ラ板住人のラ板住人によるラ板住人のための一行リレーラです。
<ルール>
・一レス一行にまとめること
・前の人のレスを受けて展開させること
<禁止事項>
連投/夢オチ/下ネタ/即死/ライトノベルをラノベと省略すること/流れを読まない粘着/スルー /死亡した人物のしつこい復活
次巻は
>>980が出版することとします。この辺例外もあります
過去ログは
>>2-3あたりにあります。
「朝だ!今日も素晴らしい朝が来た!さて今日は何をしでかしてやろうか」
「とりあえず朝メシ食わなきゃな。金無いけど」
「自販機の下の小銭探すかな」
ドゴス!「なーに、恥知らずな真似してるのよ馬鹿兄貴」「ぐはっ、桜子もう少し兄に対する敬意を払え」「じゃあ、もっと尊敬出来る事をしてよ」
桜子は後頭部を踏みにじる足に力を込める。さすがに勘弁できない。「桜子ォオオ!」「ハァ、何?」「……スミマセン、足、退けてください」「けっ!」その愛らしい顔に思いっきり渋面を作り、踵を返す。「ああ、今日も死なずに済んだ」俺は、手の中の小銭を握りしめた。
23円……。なぜ自販機の下に1円玉が転がってる?嫌がらせか。
だが、その小銭には瞬間接着剤がつけられていた。マジで嫌がらせだ!!くそ、誰の仕業だ!?「はっはっは!!かかったな。俺の勝ちだな!!」「その声は!!」振り返ると馬鹿がいた。「今日こそこの俺、六代目孫悟空こと猿ヶ島三郎様が世界最強である事を思い知らせてやる」
なんてありがたい事なんだ。涙がこみ上げてくる。こんな事をしてくれるヤシは生まれて初めてだ。「ありがとう、早く思い知らせてくれ!!」
「ならば俺様の鉄拳を……」三郎が拳を振り上げたその時、「ええ加減にせえや!!」三郎は突如乱入してきた誰かに殴り倒された。「お、お前は我が終生の好敵手。牛魔王のあゆみ!!」「誰が牛魔王やねん!!このどアホ!!ええ加減にせえや。三郎」同じクラスの神凪あゆみだ。
なんだなんだ、どうして平日の朝っぱらから俺んちの前にクラスメートが集合してるんだぁ?
ふと俺はカレンダーを見る。山田祭?外から声が聞こえる。「山田!山田!山田!山田!」俺のことなのか?そうか今日は俺を祝う日なんだ。俺は外に飛び出した。「俺が山田だー!!」と思いっきり叫んだ。
「いやお前の名前綾裂やんけ」三郎にツッコまれた「ばれたか」「ばれいでか」
「つーか。三郎。お前、いつの間に家の中に、喧嘩なら外でやろうぜ」「いや、あゆみに追われてるんだ。今日のあいつは機嫌が悪くてマジで殺されかねん。だから、な、しばらく隠れさせてくれ。頼むよ。綾裂」三郎は土下座して頼んできた。
綾裂「やめろ・・・そんな目で私を見るなー」綾裂がひるんだ。今がチャンスだ。三郎は懐に忍ばせた匕首で綾裂の首を切り裂いた。切断された生首が宙を舞う・・・
「ちょっ、首なかったら何も見えないじゃないか!メガネメガネ…じゃなくてアタマアタマ…」
俺は自分の首を自分につけた。「よし、これでもう大丈夫だ」「ちきしょー!!やっぱりお前はこんなんじゃ死なねえか!!」三郎が悔しがる。
説明しよう。綾裂はサイボーグだから、首をはねられても死なないのだ。
そうあれは五年前「やめろぅー、何をする」「ふっふっふっ、綾裂祭くん。君は選ばれたのだサイボーグ第一号に」「よせー、糞爺!」グシャ!「あれやべっ」
「あ、やべ殺しちゃった・・・これって過剰防衛になるよな、やべー」という事があったのだ。
その後、謎の円盤に掠われかけたり、妙な定期を拾って電車に乗ったら星々を巡る旅に出たり機械の体を貰ったり。宇宙海賊になったり、妹が百八式まであったりした。
「と言う事があったのだよ桜子。どうだ、すごいだろ尊敬できるだろう」「はいはい昼間から寝呆けないでね馬・鹿・兄貴」
「おい、綾裂!!昼飯まだか?この孫悟空様を待たせんな!!」「三郎、お前まだいたのか!?つーか、昼飯食う気かよ!!」
「わーった、わーった、はい、昼ごはん」綾裂が差し出したのは、ネコの顔がプリントされた缶詰だった。
猫缶をウマそうにがっつく三郎を置きざりにして俺はこっそり家を出る。「作戦成功っ。さーてバカはほっといて学校行かなきゃな。午後イチの授業はお楽しみのアレだからなー」
アレを想像するだけで、足取りは自然と弾む。遅刻なんて気にならないくらい、軽々と学校へと向かう。
そして、駅前の公園の公衆トイレにたどり着いた。寄り道するなって? 驚くなかれ、ここが学校の入り口なのだ。
俺は男子トイレに入り、三番目のトイレの扉を三回ノックして、「太郎さーん」と言った。すると「はーい」少年の声で返事があった。そしてトイレの扉を開けるとそこはトイレではなく、エレベーターになる。俺はエレベーターに乗り込み、壁のボタンを押して地下に行く。
なぜ地下に学校があるかって?おいおい忘れたのか「俺たちの国は今戦争中じゃん。これは地下シェルターを兼ねた施設で、戦時下でも教育は怠るなとの政府の命令のために仕方なく通ってるんじゃないか」って誰に話かけてんだ俺。
エレベーターが着いた。俺は降りた。気が遠くなる程の廊下を一人で寂しく歩いていく俺。
ウィーン「補足説明正しくは冷戦の緊張状態ね。此処は木陣学園機人科よ」ガチャガチャ「うわっ、穂乃香先生こそ誰に説明を」「はい、月一のメンテ終わり普通科に戻っていいわよ」
7年前、長く続いた冷戦は両大国の経済の崩壊という皮肉な結果をもって終結した。しかし、それにより国際的な勢力情勢は一変。地下資源や宗教観をめぐる泥沼の世界大戦へとつながり、こうしてこの国も戦時下にある。
一方その頃
「神凪神拳・猛牛角連撃!!」「ぐ!げ!う!のぎゃー!!」結局、三郎はあゆみに見つかってしまった。「三郎!!これでとどめや!!」「まっ!まて、あゆみ!お前、学校行かなくていいのか?綾裂祭(あやさき・まつり)の奴はもう行ったぞ。俺に構わず行けよ。遅刻するぞ」
「ジャーン!これを見てみい」「何だよこれ……粛清許可証?猿ヶ島三郎、上記の者公序良俗に反する行い続けるため、ここに神凪あゆみを粛清執行人として承認する……」
「アッッー!」三郎の断末魔が響いた「ふう、あの二人も仲がいいんだか悪いんだか。あっ穂乃香先生うちの馬鹿兄貴見ませんでした」「いや、知らないわね」学園は不安な情勢下ながら活気に溢れてる。
何故、みんな、ここまでテンションが上がっていたのか。この時、俺はまだ知るよしも無かった…。それに気付いたのは、全てが取り返しの付かない事態になってからだった…。
何も知らない俺はぬるりと教室に入る。いや正確には教室という名の地獄だろう。なぜなら
そこには見たこともない不思議な原野が広がっていたのだ
おまけにサウナに入っているかのごとく暑い。どうやらもう戦闘シミュレーションに入っているようだ。
とそのとき左太ももに熱を感じて俺はすっころんでしまった。どうやら狙撃されたらしい。あーあーだから遅刻するとイヤなんだよ格好の的になっちゃうんだもんなぁー
とりあえずベルトを外して動脈を縛る。これで少しは持つだろう。
が、気づいたら亀甲縛りになっていた。
「おいおい、実戦ならとっくに死体袋の中だぜ。ああ、テメエの場合スクラップ置き場か」いつの間にか、背後から俺の首を特殊ワイヤで締め上げる奴。西園寺実生。「くくく、ワイヤを締め上げる手応えがたまらねえ。好きだぜ、ガラクタ野郎」もちろんこいつは真性のSだ。
俺はもちろんMなわけがないガチャ!首やら間接部分を外して抜け出す「またお前か西園寺」「またあっさり抜けたなガラクタ野郎」ところで何故こいつは俺が機人(サイボーグ)だと知ってるんだ一応秘密なのに。
「わからねえ訳ねえじゃねえか。それとも、この特殊ワイヤでねじ切れねえ首の持ち主が普通の人間だって言うつもりか?」にやにやと西園寺は嗤う。「ま、気をつけな。身体を弄ってある学生は、別にお前だけじゃねーぜ」スモーク弾を床に叩き付け、奴は消えた。
さて、早く先生を見つけて見学扱いにしてもらわなければ。遅刻した理由を聞かれたら、この太ももの傷でも見せればいいだろう。
原野を俺は縛られたまま、尺取り虫のように這って進む。目的地はもちろん、
妹の誕生日ケーキを買いに行くためだ。待ってろよ、今行くから!
52 :
イラストに騙された名無しさん:2007/08/22(水) 03:00:03 ID:bsaRHZPA
だがケーキ屋がローソクを間違えて、SM用のデカイ低温ローソクを16本入れてる事には気付かなかった。
いかん!このままでは妹に俺がドMだと思われる!…………否定はしないが…。
「おや、アヤサキ・マツリくんではあーりませんカ。ケーキとキャンドルなんか持ってだれかの誕生祝いデスカ?それとも新手のプレイですカ?」俺の目の前に現れたのは英語教師のペリー神崎だ。通称・ペリカン先生。調度いい。この先生でもいいから俺を見学扱いにして貰おう。
俺は叫んだ。「先生、俺見学なんです!!」ペリー呟いた。「分かった。だが、お前に言わなきゃいけない事がある・・・
……今日は……創立記念日なのデース!!」
「……アッッー!…知ってたよ、やだな先生知ってましたよ」「とっ当然俺も知ってた」「綾裂サン、西園寺サン嘘ガ下手デスネ」
「デモ出席点足ラナイアナタ、今日ハ特別補講ノヒトナルデショウ」「良かったなガラクタ」「君モデス、西園寺サン。本日ハ学校ノ警備システムメンテナンススルデショウ? 隣ノ国ノスパイ活動ニハモッテコイ。逆ニネ、彼ラヲ見ツケルチャンス。ガンバテヤッテクダサイ」
「はーいかしこまりました!」と俺は威勢よく返事をする。内心、西園寺(真性Sの最低女だがみてくれだけは可憐美少女)との深夜の学校でウハウハなハプニングに期待を抱いていたのだ。
この学校のあらゆる施設はコンピュータ制御されているため、敵スパイは電子機器を用意しているだろう。それを無効化するためにスプリンクラーで水をまくのだ。で、西園寺のスケスケブラを拝ませてもらうと。
「ガラクタ野郎顔がにやけてるようだが不埒な真似したら……ねじ切るぞ」俺は股間がすくみあがった西園寺はやるといったらやる女だ
62 :
イラストに騙された名無しさん:2007/08/22(水) 22:05:56 ID:RlyiJws2
「ちょっとーーー!!」
と叫びながら現れたのは
校長の花山馨だ!ステ喧嘩最強をうたわれる漢の中の漢。異常な程の握力を持ちチタン鋼板を指先で毟りとる。だが正体は恐いのが苦手で泣き虫な、一見幼女風の男の子だ。
「どーしたんスカ、校長?」さすがに校長を無視するわけにはいかない。「ね、GPSシステムが止っちゃったの。ボク、迷子になったの」しゃくり泣く、校長先生但しどう見ても幼女風ショタ小僧。「し、しょうがねえなほら、こっちへ来な」西園寺が何故か顔を赤くして手を握る。
「ありがとう、お姉ちゃん」小僧は満面の笑みを浮かべつつ、不自然な動作で右足を西園寺の足の間にすっと入れる。西園寺は気づいていないようだが、これはもしや…!
馨はそのまま勢いよく右足を振り上げた!西園寺のワンピースの前面がぱっくりと裂ける!!
確かにそう見えた。しかし、西園寺は信じられない体捌きで一瞬のうちに校長と大勢を入れ替え、後ろから抱きつく大勢をとった。「こら、俺はそんな悪戯は嫌いだぞ」「ゴメンね、お姉ちゃん」顔を赤らめる西園寺。きゅっと抱く手に力を込める。つーかお前、騙されてないか?
あ、妹のケーキ買うの忘れてた。25m先にはケーキ屋らしき店があった。俺はダッシュで走る。
「いらっしゃいませ。今年の暑は夏いですねえ」アンミラ風の制服で購買部のお姉さんが微笑み、その目の奥で何かを要求した。もちろん、今の符丁に対する適切な言葉をだ。「そうですねえ、布団が吹っ飛ぶくらいに」内心冷や汗をかきながら、お姉さんの反応を待った。
30秒ほどしてから沈黙を破りお姉さんは言った「ご愁傷様」
その直後、ガタンと床が観音開きになった。俺は生まれて初めて無重量状態を体感した。
そう、重力と地球の自転による遠心力が相殺されている、つまり俺は空中に浮いている状態なのだ。「これは一体……」
自分が落ちているのか昇っているのか分からなくなった頃、
やっぱり落ちた、穴の底。「お客様。あなたには今、スパイの嫌疑が掛っております。取り調べがすむまでしばらくそこでお待ち下さい」接客スマイルのまま購買部のお姉さんは天上の蓋を閉じた。辺りは意外と広く、そこここに俺と同じように落とされた奴がうずくまっていた。
見ると、喧嘩してる奴らがいた。「三郎!!お前も懲りんやっちゃなあ!!これでもくらって頭冷やしいや!!神凪拳法・バルセロナの猛牛!!」「なにを!!あゆみ。今こそお前を倒して俺が最強になるんだ。さっき編み出した技をくらえ!!悟空流格闘術・猿猿猿猿〜猿月中!!」
「相変わらず仲いいな、でもちょっと黙れロケットパンチ」「がっ」「げっ、祭さっき腕飛ばなかった!」「何言ってんだ寝呆けてるのか?」
「寝呆けてるとは何や! あんたこそ寝呆けてるんちゃうん」「何だとこのアマ! ちょっと表に出ろや」「それはこっちの台詞や」また始まったよ……。
「ところでお前らもスパイだと疑われてここに入れられたのか?」俺は二人に尋ねた。『そうなんだ(や)!』二人は同時に答えた。さすが幼馴染み同士だ。「うちは無実やで!スパイなんかやあらへんで!」「これは陰謀だ!俺の天竺行きを妨害する妖怪共の陰謀に違いねえ!」
「まあまあ落ち着け2人とも。それよりあそこに見えるアレは何だ?」
そう言って祭はあゆみと三郎の後ろを指差す。二人が振り向くとそこには、
でかでかと大きな扉がひとつ。その上には「出口扉はこちらです」とご丁寧に看板が付いている。「罠だな」「ああ、きっと罠だ」だが、罠だと思うと逆に開けたくなるのが人情という物だ。開くか、開かないか。煩悶の内に時間だけが過ぎていった。
そして1年がたった。
「一年!!この短いようで長い年月、地下室に閉じ込められた哀れな三人。だがその中にあって希望を失わなかったのは、ご存知、我らが孫悟空様だ!」「何勝手にナレーション入れとるねん!」三郎はあゆみにどつかれた。「つーか、まだ30分しか経ってないぞ」俺もツッコむ。
精神と時の地下室での1年は、外界の30分に相当することを、この時の3人はまだ知らなかった。そして同級生よりも1才老けたことにもまだ気付いてないのであった。
ピピピ!俺の補助電脳部分にデータが送られてくるそれはここ一年分それによると戦争はとっくに終わりあの地下は忘れられてたとの事ガタッ!「んっ桜子」「馬…鹿兄貴…この一年どこにいたのよ」
「え、一年! 嘘だろう?」思わず出口の扉を開いた。「こんな簡単なトリックに掛るなんて、お客様はやっぱりスパイだったのですね」店員のお姉さんが拷問器具一式を手に待っていた。「いや、違う。だから、それは止めてくれええ」お姉さんの笑顔が怖い。
「任務の拒否は許されません。これは今回の任務に使用してくださいね。詳しくはこの文書に書いてあります」お姉さんから拷問道具一式と書類を手渡される俺。話がよく見えないんだが……。
一体何が起きてるんだか。この書類を読めば分かるのか?――しかしその紙は・・・・三文エロ小説の原稿だった!!
「ちょっと貸しいや」あゆみが祭から原稿用紙を取り上げた。「ええと、これはやな……」「どうしたんだ?」「祭はん、これ暗号や、アナグラムやら縦読みやらを多様した立派な暗号文やで。これ」「で、なんて書いてあるんだ?」俺はあゆみに尋ねた。
どっきり大・成・功
そんな・・・そんな馬鹿な!!すると聞き覚えのある声で誰かが後ろで囁いた。
「今日はー創立記念日デース」
「そんなの聞いてないぞ!」勢いよく振り返ったが、既に誰もいなかった。おかしい…確かに声が聞こえ…
「ハッハッハ、私ウソはつかないデース」その声とともに目の前に煙とともに一人の男が出現した。忍者ルックに身を包んだペリー神崎先生。そう、先生は忍者(マニア)なのだ。
「キミの成績が悪いので、今日は特別に補習を受けてもらいマシタ。嘘をウソと見破る能力がないと社会に出ても通用シマセンヨ。また抜き打ちで補習シマス。覚悟シナサーイ!」
俺はペリーズブートキャンプをそそくさと片付け銭湯へ向かった。
とにかく休みたかった今日は滅茶苦茶な日だった「……はあっ疲れた」「何しけた面してんだ祭」「兄貴!光矢兄貴!!」「おうおう男が下向くなもっと上を向きやがれ」
兄貴は誰の目から見てもすごい奴だ。在学中から特殊部隊養成コースに抜擢され、今や立派なエース級だ。「久しぶりに背中でも流してくれや」気持ちの良い笑顔が、俺にはまぶしい。言われるままに、広い背中を擦る。「……ん?」傷だらけの背中に見慣れない
真新しい刺し傷がある「兄貴この傷」「いやな浮気したら刺されちまってよ」「おいおい笑って話すことかよ兄貴」「あれは俺が完全に悪かった、女泣かせた時点で男の負けだな」
(素直に負けを認める潔さ。さすがだ兄貴、俺が惚れ込んだ男)そう思った時には兄貴の背中に抱きついていた。「兄貴、好きです…」
てめえ酔ってやがるな・・・・・「彼の体臭は異常に酒臭かった」
「俺も好きだぜ祭」兄貴も抱き返して「いた、いた、痛いっす兄貴」ヘッドロックを決めた「ところで祭、桜子のケーキどうした」「……忘れちゃっ…いたいいたい」
「兄さん!!」後ろで声がした。振り向くと桜子が泣いていた。「ごめん、ケーキ買えなかった・・」「ううん、兄さんが生きててくれてよかった。だけど・・・」
「な、何を……!」「あの、兄貴? ちょ、ちょっと痛いんですけど」あまりの事態に力の加減が出来なくなっているようだ。「……殺される。このままなら桜子に間違いなく殺される」震える唇がようやく言葉を紡いだ。その間も俺の首は容赦無く締め上げられていた。
「ふー、落ち着け。まだ慌てるような時間じゃないおい祭」光矢は失神した祭に喝をいれ起こす「あれ兄貴?桜子は」「寝呆けるな、一っ風呂浴びたら桜子の誕生日どうするか考えんぞ」
「え?あれ?さっき浴びなかった?」「ぇ?う、うるせぇ!そんなのジオ○グの足並みにどうでもいい事だろ!」……光矢兄のたとえは分かりやすいのか、分かりにくいのかよく分からない。
「そんなコトもあろうかと、ケーキを用意しておいたデース!ハッピーバースデー学校を祝うデース!」
これは丁度良かった。でも、創立記念日のお祝いと誕生日パーティーを一緒にしたら、桜子はどう思うだろうか……。
「殺されるよな、兄貴」「ああ、間違いない」ちなみに桜子は、改造人間の俺を簡単に足蹴にする格闘術と、エリート工作員の兄貴をも凌ぐ耕作技術の持ち主だ。「事態は深刻だな、祭よ」「兄貴。あんな奴を相手に出来るのは西園寺くらいな物だぜ」 ん……、待てよ!
