1 :
イラストに騙された名無しさん :
2005/10/11(火) 00:03:37 ID:Et5rjuKf 秋山
完ですか?
最近秋山人気だな。 とりあえず、>1は作者スレに行ってくれ。
西尾維新 奈須きのこ
山田悠介
ガイエ
文章力といっても 筆力やら描写力やら色々ある気がする
この場合、構成力や独創性は含まれないのか?
バランスじゃない? 西尾や奈須は独創性はあると思うけど、あれは文章力が高いわけではないと思う
10 :
1 :2005/10/11(火) 00:45:56 ID:Et5rjuKf
含まれません。純粋に文章力だけでお願いします。だから水野良とか森岡浩之とかは却下で。
11 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/11(火) 01:03:21 ID:fIxnGjqj
秋山瑞人が優れてんのは表現力であって文章力じゃないよね。
すまん。 文章力って何?
より正しい日本語じゃないの。
どこで句読点打つとか、改行するとか……?
川端でも芥川でも連れてこいって話だな。変わったところで 柳田なんかもいいセンいってるぞ。
あかほりさとるが文章力あると思うよ
渡瀬草一郎
上遠野は下手くそ
21 :
ねかま :2005/10/11(火) 11:08:27 ID:qi9gZDKv
築地俊彦 但しまぶらほ長編限定 短編の方は、大量生産志向だか何だか知らんが読んでて眠くなってくる
川上稔 あれは文章力というより構想力かもしれんが…
とりあえず秋山の文章力が高いという
>>1 は
文章力が何であるかを説明してくれ。
高畑京一郎がまだあがってないことにびっくり
川上稔は下手な人ががんばって書いた文章。 同じ下手でもまだ上遠野のほうがセンスがある。 文章力なら冲方、ちょっと落ちて渡瀬あたり。 どちらも好きじゃないけど。
26 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/11(火) 13:02:54 ID:JWxcVQee
甲田学人の文章が好きだな、俺は
横手美智子にきまっとる。何を騒いでいるのやら。
28 :
ウィザーズ・ブレイン :2005/10/11(火) 13:16:03 ID:v+DHy0km
秋山の凄いとこは描写力。 旭日祭のときなんて雰囲気伝えるだけで2P近く使ってるし。(2巻P191) なんか脳裏に風景が見える気がする。好き。 伊里野が公園で話した昔話の最後辺りとか、ブランコに乗った伊里野が見えた気がした。
乙一に1票。 もうラノベ作家じゃないという声は無視w 始めからラノベ作家じゃないという声も無視w
30 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/12(水) 00:57:42 ID:l1EJUIR8
秋山ってそんな凄いの?
31 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/12(水) 01:27:51 ID:OPwfW+GQ
文章力・・ 興味なぃ内容でも読者を引き込める力・・ とか? それなら秋山も乙一もあると思うしきのこも小難しいけどあるんじゃない?
成田良悟は駄目ですか…
成田の地の文は、基本的に描写じゃなくて説明。 説明自体はおそらくTRPGで鍛えたものだろうし、わかりやすい。ちょっと説明っけが強すぎる感あり。 ただ、ときおりはいる"描写"が、面白いと思ってしまう俺が居る。 秋山は、アレだよ、テンポを持ってしてぐわーって読める人じゃないと すぐ置いてけぼりにするから、描写力は間違いなく高いけど、 人によっては何あの悪文、という反応をみせることになる。 単純に、日本語力として高い説明能力を持った文章を書く人って言われると、 やっぱり古参の人の名前が挙がっていく気がする。
34 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/12(水) 16:19:55 ID:Za7LRqbi
12月のベロニカ、文章うまいなぁ、と思ったので、貴子潤一郎に一票。 あんまライトノベルっぽくない書き方だけど。
谷川流
36 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/12(水) 16:50:27 ID:xhIwc29R
文章力 表現力 描写力 ・・・わけわからん。 とりあえずスレを立てたキャツはありえないな。
「あぁ、これが乙女の悩みなのね…」 みな、死んだ。愛がそうさせたのだ。 俺は彼女を愛していたのだろうか? 俺の選択は正しかったのだろうか? 過去は大きく口を開け、俺を飲み込もうとしている。 俺はそれから逃げようとしてきた。しかし、そいつは俺の足に鋭い刃を突き刺し、俺から離れようとしない。 「俺たちは現場にいる! 繰り返す、現場にいる!」 「現場を調査する! むやみに発砲するな!」 俺に与えられた望みはひとつ。”振り返って立ち向かうこと” だけだ。 だが、それは愛への暴走とも似ている あるいは銃口にキスするか? その暗い巣穴で震える弾丸は、俺の頭を打ち抜く準備ができている…。
「いまにも死にそうだわ!」 「銃弾を多数受けているわ。瞳孔が開き、頭部外傷有り。あとは神のみぞ知る。」 「彼はショック状態よ! 彼をICUへ! 急いで!」 「反応がない! 彼はもう衰弱に向かっているわ! もうだめだわ!」 数時間前、俺は病院で目を覚ました。 これ以上ひどくはならないだろう。 目を開けるとすべてがいっぺんに視界に入り、焦点が合わない。 彼女は死んだのだ。 俺は傷を負った。 俺が犯した罪は心の奥にひそむ貪欲な奈落のようだ。 走らなければならなかった。そこからできるだけ遠くへ。
「…何をそんなに恐れているの? 私から何を望むの?」 俺の頭に盲点がある、答えがあるべき場所−銃痕の穴が。それは拒絶だ。 俺は頭の中を堀り、その傷をえぐり出したい。 「彼女は奴らの手先よ、私を殺すために来たの。」 『下がりなさい!』 「ウィンターソン!!」 すべては俺の後にある、それは俺の責任だ。 お前は自分の過去から逃げられない。 結局は、グルグルと円の中を回るだけだ。 お前が逃れようとしたその同じ穴に落ちない限り、その穴は深くなり続ける。 俺はそれから逃げようとした。それを削除しようとした。 ウィンターソンは死んだ。 俺が殺したのだ。 過ちが始まる。
病院のベッドは始まりではない。 それは戻ることのできない過去なのだ。 運命の選択はすでにされ、終結の前に悪化するだろう。 過去というものは壊れた鏡のように複雑だ。 お前は、ともにそれを組み立てるにつれて自分自身を切り取るのだ。 お前のイメージは変化し、イメージとともにお前も変化するのだ。 それはお前を壊し、狂わせることができた。 それはお前を自由にできた。 「中にいることはわかっている!武器を捨て、両手を頭にして出てこい!」 「皆、広がれ!囲むんだ!出口をふさげ!」 「応援部隊はどこだ?本部へ連絡しろ! 出動できるすべての部隊がただちに必要だ!」 お前は選ぶとは思わなかった選択を見ることになる。 急いで家庭に帰る代わりに、遅くまで仕事場に残り、友人とおしゃべりをするように。 彼女にキスしながら、俺は冷たい因果の法を考える。 俺は恐れている。 だが、俺は始まりから再び始める。自分の犯罪現場への足取りを追って。
誰だお前。
するーすれ
文章力のない文の具体例?
>>43 なるほど、云われてみれば確かにこんなひどい文章はまたとないな
というかキモイ
45 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/12(水) 18:43:22 ID:VUYSuPDW
秋山(完)は完全な短編作家だな 長編は切なすぎてコメント不可 ところで、冲方はかなりのレベルだと思うけどラノベ作家でおk?
( ^ω^)プ
あの、地味過ぎるけど…よ、米澤穂信とか…
>>45 マルドゥック面白かったけど文章は上手くない
文章力云々言うんだったら、 普通に夏目漱石とか読もうぜ。 我輩は猫である。 名前はまだない。どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。 なんて書き出し普通思いつかん。
>>50 いや、今話しているのは、
ストーリーじゃなくて、文章力の事でしょ?
我が猫は文章のテンポとかが神掛かってると思うんですよ。
日本語は普通、・・・だ、とか、・・・る、で終わるけど、
我が猫は書き出しから、
・・・・・ある。・・・・ない。・・・・ぬ。
って、すげーメリハリ効いてるし。
・・・るで終わってるやん。
それだけで文章力あると感動してしまうお前が謎だ。 ちなみに文学で最も優れた文章を書くのは、 普通、志賀直哉あたりとされる。「小説の神様」だな。 夏目漱石は文体についてはあまり言われない。 泉鏡花や森鴎外ならともかく。
そもそもそのあたりの文豪とラノベ作家を文章力で比較しようというのが間違っていると思うのだが。
文章力があっても良い作品かどうかは別だよね(^ω^) ヘミングウェイなんかいい例だよね( ^ω^)
確かに文章力は必要だが…、文章力が有れば面白いってわけじゃないよな。 まぁ、内容が無い作品に限って文章力が無かったりはするが。
つーかさ、”ラノベ作家で”文章力のある香具師のスレだろ? 夏目や志賀が神がかってるのなんか今更言うことじゃなかんべや。
>>55 ヘミングウェイの文章が「いい」のか「悪い」のかどっちだ?
ハードボイルドの手法を確立したヘミングウェイは
完全に文体で名誉を獲得した作家だよ。
当時はともかく現在は「いい」以外の評価はありえない。
ちなみにハードボイルドの文体と手法はハメットや
チャンドラーの手によってミステリに引き継がれる。
ライトノベルとも無関係ではない。
悪い意外に取れるのか?
逆だった・・・。
ヘミングウェイの文章は「悪い」だよ(^ω^) だけど、その後大勢の人間に影響を与えた結果「良い」評価になってるけどね( ^ω^) ヘミングウェイは最初からハードボイルドの作風、 いわばスタイルを確立しようと思ったわけじゃないんだよ(?^ω^) ああいう作風になったのは単に「当人のボキャブラリーが貧困だったため」 っていうのは常識だよ( ^ω^) 本人もそれを理解してて、あえて乾いた文体で統一したの(^ω^*) ちなみにボクはヘミングウェイ、ハメット、チャンドラー好きだよ(^ω^) 中でもやっぱりチャンドラーかな( ^ω^)
>>61 そこまで知っているなら何も言わない。
けど、誤解されるから前置きなしに言わないほうがいい。
俺も「当時はともかく」と言っている。
>>62 うん?、
>>55 の例と逆になっちゃうってことかな(?^ω^)
確かにこの話の運び方はおかしいよね、逆だよね(;^ω^)
>>63 ごめんね、書いてから気づいちゃったから、ごめんね(;^ω^ω^)
俺は内田百閧推しておくぜ
>>61 ハメットは潤いが無さ過ぎて、何が面白いのか全く分からない。
萌え美少女の一人や二人出てきて欲しいところ。
ハードボイルドな文章書くラノベ作家って誰かいます?
原寮ぐらいしか思いつかないな。
火浦だな。うむ。
>>66 いや、その、"潤いが無い"乾いた文体こそハードボイルド(硬茹で)であって…(;^ω^)
でもアン・リアードンとかはすごく萌えモエだよ(?^ω^)<チャンドラーダケド....
>>66 ハードっていうか、乾いた文体なら富士見の貴子なんかは
本来そっち系だな。今は編集修正でだいぶマイルドになってるけど。
書ける、書きたいけど編集方針でいじってます、ってのなら実は結構
いるんじゃないかと思う。ハードボイルド系の乾いた文章は読み手が
行間からキャラの心情を我が事のように読みとって初めて
価値が出るという、正直かなり難儀なブツだし。
秋田はハードボイルド
俺も火浦を推す。>ハードボイルド
最近秋田がどっちだか分からなくなってきた。
なんでこの手の話になると唐突にラノベじゃない作家出してくるやつがいんだろうな。 まあそれはそれとして。 五代ゆうとかどうよ? あと柴村仁が密かに上手いなと思った。
>>73 「俺はラノベだけじゃなくってこんなのも読んでいるんだぜ?」っていう示威&自慰してる奴もいるんだろうけど、
単にお前さんの考えるラノベとそいつの考えているラノベが違いだけってこともあるじゃろ。
あ(ry だ。
個人的に、ライトノベルも含む小説家に文章力なんかいらないと思う。
小説は文章の展示場じゃないんだし。作家の描く世界を伝えられるだけの文章力があったら、それでいい。
「文章力がないからこの作家はカス」ってことはあっても、「文章力があるからこの作家は神」ということにはならない。
>>74 たしかにそうなんだが……そうなんだが……
だがなあ、夏目漱石とかヘミングウェイをラノベと言われるのもションボリだ(´・ω・`)
夏目漱石はたしかにエンターティメント意識して小説書いてた節があるが(走れメロスなんてばりばりメロドラマだし)、明確に純文学じゃねえ?
あとlд゚)つスレ題
>>76 ごふ。OKOKしったかは俺だったようだ。悪かった( ;´Д`)人
さすがラノベ板 頭の程度が知れるぜ
>>73 五代ゆうは俺も上手い方だと思う。
なんていうか、けっこう一文も長いし難しい表現もあるのに
気持ちよくすらすら読める。読者の引っぱり方がうまいっていうかな。
80 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/13(木) 22:18:15 ID:Vacwy3jR
渡瀬草一郎。上手い。
秋山には独創性がない分文章で魅せるしかないってのはある。
水野良 深沢美潮 神坂一 秋田禎信 ふぁんたじー全盛のころは良かった。セカイ系とか出だしてから文が小難しくなった。
>セカイ系とか出だしてから文が小難しくなった。 三島由紀夫が『文章読本』の中で『寒山拾得』という森鴎外の小説の一節を例に挙げて書いている部分を思い出した。 場面は不思議な僧が主人公閭の病気を治してやる、その治療のために水が必要だ、と言ったところ。 「閭は小女を呼んで、汲立の水を鉢に入れて来いと命じた。水が来た。僧はそれを受け取って、 胸に捧げて、ぢっと閭を見詰めた。」 この「水が来た。」という一文を、三島は褒め称え、もしそこらへんの大衆小説でこのような 場面があったばあい、往々にしてこのように書かれているだろう、とこう書き直す。 「閭は小女を呼んで汲みたての水を、鉢に入れてこいと命じた。しばらくたつうちに少女は、 赤い胸高の帯を長い長い廊下の遠くからくっきりと目にみせて、小女らしくパタパタと足音を たてながら、目八分に捧げた鉢に汲みたての水をもって歩いてきた。その水は小女の胸元で チラチラとゆれて、庭の緑をキラキラと反射させていたであろう。僧は小女へ別に感心を 向けるでもなく、なにか不吉な兆しを思わせる目つきで、じっと見つめていたのであった。」 丸谷才一の批評は省略するが、このスレで挙げられてる作家の多くはまさしくこんな感じの悪文なんだよな。 しかもこんなに表現が上手くない。小難しいというより単にくどいだけ。
84 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/14(金) 15:15:39 ID:+3xpXZ/4
ラノベ作家はむしろ三島由紀夫が褒め称えたような省略を多用してると思うが 情景をくどいくらい細かく描写してる(できる)作家のほうが稀
細かく描写、なんてそこらの三文作家でも出来るジャン 同じ内容を短文に纏める事が出来る作家の方が稀
>>84 それはただ言葉が足りないだけ。
上手な文章と舌足らずな文章とは刺身と素人のこねくり回したぶつ切りくらい違う。
>>66 ラノベ作家かどうかは激しく微妙だが
虚淵を奨める。
最近はラノベ以下の書籍があふれてて困る(´・ω・`)
>>83 そのあとに三島は
「鴎外は現代小説でもおんなじことやってるから不味い」
「短編向き」
とか言ってたと思うぞ、たしか。
それに三島が書いた悪文の例は、描写がしつこいから
まずいと言っても、その一つ一つの内実が問題なんだよ。
性的なアピールがあったり、中途半端な心理描写があったり。
透徹された思考なり、一貫した個性なりがあればそれでいい。
ついでに、お前が省略しているのは丸谷の批評よりもまず
鴎外の対極にある泉鏡花の例だ。
泉鏡花の文章はくどい、死ぬほどくどい。
正反対の二人の名文家を出すことで三島はバランスを保とうと
したんであって、片方だけ出したらまさしく片手落ちだ。
>>73 柴村仁は比較的読み易いとは思うけど、変な()文や擬音語をやたらと使いたがるところがどうかと思う
アスプリンの?
92 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/15(土) 02:33:48 ID:JmIFCc7h
小野不由美は反則?
ただ単に妙な漢字を使うだけで、文章が上手いとは思えないが<十二国記
95 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/16(日) 01:57:46 ID:CX/YxQb8
秋山のどこが文章力あるのか分からん
夏目漱石とかの文はいわゆる正しい日本語の文章 秋山の場合は文法的にはちょっとおかしいけどテンポがよくて面白く読める
甲田学人はふつーにうまいと思うけど
いいかげんスレの外で(ry
ヘミングウェイの文体は、記者時代に書いた簡潔な写実が基礎になった、と聞いたが。
あんまりいないな
101 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/17(月) 00:49:21 ID:6klLEf0V
高橋弥七郎はないな
>>101 シャナとか無断に解りにくいからな。話しは好きだけど
マジレスすると秋田禎信
山田悠介
106 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/18(火) 00:36:17 ID:k7cG4Ft0
普通に小野不由美だろ
西尾維新 赤城毅 高畑京一郎
>>103 秋田は誰にとっても上手い文章を書くってわけじゃないんだよなぁ。
俺の中のナンバーワンは秋田だけど。
読み応えとかで、ある程度の文章力ある作家は絞れるけど、 後の判断はそれぞれ読者に委ねられるな。 意見が分かれるのはしゃーないが、あんま否定的な事言うのもどーかと思う。 皆落ち着け。
110 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/19(水) 02:07:47 ID:8QPEzYZi
>>109 このスレで落ち着いてないのはお前だけだ
>>110 叩く事しか知らない君もねw
プゲラ
いやこのスレではそんなに叩きはないと思うが
とにかく、プゲラはみっともないから控えよう。 文章力と表現力は、別の要素と考えた方がいいんじゃないのか? 口述文体の作家だと、好みで評価が分かれすぎる。 文章力=一文一文における主語・述語の順序云々を綺麗にまとめる能力。 表現力=読み手に強いイメージを喚起させる能力。 とか。
>>113 そうだな。
我ながら阿呆みたいな事してしまったようだ。反省。
さておき、表現力の方には同意するが、
文章力の方はいささか納得しかねるな。
「文章力」の概念が現代社会に置いて多様化して来てるし。
というか、このスレに関してか。
お前さんの言ってる意味も当然含んでくるが、
それ以外もある感じだね。
でも、大体そんな感じかね、取りあえず。
>>114 まあまあ、スレ自体「文章」と冠しているんだから、まずはそこで結論づけておき、
その後に「表現力」を含む、いっそ「文力(筆力?)」とかそういうものを煮詰めていけばいいんじゃないかと。
今のままじゃ、グダグダすぎるから。
ヘミングウェイと志賀直哉と上遠野と秋山じゃあ、比較しようがない。
煮詰めるも何も表現力の優劣が万人に解かる基準ってなに? 文章力なら誤字脱字があるのはお呼びでないとかいろいろあるけど。
>>116 >文章力なら誤字脱字があるのはお呼びでないとかいろいろあるけど。
この部分は作家の問題ではなくて出版社ないし編集部の問題。
誤字・脱字・言葉の誤用を直す校正を十分に行なってないだけのこと。
出版社は何のために校閲課を置いているのですかと。
>>116 てにをは等、接続詞の使い方が的確かどうか。
人物・風景描写をするときの説明の順序。
その際単語の選択が適切かどうか。
色々あるよ。
万人に訴えうる表現なんて無いのかもしれんが、
より多くの人に納得され易い説明ってのは有るだろう。
文章の優劣には、説明の巧い下手ってのもあるし。
誤字脱字なんて、文章力以前の問題。
>>117 の補足をすると、
編集の大きな仕事の一つに校閲ってのがあって、誤字・脱字・禁止用語などのチェックをする。
そういや諸作家がワープロを導入するようになってこっち、同音異義語による誤字が山のように増えたなあ。
>人物・風景描写をするときの説明の順序。 >その際単語の選択が適切かどうか。 の判断基準が知りたい。
推敲。
121 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/19(水) 17:51:44 ID:8QPEzYZi
高畑京一郎とか秋山とかあの執筆ペースで上手いとか言われてもなあ。時間かければいいものが出来るのは当たり前だろ。
>>119 お前、その論法じゃそのうち俺が説明できなくなるに決まってるだろう。
文章の良し悪しは、説明の仕方じゃないか?
その判断基準が知りたい。
だから、どういう順序で説明していくかが重要だろ?
その判断基準を知りたい。
「何故じゃ」「どうしてじゃ」「誰がじゃ」
って、お前は吉本新喜劇の間寛平か。
具体的にどういう順序なら優れた文章力なわけ?
実質がないこと言うからそうなるんだよ。
>106 小野不由美は日本ファンタジーノベル大賞でも良いところまで行ったし、 新人賞スレで接続詞『しかし』の使用頻度を調べた者によると、断トツに 少なかったという調査結果が出ていたよ。使用頻度が少ない程、文章力が 有るんだそうな。一つの目安には成るだろう。
126 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/20(木) 00:20:43 ID:MuOyRdic
また瑞っ子の立てたスレか
秋山は文章上手いと思うけど センスはイマイチだと思う 逆にきのこは文章イマイチだけどハイセンスだと思う
秋山がすごいのは文章じゃなくて表現力
何このループスレ
論文や新聞記事ならいざ知らず、こと小説において 表現力と切り離した単独の文章力というものが存在するのか。 文章力に支えられていない表現力というものが存在するのか。
歌の歌詞は表現に優れたものが多いが、文章としては破綻している物も多いとも思う。 表現力は、単語の選択が瑞々しいと感じる物。 ゆえに世代などによる感覚のずれは大きい。 文章力は、文章構成力、としたほうがいいか。 主に主語・述語・接続詞を使用する際の適切さなどが判断の基準ではないか。 読者層の若いラノベにおいては、文章力よりも、表現力に重点がおかれる場合が多いと思う。
谷崎潤一郎、江戸川乱歩、泉鏡花
あ(ryとはいえ彼らをラノベ作家というのはさすがに無理があるとオモ。
俺個人が文章力があると思うのは、 「魔王」辺りの秋田禎信とか冲方とか。 ヘミングウェイは原文を読んで理解できるほどの語学力がないから分からん。 つーか翻訳モノになんだかんで言っても、それは翻訳家の文章力(翻訳能力)に対して なんだかんだ言っているだけだと思うんだが……ここのスレ住人には、 原文を読める程の語学力に溢れている奴がたくさんいるってことなのか? アレ?もしかしてヘミングウェイって日本語の著書あった?
