪いけど、真澄を「性的欲求のはけ口」のように扱われたと感じて
カッとなったんじゃないかな
少なくともあの女との行為に真澄は積極的ではなかったし、抗うことを知らない上、その方法もない
神々の愛児であることを利用されてたし
ただ、あの時点の恋愛感情を知らない真秀が、例えば真澄と両想いの女がいた場合、
どう反応したかはわからない（真澄は真秀しか見てないからありえないが）

真秀は真澄や御影を母親のように守ろうとしてるイメージだった
だから真澄の愛情の違いがわからなかったんじゃないかと
657 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/31(月) 17:23:23 ID:sSeEP3No
>>655
あれは、真秀の怒りは当然と思った
ある種のハンデ背負った肉親（しかも普通より結びつきが濃い）に
下心ありで近付かれると、守らなくちゃ！ってなりそう
658 ：イラストに騙された名無しさん：2007/12/31(月) 22:54:03 ID:sAVFdCrP
真澄には姫属性があると思う。
659 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 02:13:06 ID:oYQJVZWx
あれって真澄だからあれこれ言われるけれど、御影に置き換えたらよく解る。
真秀がいなくなって困っている御影の身体目当てに世話を焼いた男がいたとして、
真秀がそれを知ってその男を殺しかけた場合、真秀の母親に対する思いは異常という人はいないだろう。
660 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 04:14:31 ID:tj254rK6
たとえ御影でも、殺すのはやりすぎだし、相当なマザコンだよ。
殺したいと思うのは分かるけど。
661 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 04:49:04 ID:tiQ+RTOO
いや、別に殺せていないし
そもそも母親にそんなことされて、相手を殺したいと思いつめて飛び掛っていった娘に対して
マザコンってすごいな
>>660はもし自分のお母さんがそんな扱いをされてもマザコン呼ばわりできるものかね？
662 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 07:55:36 ID:rewCO7xX
>>659
その前後の真秀の心中も問題だと思うｗ
好きな人がいるのかと問われて真澄の事を思って矢尻を掴んだりして
恋を知らない女の子が家族と離れたくない為という解釈でいきたいけど、最後の真秀の独白を
見るとやっぱりあれは本気だったのかもなぁと思わなくもないし…

佐保彦と真秀の組み合わせが好きだっただけに、そう思うのは割と悲しいけどｗ
663 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 10:29:49 ID:OlLCp1bV
あの時点では真秀にとって世界には御影と真澄しかいなくて
佐保の過ちwに引きずられる可能性も秘めていたんだと思う。
遺伝と環境の相乗効果と言うか。
それが色んな体験を経ることによって真秀の世界は広がっていって恋もした。
真澄のことは家族として大切だという感情に留まって佐保の血の罠から逃れることが
できたのに、真澄にとっては真秀が全てで家族愛では満足できなかった。
で、ああいう死に方を見せられて、真秀もまた真澄の思いに引き摺られるかのごとく
佐保の因業に呪縛されたのかなと思った。
664 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 10:31:33 ID:yVlNyCvS
真若王なんぞのものにされると思ったら
それこそどんな抵抗してでも「嫌だ！」と主張するだろう

あの時は恋を知らなかったと思うけどね。
665 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 12:39:55 ID:/XCoxv74
真秀の真澄への感情は恋愛ではないと思う。
ただ、本来は真澄に恋をする運命だったのが、同母兄妹に生まれてしまったこと
で狂った、と言う展開でも納得出来る。

真秀の最後の独白や、真澄と無理矢理共寝した女が悔し紛れに「あんたは本当は
真澄が好きなのよ」と叫ぶ場面、佐保の兄神と妹神に重ねて見られたり、日子坐
が自分と御影に重ねて見てるところ、何かの伏線みたいな書き方だと感じたので。
666 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 13:04:11 ID:sLp2rlQk
12～13歳も違う兄に恋をしたとは考えにくいんだよなあ
真秀は確かに作品中で大人びていったけど、真澄への気持ちは
憧憬と保護愛が色々混ざったものだと思ってた

あの時代の27っていったらいいトシだし、だからこそ真澄は真秀と
つりあいの取れる年頃の佐保彦に嫉妬を感じたのかなとか

真澄は真秀じゃなきゃだめだけど、真秀は真澄じゃなくてもいいというのが
分かれ目だった気がする
667 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 15:32:30 ID:YkyTfxd7
年齢だけでなく、佐保を含めた当時の基準でも結婚おkだからね＞佐保彦と真秀
現代から見たら、母親同士は一卵性双生児で同一DNA、父親同士は実の父子って
限りなく兄妹みたいなもので、異父兄妹である真澄と真秀の血の近さと似たり寄ったり
なんだが
668 ： 【吉】 【1623円】 ：2008/01/01(火) 15:38:14 ID:1cp/bFvg
>>667
結婚おkどころか、むしろ佐保的には推奨したい組み合わせだよね
長の直系の、姉姫の娘と妹姫の息子

カツトメが遺した滅びの子の予言がなかったら、佐保一族は
佐保彦と真秀、真澄と佐保姫を結婚させたと思う
(その予言がなければ御影は佐保を追われないから、美知主の子である
真秀が生まれないというのは置いといて)
669 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 15:47:36 ID:YkyTfxd7
まあ、あの予言がなければ真秀どころか佐保彦と佐保姫も生まれていたかどうか
真澄も微妙かもしれない
御影も日子坐と出会わず、一族の男と結婚していたかもしれないから

にしても、真澄は真秀そっくりの佐保姫を見ても、そういう意味で全く心動かされなかったね
真秀の方は、佐保彦に惹かれ始めたきっかけとして真澄そっくりという要因もあったのに
670 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 15:48:44 ID:rewCO7xX
>>668
御影に横恋慕した美知主が夜這いを掛けて…という展開になったかもしれないｗ
671 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 16:19:53 ID:sl43u7Om
>>669
真澄は目が見えないから、その分、姿形じゃなくて
魂の本質みたいなものを視るんじゃないかと思う
だとしたら真秀と佐保姫は対極といえるほど似てない

真澄から見れば、真秀に一番似てるのは大闇見戸売じゃないかな
672 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 16:24:47 ID:C7tVgyDn
佐保姫の王宮滞在が妙に好きだなあ。
いるはずのない人が裏工作して王宮にちゃっかりいるの。なんか、ちぇんじを
思い出したりした。
真秀は佐保姫がいぢめられないように霊力でいろいろしかけていたが、デフォルトで
彼女を妹扱いはしてるんだろうか。佐保彦のためかもしれんけど。
673 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 19:40:29 ID:3lIvV9qY
>>671
とすれば、もし真澄が大闇見戸売と出会っていたら、惹かれていたかも…？
ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ(´д｀)
大闇見戸売の方も霊視した真澄のことを「美しい王子」とか何とか評していたよね
あの～あんだけ嫌っている息子さんにそっくりなんですけど？
息子の方は成人の儀の時に日子坐に似ている、恐ろしいと言って遠ざけたのに
年を食っている分もっと日子坐に似ている真澄は美しいってあんたw
あの時は御影の産んだ子なら無条件に好意的なのかなと思ったけど、>>671を読んで
そういう形での佐保の血の宿命が発動していたのかもと思ってしまったw
674 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 19:54:46 ID:h3PX6I+b
>>673
「御影を忌女に堕とす原因になった子」として厭ってたけど、
「真澄」と名づけたのは大闇見戸売じゃなかったっけ。
国比古か誰かに諭されて。
だからやっぱり愛情はあると思う。
大闇見戸売にとっては、自分の子より御影の子が愛しいんだろう。

本来なら、佐保の一の姫の息子だから、真澄が佐保の長になる
立場なんだよね。
加津戸売は、「決して外れない占」とわかってて、どうして滅びの予言を
遺したんだろう。あの予言が皆に知らされてなければ、それこそ御影も
大闇見戸売も年頃になったら佐保の族人と結婚して、日子坐の子を
産むこともなかっただろうに。
あの予言が露になったことで、次々と滅びへの道を進んでる気がする。
それとも「同族しか愛せない佐保はもう滅びればいい」っていう気持ちも
あったんだろうか。自分も同母兄の意沙穂と恋仲だったからつらかっただろうし。

神懸かって占をしたら、もうそれを伏せておくことは巫女本人にもできないのかな。
675 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 20:15:43 ID:3lIvV9qY
>>674
いやむしろ、佐保彦や佐保姫に対して「御影を忌女に堕とすことになった」と嫌っていたと思うが
族人が予言の子である佐保彦や佐保姫を見て、滅びの子である御影の子のことも思い出すからと
佐保彦も自分たちのせいじゃないと反論したシーンがなかったっけ？
676 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 20:19:50 ID:3lIvV9qY
予言に関しては、たとえ加津戸売が黙ったまま死んだとしても、運命は変えられなかったんだろうね
御影も大闇見戸売も、何らかの紆余曲折で日子坐の子を産むことになったんだろう
真澄と真秀も形の違う苦難に見舞われたんじゃないかな？
677 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 20:27:17 ID:OyOArKX1
加津戸売は結局、自分の子供や孫達を不孝にする予言をしただけだよな…

佐保一族の長って、自分の代の血族しか愛せないんだろうか
親子じゃなくて兄妹、姉妹って意味＜自分の代の血族

真秀と真澄、御影親子は愛し合ってたけど、何ていうか、真秀＆真澄の
結びつきの強さと、真秀＆御影、真澄＆御影で比べると、真秀＆真澄の圧勝だと感じる
大闇見戸売に関しては言わずもがなだ
678 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 20:33:31 ID:2q5AkSl1
父親が誰であれ霊力を持たない姫が産む子は滅びの子なんだと思う
姉妹が一族の男と結婚しても平穏無事に済んだとは思えないな
子供は母に属する存在らしいし、
滅びの子と永遠に生かす子が生まれて佐保が存亡の危機を迎えるのは変わらないのでは
歴史の流れがそうなってるし
679 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 21:22:03 ID:dYne5zyG
>>678
それは皆わかってる＜父親が誰でも～

今言われてるのは、「加津戸売が滅びの子の予言を公表しなくても
結果は同じだったのだろーか」という点。

それにしても同族として結婚しない佐保なのに、「永遠に生かす子」の
佐保彦＆佐保姫が和邇とのハーフであることはスルーするんだな。
度量が広いのか狭いのかわからん一族だ。
680 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 21:28:25 ID:jGgVwOfh
>>679
作中でも散々言われていたけど、母方の血を重視するからじゃないのかな？
681 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 23:00:29 ID:0W43YE16
>>673
それはなかった発想だったｗ昼ドラみたいだな。

大闇見戸売の真秀への愛情は、御影の子供、佐保を永遠に生かす子、実の姪、
の他に、同じく御影を心から愛して守ってきた似たような性格の人間への
親しみ、同志愛もあるかなと思うよ。とにかく孤独な人生歩んできた人だし。
682 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 23:12:09 ID:htUJNT6C
ほんとに最初から最後まで、御影の為だけに生きてた人だよね

…ふと思ったが、大闇見戸売がもし男だったら、ここでも禁じられた
同母の恋になってた気がする
御影の意志を尊重はするだろうけど、御影も日子坐に会うまでは
「オトヒメ」が一番好きだったみたいだし
いや、「好き」の種類が違うけども
683 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 23:35:25 ID:R/lCMpVZ
考えてみたら、真秀と真澄が転生した日触王の年齢差は15歳？16歳？
大闇見戸売と真澄の年齢差も同じくらいの筈だから、あり得ない話ではないが
>>682の展開もすごいw

でもまあ、その場合はどちらが滅びの子か、生まれた時点で判明してしまった気がする
加津戸売も生まれてくる姫と王子のどちらが佐保を永遠に生かす子でどちらが滅びの子か
判った気がするから
684 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 23:46:40 ID:mtGntkk0
私は、戦には命を懸けられないが、あなたになら賭けられるよ。
685 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/01(火) 23:55:36 ID:8zsi5/2p
>>679
佐保の血の濃さで言ったら、佐保姫だったか大闇見戸売の又従妹の姫もいて
族長候補にもなっていたから、そっちの方がよっぽど濃かったんじゃないのかな？

ただ父親が一族外の男でも、母方の血が一族を決めるという考え方と
何より佐保を永遠に生かすという予言が大きかったんだと思う
それこそ父親の血なんて関係ないくらいにね
686 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/02(水) 10:19:57 ID:UQAk+lz0
>>685
真秀の章の後で、それなりに霊力のある一族の姫ということで、
佐保彦がその姫を妻問いする展開もあったりして。
姫の名前（サワジ姫）と佐保姫の別名が同じなのは、話が後世に伝わる
ときに二人の名前がごっちゃになったからとか。
687 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/02(水) 12:17:46 ID:44hXAGtl
佐保彦にとって真秀は初寝の姫（初妻の姫）だったわけだから
当然少なくとも2人目の姫もいる筈だよね？
その姫が最有力の候補だね
自分が滅びの子だと知ってしまった佐保彦が一族の外から姫を娶るとは思えない

その姫からしたら残酷な話だよなぁ
心に真秀を住まわしていて自分に決して本心を見せてくれない夫
それでも佐保を永遠に生かす予言の子だ、一族のためだと連れ添っていたのにら
実は佐保を滅ぼす子で、しかも本人はそれを知りながら知らん振りしていたなんて
688 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/02(水) 13:46:34 ID:CAjgmcxu
>>687
自分はむしろ他族と手を組むために、佐保一族以外の妻も率先して持つと思ってた。
>>672
幼い、手がかかるって意味での「妹」ポジではあるんじゃないかな。
佐保姫が真秀に抱いてるような、親しみとか可愛いって意味での「妹」ポジだっ
たら違うと思うけど。
佐保姫を助けに行ったり危害が及ばないようにしたのは、大王の所へ行く佐保彦の妨げに
ならないように、佐保姫に何かあることで御影や真澄を面倒な目に遭わせたくない、助け
に行かないことで良心が痛むのが嫌、とかいろんな要素が混じってた気がする。
689 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/02(水) 14:19:40 ID:44hXAGtl
>>688
それはないでしょ
だって佐保以外の姫に子供を生ませたら、佐保滅亡の後にその子を立てたその一族に
佐保支配の口実を与えることになるよ
逆に言えば子供さえ生まれたら、佐保彦は用済みでその一族は容赦なく佐保を滅ぼせる

もし佐保彦が佐保を永遠に生かすという予言の子供であったら、佐保以外の姫も妻にしたかもしれない
子供が生まれても佐保は他の一族に介入されないし、もちろん滅ぼされることもないってね
だけど佐保彦が滅びの子だと知ってしまった以上、そんなリスクは犯さないと思うよ
690 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/02(水) 14:23:34 ID:kESiWDUG
>>688
同じく。実は歌凝姫辺りと結婚したら笑えるよなーと思ってた。

