ガンパレに関してはネタバレも今更だが11日まで待つが、今回も榊涼介のノベライズは
光っていた。間の絶妙な取り方とゲームとのほど良い距離。
ノベライズはとかくゲームのストーリを全く無視するか、そのままなぞるだけに成りがちだが
見事にオリジナルな部分を入れ込んでいる。キャラクターの造作も本当にプレイヤーとして彼等
ゲームキャラクターに惚れ、観察し、細部まで作りこんでいることを感じる。
正に「彼ならこう言う」はずの台詞を吐いてくれることの快感。
私は正直ここまで良くできたゲームノベライズ小説を知らない。
ゲーム・プレイヤーにもゲームに興味の無い人にも一読を勧める。
評価:A-(1巻から書かなかったことに対し− )