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シャナのこと?
それじゃ、推薦文で誉めてみようか。
基本仕様は「燃えと萌え」。
1.痛快娯楽アクションと嬉し恥ずかしな恋愛
2.漫画的なキャラ立ちで、誰も彼も前向き
3.絡み合う殺陣と戦況は初期では少々難解
4.厨房的オレオレ主張・社会はダメだ批判はない
5.大人が設定や外見だけでない大人である
6.悲劇・欝に深さを感じる人には向いていない
高橋弥七郎は、どういうわけか登場するキャラを無駄遣いせず、ザコ含め全員を活躍させます。
全員がその個性に見合った前向きな性格で、陰性に悩まず、とにかく前進する傾向にあります。
物語の中では当然、苦悩もしますが、基本的に希望を捨てません。
社会は厳しいと書きつつも、斜に構える「若者風な反発」はないので、作風に青臭さはありません。
逆に言うと、そういう形での「若者の反発や青臭い苦悩」、「暗さや欝こそリアルだ」と感じる人には
全く向いていません。本領発揮は3、4巻あたりから。特に評価が高いのは5巻のようです。