つまらなかったライトノベル　11冊目

女魔術師ポルガラの第３巻「純白の梟」がヤダ。
三千年も生きていてエラトの女公爵まで務めたのに
チャンダー（敵）の思惑に見事にはまるなよポルガラ。
つか最初から薔薇屋敷かアルダー谷に避難してれば
ガリオンの両親や祖父母も死なずに済んだのに。
ベルガリアードやマロリオンは好きだが、この巻だけは
好きになれなかった。

　＊　激しくネタばれを含むので、嫌な人はスルー。

　つまらない小説を褒めちぎるスレに投稿するつもりが、突っ込み付き粗筋になっちゃったのでこっちに。無理だ
突っ込みどころが多すぎ。パトラッシュ、僕はもう疲れたよ。つらかった、読むのが本当につらかった。
こんなのを出してるからソノラマは……。

　前書きから飛ばしています。「あるいはこれは、手垢のついた愛犬譚かもしれない」、いえいえ、先生じゃなきゃ、
こんなの書けませんって。「読者諸賢は〜略〜鮮烈な異物感を覚えるだろう」、素晴らしい私はこれほどまでに正直
に作品全体を端的に自ら評した前書きを知りません。さすがはアイドル評論家（研究家だっけ？）！
　冒頭は中々いい出だしです。自殺するために集まった男女の会話、究極の軍用犬として作られたモノたち、軍の機密

実験（何でわざわざ他国で機密実験をやるんだとは思いますが、日本は所詮あの国の植民地ですから無理の無い設定と
いえるでしょう？）、訓練された普通の軍用犬をなんなく屠った彼らは実験場に入り込んでいた自殺志願者たちをも
殺してしまう。大佐いい人です、コントロール出来なかったのかとか、責任は誰にあるんだ（ちゃんと人払いをしてい
なかった、現場の指揮者、つまり大佐にあると思います）とか、日本のマスコミを気にしたり、無惨な死体に引いたり
する常識人ぶりです。紛れ込むほうが悪いとか、公表しなければ良いとか、死体を見て完璧な訓練の成果とかいう狂った
中尉と対比すると特に。
　
　所変わって地方セクターでのオオカミ薀蓄、近くに米軍の輸送機が落ちます。そして描写は無いものの奇跡的な幸運で
生き残った究極の軍用犬イエローファング、それに呼ばれるように地方セクターで買われている牝狼が専門家が作ったはず
の柵を飛び越えて山に向かいます（肉食獣が自由に出入りできる？　責任者、腹を切れ）。いつもの横暴で立ち入りを禁止
する米軍、山に逃げたらしい狼が射殺されないか心配する飼育員（むしろ、一般人に危害が出る前に射殺されるよう祈って
欲しい？　いえ、ほら、これは動物好きの仕事バカというアピールなんですよ）。そして山の中で出会い、結ばれる二頭の獣。

　米軍側の会話、どうやら中尉と犬たち（＋パイロットと輸送機）は、実験の凍結と共に存在を無かった事にするために
殺されたようです。普通に実験中止、犬は薬殺処理、人は配置換えじゃ駄目だったんでしょうか？　そっちの方が確実で
安全で安上がりだと思うんですが、いえいえ、これによって相手は手段のためなら目的を選ばないクレイジーな方だという
印象を読者に与えたのですよ。そして現場の山で銃を持った兵隊を蹂躙するイエローファング、凄い性能の兵器ですが
敵味方の識別がついて無いようでは確かに欠陥品として計画抹消もやもなしいった感じです。そして何事も無かったかの
ようにゲージに戻る牝狼、どうやら脱走後も何も策を講じていなかったようです、これは日本の官僚体質への吉岡氏なり
の皮肉なのでしょう、決して何も考えて居なかったわけでは無い、と思います。そして、生まれる子犬、引き取り手を
捜す中、８歳の少女が不思議な力でなつかせます。普通、人になつかない獣がなつくには、怪我を治したとか、必死で看病、
エサをあげるなどのシーンを入れるものですが、そんなチャチな理由の結びつきではありません。出会った瞬間から何の理由
も無くお互いがお互いを必要とする。まさしく運命の出会い！　所が、役人根性がしみついた園長が少女を追い出そうと
するのに腹を立て、子犬・主人公のタチが園長の左手首から先を食いちぎり、処分されそうなところ米軍が引き取ることに
なります。

