頭が固いような気もするが、
次から次へと出てくるそれっぽいファンタジーに
辟易するのも分からなくもない。
>>54-56 つまらないかも知れないが、言ってる事は最もだと思うぞ。
正直言って、どの解説本よりラノベの文学史してるよ、お疲れさま。
62 :
イラストに騙された名無しさん:04/12/02 22:46:12 ID:to70+HP6
ラノベ板に来ておいてなんだが、やはり、ラノベでない日本産ファンタジーを読んでみたい気がする。
でも、じゃあラノベじゃない、ってどういうことか、って言われると、分からないんだが。
そもそも下らないことにこだわっているな、とも自分で思うし。
それだと、日本ファンタジーノベル大賞のような
マジックリアリズム路線になるか(泉鏡花とか山尾悠子もこっちかな)、
今昔物語みたいな古典になるかじゃないの。
それ以外だと児童文学になってしまうし。
ライトノベルの定義もあいまいだが、ファンタジーの境界も明確ではないからなあ。
ある意味すべてのジャンルに存在する訳だし。
たとえば両村上の作品の中にもファンタジーといえるものはけっこうあるし(春樹なんかほとんどかも)
和風なら伝奇ものは入るのか。
またいわゆるジャンルファンタジーとなるとどうしてもライトノベル系になるのは仕方ないことかと。
その多くが舞台にしている中世ヨーロッパ辺りというのはあまりなじみのないものだし。
なんの話してる?
名前?
和風ファンタジー?
ジャンルの定義?
幻想文学だと定義論は不毛だってことで、
エッダからラヴクラフト、三国志演義からサドまで含めてたからな。
とんでもなく広い範囲をカヴァーすることになるが、
正直定義論はお腹いっぱいだからこれでいいような気もする。
いや、これを定義論だとくくらないでくれ。
目指しているのは高品質のファンタジーであって、今はその輪郭をけずりだす工程だ。
>>62 レーベル主義者の俺としては、
ラノベレーベル以外の出版でぐっとくるものを読めばいいじゃん、
と単純に思うのだが。
日本という地に足のついた国産ファンタジーとしては
椎名の水域三部作や坂東眞砂子なんかがいっとうすげーと思うが、
>>63によればマジックリアリズムってことになっちゃうのかな。
まあどうでもいいじゃん。
俺はレーベル主義者だからレーベルによるジャンルわけなんかどうだっていいのだ。
>>68 お前がレーベル主義者であるのは勝手だがその主義を他人に押し付けるのはどうか
それだとレーベル至上主義者になるぞ?
まあそう言いなさんな。それに主義そのものを押しつけちゃいないよ。
「なんでも好きなもの読めよ」と言いつつ
>>62を俺好みの作品群へ勧誘してるだけさ。
とくに坂東眞砂子、いいよ。
人間より古くてでかいもんへの畏れとか、人と人をつなぐ人じゃないもんへの視線とか
とにかく地に足がついてる。
ファンタジーを幻想文学と言いかえる運動あったように記憶してるけど、
幻想文学ってこれだろ。
山尾悠子も「幻想文学ってこれだろ」の人だけど、
あっちは地面からどれだけ足離して高く飛んでいけるか、の路線で天上的だよな。
まあどっちも好きですよ俺は。
アンリアルな話をリアルに語ってくれるのがファンタジーなんだ。
だからウブカタあたりもっとでかいのを期待してるんだけどなあ……
ついでに押し付けとくと、ジャンル論なんかやってるヒマあったら個々の作品論作家論やりゃいいんだ。
俺の考えじゃ、どんな内容でもレーベルひとつでジャンル決まるんだからこんないいかげんな話はねえよ。
レーベル至上主義者ゆえに俺はいわゆる「ファンタジーのレーベル」にはすっかり失望してるんだわ。
>>70 君はこのスレの趣旨を理解してないようだ
各作品ごとに論じたいならそれようのスレにいって思う存分勝手に語っていてください
ここは作家作品の総覧もなしにひたすらジャンル分けするスレなのかい?
