1 :
ふんぐるい:
ラ板住人のラ板住人によるラ板住人のための一行リレーラです。
<ルール>
・一レス一行にまとめること
・前の人のレスを受けて展開させること
<禁止事項>
連投/夢オチ/シモネタ/即死/ライトノベルをラノベと省略すること/流れを読まない粘着/スルー
次巻は
>>980が出版することとします。この辺例外もあります。
過去ログは
>>2-5あたりにあります。
2 :
むぐるうなふ:2006/09/01(金) 12:39:11 ID:sWyKErpg
3 :
くとぅるふ:2006/09/01(金) 12:39:53 ID:sWyKErpg
4 :
るるいえ:2006/09/01(金) 12:50:03 ID:sWyKErpg
-------時に2098年。 地球は未曾有の危機にさらされていた。 それは
二重矮惑星「冥王星=カロン」周辺に高エネルギー反応を発見。 国連宇宙軍UNSFは緊急展開したプローブからの情報により、何らかの知性体による活動だと判断した
宇宙防衛省長官室にて。「……というわけで君たち3人は辺境調査隊に選抜されたのだ。心して任に当たってくれたまえ」
UNSFはコンタクトを試みたが、名状しがたい形状と光にSAN値を奪われ、全員が発狂した。 ここに人類対「名状しがたきモノ」との全存在をかけた戦いが始まったのである。 後にこの戦いは「邪神戦争」と呼ばれることとなる。
「勇!大任務だぜこれで俺達も手柄がたてられるってもんだぜ」「友、物騒だな何もないのが一番だろ」「いやこれは俺に開けた出世への道だ!そんで出世して美咲さんに告白すんだ」
「Sir! Yes Sir!」
トム「だから言ったろユウ。 パーティを始める前に彼女の下ごしらえをよくしとけってな HAHAHAHAHAH」
美咲「長官、今度の任務あの三人で良いんですか?勇と友とトムの任務遂行率は平均値を下回ってます」
長官「美咲くん誤解しているようだね。3人目はトムじゃない、君だよ」
「あがっ! いきなりそげなこつ言われても」美咲は思わず生まれ故郷のスラングで反論した
「ちょっ…ちょっと待ってくだもごもご…」言い終わらないうちにユウとトモが口をふさいだ。「でわ長官殿!言ってまいります!」2人は美咲を引きずって長官室を後にした。
「せぇーしゅんだな」「長官あの三人が三角関係って知ってました」「はっはっはっ!その方が面白いじゃないか」
美咲は事情がつかめず、休憩室のソファーの上で呆然としていた。
トモは彼女とのメールのやり取りに夢中のようだ。
すると、ユウは突然歌い始めた。「地球を護〜る心はひとつ〜、正義を愛する〜この勇気〜。たと〜え危険が迫〜ろうと、許〜すなアーマロイドの悪巧み♪」
こうして三人は辺境調査へと旅立っていった。長官「認めたくないものだな。若さゆえの4行レスというものは・・・」もちろんこの時代でも某軌道戦士は大人気だ。
そのころ矮惑星冥王星付近では「るるいえふたぐんぽろろっか(訳:暇じゃのー)」邪神達が暇をもてあましていた。
そういえば友の彼女って誰だろ?話だけ聞くと片思いっぽいけど・ピロン!「友、こんな時何だから私じゃなく彼女にメール送りなさいよ」「・・うん美咲さん(手柄たてればきっと)」
トモの顔が暗い。聞いちゃいけないことを聞いてしまったと美咲は後悔して、とりあえず
今付き合ってる彼氏のノロケ話を聞かせて、恋愛の素晴らしさを教えてみた。それなのに何故か死んだ魚の目をしてブツブツ言っている。
敵の情報を脳内メモリに呼び出し検討した「えーっと、邪神の文献はっと……何これ邪神ハンター?」
「ちょっとトモこれ見てみてよ」「…殺す殺す殺す…」「トモ?トモ!あんた大丈夫?」「えっああ聞いてるよ何だって?」
美咲は憮然とした表情をして、一拍を置いてから話し始めた。「まあいいわ。2000年頃のデータで『邪神ハンター』とかいう邪神を扱った小説があるのだけど……。これ、参考になるかしら」
「いや、確実にならないだろ。お茶目だな美咲は。HAHAHAHAHA」
「トムッ! あなたなんでこの船に乗ってるわけ? 密航!?」 美咲は叫んだ
「HAHAHAHAHA!お茶目だな美咲は、この船は基地と直通のテレポートゲートがツンデレラ、なんちゃって?HAHAHAHAHA!チョーウケるHAHAHAHAHAHAHAHA!」
美咲は頭を抱えた。よりによってこの三人が揃ってしまうなんて「HAHAHA-HA!どうしたんだい美咲、頭痛かい?OH−!そういや聞いてくれ、頭痛といえばオレの彼女も」「…黙れ」勇がトム頭をはたく。
ひとまず、この船は亜空間ゲートにより本部と繋がっているようだ。21世紀初期の頃まで「冥王星」と呼ばれていた小惑星までの到達は、かなり時間がかかる。逐次本部に帰れるのなら、娯楽等で隊員の精神的な負荷も減らせるだろう。
「どうだ開発状況は?」「はっ、長官現在60%です」「彼らの到着までには間に合わせないと」
そのころ矮惑星冥王星付近では「るるいえふたぐんくとぅるふはにゃーん(訳:カロンタン萌えー)」邪神達がカロンに萌えていた。
美咲「ちょっとみんな集合!先行してる偵察ポッドからのリアルタイム情報が届いたわよ」、勇「映像をメインモニターに出してくれ」、友「殺す殺す殺す‥」、美咲「‥何てこと、黒が三分で白が七分なんて」
黒は宇宙空間で白それは不定型の生物だった。いや死の宇宙で生きているものが生物と呼べるのか、それに複数の眼球が浮かび上がりこちらを見た・・そして映像が途切れた。
34 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/02(土) 22:29:10 ID:ylbdstQq
「・・・・・・・・。」
顔面蒼白の美咲にユウはこう囁いた。
「我が永遠の主君美咲姫よ、ご安心あれ。私が命をかけてお守りいたします。」
「あ゛? 黙んな、あたしはルール違反は嫌いだよ」美咲の元ヤンの本性が見えた。ユウは無言で微笑んで寝室に消えていった。
「映像が駄目なら、他のデータはどう?」「あっ、そっか。重力波測定データや磁力線測定データ、電波測定データがあるんだった。全部表示するね」宇宙船前方のディスプレイに、素人には意味不明のデータが表示される。
「『萌えよ!戦車学校』を読んでる俺には理解できないよ。HAHAHAHAHA……これでもいくらか戦記・架空戦記・軍事関連の本は読んできたんだ……」
トムがハッチの外で何かほざいてるが宇宙空間で声が通らないことは言うまでもない。その直後にWarningが艦内に響き渡った
「ゼンポウニ ジュウリョクシンハッセイ チュウガタモクヒョウ 20シュツゲン」、美咲「おうてめーら!シマ荒らしにはキツいお灸据えてやんな!」、友&勇「「アラホラサッサ!」」すっかりレディース総長に戻った美咲と下っ端の血に動かされるその他二人+α。「HAHAHAHAHA!アノ敵チョーウケルHAHAHAHAHA!」
「HAHAHAHAHA!何あのスライム見たいの、ちょ宇宙服に纏わりついて締め付けられるよ。みしみしいってるよ、そろそろ助けてよ」「トム、貴男の尊い犠牲は忘れない。全員敬礼!」
トムはスライムに飲み込まれていった……最後にサムアップサインを出したのは何のつもりだったのだろう?
トモ「美咲、エンジンがやられた!危険な状態だ!」「落ち着いて。土星に降りましょう」そして彼らは土星の都心中央・セガサターン空港に不時着した。
「美咲、なんだろ今の放送見に行ってみない?」「やめときなさい絶対後悔するわ。船の修理が先よ街に出ないと」
ズブリ、ズブリ、エンジンを壊したその不定刑の生物は船の排気口から船内へと侵入していく、気付いたのはその内部に捕われたトムだけだった「ヤバイヨ!皆二知ラセナイト!」
46 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/04(月) 00:42:39 ID:htD5yl0e
「美咲、この星の支部で新型船を支給して貰おう。あんなとこで接触するなら俺達には時間が無い」、「それもそうね。ついでに出来るだけ戦闘能力の高い、戦艦クラスにしちゃいましょ」、「乗って来た船どうする?」、「セガサターンに破棄よ他社の船を使うわ」
そして美咲は経費で新型船を購入する。馬の形を模したユニークなデザインの戦艦である。
(……こいつの名前は絶対に『木馬』だろ)という友の心配は杞憂に終わった。「こいつの名前は鳥海よ!」と美咲が某団長ばりに宣言してくれたからである。それにしても微妙にマイナーなところをついてくる。
ピピピピ!連絡機に通信が入る長官からだ『諸君ごくろう。早速だが定期報告を頼む。後トムは何処だそちらに行ったきりになっているが?』
50 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/04(月) 13:26:23 ID:iztLi1zu
トム「長官、全ての作業は順調です。では、またこちらから連絡します。」
ユウ「トム・・・?いつの間に艦橋に・・・?」
トモ「なにか変だ・・・、ユウ、トムには気をつけろ!」
美咲「私、後をつけてみるわ。」
「ユウ、俺たちも行くぞ! 美咲一人じゃ心配だ!」「ああ」三人でトムを追っていく。すると、
宙港ビルの本屋に入って「赤ずきんチャチャ」の4巻と9巻を買った。
「トム、何て事してるんだあいつ・・・全部十円玉で払いやがった」
勇「やばい!あの症状は邪神に取り憑かれている。本部の対邪神マニュアルの症状そのものだ!」、友「対処法はないのか?」、勇「あるにはあるが‥危険だ」美咲「どうすればいいの?」、勇「対処法は‥‥」
55 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/04(月) 17:00:52 ID:+xJTv7wZ
勇「………………忘れた。」
56 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/04(月) 17:13:15 ID:iztLi1zu
「ウ、ウソです・・・、あっ思い出した!!!み、美咲さん、そのこめかみに突きつけたレーザ銃を下ろしてくれないかな・・・!?」
57 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/04(月) 17:36:23 ID:RKF8pQj9
美「冗談はTPOを考えていってよね!」
美咲は銃をおろそうとした。
が…悲劇は起こった。
パ〇マ製のそのレーザー銃は引金がゆるいことで使用者の間では有名だった。
美咲にはそんなつもりはまったくなかったのだ。いやちょっとあった。
これは誰も悪くないのである。これは仕方のなかったことなのである…
58 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/04(月) 17:41:47 ID:RKF8pQj9
↑パロマ製をミ〇ビシ製に訂正
訂正しようとトモが2人の間に割って入る「美咲それどう見てもミツ○シsアウチッ!」引き金は引かれてしまった
しかし勇は避ける!!「当たりはせん!一行を守らぬ者の銃なぞ当たるものか!!!」
番組の途中ですが業務連絡です。
sageを知らない上に
>>1を読まない方は書き込むのを即刻やめてください。
「だまれホーケイ(Hky)!」美咲は絶妙なコントロールで二人とも打ち抜いた。無論スタンモードなので当たった瞬間、骨が透けて変なポーズをとる二人だった。
「ウチの男どもは2人とも大バカね。えーーと…何しようとしてたか忘れちゃったじゃないの。ま、いいわ船を引き取りに行きましょ」
「ハハハハハ!美咲は相変らず乱暴だな」美咲の後ろにいつのまにかトムがいた。やはり様子がおかしい、目がどこか虚ろでどこわみてるかわからない
65 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/04(月) 19:38:55 ID:+xJTv7wZ
(おかしいわね……トムの笑い方はもっと薄汚い筈なんだけど)
美咲は養豚場の豚を見るような目で軽く無視。倒れてる2人を引きずって、
エアカーの行き交う道路に放り投げた。もちろん急停止や避けようとするエアカーで周囲までパニック状態だ。美咲は目の前に停まったエアカーを見て「アシは出来たわね」そのまま運転席に銃を突きつけ「はい、お兄さん軍の緊急徴収よ」そのときトムは惨劇を目撃してビビッていた。
「ああ昔の清楚な美咲さんも素敵でしたが、今の素顔でバイオレンスな美咲さんはもっと素敵です。」友はうっとりとした目で美咲を見る
冷たくなった体でぼんやりとした頭でそんなことを思った。美咲が去ったとき血を流しすぎたトモはすでに昇天していた。
「いや、勝手に殺すなよ」ビシッ!友の後ろで勝手なナレーションを入れる勇に友がつっこむ。「む、出血死は駄目か。ならば感電死で…」「いや、だから殺すなって!」
「ふっ、だが無駄な事だ。俺は美咲さんへの愛が有る限り死なん!」ビュン!光線銃が先程まで友がいた所を通る「・・何のつもりだ勇」「いやだって死なないんだろ」
「馬鹿してないでさっさと行くよ。あまりのんびりとはしてられないんだから」車に乗り込む美咲。
トムはうつろな目をして付いてくる……カメラが首筋をアップにするとそこには背骨にそって皮膚に直接ジッパーがついていた
しかし、このジッパーの真の意味があかされるのは
>>851以降であった……。
そんなこんなで3人はエアカー(注:駕籠。空を飛ばないものだけを指す)で移動する。もちろん担ぐのはトモとユウだ。1時間後たどりついたそこは・・・
三人が事前に得ていた情報にある町並みと、随分違っていた。
77 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/05(火) 13:24:09 ID:j6Ub9hPe
「おなかへった〜っ!!!」
美咲は両腕をグルグル回しながら絶叫した。
「ageの上二行レス……死すべし……邪神の声がする」
ぶつぶつとトムが呟いているが美咲は気にもしない「まずはメシよメシ、当然奢りね」
「お帰りなさいませご主人様、お嬢様」土星で今流行のメイド喫茶に入る3人。
メイドは全員コリン星人だった。美咲「あ〜なんかイライラするっ!!!」
コリンメイド「お待たせしましたぁ『シェフのイライラサラダ』でございますぅ」
「はい、これがぁ、メインディッシュのぉ、白身魚のムニエル香草あえでぇ〜すぅ。それでぇ、こっちがぁ、サイドディッシュのぁ、新型宇宙船でございまぁ〜すぅ!」 美咲の前に、確かに彼女がオーダーした木馬型の新造宇宙船がで〜んと存在していた。
「少々お待ちくださぁい火をつけてアルコールを飛ばしまーす」ボッ。……炭になった。「えーっとぉ、でわでわお召し上がりくださぁい」
炭……すなわちカーボンナノチューブ製の宇宙船らしい「この短時間で…ものすごい技術だ!」友が叫ぶ
「なあ、ただ騙されただけじゃ」「馬鹿!勇たとえそうでも美咲さんに恥かかすわけにもいかないだろ」
一方美咲はケシ炭になった宇宙船型デコレーションケーキをもしゃもしゃ食ってる。「ウンマー!!! ガリッ あれなんか入ってるよこれ」
因みに歯に当たった固いものは、良質な炭とかした苺だ。
「さすがにこれは食べられないね」そう言って苺の形をした炭を脇にどける。傍から見ている分には、どう違うのかはわからない。
一方本来の宇宙船の受け取り場「あれ?他の乗員の方はどうしましたトムさん」「ハハハハハ!皆さん長旅で疲れているので面倒な手続きは私だけで行いまーす」「了解しました」
「HAHAHAHAHAHA。これを【あの方】のところにもっていけば任務は終了デース。」ピッぴぴぴっ『軌道修正。自動航行モードニ変更サレマシタ。目標、太陽』「……HAHAHAHAHAHAHA。最近の攻撃型宇宙巡洋艦はジョークまで扱えるようになったのか。さすがはジャパンだ」
ジャパンだ? ャパンだ パンだ パンダ…………パンダ! そうか! 誰もが恐れていた中華四千年の白黒のニクイあいつ……トムの語尾からノイズを取り除いたそこには「あの方」の正体が隠されていたんだよっ! 地の文で正体不明の●バヤシが叫んだ
「そこまでにしとけや、ごるあ!」 ごりり、とトムの後頭部にごっついハンドブラスターが押し当てられた。美咲だ。「おい、オートクルーズモードになってるぞ、この船!」勇がコンソールを見て叫ぶ。「発進モードを解除できない。俺達もう降りられないよ…」
美咲「ならこのまま発進するわよ」、勇「了解!システムチェック。オールグリーン」、友「発進シークエンス異常無し。土星圏離脱後に手動に切り替えます」、美咲「えーと鳥海だっけ?まぁいいや発進!」
「ってあれ?コイツ地面にもぐり始めたわよ!?」「美咲大変だ!この船は進路が太陽にセットされているッ!!今は夜だから太陽の位置は…裏側なんだッ!!」
「ハハハハハ!結果おーらいでーす」「トム!いったい何しやがった」友がトムに掴み掛かるが、ボキッ!友の腕がありえない方向に曲がっていた「おーう乱暴ですね友。でも私の方がもっと乱暴でした。ハハハハハ!」「・・お前誰だ!?」
「私は邪神感知機能を搭載した新型アンドロイド MX−78デス。ユウさんあなたはすでに元のあなたではありませんDEATHネ!」
美咲「‥私達の調査だと、あなたの方が邪神に憑かれてるわよ?」、トム「HAHAHAHA?そんなことあるわけナッシング!邪神センサーを起動して調べましたから絶対デース」、勇「精密モードで再チェックしろ」、トム「HAHAHAHA生姜焼きが無いデスネ、OH!私から反応がデテマース!」
「HAHAHA!問題アリマセーン。貴方達ヲブチ殺シテカラ考エマース!」トムは焦点の定まらない顔で美咲達を見る「トム矛盾してるぞ」「モもモ問題アリマセーン!ハHAハAハHAハHA!」
「NX-78。メンテナンスモード機動。全ての作業に、自己診断を最優先させよ」苦痛に顔を思いっきり歪めながら、友は近くのコンソールからトムの主機能を停止し、メンテナンスを開始した。「見ろ、規格外のパーソナリティが書き込まれて、、ああ、イテテテ、腕が…」
トモの左腕の義手(サイコガン)が溶けかかっていた。そういや今地中にもぐってるんだっけ。マントルが近付いている。
「耐熱シールドをはって」「了解」そしてシールドが張られるはずだったが「HAハHAハHAハHA!」モニターに謎のウィルスが流れた「トム!」「熱イ?苦シイ?デモ私ガ大気圏突入デ見捨テラレタ時はモット熱カッタヨ」
美咲「いい加減トムうざいよ」
そういって美咲さんがトムを羽交い絞めにした。「仕方ない、今のうちに生命維持装置を除いた全ての機関を強制シャットダウンさせる。友、フォローを頼む」「ああ、イテテ…しかしこりゃ…また始末書だな」レーダーに映った宇宙港に開いた穴を見て友が嘆く。
美咲が友を治療している間に、勇はトムを分解してしまった。取りあえず、完全遮蔽環境へメモリーバンクだけを隔離して、移動中に解析を試みるつもりだ。「何で破棄しないの?」「もしかしたら、邪神の侵蝕パターンを見つけ出せるかも知れないじゃないか」
「ふうんこんな小さなチップがかい?」パクリ。ユウが後ろからひょいとつまんであっという間に食べてしまった。ゴックン
美咲が冷たい目で見ている。ゾクゾクするような冷酷な眼差しだ。あぁそんな目で見られるだけで僕は!「あ!あ!あーん!」
気が付けば友は艦橋の椅子に縛り付けられていた。縛り方が尋常ではなく、友の快を擽るものであること、あわせて妙にブリーフがぬるっていることは無視しよう。それにしてもおかしな点がおおすぎる。そう、たとえば……
いつの間にか、この船が正常に発射台に据え付けられ、通常通りにカウントダウンが始まっている事とかね。たしか、宇宙港のど真ん中にでかい穴を開けてしまったはずだが……?