佐保姫への感情は、真秀はあの頃小由流のこととか色々あって精神的に
ささくれだってて、そんなところに佐保姫みたいに純真無垢で真っ白な、
言い換えれば御影や真澄みたいな「清らかな」子――しかも自分とそっくりな
子に会ったら、自分の荒みを見せ付けられるようできつかったと思う。
御影や真澄との間には絆や愛情があるけど、真秀にとって佐保姫はあくまで
「佐保彦の妹、佐保の姫」でしかないし。

自分が好きじゃない時に、自分と同じ顔した「きれいな」相手を見たら、つらいと思う。
しかも相手は無邪気に自分を慕ってくるから余計に。
決して嫌いじゃないけど、終盤で、あんな風に何よりも真秀を守るっていう愛情を
向けられたことはなかったから、戸惑ったんじゃないかな。御影や真澄は真秀にとって
「愛し、守る相手」であって、自分が「守られる」っていうのは、佐保姫の「真秀を殺したら
佐保一族を許さない」って叫んだ時が初めてだったんじゃないかな。
691 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/02(水) 17:58:56 ID:60eG7hm3
佐保の滅亡ってさ、すごく大きな出来事なのに
加津戸売以外の予言が全くないというのが何とも…。

息長の巫女だって、大王が佐保の姫を望む予言をしたし、
佐保の人たちだって佐保彦の初寝の姫について予言しているのに。
御影が生きている間は自分や子供たちについての予言をできないようにしていたと考えても
御影の死後には他の人たちだって予言できそうなものだ。
692 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/02(水) 18:11:30 ID:CfWl/7yt
というか、大闇見戸売（御影）は加津戸売の「滅びの予言」を回避する何かを
見つけられなかったのかな。
基本的に予言って「このままだとこうなる、回避するにはああしろ」という救いの
道が残されてるもんだけど…。
やっぱり佐保の巫女、しかも長の予言ともなれば「絶対変えられない、確実な未来」
なんだろうか。
それと、「滅びの子と永遠に生かす子、双方が生まれた場合、どうなるか」が語られて
いないのが気になった。

永遠に生かす子=真澄と真秀、滅びの子=佐保彦と佐保姫だとしたら、どっちがより
強いのか。
霊力があるのは４人の内では真秀だけで、真澄と佐保姫は媒。で、真澄が死んだ今、
「佐保を永遠に活かす子」である真秀の霊力を増幅させたり封印できるのは、
「滅びの子」である佐保姫だけ。
で、真秀は佐保を積極的に滅ぼす気はないけど、「滅びるのを見る」つもりでいるから、
佐保を生かす為に霊力を使うことはない。佐保姫がどうするかはわからないが。
そもそも、存在だけで「生かす子」「滅びの子」なのか、それぞれの霊力や媒としての
能力を含めてのものなのか、そこらもわからないよね。

そんで佐保彦は霊力とか媒とかには無能なんだろうか。真澄が死んだ後、何か変わったのかな。


693 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/02(水) 22:02:54 ID:afrQFv94
>>689
前提が違ってると思うんだけど。
その佐保の滅びの運命に抗う為、佐保を守る為には他の豪族と
手を組む必要があるから一族以外の妻を持つのも手だって話でしょう。
一族だけで婚姻してても予言から逃れられるわけじゃなし。

寧ろ佐保彦が永遠に生かす子だと思ってたら、
誰と結婚しようがしまいが佐保は滅びないと高をくくって
同族だけを愛する伝統？の儘に
他族との通婚を拒否したかも知れないけどね。
694 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/02(水) 22:53:05 ID:v0Bme24X
>>693
それは解釈の違いだと思う
外の豪族と関われば、嫌でもその抗争の渦中に巻き込まれてしまう

そうでなくても佐保彦と佐保姫は外の一族の血を引いている
これ以上、外の一族と通婚して関わりを持つことによって
滅びの予言が実現してしまうという解釈も成り立つわけだから

まあ、佐保彦がどちらの解釈を行うのか続きが出ない以上は水掛け論だけどね
個人的には佐保姫に関しては、多分一族のり猛反対を尻目に大王と結婚させたのは
そうすることによって佐保姫だけは逃げ道を残したのではないかと
佐保が滅びても大王の権力で守ってもらえるだろうとね
ただ自身はそういった逃げ道を残さず、外部勢力に介入を極力防ぐために外戚も持たないだろうと思った
695 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/02(水) 23:06:51 ID:nzSsvw2W
佐保の滅びって内部からもたらされるものなの？
つまり一族がいくつもの派閥に分裂して抗争を繰り広げて滅亡するって形？
それなら外部の豪族と姻戚関係になって佐保の滅びを防ぐというのも理解
できるけど、佐保の結束は固いからそれはないでしょ
佐保の滅びが内部ではなく外部からもたらされるものだとしたら
他豪族と姻戚関係を持つのを避ける気がするな
むしろ佐保彦にしてみたら滅びの子である自分の血を残すことそのものを
恐れるんじゃないかと
佐保の一族に残すのも正直嫌だけど他豪族なんてとんでもない
佐保に攻め入る錦の御旗を与えかねないリスクを避けるんじゃないかな
696 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/02(水) 23:26:43 ID:74fRR56Y
外部の豪族と結婚する理由は内部の派閥抗争に勝利する為だけなの？
既に大闇見戸売との縁を盾に和邇や息長が干渉して来ている、それを牽制する為に
佐保彦の代では別の有力豪族と接近するのも選択肢として有り得るのでは？
もちろん縁を結ぶ事でリスクも伴うけど、別に結婚して子供を儲けたからといって
それが即佐保に攻め入る口実になる訳ではない
逆に佐保を手中にしたがっている美知主に対抗したければ他に味方を作るのも手
697 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/02(水) 23:41:02 ID:nzSsvw2W
長年、そういう殺るか殺られるかの外交で生き抜いてきた諸豪族相手に
婚姻さえ結べば佐保は助かると思って接近する方が危ない気がするな
あっさり手玉に取られて、佐保あぼーん…
つか>>696って前半と後半で矛盾しているぞ
>既に大闇見戸売との縁を盾に和邇や息長が干渉して来ている
のに
>もちろん縁を結ぶ事でリスクも伴うけど、別に結婚して子供を儲けたからといって
じゃ、また同じことの繰り返しじゃないか
698 ：688：2008/01/03(木) 00:23:19 ID:xPUAaKo7
>>697
自分も>>696と同じで、別に佐保の内部抗争に滅びの原因がある、と考えたわけじゃな
くて、単純に八巻でそれまでの微妙な関係から完全に敵にまわした和邇や息長と戦うため
には佐保一族だけの力では心もとないから、一族以外の姫も妻問いして他族と結束深める
可能性もあるんではないかと想像しただけだよ。
実際、和邇・息長と佐保、どちらにつくのが得策かと他族が目を光らせてる描写あったし。
婚姻さえ結べば佐保は安泰、みたいな気楽な感じじゃなくて、表面では穏やかな友好関係
築いてても、裏ではいかにうまく相手を利用するか、殺るか殺られるかの生臭い駆け引き
や策略がある感じの。
699 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 00:36:13 ID:hcjte3cw
予言がはっきり和邇なり息長なりを名指しして佐保を滅亡させると言っているなら
他の豪族と婚姻を通して手を結ぶのもありだと思うが、そういうわけじゃないからなぁ。

婚姻した豪族にしてみたら、和邇や息長が佐保を滅ぼしてくれるのに１枚乗りそうだ。
だって滅ぼした後、和邇も息長も佐保を支配する大義名分がないが
佐保の長の血を引く跡継ぎを要した一族にはそれができる。
もしそういうことさえ想像できない外交音痴なら佐保の滅亡も無理ないな。
700 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 00:54:17 ID:2MV/Ac8i
どの豪族も佐保を滅ぼし支配したがっているのはガチですか？
和邇や息長の勢力拡大に反感と警戒心を抱き、
佐保に付くのが得策と判断する豪族があってもおかしくないだろうに。

それにもう佐保姫が大王に嫁いでる以上、
佐保姫に子供でも出来たらどのみち佐保彦は
大王家と和邇系豪族にとって用済みという理屈になるが。
701 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 01:05:11 ID:ZxD10Htk
少なくとも佐保彦の反乱の時、佐保側について大王に弓を引いて戦ってくれる豪族が全くなかったのはガチだw

佐保彦が外の豪族と通婚したのかしなかったのかは知らないし、それこそ水掛け論だが
和邇や大王に反感を持つ外の豪族と連携できなかった外交下手はガチ
702 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 01:08:12 ID:s+advQGA
>>700
>それにもう佐保姫が大王に嫁いでる以上、
>佐保姫に子供でも出来たらどのみち佐保彦は
>大王家と和邇系豪族にとって用済みという理屈になるが。

いや、まさにその通りの展開なんだが。
佐保姫に子供ができた後に、近親相姦だの叛逆だの言われて
佐保は攻め滅ぼされたわけだから。
703 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 01:18:33 ID:ljH5J1C/
>>700を読んで思ったが、反大王家・反和邇豪族相手に
その目的で提携するのってやっぱり自殺行為だよ
他の豪族同士のパワーバランスを巡る争いにわざわざ首を突っ込むなんてさ
佐保を攻める口実を与える点で、まさに佐保の滅亡を招く自殺行為にしか見えない

他の豪族も佐保につくのが得策と言っても、具体的なメリットはないんだよね
権威はあっても即戦力はない
自分たちと有力豪族の戦いに佐保がその霊力を使って戦ってくれるというなら別だが
まずありえないし、そこまでするなら佐保の滅びの回避の面で本末転倒だ
704 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 01:28:14 ID:5agFk5w6
それじゃもう滅びの予言とか関係なく
和邇に目を付けられた時点で佐保の命運は決まったってことだね
705 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 01:35:53 ID:ljH5J1C/
そこで佐保を永遠に生かす存在の予言ですよ
和邇に目を付けられた時点と言うより、真秀を取り込めなかった時点で
佐保の命運が決まってしまった

そして真秀に佐保は要らない、佐保を出て行くという決心をさせたのも佐保の人たち
滅亡を見届けるのを願うほど憎ませたのは真澄の死に様だが
それも近親で惹かれ合う佐保の血の因縁だからなあ

佐保は自分自身の業で滅亡を決定付けたと思う
706 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 01:44:31 ID:iC0ow6Iu
何だか約一名、氷室先生ご本人がまじっていそうだｗ
707 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 02:21:25 ID:cOq9tgIE
ご本人なら続きをｗ
708 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 06:36:54 ID:a+t2efxX
ジャパネスクを読み返していて気になったんだけど、
「後宮編」で瑠璃が帥の宮に殺されかかるシーンあるよね

あれは、瑠璃を使いに出した大弐は承知の上だったと思うけど、
桐壺女御も知ってたのかな
「東宮を守る」って言ったんだから、じゃあ東宮の秘密を守る為に
死んでもらいましょう、そういうことなのか？

だとしたら、帥の宮に限らず全員が手段を選ばない主義だ、怖すぎる
709 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 15:47:32 ID:ncqzrFvp
どういう形で滅びがくるのか、どういう対処をするのかはわからないけど、
ここ読んでると何しても佐保はもうだめなんだろうなと思えてくるｗ
実際滅んでしまうし。
>>694
佐保姫の結婚に大王に望まれたら断れない、の他に何か思惑があったとしても、
大王に反乱起こした（濡れ衣なのか本当に起こすのかはわからない）時点で終わりだよな。
生き残って大王の元に戻っても、後ろ盾になる母方の一族はないし、父方の一族には
ヒバス姫とヒバス姫腹の皇子がいる。
王宮の片隅で反逆者一族の姫としてひっそり生きるしかないかも。
710 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 16:21:35 ID:t9xqjSx3
>708
桐壺女御は、耳を塞いでおびえていて、
何かが起こっているのは分かっていても
怖くて突っ込めない、という印象

実家にいるから、該当の箇所を確認したわけじゃないけど
711 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 16:39:32 ID:C2a88ynS
>>708
桐壺が文使い依頼の件を知ってるのか知らないのかの
確定描写がないからなあ。

ただ、知ってたとしたら車の中で瑠璃とあんな風に会話できないとは思う。
712 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 16:41:19 ID:W8xwxKVL
>>710
瑠璃が「東宮をお守りする」って約束した時、女御は瑠璃の手を取って
「瑠璃姫さまを信じます」と言ってたんだよね
で、その後、桐壺女御から源大納言への詫びの文使いに出た瑠璃が
消えたことを不思議に思わなかったのかな

深層意識では帥の宮や大弐がしたことをわかってて、気づかないふりを
してたんだと思う
綺麗ぶってるとも取れるけど、逆に考えれば、帥の宮や大弐にとっての
「しとやかで優しい、かわゆらしい絢姫」のままでいてあげたということか
713 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/03(木) 16:43:51 ID:W8xwxKVL
>>711
あ、そうか、知らない可能性もあるんだよね＜文使い

でも、「東宮さまの地位を守る」と言った直後に瑠璃が
後宮から消えたんだから、大弐か帥の宮が手を回したって
わかってたとは思う、物の怪騒動は自作自演って本人たちが
一番わかってるし

具体的に瑠璃を殺すとまではわかってなくても、監禁するとか
そのくらいは想像つくし
714 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 00:31:33 ID:oHd3ulQr
>>708
陰謀の存在については知らされていて、大弐の指示を受けつつ
後宮で生活していたけれど
陰謀の細かい中身については知らされてないし、
瑠璃が殺されそうになってたなんてことも知らない
桐壺が罪の怯えを隠せないので、それを物の怪に置き換えてくれていれば
あとは私達で考え何とかします的に、策略は帥の宮と大弐のみで組まれ動かされていた
桐壺の負担になるようなことは、一切本人には知らされないはず
715 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 06:13:38 ID:+Lc+BN3L
帥の宮編で一番可哀想なのは、子供だよなぁ。
もう物心がついているよね？
大人の都合で振り回され、環境が激変したことについては、どう思っているんだろう。

身を隠した寺でひっそりと成長し、やんごとない姫君と筒井筒の仲になって、
将来を誓い合い、自分の素性を知ろうとして…なんてことになったら吉野君の二の舞だ。
元東宮ではあるものの実際は不義の子という身の上では、吉野君よりつらいことになりそうだ。
716 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 08:40:41 ID:HSYzqhWk
>>715
吉野君と違い、両親が一緒にいそうだから、二の舞になることはないんじゃない？
717 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 09:23:57 ID:CiaLldj5
>>716
どうだろ。
もともと帥の宮は死ぬ予定だったし、絢姫は出家する予定だったのが
焼死してしまったことになってるし、絢姫に仕え続けるはずだった
大弐は死んでしまったので、連絡手段がない可能性もあるから
永遠の生き別れの可能性もあるかも。
718 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 10:21:27 ID:X5NX5a1m
仮に帥の宮と合流できても、子供的にはどうなんだろ？
だって鷹男を父親と信じていたんでしょ？
突然、宮中から連れ出されて、違う男が現れて、母親と親密で
さあ出家しよう、もう宮中には帰れないんだよと言われてもなぁ。

