★特別講座のお知らせ★
『自分のレポートを動画校生徒に託すに際してのラノベ校生徒としての心構え』
於:ラノベ校第二校舎視聴覚室
講師:お楽しみに。
事前の受講予約は不要、受講料は無料。
但しコバルト班の今野緒雪君は欠席厳禁。
× ×
今野「お、お楽しみに…って……?」
築地「……今野さん、とうとうこの特別講義に呼ばれてしまいましたね……」
今野「ああ築地さん、ごきげんよう。……時に、『呼ばれて“しまいましたね”』とは……?」
築地「……ううう……(号泣)」
今野「何事!? (;゚Д゚)」
築地「可哀想に。今野さん、可哀想に……!(走り去る)」
今野「どどどど(『どういうこと!?』と言いたいらしい)」
その今野の肩が、後ろから掴まれる。
今野「プギャッ!!」(恐竜の赤ちゃんの如き悲鳴)
秋田「―――やあ。君が、この講義を受ける後輩か。コバルト班だっけ?」
今野(一瞬放心)
(その後、カクカクと首を振る。肯定)
秋田「懐かしいな・・・・・・ぼくがこの講義を受けたのはもう、四年は前か。
ところで、君には妹かそれに類する係累はいるかい?」
今野「え? ・・・・・・あ、はい、妹役なら一人いますけど」
秋田「ふむ。―――なら、その彼女が、野良犬にレイプされたとしたら?」
今野「・・・・・・ッ!!」
秋田「気に障っただろうね。心から謝罪する。
けど、今の気持ちは覚えておいた方が良い。自分のレポートを動画
校に渡した人間は、しばしば同様の気持ちに陥るから」
秋田、すたすたと歩き去る。
今野(・・・・・・一体、私はどうなっちゃうの?)
<
>>132さんに業務連絡>
マリみて、1月にアニメ化ですよー。
ttp://www.gokigenyou.com
神林「アニメ化か・・・何もかもが懐かしい」
新井「会長は現在進行形じゃあるませんでした?」
>>134 あれはなかったことにしてください。お願い……。
そういやちょいと前に、環七沿いのうらぶれたレンタル屋で「敵は海賊」のボロボロになったビデオを発見してかなりビビッた記憶があるな。結局借りなかったけど。
あれはどうだったんだろう?
動画校生徒「まあ待って下さい、コスモス荘のように良い出来になった例もありますから」
>>136 「雪風」に比べればはるかにマシだとか。
>>134 アレは「雪風」じゃなく「雲風」です。
「雪風」は未だアニメ化なんてされてませんよ?
いや……何回レンタルしても戦闘妖精雪風だぞ。
GONZOの久々の力作と思っているのだが、どうか?
>140
佐藤
「人間は有能か無能か、そして働き者か怠け者か、
これらによって4種に分類できる。
有能な怠け者はラノベ作家に、
有能な働き者は編集にせよ。
無能な怠け者は…そうだな、ワナビぐらいならできるだろう。
無能な働き者? それはGONZOに就職するしかあるまい。」
豪屋
「いいから先輩、早くパナマ出してください。」
編集「佐藤先生、貴方の遅筆のせいでまたファンが一人減りました。
判っておられるのですが?衰亡の国に等しいこの現状を」
143 :
修正:03/09/20 11:29 ID:rQYo0DGI
ですが→ですか
(作家は、著作を執筆するために存在するのだ!)
教師菅沼は、何か耐えられないような思いがこみ上げてくるのを感じ、
両手で顔をおさえた。
新刊の発行なくして、何の作家か!
多くの特待生「ギクギクッ」
後日談。
小野不由美「緒雪、早まるのはおよしなさい! 緒雪!!」
今野緒雪「離してください、お姉さま! 私はすでに早まったのです!
動画校なんかに、私の愛するレポートを渡してしまったこの罪はぁ〜!
吊って償うより他ないではありませんかぁ――っ!!」
小野不由美「最低な作品もあるかもしれないけれど、すべてじゃないわよ。
もしかしたら私のレポートみたく、いいのができるかもしれないじゃないの!」
今野緒雪「でも、大半はそうです!
うわああああああああああああああああああああああんっ!」
そこへ偶然通りかかった神坂一。
神坂一「どうしたんだい、今野くん?」
小野不由美「神坂くん! あなた、またあのブラクラを人に見せたわねっ!?」
神坂一「……これも、『対動画校対策講座』のカリキュラム一部なんだよ」
小野不由美「…………」
NHKという崩れる可能性が少ない所でやっている小野たんには分からない話と思われ…