そう確かトムが暴走して何か変なものたべたっけ駄目だ頭がはっきりしない何だか何打か気負玖がAJD.dmw.jgamjmdmgp/
「………うん。深く考えるのはやめよう」いろいろと考えた末、勇はそういう結論に達した。若くして廃人は嫌らしい。
一方そのころ、カロンでは、「全員の精神侵入は無理だったらしいな」「開き直られてはどうしようもない。別の手を考えよう。聖域に来させるわけにはいかないからな。なんとしてでも彼らを発狂させるのだ」
美咲「長官、アンドロイドは邪神の精神浸入に弱く、友も勇もついでにトムも異常が発生しました。至急オリジナルの彼等を派遣願います」、長官「彼等は今別件で」美咲「おー人事おー人事」長官「わ、解った!今すぐ送るから」、美咲「五分だけ待ちます」
「ねえどうしよう?美咲、酒の席でいった友と勇がクローンってジョークマジで信じてるんだけど」「長官が乗って話大きくしたんじゃないですか」「お前らもノリノリだったじゃん」
2人の心配をよそに5分後、防衛省から宅急便が届いた。美咲型のセクサロイドだった。「あんの無能上司がっ何送ってんのよ!」「まあまあ、これはこれで使いでがあるじゃないか」
美咲は、まるで邪神を見てしまったかのように驚く。「まだ起動していないのに……。このセクサロイド、しゃべった?!」
ユウ(二代目)「美咲隊員、敵の勢力はどれほどだ?」美咲「え?えっと、確認されているだけで13・・・、」トモ(二代目)「ミス美咲、パンツをはいてもいいかな?」
と、「はいはい、下らない妄想してないで作業に戻りなさい」美咲の持つバールの用な物が、二代目だの何だの絶賛妄想中な友の意識を刈り取った。
そのときモニタがONになった。長官からの通信だ「やあ美咲君、贈り物は喜んでもらえたかな?ん?そこに倒れてるのはトモ君かい、出血量がヤバそうだが……いやそんなことより緊急事態なんだ」
映像が映し出されるそれはカロン付近のみだった白い何かが冥王星を包み込み。さらにそれは増殖を続けていた
「…まだ調査中だがこれは世界を飲み込む「虚無」あるいは特定の個人が生み出した「閉鎖空間」の可能性があるそうだ。また未確認情報だが黒い何かが出たという噂も届いている」
「つまり、それが何なのか調査することも我々の使命だと、そういうことですか?」「理解が良くて助かる。そういうことだ。くれぐれも、発狂しないように注意してくれよ」
「もちろんです、そんなやわな精神はしていません」「うむそうだな。もう1点実はこれが本題なんだが天王星付近でめそ」プツッ ツー ツー ツー
「ちょ、美咲サン!?なんで通信途中で切るんですか!」「……安い給料でこき使われるのって不快じゃない?」
美咲「もう宇宙も飽きたしさ、仕事ほっぽいて火星のカジノで遊ばない?」この女・・・世界観を揺るがすとんでもないことをさらりと言いやがる。
「とりあえず、さっき冥王星に次元跳躍ミサイルを、打ち込んどいたから周辺宙域ごと消え去ってるはずだし、いいんじゃない?」美咲がさらに凄い、いや酷いことを言う。
そして冥王星は存在自体消滅した。それにともない邪神の反応も消えた・・・が
その調査すべき白い何かは消えなかった。いやむしろ天王星の範囲まで広がった。邪神の反応も消えた何故なら計測する計器が全て壊れたからだ、かわりに宇宙震が発生し美咲達の船は吹き飛ばされた
―――プロローグは終わった。美咲たちの行方はさておいて物語は1年後の都内某所・とあるお嬢様学園からはじまる・・・・・・
「って、何の本読んでるんですか、美咲さん?」友は美咲の後ろから、彼女が読みふけっている本をのぞき込んだ。その本のタイトルは何と、
本格ミステリの金字塔にして最高傑作『ラ板住人による一行リレーラ』の第18巻だった
「何こんな時に落ち着いてんですか今この船、遭難中なんですよ」「あはは、ミサイルうった結果あんな宇宙震おきるとはね」「全部テメエのせいだろ」勇がぼそりと呟く「な・あ・に?」「全部テメエのせいだって言ったんだよこの馬鹿女!」
勇と美咲はそのまましばらく睨み合った。重たい10数秒が経過。突然、勇がいきなり動いた。ごくり、と友がつばを飲み込んだ。そして、勇は…土下座をした。「ご、ご免なさい、許してください!」「ふん、判かりゃいいのよ」美咲の貫禄勝ちだった。
「ウルットラ・ダイレクトゥ・タァァァァァッチ!!」ユウはマッハの速さで美咲の薄い胸をもみもみすると、ダッシュで姿を消した。
「ユウゥゥーーー!!」美咲は激怒した。隠れたとはいえ所詮、宇宙船という密室美咲は大ナタを手に凄惨な笑みを浮かべ、ゆっくりと歩いていく・・・カナカナカナ「あっ何かどっかからひぐらしの音が」
「アレのいるブロックを強制廃棄、距離が離れたら主砲で攻撃!予備の勇を起動させときなさい」‥‥友「すまない勇、前の君を救えなかった」、勇「気にしないでどうせ解らないから。多分俺は三人目だから」
トモ「ユウ・・・こういうとき、俺はどんなバットを使えばいいのかわかんないんだ」
「いい感じに記憶を飛ばせるようにするから。で目覚めたら四人目だと刷り込むよ」「・・頼むあの女まだ長官のクローンって与太話信じてるからな」「自分も騙せる嘘じゃないとばれるしな」
金属バットを手に取りかるく素振り。「ようし場外ホームランかっとばしちゃるけえな!!」美咲の背後から
彼女の脳天に、金属バットを振り下ろす! 鈍い音がして昏倒する美咲。「やったか?!」「手ごたえはばっちりだ」
「うーん」あれどうしたんだろう頭がすごく痛い。酒飲み過ぎたのかなあ前日の記憶が全然ない確か冥王星にむかってから?「友、勇すまないが水もらえない」
「水は貴重品なんだ。2人目にやる水はない」
「そう?ごめんなさいね、私の水しか無いなんてね」美咲はそう言いながら、一瞬で殴り倒した友と勇の歯を、一本づつへし折っていく。二人は手足の関節を外された上にイヤらしく縛られながら、痛みで悶えている。「ご主人様のお仕置きが必要かしら?」
ふごっふがうぐ「何言ってるのか分かんないわよ肉の塊ども」ふはぐふ「まるで芋虫ね、あああ素敵」ふがっふがふがっ
「あの邪悪な笑顔……美咲さん一体どんな夢見てるんだ?」「解らん。だが一つ言えるのは、バットの件がバレたらSATUGAIされるってことだ」
「もう一つ言えるぞ勇、美咲さんはドSだ。なら俺はドMになる」「うわー最悪の告白だな」
その日の夕食のテーブルには首輪&手錠をつけた友と釘バットかついだ美咲の姿があった。勇「こういうとき俺はどんな顔したらいいんだろう」
「はっ!?ちょ、ちょ、長官!いつの間にここにいらしたのですか?」美咲は気が動転していたのか、釘バットでゴルフの素振りをしつつ言った。「何を言っておるのかね!ずっと連絡していたじゃないか?」
美咲「えっ、艦橋には必ず一人はいたはずなのですが……。勇、どういうことよ? 答えによっては、どうなるかわかるよね」
「一人目の美咲が当直してたが…その…ある事情があって二人目つまり君にデータ委譲されてギャッ」
「つまりあんたがきちんと情報を伝えなかったってことね?」長官に見せられないはずの釘バットを惜し気もなくひけらかし勇の頬をつく。それを友が羨ましそうに見る。またブリーフが湿ってきている
「で実際はどういう事かね友隊員」「いや美咲さんがぶちぎれていたので記憶消去装置(金属バット)をつかってました」
「なるほど。だが打撃が足りなかったようだな美咲の目つきが禍々しいぞ」「あれぐらいがちょうどいいんです。ああ美咲様ぁ」ブリーフの湿りが限界に達したそのとき
歴史が動いた。邪神の侵攻が始まったのである。この第一次侵攻により、海王星防衛ラインが崩壊した。この第一次海王星海戦の被害は、防衛軍が全戦力の30%を失ったのに対し、邪神側はほぼ無傷であった。この戦況を覆すのは三英雄であったと後の歴史書に記されている。
何しろ、邪神側は映像、電波などあらゆる方法を使って、防衛軍の人員を発狂させてしまったのだ。唯一まともに機能した兵器は、無人型コンピュータ制御兵器だけだった。
美咲型セクサロイド50万体をひきいてトモは邪神どものど真ん中に飛び込む。「くぅ…もう生き残ったのは俺だけか。美咲はもういない。勇もいない。せめて…一矢報いてやる!!」
「駄目ですね、このシュミレーションでも全滅です」美咲の疲れた声がコンピューター室に響く。「気分を変えましょう。友来てくれますか?気分転換に肉体がひしゃげる音や悲鳴が聞きたいのです」、友「すぐに行くよ!」、勇「やはりアレが完成しないと話にならないな」
もう体の大部分をひしゃげさせられた友が芋虫のように這っていく。
そんな友を温かい目で見守って、勇は一人でシミュレーションを再開する。「せめて、有人兵器が使えると、楽なんだが。発狂を防ぐ、何か良い手立てはないものか」
『ありますよ』「長官!」『発狂するのは異界の知識に自我が耐えられないからです。だから天地宇宙に我のみともいえるエゴを持つ君たちを選んだ。そして感情をそのまま力に変える機体を造っています、その名も』
『スーパーロボット・ホソギカズーコZ零号機!!』
『略してSRH!これに搭載されているパイロット達の精神を同調・増幅させる事が出来る「E-システム」の力を使えば計算上、異界の神どもの精神攻撃にすら対抗出来る筈なのだよ!!』
「ちょいまてや長官!まあSRHはいいが、その前の正式名称はなんだ誰が考えた!」『・・私だが?』「これずっと名前残んだぞ。しかも乗るの俺達だよ歴史にずっとその名前が残るってわかんか!」「はっはいすいません」
長官「しかし年表に残らない黒歴史というのもまたオツなもの。かの浜崎あゆ」勇「コラーーーそれ以上はダメーーー」
165 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/12(火) 11:30:59 ID:1eHHu7/F
ピ―――ガ――ガガ―ピピガ―――――――――――ザ―――ザ―――ザ―――
「SRH-TYPE‘Z'零号機を正式名称とします」美咲は疲れたような声で言った。勇「なんにしても、一応これで対抗策は出来た訳だ」、友「へー本部の方では、もう量産機の製造が始まってるらしいよ、G型量産機のGNとZ型量産機のZABUだって」
「ビー、ビー、ビー」突然艦内に緊急警報が鳴り響く。「長官、宇宙海賊の大型戦艦が小惑星の影から!!」「なにぃ?まさかSHRの緒戦が海賊相手になるとは・・・。美咲くん、零号機に搭乗だ!急いでくれたまえ!!」「了解!」
『次元カタパルト展開、座標位置固定SRH跳躍!』長官の言葉と共に虚空に鋼の部品が顕れる。それは複雑な組み合い大きな人型を創る「来なさい!私の機体零」その言葉に鋼の巨人は起動した
169 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/12(火) 19:35:18 ID:/kKMCcwo
いっぽう同日同刻の都内某所では
謎の占い師が空を見上げ、やるせなく呟いた「あの戦いがここでも始まるのか‥連邦め、この星を貴様らの好きにできると思うなよ」
171 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/12(火) 22:30:37 ID:/kKMCcwo
その謎の女、すっぽり黒い頭巾をかぶっているがどう見ても小学生にしか見えない
その手には節くれだった杖と奇ッ怪な紋様の描かれたリモコン、そして
なぜか可愛らしい小さな首輪があった。
ちなみにその女、SRHのモデルにもなったあの人だ。六聖仙術の生みの親でもある。
174 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/12(火) 23:55:11 ID:iEur4wWh
その女がいるのは、やけにネオンの明かりが目に付く辺境の一惑星である。
その謎の女に、メガネをかけてよれよれのTシャツを着たデブヲタが近づいてきて、話しかける。「やあ、そこのお嬢ちゃん、ボクといいことしない?」
「消えろ屑」「へっ、ベキィグキャ!」少女が杖を振るうと不審者はヒキガエルのように見えない力に押し潰されている。少女は振り返りもせずあるきだした
たどり着いたそこは某有名新古書店。まっすぐにアダルトコーナーに進み彼女は奥から2番目の棚の、上から3段目右から4番目の本を引き抜いて
やおいはいいわね。地球が生み出した文化の極みよ。と呟いた。そのころ宇宙では、美咲による宇宙海賊へのお仕置きがピークに達しようとしていた。もちろん一瞬で消滅させることも出来たのだが美咲の趣味でゆっくりいたぶられている。
「ママー!ママー!」「ほらほら!もっといい声で鳴きなさい!」「ひぐっ」じょーー……「こいつも使い物にならないわ。やっぱり友じゃないとダメね。いらっしゃい。友。……あんたたちは友を見習いきちんと学ぶのよ?」「マ、ママー!!!」ピガー
地獄の責め苦にむせび泣く友を放置して、美咲の視線は宇宙船のはるか後方、地球を向いていた。「くっ、気付いたかあの魔女め。やおいなんて邪道よ」
長官「ま、まさかこれ程とは・・・15000m級の宇宙戦艦、たった10数mの人型兵器一体になすすべなくか・・・。これも搭乗者が生体核融合ユニットゆえなのか?では、また新たなる試練にでもあってもらうとするか」
直後ぎゅいいいいんっっっっと轟音とともに空間が捻じ曲げられた!BOOKOFFで少女がつぶやく「すべては因果律の中…なのね…」
勇「むっ!付近の小惑星から動力反応?船の偽装か!」、美咲「勇、数は把握出来て?」、勇「戦艦級5、駆逐艦級12、戦闘艇20!ん?出力が大きい!機動兵器だ!こっちのSRHと同サイズのロボットだ気をつけろ!」、美咲「少しは楽しめそうね。出力を15%に設定、突っ込むわ!」
「なーーんでーーやねーーん!!」うむいい突っ込みだ
「お頭お頭!大変です」「なんだ騒々しい。それよりあの宇宙船はどうした金目のものはあったのか?」「それが・・わが艦隊ほぼ全滅です」「・・・はい?」
「一瞬のうちに、この艦を除く全ての船がやられました――お頭、この艦がロックオンされてます! このままでは我々も……」「……ええい、降伏だ! 全チャンネルで敵艦に呼びかけろ」
「美咲ぃ、なんか敵さん白旗降ってるよ」「…聞こえんな」「いや、だから降伏…」「聞こえん!」「降伏って通信が…」「挑戦状をぶつけてくるなんて見事な奴! SRH、出力全開!」「ちょっと…」 15秒後、敵海賊船団旗艦は素粒子レベルに分解された。
・・・死ぬこの無敵を誇った我が艦隊が一つの機体に負けて・・・・いやだ!死にたくない何でもいいから助けてくれ・・・『イアイアハスター!』
それが彼等の最後の会話だった。その時、空間が歪み何かが出現しようとしていた。勇「何だ、自動でデータ照合している?イタカ級邪神機兵だと?」 、美咲「OK勇、こっちにもデータが来たわ。船もSHOも随分と秘密が多そうね」、勇「来たぞ!」
---それはまるで風船だった。歪な、狂った、風船としか表現出来ない姿をしていた。その姿を見た瞬間SRH上の3人の気が狂う---『e∴g∴o∴…起動』---筈だった。
友「いい加減長すぎるよこの戦い、もう終わらせようぜ。ほいポチっとな」友はあっさりと最終兵器のボタンを押した。
ボタンを押すと宇宙船は変形を開始するそれは巨大な銃の形になり零のサイズにあったものだ「くっ、これで決めるわよ」だが美咲達にはあの敵が顕れてから形容しがたき声が常に聞こえ、照準が定まらない。
「大丈夫だ、俺たちがついてる」美咲の右手に友と勇が手を重ねた。「いっけぇぇぇぇぇぇ!!!」
「イタイ!」その瞬間、邪神騎兵の『消滅=死』が、美咲達には現実の痛みとして感じられた。「もし、SHRがなかったら・・・、ありがとう零号機・・・」
長官「クックックッ素晴らしいぞSRH!これで防衛軍は後十年戦える」、秘書「‥11年後は?」、長官「そこは突っ込み禁止!」
まぁインフレ激しい昨今では、1年保つかすら微妙なんですが
長官「誰だ!?部屋のすみでボソっとツッコミいれてるのはっ」
長官が部屋を見渡すと、すっぽり頭巾をかぶった、小学生ぐらいの謎の少女がいた。長官「君、だれ? ここは小学校ではないよ」
少女が頭巾をめくる。長官「は!?カーター教授!いらっしゃったのですか」、少女「うむ、始まったからな」、長官「既に例のモノも完成し先ほど稼働テストを行いました。凄まじいモノですな」、少女「ふん?あの程度アイドル運転に過ぎん。アレは神と呼ばれるモノと戦うのじゃぞ」
大の大人が少女に敬語、ある種滑稽な風景だが少女には納得させるだけの凄味があった。「しかじ危ういの美咲という奴」「彼女は精神力は軍随一です」「善悪どちらでも高める機体さて飲み込まれないかの」
「おーっほっほっほ!」ピシッ!ビシッ!美咲のS心はすでに完全に呑み込まれていた。「私にぴったりだわ。この子!ほら!次きなさい!次よ!」
そう叫びながら邪神をも屠った銃を撃ちまくる美咲。「うわ、美咲さんもう来ない、もう来ない!…おい勇お前もなんとか」「…全機関を強制シャットダウンさせる」友の台詞にため息をつきながら勇がそう答えた。
ガシャッ キュイィィィン・・・・『本船ハ自由航行モードニ入リマシタ。目的地ハ地球、地球・・・』
カーター「SRHのバスターランチャーは試したの?」長官「ぐうぐうぐう・・・」カーター「・・・っ、この男の脳髄にデバイス付けたろか・・・」長官「う〜ん、なめらかプリン〜♡」
「うざい」バシュッ!!サイレンサー付の拳銃で長官を葬りクリス嬢(カーターのファーストネーム)はある場所に電話をかけた
開発部にだ。「SRHの他の機体の開発は?」「・・貴方は?」「カーターよ」「はっ、はい!現在は壱号機、弐号機が完成まじかです」そんな中ふらふらと長官が起きる「カーター殿余り勝手は」「あら起きたの今までの最短記録更新ね」
「ちょっと黙ってなさい大事な電話中だから」サッと右手を一閃すると長官はカエルになった。彼女は電話に戻る「…ところであいつらの動きはどう?こっちに向かってる気配を感じたけど」
相手は怪訝そうな声で、「私は開発部のものですからそこまでは……。諜報部に聞かれたらどうですか?」「そうね。うっかりしていたわ」カーターは再びダイヤルする。
画面の向こうの男がニヤリと笑う「HAHAHAHAさすがランドルフ・カーター教授、古きモノどもと戦い続け人を越えた存在になった男ですネ!いや、今は趣味で女の子になった変態クリスでしたネ」、「そこはほっとけ!」
金髪ツインテールが逆立ってる姿がちょっとかわいい
「はっはっ、カーターは転成して女になってるので、正真正銘肉体的には女性だからいいじゃないか」「お前きもい」すると長官に重力がかかる「くっ、殺す気ですか」「お前丈夫だから死なんだろ」
「あのぉ夫婦漫才中すみませんが・・・報告したいことが」
「な、なにが夫婦漫才か!? ただ頑丈だから気に入ってるだけなんだからなっ!」
「そうそう、もう十年以上の付き合いだが、何度殺されかけたことか。それで報告とは何だね?」
「監視役の勇から緊急の電報が届きました「美咲ガ壊レタスペアヲ送レ」とのことです」
「美咲は生身じゃなかったの?」、長官「そうですよ。だからこのボタンでリセット出来ます」、「何のボタンよ?」、長官「お仕置きボタンですよ」、カーターの目が妖しく光る。「面白そうね、じゃあポチッとな」
ジリリ!「ウルセェーー!」目覚ましの音がすると何かが破壊される音が聞こえた。「何これ?」「今の美咲は体を遠隔操作してるので本人を目覚めさせましたちなみに寝起き最悪です」
パジャマ姿の美咲がまくら片手に長官室に入る「あれ?火事はどこ?」寝ぼけてやがる。そのままクリスに近付いて
枕で叩きはじめた。「火事はね、こうやって消すものなの」ばしっ。ばんっ。「……あ、あれ?」美咲の顔に笑みが浮かびはじめる。「気持ち……いぃ」目がトロンとしてきて口からは涎らしき液体が落ちる。「も、勿体ない」そう長官がつぶやいたのは秘密だ。
「お楽しみのようね」美咲の後ろにクリスが立っている「はっ、あれ?」美咲が叩いてたのはいつのまにか壁になってた。ドコォ!凄まじいアッパーが美咲に叩きこまれ気絶した「だらしないいつも長官に叩きこんでる半分の威力なのに」
「むなしいわね・・・」ため息を吐いたクリスは次の瞬間戦慄していた。倒れていたはずの美咲の額が、クリスの形の良い鼻にめり込んでいたからだ。「が・・・、バカな?」美咲の追撃のバックスピン・キックで、クリスは10m先の壁までふっ飛ばされた。
「フッやるじゃないの」鼻血をふきながらクリスがよろよろと立ち上がる。動きやすいようプリーツスカートのすそを破いて、臨戦態勢をとった
だがクリスが構え、美咲も相変わらず寝ぼけた様子のまま構えをとった、と思った瞬間。クリスは脇腹に肋骨をヘシ折りながら侵入してくる肘を感じた。顎を砕き体を吹き飛ばす膝を感じた。背骨を砕きながら体を叩き落とす両拳を感じた。もちろんそこで意識を失った。
倒したそう思った瞬間クリスの体は紙の紙片となり解けた。「なかなかいやかなり強い。でもあなたのは力じゃないただの暴力だ」美咲は新たに表れたクリスに襲い掛かろうとしたが
別のクリスに後ろから鼻フックされた「まあまあ落ち着いて、目を覚ましましょう大事な話があるんです」「ふがふが」
「旧海王星防衛ラインにいた邪神機兵どもの一部が、天王星に向かって進軍しています。奴らの進軍をなんとしてでも止めるのです」表情を変えず、無機的な声で命令するクリス。
「へえすごいでちゅねー、さあお着替えちまちょーね、ばんざーい」クリスのワンピースを脱がせる美咲。
「や、やめろっ! 私を脱がしていいのは長官だけだのにっ!?」
「へっ?」「はっ?」その言葉から静寂が訪れる。クリスはぷるぷると怒りをふるわせ「全員記憶を失なぇーー!」クリスの杖からまばゆい光が放たれる。
変身ヒロインアニメのごとくクリスの服は分解して全裸になり、光と効果音とともに回転しながら変貌をとげた。長官(まだ14歳)は鼻血が止まらない
長官、少々遅い性への目覚めである。「いつも脱がす際に見ていたはずなのに……」そうは思っても右手の上下運動が止まらなかった今夜のことはまた別のお話。
「天王星防衛ラインは破られたのか?」「はい、長官、ドルベン型8体、ウルウト型17体が突破しました。第137宇宙艦隊は全滅の模様です・・・」オペレーターのユイ・キタダの答えに美咲以外の全員が声を失った。
「美咲くん至急勇達の船と合流し天王星防衛ラインへ向かってくれたまえ!」「了解!・・ところで昨日クリスちゃんと何をしてたの?」長官は顔を真っ赤にし「いいから行きたまえ!」
オペレーター「天王星宙域に大型邪神機兵出現しました!ダゴン級です!第五、第七艦隊壊滅しました!」、長官「何っ対応が早い!アレに気付かれたか!?」、クリス「ん。慌てるな。本当に気付かれたのなら四大級の邪神機兵が束で来るかオリジナルが顕れるさ。なにせその為のSRHだからな」
美咲「えっどういう意味ですか?」クリス「いやなに、SRHには君たちパイロットに知らされてない秘密が・・・ってなんでアンタまだ居るの!?」「ちょっと忘れ物を」
そう言って、美咲はそそくさと長官室を後にした。(SRHの秘密って何なんだろう? 合体でもするのかな? なんにせよ、乗るのは私だし、調べたほうがよさそうね)
だが美咲が調査をしている間に、天王星宙域での戦闘は激しさを増していく。その中には戦闘艦に乗り込み美咲の帰還を待つ忘れられそうな勇&友もいた。勇「友、美咲はまだ戻らないか?」、友「さすが美咲さん!前線で命懸けの放置プレー!僕はもう!ああっ!ああっ!」
「くそっ!使えねぇ。一人で悶えてろクズが!」「あっあぁっ……ひぅっ。…………勇、きみも素質があるね」「………………」「でも、やっぱり美咲さんが一番だ」「私がどうしたって?」扉が開く機械音とともにしなやかな躰そのものの影が伸びる。
「さーてそれじゃいくわよ…長官!」美咲がシートに座りながら叫ぶ。『うむ。SRH、PART-1、PART-2、GO!!』長官の声と共に虚空からSRHの脚部、胴体がかっとんで来る。それは三人の乗る戦闘艦と組み合い大きな人型を創る。みなぎるパワーに美咲が吼える「SRHーーー!!!」
暗闇の真空空間にまばゆい光が迸った。SRHを中心に時空曲線は歪み機体は四次元転移を果たす。ワープ航行に入ったのだ。
まばゆい光と共にSRHは天王星へ顕れた「転移完了!友、敵影は?」「ショゴス級数千、大型、中型邪神機兵は見えない」「ふうん、まずはオードブルからね。楽しませてもらうわ!」
SHRは右手に電磁ナイフ、左手に光学反射盾の装備で臨戦態勢に入った。友「ここは電磁ライフルの方がいいんじゃないか?」美咲「あら、そんなモノ使わないとあのザコに負けるとでも?」勇「いや、友もそういう訳じゃ・・・」美咲「いくよ!イッツアショウタイム!」
「ふう、あっけなかったわね」「美咲が超人すぎるんだよ、まさか小一時間で全滅とはな」そこに勇が駆け込んできた「おい友、美咲、ちょっとこれを見てくれ!」
??「どうやら彼らはあれに無事辿り着いたようだぞ私」??「ふうん、バランス調整してたとはいえ早いね。じゃあ行ってくるよ僕」??「ああ素敵な絶望が見れるように私」
「お待ちくだされ拙者」「なにごとじゃ朕」「あの3人、変だよ」「何だって僕様ちゃん」「うにー」
その頃冥王星の彼方にあるバーボンハウスでは四大邪神が管を巻いていた。クトゥルフ「最近ツァトゥガの野郎ウゼー!流すぞ」、ハストゥール「クトゥルフの旦那落ち着いてヒュー」、クトゥガ「ハストゥールは俺だけに優しくしてればいいんだ」、ハストゥール「もう‥甘えんぼ」、ツァトゥガ「お前等燃やされたいか?」
ミサキ「そうね燃やしちゃいましょうよ」トモ「燃やせ!燃やせ!」ツァトゥガ「落ち着けお前ら本気にするなよ」ミサキ「なーんだ口だけ?つまんないヤツ」
ツァトゥガ「まあ待てよ燃やすのはお前達だから」その言葉が終わらない内に美咲達の体が燃え始めた「ぁ」そして美咲は灰すら残らなかった「・熱い熱い熱い!」美咲は精神感応装置を投げ捨てた
でも熱さは消えない。長くシンクロしすぎたんだ「熱い熱い熱いよ熱い熱い・・・あ」
250 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/20(水) 11:28:42 ID:hE/USP0w
燃えちゃった?