一般論として幼少期の引っ越しや親しい人たちと離別、
母親の離婚・再婚は、子供の心に大きな影響をもちらすよ。
エディプス・コンプレックスとも関わるし。
実の両親と一緒に暮らせる、母親もつらい宮中を出て思い人と共にいられて幸せだから
すなわち子供も当然幸せというのは楽観的すぎる。
親側の幸福理論だね。
ましてこの子供の場合は不義の子供という十字架を背負っているんだから。
719 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 10:43:25 ID:pC9YK68r
どうだろ。
住居や母親との離別／不義の子供は大きな問題だろうが、
父親恋しについてはそれほど心配してない。
現代人と違って父親というよりは主上なんだろうし。
そもそも普段鷹男は滅多に寄り付かないから
肌感覚で鷹男を父親とは認識してないんじゃないかな。

むしろ、滅多にあえなかった男女がいつも一緒にいられるようになったら
ガンガン理想化されてたお互いの現実が見えてきて幻滅→冷却なんて方が。
720 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 10:55:59 ID:X5NX5a1m
>むしろ、滅多にあえなかった男女がいつも一緒にいられるようになったら
>ガンガン理想化されてたお互いの現実が見えてきて幻滅→冷却なんて方が。

帥の宮と絢姫がそんなことになったら…w
721 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 12:03:10 ID:uwYghAOd
>>720
大弐は死んでも死に切れないし、由良姫の髪も報われんw

多分、あの三人はちゃんと合流できて、どっかでひっそり暮らせると思うよ
吉野の君の時とは色々違うもの
「みな死んだ」になってるから追捕もないし、大弐が死んでることは知らなくても
傍にいない=絢姫が頼れる人、支えられる人はいないってわかってる帥の宮が
出家するとは思えない。
良くも悪くも、絢姫だけを思ってた人だから。

東宮は三歳ってことは満で二歳くらい？
上にあるとおり、鷹男を父親というより帝として認識してるかさえ怪しいし、
言っちゃなんだが鷹男と帥の宮は、瑠璃姫が一瞬見間違えるくらいに似てるんだから、
違和感なく受け入れると楽観的に考えている。

だって、同じ「父親に捨てられた皇子」だから、吉野君の分まで幸せになってほしいんだ…
722 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 12:50:52 ID:W/I+lTT9
氷室カプではやっぱり高彬×瑠璃の組み合わせが一番安定してて好きだなー。

派手さはないし、場合によっては高彬蚊帳の外？みたいなところもあるんだけど、
その分ラストではちゃんとここ一番の見せ場があって、わーっと盛り上がって感動できるｗ
723 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 13:06:23 ID:X5NX5a1m
>>721
年末生まれの3歳であってほしいな。
満3歳に近ければ、それだけ記憶もいろいろ残っていそうだから。
宮中での生活は忘れてしまうか、帥の宮のことを初めから父親と思っていてほしい。

下手に鷹男の記憶が残っていると、いくら疎遠な父親と言っても、思い出は美化されるものだから。
現代でも、家に寄り付かない父親と母親が離婚して、母親の味方だった子供でも
時が経つと父親に会いたくなるものだから。虐待でもされたのではない限りはね。
まして、母親が不倫していてその結果自分が生まれたと知ったら、ショックが大きくて
母親や実の父親に反発しそうだから。
724 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 13:48:27 ID:yMWYEdFD
でもまあ、血筋だけで言ったら、帥の宮の子でも
東宮になるっつか帝位についてもおかしくはないんだよね。
鷹男の祖父の朱雀帝も、その前の帝（藤宮さまの祖父）のイトコという
遠い血縁なのに帝位が転がり込んできたんだから、鷹男の叔父である
帥の宮の息子の東宮は、鷹男の従弟になるんだし。

まあ、当時は内侍腹の皇子が即位するなんて有りえないから、
「権利はある」ってだけの話なんだけど。
725 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 13:55:42 ID:w/0FXI3q
>722
ジャパネスクに出会ったのは小学生のころだったから、
鷹男が一番格好いいと思っていたし、
高彬の女々しいところが好きじゃなかったけど、
大人になった今は、高彬が一番大人で、包容力あると思う。
726 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 13:57:11 ID:X5NX5a1m
>>724
それはそうだけど、密通の結果、生まれた子供というのが非常にまずい。
親は死罪か、良くて遠島流罪。
子供は出家でもさせない限り、殺されそうだ。
このまま世の表舞台に出ることなく、ひっそりと暮らすしかない。

子供も、そんな生活に平穏を見出して満足できればいいね。
瑠璃姫みたいな女の子との出会いがあって、下手に自分の素性を調べたり
立身出世を夢見たりしたら、むご過ぎる。
727 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 14:11:25 ID:yMWYEdFD
>>726
不義の子云々はわかってるよ。だから「血筋だけで」注釈つけた。

帥の宮がどうやって生計を立てるのかはわからないから、東宮の
今後の身分が予想できないけど、どっかの田舎で、そこで出逢った
似合いの年頃と身分の女の子と幸せになるといいな。

吉野君みたいな悲しい結末は嫌だよ。
私は、吉野君も生きてると信じてるけど。こればかりは、氷室先生も
はっきりさせるつもりはないみたいだからなあ。＜吉野君の生死と行方
728 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 14:32:59 ID:11xSV/RL
年齢はともかく、お似合いの身分の女の子というのは田舎にまずいないし、
いたらいたで、それこそ吉野君と瑠璃姫の二の舞だよ…
729 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 15:15:31 ID:ee2GWzrY
>>728
本当の身分ではなく、新しく人生をやり直す康緒さんの息子としての
身分って意味でしょ
受領クラスなのか、更にその下なのかははっきりしないし、わからないけど

そりゃ本当の身分=父・帥の宮、母・女御は明かせないし、明かしたら終りだ
730 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 15:35:45 ID:w8G/SDsl
自分の言葉足らずを棚に上げて上から目線で薀蓄語りしている人間が１名いるなw
731 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 15:36:58 ID:OuXS7MwS
>>725
まったく同じ。
自分も小学生の頃だったから、もう絶対鷹男がカッコいい
外見もいいという描写だし、貴人が身をやつして探偵ごっこというシチュにも萌えたし
瑠璃はどうして高彬なんぞを…と思ってたｗ

でも大人になっても遊び心や悪ふざけの好きな男は、実際側にいると疲れるよね。
真面目すぎるくらいでちょうどいいし、瑠璃の人格も認めていていざとなったら助けてくれる。
結婚するなら高彬が一番だ。
732 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 15:38:19 ID:1VcqFzGp
>>729
新しい身分は分からないのに、その分からない身分にふさわしい女の子ってww
ここは個人的な妄想を語るスレじゃないからw
733 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 15:42:05 ID:oHd3ulQr
こらこら、めでたい年始から意地悪言わないのー
734 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 15:42:59 ID:fVr33UY9
自分の周囲でも、昔は鷹男が一番格好いいと思っていたけど
年を取るにつれてだんだん高彬の良さに目覚めるパターンが殆どだ。
やっぱり若い女の子は、身分も高くてルックスもいい派手な鷹男に惹かれるのかな。
瑠璃姫は自分は珍しいだけ、入内したら飽きられるとシビアだったが。
あまり若い女の子らしくないと言うか、大貴族のお姫様っぽくない。
735 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 15:47:36 ID:X4AfUqPj
>>733
意地悪って、KYなカキコに対して随分ぬるく指摘するなと思ったぞ
他の2chのスレではwだけでは済まされないKYぶりだ
736 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 15:48:15 ID:w/0FXI3q
相手を論破することに血道をあげなくてもいいと思うけど。お互いに。

>731
逆説的だけど、高彬を選んだことで、瑠璃姫って賢いなと思う。
なんかジャパネスク読み返したくなってきた。
エンタメとしては、自分にとて神作品。
737 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 15:53:13 ID:9jY/rhH7
>>734
粥に浮かんでいる米粒の数を数えている皇族のお姫様もいるからね

>>736
論破と言うより、自分の妄想の披露はほとぼとにした方が…
せめて溢れんばかりの勢いで己の思いのたけを語って言葉足らずになるのに気をつけた方がいいかと
738 ：736：2008/01/04(金) 15:58:59 ID:w/0FXI3q
>737
ん？
妄想の披露云々は私に言ってる？
ID見たら分かると思うけど別人です。
あと、話が噛みあわないなと思った時点で、スルーが大人の所作かなぁと思う。
739 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 16:01:28 ID:9jY/rhH7
>>738
いえいえ、論破についてこの流れはちょっと違う気がすると思ったので
妄想の披露はもちろん別の人です
740 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 16:05:37 ID:g4dIn6DN
>>735
はいはい、銀金の話題は少し待っててね
741 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 16:06:21 ID:t894n6YL
739自身もＫＹな件について。
742 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 16:08:16 ID:pKJdwMPh
741自身も輪に掛けてＫＹな件について。
743 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 16:11:13 ID:g4dIn6DN
杉本苑子の紫式部もの読んでて思ったんだけど
瑠璃の名前は賢子からとったのかな？
744 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 16:12:54 ID:d+i82GuT
他人のカキコはKYで
それを指摘する自分はKYじゃなくて
きっと別の話題を待っている陰謀カキコに違いない!!
だけどそうはさせなくてよ!!
…と認定したり奮起する痛い厨が集うスレはここですか？
745 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 16:14:20 ID:g4dIn6DN
KYKY煩いってばｗ
ﾓﾁﾂｹ
746 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 16:15:39 ID:wKMIx4CQ
>>743
玉鬘の幼名ではなかったか。
「藤原瑠璃君」
747 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 16:18:24 ID:0k4xzqzy
>>744
そんなにたくさんいないよ。
書き込みの内容を見ればIDを変えても判る。
薀蓄語りさん＝突然銀金話題待ち認定＝平安ジャパネスク大好き＝妄想薀蓄フルスロットルさん。
748 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 16:18:50 ID:g4dIn6DN
>>746
じゃ、式部が玉鬘の名を賢子からとったってことかな
賢子が瑠璃さま、瑠璃姫と呼ばれて
その名前が可愛くてお気に入りーってな感じで書かれてた
749 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 16:23:01 ID:w/0FXI3q
可愛い名前だよね。
すごくぴったりな感じがする。
海外版でも瑠璃姫→琉璃公主で、名前変えられてないし。
750 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 16:25:32 ID:g4dIn6DN
ジャパって、海外版もあるのかー
知らんかった
751 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 16:33:52 ID:OuXS7MwS
小一条院にも瑠璃女御っているよね。
この時代に存在して不自然じゃなく、
かつ現代文で読んでもおかしくない名前を探したのかな?
いい名前だよね。
752 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 16:38:39 ID:0M+Daseg
綺羅姫、綺羅君もよくつけたと思う。
原典では女君、男君だからどうとでもつけられるわけだけど
753 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 17:56:15 ID:HSYzqhWk
瑠璃と高彬に娘が生まれたら、絶対ファザコンになってそうだ
息子が生まれても、マザコンにはならなさそうだけど…ｗ

プータオだったかで氷室さんが語ったジャパの未来はちょっと嫌だなあ
あの未来なら、娘はかなりファザコンになってそうだけど
瑠璃は長生きして高彬を幸せに暮らして欲しい
754 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/04(金) 20:41:43 ID:6Z2xB6M7
むしろ高彬がすごい親バカになりそうw
生まれてもない姫の結婚を想像して切なそうにしてたよね。
755 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/05(土) 00:12:20 ID:IPzymZGR
すでに数年本を出していない作家さんスレなのに、
私が行くどの作家系スレより流れが速いｗ

瑠璃姫と高彬の子供って、やっぱり姫だったら入内したりするんだろうね。
瑠璃姫の血を引いてるだけで、
おてんばだったり、すごくおませだったり、賢かったりと、
扱いづらい子供になりそうｗ
756 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/05(土) 09:25:13 ID:DPyQ7e06
そうか？
入内させるなんて考えるだけでも恐ろしい
ってのが親の気持ちかもしれなくてよ
757 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/05(土) 11:30:50 ID:S4Kjn1Bb
でも高彬は帝バカでもあるからなあ。
758 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/06(日) 01:46:23 ID:dl1AhnIE
加筆訂正が結構ある作家さんとどこかで読んで、コバルト掲載分と文庫版を読
み比べてみたいと思ってるんだけど、無理だろうな。
759 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/06(日) 01:53:46 ID:MYUaAxCu
>750
コミックならタイ語版もあるよ。
昔のだけじゃなく、人妻編まで。
760 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/06(日) 20:08:25 ID:BWK42ELR
銀金はコバルトで読んでた。文庫も買ってたけど、加筆部分はあまり気づかなかったなあ。
イラストの違いは結構覚えてる。佐保彦が回想する大闇見戸売の絵とか。真秀を抱きしめて
絶叫する佐保姫とか。
761 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/06(日) 22:24:41 ID:73UGnBdJ
>>760
＜真秀を抱きしめて 絶叫する佐保姫とか
そのシーンって挿絵でイラストになってたんだ。
>>758じゃないけど文庫派だったので、連載当時のコバルト読んでた人が
ｳﾗﾔﾏｼｽ
762 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/06(日) 23:59:36 ID:d4HfmQT0
数年前、幸運にも銀金の載った雑誌を古本屋で見つけて購入したが、
真秀と佐保彦のベットシーンのイラストあってびっくりしたｗ
イラスト集出した時にモノクロ全部入れてほしかったなあ。

763 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/07(月) 00:42:10 ID:V1Gxa90d
>723
遅レスですが友達が離婚して、当時子どもが３才だったけど、
３年振りにあったら、当時のことは忘れていたよ。
住んでいたマンションを見てもわからなかったみたい。
うちの子の事は、写真で覚えたらしい。
764 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/07(月) 04:40:46 ID:SkFgYUzW
その一方で、2才の頃の記憶が残っている子供もいるからなぁ
うちの姉がまさにそのタイプ
自分は幼稚園からくらいしか記憶がないけどね
記憶は個人差が大きいよ