>>1を見る限り違うだろ。
「これがファンタジーでそれはファンタジーでない」
なんて定義論やりたいだけならそれこそ専用のスレ行ってやってくれたまえよ。
俺は「ファンタジー」という言葉に対して自分が求めるものを列挙して、
そうしてそれに応えてくれた作家作品の性質を浮き上がらせたいだけだ。
>>72 定義論をやろうという話をしてるんじゃなくて
>ジャンル論なんかやってるヒマあったら個々の作品論作家論やりゃいいんだ
という発言についての突込みだろ
つか67がここでの議論を定義論でくくるなといってるじゃないか・・・・
自分勝手な論理を押しけてばかりいないで少しは他人の書き込みを良く読もうよ
時に、せっかく名前の挙がった作家/作品だから、ちょっとフォローしておこうか。
■舟崎 克彦
作品:ぽっぺん先生と帰らずの沼
あらすじ:
大学構内の沼のほとりでお昼を食べていたぽっぺん先生の腕時計が、とつぜんカチリと止まった。
その瞬間から、先生はウスバカゲロウ、鼻長魚、カワセミと変身しつづけ…帰らずの沼をめぐる、
奇妙で命がけの冒険がはじまった。小学4・5年以上。
■坂東眞砂子
作品:四国
あらすじ:
二十年ぶりに、故郷である高知の矢狗村を訪れた比奈子は、
幼馴染みの莎代が十八年前に事故死していたことを知った。
その上、莎代里を黄泉の国から呼び戻すべく、
母親の照子が禁断の"逆打ち"を行なっていたのを知り、愕然とする。
四国八十八ヶ所の霊場を死者の歳の数だけ逆に巡ると、
死者が甦えるというのだ―。そんな中、初恋の人・文也と再会し、
恋におちる比奈子。だが周囲で不可思議な現象が続発して…。
古代伝承を基に、日本人の土俗的感性を喚起する傑作伝奇ロマン。
■椎名誠
作品:水域
あらすじ:
いつのころからか水に覆われた地球。忿怒奔流に翻弄され、広大な水平線を漂う青年ハル。
美しいズーとのつかのまの愛の暮しは黒い男たちの襲撃で終焉し、
絶望するハルは七本鰭の怪魚に勇気づけられるのだった。
そして嵐に運ばれた新空間で出会ったのは―。椎名誠の贈物、水の国の不思議な愛と冒険の物語。
ちなみに最近の書き込みで、目に付いたやつ。
作品名の指定のないやつは、amazonのリストから適当に抜粋。
あらすじはamazonの。
読本2の五代ゆうさんのコラムよかったですよ。
当たり前のことと言えば当たり前のことなんだけど、大事なことだと思った。
77 :
イラストに騙された名無しさん:04/12/07 20:50:08 ID:kjoOhWzL
何だよ、その振りは……。
何が書いてあったのかかいつまんでのたまへ。
内容は各自お任せといふのであらうか
内容を忘れてしまつたのであらうか
もつとこう
伍W壱Hに基づいて書いたり
工夫すれば良ひではないか
いやだ
いやだ
いやだ
このやうなほのめかしには我慢出来ぬ
この続きはお店で買ってネ!
くだらんスレになったな。
どこらへんなら、よかったんだ?
前スレなら……?
