「このライトノベルがすごい 2008」 に掲載されてた実売ランキングを転記してみた。
データの傾向に、共有しておいた方いい部分が見られるので付記しておきます。
一般書店として ”くまざわ書店グループ” 、専門店として ”とらのあな” の実売データ。
”くまざわ書店” の単位は「冊」、”とらのあな” は「ポイント」。ポイント=冊 かは不明。
◯くまざわ書店雑感
くまざわ書店では、「彩雲国物語」といった女性向けタイトルが強い傾向があります。
同様の傾向は、紀伊国屋書店のランキングにも見られます。彩雲国が特に顕著。
これは、女性向けレーベルは専門店での流通量が少ないためと分析されてました。
この辺、紀伊国屋書店の傾向として頭に入れておいた方がいいと思われます。
他、くまざわ書店のランキングでは、ハルヒの強さが特筆されるところでしょうか。
この辺は、大阪屋のランキングの妥当性の補強になるんじゃないかな?
◯とらのあな雑感
「キノの旅」の弱さというか、専門店で強いタイトルの存在が目に付きますね。
電撃文庫に限れば、とらドラ、乃木坂、禁書、狼と香辛料、辺りのタイトル。
とらドラ、禁書、狼と香辛料は、ジュンク堂の入荷数にその傾向が見られる感じ。
大阪屋、紀伊国屋、ジュンク堂、各データはそれぞれ補完的に利用すべきかも?
大阪屋:全般の傾向、紀伊国屋:一般書店の傾向、ジュンク堂:専門店の傾向?