銀金の本誌との加筆修正については、「初寝の姫」が「初妻の姫」に替わったのが印象的だった
寝るのはまずいのかなw
765 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/07(月) 10:02:59 ID:/NqUouRT
銀金イラストと言えば、序盤に真秀と絡むのが同母兄である真澄、中々外道な真若王、
年の離れた美知主、そしてレイプ魔鮒彦だけだったので、まさか真澄とくっ付くんじゃない
だろうな…と思っていた時に、大きなイラストで佐保彦が登場したので、主人公の相手役が
漸く登場かあと思った記憶があるな
前回の引きが、真秀が鮒彦に本当にレイプされるのかな？とひやひやしていただけに、
中々に印象的だった
766 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/07(月) 10:44:28 ID:W6I/s5De
>>762
そんなイラストあったのかよ
あの場面は何となくイラストにはなってない気がしてたから意外だｗ
見てみたかったよ
767 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/07(月) 11:45:08 ID:Jb/rfppc
>>756
でも、鷹男の子に何かあれば
よし、ウチが一肌脱ごうじゃないのと
入内させてサポートしそう
768 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/07(月) 18:52:26 ID:Pcg0ZUlI
>>725
亀だけど、まるっと同意
昔は鷹男が一番好きだったけど、今なら断然高彬だ
ただ、女々しいところと言うか、嫉妬深いところが・・・
クララアグネスの光太郎も同じようにネチネチ嫉妬深い
大人になって読み返すと、その描写がリアルすぎるｗ
769 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/07(月) 21:12:58 ID:9lXCfxkR
>>762え、それってまんまベッドシーン？
事前とか事後でなくて。
770 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/07(月) 22:03:14 ID:QeOKG0KT
>>769
うーん、まんま、というわけではないかも。裸のはふたつあるんだが、

１　「黒い川　嵐の海」の冒頭に挿入イラストが、狩屋で横になって目じりに涙を浮かべ
　　目を閉じる真秀と上から覆いかぶさるようにして目を閉じてる佐保彦（両方裸）

２　もうひとつは完璧事後、夢を見た後の語らいで、上記の如くの横たわった真秀が
　　笑みを浮かべて上にのしかかる佐保彦と見つめあい、彼の顔に触れている絵（もちろん素っ裸）

なので１は最中かも？
ちなみに、１と２の間では目覚めたばかりの佐保彦が、腕枕をして眠っている真秀をみて
噴出すとこのイラストあるけど、服を布団にしているから肌はあんまり見えない。
771 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/07(月) 22:26:16 ID:9lXCfxkR
>>770サンクス。
うわ、それこのカプ好きなのですげー見たいw

氷室さんにハマったのが真秀の章完結巻の出た後だったんだよなorz
古本屋行ったら探してみようと思うけど、当時のcobaltって今相当手に入りにくそうだ。
772 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/07(月) 22:41:06 ID:e2RqJq+k
>>767
鷹男の子が胃潰瘍になりやすいタイプだったら最悪のカップルかも
773 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/07(月) 23:20:54 ID:QeOKG0KT
>>771
９５年の四月号で真秀の章完結時だったけど、扉絵は泣く真秀に口付ける佐保彦だったので、
このカプ好きにはそうとうおいしいかも。
ちょっと気になったのは雑誌の時のがイラストがちょっと幼め？微妙にみな眼がつぶらな気がしたｗ

どうしても見たいなら、ｵｸで探すか、国会図書館かこども図書館という手もあるよ。最終手段だけど。
774 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/08(火) 00:30:39 ID:FD6VBK9F
>>773表紙の話を聞いてますます見てみたくなった。
と言うかそんなイラストもあったのかー、とwktkしてきたよ。
そうか、どうしても見つからなかったらオクとか国会図書館とかって手もあったんだな。

とりあえず気長に古本屋で探してみることにします。重ね重ね御親切にどうもありがとう。
775 ：679=774：2008/01/08(火) 00:36:54 ID:FD6VBK9F
ごめん、名前とメル欄入れ間違えた。
776 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/08(火) 00:44:54 ID:lmT2WmYo
連載当時ものすごくはまってて文庫も買ってるのに
雑誌が捨てられず、未だに銀金連載当時のコバルトが
全冊家にあるよ。最近さすがに処分しようかと迷ってる
んだけど、処分する時は古本屋に持ち込むことにする。
777 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/08(火) 00:47:23 ID:I7pCbUM1
処分するなら、多少なりとも価値がわかるヲタ御用達古書店をオススメするよ
一番高く売れるのは、やっぱりオクなんだろうけど
面倒だしね
778 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/08(火) 01:16:24 ID:K0mgnTfo
>>776
連載時のが全冊ってすごいな。
連載時コバルト購読してなかったor手放して後悔してるファンや
絵師さんファンにはたまらんかも。
779 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/08(火) 21:18:41 ID:aJHOaYpV
>>776
うわー本気で譲ってほしいくらいだｗ

雑誌ってなかなか古本屋で受け付けてくれないし、売ってもないよね。
ホント、オタク系の店行ってもあるかどうかってくらいだもんなあ。
コバルトなんてだらけで見たことある程度だ。



780 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/09(水) 21:34:32 ID:uGRfccqA
ここの盛り上がりよう見て銀金読み返しちゃったよ
以前のスレでは銀金って究極の妹萌え小説だというくらいの書き込みしかなかった気がするのにｗ

しかし、真逆の真事があきらかになってからは、大闇見戸売の人生が悲惨すぎるな、と思ってはいたけど、
今回読み貸して御影もひどい人生だな、と思った。
穂波とかが真実を知った時の反応知りたい。
運命を入れ替えた自分のせいとはいえ、あれだけひどい目にあって、子供も殺されそうになっても
真実を明らかにしないってのは凄いな、双子姫の互いだけを思う愛情の深さは。

781 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/09(水) 22:31:53 ID:Xsbz4Xvv
御影はなんだかんだ言いつつ、思うとおりに生きられたからなぁ
愛する男も出来たし、自分の子供も愛することができた
神々の愛児だったから、汚い感情とも無縁でいられたし、佐保の一族からは
本当に愛されていたのは大闇見戸売ではなく御影だったのかもしれないとかいう
一文もあったし、やっぱり大闇見戸売に同情してしまう
782 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/09(水) 22:40:38 ID:yPAsbeIt
>>780
文庫のカラーページで子供の御影と大闇見戸売が内緒話（？）してる
ようなのが可愛くて好きだったな。

真実を知ることがあっても最後の最後のような気がする。
今の段階でバレたら、ただでさえ佐保姫が霊力現さないのを不安視してたり
一族中が王子を裏切ったりで微妙なことになっているのに、駄目押しかもｗ
生まれた時から大事にして敬ってきた王子と姫への愛情は変わらなかったとしても。
783 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/09(水) 23:14:47 ID:HCp+SiVp
>>782
一族を滅びに向かわせる子を、一族の首長と巫女姫に据えてしまう。
佐保的には最悪の展開だよな。
事実を知って、二人への愛着の余り「予言が何だ！王子と姫を信じるぞ！」となって更に迷走。
滅びに突っ走るベタな展開もあるかもしれん。
784 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/10(木) 08:31:58 ID:60WXh5gM
佐保の人間は「予言がなんだ！」とは言わない(言えない)ような気がするw
御影だって予言の存在にも関わらず愛されて育ったけど結局切り捨てられたし
予言を否定出来る精神の持ち主は速穂児くらいのものだと思う
785 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/10(木) 12:13:13 ID:uttTeHYh
>>784
自分もそうなったら佐保は佐保彦兄妹切り捨てると思う。
御影の前例もあるから、今度ばかりは徹底的に抹殺しようとするんじゃないか。
那智の霊力で殺そうとする人々全員殺していっても、一族としてはもう…だし。

もし真秀が手っ取り早く佐保を滅ぼしたいと思うなら、予言が覆ったことを一族全
てにばらして去る、それだけでいい気がした。
兄が死んで気が触れた、と思われる可能性もあるけど、佐保彦兄妹に永遠に生かす
子だと証するものが何もないのに対して、真秀兄妹や御影には言われてみれば、と
思わせるものがかなりあるし。
786 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/10(木) 14:22:14 ID:z8NqrRHy
佐保の一族は、身内が何より大切って人が多いから（例外は速穂児くらい？）、
その身内を守るために佐保彦佐保姫を切り捨てるという事は十分ありえるよね
787 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/10(木) 18:18:40 ID:S4WEv+1N
手元に残ってた銀金１０・１１巻を読み返してしまった
真秀はどうやって生きてくんだろうな。波美の仲間に加わるんだろうか
自分も転生する気は満々だろうけど、いつ死んでどこに生まれ変わるんだか。少なくとも佐保の滅びを見るまでは生きるつもりみたいだが。
あーやっぱ続き読みたい。諦めきれん。
788 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/10(木) 22:32:13 ID:CAzCCCxc
>>787
先に転生した真澄との年齢差やら考えると、そんなに長生きしないんじゃって気がするよ。

佐保姫の生むホムチワケもどんな立場になるのか気になる。
生母を思えば大王になったり権力持って華々しく生きることはなさそうだけど。
それなりに大切にされて幸せだけど一生日影なのか、佐保を巡っての争いに利用されるのか。
途中で消息不明になるので夭折したか消されましたって可能性もあるが。
789 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/10(木) 23:02:06 ID:ZFuwzvy2
>>783
佐保一族が真実を知っても佐保彦兄妹を殺さないとしたら
滅びの予言の成就は避けられないと族人達が諦めて、
従容として運命の時を待つ心境になる場合じゃないかな

真秀が永遠に生かす子だと知れば、
自分達が最早取り返しのつかない憎しみを
買ってしまったと思い知るわけだから全てを諦める可能性はありそう
790 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/10(木) 23:37:22 ID:S4WEv+1N
今読んでみたら速穂児必死だなぁとつくづく思うｗ
真秀と佐保彦の結婚なんて万が一うまいこと真秀を口説き落とせたとしても
現実見たら無理過ぎるだろうに。
穂波あたりを共犯者に引き込むつもりだったのかもしんないけど。
佐保彦にもっともらしく喝入れつつ、結局彼も絶望と藁にも縋りつきたい心境で
テンパって色んな無茶が見えなくなってたのかな。

あと真秀の幸せ云々は真澄を説得するための方便に過ぎないんじゃ。
速穂児自身は豊かな暮らしだけで真秀を釣れるとは思ってなかったんじゃないかな
ただ真澄の妹への愛情と佐保彦との恋に全てを賭けて利用したんだろうと思う
しかし結末を思えば真澄への工作も見事に裏目に出ちゃってるよなあ
791 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/11(金) 00:42:45 ID:7CmX57Cd
>>789
ないない。
むしろ真実を知ったら、「よくも騙してくれたな」とフルボッコにされて吊されるとしか考えられん。
御影のように身を守る術はないし、真実を知った以上
味方になってくれるなんて速穂児だけだろうし。
あくまで自分達の運命が裏返ってるのに気付かないで滅んでいくと思う。
792 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/11(金) 01:18:23 ID:gm3plrKr
今まで想像してみたこともなかったが、これまでの流れで共食い状態で滅びる佐保
もなきにしもあらずと思えてきた。
予言がなければ、血筋としても能力としても佐保彦や佐保姫がいなくなってもより
相応しい、優れたスペアはそういやいくらでもいるんだな。
特に巫女姫としてはサワジ姫とか余程頼りになりそうな姫が他にもいた。
793 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/11(金) 01:51:21 ID:a3uEQFYR
>>791
いや、そうとも言い切れないと思う。
佐保の族人ってけっこう情深いじゃん。滅びの子を産む御影ですら心の奥底ではいとおしんでいたのだから。
それがあれだけ長年慈しんで育ててきた王子と姫が滅びの子だと分ったからといって、
そう簡単にそれを信じたり受け入れたりしないんじゃ。
国毘古老なんかは運命は変えられないものだったのだと徒に変えようとしたことを悔やむんじゃない？

でもぶっちゃけ、真実を知る時は佐保彦の反乱の時で一族が滅びる時だと思うけどね。
んで過去を悔いて一緒に滅びるか、佐保彦に奴婢となっても生きよと諭され生きるか、
という想像しかできんが、この一族はもろもと佐保彦と佐保姫と死を選びそうだ。


>>792
優れたスペアはいないんじゃない？
能力だけなら族人にけっこういるかもしれないけど（対真秀戦で減ったが）、直系王族の血を引いて、かつ能力がある人間っていないんでは？
サワジ姫は能力弱いって言われてたし、巫女姫となるほどの力はないんでしょう。しかも傍系すぎるんじゃなかったっけ、その姫？
傍系過ぎると周囲は納得しないでしょう、よほど力あるならともかく。


794 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/11(金) 08:27:29 ID:SPrGt0XU
滅びの子を首長と巫女姫に据えてるよりマシと判断するかもよ
特に佐保姫は神人の霊力を封じる能力が危険視されるかも、もしばれたら
795 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/11(金) 11:01:01 ID:hMI2CboY
>>794
うん。
>>786の言うように佐保一族は最も自分と近い血の身内が何より大事な
人が多いし、族人全てに愛されて育ったと言ってもそういう身内に寄
せるような愛情には及ばないんじゃないかな。
身内を危険に晒してまで王子と姫を取る人はなかなかいない希ガス。
一族内で殺せ派やら擁護派やらが入り乱れてばらばらになりそう。
796 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/11(金) 11:07:49 ID:dbP57dgG
話豚ぎって失礼。

クララ白書読み返してたら、マッキーの「美は友情に少々劣る」にジーンと来た。
マッキーが言うから尚更深いね。
皆さんの氷室作品で好きなセリフとか教えてください。
797 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/11(金) 19:20:40 ID:giV5F/BB
>>793
穂波が「巫女姫に相応しい血筋の姫は幾人かいる」って言ってるよ
穂波の姪とかね
彼は意沙穂と異腹の姉との孫でそれこそ直系王族の血を引いてる
その姪も傍系過ぎるとは言えないだろう
沙波路姫も佐保姫の従姉だからそんなに直系から遠くない
798 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/11(金) 22:20:40 ID:Ac4SMxjG
>>796
なぎさﾎﾞｰｲより

おまえの走ってる顔、好きだ。いい顔してる。
気が強そうで、思い込みが激しそうで、けどきれいだ。
眩しいくらい、きれいだ。やめちゃ駄目だ。800、走れ。


好きなセリフです。
799 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/11(金) 23:18:50 ID:5TVseiHG
ジャパネスクから選ぼうとして、イイセリフありすぎて無理だー。
瑠璃姫と高彬は名言吐きすぎ。
800 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/12(土) 00:08:14 ID:a2njYCxZ
吉野君のくだりが好きだな
瑠璃と吉野君の最後の会話シーン

しかし、「結婚してから始まる恋」な瑠璃じゃなくて良かった、と読み返すたびに思うｗ
801 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/12(土) 00:16:29 ID:TgJZci07
>800
本文読まなくても、思い出すだけで泣けてくる。
802 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/12(土) 00:39:05 ID:ccR4ZL3M
>>797
佐保彦と佐保姫が事実上の跡継ぎとして別格扱いされてたのは、予言の子で
佐保姫の方は更にいずれ母親に勝るとも劣らない霊力を顕すと期待されてたからだよね。

