もしもライトノベル作家が一つのクラスにいたら 4

このエントリーをはてなブックマークに追加
287イラストに騙された名無しさん
2006年の年末。古橋秀之と、ゲーム校の鋼屋ジンが仲睦まじく歩いている。

古橋「ちょうど、大晦日に書きあがりそうなんだよ」
鋼屋「へえ、それじゃあ初詣に行った帰りに提出するなんてどう?」
古橋「いいねえ。じゃあ待ち合わせ場所はコミケ会場の近くにでも」

とそこに、秋山瑞人が偶然通りかかる。

秋山「ふ、古橋さん!? その隣の人はいったい……」
古橋「あ、いや、その、これには事情が」
秋山「ひどいよ古橋さん! せっかく僕と同棲生活始めたっていうのに、ゲーム校の人と仲良くするだなんて!」
古橋「待ってくれ、話を聞いてくれ秋山くん」
秋山「話なんか聞きたくないよ! 僕は、今度発売されるDOAX2を古橋さんと二人っきりで遊びまくるのを楽しみにしていたのに……畜生、こうなったら一人でコンプしてやる!」
古橋「そんな、それじゃあ龍盤七朝のレポートはどうなるんだ」
秋山「知るもんか、古橋さんは二人でクトゥルーのレポートを書いていればいいじゃないか!」
古橋「秋山くん、秋山くーん!!」

どこかへと走り去っていく秋山。
こうして12月発売の電撃hpにドラゴンバスターは載らず、一方古橋たちは元旦に無事レポートを提出したのである。