- 完 -
終わるかボケ!!!!!
クリスはつっこんだ。長官「邪神共はなぜあのようなイメージを我々に見せたのか?」「そんなことはどうでもいい!とにかくぶっ殺すぅぅぅっ!!!」美咲は誰も近寄れない程激怒していた。
『友、勇なんとかなだめてくれ。一人協力者をよんだから』そう言い通信は切れた「こんちくしょ・・」暴れていた美咲が急に眠ってしまった。「こんにちわ、僕が協力者のニャーラです」そう言い注射器をもった中性的な人物が現れた。
その時基地が揺れた。誰もが思った、長官が何かをしたんだ。俺達は終わったんだ。だが諦めない男がいた。SRH開発室室長の太田だった。太田「俺達は俺達のベストを尽くす。これを完成させて世界を救わねばならん」開発室に再び火がともった。
火がともった、つーか燃えている。「火事だーーー!!」
その時、太田の頭に衝撃が走った。「これだ…この炎だ!」ひらめきを形にしようと太田は果敢にも燃える開発室に飛び込んだ。
258 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/21(木) 00:40:27 ID:lVBdBlgQ
そして帰らぬ人となりました。一方そのころ金髪ツインテール美少女魔女っ娘教授のクリスは…
【SRH研究所が全焼、太田室長が焼死/ロイター】昨日未明、国連宇宙防衛軍付SRH研究所にて火災が発生。研究所を全焼させた。焼け跡から開発室室長・太田昇氏が遺体で見つかった。太田氏は一度非難していたが、突然、「閃いた!私は神となる!」等と叫び、(以下略)
暗闇の中声がする「・きろ・お・き・起きろ太田」「・・ここはどこですか?長官にSRH特別開発顧問のクリス」「貴男は世間的には死んだ、私達は君の頭脳を見込み、ここへ招待した」
261 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/21(木) 02:46:22 ID:M0/YcszS
暗闇の声「‥ここは超科学要塞研究所だ」、太田「‥要塞か研究所かどっちなんですか?」、暗闇の声「気にするな!いいか太田よ、SRHはいずれ強力な邪神に敗れるだろう。その時に備え真SRHを完成させるのだ!」、「あっそうそう、お前サイボーグにしといたからよろしく」
262 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/21(木) 09:49:20 ID:581FMdyp
「なっ、なんだってー!」とお約束な驚きを見せて太田ノボル20歳はクリスのほっぺたをつねった「いたたたたたた、はにするんひゃほへー!」「あ、夢じゃない」
太田ノボル「あ〜、びっくりした!」クリス「き貴様ぁいい度胸・・・、」太田ノボル「じゃ、最大出力を150兆倍にして、自己修復機能も付けとくか!あと合体機能もいいねぇ!!」クリス「この男・・・、体を失ったというのにさほどショックはないようだな・・・」
264 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/21(木) 19:11:59 ID:581FMdyp
「いっけね、バイトの時間じゃん」、ノボルは飛んでいった。足裏のジェット噴射でア○ムのように。しかも小脇にはクリスを抱えていた。「こらーはなせー」
ピッ!プシュー。長官が謎のスイッチを押すと太田は動きを止める「太田君。そんな事をさせる為に火事で死ね所のを蘇らせたわけではない!」長官はクリスを助け叱る。「ぶっ、嫉妬格好悪い」「な、何をいってる上司に向かって」
266 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/21(木) 21:23:53 ID:lVBdBlgQ
クリスはすばやく長官にキスした。長官(14歳)のほうが背がちっちゃいんでクリスは少しかがまないといけない。でもクリスはそれがいとおしいと思う
だが、長官にとりそれはコンプレックスでしかなかった。突然人が変わったように声を荒げる。「な、なにすんだよ、テメー!やめろっつってんだろ。この愚図!」この罵声にクリスは耐えられない。根本的に分かり敢えない二人の青い青い関係はぎこちなくも続いていく。
(何で僕はあんな暴言を)「・・うんまあ仕事をしよう美咲くん達はどうなってるかね」「・・うんそうねオペレータ定期報告の時間よ通信を開いて」
オペレーター「あら?もう負けて基地に転送されたみたいです」、長官「はぁ!? SRHはどうしたのだ!」、オペレーター「燃料不足で動かなかったようです」、長官「せ、整備課は開発室はどうした!」、オペレーター「燃えました」、太田「てへっ!」、長官・クリス「「!」」
オペレーター・ユイ「長官、なぞのメッセージと地図が転送されてきました!」長官「なに!?こ、これは?対邪神用決戦兵機?」クリス「それが、この地図の惑星にあるっていうことかしら?」長官「罠か・・・?」
「よし、至急美咲くん達を呼び給え!」「そっ、それが・・送られてきたSRHは無人です」「ばかな!」・・うっ、ここは何処?暗い、何故こんな所に?確か私はSRHに・・・数時間前
奴らに負けてムシャクシャしてたからアキバのメイド喫茶で和んでたんだけど、
男二人に女一人っていうメンバー構成はやっぱり不味かったと思う。やってくるメイドさんみんなから探られるような視線を浴びてしまう。仕方がないから場所を変えよう。そう考えをまとめ、友が席を立とうとするが、いっこうに勇が動かない。なんだかぶつぶつ言っているようだ。
「…Sir, Yes Sir, ターゲットはメイドに夢中で気づいていません…分かりましたこれから向かいます」友「おい勇、もう行くぞ」「あ、ああ。そうだ、あそこ行こうぜ」「なんだ急だな」
(あれ…?それから…確か、どこかへ…どこか…どこかって何処?)美咲は頭を振って記憶を辿ろうとするが、どうしてもそこから思い出せない。不自然なぐらいぷっつりとそこから先の記憶が無い。
「どうして私、裸なんだろう」ザーザーザー「誰かがシャワー浴びてる」
横を見ると裸の勇が寝ている。「な、なんだこりゃ!」、勇「ん、友起きたのか?」、友「な、何で俺達はだかなんだよ!」、キュッガチャ「HAHAHAHA!HEY友、昨晩はお楽しみでしたね!」シャワールームからすっ裸のトムが出てくる。友「この状況なに!?」、それはともかく美咲は基地にいた
モニターを見つめる三人。「なんかこのドッキリ笑えない〜」長官の行動に疑問を呈するクリス。「しかもこの非常時に?」「なんだよ美咲まで!」長官はさめざめと泣いた。
30分後長官室に勇と友が来た。2人は尻に違和感があるのか歩き方が変だったが美咲たちは笑いを堪えて気づかないふりをしている。長官「さて君たちの処遇についてだが、プッ…えーと、ブフッククク…」
280 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/24(日) 00:39:05 ID:ZheTqJll
(気を取り直して)「新しい仕事だ。都内某有名女子高に潜入してもらいたい。」
「長官閣下」「なんだね?」「それは現在の職務を一切放棄し行なうものでしょうか?自分達はもう一度、この場に戻ってこられるのですか?」
「重要な任務だ。突如として現れた邪神どもは、彼女らに召喚されたとのたれ込みがあったのだ。もしかしたら、邪神たちを殲滅できるかもしれん」
「へーここがそのお嬢様学校か」「友、あんたスカート似合うわね」「サンキュ。美咲のセーラー服はちょっとムリがあるな」「なんですって!」勇「2人とも落ち着いて」美咲&友「なにその巨乳・・・」
謎の上級生「あら、あなたタイが曲がっていてよ?はいこれでいいわ」、勇「‥お姉様」、スカートのプリーツは乱さないように、セーラーカラーは翻さないように、ゆっくり歩くのがここでのたしなみ。私立ルルイエ女学園、本校はアーカムにあるお嬢様学校である。
??「天王星は完全に占拠した、四大邪神は冥王星にて待機中」??「地球軍は与えた情報通りここへ向かっている」??「さらなる次のゲームを此処で、ニヤーラはすでに潜り込んでる」??「さあ私と私と私によるゲームを始めましょうかお姉さま」
「よかろう、半日遅れたとて、何ほどのこともあるまい」ジャム子は自分に言い聞かせるように言って笑おうとしたが、頬が強張った。「まぁよい。何事もあの人型兵器を落として体からだ」馬場オーパイパンツが答えた。
女教師ダゴン姐「這い寄る混沌殿、千の顔を持ってるからって、中身で名前つけて会話される会話しづらいから、にゃるで統一してくれくれないかしら?」、アイドル少女にゃる「もう、しょうがないわね」
一方その頃の美咲たち。「ねえ、勇行っちゃったね」「うん綺麗なお姉さんと一緒に行っちゃったね」「私たちはどうする?」「とりあえず職員室に行こう。どこのクラスに転入するのか知らないしね」
美咲は近くにいる女子生徒に声をかけた。「おはようございます。聞きたいことがあるのですが」「なんでしょう?」「職員室はどこですか?」
「いつもあなたの心のなかにありましてよ」清らかな微笑みとともに、艶やかな肌が眩しい右手を胸に手をあてる。「それでは、ごきげんよう」振り返り優雅な足取りで歩き去っていった。
友「なるほど、職員室は中央棟の一階に四次元的に隠されているのね」、美咲「‥そんなこと言ってたの?」、友「美咲、あの<ごきげんよう>は圧縮言語だよ」
「一体・・・何処の・・・地方の・・・方言よ!それ!!」ゲシゲシと友を踏みつけながら聞く美咲。
「いいっ!もっと踏んでっ!」「……もういいわ。行きましょう、中央棟の1階だったわね」しかしいくら廊下を歩いても中央棟が見つからない
そこに美咲達に声が掛けられた「そこの貴方方何故男性がここに!?いくら着飾ってもたち振る舞いでわかります!」「やばいわね、ばれちゃたわよ友」だが女教師が指したのは友(ショタ)ではなく美咲だった。
次の瞬間教師の眼前に移動、時計回りでこちら向きになったと思う間もなく振り上げた右足かかとで教師の首を延髄切りした。(美咲には逆らわないようにしよう)と友は思った。スカートを払いながら美咲「さあ行きましょっ」
友は教師をうらやましそうに見つつ、「ねぇ、教師をのしちゃったけど、この人に職員室がどこか尋ねたほうがよかったんじゃない? 事情は軍の方から通達されているはずだし」
「え?教師なんか居たかしら?」コイツ、トボケやがった……「早く行くわよ!」そして今度はなぜかあっさりと職員室に着いた。(まさか幻術でも仕掛けられてたのか?)
「ここはローレシアのお城です」「お帰りなさい!勇者さま!」「国王さまはハーゴンと和解なさりました」「ちょ、なによこれは?」美咲がキレはじめる。「精霊ルビスの守りを使うんだ!」「そんなものないわよ!」鉄の鞭で友をたたく美咲。「あっ、や、野外もイイッ!」
美咲「むん!」、美咲が気合を入れると幻影が破れ、普通の職員室になっていた。ただし友は変態チックに悶えている。とりあえず教師連中の視線が集まっているので挨拶をする美咲「私が!転校生!美咲である!ものども頭が高ーい!」
どっっっ!!職員室中大爆笑だ。美咲「わ、わらうな!ばかあ!」友「おやびん、しらけてますですぜ!」勇「あ〜っ、みさっち、顔まっか〜!」「うるさ〜い、ぶつぞう!」ともあれ、教頭の口添えもあって。校長に会えることになった。
そして3人は校長室へ向かう。美咲「アレ?いつの間に勇帰ってきてたの?」勇「はぁぁ〜お姉様ステキでしたわぁぁ〜」、友「イッちゃってるな」、美咲「イッちゃってるわね」
校長室に入った瞬間だった美咲達は生きながら燃やされる幻視をした。「くっ・・はあはあ」そこには赤髪の女性がいた「こんにちわ、私が当学園校長のクトゥグア・フォマルアウトです。なにやら顔色が悪いようですが?」
友「ええ実は生理が重くって」
美咲は、即座に鉄鞭で友を引っぱたく。顔面に当たって、友は痛みに身をくねらせている。「えっと、今、炎に燃やされる幻影を見たのですが、これは一体……?」
「さて、何のことでしょう?軍の人も大分暇のようですね何の変哲もない学園を調べるなんて」「・・万が一と言う事もあります」「そうですか、では後は生徒会長のニヤルに任せます」
「では改めましてごきげんよう。私のことは“にゃー”と呼んでくださいにゃ」
校長はにやにやしている
「……!さっきの、心に職員室の人じゃない。あなた、生徒会長だったの?」「えぇ、かいちょさんと呼んでくださってもかまいませんことよ」「い、いいんちょさん……はぁはぁ……あぅっ!ぁひんっ」唯一のまともキャラ勇までが完全にイってしまっている。
309 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/27(水) 14:20:11 ID:B/YwOjYx
にゃー「とりあえずあなたたちは私のクラスに転入して頂くわ。ただし他の生徒に素性がバレないようにするにゃ」美咲「語尾を統一しろ……じゃなくてあなた一体どこまで知ってるの!?」
「ん〜フフフ、なんのことかな・・・?」にゃーは、どんどん歩いて行ってしまう。ガラッ「みんな、転校生を紹介するわ!さ、あなたから、どうぞ!」「私、普通の人間には興味ありません!」「・・・・・・」美咲はまたやってしまった。
「邪神、旧支配者、旧神がいたら私の所に来なさい。以上」胸を張って言い切った美咲を見て、友は思った。(こりゃまた任務失敗だなぁ)と。
教師「はい今日からみなさんの百合姉妹になる美咲さんと友さんです。仲良くしてあげてね。席は…後ろの旧支配者さんの横の机を使ってちょうだい」
「よろしく、私の名前は旧支・配者よ」
「こちらもよろしく!」「ところで、美咲さんと友さんってどういう関係なの? もう、学校中で話題になってるわよ」
何言ってるのこの子?高貴な私と道端のゴミに関係有る訳な‥あっ一応同僚か!と美咲は思ったが、口からでた言葉は「私と友の関係?神とその履き物というところかしらほほほ」と割と正直に答えていた。
「えっ、神と履き物?」履き物は外に出る時必要→無いと困る→大抵は履いている→普段は気にしないがいつも一緒にある必要なもの「・・なるほど大切な人なのね。それなら今週末の仮面舞踏会相手は大丈夫ね」
友「仮面舞踏会?なにそれ」旧神「この学園の伝統的なイベントよ。世界に散らばった7つのロザリオを集めると紅世の王が泡のように現れて左右非対称の笑みを浮かべるの。そして・・・
選ばれた一組が『使徒』と戦い、勝ったもののみが生徒会長の唇が与えられるの・・・。」「ええっ!?」美咲は頬を赤らめた。旧山神子「生徒会長は家柄、頭脳、容姿ともに優れたまさに女神のような方ですわ」友「傲慢で高飛車だともっといいなぁ・・・」
「あら、それでしたら生徒会長は演劇部にも所属してるのですが。その演技としたらまるで役そのまま、傲慢な女王から慈悲深い女神まで、その二つ名は千の貌を持つ女神ですわ」
「フーン」友はすでに興味を失っていた。窓の方を向いて体育の授業を見てる「あのこ胸ないなー全然揺れないや。だがそれがいい!」
友がそうつぶやいた瞬間、友の後頭部に鉄拳がめり込んだ。「紅世の王とか使徒とか、邪神に関係ありそうな話題じゃないの」美咲は旧山神子に聞こえないように、友に囁く。
もちろん、美咲の一撃でイってしまった友にもその一言は聞こえない。
ちなみに友が見ていた女の子達はみんなインスマス面で、中には首筋にエラがあるのもいる。明らかにディープワンズだ。美咲は友の守備範囲の広さに驚愕した。
「あの子達は!」「なあに美咲さんそんなに驚いて?」「ディ、ディープワン」「変な名前なあにそれ」美咲がもう一度見ると女の子達はごく普通の容姿だった。おかしいこの学園には何か有る。
1時間目の授業が終わりにさしかかった頃友が目を覚ました。「せんせー、おしっこー」そう告げて教室を出る。「あ、私も!」美咲も慌てて追いかける。「どうしたのよ友、どこ行くの?」
326 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/29(金) 19:45:41 ID:5MoIngpD
「女子更衣室だ。不穏な気配がする。」
「あっそ、もう勝手にしたら」「いやこれは調査の一環で・・」ボコッ!美咲は友が女子更衣室にいくよう気配りをもってぶん殴った。
5分後友は更衣室のすみっこのロッカーに潜んでいた。「ねえ聞いた?転校生が2人も来たんだって」「聞いた聞いたアレでしょ、なんとか省の調査員」
「我が校が誇る3軍神がどう始末なさるか、今からワクワクするわ!」「この間の元海兵隊とかっておじさん、手足もがれて花瓶になったんだっけ?」「今夜の寮での歓迎会楽しみ♡」「・・・・・・!」
ロッカーの中で友は考える。美咲の言う「不穏」な気配とやらに該当する発言はどれなんだろう。
友「やはり、夜の歓迎会→解放的な雰囲気の中にインモラルな匂い→あなた達も恋人同士なんでしょ→私達もなの→一緒に楽しみましょ→今晩は寝かせないわよ!なんだろうか!そうに違いない!考えただけで、俺は!俺は!あぁぁぁぁぁぁぁ!」
332 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/29(金) 23:53:18 ID:5MoIngpD
そのとき、友の叫びに呼応するように
学園上空の偵察衛星が更衣室にロックオン
334 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/30(土) 01:22:59 ID:YSfCGC4o
偵察衛星が友の脳内ヴィジョンを捉える。
「パンツブルマ水着メイド服チャイナドレスに貝殻ビキニ……この子の頭は最悪ね」校長室のモニタルームで何者かが漏らす。
「いえ…だからこその妄想力か……」
「いい加減、とっと消さないか?お前の遊びにはそろそろつきあいきれんニャルラトホテプ」「ツァトゥガ様もう少しこのうたかたの夢にお付き合いを。彼等の力は結構面白いですよ」
その夜。旧支・配者「みなさん、新しい友人をご紹介しますわ」旧山・神子「美咲さんと友さんです」邪清水・愛神「不明な点は、何でもおっしゃってね」50名はいるだろうか、寮生の視線が美咲達に集まる。美咲『あれが、3軍神?』
小声で話しかけたがそこに友はいなかった。軍神のところで「邪清水お姉さま私にロザリオをください!」と迫っていた。
「ひ、人違いだ!」慌てふためくぬらりひょん
「いいやお前だ、ぬらりひょん」
「美咲さん、人が読んでいる小説を音読しないでください」美咲は、メガネをかけ、髪をお下げにしている少女に突っ込まれる。「いや、面白そうだからつい……」
しゃべりながら、美咲は突然彼女を近くのドアに引きずり込む!そして彼女をソファに倒し込んだ。美咲「ふふっいけない娘ちょっと聞きたいことに答えて貰うわよ」
「さっき仕切ってた先輩3人の素性を教えて。あとあなたのスリーサイズとメルアドも教えて」
「ひっ、しっ、下から65・55・85です。あ、あ、アドレスは、pleh.pleh.etekusatです。機種はドコモですから……」不自然に大きな声で答える。「しっ、黙りなさい!ってあんた、85って嘘でしょ。確かめたら分かるのよ」そういって胸に手を入れる美咲。
だが横からその手を止める者がいた「邪清水・愛神お姉さま」「ふふふ、転校生お痛はいけないな」その細い手は万力のような力で美咲を止めてる「ちょっとふざけただけよ」
「あっ、いやっ、たすけて、愛神さま・・・」「なに?90Fカップと85のおしりはもう邪清水さまのものなの?」「ち、違います、そんな恐れ多い!」「あらそう」美咲の指先はいじわるな動きを始めた。「あう、愛神様さまは聖歌隊に所属して、全生徒のあこがれ・・・」
「美咲ぃ〜いつまで遊んでんの」いつのまにか友がいた。しかも血まみれだ。邪清水「なっお主!なぜ生きて…」友「2人の軍神ちゃんはヤっちゃったよ」「…!」
美咲「友、不死の力を使ったくせにまだ二人しか倒せてないの?サボってると今夜のお仕置き減らすわよ。そこの子も倒していいわよ。私はこの娘の尋問に忙しいから」
「しょうがないな美咲は。じゃあこのコも美味しくいただいちゃうね」右手からしたたる血をぺろりと舐める「キミはどんな味がするのかな」
「くっ、ならば! 皆の者、このヘンタイをやっておしまい! 今宵は殺戮の宴なり!」すると、今まで親しげに接してきた生徒たちが、態度を豹変させて襲い掛かってきた!