当たり前だが云々してるものは原文で読んでるぞ。
事実か確認しようも無いネット上で、語学力を自慢しても痛いだけだよ。 それと眠いのは分かるが、原版を読むより、もう少し空気を読んでくれ。
日本語くそみそテクニック Q.ところでこの歌詞を見てくれ。こいつをどう思う? 傷つけ合うためじゃなく 僕らは出会えたっていえるかな? 今わかる答えはひとつ ただひとつ I love you and I love you どうしようもなく急に独りになりたいときがあり 屋上で月を眺めてた 君に想いが強く向くほど 臆病になるのがわかって 素直に認められなくて でも君が僕につき通してた嘘をあきらめた日 それが来るのを感じたんだ 未来がまたひとつ ほらひとつ 僕らに近づいている I love you and I love you・・・ 「and I love you」/Mr.Children A.すごく… 悪文です… 先日あるサイトでこの歌詞についての「感動した」「泣ける」という評価を見て 探してみたんだが、はっきりいって「これはひどい」。 一読しただけでは一体何を言いたいのかさっぱりわからなかった。 1、3〜5行目の意味もわかりにくいが、6行目の「それ」が指すものに至っては 何度読み返しても完全な答えが出ない。 こういう文章が何故悪文になってしまっているのかを解析していけば、 逆に上手い文章とは何かが見えてくるかもしれない。
悪文をどんなに解析しても、上手い文章は見えてこない。 美術商や古物商じゃないけど 本物を見続けない限り本物と偽物を見分けられない 偽物の特徴を知っても、それはその場限りの知識だよ
>>138 偽物の特徴を知る事がその場限りの知識とは思わないが、他の部分は同意。
本物を知り、偽物を知る。どちらも大事な事で、審美眼を鍛えるためにはどちらも必要だよ。
偽物は似せるために色々な技術を使うし、本物は言うまでも無く。
当然ながら本物ありきだし、レベルの低い物(真偽問わず)じゃ意味が無いけどね。
>>137 詩は特殊だからね。
言語ですらないのもあるし、音の響きの良さだけで構築されることもある。
歌詞も似たようなもんだろう。
>>140 しかし、音の響きも前提にした上での、良文たる作詞も可能じゃないか?
詩は感性で書いてるとか言えば聞こえはいいが、
>>137 みたいに違和感を感じる人もいる訳だから
そこら辺作詞する人は考えた方が良いかも。
スレ違いになってきてるかな。
そりゃそうなんだけど、「歌」なんだし。スキャットとかさ。 詩もマリファナかなんかやった上で読む為だったかなんか、そういうコンセプトで 響きの良い単語を並べていったやつもあるし。 もちろん美しい文章もあるけど、小説とかと比較するべきじゃないと思うよ。
すれ違いになってきてるし、元に戻る願いも込めて
>>137 「それ」がさしてんのは
傷つけ合うためじゃなく僕らは出会えたと言える で、
文中にI love you and I love you(最初は私の主観のIを指し、次は相手の主観としてのI)
とか書いてあるから
最初の文、特に意味的には、「お互いに愛し合うために出会えたと言えるとき」って考えれるんじゃないのか?
一人称、歌詞ってのを考えてみるとそう悪くねえ気がするがなあ。
じゃあ
>>143 の願いを受け止めて。
このスレで何回か出てきたけど、西尾維新は良いと思う。
まさに内容がラノベらしいし、表現力も良い。
文章力は、文体が一人称の為
分かり辛いシリーズとかあるけど、理解しやすい。
西尾は清涼院の影響受けたって聞いたから読む気がしない
>>145 流水は確かにツマらんが、
西尾が受けた影響って、言葉遊び位じゃないかな。
好き嫌いせずに皆が面白いと言っている本は
泥船に乗った気分で、とりあえず読んでみなって。
最近の新人はかなりの数が奈須か西尾のパクリと認定されてるので、 逆に読む気が失せるというか、そういうのはある。
うーん、そうか。いや残念だ。 読むと結構ハマるんだがなぁ。 結構文章とかがライトだから、ラノベ入門編と言う事で一つ。
まあ、2ch来てあれこれ言うためにも読んでみるといいんじゃね?>西尾維新 ローマ字的回文なPN使うような言葉遊び好きだし、一冊くらいは読むといいよ。
150 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/22(土) 00:13:53 ID:NGB5/9Ga
一旦上げるね。
桑原水菜などコバルト文庫古参連中の文章力はあると思うのだがどうだろう。そっち系はおよびでない?
152 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/22(土) 01:05:08 ID:LxSyppD4
甲田学人に一票。 成田良美ってどう?
文章力の定義がよくわからんから適当に言ってみる ろくごとかどう? あんまり関係ないけど文を読めない人間に読ませるって意味で神坂はすごいと思う
そういう関係ならあかほりも凄いっちゃ凄い。
普段文章を読まない人にとっては ・なるべく平易な漢字を用い ・なるべく簡単な単語を使い ・なるべく難しい言い回しを避けた 文章のほうが読みやすい傾向にある。 極端な話意味は通らなくとも知っている単語が羅列してありさえすればよいようだ。 例えば山田悠介のように。 神坂やあかほりは偉大な作家スレで名前が挙がる作家ではあっても、決して文章力のある作家ではないと思う。
>>155 同意。
功績と文章は別だしな。メディアに助けられた側面も大きい。
>>156 そう考えると運が良いな、あかほりは。
今からの新人だとすると、
あの作風は一部にしか受けないのではないかと考える。
なるほど、だから長谷は
おい、桑原水菜は?内容があんなばっかだが あの生きる目的、姿勢について固執して書き続ける粘っこく感じる文章も 癖があるけど文章力あるほうだと思う 文章力って何を指すかあましわかってなくて書き込んでるが
いまいち文章力の定義が曖昧だから皆混乱してしまうな。 取り合えずだが、オレが考える「文章力」とは 文章構成にまとまりがあり、表現におかしなトコロが使われていない (伏線などは除外) つまり、文章力には表現力も含まれると言う事でどうかな?
>>160 その場合の表現力とは何かも一緒に定義してくれ。
とりあえず3行目と5行目の「表現」の指す内容は違うよな?
>>161 うん、「表現」の意味は違う。
表現力とは、劇的なシーンの説明や、擬音、独特な言葉回し等、
数えたら沢山あるけど大体そんなものかと思うよ。
漏れが考える文章力の定義は、 1. 表現(描写)が優れている 2. 文章構成が正しく行われている 3. 語彙が豊富 読者が想像出来るようにきちんと場面を伝えられなければ、まず小説は成り立たないと思う。 1は場面の背景・風景を正しく伝えることが出来るだけの文章を書く力。 それを支えるのが3の語彙。 2は、書かれた文章が”てにをは”・主語・述語・接続詞等の使い方がきちんとしているかどうか。 これは文章書きにとっては当たり前のことだと思うのだが・・・
3.はラノベでは慣用句や言い回し限定だろうね。 ラノベでは難しい漢字、単語、表現を制限されてるそうだから。 だから、時々3のみを指してラノベ作家に文章力が無いという輩が湧いてくるのは、 仕方がないというか呆れることというか・・・
最近難しい言葉や言い回しを多用したがる作家もいるけど わかりやすく書くってのも立派な文章力だよな
>>166 それこそが1と3を駆使した文章だと思う。
小学生にも分かる文章を書くことが出来るのは、文章力があるってことかと。
小学生が知っている単語だけを使って、わかりやすくかつ面白く書くってのは
かなり大変な作業だと思う。
PC初心者に、2ch用語もPC用語も一切使わずに
チャットでPCの操作を説明しなくちゃいけなくなったときにそう思いました。
まさに平易な表現で楽しませる作家こそ文章力があると思うけど、 どうも世の中には難しい言葉遣いや専門用語を多用することを文章力と思ってる、 困ったちゃんが多いってのが問題だよね。 そういう人たちの視点では、ラノベ作家はほとんど文章力が無いとw
そういえば、 見る人が見れば、一般の作家(?)の文章力をオリンピッククラスだとすると よりもラノベ作家の文章力は国体クラスに見えるんだって、どこかで読んだ憶えがある。 けど、そういうことじゃないよね、ここで言うのは。
一般の作家は地味すぎるからな。 少年ジャンプとビッグコミックぐらいの差がある。
>>170 ビックコミックはいくらなんでも酷すぎるよ。。。
せめてヤングアニマルくらいにして。
あとファンタジーみたいな話だと的確な表現もそうだけど、 詩的なっつーか世界観を壊さない表現も大事だよな。 いくら的確な表現でもミもフタもない書き方してたらイメージ壊れるし。 解説のためにあえてそーゆー書き方する人もいるけど。
ろくごまるにってカタカナ使わないんだっけ?
174 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/24(月) 00:49:22 ID:fq9TEqf3
ごちゃごちゃ言わずに誰が一番上手いか決めろよ
175 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/24(月) 00:52:37 ID:GqGvfSLd
わかりやすいってのなら 橋本紡はガチ
>>169 プロ野球にはプロ野球の、高校野球には高校野球の魅力があるからな。
さておき甲子園の怪物として麻生俊平なんかはどうね。
いわゆる一般作家でいえば、 池波正太郎、柴田錬三郎、あと藤沢周平なんか、 むしろ文章そのものは思い切り平易なんだがな。 時代小説独自の用語をを除けば、難しい言葉なんかぜんぜん使ってない。
売れればマンガ、売れればアニメって流れもある意味問題なのかもな。 イラスト依存な業界なだけに仕方ないのかもしんないけど。 そーゆー意味では書き手も純粋な文字だけで読み手に全てを伝える必要はなくなってるし、 読み手の方も純粋に作家の文章に引き込まれているわけではない。 でも昔と違って映像で情報をやり取りする時代だし個人的には悪い事じゃないと思う。 あえて文字だけで全てを伝える意味はない。
封殺鬼の霜島ケイはどうかな
月光界の麻城ゆう
どっちも最低だぞ上の二人
183 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/24(月) 15:53:23 ID:fq9TEqf3
もっとメジャーなのにしてくれ
最低とは思わないけど、まあ二人ともストーリーの人で、 文章がうまいという評価軸で語られる人ではないわな。
小川一水とか普通に上手いんでない?
氷室冴子小野不由美秋山瑞人冲方丁上遠野浩平田中哲哉乙一古橋秀之北野勇作
氷室冴子は素で忘れてた。
「大体そんなところがせいぜいだった」という文章を書いた作家がいる。
>>186 の中に。
190 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/25(火) 16:32:37 ID:BDeGhSu2
上遠野は下手だろ
フルメタルパニックの人。 なんだかんだで、とても読み易い。
192 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/25(火) 21:38:59 ID:rrm9OWJu
ヲタの皆さんは 妄想と現実逃避の道具としてラノベが必要な割には 書き手を大事にしなさ過ぎる
細木数子に人生について書いて欲しいです。漫画で
>>193 本気で言っているとしたら、あんたは俺の想像を絶するほどにセンス
が良いんだろうな。
上遠野はブギーだけ見るとあれだが 他のシリーズではまだ終わってはいないと思う。
196 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/26(水) 00:15:02 ID:RnR9W9UY
新城十馬。
>>195 初期のブギーポップは面白かったんだけどなぁ。
エンブリオが終ってからだな、つまんなくなったの。
仮面シリーズも微妙じゃね?
終わってるだろ
>>198 その通り。
娯楽作品なんだから遊び心や
楽しませる工夫が少な過ぎるのは問題。
自己満足にしか見えない。
200 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/26(水) 17:08:17 ID:iOiyZM+x
>>196 あえてそっちの名前を挙げてるところが泣ける
201 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/26(水) 23:38:18 ID:NmXCH+ip
知ってると思うが 西尾維新は人物の性格によって読点の頻度を変えている。 これは文章力があるといえないのか?
西尾大人気だな。
普通のテクニックでは?
>>203 その質問は、
普通のテクニックでは(誰がいい)?
なのか、
(読点を変えるのは)普通のテクニックでは?
の、どっちかはっきりしてくれないか。
文章力というよりも、キャラ立ちに対する理解の深さだな。 句読点でキャラの息の深さを表す(そういう事だよね?)のは まあ、いい仕事ではあると思う。語尾のクセ(〜にゃん、とか 〜ですぅ、とか)よりはずっとまし。文章力とは違う分野だけど。
アイディアの分野。それが成功してるかどうかはまあ文章力。
クソみそテクニック
ループしているな・・・ 絶対の審査基準がないのならば、作者の方向性をカテゴライズして分析するような 評価方式にした方が面白くないか? たとえば 文法 表現 分かり易さ 迫力 センス の5種類の項目に分けて点数付けてみるとか
なるほど面白い。 【 作家名 】 【 文 法 】 ★ 【 表 現 】 ★★ 【読みやすさ】★★★ 【インパクト 】★★★★ 【 センス 】 ★★★★★ こんな感じでの五段階評価で、やってみるか。 ただ文法・読みやすさ・インパクト(単語の選択)までは判りやすいが、 表現・センスって辺りが曖昧かもな。 センスが若ければ、いいのか悪いのか。 基準が明確では無い。 一日二日、煮詰めてみようか。
重複もしくは不毛スレであることが自明にったということか
いや、結論として、そういう評価にせざる終えないと帰結したわけだろう? すると、このスレはその結論を得たというだけでも、存在価値があったのでは?
多分、成績表スレの1学期が既にたどった道だったんだろうなぁ、と まぁ、DAT落ちで過去が見にくくなった現在じゃあ、こういう手間が出るのも仕方がないか
俺ラノベ以外ほぼ全く読まない読んだ事ないって感じなんだけど 三島由紀夫の文章は綺麗な日本語というか文章書く人だなーと感心した記憶がある 昔の本(純文学って奴?)ってあんま面白くないなー読みにくいし…歴史小説ぐらいが楽しめる限界だった ブギー以来ちょっと読みにくいというか読んでて疲れる本が増えたなーよく知らんけどセカイ系って言うん? この系統って文章力云々がわかりにくい気がするのー 荒れるから名前出さないけど怒涛の心理描写とかで疲れるのは心地よいんだがそれは好みだしねー スレの趣旨に沿ってまだ出てなさそうな名前挙げると最近のは知らないけど田中芳樹はラノベ作家の中じゃ 言葉というか表現豊富だなーと昔感心したねー
あー一応書いとくけどブギー叩いてる訳じゃないからネ 最近のは正直あんま楽しんで読んでないけど、少年少女グループの話(5巻ぐらい?)とかはたまに読み返すよ!
>>215-216 確かに田中芳樹は表現力は豊富だ。ストーリーも設定も面白い。
しかし俺が思うに、文章が少々雑(特に最近)だし、ちょっと描写が足りないことがある。
文章のテンポもちょっと悪いことがある。
表現力や言葉のセンスを大いに認めた上でも、文章力の総合評価を下すとしたら、
10点満点中八点以上の採点は難しいのではないだろうか。
それと、セカイ系である事と文章力が低いことは、関係が無いと思う。
セカイ系というジャンルに類される小説について、俺は詳しくないが、
まるでセカイ系執筆者=文章が下手、みたいな言い方はよくないと思う。
長文連投スマソ。
>>216 を読んでふと思いついたんだが、
一般的に初期より最近の著書の方が評価が上がる筈だよな?
しかし、逆に下がる人もいると思う。
もしここで採点を継続するなら、過去から現在の総合評価ではなく、
その作家のどの時期の評価なのか付け加えると良いのではないかなー、と。
ex) 田中芳樹(2000年頃)
如何だろうか。
219 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/31(月) 01:54:09 ID:zoNCVrdC
e
ex.) おかゆ(2018年頃、予定)
221 :
高田千里 :2005/10/31(月) 13:33:19 ID:XPVICVf8
いや、萌えるんだよ
三枝
まあいねえよな。実際。
小野不由美はあまり上手いとは思えないなぁ。 同じ言い回しを何度も使い回すし、単にまとめるのが下手だから、長編癖になってるだけなような。
その昔は、句点を出来るだけ使わずにどれだけ長い文章を破綻せずに書けるか、が上手の基準だったそうだが。 今やったら悪文の見本みたいに言われるんだろうな。
弁士っぽいな。それ。
谷崎か
ろくごまるにとかどうですか
へんですね。
230 :
無名草子さん :2005/11/05(土) 12:02:05 ID:XLKgOC77
rw
>>191 遅レススマソ。
賀東招二か。
わたしも実は好きなんだな。センスいいと思うし。
結局は好みの問題になるのかもしれないけど、
読者が作品やキャラクターに感情移入しやすい文章を書けるって言うのが、
文章力ってもんだと思っているのだが、どうだろう。
「いい役者というのは、観客を無理なく作品に感情移入させることができる役者のことを言う」
って、どこかの映画監督が言ってて、なるほどと思ったんで…。
はいはいワロスワロス
>>231 >感情移入しやすい文章を書けるって言うのが、文章力
個人の主観や趣味で感情移入出来るか出来ないかが全く違ってくるから、
基準としては採用できないと思う。
読む人全てが感情移入出来るようなキャラや話をかける人っていうのは、
文章力がある人ではなくて、演出力がある人とかストーリーテラーじゃないだろうか?
また、キャラクターに感情移入せずに読む人もいる。
キャラに感情移入しすぎるとストーリーの読み方が歪んで、
作品のテーマを見つけにくくなるし。
そうなるとその人の視点からは、どいつもこいつも文章力が無い人になっちゃうよ?
感情移入しろと言われても、はいそうですかと簡単に出来ることではないしね……。
てにをはが間違ってなくて言葉の流れがなめらかであること。 その程度でも、できてない作家が多すぎですよ。
西尾維新はあーいう文章を意識的に書いているから実際の文章力は良く分からないが、 意識してあれを書けるのは確実にセンスだし、語彙も豊富。まぁ文章力という尺度じゃ測れないから 文章力がある、とするのは間違いだな。 読みやすくて上手いと言えば高畑京一郎なんかが挙がるんじゃないかな。感情描写が上手い。 小川一水はそれとは逆に情景描写が上手い。代わりに感情描写は今ひとつだね。
川上稔は普通にレベル高いんじゃないか?
人気取りのためにエロを増やしたり、内容をまとめきれずだらだらと 冗長になる作家の文章力が高いとは思えんのだが
>>237 まぁおまえが川上嫌いだということだけはとりあえずわかった
でも実際文章はかなり巧いとは思うよ。文章が巧いことと、
構成が巧いとはまた微妙に違う問題なんで、それら込みで「文
章力」というならちょっとズレるのかもだが。
構成なんてどっから出て来たの?
>>239 「内容をまとめきれずだらだらと冗長になる」というのは構成力じゃないのか。
違う。
違わん
>>240 文章力のなさでそうなる、という冗長さについてだろ当然。
そもそも内容にしても文にしても冗長と捉えるかどうか から話すさんと。単に要らないものか、効果を睨んでか。
245 :
無名草子さん :2005/11/16(水) 11:48:53 ID:dP65uPmg
ありがとうございます。
須藤しのぶ
結局、文章力って何なんだ? 〜は…が上手い(下手)、って話はよく出ているが…。
248 :
イラストに騙された名無しさん :2005/11/17(木) 21:33:58 ID:aFJESxth
賀東、秋田
川上の文章って上手いのか? 終わクロしか読んでないけど。 地の文がすげー読みづらいんだが、なんかリズムが合わん。 秋田も上遠野もラボも西尾も平気なんだが。
>>176 甲子園は1回負けたら終わりのトーナメント制だから盛り上がるんだよな。
プロ野球だと、消化試合とかあるし、ダレる。
251 :
イラストに騙された名無しさん :2005/11/19(土) 12:03:29 ID:LTsLLlqN
イラつく。
246はもしかして 須 賀 し の ぶ とまちがっていないか? 文章力は判断できんが読みやすいとは思う>須賀。
253 :
246 :2005/11/19(土) 19:49:26 ID:bunOdKyU
そうです思いっきり間違えてますた 骨太な印象
川上稔はアニメの絵コンテを文章にした感じが好きだな。 それを脳内でアニメに再変換して読んでいくのが楽しいし。
255 :
イラストに騙された名無しさん :2005/11/21(月) 16:55:02 ID:M25Yo6qN
橋本紡がいいと思うよ。 心理描写ならかなり上手いし。
いや、橋本はどっちも下手だろう。 ナイーブに傷ついてるボク、を描くのは上手いが。
>>257 どっちもというのは、心理描写ともう一つ何だ?
文章力じゃね?
>>259 心理描写は文章力の一部分だと思うがどうか。
>260 いや>257がそういいたいんじゃないかと思っただけで俺は>257じゃないから知らん。 個人的には文章力があれば心理描写も上手かろうとは思うが、逆が常に成り立つとは思わない。 よって全体を左右しない一部分だと思う。
p
264 :
名無し物書き@推敲中? :2005/12/06(火) 12:14:29 ID:+KGeFGss
w
文章力≧描写力
文章力⊃描写力
握力×体重×スピード=文章力
おそらくラノベ作家は、次第に体重は増えても握力とスピードは下がるだろうから…… 必然的にorz
古い作品だが、五代ゆうの初期作品は描写が綺麗で丁寧だった記憶がある。 機械仕掛けの神々とか。 ……え、五代ゆうってまだ現役?
>>269 神は行き過ぎだと思うがw まぁMFで復活してるのは事実。
十年超えてたいした劣化もなく生き残ってるのは偉いな。
…スレ違いかもしれないが、ちょっと聞いてみてもいいだろうか。 作家ではなく、ライトノベル読者で読解力に優れている人、っていうのはどんな人なんだろう?
>>272 ちょっと意味不明だ。そういう評価はしないしね>読解力に優れたラノベ読者
誤読してなけりゃいいんじゃね?
あえて言うなら、ラノベのあらゆる文体に抵抗感なく読める人か?
全てのラノベを読みきることのできる読破力(?)を持つ人か。 俺は無理だ。 今月のhp読んで思ったんだけど、自分なりの味のある文章を書ける電撃作家ってほとんどいないのな。 ギャルゲのテキストレベルの小説未満の文章だらけでほとんど途中で投げた。 なんかどこを切っても同じ金太郎飴みたいな雑誌だった。もう少し個性を大事にしようぜ。
275 :
名無し物書き@推敲中? :2005/12/19(月) 13:43:56 ID:Sk8VKDf3
u
276 :
イラストに騙された名無しさん :2005/12/19(月) 13:53:11 ID:EqmvBPGD
秋田禎信は文章力は無いだろう。 ちなみにキャラ構成力が最悪なためストーリー設定がとても良くても読めない。 オーフェンシリーズ以外はそうでもないのか? そんな俺はろくごまるにを押してみる。
高瀬彼方は? 1人称の心理描写はかなりうまいと思うのだが
くよくようじうじした女の子書かせたら日本一だと思うけど
279 :
続き :2005/12/19(月) 19:53:42 ID:QrCPNtb9
文章力とはちょっと違うんじゃね。 実況モードにしてたから1行書き込みになっちった。てへっ
文章力…… 会話文よりも地の文を多くして、とりたてて突飛な表記を排除して、 堅実な文章を書けばそれっぽく見えるような気がする ……でも、それってライトノベル業界じゃ大当たりしないような気がする とりあえず上記の傾向で思い浮かんだのは清水マリコとか煉獄のエスクードのひととか
それは御せる範囲が狭いだけな気もするがな
堅実な文章が書ければ「文章力がある」と言えるんじゃ? このスレと大当たりはべつの話だから。 個人的には、豊富な形容が書けるとこにも注目している。 同じものを違う言葉で書くとかね。 あと七五調だと読みやすくなる。上手い作家はこれが出来てるように思う。
電撃の黒い太陽こと、藤原祐はいかがか ノってる時とノって無い時で差があるが… 独特で面白い文体だと思う
285 :
イラストに騙された名無しさん :2005/12/26(月) 16:21:18 ID:LPt9spdF
小野不由美くらいじゃね?