「それはいっちゃいけねえな祭。人を頼る前に自分でぶつからねえとな」「あ、兄貴」「祭相手は誰だ?俺達の妹だろうが!」「兄貴!!」
112 :
イラストに騙された名無しさん:2007/08/29(水) 06:28:14 ID:154PAEnL
(やはり頼りになる。さすがだ兄貴、俺が惚れ込んだ男)無我夢中で兄貴を抱き締め「時間よ止まれ…」と囁いた。
2時間経過
その男は傷だらけだった痣が体中にある「落ち着いたか桜子」「ふー、ふー光兄、馬鹿兄貴言う事は?」「「誕生日の事ごめんなさい」」「よろしい、じゃあ先に学校行くわ」…やっぱ兄貴すげえ…兄貴?…その男は雄々しくたったまま崩れ落ちた。
ガラガラガラガラガラガラ
俺はカキ氷を作っている。
117 :
イラストに騙された名無しさん:2007/08/29(水) 18:13:39 ID:opqFjJ+a
シロップは……無い。
しかし、HPが0になって倒れてしまった兄貴を復活させるのには、これで問題ないと信じる。
かき氷と言えば、屋台とかで氷蜜をすくうあの小さいお玉は『甘露じゃくし』と言うそうだ
とTVでやっているちなみにあの司会は実は実の父親だったりする
そうだ、父さんに会いに行こう。俺は総武線に飛び乗った。
だが、これはつくばエキスプレスであった。んで、俺の降りた駅は北千住、自棄になった俺はソープランドに乗り込む。
「十八歳未満禁止です」やたらハイテンションのまま突撃した俺は一気に現実に引き戻された。さらにソープに門前払いされた俺はそこを知り合いに見つかった。
「よおぉう、どおぉした綾裂?お前こおぉぉんなところに来ていい歳じゃぁねぇだろおぉ?」南米からの留学生で、名前はヤラ・ナイカ。発音が独特なのは仕様だそうだ。ちなみにソッチの気は無い……はず……。
隣に居るボブが呟いた。「いや、これを使えば入れるんだ。」ボブは2人にある物を渡した。ある物とは
126 :
イラストに騙された名無しさん:2007/08/30(木) 15:26:45 ID:TLaqWXNi
履歴書であった。しかも既に記入済みで、志望の動機欄にはこう書かれていた。「
や ら な い か」
再び自暴自棄になっていた俺は、その履歴書を入り口にいる店員に渡した。「見た目はいいな……。よし、二人とも採用だ!」
「ではさっそく仕事場に向かってくれ」 バタン! 床下が観音開きになって俺たちは以下略。
ところで俺は何をしにここに来たんだろう。かき氷を作っていたことまでは覚えているのだが。
ピピピ!あっ電話なってるわ「馬・鹿・兄・貴いまどこにいらしゃるのかしら?私の誕生日すっぽかされるとはね一時間いないに学校来なさい」「ごっごめん兄貴助けて」「馬鹿め光兄は入院中よ」「兄貴ー!?」
どうやら、目の前で兄貴が受けた凄惨な暴力の光景を認めたくないあまりトリップしていたようだ。仕方ない。まずは、ケーキだ。あいつのお気に入りは購買部で売っているアレだ。もちろん、エリート工作員養成校で売っているのだから、ただ金を出せば手に入る物じゃあない。
その時突然カレーが食いたくなった
とゆーわけで俺は今インドにいるわけだ。ここまでの出来事を思い出すのに随分時間がかかったがまぁいい。あてもなくカレーが食べたいが為に日本を飛び出したマデはよかったが地元の軍隊に捕まってしまい、捕虜となり現在にいたる。
捕虜になったのも当たり前だ。国家は取りあえず戦時下で、俺はこれでもサイボーグで、しかも所属は工作員養成機関なんだからな。もちろん、身分証明は偽造だぜ、わはははは。さてと、どうやってここを出てカレーを食って、ついでに学校へ戻ってケーキを買うかな?
「あっ、サイボークの超人的パワーで壁壊せば出れるやん。まだまだ人間気分が抜けなくていけねー」
まぁ別になりたくてこんな体になったわけじゃないが、使える力は使ってやるさ。とりあえず独房の格子を破って外に出る。左右は先の見えない薄暗い廊下。さてどっちにいく?
つかう>鉄格子>セルフ
思いっきり鉄格子に頭突きをかます! (ゴンッ!) 俺は気絶してしまった・・・
その頃横浜では
桜子がイライラと海の彼方を睨んでいた。「私のバースデーケーキ、遅い」オーラとなって立ち上る怒りの波動。沖のカモメすら気を失って海に墜落するほどだ。そんな光景を幻視した俺は、恐怖のあまり絶叫と共に鉄格子を引きちぎった。崩壊する壁。倒れる監視兵。
俺は息を切らして言った。「なぁ、桜子。俺・・・・眼鏡掛けようと思う。どうかな?」
「いいから、はよ来い」俺の独り言にヒロインらしからぬ言葉使いで答える桜子を幻視した。やばいきっと怒ってる…そう悟った俺は即座にリミッターを解除。これを使うと死ぬほど危険だがやむを得ない…今が命を燃やすときだ!!
俺の体はステルス機と人が混じった鋭角的な姿に変化する。たちまち音速に達し飛ぶ……これなら間に合う…あれこれ止まれなくね?やばくね?ガシッ!「よう遅かったな祭」「兄貴!」
ここはお空の果て成層圏DEATHよ!!何故にここにいるんですかい?!」
「いえ、ちょっと…スペースデブリで汚れた成層圏の清掃権を得ようと…」
「機嫌の悪い桜子にチョット吹っ飛ばされてな」桜子は相当おかんむりのようだ。
148 :
147:2007/08/31(金) 20:34:47 ID:hozLleyt
かぶった…。スルーしてください。
「まあ、その愛する弟のピンチを助けになあ」「兄貴、でもどうやって、ってもう地面が」「兄貴の愛情パーーンチ!」ドガァァン!地面を殴って減速させた!?おいおいクレーター出来てるよ。
ふとクレーターの中から「光矢兄ぃ〜?」とっても怨嗟の篭った呻き声が聞こえた。思わず見つめ合う俺と兄貴。「おう桜子!そんな所で何やってんだ?」兄貴は気楽に煤焦げている桜子に手を振る「あ、あ、兄貴ヤバイよ!逃げよう兄貴!」
俺たちは手を取り合って逃げた。金欠で途中ラブホに泊まったのもいい思い出だ。
途中で俺はこけてしまった。「うぉっと、痛ってぇ・・・。」「大丈夫ですか?」誰かが手を差し伸べていた
差し出される紅葉のような手。校長の花山馨だ。思わず手を取ろうとすると、「汚い手で校長に触るなよ、ガラクタ野郎」と聞き覚えのある声がした。「西園寺!」なんだかこいつの顔を見るのも久しぶりだ。
なぜか叱責口調の西園寺。「半年もの間、学校に来ず、家にもいない。何をしていた!」「は、半年?え、え、え!?ってことはつまり――」そんだけ逃げ続けていたのか……凄いぞ俺。ってか桜子の怨念まだ品質保持期限きれてないんだろうな……。
「そういうわけで、キミ、留年確定なのでつ」憂いを含む表情で告げる校長。しかし、目が笑っているのを俺は見逃さなかった。
そんなこんなで卒業式の日が来た。ほんとなら俺も卒業するはずだが、手持ちぶさたな俺は保健室に居座っていた。
留年か…そうか、来年からは桜子と同級生になるわけか。
桜子も留年したことをまだ知らない祭であった。
ちなみに光矢はとっくの昔に卒業していまは大学生だ。在学中は首席だったため祭と桜子は影で綾裂家の頭の悪い方と言われてる。
ちなみに頭脳は光矢が、腕っぷしでは桜子が圧倒的なので、祭はやや中途半端な面が強く、二人の手綱をさばくのに苦労している為、「綾裂家の苦労人」「凡人」などと呼ばれる。……我ながら情けなくも無い。
「お別れは言わないの?」眉をひそめてそう言う保健室の先生。「いいんだ。半年も学校に来ていなけりゃ、学校の奴とは疎遠になるよ」
「でも八割が同じ敷地内の大学に進学するから通学路とかで顔あわせるわよ」「…マジで?」
「そして会う度に君に挨拶するの。悪びれた様子もなく」きっついなあ。「そして新しい同級生。彼らもあなたが去年まで先輩だったことを知っている。さんづけであなたを呼ぶ子はまだ優しい」「……」「先輩と呼ばれたり、酷いときにはダブりと蔑んだり」や、止めてくれぇええ!
「でも俺・・・年下にいじられるの嫌いやないねん(はぁと)」
「だけど杞憂に終わりそうね。あなた祭くん、あなたに配属命令が出てるわ。あなたは明日わが校の対地球外生命体防衛センターに配属されます。そしてそのまま宇宙へ、空気がなくても死なない身体って便利ねっ!!ていう理由だけらしいけど。」
「あの地球外生命体って宇宙人攻めてきた事ありますっけ?」「ないわよ一度も」「じゃあ、あのこれって?」「うーん、いわゆる左遷?」
――と、言う訳で俺は軍事衛星に勤務している。此処まで来るのに使った、あのレールキャノンから砲弾代わりに撃ち出された生命維持カプセルの加速は悪夢のようだった。別に軌道エスカレーターが故障していた訳じゃない。単に荷物として扱われただけだった。
宇宙にきて一週間、そろそろ宇宙食にも飽きてきた頃、地球の方から箱が飛んできた。それは桜子からの差し入れだった。中には手紙と芋羊羹。「チーキュで一番美味しい芋長の芋羊羹よ。ありがたく食べなさい」……桜子、俺に巨大化しろとでも言うのか?そうなのか。
俺は食べた。体の底から何かが湧き上がってくる。何だ・・この力は!!
「うがはっ、ごぐわぁぁ…」激しい嘔吐下痢にのたうちまわる祭は
なんとなくタバコを1本吸った「空が青いな・・・・・・」
フッ。あー、もう就寝時間かさっきの青空は当然青空のホログラフィーだ
結局、芋羊羹を食べても巨大化はしなかった。まあ、俺は宇宙暴走族じゃないから当たり前だが、ふと芋羊羹の表示を見ると、賞味期限が二ヶ月過ぎていた。「……体が縮まなかっただけマシか」そんな事を思いながら俺は眠りについた。
朝起きる。此処は宇宙だから、スケジュール上の朝でしかないが。暇だ。試しに地球を観測してみる。ああ、隣国が俺の国に侵攻しようとミサイル発射準備をしている。むかつく。こいつらのお陰で俺は……。俺は耐宇宙人用ソーラレシステムを起動し、連中に照準を合わせた。
「バッキャロウ!」ガン!殴られた!?「兄貴!?何でここに?」「陣中見舞いに来て見りゃあ。てめえ、そのボタン一つで何人死ぬと思ってんだ!」「え、いや、その」「歯ぁ食い縛れ祭!」
「いいか祭、この武器はな!俺様が撃つためにあるんだ!」聞いてねーよそんなの……。気がつけば兄貴は隣国にソーラーを照射していた。「逃げる奴はベトコンだ!逃げない奴はよく訓練されたベトコンだァ!」……ちょっと壊れてる。
ということで外に捨てておこう。うん大丈夫だ兄貴ならということでぽちっとな
あれ兄貴ってこんな壊れた性格してたっけ?ガシャァァン!気が付くと兄貴が恐い顔でたってた。さっきのは妄想?「あれソーラの照射は?」「祭、寝呆けんなよ命の重さを軽く見んな」
「兄貴、宇宙に放り出したのに何で?」「元気があればなんでもできる!!」そういう問題かよ。俺は心の中でツッコんだ。「ところで祭、スイッチを押すんじゃねえ!!」「それが兄貴……。もう押しちゃたんだ。てへ♪」
「あれほど押しちゃダメっていったのに・・・もう知らないんだからっ」なぜか兄貴がお姉ちゃんになった。うむこれはこれで。
お姉ちゃんの怒った顔、かわいいなあ。しばらくじろじろ見つめる。あまりのかわいさに、自分でも目元とほおが緩んでくるのがわかる。
綺麗なお姉ちゃんを祝福するように、モニタ上の地球もキラキラと輝いている。―それは核の火だった。
ガシッ!「へっ?」「何惚けてやがる行くぞ」俺は小型戦闘機に押し込まれた。此処は?ソーラの真下やばいやばい「怖いか祭?」「死っ死ぬ」「てめえのやった事だ責任を取って止めんだよ」光が収束されていく
だが、俺達が地球に戻った時にはすべては終わっていた。「やったぞ!!我が国の勝利だ!!」「天からのレーザーが奴らを滅ぼした!!」人々は戦勝ムードに酔っている。そう我が国は勝ったのだ。やった!!俺、英雄じゃん!!
「おめでとう祭」「ありがとう姉ちゃん」「でもあなた、1つだけ忘れているわよ」「?」
「俺は男だ」そう言うと姉さんの姿は元の兄貴の姿に戻った。「兄貴、いつからマネマネの実の能力者に?」「悪魔の実の能力じゃねえよ」兄貴の姿がまた変わる。今度は俺の姿になった。
「俺は男で兄貴だ!」グバァーン!俺は兄貴のアッパーカットで放物線にぶっ飛んだ。ぐはぁ、そうだな十八年間いた兄貴がなんで姉になるんだよ
兄貴は俺の姿からまた元の兄貴の姿に戻る。しかしいつから兄貴は変身能力を手に入れたんだ?
「そうだな、お前にもそろそろ教えていい頃だろう。実は俺たちの一族は」
兄弟でセックスすることで変身能力を伝授できる。だから今からお前を抱く。いいな。
「優しくしてね」
いやそんなでも「何一人芝居してんだ祭、きもいぞ近親相姦願望でもあんのか?俺はごめんだが」
とそこに「何いちゃついてるのよあんたたち!気持ち悪いわね!」と現れたのは
とても不機嫌そうな桜子だった。「芋羊羹を送っても返事が来ないと思ったらこんなことをしているの。へぇ〜」目から冷凍ビームを出しそうな勢いだ。
俺は桜子の言葉にカチンときた。「おい、桜子。あの芋羊羹、賞味期限が切れてたぞ。おかげで俺は食中毒になりかけたぞ!!」「あら、サイボーグでも食中毒になるんだ。ごめん。でも巨大化するよりはマシでしょ」桜子はしれっとそう言ってきた。
「なに言ってやがる。巨大化したまま戻らねーよ」と、パンツ下ろす祭
チーン!「○△□×※」桜子の前蹴りは容赦なく的確に金的をけった祭はうずくまりうめいた「祭なあ兄ちゃんさっきのはお前が悪いぞ」「○☆□×※」
「俺も変身能力が欲しかったのに…」それだけ言って祭は倒れた。「兄貴は一体何言ってるのよ」「相当テンパってはいたが、これほどまでとはな」
祭は夢を見た。夢の中では、祭はおにゃにゃのこになっていた。お姉ちゃんと祭、桜子の3姉妹で仲良くピクニック。
ただし興奮すると目からビームがでるのが玉に傷だが
「祭、今お前の夢を覗いたんだが、目からビームなんてマジメにつまらない事言ってると世間から干されて一生地表の土を踏む事ができなくなるぞ。」いや、兄貴これは夢の中の出来ごとであって大目に見てく……。「知るか。」り、理不尽だ。トホホ
「派手にやっちまったなあ」兄貴がガラス状に溶けた平野を見渡す。元は俺達の国に先制攻撃を仕掛けようとしていたミサイル基地だ。「理由はどうあれ、衛星軌道上からの直接攻撃は条約違反……こりゃ何だ?」兄貴の足が、見慣れぬモノを蹴り上げた。
それはロンギヌスの槍だった。
「あ、それ制御棒。兄貴、悪いけど原子炉行ってそれ挿してきてよ。もう臨海寸前なんだ」
「……しゃあねえな」そう言うと兄貴の姿が一瞬できえた。一分後、兄貴の姿が現れた。「ったく、手間とらせやがって。発電所の人に怒られちまったぞ」兄貴がぼやいた。……兄貴、変身能力だけじゃなくて、いつの間にテレポートまで習得したんだろう?
そのことを兄貴に尋ねると、思わぬ答えが返ってきた。木陣学園の超能力学で学んだのだそうだ。俺の学校、そんな授業もあったんだ……。
兄貴、桜子そして俺、あれサイボーグの俺が兄弟で一番弱い?「祭、俺に出来ない事がお前には出来る。お前に出来ない事が俺には出来る。そういう事だあまり落ち込むな」
「例えば?」「例えば…………ん、と……」「……兄貴……思い浮ばないんだろ。そうだろ」「…………そうだ、昔からお前、蚊を潰すのはめっちゃくちゃうまかっただろ!自信を持て!な!」
俺は・・・涙をこらえてこう答えるのが精一杯だった。
「海賊王に……俺はなる!!」
「海賊なんかやったら、PKO部隊に消されるぜ」「冗談だよ」俺は誤魔化した。「さて、この重大な条約違反に対して申し開きするには、連中が先制攻撃を企てた証拠が必要だが、それを収めた衛星は、敵の息が掛った査察軍が接収した頃だ。どうするよ、祭?」
212 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/06(木) 01:03:52 ID:/aJ44Rmh
「兄貴がテレポートで取ってくれば済むじゃん」
「…本気でいってるのか」そう言う兄貴の眼はぞっとする程、冷たかった「132人この基地にいた人数だ」「そ、それが?」「祭、お前が殺した命の数だ」
兄貴頭大丈夫?」「大丈夫だモーニング娘は7期までフルでメンバー言えるぞ」
それはイタイよ。
「とにかく証拠をとってこないとお前、逮捕されるぞ。行くんなら急いだ方がいい」と兄貴が言った。だが、「その必要はアリマセーン」いつの間にかペリー神崎が来ていた。花山校長と西園寺も一緒だ。そして警官隊もいる。「綾裂祭くん。残念ですが君には逮捕状が出ていマース」
「デモ喜ンデクダサーイ。今日ハ創立記念日ナノデ恩赦デース」
「助かった……って、俺、別に何も悪いことしてないですよね? あのスイッチだって、兄貴がお姉ちゃんに変わるスイッチなだけで、別に核ミサイル発射スイッチなわけないですよね? なぜかタイミングはばっちりでしたけど」
いかん!!こんな事をしていては何時まで経ってもおんにゃのこにはなれん!!