それ抜きではどの要素もその他の候補者とどんぐりの背比べで、或は和邇
の血を半分引いてる二人は初めから候補から外されてたかもしれない。
他族（しかも下手すれば自分達以上の力を持った）の血を引く人間が王に
なれば否応なくその一族と親戚付き合いしなければならなくなるし、佐保と
してはよっぽどの見返りがない限りそれは避けたい事態のはず。

>>796
ジャパネスクから
「お坊ちゃん育ちは嫌い？瑠璃さんみたいな人は、身分なんて関係ないからな。
　好きになったら、どんな身分だって、構わないんだろう」
「そりゃ、そうだけど。でも、お坊ちゃんも好きよ。だって、あんた、お坊ちゃんじゃない」
803 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/12(土) 04:37:32 ID:G23ype1d
殺し文句だなw
804 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/12(土) 04:45:18 ID:G23ype1d
>>803は>>802のレス

>>797
佐保彦と佐保姫は佐保の巫女姫の直系とは言え、ハーフだから
一族間で婚姻を重ねた穂波の血筋の方がトップにふさわしい気がする
一族を永遠に生かすという予言もなく、霊力を表さなかった場合はね

予言がまさに逆だったことが一族にバレた場合だが、積極的に殺そうとするのでもなく、
かと言って速穂児みたいに何が何でも助けようとするのでもなく、
佐保彦兄妹を説得して一族のために自決を促すことになる気がするな
佐保彦は諭されるまでもなく、一族のために死のうとしていたくらいだし
805 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/12(土) 08:37:09 ID:64eqjizb
>>804
勝戸売は首長と巫女姫を兼ねてたようだけど、
同母兄がいるのにどうして首長にならなかったんだろう
806 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/12(土) 11:40:47 ID:YG4fiuqs
>>805
そりゃそれだけカツトメに霊力があったということか、
同母であっても異父で、父の血筋が劣るとか。

自分は先代、先々代と巫女姫が首長となっているから、佐保では巫女姫が女首長となるもんだと思って、
次の巫女姫兼首長は佐保姫がなんでならないんだろうと考えてた口だけど。
807 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/12(土) 20:20:12 ID:4MSARMmh
>>804
永遠に生かす子の予言がなかったら、佐保彦兄妹以前に
大闇見戸売も首長にはならなかったんじゃないかなあ
重大な禁忌である同母兄妹の子だし

佐保彦達が死ねば和邇との縁は切れるから
取り敢えず他族と関わりを持たない、
閉じた一族の状態に戻すことは出来るよね
そうすると穂波あたりはやっぱり自決を促しそうな気がするな
808 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/12(土) 20:50:57 ID:jI+hlQqZ
>>807
う～ん、どうだろ？
禁忌の子であってもただならぬ霊力を持っていたら
大闇見戸売…というか御影も首長になったかも

ただ双子姫の誕生と共に、前の首長であり巫女姫が死んでいるんだよね
普通はすぐ、別の血縁が立つだろう
巫女姫としてならそれこそ3歳くらいから役に立つかもしれないけれど、首長としては幼すぎる
霊力以外の政治力の面でね
それなりの年になった後も、大闇見戸売は不用意な言動で日子坐の関心を引いてしまったし
あそこは首長としてはさらっと流さないと
やっぱりいろんな社会経験が足りない気がする
809 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/12(土) 20:53:04 ID:PxnCAzU1
>>796
うろ覚えなんだけど

「ぼくで我慢しなよ」かな
何か、もっと色々あると思うけど
パッと思い出したのがこれだった
810 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/12(土) 22:55:23 ID:3dwEfmib
本当に滅びの子だったなら、佐保一族が御影母子を殺そうとしたのは当時の豪族
としてはある意味当然の選択かも、と思う。
でも予言が入れ替わってたとなると恐ろしい話だな。
知らなかったとはいえ、滅びの子を擁立して一族を永遠に生かす子を殺しかけたなんて。
予言もそうだし、佐保にとっての巫女姫は、一族の守り神に最も愛しまれる一族の核み
たいな存在なのに、その姫を御影、真秀と二人も殺しかけるって有り得ないよ。
811 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/12(土) 22:57:10 ID:414tc/6O
「永遠に生かす子が佐保彦と佐保姫」だから二人で共同統治ということなので
あって、佐保姫は巫女姫だから首長は佐保彦、ということなんかと思ってた。
812 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/12(土) 23:30:13 ID:jI+hlQqZ
>>810
佐保の一族も試されていたのかなと思った
もし滅びの子をも一族の他の仲間と同等に愛して、たとえ共に滅ぶことになっても滅びの子も受け入れ守るという度量を見せられるかどうか
そのために滅びの子の予言だけでなく、永遠に生かす子の予言もあったんだと思う
仮に滅びの子を受け入れても、永遠に生かす存在も有するという救いの可能性も提示するために

もしそういう度量を見せていたなら、佐保を永遠に生かす真の存在である真秀も
一族を決して捨てなかったのに
でも、佐保の一族の選択肢は共に生きるどころか、徹底的な排斥と抹殺
予言が逆だと分かりました、それじゃあ戻ってきてなんてムシのいいことは言えないし
真秀たちに対する仕打ちをつぶさに見ていた佐保彦も真の予言を必死で隠すことになってしまった

佐保の一族は自分たちで滅びの運命を選んでしまったんだな…
813 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/12(土) 23:49:18 ID:YG4fiuqs
ところで滅びの子って、佐保彦と佐保姫、両方のことなんだろうか？
永遠に生かす子は御影の子のうち、真秀だけだったように、どちらか片方だけが滅びの子ってことはあるんだろうか。

あと気になっているのは佐保の伝説って、選ばれたただ一人が甦り佐保の血を千年伝えるらしいけど、
一人じゃなく真秀と真澄二人とも生まれ変わるんだろうか。
でも真澄は佐保の血を継がない日触に生まれ変わっって、佐保の血を継いでないよなー
佐保姫が大王の子を産むようだが、その子が一族が滅びたあと唯一佐保の血を継ぐ子になるということかな？
814 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 00:04:27 ID:xZwbk+WQ
流れぶった切って
Book Off にて銀金一から十一巻まで一気にｹﾞﾄｰ！！今までずっと探していたのが手に入ってウハウハですよ
今一気に読破中だが喜びの余りｶｷｺしてしまった、反省している


売ってくれた見知らぬ人ありが㌧
815 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 00:07:41 ID:LI+ln6k4
実は真秀が大王の子を産むんじゃないかと睨んでいる
それが佐保姫の産んだ子だと後世に伝わったのかなぁと

そうすれば、天皇家の中に佐保の血が続くということで、千年以上続いてますがなw
ただ佐保姫が産んだとされる王子のその後が分かっていないしなぁ
むしろヒバス姫の産んだ子が早死にして、真秀の生んだ子がヒバス姫腹の子と伝わるのかな？
816 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 00:25:27 ID:8CoyRI0H
前々からそういう主張している人いるけど、同じ人？
なんか妄想の域に入ってるよーな
817 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 00:26:17 ID:LI+ln6k4
>>816
いや、書いたの初めてだよ
818 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 00:36:14 ID:geSxCHDm
ホムタワケ皇子は口がきけなかったのが、旅に出たら治って結婚もしたという
ことは記紀にかかれているなあ。
真秀に会って口がきけるようになったとかはこじつけられるかな。
819 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 00:39:28 ID:LI+ln6k4
>>816
根拠のない妄想と言われるのも何なので、自分がそう考えた理由を

まず１巻で、御影が真秀が大王に入内する云々言ってたこと
あれって実は御影が真の巫女姫と言うことが判明した後に読み返すと意味深
単なる日子坐の発言ではなく、御影の予知だったのかもしれない

そして「大王が佐保の姫を望む」という予言
でも大王は佐保姫より先に真秀に会っている
その後で佐保姫に会って真秀と混同しているが、真に望んだのは実は佐保姫ではなく真秀かも？と考えられるから

ｶﾞｲｼｭﾂの意見ということは他の人がどういう根拠でそう主張したのかは知らないが
複数の人間がそういう可能性もあると見ているようだね
いくら自分はそう考えないからと言って妄想扱いするのは如何なものかと

>>818
口がきけるようになったというのは覚えているが、その子孫について伝わっていたっけ？
激しく気になる
820 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 00:43:14 ID:/oaH8PRw
妄想は、いいと思うよ
想像しだすと、とまらない
特に銀金は史実と照らし合わせての考察が面白いしさ
もし誰が何してなければコレがないからどうとか、そういう仮定の話
もし兄妹じゃなかったら、とか、そういうの
小説にそういうツッコミは有りなの？と思ってしまう
821 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 00:48:44 ID:LI+ln6k4
>>820
そう言ってもらえると、うれしい
>>819では書かなかったが、記紀で佐保姫がミチノウシの姫を娶れと言って
大王と縁切りする、けっこう唐突なシーンがあったよね
なぜミチノウシ？？？と思ったよ
あれも、もし大王が真に望んだ佐保の姫が佐保姫ではなく真秀だったとして
佐保姫もそれを知ったとしたら、それほど唐突じゃないかと思ったから
822 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 00:51:46 ID:/oaH8PRw
>大王と縁切りする、けっこう唐突なシーンがあったよね

よね、って言われても知らない・・・
知ってて当たり前な知識だったらどうしようｗ
すごく歴史知識の深い人が多くてスゴイね、このスレ
823 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 01:34:51 ID:K7ITFHat
>>821
いや、その薦めたのは美知主の娘は娘でも氷葉州姫と歌凝姫だからｗ
そして氷葉州姫は美人で妃にされたが、歌凝姫は不美人だったから帰されそれを苦にして帰り道で自殺じゃなかったっけ。

氷葉州姫が不美人で歌凝姫が美人となったり、氷葉州姫が佐保姫より先に嫁いだりと、銀金は設定をいくらか変えてある。
そもそも記紀をそのまんまやったりしたら佐保姫は死ぬ時頭をつるっぱげになんてしなきゃならんぞｗ
824 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 01:36:00 ID:jjLEAy6W
>822
>821ではないけど、クララ白書でも佐保彦の反乱は出ていたから、覚えているよ。
そのおかげで記紀に興味を持って、その辺りだけ読んだし。
825 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 01:37:38 ID:hinJ9EHN
>822
読んだのは昔だから
821の言う該当シーンは忘れちゃって記憶にないんだけど、
結構面白かったから、金銀好きなら手を出してみてもいいかも。

自分は金銀→氷室さんのヤマトタケル→古事記（福永武彦）を読んだ。
面白かった。
826 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 01:45:07 ID:hinJ9EHN
確かに暗黒展開だったがｗ

私はレイープシーンより、猿と初体験の方が衝撃だったよ……
なんか自分の読解力に問題があるのかと、そのページ過ぎてからもう一度読み返してしまった。
827 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 01:45:30 ID:hinJ9EHN
ごめん、誤爆
828 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 01:58:55 ID:Rf9nTKn4
>>823
随分昔に読んだから記憶違いかもしれないが、もう１人姫がいなかったっけ？
確か、岩長姫。
美しい姫（歌凝姫？）と一緒に、美しくないが永遠の命を約束する姫（岩長姫？）を入内させたのに
美しくない姫は帰したから、天皇は限られた寿命になったとか何とか。
両方娶っていたら、永遠の命を約束されたのに・・・って落ちの。

容姿はさておき、永遠の命の約束云々が銀金的に引っかかるw

>>826
どのスレの誤爆か瞬時に分かったw
今でも読んでいるコバルト作品ってそれくらいだ。
でも知らなかった人は、リアル猿を想像してうげげ・・・となりそうだw
829 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 02:27:26 ID:j8OjmalZ
>>828
そりゃ瓊瓊杵尊と木花之佐久夜姫の話だよ。
全然時代が違うのに、何で混同してるのか分からないけど。
830 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 03:12:40 ID:YiHnyVsA
古事記だとサホビメが大王に薦めたのがミチノウシの娘たちで、
「エヒメ、オトヒメ」となっている。大王が呼び寄せたのは
ヒバスヒメ、オトヒメ、ウタコリヒメ、マトノヒメの四人。
大王はヒバスヒメ、オトヒメの二人は気に入ったが
他の二人は容貌が醜いとして送り返してしまった。
マトノヒメはその事を恥じて自ら命を絶ってしまい、
ウタコリヒメの記述は以後特にない。
日本書記でも送り返されて死を選んだ姫の記述があるらしい。

もう少し前のページだとマスノイラツメが産んだ子は
ヒバスヒメ、マトノヒメ、オトヒメ、ミカドワケの四人で
ウタコリヒメは記述がなかったりする。
このあたり銀金の歌凝姫が身分低い母から産まれた設定につながってそう。
831 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 04:13:59 ID:oSFQIj1/
>>825
誤爆より、金銀・・財宝ザックザックーと続けたくなってしまうｗ
832 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 11:03:48 ID:v6GWH7cT
>>813
＜どちらか片方だけが滅びの子

そういえばそんな可能性もあるんだね。
永遠に生かす子の予言は、「佐保を永遠に生かすだけの霊力をもった子供」
で、真澄は真秀と精神的な絆もある最強の媒ではあるけれども、霊力そのも
のはない、で該当するのは真秀だけだとわかるけど。

佐保彦と佐保姫はどちらも滅びの子っぽい要素あるのでわからない。
833 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 13:26:56 ID:JW9DA+YB
>>823
記紀のアレンジで佐保姫が「美知主のもう一人の娘を娶れ」と
言ったりするんじゃないか？とここのレス読んでて思った。
真秀が大王の子を産むことによって、
佐保の血を永遠に生かして欲しいと望んだとかでさ。
無論傷心の大王の為もあるけど。
834 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 14:58:39 ID:Dp1hfT0V
真秀がそんな心境になる展開って、どれだけ㌧でもないんだ
835 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 15:36:41 ID:hj5M/09+
>>812
「佐保一族はその傲慢さをいずれ神々に疎まれて滅びゆくのだろうか」と兄夏が
モノローグするところがあるけど、あれはそう言う意味なんだろうか。
佐保の神々の媒介をする巫女姫(真秀)が佐保を見限って出ていくのがその象徴みたいなもので。

>>834
同じくw
大王以前に真秀が納得すると思えない。
836 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 18:14:29 ID:M7hfzejJ
御影に似て男の趣味が悪いかもよw
御影も神々のマナだった頃はともかく、正気に返っても日子坐のことが好きで、来世も契りたいと思っていたから
その日子坐に襲われて、大闇見戸売はもちろんその子供たちも不幸になっているんだが
美知主による救出後の御影や真澄も結局捨てられたし


837 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 19:15:34 ID:G6sVzDxh
瑠璃姫って、
目は大きくクルっとしていて
唇はぷっくりと赤く
お肌は艶のある見事な肌
声は高く小柄な体型

想像すると、今だったらけっこう可愛いんじゃないか？平安時代だからそんなに美人じゃないってことか?