　どうやら子犬改め狼犬たちは、日本にある米軍の秘密研究所で大佐の趣味で様々な動物と戦わされているようです。そして
特別ゲスト、米軍に浚われてきた（冒頭の常識人な大佐はもうどこにも居ないようです）８歳の少女・さなえは闘技場に投げ
込まれます。幸いタチはさなえを覚えていました。それを見て幻滅だとか呟く女研究者、鬼畜ですか米英は、そこに放たれる
トラ、危惧を覚えるまもなく、一瞬で頚動脈を切り裂かれて死にます、トラが。何のために出てきたのでしょう？　タチの
強さを印象づけるためですよ！　

　タチに言うことをきかせることが出来る（と分かったのはさらった後のはずですが）さなえは、相変わらず米軍に囚われて
います。仕事は仕事と割り切っている研究員の皆さん、それは米軍の仕事じゃありませんよ、犯罪ですよ。それと言うこと聞
かせたいなら飴という手法も、つか随分流暢に日本語使えるんですね大佐。タチに乗って逃げ出すさなえ、良かった良かった、
えっ、まだ続くの、この話？

　逃げ出したさなえは、山の中を逃げ回ります。途中であった老人は街にいけないという言葉に素直にうなずきます。それほど
警察が信用できないのでしょうか。ちなみに老人はあっさりと米軍に殺されます。

　この主人公、追っ手の米軍兵士を殺します。しかしさなえを人質に捕らえられ、「ちょっとでも動いてみろ。わかるな」もちろん
利口なタチはわかる（原文ママ）。頭いいですね。隙を突いてなんとか逃げ出したタチとさなえ、しかしタチはもう少しで致命傷
という酷いケガを負ってしまっています。そこであったオッサン「用事が済めば、どこへでも送っていってやるし、その、服や
食い物も買ってあげるから……その、これから見ることを、誰にも話したりしないと、約束してくれないか？　特に、おまわりさん
には、絶対に内緒にしてもらえてえ。でないとおっちゃんたちは、おまんまの食い上げなんだ。わかったね」、らめぇ、逃げてぇ、
どう聞いてもあぶない犯罪者のセリフぅ！　もちろん純真なさなえは了承します。所で５ページ前でケガ云々と言ってたタチを
「外を付いてこさせた方がいい」とか言って、相当にスピードを出す車と併走して山奥を１０キロ走らせるのは酷だと思います。

　やってきたのは地下闘犬の会場。闘犬を幼女に噛みに行かせる暴力団員、もしもの時は完璧に隠蔽出来る気でしょうか。なんや
かんやで、暴力団員自慢の犬とタチが戦うことになります。日本語でルールを言い含めるさなえ、それを理解するタチ、スゴイ頭
イイデスネ。予想に反して苦戦するタチ、クマやトラより闘犬の方が強いんですか。日本語で指示を出すさなえ、それを理解して
言われるままに行動するタチ。双方の信頼関係があっても、こうは行かないと思います。戦いが終わった後、暴力団員は幼女の一言
で改心、そこに警察の一斉摘発。保護されます。

　そのころ研究所では、タチの兄弟がキシリアン・ジョージというドリマンヒヒという凶暴な猿の化け物に殺されています。コントロール
不能の遺伝子操作の化け物！　でも軍の研究としてはどうなんでしょう、あきらかに犬の方が色々役立つと思うのですが、一体どんな運用
法を考えてこんなん作ったの？　警察から逃げ出したさなえはタチを盲導犬の振りをさせ電車に乗った、しかし途中でどこからか嗅ぎつけた
米軍兵士に連行されます。

　唐突にイエローファング、今まで逃げてきたのが嘘のようにつかまります。米軍の強襲揚陸艦、さなえは特設リングの中央に吊り下げられ
そこにイリエワニが放たれます。まあ、あっさりとタチに殺されますが。そして次の相手はイエローファング、機械の力で大佐のいいなりです。
父と子の悲劇的な戦いが終わった後、現れた艦長たちは衝撃の事実を告げます。タナリー大佐はすでに軍を罷免されていた！　拘束しようとする
海兵隊員、しかしタナリーの部下（一体、この後におよんで何の義理で従っているのでしょうか、祖国を裏切って、軍法会議で死刑ものですよ、
そううえ先の展望が何も無い）たちに射殺されます。数分後にタナリーとわずかな部下は鎮圧され、引っ立てられていきます。

