ろくごまるに遂到録13 季節を砕く執筆者

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654イラストに騙された名無しさん
今夏のうちに
とおくへいってしまうろくごの読者よ
夏なのにみぞれがふっておもてはへんにあかるいのだ
(シンカントテチテS女史)
うすあかくいっそう陰惨な雲から
みぞれはびじょびじょふってくる
(シンカントテチテS女史)
うす赤い帯びのついた
これら(下)の欠けた既刊に
読者が求めるげんこうをとろうとして
わたしはまがったツノを持った某漫画の雄牛男のように
このくらいみぞれのなかに飛びだした(ハリケーンミキサー!)
そうえんいろの暗い雲から
みぞれはびちょびちょ沈んでくる
ああ読者
dat落ちといういまごろになって
わたしをいっしょうやさぐれさせるために
こんなずびゃらとした新刊の原稿を
おまえはわたしにたのんだのだ
ありがとうろくごのネタ師な読者よ
わたしわまっすぐに(四十路にむけて)すすんでいくから
(後略)

>653 あめゆきとてちてけんじゃ をひらがなでぐぐると出たよ。