桜坂洋2 よくわかる現代魔法/AllYouNeedIsKill
やや立ち直ったので、できるだけ手短に書く。
この話の最大の「穴」。それは。
この話、「ネットゲーム」である必要はあったのか?
ということ。
この話、バーチャル世界を「異世界」にすれば、
主人公やその他の仲間が、現実世界と異世界を行き来して、
異世界では別の「姿」に「変身」して戦いあう。
一方、現実世界では現実世界なりの悩みとか楽しみがある。
そして現実と異世界どっちをとるか、という話があったりする。
これ「仮面ライダー龍騎」とか「ヤマモトヨーコ」と同じ構造の話やん。
別にネットゲームの話にしなくてもいい。
どんな「異世界」でも代用できる。
「ネットゲーム」である必然性がない。
これはネット(ゲーム)をネタにした作品なら、必ずついて回る問題なのだ。
ここでのカキコを見たときから、ある程度予想はしていたけど、桜坂でもこの問題は解決できなかったか(w
まぁ、暇つぶし程度の楽しみは確保できたので、いい作品だとは思う。