まくし立てるだけまくし立てると、俺はくるりと後ろを振り向いて、逃げた。「待チナサーイ! 逃ゲルト立場悪クナルダケデスヨ!」ペリー神崎の声も無視し、ひたすら走る、俺。足下への着弾。くそ、本気で撃ちやがった。俺は、溶け残った地下施設への入り口に飛び込んだ。
すべての現実から逃げるため、俺はシャトルをひとつ奪取し星々の海に逃げ出した。途中何人かに抵抗されたので仕方なく反撃。10人の命を奪った。これで証拠も十分だ。俺はもう後戻りはできない。これからの人生は追われる身、逃亡生活になるのだ。
そんな妄想をしつつとうとう宇宙船を見つけた。「…兄貴」「よう、遅かったな祭」そこには兄貴が待ち構えてた。わかる兄貴は今、敵として立っている。
「兄貴、そこをどいてくれ。俺は宇宙海賊王になるんだ。……いや、フェアリーヴァースに行くんだ。ヤハハハハ!!我は神なり!!そこをどけ。不届き者!!」
「祭…。10人、いや前と合わせて142人か。これほどもの生命を奪ってお前はどこに向かうんだ。海賊王?神?正気なのかお前!?」「もう兄貴と話すことはないよ。じゃあな」
「この大馬鹿野郎!!」ガン!「立て祭!性根叩き直してやる」「くっ、ギャギャギャいいぜ兄貴楽しい楽しい殺し合いだ…何、泣いてんの兄貴」……【機人M号L5ウィルスソフト順調に起動中】
「祭!!工場へメンテナンスに行こう!!このままだとお前の精神が壊れる!お前がお前じゃなくなるぞ!!」兄貴が必死な様子で言ってくる。「何言ってんだよ。兄貴。俺は自分が誰だかわかるぜ。俺はボーゾック一のガソリンスタンド店員。SSスタタンゾですたたんぞ」
「なんだお前全然大丈夫じゃないか」俺たちはあっさり仲直りした。今では一緒にドトールに行くぐらいの仲良しさんだ。
228 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/06(木) 20:58:57 ID:/aJ44Rmh
「こんどはマックカフェ行こうぜ」「うん」兄貴とのデートは何よりも楽しく幸せな一時だ。
「カフェラテ2つとぉ、えーっとマンゴーのジェラートとフルーツケーキください」ここは都内某所のマックカフェ。
「東方不敗一つ!」「ごいっしょに燃える拳はいかがですかぁ?」と和やかな応対が迎えてくれる、私の好きな店だ。
うららかな土曜の午後。秋晴れの日差しが心地よい窓際の席に、俺は座っていた。
「……祭の容態はどうですか?」光矢の問いに、医師は無言で首を振る。祭は、重機の整備台のような鋼鉄のフレームに固定されていた。「夢を見てるみたいね」桜子が脳波計を見てつぶやく。機人暴走対策のウィルスソフトが祭を機能停止状態にしたのだ。
「俺たちの出番だな」振り返ると、精神と時の地下室で放置されていたはずの三郎とあゆみが立っていた。
(え、あれから1年もあそこに…?1年は365日で、365日は525600分で、現実での30分はあそこでの1年だから…)桜子はそこで思考を止めた。
光矢は、祭から預かっていたドナー登録カードを医師に渡した。
「ちょい待ちいや!うちらを無視せんといて!」「そうだぞ!この孫悟空様が来てやったってのによ!」二人は光矢に文句を言う。「お前らが祭を救うってのか?」「もちろんや!」光矢の問いかけにあゆみは自信満々な様子で答えた。「うちらの゛気゛を祭はんに注ぎ込むんや」
……『M号の容態はどうだ?』『ええ閣下、順調に暴走しました悲しい事です。彼があんな凶行を行うとは』『ふふ、L5ウィルスは便利だな』『M号は自分の意志で凶行を行った事になっていますがね』
「フッ、まあよい。奴には我が神聖日本帝国の手駒として働いてもらえばそれでよい。ところでM号の周囲に変化はあったか?」「はい、M号の同級生が気の力でM号を治すと言っておりますが、排除しますか?」「いや、気など所詮は迷信だ。捨て置け」「はい、了解しました」
「……ん、どこぞのボケがうちらの悪口を言うたような?」「何言ってんだあゆみ? ぐずぐずしてると、おまけのお前抜きでやるぞ。さぁああ祭ぃ! くらえ、今までの恨み、じゃない俺の元○玉ぁ!」「誰がおまけじゃい!」「イテエな、って、今ので発射しちまったぜ……」
ふらふらと漂いながら元金玉が祭を直撃した。
241 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/07(金) 19:51:20 ID:d5L2Rm5t
「いてーな!誰だよ畜生。いい夢見てたってのに」
「祭!」三郎とあゆみがほぼ同時に叫ぶ。「あ?祭?違うって、俺は零。コイツの体に同化してる従兄弟だよ」マジックミラー越しの観察室で桜子が呟く。「兄さん……」「――ああ、アイツが目覚めやがった」
「あれ俺なんでこんなトコいんの?ここどこよ?」といいながら零は部屋を出て行った。
そして、一行が長すぎる事に気付いた。
零は涙を流して
土下座した。「俺が悪かった……。許してくれ」
「こいつ、なんでうちらに謝ってるんや?」「情緒不安定なんじゃねえのか。こいつ」あゆみと三郎は薄気味悪そうに土下座している祭(今は零だが)を見ている。
零それは祭の従兄弟などではない。二重人格、世間一般ではそう呼ばれるものだ
零はケーキ屋に向かう。なぜかは彼自身も分かっていない。ただ、どうしてもケーキを買わなければいけないような気がしたのだ
「一行だ!!すべての言葉は一行にまとめなきゃならないんだー!!」そう叫んで零と化した祭は部屋を飛び出した。「なんなんや?一体……」「祭の野郎、あれじゃまるでパラノイアじゃねえか。それとも馬鹿になっちまったのか……」部屋に残されたあゆみと三郎はそう呟いた。
祭(零)はケーキでは特にモンブランが好きなので、川に洗濯に行った。そして大きなモンブランを抱えて帰ってきた。
「川に洗濯に行った」これは、学校が優秀な生徒の為に購買部で販売しているモンブランを買うときに言わなくてはならない符丁の一部。「やっとケーキが買えた。あいつ、喜んでくれるかなあ」零となった祭はつぶやき、そして愕然とする。「あいつって誰だっけ?」
「ああ思い出した、ウチのクラスの長門有希似のアノ子だ」
「あれ?確かあいつ彼氏いたはずだが・・・・・・・・ハッ」あれなんか異様なクウキニナッテキマシタヨ?
本能的に後ろを振り返る。「祭兄ぃ!」一人の少女が周囲の空間を歪ませるレベルの闘気をまとい、こちらを睨んでいた。「私のバースデーケーキの事、思い出してくれたんじゃ無かったの?」「桜子……」あれ、俺なんでこいつの名前を知って居るんだ?
ってよく見ると彼女は体操服&ブルマ姿だった。ゼッケンに大きく名前が書いてある。
「このレースは選考会でもある。優勝して北京への切符を掴み取ってこい!」
そう言い残して零は気を失った。そろそろ3人目の人格が現れる頃なのかもしれない。
「ようやく鎮静剤が効いたか。至急病院に搬送を」「先生、その鎮静剤を見せてくれますか」「何故だね光矢君?」「病状をしるためです」「どうぞ(L5ウィルスがわかるわけがない)」
「これは……、L5ウィルス?」「ど、どうしてそれを?!」「ここに書いてありますけど」
といいながらその小瓶のフタをあけ、一気に飲んだ。「な、なにをしているんだ君!!」
「解析」光矢はそう呟き、そして、医者に向かって吐き出した。「うわっ!!何するんだ!?」「そんな事はどうでもいい。てめえ!!こりゃナノマシン型ウィルスじゃねえか!!これを祭にやったんだな!?誰の差し金だ!?」光矢は医者を問い詰める。
医師「桜子です…」
光矢、綾裂家長兄。学園の首席、軍の最重要監視対象者まずった「さあ言え!」「私じゃない」『残念だ先生』ボンッ!医者の頭部はその音ともに弾けとんだ。
「桜子だと……。そんな、まさか……」だが、真実を知る医者はもう物言わぬ死体。まさに死人に口なしだ。
よく見ると首の辺りから機械が覗いている。「これは…サイボーグか?」なにか裏がある。そう思い、光矢はある場所へ向かった。
もちろん行きつけのメイド喫茶だ。右の壁際、奥から3番目の席に座りおもむろにタバコを取り出し、マッチで火をつけた。それが合図とばかりに店内のメイドが一斉に
下がり店の奥にある秘密の部屋が開いた。「情報を買いたい」
269 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/09(日) 00:00:56 ID:FgedDlOJ
「その前に例の合言葉を言え」
『暑は夏いから川に洗濯に行った』「判った。知りたいのは何だ?」部屋の奥で、誰も触れぬのに揺れる安楽椅子。その上には大きなゴシック調アンティークドールが死んだように目を瞑っていた。その目が突然開き、生あるもののように光矢を見つめた。
「や ら な い か」 「帰れスカポンタン」
それを裏で聞いていたメイドは
「ご主人様、早くお館様にご質問をどうぞ」もちろん、この“ご主人様”とは客である光矢の事だ。「ああ、そうだったな。祭の暴走。そして、祭にL5ナノマシンウイルスを投与しようとした医師は自爆。こんな事ができるのは、いや、やったのは何処の何奴だ?」
「それを知ったらあなたは不幸になる。死ぬかもしれないわ。それでも聞きたい?」
「…どういう事だ」「貴方には判っているんじゃない?…知らないという事は時に幸せなことなのですよ。にぱ〜♪」唸りながら光矢は聞いた「桜子…なのか」
違いますよ。御主人さま。
私はただのメイドです。
メイドロボMR-06です。
メイド「あなたと祭の産みの親が桜子だなんて口が裂けても言えません」
「ふざけんな!!桜子が俺と祭の生みの親だと!?妹に生み出された兄なんて聞いたことねえぞ!!」光矢が人形に詰め寄る。「いいえ、ふざけてなどいませんよ。桜子さんは確かにあなた方を生み出されました。設計者として」「設計者だと?それはどういう……」
……どこかの一室『L5ウィルスそれは簡単に言えば疑心暗鬼を生む薬。どこかでマイナスの考えをえれば自分でその考えを増幅、幻覚、妄想に囚われる』『強い者ほど効きやすいか』
部屋にいるのは白衣を着た老人と、これまた白衣を着た桜子の二人だけである。「なかなかの効果だな。さすがは君の発明なだけのことはある。君のような優秀な教え子を持てて、私も鼻が高いよ。綾裂桜子君」「ありがとうございます。水前寺教授」
いや、水道橋博士。さぁエロトークを再開しましょう。
「まてまて、その前に聞きたい事があるんだが、祭にどうやってウイルスを摂取させたのだ?奴は宇宙にいたのだぞ」「差し入れに贈った芋長の芋羊羹に仕込んだんです。彼は食い意地が張ってますから確実に食べますもの」「ああ、なるほど。納得した」
「さあ、水前寺教授。ベッドへ行きましょう」桜子が教授を誘う。「桜子君。わしの名は水街道なのだが君はわしの名をなかなか覚えてくれんのう」「名前など所詮は記号にすぎませんわ。それにベッドの上ではただの男女です」「うむ、なるほど一理あるな」
「さあ教授」「うむ」プシュー!桜子は幻覚ガスを教授に吹き掛けると手早く裸になる事をしたように見せ掛ける「うーん、情熱的だったよ桜子くん」「…どーも」
一方、光矢はメイド喫茶(情報屋)を出て、桜子のところへ急いでいた。「ちくしょう、俺たちはほんとの兄妹だと思ってたのによ……」先程、聞いた真実は光矢にとってかなり衝撃的な内容だった。
286 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/09(日) 17:28:35 ID:k+zetlLl
ラブホの前を通りかかった時、光矢は見てしまった。腕組んで出てくる教授と桜子を…
二人は光を放って合体した!!
「桜子!!お前、いつから合体ロボに!?」「あら、光矢兄さんにもやっと感染したのね」見ると元の桜子と白衣の老人に戻っていた。「感染って……何が?」「あら鈍感ね。L5ウイルスに決まってるじゃないの。あなたもサイボーグなのよ。光矢兄さん」
そんな事実はない。だがL5ウィルス感染者にとってまさか、もしかしてこそが進行を早める。そしてある方向性を与えれば墜ちる
そう二人は、ベッドの中で深い愛へと堕ちていくのであった。教授「うおー!」桜子「あああああ!」二人は再び光を放って合体した。
「桜子!!つからそんなふしだらな娘にぃー!!」光矢は頭を抱えている。「桜子君。また彼は幻覚を見ておるぞ」「それだけウイルスに感染したってことですわ」「いいのか?君の兄だろ?」「ええ、光矢は私の兄よ。でもこいつはコピーに過ぎません。本物はもうこの世には……」
「……いないのか」「いや、いますけど。元気とは言いがたい状態ですけどね」どこかボーっとした様子な桜子。
「しかし、となると目の前にいる光矢は何なのだね?L5ウイルスが効くという事はやはりサイボーグかね?」「それは……」桜子は懐から何かを取り出した。
ネコミミとウサミミだった。「教授はどっちがお好み?」
残念だが、そういったモノには興味が無い。漢はみなスクール水着フェチ。ネコミミが付いていようとウサミミだろうと関係ない。
「そうですか。それならば私の独断でネコミミにします」そう言うと桜子はネコミミを光矢につけた。「変形しなさい」桜子が言うと光矢の姿が変化し始めた。一分後、そこにいたのは、虎の形をしたロボットだった。「私が発明した金属生命体。これがダミー光矢の正体ですわ」
「それはいいのだが桜子クン、君はなぜスク水を着ているんだい?私への挑戦ととって良いのかな!!」
298 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/09(日) 23:29:42 ID:k+zetlLl
「ぼくトラえもん」虎型ロボになった光矢が突然自己紹介をした。「赤外線カメラ〜」教授「なるほど。スク水がスケスケで撮れるぞ。ウッヒョー」
「もしもし警察ですか」・・・・・・・1分ほどで取り囲まれたみたいだ。最近の警察は優秀だな
タイーホされる教授を見送りながら桜子がキッツイ一言↓
「さよなら、叔父さん」
「誰が叔父さんだって? わ、私はまだ47歳なのだ!」十二分にオッサンな博士は警察に引きずられていった。「……さあ、これで全ての研究成果は私のもの。光矢兄い。それに祭兄い。お願い、私の役に立って」桜子は、人の形を失った光矢の頭を撫でながら呟いた。
桜子はトラえもんの中に乗りこんだ 桜子「トラえもん!Show Time!」 トラえもん『CAST IN THE NAME GOD.YE NOT GUILTY』 トラえもんの巨体が動き始めた
一方、祭はベッドの上に寝かされていた。ただし、ここは病院ではなく神聖日本帝国政府の秘密研究所の一室である。この部屋のドアには「第一研究室・責任者:綾裂桜子」と書かれたネームプレートがかけられている。
祭は手足を拘束されていた。意識は朦朧としていたが、前にもこんなことがあった気がしていた。
「感じる…兄貴と桜子が近くまで来ている。」ガチャッ。「来たか…」
307 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/10(月) 16:12:16 ID:TqBDnmaR
「ツンデレと聞いてすっ飛んできました!」
と満面の笑みを浮かべやってきたのは
俺だった。
「よう、俺。なに無様に捕まってんだよ…」もう一人の俺はナイフを弄びながら笑う「わざわざ殺しに来てやったってのによ、あっけなさ過ぎるだろ?」
「んだよ、お前。誰だ」「冷たいな、お前の中にいる無数のオマエのうちの一人、平行な時間軸上に位置する別のオマエ。時空の隔壁が最近曖昧なせいで、こっちに飛ばされてきたんだよ」
「そうなのか、じゃあしょうがないな。ところで幽体離脱ごっこしないか?」
コックピットで桜子は叫んだ「トラえもん、アクション!!」 トラえもんの両目から放たれた強烈なレーザーによって、祭二人は病院ごと焼かれ、灰と成った
「あっ、いつもので。」誰かの声がした。顔を上げるとそこには
妹がいた。
だが、間一髪。二人の祭は本来の使命を思いだし和解。二人そろって外苑にあるコスプレ焼肉に向かっていたので無事であった。桜子はまだその事に気がついてはいない。だからいつも通りバイトの時間にはバイトに向かう。そのバイト先とは
・・・いや、まだ言えない。ネタバレになってしまうからだ。ところで、
317 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/10(月) 23:08:09 ID:Sgcd6T8x
「病院の二人は始末したけど、研究所にも一人現れてたなんて」研究室の祭は相変わらずベッドに寝かされている。もう一人の祭はたった今、始末された。「桜子、これは一体?」「私が発明した異次元召喚システムの暴走よ。ろくでもないのを大勢、召喚しちゃったみたい」
「それにしても、殺す必要はないじゃないか。仮にも祭だし」「あれは祭兄ぃの姿をした、別の生命体よ」スク水の尻のところのよじれを人差し指で直しながら断定する桜子。
「ところで祭兄ぃ。L5ウイルスに感染して気分はどう?」「気分?毎日がエブリディだよ。ハハハ」「上出来のようね。でもL5ウイルスの真の効果はこれからよ」「何?それはどういう?うっ……ピピッ、桜子様、御命令を」「ふふ、実験成功。これですべてのメカは私の下僕よ」
それからの1週間はまるで嵐のような毎日だった。
最初は敵国から侵入した工作員の排除だった。当然のように改造されているあいつらは、なるほど俺クラスの改造を受けていないと太刀打ちは出来なかった。そのうちに国境を潜入してくる特殊部隊の排除をさせられるにつけ、どんどん俺のダメージも増えていった。
日曜日。一週間のしょっぱなにそれは起こった。それは――
324 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/11(火) 21:16:23 ID:EeA2o1tA
桜子の下着を手洗い洗濯させられた。頑固なシミがなかなか取れず
ある意味これバイオ兵器なんじゃね?と思って敵工作員に投げつけてみたら、これが笑っちゃうほど効果絶大。
実はその下着にはL5ウイルスがつけられていた。ウイルスに狂わされている祭にはそれがわからなくなっている。敵の工作員もサイボーグなので効果覿面。そして敵の工作員たちも桜子の下僕と化した。
――ついに、桜子の手勢は20人を超えた。それも、最新型の改造人間ばかり。状況にもよるが、一個大隊を十分に蹴散らせる戦力だ。“おい、桜子。なに考えて居るんだ?”俺の中で理性の欠片が呟いた。
あー、早く2chに行きたいな。何てレスされてるんだろう・・・
でもどこの板を見たらいいんだろう。サイボーグってハードウェア板か?それとも軍事?実況ch?
考えあぐねて、download板を開く祭であった。
そんなある日、CCさくら板のとあるスレッドに気になる書き込みを発見した。
『悲しいけどこれ、戦争なのよね』
(まさに今、俺のおかれている状況だ……)祭はそう思ったのだった。
「おまいも大変だな、乙華麗。そして俺も乙華麗wちゃんとレスしてね。」するとレスが返ってきた
3日待ってもレスがこない。その間、だれも書き込みしないし……。10日後には板自体が閉鎖。あれ、俺嫌われてる(涙)
絶望した!!こんな人生絶望した!!!
サイボーグなので普通に吊ったくらいでは死ねない。そこで祭は全身にC4を巻きつけ起爆した。――無論、その様子を実況しつつである。
「VIPで死ね」とか言われた。(言われなくても死んでやんよ…)祭はついに起爆スイッチを押した。
それを合図に都庁がロボになった。
祭の元に、国内外の都市から「ロボッ都庁」の注文が相次ぎ
金をわんさか儲けた。だが建築基準法違反とやらで逮捕。今は秘密警察の対サイボーグ用の檻の中だ。
取りあえず、俺は檻の中にいる。桜子はどうやら俺を完全には信頼していないらしい。他のサイボーグ部隊の連中は完全に自分の意思を失い、桜子の思うままだ。部隊の戦果は面白いように上がって行き、桜子の軍での地位は、今や上級大将に匹敵するほどだった。
そして暇だから戦争を起こそうとしてた矢先に世界で一番人口が多い国が戦争を吹っかけてきた
「緊急事態発生! 緊急事態発生! 核と思われるミサイルが本基地に向いつつある。空戦サイボーグ部隊はこれを迎撃せよ!」基地にアラートが鳴り響くが、俺には関係ない話だ。
「いつまで腐ってやがる祭!」この声「兄貴!?トラえもんになったんじゃ」「体のコントロール戻すのに時間かかった。いいか暴走してる桜子を止めるぞ俺達で、ついでに核もな」
「俺やだよ」
「何ぃ?嫌だと!?どういう事だ!?」「兄貴、俺たちは桜子様の下僕なんだ。桜子様の許可なく勝手な事しちゃだめだよ」L5ウイルスによって洗脳されてる祭は笑顔で光矢に言った。
「いい機会だから話しておこう。お前の記憶は実は後から植え付けられたもので、お前の本当の名前は『戦(いくさ)』と言うんだ」「なんという超展開…打ち切りフラグ?」
「嘘だ嘘だ嘘だッ!俺は祭だッ!この戦争が終わったら…俺は桜子様と結ばれるんだ約束したんだッ!!」よしこれで打ち切りフラグを死亡フラグで上書きしたぞ。
「トランスフォーーーム!」光矢はトラえもんに戻り、桜子の元へ疾走した。
「桜子!L5ウィルスの解毒薬をだせ」光矢は桜子に掴み掛かる「…痛いわ光兄離してくれない。…もう突っ走るしかないのよ」パシーン!「えっ、光兄?」「何悟ったような事言ってんだ餓鬼」
「私に意見しないで!!下僕のくせに!!」「何ぃ!!」光矢がいきり立つ。だが、「オンブ〜」突然、ピンク色の物体が光矢にのしかかった。すごい重量で光矢は動けない。「何だこいつは!?」「私がオカルト科学で作り出した妖怪オンブオバケよ。けっこう可愛いでしょ?」
「潰してやる〜オンブオンブ〜」オンブオバケはどんどん重くなっていく。光矢はあまりの重さに気絶した。「口ほどにもなかったわね。オンブオバケ、こいつを牢にぶち込みなさい」「了解オンブ〜」光矢はオンブオバケに連行され、牢にぶち込まれた。
「虎クタービーーーム!」牢を脱した光矢は祭の元へ疾走した。
3時間後、迷子になった光矢はロボッ都庁の頭の部分にいた。
戦争はもう始まっている。仲間の航空部隊が善戦してるがなんせまずが違う。だってむこう12億人いるんだもん。
各種センサーをチェック。旧式な核ミサイル群は、どうやら祭が一掃したらしい。基本性能が桁違いなのだから当然か。目の前の航空部隊は少し厄介だ。数あわせに駆り出した木製複葉機が最新のセンサーに映らないのだ。だがこれも自動兵器の的にしかならない。
ロボッ都庁の対空兵器群を全て起動する。「これが本当の弾幕の張り方だっ……!」光矢の放ったミサイルと対空砲が、雲ひとつ無い青空に無数の炎の軌跡を残し、航空部隊を壊滅させる。
光矢はミサイル発射ボタンをピアノ連打した。無数のホーミング弾が発射され、都庁のボスの言う、シ○軍航空部隊に次々と命中する。
361 :
360:2007/09/14(金) 20:15:41 ID:aRRRBCb6
かぶったのでスルーしてください。ごめんなさい。
と、ロボッ都庁が土下座で平謝りしたところ、
○ナ軍機動侵攻部隊の中核を、地面についた両腕で踏みつぶした。もう、十分だろう。後はこちらの機動歩兵が一匹残らず殲滅するはずだ。こうして、隣国の第一次侵攻作戦は桜子率いる改造人間部隊の活躍であっけなく終わってしまった。
そのころ木陣学園は、作中三度目の創立記念日を迎えていた。ペリー神崎は相変わらず「創立記念日デース」とか言っている。
365 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/14(金) 21:51:45 ID:O4dEnI9C
次の瞬間、ロボッ都庁の放ったミサイルの流れ弾が木陣学園に着弾。
体育倉庫で×××していた祭と桜子に命中した。
367 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/14(金) 22:05:23 ID:5y6r3iXk
桜子は叫んだ。「うぎゃふぉげぇーっ!!!」
見なかったことにしよう。それはさて置きこの1週間連中のゲリラ戦法と自爆攻撃がうざすぎる、自爆攻撃はこちらのお家芸だっつの
ロボッ都庁は悩んでいた。自分が主人公になるにはどうしたらいいんだろう、と。
そして出た結論――祭の力を吸収し、我がものにしようと、ロボッ都庁は始動した。
371 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/15(土) 22:11:58 ID:buohkp99
待っていたかのように祭がバイクで走ってくる。「フェーーードイン」祭はバイクから飛び立った。
だが、突然、強烈な重圧が祭にかかり、祭はバイクごと潰された。「オンブオンブ〜」忌まわしきピンク色の物体。オンブオバケの仕業だ。「オンブオバケ!!てめえ、何のつもりだ!?」祭は自分にのしかかっているオンブオバケに向かって叫んだ。
「しっ黙れ、いいかこちらを向かずに話を聞くんだ、後ろからお前をつけてくる奴がいる。奴は主人公の座を狙っているんだ」
「オンブオバケ……。お前、まともな台詞が言えたんだな」祭にはそっちの方が驚きだった。
「それよりもお前、逃げたほうがいいでオンブ。お前に死なれたら桜子様が悲しむでオンブ」「逃げるも何もお前にのしかかれれて動けないんだが」「それは失敬でオンブ。じゃあ消えるでオンブ」そう言って奴は姿を消した。ってか俺を放置しやがった。あいつめ。
376 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/16(日) 16:04:21 ID:bERpKB3V
「ん?これは手紙。なになに祭さまへ、だと。オンブの奴落としていきやがった」『拝啓 祭さま
お元気ですか? 実は私も桜子様のウィルスに感染した、有る組織の改造人間だったのです。本来の使命はあなたを暗殺することでした。でも、いち抜けします、さようなら。でも安心してください。代りの暗殺者はまだまだ来ますから。私にはどうでもいい事ですけどね』
手紙と一緒に写真も見つけた。栗色の髪の毛の少女が笑いながら手を振っている。「ばいばい〜い。」どうやらこれはオンブオバケの正体らしい。「さっきの嘘!やっぱり俺の背中に乗ってていいぞ!」祭は空に向かって思いっきり叫んだ。
俺の叫びに答えるように、空から何かが落ちてきた。
やる気わくわくワークマァァーーン!!
