水野良 総合スレッド22

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952イラストに騙された名無しさん:03/11/01 23:01 ID:7GDjxsAJ
950踏んだんだが俺が次スレ立てんの?
とりあえず今日眠いから明日立てるね。
俺が来るまでに1000行きそうだったら誰かよろしく。
953イラストに騙された名無しさん:03/11/01 23:07 ID:5zrLIasd
そういうことをするくらいなら素直に960ヨロでいいよ。
何かあったらあっという間にスレ消費するし。
954イラストに騙された名無しさん:03/11/01 23:07 ID:5zrLIasd
そういうことをするくらいなら素直に960ヨロでいいよ。
何かあったらあっという間にスレ消費するし。
955イラストに騙された名無しさん:03/11/01 23:09 ID:5zrLIasd
げふっ…。
二重投稿スマソ。逝ってくる。
956イラストに騙された名無しさん:03/11/02 00:24 ID:YFLdTEen
>>950
共倒れされるより、ファリスに勝ってもらって世界を完成させたほうが
終末のものにとっては終末の力を強く呼び込むことが出来るので好都合だと思うのだが。
957イラストに騙された名無しさん:03/11/02 00:38 ID:t0DDtOiq
完全に完成されたら流石に手出しできなくなるんじゃない?
世界が完成する→終末の巨人はいかなる時間軸に置いても存在しなくなる
→終末の巨人の分身であるカーディスも存在しなくなる。
958イラストに騙された名無しさん:03/11/02 01:01 ID:Jj4ko7uN
血に濡れて砕けたレンズと、黒髪が纏わりつく歪んだフレームが
山を成す上に昂然と立つ眼鏡っ蠱とかがいるわけか。
959イラストに騙された名無しさん:03/11/02 01:03 ID:M6w6jkkZ
(・∀・)
960958:03/11/02 01:04 ID:Jj4ko7uN
うお、イヤ展から誤爆した!

お詫びにスレ立てにチャレンジしてくる。
961958:03/11/02 01:14 ID:Jj4ko7uN
立てますた。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1067703183/l50
ぼちぼちと移動をお願いします。
962イラストに騙された名無しさん:03/11/02 13:13 ID:bq6nwSJ3
>>957
それではファラリスが戦争起こしたのが無意味になってしまうよ、
協力して世界を完成させていれば何の問題もなかったことになるから、
無意味どころか有害だ。
水野の設定と矛盾してしまう。
963イラストに騙された名無しさん:03/11/02 13:20 ID:hVUoNC/X
>水野の設定と矛盾してしまう。
プッ(AA略

まー、神さんがナニ考えて戦争してたかなんて所詮言い伝えだし
ラフォンテール追っかけ回すようなのがイパーイいるような世界だからなぁ

案外カーディスも元は普通の暗黒神(死と破壊、そこからの再生を象徴)で、
マーファの豊満なオパーイと自分のひんにぅを見比べて鬱だったところに
俺の眷属になったら次の世界で大地母神にしてやるよ〜。勿論巨乳も付けて、とかジャカオに勧誘されたのかもしれんw
そして数少ないナイチチ属性だったファラリスが「させるかぁ!」と戦争を開始w
964イラストに騙された名無しさん:03/11/02 13:24 ID:lwOhzpe2
>>水野の設定と矛盾してしまう。
>プッ(AA略
まあ、今更だ罠・・・
965イラストに騙された名無しさん:03/11/02 14:40 ID:bq6nwSJ3
ん?
いまさらも何も、
「ファラリスは世界を破滅させないために戦争を起こした」
は後付で水野が設定してしまった公式設定だから、
従わざるを得ないよ。
まあ、公式なんか関係ないというなら別にそれでも良いけど。
966イラストに騙された名無しさん:03/11/02 14:57 ID:2yfeJKXR
>「ファラリスは世界を破滅させないために戦争を起こした」
>は後付で水野が設定してしまった公式設定だから、

スマソ。これのソースなに?