286 :
イラストに騙された名無しさん :2005/12/26(月) 17:35:08 ID:DXVSW0Kw
有川浩がいい。でもラノベっぽくない。
谷川流。伏線の使い方がうまい。
>>豊富な形容 情景描写はくどいと読み飛ばしてしまう方なので、すんなり想像できると感心する。
有川浩は明らかに文章ヘタだろ…
「ラノベでは」下手じゃないと思うが。 荻原規子なぞは、君から見てどうよ。
有川浩はうまいかどうかはともかくとして地のしっかりした文章だよ
有川浩は塩の街しか読んでないけど、ちっとも上手いとは思えなかった。 なんで金賞なんかいまだに理解できないや こういうのがしっかりしてるのか・・・
文章のうまい下手は良く分からんが読みやすいとは思った。>有川浩 あと電撃で言うと渡瀬とか三上とか読みやすいので好きだ。 コバルトとかの樹川さとみもなかなか。ただ時々漢字を開きすぎててひっかかるのが残念。
水野良・神坂一・深沢美樹
295 :
名無し物書き@推敲中? :2006/01/08(日) 12:47:32 ID:QkDCsF5z
大したものだ
水野良
297 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/09(月) 20:52:52 ID:yrSdp2Mm
今野緒雪
久美沙織、五代ゆう、壁井ユカコ、西尾維新、乙一、冲方丁、星野亮はガチ
ガチ?
くどいのすきなんだねえとかおもてしまた。 その辺は好き好きかな。
よく言えば、普通の小説らしい文章を書く人だね。 ラノベにおける上手い下手は読みやすさとは関係ないのかな。
302 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/11(水) 00:28:30 ID:btUskThO
真樹操。箸を転がしても面白い文章って感じ(どんなだ)。 あとは米澤穂信とか乙一とかかなあ。
303 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/11(水) 13:24:04 ID:fgtNqRWU
地の分が七五調だとスラスラ読めるね。 平坦な感じにもなるけど
ラノベって乙一でうまいんだ
誰でもうまいよ。
乙一は読みにくいだろ。ヘタウマというか。
上手いのと面白いのとは別次元だし。 や、乙一は読んだことないから知らないけど
出たばかりだが片山憲太郎は中々いいと思う
結城光流知ってるかな?
そうやってお前らが、今まで知らなかった面白い作家や新人を 無責任に紹介していくから、何時までたっても本代が減らないんだよ! アリガトウ!!
高畑京一郎、谷川流あたりは定番か。 昨年の新人だと友桐夏。言葉に無駄が少ない。
313 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/17(火) 09:17:59 ID:HJvWHNpq
川上くらいなんじゃないの
314 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/17(火) 13:56:57 ID:Uw/R5AgK
俺
オレオレ
鏡は?
ミラーマンはだめ。
文章力があるというのは、無駄な言葉を使わず読みやすい文章ということか?
いろいろ。
320 :
定春SP :2006/01/20(金) 18:34:59 ID:zSNCmWtI
俺的には甲田学人と御影瑛路がうまいと思う
>>318 そゆこと。
短く分かりやすい言葉で、相手に意図を正しくを伝えることは
難解な長文を書き連ねることより、余程難しい。
そういうタイプなら理想は赤川次郎かな
>>320 甲田学人の作品は読んだことはないのでスルーする。
御影 瑛路。本は今現在三冊しか出していない訳だが、そのどれもが、『悪くは無い』。
この『悪くは無い』っていうのは、文章、伏線、テーマ、全ての物をひっくるめて欠点が少ないって感じに思える。
かといって目立った長所があるわけでもないので、目立つ奴じゃない。イラスト無しって言うのは、俺好みだが。
個人的な意見としては浅井 ラボ。
彼奴の特徴的な所(=長所)は、戦闘描写でところ構わず数式やら何やらを縦横無尽に駆け巡らせる所。
まぁ、世界観的に仕方の無い事なのかもしれないが。
諸所のギャグもそれなりにクスリと来るが、問題は中ほどでだれてしまう所だ。
出だし『盛り上がって』→中『だれる』→クライマックス『盛り上がりながら、鬱』
そしてあの意味不明でやる気ゼロなあとがきに続く、と。
あと、このスレ見てて気になったのは、皆の衆、キャラの科白に関してはツッコミとか入れないのな。
カッコイイ台詞、カッコつけた駄目な台詞など。これもまた文章を書く上で重要な事だと思うが。
ここまで長文いれておいてなんだが、俺は何を偉そうに語ってるんだろうorz
まぁ、自己完結で無意味な結論としては人それぞれってこった。
最後に気になったんだが、あかほりさとるはラノベ作家の間で『外道』と呼ばれているらしいが、ホントか?
324 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/21(土) 00:02:05 ID:9Z78Ytdy
浅井ラボ。お世辞にも端正な文章じゃないしひたすらくどくてアクがあるんだけどそのアクが癖になる。文章力を「読者を問答無用でぐいぐい引きずり込む文章が持つ力」と単純に解釈したら凄い粘着力があると思う。浅井ラボは文章力は文章力でも文章暴力だが
>298 五代ゆうは読みにくい 文章力の問題なのかなんなのかはわからんけど くどい感じがする。読む気が失せる
エッセイ以外でなおかつ死にそうなメンタル時の大槻ケンヂ
>>323 「外道ナンバー3」でぐぐれ。
wikiによればあほさるを外道と呼称するのは一般的らしい。
一般的というか、十年以上前からラジオで自分のことを外道と呼ばせてる>あかほり 偽悪趣味ではなく純粋にネタ。去年は外道乙女隊というアニメまで作ってしまった
329 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/22(日) 00:52:51 ID:U8cod3c4
>>325 禿同。
パラケルススは読むのつらくて1章?しか読んでない。
330 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/22(日) 01:14:24 ID:X+dDWK6F
倉田英之 RODもさることながら、大運動会の表現力は個人的にやばかった。
>>329 おお、賛同者が
なんか凝りすぎてるっていうのか読んでてげんなりしてくる
文章から作者の気迫が伝わってきて息苦しい
こういうのは嗜好の問題で文章力云々じゃないのかな…
個人的に荻原規子は読みやすくわかりやすい→文章力がある気がする
話はつまらんけど、このスレでは関係ないしな
甲賀読んだけど山風って読み難く無い?
無かった。ま、人による。
川上は文章が下手な訳じゃないだろ 一定のルールの下に描かれてるからああなるんじゃね? 有川とかどうなんだr
そうか・・・ ひらがなだったり漢字になったりもそうだが 文自体が全体的に読みづらかったな
>>332 ラノベ読みにはおせじにも読みやすいとは言えないな。
基本読むのはミステリ中心なんだけどな ラノベは全体的に文章が駄目なのはあるけど そういう見下し方はもっと駄目
文章力あるったって 読みやすい文章を書けるとか、印象的な文章を書けるとか、 妙にハジけた文章書けるとか、台詞がうまいとか、ギャグが得意とか 行間におわせるのがうまいとかいろいろあるから、 一概には括れんよね。 個人的には一番は西尾維新だと思うけど。 ただ乙一だけは文章巧いといってるやつの気が知れん。 あれはどの点をとっても標準以下だろ。 奴の凄さは人並みはずれた構想力にあるんであって、文章にはない。
西尾よりはおついちだろ
俺が読んだ中でろくごまるにが文章力あった。 ただし著者が病弱で新刊でないから書くスピード無いけどな。
俺も西尾よりは乙一だと思う。
乙一乙。 …一度やってみたかった。
乙一の文章は別に大したことないよ
344 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/24(火) 19:27:25 ID:cB1CKlvJ
正直ろくごは秋山より上だと思う
俺としてはベニー松山を推す。
ろくごはちょっと改行しすぎでイマイチなじめないなぁ。 秋山よりは上かもしれんけど、それもオレの主観だしなぁ。 文章力を無理に定義するなら、いきに伝えたいことを上手く伝えているか、じゃないかな。 丁寧に分かりやすく書けばいいってだけじゃない。 比喩も省略も突き詰めればその部分に集約する。
乙の文章は下手。ただ、ネタの発想は人並み外れてる。 あれで文章がこなれてたら、直木賞とかそういうのいけるかも。
乙一は文章自体は可もなく不可もなく特筆すべき点なし。 ただ西尾より下ってことはない。
西尾と乙一は文章の方向性が違いすぎて、個人的には正直比較不可能。
乙一がイイ、と言っているのではなく、西尾がヒドイ、と言っているわけで。
純文の土壌だと乙一が評価され エンタメの土壌だと西尾が評価されると個人的には思う
乙一純文で評価されてんの?
>>353 ミステリで賞とってるからそれなりにだろ
355 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/25(水) 20:28:20 ID:pV73aZgI
いや、そういうの純文って言わないから
何度か挙がってるが、米澤穂信は文章上手いと思う。 『さよなら妖精』の 《 模糊とした記憶の中に、いくつか鮮明なシーンがある。覗き込んで来る目、 カールがかった黒髪、白い首筋、『哲学的意味がありますか?』、そして紫陽花。 それらを光源として見える範囲を広げるように、少しずつ過ぎた日を思い出していく。 いま思い出した、あのひとは美しかった。だがなぜそれをいままで忘れていたかと いえば、あのひとはその姿よりも価値のあるものを見せてくれたからだ。》 の部分とか、何度読んでも痺れてしまう。
357 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/27(金) 21:49:22 ID:nWSLBUvV
水野良はかなり上手いと思う
佐藤ケイは上手いと思う。 状況が分り辛かったことは一度もない。 話の持って行き方も上手い。
>>356 うん、米澤は良いね。
ラノベ的にどうかと言われるとアレだけど、安心して読める。
何を持って文章力があるとするかは一概に言えない難しい問題であるが、 指標を示すことは可能であると思う。 そしてその指標のなかで最も重要なものとして、 文章の持つ「説得力」を挙げたい。 およそ文章を綴る目的は(それが個人的な備忘録でもない限りは)、 著者の意図を文章を読ませるという行為を通じて、 読者のなかに結実させることにある。 卑俗な例で言えば、読んだ人間が思わず涙腺と財布の口を緩めるような 借金申し込みの手紙は著者の意図とそれを実現させるパワーを持った文章、 すなわち「力ある文章」といえる。 この力ある文章の使い手を称して「文章力のある人」という。 そしてその力の名こそ「説得力」である。
361 :
続き :2006/01/28(土) 05:44:40 ID:ViCMqGgw
それではライトノベル(あるいは広義のエンターテインメント)における 著者の意図とはなんであろうか。 それは読者を「喜ばせ」「怒らせ」「哀しませ」「笑わせ」 彼らの知的好奇心を満たし、様々な願望を叶え、その精神を変成し、 究極的な意図として「楽しませる」ことにある(無論、その延長として 読者に対価を払うことを納得させるという極めて重要な意図がある)。 そして、著者は――卑しくも自らの意図を文章を駆使することで 現実の力たらしめんと欲する者たちは――読者を動かすための 様々な秘術を彼らの文章に込める。 それらの秘術にどのようなものがあるかはここでは触れない。 ただ次の点に留意しておくと「文章力」という言葉を より踏み込んだ視座から捕らえることが可能になる。 すなわち、一読者としてある文章に力を感じたなら、それは 「説得力」を形成する様々な工夫が内に秘められているということだ。 そして、極論すれば、文章におけるあらゆる要素は読者に対する説得力と いう指標で持って一元的に評価が出来るのである。
「出来るのである。」まで読んだ
それだと「ラノベ作家で実力のある人」と言うのと変わらないじゃん。 >文章におけるあらゆる要素は読者に対する説得力と >いう指標で持って一元的に評価が出来るのである。
>>363 実力とはなにかっていう問いに対する
ひとつの回答でしょ。
そういう実力なんてここじゃ問題にしてないよって話でしょ。
西尾はくどいな。よく言えば過剰に親切なんだが 今日初めてちょこっとだけ読んだが好きなやつは好きそうだ 俺は耐えられなかった
あと日日日と舞城もそんな感じ テンポ速すぎ
>この力ある文章の使い手を称して「文章力のある人」という。 >そしてその力の名こそ「説得力」である。 なんかラノベっぽくてカコイイ。
「文章力のある人」達の戦いが繰り広げられるのだな。 強い「説得力」を持ちながらも邪道に堕した「悪文使い」 に正しき文章力(ナニソレ)を以って立ち向かう若き主人公(ワナビ)。とか。
>>369 なんか、ラノベ業界を元ネタにパロディが出来そうな設定ダナー。
ベタベタにバレバレの話でもかなり高度なしらんぷりメタファーでも
いけそうなカンジ。
371 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/30(月) 03:11:50 ID:Tuociasb
秋山とか遅筆の作家は認めない。時間かけて推敲すればいい文章がかけるのは当たり前だから。文章力は質X量で評価されなければならない。よって川上が一番。
>>371 その発言、却って秋山を誉めてると思うの。
>>371 推敲してあそこまで要らない描写を削れてないならむしろダメじゃん秋山瑞。
出て来たものがすべて。
点数計算ができない以上、個人のこのみという結論に陥るのが常だけどな。こんなん。 それともアンケートサイトでもつくって、集計分析でもするか? つーわけで、秋山は上手いです。必要な描写しかしないよね。あのしと。
>>375 下手です。
感情移入を阻害するほど主人公が物を良く見え過ぎていたりとか、
無駄な描写多過ぎなんだけど秋山瑞。
秋山完なら読んだ事ないから知らない。
とみせかけて秋山仁。
378 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/30(月) 16:16:03 ID:9Q8VQ//Y
あー、ジャニの赤西仁ね。
379 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/30(月) 16:48:00 ID:oQLSfc41
秋山の文章力はすごい
>>376 そいじゃ、アンケートでもとって論拠を示してくださいね。
ん〜、話が通じてるのか通じてないのか。
貶すのは他人を不快にするから、良くない。
褒めるのは特に人を不快にすることはないから、別に構わない。
それを言ってるんだけどね。
秋山瑞人は一般的な小説作法のセオリーから 逸脱してることは確かだと思う。 小説でやってはいけないと言われている、「視点のブレ」が見られるから。 ただ、秋山の場合、それを確信犯的にやってるんだよな。 視点をわざとずらすことによって、世界の広がりを作るっていうか。 勿論、やりすぎると読者が混乱するだけなんで、 ここぞという時だけに抑えてるようだけど。この手法は賛否両論あるだろうね。
>>380 自分が嫌いな作家が変にもてはやされているのを見れば、感情を害することだってあると思うけど?
貶すのはダメで褒めるのはいいってのは、それこそ短絡的だと思う。
>>360 それだとこのすれで語り合うことは何もなくなってしまう。
今このスレに必要なのは説得力が何に由来するかの幾つかの類型ではないだろうか。
小説の構成は主に
情景描写、心理描写、台詞の三つに大きく分けられると思う。
それらに用いられる比喩や置換、倒置などの技法や、説明に適した単語を語彙の中
から選ぶセンス、そして個人的には場面の切り替えの上手さという要素も文章力の
カテゴリに入るのではないかと考える。
切り替えによる演出の上手さもさることながら、切り替えた後の章の冒頭の一文で
読者を上手く場面転換させられるかどうかは読者の熱中度に大きくかかわってくる
と思うからだ。もちろんあらゆるセオリーに対してそれを裏切るというセオリーも
また存在するのが厄介なところではあるが…
なくなってしまうってよりこのスレで語ってる事とはちと違うんだよな。
しかし、この手の話題になると必ず名前がでてくる 秋山瑞人って……
読んだことねーのに名前だけ知ってる不気味な存在
>>383 んじゃ、具体的に因子を箇条書きしてみっか。
構想力やテーマ・モチーフの着眼点、独創性、
プロットの構成、アレンジの上手さとかを除いた
文章力それ自体の要素について。
情景描写
・語彙の豊富さ/独創性
・レトリックの豊富さ/独創性
・内容伝達性
・取捨選択の妙
心理描写
・リアリティ
・読者の共感の獲得の上手さ
・着眼点の斬新さ
台詞
・リアリティ
・印象度
・当意即妙なセンス/独創性
トータル
・文体の内容伝達性/リズム感
・知識の正確さ/着眼点/取捨選択の妙
・辻褄あわせの/説得力/ステルス性
・構成設計の巧みさ
・読者心理の把握とその操作の上手さ
388 :
387 :2006/01/31(火) 02:33:51 ID:tcno2kyb
異論はあると思うけどンなところか。 で、自分が文章力があると思う作家については 上に挙げた要素のどの点がすごいから文章力があると感じたか、 みたいな書き方をすれば相手にも具体的なイメージが伝わりやすいというか。 まあ、CRPGのキャラみたく、 全ての項目について評価値を入れるなんてのは不毛だと思うけど、 意見の主張の際のたたき台くらいにはならんかなと。
項目がどうてより基準がないと。
390 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/31(火) 02:48:41 ID:o/hfvL/h
>>389 基準は作れない……っていうか、文芸批評の歴史は
その基準作り(探し)の歴史。
で、結局のところその原初の存在である印象批評
(評者の見識や教養のみを唯一の基準とするオレ批評)
が今現在においても最強勢力だったりする。
だから個別に具体的に解析していって最後は
人それぞれの判断に委ねて、その解析の深さを
一種の指標にするのが、次善のアプローチというか。
392 :
イラストに騙された名無しさん :2006/01/31(火) 03:45:27 ID:Yx9/wwOk
深い話になってきましたね・・・ 秋山サイコー
いや深いってか・・・一歩も進んでないんだよね。って。
いちおう深い話にはなってる ブラジルに行くために地面に穴掘ってるみたいな深さだけど
いや程度の問題じゃないし。
深くはないだろ。 ブラジル行く気になって公園の砂場をシャベルで掘り始めただけだもの。
まあ
>>1 がブラジルに行くつもりでこのスレ立てたかは疑問だが
むしろ砂場掘り始めた人達を評してまるで最初の頃から進んでないとプゲラしてる状態。
だからブラジルエクスプレスなのか。
まぁ、文章力については印象論の域を脱するには点数化するためのテンプレートを用意するしかないだろうな。
テンプレートがどれだけ正確かってのとは別の話で。
本論に戻って「どいつが文章力あるよ?」って話を印象論でしちゃってもよくね? 興味を持った人がその本を買えばそれなりに意味はあるだろうし。
正確なテンプレートを用意しようと思ったら、すげー時間と労力がいるだろうし。(そしてテンプレートを扱う側の正確さも要求されるわけでw)
>>382 褒めると貶す、どっちがベターよ? 貶すのに夢中になってる姿って傍から見ててあんまりな。論理の問題じゃなく倫理の問題よ。
>>400 倫理の問題じゃなくて、感覚の問題だろ。
べたべたに褒めてる方が、すっぱり貶してるよりよっぽど気持ちが悪いって感覚もある。
どっちにしても、褒めるのは貶すよりベターと決めてかかるのは、短絡で独善。
>>401 うーん。まぁ、言いたいことは良くわかるんだが、俺の言ってることに対する反論とするなら、論点がずれてるような気がすんな。
>べたべたに褒めてる方が、すっぱり貶してるより
例えばここな。別に良くあることだから特殊な例とは言わないけどね、ベターって言葉をこっちが使ってる以上、極端な例証は控えるべきじゃないかね。平らにした状態で考えましょうと。
>褒めるのは貶すよりベター
この場合のベターってのは良い方向に作用する事が多いって程度の意味なんだけど。まぁ、俺の経験則からだから、貴方の経験則からしたら違う、と言われたらなんも反論できんけどね。
まぁ、後は全体から見たときの意見としては、
感覚の問題とするなら、「あぁ、俺はこの人とは感覚が違うんだな」で済ませばいいんでない? 俺はこういうディスコミニケーションは嫌いだから乗ってもらった方が嬉しいけどね。
それと短絡で独善という言葉のほうが短絡で独善という考え方もあると思うけどねw。
たった3レス程度で、相手の意見を完全に分かった気になってるって言う意味もあるし、相手を独善と言うことによって、自分の中で相手に対して独善と言うレッテルを貼ってしまっている。それによって視野狭窄に陥ってしまうと。で、この論を自分に返して以下ループと。
俺個人としては、こういう雑談は好きだから構わないけど、そちらさんが不快になるなら止めた方が良いと思うが。既にスレ違いだしな。
なにより、2chで互いにすっきりと話終わることなんて見たこと無いからなぁw。
まぁ、長文でさっさと俺の意見を〆ときますわ。
基本的に人の努力を見下す人は嫌いです。
もし貴方が一生懸命なにかを作り上げたとして、それを誰かが貶すような事があったなら(法に触れたりするようなものでない限り)俺は怒りを覚えるでしょう。
特に私がそのなにかを好きだったりした場合は、それ以上に怒るでしょう。
私がそれを嫌いだった場合、特になにも思わないでしょう。
その程度の話です。まぁ、これを倫理ととるか感覚ととるかは人それぞれだけどね。
俺が嫌いなものに関してはコメントを避けるようにしてるって意味で、倫理なんだけどね。
ゴメン、言い直そう。 『ブラジル行くって言ってるだけで、穴を掘ることすら始めてない』
「俺の嫌いなアイツが褒められてるのを見ると腹が立つ」 って感覚は明らかに歪んでる
往年のジャンプ漫画に例えると 秋山瑞人 ドクタースランプアラレちゃん 川上稔 ジョジョ 乙一 ろくでなしBLUES 西尾維新 セイント聖矢 水野良 こち亀 神坂一 キン肉マン 高畑京一郎 シティハンター
今のジャンプ漫画に例えると 秋山瑞人 HunterXHunter 川上稔 ブリーチ 乙一 デスノート 西尾維新 テニスの王子様 水野良 こち亀 神坂一 ボボボーボ・ボーボボ 高畑京一郎 アイシールド21
これがなんでこのスレに貼ってあるのかと、 何をどう例えたのかが一切理解できない 俺にレクチャープリーズ。
>407 なんとなく当てはめてみた まぁ画力にしろ文章力所詮人の受け取り方次第、。 例えのがわかりやすいんじゃね?