『下がれ!私たち三人で相手する』地の底から響くような声がした。そこにいたのは残りの三軍神だったその姿は血塗れだ「確かに殺ったはず?」「自分だけが特別だと思うな。さて私達のようにお前は本当に不死なのかな?」
「っ!答える義務などないね」そういって後ろへ飛び去る友。先程までいた場所には大穴が開いていた。そういえば凱旋門賞は、ディープインパクトはどうなったのであろうか。馬券散る豪奢な室内で、三軍神との死闘が始まった。
試合方法はもちろん競馬だ。軍神たちは皆、ラオウの黒王号なみの巨大馬にまたがってレース開始を今か今かと待っている。一方友は、四つんばいになって美咲にまたがれている。「ひひぃ〜〜ん」
「ばかな人間達・・・」「愛神さま達の乗馬の腕前はオリンピック級だというのに!」「あの人間どもは必ず後悔するわ」「ああ、邪清水さまの透き通るような肌が怒りに染まった時・・・」 スタートの合図が近づき、女性徒のささやき声がやんだ。
そのスタート前の静寂の中「ねえ美咲。今更なんだけどさ、これはないんじゃないかな?」友が轡を噛みながら器用に美咲に話しかけた。「これ?何が?」「いや、何がって…流石に黒王号やカスケードみたいな馬相手との競争じゃ勝てる気もしないよ!…美咲も重いし(ボソッ)」
「一つ言い忘れてましたこれから私達が行うのは競馬ではありません騎馬戦です」そう言った三軍神は戦槍などで武装している「えっ、話が違う」「身の程を知れ、先に仕掛けたのはどちらだ?」
友「そちらだ」美咲「そちらよ」軍神A「あれそうだっけ?」軍神B「俺忘れた」軍神C「そう言われるとそんな気がしないでもない」友「じゃあ間をとって野球拳で決着つけね?」
「実は俺も痛いのは嫌なんだ。野球拳でいいよ」「いや、でも、相手が野球拳に強かったらどうするよ」「俺たちは鎧を着ている分有利だから良いんじゃね?」軍神たちは、友と美咲をそっちのけにして相談している。
友「もう待てん!さーいしょーはグー、じゃーんけーん…
「ちょき」ザシュ!友は槍で刺された。「やっ野球拳は」「ちょきちょき」ザシュ!ザシュ!
「わかったよ。俺の負けだよ。一枚脱ぐな」ズボンをまさぐり、器用にぱんつを脱ぐ友。心なしか、ぱんつに粘ついた白濁色がついている。ズボンの不自然な盛り上がりも気になるところだ。「ぱんつはいてない」友は嬉しそうにつぶやく。
美咲「下がりなさい友、あなたたちも野球拳聖の力を知りなさい」静かに告げる美咲に3軍神はいきりたつ。しかし、わずか五分後には素っ裸で泣く3軍神をいたぶる美咲の姿があった。結局友はお仕置きされ部屋の隅で恍惚とボロキレのように捨てられている。
とそのとき彼女たちが戦っていた寮がガタガタと揺れ始めた。軍神「校長が怒ってらっしゃるわ」「どうしましょどうしましょ」美咲「なに?どういうこと?」
「ぐええ・・・」一瞬気をとられたのか、いつの間にかレバーにボディアッパーが突き刺さっていた。「ふふっ、少しは楽しめたよ」続くワンツーからの左ハイキックで美咲の意識は刈り取られた。腰まである綺麗な髪を悠然とかき上げる邪清水愛神。
美咲はふらふらとする意識をの中、拳を握る「何ふざけた真似してんのよー!」ガシッ!その拳は横から止められた。それは生徒会長のニャル「第一幕はこれにて閉幕次をお楽しみに」その声は心底嘲笑しきったものだった。それを最後に美咲は意識を闇に沈めた。
367 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/03(火) 20:41:41 ID:6wIIH4V5
コツ コツ コツ
廊下をスケルトンが巡回している。
ガチャ ギィィィィィ 「おい、メシの時間だ」
「…」牢屋に食事を運んできたのは勇だった。勇は黙って食事を置くと無言で出て行ってしまった。「ちょ、ちょっと勇!」「…ん?あ、美咲、スープの中に何か入ってるぞ!」
松茸だった。秋の味覚バンザイ!
スープから食欲をそそるいい匂いがする。友は一口食べて、「うまいなぁ。勇、松茸を差し入れてくれるなんて……。でも、どういうことなんだろうね」「松茸だけに待っとけ? かしら」
「いや、たぶん男こ……ブファ!」「あらあら、松茸がもったいないわ」
美咲「今のところは温和しくしときましょう。全然調査が進んでないと私まで無能だと思われてしまう。そうなったら自殺ものだわ」
一方基地。隊員A「そういえば最近美咲見えないけど、どうしたか知ってる?」「さあ?左遷されたんじゃない」「リストラされたりとか?あの人デスクワーク全然できなかったからなあすぐキレるし」
美咲のいないわずかの間に、基地内にはクリス・ファンクラブができていた。これもツンデレブームのおかげだろうか。あせった長官は、失地回復の演説をぶってみたが、隊員達には無視された。
失意の長官は夜の歓楽街をとぼとぼ歩いている。「くそう僕なんか僕なんか・・・」「ねぇそこのボク、アタシと遊んでいかない?」
「他をあたってくれ」そういい長官は去ろうとしたが。ガン!長官の頭に鈍い衝撃が走った「まあそう言わず防衛軍長官殿」「おっ、お前は!?」そして長官は意識を闇の中に沈めた。
コツ コツ コツ
ガチャ ギィィィィィ 「おい、メシの時間だ」
「なに、この匂い」「いい匂いじゃない。美咲も嗅ぎ慣れているでしょ」「そんなわけあるかい」美咲は鉄拳で友に突っ込んむ。出された食事を見ると、栗ご飯だった。
「ここにきて二食目。まさか、このネタが二度使われるとは誰も思ってなかったでしょうね」
ギィィィ扉が開き3軍神が現れた。邪清水「もうすぐ授業が始まるから解放よ」、美咲「ふん」、邪清水「これだけは言っておく!‥‥今日は水泳の授業があるから水着を忘れないこと!六時までには寮に帰ってくること!六時半から夕食いなければご飯抜きよ!」
そっからの美咲の動きはまさに神速だった。即座に寮に戻り風呂に入り制服に着替え(もちろん下に水着を着込んで)授業のしたくをして10分後には学校に向かっていた。俺(語り手:友)はその一部始終を見届けたんだ。
スタイル抜群の美咲。容姿端麗、頭脳明晰な少女・邪清水愛神もなかなかのものだ。3軍神の残り二人の巨乳とメガネにも注目だ!しかし、問題がひとつある。スクール水着では、おれ(友)が男の子だともろにバレてしまうことだ。もっこり・・・。
とりあえず、生理ということにして水泳の授業を見学することにした。俺って頭いい!
プールサイドでぼんやり眺めている友。炎天下のコンクリが尻に焼きつくが気にならない。美少女ばかりの水の園でたぷんたぷんと揺れる胸!胸!胸!貧乳派とはいえ友は興奮を隠せなかった。
そのとき友の背後から何者かが忍び寄る! コツ コツ コツ
「女子生徒から被害届けが出ている。迷惑行為防止条令・セクハラ防止法、その他十二件の容疑で逮捕する。とりあえず、拘置所まで行こうか」
ぽんと肩に手を置かれてそう言われた。「ち、違う!俺はここの生徒・・・生徒なんだーー!!」「…冗談だ。俺だ友」勇だった。
「いいか、振り向かずにそのまま聞くんだ。長官が何者かに拉致された。今すぐ救出に向かえと指令が来たんだ」
「しかしこの学園の調査が」「・・いいかはっきり言うぞ、お前は足手纏いにしかなってない」
「あら、あなた見ない顔ね?」ぎくぎくっ、勇は死人の顔色になった。「き、旧山神子様スレンダーなお体に競泳用水着がお似合いです!」ひどい手汗の友のその一言に、小柄な少女のメガネが光った。
長官「はっ!気を失ってたみたいだ。頭が痛いな。ところでここはどこだろう?」
「ここ? ここは私立ルルイエ女学院、生活指導室ですわ」そのとたんに長官は真っ青になる。「くっ、敵の手にとらわれるとは。しかし、私を捕まえても軍から何も出ないぞ」
396 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/06(金) 23:59:19 ID:TStMJi4M
「そんなこといっても躰は正直ね。白いものが出てるわよ」
眼球だった。「う、うわああああああああああっ!!」「ふふ、可愛い・・・そんなに叫ぶとも〜っと苛めたくなっちゃうわ」
398 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/07(土) 00:44:24 ID:6fNGny4T
そういってテーブルにケーキを並べ始めた。「さあ食え休まず食えもっと太るんだ食え食え食えあひゃひゃひゃひゃ」
399 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/07(土) 00:59:37 ID:n0rWGxZd
「残念ながら、太らない体質なんだ。ではいただこうか。日々ダイエットに励む君たちには悪いがね」ケーキをフォークで切り、さして食べはじめる。……「……ほしいかね?」「い、いらんわ!」「んっふっふ。体は正直ですがねぇ」「あっ!く、悔しい……あぁ!」
だが1日30時間の食事という常識に矛盾した行動は、肉体科学では到達出来ない成果を上げた。「‥なんで菓子を食べ続けただけで美少年長官が美少女巨乳長官になっちゃたの?乳脂肪?」
「何言ってるお前らが女装させたんだろうが!ああ過去のトラウマが」『本当にかわいいわね女の子みたいこの服着てみない』『えっ男の子なの?』『女装っ子はあはあ』
402 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/07(土) 12:18:28 ID:6fNGny4T
「落ち着きなさい長官くん」女は重そうな本でゴツンと殴った「遊びはここまでよ、まずはこの本を1時間で読んで」それは『邪魅の雫』だった
1680円もするノベルスなんてありえねえと当時の俺は思ったものだ。
404 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/07(土) 21:44:54 ID:6fNGny4T
「読み終わった?内容については他言無用よ。じゃ次はこれね」ゼロの使い魔だった「お…、お前はなにがしたいんだっ!!」
長官は鏡を見た。「美しい・・・、って違〜う!」この有様を見るにつけても、自分のふがいなさを悔いた。クリスに嫉妬し、盛り場を徘徊した上、敵に拉致されたのだ。しかし、ケーキを食べ、ライトノベルを読む生活もなかなか・・・、
そのころクリスはルルイエ学園に潜入していた。クリス「ちょっとあんた達この映像録画してるんでしょうね?ハアハア」、邪清水「当たり前ですわハアハア。あの方もとてもおよろこびでハアハアしてましたわ」、クリス「長官め可愛いやつじゃ。あれ何しに来たんだっけ?」
「盗撮でしょう?」
「そんなことあるわけないじゃろ」とクリスは答えた。しかし、額に汗を浮かべ、目を完全に泳がせている。
409 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/07(土) 23:36:31 ID:6fNGny4T
まあプール脇の更衣室の屋根裏にはりついてる状態じゃ言い訳もできんわな。「ハァハァすごいわイマドキの女子高生って!!!ボンキュッボンね!!!」
着替え中の勇「だれ!?ハァハァ言ってるのは!」クリス「ヤバイ見つかったわ」友「どうしたの勇、まさか覗き?女の敵め私が捕まえてやるわ」
彼女が、ふと、髪の毛を少し掻き上げた。その横顔は、ぼんやりと外の景色を眺めているというものではなかった。僕の方はといえば、後ろ手に手錠をされて芋虫のようにころがっていた。彼女はまるで、僕の心の奥を覗き込んでいるようだな、と思った。
その瞬間僕の理性は吹っ飛んだ
つまりパンツも吹き飛んだ!
「ちっ、仕方ねぇな。」美咲はいまいましげにつぶやいた。合流したクリスから、長官が学園内に監禁されていることを知らされたのだ。「者共、ついて来い!」クリスが吼える。「は〜い♡」女装し、スクール水着姿の友と勇が続いた。
415 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/09(月) 15:25:25 ID:vM5N0EMs
まっくろでした!
1時間後、女子トイレの掃除用具入れで見つけた長官はまっくろでした。
417 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/09(月) 22:11:59 ID:sAz+sCoD
ここでガッするやつは負け組決定
長官。「く、クリス……?合い言葉を。」クリスは薄く頬笑んで云った。「ぬるぽ……?」
長官「もうダメポ?」、クリス「やはりそんなことが!とりあえず基地に戻るわよ。ここは美咲達に任せましょう」、そうしてクリスはポケットに映像記録を入れて基地に帰還した。その頃美咲達は風紀委員会の重装機動歩兵による十字砲火の中にいた。
「友!左舷、弾幕薄いわよ!援護早く!」「言われなくても今やってるよ!」だが驚いた事に、そんな絶体絶命の状態でも彼らはしぶとく生きていた!
美咲達は、重装起動歩兵『ポンパドール』を3機奪取し応戦していた。「こら〜っ!そこ〜っ!スカート短いわよ!!」ズドドドドド!風紀委員機のバルカン砲が火を噴いた。「わざわざ定規で測んな、せこいんだよ(怒)!!」美咲機はロケットランチャーで反撃した。
「つまらないなニャルラトホテプ」「ええクトゥグア様。悪い意味で期待を裏切られましたわじゃあ少してこ入れをしましょう」ゴゴゴ!「美咲見ろ学園が変形を」「あれは邪神機兵!」
美咲「この時を待ってたわ!SRHカムヒア!」美咲の叫びと共に空から巨大な人型の物体が落ちてくる。明らかに以前のSRHとシルエットが違う。美咲「ふんっ邪神ども、パワーアップしたこのSRHを恐れぬのなら、かかって来なさい!」いつのまにか操縦席の美咲が叫ぶ。
そのSRH、なんとメイドの衣装をまとっていた。「オ、オーバーマンか!?」SRH「エクソダス、するかい?」
「今日はアレの日なの。ごめんね。」
ガン!ドン!バシッ!「へぶっ」そんな無駄話をしている間にも邪神機兵の攻撃は激しくなってくる。
ふと気付くと、機兵の背中に勇が張りついていた。勇「さようなら美咲さん…どうか死なないで」ドカーーーン。なんと勇は自爆した。友「チャオズーーー!」
煙のなかから無傷の邪神機兵が出てくるのは、すなわち、お約束というものである。
だが煙の中から表れたのは邪神機兵だけではなかった。勇「待たせたね美咲。SRHの量産型が完成したよ」、友「僕と勇のは君の支援用にカスタムされてる。これで真SRHは全力で戦えるよ」、美咲「‥友‥さっき爆発しなかった?」、友「あれくらい美咲のお仕置きに比べたら何でもないよ」
友「ところで爆発したのは勇だよ美咲大丈夫?まさか幻術にかかって…」美咲「だ、だいじょうぶよ何でもないでござるよ」友「ござる…?」
「しっかりしたまえ!あの学園は一見普通だったが異界だった。気をしっかりしなければ精神が不安定になる」「・・長官、女装姿で言われても」トラウマ発動「よせ、止めろ!僕は男だ変な目で見るな」
「はぅ〜、お持ち帰り〜!!」美咲は満面の笑みで長官を狙う
その萌ego力をもってSRXの真の力が発現する。「・・・発動した。いけるぞ美咲!」勇が「美咲、今だ!」友が叫ぶ!
美咲「ところで私たち、何処に向かってるのかしら」
そう言って首をかしげた瞬間、頭のブレとともに衝撃波が邪神機兵に襲い掛かる!