多分クリスタニアだと思うんだが探しても見つからなかった。
967イラストに騙された名無しさん:03/11/02 15:25 ID:bq6nwSJ3
>>966
秘境伝説で魔神獣の説明でナーセルが語っていた。
ただ、その後に水野がGMの発言としてそうなのだと言っていたので、
フォーセリア世界のワールドデザイナーである水野の見解と受け取って間違いないと思う。
その後も他のところでそう言っていた憶えもあるし。
968イラストに騙された名無しさん:03/11/02 15:55 ID:K/OWxv8Z
クリスタニア完全ガイドブックではっきり「裏設定」と表現して語っとるよ
969イラストに騙された名無しさん:03/11/02 18:31 ID:bq6nwSJ3
>>968
そうですか、
ありがとうございました、クリスタニア完全ガイドブックは持っていなかった。
>>966まあそういうことのようです。
970イラストに騙された名無しさん:03/11/03 13:47 ID:IMjcSuhs
うめ
971イラストに騙された名無しさん:03/11/03 14:01 ID:oxJ49+Gw
水野良 総合スレッド23inライトノベル板
http://book.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1067703183/
972イラストに騙された名無しさん:03/11/15 18:36 ID:sYU9EKne
埋めついでに教えて
古代王国ってどうして滅んだの?
スレ見てるとアトンとかが関係してるみたいだけど・・
ロードスしか読んでないからわかんなくて
カーラの回想でも世界を救ったおかげで我々は魔法が使えなくなったって言ってる
どうゆうことなんですかいな??
973イラストに騙された名無しさん:03/11/15 19:04 ID:WL2ifUZs
>>972
簡単に言うとアトンという怪物が現れて、
そいつが成長すると世界を滅ぼすことになりそうなので、
古代王国が全力で倒した。
でも、そのために魔力の塔の魔力を使い果たしただか崩壊しただかで古代王国人は、
魔法が使えなくなったってこと。おかげで蛮族とか反乱した奴隷とかに滅ぼされた。

アトンとは何か、なぜ現れたか、どうやって倒したかとかは他の人に聞いてください。
974イラストに騙された名無しさん:03/11/15 19:36 ID:9fGgi4B1
>>972
埋めるんならageないように。
>古代王国ってどうして滅んだの?
滅んでないと古代王国にならないからです。
975イラストに騙された名無しさん:03/11/16 04:16 ID:flMX8fyL
thx
976イラストに騙された名無しさん:03/11/21 16:47 ID:1+/QpW8i
すげー久しぶりにきたら4しかレスついてなくて、あせったよw
977イラストに騙された名無しさん:03/11/24 03:28 ID:loGu6g+n
新スレにみんな移動しているからな。
978イラストに騙された名無しさん:03/11/24 06:41 ID:8b1SOMCi
冒険者「見つける者」たち
 アレクラスト大陸には、古代カストゥール王国の数知れぬ遺跡がある。
 その遺跡の中には、莫大な銀貨に金貨、宝石、宝物、それに魔法の力を秘めた工芸品などが眠っている。
 それら古代の遺跡を、怪物などと遭遇する危険を冒しながら探し求める人人のことを、冒険者と呼んでいる。
 冒険者の数がいったいどれくらいなのかは、正確にはわからない。おそらく、千人はくだらないだろうといわれてはいるが。
 彼らは戦士や魔術師、精霊使い、さらには盗賊など、それぞれの分野の専門家たちで構成され、
 また、冒険のために必要な知識もいろいろと身につけている。
979イラストに騙された名無しさん:03/11/24 06:44 ID:8b1SOMCi
 それら、命知らずの冒険者の中でも、もっとも有名なのが、「見つける者(ファウンダーズ)」の名で知られる五人の冒険者たちだろう。
 彼らはオランの町を本拠地に、各地の遺跡(もちろん、その中には「堕ちた都市」の廃墟も含まれている)を旅し、そして巨万の富を持ち帰っている。
 そのメンバーは、長剣使いの戦士「巨人殺し」ハーディ、マイリーの司祭でもあり、神官戦士を名乗るレヤード、
 マナ・ライの直弟子である賢者にして魔術師のバレン、ハーフエルフの精霊使いフィエス、そして盗賊ギルドの幹部を務める「早足」タッドだ。
