もしもライトノベル作家が一つのクラスにいたら 2

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渡瀬「あ、古橋先輩こんにちわ。今回のレポート、早くもコピーされたそうじゃないですか。おめでとうございます」
古橋「フフ……早くも、か……確かに早いね。なにしろ提出したその日にコピーかかったからね。とても中身を読んだ人が広めてくれたとは思えない速度だよね。
   挿し絵を書いてくれたのはイラスト校の松竜さんだけど、僕は顔も知らないんだよね。アハ、アハハハハ……」(よろよろと歩み去る)
渡瀬「ふ、古橋先輩、いったいどこに」
??「(がしっと渡瀬の肩を掴み)ほうっておくにょ」
渡瀬「うわっ、ミネ先生!? いつの間に。しかしほうっておけとは?」
ミネ「君は彼との付き合いが短いから知らないかもしれないが……ソリッドがこけた後にブライトライツ、タツモリがこけた後にサムライレンズマンを出してきたことを
   忘れてはいけないにょ。鬱氏しそうなドロドロとしたマイナスの感情エネルギーこそが彼に傑作を書かせるんだにょ」
渡瀬「ミネ先生、まさかわざと……鬼だ。あなたは教師の鬼だよ……」
ミネ「泣くほどこわいかにょ」
渡瀬「こわいです」