購入を迷っている人の後押しをするスレ　その２

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アプラクサスは設定を理解するために相当な努力が必要な作品で万人向けとは全くいえません。
それでもラ板大賞であの位置につけるほどに、はまった読者が熱心になることは事実なようです。

アプラクサスは既刊の完全な続編で、巻数で言えば3巻に当たるため、
まずABの既刊二冊をアプラクサスの絵付き設定資料を見ながら理解し
それからアプラクサスを読む、というのが順序としては適当です。

設定を理解できれば、一冊ごとに区切りのある娯楽アクション小説として楽しめると思います。
キャラクターは全員プロフェッショナル揃いで成長はしませんが、そのプロ達の凄腕っぷりを
快感に思えるのなら、他に類例のない主人公達の大活劇が病み付きになるでしょう。

本作は基本的に読者に理解の努力を求める作品であることは、念を入れて注意しておきます。
それを乗り越えて、作品世界と暴れまわるキャラ達を楽しんでもらえれば、とても嬉しいです。