りょ、領収書!?from:ワークマン
『オンブオバケ継続ご利用料金:1ヶ月100円 オプションお化け姿解除:720時間7200兆円 合計7200兆100円』 ワークマン「ご利用ありがとうございます。」こうして祭は一ヶ月で約7200兆円を稼がなくてはならなくなった。女の子を背負いながら。
祭におんぶさせている少女を見たロボッ都庁は思った。(祭を攻撃したらあの少女も巻き添えになってしまう。攻撃するのは止めよう)実はロボッ都庁は桜子にフェミニズムをインプットされているので女性を傷つける事はできないのだ。(仕方ない。今は主役になるのを諦めよう)
まずは友達として取り入って、あいつの弱点を掴むことにしよう。「よ、よぉ久しぶりだな祭!」「なんだ誰かと思ったらロボッ都庁じゃないか久しぶりだなどうしたんだ?」
「今日はハマチが食べたい。」
386 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/17(月) 18:54:50 ID:3XGbiIK0
ロボッ都庁「だったら展望レストランにあるから中に入ってきなよ」祭「うん」
うわぁ・・・ロボッ都庁の中・・すごくあったかいナリ・・・
「あつ〜い・・・」祭がこのロボッ都庁を売れば借金の足しになるんじゃないかと考えていたら、負んぶしていた元オンブオバケが喋った。そういえばオバケ姿を解除したのだからこの子はもうオバケじゃないんだ。祭「ねぇ君、なんて名前なの?」女の子「私の名前は・・・
律子よ。苗字は守田よ」元オンブオバケの少女――守田律子はそう名乗った。
「もりた…り…?ああなるへそ、『ミリタリー』のもじりなわけね」一人で勝手に納得する祭であった。
「ところで君はどこの組織の改造人間だったの?」「……」律子は黙ってしまった。「……俺、悪い事聞いちゃったか?」祭は心配になり律子に尋ねた。「別にいいわよ。……そうね。マシン帝国バラノイヤでも妖怪軍団でもないとだけ言っておくわ」律子は薄く微笑みながら言った。
(話してくれたっていいだろ、大金払ったんだから・・・)嫌気がさしたが、ふと(俺はこの律子を借りたんだ、宇宙規模の莫大な金を払って一ヶ月契約で。つまりその間は俺のもの、このロリ少女に俺は何をしてもいいんだ。あんなことやこんなこと・・・。)不気味に笑う祭
性癖を押さえきれない祭「ちょっと降りて」ついに実行しよとした。が「降りられないもん…」律子が冗談を言ったと思ったがふと思い出す。オンブお化け、祭は全てを悟った「えー!つまり1ヶ月ずっとおんぶ!?×××も×××できないじゃん」律子「変態!」殴られた
むぅなんとかこう背中からお腹側に回り込ますことはできないものだろうか・・・そんなこんなで貴重な1ヶ月のうちの1週間が過ぎるのだった。
「祭兄ぃ。なに私の発明品を背中に乗せてるのよ」桜子が俺のところにやってきた。「いやあ、一ヶ月ほどレンタルを……ん。律子は他の組織の改造人間なんじゃ?」「確かに元はね。でも単純な強化改造しかしてなかったから、私がオカルト科学で改造したのよ。オンブオバケに」
「なんなら祭兄ぃもオカルト科学でもっと強力な怪人に改造してあげるわよ。バラモビルとかどう?それともサウナギンナンの方が良いかしら?」「い、いや。俺は遠慮するぜ!!」
そうだ、桜子。おまえAVはみない??処分に困っててさ〜。
桜子&律子「変体!」前後からの挟みパンチを食らった。祭(返済金稼ごうと思っただけなのに…もう我慢できない。律子が背中に付いてからトイレも風呂もまともに行けない、飯も睡眠もろくに取れない、借金返済のあてもない…死んだほうが楽かもしれない…)
399 :
自治スレ公民館ローカルルール変更議論再開告知:2007/09/18(火) 11:05:29 ID:rs4ApSXI
桜子「あんまフザけたこと言ってっと、また機能停止にするわよ」祭「うん」
借金はあるが死ぬ事はできない。というわけで、借金返済のために、俺は今、マグロ漁船に乗っている。「おい、若いの。娘を背負って漁に出るたあ、見上げた根性じゃのう。それとも海を舐めとんのか?」俺の隣にいる厳しそうな漁師のおっさんが声をかけてくる。
「大丈夫です。こいつもある意味マグロですから」また殴られた。ちくしょう。
「マグロ早く食べたい」「なんでお前が喰うんだよ!」「食べたい食べたい!」背中を叩く律子。うるさいから餌のイカをやってみた「わ〜いマグロだ〜♪」(マグロ知らねえのかよ!ま、もう騒がないからいっか)「うぐ…食べたら気分悪くなっちゃった…オエ〜」「吐くなー!!」
「おい、騒ぐでねえ。海を舐めたら死ぬぞ」隣の漁師のおっさんが注意してきた。「それに最近、この辺りにゃ海坊主が出るって噂じゃ。まったく世間も物騒じゃが、海も物騒になったもんじゃ」「妖怪なんているわけないわよ」律子が呟いた。ってかお前もオンブオバケだろ。
遠洋に出て1時間ほどたった頃、海にある異変が起きた
イルカに乗ったお坊さんが、海面から頭頂部だけ出して泳いでいる。漁師「ついに現れたか」
「フフッ、漁師諸君。愚僧の領海へようこそ。愚僧の名は円海。この海の魚は全て愚僧のものじゃ。早々に立ち去るがよい」イルカに乗った坊主はそう言った。「ふざけんな!!」「そうだ!そうだ!」漁師達からは非難轟々だ。「そうか。では貴様らに天罰、いや、海罰を与える」
「あれを見ろ!」円海の指差す先には海面にそびえ立つ黒い塔があった。「なんだ!?」黒い塔はこちらへ近づいてくる。よく見るとそれは塔ではなく、無数の『あれ』が渦を巻いて柱になっている。「これってもしかして・・・」そう、みんなが知ってる『あれ』である。
うげげーーーっ。俺の見える範囲の中ですでに3人倒れている。正直俺もアレはキツイぜ……。
柱自体は竜巻に巻き上げられている海水だ。だが、その中を泳いでいるのは、グロテスクな深海魚約百匹前後……。「ふははは、海の恐ろしさを思い知れ!!」円海の言葉とともに深海魚達が一斉に海水の柱から飛び出して、祭たちが乗っているマグロ漁船に降り注いだ。
同時に魚槽のマグロ達が吸い上げられ、深海魚と入れ替わってしまった。
「うわっ、何だこれ!!」俺は見てしまった。あれは
蛸だ。空に浮かぶ巨大な蛸。凧ではなく蛸だ。巨大な蛸が空に浮かんでいる。蛸の口から謎の光が水槽に放たれ、マグロがその光に吸い込まれていく。そしてマグロの代わりに空になった水槽に深海魚が入っていった。「どうじゃ。愚僧の力を、海の恐ろしさを思い知ったか?」
「俺、触手系よりも拘束系のほうが好みなんだよね」
水槽の魚を眺める一同「わあ〜」初めて見る魚に驚く律子「祭、これな〜に?」「ペリカンアンコウだな」ザパン「キャア!祭、今のは!?」「シーラカンスだ。でもって近くのが…」手取り教える祭「…で、そこのがって、なんだ寝ちまったのか」律子は祭の背中で寝息を立てていた
「これ!!愚僧を無視するな!!」放置されてた円海が叫ぶ。「愚僧を無視するとポセイドン観音様の祟りが……ん、貴様」円海は祭の顔を見て何かに気付いたようだ。「貴様は綾裂祭!!よもやこんな場所で出会うとは!?」「俺がどうかしたか?」祭は円海に尋ねた。
律子「んん…」祭(シー…起きるとやっかいだから…喋るなら近くで小さな声で話せ…)円海(…おお、了解じゃ…)円海は船の甲板に乗り、祭の耳元に手を当てて小声で話し始めた。(実はだな…
お前のブログのファンなんだ。握手してください。つ、ついでに一昨日言ってたAVの処分は済んでるんですか?よければ拙僧が……
418 :
自治スレ公民館ローカルルール変更議論再開告知:2007/09/20(木) 07:55:59 ID:g0WxlZ9v
祭(AVならさっきの蛸に吸い取られたよ)
(ついでにDVDとBlu-rayもあげるは。もう見ないから。)(本当ですか!?ありがとうございます。)円海は箱を貰おうとした、が。(おっと、その変わりマグロを百匹ほど貰おうか)(え?そんな無理です。国際条約で漁獲量は決まって…)(お前なら簡単だろ。ツ・ブ・ガ・イ・ちゃん)
・・・という経緯で始めたのがこのメイド魚屋なんだ。
祭「戦争で日本円も大暴落、ちょっと外国経由しただけで鮪百匹が宇宙規模の借金をチャラにしてくれたんだ」桜子「へ〜そうなんだ。で、もう1ヶ月契約切れたのになんでまだ律子ちゃんおんぶしてるの?」
「そのことなんだけど桜子、大事な話があるんだ」
「実はな、俺たち、兄弟じゃないんだよ。」
「知ってるわよ。そんなこと」桜子は平然と答えた。「え、それじゃあ知らなかったのは俺だけ!?」祭にはちょっとショックだった。
律子「うっ」祭「どうした律子!」律子「出来ちゃったみたい」
「そんなバカな!ちゃんとアレ付けてたのに!!」
「何!?律子とヤったわけ!?オンブオバケとはいえ、律子はまだまだ子供よ!!」桜子が祭を問い詰める。「いや、冗談だよ。このとおり、ずっとオンブだからヤろうにもヤれないんだ。……ほんとだよ!!信じてくれ!!」
「あれ?律子ちゃんは?」桜子が不思議がってると店の奥から声が「できたよ〜。はい、お姉ちゃん」「わあ、チーズケーキ。律子ちゃんが作ったの?」「こいつが作れるわけないだろ。今話題の炊飯器で作れる奴だ。しかも俺が分量計ったんだ」「うっさい!」バコン、御盆で叩かれた
「フォーク持ってくるね〜」……「…ふ〜ん、律子ちゃん買い取ったんだ」「…」「好きになっちゃったのね」「そんなんじゃねぇよ。ドコの馬の骨ともわからんやつに契約されたらかわいそうだと思っただけだ。」「兄さんはどこの馬の骨なの?」「う…」
祭はすっかり忘れているが、律子にオカルト科学による改造を施してオンブオバケにしたのは律子であり、律子の元の主人は桜子である。つまり、律子を買い取るために支払った金は、そっくりそのまま桜子の口座に振り込まれているのである。祭は気付いていない。
431 :
自治スレ公民館ローカルルール変更議論再開告知:2007/09/22(土) 18:23:11 ID:qmpCFkRv
祭「律子、俺、働くよ。円海のおっさんの元で一年間修業して、立派な漁師になる。じゃあ行ってくる」律子「金麦と待ってるからー」
「こいつら皆、海を舐めとるのう」漁師のおじさんが怖い顔で吐き捨てた
「あ〜〜、この竜宮城にきてもう半年かあ。円海のおっさんに連れてこられた時はどうなることかと思ったけど、結構居心地いいんだよなあ」
「こうして祭は、乙姫様と結ばれて…」「ちーがーうー!」律子が割り込んだ「祭は竜宮城のお宝を持ち帰って、私と幸せに暮らすの!」「っけ、わかったよ…コホン『わー宝箱だ、いただき〜』」「バカァ!盗んだら泥棒じゃない!」(どうしろと…)律子の人形遊びに付き合わされる祭であった
現実は甘くなかった。「これ、祭殿。これから漁に出ますぞ」「若いの。海を舐めるのもたいがいにせえよ」円海と漁師のおっさんが声をかけてきた。ここは海底基地「竜宮城」。元は円海のオッサンの根城だったらしいが現在は漁の前線基地に使わせてもらっている。
漁に行く、と言われて乗り込んだのはどうみても宇宙戦艦○マトなごつい船だった。おっさんが「めざすはイスカンダル!!!」と意味不明なことを叫んでいた。
437 :
自治スレ公民館ローカルルール変更議論再開告知:2007/09/23(日) 00:02:44 ID:7gkbAZoh
この竜宮城は日本海溝の水深約三千mに位置し、海底から沸き上がる海水はアミノ酸を沢山含んでおるため、魚の生活環境としては最適、世界有数の大漁場で漁獲高は、って人が真面目に設定に考えてやったのに、また寝ちまったのかよ。律子は人形を持ちながらうつ伏せに寝ていた
しょうがないな、律子のベルトを締めてやって対G体勢をとらせる。さあ発進だ。
「ああ、ポセイドン観音様。セドナ如来様、オアンネス菩薩様。我らに海の祝福を……」円海が出発前の祈りを捧げる。円海が信仰する神々がどんなものかは気になるが、ミルリーフや名も無き狂気の神の別名かもしれないので、俺はあえてツッコまない。ちなみに俺はSWファンだ。
祈り終えた円海は「ついてまいれ」と、イルカに乗って発進。「あ、師匠、ここ301気圧ですけど…嘘だろ、行っちまった」俺はヤ○ト風漁船のアクセルを踏み込んだ。
「祭、それアクセルちゃう。ブレーキーや!」「船長、俺、車の免許も持ってないんですけど…」「なにお前もか、実はわしもなんだ。」「えー!誰が運転するんだよ」「私がやる〜」「お前は座ってろ」「えい!」祭の静止を振り切り、律子が何かのボタンを押した
漁船(というか漁業用潜水艇)は無事に発進。律子が馴れた手つきで操縦している。「律子。お前、潜水艇の操縦なんてできたのか?」「私はオンブオバケよ。人間だけじゃなくていろんな物に乗る事ができるの。どんな乗り物も操縦できる能力もあるのよ」律子は笑顔で答えた。
ふーん。じゃあ、あとヨロ。俺は寝とくから。
(俺にできないことを律子ができるのは悔しいが、以外に頼れる面もあるんだな)ボキ!ジージー…ガシャン!(あんな自信たっぷりな顔は初めてみた。そうとうの腕なんだろうな)ピキ…ピキ…ピキ…(さすが俺のほれた…)ウィーン!ウィーン!「わーん!助けて祭ー!!」「やっぱりはったりかよ!!」
「違うのー!!この船、囲まれてるのー!!」窓の外を見るとこの船の周りを複数の潜水艦が取り囲んでいる。敵国の潜水艦だ。さっきのは律子の運転が下手だったんじゃなくて、敵の攻撃だったんだ。
そうに決まってる。決してしてめちゃくちゃな操縦をしたために安全装置が作動、緊急浮上して海上自衛隊が救助に来たなんてことあるわけない。窓の外に青空が広がってる気がするがきっと幻しだ。ここは深海3000m、だよな律子。
しかし律子の返事はない。迎撃のため彼女は機関長に指示を出したり、戦況の把握に集中しているようだった。「艦長、エネルギー充填120%に達しました!」「よし、波動砲発射だ!!」律子が叫んだ。
「波動砲!?そんなものがこの船に!?」だが、律子は俺の叫びは無視され、波動砲は発射された。そして……、敵国の潜水艦は大半が撃沈。わずかに残ったものは退却していった。「フッ、喧嘩を売る相手を誤ったわね」律子がクールに呟いた。
「奴ら、私たちの動きに気づいたようね・・・」「奴ら?誰のことだ?なぁ律子そろそろ説明してくれよ」「ごめんなさいもう少しだけ待って」律子は艦内を見渡し、高らかに言い放った「ヤマト、浮上!」
450 :
自治スレ公民館ローカルルール変更議論再開告知:2007/09/23(日) 23:09:35 ID:tVkdm2fW
律子「潜望鏡深度まで浮上」祭「アイサー」・・・「艦長、潜望鏡深度に達しました」潜望鏡を覗いた律子の目に綺麗な模様が映る。律子「こ、これは…万華…鏡?!」
トライバーニング!!
祭と律子は合体した!!
「さあ、これで俺たちはウルトラマンエースだ!!」「若いの!!気でも違ったか!?」漁師さんが祭を押さえる。「心配しないで、L5ウイルスによる発作よ。すぐ治まるわ」律子が冷静に言う。
なぜか船長と潜水艦も合体した「なんだこれは?」円海とイルカも来たので合体「なによあの塊!?」桜子とロボッ都庁ものりで「飲み込まれるー!!」ついでに周りの敵も「ザパー」そして海も「ゴゴゴ」山も「モクモク」星も「シュー…」宇宙も「あなたと合体したい…」全ては一つになった 完
「ただいま帰りましたぞ。律子殿。祭殿はどうなされたのですか?」「お帰りなさい。円海。祭は今、夢と現実の境を行ったり来たりしてるのよ。気にしないでいいわ」
ある日のメイド魚屋「祭殿、今日も律子嬢をおぶられて羨ましい」「うっせいツブガイ!たく、仕事がはかどらないぜ」「祭…竜宮…まかせ…ヤマト…」「ん?寝言か」「祭…合体…したい…夢…」「なんちゅう夢見てやがる」「んん…あれ?祭〜起きた〜?」
あの潜水艦での死闘(?)から一ヶ月が過ぎた。敵国の潜水艦が侵入していた事が分かり、あの海域の警備が厳しくなったので俺は竜宮城からこの本店に戻ってきた。漁の方は円海と漁師のおっさん達に任せているが海上自衛隊の目を盗んで漁をするのに苦労してるらしい。
律子「わ〜い、もうけもうけ♪」祭「うっしっし」祭たちが店の売り上げ金を見て喜んでいると、円海「祭殿…律子殿…逃げて」「警察だ!綾裂祭、マグロ資源保存・管理特別措置法違反で逮捕する!!」押しいってきたSATにアサルトライフルと逮捕状をつきつけられた。
459 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/25(火) 11:17:22 ID:XdInPPbx
「円海師匠、律子、僕はこんな体で生き続けることを望んでいないんだ。だから…さようなら」祭はSATに向かって走った。「射撃初めーーっ」無数の弾丸が祭を撃ち抜く。「これで自由になれる…」崩れながら安らかな顔を見せ祭は倒れた。
「夢か……」
461 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/25(火) 12:46:45 ID:1RJwBry5
「祭殿、目を覚まされなさったか」「おう円海、ここは天国か?」「いえ…地獄です」祭は円海のほうに体を動かそうとした、が…「なんだこりゃ?」腕に鎖がついていた「懲役160年、祭殿が麻酔弾で眠らされてる間に判決がでました」
判決は
四国88ヵ所巡りの刑となりんす。
と魚達が微笑みながら言った。
「ふざけんな!!文章が一行じゃない奴らに言われたくねえ!!」「祭殿、少しは落ち着いてくだされ」騒ぐ祭を円海がなだめる。「そうよ。少しは落ち着いてよ。恥ずかしい」律子もそう言う。「って、律子。お前も死んだのか?」「オンブ゛お化け゛は死なないわよ。私は付添人」
「だけどこれだけは譲れない。
俺は日本一の
密猟犯だ!!ところでなんで律子がいるんだ?刑務所って男女別だろ?」「祭殿、愚僧は律子嬢ではなく円海ですぞ…」「あ、間違えた。律子〜」「祭殿、それは愚僧の足…麻酔弾あれだけ食らったからのぉ…」「律子〜」「それは便器…仕方がない、"あれ"で眼を覚まさせるか」
円海は、祭の両足を掴み股間に足をあてがい「は〜〜〜凡羅破魅陀亜仏弟斗羅」と唱えると、電気あんまを施した。「どうじゃ?祭殿。お逝きなさい!これでもか!これでもか!ハァハァ」
「何しとるんじゃ!!我ぇ!!」地獄刑務所の看守。一本角の赤鬼がやってきた。「わあ、オルグだ!!角が一本ってことはデュークオルグだ!!それともまさかハイネス!?」祭はまだ錯乱している。
そのとき円海は足の裏に違和感を感じていた。「この感触・・・まさか!」
ハムッ、祭は円海の足にかぶりついていた「律子〜」「駄目だこりゃ」溜め息を付く円海「仲良くやれよ。死ぬまで出れねんだからな、ガハハ!」笑う看守。ここは難攻不落の人工要塞大陸、大東亜連合国最重要犯罪刑務所。祭たちはその地下最下層に幽問されている
471 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/26(水) 00:13:23 ID:rsKswJXH
「とにかく祭の錯乱を止めねば…」円海は会陰(股間にあるツボ)を突いてみた。祭「あんっ」円海「おおっ!もっとリズミカルに!ハァハァ」
来たっ、来たっ、来たーーーースケェェェェイス!!