　タチと離され、ふさぎこむさなえを元気付けようと秋葉原に連れて行く従兄弟。そこになぜか現れる大佐、米軍の拘束は紙のようです。二度目に
捕まえたときに、ＧＰＳの発信機をさなえの母の形見のブローチに仕込んでいたそうです。そのころタチは第六感でさなえの危機を感じそわそわ。
そこに妖しげな外国人の一団が現れ、連れ去ろうとするが、檻から出たタチにやられて血まみれ、タチはそのままいずこかに向かう。一方、秋葉原
歩行者天国に突っ込む装甲車、本当になんでこいつらは大佐に従っているんだ？　大佐の命令で装甲車の後部コンテナが開き現れるキシリアン・
ジョージ。メイドや警官、野次馬を殺していく、ついでに大佐と兵士も。そのころ横須賀から、川沿いに秋葉原へ向かうタチ。

　東京タワー、さなえはジョージにかかえられて上昇中。追いついたタチは死闘の末、ジョージを倒す。後日談、保護されてから逃げるまでの
わずかな時間に警察犬を孕ませていたタチ、その子供、コダチを引き取るさなえ。タチは動物園に引き取られたそうです。

　後書き、「牙王物語」が好き、オマージュだと。小学校の学級文庫で読んだ「牙王物語」はもっとましな話だった気がします……覚えてないけど。後、
この内容では「銀河」の犬の人台詞をバカに出来ないと思いますよ？　

　コメディのギャグなら不条理な展開でも許せたと思うのですけどね。ここまでくると作者がどうとかより、
OKを出した編集部の頭を疑います。

ごめん、3行くらいにまとめてくれないかな

　すまん、最後の２行で。

　突っ込み所を抜き出してどんどんほめていくつもりが、あまりの多さにただの粗筋になって
突っ込む気力も失せちまったんだ。

「バカとテストと召喚獣」

面白いって意見を色んなスレで見かけたから買ってみた。

俺には合わなかった。
オマケ的な「テストの回答例」みたいなのは面白かったんだけど、
肝心の本編は会話文ばっかで進むのが性に合わないのか、妙なテンションのノリに付いて行けないからか、
とにかくただ、ひたすら下らなく感じた。

あれ面白いって言ってる人達って、どのくらいの年齢層なんだろう？
煽りとかじゃなくて。
もう俺もオッサンなのかもしれん。

俺は十分おっさんだが好きだな。ま、スレ違い失礼。

「馬鹿を描けば面白い」って皆がそう思うだろうが、そうそう書けやしないわな

米澤穂信「春季限定いちごタルト事件」

なんつーか、微妙。
青春小説として読めば面白いんだけど、推理小説としてはどうなんだろ？
推理がぶっ飛びすぎな気がするんだが、特にココアの一件。
あれはヒドい。
なにがヒドいって、紙パック入りの牛乳を紙パックごと電子レンジで温めました、
しかもそれを熱いままの状態で冷蔵庫にしまいました、ってのはいくらなんでも…

この作者の「氷菓」「愚者のエンドロール」を読んだときも似たような印象だったんだが、
俺とは合わんのだろうか？
手元に「夏季限定トロピカルパフェ事件」もあるんだが、読む気が起こらねえ。

創元推理じゃなくて富士ミスの作品と思いこめば無問題ｗ

ちなみにトロピカルパフェも似たテイスト

ココアの話は確かに読んでて( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝってなった

第６１魔法分隊がつまらんかった。
つか魔法の設定がチンプンカンプンで全然意味わかんね。
もうちょっと読者にわかりやすく書いてくれって言いたくなった。
当然二巻以降は買ってない。

米澤穂信の小説の推理は昔からそんなものだからな

ボトルネックっていうのを読んだけど
どこが面白いのかまったく分からなかった。

でもみんな面白いって言ってるということは
分かる人には分かるんだろう。

氷菓や愚者の〜はまだ読めたんだが
ボトルネックだけはダメだった。途中で読むのをあきらめたわ

レンタルマギカ


なんだこの地雷

>966
ああ、あの盛り上がりそうでイマイチ盛り上がらないやつな…
そしてキャラクターがことごとく微妙にイライラする

円卓生徒会

敵も味方もキャラクターに魅力がまったくない

ナイトウィザード文庫版のグランギョニルが酷かったな
　
文章力は並以下で読み進めるのが苦痛だし、
キャラは軒並み痛いだけで魅力がないし説明セリフは多いし、
お話のレベルも三流だし、オチがソレまでを台無しにする安っぽさと酷さだし、
何より、世界が不自然かつ理由無しにに主人公に優しすぎてキモイ
　