あー具体的に言うと 作者のイメージをジャンプ漫画に例えた。 画力=文章力に近い。 デスノート=乙一なのは前に読み切り書いたイメージかもw
漫画力といったほうがよいんでないかい。
小説の場合、文章力だから 漫画の場合、記号力とかか? スレ違いだな。
405=406だが、那須きのこと西尾維新を勘違いしてた 正直スマン
逆に文章力低いっていったら誰だろうな
きのこ。
きのこ。
キノ。
キノはなぁ。 雑誌連載だってのは分かるが、毎回毎回、キノやモトラドの説明つけるのさえ止めてくれりゃもう少し・・・。
ごろあわせでキノだしただけだろ
3割語呂合わせ、7割本気だが。
今野緒雪先生の文章は 本気で意味が分からないときがある。 しかも割りと頻繁に。
キノはたいしたことない
423 :
イラストに騙された名無しさん :2006/02/13(月) 16:07:33 ID:7IUjCUvT
うえお久光 センスの光る文章書く
425 :
イラストに騙された名無しさん :2006/02/14(火) 16:56:51 ID:tsJPQFHJ
ギャハハハハwwwwラノベ作家に文章上手い奴なんているはずねえだろwww 上手下手以前に文捻れてんじゃねえかよw ごく稀にミス作家が直木賞とったりするがラノベ作家でとった奴なんていませんよね このスレだってラノベばっか読み腐ってる連中のあくまで「ラノベ界では比較的文章力のある作家」をあげてるだけだろ。 たまたまここ来て「文章力ある作家」に挙げられてる奴の本よんでゲロ吐く人がでたら可哀想なんでね 所詮ラノベ作家なんてのは純文学や他のジャンルの作家とは相手にならん文章力のレベルなんだ、と思う
よく何とか賞にノミネート&受賞されるのって桐野夏生とか馳星周と宮部くらい? 個人的には、谷甲州がすきだ。 最初に買ったスニーカー文庫だったな。
村山由佳だの小野不由美だのはどうなんだ と、釣られてみる。
428 :
イラストに騙された名無しさん :2006/02/14(火) 18:59:44 ID:MnJgnqbY
村山由佳といえば、少年ジャンプ小説賞だったっけな。 直木賞とったと聞いてビビったのを思い出す。
>>425 >上手下手以前に文捻れてんじゃねえかよw
>直木賞とったりするがラノベ作家でとった奴なんていませんよね
こいつの中の直木賞って何?
なんで文章力の話してるのに直木賞が出てくるの?
どういう賞か知ってるのか?
つかお前ラノベとマンガとエロ本以外に本読んだことある?
それとも俺が釣られてる?
>>430 直木賞は、大衆文学、つまり娯楽作品に贈られるから、
ラノベ作家でも受賞可能というのを釣り出す作戦だと思われ。
>レベルなんだ、と思う
このあたりが、完全に釣り。
個人的なイメージ&好き嫌い。 ヘタも上げてるけどそこはまあ勘弁してくれ。 久美沙織、西尾維新あたりは好みはともかく(自分は大好き) 巧拙で考えるなら巧の方だと思う。 冲方丁もクセはあるが上手い方、かな。 自分は好きでも嫌いでもない。個人的にはインパクトを感じない。 読んでる時は面白いけどあとで思い出せないというか。 茅田砂胡、日日日はそれなりに上手いと思う。それなりに。 読まされる。だが、なんかむかつく。 小野不由美、乙一、須賀しのぶ、高畑京一郎、小川一水、 渡瀬草一郎、氷室冴子あたりは普通。 あっさりで読みやすくて好き。人を選ばなそう。 秋山完(ラストリーフ)、山形石雄はちょっと硬い気がする。 でも悪くない。なんか好感が持てる。
榛名しおり、樹川さとみ、田中芳樹は巧拙で言えば拙かと。 でも独特の味があって妙にクセになる。自分は好き。 友野詳、水野良。普通に下手。友野の文は好きだけど。 山田悠介は悪文ですらないってかそもそも日本語じゃないが これはこれで大好き。読んでたらついニヤニヤしてしまう。 最近の前田珠子、深沢美潮はひどい。顔洗って出直せと。 深沢は昔は良かったんだが。正当派ではないにしろ。 マエタマもあの文章がそれなりに面白かった時代はあったんだけどなあ。
秋山瑞人 良くも悪くも饒舌。 悲しいなら悲しいでガーッと十行くらい書いて、 嬉しいなら嬉しいでまたガーッと十行くらい書く、 古館一郎の実況やシェークスピアの戯曲に通じる文体。 状況描写すら原則この手法に則って展開される。 それぞれの内容は機知に富んだ芸ある代物だが、 そういう話芸っぽいネタを好まない読者にとっては 状況把握に手間取るイラつく文体だと思われる。 また、プロット自体が凡庸な場合でも文章力で 面白く読ませる傾向にあるため、プロットを 練り込む能力は鍛えられていないフシがある。 作品中のいくつか重要な箇所で真相を明らかにしない (論理的に推論できる唯一の真相が存在しない)技法を 使っているのは、物語に深みと余韻を与え、作品の完成度を 高めるテクニックというよりも、作者自身にそこまで突き詰めて 考えるという志向が乏しい結果とも見受けられる。 おそらく、完璧な設計図に基づいた大伽藍を完成させるがごとく レンガ=個々の文章を積んでいくタイプの作家ではなく、 精妙に紡がれた個々の文章で飾りつけるための、いわば素体として 全体のプロットを用意するタイプの典型かと思われる。 この手の作家は自分で設計図を描く能力(あるいは意欲)が乏しい場合が多く (シェークスピアの戯曲の大半は古史古典から草案を得ている)、 自らの持ちネタや外部からの刺激としての原作が無くなった場合、 途端に書けなくなる危険があるのだが、この人もその轍を踏んだかに見える。
435 :
続き :2006/02/15(水) 00:43:53 ID:+5mUpSvR
とはいえ、あるいは、であるからこそ、秋山瑞人の文章は ほとんど及ぶもののない至芸なのである。 同一場面で視点を次々切り替えていく技法は小説ではタブーとされている。 しかし漫画では独白とキャラクターを結びつけることで、 小説にはマネできない独自の効果を獲得した。 秋山は小説上でこの技法を軽々と再現してみせる 秋山の文章力は読者の心象に、 確固たる情景と血肉備えた人間達を鮮やかに視覚化するからである。 ネコがネコとしてのフォルムを維持したまま、人間に匹敵する社会とメンタリティを 獲得した場合、小説が蓄積してきた人間準拠のほとんどの描写が無効になる。 夏目漱石がネコを観察者に据えることで一点突破したこの難関を秋山は 緻密で豪快な全面展開で粉砕してみせる。 およそキャラ設定とのギャップに依拠した一発ギャグにしかなりそうにない 大食い対決を、その魔術的な文章力で血湧き肉踊る伝説の死闘にでっち上げてみせる。 いずれも秋山瑞人の至高の文章力が為しえた成果のほんの一端である。 この不可能ということをほとんど忘れさせてしまう力に浸る楽しみは、 それに取り憑かれた者にとって、他を持って替えがたい愉悦であるといえよう。
瑞っこきんもー!
きっとそのレスをまっていたのだ。
>>434 秋山瑞人は設定マニヤっぽい気がするけどなー。
そこらへんが枝葉末節に腐心する同人ぽさに繋がってるのかね。
>>434 は一行目しか読んでないが、
こう繰り返されると秋山読んでみようかな、
って気になってしまうではないか
ちょうど本棚に一年以上積んであるイリヤ一巻があることだし。
イリヤは、作者自身が書いてる最中に飽きた感がばりばり漂ってくる。
秋山は硬派な文章の割に中身がないので読むのが苦痛 同じ中身がないから軟派な文章のほうがいい
あの部分部分リアルな描写は上手いと思う 抜くところと入れる所が上手いのかね 読みにくい文章ではあるとは思うけど 猫の地球儀は完璧に非現実なので読みやすかったけどなぁ
なんか、秋山瑞人の話題ばっかりでアレなので ほかに文章力のありそうな人を上げてください。 個人的には昔の菊地秀行とか昔の田中芳樹とか。 前者には頭を使いながら読み解く緊張感を 後者には漢字の語彙の様々な用法を教わりますた。
まあ、こんなスレが立つのもラノベは文章力が 低いことが一般認識としてあるからなんだろうけど。 まあ、文章力が低い=趣味として程度が低い、では必ずしも 無いのだけど、その辺が血気盛んな年頃の過剰な格付け意識と 結びつくと、色々炎上しがちだよな。
>444 平易な表現=程度が低くて稚拙な文章 小難しい表現=知的で高尚な文章 と勝手に思い込んでるだけじゃないの?
>>445 それ、ラノベ愛好者が仮想敵に良く貼るレッテルなわけだが、
その見方もその逆の見方もどちらも正しくないというか。
平易な文章がすばらしいのは誰でも理解できて、
誤解が存在しないという方向性に於いて素晴らしい。
例えば非常装置のマニュアルとかさ。
この手のテキストには大変な知的努力が隠されてる場合が多いのもこれまた事実。
しかしながら、平易な表現というものは結局、高度な内容を記述することは出来ない
(何を持って高度とするかはここでは触れないけど)。
そんで、一方、小難しい表現は一見、そう見える場合でも、より高度な内容を表現するための
必然性があってそうしているケースがあってさ(無論、そうではなく、単に高尚に見せたいがため
のハッタリのことも。けども、その場合それが見分けられるのは、読者にとって、
その表現がよく馴染んだわかりやすい表現だからこそ見分けられるわけで、
逆説的に言えばそれはもう「小難しい表現」ではありえないというか)。
447 :
続き :2006/02/26(日) 00:59:03 ID:4DKEKms6
つまり、なにが言いたいのかというとさ、平易な表現を用いている場合、 それが他のいろんな表現の中で最良のものとして選択された結果だったら、 それは知的で高尚な文章なわけだけど、他の選択肢を(例えば、無知等が原因で) 選べなかった結果ならその評価は真逆のものになるというか。 小難しい表現も同じ。要は伝えたい内容にとって最もふさわしい 表現を選びうる力が、すなわち文章力となるわけでさ。 で、翻ってみるに、ラノベの大多数に於いて、作者が語りたい内容に 真に合致した文章がどれだけあるのよ? って話しでさ(無論、例外はあるけど)。 どうも絵心その他の才覚があれば、漫画、アニメーション、実写映画、ゲーム等で 表現したかったその代償行為としての文章がやたらと目に付くのよ。 それでいて、文章を昇華まで高める努力(スキルの向上や語彙の蓄積)に リキを入れてる感じでもないし。 その辺を鑑みて「文章力が低い」という表現を使いますた。
平易な表現で記述することは出来ないことを以って 高度な内容とするんだよw
449 :
続き :2006/02/26(日) 02:06:04 ID:j+zbySEl
>>448 とは言え、それを狙って平易な表現で記述できたなら
それも文章力だろう。
1=0.99999…
を極限等を使わず、小学校高学年でも理解できるように説明するやり方とか。
>どうも絵心その他の才覚があれば、漫画、アニメーション、実写映画、ゲーム等で >表現したかったその代償行為としての文章がやたらと目に付くのよ。 何読んでるかによるだろーな。 とりあえず説明責任として、例を出して欲しいところ。 俺が読んでいるラノベ、というのは 西尾維新、橋本紡、今野緒雪とかなんだけど、 そういうのがあんまり目に付かないけどね。 (まあ西尾は漫画家になりたかったらしいけどね・・・)
>>450 最近だとデキる作者との評判を聞いて取り寄せてもらった
高畑京一郎『クリス・クロス』とか。
まあ、デビュー作であることを割り引いても、
作者が自身のイマジネーションを文章に変換することに無造作というか
(内容は結末も含めてよかったけど)、
バーチャルリアリティの非現実的な世界をストレートに記述しても
単にリアリティの乏しい描写にしかなってないというか。
ゲームのノベライズとして出色との評を聞いた
古橋秀之『斬魔大聖デモンベイン』とか。
技量のある作家さんだと思うけど、奔放なカコイイ絵面を創造する反面、
文章自体は実は凄く地味(端正だけど)というか。
漫画原作チックだというといい杉か。
ちなみにそちらに上がっている作家さんは文章力のある人たちだと思う。
橋本紡は読んだこと無いけど。
後、西尾維新は好き嫌いが別れそうだけど。
スレイヤーズとか実は小説形式がベストフィットな希ガス。
>>452 どうでもいいけど古橋なら先に「ブラックロッド」の3部作読みなよ
タイムリープは高畑以外が書いたら読者おいてけぼりの小説になってたろうな。 複雑なのにわかりやすい。 中高生対象のジュブナイルとしての文章としては最高レベルだと思う。
作家の選択はともかく作品の選択がまずいって。 無難に代表作読みなよ。
説教口調で「読みなよ」とか連投してるのは何様?w 馬鹿なの?
458 :
454 :2006/02/27(月) 22:26:35 ID:eutGaf07
>>457 連投ではないけれども(456とは別人)、気に障ったんなら申し訳ない。
ただの進言、「読んでみたらどうかな」くらいのテンションってことで。
>>457 「馬鹿なの?」とか煽り合いしたい奴は校舎裏に来い。
相手してやっから。
ライト・ノベルはティーンズ向けなのに、それを分析して文章力を語りたがるのは年齢層が上。 矛盾した話だよな。 文章力が人気とイコールでは無い上に、単に好き嫌いでものを語るのまで居るんだから。
厨房に評論擬きの分析させるのは酷だよな 好き嫌いはハッキリ判っても それが何故なのかなんて自分でも判るまい ところで>334 >この人もその轍を踏んだかに見える。 「ミナミノミナミ」の事?
文章力が面白さとイコールではないし、 そもそもラノベなんだから好き嫌いで語っても問題ないと思うけど。 いやあの、スレ的には大問題なんだがw
463 :
名無し物書き@推敲中? :2006/03/01(水) 13:09:40 ID:LzyyYrt8
きのこ。
好き嫌いの話題をこのスレでやる意味あんの?
465 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/01(水) 23:37:20 ID:nxCO9K6g
そもそもラノベは位置的に漫画の文章版みたいな位置付けでお気楽なものだから、 あまり文章ばかりに固執するのもどうかと思うんだけどなあ。 面白いものは講読し続ければいいと思うし、つまらんものは切って捨てればよい。 文章はある程度のレベルに到達してさえいればいいと思うのだが。
最近漫画読むよりラノベ読んでるほうが楽な俺がいる。
文章力って別に凝った文とか大仰な文章を書く能力じゃなくて 表現したい内容に適した文章を書ける力って事だろ。 漫画みたいな内容の小説ならそれに適した文章。 いしいひさいちと板垣恵介の画力を比べて 線が多いから後者が上手いっていうのはバカだ。
468 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/02(木) 00:02:31 ID:RoQpkOVd
ま、人それぞれ持ってるものさしは違うってこった。 十人十色って言葉もあるしな。
469 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/02(木) 00:06:45 ID:RoQpkOVd
>>463 きのこの真髄はゲーム。
ゲーム中のエフェクトや音楽、武内のキャラクターが見事にマッチしてあのクオリティが出せるのだと思うがいかが?
おおむね同意できるー。 文章力があるってことを、面白さとか質の高さとか極端なとこだと偉さとか、 そーゆーのに結びつけようとする風潮が(スレの一部に)あるのがいけないんじゃないかな。 あ、この人の文章上手だよねー、 いや、そりゃねえだろー、 そっかー?? あはは、うふふ ってくらいのノリでいいじゃん。
>そっかー?? >あはは、うふふ ちょっと萌えた
>>470 概ね同意するが、
>文章力があるってことを、面白さとか質の高さとか
に結びついてるからなぁ。
まぁ、面白さは曖昧度(造語)が高いから、置いておくとして、
質の高さには密接に相関があるかと。
つか、引用した二つの要素が、文章力という要素を内包してるだろというツッコミ。
473 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/02(木) 21:00:36 ID:LvclrocP
ま、極論で言えば、人それぞれだーな。 皆が皆文章力で判断してるわけじゃないし。 っつーかガキでも読んでんだから、文章力云々言ってる奴の方が数的に少数だろうから 気にする必要はないんじゃないか? 自分が評論家なる立場になった時、思う存分評論すればよい。 あんま考えんな。娯楽なんだから。
474 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/02(木) 21:05:00 ID:UvKSVcJf
>>473 まーな。そーだーな。
自分が面白いと思えば、干渉が入っても、別にいいもんだよな。
ネタの良さを文章力の駄目さで損なってると、もったいないよ 逆に経験積んで文章力上がったのに、ネタが無難に走る作家もいるしな 漫画的に言えば、文章で「見開き」が作れるかどうかみたいなのも大事 盛り上げるとこ盛り上げてくれないとね
476 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/02(木) 21:18:53 ID:LvclrocP
>>475 そりゃ、作家の命題だ。
だけど、ネタが無難になるのはしょうがないじゃないか。作家だってカスミを食って
生きているんじゃないんだ。俺達は作家にそういう斬新さや、トリッキーなストーリーを
求めるけど、どうもそれは敷居が高いらしいんだよ。
作家はなんとしてでも生き延びたいんだから、無難なもので生計の基盤を築いて、それが順調に行ったら……
って野心を抱いているんだと思うのだよ。〆切に追われて、副業に追われて……禿げるって、そんな生活。
477 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/02(木) 21:20:00 ID:LvclrocP
副業→本業
478 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/04(土) 13:42:16 ID:oJ4QuQ2W
ラノベで良いストーリーのものをを創りたいとき 熟考する必要あるのか? どれも短絡的以外の何者でもないだろ
それなりにある。
短絡でも通るから短絡が増えるということ。 「必要」は無い。ただし結果つまらなければ切られる。
481 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/05(日) 00:00:46 ID:8UF57EZl
ラノベは総じて視覚に訴える部分が多いな。 挿絵然り文字配置然り。 だが文書の基本がしっかりしていない人の作品は すぐにその刺激に慣れてしまう。 単発は良くてもシリーズになるとつまらなく感じることが多い。 アイディアは無限に湧いてくるものじゃないんだし、 自分が書きたいことをしっかり伝えられる文書力は 絶対的な武器になると思うんだよね。
482 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/05(日) 00:23:38 ID:97HxDdis
秋山瑞人。この人はラノベ作家の中でも屈指といってよい。
それなりにしかない。
結局秋山に戻るのか
海原に一票いれとく プログラムシーン限定で
486 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/05(日) 01:51:52 ID:97HxDdis
戻るでしょう、、もしくは「リングテイル」か。
俺
>446-447 は微妙に真実を突いてるような……
どこにでも転がってるからね。
上手い 秋山瑞人 反則 小野不由美
>>488 それを前提の上に皆語ってる気がするがな。一部を除いて。
まぁ、アニメやマンガの所はどうかと思うが。
秋山は確かに彼にしか書けない言葉で、彼にしか表せない世界を描いてると思う。 よしもとばななや村上春樹がそうであるように。 でもそれは、文章が綺麗、とか上手い、てのとは微妙に異なる気がする…悪い意味ではないけれど。 一方のきのこや西尾は、むしろ文体そのものを実験&発明するよーなスタンスなんじゃないかな。 かつての神坂一やあかほりが(好き嫌いは別にして)このポジションにいたように。
秋山は自由間接話法と、臨場感溢れ勢いの有る文章が特徴で、技法や文体を取り上げても仕方が無いのでは? 構文力やストーリー性、描写力は読んでて楽しいが、創意工夫に感心させる類のものじゃ無い。
494 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/08(水) 00:26:16 ID:bEX9Zp62
>>490 いやー、文体や文章力に反則なんてものはないっしょ。
495 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/08(水) 02:52:21 ID:+MvgSkhp
秋山は スゴイ勧められて期待して読んだせいか面白いとは感じなかった 世界観を完璧に知ったら面白いのかも知らん 自分は小野の方が上手いとオモ 特に初期の作品
496 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/08(水) 05:56:58 ID:gDpmQTiV
渡瀬草一郎 甲田学人 賀東招二
497 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/08(水) 05:57:34 ID:gDpmQTiV
あと片山憲太郎だな
>>488 歴史上の名演説はどれも子供でも分かるぐらい簡単な単語と表現使ってるよな
優秀とされるキャッチコピーなんかも、やっぱ小学校低学年〜中学年ぐらいの簡単な言葉使ってる
ラノベは数字を零、壱、弐、参とかで表しちゃうような、そういうムダに難しい方に突っ走る文化があると思う
結論:ラノベに文章力は不要。
結論:瑞っ子ウザ
結論:内容が伝わりゃ問題ナッシング
>>498 効果に観点をおくとまた違うんだけどね。
要するにおかゆまさき最強って事でいいのか?
いいんじゃね? あと500レス以内に結論出さなくちゃいけないしな
506 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/09(木) 00:35:54 ID:LLGxnpA8
片山憲太郎は無意味な体言止めの乱用がなあ。 あと電波一巻は視点がぶれて読みにくい。
508 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/09(木) 19:40:22 ID:/OP9Aai1
奈須がやらなきゃ誰がやる
Yoshi
なんで上遠野センセーは第一作が文章力的にはピークだったんですか? 最近ちょっと地の文で「こいつはこういうやつで〜」とか説明しすぎ。
ファーストは傑作でだんだん微妙に。 そんなとこまで洋楽のマネっこしなくても良かろうになあ… 上遠野も最初読んだときはすげえと思ったけど、今は駄目ぽ パンドラあたりが好きだったな。
上遠野はやる気があれば凄いんですよ! ……って、なんだか富樫みたいだなw ブギーポップを初めて読んだとき、構成の仕方は上手いと思ったけど、 文章が上手いとは思わなかったなぁ。 一口に文章力があるといっても、志賀直哉的な上手さと、 谷崎潤一郎的な上手さがあると思うんだけど……。 まあ、ラノベだったら前者が喜ばれるのかな。 最近読んだのだと、谷山由紀が個人的に鳥肌ものだったな。
513 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/09(木) 21:57:27 ID:sNexf24v
>>512 お前は正しいと思う。文章自体はあの時期に出た他の新人にも
見劣りしてたわ。
ラノベ以外はあまり読まないけど、海外SFの翻訳物とか読んでると 「あんまラノベと変わらんやん」って正直思ってしまうのだが…。
>>514 松尾芭蕉を英訳しても、何一つ面白くない英文になるのと一緒で、文章表現ってのは言語の特性を利用して行うものだから、訳せば当然情緒が失われちゃうのだ
なっちみたいに意訳しまくると、「また会いましょう」が「地獄で会おうぜ」になっちゃって、それはそれで問題だし、これはもう翻訳というシステムの原理的な問題だな
だから海外小説好きな奴は英語を学ぶのだ(欧米の言語ならほぼロスなく英語に訳せるし、英語で書かれた本が一番多いし)
>>514 それは、「ラノベ作家は翻訳物と同程度の日本語力しかない」
と言いたいのかーっ!
冗談はともかく、ラノベに限らず一般のエンターテイメント小説
でも酷い文章を書く作家は一杯いるからなぁ。
山田大先生は別格としても、渡辺淳一とかを読んでると、
色々な意味で頭が痛くなってくる。
まあ、業界全体の平均点(なんて物が本当に取れるかどうかはさておき)
を見たら、確かにラノベ業界の方が劣るのだろうけども。
最近の文学は読まないからなんとも言えんが、 文豪と呼ばれる人たちの作品を読み始めて思ったのは、 レベルが違いすぎるってことだな。 当然、昔の平均ではないし、超高レベルなものが残ってるわけで当たり前といえば当たり前だが、 文豪が書いたもの>>超えられない壁>>ラノベ。これは鉄板。 小野フユミとかでも、当てはまるから恐ろしい。 今、田山花袋の蒲団読んでるけど、 なにこの萌え話wwwっていう内容。そういう意味では、今も昔も変わらんのだな。 (別にネームバリューで判断してませんよ? リズムとか、簡潔さとか、表現の豊かさとか適切さとかそういうので判断)
してないすまいと思いはするが
>>516 いや、一般小説はラノベなんて話にならないほど大量に出てる(本気で酷いのも大量に)から、平均点を取ったらおそらくラノベより下回る
各ジャンルの有名作家を千人集めて〜とか、主なレーベルに限って〜とかなら一般の方が上になるとは思うけど
なにせ一般小説は、小説なんて書いたこと無い人の小説?が普通に出版されてたり、創価学会の本がランキング上位に食い込んだりする恐ろしい世界だ。
逆にラノベ業界には、本気で駄目な小説を出す余裕も規模もないから、逆に水準は高い(それでもその水準はパッとしないノベライズ程度だけど)
>>519 >逆にラノベ業界には、本気で駄目な小説を出す余裕も規模もないから
不治ミスはラノベ業界には含まれないのかーっ!