よくファンタジーと対比される存在に、
SF(最近は、サイファイとか言うのか?)があるわけだが・・・。
「新鮮な感覚」を楽しむ、ってところは同じなんだけど、
SFが「基礎的」な仕組みやら理屈やらにこだわるのに対して、
ファンタジーは、約束事だけ提示すれば事足りるので「応用的」、
みたいな気がする。
個人的には、SFもファンタジーに含んじまっていいんじゃないかと思う。
つーと、怒る人もいるだろうけどね。
で、
じゃあ、ラノベってのは何なのかってーと、
SFとかファンタジーとか、そういう分類とは、
また違うんじゃないかと思う。
ラノベは、小説界の歌舞伎だと思うわけよ。
キャラクターとシチュエーションで出来てる。
・・・と、
思ったことを書いてみた。
まあ、俺の感覚だと
SFは世界観をその世界のテクノロジー等を論理的、科学的に説明することで読者に伝えるけど
ファンタジーの場合は論理的な説明よりその世界の雰囲気を読者に伝えることを重視している
みたいなイメージがある。
もっともライトノベル作品の場合は上記の法則は成り立たない場合が多い気がするけど
確かに近代ファンタジーはSFの延長線上で良いと思うよ。
どう考えても、過去の神話やお伽話はモチーフでしかなく、空想や創作の括りを
より緩やかにした物が多いし。
またこういう流れになるとSFはファンタジーの一分野だとか、
ファンタジーはSFの一分野だとかいう話になるんだよな。
そしてSFヲタの方が人口多いのでファンタジーはSFの方が優勢になる。
おまいらマイナー同士で争ってどうするんだと。
半ば兄弟みたいなもんなんだから、仲良くやっとけ。
あとどっちの分野がどっちに従属するって事はない。
非常によく似ていて、親和性が高く、境界線があいまいで、ちょっと指向性が違うだけ。
まぁマターリ逝け。
> SF(最近は、サイファイとか言うのか?)があるわけだが・・・。
いつの最近だよ
90 :
塵芥 鬱之助:04/12/26 14:39:36 ID:qBTVAJif
このスレまだ有ったのか……
半ば以上お前のおかげで寂れたわけだが。
ま、確信犯だろうが。
94 :
イラストに騙された名無しさん:2005/08/23(火) 14:39:59 ID:qoBRKT8z
test
95 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/06(火) 23:36:26 ID:nGR+jB/S
エロ小説
96 :
イラストに騙された名無しさん:2006/02/15(水) 21:21:21 ID:P7lfedk/
ファンタジー小説、相変わらず人気だが、その中で
空洞化が進んでいるようにも思えるのだが、どうだろうか。
97 :
塵芥 鬱之介:2006/04/15(土) 00:39:22 ID:BMpEnXXK
このスレまだ有ったのか。立てた自分が言うのも何だが、過疎の割に息が長いな。
てす
101 :
イラストに騙された名無しさん:2006/11/08(水) 00:20:47 ID:/eSu6eHm
tes
「読み物(大衆小説)と文学は違う。この二つがどう違うか。
それはこの世界に生きる各個人がそれぞれ考えて、
自分なりの答えを見つけなければならない」
坂口安吾
103 :
イラストに騙された名無しさん:2007/01/31(水) 19:13:46 ID:u5pCRxJc
はっきり言えば、ラノベの九割は資源の無駄
ラノベに関しては、ネットでのファイル販売だけにしてもらいたい
その方が伐採される樹木が減って自然に優しい
ゴシップばかりの週刊誌や新聞の方が無駄だと思うけどね
そもそも趣味なんて資源の無駄遣いでしかないのに何言ってんだか
105 :
イラストに騙された名無しさん:2007/02/01(木) 00:38:47 ID:u994fdpO
無駄なんてものはないんだ
誰かがその物語を読んで、何か新しい考えが芽生える
その可能性だけで価値があるんだよ
おーん
しかし木材を原料にしない紙もどきは安く作れないもんなの?
107 :
名無しさん@公民館でLR変更検討中:2007/02/14(水) 17:11:05 ID:ydjzjWC8
電子ペーパー
紙じゃないけれど
108 :
名無しさん@公民館でLR変更検討中:2007/02/14(水) 20:27:35 ID:YwErDwBS
馬鹿ばっか…プッ
と具体的にどの辺りが馬鹿なのか言えない馬鹿がほざいております