とある魔術の禁書目録

なにこれ？こんな気持ち悪い内容が大人気なの？
暇潰しになるよと薦められたけど、Yoshiの本読まされるぐらい苦痛だよ。
ラノベで地雷は数あれど、ここまで超ド級の地雷は初めてだよホント。

禁書は基本的に上条様がぶん殴って終わるパターンだからな。
毎回毎回ゲストヒロインが違ってるし。
後、キャラの特徴付けに得体の知れないしゃべり方をさせるのがデフォだな。
日本人の名前はあり得ないものも多いし。

あれだけ色々なキャラ考えるのはすごいと思うんだが、
巻が進むほどに話が薄くなっていくんだよな。
１巻時点のヒロイン勢ですら４人いるのに……出番が悲惨になっていくのは勘弁してほしい

すでにメインヒロインのはずのインデックスが空気

行き当たりばったりな作家はよくそういうことするね
頭の中でも設定があやふやなんだろうな

特別構成力がある人じゃなし、あのペースで出版してればそりゃグダグダになるよな……

上条さんは釣った魚に餌をあげませんから

次スレ

つまらなかったライトノベル　12冊目
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1195477138/

>>981
乙

ヒロインを全然掘り下げないからな。
前のゲストヒロインとかの再登場もやっつけ感あるし。続けて新ヒロイン出していくし。

かといってどうでもいような、キャラかぶりまくってるロリモブが表に出たりな。
誰とは言わんが。誰とは言わんが。

エロゲ的な奇抜口調＋資料でキャラを立てる能力と引き換えに、
真面目に掘り下げるのがヘタになっているのかもな

まあ、禁書もそろそろ終わりだ。いや、シリーズではなく作者が。十巻超えると文章がスカスカになって
元からつまらん話がさらにつまらなくなってきてる。これはもう手抜きとかそういうレベルではなく
作家としての限界と見てまず間違いない。あの作者はもうおしまいだろう。
最も、マンネリ化したクソ話を大量生産してしばらくは生き続けるだろうが……禁書一本で
終わってほしいねオレとしては

つか、作者は明らかに上条じゃなくアクセラレータの方が書くの楽しくなってるだろ。
いい加減話まとめて終わらせて欲しい。
突っ込みはあっても勢いもあったけど、それすらなくなって行くのは悲しいぜ。

なんだかんだしっかり読んでるお前らに惚れた。

ツンデレが多いスレですね

禁書は嫌いじゃないけどアクセラが好きじゃない
というより設定が？
なんでバッテリー切れてフルボッコされてる状態から反撃できるんだろう・・・・って逆にさめてしまった
当たる瞬間拳を引いたら攻撃自分で食らうとか上条とやったときの爆発の中で自分から離れてく石ころとかあっただろうに・・・・

>>987
これに限ったことじゃないが、長期シリーズで初期以外の描写を挙げてツマンネツマンネ
言ってる人みると素直にすげぇなと思う

本当に嫌いなら無関心になるしね

売れてるみたいだからと、一巻から出てる分全部を買って(新品で)
「なんだよこれつまんねー、でももったいないから一応最後まで読むか」→やっぱツマンネ
っていう俺みたいなのが結構いるんじゃね？俺の場合は風の聖痕だったが。

つまんなかったら途中でリタイヤするだろ。
伝勇伝とか2巻で読むの辞めたし

俺もとりあえず1巻だけ買って、その後読むか読まないか決めるな

古本屋でシリーズ見つけちゃうとついついあるとこまで買っちゃうんだよなー
しにバラ6巻まであるよ・・・・
1巻の途中でやめたのに

アキカン！がなんか読んでて辛かった

うめ

う

め

る？

━━━━━━━━━━　　奥　 　付　　━━━━━━━━━━

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　発売： ２ちゃんねる
　定価： priceless

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