436 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/12(木) 01:12:18 ID:ZyihHntw
轟音とともに邪神機兵は後方へと吹き飛ぶ。土煙のなかからなんとか立ち上がる。「はじめてですよ。私をここまでこけにしたお馬鹿さんたちは!!」
437 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/12(木) 11:19:09 ID:NkblFGnz
邪神「よろしいあなたの力を認めましょう」美咲たち「?」邪神「負けを認めると言っているのです。さあ望みを3つだけ叶えてあげましょう」友「これってそんな話だっけ?」
「ワーイ、ワーイ、なにを頼もうかなぁ!」素敵な笑顔で痙攣する友。美咲「ちょっと!なにやってんだ、てめぇ!」クリス「これは、敵の精神攻撃よ」勇「いったいどうしたら・・・・・・?」
「いったいどうしたらよいかですか?その願い叶えよう」ゴオゥ!邪神機兵は極大の火球を友と勇の機体に向け二つは爆砕した。「友!勇!貴様何を」「全て無に帰せば悩まなくてすむでしょ」
440 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/12(木) 18:38:25 ID:NkblFGnz
「世界は焦土と化すのにそう時間はかからなかったわ。こうして私たちの一年戦争は終わったのよ。はい、今晩はここまで」「えーお婆ちゃんもっとお話聞かせてー」
「もう寝る時間だよ。今日はもうお休み。明日に続きを聞かせてあげるから」「うー。わかった。絶対だよ」
興奮しながら少女はふとんに入る。「美咲おばーちゃんのお話今日も面白かったあ。私もいつか仲間といっしょに冒険に出たいな」
「大きくなったらね」だが美咲は思い返すあそこには綺麗事ではない生死があった・・・「友!勇!返事をして」『・・み・さき脱・出・・装置が』声が聞こえる前に邪神機兵の銃口がこちらを向いていた。
(まさかあの邪神とのあいだに子供ができて孫まで授かるなんて・・・ふふふいまだに信じられないわ)
「美咲、しっかりしろ!」クリスの叫びに、意識が呼び戻された。「クソ!動けSRH!」絶対絶命のその時、邪神機兵の前に立ちはだかる影があった。邪清水愛神だ。「ふふっ、だらしないわね?」
邪清水「私が愛した美咲はその程度なの?」、美咲「‥あなた、私のことを?」、邪清水「う、う、うるさいわね!み、美咲が悪いんだからね、人間なのにそんなに残虐で!せ、責任とって私と結婚してもらうんだから!」
「そんな…うれしいけど、でも私なんかじゃ」「美咲がいいんだ!」「!」「……」「……」見つめ合う2人、そして
「時間を稼ぐわ攻撃か退却かさっさとしなさい」そう言い邪神機兵に向かっていった。
翌朝。目覚めたら隣に邪清水愛神がいた。「あっあなたっ!これはどういうこと!?」
邪清水愛神は煙草をくわえて外を見ていた。煙をはきつつ、目が覚めた美咲に気付いた邪清水は少し顔を赤らめる
「ごめんな、初めてだったんだな」
「‥でもお互いに、出来ちゃったみたい‥‥赤ちゃん‥」
しかし、サプライズはそれだけではありませんでした。
長官「美咲くんきみクビ戦闘放棄して何してたんだ!」
「駆け落ちして出産していました。本日より育児休暇を頂きます」抱えた赤子をあやしながら美咲は決然と言い放った
「きみ、もっとましな言い訳を言いなよ。そんな嘘が軍で通用すると思っているのかね?」
「育児休暇もくれないんですか?訴えますよ?長官は、在任中に訴訟を起こされた汚名がほしいんですか?それと、この子のお父さんは長官ですから」
「いくらでもやるよもう来なくていいから。つうか敵前逃亡は軍法会議ものだ。だいだいキスもしてないのに子供ができるわけないだろ」
「やれやれだね・・・」その時、こちらに親しげな眼差しを向けながら、一人の人物が近づいてきた。「美咲くん、君は無防備すぎる。本当はまだSRHのコクピットの中だというのに」「・・・?」しかし、美咲はうっとりと気持ちのいい幸福感につつまれていた。
美咲「うふっ長官、キスじゃ赤ちゃん出来ないのよ。それ以外のことしなくちゃね」
「では長官失礼します」「ま、待つんだ美咲君!その子はまさか君のようなエージェントに」「いえどこかのどかな土地で、平和に育てます。私のように不幸になって欲しくないから」
「……長官、どういうことなのか、詳しく聞かせてもらおうかのぅ?」声だけで分かった。振り向かなくたってわかる。そこにクリスがいることぐらい。真後ろに立っていたクリスは長官の前部、腰の少し下の突起物をいとおしそうに撫でながら云った。
「ごっ誤解だ!それより天王星防衛ラインをどうにかしないと」
ナレーション「その後の戦闘は苛烈を極めた。地球側邪神側双方の主力が駆け落ちしたためなんかもうぐだぐだになったのだ。そんな中戦火をまぬがれた美咲の娘はすくすくと育っていた」――第一部 完――
465 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/16(月) 20:19:59 ID:14yZwSbz
第二部 美砂・アイカシア・イリヤ・ウィッティングトン・カーター ―その誇り高き血統―
「ニャルラトホテプよ本当にこんな茶番続けるのか」「うーん前回は主演が悪い意味でアドリブしましたからね第二部どうしましょう脚本はできたんですが」
467 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/16(月) 23:26:37 ID:14yZwSbz
『脚本はできたんですが』そこでプツン。美砂はTVの電源を落としてソファに倒れこんだ(つまんないな毎日毎日。刺激が足りないよ)
美砂「んー退屈だからママのSRHハスター改で、こっそり銀河系中心領域まで殴り込んでこようかなぁ?長官家のダーレス君虐めてくるかなぁ?ママのクリスは油断出来ないけど‥よし勇と友のホモカップルからかって来るか!片方性転換したけど」そんな6才幼女の平穏な日常だった。
っってのんびりしてたらもう学校行く時間じゃない!!「遅刻遅刻ぅ〜〜」
ここは乳欲(ニューヨーク)市立卍撥痰(マンハッタン)小学校、一年ブラボー組。ちなみに、美砂は隣のアルファ組だ。
471 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/17(火) 19:48:44 ID:P753rJkW
だがおかしい、今日は美砂がまだ登校していない。俺はいやな胸騒ぎを覚えて学校を飛び出した。
472 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/17(火) 22:27:13 ID:MXdfzkYJ
俺は何がしたいんだろうそれが問題だ
ちなみに俺の名は愛。勇と友を両親に持つハードボイルドな5才児のエージェントだ。「あいちゅまた遅刻でつかね、それともどっかの組織がちゅうげきしまちたか?」
まあ当然養子なのだが、本人はその出生を知らない。
475 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/17(火) 23:03:34 ID:MXdfzkYJ
実は英雄さんの息子で王子なのに諸事情により王子ではなかったりする。
↑とりあえず誘導してみる。
組織の誘導により、美砂とあっさり合流できた。年上の女だが俺がきっちり注意しとくか「美砂お姉ちゃん学校遅刻しちゃめーでちゅよ!」
ここでCMです
よし今だっ CMに入ったとたん俺は美砂の手を引いて現場を離れる。「な、なによどうしたの!?」「黙ってついてこい。この撮影は罠だ」
482 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/19(木) 11:15:18 ID:Od21dqbF
と空気の読めないオジサンに怒られたので
美砂「バイアキー、カムヒア!」叫び声と共に現れた謎生物に乗って飛びたってしまった。
484 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/19(木) 16:32:01 ID:Od21dqbF
取り残された私は暫し呆然としておりました。そして懐からピースを取り出し、紫煙をくゆらせながら一言↓
485 :
サブ鯛:2006/10/19(木) 16:44:46 ID:mAwUNnBW
アイ ペッグ ユア パードン?
もょもと『あんた、この地球で自分がどれだけちっぽけな存在か、考えた事ある?』
487 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/19(木) 20:06:36 ID:CP0h2stl
もちろんさ。いつもトイレで感じるんだ。お前はどうだい?
あぁ俺の息子はなんてちっぽけな奴なんだ‥。一方その頃、邪神勢力は土星宙域で美咲が率いる傭兵団「美咲と愉快な仲間達」によって大打撃を受けていたが本編には語られない。で子供達は‥
邪神主催の天下一武道会に、身分を偽って参加していた。
490 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/20(金) 14:50:24 ID:Ihn8WEQ3
美砂「べ、別にアンタが心配だからついてきた訳じゃないんだからね私はっ」
491 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/20(金) 22:56:28 ID:t+z0ouSn
美砂、僕はもう疲れたよ・・・何だかとっても眠いんだ・・・・
492 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/21(土) 01:29:36 ID:/iK8c+D8
そして誰もいなくなった
【第二部・腐乱堕痾空の戌編】
完
来週号より、愚罹夢先生の新連載が始まります。お楽しみに!
美砂「何このマンガ?打ち切りなの?つまんない」、愛「‥美砂お姉ちゃん、僕ずっと戦っててちゅかれまちたぁ」、ペア部門の戦いは既に準決勝まで進んでいた。
495 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/21(土) 15:39:50 ID:/iK8c+D8
試合前。美砂は瞑想中だ(私は何がしたいんだろう、何者かの意志でだらだらと生かされているようだわ。でも今の私なら何だってできる気がする)
もちろんそれは錯覚だ。しかし、それは同時に確固たる自信の表れでもある。「行くわよ。sageも知らない奴に私は負けない!」
497 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/21(土) 16:27:54 ID:/iK8c+D8
愛「たまにageないと血行が悪くなってお肌によくないよお姉ちゃんそれが今回の敗因だと思うんだ」
「どんな良薬も取り過ぎれば毒になる。ageも同じよ。……それから言っておくけど、まだ私は負けてなんかいない」傷だらけの美砂は気丈に言い放ち、敵を見据えた。
美砂「ひ、一人は倒したじゃない!それにあんなとこにバナナの皮が落ちてるなんて、反則じゃない!」、最上位邪神級の力と最高の戦闘術を身につけている美砂にとっては、楽勝なはずだった‥
が、まさか、バナナの皮を狙った巨大宇宙ゴリラが乱入するとは・・・。が、しかし、相手は謎の棄権。美沙は三回戦に進出した。
三回戦は円形のプールの中で戦う水中戦だった。この変則ルールの前に、優勝候補が次々と脱落していったらしい。
502 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/21(土) 23:27:59 ID:/iK8c+D8
美砂はスクール水着を散り散りにされながら戦った。涙をこらえて、大事なところを必死に隠しながら戦った。そしてついに・・・・
覚醒した。
「ああああああ!」美砂の血液が沸騰する。筋肉が膨張し、布切れと化していた水着が剥がれ落ちた。しかし色気はゼロだ。
俗にいうツルペタである
「――ツルペタだと!?」驚愕の叫びを上げる対戦相手に、美砂は獣の咆哮で応えた。一瞬で間合いを詰め、腕を水平に薙ぐ。
ガシッ!美砂の一撃を誰かが止めた「まったく野次にいちいち反応しない」ぐるんその瞬間美砂は投げ飛ばされた。痛みはないまさしく子供扱いだった「貴方は?」「主催者のニャル」
「知るか!!」電光石火のヘッドバッドで自称主催者の顔面を粉砕!「昔のキャラは出てくんな!私は今を生きるんだ」
黒い光の粒子となり消える主催者。その圧倒的な力を目の当たりにし、対戦者は白旗を挙げた。「勝てる要素が見あたらない。降参だ」
その時、ニャルの背中に2本の線が走ったかと思うと、そこに翼のようなものが生えようとしていた。メキメキッ、そればかりか体自体が変形している。物凄い瘴気をまきちらしながら。
「予定変更……準決勝の相手はこの私だ!」異様の邪神が狂気に満ちた笑みを浮かべ、傍観者だった愛へと襲い掛かる。
「戦えよ」「へっ、いや棄権を」「勘違いしない君が戦うのは美砂だ」ニャルは美砂の対戦者のチンピラの頭を握る「ぐっ、がぁぁぁ!!」男の体は黒色の異形に変化した「FIGHT!」
その異形、半溶解した巨体をのそりと持ち上げる。「薙ぎ払え!!」街を一閃、口から熱光線を放ち焼き払った。
美砂「無理矢理融合したの?不様ね、早すぎたせいか体が腐ってるじゃないの」、異形化した相手は、体中を熔けてただらせながら再度の攻撃を放とうとした、しかしその直前に体が熔けて崩れてしまった。美砂「勝利って空しいものね‥」
パチパチ!場違いな拍手が起こる「いやいやあれはもう少し持つはずだったのに。やはり美砂ちゃんの持つ波動が原因かな?」「何の話?ニャルとやら」ニャルは答えず建物を崩壊させ始めた「第二ステージ開始」
「ふん、しつこいわね。愛こっちにきて。一気に終わらせるわ」美砂は左手を胸の前に上げて、その手のひらに愛が右手を重ねた。『バ・ル・ス!』
そして建物だけでなく次元も崩れ始めた。「な、なにいいい!?」一瞬の事だった。ニャルは足元に開いた混沌の渦に呑み込まれ、跡形も無くこの世界から消えてしまった。
「いやーすごいね」声の方をむくと見知らぬ女性がいた。「誰よ?」馬鹿にしきった声に美砂が荒だつ。女はニャルの姿になるやまた別の姿になる「負けちゃった次のゲームでね」そして這いよる混沌は闇に溶けた
美砂は思う。突然の覚醒。ノリで繰り出した必殺技らしきもの。自分のこの力は何なのか?「……次のゲームとやらが始まる前に、把握しておかないと」
そんなこんなで、美砂と愛は日暮里の自宅に帰ってきた。
家は隣同士であるため、美砂の家の前まで二人は来る。「実は戦闘中に不思議な力が覚醒したのだけど、何か思い当たることはない?」
「たぶん・・・朝食にまぜたコレじゃないかな」愛の手には小瓶。ラベルには……「バイアグラ」
性欲を持て余した美砂はとりあえず愛をぼこった。それはもう手加減なしで。
Sである美砂は、バイアグラのせいもあって、まぁライトノベルではあまり触れられない部分を濡らしながら愛を殴り続けた。家に帰ったらちゃんと取り替えたので、美砂ファンは安心してほしい。
ちなみに「あまり触れられない部分」とは拳のナックルガードである。
美砂「やだ〜ナックルガードに歯が刺さってるー!血塗れだしママに新しいの買ってもらおっと」
「と思ったけど、ママは土星辺りで交戦中だったわね」美砂はため息を吐き、泣く泣く自分の財布を持って家を出た。
ロフトに行こう。ロフトにいけば大体何でもある。ついでにカーテンの上のシャーってなる奴も買ってこよう。
こうして美砂はロフトに向かった。後からつけてきている者がいるとも知らずに。
ロフトに到着。美砂は早速ナックルガードの物色を始めた。「これなんか可愛いわね」ピンクのナックルガードを試着する。
だが、ふと横を見るとショーケースの中で鈍い光を放つナックルガードがあった。美砂「こ、これは!?伝説のカイザーナックル!何故こんなところに?しかも何故かお手頃価格で!」
ムフーッ!速攻で試着室にGO。乱暴にワンピースをたくし上げて脱ぎ、存在意義の薄いブラと無駄に勝負用のショーツをひっちゃぶいて生まれたままの姿になって
533 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/23(月) 23:48:18 ID:IibeBA8M
南京玉すだれをし始めました
「何してるんだよ!」愛が慌てて止めに入る。「愛? どうしてここに……」「美砂の後をつけてたんだよ。秘密裏の護衛だったのに、はあ……」
「また訳のわかんない事を・・・!このストーカー予備軍が!」さっそくカイザーナックルの試し撃ちをする美砂だった。「いや、ちょ・・・やめ・・・ぶぎゃ、ごめ・・・へぶっ!」
ボコボコニなった愛は説明する。「
>>473にあるように、俺は五歳児のエージェントなんだ。邪神に目を付けられたっぽい美砂を護衛してるんだよ」
「よかった。あの糞みたいにキモイ赤ちゃん言葉じゃなくなってるわ。何度このスレを放置しておこうと思ったことか……」泣きながらナックルガードを試し続ける美砂。
「うぐぁ・・・ひぎゃ・・・!!」「あとはその邪神とか電波ちっくな妄想も直るといいわね。仕切りなおしの意味が無いじゃない…どう、そろそろ直った?」いつの間にかマウントポジションで愛をぼこり続けている美砂。
ひとしきり殴り終えて美砂は肉塊を見下ろし、満足げに笑みを浮かべた。そのとき、その姿を試着室の裏からマジックミラーごしに観察する謎の影があった。
幼等部の男の子を血達磨にする初等部の女の子に、周りの一般人は恐怖した。
「ぴるぴるぴ〜」CTUの捜査官だ。
捜査官は試着室に飛び込んだ「神妙にお縄を頂戴しろ! ん?もぬけの空じゃないか」すでに美砂は愛を引きずりながら東急ハンズに向かっていた。
「ぐはっ、はぁはぁ長官さん防御方法教えてくださってありがとうございました。」「やっと起きたの八割ぐらいの力で手加減しといたのに」「(よかった生き残れた)」
「いや待てよ、カーテンのレールも買う予定だったから、荷物持ちが来て丁度良かったわね」美砂は上機嫌になった。鼻歌を歌っている。
♪ドナドナドーナードーナー子牛を乗せてー、 悪寒に震える愛は空気に耐えられず「ね、ねえ美砂?」
「なあに?」「そんなにカーテンの上のシャーってなる奴買ってどうするのさ?」美砂の前にはカーテンの上のシャーってなる奴が山ほど積み上げられていた。
カーテンのシャーッってするやつをバックに、絵柄的におかしい微笑を浮かべながら美砂は答える。「子供は知らなくていいのよ。まぁ、強いて云うなら……」
美砂「これは人の業なのよ‥それよりも、さあ買って帰るわよ。そろそろ晩ご飯の時間だからママも帰ってくるし」
その夜、食卓に母の姿はなかった。代わりにテーブルの上には母から送られてきた1通の手紙と、1本のカーテンの上のシャーってなる奴があった。
愛「美砂お姉ちゃん、いつまで銀魂ネタを引っぱるの?」
「銀魂? 読んでないからわからないわ。それより手紙を……」美砂は手紙を手にとって読み始める。
「『チャオ、美砂!お仕事がようやく終わったから次の休日には家に帰れます、待っててね』・・・ママのお仕事、ようやく終わったんだ」これはご馳走の準備をしてお出迎えをしなければ、と美砂は思った。
愛「あれ?その手紙裏にも何か書いてるよ?」美砂「あらホント、えーと…」
「『追伸。最近そっちでは誘拐事件が多発してるらしいから気をつけてね』……だって。ママも心配性ね」美砂は笑う。その様子を窓越しに観察する視線があったが、二人は気付かなかった。
「じゃあ、今日はもう帰るね。明日も武闘会、がんばろうね」「うん、バイバイ」愛は家のドアを開ける。「ん、何か変な気配がするけど、気のせいかな?」
これが、美砂が愛と言葉をかわした最後の時になるとは、いったい誰が予想しただろうか。
少なくとも俺は知ってたがな
そう呟きながらもダーレス君5才は対物ライフルのスコープから目を離さなかった。「クリスママンも人使いが荒いぜ、良い子はそろそろ寝る時間だぜ。」スコープの中では美砂邸に侵入しようとする影が動めいている
ダーレスは一気に指を引き絞る。轟音と弾丸が吐き出され、一瞬の間に目標を貫く――はずだった。
その瞬間、影=愛はこちらを向いた。(目が…合った?まさか、1kmは離れているぞ)驚愕するダーレスをよそに愛は弾丸を素手ではたき落とした。邪悪な表情で…。
異音を聞き付けた美砂は外に飛び出した「愛さっきの音は!・・・貴方誰?」「へえ、美砂ちゃん騙されないんだ」愛の形をした何かは嘲笑を浮かべどろりと形が崩れる
ヘドロのようになったソレが不気味に蠕動している。美砂は反射的に問いを放っていた。「あんた……、何?」
「フフフフフ、私の名前はぬら」「黙れ」
拳を叩き込む美砂。が、その拳を顔に喰らった愛(もどき)はニヤリと笑い言った「くくく、数多の攻撃を受けたこのわしに、この程度の拳・・・」しかし愛(もどき)の言葉はそこで止まった。止まらない、右、左!美砂は頭を左右に振りリズミカリにフックを叩き込み続ける。
だが美砂の腕には手応えがない。それどころか殴った手にニカワのような感触の影がへばりつく「くくく、どうした動きが鈍ってきたようだが」
愛(もどき)がそう嘲笑する。が・・・それでも美砂は止まらない。美砂が出来る事は拳を叩き込む、ただそれだけ。それしか出来ない。愚鈍に一途に美砂は前に出る、そして左右へと動く頭の振りも更に加速する。「な、何故だ、何故止まらない、怯まない!?」
「このくらい、愛を殴るのに比べたら軽いわ!」
568 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/27(金) 05:28:19 ID:ywazDtmv
見ると、尻のあたりから炎が噴出しているではないか!?
屁だ!美砂の屁がその強烈な加速を生んでいたのだった!!!