980イラストに騙された名無しさん:03/11/24 06:46 ID:8b1SOMCi
 彼らの冒険譚のいくつかは、おそらく伝説に歌われるだろうといわれるほどのもので、特に三人の炎の巨人のすみかに忍び込み、
 彼らに強奪されていた有名な魔法の剣「ブラスター」を取り戻したことは、奇蹟を成し遂げたに等しいと、いまだに評判が高い。
 もちろん、炎の巨人が強力な種族だからで、彼らは古代語の魔法にさえ通じているという、巨人たちの中でも高位の種族なのである。
 その性質たるや残忍このうえなく、しかも人里近いところに居を構えるので、サイクロプス以上に恐れられている存在なのだ。
 彼ら「ファウンダーズ」たちはすでに富のため冒険をする必要はなくなっている。しかし、いまだに彼らは冒険行に赴くのをやめようとはせず、
 相変わらず宝と、そして貴重な工芸品を見つけ出してはオランに持ち帰っている。
981イラストに騙された名無しさん:03/11/24 06:48 ID:8b1SOMCi
 特にメンバーの一人、魔術師バレンは、秘宝だけではなく、古代王国に関する謎をいろいろと解き明かしていて、賢者たちの間でも賞賛の声が大きい
 (普通、賢者たちは冒険者に交わる魔術師たちを軽蔑するものなので、これはまったく異例のことなのだ)。
 彼は冒険に出ない間は、オランの魔術師ギルド(魔術師たちは「学院」と呼んでいる)で、若い魔術師たちに探知の魔法を教えている導師でもある。
 そして、彼らはある古代の都市の遺跡を発見することを、生涯の目的としている。
 その都市の名は「フリーオン」、古代王国の末期に、偉大な精霊使いベルーガが、精霊たちの能力を極限まで使い、作った地中都市だ。
982イラストに騙された名無しさん:03/11/24 06:51 ID:8b1SOMCi
 「フリーオン」は、空中都市「レックス」、幻覚の魔法で作られた「マーラアジャニスの都」とともに、古代王国の三大都市と称されている。
 しかしながら「フリーオン」は、謎の多い都市で、どこにあったかなど詳しいことは何も知られていない。もちろん、その遺跡を訪れた者もいない。
 「レックス」の廃墟である「堕ちた都市」はあまりにも有名だし、また「マーラアジャニスの都」のあった場所は、昔から「ゴブリンの森」の中だろうといわれていて、
 しかもそれはラヴェルナの手によって、最近実証されている(それに幻覚で作られた都市に財宝などあろうはずもないので、
 もともと冒険者たちの興味の対象からははずれているのだ)。
983イラストに騙された名無しさん:03/11/24 06:53 ID:8b1SOMCi
 「フリーオン」は、もちろん巨大な都市だから、中にはそれこそ無尽蔵の財宝が眠っているだろう。
 だからこそ、一攫千金を夢みる多くの冒険者が、ひそかに一番乗りをねらっているのだ。
 また、その遺跡には古代王国の滅亡に関する記録などが眠っていると考えられていて、
 すでに財宝には興味がなくなったバレンの目的は、その貴重な情報にある。
 というのも「フリーオン」は、どうやら古代王国最後の王都らしいのだ。
 古代王国の滅亡の真の理由は、いまだに明らかにされていない最大の謎の一つで、
 数々の賢者がその答えを得ようとして、そしていまだに成功した者はいない。
984イラストに騙された名無しさん:03/11/24 06:55 ID:8b1SOMCi
 バレンにとっても、この魅力的な謎の答えを見つけるのは、長年の夢だった。
 彼はこの謎を解く鍵が王国最後の王都「フリーオン」にあるに違いないと考え、その遺跡を追い求めていたのである。
 そして、彼ら「ファウンダーズ」たちは、最近新たな冒険に出かけたらしく、その姿はオランでは見られなくなった。 
 彼らがいずこに向かったのか、確かなことは分かっていない。
 しかし、噂によれば彼らは、「フリーオン」の遺跡のある場所をついに発見し、そこに向かったのだとも、
 また、「無の砂漠」に挑むことを決意し、旅立ったのだともいわれている。
 しかも、これが恐るべき事件の発端であったとは、だれ一人として予測した者はいなかったのだ……。
985イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:26 ID:8K0ULCXu
>>978-984
thx! そして続編を希望。
986イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:42 ID:8b1SOMCi
精霊都市「フリーオン」
 空中都市「レックス」が生まれた後の古代王国では、魔法の力を使って都市を作り上げることが一種のブームとなった。
 それらの都市の中でも最大最高なのは、やはり「レックス」であるが、「マーラアジャニスの都」とともに、
 三大都市と並び称される地下都市「フリーオン」もまた、その規模や使われた魔法の偉大さでは劣らない。
 もっとも、「フリーオン」については「レックス」や「マーラアジャニスの都」ほどには、その実態は知られていない。
 ただ、他の二つが古代語魔法の力に頼ったのとは異なり、この都市は精霊魔法の力をよりどころとした点が大きな特色である。
987イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:43 ID:8b1SOMCi
 「フリーオン」は、偉大な精霊使いベルーガが、「レックス」を作った魔術師ブランプに対抗して考え出した都市であった。
 彼は、自分の作る都市の場所を地中に求め、また都市を維持する力も、自分がもっとも得意とする精霊魔法の力に頼ろうと考えたのである。
 こうして、アレクラストのいずれかの場所か、地表からかなり下がった地中に「フリーオン」の建設は始められた。
 その建設に際しても主役になったのは、やはり精霊たちだった。何百、何千ものノームが駆り出され、土を掘りぬいて巨大な球形の空間を作った。
988イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:44 ID:8b1SOMCi
 その球の内面に、ベルーガはベヒモス(土の精霊の上位種族)をくまなく配して重力の場を作り、その上に建物を建設していったのだ。
 球の中心にはエフリートを浮かべて人工の太陽とし、その周りにはシェード(闇の精霊)を漂わせ、一日の半分は闇に閉ざされるように配慮した。
 また、ウンディーネの力による清らかな小川が都市を縦横に走り、風はシルフたちが送ってくれた。
989イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:45 ID:8b1SOMCi
 精霊たちの力を極限まで使うことで、地中というまったく考えもつかぬような場所に、ベルーガは美しい都市を築き上げたのである。
 その発想の大胆さと、「フリーオン」を可能にした魔法の偉大さでもって、ベルーガは人々から惜しみない賞賛を受けた。
 また、時のカストゥール王国の魔法王ラムゼーも、新しい都に「レックス」ではなく、「フリーオン」を選んだのだった。
990イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:46 ID:8b1SOMCi
 ただ、これほどまでに精霊の力を使った都市であるだけに、特にベヒモスやエフリートなど、上位の精霊たちまで下僕として使っていただけに、その危険性を主張する者もいたようだ。
 特に、当時は禁じられた宗教であったドルイド僧たちは、「フリーオン」の欠点を執拗に指摘し、早く精霊たちを解放して、都市を遺棄するように訴えた。そのため、争いも起こったらしい。
 危険性が現実のものとなったのかどうか、「フリーオン」もまた、他の都市と同様に滅びの運命を迎える。その原因を伝える資料はひとつもなく、真相を知るものはだれもいないのだ。
991イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:49 ID:8b1SOMCi
「おそるべき災厄がくる……」
 アレクラストは、ここ十年ほどの間、大きな内乱も戦争もなく、比較的穏やかな時代を過ごしてきた。そんなときには不思議なもので、疫病も飢饉も襲ってこない。
 平和な時代がこのまま、永遠に続けばよい、だれもがそう願ってやまなかった。しかし、この平和な時代は、アレクラスト大陸全土をゆるがす、
 おそるべき災厄の前の、ほんの一時の静寂にしかすぎなかったのである。
992イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:50 ID:8b1SOMCi
 その日のオランには、朝から黒い雲がわき上がっていて、いつ雨が降るかしれないような、そんな天気だった。
 いつもは静かなはずの魔術師ギルドが、なぜかその日に限って、朝から慌ただしい動きを見せていた。
