「改善されるのか?」と聞いているのだから、吐き捨てじゃないんじゃね?
俺は終クロ好きだけど、場面が切り替わった時の変な情景描写は下手糞だと
思うしなぁ。
てか人気=実力、上手いは当て嵌まらないこの業界。下手でも糸瓜でも人気あんだからしょうがないだろ
ぶっちゃけどの業界でもそういうのはあると思うけど>下手でも人気
ラノベはそれが顕著・・・なのかね。
読者が若く、あまり多くの作品に触れていない業界ほど顕著
逆をいえば、それらの読者は小手先ではなく本質を見てくれてる、と言えなくもない
ラノベつーか書籍全般じゃないか
リア鬼の作者の躍進がいまだに信じられんよ
終クロは無理
あれ読める奴は尊敬にあたいする
>>924 ”単に上手いだけ”と”荒いけど魅力ある作品”だと後者がより人気が出るのは
あらゆるクリエイター系の分野でお約束じゃね?
そりゃ面白い上に技法的にも洗練されてりゃ言うことはないが、とりあえずは
面白いかどうかが全てだわな。
そうか……設定とか主人公の性格とかは好きなんだが
バトルシーンも情景描写もさっぱり何がなんだかよくわからんから1巻で投げていたが
それは俺の読解力がないせいだと思い込んでいたんだ
作者のせいにして、いいんだな?
>>929 読み辛いのは作者のせい。読む気が起こらないのも作者のせい。
でも理解できないのは貴方のせい。
読書というのは(読書に限らないが、読書は特に顕著だな)、作者と読者の共同作業だ。
作者が自分の頭のなかにある物語を文章にエンコードして、読者は文章をデコードして物語にする。
「性能のいい読者」なら、エンコードが少々下手でも高性能なデコードでよりよい物語を受け取ることが出来る。
しかし、元の物語がよくなければそれ以上のものを受け取るのは少し難しい。
「超高性能の読者」なら、欠陥を補って作者が紡いだ以上の物語を作り出すこともあるが、
それは既に読者と言うより作者の領域ではないだろうか、と思うこともあるな。
超高性能の読者=邪気眼
>>928 ヘタだけど人気あるのは作品に魅力があるから、というのは論理の誤謬だろう。
別に無理に理解する必要はないし、理解できなかったからと言って落ち込む必要はない。
ただもう、何か読んでないと落ち着かないから読むだけだ。
読む気なくして半年放置するなんて俺にとっちゃ当たり前よ。
気に入った作者の小説は3度斜めに読むのは当然。端からベタ読みすると疲れるからな。
>>934 下手で何の魅力も無いけど人気だけはある、なんていう特殊なものがゴロゴロしているとは考えにくい。
「エディプスの恋人」に出てくる画廊じゃあるまいし。
>932
エンコードされた元情報以上の物をデコードしてしまうのは
デコードの際にミスが起こってるということにならんか?
あと、デコード能力の高い読者にとっても
下手なエンコードの仕方(=文章)それ自体が
不快に感じられるということもあるだろう。
文章云々を言ったらリア鬼が鉄壁。
つかアレが人気な理由を冗談抜きに教えてくれ。
今だに映画化が信じられねぇ。
タイトル・キャッチコピーが良かった。
いまどきの(本を読まない)若者たちには読み易い。らしい。
人気があるから人気がある。
読んだ人に好評か、という意味の人気ではリア鬼はほとんど人気無い。
一応小・中学生には楽しめたという層が居るが、それより上になると、最も好意的な意見で
”事前に聞いていたよりはマシだった”というレベル。
大抵のヒット作は最低限のファン層(楽しめた層)が居るモノだが、リア鬼に関してはもう殆ど居ない。
そういう意味ではラノベ・一般書籍含めた中でも極めて異質な一冊。
自分が考えるに、
バトロワ人気でプッシュされて売れる
↓
売れるので書店にたくさん並ぶ
↓
見た目悪くない・タイトル、あらすじ(設定)がちょっと変わり種で初見の人がなんとなく買う
↓
売れるので書店にたくさん並ぶ
↓
たくさん並んでいるので初見の人が増える
↓
ループ
じゃないかと思う。書評も、口コミも一切介さずに”なんとなく”で売れ続ける怪作。
本屋でレジの前に平積みされてるだけで売り上げが上がるから、出来など関係ない
リア鬼については、キャッチーなタイトル&強力プッシュ以外の何者でもない、と思うが
これ以降この作家が売れつづけるなら、実は本物だったという結論になるんじゃないかと。
まぁ、次も超キャッチ−なタイトルをつけてくるんだろうけどな。
あーそーなんだー
でも「親指さがし」ってタイトル的にはパンチがないというかほのぼの童話系っぽいというか。
いやどういう話かは知ってるけどね。
「あの『リアル鬼ごっこ』の〜」という売り方をしてなくて、単なる和製ホラー映画として売ってるな。
映画見る層はあんまり「あの作家の」という飛びつき方はしない、と判断されたんだろうな。
別タイプのレスもしておこう
あーそーなんだー
じゃ、本物なんじゃね?
