といった感じで、レンタル版込みの出荷数はオリコンの数字の2倍程になってる感じです。
ゆえに、実際の市場での売上金額は、上に出した金額よりも大きいという事でしょうか。
・ 総出荷数はオリコンの数字の2倍程度 ⇔ 卸値は定価の40〜60%ぐらい < 相殺
・ レンタル版の利益率はセル版より大きい
また、↑による理由によって、”オリコンの売上枚数と定価を元にした売上金額” と、
”総出荷数と卸値を元にした売上金額” とは、そう大きく外れたものではなさそうです。
上に出したDVDの売上金額は、発売元に入ってくる金額の目安になるとは思います。
(レンタル版の利益率の大きさを考えると、上記売上金額よりは少し多くなりそう?)
ちなみに、DVDは買い切り制なので、出荷しさえすれば販売元の売上になります。
ttp://animeanime.jp/biz/archives/2006/08/828.html > 『ハルヒ』のDVDが1巻あたり3億円から4億円(推定)の販売高
↑この3〜4億という数字は、”総出荷数と卸値を元にした売上金額” みたいな感じ。
”総出荷数×単価”では少なすぎだし、”オリコンの売上枚数×定価”、では多すぎる。
これを前提にするなら、”総出荷数と卸値を元にした売上金額”(販売高?)は、
”オリコンの売上枚数×定価” の1.5倍ぐらいという事なのでしょうか。
ならば、シャナのDVD販売高は8億5千万円ぐらい、ハルヒが15億ぐらいになりますね。
(*これは販売高であって、ここから掛かった経費を引いたものが利益になります。)
アニメ関連の売上の数字は、こんなものです。
シャナの数字が標準的なヒットアニメ(変な表現)の、売上金額のようです。
ttp://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20061030/112723/ > DVDですが最近の『ガンダム』シリーズは1本10万枚っていわれているじゃないですか。
> でもそれは別格で、アニメのDVDだとセル(レンタルを含まない)1万5000枚でヒット、
> 井上 ええ、2万いけば、わりと胸を張って通れる数字ですね。
> いしたに DVDで2万ぐらいが胸を張るラインとすると、CDの場合は。
> 井上 どうでしょう、4万とか。
> 松村 うん。
↑シャナのCD・DVDの各数字が、ちょうどそんな感じになってます。