「ぬ、ぬおおおおおおおおおおおおおお」
見ると美砂の拳に青白い炎が宿っている。そして影に拳が当たり始める「貴様無意識の内に血に目覚めたのか!」グシャ!快音と共に影が殴り飛ばされる。
「フフフ、面白い、面白いぞ!あの小娘がよくぞここまで成長したものだ!合格じゃ!!」
突然目の前のそいつが吹き飛んだ。数秒遅れで銃声らしき音が届く。美砂「‥ダーレス?フォローが遅いからお仕置きね。ふぁー眠いから寝ましょムニャ」
「何だその言い草。助けてやっただけ有り難く思え」「ふーん、お仕置きされたいの?」「俺はまだお前に負けた覚えないが」「そうねまだなかったわね」
「飲むコラーゲンはどれも同じなのかしら?」
「知るかよ。なんだよ唐突に」ダーレスは嘆息。「……それよりも気をつけろよ。お前、狙われてるぜ」
「ええ知ってるわ、あなたにね」言うやいなや美砂はダーレスの首に腕を巻きつけコキっとやった。崩れ落ちるダーレス。
しかし、その崩れ落ちる一瞬にダーレスの隠し持っていた銃は美砂を貫いた。「安心しな麻酔弾だ。ちっ、とんでもない女だ」美砂が見たのは首の捻りを元に戻していたダーレスだった。
「とんでもない?・・・どっちが」「な、何!」俺は慌てて後ろを振り向く。するとそこには美砂が居た!「・・・残像よ。いきなり銃を撃つなんてね・・・ちょっとお仕置きが必要かな♪」笑顔を見て恐怖を感じたのは俺の人生でこれが初めてだった。
「さて、と。こんなもんかな」美砂は庭で一仕事終えてスコップを片付けていた。「体が小さいと穴も小さくて済むから助かるわ。それにしてもコイツの裏切りといい・・・何かが動き始めたようね」
「裏切りとか、相変わらず意味不明だなお前……」地面が盛り上がり、ダーレスが姿を見せる。「軽いスキンシップよ」いきなり旧知の友人を本気で埋めるほど、美砂も非常識ではなかった。
「裏切り?違うなこれはそういう問題じゃない」「ダーレス!」穴の方を見ると既にもぬけの空だった。ちっ、本気で逃げたなら追いきれない。「最後に一つだけ言う。お前の父親は誰だ?」
「意味不明なのはアンタよ、ダーレス……」掘り返された穴を眺めながら、美砂はつぶやいた。「まあいいわ逃げたなら逃げたで。それよりも……」
そろそろ寝る前の日課のアレをしなきゃね。「アレって?」鏡の前でのシャドーボクシングの事よ。お婆ちゃんがいってたわ、一日一万回、鏡の前で拳を振れば光速をも超えるパンチが撃てるようになるって「・・・って誰!?人の心を読んでるのは!」
そこにいたのは愛だった。「美砂のことなら長い付き合いだから丸わかりだよ」とせいぜい4・5年しか付き合いのない愛が、ボソッと言った。
そして、ほのかに朱に染まった顔を伏せると、全速力で走り去った。
どうしたのかしら?と思っていると足元に何かがコツン。ピンが抜かれた手榴弾だった。
自分だけ逃げ出した愛を後で必ずお仕置きしてやる、と固く誓った美砂だった。ともあれピンチだった。美砂は逃げたい気持ちを無理矢理押し殺し、素早く屈み手榴弾を拾い
一息に飲み込んだ
「手榴弾は帝國陸軍が日露戦争の城塞攻略に際して、空になった戦闘糧食のカンヅメに火薬をつめ導火線をつけたのがはじまりだからたべれないはすぐぁッ!」
一瞬だけ美砂の顔が膨らみ開いた口と耳から煙が出ている。髪もアフロになり顔はドーランを塗ったように黒く汚れている。ギャグ調で乗り切ったようだ。
「う〜ん、マンダム・・・」
その言葉を最後に美砂の意識は途絶えた。
舞台変わって、一方その頃の僕はというと
「やっぱりね、ホタテが一番ですよ……ところで、きみが吉良なんじゃないですか?上野介さん?」江戸城松之廊下にいたりした。
「とんでもねぇわたしゃ明日蘭だよ!」
「これは失礼、明日蘭殿。実は城内に不穏分子が紛れ込んでいるようでな」
とある部屋そこは全て白一色となってをり中央には変な機械に繋がれた愛の姿が会った・・「愛殿その不穏分子とは美砂ですか?」「えっ、ああ美砂、美砂?」
「Ms. Misa often prepares copies of papers for MINAGOROSHI, and she did so again yesterday. She's reaiiy thoughtful.」
僕「いや気が利くっつーか、怪しすぎだろその行動」老中A「どうなされます?将軍」僕「うむ、まずは情報収集だ。それから愛殿は用済みだから丁重に洗脳しておけ」
「もう演技は止めてよろしいのでは、防衛軍大佐殿」「ふはは、そうだなこれで汚れた血の親子を合法的に始末できる」
それだけ言うと彼は息絶えた。
「ゆっくりおやすみなさい大・佐・殿」「ぐっ、がっお・お前は!?」大佐が最後に見たのは自分の副官だった青年が深い深い闇に変貌したものだった「ニャ、ニャルラトホテプ!?」
「はぁ?違いますよ。頭大丈夫ですか…ってもう死ぬんでしたね(笑)はいさようなら」とどめの一発を撃ち込んで、青年はおもむろに懐から
バナナを取り出した。「‥堅くて太くてス・テ・キ!もう食べちゃう!」、それを天井裏から見ていたダーレスは、見なかったことにして愛のもとに急いだ。
しかし時すでに遅し、愛の洗脳は完了していた。もうどこからみても完璧なツンデレメイド少女だ。
洗脳&女装のコンボをくらった悲劇のヒーローは叫んだ「べ、別に美砂の事を心配してるわけじゃないけど、美砂は無事!?」
天井裏のダーレスは「無事じゃないのはお前だ!」と心の中で叫びつつ瞬時に天井から飛び降り愛を抱えて逃走した。愛「俺を盗んでどうする気だ!」、ダーレス「盗んだのはお前だ」、愛「何?」、ダーレス「このハート泥棒メ」
607 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/30(月) 01:27:18 ID:bizpMrvQ
「な、なによ!あんたのためにこんな格好してるんじゃないんだからっ!何勘違いしちゃってるのよ!?ちょっと自意識過剰なんじゃないっ!それよりもっと優しく抱きなさいよ!!」
「と、とにかく事情を。せ、説明しなさい!何で俺はこんな所にいるのよ!?」愛が女言葉で叫ぶ。
「実はあなた様は、とある国の王女なのです。ですが16歳の誕生日に『世界を滅ぼす猛毒』になると予言されたため、出生と同時に廃棄されたのです」
「ほ、本当?」「う・そ」呆然とした愛にダーレスは当て身を加え気絶させた「あー女装まじきもかった普通嘘だとわかるだろ。奴らの狙いは美砂か」
「えろおお気使いしてもろて、嬉しおすけど・・・」美沙の地獄突きが急所に決まりダーレスは死んでしまった。
ちなみに美沙とは、美砂の双子の姉である。「嘘から出たまこととは言え、姫殿下の素性を言い当てるとはね。死んでもらうしかなかったのよ」そういい残し、愛を抱きかかえて立ち去った
「おい待ちな!手前誰だ」「急所がわずかに外れてましたか誰って美砂の姉の美沙ですけど」「美沙って親の名前だろ俺はお前を知らないぞ。もう一度聞く誰だ?」「わっ私はADあADGM.@」
「M.@ag;pw:uywh!・・・ってそんなカマかけには引っ掛かんないわよ。母の名は美咲ですから」ザシュッ!!今度は確実に息の根を止めた。「もう、死んだ人間が生き返ってたら全然話が進まないじゃないの」
大量に出血しながら、それでもダーレスは倒れるわけにはいかない。「……即死は厳禁だってママに教わらなかったのか?」「――しつこい男は嫌われるわよ」ダーレスが銃を引き抜くのと、美沙が疾走を始めるのは同時だった。
美沙は走りながら銃を撃つ「即死厳禁なんて分かってるわ。でも、だからって即復活させてたら即死させてる奴と同じだと思わないの?だいたいあんた
>>575でも一回死んだはずじゃない。しつこく生き返ってるとダレるのよ!!」だがダーレスは弾丸を軽やかにかわしている
その光景に一人乱入者がいた「うわぁぁーーー!長官殿のご子息が襲われている!大佐の殺害の下手人だぁぁ緊急警報!!」多くの人に紛れたが声を上げた青年は秘かに邪悪に笑った
突然に穴が空き完全武装の兵士達がなだれこんできた。兵士達「オーダーを、マスター!」、上官「見敵必殺だ!てめえらのファッキンな武器で敵にファッキンな弾丸をファッキン叩き込め!」、兵士「サー!イエッサー!」
そうしてアーサー上等兵は胸ポケットから黒いケータイを取り出し番号を打ち込む。「あ゛?大統領?俺だよ俺。俺だってーの。相変らずファッキンな耳してやがるぜ。アーサーだよ。今よ、リーマン軍曹殿からの命令が下ってな。世界で一番ファッキンな兵器見せてやってくれよ。頼んだぜ」ブツッ
「頼んだぜ」がアーサー上等兵がこの世に残した最後の言葉だった。彼は自分がどうやって死んだのかも判らなかっただろう。美沙が放った鋼線はそれほど細く鋭かった。
「この悪魔め何が目的だ」ははは目的?・・あれ?周りを見ると血と憎悪のこもった視線。この惨劇は私がやった事だ。でも何でやったんだ〔■■〕何で〔■せ〕何で〔殺■〕何で〔殺せ〕何で〔殺せ〕殺せ
622 :
イラストに騙された名無しさん:2006/10/31(火) 20:20:17 ID:TMEqvJQg
ここまで書いてラ作家は頭を抱えた。「こんな話じゃダメだ!」
資料用の自作美砂フィギュアを壁に投げつけて「何かが足りない!何だ?やっぱ萌えなのか!?俺のラは萌えが足りないのか!?」
「それとも、行き当たりばったりではなく、きちんと展望を持って書くべきだったのか?」
「たぶん引きこもってぐだぐだ考え込んでるのがいけないんだろ。ファミレスでも行ってゆっくり考えよう」
626 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/01(水) 01:23:28 ID:awWpMcbD
「……ついついメイド喫茶に来ちまう俺は末期だな。吊ってこよう……」
一人寂しく橋の下で首を吊り死んでいるラ板作家の目玉がズルリと下に落ちた。すると、何とゆうことか目玉が動き出したではないか!
「やれやれ、死んでしまうとは情けない」目玉が呟く。
所詮この男も器ではなかったのか…。寂しいものよのぅ。次はどいつに寄生しようか。伝説のラ作家を作るのも楽じゃないわい
突如虚空から影が現れ目玉を踏み付けた「手前ふざけてんのか!事前連絡もなしに今までの流れ全否定して面白いものできると思ってンのか腐れ目玉!」「グギ!お許しを這いよる混沌様」混沌は時計を取り出すと「もう時間巻き戻すの止めてこの世界廃棄しようかな」
混沌がそうつぶやいた瞬間、ラの世界からいろんな思念の渦が混沌に届く。「この世界を終わらせてたまるか!」「私たちだって生きているのよ!」「神の好きにはさせない!」
ペンネーム・混沌はその脳内に降りてきた声を元に一本のラを作った。そして電撃大賞に応募。見事大賞に輝いた!
ここまで書いてラ作家は頭を抱えた。「こんな話じゃダメだ!」
「ラノベなんてとりあえず萌やしときゃいいだろ。安いもんだ」
さてヒロインの服を脱がしてサービスシーンでも書くか!「えーと‥ここは鬼のなく街カサンドラ、ヒロインは歩いてると突然気合を込めたり、着ている服を吹き飛とばす娘で‥」
「ボツ」「へっ、いやこれから面白く」「ボツ、何のプロットもなく書いて大失敗したのは誰だ?」「いや先の見えないライブ感が」「ボツ、とりあえず300ぐらいの短篇のプロットを書け」
「えええ、300ですか、せめて500」「ダメ」「・・・しょうがない、じゃあ『ぬらりさまが見ている』という」「ボツ」「えええ!そんな酷いですよ」「いいから、もっとマシなプロットを描け」
(クソッ編集者ってのはうっとおしい存在だな。殺っちまうか)「まあまあ、落ち着いてくださいよ。食事にでも行きません?気分転換しながらプロット考えましょう」「それもそうだな」(良し!ラ編集者殺人事件編スタートだっ)
「そうそう殺人事件書きたいならそれが現実的なトリックか超常の力があるのかを早く明記する必要がある。さらに自分勝手な犯人は読者の納得する末路にしないとな」「・・急になんですか」「別な一例を示しただけだ」
「ですが、私がやりたいのは『朝のガスパール』や『ルー・ガルー』みたいなやつなんです」「読者参加型かい?君が?無名なのに?」歩きながら2人の会話は続く。
641 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/02(木) 21:58:11 ID:yzP949Ka
「…だから京極の衒学趣味と筒井の擬音センスを組み合わせて新たなラを生み出したいわけで…いやパクリじゃないっすよオマージュ、これオマージュですよ」
「わかったからもっと具体的な案をだせ。例えば主人公はわかりやすいキャラがいい単純バカといったような、あまりにも個性的なのは描き方が上手くないと読者の反感をかう」
「じゃあ、主人公は普通のさえない高校生。成績は中の下ぐらいで、部活には入っていない。……これはこれでつまらない気がするんすけど」
「いや、それでいい。主人公は無個性な方が読者が感情移入しやすい。個性は脇を固めるサブキャラにでも出させればいい」「はあ・・・そんなもんですか」「そんなもんだよ」
645 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/02(木) 23:53:30 ID:yzP949Ka
「でもやっぱり、私はもっとキバツなのをやりたいんすよ」「独りよがりは市場に受け入れられなゲボッ…ウゲギャア゙…ア…ア」バタリ
「よしこっそり入れといた薬がきいたか」キキー!突如黒服の集団がきて編集者を介抱する「はれ、へっ編集長」「彼の頼みで打ち合せを引き継ぐ。」(何でこんなお偉様と)「主人公に必要なのは山場できちんと決めることだ」
647 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/03(金) 01:36:26 ID:mKvxLjOM
「つまり、今あんたを格好よく殺したらいいんですね?」懐からトカレフを抜き編集長のこめかみに銃口を突き付ける。「ありきたりですが、これぐらいがちょうどいいかと」安全装置は外されリロードもすんだトカレフは引き金を引かれ撃鉄を打ち込む時を待つ。
「フフ・・わかってきたじゃないか。さあ撃つがいい。父のしかばねを越えてゆけ!」「ち、父!?」「今まで黙っていたが実は」バキューン「あビックリして撃っちゃった」崩れ落ちる編集長をよそにダッシュで逃げる
だが店を飛び出す前に黒服に捕まった。腕を捻りあげられ無理矢理席に座らせられた編集長は防弾チョッキを着ていたようだ「さて打ち合せを続けよう。自分の為だけに行動するキャラは嫌われる、そのキャラが他人を引き付ける魅力があるなら別だが」
「こめかみに防弾チョッキって・・・でも会話ばっかりもつまんないっすよね動きがないと」テーブルから七味の小瓶をとって煙幕代わりに粉砕!再度逃亡をはかる。
その時目の前に若い妊婦と初老の男が立ちはだかる。妊婦「この人が子どもの父親よ」、初老の男「‥誠意ってなんじゃろけぇねえ?」
俺「責任とります・・・美咲さんと結婚させてくださいお義父さん!!子供の名前も決めてるんです女の子だったら美沙と」
そうして俺は妻と娘に囲まれて幸せに暮らしましたとさ・・・終わり。どうですかこれ、結構自信g」「ボツ」「えええ!なんで、酷すぎますよお」「ボツといったらボツ。訳が判らないんだよ、読者置いていってどうするんだ!」温厚な編集さんもついに切れて大声でそう怒鳴る。
「編集長呼ぶか黒服さん連れてきてもらって」「うっ打ち合せしましょう。ストーリー目的は主人公の目的と一致させましょう。例えば・・」「旅もの故郷に戻るのは」
そこに突然ウェイトレス登場「コーヒーのおかわりいかがデスかー」長く居座りすぎたせいか言葉にトゲがある。編集さん「あ、私頂きます」「はいどうぞー」ウェイトレスはバケツいっぱいのコーヒーを持ってきた
「これは何だ?」暫くバケツを見た後、にこやかに(だが目がちっとも笑っていない)編集さんがウエイトレスに尋ねた。
「飲め」「え?」「さあ飲め美味しいぞ」「い…いやでも」「ある意味オイシイぞ」「そっちの意味かよ」編集長「さあ飲みなさい」「お前もかよ!!」
658 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/04(土) 00:48:27 ID:dXl+pMN6
期待する視線に堪えられなくなった編集さんはごっくんごっくん「ぷはー」「はいおかわり」ごっくんごっくん「はいおかわり」ごっくんごっくん「はいおかわり」ごっくんごっくん
たまに重油が出てくるのに編集さんはお構いなしに飲み続ける。なんだか、タンカーが挫傷して漏れだした重油に塗れた海鳥みたいになってきた。そんな編集のGさんがいなければ、この本は完成しませんでした。最大限の感謝を。
そして最小限の弾丸を!ズキューン
撃たれた「手前いい加減にしろよクズが打ち合せ進まねえだろうが」えっああ銃いつのまに奪われた撃たれた「ああ手前は何なんだ人が優しくすりゃあつけあがりやがって」
「だって、その、あ、あんまり人に優しくされたことなくって。それで嬉しくって。……少し調子に乗りすぎでしたよね?ごめんなさい……」
「‥と油断させてから、目潰しコーヒー!」、「ぐわぁぁっ!」、「未熟者め支払伝票も喰らえ!‥‥ふー、勝利とは虚しいものだ。たまには旅にでも出るか」そして俺は旅に出た。この時はまだ歴史の裏にうごめく一族と、世界の覇権をかけて戦うことになるとは知るよしもなかった。
旅に出てちょうど1年たったころ、俺はとある国の小料理屋でバイトしながら旅の資金を稼いでいたんだ。そのときだったアイツが声をかけてきたのは…。
「ハロー兄さん、いいブツあるネ、買わないカ?」月の無い夜。アイツは片言の日本語で唐突に話しかけてきた。
「よし、わかった!!ソフトバンクの携帯は解約だ!!」ぼくは、正面の少女に向き直った。
「ちょっとちょっとお兄さん、自分の世界に浸っているときじゃないヨ。新型メイドロボ、SRHを買わないカ?」
「しかしよくできたダッチワイフだな。何が出来るんだ?」
669 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/06(月) 08:45:21 ID:uRiGsCVh
「世界征服!!」「なるほど世界中の制服を集めて制服プレイができるのか」
「SRH・・・?」ううっ、なにかを思い出しそうだ・・・、大事ななにかを・・・。びきびきびき、血管が破裂するほど血圧が上昇している。
「‥SRHは確か‥すーぱー‥」
「R・・・陵辱・・・H・・・変態・・・だっけ?」
「違う確か■■■■、■■■■■だったはずだ」
「スーパーロボット・ハイザック? 確かこれに近い名前だったような」
しかし、そこからが思いつかない。「やはり、助平・凌辱・変態なのか……方向性としてもこれが正しい気が」なにより、SRHそのものが俺を誘っている状況を見れば、そう思わざるをえない。
そして俺はSCEBAI RYO-JOG編隊、通称SRHを購入した。
幼女ロボを連れて帰ってきたはいいが家には両親がいるし姉ちゃんもいるし、バレないように部屋に入れないといかんな。
「よし、ミッションスタートだ」「……何ダンボール被ってるの?」速攻で姉に見つかる。
慌ててはいけない。落ち着いてやればいい。あくまでクールに、だ。「知らないの?流行ってるんだよ。これ」透き通った、夏の透き通った青空の色をした声がでる。会心だ。生きていて一番いい声をだせた。三日前の告白の時とは大違いだ。……なにやってんだろ、俺。
ここ、瀬戸内海では台風に備えて
屋内でもダンボールをかぶるんだよ姉ちゃん。久しぶりの帰省で忘れちゃったの?」「そ…そうだったかしら。ところでアンタ、」
「なんで下半身が二つあるの?」、しまった、ダンボール作戦にこんな欠点があったとは!「‥嫌だなあ姉ちゃん、超スピードで前後に動かして二つに見せてるんだよ」
「ええ加減に、誤魔化すのをやめんかぁ!」 お姉ちゃんが段ボールを蹴り上げた。僕が抱え込んでいた(そして、他人の目からは明らかに後ろから抱きついているように見えただろう)美少女ロボ、SRHとお姉ちゃんの目が正面からがっちりとぶつかり合った。
「はぅぅ〜!お持ち帰り〜!!」発症しやがった。だから姉ちゃんに見せたくなかったんだ
「これあたしの決定」「何を勝手に」「貴方も私のご主人様ですか?」「そうよういい娘ねえ。それから仁あんた何したのあの温厚な編集者さんがぶち切れてたわよ」・・忘れてた〜
どこまでがフィクションでどこまでがノンフィクションですか?