祭「ィェァ ィェァ」
円海「南無三!!」ズブ!祭「アッー!」…「いってー…何しやがる!!」「祭殿、やっと目覚めなさったか!!」
「ああなんかスゲー気持ちいい夢を見ていた気がするぜ」「ではさっそく本題に」「ちょっとまってくれ。パンツを洗いたい」
「では、いただきマンモス。」
477 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/27(木) 07:49:20 ID:DWfckRE8
「あ、儂も」円海は祭を放置し食事の輪に加わった。
478 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/27(木) 12:17:12 ID:ch9AqY9g
そこで祭がでんぐり返しをしながら
鉄格子の向こうの看守にかかと落としをした。
そして盗んだバイクで走り出す。
行き先も分からないままひたすらと
482 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/28(金) 00:19:04 ID:G6fvr2Nf
そして再び、ロボッ都庁へフェードインの体勢に
483 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/28(金) 17:23:27 ID:0kVSDH3y
「さぁ、皆さん一緒に!!」「ふんがぁぁぁぁーっ!!(叫)」
勢いあまって地球が割れてしまった。僕らは宇宙を漂っている・・・
僕は考えるのをやめた
「は〜つまんねー、看守からかうのも、牢獄の中バイクで走り回るのも、地球儀叩き割るのも、らき☆すた踊るのも飽きたな、なぁ円海」「ですの〜」「でも働かずに飯が食えるっていうのは最高だな」「ですの〜」「あれなんで俺ら捕まってるんだっけ?」「さ〜」「ま、いっか」
太陽の引力に吸い寄せられているのにも気づかずバカ2人はバカ話をしていた「あれ、なんか暑くね?」
「祭殿、太陽が見えまする」「わぁ、おっきいなぁ」「我が母星に御座います」「え、マジで?俺もやで。懐かしいなぁ」
「ねぇ、太陽にほえない?」「・・・うん。」「じゃあ行くよ、せーのっ!
490 :
イラストに騙された名無しさん:2007/09/29(土) 10:41:19 ID:joFXetKc
ガチャーン!祭と円海が宇宙で叫ぼうとしたときバラバラになっていた地球が元通りになり、祭と円海は挟まれた。「痛〜、なんだよここ、結局刑務所に逆戻りかよ…」「そうみたいですな。ん?あれは…」いつものだだっ広い牢獄の中に珍しいものが紛れ込んでいた。
○ラえもんだった。「まさか・・・ド○えもんがこの世界を元通りにしてくれたの?」
ポンポコポン。祭「なんだタヌキか。」うまそうだったのでタヌキ鍋にして囚人みんなで食べた。?「刑務所の地下から良い臭いがする…」
翌日、狸が群れをなして刑務所を襲撃。想定外の敵襲に対応できず、あっさり陥落。狸による囚人支配が始まった。
「おらおら人間共、キリキリ働くんだポン。そうしないと鍋にして食っちまうぞポン」
「くそう。狸ごときに何で俺が……」「そこ、サボるな!!」祭が愚痴をこぼしていると狸がムチを打ってきた。「痛っ!!」「おらおら、人間ども。多摩丘陵を追い出された同朋たちの恨み、思い知れ!!」「平成狸合戦に負けたからって八つ当たりかよ」「うるさい!!人間め」
496 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/01(月) 00:31:21 ID:ftliLh16
タヌキは激怒した。
497 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/01(月) 00:43:32 ID:KJlTMj6u
「糞人間どもめっこれでもくらえっ」ピシッ「いたっ! やめろ!」「口答えするな!」ピシッピシッ「あっ、ぎゃ!」「これでもかこれでもか」ピシッピシッピシッ「あっ、あっ、もっと、もっとぉ!!」
こうして人間は身も心も狸の奴隷となるのだった。
タヌキ
クヌキ
クメキ
クノキ
クノニ
クノ一
くの一
突然タヌキはくの一に変身した
「いいんだ。どうせ俺のムスコはこのために備わってるんだ」
事件を聞き付けた大東亜軍が刑務所のたぬきたちを一掃した「焼き払え!」「ギャー熱いー」軍の火炎放射機はたぬきたちの毛皮を焼き、皮膚を溶かした。
501 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/01(月) 11:51:22 ID:jJxQ56+D
狸の毛皮を剥ぎ取り荷馬車に乗せたのは
桜子だった。「化け狸の毛皮、これは海外に高く売れるわね」「……商売熱心だな。桜子」呆れながら祭も手伝う。「大いなる目的のためにはお金が必要なの。それに黒字になったら祭兄ぃのマグロ漁業も復活させてあげるわよ」
俺は叫んだ「Come on!! Come on!!」
狸の毛皮狩り、それは人間達による怒涛の逆襲の始まりに過ぎなかった
とりあえず俺は、○ラえもんの皮をひん剥いてみた。
当時、包茎だった○ラえもんのペニスを心配した人間達が、 皮を剥いてやろうと言うのです。
507 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/02(火) 07:54:25 ID:EbM1qIjd
そして、ズルムケティンポを得た猫型ロボットは
嬉しくなり、し○かちゃんの風呂に侵入
もともと全裸、驚かれはしたがまだこちらの思惑、下心には気がついていないようだ。
だがよく考えるとミーちゃんじゃないと欲情できなかった、つか人間イラネ
しかし、既にしず○ちゃんの名ゼリフは回避できない。体をくねらせ
「きゃーっ、エッチ!」
二行レスが乱発したため、○ラえもんとしず○ちゃんの存在は祇園精舎の金の声的に風の前の塵に消えてしまった。「おいこら!しず○ちゃんの裸を見せろ」「変体!」桜子に祭りは殴られた
「うわーん○ラえも〜ん、ジ○イアンに殴られたよーーー」
そう、謎の影の正体は、地雷怪人・ジライアンであった。
「とりあえず闘えばえんやろ?」投げやり風に祭が吐き捨てる。
「いや、お前には用はない」いきなり現れたジライアンはニヒルに言った。「オンブオバケはどこだ?」「律子の事か?聞いてどうするんだ?」「決まっている。妖怪は成敗するのだ。かくれんじゃ〜にんじゃにんじゃ〜」ジライアンは突然歌い出した。ってか律子が狙われてる!?
俺は律子のもとに走った。そしてJRに乗った。そして新幹線に乗り換えた。気づくと俺は
○ラえもんに囲まれていた
さらにオジサンバイブが登場!ぶぃいいいいん!と音を立てて俺に近づくだけで「いやぁああ〜〜!!ああああ〜!」と逃げます。ホレホレ、と○ラえもん。もっと虐めてやろう!とばかりに俺にバイブを当て
519 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/03(水) 10:37:22 ID:eV7gheJw
車掌に取り押さえられた「さて、変態共も消えたことだし、律子〜♪」祭は座席に座って久しぶりに会える律子に思いをはせた、その時「バリバリバリ」窓ガラスが次々に割られ、 「ブオー」隣の路線に巨大な列車が出現した!
520 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/03(水) 11:48:33 ID:obp3/yqx
機関車トーマスだった
そして割られた窓から黒装束の五人組が入ってきた。先頭にいるのはジライアンだ。「妖怪と通じている貴様はやはり生かしてはおけん。我らの誇りにかけて」「お前ら一体なんだ?カクレンジャーか?」「違う!我らはフランスから来たカクカクレンジャーだ!!」
そして、腰をカクカクと。
523 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/03(水) 13:04:53 ID:TPczTJGk
その時地球が爆発した
俺は宇宙に帰った。
525 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/03(水) 18:13:17 ID:TPczTJGk
うし、おらのウンコで地球つくるぜ。ぶりぶり、壊れた地球の代わりにウンコ星が完成した。
「このプランもダメね…」地球再生シミュレーターが出した結果が、ウンコ星に生まれ変わるという最悪の結果だった。ため息をついた桜子は、ついに取って置きの最終プランを決断した。それは
527 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/03(水) 21:15:34 ID:TPczTJGk
スバリ、宇宙移民計画
審議中「それより人類保管計画はどうだ?」「いや、オペレーションムーンゲートだろ」「「ここはシンプルにV作戦なんてどうだろうか」「なにいってやがる!G消滅作戦に決まってるだろ!」
そして物語は、3人目の律子が主人公・祭と出会うところから始まる―。
「なんで、りっちゃんが……」祭はまるで幽霊でも見たように怯えながら、律子に話しかけた。
しかし突然現れた謎の男カムチャッカ仮面が律子を連れ去ってしまう
「うん。分かってる・・・。」俺はいつものようにフフフと笑いながらこう言った。
「奴はとんでもないものを盗んでいきました。わたしの心です・・・って言ってる場合か!待〜て〜」
「やり直し、take17!!」「律子〜」「祭〜」「はいOK!」「お疲れ様」「お疲れ様でーす」汗をふく祭役と律子役の俳優。そう今までの話は全て映画の撮影だったのだ。
「いやあ、大変な撮影だったね」祭は律子に声をかけるが律子は浮かない顔だ「……何か忘れているような」そんな二人を見ている者、いや建物ががいた。「フハハ、うまくいった。これで俺が主役だ」ロボッ都庁である。
「ロボというのは工夫しながら楽しまなきゃ」ロボットは乗りたくないが破壊してみたい。そんな俺の妻・律子に、「SEX大好き」でありながら、なぜか赤ん坊ができない
祭「この日を境に、僕たちはセックスレスになり、夫婦仲も冷えていったんです」カウンセラー「わかりました。では、今から言うことを毎日実践して。まず、律子の
鼻の骨を折ってみて下さい」
律子「らめぇーー!!」
540 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/04(木) 15:27:28 ID:0hnK8GZD
と叫んだと同時に、律子の鼻からとめどなく流れ出したものは
カマキリとシロアリの子供が大量に出てきた。「うわあああ!」祭が驚いたその時、律子の頬に乳白色の斑点が浮き上がった「ああ…」斑点は皮膚を突き破り姿を露に、孵化したばかりのハエの成虫だ。ほほには血の滲んだ大きな穴がぼっかり
あれから3日。となりの部屋では、かつて律子だったモノどもがブンブンうなりを上げている。ガムテープで目張りしているがいつ破られるか分からない。俺はこれからどうしたらいいんだろう。
これからの律子を考えて昆虫図鑑を読んでみた「なになに、オオスズメバチ30匹が3時間で西洋ミツバチ3万匹を殺す…へ〜、シロアリって蟻じゃなくてくゴキブリの仲間なんだ。タマムシって綺麗だな。シオヤアブすげえ!!」虫にはまったので祭はファーブル昆虫記を全巻借りてみた
するとその中の1冊に手紙がはさまれていた。
『ワシはこの星の人間ではない!』な、なんだこの手紙は…。まぁ、続きを読んでみよう。
と思ったが今は昆虫にしか興味は無いので鼻をかんで捨てた。隣が騒がしい…シロアリが本格的に動きだしたようだ。というか何びきかすでにこちらの部屋に来てる「何してるんのよ!?この店もう崩れるわよ!!」桜子が来た
祭「ら、らめぇー!!」
祭の叫びも虚しく、桜子はシロアリ一匹を踏み潰してしまった。「ごめんよ、ごめんよ…仇は…俺が…必ず取るから…うぉーーっ!北斗百裂拳!あたたたたぁーっ!」
549 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/05(金) 03:27:08 ID:XiXiwHo8
祭の拳も虚しく、桜子に全てかわされ白蟻百匹をプチプチと潰していった。
「うおぉぉお! 律子ぉお!!」
泣き叫ぶ祭だった。
550 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/05(金) 06:33:04 ID:3EFcWVfk
後の大戦で猛威を奮った[霧のアースノーマーッド作戦]の原点である
ドンガラガッシャーン!!…メイド魚屋は崩壊した。奇跡的に助かった桜子と祭「うわー!律子ー!!」「馬鹿兄貴!!死ぬところだったじゃない!!」二人が叫んでいると、崩れた魚屋の中にあるものを発見「あれは・・・
円海のフンドシ!しかも洗ってない!
祭「あ、兄貴っー!」
554 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/05(金) 12:51:21 ID:X1dj0Ewb
桜子「イオナズン!!」
「いい加減にしやがれ!!」ガン!ガン!ガン!「光矢兄貴」俺達は全員光矢兄貴に殴られ正座させられた「さっきから見てりゃ何がしてんだおまえら」はて何をしたいんだっけ?
「ていうか誰よこいつ?」「シラネ」「ちょ!嘘だろお前ら!!なんだよ…おいこらやめろ!うわー!!」部外者が紛れ込みました。失礼しました「そうだ、律子!!」店の残骸が広がる魚屋跡地の上にたった祭
無数の律子に包まれた彼は黒い霧状のカタマリと化していた。
558 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/05(金) 21:21:09 ID:XiXiwHo8
後の金正日である。
「兄さん!」桜子は躊躇なく、塊に近づいていった「死んじゃ嫌!兄さん!」塊に手をふれた、その時。パン。「え?」「あ…」「ふえ?」割れた塊の中に、元の姿に戻った律子と、そのつるつるの裸体に抱きつく祭がいた。
そしてそのままジャーマンスープレックスをかけた!!
律子「ひでぶっ!!」
「私が供養します」円海は律子の顔にフンドシ(洗ってないやつ)を被せ、両手を合わせた。
「勝手に殺すなあー!!」律子は起き上がり、巨大化した。「お化けはしなんのじゃー。病気も何にもないんじゃー」律子は大暴れしている。「よし、俺も巨大化だ。こんな時は芋長の芋羊羹だぜ」祭は芋長の芋羊羹を食べて巨大化し、律子と一緒に暴れる。
「キャア!」律子は日本海溝に足が引っ掛かってこけた。衝撃で太平洋が干上がった「痛いよ〜祭〜」律子は祭りに駆け寄った。踏みつけられたアメリカ大陸は地盤沈下し、海に消えた「祭〜」律子は祭りにしがみ付いた。二人の重さに耐え切れず大西洋でメルトダウンが起きた
「フフッ、すべては計画通り。あの二人には存分に暴れてもらうわ」桜子は二人の暴れっぷりを見てほくそえんだ。
てゆーか、これ日本以外全部沈没?みたいな。
日本を手に入れることは世界を手に入れることと同義となり、熾烈な覇権争いが繰り広げられることとなった。歴史で言う「極東春秋時代」の始まりであった。
二人が暴れた影響で、地球は公転軌道を外れ、火星との衝突コースに入った。
「フフフ、『ブリティッシュ作戦』始動ね。あぁここまで長かったわ。火星のあいつら、徹底的に殲滅してやるわよ」桜子が不敵な笑みを浮かべている。
桜子は言った。「トギャザーしようぜ!!」
祭は答えた。「ガババババッ! よかろう決闘だ!!」
つってもやることが無いので律子と二人で星を眺めることに「わ〜」地上で見る星との違いに驚く律子「祭!あれ!あれ!」「ペガススだな」「あっちは!」「アンドロメダ。んでその上にあるのが…ってまた寝ちまったか」律子は祭りに寄り添って寝息をたてていた
律子の艶のある髪を優しく撫でる祭。
「ムニャムニャ……祭だ〜い好きだよ、ムニャムニャ……」
驚く祭。しかし彼女に意識がないのを分かり安堵する。
「なんだ寝言か、可愛いヤツだな、フフッ」
二人の頭上では、宝石を散りばめたように、数多の星が煌々と輝いていた。
律子ののんきな寝言が聞こえてきた。「むにゃむにゃ・・・もう食べられないよう・・・うーん・・・お前1行リレーラの意味しってんのか、あ゛?」
律子の寝言は止まらない「う〜ん、調子乗りましたごめんなさい。う〜ん」少し苦しげだった。
律子「桜子姉さん…ムニャムニャ…」祭「え?桜子…姉さん…?俺は桜子の兄貴だから…あれ?」
577 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/08(月) 04:16:32 ID:dCRc7JI4
「ハッ!」目を覚ます祭、律子はまだ寝ている。
だから二度寝をした…まさかあんなことになるとも知らずに…
世界地図を描いてしまった・・・
とりあえず律子を地図の上に移動して、股間にお茶をかけとこう
(と思ったが、よくよく思えば俺達は巨大化したんだ。今、俺と律子のケツの下にあるものは小さいが本物の地球だ。世界地図があるのは当たり前じゃないか。)祭はほっと一安心、暇なので南極と北極を置き換えてみた
知らずに地球温暖化による水位上昇を防いでいた祭であった。まあ、既に何段か飛ばして地球が崩壊してしまっているので意味はなかったが。
環境崩壊や少子高齢化に嘆く律子…。世界中のテロとエロは未だに絶えないことを嘆いた俺の息子は
ねばねばした白濁液を吐き出した。「はい、ティッシュ」律子がササッと処理する。ちなみに白濁液とはお粥のことであり、決してアレではない。
桜子「ちょっと、それ誰の子よ」祭「おや、本当だ。誰の子だ?」そう言った瞬間、息子「
「ガッ!」桜子&祭「ヌルポ!!」
ぬるぽされた息子は満足そうな顔で帰って行った。俺は何事もなかったようにチャックを上げる。すべて世はこともなし。
「我が人生に一片の悔い無し」祭は天高く拳を突き上げ、自らシャットダウンした
「祭〜おなかすいた〜」嘆く律子。巨大化してから数時間、祭も空腹を感じてきた。しかしあるのは小さくなった地球だけ「しかたがない。これでも喰うか」そういうと祭りは日本の左隣にある半島をつまみあげた「あたしはこっち食べる」律子は現在反政府デモ中の国をはがした
核もろとも喰った祭は被爆し、僧侶もろとも喰った桜子は
悟りを開いた
そして律子はカメラを取り返した。地上では桜子が僧侶を食って逮捕されたが、そんなこと巨大化した祭と律子の眼に入るわけがなかった
警視庁の取調室では桜子が事情聴取を受けていた。「桜子さん。あんたは我が国の軍のトップだ。そのあんたがなぜカニバリズムに走ったんだ?しかも坊さんを食うなんて正気の沙汰とは思えません。どうしてなんですか?」取り調べに当たる刑事は困惑気味である。
『あなたは死ぬ程の空腹を味わったことがありますか?』質問を質問で返す桜子に対して、刑事は意味がわからない様子で桜子を見ていたがやがて
桜子を両手縄で吊し上げ、ボンデージと仮面に身を包んで鞭を持ってきた
のもつかの間、北極熊が南極で発見されたニュースが世界中に流れた。それを聞いた人々は
597 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/11(木) 07:51:44 ID:PTKXSpOX
鼻から虫を出し始めた。
ヒゲヅラのオッサン「…始まったな」
第一次世界蚊大量発生である。桜子「あははは!!人間共、苦しみもだえて死ぬがいいわ!」刑事「残念、この蚊は吸血じゃないようです」「なんですって?」「さらに食べるととても美味だそうです。世界各国で飢餓が解消されていきます」がっかりする桜子
黒服の男「ええ、いよいよですね」
「うっさいわよあんたら!」ヒゲヅラと黒服は桜子に股間を蹴り上げられて悶絶。そのころ俺はと言うと、
律子と一緒に火星を突っついていた「桜子、火星が見えたけど、どうして欲しいんだ?」しかしとうの桜子は刑事に鎖で縛られ、眼と口を塞がれていた「ふう…ふう…」「これはどうかな」「ふう!!んふう!!」ロウソクを垂らされてあえぐ桜子
そんな妄想を息子と一緒に小一時間ほど…
一緒に梅干茶漬けを食っていた。息子は恐ろしい事を聞いてきた。息子「ねぇ、パパ、
「実は僕は、お父さんの本当の子じゃないんだ」「知ってるよ」
「わしは若返りの病に犯され、こんな姿になってしまったが、実は…」「お父さん…」「知っておったか…」
その時、激しい揺れが二人のいる家を襲った。「地震だ!!」二人は急いで外に出て愕然とした。「何じゃあれは!?」見ると天から巨大な指が地面を突いている。暴走皇帝エグゾス並みに巨大化した律子と祭が火星を突いているのだ。火星人の親子はその光景に呆然とした。
608 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/12(金) 15:27:38 ID:qly+9TiP
しかし火星の危機を救おうとした二人の若者がいた。その二人の名前は、
都合により割愛した
なぜなら、その名前を発した途端に体内の爆弾が爆発するからである。その爆弾は
611 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/12(金) 18:14:32 ID:OzV4/lFt
都合により割愛した
「グリグリ〜♪キャハキャハ♪」律子が火星で遊び始めた「おーい桜子、どうしろってんだよ?律子が火星壊しちまうぞ」一方地上では「ぬるぬる〜…ウヒヒヒヒ…」刑事が桜子で遊び続けていた「んふ、んふーー!!」(助けてええええ!壊れるちゃううううう!!)