 町の人々はいったい何が起こったのだろうかといぶかしんでた。だが、なにしろ魔術師たちのすることである。 
 おおかた、魔法の儀式に失敗して、けが人でも出たのであろうと、勝手な解釈で納得し、深く気に留めた者など一人としていなかったに違いない。
993イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:51 ID:8b1SOMCi
 だが、魔術師ギルドの長であるマナ・ライは悲痛な面持ちで、一人の魔術師の報告を聞いていた。
 それは、貴重な情報であると同時に、重大な知らせでもあった。
 マナ・ライが迎えた魔術師とは、彼の高弟であり、「ファウンダーズ」のメンバーでもある、バレンその人だった。
994イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:52 ID:8b1SOMCi
 仲間とともに、旅にあったはずの彼が、その日の早朝、魔術師ギルドの前庭に倒れ付していたのだ。
 彼は介抱され、そしてしばらくして正気づいた。回復するやいなや、彼は日ごろの冷静さもかなぐりすて、
 ギルドの長であるマナ・ライに面会を求めたのである。
 マナ・ライは、彼の様子にただならぬものを感じて面会に応じ、二人きりで報告を受けたのだ。
 そして、その報告こそアレクラスト、いやフォーセリア全土が滅亡しかねないようなおそるべき内容だったのだ。
995イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:52 ID:8b1SOMCi
ここが精霊都市だ!
 ことの起こりは、バレンがメンバーとして参加していた冒険者のグループ「ファウンダーズ」が、
 精霊魔法を駆使して作られたという地下都市「フリーオン」を探し求めて、「無の砂漠」に旅立ったことから始まる。
 彼らは、十分な調査を行なった上で、さらに数々の魔法の品の助けを借りて、無事「無の砂漠」の中心部までたどり着くことができた。
996イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:53 ID:8b1SOMCi
 「穴(ザ・ホール)」の中央部は完全な砂漠だった。そして、円形を描いている「穴」のほぼ中心に、高さにして百メートルはあろうかという巨大な金属の塔が建っていたという。
 しかも、その塔の入り口は最上階に開いていた。
 この塔こそ「フリーオン」へと続く通路ではないかと、バレンは推測した。周りの地面だけがえぐられ、取り残される形で通路が露出し、この塔となったのではないか、と。
997イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:55 ID:8b1SOMCi
 バレンの魔法によって、一行は無事塔の入り口に登ることができた。
 鍵のかかった扉も、「早足」タッドが難なく開錠した。
 そして、一行は螺旋階段の続く塔の中を、下へ下へと降りていった。
 階段は塔の高さよりも長く、はるかな地下にまで続いているようだった。
998イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:56 ID:8b1SOMCi
 その事実は、バレンの推測の正しさを示しており、一行に「フリーオン」の存在を予感させるものだった。
 どの程度降りていったのか、正確な距離はわからない。
 階段は少なくとも、「無の砂漠」の地面から二百メートルは下ったところまで続いていただろうと、バレンはマナ・ライに報告する。
999イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:57 ID:8b1SOMCi
 そして、そこには、奇妙な都市の廃墟が横たわっていた。球形に広がる地下迷宮。
 建物はすべてドワーフが作ったことは一目で分かった。
 そして入り口の門には黒大理石の大きな石板が飾られていた。
 その石板には古代語の文字が刻まれていたという。
 そして、その文字は、こう伝えていた。
1000イラストに騙された名無しさん:03/11/24 09:59 ID:8b1SOMCi
 「ようこそ『フリーオン』へ」と。
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