「何動揺してんのアンタは売れないエロラノベ作家でしょ」「う売れてないわけじゃ・・・それに今日からこのコがいるからノンフィクション監禁モノで一発当てて・・・」ボコッッ殴られた
「後、これ編集さんからFAX」【あの件は保留にしてやる、だから二週間で150ページ書き下ろせ。出来なかったら殺人未遂で訴える、そして勝つ!】「あんた何したの?編集さんキャラ変わってるわよ」
「いや、担当さんは昔からこんな感じだけど・・・」姉ちゃんと一緒で猫かぶりが異常に上手いから。と、後半部分は内心で呟く。言ったらどつかれるから。
「そうだ!ぼくは弟だ!」「覚醒したのか……」編集は少しの間目をつむって何かを考えていた。それから目を開き、「お姉さんに会わせてあげよう」と静かに言った。
「で、その続きは? ほれ、さっさと書かんか、エロ作家!」 猫かぶりを止めた編集さんは情け容赦がない。「そうですよ、その調子です。こいつは甘やかすとどんどん付け上げる奴なもんですから」 姉ちゃんは笑顔でそう言った。鬼だ、俺の家には今、笑顔の鬼が二匹いる。
俺「はぁ〜。SRH、やっておしまいなさい」「はぁい!ロケットパンチ発射!!」轟音とともに飛んでった右こぶしが担当さんのアゴに、左こぶしが姉ちゃんのみぞおちにヒットした。
「効かん!効いてるが効かん!」「ばっ馬鹿な!」「編集は原稿があがるまて倒れない!」何故ここまでの気迫を?・・数日前「彼はもう駄目だな」「編集長お待ち下さい仁君には才能があります」
「そうは言うがな、彼が最近書いた作品は……」 編集長の言葉に、かつと目を見開き担当さんはこういった。「私が、私が奴を一人前にして見せましょう。吾に、玉砕の覚悟有り!」編集長はじっと目を見てこういった。「……死ぬなよ」と。
そんなこんなで夕食だ。食卓を囲んで、父は硬直している。母は嬉しそうにSRHにご飯をよそっている。姉はまだ腹を痛そうにさすっている。俺は・・・
パソコンの前に縛り付けられていた「なんか今日は気分が乗らないなあ」「寝呆けた事ぬかすな締切まで時間ないんだよ」くそ最悪だこの担当・・編集長の前には辞表が置かれてる「そこまでの覚悟か」
母「まあまあ、担当さんご苦労様。ご飯のおかわりはいかが?」「はい、いただきます」俺「こらお前なに勝手に俺の茶碗でメシ食ってんだ」
「そうか。これはきみの茶碗だったのか。てっきりお姉さんのブラかと思ってたよ」
担当さん(26歳独身ラノベヲタ)「だってあまりにもぺたんこで薄い茶碗だから」
「何っつてなはは・・」グシャ!つまらないジョークの報復は姉の拳でした。
正拳突きしながらも赤面しているところを見ると満更でもないらしい。食事が終わると姉と担当さんはそそくさと姉の部屋に消えましたとさ。
この方がこのままで妹のママで
妹のママ‥俺のオフクロのことか!とかわからんことを考えていると突然ベランダの窓から変なスーツを着た若い男が入って来て叫んだ。「地球は狙われている?」
どうするよ、いきなり疑問文だぜ。さて、答えはふたつ。イエスかノーか。俺は迷わず、「ああ、その通りだけれど。それがどうしたの?」と、答えてやった。実際、地球なんかよりも俺の締め切りの方が相当ピンチなのだから。
スーツの男「そうか・・やはりな。時は満ちた。お前は救世主になるんだ?そこにいる少女とともに?」
「何いきなり表れて情報だけ押しつけて。物語の始まりとしてはベタだけど主人公が旅立つ理由も世界観もわかんないな、こりゃだめだよ」
「コノ現代ッ子メ」
スーツの男は俺とSRHの襟首をつかんで窓の外から飛び立った
「ちょ、待てよ!」普段から練習していた成果が今発揮される。嗚呼、あの厳しくも懐かしい特訓の日々。あの時が一番輝いていたな。
――回想IN ほゎんほゎんほゎんほゎゎゎ〜ん・・・・――
「何処へ行くんですか先生」まだ敬語を使っていた編集との熾烈なチェイス「自由への逃走!」右と見せかけ左「させるか」「ぐほっ、首絞まる」・・・あの経験をいまこそ
ほら、過去でつないだ、その目に映るのは、空のように抱かれたあの頃
そんな夢の空に向けてフライベイベフライな僕を、姉さんの部屋の窓から担当さんが見つけてこう言った。「ああ、編集長! なんで自ら出てくるんですか?」 ――それよりあんた、なんで裸なんだよ?
「説明しようか?お義兄さんと・・」「ああーー!聞きたくない聞きたくない」
「別れは済んだかい?そろそろ行こうか」スーツの男に促されて俺とSRHは黒塗りのベンツに乗り込んだ
車の外をただ見ていたら、いつのまにか涙が零れ落ちて頬を伝い落ちていく。‥だめだ、俺はいつまでたっても強くなれない。「‥絶望した!精神的に強くなれない主人公に絶望した!」
717 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/12(日) 00:46:34 ID:YrXtf3db
SRHがそっと涙を拭いてくれた。俺のポケットから出したいちごパンツで。
だけど生地の部分が少なすぎてうまく拭けない。
黒塗りの車は近くの幹線道に入り、そのまま高速に乗って暫く走り、見たことのないジャンクションで降りてなお暫く走った。そして遂に、ある湖畔の別荘らしき建物の前に着いた。「あ、あのう編集長さん、僕ここで何をするんですか? 僕、締切りが近いんですけど……」
「何をするって?ナニをするに決まっているジャマイカ!」
「リアルなラノベにはリアルな経験が必要だ。さあ君の作品通り殺しあおう。」
「ただ君を愛している・・・」
723 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/12(日) 18:25:56 ID:YrXtf3db
「だから君を殺して、僕だけのものにする・・・」
「怖がらないで・・・」
「だいじょうぶだ。すぐに気持ち良くなる」
その時、二人乗りの姉さんのスクーターが飛び込んできて急制動を掛け…損なって、横滑りに突っ込んできた。 運転していた姉さんは、鮮やかな宙返りを決めて飛び降りた。――リアシートの担当さんがスクーターと共に自爆したのは、言うまでもないけど。
もちろんお約束としてバイクと担当は俺に向かって突っ込んできたし、俺もきっちり巻き込まれて一緒に爆発した。幸せでしたー!
30分後。アフロになった俺とアフロになった姉とアフロになった編集長は、アフロになった担当さんの遺体を埋葬していた
「没」
その一言と共に、担当さんは立ち上がった。「で、編集長。いったい何故こんな事をしたのです? 私は原稿を待つ間、どんなに長くとも夜を徹して…」「何をしていたんだ?」編集長に突っ込まれた。何故か、姉さんが赤くなった。
その瞬間だった俺の意識がトんだのは。右コブシで担当さんの鼻下を砕き、さらにみぞおちに蹴りを見舞った。「連投してんじゃねえ!!それから俺の姉ちゃんを返せ!!」
担当は直立不動で攻撃を受けてる。疲れて手が止まったとき「落ち着いたか、これを書くのに三時間かかった」担当が出したノートは今までの打ち合せで出たネタが改良点も書かれたものだった。「担当さん残り時間は何を?」
「ちょっとPS3発売に並んでた。いやー参ったよ、もう人多すぎだって、予約してたけど本当に買えるかどうか心配しちゃったよー。ついでに新しいソフトも買って‥」担当は一時間ほど喋っていた。
「姉ちゃん、いつになったらこの『ラ作家と編集者の打ち合わせ』コント終わるんかなあ」「それはね、
「あんたが作品を書き上げたらよ。現実から逃げるな!」「ごっ、ごめん姉ちゃん」
そこから1ヶ月間の俺は凄かった
神が降りたとはこのことを言うのだろう。一日平均100ページという快挙を成し遂げた。もっとも、原稿ではなくてネタ帳の方だったが。
仕方ないな。このネタ帳持ってハローワークにいこう。新たなサクセスストーリーの始まりだ!
「五時過ぎましたまたのおこしをお待ちしています」にっこり笑ってシャッターを閉められてしまった。しかたがないので俺より強い奴に会いに行く旅にでた。
「よかったなここにいるぞお前より強い奴」担当が仁王立ちしていた「いえ結構です・・くらえ金的」ガキッと蹴りを止められ顔面をおもいっきり殴られた「締切はもう過ぎてんだよ!」
しつこすぎてもうウンザリだ。俺は担当を倒す伝説の剣を探す旅にでた。
旅の末に俺は気付いた。伝説の剣は自分の股間に刺さっていることに。
「まいっちんぐ!!」オレの叫びが銀河に響き渡った。
その叫びは10万光年を超えて、辺境の彗星群が反応した。地球めがけて進路を変える
俺の伝説の剣と彗星群との地球を賭けた戦いが今、幕をあけた。―アルマゲドン2〜俺のマグナムは8センチ―
大統領「彗星に核ミサイルをぶつければいいジャマイカ」、補佐官「表面で爆発しても爆発力は空間に逃げてしまいます。彗星に穴を空け内部から爆発させなければいけません」
747 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/15(水) 13:47:01 ID:8ev1HPX2
大統領「な、なんだってーっ!!」補佐官「黙れバカ。この状況を打開できる人間が1人だけいます」「な、なんだってーっ!!誰なんだそれは!つーか君今バカって言った?言ったよね?」
補佐官の手に注射器が光った。――30分後、大統領は目を覚ました。「…私は何をしていた?」「気を失われていたのですよ。で、この状況を打開できる人間の話です。日本の駆け出しノベルライターに、物語を観測空間に投影する能力の持ち主が…」「馬鹿って言った?」「……」
トゥルルルルルル ガチャ「はい日本国首相です」「こちらX国大統領補佐官です」「補佐官?わざわざホットラインを使って何事だね。バカはどうした?」「うちのバカのことは忘れてください。それより緊急かつ重要の話です」
「やらないか?」
「な・・・やらないか・・・だと!」やらないか、それは第一級緊急事態を示す暗号だった。
「それで、どんな危機が迫っているのですか?」「あと二週間で彗星が地球に衝突します。そうなるとどうなるか……お分かりですよね」
「はいはい。また援助金っすか。大概にしてくださいよ。そのたびに議会工作とか面倒なんすから。野党はアホなのにうるさいし、与党内も馬鹿ばっかりだし。あ、でもおたくのよりはマシっすね。彗星落ちてもおたくの馬鹿が死んで円満解決じゃないすか?俺、あたまいい?」
駄作
「な・・・駄作・・・だと!」駄作、それは安保条約をタテに日本のラ作家を米NASAに強制連行して対彗星戦部隊に参加させることを示す暗号だった。
かくして、超法規的処置として、政府の諜報工作員「編集長」に指令が下された。「認識空間に影響を及ぼせる三文作家を確保し、人類の存亡のために協力させよ」と。――「…と、言うわけだったのだよ、三文作家先生」編集長の説明が終わった。
757 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/16(木) 11:43:04 ID:b6J0mWDw
「小説が…書きたいです…」
編集長「‥わかったよ、それはこちらの目的にも合致するからな、存分に書いてもらうさ、但し宇宙でだがな。そしてアレを止めてこい!」
ロケット打ち上げを控えて、イラストレーター、デザイナー、印刷屋・・・各地から精鋭が集められた。俺「よく来たなおまいら、俺のために力を貸してくれ」
書いた書いた書きまくった。今まで散々逃げ続けていたがやはり俺はラノベ作家だそれに気付くのに随分と遠回りしてしまった。
「宇宙で書くSFノベルも小粋なものよのう。これから俺のことを神林短平と呼びたまえ」
担当「あれだけヘタレだったお前がここまですばらしいラノベを書くとは……。わかった。お前にこそ神林短平の名はふさわしい。いや、神林短平先生か」
「不思議なものだな。ペンネームを変えただけなのに凄く偉くなり、何故か筆力も上がったような気がする・・・」単純な三文作家だった。
しかしそれは幻想でしかなかった。某大賞受賞と銘打ったデビュー作は鳴かず飛ばず。某出版会社は多大な負債を抱え倒産。そして俺は今、とある町工場で汗水垂らし働いている。
完
それから1年ほどたった頃だろうか、町工場にある男が訪ねてきたことから新しい幕は開く。
その新しい物語の主役となる人物は
裏庭にいる二羽のニワトリだ。片方は雄の大戦鬼太郎、もう片方は雌の少戦鬼姫ともうす。この2羽、部類の強さを誇り噂では猫すら喰い殺したといふ。
太郎「なあいつになったら呪い解けるんかなあ」姫「しるかボケ」ある男「君たちに良い知らせがある」2羽「!」
「次の営業が決まったぞ。喜べ、今度は熱海だ!」2羽は工場勤めの傍ら、芸人として夢を追っていた。
まあそれが表向きの理由だ彼等の本質は裏の仕事にある「そうそう到着日は満月だ一時的に呪いが解けるな」
ちなみに満月の光によってニワトリ化の呪いは解けるがその瞬間彼らは馬になる。彼らはなんと、世にも珍しい二重の呪いにかかっていたのだ。
「それにしても、熱海にまでいって馬になるとはいったいどれほどの任務なんだろうか……もしかして種馬!?ヤり放題!?むっはーwww」「聞こえてるわよ。クズが」ちなみに、こいつらの真の姿は
太郎は執事を着た青年だがどことなく慇懃無礼だ姫はドレス姿だが動きやすいようしてある「久しぶりにもどれたわ、で馬の呪いって何よ」二人の前に馬の着ぐるみが置かれてた。
「これはかぶれって事なのか!?これみよがしに置きやがって絶対かぶらないぞ…でも惹かれるッ!!」拒否する心と裏腹に手が伸びる。その後起きる悲劇も知らずに…
刹那、着ぐるみの中から現れた黒い不定形の物体が姫の上半身を食いちぎり、残った下半身が濁った血を噴いて崩れ落ちた。
「グギャギャ」その不定形の何かは濁った頭で食いごたえが無さ過ぎると感じた、だがその後に強い衝撃を受けた「奴の手の者か」それは鉄球を担いだ姫だ。見ると食らったと思った者は人形にすり変わっていた。
「クソッ確かに喰いちぎったと思ったのに…お前何者だ?」俺は動揺を隠して姫に語りかけた
「お前などに語る言葉はない」そう言うと、姫は持っている鉄球を不定形の何か(名前は「俺」)に投げつけた!
不定形生物「俺」は、素早く馬の着ぐるみを着こんで、姫の鉄球を後足で蹴り返すと、一目散に市街地へ逃走した。
ドン!何か銃声が聞こえたが今は逃げてあの方に、逃げる逃げる逃げる「失敗したか、まあ成功するとは思いませんでしたが」あの方だやっと会えた「冷凍窒素弾かさすがですね」あれ体が凍ってく・ず・れ・る
目覚めると俺は、白い部屋で寝ていた。「知らない天井だ・・・」
ブレーメン音楽隊のパクリでは。。。
今日は音楽祭か、俺は遠くで聞こえる音楽がパクリである事にうんざりしていたが
動けなかった何故なら俺は試験官に入っていた周りには白衣の人間が「・・体細胞の強化・耐熱処理」呟いてるそうだ俺はここで産まれた、その思考を最後に意識は闇に落ちた。
ピチョン・・・ピチョン・・・水の音が聞こえる。ここは寒い・・・酷く寒い・・・
ぴちょん‥ぴちょん‥俺‥は‥星の子‥
「そうだ思い出したぞ!俺は地球の意識により呼び出された戦士の転生。早く仲間を集めなければ!‥でもどうやって?」、悩む俺を遠くから白衣の集団が観察している。
「わかったから、駄作を書くのはやめてくれ!」
「先生!患者は相当錯乱しているようです」「うむ自分が批評家になった幻覚を見ているようだ」「どうしましょう?」
ポーン。時計の針が12時を指した。「それではランチにしようか」みんな部屋を出て行った。その頃、愛知県蒲郡市では、
道路工事の入札をめぐって談合をしている官僚たちがいた。
ヤムチャ「あ、サイバイマン…やめろ・・・そこは」
793 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/20(月) 20:34:19 ID:aMHP54SO
「耐震強度を偽装しているんだ」
「何変てこな同人誌読んでんのよ太郎。元の姿に戻れるの今日だけよ」「姫、しかし先月の襲撃以来あの者からの動きありませんし、鶏も慣れれば悪くありませんよ」「慣れたくないのよ!」
795 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/20(月) 21:12:38 ID:aMHP54SO
「慣れないと精神が持ちませんよ。どうせ私たちはブロイラーなんですから。人間様に美味しく頂かれるのが本望です」
「何ニワトリになりきっているのよ。私たちは元はといえば人間でしょ」どういうのどの構造をしているのかわからないが、ニワトリが人語を話す。
「はは、ご冗談を・・・鶏の喉の構造上、人語を発せられるはずないのですよ姫。人から見れば私たちはコケコケ囀ってるだけですよ姫」太郎はやれやれと肩(?)をすくめ、可哀想な人を見るような目で姫を見た。
「あぁ…アイギスさん…そんな所舐めたら恥ずかしいですぅ…」
情感たっぷりにエロラノベを朗読するその様は、人語でないにもかかわらず、桃色空間を発生させ、入り込んだ人々は、
片っ端からニワトリに変化していった。そして日本総人口の3分の1がニワトリ化した頃、僕は
801 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/21(火) 19:44:30 ID:stfpL3ft
ブックオフでエロ本を漁っていた
「くそ・・・これも湿ってやがる・・・」俺は本屋を後にした。
店の外には既に迎えの者が来ていたが、俺は呆れた。なんでV-TOLなんだ。今度のミッションはどこが相手なんだ?
標的は国際的な某秘密組織の一員で、日本や海外のコミケを裏で取り仕切る大物らしい。俺「‥横領でもしたのか?」、黒服「いや、組織の長老に某サークルの新刊を規則を楯に横流ししなかったらしい。長老は列に並んだが、売り切れで手に入らず、かなりご立腹らしい」
この俺という人物は何者かというと
ある時はそば屋の旦那、ある時は中年コスプレイヤー、そしてまたある時は…!
植○教授ばりのテクニシャンというか、○草教授その人である
名前を明かせない研究所(仮にX-ラボと呼ぶ)のモルモットである。
久しぶりにかぶりました……。>808はスルーでお願いします。
別名「ミラーマン」ある業界では有名なエージェントだ
ミラーマンは悩んでいた。仕事をとるべきか、趣味をとるべきか・・・。とりあえず、愛用の手鏡を持ってまんだらけに向かった。
だが電車での移動の為、品川駅でまた捕まってしまった。ミラーマン「くっ、謀略では敵のほうが上なのか!?信じてくれエスカレーターで女子高生のスカートの中を手鏡で覗いたのは偶然なんだ!これは俺を陥れる陰謀なんだ!」
こんな冤罪で捕まる訳には行かない!今だキックだ目を狙え、とばかりに警官をぶっ飛ばし線路に飛び込んだ。
すると謎の女に話しかけられた「あなた、機械の体が欲しくない?」
「俺は生身の女しか興味ないんでね。他を当たってくれ」「待て、痴漢!」「やべっ!」
ミラーマンは逃げた。走っている途中、聞き覚えのある声で話しかけられた。「待ちたまえぬらり」
「くそっ!新手の鉄道警察か!?」
線路脇を走る俺に併走して現れたそいつは、上半身は男で下半身が電車だった。「俺の名は男電車」
「化物!」「まあそう言うなお前もあの方に会い改造されればこの力がどんなに素晴らしいかわかる」そう言うと男電車はレールを移り電車と正面衝突して止めた向こうは無傷だ
820 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/23(木) 18:54:54 ID:l+eOtgko
男電車の死に様に感動したので、俺は都知事になりました。
ミラーマン「都知事室からの眺めは最高よな。国会も高層建築なら総理になってもいいかな。ククク、まるで人がゴミのようではないか!!!」
その部屋に音もなく一つの影が現れていた「いい気になるな、何のコネも金も無い貴様が都知事になれたのはあの方のおかげだろうが」「はっ、お許しを今月分の実験材料は既に用意をあの方によろしくお伝えを」
それから間もなく都庁のエスカレーターで愛用の手鏡を使い、職員のスカートの中を覗いて捕まるミラーマンだった。「くそなんだあの柄は!下着には気を使えよ。じゃなくてこれは冤罪だ。都知事が覗きなんてスルワケナイジャナイカ」
留置所送りになったミラーマン。そこに泉の女神が現れた。「あなたが落としたのはこの古ぼけた手鏡ですか?それともこの超小型無線カメラですか?」
「そんなことよりあなたの下着に興味がある」今日のミラーマンはちょっと大胆だ。もはやミラーに頼っていない!
1時間の交渉の末、手鏡を手放すかわりに下着(上下)を手に入れたミラーマン。そこに弁護士が面会にやってきた。
弁護士「裁判の打ち合わせに来たのですが、その格好は何ですか!」早速手に入れた下着を身に着けたミラーマンであった。
「う・・・ウポポ族に伝わる戦いの装束っ・・・!文句あるかっ・・・!」
「……罪状に不法入国を追加してほしいんですか?」
「まあこ、個人の趣味は自由ですよね」弁護士は可哀相なものを見るような目をし俺と視線を合わせない。
ミラーマン「ところで、お前は誰だ!俺は、弁護士事務所には美少女女子高生弁護士か美少女女子大生弁護士をミニスカートで寄越せと言ったはずだ。所長も、あ〜?はいはい。と二つ返事で引き受けた筈だぞ!」
「馬鹿ですか貴方は?この国にそんなファンタジーな存在がいる訳無いでしょ」美人弁護士は虫けらを見るような目で俺を見た。
「で、いつ俺は出れるんだ」「ああ、貴男はもう要りません」「へっ?」「今回で元々低かった支持率も0になりましたし組織は貴男を見限りました」「俺は都知事だぞ!」「もう違いますよ」
「あなたはただの、うんこやろうです」
そうして僕はうんこやろうになったのです。こんな僕も今では総理大臣です
「はは俺は総理だ総理だぞ」「102号室の患者さんひどいわね」「下手に都知事になったからね」そんな精神病院の一日・・話は姫と太郎視点に戻る
「さあ、太郎。そろそろパーティの時間よ」姫が静かに俺に囁いた。・・・もうそんな時間か、俺は腰に差した日本刀を抜き、姫に答えた。人間の言葉で。「
悲しいけどコレ、
戦争なのよね」俺はにこやかに言った。「はぁ・・・いい?ターゲットはコードネーム『ミラーマン』。元組織のエージェントだった男・・・つまり裏切りも乗ってわけ。今が始末する絶好のチャンスなんだから遊ばないでよね」
「腐っても組織の一員だあった男あの男の情報がつかめればベストですね」「もし口をわらなかったら」「拷問してもですね姫」
その問いに無言で答える姫。「・・・では、行きましょうか姫」「ええ」少し名残惜しそうに数ヶ月の宿だった鶏小屋を振り返る姫。・・・ってまさか姫、あの鶏小屋を気に入ってたのか!?