そのころ二人の若者・・・いや正確には1人と1匹はこの星を襲った大魔王・律子討伐のため旅に出た。緑のセーターを着た青年と笑っているような顔をした犬だ。
火星の北極は寒かった。青年「○トラッシュ…僕、なんだか疲れたよ…」犬「くう〜ん」空から降りそそぐ悪魔(律子)の笑い声を聞き、悪魔のおこす地響きを感じながら青年と犬は眠りについた。
615 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/12(金) 21:42:17 ID:oAJLPLg5
青年と犬のラストシーンに祭は涙した。その涙は大粒の雨となって火星に降り注ぎ、川となり海となった。
やがて有機化合物が反応し合い、アメーバのようなものが生まれた。
そいつは「こんにゃくにゃくにゃく」と名付けられた。が、そいつはまさにアレだった。
が、それはまだ先のお話....
一方、その頃の地球では
「妖怪変化め、このサルトラマン様が成敗してくれる」「やあ、三郎、西遊記の次は特撮ごっこか?」「黙れ!俺様は本気だ!!」祭の前に現れたのはウルトラマンのコスプレをした猿ヶ島三郎だった。しかも巨大化している。「M78星雲の宇宙人から力を貰ったのだ。いざ勝負!!」
620 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/13(土) 08:37:19 ID:01KH3Y4g
祭は三郎を抱え込むと、火星目掛けてキン肉バスター。三郎の頭は完全にめり込み、はたから見ると、頭が火星に置き換わった三郎になった。
-三郎は- 2度と地球へは戻れなかった…。猿の惑星となり永遠に宇宙空間をさまようのだ。そして死にたいと思っても死ねないので ―そのうち三郎は考えるのをやめた。
火星も宇宙の彼方へと飛んでいった「桜子、火星飛んでっちまったぞ」とうの桜子は刑事の玩具だった「んー!!んー!!んふうううん!!」(いくー!!いくー!!らめええええ!!)桜子は衝天した「おやおやこのくらいでイクとは…お楽しみはまだまだこれからだと言うのに…ふひひひ…」
グオォォォぉぉぉーーーっ
俺は自分の鼾で目を覚ました!「っんご!?…地球は狙われている?」
「その通り。君は選ばれたのだ」「あ、あなたは・・・」
「シュコー…ダークサイドで君を待っている…シュコー…」
「どっ、どういうことですか!?、ああっ待って、消えないで」「…シュコー…この用紙に記名捺印して1週間以内に投函しなさい…シュコー…シュコー…」
果たしてそれは暗黒武闘会の参加申込書だった。そして当日、祭は会場へと足を踏み入れる。見渡せば、見覚えのある面子が揃っていた。
「祭!!よくも火星と一緒に飛ばしてくれたな!!」「三郎、お前生きてたのか?」「ヒーローは死なん」三郎は胸を張る。「何を威張っとんのや」神凪あゆみがツッコむ。「あれ、あゆみもなんで特撮のコスプレを?」「うちもヒーローなったんや。ウシトラセブンって言うんやで」
祭「しかし三郎、火星を被ったままとは、相当首筋を鍛えたようだな」三郎「あぁ、ビリーのお陰だ」
「こいつがビ…ギャー!!」三郎とビリーは蒸発した「おっとスマン、虫眼鏡で光集めちまった」祭は月並に巨大化していたため会場を虫眼鏡で見ていた「面倒くさい、みんな死ね!!」「ぎゃああああ!!」宇宙から降り注ぐレーザー光で参加者観客その他etcは塵も残さず蒸発した
「よし、これで解決……ん?」一瞬もしないうちに全員が復活してすべてが元通りになった。「馬鹿者が、この大会に参加した者は我の許可なく死ぬ事はできんのだ」天から声が聞こえる。「貴様にはペナルティを与える」祭に向かって天から雷が落ちて祭の姿が変化した。その姿は
金髪ツインテールなツンデレ美少女だった。「なっ、なによっ、あんたのために変身したわけじゃないんだからねっ」
祭が焼いた人は全て生き返った、が「し、死ん…おれ…ゲヴェ」嘔吐し、頭を抱える三郎「光が!!ギャアアア!!!」狂って転がるビリー「怖いよオオ!!キアアア!!」喉を掻きむしる神凪「殺して…」「ぁぁ…ぁぁ…」「ウギイイ!!」蘇った何万もの亡霊が地獄を見ている、立ち上がるものはいなかった
635 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/15(月) 02:27:59 ID:QXh8XJ0W
「き、きめぇー!」「くだらないたわごとは吐くな。」「あなたの弱さは失礼だと思うのだけど?」「私では…不服なの!?」「そうね、お酒でも付き合ってもらおうかしら」「口で言っても無駄ね」「ここは私のステージよ?」「なっ、なぜワタシのことを!?」
亡霊たちはわけのわからない事を言ってくる。「亡霊たちよ。綾裂祭を倒した者がこの大会の優勝者だ。さあ行け」天の声がそう言った。「ちょっと!どういう事ですの?なんで私を!?」ツンデレ美少女・綾裂祭は天の声に文句を言った。「気が変わったからだ」天の声は即答した。
戦いは凄惨を極めた、あまりに酷かったので割愛する。…最後に会場に立ち尽くす祭の姿は血塗れになり手足は砕け傷の無い場所など無いかのようだ。他の参加者は祭の執拗な攻撃の為肉片状態にされていた。祭は叫んだ!
「べっ、別にあんたのために殺し合ったわけじゃないんだからねっー!!」
「だけど・・・私も死ぬわ・・・うっ」バタッ!!あの倒れる音がした。それは
大会の会場に併設されているメイド喫茶で
641 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/15(月) 20:32:53 ID:F3b84HIT
しずかちゃんの風呂を覗いても、おっきしないドラ○もんの
倒された音だった。「覗きは犯罪よ。そんな悪い子は潰すわよ」ドラ○もんにおぶさるのは律子。オンブオバケの能力で哀れ、ドラ○もんはぺしゃんこにプレスされた。
しかしそのとき現れたのは中華4000年のニクイあいつ白黒のっ!
644 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/15(月) 22:10:33 ID:F8lOHs7a
ジャイアンとパンダであった。
ゴマだ。だが巨大化した祭は気付かなかった「雑魚共も裁き終わった。それにしても虫眼鏡…こうも簡単に何万もの人間を殺せるとは…決めた」祭は一緒に巨大化している律子を抱きしめて言った「律子、僕は新世界の神になる。二人で素晴らしい新世界を築き上げよう」
(重複したので上の『ゴマだ。』の部分取ってください) どこかの星でそんな声を言ったものがいたような気がするが太陽系に届くはずもなかったのでストーリーには関係なしということでごめんなさい
「フフッ、すべて私の計画通り」そう笑うのは保釈金で自由となった桜子「桜子殿、儀式を始めますぞ」「いいわよ。円海。あなたの力を見せて」「悪の魔力よ。亡者たちに新たな力を。アビダス、アビダス、アビマックス!!」祭に殺された亡者たちがアンデッドとして甦った。
だが、円海がカワイイ系魔法のステッキで「アビダス、アビダス、ルルルルルゥ!みーんなゾンビさんになーれ!」と可愛く叫ぶ姿は、ゾンビ達すら見ないようにしていた。
桜子と円海は衣装に着替え、ピンクレディの“ウォンテッド”の替え歌“アンデッド”を熱唱。死者の復活を祝った。
だが、何故か喜んだのはウォンバットだった。
そして桜子と円海も大喜びだ。「やりましたぞ。桜子殿。儀式は成功です」「フフッ、無敵の軍団が手に入ったわ。これで我が国の戦力は大幅にアップよ。なんせ死者は二度は死なないんだから」アンデッドたちは桜子にひざまづいた。「桜子様ー。我らに御命令を下さいー」
桜子「ちょっと〜臭いから近寄らないでよ!」、アンデット「ハハー!」、こうしてアンデットの軍団は解散した。
「あっ、ちょっとそこの二人」桜子は二体のアンデッドに声をかけた。「ご命令でっか?桜子様」「この孫悟空になんでもお申し付けくだせー」アンデッドと化したあゆみと三郎だ。「あなた達は私の実験室に来て」「へい、わかりました」桜子の後に二人が続く。一方、祭と律子は
ピンクレディの“UFO”の替え歌、“USO”(ウソ)を熱唱
売れっ子コミックバンドとしてテレビに出ずっぱりだった。
「下がれゲス男!」「祭死ね!」「I love RITSUKO!Gonna HELL MATSURI!」ステージではいつも祭にブーイングの荒らしだった。祭「浄化…」観客A「ギャー!!」祭「浄化!!」観客B「ウワー!!」祭「ハハハ、邪魔者を消すこの虫眼鏡、僕達はこの力でレコード界の神になるんだ!!」
「大地に眠る悪霊たちよ。死んだ観客たちに力を与えよー」祭が観客を殺すたびに円海がアンデッドとして甦らせる。「すべては計画通り。祭兄さんが殺しをすればするほど私の下僕たちが増えていくのよ。フフフッ、アッハハハハ」桜子は満足そうに高笑いをしている。
アンデッドはCDを買って貶す真面目なアンチだったので、なんと祭と律子のユニットはオリコン1位を獲得した。
「新曲の『ミリタリー』です。聞いてください」祭のキーボードの伴奏に合わせて律子が歌い始めた。すると…アンデッド達が次々と光となって消えていった。桜子「どういうことよ!?」円海「皆、律子嬢の唄で清められ、黄泉の国へ旅立つのです。私も…」円海も光になった。
「待ちなさい。円海。成仏したらエロDVDは観れなくなるのよ。それでもいいの?地獄も極楽も持ち込みを禁止していると思うわ」「はっ、それは困ります。もう少し現世に留まりますじゃ」色欲に囚われし破戒海坊主の円海は桜子の説得(?)でもう少し現世に留まる事にした。
そして時は流れて祭&律子の解散ライブ当日。横浜アリーナでは
会場を中華4000年のニクイ奴、白黒のアイツが埋め尽くしていた。
横浜アリーナは凄惨を極めた、あまりに酷かったので割愛する。「ところでシコってる?」「シコってる、シコってる(笑)」そんな会話をしながら廻しを締める俺と律子。
「笑い事じゃないよ。ちゃんと診てもらわなきゃ」「そうだね。早期発見が大切だもんね」
「待て!コンサートはこれで終わりではない」舞台上に五つの影が現れた。「我ら五人が歌うんじゃ〜」そう言ったのはジライアン率いるカクカクレンジャーだ。「お前ら生きてたのか」「忍者は死なんのじゃ〜。フランスから来たぞ〜カクカク〜♪」五人は突然歌い出した。
666 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/17(水) 07:21:30 ID:+NoDw2TG
「日の当たる、坂道を〜。駆っけのぼる〜♪」「ふんふ、ふんふ、ふんふん、ふふん〜♪」「やたら鼻歌ばかり〜っっっ♪♪」
カクカクレンジャーは全員ジャ○ラックにその場で射殺された。
668 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/17(水) 12:22:38 ID:eM1AQNX3
☆アイキャッチ☆
祭&律子「みなさーん。私達ケッコンしまーす!!」
記者会見の様子はテレビで大々的に取り上げられ、大勢のファンに祝福された。だが、「ふざけないで!!」彼女はテレビの画面を叩き割った。「許せない。律子」彼女は律子が幸せになる事を許せない。彼女の名は結城茜(ゆうき・あかね)。茜が律子を恨む理由はただ一つ。それは
律子と自分のキャラがかぶりまくりだからだ。具体的には
同じ女である「ふざけないで…この世で幸せになっていい女は決まってるのよ…私だけなの…私以外の人間は幸せになっちゃいけないの…絶対に!!それなのになんでこんなに小娘が幸せそうに笑ってるのよ…ギギギギギ」「くやしいのうwwwくやしいのうwww」そう笑うのは
彼女の携帯ストラップになっているチビぬらりひょんだった。妖怪界のボスである彼は
「妖怪に何か用かい?」が口癖で、趣味は
召喚魔術だ。「のう。茜ちん。暇だから魔界から何か召喚してやろうか?」チビぬらりひょんがそんな事を言ってきた。「ええ、やってちょうだい。オンブオバケの律子より強い妖怪を召喚して律子を恥ずかしい目に合わせなさい」「うむ、了解じゃ」チビぬらは呪文を唱え出した。
スライムがあらわれた
仲間になった。
茜「ちょっとちゃんとやってよね!」チビぬらはまた呪文を唱え始めた「クヤシイノウ…ウラメシイノウ…マズシイノウ…乳ガナイノウ…ミニクイノウ…キモブサイクダノウ…シニタイノウ…クヤシイノウ!!クヤシイノウwクヤシイノウゥゥゥゥゥゥゥwwwwww」
部屋はスライムで埋め尽くされた。しかも「ぷるぷる。僕たち、悪いスライムじゃないよー」みんな良いスライムだった。「この役立たずー!!」茜はチビぬらに怒鳴った。「こんなはずでは……。うむ、まあ、スライムでもこれだけいれば何かの役には立つじゃろ」
680 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/18(木) 12:51:46 ID:PLQJdzOW
電柱の陰からその様子を野性のニャースが見ていた。
見てるだけで動く気配がない
「……チビぬらの召喚魔術なんかをあてにした私が馬鹿だった。もういい。私自らが行くわ」そう言って茜は人間体である、ややメンヘラ入ったツンデレ系少女から、真の姿になる。そう、茜も律子と同じく妖怪なのだ。物陰から見ていたニャースはその正体に驚愕した。
背中のファスナーを開けて出てきたのは、マッチョなオッサンだった!しかもゾロゾロ出てくる。
「うふふ、この妖怪イヤミちゃんがメス豚律子を地獄に叩き落としてやるんだから」オッサンと化した茜――イヤミはそう言って不気味に微笑む。「いくわよ。みんな」茜は後に続く分身たちを率いて出発した。
「ハックション!!」誰かがくしゃみをした。すると「ポン、ポン、ポン」分身が次々と消えていった。「キャー!!」ついでにイヤミは茜の姿に戻った。因みにここは律子と祭のコンサート会場前の行列、何人もの男達に囲まれて、茜は素っ裸だ。
だが男たちは皆スルーした。裸の茜よりもとんでもないモノに釘付けだったからだ。それは
男達は茜を見るなり、「おお、ちょうどいい。嬢ちゃん、ラクダを前から押さえててくれ」と言った。ガ板住民でない茜には意味が分からなかったが、とりあえず男達に従った。
チビぬらの魔術の副作用で平行世界が生まれたことに、2人の茜はまだ気づいていなかった。
「いかん。修正せねば」チビぬらは世界を修正した。平行世界は一つになった。その結果、ラクダがとんでもないものに変化した。
ロデオマシンである。さっそく乗り込む祭と律子。しかも二人乗りだ。
そんなこんなでファンの前に祭と律子登場「みんな〜元気〜?」手を振る律子「元気ー!!」応える大歓声、素っ裸の茜には目もくれない(なんで私こんな格好なのに無視されてるのよ…)恥ずかしさと悔しさで茜は泣き出した。
「見つけたわよん。律子ー!!」茜がいちゃもんをつける。姿も妖怪イヤミの姿になっている。
そこに「もう一人入るだろ」と無理やり乗り込んで来た妙な男その名も
白と黒のツートンカラーがおしゃれなパン田師匠だ。
「突如乱入してきた変なオッサンが二人!しかも一人は妖怪イヤミと来たもんだ!イヤミとは、後ろ姿は美女だと思ったら前はオッサンというまさにイヤミな妖怪だ。どうする!?祭と律子。カクレンジャーは助けに来ないよー」通りすがりのた講釈師が解説をしてくれた。
律子「祭〜変なのが来た」慌てる律子に優しく応える祭「律子、いつも言っているだろ。俺達の邪魔をするやつは誰であろうと…浄化する」「ギャー!!」イヤミとパン田は虫眼鏡の光で灰になった
(くっ、あの祭とかいう男。厄介な物を持ってるわね)茜は遠くから自分の分身の一体が倒されるのを見た。(律子を抹殺するためには、とにかく計画を立てないといけないわね)そう考えて茜は撤退した。一方、舞台上では灰と化したパン田の死体に変化が起きている。
(くふくふくふ今こそ中華四千年の奥義を見せてやるアル)
灰が集まり始めて人型の形になる。そしてパンダの怪人に変化した。「はっはっは。我こそは臨獣ジャイアントパンダ拳のダパンあるよ。この姿になったからには負けないあるよ」そう言ってパン田師匠改めダパンは戦う構えを見せた。
そして焼き尽くされてしまった。虫眼鏡恐るべし!
その模様は夕方のニュースで大々的に報道された。「海を舐めとった若造め。ずいぶんと立派になりおって」自宅の居間でニュースを観ながら漁師のおじさん――本名・沖原大助は感慨深げに呟いた。
そんな沖原のもとに、魚のにおいを嗅ぎ付けたニャースがやって来た。
ニャース「約束のブツを持ってきた。早くアレをくれ」沖原「まあ慌てるな。そんなことより
「どうしたんだい茜ちゃん、メソメソして?パパに全部話してみなさい」一緒に入ってきた女性に沖原は話しかけた「エーン…パパー…」普通の姿の茜だ。妖怪イヤミは茜の憎悪が実体化した生霊なのである。茜は今まで起きたことを全て話した。因みに血が繋がってる訳ではない。
お風呂にする?それともご飯が先?」
茜「先にシャワーを浴びたいわ」
「ご飯が先!食べなきゃやってらんないわ!!」沖原の問いに茜はそう答えた。「よし、ご飯にしよう。今日は鍋にしようと思っとったんだ。お前さん達もどうだ?」沖原はニュースとチビぬらも夕飯に誘った。こうして漁師と妖怪二人とポケモン一匹は一緒に鍋を囲んだ。
708 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/19(金) 22:54:35 ID:tQ3M68iB
風呂からもう一人の茜が出てきた。
709 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/19(金) 23:05:30 ID:F5B6IbWT
沖原はニャースとチビぬらを鍋に投げ込んだ
茜は風呂から出た分身と融合して一人に戻った。一方、鍋の中ではチビぬらとニュースが融合進化を始めた。
肉だか脂肪だかわからない気持ち悪いカタマリがむくむくと膨れあがり、秋葉原を埋め尽くした。
その塊はチビぬらとニャースが融合して誕生した妖怪獣ヌラヌラだった。
ヌラヌラは、アキバのデブヲタと融合しながらさらに巨大化していくのだった・・・・
ここまでの流れを見ていた界王神は、どいつもこいつも巨大化するしか芸が無いのかと嘆き
「どうせやるなら徹底的にやった方がいい」と言ってヌラヌラをさらに巨大化させた。
後のAKIRAである。
そんなヌラヌラの前に一人の男が立ち塞がる。「怪物!!俺が相手だ!!」久々の登場の光矢である。「俺がいる限り、この東京で悪さはさせねえ!!トランスフォーム!!」光矢は虎型トランスフォーマー・トラえもんに変形した。
トラえもんはさらにロボッ都庁にパイルダーオン。今ここに、スーパーロボット大戦初代王者が降臨した。
が、国籍がないため入国管理局に捕縛された。
「あなたを逮捕します」「待て!お前らあの怪物が街壊してんのが見えないのか!?」「見えますとも、我らがヌラヌラ様の神々しき姿が」そう、入国管理局の職員たちはヌラヌラの特殊能力のひとつである毒電波発信で洗脳されていたのだ。
721 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/20(土) 22:26:27 ID:Wx+sQTRQ
「洗脳・・・それはその言葉のままだ。脳を洗うんだ。」俺は語りかけ、肩に手をかけた瞬間だった!!奴はやってきた!!