……ま、一般小説の世界は、文芸社を始めとする自費出版を取り扱う
出版社があるわけで、その点も関与してるんだろうね。
賞を取った小説は比較的マトモ……といいたい所だけど、
最近じゃあ綿矢りさにあやかって、話題作りのためだけに
賞を取らせる場合があるからなぁ。
「現役高校生が携帯電話で書いた小説」とか、
「現役女子中学生が書いたミステリ」とか。
こんなもんが巷に溢れてるんだから、ラノベを笑えないよな。
>>520 富士ミスは…その…なんというか…言葉を濁さざるを得ないな…
でもまあ、最初の一、二年が大惨事なのは仕方ない気もするし、ミステリー要素を完全に無視して読めば割といけるのも多い気もする
まあ、つまり読者が致命的問題から目をそらす努力をしないと駄目なんだが…
弱気になることは無い。 あんなにエンターテイメントを提供しているレーベルもすくないぜ! 文章だけが小説の要素じゃないし、ある意味常に高水準だぞ。
あ、あざの耕平は……
個人的に、あざのは可もなく不可もなくだとオモ。 一応、ミステリ作品らしく、結構視点には気を遣ってるよね。 まあ、実際、結構視点のブレは散見されるのだけれども。 文章で魅せるタイプじゃないけど、ストーリーを引き立たせる 程度の文章力はあると思う。俺は好きよ? おしむらくは富士ミスから出したということか……。
525 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/11(土) 09:17:42 ID:1h0fo0b0
甲田学人の文章は硬質なんだけど魅力がある
つっても、幸田露伴なんかを読んでしまうと どうしても物足りなさを感じてしまう。
三枝零一は?
話題に上ってなかったみたいだから聞いてみたいのだが、 榊一郎はどうだろうか?
榊は無駄に説教臭いw
彼は妙に変な説教を入れたがる癖があるからな。 それはそれで味ではあるし、地の文の語彙が豊富なのはいいことだと思うが。
>>529-530 そうか、やっぱり説教臭が強いのは彼の特徴だったのですなw
まぁメッセージ性が強いのは頭悪い俺的にはわかりやすくていいや。
個人的には佐藤ケイとか上手いな〜と感じる。 ただ、上手い部分を無駄に消費している感じがするけど。(そこが好きだけど) でも文章力って、こう一歩引いた位置からだとよく見えるけど、 ぐいぐい引っ張られる感じの小説だと、あんまり意識できない自分がいる・・・。 たとえるなら、集中してシューティングゲーム(弾よけ)しているときに、 きれいな背景に気づきにくい。みたいな。(何か違う・・・)
文章が上手いかどうかなんて事を意識させないくらい 話の中身に没頭させるような文章こそが 本当に上手い文章だ、って考えも 確かに一理あるかもしれん。
昔何かの本で大御所の役者が、 「脇役が本当に上手い役者はオーラが無い。エキストラに紛れても違和感が無いもんだ。 逆にオーラのある役者は脇役ができない。画面の端に裕次郎がいたら、みんな気になって話に集中できなくなっちゃう」 と語ってたが、そういうもんなのかもな 主演俳優としての文章、助演俳優としての文章、の二種類があるのだろう
主張してくる個性のある文章と、物語を形作るパーツとして優秀な文章ってトコかね… 上手い下手は別として、 前者は川上とか西尾みたいなのか?筒井康隆とか村上春樹でもいいけど。 後者は…なんだろう。小川一水あたり? ラノベには、下手な主演俳優って感じの文章が多い気がする…
作風(作品)によって、求められる文章(力)の違いはあるかな。 ストーリーテーラーとして優秀な作者の場合、 >物語を形作るパーツとして優秀な文章 は必要だけど、それほど高いレベルである必要はなくて(とはいえひど過ぎるのは不可) 複線の回収やプロットとかのテクニックの方が重要な気がする。 つまり、ストーリー重視の場合は非常に高い文章力はいらない。かな? 逆に、作品の空気感、匂い、内面描写、独自の世界観を重視する、 作者の場合は、文章力は高ければ高いほどよくて、 文章力=作品価値になりやすい。かも? 前者は「このさきどうなるんだよ!」的な作品で 後者は「作品に浸る心地よさ」的かな? ま〜極論なんで、実際のところは、もう少しあいまい(中間的)な作品の方が多いかな?
>>534 確かに。鞍馬天狗で黒姫の吉兵衛を演じた玉島愛造なんて、うまく主役を立たせつつ
きちんと堂の入った演技を見せた。場面場面でバイプレイヤーに徹することで主役を際立たせる、
そういう文章はラノベには少ない希ガス。
ロードス5巻くらいの水野の文章はどうだったろう?
神坂のように文章に味があるわけでなく、情景は鮮明に映像になって思い出せるが
一つ一つの文章はまったく思い出せない。
台詞が記憶に残る作品と 地の文が記憶に残る作品って事か?
川上稔
野梨原花南の文章はグダグダの癖して読み易い 多分、真面目に書いたら結構上手いんじゃないかと思う
そんな名前知らんが有名な人なの?>野利原 ボーイズ作家みたいな名前だが。
マルタ・サギーは探偵ですか?の人じゃないかい。
オレ男だけどこの人の作品は普通に面白く読める
メジャーじゃないでしょ別に
川上稔は簡潔で改行が多く、美文・名文とは言えないだろ。 ストーリー展開も少なくとも初期は平凡で、お約束通りとしか言えない。 誉めるべき点はむしろ、設定の多彩さと詳細さだと思うよ。
>>532 佐藤ケイはオレも上手いと思うね。
上手いって言うより器用なのかな。
それが、乗せられているって見えて白ける時もあったりするが。
>>325 パラケルススは推敲が甘い気がする。
「今は嵐の前の海のような」って「の」多すぎ。
時たま、こういうところでガツガツひっかっかって読みにくい時がある。
面白いけどね。
川崎康宏の文章も上手いと思うんだが、ここではあまり挙げられないねー
淡々とした描写力とB級ぽい雰囲気を狙っているところが上手いと
>>547 その一文で「の」が多いって無茶いうなあw
普通だろ。
うざくなるには、あと二つは「の」が欲しいねw
控えるなり選ばないなりして欲しいってこったろ。
550 :
547 :2006/03/22(水) 02:35:31 ID:cCOMVyko
>>548 確かにこれだけの話じゃないんだけど・・・
しかし、「の」が3つともなるのはかなり少ないことだと思うのですよ。
「の前の海の」<のようにわずか5文字の間に「の」が3つ入った文を
あなたが読んでいるラノベから抜き出してみて欲しい。
普通だと言うのなら、あなたが読むラノベ一冊からはいくつ見つかりましたか?
そんな暇あるかボケェ
「嵐の前の海」が頻出語だし。その後ろに「の」がついてもどうということはない。
>>547 は他に気になる文章があって無意識に引っかかってるのに気付かず、
「嵐の前の海の」を自分が引っかかった理由にしているだけと思われ。
553 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/22(水) 15:31:15 ID:S/rOMqqw
>>536 同意。っつーか的を射ていると思う。
「このさきどうなるんだよ!」的
「作品に浸る心地よさ」的
その両面を反映出来る作家が正しく『文豪』なんでしょうな。きっと。
この先どうなっているか展開が読めるのに ゾクリとする感覚をもてるのも文豪だな 感情移入による到達感か。
555 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/22(水) 16:50:01 ID:S/rOMqqw
>>554 それらを合わせ持つ作家を人は『鬼才』と言う。
ま、なかなかおらんわそんな変態。
556 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/22(水) 16:52:28 ID:S/rOMqqw
ラノベでその域に至ったら、大儲けだろうなぁ?
条件はいらんだろ。そうでもなきゃ鬼才なんておこがましい。
558 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/22(水) 17:56:03 ID:S/rOMqqw
それくらいじゃなきゃ鬼才だとは思わない と言うのに何でも何もなかろう。
忌才Yoshi
561 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/22(水) 19:01:14 ID:S/rOMqqw
や、鬼才って『世間に滅多≠ノない才能』の事だよ??
>>555 の条件を兼ね備えた作家なんて滅多≠ノおらんやん。
上記の条件じゃ鬼才にすらならんのか手厳しい。
何いってんの。555なんて関係ねーよ。
>>556 そもそもそこまで才能がある奴がいたとして、ラノベに留まっているとは思えないが。
実際、イイトコから一般に流出してるし。 一般流出作家の名がここであまり挙がらないのは、 「ラノベ読者的にいいと思った文章」の作家をこのスレでは挙げてるってことかね。
逆は真じゃねえんだよ。
>>563 乙一とかラノベ出身だけど
才能があったってかきたいもの書きたい訳だしな
567 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/28(火) 11:24:13 ID:DBA9h/2H
魔法や特殊能力、特殊空間を的確かつ簡潔に説明できていて、さらにテンポ良く臨場感が あり、あまり読者に負担をかけない文章を書くことが出来る人が文章力があると考えてみる。 例えば、シャナは世界観や戦闘シーンが複雑だけど臨場感はとてもあるのだが、アニメ化 されて初めて「こういうことだったのね。」と思う場面もかなりあった。 弥七郎は文章力はある方だと思うけど、ちょっと説明が足らなず、イメージ出来ない 場面が多々ある。 しかし、ダラダラと説明を続けるとテンポが悪くなるのであえてしないのだろう。
なすきのこの文体をみてオモタコト。 平井和正になんとなく文体似てるにゃあ。
あやまれ
平井和正は、コンディションによって文体が極端に変わる人だから。 今から見ると、非常にライトノベルっぽい文体(良くも悪くも)で書かれている作品がいくつもある。
そりゃあジュブナイルとSFじゃ文体変えるだろうさ。 今時のラノベしか書けない作家にはできない芸当だけどねw
うにゃ、おれ平井和正ってウルフガイシリーズの最初の方3巻しか読んだこと にゃいのよ。
ゾンビーハンターも読め!
>>571 SFとジュブナイルって不可分なものだと思っていたのだが。
>>571 平井氏は、一つのシリーズの中で別人のように文体が変わることがあるよ。
個人的には、それが悪いとは思わないが。
>>574 不可分ってこともないよ。
海外SFはたいがい大人向けだしね。
最近、平井和正って何を書いてるのさ?
ボヘミアンガラスの途中までしか知らない
577 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/29(水) 23:39:51 ID:82RKF0ZI
>>568 奈須はどっちかって言ったら京極寄りじゃない?
578 :
イラストに騙された名無しさん :2006/03/29(水) 23:47:56 ID:82RKF0ZI
>>571 どうかな? 編集部がこのジャンルを絶対に書け!! ってケツ叩いたら
案外書くんちゃうか?
まがりなりにも商業デビュー果たしてる作家なんだから形には出来るんじゃないかと思う。
執筆速度は無視した意見だけど。
多少似せようとはしてるのかもしれないが・・・。
>567 漏れは神坂一がそれだと思っている >魔法や特殊能力、特殊空間を的確かつ簡潔に説明できていて、さらにテンポ良く臨場感が >あり、あまり読者に負担をかけない文章を書くことが出来る人
>>576 ハインラインとかしか読まないからわからんけど、
どうも青年、少年向けにしか見えないんだが。
>>581 とりあえずグレゴリィ・ベンフォードを読め。
話はそれからだ。
どちらにしろ不可分はねーよ。
佐藤大輔の文章好きなんだけど、ダメかね。 ラノベ作家なのかどうか分からんが。
平井は確かに文章 力 はあると思うよ。 力みすぎなくらい。 文章で吐き気を催したのはあれは初めてだ。 良くも悪くもとりあえず別格。 ラホのされ竜とか終わりのクロニクルとか読んだ後に ウルフガイでも月光でも読んでみると、違いが歴然だ。>言葉の力 さすがに自ら新興宗教ハマるくらい悩む人。 桑島の神様家族をある程度読んでから、 ボヘミアンガラスストリート読むのもオススメ
>>581 というかハインラインしか読まないでSFを語るのはどうか?
で、ハインラインは青少年向けな作家ですよ。当然。
>>586 いや、SF好きの友達がそんなことを言ってたのよ。
えーと、SFってのは元々ジュブナイルであって、子供の読むものだった。
とか言ってたかな。
ん? 不可分だなんて言ってないな。
ハインライン読んだ時に、大体はこんな感じなのかと思って勘違いしていたらしい。
ん? SFはもともとは裸に近いお姉ちゃんが宇宙から来た怪物と出会って悲鳴を上げるようなジャンルだよ。 子供向けというよりは成人向け通俗小説w
てか574はもういないだろ。
そりゃスペースオペラだ。SFの王道ではない。
>>587 マジレスすると、「元々は」そういう要素が強かったが、
クラークとかアシモフといった科学者が作家としてSFを描くようになり、
より「疑似科学的要素」が強くなって、今では一見さんお断りの難解なジャンルになった。
とはいえ、今でも初心者でも引き込める魅力的なタイトルはあるよ。
>>584 ラノベじゃあないな。
メインが仮想戦記で「皇国の守護者」なんかはファンタジーも少し混ざってる。
「凶鳥フッケバイン」はラノベでも違和感無いけど。
>>584 確か、佐藤大輔はライトノベル書く時はペンネーム変えているとかいう噂を聞いたような気がする。
文体まで変えているかどうかは知らんが。
>>593 >スペースオペラこそ、SFの王道じゃないのか?
いわんとすることは判る。
ジャンルの中の強い牽引者であったが、現在の萎びた状況を鑑みて、王道ではないと考える。
「元々」をジュブナイルとする根拠は、やはりジュール・ヴェルヌあたりをSFの始祖として考えることが多いからだ。
文章スレなので無理やりこじつけておくと、翻訳物は原作と役者の相性が悪いと目も当てられん事になる。
その発想はなかったわ
596 :
名無し物書き@推敲中? :2006/04/11(火) 13:02:15 ID:aFbbGShj
読んでたの
599 :
イラストに騙された名無しさん :2006/04/12(水) 22:08:39 ID:3kDu0TOB
桜庭一樹は?
600 :
イラストに騙された名無しさん :2006/04/17(月) 21:42:11 ID:9q/VYSiM
十文字青は?、今までに出た名に比べればまだまだかもしれんが
平井和正と桜庭一樹が同列に語られててお茶吹いた ラノベ板最高
今の子供は昔の小説とか読んだりしないのかな? 娯楽品と割り切って、今売れてる本しか読まないのかしらん。 古本屋チェーンやネットのおかげで、自分が子供だったときよりは昔の本が手に入りやすいんだが。
何をもって昔の本と呼ぶかによるが、 夏目や太宰とかについてなら それを読んでる子供の割合自体は、 昔から変わらん気がするぞ。
読まなきゃいかんなあと思うものの、"should”と思った時点でやる気が減退しているという問題点。 "must”になったら目も当てられない。 時間が足りない。 (そういう奴はあってもやらない、とは言うし俺も半分は賛成なんだけど、実際に一日を書き出してみると足が出る。 俺も今、マハン海軍戦略、海賊史、盗賊の歴史、戦略と戦術、バルバロッサ作戦等等、だいぶ積読状態。 この上に日常生活を上乗せするだけで足どころか下半身丸々出る。) っちゅーところもあるんではないかと。ま、俺は子供というには年を取りすぎた。 昔と比べて一日が三時間減って初めて時間の大切さに気づいたさ。 どう活用しようと足掻いても土の付いた時間だ、価値は大分下がる。気づいた頃には後の祭り。 何よりも「足りないとは言えど、今の自分達には時間が沢山ある」という実感を余り持たないのが問題じゃあなかろうか。
それ自体がamustbookなんてこの世にねーからな。大抵他の(嫌な)事情に拠ることになる。ところで文章力の話は。
普通の人が夏目や太宰を読むなら ラノベ読みがロードスや銀英伝読むくらいはしてもいいんじゃね? まあ、試験にでないし感想文に使えねえが。
なんだ? ロードスや銀英伝も読まないでラノベ語ってる香具師がいるのか? クラッシャージョーとなぎさボーイも読んどけよ。
うっわクラジョウナツカシス 昔はまったなぁw
rowguy,rowguy
ついでに、戦闘妖精雪風もいいぞ。
ジャムです。戦闘行動を開始します。
文章力なんてある程度基本ができてたら後は好き嫌いだろ
その「基本」ができてない奴が多すぎるからだろ?
616 :
イラストに騙された名無しさん :2006/04/23(日) 00:35:18 ID:yPMPKQ84
渡瀬草一郎さんは設定とかしっかりしていて上手だと思う。
設定は文章力に入るのか?
入りません
(『笑い』において)寒い箇所が一文でもあると、その作品全体がランクダウンしたように思えてしまう。 よって、神坂や賀東のようにギャグを前面に押し出しておきながらスベってる奴らの文章が、どうしても全部糞に見えてしまう。シリアス場面は良い所もあると思えるんだが。 小説ってのは殆ど全ての要素を文章であらわすので、 1「たとえ一箇所でもスベる」 =2「こんな文章書くってことは、この作家、発想から寒いに違いない」 =3「この作家が設定から描写まで全てを手がけている、この作品全体が糞だ」 =4「作品が糞ってことは文章の一つ一つが全て無駄ってことだ」 =5「文章力ねぇなコイツ」 になっちまう。自分でも偏った考えだとは思うんだが、無意識につい。 漫画なんかだと、 2「ここはイマイチだな。次に期待するか」 と流せるんだが。
問題があるのは自分の方だと分かっていて文句を言うのはいかがなものか。
「○ページ読んで投げた」とか臆面もなく抜かす奴よりはマシだろう。 変な脳内基準を設けて、それに反するものは即・駄作認定。 そういう奴ほど批評家気取りだったり。
まあ笑いのレベルが低いのは確かだと思う。 でも漫画に比べて量も少なく歴史も短いので仕方ないよ。 例えばモテモテ王国みたいなラノベ出しても続刊絶対出ないだろうし。
脳内設定もクソもあるか。 つまらん物を読み続けるのが苦痛だから放り出して何が悪い。 金出して買ったのは俺だ。その俺が読みたくないって言ってんだからお前が文句言うな。
設定?
読まないのは本人の勝手だが、ピーマン食べられない料理評論家とかいたらどう思う?
ピーマン食べられないんじゃなくて、ある料理をまずいと食べないんだろ?
ピーマン食べられないてたとえは変だろ
>>623 買った本を放り出すのは勝手だが、人前で見苦しく喚き散らすのは、お前の勝手じゃないだろ。
そういうことは、チラシの裏にでも書いてろ、な。
>>623 ま、てめえの裁量で金出したんだから、批判も賞賛も1人でやっとけ。
>>622 文字だけで、というのがもう不利だし、ラノベであんまり高度なこともできないし。
でも、今時のお笑いよりはレベル高い気がするけど。
>>619 じゃあ大江健三郎とかは、あかほり以下の駄文書きになるわけか。
人によりけりだろう。 世間で名声を博している作家の文章を、みんなが好きにならなければいけない道理はないよ。 特に、文章力や笑いのセンスといった、曖昧なものを基準にしている限りは。
あかほり以下の駄文かどうかはわからんが、 とりあえず下手じゃないか? 文意を読み取るのに酷く骨が折れる。
>文意を読み取るのに酷く骨が折れる。 それで下手ってんなら、古井由吉まで下手ってことになっちまうぜ。そうすっと、『文章力ある奴』なんていなくなっちまわねえか? でも確かに、大江の表現方法は無内容だって話は良く聞くなぁ。
ライトノベルのための文章として評価すれば、 「大江健三郎はあかほりの足元にも及ばない」 と言える。 土俵のすり替えは恐ろしいな。
>>635 文学について勉強したことないから、完全な主観の話なんだけどね、
文意を読み取ろうとする努力に対して、得られる対価(情報や感動とかな)が割りに合わない。
要は難しくても、その意味を解読できたときに感動とかがあればいいのよ。
だから俺は、数式の変形が並んでいても下手糞とは思わないし、いっそ美しいと思う。
これは数学というものが論理的だからだろう。
これが文章の話になると、俺が不勉強なのももちろんあるが、個人差が滅茶苦茶大きくなるわな。
要するに俺にとっては努力の割りに対価が小さかったわけだ。
で、俺の周りに「大江って文章下手じゃね?」と、聞いたところ、皆イエスと答えたわけだ。
(つっても分母は激しく小さいが)
よって、大江は下手ってことにしてる。
大江の文章を上手いと思う人は俺より文章を読みなれていて、頭がよく回る人なんだと思う。
それか、対価を大きく感じているか、俺とは前提が違う人。
そうだな。ラノベ板だし、ここらでやめとくか。 素っ裸でアナルにキュウリをブッ込んだまま縊死した人物を回想で出すような作家の話は。
ぶらじま太郎。 その天才的文章力。理解などしなくていい。考えるな、コスモを燃やすんだ。 そうすれば、きっと目覚めるんだ!
