〜今野緒雪 174〜

「公開オーディション」などと突拍子もないことを言い出す由乃をなだめて
「お茶会」としたところを真美に嗅ぎつけられ、「選挙前の人気取り？」と邪推され
事情を説明して新聞部が一枚噛む形で告知してもらうことに・・・
本音は隠しつつ、「蓉子の意思を継いで」って建前で薔薇の館の使用を祥子にも承認してもらって。
なのに「告知紙面でそれとなく真の目的をほのめかす」はずが蓋を開けてみたら一面トップで
「妹オーディション」とデカデカと報じられてたくだりにﾜﾛｽ。
折り返しを開いたら語尾に小さく「！？」が、って東スポネタかよ（ｗ
マミサンも順調にお姉さまと同じ道を歩みつつあるようで。
面目丸つぶれで当惑する祐巳に対し「かえって良かった」と開き直る由乃は流石イケイケ、男前！

志摩子は予想通り仲間はずれでしたか？

今回は志摩子にスポットの当たりようのない話っスからねえ・・・
ホステスに徹してましたわ、あ、「白薔薇さまのいれたお茶！」
ってフレーズは出てきた、コレ流行らそうとしてんのかしら？
乃梨子は祐由のそばでゲストの1年生の解説役でソツなく出番確保
なにげに姉持ちでも野次馬気分で来てる1年生が多いから・・・

で、そんな1年生たちをとりまとめて引き連れてきたのが可南子。
「山百合会幹部ではないけど、近いところにいる」可南子の呼びかけが
尻込みしてた層を動かす原動力になったわけで、こういう積極性は確かに
「変わった」部分と言えるんじゃないかと、ただ
お茶会の趣旨を知りながら祐巳（と由乃）の妹探しに積極的に協力的なこと。
あと・・・これは受け取り方の微妙なニュアンスだけど、再度祐巳の妹になることについて
祐巳も聞いてるその場で否定したってのが・・・
完全に望みが絶たれたとまでは言わんが、こっからの逆転はちょっと厳しいと俺は見た。

で、もう一方の瞳子なんだけど・・・この場にはいないんだよね。
「ジョアナ2」でちょっとだけ触れられてるんだけど、どうやら今後瞳子の問題が焦点になりそうな？