「よお、兄貴。久しぶり」祭がやって来た。無論、巨大化している。
「あれ?こいつって俺の兄貴って設定だったっけ?」「騙されちゃだめ祭、最近物騒だから」「そうだな」どうやら巨大化した祭と律子の間で意見がまとまったらしい「ちょっと待て!!俺はお前の…」焦る光矢「ちょど良い新型虫眼鏡の実験台だ」笑う祭
724 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/20(土) 23:36:02 ID:0H5Dp62z
また、スライムが現れた。
新型虫眼鏡でスライムを観察する祭にスライムが微笑んだ。
祭「ワショーイ、ワショーイ」
祭がスライムの観察に夢中になっている隙に光矢は入国管理局の職員たちを振りほどいてヌラヌラとの戦いをはじめた。
うほほーい。
「アラレだよ!」と叫びながら光矢はヌラヌラに突っ込んでいった。「バカめ、死ぬぞ」そういいながらも、職員たちは光矢の背中を敬礼で見送った。それが光矢を見た最後の姿だった
ヌラヌラは光矢を包みこんだ。「なっ、なんじゃこりゃー!!」それが光矢の最期の言葉だった。光矢はヌラヌラに喰われてしまったのだ。
その頃祭は・・・「腹へったなー何か食うか。」「じゃあ私を・・・」そこに現れたのは
初めて見る女だった。「誰だ?お前」
「私とは初対面?ああ、私の分身と会っただけだったわね。これなら分かるでしょ」女の姿が変わった。「あ!お前はいつかの変なオッサン!」「その通り!初めまして。私の名は結城茜。でも今は妖怪イヤミよん」そう言って茜――イヤミは律子を睨む。「律子。やっと会えたわね」
「本当・・・久しぶりね美奈」「あら懐かしい名前で呼んでくれるのね、嬉しいわ」茜は愛おしむように微笑んだ。
「『美奈』って、今、自己紹介で『茜』って言ったぞ?」祭は律子に尋ねた。「『美奈』は茜が昔使っていた名前よ。妖怪は不老不死だから、怪しまれないように何度も戸籍と名前を変えて人間社会に紛れてるの」律子が解説する。
「あらあら、勝手に化け物にされちゃったわ」そう言って現れたもう一人の普通の姿をした茜「この妖怪イヤミはあたし生霊、あたし自信は普通の人間よ」祭「つまり新手のスタンド使いか!?」「律子は私が作ったから妖怪じゃないわよ」桜子も現れた
737 :
イラストに騙された名無しさん:2007/10/21(日) 23:05:09 ID:+eT6lUPC
その頃スライムがひそかに分裂を始めていた。
スライムが祭の足にじゃれついてきた
スライム「はぁはぁ」
「で、そのスタンド使いが俺達に何の用?」スライムを無視して祭が茜に尋ねた。「用があるのは律子だけよ。律子!あなただけが幸せになるなんて私は許さない!」「……律子、何か恨みを買うような事したのか?」「いいえ、茜は昔からああなのよ」祭の問いに律子はそう答えた。
そう、銀座でNo.1ホステスの座を掛けて争っていたときも、アフリカの密林での銃撃戦のときも、給食の余ったプリン争奪戦のときも一緒だわね。
「律子。あなたは常に私の前にいた。でもそれだけじゃない。私がつらい修業とつらい儀式の果てに妖怪イヤミの力を得たのに、あなたは改造で簡単にオンブオバケになった。こんな不公平、許せないわ!!」茜は吐き捨てるように言った。
茜の足にも癒し系スライムがじゃれついてきた
スライムは必死な表情をしている。まるで、近い将来訪れるであろう未曾有の危険を伝えるように――。しかし不幸にして、この場にスライムの表情をくみ取れる者はいなかった。
「あ〜もう我慢できない…」さっきから黙っていた桜子が不満の表情をあらわにした「この子もーらい!」そういうと桜子は祭の足元にいたスライムを抱き上げ、「あ〜んかわいい♪」頬ずりをしはじめた
まあ顔が溶けてるわけだが
桜子は眼球がこぼれ落ちるのもいとわず
「食べちゃいたいくらいカワイイ」と言ってスライムを一口で食べた。そして桜子の顔が再生した。「桜子、お前、人間じゃないな?」「そう言う祭兄ぃも人間じゃないでしょ」「ああ、それもそうだな。うん、納得した」
「ちょっと、私を無視しないで!!」茜が叫んだ。「とにかく、今回こそ私は律子に勝つのよ!だからヌラヌラを連れてきたんだから」そう言って茜はヌラヌラを見る。「こいつは私の最強の下僕。どうよ?律子。あんたにはこんな下僕はいないでしょ?」茜はそう言って勝ち誇る。
「下僕はいないけど恋人はいるもん。ねえ、祭ぃー」「ああ、そうだな。律子」ラブラブモードの祭と律子であった。「殺せー!!ヌラヌラ!!こいつらを殺せー!!」茜はキレてヌラヌラに殺人命令を出した。
ヌラヌラ「正直メンドいっす、自力でなんとかして下さいっす」
「私の命令が聞けないっての!?あんたは私の下僕なんだからね!命令に従いなさい!!」茜はヌラヌラに向かって怒鳴った。
茜「成功したら私を一晩自由にしていいわ」ヌ「マジで?」茜「成功報酬は性交ってことよ」ヌ「駄洒落が言いたかっただけやん」
ヌ「お前とはやってられんわ」茜&ヌ「どうもありがとうございました〜」すごすごと退場していく2人
一方その頃、光矢は沖原と漁に出ていた。
茜達が口論している間、「祭…音楽活動、辞めたくない?」「ん、急になんだよ?」「だって私だけチヤホヤされて、いつも祭は…」「ふ、なんだそんなことか。俺は全然迷惑してないぜ。何故なら俺は世界一の律子のファン。お前が笑ってくれれば俺は…」「祭…」「律子・・・」
合 体 ! !
祭と律子のラブラブぶりに耐えられなくなった茜とヌラヌラは合体して攻めてきた。茜「死ねえああああ!!律子おああああ!!」光矢「死ねがああああ!!祭いぎあああああ!!」ついでに沖原と合体した光失も来た
「男女六人夏物語」の幕開けだった
「あれ?光矢兄貴、ヌラヌラに食われて死んだんじゃ?」祭がしごくまっとうな疑問を口にした。「はあ?なんの事だ?俺は日本に帰ってきたばっかだぜ。それよりも十年振りぐらいか?久しぶりだな。祭」そう、彼は桜子が作った光矢ではなく、失踪していた本物の光矢である。
「親に心配かけちまったし、とりあえず家に帰るわ」光矢はスキップで軽快に帰っていった。
光矢は十年振りに生家に戻った。「ただいま」「おかえり、光矢。秋葉原の怪獣退治は済んだのか?」そう言ったのは父の綾裂紋太(あやさき・もんた)である。「あやもんた」の名前でテレビで活動する名司会者である。
取りあえず一緒に風呂に入ろう。父さんの新しいフィアンセも紹介だ。ね。
こうして光矢は余生を父親と幸せに過ごしたのであった。ヌラ茜「死ね!氏ね!志ねええええええええええ!!」余生を幸せに過ごせそうにない茜とヌラヌラが合体したヌラ茜はまだ律子を殺そうと必死だった
「おーい、猫坊、活きの良いイサキがとれたぞ」不意に沖原が現れた。その声を聞くなりヌラヌラはニャースとスライムに戻り、ニャースはどこかに走り去ってしまった。
「キャー!!」ちびヌラと茜の合体も解除された。もちろん合体するときに服は破れたので、いま茜を包む布は一枚もない
「おーい、一反もめーん」ちびヌラは一反もめんを召喚した。一反もめんは茜の身体に巻き付き、大事なところを隠した。
大事なところとはもちろん鎖骨だ。一反木綿は相当な鎖骨フェチだった
この一反もめんの優しさが決め手となり、茜は一反もめんと幸せな余生を送ることができた。
「茜は一反もめんと幸せな余生を送りましたとさ。はい、今日はここまでにしましょうね」「えーお婆ちゃん、続きもっと聞きたいーー」
と、後世に語り継がれるくらい茜と一反もめんの結婚生活は幸せなものだった。一方、こちらにも幸せなカップルがいた。「オー!マイ、ハニー。私はあなたと出会えてグレイトにハッピーでーす!」木陣学園の英語教師のペリー神崎は幸せにデートをしていた。そのデートの相手は
「キサマに名乗る名前は無い!!」そういって桜子は神崎の頭を食いちぎり逮捕された。刑事「また人食べたんですか?懲りませんねえ…でも、また楽しい日々が始まるんですね、ウヒヒヒ…」そういうと刑事は大人のおもちゃを用意し始めた
「大人のおもちゃ・・・それはファミリーコンピュータだ!!」刑事は勢いよく叫びながら
桜子はファミリーコンピューターを見つめている。「……フフフ、天才の血が騒ぐわ」そう言って桜子はファミコンを一度分解して組み立て直した。その間、一分。そしてファミコンはとんでもない機械になった。
そう、スーパーファミコンになったのだ
「うわーん!インベーダーゲームがプレイできない!」ファミコンでインベーダーゲームをプレイしようとした刑事は涙目になった。
「うわーん、うわーん。」泣いていると頭を誰かが撫でてくれた。そう、祭だ。祭は言った「
おーよしよし、いい子だ。網野(あみの)刑事。お兄さんが新しいゲーム買ってあげるから泣くのはおよし」網野刑事は泣くのをやめて祭を見た。そして言った。「
「ファミコンの良さが分からないゆとり乙wwwww」祭はちょっとイラッときた。
祭はファザコンなのだ
「へ、へぇー網野さんにそう言われると思ってなかったな・・・」俺は胸の内を告白した。「じ、実は
網野さん達もすでに洗脳されて桜子の手下になってるかと思ったりなんかしちゃったりして」祭のその言葉に網野は反論した。「何を馬鹿な事を。俺は正気だ。その証拠に
そういうと網野は「ちょっと、やだ…」拒む桜子を抱き寄せ、ギュ「俺はこんなことや…」ムニュ「こんなこと…」モミモミ「こんなことだってできるんだ!!」祭の前でその証拠を示した
しかし祭は全然違う方向を見ていた。なぜなら、
中華四千年の白黒のニクイ奴等がマスゲームをしていたからだ。
できた模様には「GONNA HELL MATSHURI!!」と書かれていた。どうやら律子のファンらしい
「くそう!あいつらめ!」そう言って祭は外に出て、「芋長の芋羊羹ピザ、食べちゃうナーノ」と言いながら、どこからか取り出した、芋長の芋羊羹をトッピングしたピザを食べて、巨大化した。
突然、激しい嘔吐下痢が祭を襲いました。芋にあたったのです。地上は汚物で惨状と化しました。
汚物を浴びた中華四千年の白黒のニクイ奴等は
コスプレしていた。定番の
モビルスーツ姿だった。
モビルスーツの名はガンガル!太古に数多の子供達を、絶望に突き落とした伝説の機体だ
「フハハハハ、驚いたあるか?我らが着ているこれはただのコスプレじゃないある。パワードスーツあるよ。このスーツを着た我らは無敵。これでパン田師匠の仇である貴様を成敗できるあるよ。覚悟するがよろし」リーダーらしきパンダがそう言った。
が、もちろん祭は全然話を聞いていなかった。なぜなら、
救急車で搬送されてたからです。でも、受け入れ拒否が相次ぎ、祭の容態は次第に
仮病だとばれ始めた。救急救命士1「おいこの患者、呼吸も脈拍も安定してるし血相良いし、本当にどっか悪いのか?」救急救命士2「困るよなぁ、最近こういうの多くて」祭(せめて律子と桜子がお見舞いに来て、たらふくメロンが食えるまではばれないでくれ!!)
一方、白黒軍団は、「馬鹿な!パワードスーツを着た我らが一般市民にやられるなんて……」全員、ボコボコに殴られて地面に倒れている。彼らを倒したのは祭ではない。彼らを倒したのは、
アソパソマソだ!!「ふはーっ、正義の味方の僕ふが着たからには心配しなくてよろしい!アソパーンチ!!」すると
「よくやったわ。アソパソマソ。さすがは私の作品ね」桜子がやって来た。「はっ、桜子様。お褒めいただき光栄です」アソパソマソは桜子に敬礼した。そう、アソパソマソも桜子が作った人造人間なのである。
「あなたに一つ使命を与えるわ」「はは!」「兄さんの病院行ってくるから、その首ちょうだい」「ええ!?っちょ、ま、まじっ」ズシャン、桜子はアソ(ryの首か掻き切った「メロンが良いとかほざいてたけど、あいにくそっちは作ってないのよね」
「首が!首がぁー!!誰か俺に新しい首をくれぇー!!」首をなくしたアソパソマソは(どこから声を発しているのかは不明だが)そう叫びながらどこかに行ってしまった。
一方、祭は郊外の廃病院に搬入されていた。救急救命士1「おい!なんでこんな所に連れてきたんだ?」しかし運転席はもぬけの空だった。
運転席は便で汚れていたため清掃したが悪臭が消えず、この救急車の運転をとりやめた。 後日、運転士である桜子を問いつめると「我慢しきれず漏らした」
「漏らすなよ。桜子真一さん」祭は救急車の運転をしていた運転手の桜子真一(さくらこ・しんいち)さんに文句を言った。
「いやあ、我慢できなくてね。ハハハ。それはそうと君、『綾裂』だなんて珍しい苗字だね。」「『桜子』も珍しい苗字だと思いますよ。真一さん」そんな事を話しながら祭と真一さんは近所の喫茶店でコーヒーを飲んでいる。
明かな悪臭を漂わせているため店内はガラガラ。店員も、店の外に出る寸前で力尽きていた。自動ドアにガコンガコンと挟まれている店員をまたぎながら、何者かが店内に入ってきた。
「首だ!首をくれ!俺に首をくれー!首を!首をよこせー!」店に入ってきたのは首を失ったアソパソマソだ。錯乱した様子で自分の新しい首を求めている。
祭「おっといけね。俺そろそろ病室戻らないと、妻と妹がそろそろお見舞いにくるんだ。じゃあね新一さん」そういうと祭は喫茶店のガラスを突き破って脱出した「おい、待ってくれ綾裂君!!うわ!?やめ…ギャー!!」新一の断末魔が聞こえたがそんなの関係ないぜ
「病室に戻る」ってのはもちろん嘘だ。俺が向かうのは
乙女ロードの執事喫茶だ!祭は店に入るなり叫んだ。
「やっほー!!久しぶり。花山学園長」「大声出さないで下さいよー。綾裂祭くん……いえ、お客様」執事喫茶で働いてる花山学園長は、祭にそう言った。木陣学園は今、学園長自らがバイトしなくてはならないくらいの財政難なのだ。祭はそれをからかいに来たのだ。
祭「性風俗のほうが儲かりますよ」花「いやっ、教育者たるものそのような…」祭「まぁそんな堅いこと言わずに、今夜は僕が奢りますよ」花「マジかね?」
祭「ではやりましょうか」花「wktk」祭「おおっと、2chチェックするの忘れた」花「何板ですか?」祭「決まってるだろ?