642 :
名無し物書き@推敲中? :2006/05/04(木) 13:40:49 ID:Z3SisQLP
車輪の下
ここで。とある魔術の禁書目録の鎌池和馬氏を挙げたら。袋叩きされる気がするから。 時雨沢恵一氏を推薦しとく。ついでに。橋本紡も。
読書量が少ないと見た
最近のラノベはネタと勢いで押し切る人が多いからな〜 まあ、昔も平井和正あたりは勢いと情念だけで生きていたけどさ 最近読んだ中では佐藤正午の文章に惹かれる
時雨沢はなぁ……。 指示代名詞が多すぎるし、よく重複するし、単文を積み重ねる割に接続が下手で語感悪いし、 直裁的な描写を続けたりで雰囲気ぶちこわすし、なにより語彙が少ない。 でもキノはなんとなく好きです。ラノベに美文なんて要らんのです。
オレ文章のヘタさそんなに気にならないんだけど キノはうっわあ稚拙ーという感じでちょっと耐えられなかった。
>>時雨沢
狙ってやってるなら話は別なんだがなぁ。
>>643 我々は決して袋叩きになどしない。生暖かい目で見守る事を誓おう。
>>時雨沢 キノの方では間違いなく意識してると思うけど、 アリソン、リリアとトレイズの方では普通に書こうとする努力している気がする。 話の雰囲気から理系出身ではなかろうか、何て勝手に思ってる。
誰も突っ込んでないようなんで俺が
>>643 ■■乙
時雨沢恵一も橋本紡も文章で魅せるタイプじゃないよなぁ。 正直、時雨沢は読んでてつらくなってくる時があるけど、 それはそれであの世界観にマッチしてるんじゃない? 鎌池和馬は劣化なs
橋本は普通に筆力あると思うが。 半月のような、普通の恋愛ストーリーを6巻書いて、しかもちゃんと読ませる作品に仕上げたというのは評価に値する。
橋本は初期の頃がやばいんだよ。まあ、他に下手な奴は一杯いるけど。
>>652 劣化なs?俺は苗字で言えば劣化n、名前で言えば劣化kだと思った。
彼はライトノベルは作ってないみたいだが、鎌池からは彼と同じ匂いがした。
>>653 俺は、リバーズエンド二巻で気に入ったんで読みはじめ、最終巻で投げた。
投げた当初、一巻+最終巻の最後の部分と中盤で作り上げた日常が壊れるのをやりたかったのかなぁと邪推した記憶がある。
半月は「人気っぽかったからって続けんじゃねえ、読みきりのまんま終わらせとけよ」って投げた。
ちゃんと読ませる作品に仕上がっているかは評価が分かれると思うけど。
ただ、俺が投げたとかは別として日常を描くのは上手かったと思う。
656 :
652 :2006/05/05(金) 16:10:15 ID:lxLwyAQC
>>655 >劣化なs?俺は苗字で言えば劣化n、名前で言えば劣化kだと思った。
あんさんの思ってる人と、おいらの思ってる人は同じだよ。
「幻想殺し」とかのネーミングセンスとか、文章の書き方とか、そのまんまだもんな。
まぁ、「面白ければ他の作品のインスパイヤでもいいよ!」という読者が
沢山いることは事実だけど、それはあくまでも読者視点での作品の評価なんだよね。
インスパイヤのせいで、純粋に作品を楽しめない読者が少なからずいるのは事実なんだから、
作り手側の評価だと、「やっぱりインスパイヤよくない」ってなっちゃうんだよな。
そこが、ワナビ(と作家)と、純粋な読者たちとで評価が真っ二つに割れる理由だとオモ。
話を戻して、個人的に文章力があると思う作家は乙一。
安心して読める一人称の文章を書ける作家は、ラノベでは意外と少ないような。
まあ、短編が多いせいかもしれないし、物によってはアレなのもあったりするんだけども。
657 :
イラストに騙された名無しさん :2006/05/05(金) 17:35:36 ID:hbnGT4sW
上手な文章の定義を、 森鴎外や小林秀雄みたいな格調と、 福沢諭吉のような「障子の向こうの女中さんにも分かってもらえる文章」 という分かりやすさのバランスなんじゃね。 小野と恩田陸なんかは、独自の雰囲気と分かりやすさが良いバランスじゃね。 つうか、恩田はラノベか?
>>657 確かにバランスが欲しい、まあライトノベル以外でもね。
まぁ、なんだ。こんな所にまでアンチが出張ってくるっつーのもアレだな。 でもねぇ、アンチをやるんだったら、もうちょっと広範に批判出来ないもんかね。 例えばfateの源流を語るなら菊池秀行の「聖杯魔団」は絶対に外せないはずだし、 月姫の翡翠ルートで見せた、異様な単語を矢継ぎ早に書いていって狂気性を 表す手法は、竹本健治の「腐食」で出てきた手法だし、 そもそもファンディスクの歌月十夜自体、ガジェットが「腐食」そのものだもんなぁ。 まぁ、歌月十夜に関しては、あまりにもそのまんますぎるから、「腐食」の オマージュとして受け止められるかもしれないけど(奈須は竹本好きを公言してるし)。 他にもミステリ畑からなら、いくらでも元ネタというか、源流は探せるんだけど……。 でも、そういった類似性を指摘してる人間、見たことないんだよなぁ。 俺は奈須の大ファンだけど、ひょっとしたらアンチ以上にそういうこと知ってんじゃないかと。 向こうは怖いからこっちのスレで書いてみました。スレ汚しごめんよ。ノシ
もうルーツが無いようなオリジナルの時代は終わって上手く抽出した引用の時代が来てるんだよ 言いたくてたまらないようだけど日本ではそうかもしれないけどきっと外国にもそういうのあるし 洋書で読んで日本に持ち込んでる作家も多いんだろうな…
エロゲが小説や漫画のパクリをしてもそう悪どいとは思えん。 それも十年以上昔の作品となると尚更。 ファン層が重なるので批判が多いのも判るが。 那須きのこは文章力、無いと思う。
きのこはありゃあゲームじゃなかったらとても読めるような文章じゃないだろ。少なくともらっきょ時点では。 fateはああいった畑だからキャラクターあんなのなのはしょうがないとして、らっきょが酷い。 文章に矛盾点があったり文章内で前後の繋がりがない所が多々見つかる。 表現方法は過大だし意味のない造語は作るし。ここらは文章上手い下手以前の問題だろう。前者は今はさほどでもないかも知れんけど。 あ、ちなみに俺アンチでも信者でもないから。きのこの書く物は面白いと思うけど、とてもじゃないけど文章上手いとはいえない。
俺もTYPEMOONのゲームはへっちゃらで面白いと思う。 が、きのこ先生のご本は定価の価値すら怪しい。
>>664 なすは文章うまい下手論議に持ち込んだ時点で負けだと思ってる
わざと型はずしをしているし。
暇人は一度平井和正読んでみれ。ボヘミアンガラスストリートあたりならまだ読みやすいはずだ。
プロット滅茶苦茶でイっちゃってるが、会話による感情やシーンの盛り上げ方は
今生きている日本人作家でも5指に入るぞ。
そこだけは必ず参考になるから、目を通しておけ。
奈須の文章に関しては、上手い下手を云々するタイプじゃないような気も。 まあ、読みづらいという意見は頷けるんだけど……。 舞城王太郎の文章が上手いか上手くないかを議論をするようなものか? 舞城にしたって、文章のルーツを辿っていけば町田康や高橋源一郎、或いは 筒井康隆辺りにまで遡れるわけだし、決して読みやすいというわけじゃないと思う。
>>667 初期の源ちゃんは凄かったな、初期は。
ラグランジュポイントに参加したり、色んな事手出しすぎたぽ。
きのこの文章は上手か下手かって話になると そういう次元じゃないって流れに必ずなるな
信者がそうゆう次元じゃないって必死になっても きのこの文章の下手さは変わらない。
だから上手い下手以前の問題に、文章として間違ってるんだって。誤字脱字と同レベルで。 それに特殊な文章ったって基礎が存在するわけだから。それに肉付けをするのが個性であって、基礎がないのは小学生の作文だよ。 あ、別にきのこに基礎がないって言ってる訳じゃないよ。ただ基礎が崩れてる事があるってだけで。同人時代のものらしいから仕方ないかもしれないけど。 どうでもいいけど、きのこの人間心理解体はすっげー酷い。専門化が見たら鼻で笑う代物だよ。
舞城は三島賞の選考委員間で評価が分かれるほどのレベル。ナスが同じとこでたら全否定されるだろ。同列にしちゃいけない。
個性的な文体=文章力 でなないからなぁ。 「空の境界線」は高年齢層を狙ったブギーポッブって感じで、悪くは無かったけど。
舞城は紛いなりにも芥川賞候補にもなったんだから、厨文しか書けないきのこと比べてはダメですね。
そんな事いったら村山由佳どうするんだ・・・。 年上女が年下食べる話しか書けないぞ。 文章だって厨の希望、秋山瑞人より下手くそだ。 それでも直木賞作家
そのうち黒歴史になるんだろ
>>666 平井のうまさは才能もあるけどアニメ脚本や漫画原作してた影響もあるのかもね。
幻魔大戦20巻一気に読ませる力は才能だけじゃ説明できない。
>>671 きのこの場合は、その文章の基礎すらあえて無視しようとしてる、
と俺は言いたかったんだ。あのアホな造語とか、誤字脱字を
ネタにしてる所とか、わざとおかしな言い回しをさせて注目を引かせる所とか。
まあ、素で間違ってる所も沢山あるだろうし、逆効果な所も沢山あるけどw
でも、あの文章が中高生に受けたのも事実なわけで、あの面妖な文章が
無ければこれほど話題にならなかったかもしれない。
ある意味、山田悠介と同じなわけだな。いや、弁護になってねぇかwww
確かに、下手と言われれば否定出来ないし、拒絶反応を起こす人も多いだろうけど、
文章に無頓着であるが故の下手さとはまた違うと思うのよ。
いたる絵みたいなもんだな。
誤字脱字の罪は編集にも有る
>>679 美味い事言いやがって。
山田悠介は正直他を寄せ付けない酷さだと思う。
山田悠介そんなに酷いのか? 話題作っていう話は聞くけど、同時に酷い出来だって言う話も聞く。 まぁ、確かにあのあらすじだけ見れば手をつけようかとも思うストーリーではあるけどね。
683 :
678 :2006/05/10(水) 20:00:11 ID:2I8ugTK2
山田悠介は、 「俺ってサイコー」 と叫んだ。 こんな文章の感じだ。内容は読んでないんで知らん。
>>683 読んできた。いや、きのこ流石にここまで酷くないさ。
とりあえず今の段階で言えばキャラクターやら世界観やら、ゲーム作ってるだけあってできてるし。
問題なのはあれだね。校正してないってのもあるけど、文章、話単位で見た矛盾をなくす事。
一番の問題はあれだけどね、現実にある理論を歪めてまで俺様論理を声たからかに主張しないってことだね。しかもそのほとんどに意味が無いから「何言ってんだお前」っていう話になる。
パクリ云々は知らないから追求しないけど、ストーリーと見せ場の作り方は秀逸なんだよな。
奈須に関しては、文章にしてもそうだけど、京極夏彦の 呪縛から逃げようとして失敗してる所があるんじゃないかと。 空の境界と、最新作のDDDとを比べるとはっきりすると思う。 具体的に言うなら、一文の長さと、「――」の頻度がかなり変わってる。 それに、世界設定の煩雑さは昔と同じだけど、京極堂よろしく長口上を述べる ことも少なくなったと思う。世界設定の開示が上手くなったんじゃないかと。 それと、空の境界に関しては、講談社で出版する際、奈須は新しく書き直そうとしたそうだが、 編集者(太田?)が、同人版のまま出版させたそうな。
さすが京極、妖怪小説を書いてるだけあって呪ったかw そんで、最新版なんてあるの始めて知ったよ。こんな調子なら二度と買わねと思ってたけど、 話を聞く限り期待できそうだなー。
>>687 DDDは雑誌ファウストに掲載されてるだけで、まだ単行本化してないのでご注意を。
まあ、文章は徐々に一般向けになってきてますよ。徐々に。
俺は、別に奈須の作品が大好きというわけではなく、
奈須の出現によるライトノベル界への影響を研究したいと思ってるんだよね。
奈須が出てくるまで(2000年まで)、ライトノベル界では京極フォロワーなんて
ほとんどいなかった。当時から京極は有名で評価も高かったけど、
どちらかといえばミステリの人が騒いでいるだけで、ラノベではあまり知名度は高くなかった。
それが、奈須が現れて以降、次々に京極チルドレンが出現していったんだよね。
ちょっと思い浮かべるだけで、西尾、鎌池、平坂、日日日、泡沫を入れれば、影名、岡崎、
みたいな感じで。探せばもっといるだろうけど……。
そこの所の影響の伝染の仕方とか、とても興味があるのよ。
なるほど、勉強家ですな。 しかし奈須、京極チルド(この言い方だと冷凍してるみたいですね)だったのか。京極大好きだったのにぜんぜん気付かなかった。 ところで、どういう感じのを京極チルドレンっていうのかを教えて欲しい。 いやね、奈須や西尾は通ずる所あるかなーってのは分かるんだけど。(奈須は文章のクセを真似してるだろうなって思えるし(それが裏目に出たんだろうけど)、西尾はストーリー運びを似せてると思う) マジ鎌池とか日日日とかどう見てもジャンプです。本当に有難うございました状態だと思ってた。 俺も京極の大ファンだから、そうやって京極夏彦と愉快な子供達にめっちゃ興味がある。 あ、どうでもいいかもしんないっすけど、京極夏彦って秋田禎信と文作りが似てるんだよね。 これは個人的に、京極は現代文と日本古文を相子にした文のつくりをして、秋田は戯曲を連想させる文のつくりをするからだと自分勝手に解析してた。
>>689 奈須に関しては、インタビューで「京極先生は神さまですから」と言っておりますな。
同様に、西尾と日日日も京極に強い影響を受けたとコメントしております。
鎌池、平坂は、どちらかというと奈須や西尾の影響が強いと思うけれども、
不確定なので乱暴に京極チルドレンでくくってしまいやした。
それと、確かに秋田は似てますな。それと上遠野もほのかに。
ちょっと調べてみたい気も。
どんなのが京極チルドレンの文章なのか、ということに関しては、ちょっと説明がし辛いんですが、 ・「――」の多用。 ・読点での改行(または、短い文章で改行を繰り返す手法)。 ・印象的な台詞の前後一行ずつを空ける(または、行の中で台詞の位置を上下させる)。 ・体言止めの仕方。 ・句読点の打ち方。 ・オノマトペの傾向。 などが考えられますが、個人的に、京極の文章に時折現れる、 「リリカルさ」が一つのキーだと思ったり。 恐らく京極の源流の一つは、折口信夫(釈迢空)だと思うけど、 そのせいで、時折文章が詩的になるというか、叙情的になるというか、 そういった特徴があるんだよね。 どういうのが詩的なのか――ということに関しては、説明がしづらいっすotz 奈須の空の境界には、この「リリカルさ」というのを強く感じるんだよね。西尾も。 もちろん、それが上手いかどうかはまた別問題だけれども。
日日日は京極→西尾→日日日という傍系だと思う。 那須も、直系ではない気がする。
日日日や平坂は確かに西尾の影響が強いでしょうな。 まあ、日日日はインタビューで京極の「ルー=ガルー」に強い影響を受けた、 と語ってますので、本家の影響もあるでしょうが。 奈須に関しては直系だと思います。 本人がそう述べていますし、奈須の作中に出てくるガジェットなどを見ても明らかかと。 そういった作家たちが、どの作家に影響を受けているのか、もしくは影響を与えているのか、 という相関関係というか、流れのようなものがとても気になります。 ただややこしいのが、秋田禎信や夢枕獏のような、独自の路線で京極と似たような 文体を発掘した人もいるので、そこら辺がごっちゃにならないように 気をつけなければなりません。
京極の後に出た人らは"チルドレン"、京極の前に出た人でも"似たような"呼ばわり……。
チルドレンと言ったのは、京極の影響が強く受けた作家、もしくは、 その系統に属する作家たちを便宜上そう読んだだけです。 「チルドレン」という言葉から、悪い印象を持たれたのなら謝ります。 >京極の前に出た人でも"似たような"呼ばわり……。 これについては、何か問題があるでしょうか? 秋田や夢枕と、京極の文章が似ている(ように見える)という意見は、割とあると思うのですが。 まあ、秋田ファンや夢枕ファンからすれば面白くないでしょうが、 京極を主軸にして語っているので、どうしてもこのような表現になってしまうのですよ。
西尾は春樹チルドレンとも呼ばれてるわけだが
西尾は森博嗣チルドレンとしての側面もありますな。
西尾は実はロストチルドレン
連投すまん。
>>695 問題はあるだろ。「似ている」や「同系統の」って言い方なら問題なかったと思うぞ?
内容はともかく、口調はよろしくなかったんだからそこで噛み付かず弁解。これが大人の対応です。
すまん、今度から気をつける。この一言ですむんだからそれですまそうぜ?
自分としては、「似たような」という文章は、「似ているような」というニュアンスで 使ったのですが。 むしろ、「似ている」ときっぱり書いてしまうと、反発があるかもと思ったのです。
いや、ファン的に面白くないとかじゃなくて、秋田はともかく夢枕なんつー上の世代の ベストセラー作家を近親種扱いってのに違和感を感じたのよ。
ええ、ですから、念のため「独自の路線で」という言葉をつけたのですよ。 中には、夢枕氏の文章に影響されて、京極氏のような文章を書く若手作家も いるかもしれないので。夢枕氏に連なる系譜は、また別にあると思います。 今回の一連の投稿は、あくまでも京極氏を軸として書いているので、 夢枕氏のような先輩作家でも、「京極氏と似たような」といった形容になってしまうのですよ。 逆に夢枕氏の系譜を語るときは、「夢枕氏と似たような文章を書く京極氏」といった風になります。
バクは京極より大先輩だろ
なんでそんなに京極に拘りたいんんだよ……
そりゃ儲だからだろ。
はいはい、どちらさんもここらでお開きにしまひょ。 双方の言い分ともに出揃ったこったしね。
そうですね。
自分も
>>689 の人が話に乗ってくれたのが嬉しくって、ついつい書きすぎてしまいました。
ところで「伝奇小説」というジャンルと「文体」というか、文章スタイルを混同してないか?
709 :
無名草子さん :2006/05/17(水) 12:53:29 ID:W3vK4ke/
血しぶき云々
710 :
イラストに騙された名無しさん :2006/05/18(木) 14:04:40 ID:ZKTGNMt/
秋田とかはなんつうか翻訳調の文体だな、 いわゆる日本語的な語彙の豊富さには依存しないで、極力言い回しのウィットに富んだ書き方するっていうか、 本人のシニカルなセンスも手伝って、かなり独特の魅力が出てると思う
711 :
イラストに騙された名無しさん :2006/05/20(土) 03:51:03 ID:XiVj8QEb
秋山の台詞回しって秋田ににたとこあるよね 「しかしだな、あそこまでにべもなく断らんでも良いだろう。 だめだとは思うが一応はだれかに尋ねてみてやっぱりだめだった、 というならともかく。即座に否定されたぞ即座に」 こういうとこ。 因みに大塚英志とか結構好きなんだけど。文体。
それはただ単に、キャラに合わせたってだけでは? むしろ、水前寺は秋山作品のなかでは珍しいタイプかと。 まあ、秋田作品を殆ど読んでない俺が言うのもアレだが。
>>711 そこだけ読むなら銀英伝のポプランとコーネフの漫才なんだが。
まあ、抽出マジックだわ。
個人的には似てないと思う。
秋田はもったいない。富士見に使い潰された感。
経年劣化が激しい。
禁書のコメディパートは秋田節を参考にしてる気がする。 禁書のバトルパートの説明口調はブギーのバトル描写に近い。
>>710 本場のジョークはあそこまで畳み込まないよ。
逆にクドい。
だけど、それが魅力でもあったと思う。
年とって丸くなるのが楽しみだったんだが。
というか、それこそほぼウィットのみで本売りまくったファンタジー作家→ガイエ。
秋山は作風からしてモロ外国小説。 細部の描写がクドいとこなんかは特に英米の冒険小説まんま。 そこが一種の魅力。
描写ではなくて表現がクドいと思うが。 まあ、どちらにしろクドいんだけど。
秋山が最強!
秋山の魔法を見せてやる!