まぁ、ジャンクフードが売れるわけをグルメ的観点や栄養学的観点から語ってもね
なんてね。
AコースだかコースAだか忘れたけど…
あれはクソだったな…
>>947 しかしジャンクフードには定番(かっぱえびせんとかポテトチップスとか)が
いつまでもあるのに対し、ラノベにはまだ「定番」と言えるものがないんだよなあ。
今時の二十歳前の子は「幻魔大戦」なんて知らんだろうし。
>>949 グイン・サ……いや、なんでもない、忘れてくれ。
RPGにおけるDQ、FF
ロボットアニメにおけるガンダムのような存在か。
続刊してれば銀英伝、ロードスが一番近い位置にいるんだがな。
スレイヤーズは?
でも、ロードスや銀英伝と今のラノベじゃまた違う気がす。
今のラノベはスレイヤーズが原点な感じ。
おれの感覚では銀英伝はたしかにちがうんだが、
ロードスはまさしくラノベなんだけどな。
初のラノベ専門レーベルであるスニーカー文庫の看板だったわけだし
>>949 幻魔大戦知ってるよ。
親が全巻そろえていたので、
中学生の頃から江戸川乱歩と一緒にずっと読んでいた…。
しかし高校に進んでわかったんだが、
幻魔大戦は思いっきり小説の王道の横道を走っていたような?
955 :
919:2006/09/29(金) 20:30:05 ID:hsnXCo49
やっぱあの日本語を敬遠する人は少なからずいるのね。
まあ敬遠する一方で、理由もなく売れるってことはないだろうなあと思ったのですよ。
他のラノベと比較して、絵師が特別に良いってわけでもなさそうだし。
出版社の営業、というか売り方が上手かったのかもね。
まあ、ロードスが始祖の一人とは思うけどね。以下俺的解釈。
ロードス <-> スレイヤーズ
池上遼一 <-> 野中英次
>919
直らないけど慣れるよ
慣れたら病みつきだよ
病みつきになった中毒患者が多いからよく売れるよ
俺も終クロの文章がダメだった。
一文ごとに改行→字下げで、段落が変わる形式なのが合わなかった。
俺の感覚では、段落が変わると何か内容が変わることを想定する。
だけど終クロは、段落が変わっても前文の続きが書いてあることが殆どだ。
一文一文の繋ぎかたが感覚に合わないので、すぐに疲れて読むのを止めてしまった。
カバーのあらすじと世界設定、それに口絵のギャグは良かったから、
文章の癖が気にならなければ、楽しめるのかな。
段落変えを普通のペースでやれば厚さ2/3以下になるよな。多分。
場面転換時等に出てくる非常に判り難い情景描写は、川上ファンも「アレは読み飛ばしていい」と
言ってたりしたっけか。
全体的には好きなのだが、色々気になるところはあったなぁ。
ゲームライターやってる(た?)人だから、
そういう書き方になってしまう。らしい。
>>958 ネットのアマチュア小説でそういう書き方の人多いな。
あまり旧来の小説を読まず、パソコンに向かっていきなり書いてばかりの人だと
そういうスタイルになりやすいんだろうか。
終わクロは例えるならバケツパフェなんだよなあ。
部分部分は好きなんだが全部丸ごとだと胸焼けする。
設定にしろギャグにしろ戦闘にしろ過剰供給。
都市は普通に楽しめたんだが…。
963 :
919:2006/09/29(金) 23:31:17 ID:hsnXCo49
そうなのよ。
舞台設定とかアイデアとか、面白そうな部分もあるっちゃあるんだよね。
ああ、ハマってる人はこういう部分が好きなんだろうなとも理解はできる。
しかしあの俺日本語はなあ。もうちょっと臭みがなくなってくれればなあ。
今では根っからの川上信者の俺でさえ
初見時は終わクロ1巻上冒頭部分ですぐに投げたからな
慣れって恐ろしい
>>961 ネット上の文章(というか横書き)だと一行ごとに改行のほうが見易いんだよね。
それを縦書きの紙媒体に持ち込むと、やはり内容はちょっと薄く感じる。
>>965が本質を突いた
川上は未だに現役バリバリのゲームライター
詰まりは「横書きで読ませる」文章だと思われ
後本人も言うように、一つの小説に過剰に設定やネタを詰めて行くタイプ
他の作家ならばらして2つか3つのシリーズが作れるほどのネタを、ほいほいぶち込んでは捨てて行く
(その分読み返すたびに発見があるのだが)
「読者を飽きさせない」ために常に60ほどのネタをストックしている、と言うほどの人間だから
本人的にはあれが「飽きさせない適正量」なのかもしれない
以上、大幅信者補正つきの分析でした
いや本当にな……
要するに数撃ちゃ当たる、あるいは薄利多売方式っつーことだなぁ
もっとプラス思考で幕の内方式とでも言おうぜ。
969 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/30(土) 05:22:23 ID:ENyjaAsC
>969
終わクロの話してるんだよな?
終わクロは数撃ちゃ当たるものじゃないだろ