「駄目だよ。父さん!悪の誘惑に乗っちゃいけない!」「か、かおる。来てたのか!」祭と花山学園長が悪だくみ(?)をしていたら、学園長の息子である、見た目はショタの花山馨(はなやま・かおる)校長がやって来た。
「ほら、これ読んで執事がなんなのか勉強して!」かおるは花山学園長に単行本を渡した「おお、買ってきてくれたか。ありがとう我が息子」「なんじゃこりゃ?」学園長が持っていたのは『ハヤ○のごとく』であった
よく読むとハヤオのごとくだった。祭「ハヤオさん・・!!涙」そう、祭は思い出したのだ。ハヤオさんとのピュアで切ない物語を・・・祭「あれはな、昔だった。
俺がまだおふくろのお腹の中にいた頃、こんな声が聞こえてきたんだ・・・
「ハヤオ!!貴様ぁー!!死ねぇー!!」「グギャー!!人殺しー!!」親父の怒鳴り声とおそらくハヤオさんの悲鳴。俺が物心ついた時に初めて聞いた記念すべき人の会話だった。
そして僕は途方に暮れた…
外から両親のこんな会話が聞こえてきたからだ。「……殺っちまった」「あなた!」「心配するな。バレなきゃいいんだ。山奥に埋めちまおう」――「ハヤオ殺しは今日までバレる事なく時効になったというわけさ」「で、今の話のどこに感動のポイントが?」花山かおるがツッコむ。
「ハッハッハッ、何てのん気な話をしているんだ。」祭は高速で振り返るとあのハヤオさんが立っていた。「と、父さん・・・!!俺、ずっと父さんの事、
ラ板住人だと思ってたんだ・・・。だって、父さんはいつも
『友野は大風呂敷を畳むのが下手過ぎ』とか『リウイうざい。水野氏ね』だのよく言っていた。だけど悪人じゃないと信じてた。ハヤオさん殺しもほんとは殺してないと思ってた。なのに……」目の前のハヤオさんには足が無かった。
ハヤオさんは無言で、笑っているような怒っているような、左右非対称な表情をしている。
すると、天から一筋の光がハヤオさんを照らし、ハヤオさんは天に昇って行った。その光景は映画「ニューヨークの灯」を見ているかのよう。
祭「びっくりした。ハヤオさん。化けて出てくるんだもの。でも、なんで?」花山かおる「今日がハロウィンだからじゃないですか」花山学園長「おお、そうだ。今日はハロウィンだ。かおる。家に帰ってハロウィンパーティーを開こう」「うん、父さん」花山親子は帰って行った。
ハヤオ「なぁ、祭。お前には青春を過ごした事はあるか・・?」ドキン!胸が打たれたような感覚に陥った。そ、そんな事を聞くなんて・・・俺、俺・・・
「って!ハヤオさん。さっき成仏したんじゃなかったのか!?」「成仏したなんて一言も言ってないぞ。それに今日はハロウィンだ。だから私は戻ってきたのだ。それに、私以外にも死者が現世に戻ってきておるぞ」祭のツッコミをハヤオさんはこう切り返した。
死者?何のことだと思ってまわりを見渡すと、小さな炎のようなものが無数に浮かんでいた。「トーチだよ、祭くん」「・・・何ですか?それ」「いわば奴らの食べかすのようなものだよ」
よく見ると祭が虫眼鏡で焼き殺した三郎やビリー、神凪の姿も見える。あと、祭「あれ誰だっけ?」光矢がいたが祭は名前が思い出せなかった。「祭殿〜」そういって祭の背後にたったのは円海だ。
「どうしたの?円海師匠」「私もハロウィンのおかげでいつもより魔力が増しておるのでひと暴れに来たんですじゃ。それと桜子殿から指令が来ましてな。アンデッド軍団を率いて『暴れ、暴れ、暴れまくれー』との事ですじゃ。どうです。祭殿もご一緒に」
だけどハヤオだけは諦めなかった。そう、あれを復活させようとしたのだ。あれと言うのはいわゆる
全世界ヒット曲『スリラー』の再現である。ハヤオをボーカルに、死者やアンデッドをバックダンサーにし、「熱いステージを見せてやるぜ!」
「せっくすたーいむぅっ!せっくすたーいむぅっ!せっくすたーいむぅっ!せっくすたーいむぅっ!せっくすたーいむぅっ!せっくすたーいむぅっ!せっくすたーいむぅっ!せっくすたーいむぅっ!せっくすたーいむぅっ!」
「待て!我ら五人が歌うんじゃ〜」舞台上に五人の亡霊が現れた。「なんです?あなた方は?」「我らはカクカクレンジャー改め暴霊戦隊ゾクゾクレンジャー!俺がリーダーのジライアンだ!舞台は我らがジャックした!」そして五人は歌い出した。「核兵器は怖いぞ〜ゾクゾク〜」
続きまして……、銃レンジャーによる西部劇です。では、銃レンジャーの皆さん、お願いします。と、司会のバイトの俺。
ゾクゾクレンジャーは全員ジャ○ラックゴーストバスターズ部隊にその場で駆除された。
「皆さん、ご苦労様です」「うむ、通報感謝する。では」祭は、銃レンジャーことジャ○ラックゴーストバスターズ部隊にお礼を言った。
祭「まじでサンクス」皆は同様した。そう、後ろには疲れ果てたハヤオの姿があったからだ。皆「ハ、ハヤオさん!!」
「残念、あたしでしたー♪」引っかけに成功した律子がニパーと笑っていた「こいつー、かわいいやつめ♪」思わず祭は律子に抱きついた。
そしてジャーマンスープレックスを決めた。
「では、本物のハヤオ殿はどこへ?」円海がそう呟いた。一方、その頃、桜子の研究室ではひとつの実験が成功した。「フフフッ、これで世界は私の物よ。アーッハハハハ!!」
一方律子は、まだマットに沈んでいた。
「よくもやったなー。えーい」律子は起き上がり、祭にラリアットを食らわした。「くそー。やったな。それ、コブラツイスト!」「アハハ、もう祭ったら、はい、お返しのジャーマンスープレックス!」祭と律子はマットの上で愛のプロレスに興じていた。
気が付くと二人はベッドに移り、69で互いの急所攻めに夢中。
バカップルの事はさておき、一方、火星ではある変化が起きていた。「地球は我ら火星人が征服するのにゃ、みんな、行くでこんにゃく!」「もちろんでにゃく!!」こんにゃくにゃくにゃくから進化した火星人は地球を目指し、火星を飛び立った。
「エンペラー、サードマーズより敵が…」「任せろ!月ごとフッ飛ばしてやる! 」こうして火星人は謎のエネルギービームによって母星もろとも消滅した。
その頃律子は祭にキン肉バスターをかけながらマッスルドッキングの相手を探していた。
相手が見つかるまで、取り敢えず祭とセックルドッキングでやり過ごす律子であった
「あなたと合体したい」祭「おけーい!!じゃあまずは
巨大化だ」「オッケー。祭〜」祭は芋長の芋羊羹を食べ、律子は暗雲からの妖気の雷を受けて巨大化した。
そして祭を激しい嘔吐下痢が襲う。律子「あんた何回芋羊羮にあたれば気が済むのよ」祭「嘔吐下痢って気持ちイイんだよ、エヘヘ」
一方、桜子の実験室では。「フフフッ、あゆみ。三郎。我が帝国のために存分に働くのよ」「はい、桜子様。うちらに任せてくださいな」「この孫悟空にかかればどんな任務も朝飯前ですぜ」あゆみと三郎は桜子の手によってアンデッドから改造人間にされた。その姿は
律子の告発によって芋長は消費期限偽装が発覚、隠蔽工作をしていたとして警視庁は芋長の主人を逮捕、刑事告発した。警視庁の調べによると同社は芋羊羹の原材料にサツマイモを使っていると言っていたが、なんと羊のミンチを混ぜていたことがわかった。
「祭、あんな物もう食べちゃだめよ」「そうは言ってもあれを食べないと俺、巨大化できないし」律子と祭がそんな事を話していると、「見つけたで、祭はんと律子はん」「桜子様のご命令でお前らを迎えに来たぜ」あゆみと三郎だ。しかし姿は完全に人外。三郎の姿は
餃子だった
「三郎、なんでギョウザなんかに?プッ」「笑うな!俺様は中国四千年の歴史を背負った、怪人ギョウザ男に生まれ変わったのだ!!」一方のあゆみの姿は
餃子のタレだった
「お似合いのカップルね。プッ」「何言うてんねん!律子はん!うちらがカップルなんてそんな事実はあらしませんで!!」怪人ギョウザのタレ女と化したあゆみは律子にツッコミを入れた。
祭「パラダイスに行きたい。」そう呟くと足元から何かが沸いてきた、あぁ、これがあの力か・・・
祭は闇にのみこまれた―――――第拾六話 「死に至る病、そして」
場面変わって、ここは帝都大学病院のとある個室。ここに一人の女性が入院していた。その名は綾裂未琴(あやさき・みこと)。祭達の実の母親である。
さらに場面は変わり、ここはとある大学の図書館。そこでは、
山羊が本を片っ端から喰いあさっていた。そして高らかにいなないた
山羊は祭たちの父親である。図書館では綾裂一家が、ホワイトプランの次期CM撮りをしていた
撮影後、「ふう、久しぶりに変身したわい」山羊は綾裂紋太の姿に戻った。そう、祭の父親は獣化変身能力者なのだ。
祭「あのさ、父さん。このスレは凄いんだよ。誰も叩かないし、レスもしない。だけど繋がっていける。素晴らしいと思わないか!?」皆は涙していた。
祭「くっ、これは催涙弾か!みんな大丈夫か?」紋太「すまん、私の屁だ」
そのガスは偏西風にのり、北米大陸を覆う。敵国の攻撃と勘違いした合衆国大統領は、核のボタンを押してしまった。
そんなことはまったく知らない祭たちは病院にいる母のお見舞いに行った。
だが病院があったはずの場所は空き地になっていた。がらんとした空間に立て看板がぽつんと1つだけ。看板にはこう書いてあった
「冷やし中華が暴動を始めました」
祭「こんな所まで中華四千年のニクイ奴等の手が…」律子「こっちは一万年と二千年前から愛してるのよ。叩きのめしてやろうよ」
一方、ここは駅前のラーメン屋「安いだろう美味いだろう亭」の秘密の地下室。祭たちの母親の未琴はここに監禁されていた。
未琴「あと何時間、皿を洗えば家に帰してくれるのかしら?」
とボヤきながら換気扇の下でタバコをふかしていた。「そうやなぁ、このままやとタバコのストック無くなってしまうわ・・・ってお前サボッとるやないけ!!!」と豪快にツッコミを入れたのは
怪人餃子のタレ女こと神凪あゆみである。律子に内緒でアルバイトをしているのだ。
「しかし今どき時給650円は安すぎやな。チャーシューつまみ食いするぐらいでは割にあわんで」「・・・・」餃子のタレがしゃべる姿はかなりシュールだ。
未琴「兄ちゃんコンビニでマイルドセブンのアクアマイルド1カート買きてくれへんか?なかったらメルボロのアイスミントか、クールマイルドボックスでいいさかい、頼みますけん。」未琴の幾多の方言が混じった言葉で命令される三郎
「なんで俺が!?俺様に命令して良いのは桜子様と律子様と店長だけだぞ」怪人餃子男こと三郎が文句を言う。ちなみに三郎とあゆみの指揮権は先輩怪人にあたる律子に与えられている。いわば二人は桜子と律子の部下だが、桜子の母である未琴の命令は聞かない。
未琴「水餃子に変えてあげるからお願い」三郎「
おい!俺様はそんな水餃子ごときで動く安い男じゃ――」「じゃあ揚げ餃子」「ははっ!この三郎。タバコを買い行ってまいります」揚げ餃子という言葉を聞いた途端、三郎の様子が変わり、三郎は未琴に敬礼した。
天井からたれた紐を未琴は笑顔で引いた。ガコン! 三郎も笑顔で穴に落ちていった。残された未琴は
「いってらっしゃーい」と言いながら三郎を見送った。
「やっぱり嫌だ!!」そう言って祭りは泣き叫んだ。すると
「私もよ」と言いながら律子は離婚届けを祭に突き付けた。
「では離婚訴訟を」と弁護士役の桜子。「おい!縁起でもない遊びはするな」「それよりも母さんを助けに行かなくては」暇つぶしで離婚訴訟ごっこをしている祭達に光矢と紋太がツッコむ。
そして1時間後、彼らは社会保険庁の窓口にいた。
とりあえず記念写真。その写真をmixiにアッブ。それから、食堂で昼食。その後にやっと大臣と面会だ。なぜなら俺は国会議員♪と自慢顔の親父。
と、そこへ白黒のニクイ奴らが現れた。「お前らがなかなか来ないからこっちから来たあるよ。覚悟するよろし!!」リーダー格のパンダがそう叫んだ。
「待ってたゼーーー!」綾裂一家総勢でニクイ奴らにドロップキック。ニクイ奴らは中国を越え、はるかエジプトまで吹っ飛んでいった。祭「あースッキリしたことだし、もう敗訴でいいや」
「おのれ!綾裂一家め!!」モニター越しに部下達が倒されたのを見て怒りに燃えるのは、白黒のニクイ奴らのボスである。
祭「♪ボス、いつもそばにいっ、てね〜♪ボス、いつもそばに(ry」ボス「ああ、居るよ。一生離さないから。」そしてお互いギュッと抱き合った。
あれから3ヶ月。念願のハワイ挙式が明日にせまった夕方、俺はワイキキビーチで
軍曹のトレーニングに付き合っていた。
「Sir, Yes sir」以外の言葉を忘れかけた頃、卒業試験を受けることになった。その課題とはなんと、
二酸化炭素を6%減らす呼吸法のマスター
「祭ー! 出前持ってきたわよー!」俺達が訓練をしていると母さんが日本から出前のラーメンを届けに来てくれた。母さんの病気はいつの間にか完治していて、パンダ達とも和解したので、母さんは今では「安いだろう美味いだろう亭」でパートとして働いている。
「母さん、俺悩んでるんだ・・・。どうやったらあと100レスでまとめられるんだろう。」
「そうねえ。ラスボスでもいたら――」母さんがそう言ったその時、街の方で爆発が起きた。「なんだ!」見ると街の方で巨大な怪獣が暴れている。「祭、あれがラスボスなんじゃないの」「そのようだね。母さん。俺、行ってくる」そう言って祭は街に向かった。
「あぁっ、ちょっと待って。帰りにスーパー寄ってこれ買ってきて」とメモを渡す未琴。
そういうと母さんは怪物に踏み潰されて死んでいった…「ババー!!」プチ、次いで軍曹が踏み潰された「コンボイー!!」ドンガラガーン、ボスはビルの下敷きに「パン公ー!!」次々と人が死んでく…。祭「俺達はどうなるんだろう?さー最後に向かって盛り上がってまいりました。」
「そんな事言ってないで行くわよ!」いつの間にか巨大化してた律子が言った。よし、俺も巨大化だ。「芋長の芋羊羹すたたんぞ」そう言いながら俺は芋長の芋羊羹を食べて巨大化して、律子と一緒に怪獣と対峙した。
が、買い物頼まれたのを思い出してスーパーに走った。巨大化すると走るのも速くて便利だ。
「行かせないよ」「あんたは!」巨大化したハヤオさんが立ち塞がる。ハヤオさんは目からビームを発射した。「うわっ!」ビームは俺に直撃、俺は後ろに倒れた。「私は怪獣とタッグを組んだのさ。君たち綾裂一族を根絶やしにするためにね」そう言ってハヤオさんは不敵に笑った。
それがハヤオの最後の言葉であった。ハヤオ「なに!?お前、図ったな!?」怪獣「これが私の言う協力なのだよ。」そういうと怪獣はその肉食竜の口でハヤオを頭から丸かじりした。恐竜はさらに巨大化していく
俺のお尻も囓られる。痛てぇっ、肉を削がれた。おいてめぇ、そこのお尻囓り虫!!初代モー娘。のメンバー全て答えられなかったら血祭りにすんぞ。どうだ、答えてみせろ。
「つんく」
「つんくは娘じゃないだろ!」「黙れ!つんくを馬鹿にする奴は許さん!!」そう言って怪獣は口から火を吐いた。
火事を防ぐため、祭は怪獣にディープキスし火を飲み込み続けた。
怪獣「何!?俺の炎を全て吸収しただと!?」祭「へ、こんな湿気た火、俺達の愛の炎と比べたらちっとも熱くないぜ!!」そういうと祭は律子を抱き寄せるとさらにディープなキスをした。
「くっ、そっちが愛ならこっちも愛だ!俺は天才で最強でかっこいい!俺は最高にかっこいいんだー!!」怪獣は自己愛でさらにパワーアップ。祭たちに突進した。「うわー!」祭と律子は吹っ飛ばされた。「ふはは、俺は最強だ!」怪獣は勝ち誇る。
「祭殿のピンチ!こうなれば……」円海は呪文を唱えながら未琴の死体に妙な種を撒いた。「鬼は内、福は外」未琴は再生、巨大化した。「祭、律子ちゃん、助けに来たわよ」「お義母さん!」「母さんはオルグだったのか……」だが、加勢は未琴だけではなかった。
「祭、ワシもいくぞ」父親の紋太は巨大化爆弾を爆発させて巨大化。「俺もいるぞ!漢ならバルバエキスだ!!」光矢はバルバエキスを飲んで巨大化。祭の父と兄も巨大化して参戦。
「一匹の怪獣に五人でかかるなんて卑怯だぞ!!」怪獣は文句を言ったが、祭はこう答えた。「
初代モー娘。のメーンバー全員の名前が答えられないような奴、まして、つんく♂なんて言うような外道には決して負けん!!
さらに言えば、俺たちはひとつの家族だ。一家の力を合わせればひとつの大きな力となる!!わかったか」
「……こいつ、開き直りやがったな。しかも微妙に論点をずらしてやがる」怪獣はいらいらした様子で言った。
「そういえば怪獣。お前の名前を聞いてなかったな。当然、名前はあるんだろ?」祭は怪獣に訊いた。「そういえば自己紹介がまだだったな。いいだろう。冥土の土産に教えてやる。俺の名は
滝沢翼」
股の名を「
…」そんなこんなであれから5年の月日が流れた。
「祭!またタッキーが街で暴れているわ!」「またか、あいつも懲りない奴だな。……よし、行くか。律子」怪獣タッキーはどういうわけか倒しても何度も復活してくるので、その度に俺達が倒しに行っている。さながらアンパンマンとばいきんまんの関係だ。
この5年間、タッキーの火を吐く攻撃に対し、何度ディープキスしたことか…。俺は彼に愛情すら覚え始めていた。
あれ〜、俺いま何歳だっけ。神様、1スレから数えてくれ〜と、神頼みしてみる俺。
「二十代半ばは超えてるんじゃない?」と律子。「その割にお前は出会った時と全然変わらないな。律子」「だってお化けは死なないもん」「ああ、なるほど、納得」そんな事を話していると「ただいま〜」息子の戦(いくさ)が帰って来た。
「父さん、俺今日は父さんに引導を渡しに来たんだ。」
「はい!引導」、「ほほう?おっ!?前より成績上がってるな!流石パパの息子だ。今夜はファミレスに行くか!」、「やった!」
午前3時のジョナサン店内。俺と律子と戦は無言のまま30分ほど睨みあっていた。なぜなら、
奴が、最大の脅威が迫っているからだ。「……来るのね」「……来るんだな。奴が」「……父さん。僕、芋長の芋羊羹持ってきたよ。これで何があっても大丈夫」そして店に奴が入ってきた。祭たちは立ち上がる。そして脅威と対峙した。祭はそいつに声をかける。「久しぶりだな。
店内は既に死体でいっぱいだったからだ。
「派手に殺したもんだな。お前も」祭は周囲の死体を示して、そいつに言った。
「ふん、軽くなぎ払った程度でこのざまだ。人間というものは脆い生き物だなあ、祭よ。」
「あぁ、これが仕事だからな」三郎は店内に散在してるネズミやゴキブリの死体を片付け始めた。彼の背には「害虫駆除承ります」と書かれていた。
店内に入ってきたの桜子であった「兄さん、律子ちゃん、いっくん、久しぶりー。はい、いっくん、おばちゃんが良い物作ってきたわよ」
「いつもありがと、おばさん。新しい本書いたんだね。今回のタイトルは…『ラ板住人による一行リレーラ』?ヘンなタイトルだね、どんな内容なの?」
三郎は害虫の死骸を片付け、桜子は律子達と談笑している。そして、「祭。俺が人間どもを殺したんだぜ」「また脱走したのか。今、病院に連絡するから、そこでおとなしくしててよ。真一さん」祭はアソパソマソに襲われたショックで狂ってしまった桜子真一さんのお守りをする。
祭の通報で黄色い救急車が駆け付けてきた。「通報ありがとうございます」「いえいえ、どういたしまして」「さあ、行くぞ」「嫌だ。アメリカ政府の手先め!俺は正義を貫くぞ」「おとなしくしろ!」そして真一さんは連れて行かれた。
真一の邪気眼摘出手術は無事に終了した。麻酔のせいもあって、今は静かに寝息を立てている。一方、摘出された邪気眼は、
邪気癌に変質し
大地に根を張り、成長を始めた。
そして一本の立派な木に成長した。
律子「ジャングルもじゃも〜じゃ♪ジャングルもじゃも〜じゃ♪ヤシの木一本、実が二つ♪」
「おいおい、律子。そんな歌はやめろよ……燃えるじゃないか」「キャハハ!祭ー!!」戦が寝ている隣の部屋で二人の愛は燃え上がる。一方、独り者の怪獣タッキーはひとり寂しく夜空を見ていた。「彼女、欲しいなあ……」タッキーは溜め息混じりに呟いた。
祭「次は女の子が欲しいなあ」律子「ならもっと優しく…ひゃッ!…もうせっかちなんだから♪」祭「ふ〜すまん、もう一回やってみる」ギシギシアンアン…タッキー「鬱だ、死のう('A`)」翌日、マンションのお隣で練炭自殺した怪獣の死体が見つかった。
怪獣タッキーの通夜は近所の公民館でしめやかに営まれた。
葬儀の最中、棺にすがって泣き崩れる金髪碧眼の絶世の美少女を参列者の多くが記憶に留めていた。
儚さのなかにも明かな憎しみの瞳を持った少女。彼女は22冊目のヒロインなのだが、それはまた別のお話である。
彼女のお腹にはタッキーU世が宿っている。
一方、邪気癌から発生した大樹は、まるでバオバブの木ようにこの星を侵食していた。
「タッキー?どうでも良いよ」人々の記憶からタッキーが忘れ去られ、10年経った今では誰一人としてタッキーのことを覚えているものはいなかった。
トニオはけだるそうに自分の椅子にもたれかかった。机にはいつものように書類が散らばっていた。
「トニオ。休んでる暇はないぞ。出動だ!」「わかったよ。戦」大東亜防衛軍隊員のトニオ――実は茜と一反もめんの息子は、同僚の戦と共に出動した。「敵は邪大樹か?」「いや、狸・パンダ連合軍だ」「奴らも懲りねえな」そう会話をしながら二人は街に向かった。
二人の会話は物騒に聞こえるが、二人はまだ学生であり卓球部である。今日は狸・パンダとのダブルス試合があるのだ。
「もういい加減に話をまとめろ」通りすがりの老人がそういった。
トニオは笑顔で老人をボコった。戦は無言でボコった。透きとおる青空がまぶしかった
老人は唇の端からにじむ血を袖で拭うと、鞄から革張りの小さな手帳を取り出し達筆で「不適格」と書き込んだ。
「次巻でまた会おう」老人は負け惜しみともつかない謎の言葉を残して去った。ところでその頃の俺はというと
悩んでいた。俺って誰だ、と。
戦「関係ネエ…ジジィ…シネー…」律子「たく、祭が変なことばっかり教えるから戦が寝言で変なこと言ってるじゃない」律子「いきなりチ○コの歌を歌うやつに言われたくねぇよ」戦が10年後の夢を見てる間、祭と律子はその寝顔を眺めていた。
戦――来世の主人公は未だ眠っている。祭と律子は彼のためにできることを考えていた。あと40レスで。
結局、グダグダに始まり、グダグダに終わったなあ。 いったい、誰のせいだ?
「まあまあ、どういう結末になるかわからないのがリレー小説の醍醐味じゃん」そう言って、創造神は破壊神をなだめる。二人は今回の゛世界゛の反省会をしている。「俺はけっこう予想がつかない展開の連続で面白いと思ったぞ」と創造神は言った。
「こんなはずじゃなかった。もっと上手くやるつもりだったのに・・・」桜子の呟きは誰にも届かない
「俺、餃子になるとは思わなかったぜ」「うちもタレになるとは夢にも思わんかったで」とぼやく二人。「……あゆみ」「なんや?」「そろそろ俺らも、……結婚しねえか?」「……」「駄目か?」「……ま、うちも潮時やと思っとったんや。ええで、三郎」こうして二人は結ばれた。
サザエ、マスオさん……。ここは、とある安モーテルの一室。夜も更け、草木も眠る時間に大人の男女が狭い部屋に2人きり。もうどうにでもなれっと、
もう、潮時かも知れんな。次は立てなくてもいいや。正直、これが面白いと思える神経が信じられない。
祭×律子の同人誌キボンヌ
次はどんな話にするかね。今度こそ学園ものをやりたいところ。ちなみに俺はスレは立てられなかった。
(舞台裏では金髪碧眼の美少女が出番を今か今かと待っている・・・)
どうにもならんだろ?
じゃあ集合写真撮って、蛍の光歌おうよ
次スレきで、後7レスと狭ったその時
通りすがりの老人は
ただの通りすがりであったわけで
物語にはなにも関係ないのだが
どんな学園ものにするんだね? 正直、ぐだぐだはあまり好きじゃないんだ。
今回は途中で学園ものじゃなくなったからな。とりあえず超展開は覚悟するとして、「うる星やつら」みたいなノリでいくか?
主人公が主人公らしい行動をしないのがぐだぐだの原因なわけで
主人公変更可能にしたら
次スレ立ったね。とりあえず立てた人乙。
もっと、主人公の性格をハッキリさせなよ
次スレの話は龍一が主人公でいいのか?アリサが主人公だと思ったんだが。