720 :
名無し物書き@推敲中? :2006/06/01(木) 13:47:15 ID:cCyFpTE5
大塚英志
秋山はガチ
722 :
イラストに騙された名無しさん :2006/06/02(金) 01:16:25 ID:Krf8GyTZ
どうせオマエラ文章力なんてよく分からずに好き嫌いで語ってるんだろ? 例文が少しも出てないようだしさ
素直じゃなくてもごめんなさい。 自分も参考にしたいので、例文を出して説明して欲しかったんです。
>>325 ,329
酷い遅レスだけど同じ感想の人がいて嬉しいよ。うまいって意見しか聞いた事なかったから。
五代ゆうの文は情念みたいなのがあって受け付けない。じっとり重い感じがしてダメ。
好きなのは浅井ラボ。念がこもってるのはこっちも一緒だけどこの人の文は好きだな。
ぶっこわれてる所が。うまいとは言えないかもしれないけどw
御影瑛路は文章力あると思うんだ。 僕らはどこにも開かない、は同期で銀賞を受賞した奇跡の証明?より読みやすく、 ストーリーのテンポが良かった。 ただ、なんか全体的に色素が薄いような
>722=723 ツンデレ乙。 上遠野好きなんだがアレは下手なのか。 確かに最近のブギーはアチャーだと思うが事件シリーズとかぼくらは〜とか 読みやすいし雰囲気がよくて好きだ 文章力って言うけど、ミステリとか恋愛ものとかファンタジーものとか、ジャンルによって 文章の良し悪しって決まって来ると思う。 たとえ物凄く恋愛心理描写が上手くても、ミステリ作風なら実力発揮仕切れてないだろうし 筋道立てて物事を書くのが上手くても、ヒロインの萌え要素箇条書きにされちゃ萌えもへったくれもないし。 だから部門別に考えたほうがしっくり来るんじゃないだろうか 上遠野はSF・ファンタジーの雰囲気の描き方がいい 乙一のサイコ・ホラー描写はなかなか良いと思う、怖い 村山由香の恋愛描写は媚びてる所もあるが俺は好き 西尾はキャラ萌え作家としてはかなり上位に上げていいと思う
文章力=描写・表現力 描写されたり表現されている内容は問わず。 例えば、禁書なら設定と世界描写と能力説明が曖昧なせいで膨大な量の 妄想設定を弾き出せるが、これは文章に幅を持たせる事と同義かと聞かれれば謎。 逆に奈須作品なら、わざと抽象的に書いてある事柄以外はほぼ皆似たような設定を 思い浮かべるが、かといって文章に幅が無いかと問われればやっぱ謎。 幅に限らず風景描写で言えば、川上作品は風景描写は細かいが、長ったらしくて 逆に分かり辛かったりする。谷川なんかは風景描写なんてほとんど無いが、なんとなく イメージが出てきそうな単語を並べて高速化している。これらは両極的だ。 要は読みやすいと文章力は別だし、キメ細かいも文章力とは別だということ。 両者を噛み合わせる芸当を持っているのならば文章力はあると判断しても良さそうだけど、 両極の性質を一つに融合させるのは、俗に言う「伝統」「慣習」が必要なために 読者にもある程度の読解力、知識を求められる。だが、これすらも開かれている という意味での文章力は持たないために、文章力が無いと言おうと思えば言える。 ―――――――つまり、俺にはよく分からないって事さ
>>727 なるほどな、分かりやすく文章力解説ありがトン
実際、純文学なんかの所謂なんとか賞作家でも、風景描写や設定描写の例をあげた時
両極端な人もいるけど、どちらも文章力が評価されてたりするし
読みやすい・キメ細かいの前者と後者(他にもくくりはあると思うがおおざっぱに)の
配分バランスも、審査員・読者のそれぞれの感性でどれがいいかって話になる
「両極の性質の融合」に伝統・慣習が必要っていう繋がりがちょっとワカンネ
もう少し噛み砕いて貰ってもいいか
ごめん俺頭悪い
別に語彙もクソもない漏れみたいな読者からすれば いい文章とは、情景をありありと思い浮かべられる文章、だったりする。 ライトノベルではなくて申し訳ないが、池波正太郎なんかは芝居仕込みのわかりやすさを持っていると思う。
去年、現国の受験対策で習ったところによると、作家の文体には叙情派と 写実派があるとのことだった。 前者は抽象、後者はリアリズムをもって文を書くため、同じ小説に見えても 違う読み方が要されるとのことで、クラスでテストしたところ、叙情の 長文が得意な連中と写実の長文が得意な連中にほぼ分かれた。 (叙情は夏目、写実は横光だった)写実の方が読める人は少なかった。 谷川はバランス派、秋山は叙情極端、川上は写実極端、だと思ってる。 バランスをとることと、突き詰めれることのどっちが文章力あるかは わかんね。
同じ小説に見えてもってなに。
文章ってのは何だろう? 人に何かを伝える手段だ。論文なら、事象を抽象化したものを伝えるし、メモなら、未来の自分になにかを伝える。 んじゃ、文章力は人に伝える力が強いものだ。人にものを伝える力は、説得力と言い換えられる。 つまり説得力のある文章が良い文章だと。 で、人を説得するのに有効なものはなんだろうかと。 筋道だっている論理か、強い感動だろう。理性と情緒のどちらか、またはどちらもに訴えればいいはずだから。 論理に必要なのは、厳密性、緻密性、正確性、簡明さ、こんなところか。 感動に必要なのは、なんだろうか? わかんね。 論理だった説明って、時間と学習でどうにかなるだろうけど、 感動を効率よく引き出すにはどうすれば良いかというのは模索するしかないんだろうね。 よって、小説家ってのは前者を訓練で身につけ、後者を模索する仕事って言えんじゃねーかな? 結論があさっての方向に行ったところで終わり。 あ、おまけ 「私どもを説得するものは確実な認識であるよりは、まさにそれ以上に実例と慣習である」 (デカルト、落合太朗訳『方法序説』岩波文庫、91年27頁より) この引用を読んで、俺のくだに納得しちゃった人がいたら、まさに実例と慣習だなw。
小説としてでしょ。大前提としてさ。
秋山
>>728 「伝統」「慣習」ってのは、経験の総体って意味。
例えば、イギリス人に「夏の夕方に虫の声が…」とやっても「noisy」としか
反応は貰えないけど、日本人ならそこの中々言葉に出来ない(しようとすると非常に長くなる)
印象を一瞬で理解する事ができる。つまり文化の積み重ねが脳に根付いてると処理が高速化する。
よって多くを理解させつつ、描写は短くて済むという両極の性質を統合できる。
だけど、虫の声程度なら兎も角、諸々の文語表現は国語力低下が著しい年代向けの
小説に使ってもぶっちゃけ理解して貰えないから、却って分かり辛いとか言われるハメになる。
俺もぶっちゃけあんま知らない、そういう事。
簡単な描写で敷居が低くて多くを感じさせる三重唱は、基本的に多くの文学作品で
使い古されてるからこそそうな訳で、取り立てて「文章力」評価に繋がらないのもポイント。
使い古されて無い三重唱を見つける事は理論上不可能だしね。
―――――――長文失礼
>長文失礼 ほんとに失礼な長文だなこれw
>〜取り立てて「文章力」評価に繋がらないのもポイント。 日本語にある豊富な語彙や言い回しの中で、知識や経験に基づいて 読者の感性と理解力にうまく訴えられる語句を取捨選択し、適切に使用して評価を得られる文章を書くこと。 これを一般に「文章力」というのもポイント。 別に「使い古されている、敷居が低い三重唱w」とやらを使っても作家の文章力の否定にはつながらない、 これもポイント。 「ぶっちゃけ」なんて頭の悪い単語を連発するような人間ではしょうがないだろうがな。
志賀直哉の作品すら文章力ゼロの糞日記にしか読めない俺は、このスレにいる資格ないみたい。 二次元ドリーム文庫読んで寝よ。
>>738 >>735 じゃないけど、一つ。
>「使い古されている、敷居が低い三重唱w」とやらを使っても作家の文章力の否定にはつながらない
735は否定にはつなげていないな。
引用する時は引用する場所をはっきり示すのと、引用したところに改変を加えないこともポイント。
引用する場合、筆者の意見をなるべく尊重しないと倫理的な問題があるよ。
「ぶっちゃけ」人の悪口言う前に、人に優しくなったほうが良いかと。
>>738 まあ、結局そういった種々のお約束から
の積み重ねで文を作るわけだからな。
何を使ったから文章力としての評価に
つながるとかつながらないとか、
それ自体には大して無い。
僕にとって文章力があるとは、独特な感動や、独特なイメージを与えてくれる文になってる場合だね。 安易な感動やイメージだと、内容ではなく、文章自体には価値を見出せないもの。
>>738 数多くの文学作品で使われているということは、それが基本だ、ということだが。
ツンデレみたいなもんだ。ツンデレって分かれば大体の行動が予測できるから、
多少外しても読者が?となってしまう事を防げる。ついでにツンデレのデレは可愛い
という事になってるから、いちいち可愛い描写をする必要が無い。
でも型となった表現(この場合はツンデレ)を書いたって”取り立てて”評価はされない。
無論、ツンデレ内での評価は割れるだろうけど、ツンデレが型になった当初程の評価は無い。
”取り立てて”評価されるような表現をしたいなら、それ以外のものを使う必要がある。
”ぶっちゃけ”よりも”取り立てて”がこの際では重要な単語だった訳だ。
”取り立てて”の語彙を上手く理解してくれていないから、文章の読み違いを
起こす。こうなると下らない誤読で書いた奴の意図が伝わらない。
まあ結局は
>>735 のいい例となった訳だ。
取り立てて取り立ててと言うのでマイナスと捕らえられたんだろう。 別に限った話ではなく、使った使わないに取り立てて文章力に関する要素はないのだから。 基本的にはどう使ったかを評価するんであって。
日本語でおk
>742 「作風」という便利な言葉がある
>>747 書いた本人は理解しているのだろうけど、
>>744 は他人が理解できるような文章じゃない。
それでも一応日本語。おk
レス貰って気がついたが、747は746宛て。
取り立てて(←修飾語→)取り立てて(←名詞)と言うのでマイナスと捕らえられたんだろう。
別に限った話ではなく、使った使わないに取り立てて(←修飾語→)文章力に関する要素はないのだから。
基本的にはどう使ったかを評価するんであって。
それでも分からない場合、
「取り立てて」と言うのでマイナスに捕らえられたのだろう。
別に「三重唱」に限った話ではなく、三重唱等の表現方法自体は文章力に関する要素ではない。
基本的にどのように使うかを評価するのだから。
理解して日本語でおkと言っているとは思うけど。
ちなみに
>>744 ではないので正確かどうかは知らない。
日本語ってやぁね、こう言う時。文法に規則性がなさ過ぎる。
>>750 それじゃ意味変わってるよ。
>「取り立てて」と言うのでマイナスに捕らえられたのだろう。
上手いなと思ったのは 秋山瑞人 米澤穂信 逆に下手だなと感じたのは 桜庭一樹 長谷敏司 ヤマグチノボル 正しい日本語として成立してるかどうか怪しいものがちらほら。 ヤマグチノボルは特に酷かった。 面白いかどうかはまた別だけど。
>>750 違うんよな。
>>744 は一行目で
>>743 が指摘している事について「誤解しちゃったんでしょ」
と言っている。だがそこで話が完結しているから、接続詞も指示語も無い
2行目に繋がらない。意味もぶっつり切れてる。
で、これを仮に
>>738 の説に関する支持と受け取ってみる。んで、743に対する嫌味を取り除いて整除すると、
”定番表現は使った使わないではなく、どう使ったのかを評価するのだから(ここ空白)”
自分の意見が抜けている。これを全く738と同じ意見だとすると、
”定番表現は使った使わないではなく、
どう使ったのかを評価するのだから例え使い古されていてもそこは問題じゃない”
となる。だがもしこうだった場合、
>>743 が主張している
”いつでもどこでも使われてる表現の事を三重唱と言ってんだコノヤロー”
を全く無視して
>>738 と同じ事を繰り返している事になり、1行目で743にレスしている
ようで全く相手の考えを読んでいない事になる。また解釈に3段階も必要なのは相手に
考えを伝える姿勢では無いし、また↑の俺の解釈が
>>744 と一致しているかどうかも分からない。
日本語は素晴らしいね?
ちなみに、
>>738 は3重唱じゃなくて”簡単な描写”を除いた二重唱が対象なら
全く間違いじゃない。むしろそこが評価の割れるポイントだからな。
だけど反対の性質である”簡単な描写”を融合した表現については融合の条件に
以下略で>38は微妙に当てはまらない。簡単な描写を融合した”お馴染み表現”の
使い道をカスタマイズのネタに選ぶ程に地の文が貧困化しているなら兎も角。
どう見ても空白じゃなくて、そこが一行目の無いようだろ二行目は理由で。正否はともかく。
ここは文章力の無い奴らが、プロ作家の文章について語るスレ?
うんまあラノベ板全体に似たようなことが言えるけどねw
文章力なんて意味が無い。 ラノベで必要なのはキャラとイラスト。
>>757 減点30。
・755-756からの流れにそってない。
・スレタイにもそってない。
・その主張なら「意味がない」ではなく「重要ではない」と書くべき。
まあこの書き込みもスレタイと無関係だが。
760 :
イラストに騙された名無しさん :2006/06/15(木) 13:30:58 ID:NwCqZEIO
内容は問わず
>755 文章力だけは自信のあるワナビが、プロ作家の文章について語るスレ
文章表現力は比喩、暗喩、倒置法、リアルな心理描写 取り分け純文学では四番目の心理描写に重点が置かれているようです 「リアルな」を付け加える辺りが現代的な感性を表現しています 知識や教養では補えない才能がそこに存在すると考えられているからです センスとも言いますね 純文学は文章全体を心理描写から組み立てられるので ライトノベルとは構成の段階で手法が違ってくると思います 一般に娯楽小説に分類されるライトノベルは設定を先に作り上げられます そこから心理描写がテーマだとすれば選択されない 候補に挙がってこないような登場人物の設定や世界観が組まれます
エンタメ系が因果で語り、純文学はメタファーで語る って、大体こういうことを西澤保彦が言っていてなるほどなあ、と納得したんだが それは俺が純文学、量を読んでない所為? 中原昌也とか笙野頼子とかは、リアルな心理描写といわれると微妙に違和感があるんだが。
作者にとってのリアル≠読者にとってのリアル 共感せしめるセンス、才能が重要。こんなところか? 俺としては、エンタメが因果、純文学メタファーってのに一票。 けどエンタメにも因果の裏のメタファーがあったりするけど、そこら辺はどう処理してるかしらん?
平井和正なんかはシナリオはヘボだが文章力だけで読ませているかんがある。 言霊使いを名乗るのは痛いが実際文章は天才の中の天才にしか書けないレベルだしな。
いや、あれは得体のしれない中毒性があるからだと思うぞ。
それ以前に
>>762 は現代的の対義語は前時代的だから単なる皮肉でしかない
ベニー松山は上手いと思った。
なにそのAV女優の感想みたいなレス
>>764 リアルな思考って意味だぞ?
置かれてる状況がリアルかどうかって意味ではないぞ?
>>770 ん? 的外れだったか?
共感とも書いたし、ずれてるとは思えないのだが。
エンターテイメントと言うのはマイナーかメジャーで分類されます 例えば語尾に「にゃ」を付ける これはマイナーではあるが、エンターテイメントに分類されるんですよ 思考パターンとしては有り得ないのでリアルには当てはまりませんがね リアリティとはそこですよ
描写力の点で秋山と海堂に一票。
774 :
イラストに騙された名無しさん :2006/07/01(土) 13:12:16 ID:C4nH8ikh
いない
純粋な文章力なのか?と言われたらよくわからないが、 ブラックロッドのは読みやすくてかっこいいと思った。
>774 あちこちに初心者丸出しの くだらん一言レスするのやめてくれ。 迷惑だから。 あとオマエが立てた知障丸出しのクソスレも責任もって削除依頼出せよ。 そして消えろ。
776も774も迷惑度からいったら、大差ないわけだが。 オレモナー。
|/-O-O-ヽ| ブツブツ・・・ | . : )'e'( : . | ` ‐-=-‐ / >776 \ ||\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ ||\\. \ ∧_∧ ||. .\\ \ ( ;´Д`) (オイ、なんか変なのがいるぞ) . \\ \ / ヽ. . \\ / .| | | . \∧_∧ (⌒\|__./ ./ ( ´,_・・`)目合わせるなって ∧_∧ . _/ ヽ \ ( ) うわー、こっち見てるよ
おかゆ最強で結論はでたよな?
貴様に発言権はない。
えっ、「坊っちゃん」じゃないの?
782 :
イラストに騙された名無しさん :2006/07/24(月) 13:15:55 ID:26t9mCQA
じゃない
秋田禎信が巧いと聞いてオーフェンを今更ながら読んでいるのだが……うーん。 正直、これを巧いとはいえない。
>>783 前半はそうだな
後半は話がエヴァ化して賛否両論
>>784 賛否否否否否否賛否否否くらいだろうが。
ワンピース病じゃん、もろに。
>>785 どうでもいいけど凄い日本語だな
つかなんで計11個?
>>786 さすがにそこに突っ込んでくるとは思わなかった
十一人いる! 萩尾望都か。
誰かがニセモノなんだなw
791 :
イラストに騙された名無しさん :2006/08/05(土) 19:24:40 ID:9SAIj/Bl
秋田禎信はオーフェンよりエンハウの方を推したい
秋田の価値ってオーフェン短編の掛け合いだけでしょ? ああ、シャンク以外話が無駄に長くてクドい
秋田はじつは嫌展や鬱展が目白押しなのに、読んでて鬱にならないという点は評価していい。
そのクドさがいいのだが……と思う私は立派な信者ですよね。ごめんなさい
秋田の文章力が最も如実に出ているのは、第一作目の「ひとつ火の粉の雪の中」 (富士見ファンタジア大賞準入選「鬼の話」改稿)だと思う。
秋田は設定だけならかなり厨房くさいのに 読んでるとあんまり気にならないのはすごい気がする 主人公が最強の暗殺者として育てられた元エリートだったり 左目に最強の精霊が封印されている少女とか
しゃらくせえ
ごばく……
>>793 >>796 それは毒に薬にもならない小説に聞こえる
もしくは、もはや読んでる方がラノベ的設定に染まってしまっていて参考にならないか
どちらにしろ、信者臭がするからもうちょい悪意plz
素直にやれよ。
能力評価のスレは、理屈っぽい悪意の方が信用できる
確かに、善意の書き込みは裏があるかどうか読み取れないが、 悪意の書き込みには裏が感じられないからな。 その点では「悪意がある」という点で信用できる。
妥当性はどっちもどっちだ。普通に評価書いてくれよ。
内容はただのラノベなことはおいといて、 文学賞の候補になったことある乙一や、ファウスト出身の西尾の文章力を スニーカーや電撃あたりのただのラノベ作家と同列に比較するのはまちがいだと思うのだが。
西尾は、言葉遊びという意味ではそれなりに達者だが、まあそれだけ。 あれなら、平易に書ける渡瀬とかの方が余程ましだと思う。
ファウスト出身てのはプラスなのか。
>>804 エネルギーは感じるけど、基本的な文章は普通のワナビレベルだと思う>西尾
習作積んでも平井和正クラスにはなれないんじゃないかな、と個人的判断
奇をてらう人こそ、基本の文章が気になるんだよね。
乙は構成表現から全てにおいて75点作家の印象
ていうか、西尾ってメフィスト出身じゃなかったっけ?
時よ止まれ、おまえは美しい
乙は文章はうまくはないと思う。着想の人って感じ。
読まずに書き込む。 つ秋田禎信 ラノベは当に卒業したつもりだが、こいつの本だけは買ってる。
秋田を読んでる時点で何が卒業かw 漫画は卒業したけどワンピースは読んでると同じLV
新たにラノベで新作家を読む気にならんだけ。 今ラノベで何が流行ってるのか知らんし。 例にワンピース挙げてくれるなよ。せめて、せがわまさきにしてくれ
長くなるとなー。連載誌読まなくなったのに、惰性で その作品だけは終わるまでは買っとくか、てな感じの人いるな。
秋田の場合は、ラノベだから読むんじゃなくて、その作家だから読むって 信者の方が多そうだ。 もし秋田が一般書籍で本を出したとしても、問題なく買うだろ。 ある意味、ラノベ卒業つってもいいんじゃね?
ようは関係ないだけ。
あんなラノベ臭い物は無いのに、 それ読んでいて「僕! ラノベ卒業!」とか宣言されても困るわな。 ラノベが好きなら好きと素直に言え。格好悪いぞ。
818 :
無名草子さん :2006/08/23(水) 12:44:03 ID:PAN1iMfH
てのはプラ
>>804 乙一はラノベ平均から見れば上手いほうだと思うが、
(ただし一般小説レベルでは普通)
西尾はな。ただ言葉遊びの面白さで引っ張ってるだけだろ。
視点の乱れも多い。むしろまともな文章を書いたら基礎筆力の無さが
バレるから、奇をてらってごまかしているような感じ。
スニーカー電撃もピンきりだが、中堅以上ならまだ基礎的な筆力は西尾より上。
つか、出身地で作家の力量の高低を決めてる時点でアホ丸出しだな。
乙一なんか出身地だけならラノベ以下の最底辺レベルだぞ。w
そもそも筆力ってどういう基準で判断してるわけ?
田村登正を忘れてくれるな
822 :
付け足せ。 :2006/08/23(水) 18:48:46 ID:RfbPJb8G
>>820 情景の描写力、話の構成力
言葉選び 独創性
乙一は筆力はイマイチ。アイデアは筒井クラスに光ってる。
秋田ファンは他のラノベに興味がなくなり、買う小説は一般小説が主になっても、 秋田から離れられない。 通説だな。
>>796 俺は「主人公が最強の暗殺者として育てられた元エリートだったり」の方しか知らんが、
気にならんのは多分、相対的に見て「事実上トップクラスの強さってわけじゃない」からじゃないか?
実際、長編でも短編でも色々苦労してるし。
ところで、一人称小説で文章力(つっていいのかな。読みやすいやつ)がある作品って何だろう?
>>825 高野和の七姫物語はだいぶ読みやすい。
ゆったりしたリズムで、作中の空気に浸りながらのんびり読むと心地良い。
ああ、やっと続巻出るんだなあ、七姫。
ここで出て来た作家名の総数を計算しようとしたが面倒なのでやめた が、俺の嫌いな作家が見事にスルー気味でおもしろかった 必死に話題に取り込もうとしてるが、周りがスルーするからまじ必死感出ててマジウケ うん。笑わせてもらった ここは良スレですね
谷川
文章については癖が少ないからなー 時間が経っても一応は読むに耐える これがあほさるや神坂になると 「俺は何でこんなのを喜んで読んでたんだ?」ってな層が爆増する
新井素子とかも昔は読めたけど、今はキツイな
>>831 でもスレイヤーズSPとか今でもかなり売れてるんだよね。
若い層が買ってるとは思えんのだけど……
なんで喜んで読んでたんだろうってトコロを意識しながら読んでいけば、 実は結構、伏線だと意識させずに伏線しこんでちゃんと違和感なく読んで行けるように作られてる>スレイヤーズ わかりやすいところだと、リカバリィとリザレクションの違いの説明としてリカバリィの特性出してコピーレゾ倒すラストにつなげてたりとか。
キツイのは構成じゃなくて文章でしょ。 歳をとるにつれ耐え難くなってくるラインはある。 今時のならヤマグチノボルとか、読むべきところはそこじゃないとわかっていながら 俺は最初の20ページであまりのへっぽこさにギブアップしたんだけど、つまりそういうこと。
阿智もヤマグチも読める むしろ精神的に痛々しい方が腹たってだめだ 子供の論理で自衛隊とか動かされた日にゃ…
スレイヤーズ、言うほど厨文章か? あなたがそう決めつけるのは失礼だが、スレイヤーズを低く見てるヤツってよくよく聞くと 結構アニメの印象混ざりまくりな「お前原作読んでんのかよ」なコトが多くて懐疑的になってるんよ ギャグだけでシリアス皆無だのリナとガウリイがラブりだしてからつまんなくなっただのくだらないラブコメだだの
厨文章っていうか健全な意味で中学生向け。 簡単簡素で読みやすいってのがリアルタイムで言われてた神坂文の特長だけど 対象年齢を外れると途端にそれが短所になる。 むしろ育ってからあれを昔と変わらず読めるのはどうかと思うぞ。 あと神坂の女一人称はキm
839 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/03(日) 11:56:30 ID:i8oXYUEr
菜の花すみれ!!!!
ワナビが顔真っ赤にして雲の上の先達の文章の粗探しをするスレはここですか
文芸板のゴミカスが巣から出てくんなよ ワナビとかバカじゃねーの
>>837 スレイヤーズは好きだったが、第二部に入ってからやってる事がパターン化というか失速というか、そんな気がした。
最近、スーファミ版が第三部公式認定だった&それに繋げようと話を組み上げてたと知ってちょっとびっくり。
843 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/03(日) 13:34:14 ID:scBaAv6C
米沢穂信、小野不由美、乙一 作品の内容と文体がマッチしていて、かつ端正。
844 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/03(日) 13:48:36 ID:vEOylDeT
秋山の凄さは、猫を読めば解る。 地球儀の描写や、無重力状態での戦闘とか、コミカルなのに読ませてくれる。 SFマガジンで何気に高評価だったんで手に取ったのが 俺のラノベ読みの始まりなんだよね。
あ、高橋もいいね、灼眼のシャナ1巻の封絶のシーンは鳥肌立った。
846 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/03(日) 14:05:16 ID:IcAGCa7m
だから菜の花すみれだって言ってんだろワナビども!!!
847 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/03(日) 15:42:26 ID:V26KCN29
菜の花すみれ
>847 菜の花すみれいいよな可愛いし
849 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/03(日) 16:22:29 ID:5duDjKds
だよな、菜の花すみれ最高。 文章力に加えてあの美貌!!
850 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/03(日) 16:25:24 ID:5duDjKds
>847 菜の花は可愛いし上手いし最高です
×上手い ○美味いor旨い では?
852 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/03(日) 17:55:13 ID:V20TTa6N
可愛い・上手・露出大好きの菜の花すみれをよろしくお願いします
853 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/03(日) 19:05:37 ID:1Fqsgelx
秋山高評価だな
乙一好きだけど出版社や作家陣から評価され過ぎ
人当たりがいいんじゃない。
だから橋本だと言っておろうに
>>847 自分のオリジナル中篇を書いていないのは作家とは認めない。
おだてられて、成長のとまる奴は、クリエイターを名乗って欲しくない。
業界のレベルが下がります。
あーあー触りやがった
859 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/04(月) 01:00:32 ID:d1DQ7Aev
菜の花すみれを「作家として認めない」だと? 謝れ!菜の花先生に謝れ!!!
五代ゆう、古橋秀之はもっと評価されてもいい。 滝本秋彦は、『ひきこもり作家』ブランドが先行してるけど、文章の読ませかたが巧いと思う。
861 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/04(月) 02:16:48 ID:d1DQ7Aev
菜の花すみれの顔見たら誰でも惚れるよ
菜の花すみれの作品好きだ 顔ばかり目立ってしまっているがドラマガで連載していた クロスワールドすきだった
何言ってんだ菜の花は顔だよ!!!!