だが、そうなると鷹男や吉野君、藤宮さま達は………
となるため、この考えはなかった事にする
838 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 19:40:28 ID:5fqwaGw6
藤宮様はしもぶくれで、切れ長のすこし垂れ気味の細い目をしてて
鼻はまっすぐ小ぢんまり、唇は小さく赤く、
髪は長く黒く、色白でふっくらとなさった方…といったところかｗ

吉野君と鷹男は…考えまい。
839 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 19:57:47 ID:hinJ9EHN
末摘花はさほど不美人じゃなかったのかもね。

瑠璃姫なんか良家の総領娘だから普通は顔を出さないだろうし、
お歌が上手いことから考えたら、
変人の汚名がなければモテモテだっただろうな。
840 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 20:02:37 ID:oSFQIj1/
瑠璃以外の一般的な姫さん方は、軒並み運動不足で
筋肉の欠片もないダルダル体型っぽい
841 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 20:12:14 ID:Dp1hfT0V
>>839
瑠璃ってお歌上手いって設定だったっけ？
ニの姫は上手い設定だったのは覚えているけど
842 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 22:23:51 ID:oUbuArcr
>>839>>841
高彬を下手だと評するシーンや自画自賛のシーンはあっても
本人の上手下手を第三者視点で語られたシーンはないよねぇ。
843 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/13(日) 22:32:22 ID:G6sVzDxh
>>841
うろ覚えだけどｱﾝｺｰﾙで高彬が
歌がうまいとか、字がきれいとか、特別美人だとか、これといった長所がない
みたいに言ってたｷｶﾞｽ。
844 ：839：2008/01/13(日) 23:11:26 ID:hinJ9EHN
自画自賛のシーンを鵜呑みにして、上手いと思い込んでたｗ
845 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/14(月) 00:37:51 ID:oHpan7kd
鷹男が２巻後宮で「できた歌はなかなかで・・」とほめてたよ。
その歌は作中でてきてないけど。

古今和歌集見ると作中の歌はこれをパロったんだって歌がでてきて笑える。




846 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/14(月) 01:24:56 ID:Qf6pQQxI
和歌って今でいうメールみたいなもんかな
もっと高尚だろうけど
847 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/14(月) 03:27:14 ID:CFFOr7SG
高尚ぶるには漢詩もつくれないとね
848 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/14(月) 18:46:27 ID:gc3gt1tx
瑠璃の歌は、うまいと言えるほどのレベルではないんだろうけど、
ＴＰＯに合った歌を即興で作るのはうまそう。おふざけ系の歌は特に。
849 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/14(月) 19:12:37 ID:py1B2z/r
機転が利くっていう点では、そりゃ鷹男の好みだろうなぁ。
850 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/17(木) 14:21:18 ID:TS0essR1
ここまで書き込みがないの久々に見た。
851 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/17(木) 23:46:41 ID:8Iij9WpM
>>847
男ならねー

>>850
書き込みたくても長期規制かかってて書き込めなかったさ
852 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/19(土) 12:14:07 ID:YVBJXCJh
人大杉長いな。
853 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/19(土) 15:19:36 ID:UItNj9PP
専ブラ使ってるから知らなかった
それで書きこみ少なかったのね
854 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/19(土) 17:22:38 ID:+4BvW6/D
私も書き込みないなぁと不思議に思ってた
未だに人大杉って影響あるんだなー
855 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/19(土) 22:04:09 ID:THyJjoiP
人大杉っていう言葉の存在自体忘れかけてた
856 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/19(土) 22:46:35 ID:AoOZvH8Z
>>832
今さらだがレス。
佐保彦兄妹は立場的には両方とも滅びの子であっておかしくないんだけど、（政治的には土地がほしい＋密通の疑惑でもかけられるんじゃないかと）
霊力を持つ真秀だけが永遠に生かす子だったように、佐保の霊力を鎮めてしまう媒者の佐保姫だけが滅びの子なんじゃないかと思う。
結局、真澄が死んだときも佐保姫が霊力を抑えていたから真秀は力を使えなかったしね。
力の増幅にはいいけど、能力を鎮められたらひとたまりもない。

ありえないが、真秀が佐保で永遠に生かす子として、佐保姫が滅びの子として育っていたとして、
敵に攻められたときに佐保姫が自分を捨てた国なんて、と力を使えないようにと祈ってたら
永遠に生かすほどの霊力を与えられた真秀だってどうにもできないもんな。
結局のところ、どう転んでも佐保は滅びる運命なんだろうな。


857 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/20(日) 00:10:43 ID:hLZTOiFr
>>856
運命の通りに話が動いてたら、で、どん底で成長しても、基本性格は典型的な王
子・姫キャラだよなーと思いながら読んでたから、王子・姫な真澄と真秀は割と
簡単に想像出来る。
真秀が巫女姫で真澄が首長なのか真秀が女首長も兼ねるのかはわからないけど。

野生児な佐保彦・佐保姫は何だか想像出来ないなw
自分達を捨てた一族なんて、とキレて真秀や神人の霊力封じる佐保姫も。
大闇見戸売も、神々の愛児にされてても「滅びの子」の子供達はやっぱり嫌いま
くってそうだ。
ついでに霊力ないから、息長で遭遇する以前に大闇見戸売母子が今どこで何して
るか、佐保側にはだだ漏れな悪寒。
858 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/20(日) 01:04:47 ID:yVq1xRKU
>>857
普通に立場違えばお互いの性格逆になると思いこんでた…。
まあ真秀は、並外れた霊力を現す巫女姫なら苦労も多いだろうから大闇見戸売のような性格かもとは思うが、
それは滅びの子として育ったままとあんま変わらない気がするし。

ただ確かに、佐保彦と佐保姫は神々の愛児として生まれてもかよわく簡単に虐げられ摘まれてしまいそうだ。
859 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/20(日) 10:38:12 ID:S/m8UvvS
>>856
でも永遠に生かす子の命を土壇場で一族の殺意から守ったのは
佐保彦じゃなく佐保姫の力なんだよね
一族が決定的な過ちを犯すのを防いだとも言える
皮肉なものだなぁ
860 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/21(月) 10:47:15 ID:Y3HvMaHm
御影と大闇見戸売が生まれる前から自分達の運命を知っていて、全て忘れたように見えて
どこかで覚えていたように、真秀兄妹、佐保彦兄妹も実は生まれた時には自分たちの運命
を知っていて、成長してからもどこかで覚えていたかもしれないって言うのはあるかな。
生まれたばかりの真秀が真澄に向かって笑いかけたとか普通ではあり得ないけど、御影た
ちみたいに生まれた時には自分たちの運命を理解していたからだと考えればそれも有りか？と。

真秀の霊力が同じ媒者の佐保姫スルーで真澄にだけ流れたのも、単純に真澄の方がいい+
耳も目も口も使えない兄を救いたい、と真秀が選んだからとか…。
佐保彦が妙に自信無さげなのも、佐保姫が真秀を庇うのも、微妙にそれが影響してるとこ
ろもあったとかさ。
861 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/21(月) 21:55:53 ID:yyBC2u1H
>>860
いや、真澄に真秀の能力が流れたのは御影がそう仕向けたのもあるだろうけど、
真秀と最も濃い血で繋がっているためじゃないの?
同母であることこそが一番の血の繋がりな時代だし。

佐保姫とは心の通いようがない状態どころだったか、あったこともない存在を媒者にはできないでしょう。
真秀は佐保彦が火事から助けてくれたのは佐保姫に重ねたせいだとショック受けてたし。
それに佐保彦は初登場時はえらく自信満々じゃなかった？
それじゃ美知主と太刀打ちできんと思ったほど傲岸不遜だったような…。

心の奥底で覚えていたとかは日子坐の言葉にもあったしありえることだとは思うが…。


862 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/21(月) 22:14:34 ID:fEpGBpar
>>861
同意。佐保姫に真秀の霊力が流れる理由が無いわな。
863 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/22(火) 21:00:52 ID:OdpXuhKv
あ、人大杉解除された。
昨日は確かまだ見られなかったのに。
864 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/22(火) 22:29:39 ID:gRd4Xlhr
ひと時の平和でした
865 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/22(火) 23:21:31 ID:a+gDKDyk
真澄の死後、真秀が佐保一族を呪う気概すら無くして波美王に拾われた時みたいな
虚脱状態になって佐保に留まってたら、速穂児的にはかなり好都合だったろうな。
むしろガッツポーズ的な意味で地面を叩いていただろうｗ
まあ長い目で見たらさらなる悲劇の序章フラグにしか見えないけど。
妄想だけど、そうなってた場合の佐保彦の気苦労を想像すると楽しい。
悪霊憑きみたいな有り様で里のあちこちに出没する妻。しかも対外的には滅びの子。
族人との板挟み＆精神崩壊した真秀との夫婦生活でＨＰ削られっぱなし
速穂児も那智の霊力を駆使してふらふら出歩く真秀のお守りに追われたり
お姉さん気分で真秀の面倒を見る佐保姫だけがハッピーな日々。
866 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/23(水) 00:34:00 ID:tEkMAsye
>>865
抜け殻状態でも、ぼんやりしてるだけで意思とか判断力はしっかりしてる感じだ
ったような＜真秀
そんな言うなりに佐保に残ったり佐保彦と夫婦になっ
たり佐保姫に面倒みられたりするかな。

仮に残らせることには成功したとしても、佐保彦と子供作ったり佐保姫を憑依者
にしたりするのは難しいんじゃないか？
867 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/23(水) 12:19:09 ID:XeoSlPO3
>>764
ｗ
868 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/23(水) 14:56:06 ID:wsQka07+
>>867
唐突にどうしたの？
869 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/23(水) 18:57:22 ID:e6oIX9kL
>>865
虚脱状態でも佐保姫に会ったら憎悪が燃え上がって即正気に返りそうだ
870 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/23(水) 19:33:19 ID:wZzBg7Ao
佐保姫も可哀想だよなあ
真澄の策略にかかり、姉のように慕っていた真秀に憎まれるなんて
871 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/23(水) 20:17:34 ID:kELBrjXO
策略ってほどか？たまたまあの場で会ったから利用しただけっぽい

大体速穂児が佐保姫の記憶消してなかったら
真澄に騙される展開にもならなかったと思うけど
872 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/24(木) 23:21:37 ID:hrJiZOzf
上の方のレスにあった佐保姫の望みで美知主のコマとして大王に嫁ぐ真秀、は有り得
ないと思うけど、美知主と手を組む真秀は案外ないことなかったりして。

真秀は元々美知主のお気に入りだったし、須久泥王の言う通り和邇・息長・佐保の血
を引いてるから、佐保滅亡後春日一族興す時に利用出来そうだ。

真秀は真秀で真澄が美知主の息子として甦ってるから、日触が真澄だとは気が付かな
い、恋愛感情ではないにしても何となく日触に惹かれるものを感じて、日触が望んだ
ら春日の日触王と呼ばれるようになる手助けするようになる展開もあったりしてなと。
873 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/25(金) 00:26:15 ID:m/yZguvz
真秀はもう大和の人たちとは関らずに生きていくのかと思ってたよ。
波美の仲間としてとかさ。
真秀の性格から行くと波美でやっていけそうにないと思うけどね…
何かあっても霊力で解決、波美を抜けて殺されかかっても霊力で撃退できるからな・・・・
874 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/25(金) 08:40:33 ID:xT9gSotr
>>872
でも真秀は美知主のことも憎んでるからなあ…
日触とは何らかの形で接触しそうだけど
美知主と一時的にでも協力に近いことするのって想像つかない
寧ろ佐保が滅んでも美知主や和邇の天下になるのも嫌だと思って何かやりそう
875 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/25(金) 19:00:45 ID:W0t1NXbb
真秀はこれから傍観者になるんだと思ってた
自分から積極的に動く事はなさそう
佐保の滅びを静かに見て、自分も静かに去って行くってイメージがある
876 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/25(金) 23:01:55 ID:159B3tZL
>>865
想像して一番恐かったのが何もかも忘れて一人ハッピーな佐保姫だったｗ
独得の不気味さがある。
877 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/26(土) 23:00:13 ID:ICpr0JZB
>>873
初期の頃の真秀ならまだ勝気でも誰とでもうまくやっていけそうな感じがあった。
でも後期真秀は随分自立心の強い人になってたからなー。
実際一人でも十分やっていけそう。

だけど息長を飛び出した後スクネ王の紹介で世話になってた女の子や、
真澄の死後佐保を出た後に知り合った人達とは割と懇意にしてたので、
和邇・息長・佐保以外の人達とはそうでもないのかもしれないが。
878 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/27(日) 10:47:55 ID:xFxkfFER
色々悟った後も基本的な性格が変わったわけじゃないからな
何でも1人で出来るようになったから自分から他人に頼ることはないけど
親切にされたら自分も好意的に接するし、
別に自分から敵を作る言動はしてない
好意には好意で返すし危害を加えられたら報復するって感じじゃない？
879 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/28(月) 12:31:48 ID:kSQUmpQI
>>858
王族として育っていたら、真秀のキャラは微妙に子供っぽくなっ
てたと思うなー。４巻頃までは苦労して育った割に幼かったし。
負けん気や気の強さはそのままだろうけど。

戦か何かでも起きない限り命の危険に晒されるようなことはないだろうし、
母親や年の離れた兄、族人に愛されないなんてこともおそらくないだろうから、
母親に愛されなかった佐保姫よりもある意味で子供らしく成長するかも。
巫女姫の霊力でいろいろ知っても、巫女姫経験者の母親や媒の真澄が
神々の愛児状態でなかったらある程度はフォロー出来そう。
880 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 13:34:59 ID:E2P1Jh2b
御影はもともとの運命なら天然度はどの程度になるんだろう。
本当に自分の霊力だったら、妹姫よりも何かと安定してるかもしれないね。
881 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 14:46:33 ID:bS96JbTk
日子坐の悪辣ぶりを知りながらも惹かれて、来世でも…と望むくらい
恋に生きる女になりそうだ
882 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 16:23:01 ID:E2P1Jh2b
うん、結局「ひとめで…恋」しちゃうのかなー。その場合、真秀の父親は誰になるんだ。
結局美知主が襲いかかるんだろうか。
883 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 17:35:49 ID:n30hX2MZ
>>882
日子坐は日子坐でどういう状況で出会っても、全てわかった上でやり直せる
としても御影と共寝していた、来世で巡り会っても御影に惹かれるだろう、
と結論してたし、この二人はそんな運命なんだろうなと思う。