奇しくもその夜は満月。人化した2人は
月明かりの中、ターゲットがいる精神病院へと向かった。・・・俺たちに下った指令はたったひとつ、ターゲットの確保。それだけだ。確保後、情報部に引き渡して終わる簡単な仕事の筈なのだが、俺は妙な胸騒ぎを覚えた。
姫が超ミニスカートだったことがあの悲劇を喚んだことを、太郎は気付けなかった。
ともあれ、俺たちは病院の入り口へとたどり着いた。「それで太郎、し、侵入の手はずはどうなってるの?」スカートが気になるのか裾を手で押さえながら姫が聞いてくる。・・・気になるならなんで、あんなミニを穿いてるんだ姫?
連投御免!
病院の裏口から侵入した俺たちを待っていたもの、それは扉の電子ロックだった。「連投?なんの事だろ?・・・間空けてるし問題ないはずよね太郎?」「さあ?」パスワードを打ったら出たのがさっきの文字だ。どうやらこの謎を解かなければ病院内へ入れないようだ。
「はっ!そうか」もう一度パスワードを打ち込む。すると音も無く扉が開いた。目の前にはホールと上にいくためのエスカレーターがある。
「ははは・・誰だ誰か侵入している。あの方の手の者か組織か?まずいまずい狂った振りまでして逃げたのに」ミラーマンはごそごそ武器をとりだす「殺られる前に殺るしかない」
つま先に鏡を仕込み、ビデオカメラをボストンバッグに忍ばせてエレベーターの前で待ちぶせしていた。一方そのころ姫と太郎は
エスカレーターに乗り込んでしまった。
「エレベーターで行けば早いのに・・・」と姫がぼやく。「万が一これが敵の罠だった場合、エレベーターは危なすぎですよ」「・・・判ってるわよ、ちょっと言っただけじゃない」暫くして俺たちは病棟に着いた。
姫「ごめん私お手洗い」太郎「緊張感のない奴だな」ミラーマン「まったくですな。でも女性にはいろいろあるのですよ」太郎「そういうもんか」ミ「そういうものです」
唐突に---本当に唐突に現れたターゲットに内心驚愕していたが、意志の力でなんとかそれを抑え言葉を紡ぐ「さて、世間話はこれぐらいにして・・・ミラーマン、情報部の尋問室までご同行願おうかな!」言葉に力を込め、俺は愛刀『細雪』を抜刀した。
「ふん。ありきたりな刀だな。刃物ならこれくらい気の利いたモノを使ってくれよ」 言うなり、ミラーマンは手にした鏡を頭上に掲げた。「ミラースパーク!」
その瞬間虹色の光がミラーマンを包んだ。まばゆい閃光と勇壮な音楽に乗せてミラーマンは完全体と成った。
「ふん、それがあの者に与えられた力か」「そうだ俺には力があるこの力で好き勝手にいきる」「そんなので力を得た気とは見限られた理由同様、相当頭がおめでたいやつだな」
そこで会話は途切れる、がミラーマンも俺も動かない。いや、動けないのだ。互いに隙を見つけられず、攻撃の基点を掴めずに居る。(・・・こいつ、こんなふざけた姿をしてるくせして---強い)
このままにらみ合っていると侵入したのがばれてしまう。俺は隙が出来るのを覚悟で八双の構えに変えた。すると、ミラーマンも八双の構えに変えたではないか!
だがミラーマンの構えは姫のほうに微妙に足を延ばしている?よく見ると爪先が鏡となっており、もう少しで姫のスカートが覗ける位置にいるではないか!恐るべしミラーマン!ここは俺も協力して俺も覗ける位置に行かなければ。ミラーマンとのアイコンタクトも成功している。
じりじりと位置を確保しようとしたミラーマンだが後少しでザシュ!斬られた突然の心変わりに驚くがミラーマンは姫が絶対零度の目をしている事にやっと気付いた「何仲間づらしてるこの覗き魔」
「裏切ったな!俺の気持ちを裏切ったなーーー!!」ミラーマンが血の涙を流し慟哭するが俺たちはそれを完全無視した。変態の言葉にいちいち構ってはいられない。「手こずってるみたいね、太郎」「いや、なかなかの手練でしてね」
そう語る太郎の爪先には鏡がついていた(ミラーマンお前の無念は俺が晴らす!)さりげなく足を姫のほうに伸ばし覗き込むと…そこには地獄があった「まさか…姫あなたは
「スッスパッツを履いてる」「はあ?何してんの早く尋問開始するわよ。さあ『あいつ』について知ってる事吐いてもらうわよ」「誰がは・グギャ」姫の鉄球がミラーマンの顔面にめりこんだ「そう拷問がいいのね」
865 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/27(月) 21:34:15 ID:orBurAHn
彼女の責め苦は七日七晩にわたりました。嗚呼!なんというおぞましさでしょう。とても言葉では言い表せませぬ。そして八日目の朝が来たとき、
「おぎゃー、おぎゃー」拷問の挙句、ミラーマンはすっかり赤ちゃんにまで退行してしまった。
「『あいつ』が改造に使っていた研究所の場所だけか本当にこいつ下っぱね」「こいつはどうしました姫」「組織の開発部に渡したわ改造技術は利用できたし。そうね処理は死んだ方がまだ救われたわね。」
「じゃあ。いきましょうか。ミラーマン量産工場、通称西武線へ」
西武線――それは異様であった。男達は誰も目を血走らせ、その視線はおのが靴先。正確には底に据え付けられた小さな鏡に固定され、哀れな獲物がスカートを履いて乗り込んでくるのを待ちかまえていた。「ったく、この量産型ども!」姫の怒りももっともだ。
「廃棄決定!」そう叫ぶと姫は背負っていたリュックから巨大な銃器、ガトリングガンを取り出しそれを体全体で支えトリガーを引く!ZUAAA・・・GAGAGAGA!!咆哮のような轟音と共にミラーマン達は吹っ飛んで行く!
謎の声A「くくく奴等め量産型に引っ掛かってくれたわwww」、謎の声B「我等の聖地、最強にして埼京線を知らんとはな!」
そのときだった。龍脈に沿って引かれた埼京線の線路がまばゆいばかりに光り始め魔方陣をかたどった。そして帝都は
光に包まれた・・「マスターあの愚か者を放置するのは妙だと思ってましたが、こんな仕掛けが」「最後まで自分の行動が自分の意志だと勘違いできて幸せだったでしょうね」
「あの〜、私には何がどうなったのかさっぱりわからないんですけど〜」三人目がそんな事を言った。「何、オマエ判らないのか!?」「ふむ・・・仕方ないな、つまり簡単に言うとだ
東京には山手線や地下鉄を使った超大規模な積層型防御魔法陣があったんだが、埼京線や西武線のエロパワーを使って陣に干渉し防御を外したのだ。更に陣は召喚陣として起動を始めた。くくくいよいよ出てくるぞ!
「ふははははは!皇国が産んだ最強の男、ミスターUEKUSAの改良型。いでよ!マジックミラーマン・UEKUSO!」
ラ神「おお UEKUSOよ しんでしまうとは なさけない」
「おまえに いまいちど チャンスをあたえよう」ラ神のその言葉とともに、空に大きな魔方陣が描かれる。
879 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/30(木) 18:38:00 ID:vjjNL4f6
魔方陣?いやあれは文字だ。「ボ・・・スケテ」
それを見たボスが反応した!!
「こ、これはもしかして、ゆ・め・お・ち...なのか?」
そう呟いたのは太郎だった、それ程現実離れした光景が展開してる。様々な光から巨大な何かが召喚される・・だがそれは崩れ始めたそれは氣、純粋な力に還元され何者かに強引に吸収され崩壊している。
883 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/01(金) 09:57:27 ID:MQf0iJ7H
そこからあらわれたのは化け物だった
884 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/01(金) 10:29:56 ID:MQf0iJ7H
フハハハハ我が名はキンタマ大魔王……世界中をキンタマに変えてやる
885 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/01(金) 11:15:02 ID:BgRZ8cid
「それもわるくないな」と国民は思った。だが、
「ネーミングセンスないですよボス」「そうか自信作だったのに。じゃあ口上考え直すか」「ボスもう映像でてます」「何!?えーとえーと我が名はネームレス」
突然魔法陣の映像から「コケー!」とゆう怒りの声が聞こえたその後、映像は魔王がニワトリに突つかれ殺されるショッキング映像になってしまった。太郎「‥姫、下品なの嫌いだからな。どうやってあそこ行ったんだ?」
888 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/01(金) 13:10:05 ID:MQf0iJ7H
キンタマ大魔王「誰だってウンコやチンコで笑っていた純粋な子供時代があったじゃないか〜」
キンタマ大魔王「お前らはいつからその純粋な心を
無くしてしまったというのか…」
890 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/01(金) 16:53:13 ID:BgRZ8cid
「お前は1行ルールを思い出せ」そういって勇者は聖剣エクスカリバーで大魔王をまっぷたつ
891 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/01(金) 21:38:51 ID:EfP7bLG2
刹那―
892 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/01(金) 21:55:31 ID:0rNi0l5p
都内某所のメイド喫茶控え室では―
どじっ娘属性メガネっ娘メイドさんが――
こう言った。「ジ・エンドぉぉぉ!!」 -おわり-
この作品はノンフィクションです。実在の団体や個人と関係大有りなのでありますよ、隊長。
名無しさん先生の作品が読めるのは一行リレーラのみ! 次ページからはあとがき!
皆さんお疲れサマンサ
やはり連投する奴のネタがあまりにもくだらないのは法則なのか...
「まだだ...まだ終わらないぜ俺の戦いは...」そのとき勇者が控え室に闖入!
900 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/02(土) 08:31:32 ID:68utFdIl
キンタマ大魔王「フハハハハハ私からにげらるかなな?」
その時、姫と太郎が乱入したグシャ!グシャ!姫は冷徹に鉄球を魔王と勇者に振り上げた「ちょグシャ!まっゴシッ!死グシャ!」パアアッ「呪い解けましたね姫」「ええそうね」
902 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/02(土) 10:38:22 ID:68utFdIl
しかし、その時。姫の全身からチンポコがニョキニョキと生えてきた。
しかし、その時名無しは言った!「シモネタだから
>>902はスルーしてもいいよね、禁止事項だし!よく見りゃ
>>883-884も連投だし、キ魔王は存在自体スルーしてもいいよね!」
ラ神「スルーを許そう。ただし見返りとしてお前の×××をもらう!!」
頬を染めて名無しは答えた、「[初めて]をあげる‥」
906 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/02(土) 12:48:17 ID:68utFdIl
キンタマ大魔王「しっことうんこをあげましょう」
で、今回はいつも以上にグダグダで終わってしまった訳だが。次、どうするよ? 何系で行く? もう止めるって言うのもひとつの選択肢だと思うけど。
なんかさ、リレー何だから次に繋げようとしようよ
まず次のスレで一つの話でやろうとしている人どれだけいる?
やろうとするなら参加するが
つーかみんな一行が長杉……
>>908 (´・ω・`)ノシ
・・・830辺りからショートストーリーを展開させてみたけど
見事に落とせなかった。
俺には無理だったが、誰か頑張ってくれ。次スレで。
一文リレーでいってみるとかは?
既に1文かそれ以上なり
一人一日一行の方がおもろいな
脚本家「敗因はパンダ不足でしょう、監督」
915 :
911:2006/12/04(月) 01:14:15 ID:R4WgOQPs
それはそれで面白いけど
一文てどれぐらいの文字量?
2行3行にするとそれを目一杯書く人がでるだろうし。
今の一行もフォントを小さくすれば一行になるってとんちみたいなもんだからなあ。
でも、ある程度長くないと一つの話に繋げられないというジレンマ。
80文字くらい多すぎるかなあ?
「終わらせるの早すぎたんじゃないか?埋めるの面倒だよ」ラ作家はひとりごちて、
しょうがないじゃん話が終わってるんだし。
「ノリ悪いな・・・」
ふざけるのが気に入らないから終了させようとする人と、ふざけて終了させようとする人がいるからなあ。
で次スレどうする?
話つくるなら最低限の設定つくろうよ
主人公、舞台、話の方向性
今回はそれを欠いたのが敗因だったな。しかし、酷かったな、今回は。
エログロさえ出せば受けるって思ってる展開は、やっぱり中高生が書いて居るんだろうか。
今まで上手くいったのは、やっぱり学園モノか?
異世界ものは書き手に気合いが入った奴が居ないとつらいな。
後はスポーツものくらいか。
こんな感じであと70も語るの?
さっさと埋めて次始めないか?
最終目標がほしいな。
これをやりおえたらとりあえず終わりっていう。
とりあえず次回は学園ものでいいんじゃね?
脇役で魔女っ子出したい、魔女っ子。もちろんお供の小動物は白と黒のニクイ奴。
926 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/04(月) 23:31:43 ID:ygxEnxJ+
一人一日一行の方がワクワクするな
ほぼ確実に一人一日一行書くのであればスレも活性化して良いのですが……。
誰も書き込まないという最悪の事態(今回もあった)は回避したいですよね。
最終目標十二月二十四日をどう過ごすかってのはどう。
リアル時刻に無理に合わせず一日のできごとを数か月ひっぱるかんじでは?
気にするほど過疎ってないと思うが?
エンディングから始めるのもいいかもね。
過疎ってるっていえば過疎ってるな。
一日10レスもつかない日が結構あるし。
>>928-929をあわせると白夜行を思い出す。ドラマ版だけど。でも、終わりからってのはいいんじゃね?仮想戦記の三木原慧一とかもそんなのだし。
とにかく、
>>928-929はいい!
じゃあこんなの?
十二月二十四日時刻24:00
馬鹿騒ぎに疲れ眠っている仲間達の中、主人公だけが起きてその傍らにいるのは・・
その数週間前が全ての始まりだった。とか?
でも1000までいくなら二月十四日にしたほうが時季外れにならないかな?
そんな細かく決めても、結局
次スレの1が好きに始めちゃうに1票
無視しちゃうって手もあるよ。
大まかなプロットを決める前にそれやられたら辛いけど、
決めた後だったら、いくらでも修正できる。
>1 エピローグ(終章)&テンプレ
>2 設定(キャラや環境等)
>3〜 過去スレ
で一気に作っちゃえば?
量てきに可能なら>1と>2を合わせてもいいと思う。
でスレの残りか、乗っ取りしたスレで打ち合わせれば?
936 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/05(火) 20:18:40 ID:xIIN+3ON
埋【うめ】
>>935 私もそれでいいです。
ちなみに、乗っ取りしたスレはDat落ちしました。
まあ、あんまり書き込みはなかったので、乗っ取りしなおさなくても良いでしょう。
賛成。
>>980までにはまとまるでしょ。
で、世界観は学園モノでいいのかな?
そうすると主役は学生になるけど。
世界を支配する魔王がでるパターンは前々回でやったから、
今回はもっとパーソナルな奴でどうだろう?
敵討ちか宝探しみたいなパターン。
で、なきゃそれこそ上で出たみたいなクリスマスを一緒に過ごす相手を見つけるとか。
まあ、リアルでは確実にクリスマス後まで続くだろうから、その後の顛末までやってしまうとかさ。
940 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/06(水) 06:16:25 ID:sw8uiPo5
ぬらりひょん
941 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/06(水) 11:13:10 ID:5YXWupJy
パンダ
失敗する予感がひしひしと
別にこの通りにしなくとも参考ぐらいにしておけばいいんじゃない。
ただ方向性だけ決めとけば混沌としても元に戻せるからね。
とりあえず主人公きめよう。
ここ最近クズな主人公ばっかりだからまともな奴にしよう、
決めどきにきちんと決められればキャラの濃さとかは他キャラでできるし。
@委員長オブ委員長で小さな頃から委員長、一子想伝の暗殺拳を受け継ぐ眼鏡っ娘
A一攫千金狙いのトレジャーハンター。お調子者だが腕は確か。
B番長、俺より強い奴を探してる。けど雨に濡れた子猫に傘をあげるタイプ。漢!
C科学部部長、改造好き、陰謀好き、爆発好き、ショタロリ好き
D生徒会長、大人物、冷徹、大器、女装、超金持ち
6、ただの人間。だがパワードスーツを装着して陰ながら怪人と戦う彼もまた、立派な変態である。
7、ただの学生。だがヒーローに憧れて、ヒーローヒーローいっている彼もまた、立派な変態である。
8、ただのパンダ。だが人間に変身して学校に通って友人に「・・・お前は青い、青いよ」と語れる彼もまた、立派な変態である。
8で決定
台本形式のセリフはありにするの?
なしにしたほうが小説ぽさは出ると思うけど。
それは個人の書き方の範囲にしたら、誰の台詞かわかるし。
7のヒーロー志願者
8の友人はランバ・ラルですか?わかりません><
で、@の場合だと、
そのポニテで眼鏡の美少女が、12月24日を誰かと過ごすという途中経過へ向けて
男を捜す展開になるのかな?
「今年こそわたしより強くて、ステキな王子様を捜すのよ!
……このままじゃ、わたしは一生男と手を繋ぐこともなく終わってしまうわッ!」
って展開で始まるのかな?
ところが、男という男が片っ端から彼女に小指の先でひねられると……?
んで調子に乗ってどんどん男を狩っていると、卑怯な手で復讐にあい、ピンチに。
そこへ「ステキな王子様」が現れて助けてくれるわけか。
「あ、あの、お名前は……」
「名乗るほどの者ではありません」
かっこよく去ってゆく王子様。
しばらくポーっとしてしまっていたメガネは、
我にかえってから「しまったぁぁぁぁ! なんで連絡先をきかないのよ私のバカバカバカ」と後悔。
そのまま終わると思いきや、諦めきれないメガネ少女は執念で王子様の住所を調べて……
という、ストーキングのお話ですか。
ラ板でやるんだからパロディ入れてくれ。
完全創作なら創作板に行けってまた言われるぞ
ラ板住民がやるネタスレなんだし無理してパロディを入れる必要はないだろ。
無理しなくても普通に入ってること多いし。
今回は学園モノだし悪の秘密組織とか魔王とかが出てこない事を祈る。
しかし纏まらんなぁ。
>>954 ネタだからこそ真剣にやると言うことを、どうか理解して欲しい。
ちゃらんぽらんでいい加減なおふざけだどれだけ見苦しいか、
今回と前回でよく判ったはずだ。
>>955 魔王は前々回やったからなあ。
マンネリは避けたいものだ。
957 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/08(金) 06:11:30 ID:LGY+eeRP
北里祐樹
クリスマスに周りが予定が埋まってることに危機感を覚えるが結局なるようになるだろうとおもってる。
残りはこんなふうに話のネタを書いて、次スレでそれがどうるかは流れに任せるって感じどう?
958 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/08(金) 10:13:51 ID:XZN0bvvh
埋め立てにご協力下さい
いくら設定考えても、どうせ次スレ始まったら全然違う話になるんでしょ
逆に考えるんだ!
それを設定の範囲に戻す腕が求められているのだと。真の実力が試されているんだ!
伝説の秘宝「ソレナンティエ」を求めて彷徨う冒険者「ロゲ」の物語
962 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/09(土) 01:19:57 ID:IkNg4v0T
>>961 うはwwwww今までの流れ完全無視wwwww
え「ロゲ」?
964 :
イラストに騙された名無しさん:2006/12/09(土) 06:07:22 ID:GVFFhsgp
という物語も一つの学園で展開されている。
しかしメインは学園なのでそれは関係ない物語である。
そういうふうに突拍子もないのは強引でも切るとかしないと収集つかないと思うがどうか?
よーし分かった、こうしよう
出るはずもない新刊をただひたすら「○○○マダー?」と待ち続ける哀れな人間たちを
第三者の目線から冷静且つ情熱的に研究する
そんなラノベはどうかね
EGFマダー?封仙娘娘マダー?A君マダー?皇国マダー?ガルディーンマダー?‥
次スレマダー?
とりあえずたててこのスレの残りは話し合いの場にしてみる?
賛成。
賛成。
じゃあ次スレ・・・立てるのはいいけど>928-929あたりの話はどうすりゃいいんだ?
普通の学園モノなら立てても問題ないけど
今の状態じゃエピローグからなんて無理だろ。
次スレ>2-50あたりで今スレ>928のいうエピローグをまとめてしまって、
適当なところで12月24日の朝からはじめるのはどうでしょうか?
最後に話がもどるんだからぼやかした感じで数スレでまとめる感じでいいんじゃない。
短くまとめとかないと矛盾が大きくなるし。
ゴールに向けて話を作る、かあ。
ちょっと冒険だけど、悪くはないかな。
気を抜くと、ぐだぐだ加減も大爆発かも知れないけど。
24日の朝から始めたら1000も保たないかと
エピローグのその後の話が続くか、リアルで24日を過ぎても続けるか。
数週間前に戻るか時刻設定を24日じゃなく一月一日か二月十四日にするとかは?
企画倒れ臭がする・・・・
今までの意見をまとめると、
【エピローグは数スレ、そのあと2・3週間前に戻る】
でしょうか。私もこれでいいと思います。
あと、日付を一月一日か二月十四日にするかですが、
現行スレの進みぐらいからすると、バレンタインに合わせた方がよさそうですね。
これでどうでしょうか?