>>863 そういう意見あるのは当たり前だな
可愛いから仕方なし
でも俺はたんにクロスワールドがすき 特に後編
乙一もすき
ゴスがよかった
ここは文章力を語るところで、作品が好きだの語るところではない。 作品の好きずきは勝手だが、菜の花に文章力があるとは口が裂けても言えんだろうが。 ところかまわず擁護せずにいられないから、キモヲタ信者って笑われるんですよ。 いいかげん気づけよ。
866 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/04(月) 06:58:59 ID:CmlHlCw/
菜の花先生に嫉妬のイチャモンなレスをつけてるのはここですか? 先生のにケチをつけられるほどの、てめーらの好きなラノベ作家の どこが上手いんだよカーバ。クソはおまえらだ。 顔がかわいい?上等じゃんか、なあ。ハアハアして何が悪い。 大体オリジナル中編書いてないクセに作家ぶるなとかいってるの 一体どこのワナビですかっと。そういう嫉妬レスダサス。
>>860 俺も古橋はもっと評価されていいと思うけどなー。
滝本はネガティブハッピーの序盤が酷い希ガス。NHKにようこそは良かったけど。
上の方で橋本紡が良いっていう評価をよく見たけど、リバーズエンドの1巻読んで吐き気を催した俺はラノベ読みに向いてないんだろうか。
菜の花すみれを悪く言う奴は 顔とかみたことあるのか? 実際あれだけで最高だが、 作家としても一級品なんだ。 それをねちねちとアンチが……
そんなことよりブロッコリーがまだ存在していることに驚いたよ俺は 株価が0に近づいてもやっぱりキモオタビジネスを改める気はないんだね
>>867 おれもだめだった。
あざといし、どんな雰囲気にもっていきたいか、がよみやすくて嫌になった。
たいへんタメになるスレッドですねここわ ここのログを読んでから、かつて自分が書いたライトノベル(「もどき」もいいとこ)を読み返して… 100回死んだ('A`) いやむしろ殺せ。いっそ殺して
いや、諦めてはダメだ。 千里の道も一歩から。('A`)v
しむらー たて たてー
すまんが、ここに何度も名前が挙がった人の代表作を教えてくれ。 秋山端人 「イリヤの空 UFOの夏」なのか? 西尾維新 奈須きのこ 「空の境界」? 山田悠介 高畑京一郎 川上稔 甲田学人 乙一 小野不由美 「十二国記」 この辺の名前が目に付いた。正直、知らん人ばっかりなので、 正式名かどうかもよくわからん。 これぞこの人という作品を頼む
876 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/06(水) 16:50:26 ID:qfDZ2htC
秋山端人 「イリヤの空 UFOの夏」なのか? 西尾維新 クビキリサイクル 奈須きのこ 「空の境界」? 山田悠介 リアル鬼ごっこ 高畑京一郎 タイムリープ ハイパーハイブリッドオーガニゼーション 川上稔 甲田学人 MISSING 乙一 GOTH 小野不由美 「十二国記」
途中で書き込んでしまった・・・しかもageてしまった。 川上稔 AHEADシリーズ あと山田悠介はネタな。
>>875 俺的代表作
秋山瑞人 「E.G.コンバット」
西尾維新 「戯言」シリーズ
奈須きのこ 「空の境界」
山田悠介 読んだこと無い
高畑京一郎 Hyper Hybrid Organization
川上稔 終わりのクロニクル
甲田学人 Missing
乙一 暗いところで待ち合わせ
小野不由美 「十二国記」
>>875 秋山「イリヤ」
西尾「戯言〜
奈須「空の境界」
山田「リアル鬼ごっこ」(だがお勧めはしない
高畑
川上「終わり〜」
甲田「Missing」
乙一「GOTH」
小野不由美「十二国記」
なんというか代表というと一番有名な物だけど、お薦めというのは違うものだな
乙一はかなり難しい
検索した方が早いぞ。
ちなみに十二国記は個人的に「図南の翼」が一番好み。読んでて清々しい正統派の冒険譚。 「月の影 影の海」は前半の、追い込まれる主人公の丁寧な心理描写が特筆ものの傑作。 「風の海 迷宮の岸」は麒麟という、人とは異なるメンタリティの持ち主の心理を描くという難事に挑んだ意欲作。 「風の万里 黎明の空」は異なる境遇の三人が、自らの至らなさを知り成長していく物語。終盤のカタルシスが見物。 他にもパニックホラーの「魔性の子」、ミステリ仕立ての短篇「華胥の幽夢」などいろいろ毛色の違った話がある。
>>876-881 みんなアリガト。
ネタも入ってたのかw
参考になった。読むの遅いんで、ゆっくりにはなるが、いってみる。
著作物リストならググレばすぐわかるが、
その人の文章力を存分に味わえるものが知りたかったんよ。
このスレ面白いんだが、ちょっとついていけてなかったんでな。
884 :
882 :2006/09/06(水) 18:50:42 ID:8Z4vz3Ec
やばい 日本語が変になるw
885 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/06(水) 23:43:03 ID:Js18n0AQ
>>881 一応いっておくが山田だけじゃなくきのこもネタが多いぞ。
下手だというレスが結構ついてるからわかるだろうけど。
たまに山田臭を感じさせるくらい下手だ。
>>885 エロゲから入った、ろくに小説(ラノベ含む)も読んでない儲が、
刷り込みで過剰に褒め称えているだけだもんな。
実質的な文章力は、せいぜい劣化西尾というところ。
(西尾も文体の勢いだけで、文章自体が上手いとは思えないが)
>>875 高畑たんは本当にうまいよ。
「Hyper Hybrid Organization」は面白いけど、次巻がでるまでヤキモキするので、
俺は「ダブルキャスト」を勧める。
きのこ厨の俺が言うのも何だが彼のウリはハッタリと突飛な台詞回し、シチュ燃えだ。 難解な言葉を頑張って使ってるが文章力は高くない。 西尾もそんなもん。言葉遊びは本当に上手いが文章力と言われると。 あと記号キャラ遣い。 ただ上記の方々は個人的にはラノベの地雷原の中でかなりの安全地帯だと思う。 特に山田悠介なんか映画化されてるしこの業界のエースといっても良い。だよなあみんな。
文章力って結局言い回しのうまさってコト? 明確な基準が欲しいと思う俺。
「Fateや月姫は好きです! でも空の境界は訳ワカンナかった…('A`)」 自分はこんな感じか。2つのゲームを作った人として好きだが、小説書きとしては微妙と。 そして唐突に、瀧川武司ってどうよ? と振ってみるテスツ
個人の主観で語られると 例の露出過多声優風イロモノ師弟の作品でも すきだ上手いと言いきられてしまう怖い世界なので 上手いと思った部分を具体的にあげて貰ったらどうだろう? 作品名とページ数、何行からとか。 俺が例をあげたいとこだが正直ぱっと思い浮かばない。
>上手いと思った部分を具体的にあげて貰ったらどうだろう? > >作品名とページ数、何行からとか。 それいいね。俺も思いつかないがw
>>875 おまえ何で菜の花すみれだけスルーしてやがるんだよ!!!
さてはアンチか?
だれだよ!菜の花すみれって!!!! といってみるテスツ
乙一、浅井ラボ、秋田禎信 今まで読んだ中ではこの3人の文が好きだ。
>>894 ラノベ界の女神に喧嘩打ってんのかゴルァ!!!
菜の花最高!!!
【作家名】 【代表作】 【特徴】 【良いと思った箇所】 テンプレ。 でも文って全体を通して見るもんだから一部分だけ採り上げても意味無いだろ
898 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/09(土) 00:10:43 ID:o8ez5ZFO
>>897 だよね。山田悠介や奈須きのこの文章だって多少は上手い箇所があるだろうけど、
それらを覆い隠すほどの駄文が在るから、下手だと言われているわけだし。
奈須先生に限るなら、あれは雰囲気を出すために語呂の良さや想像しやすい 文章を並べるっていう技だろう。殺し合ってる時の迫力は他のラノベ作家じゃ 全然敵わん。んで、そのためには敢えてお決まりを崩す、と。 まあ京極堂に一部そういう行があって、実はそれのパクリだけどな、俺の感想は。 問題の英文なんかは、指摘してる方が頭おかしいな。 だって呪文の”詠唱”だろ。詠むってのは歌うってことじゃん。和歌が文法に 忠実に作られているなんて主張する馬鹿はいないだろう。最近の歌謡曲の日本語 の方がよっぽどラリってるけどそれで自然だと思うだろう。そういうもんだ。 そもそも日本英語の文章っぽいからなぁ。プリーズクエストミーだって日本人には通じるんだし。 大体英語の方への指摘しか見ないが、ドイツ語の方なんて文法に照らしてみろよ、やべぇぞ? 奈須文体は語呂、イメージを喚起しやすい文章、の方を正道より優先してるから ああなんだよ。これで中途半端に「見栄えのいい文章」になっても毒気が消える。 だから今のままで良し。 もっとも、男子三日合わずんばカツ目して見よ、というからなぁ・・・ もっと上手くなってたらオイラどきどきだぜ・・・?
まー本よりゲームライターがあってるしいいんじゃね どうでも
901 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/09(土) 02:26:04 ID:AB8fql8R
まあきのこは男の内面描写でも女くさいのが好きになれないけどな。 女だらけの中で育ったとか言う設定でもないとキツイ
よりによって田中幸一を出すか
>>903 ぶっちゃけ田中幸一自体はどうかと思うが、
>>902 リンク先での
空の境界に関する指摘に間違いはない。
西尾維新いいべ xxxジャンキーやデス帳書いてるけど やっぱ、「戯言シリーズ」・「魔法少女リスカ」だべ 流血シーンが必ず一回は入るこのシリーズ 血まみれだけど紙は白く 黒いインクの文字が血を表現するかのように踊っているべや 零崎もんはあかんな 竹氏の描く愛川の巨乳の姉さんの、 ・セクシーな太もも ・セーラー服 ・
>>902 茄子の元ネタと言われる京極なんかは、状況に応じて、
古典文学や、黄表紙の怪談物、乱歩時代の探偵小説、伝奇小説などの雰囲気を
使い分けて、なおかつきちっと端整な文書いてるもんな。
作者が多岐にわたって濫読しているというバックボーンが文章からにじみでている。
ぶっちゃけ茄子の作文は、読書量のバックボーンがない高校生が
いきなり京極読んで感動して、少ない語彙で必死になって
京極っぽい端整な名文に見せかけようとしているだけ。
はっきりいって語呂も悪いしイメージ喚起力も低い。
あれを名文だの、わざと正道を崩した技巧だとか本気で思っているのは、
茄子と同程度に読書量のバックボーンが少ない中学生だけだろ。
おまえら菜の花すみれって発言が何度も出てるのに 何スルーしてんだよ!!!!
ネガティブキャンペーンだよねこれ
小野主上
>>909 もしかして、菜の花先生をバカにしてる?
文章力がどうこういうスレで「顔がかわいいから最高」とか言うよりはバカにしてないと思うよ
>912 顔の点を無視したら菜の花すみれを褒めようがないじゃないか てか儲が狂乱するほどカワイイとはこれっぽっちも思わんが。 あの程度のツラで露出を要求される菜の花も気の毒っちゃ気の毒。
秋山瑞人はイリヤでの文化祭描写がすごく秀逸だったな。 とくに主人公の両親が文化祭に向かうシーン。 色々欠点や拙い所もあるが、頑張っていって欲しい作家だ。
顔の話ならキメラの作者もどうとか聞いたが ところでこのスレは「ラノベ作家で顔面力がある人」でいいんだな?
うどんか?
まぁまぁ、そろそろ顔ネタも面白くなくなってきたし本筋に戻ろうや。 ところで、兄と茄子論をしていたんだが、 「茄子の文章をミクロ的視点(文章のみ)で語った場合へたくそと言われてもしょうがない」 に対して 「小説というマクロで評価すべき物をミクロのみを論じるのはそもそも間違い。文章の論理性がどうのというのは文章のうまい・へたではない」 という意見にわかれた。一致しているのは「厨臭くなかったら茄子は面白くないだろう」という点。 つまり文章に論理性がある茄子なんて茄子じゃない、ということ。 ひらたく言うと、へたうまい作家に対して、へたはやっぱりへたか、へたうまいはうまいというかの違いというか。 結局文章力をどう捉えるべきかという話なのかね。 ちなみに平行線になった理由は、ミクロの話に限定しているのに、マクロの話がでるのはおかしいだろう、という俺の主張による。
木を見て森を見ずって奴か。
茄子は、漫画でいえばヘタウマってやつだろ。 けっこう好きな俺でも、正直、文章は下手だと思うが、その下手さに妙な味がある。 まあミクロで見て茄子より文章上手くて、マクロで作品を見ても 茄子以上の傑作書いてる作家なんていくらでもいるがな。 他の上手い作家が、書こうと思えば書けるが、 わざわざ書く意味がないから書かない悪文を、 茄子以外の誰にも真似のできない天才の文章と勘違いしてはいかんよ。
結局面白いか面白くないか以外論ずるに値しない
いや、文章の上手い下手は考慮に値するよ。 売れるかどうかと直接の関係はないんだけどさ。 上手いって言われる人は爆発的に売れなくても、細々と現役続けていられる人が多いし。
まあ、文章というのは小説の魅力の一部で、多少(あくまで多少)難があっても、 それ以外の魅力があれば作品としてはOKだし、実際に売れたりもするんだけどな。 鈴木光二の「リング」も、文章だけならガチガチの生硬に、 視点乱れまくりで、そこらのラノベ新人にも劣る読みにくさだった。 ただ、下手糞さを押し切る物語のパワーで、面白く読めた覚えがある。
確かにリングは凄かった。 ああいう圧力のある話を書けるなら、文章が多少未熟でも気にはならないな。 性格のいいブサイクみたいな感じ。
>まあ、文章というのは小説の魅力の一部で、多少(あくまで多少)難があっても、 同意。ただ限度っていうものがあると思う。 面白くない上に国語の偏差値下がりそうな日本語連発な菌類は俺には無理。素で 肩の荷が終わる とかもうね。ここに名前が出てくるだけでも正直おかしいと思う。
>>926 いいたいことはわからんでもないが、
取り敢えずスレタイ音読してみてくれw
経験上、面白いと感じた作品は文章も水準以上だったって場合が私は殆どかな。
多少の未熟さは自分も許せるけれど、テキストが支離滅裂で、でも面白い
って作品に私は出会ったこと皆無でつ。
>>928 >経験上、面白いと感じた作品は文章も水準以上だったって場合が私は殆どかな。
私も同じ。
読者を楽しませてくれる物語を書く作家は、
文章の方もちゃんと読者に伝わるように推敲してるからだと思う。
こういう作家の未熟な文章(読みづらい)は悪文(支離滅裂)とは別物だと思う。
悪文って別に支離滅裂な文章のことじゃないんだけど。
ごちゃごちゃして読みにくいが、最低限、誤字脱字や文法ミス、 誤用はない文章のことだよな。>悪文 で、文法ミスや誤用まみれの茄子は悪文の域にすら達していない。 ただの下手糞。 と書くと、イメージ喚起や文体の美を出すためにあえて崩しているとか 言い出す馬鹿がわいて出るが、文法ミスや誤用を犯している時点で すでにイメージ喚起力ゼロの醜悪な文章になる。 そう思っているのは茄子しか知らないで比較対象のない奴だけ。
それをまず指摘するのは編集の仕事。 どうも出版側もどっぷりラノベ脳になってる気がする。
>>928 >>931 ドウーイ。
『ラノベ作家で文章力のある人』というスレにもかかわらず
日本語になってないけど面白い文章になってるよ!
て方向に誘導してしまう工作員テラウザス。
次スレから菌糸類の話題禁止ってテンプレにいれとかないとダメなのか?
ほんとに奴等はどこにでもわく
ここで論ずるに値しないという者 という点に同意。
思う効果を出す為、ならそういう文でこそ達成できる事もありうるが そういうの文章力があると言うかどうかといえば・・・。
>>933 おいおいw 工作員呼ばわりかよ(ニガワラ
まぁ、茄子がここで論ずべきではないというのには同意だ。
本当にお前らはきのこが好きですねw 出てもスルーすればいいのに話題にして盛り上げてるのが笑える
欠点ある人の方が親しみやすいからじゃね? 実際、水準に満たない作家ばかりだし。 橋本某とかバラッドとか読んでられん。 電撃が売れはじめたら、水準が一気に落ちた。
>>932 ラノベだけではなく、文芸界全体でその傾向が強いと思う。
>>938 というより欠点に気付かない人が多いんじゃない?
奈須きのこに寛容な人間は、そもそも奈須きのこの文章の
誤りや拙さを本当に理解しているか疑わしい。
一文一文揚げ足取ってる連中にも狂気を感じる。 どうでもいいから良かれ悪しかれ茸に過剰な感情を抱いてる人間はどっか行ってくれ。
>>925 肩の荷が終わるなんて書く奴いるわけねぇだろwwwwwwwwwwwwwww
・・・いるわけねぇよなぁ・・・?
>>940 それは思う。
いくらコラムにしたいとはいえ、一文一文取りあげて、挙句の果てには読む気なくしました、とか・・・。
こっちが読む気無くすっての。ただのオナニーコラムだろ。
今まで比較的スルーで来たのにねえ。828てきのこのことだったのかな。
ところで、文章力って何だ。基準はあるのか。
物理科学で比較という検証が可能なのは光やら音の伝わり方っていう一応の
”基準”を設えているからだが、文章にそういう”基準”はあるのか。
いや無いだろ、言うまでもなく。
「〜力」の”力”っていうのは意味が数種類あるが、この場合の”力”は
基準自体のことを示す”力”だろう。加速力の力と同じだな。
だが文章に基準なんて無いんだから、そもそも「文章力」という表現が
おかしいということになる。基準が無い以上”力”という相対的に何かを
測るという意味を含む単語を使用するのは間違いだからだ。
で、基準が無い以上指摘できるのは文法上の正誤だけだが、これも日本語の
場合は不可能になる。そもそも明確に定められた”日本語”が無い。
標準ではあるが公用でも無ければ強制されるべき法的効力も無い。
つまり正解が無い。間違いも無い。法定辞書が無いのでどの文法が正しいか、
どの文法が間違っているか厳密に指摘できない。つまりここにも基準が無い。
よって、このスレの趣旨に沿って書き込みをするということは、
個人的な感想を吐露することに他ならない。しかし
>>1 に騙された名無しさんは
そのレスで「比較」とか「正誤」とかを問うている。故にそういう人たちは
謎の文章力以前に読解力が無いのであり、またその読解力の無い人間が読解力を
持たない故に虚像の文章力を作家に向かって問うている訳だ。
みっともないこと此の上ない。
そもこのスレに文章力を元にした書き込みをするだけでどうあっても間違いになるのだし。
ちなみに、
>>1 は>秋山としか書いていないので自身は全く矛盾していない。
恐るべき騙し煽り技術だ。基準は騙さ煽られた奴(レス)の数で。
天才かも分からん。
いや正解はあるよ。的を得るは間違ってるとかそんなレベルから
まわりをキョロキョロさせながらとかの山田的間違いまで。
そんな難しく考えるほどの事じゃないだろ。
あと
>>1 のレスは
>>1 だけじゃないぞ?
>>944 ネタにマジレスはいかんよ。
>>943 はいわゆる下手な文章の代表例みたいなレスだから
そこら辺を笑って欲しかったんじゃないかと思う。
>>943 の何がだめかというと、
>いや無いだろ、言うまでもなく。
ここで、俺様の妄想を事実として語っていきますよと宣言しているところだな
947 :
吾輩は名無しである :2006/09/23(土) 12:03:35 ID:vse08KPa
きのこ
この先生きのこれないぜ
949 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/23(土) 22:16:31 ID:fThxFxzO
狙った読者層によって書くべき文章は変わらなきゃならんはずだわな。 ストーリーと設定みてればどの辺りを狙ってるかはだいたいわかるが。
950 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/26(火) 20:24:14 ID:7HKnn1GU
レスを頭から見たけど、 ここの住人って、プロデビューしてる作家に嫉妬してるだけじゃないのか。
文章力があっても、面白くなければそれまでよ〜
>>950 どこをどう読んだらそういう解釈が出来るんだ?
953 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/26(火) 22:06:26 ID:7HKnn1GU
>>952 なんも考えんと、漫然と読んでたら出た。
いっとくが科学認識論ってのがあって >物理科学で比較という検証が可能なのは光やら音の伝わり方っていう一応の >”基準”を設えているからだが 基準ないやつについても相対的な比較する学問あるんだけどなあ ただおまいが無知なだけ
>>953 人気作家が軒並み貶されているならともかく、
マイナスな書き込みは、目立つところできのこの文章が下手だという
指摘ぐらいだし、妬みの炎を燃やしているような奴はいないと思うよ。
>>954 だからネタにマジレス禁止。
佐藤ケイって静は上手いが、動はなんかごちゃごちゃしててわかりづらい。
カドノ先生は文章は諦めてるっぽいな。 ストーリー展開がすげー。まあ、JOJOなんですが。
就職せずにいきなり作家デビューした人っているのかな? 大抵の人はいろんな人生経験つんでから小説家になってるよね。
>>958 乙一氏、佐藤ケイ、など。
阿智太郎はどうだったっけ? そのうち児童作家に転向しそうな予感がするんだが。
960 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/27(水) 02:44:11 ID:zxnXlZAH
三島由紀夫や森鴎外がライトノベル読んだら どう思うだろうか…
961 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/27(水) 07:20:25 ID:b60rKM1Y
難解な文章が書ける=文章力があるとか思ってたら本は書けないよ。
>>958 久美沙織、須賀しのぶ、成田良悟、
西尾維新、山形石雄、日日日etc…
他にもいたと思うが今は思い出せん。
このスレのテーマでは及第点以上の面々かな。
963 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/27(水) 09:40:51 ID:zxnXlZAH
>>961 実際に書いてみるとわかるけど
簡単な文章で物語を表現することって
めちゃくちゃ難しいんだよな。
ただ、小説を書く以上純文学などで使用される
難解な単語や言い回しも教養として知っておかなければならない
と思う。
難しい文章が書けるようになれば、表現力が上がり
自ずと、簡単な文章での表現力もこうじょうすると思う。
>>948 生きのこるのは危険だ
文章力があるかどうか決めるのははっきり言って無理がある
他人がどうこう言っても、そいつが文章力ないなら意味ない
まあ著者が文章能力検定(少なくとも2級)を取ってるなら話は別だが
文章能力検定○級なんてのあるの?
966 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/27(水) 11:56:31 ID:b60rKM1Y
>>963 ストーリーやジャンルやら狙った読者層にあわせた文を書かなければならんってことさな
>>966 難解な文章が書ける奴がレベル落として気を遣って書いてる文と
難解な文章を使えない、明らかに語彙とか用法を知らない奴が書いてる文は
やっぱ違うと思うんだが?
>>967 前者がジュブナイル、後者がラノベ。
まーその分荒削りで野性的な魅力がラノベにはあるよ。荒れ野のような美というか。
流石に暴論だろ。ラノベがすべからく後者って訳じゃないし。 みんながみんなリア鬼レベルじゃないだろ。
すべ(ry
すべ(ry
文章力のあるラノベ書き・・・冴木忍なんてどうだろう?
個人的にこのスレ結構面白かったんだが、 やっぱ次スレとかはたてないほうがいいか。
賞とってデビューした=実力がある、文章力がある 何年応募しても賞とれないお前ら=負け組 これが現実だよ
どこにワナビがいるんだよ。
ここって志望者のスレだったのか?
もうこんなスレ、1000で「秋山」って書いて完結させちまわね?
秋山は帝国海軍随一の名文家