真秀の父親が誰になるのかは確かにわからないね。
御影と日子坐が結ばれてってなると、佐保は日子坐の望みのままに和邇に組み
込まれて、日子坐存命中のかなり早い内に春日一族を名乗っていたかもな。
884 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 18:04:21 ID:eQ3jbQRh
その場合真秀の父親も日子坐じゃないのかな
佐保の民も渋々ながら日子坐が巫女姫の夫になることを認めて普通に夫婦になってそう
885 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 18:26:51 ID:yQMfbM4y
日子坐って、神々の愛児ではない御影にも惹かれるんだろうか？
あの屈託のなさに惹かれたように見えたから、下手に知恵持った御影には
他の女と同じような扱いってなりそう
886 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 18:52:29 ID:nYIVjlFz
しかしあの屈託のなさ故に、御影を捨てて美知主に押し付けたくらいだからなぁ
神々の愛児ではないが、それでも自分のダークな部分も含めて惚れ抜いてくれる
御影を愛して、末永く添い遂げそうだ
887 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 20:01:09 ID:ZbCCWB8V
顔は日子坐そっくりだけどこれまた天然で憎めない王子の真澄と
佐保を永遠に生かす霊力を持つ気丈な真秀が生まれて…となったら
本当に幸せな家族であり、一族だったかもな
佐保彦が歌凝姫を妻問いするとかより、もっとずっと平和な形で
佐保は他族と繋がるようになったかも知れない
888 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 20:05:27 ID:o1Bk2Mmp
前のままでは生き残れない佐保に新しきものをもたらしてくれる人、ということになってるかも、巫女姫御影の脳内では。
で、日子坐は御影に隠し事もできないし、野心とか、底までわかってくれる御影を愛するかもな～>>886さんも書いてるが。

ただ、彼は女漁りは止めなさそうだし、そこは古代のおおらかさで嫉妬心は起こさないんだろうか？
彼にとって自分が一番だからと思うだけで、無問題？
889 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 22:29:20 ID:E0NZjNhV
その状態でいくと真秀は春日一族の後見受けて大王に妃入りすることになるのかな。
美知主の娘だとすると息長の後見なんかも受けたりして。
それとも巫女姫は霊力が薄れたりしたらいけないとかの理由で門外不出なんだろうか。
あれだけ武力に優れた一族なら霊力なんて今更なくてもいい、って風になるかもだけど。
890 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 22:53:26 ID:OZG+dgVb
>>889
佐保の血をつぐ巫女姫なら大王へ嫁ぐのも大丈夫でしょう。
ただ大王側へ巨大な霊力を持つ巫女姫を嫁がせたくはないかも。
同族と結婚させて、取り込むほうがよさげ。
891 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 22:55:50 ID:/JjT/2QQ
氷室作品で唯一、銀金だけが異色のように感じて受け入れられないのは
自分だけだろうか・・・。

ジャパネスクから氷室作品にはまって、既刊はほぼ全て読んだんだけど
どれも面白くてワクワクしながら読んだ。
ちょうど時を同じくして銀金の連載が始まったので、新作ktkrと喜んでいたら
作品のトーンが暗すぎて全然ダメだったんだ。
当時は幼かったからか？と数年前に銀金の中古本を入手して一気読みしてみたが
今でもやっぱり苦手だった。

作品をけなすつもりは全然無くて、純粋な疑問なんだけど
他の氷室作品と銀金の相違点って何なんだろうか。分かる人がいたら教えて欲しい。
892 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 23:06:57 ID:yyuhOYxX
>>891
単に相性の問題では？
自分は、ざ・ちぇんじで氷室作品に注目し、ジャパネスクで嵌り、銀金でブレイクした感じで
異色だとは思わなかった。
延長線上にこの作品が書かれたという風に受け入れられたからなぁ。
893 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 23:13:05 ID:ND35a3rK
自分にとって、異色と感じられるのは「海がきこえる」だな
894 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 23:24:39 ID:oEWlEu2E
>>891
クララから入ったから、気持ちは分かるなぁ。
異質とは思わないけどぶっとびすぎてついていけない描写もあった。

一つには時代が求めたものとしてファンタジー要素があるんじゃないかな。
それがうまく古代と結びついてるんだけど、
それまでを読んできた自分には、氷室作品にそれまであったリアルさを感じなかった。
895 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/29(火) 23:32:09 ID:yQMfbM4y
銀金は、ヤマトタケルがあったから別に違和感なかったな
ヤマトタケルより女の子受けしやすいようにして派手にした感じだけど
896 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/30(水) 00:04:29 ID:yyuhOYxX
ヤマトタケルは、正直キャラに血肉が通っている感じがしなかった。
銀金は良くも悪くもキャラがリアル。
嫉妬や憎しみといった負の感情もよく描けているから
苦手な人は苦手なんだろうな。
897 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/30(水) 00:27:50 ID:ZQT+5w5k
私は氷室作品何でも好きだけど
クララ好きだけど銀金は嫌い
銀金好きだけどジャパは好みじゃない、とか
そういう人がいても不思議ではないと思う
898 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/30(水) 04:04:08 ID:kSDrnl3J
自分は、「ターン」だけは受け付けなかった。
好きな作家の作品でも、どうにもならない作品ってあるものだと実感した瞬間だった。
899 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/30(水) 04:15:27 ID:rt2kUZsx
私が受け付けなかったのは
ガールフレンズに収録されてた脚本物
900 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/30(水) 09:18:54 ID:Pj38iYF4
駄目だったのは「海がきこえる」だったなー。
自分の中に何も響かない感じだった。
続編は読まなかったので、もしかしたら読めば感想かわるのかもしれないけど。
「ターン」や「冬夏」なんかの現代恋愛物は好きなんだけどな。
「いもうと物語」のような作品も好き。
901 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/30(水) 17:54:23 ID:EONapPnm
自分は、「海がきこえる」と「冬夏」「なぎさ」「多恵子」かなぁ。
一応読んだけど、他の作品ほど、夢中にはなれなかった。
氷室さんの現代ものは、ジャパネスク書く前に書いたものの
ほうが、自分的には面白かった。
902 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/30(水) 21:51:43 ID:OQ3iYlgL
こう並べると、多彩だな。
自分はどれも楽しく読んでいるけど、上にもあがっている
海が聞こえるは、その他の氷室作品とは異色のように感じた。

海が聞こえる以外は、カラっとした筆致で書いているから誤魔化されがちだけど、
人間の生臭い感情とかを真正面から書いているような。
903 ：イラストに騙された名無しさん：2008/01/30(水) 23:08:28 ID:KYoNutQJ
海が聞こえる、好きだ
なぎさや多恵子、北里シリーズと同様、
瑞々しいけど、ちょっと窮屈さを感じるホロ苦さがいい

ジャパネスクやちぇんじも好きだし
さようならアルルカンや白い少女達の暗いリリカルさも好き
少女小説化は死なないには死ぬほど笑わされた
あらすじ読んで駄目そうと思った冬のディーン夏のナタリーも大好き

でも一番好きで大泣きしたのはシンデレラシリーズ
王妃のりんごの木の下での逸話やオディールの苦しみ、ミステリーでの最後のオディールの台詞
何度読んでも泣けるよ
904 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/01(金) 22:13:02 ID:t3LkRmGI
>>546
物凄い亀でｽﾏｿ｡

逆に自分達を永遠にいかす子だと信じ込んで一か八かで（駄目なら共に
死ぬ覚悟で）飛び込んだ、はないかな。
自分は大王に寵愛されてるしお腹に子供もいるからひょっとしたら
助けて貰えるかもしれないと思って。
実際は史実通り彼女に出てくる意思がないと分かった時点で諦められて、
中に残ってる状態で火をかけられてしまうんだろうけど。
905 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/03(日) 01:19:21 ID:fkhhwycx
亀にも程があるよｗ
906 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/03(日) 07:35:05 ID:jGWD2YnR
シンデレラシリーズ、読んで見たいけど手に入らない
他にもガールフレンズとかクララコミクスとか入手してないのが結構ある
新刊はまず無理だし、古本でも探してるけど
コバルトや古い少女漫画は売り場すら無かったりする
ネットでも品切れ続きだし、完全に過去の人になろうとしてるのか・・・先生
907 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/03(日) 16:53:15 ID:v3BaAg64
自分はブクオフとか古本市場みたいなマンガ中心の古本屋で集めたよ。
古いコバルト作品がわんさかある。
あとはamazonマーケットプレイスも利用しました。

先生は過去になりつつあるけど、クララが中学生向けアンソロジーに再録されたり、
ジャパネスクが新装版＆マンガ連載再開されたりするのを見ると、
作品自体は現役なのにな…と寂しくなる。
908 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/03(日) 20:26:39 ID:couSXUQ7
amazonでなら手に入るよ＞シンデレラ
アグネスは結構な値段がついているね
909 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/03(日) 23:32:13 ID:uie68cP8
「少女小説家は死なない！」と「ヤマトタケル」が見つからない。

絶版になってない作品でも、普通に書店で買える物が少ない。
「いもうと物語」やジャパネスク漫画の文庫版・人妻編のコミックスは
割と簡単に手に入ったけど、小説の「新装版ジャパネスク」、「クララ
白書」、「銀金イラスト集」はネット書店以外では買えなかったよ。

やっぱり新作や続編が出ないとどれだけ作品のクオリティが高くても過去の人に
なってしまうのは仕方ないんだよなぁ。寂しい話だけど。
910 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/03(日) 23:58:36 ID:UtHSkjBe
都内だと古本屋でいくらでも見かけるんだけどな。
ジャパネスクがセットで３００円だった。
911 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/04(月) 07:43:19 ID:E1OnrWVn
以前色々な少女小説を処分した時に
コバルトは文庫自体が稼動してるので大丈夫だったけど
講談社X文庫は、古本市場とブクオフを20店以上回ったけど
１軒しか買取やってなかった（その１店も古紙回収より買取価格低かった・・・）
X文庫な時点で即買取不可と言われ
他文庫でも、ラノベはOKだけど少女小説は積極的には買取しませんって感じだった
少女漫画も縮小気味だしね・・・
912 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/04(月) 09:19:39 ID:Gg/S33l0
＞909
ネット古書店で在庫あるみたいだけど
913 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/06(水) 09:42:59 ID:xJk/imjZ
銀金は、途中までは惰性で読んでたな。６巻ラストあたりでストンとはまって、
その後１巻から読み直したら前半部も面白くなった。
リアルタイムで読んでたときは若かったから、いろいろ吹っ切れて孤高のヒーロー
まっしぐらな真秀に憧れたのかも。
海がきこえるは、若い頃のイタい部分を容赦なく書いているけど、なぜか嫌な
感じがせず、懐かしくなるあたり氷室さんのセンスなんだろうなと思う。
914 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/06(水) 13:12:15 ID:8gq1JUgr
私は逆に、銀金の後半の巻はほとんど読み返さない
銀金好きなんだけど、何度も読み返すと精神的に疲れてしまう
何度も繰り返し読み返すのは、ざ・ちぇんじとジャパネスクが多いなぁ
915 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/06(水) 23:10:22 ID:1OnZHwnR
銀金は他の作品と違って、話が進む毎にヒロインの真秀が半端なく悲惨な境遇に
なってくのが読んでてしんどかった。
その容赦ない生きてる感が作品の持ち味なんだろうけど。
916 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/06(水) 23:13:21 ID:pmm+1KHF
銀金は作品の評価とは別に、読んでて楽しい度が低い
読んでてしんどくなるに同意
後半になればなるほど、キャラに感情移入してしまって
余計に辛くなる
917 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/07(木) 19:53:42 ID:bzN1qTqo
精神的に余裕のある時しか読めないな
918 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/07(木) 22:55:47 ID:sy7tem2U
自分は逆だな。
精神的につらい状況にいる時に読むと、励まされるよ。
銀金と十二国記の月の影～については、特に。

ラノベは主人公が精神的に本当につらい状況に追い込まれることが滅多にない。
必ず主人公に全面的に味方してくれる仲間がいて、本当に追い込まれる前に常に庇って励ましてくれる。
でも現実は…。
精神的につらい時にそういうラノベを読むと、いかにも作り物っぽいというか心に響かない。
という自分は少数派なのかな？
919 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/07(木) 23:17:11 ID:LS6GVyj5
自分は彩雲国読むと精神安定なので、確かに逆だわｗ
銀金は、完結して無い頃は何度も繰り返し読んでたんだけど
完結後は、最後がわかってるだけに余計に辛くなっちゃうのかも
920 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/07(木) 23:23:41 ID:sYYuzA1E
完結後って・・
921 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/07(木) 23:24:19 ID:LS6GVyj5
言い方おかしかったかな
一応あれで完結だと思ってるんだけど・・・
922 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/07(木) 23:25:50 ID:LS6GVyj5
言い方間違えてるようだったら「最終巻」と訂正します
ごめんね
923 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/07(木) 23:46:25 ID:rbB+NEo7
いや、たぶんそのどれも逆鱗に触れるだけじゃないかと。
「第一部完」あたりにしといたほうがいいんじゃない？

佐保彦の章どころか全六部予定だったのに第一部だけ完結だからな・・・
924 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/07(木) 23:50:55 ID:MbdwUiZl
「もう続き読めないの？？」ってナーバスになってる人が結構いるってことですな
925 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/08(金) 00:16:10 ID:ROtifEIP
新章あるとしたら、また1巻から始まると思うから
最終巻で、いいんじゃないの
926 ：919：2008/02/08(金) 01:44:33 ID:8Rnsx5Vu
>>923
同じく

>第一部だけ完結だからな・・・

の意味で使った「完結」です
銀金再開について変な意図はないの、ごめんね
927 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/08(金) 04:04:27 ID:vi2Wzo0x
多くのファンが諦めていた漫画版ジャパネスクが復活したみたいに、
銀金が、というか氷室さんが、いつか復活するんじゃないかと夢見ているファンがまだまだいるってことね
928 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/08(金) 11:09:39 ID:ezja7mWf
銀金はあのままあのペースで順調に続きが出ていたとしても、
２００８年現在でまだ全章完結していない可能性もあるかと思うと恐ろしいよ。
序章より本編の一章一章の方が短くなってた可能性もあるけれども。

真秀主人公の「真秀の章」が序章で、佐保彦主人公の「佐保彦の章」が本編第一部。
それが完結したらまた多分新しい本編第二部の「誰それの章」が始まって…、
って感じで全六部完結までいく予定だった？んだろうか。
929 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/08(金) 11:45:14 ID:wqnyG5Gp
>>923
それぐらいで逆鱗に触れるの？w
930 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/08(金) 12:57:15 ID:XcB7QEmk
銀金好きだけど正直続きはでないとおもってる
931 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/08(金) 13:41:30 ID:t2qk+TV8
某ファンタジー大作も新作出るらしいから、夢だけは捨てないでおこうぜ！
先生本人の復活があればそれでいいんだけどね。
932 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/08(金) 21:54:14 ID:Uel5XHAX
「真秀の章完結」なら間違ってないね。
逆鱗に触れるというよりは、もはや銀金に「完結」という言葉が程遠くて
苦笑いしちゃうんだが。
933 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/09(土) 00:11:12 ID:SAP8JxNh
章ごとに「何々の章」と人名が付くのがﾃﾞﾌｫなら、佐保彦の章のあとの残り五章
に誰(どの人物の転生先かも)の名前が付くかだけでも知りたい。
934 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/09(土) 08:37:14 ID:4+Y61UlE
銀金は諦めたから、クララアグネスを修正なしで新装してくれ。
永久保存したいが、持ってるのは日焼けがひどい。
935 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/09(土) 09:41:12 ID:T3URYGbC
ワープロもしくはスキャナとOCRソフト使って自分で電子化しなされ。
936 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/10(日) 00:29:27 ID:gy/ijUCl
私もクララアグネスは一生もんの宝だ。
悲しいかな、誤植が多いのでそれ直した修正なし版が出たら絶対買うなあ。
937 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/10(日) 03:11:45 ID:s6NpX95N
同じくクララシリーズと雑居時代は何があっても死守する
クララに修正が入ってるというのを知って捨てなくて良かったと心から思った

＞悲しいかな、誤植が多いのでそれ直した修正なし版が出たら絶対買うなあ。
それに虹子さんの番外編入れてくれたらもっと嬉しい
938 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/10(日) 04:09:32 ID:69sF6BbI
>>931もあの国の民なのか
仲間だｗｗ
自分も銀金に希望が…！って思ったら銀金の方が期間が長かった
939 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/10(日) 14:46:07 ID:1kO+7Xbq
ここの住人とはとことん本の趣味が合う。

実は多くの氷室作品の中でクララだけ読んだことがない。
刊行当時は興味をそそられなかったせいだけど、
氷室作品に（自分の中では）ハズレがなかったことと、
ここでの評判を見てみたら、
入手したほうがいいような気がしてきた。
940 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/10(日) 21:02:44 ID:Kl7AHrSL
>>937
>虹子さんの番外編

すみません、それいつ出たんですか？
941 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/10(日) 21:20:12 ID:1kO+7Xbq
1985年冬号「お姉さまたちの日々」
942 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/11(月) 16:39:26 ID:X5LTcVoC
ジャパネスクの帥の宮編ラストで、煌姫ってどうなりましたっけ？
どこかの家に引き取られて白いご飯の野望を達成できたのか、
また瑠璃の家の居候に戻ったのか、記憶にない・・・
原作本が手に入らなくて確認できないし、山内さんの漫画の完結まで待つのも
気が遠くなるのでｗ、覚えてる方、教えてください。
943 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/11(月) 17:09:44 ID:Ct1g/CvP
瑠璃のところに居候のままじゃなかったっけ。＜煌姫
あの人は何となく結婚しないまま終わりそうだw
944 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/11(月) 17:34:32 ID:UDY2U/O2
ラストでは、高彬の別荘にいるんだよね？
由良姫を慰めているってことだから
大怪我した高彬や瑠璃姫も一緒だけど
945 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/11(月) 18:53:28 ID:VjkBn56h
多分形式上は既に瑠璃預かりじゃなくて、由良預かりじゃないかな。
946 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/12(火) 23:23:15 ID:xm8fOOi/
おねえさまたちの日々とか、銀金後日談とか
コバルトに載ったけど単行本未収録というのを
かき集めて出版して欲しい
再録とかで無理やりボリュームアップして内容薄っぺらとかでも
文句言わないから、やってほしい
氷室先生に新たに何か書いてもらうという希望も捨てちゃいないけど
実現可能そうなことから、とりあえず何でもいいから何か出して欲しいよ
今ならまだ、需要があるはず・・・
947 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/13(水) 00:15:16 ID:FgsQWEJi
でもどのレーベルでだすかという問題が。

現在中年女性向けの商品をコバルトからだすのは営業的にアレだろうし、
かといってじゃあどのレーベルからだすかとなると。

集英社以外からだす方がまだ簡単かね？
948 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/13(水) 00:29:54 ID:c8heC7Hl
コバルト文庫から出すのに特に問題は感じないけどなぁ
中年女性だけが対象じゃないし・・・
949 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/13(水) 08:19:44 ID:+7J4P+Gu
>集英社以外からだす方がまだ簡単かね？

いや、簡単じゃないでしょう・・・
950 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/13(水) 10:20:24 ID:d25UAW3V
>>946
え、未収録の銀金後日談なんてあるの？
真秀の章最終巻に収録されてた「月がみていた」でなくて？
951 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/13(水) 11:18:19 ID:EnBXcQEV
氷室冴子全仕事みたいな本が出て欲しい。いや、ご本人復帰が一番だけど
既刊リスト、単行本未収録の作品やエッセイ、銀金の構想ノートみたいなのが収録
未収録作品は付いてたイラストも見たい
952 ：946：2008/02/13(水) 11:44:46 ID:+7J4P+Gu
>>950
ゴメンゴメン、「月がみていた」ではなくて
銀金連載終了後のコバルトで、先生のインタビューか特集か何かの
後日談があったのかと勝手に思ってたの
先の展開について自分の知らない話が結構このスレで出ていた気がしたので
当時のコバルト本誌で、何か先の展開について先生のインタビューとかがあったのかと・・・
953 ：950：2008/02/13(水) 12:18:52 ID:d25UAW3V
>>952
こちらこそ勝手に解釈してｽﾏｿ

そういえば氷室さんが佐保彦の転生先は春日氏、次は恐ろしい大王と美しい妃の話、
とかいろいろ発言してたと書き込んでくれた人いたね。
954 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/13(水) 23:11:14 ID:UNXxVZk4
>>952
確か、先の展開についてちょこっとインタビューで答えて
いたと思う。番外編は無かったよ。

なんだっけ、最後は聖徳太子のお父さんの世代で終わるとか
そんな感じの話だった。
955 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/14(木) 01:38:47 ID:2DOFVARR
>>951
既刊リストや未収録作品が入ってた対談・アンケート集が
冴子スペシャル・ガールフレンズだったっけ
また、ああいうの出て欲しいね
未収録イラストも収録して欲しいね
未入手なんだけど徳間から出てる冴子読本も
そういう感じの本なんだろうか
956 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/14(木) 03:10:41 ID:lf4wyGnn
>>955
氷室冴子読本はガールフレンズよりあとの出版だから、また違って面白いよ
入手オススメする。
海がきこえるのアニメ化記念本みたいな感じだけど、氷室さんの人となりがよくわかる
957 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/16(土) 01:32:54 ID:lSDmhRQZ
作者の選ぶ好きなキャラクターランキングでも男性キャラでは一番上だった?なぎ
さボーイのなぎさの魅力がよくわからん。
作者は優柔不断な男性キャラが好きなのかな。
女性キャラは結構すっきりはっきりきっぱりしたのが多い気がするが。
958 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/16(土) 14:25:01 ID:CLjAJQ3f
なぎさの場合は初々しさじゃないか？
恋愛ズレしてない純真ぽさがいいんだろ。いい男になれよと。
959 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/16(土) 14:40:24 ID:9StJ2NCo
どっちにもいい顔できるようでできない正直な不器用さがいいのかね。
その不器用さに当事者の女２人が振り回され、野枝には酷評される、と。
960 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/16(土) 21:55:50 ID:cPzOkxBe
小学生のときの日記に、なぎさボーイを買って読んだ感想が書いてあった
あのころはなぎさが多恵子と槙さんの間で揺れる気持ちが
さっぱり理解できてなかったな・・・なんで二人を同時に好きになったり
できるの？？？って感じだった
氷室先生、多恵子はうざくて嫌いなんだよね
961 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/16(土) 22:54:08 ID:nyb6UIVa
>>960
＜氷室先生、多恵子はうざくて嫌いなんだよね
氷室さんがああまできっぱり特定キャラをうざい、嫌いとかって
書くの珍しいと思ったから妙に印象に残ってる。
槙はあー、氷室さんこういう子好きだろうなって感じだった。
962 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/17(日) 08:19:34 ID:71ZPH/0n
自分が生み出したキャラクターなのに嫌いなの？
963 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/17(日) 10:37:00 ID:G2ZfB++g
本妻と愛人って感じだなー多恵子と槇。
自分は多恵子嫌いじゃなかったけど、どういう子かって語ろうとすると…あまり印象にない。

１人称視点で語らせるという点では、多恵子は多方向でいろんなキャラをよく見てる印象があるな。
槇視点で描くと、何となくだけどすごく視界が狭くなりそうだ。
964 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/17(日) 11:35:34 ID:DDdtycnZ
でも、多恵子ってﾓﾃﾓﾃだったよね。
仲良しｸﾞﾙｰﾌﾟのなぎさ、北里、三四郎。ｲｼﾞﾒっ子の加納くん、合唱部の先輩、家庭教師が同じだった男の子、学校一の秀才。
しかも、女の子の友達も多い。
男の子が好きなタイプでも、その男の子の事が好きな女の子からみたら歯がゆいタイプなのか。
965 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/17(日) 13:13:34 ID:F5EBmEqt
美人じゃないけど、ああいう面倒見の良い明るい女の子って学生時代モテるよね
実際は結構ドロドロしたものを抱えているけど

多恵子って、自分の本名が小恵子だから憧れの名前だと以前言っていた
恋する女たちの多佳子もそういう意味では憧れの名前だったんじゃないかな
（多佳子本人は緑子の名前に憧れていたけど）
憧れの名前をつけるぐらいだから、最初から嫌いではなかったんだろうけど
描いているうちに作者も予想できないぐらいけっこう鬱陶しかったのではと推測
多恵子ガールは1人称だし、作者はずっと付き合って掘り下げなきゃいけなくてしんどかったのかも
966 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/17(日) 16:58:48 ID:UqGAF0F1
今本が手元にないので細かいとこがちがってるかもしれないのだけど
中学時代の調理実習で北里くんが指を切ってしまって多恵子がとっさに
傷の血を口ですってくれたとかいう描写なかったっけ？
なんか他の小説とごっちゃになってるかな？
967 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/18(月) 06:54:08 ID:o+DXpK/O
口で吸ったかは覚えてないけど、
指に輪ゴムを巻いて、あとで保健の先生に注意されるっていうの、なかった？
968 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/18(月) 07:52:54 ID:FcPnBubE
北里の切った指をとっさに口にふくんだ上で、
手振りで周りの子に輪ゴムを要求、きつく巻いて止血して、
「今はこういうの（止血のしかた）ダメらしいんだけど、
　応急処置だからね」とか言い訳っぽく呟いてたけど
その後案の定保健の先生に「これは危ないのよ」って言われて顔真っ赤、
そんなこんなに北里ドキドキ、という流れだった筈。
966と967両方正しいと思う。
969 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/18(月) 14:32:33 ID:yoTJ1Uyq
そういうのとか、松宮君の前で死んだお母さんのこと言い出した挙句
勝手に涙ぐんで肩を抱かれてしまったり
無意識だし計算なしだろうけどなんか男をおとすテクって感じだわｗ中学生にして
970 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/18(月) 14:54:22 ID:gsdRXC/L
なぎさをウブ？と捉えるなら、その裏返しなんだろうけどね。
多恵子の無防備さは。
自分の恋心には自覚的なんだけどね。
971 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/18(月) 18:40:15 ID:FqorAnDq
本当に多恵子は無意識に、男の子達を惑わしてる
おせっかいで優しくして、惚れられるだけじゃなく、
なぎさの前で涙流して逃げたり、北里ん家にプール帰りの濡れた髪で一人で訪ねたり、色々。
972 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/18(月) 22:40:25 ID:Um2Zj6sA
多恵子好きじゃないけど、
「多恵子への嫌がらせだ」
と渚に言われて
「どうしてそんな酷い事するの」
と言って泣いてしまうシーンはたしかに胸をつかれたな
973 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/19(火) 20:26:12 ID:zJLr/MAR
うーん、いつもはうるさくておせっかいなのに
教室の窓や競技場の応援席でひっそり見てる多恵子が好きだったよ･・
なぎさが陸上部の先輩に言われてやっと気付いて窓を見上げたら
耐え子がそっと隠れるシーンが好きだった
974 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/20(水) 19:23:04 ID:wRRaOBhq
よしながふみの対談集で、パーティーに出席している氷室さんの話が出ていてるみたい。
中身読みたいから、今度本屋行ったら探してみます。
975 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/20(水) 20:16:23 ID:H97zjTfl
対談集ということは、おそらく原典が別にあるってことだよね。
可能なら初出がいつのものなのかもチェックしてくれるとありがたい。
976 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/21(木) 00:20:25 ID:jgjsbzeO
>>974
>>975
前スレで既出だよ
このスレの>>38にもチラッと話題に出ているかと

977 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/21(木) 10:20:53 ID:5VLmLABr
対談集には、パーティーに出席した時の話とは書いてないよ
なんか他の情報と合わせてそう結論づけたのなら、すまんが。
ちなみに、萩尾望都×よしながふみの対談は、この単行本用に語り下ろし（そう言うのか…）
氷室さんと萩尾さんと、とある男性とで、有名少女漫画NANAの話題になったということが
２行くらい書かれています。それ以外の氷室さんの情報は無しです。
978 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/22(金) 22:10:15 ID:dXO2IFz8
作者の好きキャラランキングだと、女性キャラで瑠璃姫と一位争い
してるしーのもよくわからなかった。
個性派揃いのクララシリーズの中でも圧倒的に普通の子っぽかったし。
979 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/22(金) 23:11:24 ID:Ye/mdZFw
平凡な主人公って学園ものの定番かもしれないけど、
突飛で強烈なキャラ揃いのあの中ではしーのは癒しじゃないかな。
不細工ではないが目を引く美人というわけでもなく、
成績も悪くはないが超優秀でもない普通の子、でも友情に篤く
明るくて社交的というの多恵子とかぶるとこがあるけど、
作者が言うところの多恵子のウザさがないのがしーのって感じ。
980 ：イラストに騙された名無しさん：2008/02/23(土) 10:28:47 ID:cJeZiRS0
ところでみんなの好きキャラは？
（嫌いキャラは荒れたらなんだし、言わないでおいて）

自分は瑠璃姫。
一番好きな作品はクララなんだけど、キャラ単体では瑠璃姫。
元気なだけのヒロインは世に一杯いるけど、瑠璃姫みたいなんはいそうでいない。
981 ：イラストに騙された名無しさん：
取り合えず次スレを